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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[138]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:21:47 ID:eMYNqhWQ
真美「ほえっ!?」

素っ頓狂な声を上げる。自由意思で操作していたと思っていたら
実は誘導されていたと言われ、戸惑いを隠せないようだ。
畳みかけるように真美制御論を続ける。

岬「確かに僕は今日初めてポールポジションをプレイした。真美ちゃんは随分前から何回も走っている。
  腕前の差は明らかだ。だからその技を発揮されないように、進路をふさいでみたり勢いよく近づいて牽制させ、
  動きを止めてみせたんだ(一部はただの操作ミスだけどね)」

真美「ほえーっ……」

毒気が抜けたというか、思いもよらなかった手段を聞かされて、だいぶ勢いが中和されたようだ。
しばらくして、落ち着いた真美が僕に尋ねる。

真美「なかなか思いもよらぬ手を使いましたなー岬兄ちゃん。どうやってそんな事を思いついたの」
岬「サッカーからのちょっとした応用だよ」

真美「サッカー?」
岬「そう。サッカーも1人だけでするものじゃない。それも味方だけじゃなくて敵の思惑も頭に入れないと。
  かなわないなら反則も構わずというところもあるし、
  僕達をフィールド奥へ攻め込ませ合法的にボールを手に入れる相手もいる。
  相手の特徴をとらえてないと、サッカーも勝てないんだ」
真美「サッカーすげえ」

目を丸くして素直に驚いている。うん、説得は成功した。これで大丈夫。

真美「サッカーってただの球蹴りかと思ってたけど、めちゃくちゃ頭使うんだね」
岬「そう。こういう工夫は応用次第で別のところにも使える。
  真美ちゃんが今まで手に入れてきたゲームの技術や心得も、きっと他の事でも役に立つよ」


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