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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[265]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI
:2018/11/16(金) 22:49:52 ID:fx5fw3iE
第19話「親友、仲間、そして強敵(とも)」
今日、僕は特に意味もなく、足の向くまま気の向くままにパリの通りを散歩している。
日本にいる時も散歩は時々はしていたが、引っ越してきてからは多かれ少なかれ毎日歩いている。
せっかくパリに来たのだからという観光客気分ももちろんあるけれども、
部屋の中にじっとしていると、無性に外の空気が吸いたくなってくる。
ドアを開けて階段を下る頃には一層そんな気が強くなってくる。
木やコンクリートとは違い石の中に住んでいるからか、ただそこにいるだけで無意識に圧迫感を感じてしまうのかもしれない。
???「おーい少年!こっちに来なさーい!」
そんな事を考えていると、歩いている街路の反対側から呼び声が聞こえる。声の方向へ振り向いてみると、
道路を挟んだ反対側の、カフェのテラスに腰掛ける女性が、僕に向けて大きく手を振って呼びかけている。
訳も分からず横断歩道を渡り、テラスまで向かってみると、
僕を呼びつけた女性が「やはり」といった表情で僕に語りかけてきた。
???「あの子で間違いないよ千種、私の目に狂いは無かったわね」
千種「見知らぬ人から声かけられて無視できるのなんて、そういないでしょ、こずえ」
椅子に腰かけた短髪の方の女性が、得意げに傍らの長髪の女性へと誇っている。
視線を上着から顔へと移した時、ハッと思い当たるところがあった。確かめるべく口を開こうとしたが。
こずえ「キミが岬太郎くん、でしょう」
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0ch BBS 2007-01-24