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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[139]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:27:33 ID:eMYNqhWQ
真美「そうかー、ふむふむ……」

考え込むそぶりを見せながら、くるりと回ってしまう。そうだそうだと独り合点した後、
またくるりとこちらを振り向き、今度は右腕を僕との間に斜めへ突き出した。

真美「決めた、兄ちゃんは今日から真美の友達だよ!」
岬「え?」
真美「今まではあずみ姉ちゃんの友達だったから付き合ってたけど、あの、なんていうか、
そんなんなくても兄ちゃんは良い人だとはっきり分かったから、これからは直に真美と友達。いいでしょ」
岬「うん、ありがとう。友達になれて嬉しい」

真美「おっしゃ!それじゃ、友達の証に兄ちゃんも腕を真美のと交差させて!友情の×サインだよ!」
岬「うん」

言われた通り、右腕を真美の腕に重ねる。しっかりくっついたのを確認して、真美が歌いだした。

真美「腕切りげんまんウソついたらアタリパックマン(※)千本の〜ます、腕切った!」

勢いよく腕に力をこめ、腕切りの後にこれまた勢いよく腕を離す。

真美「これで友達になったよ!」

得意げにグッと親指を立てている。その表情は年下との交流窓口を得たという収穫の喜び以外の、
どこかしらホッとする感覚を感じさせてくれた。


*真美の岬に対する感情が以下のようになりました。
真美→(友達)→岬


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