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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[325]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/15(土) 17:45:09 ID:7MzI+t9+
子供が友達にイタズラを明かしたみたいな気軽さで答えた後、襖を開けていずこかに去ってしまった。
ハアとため息をつく父の姿が見える。何とか身動きしようと体中の神経に何度も命令を下したが、
まるで他人の体になったかのように言う事を聞いてくれない。
空しい努力を続けているうちに元凶が戻って来たらしく、勢いよく襖が開く音が聞こえてきた。

沙織「お待たせ!」

随分上機嫌で僕達に話しかけてくる。襖は僕の背にあって、動けない身では様子を見る事は出来ない。
父はポカンとした表情で沙織さんを見ている。ろくでもない事をされる事だけは確実のようだ。

岬父「おい、まさかそれを」
沙織「これから着替えをさせるから、兄さんは鏡台を持ってきて!速くしないと手が滑って兄さんの背中に刺さっちゃうかも」
岬父「恐ろしい事を言う奴だ。太郎にイタズラをしてくれるなよ」

咎めようとするも可愛らしい脅迫に屈し、観念して父は立ち去ってしまった。
姿が見えなくなったのを見届けてから、ハチマキのようなものをまぶたの上に巻き付けて僕の視界を奪ってしまう。

沙織「ちょーっとだけ待っててね。すぐ終わるから、どうなるかは後のお楽しみに、ね」


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0ch BBS 2007-01-24