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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[379]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 16:31:20 ID:S3FVxcpM
★国語  7  現在79→86点
算数  0 点 現在84→84点
理科  0 点 現在79→79点
社会  1 点+ 0  現在77→78点
フランス語  7 点 現在95→100点★
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岬「(『汝は親しき者を助けねばならず、それが為に自らも危地に赴かねばならなくなる』……)」

家に戻り普段の生活に戻りただの小学生として登校し、教科書を手に取り勉強をしようとする。
鉛筆を取りノートを広げるが、意識は無間神社でのお告げの事ばかりに気を取られる。

岬「(出会って1月もしない、それも1度あってそれっきりの男の子の命を助けるために、
   僕が殺される危険を背負わないといけないのか?もう既に1度助けているんだ)」
『何を言う。自由奔放勝手放題に生きてきた沙織が、従容と定命を受け入れているではないか。
 それ程重要な事なのだ、おたおたするな』

疑問や不安をこぼすたびに、胸の奥あたりから僕を叱りつける声が聞こえるような気がする。
その声は数多くのご先祖様が口々に語っているようでもあり、全く別人のようにも聞こえる。

岬「(今から思えば、去り際に感じた得体のしれない不安、あの時から僕も危機を感じ取っていたのかもしれない)」

かといって、それではどうすればいいのか。そもそもどんな危機がいつごろに迫ってくるのか。
詳しい事は沙織さんに訊けばいい。そう自分に言い聞かせて騒めきをなだめようとするが、
すぐに胸の奥から黒いもやが立ち込め、心をかき乱してくる。


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0ch BBS 2007-01-24