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1- レス

【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】


[483]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 20:56:38 ID:???
★ビクトリーノの意地→ スペードQ
イスラスの賭け→ ハート5
シャルの希望→ クラブ6

[484]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:19:04 ID:???
★ビクトリーノの意地→ ハート2→薬を見つける!
イスラスの賭け→ クラブ8→薬は見つからない!
シャルの希望→ スペードJ→薬は見つからない! ★
===========
ビクトリーノ「あった!あった!あったーーーっ!!」

見た目はグミ状のお菓子だが、強力なドーピング剤でもあるイリュージョンストライク。
しかしこの薬には闇のかけらによる身体への悪影響を抑える効果もあるらしい。

イスラス「でかしたビクトリーノ!」
省37

[485]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:20:35 ID:???
イスラス「……悪い。どうやらまだ……終わっちゃいねぇみたいだな」

リュウ「馬鹿な…!」

マッハーの右足から伸びた触手は、イスラスの左足にしっかりとこびりつき離れようとしない。
何度か立ち上がろうと足腰に力を入れては見るが、強い力で上から押さえつけられているかのようにビクともしない。

イスラス「ビクトリーノ。頼む」

全てを覚悟したイスラスは、ビクトリーノに先ほど頼んだ約束事を任せる。
省43

[486]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:22:11 ID:???
二人の隣に立って支える資格が無い今の自分に何ができる?
いや、支えられなくてもいい。自分には多分そこまでの力もないから。
でも、せめて隣に立つことくらいだけはしてあげたい。
彼らと同じ速度で走れる自分にしかできないことがきっとあるはずなのだ。

シャル「くっ……ふんぬぬぬ……」

マッハー「お、おい…何やってんだよ…」

シャルはマッハーを縛り付ける闇の触手を掴むと、それを地面から引き剥がそうと件名に引っ張る。 省50

[487]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:23:38 ID:???
イスラス「(触手が……剥がれていく?)」

その時イスラスの頭の中に一つの仮定が浮かんだ。この闇の呪縛は、
二度と自分の足で走ることのできないこの世界に対しての憎しみ。
まだ走りたい。風になりたいというマッハーの執着心を表しているというのなら。
もしも『併用剤』があるとするならば、それはきっと――

イスラス「……マッハー」

マッハー「どうしたイスラス……」

イスラス「ある男がこんなことを言っていた。もしも志半ばで夢を諦めなくては行けない時がきたら。 省43

[488]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:24:53 ID:???
イスラス「マッハー。俺は今までも、これからもお前と一緒に……走り続けていく!」

ズズッ……ブチンッ!!

シャル「触手が…!?」

ビクトリーノ「ぬ、抜けた!」

地面から引き剥がされた触手は、イスラスの左足へと結びつくように絡みだす。
イスラスはマッハーを左肩で担ぎ、彼の重みを感じながら立ち上がる。

マッハー「……離せよ。俺の中に眠る闇は……結局ずっとお前のことを恨んでいた。 省38

[489]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:26:29 ID:???
シャルは思わず息を呑んだ。イスラスは今まで『右足』にのみ重点して倍速移動を行なってきた。
地面を蹴り始めるのも右足から。スピードを抑えるブレーキも右足のみでしかできなかったはず。

ビクトリーノ「自力で覚醒したんだ。誰かの手によるものじゃなく、自らの足で。『倍速』の才能に!」

イスラス「俺だけの足じゃないさ。今まで共に走ってきてくれたこいつの右足。
     そして毎日欠かさず足のケアに尽くしてくれたシャル。お前のおかげだ」

シャル「え…?」
省46

[490]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:27:37 ID:???
マーガス「……アイツら、遅いな。本当に大丈夫なのかな……」

マルス「やはり今からでも戻って彼らを助けに行ったほうが!」

森崎「落ち着けよ二人共。大丈夫だ。多分。いや、きっと」

森崎には確信があった。先ほど熱を上げる道具袋を気になり中身を取り出してみた。
イスラスの星のかけらが眩しいほどに光を発していたのだ。
輝きを増していくそのかけらは、以前よりもより大きく、より美しい煌めきを放ち出す。
省51

[491]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:28:51 ID:???
無事に全員で脱出に成功した森崎たちは、ひどく煤けた顔のままアヤックス寮へと帰ってきた。
何事かと出迎えてきた三杉たちに事情を話すと、シェスターは絶望したように地団駄を踏み始める。

三杉「しかし『ヨハン』と言ったか。まさかそんな危険な実験に加担していたとはね」

レンセンブリンク「身内の一人として恥ずかしいですよ。スポーツの権威を利用して
         やっていることはただの人体実験だというのですから…」
省60

[492]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:30:16 ID:???
マルス「……まだ朝も早い時間帯なのに、こうしてチーム総出で暖かく出迎えてくれる。
    アヤックス。このチームはきっとものすごく手強いよ、森崎」

森崎「ああ。だからこそ戦いがいのある奴らじゃねぇか。いいゲームになりそうだ」



この日の夕方、ブレーメンとアヤックスの親善試合が行われる。
お昼すぎまでタップリと眠り、疲れをとった森崎はこの寮での最後の自由時間を過ごす。

森崎「ふあ〜よく寝たよく寝た。昨日は…ってか今日か。 省28

[493]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:32:10 ID:???
ぐおおおお……ストーリーの下地のないオリジナル展開にここまで筆が進まないとは……。
他のスレのGMさんはどうやってあんなに素敵なお話をポンポン展開していけるのでしょう……。
なんとか人気投票の期間中に試合ができそうでホッとしています。
ブレーメン勢とアヤックス勢の票が伸びるかどうかはこれからの展開にかかっている!?


☆第二回アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
capmori

☆第四回キャプテン霧雨キャラクター人気投票 省22


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0ch BBS 2007-01-24