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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[287]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/11/21(水) 19:59:19 ID:/qLr2VrM
こずえ「その人、スコットって言った!?」
岬「え、ええ」
こずえ「そいつ、髪の毛とあごひげが一緒になって黒マリモみたいになってた!?何か言ってなかった!?」
岬「はい。えっと、僕に向かって『俺みたいになるな、このスコットのように』って」
こずえ「やっぱり!」

やにわに立ち上がった後、引き裂くように財布を開け小銭を握りしめ、叩きつけるようにしてテーブルに置き走り出した。

こずえ「勘定それで済ませといて!足りない分は後で払うから!」
千種「こずえ!」
こずえ「ごめん千種、今日は勘弁!それじゃ」

あっという間に姿が小さくなり、見えなくなる。周囲を気にせず走り去る姿を見てやはりあずみちゃんの母親だと納得したが、
それよりも突然スコットの名前を聞くなりの反応の変わりぶりだ。あの非常な驚きぶりはどう見ても尋常ではない。

千種「はあ、全くどうしたのかしら。あんなにバタバタしていくなんて」
岬「知り合いなんでしょうか。こずえさんとスコットっていう人」
千種「そうねえ……」


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JORER: ダイヤ+千種「彼はまだゲームを嫌いになっていない。私はそう思う」
ダイヤ:千種「こずえがアメリカで働いてた頃の話だけどね……」
それ以外:千種「知らないわ。他の会社の事だから」


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