※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[189]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/20(土) 15:52:41 ID:zTo+GjvE
岬「(無茶言うなあ、そんな漫画みたいな事を。早乙女ぐらいのところなら隠れ家ぐらいどうとでもなるだろうし、
   本物だとしてもそう正体を教えてくれる訳もなし。ま、一応は覚えておきますか)」

無体な依頼をさっと頭の片隅に片づけた後、学校の門をくぐり抜け、
周囲の目を気にしつつ歩きながら、目的地の教室へたどり着く。
既に聖薇は席についている。「風紀委員長」と記された腕章を右腕に巻き付けながら。

岬「こんにちは」
聖薇「こんにちは、学習に使うプリントはこちらで用意しました。さあこちらへ」

机が聖薇と向かい合う形で2つ重ねてあった。その机の上にはA4紙が何枚も重なっている。
紙には国語や算数などのテスト形式の設問集が明らかに手書きで書かれていた。

岬「(これ程書き上げるのは何時間もかかっただろうに、頑張ったなあ)」
聖薇「今日は国語算数理科社会フランス語、5教科のテストを受けていただきます。
   そのテストの結果をもとに、これからどこを重点的に見直していくか、話し合いの上決めていきます。最終回、つまり」

一瞬視線をそらした後、コホンと軽く咳き込みをして、話を続ける。

聖薇「私の家で行う勉強会は、これまでの成果の確認のため、もう一度テストを行います。
   このテストで基準を満たさなければ、1教科につき1週間、10月を過ぎてからも勉強を行ってもらいます」
岬「(うわっ、学校はじまってからもか。周りに見つかると大変だ)テストの基準って、どれ位」
聖薇「そうですね、岬君にはこの位までできるようになってほしいです」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24