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1- レス

【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】


[295]森崎名無しさん:2020/04/29(水) 18:07:23 ID:WWD255rI
B

[296]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/04/29(水) 22:10:19 ID:m5u4zQgk
済みません、今日はこれ以上続きを投稿できそうにありません。
代わりと言っては語弊がありますが、Bを選んだ295さんへ、貴方の選択は、

     _______________
    (パーフェクトコミュニケーション)チャッチャッ、チャッチャララーチャン!
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Aでは懸念通り興を冷ましてしまう結果となりますし、
Cだとクライマックスの後にエピローグを挟んでしまうため興奮がある程度落ち着いてしまっています。
省11

[297]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/05/03(日) 15:13:34 ID:ckL9aHIw
申し訳ありませんが、本日は投稿を休ませてください。5月5日の岬君の誕生日に投稿できるよう、
全力を尽くして執筆いたします。

[298]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 00:46:46 ID:2vLj8NCA
今日は我らが主人公岬太郎君の誕生日という事で、
Twitterにて誕生日イラストを投稿してみました。興味のある方はこちらより
ご覧になってはいかがでしょうか。

twitter

この物語につきましては、本日または明日にでも投稿できるよう、努めてまいります。

[299]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 18:59:54 ID:2vLj8NCA
第5.1話『覚悟を決めろ』


B クライマックス直後の感極まった時に、そっと声をかける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(やっぱり気分が最高に盛り上がった時が話しやすい。いい気分になって話を受け入れやすくなる。ここは待とう)」

ジナイーダの片想いの相手が分かっていない以上、クライマックスはまだのはずだ。そこまで待って 省43

[300]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:01:29 ID:2vLj8NCA
思わせぶりな描写、そして残り枚数からして、主人公の父親がジナイーダの片想いの相手だろう。
ここまで来てこの昼ドラ的な展開から見て、ここがクライマックスに違いない。この予感は、すぐに証明された。


『その彼女の顔を、今なおわたしは目の前に見る思いがする。
――悲しげな、真剣な、美しい顔で、そこには心からの献身と、嘆きと、愛と、一種異様な絶望との、
なんとも言いようのない影がやどっていた。
そうとでも言うほかには、わたしは言葉を考えつかない』

省29

[301]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:03:37 ID:2vLj8NCA
そこまで読んでため息をつき、再びそのキズ1つないきれいな腕に口づけした後、
折り畳むようにゆっくりと本を閉じ、ベンチの隅に置いた後に顔を上げ、
葉が散って隙間が大きくなったマロニエの枝の間越しに空を見上げ、つぶやきだした。

聖薇「わが悲しみは、ただひとり君の姿にみたされて……このわびごころ、何ものの乱し騒がすものもなし。
   かくて胸は、またも燃え、恋いわたる……愛さでやまぬ胸なれば」(※)

今だ。

岬「お嬢さん、空を見つめてごらんなさい」
省32

[302]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:13:53 ID:2vLj8NCA
返事の代わりに、僕は体をさらに聖薇へ近づけ、互いの腕が接する程近くに接近した。

聖薇「ひゃっ」

この反応、この表情、何よりこの間の勉強会の時とは別人としか思われない、甘い悲鳴。
ここまで見て僕に対し、少なくとも好意的にとらえていると考えても決して自惚れとは言われないだろう。
そうであるなら、相手が戸惑い混乱しているこの時に、衝撃を与えなくては。

岬「ゴメン、もっと早く声をかければよかった。夢中になって本を読んでる早乙女さんが可愛くて、つい」 省31

[303]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:15:10 ID:2vLj8NCA
少々、私用につき中断いたします。続きは午後8時までに投稿いたします。

[304]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:46:48 ID:2vLj8NCA
視線を彼女の頭上へと飛ばす。その先には僕と早乙女母娘、そして千早とあずみとで食事をとった、あのテーブルが見える。

岬「(まずは生き残らないと。沙織さんの預言と勾玉の発光から見て
   千早・あずみ・聖薇の3人の協力が無いと優君は殺される)」

祖霊『心してかからねば命は落ち、落命せずとも命運は尽きる』

少し前に叔母の沙織さんによる神おろしで語った先祖の言葉が、頭の中に蘇ってきた。 省32

[305]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/05(火) 19:48:17 ID:2vLj8NCA
岬「(これからもっと大きくなるというか、光るものを持っているというか。
   勾玉の件が印象に残り過ぎたのかな?いや、それ以前からだ。
   少なくともあずみちゃんは、サッカーで人並外れた才能を見せたじゃないか。まあ活躍はアレだったけど、ともかく)」

視線を聖薇へと戻す。そろそろ話をつなげて、不安がらせたり勘づかれたりされないようにしなくてはいけない。

岬「うん。その顔を見ると僕も、ホッとした気持ちになれるよ……ただ」
聖薇「ただ、どうしたの?」 省35


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