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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[575]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 15:50:02 ID:???
★蓮子の向かった先→
ハート7
★
[576]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 18:25:27 ID:???
今回のワールドカップでフォーメーションの新しい歴史出てきたっぽいですよねー
[577]3バックの復権ですねアナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:03:45 ID:???
> 《ハート》 ナムリス
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮子「アルシオンの事なんだけどっ!」
ナムリス「え… ええ、はい…?」
感情のままに行動すると決めたならば一直線、蓮子はナムリス・ユブンタイの執務室へと押しかけた。
彼の他にアルシオンと交流のありそうな人間を知らない為、自動的にターゲットはナムリスになった。
省54
[578]3バックの復権ですねアナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:05:04 ID:???
ナムリス「お……?」
蓮子「サッカーでは確かにアルシオンは他の皆よりもずば抜けてるかも知れないけど、
それ以外の場でサッカーの実力を持ち出すのは間違ってると思う。」
ナムリス「ふむ、どうやらここについては見解の相違があるみたいですね。」
蓮子「そう、確かに見解の相違かも知れない。
でもサッカーだけがアルシオンの人生じゃないでしょ?」
ナムリス「それは違う。」
蓮子「何が違うの!?」
省26
[579]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:06:04 ID:???
蓮子「ごめん、なんか今すごい感情的になった。」
ナムリス「ええ、驚きました。 先輩がそういうタイプだとは思っていなかったので。」
蓮子「うん、私も。」
ナムリス「アルシオンの事を好きになったのですか?」
蓮子「え?」
問われて蓮子は呆けた。
アルシオン… ピクシーの事を好きなのか?
とても直線的な感情の話である。
自分の気持ちに問いかけてみると、その答えはすぐに出た。
蓮子「いや全然。」
省16
[580]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 19:07:02 ID:???
あのフォーメーションってオランダはずっと続けるんでしょうか?
[581]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:07:38 ID:???
ナムリス「彼には常人には量れない身体能力があります。
もし暴走するような事があれば、傍にいる人間に危険が及ぶほどに。」
蓮子「あ………」
知っていた。
彼の身体能力が高い事は周知の事実だが、それ以上に現実味のない… ファンタジーのような
所がある事を蓮子はよく分かっていた。
伊達に映像から解析を実施してはいない。
ナムリス「先輩とアルシオンの交流は認知していましたが、これまで見て見ぬフリをしてきました。
省32
[582]どうでしょう?強者のカウンターと言いますか… ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:11:25 ID:???
蓮子「アンタさ… それ本心?」
ナムリス「え?」
違和感があった。
何処に違和感を感じたかは判らない。
そもそも本当にこれが違和感なのかも分からない。
しかし何かを感じ、蓮子は思わず口に出した。
そして『しまった』と思った。
蓮子「いや… いいわ。 分かった、ナムの言いたい事は理解した。」
ナムリス「そう… ですか。」
蓮子「ナムがアルシオンの事をちゃんと考えてるのは分かったよ。
省18
[583]スペクタクルでない守備サッカーは識者に嫌われますからねアナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:13:21 ID:???
バタン
ナウリス「ふう…」
蓮子が執務室の扉を締めたのを確認し、ナムリスは溜め息をついた。
ナムリス「おっと、ファーバーカステルが。」
手の中で粉々になった、愛用の万年筆の残骸に気が付いた。
飛び散ったインクで絨毯も汚れている。
ナムリス「いい加減… 疎ましくなってくるな。 使い道を持て余した道具というのは。」
独り言を言い終えて、ナムリスは受話器を取った。
絨毯と万年筆の新調を秘書官にさせる為であった。
省3
[584]でもとことん勝つ事だけを求めればああなるんでしょうかね?アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/07/02(水) 19:14:56 ID:???
バタン
扉を閉めて、蓮子は今一度『マズった』と顔をしかめた。
全く無意味な、不信感だけを呼び起こす問いかけをしてしまった。
しかし一方で確信に近い感覚が得られた。
ナムリスの言葉が彼の本心ではないという確信だ。
蓮子に対してかアルシオンに対してかは分からないが、彼には何か後ろ暗い事がある。
しかし本人はそれを後ろ暗いとは考えていない。
それだけ分かった。
蓮子「………参ったな。」
省26
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0ch BBS 2007-01-24