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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[392]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/03(日) 22:28:09 ID:m0OntpQw
早乙女「えっ!?」

思わず大声を出した後、ハッとなってキッチンのドアを開けて周囲を見回しました。
幸い、私の他には誰もいません。すぐに戻って犯人の詳細を尋ねます。

早乙女「本当!?」
石清水「ああ、本当だ。3年前にガードマン3人を膾のように切り刻み、聖薇を恐怖のどん底に陥れた憎むべき男、
    正体もろくに分からず、かき消すように姿を消していた奴が、どうも愛と聖薇のいるパリに来ているらしい」
早乙女「それは確かな事?警察ですらろくな手掛かりを掴んでいないというのに」
石清水「残念だが、確かなようだ。うちの会社のパリ支社から、犯人の人相に似た人物が入ったとの連絡があった。
    それを確認すべく調査部の専門の人員にその人物を追跡させたが……
    2日後、路地裏で全員遺体で発見された。バラバラに切り刻まれて」
早乙女「!」

一瞬、フラリと体がよろけそうになりましたが、何とか手すりに手を伸ばして事なきを得ました。
何人もの人間を躊躇なく殺し、娘を一時恐怖と不信の底に叩き込んだ悪魔。
好奇の目に晒される聖薇を守るため、ひっそりとパリの隅に隠れ住みようやく落ち着いたところで湧いて出た災難。
信じたくはありませんでしたが、事実である以上は娘を守る方策を取らなくてはいけません。

石清水「大丈夫か?」
早乙女「ええ平気よ。心配しないで」
石清水「それならいいんだが、愛は昔から無茶しやすい。気を付けてくれよ」


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0ch BBS 2007-01-24