※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】


[215]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/01(日) 16:45:47 ID:G5RCPhNc
森崎の問いを受けた陽子の姿を、森崎は見た。その瞬間、森崎はひそかに驚愕した。

スウウウウン……

周囲の物音は草木にしみいり、かなたの空は青みを増して空気が澄みわたる。
陽子の背後の桜は厳として、花びら1枚も落ちそうにない程に凛然としている。
陽子自身は神に祝詞を告げる巫女の様に、荘厳かつ神聖な者を見る瞳を、森崎に奉げていた。

この光景を目に入れて、森崎は心で理解した。
陽子には覚悟ができている、と。
省38

[216]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/01(日) 16:47:14 ID:G5RCPhNc
そこまで言って陽子はおもむろに瞼を閉じた。表情は先程と変わらず何を考えているかは分からない。

陽子「ただそう思って進んだはずの自分の道が、サッカー協会で働き続けているうちに分からなくなってきてしまった。
父からの妨害の事もありますが、それよりも『自分の道』って何か、考えているようで考えていなかった。
私達の尽力で日本のサッカーを発展させ、いずれは世界に冠たるものにさせる。
そうなると結局のところサッカーで新たな片桐グループを作り上げるだけなんじゃないか? 省52

[217]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/01(日) 16:49:35 ID:G5RCPhNc
陽子「私はあなたの妻になる。あなたが上へ上へと昇っていく途中で邪魔してくる、
フィールド外からの敵は全て私が防いでみせる。だから」

最後の一言の瞬間。陽子の瞳がキラリと輝いたような気がした。

陽子「これから一生、あなたは世界で誰よりもサッカーの素晴らしさを見せてくれる
存在であり続けて。それだけで私、幸せよ」

森崎「……………………」

陽子の滔々とした、だが意気のこもった告白に、しばらくの間森崎は言葉を発する事が出来なかった。 省31

[218]森崎名無しさん:2015/11/01(日) 19:34:36 ID:0N4TyGnw
E

[219]森崎名無しさん:2015/11/01(日) 20:35:25 ID:m05glS42
E

[220]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/01(日) 21:38:31 ID:G5RCPhNc
申し訳ありませんが、文章がなかなか浮かばないため、
以下の分岐を記して終わりにいたします。

こちらはほとんど余談・付け足しのようなものですので、
話の展開にはほとんど関わりません。少々うふふを楽しむと
思って、気軽に投票してもらえれば幸いです。

森崎「(キスはどの程度にしようかな?)」

A 触れるか触れないか程度、陽子の緊張を解くのが主目的
B 数秒ほど触れたのち離れる。表情の変化を楽しみたい
C 息の続く限りする、絶対に離したくはない! 省9

[221]森崎名無しさん:2015/11/02(月) 08:44:29 ID:Oib77BTg


[222]森崎名無しさん:2015/11/02(月) 13:32:32 ID:ByE8WZRQ


[223]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/03(火) 21:10:15 ID:KIadJXgo
こんばんは、本来ならここで完結させたかったのですが、
文章の遂行に時間がかかりまして、途中までですが投稿させていただきます。

[224]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/03(火) 21:12:24 ID:KIadJXgo
E 「……(良く言った。俺の返事はキスで返す)」
B 数秒ほど触れたのち離れる。表情の変化を楽しみたい
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
森崎「(……そうだ)」

陽子の告白に言葉を失っていたが、やはりそこは森崎である。事前に予想がついていた
事もあって、すぐに平静を取り戻す。それと同時に、キリリとした陽子の顔を見て、
ふっとイタズラ心が湧いてきた。
省22

[225]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/11/03(火) 21:14:46 ID:KIadJXgo
森崎「(やわらかいなあ、あんな堅い事言ってたとは思えねえな。おっ、キョトンとしてるぞ)」
陽子「(えっ、キス!?森崎くんが、私に……)」

ブラジルで交わしたファーストキスと比べ、唇全体に触れ圧力をはっきり感じる森崎のキス。
陽子の体に衝撃が走る。だがその衝撃が何かと理解する前に、森崎は唇を離してしまった。

何もわからぬままに離れた森崎に向け、陽子はポカリとするばかりだった。

森崎「ピシッとした顔も良かったけど、やっぱりこっちの顔がいいな」
省23


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24