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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
[760]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/04(火) 00:10:09 ID:???
にとり「(フォワードは何度失敗しても1点決めれば英雄。
ゴールキーパーは何度堅守を見せても1点取られれば戦犯。 本当に理不尽なポジションだよねぇ。
――ま、あんなゴールキーパーなんて酷いポジション、普通は誰もしたくないんだ。
それでもやるって奴は……私みたく仕方なしにやってる奴か、『自分が守りさえすればチームは負けない』
とか目出度い事考えてる、酔狂な奴か。 そのどっちかに決まってるよ)」
省79
[761]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/04(火) 00:20:41 ID:???
お燐「……様! ……り様!!」
空「聞い……さと……ま!」
さとり「(……お燐、空。 貴女達も私を笑いに来たのね)」
――何も聞こえない筈の闇の底に向かって、一筋の声が聞こえる。
それは最初、さとりには不甲斐ない主人に失望した従者達の笑い声だと思った。
その声は、意識してしまうと中々頭の中から離れずに響き、こびりついて離れてくれない。
うっとおしくなって、さとりが一瞬だけ目を開いた時――二人の姿とは別に、得点板が見えた。
省48
[762]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/04(火) 00:23:34 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでです(汗) 明日で回想シーンは終わりになる予定です。
読み物としてはともかく、ゲームとしては、試合中に長い回想を入れるべきでは無かったかもしれません…テンポ的に考えて(反省)。
さとりの心情描写だけでなく、ひょっとしたら今後の伏線っぽいセリフもあるかもですので、出来れば読んで下されば幸いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
[763]森崎名無しさん:2014/11/04(火) 00:24:45 ID:???
にとり「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」さり気なく炎上中
[764]森崎名無しさん:2014/11/04(火) 00:32:49 ID:???
乙でしたー。
にとり「本当にゴールキーパーは、損な役割だよ……ガクッ」
アリス「にとり……? しっかりしてにとり!」
[765]森崎名無しさん:2014/11/04(火) 21:58:11 ID:???
ヨーロッパあたりだとGKが人気で一人だけだから取り合いになるとか聞くけどね、特にドイツ
[766]森崎名無しさん:2014/11/04(火) 22:09:02 ID:???
今の日本のGKを見てると、やっぱり川口と楢崎の時代は恵まれてた方なのかね
[767]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/05(水) 00:23:53 ID:???
こんばんは、今日も回想します。
>>763
多分さとり様の葛藤の裏で三回くらい吹っ飛ばされてます。
>>764
乙ありがとうございます。アリスさんに友達が出来そうで何よりです(違)
>>765
そうなんですね、知りませんでした(汗)お国柄で好まれるポジションが違ってくるんでしょうね…。
>>766
何とか川口は分かります(爆)
[768]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/05(水) 00:25:14 ID:???
さとり「……無駄よ。 どうせ私はザルですから。
貴女達や星熊勇儀が頑張っても、どうせ逆転されます。 ……私のせいでね」
さとりは自らに芽生えた感情への戸惑いを隠すため、わざと後ろ向きに言い捨てたが、
しかし内心では決してそうは思っていなかった。
根拠は全くないし、絶望的な状況は変わっていない筈なのに、何処かに希望があるような気がする。
勇儀「――そうか。 だったらまた点を取らんとな」
省54
[769]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/05(水) 00:28:17 ID:???
――ピィイイイッ!!
……暗いのか明るいのかも分からない、白夜のような心情の中、後半戦は始まった。
前半で奇跡的に決まった2点はやはり奇跡だったのか、後半戦が始まって以降、
地底妖怪FCは再び押されっぱなしの状態だった。
空にしても勇儀にしても、シュートは凄いがそれ以外はからきしだし、
お燐はドリブルもパスも中途半端。 守備については当然目も当てられない。
ヤマメはそもそもやる気があるかどうかすら分からないし、
省39
[770]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/11/05(水) 00:29:39 ID:???
さとり「はっ!」
ガシッ!
魔理沙「なっ!(……ウソだろ。 サッカー初心者が四度目で私の『マスタースパーク』を弾いて見せるなんて!
そりゃあ、私の狙いが正面過ぎたのもあるが。 ……それでも、やっぱりどうしても妬ましくなってしまうぜ)」
――霧雨魔理沙との三度目の対峙、とうとうさとりは吹っ飛ばされずにボールをその中央で受け止めた。
……しかし、文字通り血の滲むような努力を重ねて来た『主人公』が編み出した最強の技は、
省39
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0ch BBS 2007-01-24