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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[480]森崎名無しさん:2015/05/10(日) 00:01:13 ID:???
ニコ動のカグロット動画のコメントにここの住人がいたw

[481]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:03:55 ID:???
更新再開します。
>>479
さとり様は犠牲になりますね…
>>480
本当ですか!w今度探してみます。いつかカグヤコールのコメント弾幕が流れるのを夢見て!
輝夜「私のキャラを不当に貶めるのはやめろォ!?」……とか言われそうですがw

[482]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:05:12 ID:???

矢車「……止められたか。おい、橋姫」

パルスィ「名前で呼びなさいよ、妬ましい。どぉせ私なんて……」

空「うにゅ。パルスィさんの嫉妬のオーラに矢車さんの地獄のオーラが合わさって、なんか最強に見えてきた!」

お燐「うんうん、最強に暗くて気持ち悪いよね〜。 ――てなわけで、パルスィさんは手筈通りにお願いしま〜す」

パルスィ「……分かってるわよ」
省45

[483]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:06:13 ID:???
お燐「おっと、ここは小人は通行止めだよ。身長133cm以上になってから出直して来な!!」

針妙丸「その位、小槌があれば余裕よっ。小さいからって、バカにしないでね!!」

タッ! グンッ! バギイイイッ!!

お燐「ふ、ふにゃあっ!?」

実況「そして針妙丸選手は自慢の直情的な突撃タックル――『進撃の小人』でお燐選手をふっとばし快速運行!
針妙丸選手はそのまま、バイタルエリア手前へとやって来ます!」
省44

[484]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:07:36 ID:???
――勇儀のシュートが止められると、博麗連合は事前の作戦会議通り、
中盤の要たる霊夢が防がれていても尚淀みなく攻勢を展開していた。
そうして今、博麗連合の切り込み役である針妙丸が今まさにシュートを撃とうとした時に、
――他ならぬチームメンバーである魔理沙により、その動きを止められてしまう。
これは当の針妙丸やその他博麗連合のメンバー。(特に最前線でシエスタしていた小町)
そして、いざ守勢に出ていた地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーにとっても意外だった。
省55

[485]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:09:47 ID:???
魔理沙「さーて。これでお見合いだな。地霊殿のお姫さん」

さとり「……貴女が次に何をしようとしているのかは分かります。ですが、一つだけどうしても解せない事があります」

魔理沙「何だ? 言っちゃなんだが、私の思考はとても理路整然としているぜ?
魔法使いは論理が大事。複雑な術式も、細かいロジックの積み重ねにしか過ぎないからな」

さとり「……貴女がしようとしている事。それは勿論、この私の守りをもひっぺがす超強力なシュートを放つ事です」
省61

[486]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:11:02 ID:???
魔理沙「――この私の……『ファイナルスパーク』との………真っ向勝負だァァァァァァァァァア!!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
バギイイッ、ゴキッ! バギゴギイッ!!

魔理沙「(……ッ! 痛い! 足が千切れるように痛い!! でも……私は負けない!!
――これが私が今まで忘れていた痛み。主人公となる為には絶対必要な痛みなんだから………!!)」

さとり「――とめ、ます……!」
省70

[487]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:12:43 ID:???
〜回想シーン〜
−???−

――私は物心ついた時から、自分自身こそが物語の主人公だと信じて疑っていなかった。
実際、私には溢れた才能があると思っていた。
里の子ども達でも中心的存在だったし、ほんの些細なレベルだけど魔法もどきの退魔術も使えた。
もっとも、子ども間の人間関係なんて流動的だし、退魔術くらい、
陰陽師とかの子どもだったらある程度使えても不思議ではなく、むしろ自分より上もゴロゴロいた。
勉強はそこそこだったし、スポーツも上の下くらい。 省54

[488]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:14:04 ID:???

「しかし不便よねぇ〜。亀なんかに乗らないと空も飛べないなんて!
 そだ、アンタをあたしの弟子にしてやろうか! そしたら、そうね……きっと三年位で箒で空でも浮けると思うわ。
 あたしですら、飛べるようになるには一年半もかかったんだから!! キャハハハッ!」

「口の減らないヤツね。っていうかアンタ、一年半もかかったの」

「あたしみたく才能のあるヤツでも、ね! 知ってるかしら? この世は私を中心に回ってる、って事実にさ!」

ゴオッ、バババババッ!!
省22

[489]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:20:08 ID:???

「え〜い! その程度だったら里香の方が千倍マシよ!
……そんな案外というか元から全然大した事ない技。 ――こうだっ!」

バ! バ! バ! バ! バッ!!
  ――ギュン! ギュギュギュギュンッ!!

ダッ! フワァァァッ………!

「うえっ……?」

その圧倒的な動体視力と反射神経。そして天賦の才とも言える武術への勘と素養。
その全てを駆使して彼女は私の魔法を容易く打ち破り。 省34

[490]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/10(日) 02:23:12 ID:???

*****


−魔法の森 霧雨魔法店−

魔理沙「……そうだ。それが私、霧雨魔理沙とアイツ――博麗霊夢との初めての出会い。
これまで自分こそがこの物語の主人公だと信じて疑わなかった私に、初めて自分自身の価値の無さを疑わせた。
当時の私的には最強最悪にロクでも無い相手だったな」

森崎「……お前バカだな。その位で自分自身疑ってたのか。まるで四面のボスみたいな発想だぜ?
そんなんだったら、いつまで経っても俺みたいな主役にゃなれないぜ?」
省46


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0ch BBS 2007-01-24