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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[267]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/11/16(金) 22:53:29 ID:fx5fw3iE
そう思いながらこの早川社長の御姿を観察してみる。
花柄のレースで縁取られた白いインナーからスラリとした流線型のデニムを着こなしている。
いくら駆け回っても疲れを見せそうにない闊達とした感じだ。

こずえ「そして今あたしの横にいるのがカルテクからの腐れ縁が続く、如月千種さん。
    2人の子供と板前の旦那さんをこさえて、仕事の方もヒデさんの覚えがめでたく
    あっという間にヨーロッパ全土のナムコを指一本で動かすお方よ」
千種「こら、ちょっとやっかみ入ってない?初対面、それも子供に対して紹介するセリフじゃないわ」
こずえ「そんな事ないですよー、千種と違ってあたしは体のいい左遷だったとか思ってないですー」

好き放題ぶつくさと昔からの友人に愚痴をつぶやいている様を眺めながら、
こずえが口にした傍らの相手に触れてみる。如月といっていたがもしや。

岬「如月さん、っていうと、もしかして千早さんと優くんのお母さんでは」

そう尋ねると、千種はしゃべり続けているこずえの前に軽く手の平を立てて会話を止め、僕の方へと向く。

千種「ええ、確かに私は千早と優の母親です。岬くん」

そう言った後でガタリと椅子を立って僕の所へ近づき、両膝を石畳につけ脚を折りたたみ深々と頭を下げた。

千種「優を助けていただき、誠にありがとうございました」

ギブソンタックというのだろうか、後ろ髪を編み込んでまとめた整った頭がこちらに感謝を伝えている。
千種の方は千早の背丈を伸ばして老成させた感じといった具合だろうか、
隣にいるもう1人の母親よりは常識をわきまえているように見える。


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0ch BBS 2007-01-24