※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【短編】森蘭の剣


[1]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:19:24 ID:???
元ネタ:鈴蘭の剣
soc.xd

・短編です。
・サッカーなしです。
・森崎たぶん出ません。
・ネタバレ配慮はないです。
・元ネタ説明もほぼないです。気になるならプレイしてくれくれ
・進まない場合はスレ主も投票、判定を実施します。
あらかじめご了承ください。

[2]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:21:16 ID:???
「さよなら、サフィア」
「だめ!!!キア!!!!」



「キア……!」

=====================

「…い! せんぱい!! 起きてください!!」

誰かの声が聞こえる。
先輩? 何を言っているのだろう。私に後輩などいない。

「早く起きてください! 時間がないの、目を開けてください!」
「…んん」

睡眠を妨げるその声は、不思議と鬱陶しさを感じない。
むしろ心地よく、瞼を開かせる。
省14

[3]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:23:06 ID:???
あたりを見渡す。
ここにいるのは私と、目の前にいる、美しい黒髪のウィルダ族。この二人だけ。

そして、この場所は…何なのだろう。
四角柱の石を組み合わせたような、非自然的な大量の物体。
この空間に存在するものの大半は、それだ。

自然の息吹が、感じられない。

「…ここは、地獄?」
「当たらずとも遠からず、と言ったところかしら。一応楽園に続いているのだから、
 どちらかというと天国寄りではあるけれど」
「……全然わからない」 省14

[4]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:25:33 ID:???
来世、ということか。
血に濡れ、闇に沈んだこの身に、次があるなどと考えたことはなかった。だが。

「はず、とは?」
「…はい。私たち、飛ばされてしまったんです」
「飛ばされた??」
「本来、もう楽園に迎えられているはずだったの。ところが、飛ばされた。
 もっと後に楽園入りするはずの人たちが、とっくに実そ…いえ、楽園にいるのに」

なんだか、よくわからない。

「…別に構わないわ。今さら生まれ変わりたいとも思ってないし」 省10

[5]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:27:03 ID:???
「もうすぐ、各地から算出される資源との物々交換が始まるらしいの。
 その商品の中に、私とキア先輩も含まれるって、初心者のし○りに…先輩!?」
「…フ…フゥゥゥゥ…フー…」

血に潜む獣性が、首をもたげる。

「先輩、落ち着いてください! ここで怒っても仕方ないわ」
「…ごめん。でもだって、おそらくだけど、貴女も」
「ええ。私も生前、何度もこの身を売られました。先輩も…ですよね」
「……」

軽く頷く。 省17

[6]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/12(月) 23:28:32 ID:oxLSvIbY
自己紹介を刹那で済ませ、シャックルルの指さす方向に駆け出す。

少し進むと、看板を見つけた。
そこからは3本の道が伸びている。
先を伺ってみるも、いずれも似たような殺風景。特に差があるようには見えない。

「先輩、ここで真ん中の道を選んでください」
「私が選ぶの?」
「どういうわけか、先輩と私は同じパーティーとみなされているみたいで。
 私が選んでも反応しないんです。先輩、ここは真ん中を選んでください!」
「真ん中? どうして?」 省18

[7]森崎名無しさん:2025/05/13(火) 18:10:53 ID:1cw5PR82
B

[8]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/13(火) 22:52:59 ID:???
投票ありがとうございます!
=====================
B 協戦の契約:超強力な味方が1体加入 

ゴゴゴゴゴ…

「あーだから、真ん中選んでって言ったじゃないですか! なんで違うの選ん…あれ?」
「ちゃんと、真ん中選んだよ?」
「……ごめんなさい。けっこう先輩を見直しました」

なんか感じ悪いな、この自称後輩。

ゴゴゴゴゴ…

「ほら、なんかでかいのが3体来たけど…この中から選べってことでいいの?」 省23

[9]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/13(火) 22:54:38 ID:???
用語解説:ウィルダ族
ウィルター山脈に住む犬系の亜人族。キアとシャックルルもウィルダ族。
彼らを見下す人族は多く、貴族の愛玩動物として売買されることも。
=====================
ウィルダ2人と、謎の巨大な無機質人形「不滅の使徒」の珍道中が始まった。

少し進むと、不滅の使徒を小さくしたようなクリーチャーが3体いる。
どうやらこちらに気づいたようだ。
妙な形の剣を振りかざし、戦闘態勢をとっているように見える。
省11

[10]森蘭の剣 ◆NZKQhxo4mI :2025/05/13(火) 22:56:06 ID:???
↓スレ主注:読む必要ありません

キアのパッシブスキル
「血で血を洗う」:
・敵に攻撃前、敵に毒を2層付与
・敵に単体攻撃後、自身残HPの30%を犠牲にして敵に同値のダメージ
・敵を倒した時、自身が最大HPの30%回復、全スキルのクールタイムが1進む
「恨意」:自身のHPが70%以下のとき、被ダメージ−40%(自傷には効果なし)


キアのアクティブスキル
「狂熱撃」:単体物理、攻4000、攻撃後、自身を与ダメージの20%回復 省26


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24