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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】


[458]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/02(木) 20:17:54 ID:FNnDkHv+
様子を見ようと振り向き、聖薇の方を向き、驚いた。一目で分かるほどに顔色が失せ、震えだしているじゃないか。
どうフォローすべきかと思いをめぐらせ始めたところで、今度は僕に言葉が降りかかってきた。

早乙女「さあ、そろそろ本題の返事を聞かせてもらえないかしら」

容赦なく回答を迫ってくる。ただでさえ緊迫した状況の中、犯人の凶悪ぶりを細かく伝え娘を追い詰める母の意図は何か。
ともかくここは正直に話し、相手の反応をうかがう他は無い。

岬「皆さんの心の整理がつきましたら、無間神社へ来てください。そこで決心を述べます」

できるだけ動揺を押さえつけ、目の前の相手に挑むようにして答える。僕からの返事を受け取ったその相手は目をつむり、
じっと黙りはじめた。ジリジリと心を削るような沈黙の後、相手は目を開きピンと右人差し指を上げる。

早乙女「ヨーロッパの昔の風習で、秘密の会議や打ち明け話をする際は天井に薔薇を吊るし、
    話の内容を外部に漏らさぬよう互いに誓ったと聞きます。
    ここで交わした話はそれぞれ自分の胸にとどめ、みだりに口外しないように」

バラの背後に神様がいるかのような神妙な面持ちで、他言無用を告げる。指を元に戻した後、目の前の女性は、語った。


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0ch BBS 2007-01-24