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1- レス

【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】


[104]森崎名無しさん:2015/01/25(日) 15:26:10 ID:???
★シュート派生→ クラブJ

[105]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:21:52 ID:???

★シュート派生→ クラブJ ★
スペード・クラブ→弾丸の如くボールは突貫し壁に突き刺さった。

レミリア「ハァァァッ!」バッ!


ギュウウウウウウオオオオオオオオオオッ!!

パリィンッッ!!ズズガガガガッ!シュルルルルッッ!


レミリアの右足から放たれたボールは弾丸の如く超速度で空を切る。
部屋の壁を貫き、外にある城壁にめり込んで漸くボールが勢いがなくなった。
その場で倒れていたシェスターとマーガスは視線を合わせて一つ頷く。
省12

[106]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:23:21 ID:???
レミリア「これで示せたかしら?」

マーガス「……何をだ」

レミリア「私があなたを仕えるに相応しいものだとね。
     実力を示すのが一番じゃないかとお気に召さなかったかしら?」

マーガス「クッ!」

シェスター「―――帰る迄所お世話させてもらっていいか?」

苦々しげな顔を背けるマーガスに反してシェスターは静かにレミリアを見つめていた。
いきなり突っかかってきて上からの言葉に不快感を覚えるのも仕方がない中キャプテンの立場が冷静にさせていた。 省22

[107]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:31:45 ID:???

マーガス「―――ナッ」

砲弾で破れたかのように大きな穴を開いた壁の先を見るとマーガスの表情は一変した。
それもそのはず見えた光景は建物ひとつなく人っ子一人ない自然そのものしかなかったのだからだ。

シェスター「こんな真っ新な平原に誰かの便りなしで放り出されるのを良しとするか?
      俺はそんな利にならない選択をするぐらいならギブアンドテイクになるチームインでいいんじゃないか?」

マーガス「―――キャプテンの指示として聞こう……それでいいだろう?」 省20

[108]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/29(木) 23:33:08 ID:???

レミリア「……」

二人が咲夜の後に続いて部屋を出ると自然とレミリアは風が吹き込む窓際に身を寄せていく。
窓から見えるのは静かになびく葉がある平原以外何も見える事はない。

レミリア「ルール違反だけれども私は最低限の礼儀をお送りするわ。
      貴女ともやってる事だし多少は大目にみてくださいね、賢者さん」

静かに独り言を呟いて開いていた窓を閉じカーテンで素早く覆った。 省15

[109]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 18:57:58 ID:???
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−博霊神社−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

霊夢「はあぁ……」

人っ子一人いない神社で一つ息を漏らす。
寒い風が吹く中、落ち葉を掃いているはずの箒は仕事をなしてなさない。
それどころか箒しならせぎしぎしと湾曲し彼女の上手くいかない現状に苛立っている事を示していた。

霊夢「(使えないわ……彼奴ら。 省47

[110]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 19:57:29 ID:???
ニュルッ


霊夢「何か用かしら……」

紫「あらら……お怒りの様子で……どうかしたのかしら?」

突然背後に現れた紫に動じず恨みがましく睨む。
まるでそこに現れると知っているかのように機敏に振り向いていた。

霊夢「何って……分からない訳ないでしょ?
   それとも喧嘩売りに来たのかしら……今なら買わせて貰うけれども!!」

紫「もしかしてサッカーの試合で惨敗した所為?
  所詮遊びじゃないの、気にするなんて子供よ」
省5

[111]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 19:58:34 ID:???
霊夢「 私の勘が敗退を許してないからよ、分かるでしょ。
    お遊びのはずなのに無駄に博麗の巫女としての勘が働いているのよ。
    これは一大事だわ、私の目から逃れて暗躍する奴がいるんじゃないからしかね。」

紫「(流石と褒めるべきですわね、異変がどんなに厚く覆われてても、手繰り寄せる巫女の勘。
   でも今回は『霊夢』じゃ絶対に解決出来ない異変ですから精々利用させてもらいますわ。)」

箒をその場におろし少しうつむいて思考を巡らせている霊夢。 省33

[112]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 20:00:05 ID:???
霊夢「……」

紫「本当、あなたって人望あるようでないですわね。
  それが巫女の宿命といえども、度がすぎると強大な壁が立ちはだかることになりますわよ」

霊夢「―――今頃、口出されても生き方なんて変えられないわ。
    あんたが……スキマ妖怪が一番識っている事でしょう」

紫「――――――そうね、野暮だったわ……」

同情も憐憫もなく紫が言葉少なめに口を閉ざした。
博麗の巫女は元来孤独である事を必要とされていたしこれからもされる。 省46

[113]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 20:02:26 ID:/VVWP+f+
怪しむ霊夢をよそに紫に後ろに開かれる境界。
そして中から現れる人材は』……

★満を持して本編キャプテン登場→! card★

★幻想入り1→! morosaki
イレギュラーサブ要因1-1→! morosaki
 イレギュラーサブ要因1-2→! morosaki★

★幻想入り2→! morosaki
イレギュラーサブ要因2-1→! morosaki
イレギュラーサブ要因2-2→! morosaki★

★幻想入り3→! morosaki
イレギュラーサブ要因3-1→! morosaki
イレギュラーサブ要因3-2→! morosaki★
省17


0ch BBS 2007-01-24