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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[738]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/03(日) 21:32:45 ID:???
霊夢「支配、って言っても。 私はそれで困ったことは無いけどね」
紫「私とて、妖の身であれど人間には配慮して来たつもりよ。
しかしそれでも、幻想郷において人間は妖怪に飼われているような存在である事には間違いない。
もしも彼らが努力により力を付け、以て外界と同等程度の人間の優位を謳うとすれば――。
幻想郷のバランスは、いとも容易く決壊するでしょうね」
霊夢「……だから、サッカーにおいて、努力により本来有り得ない筈の下克上を果たし。
省66
[739]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/03(日) 21:33:59 ID:???
――ここに来て、早速問いを胡散臭くはぐらかし始める。
そもそも、これまで具体的かつ丁寧に紫が説明してくれた事自体が奇跡なのである。
霊夢は始めから、これ以上は期待していなかった。
紫「……個人が、個人の好きなように努力をし、そうして人が仙人や天人となり、妖怪が神となる事までは、
私とてそう問題無いと思っていますわ」
紫は、霊夢の問いに応える代わりに、そう前置きをしながら再び話し始める。
霊夢を諭す筈で始めた講釈は、いつしか紫による演説に近い物となっていた。
省65
[740]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/03(日) 21:35:51 ID:???
――スッ。 タタッ、クルクルッ。
霊夢「〈我々が愛する幻想郷……ね。 本当に、私達が完全に否定するしかないのかしら〉」
紫の言葉を聞き遂げた霊夢は、ぬかるんだ地面にゆっくりとボールを転がしながら
残り少ない一人の時間を楽しんでいた。
霊夢は紫の言葉を反芻しながら、一人思案に耽っていた。
霊夢「……紫はひたすら中山政男……君の事を話していたけれど。
彼自身は外来の人間だし、話を聞くにほぼ毎日妖怪を畏れ永遠亭に籠っていたらしい。
省62
[741]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/03(日) 21:39:03 ID:???
紫「(……鈴仙・優曇華院・イナバ。 彼女は私の予想よりもずっと早く、中山政男に近い存在へと変質している。
森崎有三のスケールが如何に大きいといえ、彼は中山政男と鈴仙・優曇華院・イナバの二名を相手に、
上手く喰い合ってくれるのかしら。 ――場合によっては、小人族に加えて更なる「テコ入れ」が必要かもね」
――式を通じて知らされる大会の試合結果に、外界の主なニュース。
様々な情報を取捨選択しながら、八雲紫は彼女の操る「スキマ」の中でそう独りごちた。
省4
[742]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/08/03(日) 22:05:51 ID:tF/rIRsY
〜大会2日目・午後〜
鈴仙「――ふう。 長い試合が終わって、ようやく永遠亭に帰ってこれたわね……。
まるで2、3ヶ月間くらいずっと試合をしていたような錯覚さえ覚えちゃった。
……さて。 今の時間は妖精大連合対妖怪の山FCとの試合。
そしてバケバケチームと聖徳ホウリューズの試合があるのよね。
聖徳ホウリューズは謎のチームって専らの噂だけど、名無しチーム相手にどこまで情報を出してくるか…ね。
省71
[743]森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:06:41 ID:SOwVD+yg
B
[744]森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:07:14 ID:C3cqd9oI
F
パチェノート使って良いんだっけ?
[745]森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:08:07 ID:w5S0cZj2
B
[746]森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:09:32 ID:aDHpfZ6+
F
[747]森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:10:18 ID:VbZSfqy6
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0ch BBS 2007-01-24