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【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】


[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/26(木) 22:55:50 ID:???
【敵チームミーティング】

さて、時は変わって妖怪の山FCの控室。
主力の負傷に体力切れが相次いだ上での一点ビハインドという、本来は望ましくない結果にあっても、
キャプテンの射命丸は至って冷静に、次の戦局を見据えていたのだが……。

射命丸「――さて。 気を取り直して後半戦へ…と、言いたい所ですが。
あの茶番は一体何なのでしょうね、はたて?」

はたて「あんたってナチュラルに嫌な奴よねぇ…。 ちょっとは気遣ってやったら?」

――はたての指し示すそこには、互いに倒れ伏す秋姉妹と、
それを涙を瞳に溜めながら見守る反町の姿があった。

穣子「おねぇちゃん! 目を覚まして、おねえちゃん!」

静葉「みのり…こ? みのりこなのね? 私は……今まで大丈夫だった?
穣子の邪魔、してなかった?」

穣子「だいじょうぶだよ、お姉ちゃんはいつでも私に秋を与えてくれてたよぉ〜!」

反町「(穣子……静葉さん。 俺が、俺が優柔不断なばっかりに……言いたい事を
言えなかったばかりに……! くそっ、くそっ……!)」

穣子「(どれもこれも……みんな私のわがまま。 信仰も、恋愛も、
全部一人占めして来た私のわがまま。 …それで、お姉ちゃんは―――)」

穣子は思い出す。自分と反町との馴れ初めを。
そして―――日々壊れ行きながらも笑顔を保ち続けた、優しい姉の姿を――。


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