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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[49]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:05:49 ID:???
森崎の手羽先フラグが潰れた

[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 00:54:51 ID:XAPLec82
★ライバルフラグは立つのか!?→ ハートJ ★
ハート→「パスカルだな。 Jr.ユース大会では正直目立たない奴だったが、今は少し違う気がする」

森崎が印象に残った人物。それは天才ディアスばりのド派手なプレーを見せた永琳でも無く、
守備に攻撃に活躍した妹紅でもなく。(そして今日の試合パッとしなかった鈴仙でもなく…)

森崎「パスカル…だったか? 俺はアイツとは対戦した事があったみたいなんだが」

中山「ふむ(パスカル……名すら覚えて貰えないとは何と哀れな…… 省36

[51]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 00:55:52 ID:XAPLec82
パスカルの練習を良く見て来た中山も、彼の成長については大いに納得できる所があり、
森崎に同意する。 しかし……森崎は更にこう繋げる。

森崎「だけどアレだな。 ……アイツ、それでもまだ地味だぜ」

中山「……?」

森崎「なんというか…FWの癖に攻めっ気が弱いというか、あくまでフォローに撤する事に拘りがあるというか。
必要に応じて積極的に出ているだけで、個人技を個人の為に使っていないというか。 そんな気がするな」
省46

[52]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 00:56:56 ID:XAPLec82
魔理沙「おーい、森崎!」

そんな時に、森崎を箒…に吊り下げた籠でスタジアムまで送迎していた魔理沙が、
森崎と中山の会話の場を見つけたのか入りこんでくる。

森崎「…ん、悪いな。 つい旧友との会話が立て込んでいてしまって」

中山「申し訳ない」

中山は軽くその少女に会釈をして、自分もそそくさとその場を去っていく。
思えば、ルナティックスメンバーを放置して森崎と会話していたのだ。
鈴仙あたりが責任を取って私刑を食らっていたとすれば居た堪れない。
省33

[53]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 00:57:59 ID:XAPLec82
――そして、中山は鈴仙達ルナティックスメンバーに合流。
その際に、来月の試合が幻想郷きっての名門・紅魔スカーレットムーンズである事を知る。
帰り際に様々な選手からチームの概要を聴いた中山は、強敵との対戦に何時も通り高揚しながらも…。

中山「(――俺は、このままでいいのだろうか? …どうすれば『未来の栄光』を掴めるんだ……?)」

これまでの悩みとはまた別の、答えの見つからぬ問いに頭を抱えるのだった。
省27

[54]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 00:58:59 ID:XAPLec82
〜8月1週・固定イベントフェイズ〜
【鈴仙のお小遣い・8月】

そして試合の終わった次の日、鈴仙はまた何時も通り永琳の研究室へと呼びだされる。

永琳「昨日の試合は御苦労さま。 活躍はともかく、戦術面では貴女の発言がそこそこ参考になったわね。
感謝するわ」

鈴仙「は、はいっ! 有難き幸せです!!(こ――これは、もしやお小遣い超絶増額チャンス!?
私のお小遣いが53万になる確率が、微粒子レベルで存在している……!?)」
省23

[55]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:59:46 ID:???
★鈴仙のお小遣い8月分→(永琳印象値31)× 4 ×10=★

[56]森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:00:03 ID:???
★鈴仙のお小遣い8月分→(永琳印象値31)× 5 ×10=★

[57]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 01:18:59 ID:XAPLec82
★鈴仙のお小遣い8月分→(永琳印象値31)× 4 ×10=1240★
→1240円も貰えた!

鈴仙「ハッ!? ……お、お札があるわ……!(流石に53万は無理だったかぁ……)」

永琳「――まあ、このお金で好きな物でも買いなさいな」

珍しく優しい永琳の呼びかけに、鈴仙は少しだけ目頭が熱くなる。
そこから熱い物がこぼれてくるのを辛うじて抑えて…

鈴仙「師匠〜! ありがとうございます〜!(――でも、やっぱり師匠は見て下さってるんだわ! 省19

[58]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/13(日) 01:20:23 ID:XAPLec82
〜8月1週・固定イベント〜
【鈴仙と慧音。 妖獣特訓!!】

そしてその日の晩。鈴仙は独り人里サッカーコートへと呼びだしを受けていた。
蒸し暑く暗い真夏の夜に、ナイターの効いたコートに入ると。

慧音「やあ、待っていたよ鈴仙。 …では早速、特訓を始めようか」

鈴仙「慧音さん…! ええ、一緒に頑張りましょう!」

鈴仙をサッカーコートへと呼びだした張本人である半人半獣の女教師、上白沢慧音は、
日中の疲れも見せずに、元気よく鈴仙に声を掛ける。 省48


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