キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【国立】TSUBASA DUNK2【ちぢめました】

1 :TSUBASA DUNK:2008/10/10(金) 00:16:02 ID:WsRKmQ76
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「SLAM DUNK」の世界を背景に
翼がバスケットボール選手として(?)成長していく物語です。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを
選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらったりします。
おかげさまで2スレ目に突入しました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、中の人はバスケ未経験者です。
知識についておかしいところがあったらどんどんご指摘ください。
随時修正いたします。

〜あらすじ〜
サッカー界のスター、大空翼は度重なる激戦により「サッカー筋」を損傷してしまう。
2度とサッカーのできない体となった翼は、医者の勧めでバスケをすることに……。
そして神奈川の名門高校「海南」で練習を重ね、次第にバスケットマンとして目覚めていく。


342 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 03:03:22 ID:???
杉のパスカット→  クラブA +(パスカット)24−(とっても遠いペナ)10

343 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 03:05:24 ID:???
本当にここはKが多いなwwwwww

344 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 18:44:53 ID:???
>翼のパス→  ハートK +(パス)23
>杉のパスカット→  クラブA +(パスカット)24−(とっても遠いペナ)10
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→宮益医師にパスが通る!

翼が投げたパスは寸分の狂いもなく宮益医師の手元に吸い込まれた。

宮益「ナイスパスだ!(ボールの縫い目が持ちやすい方向を向いている。偶然か?
   いや、これは才能かもしれないな)」

そして、ノーマークの宮益医師はそのままシュートの構えに入る。

一方、杉は威勢良くジャンプしようとしたが、靴紐を踏んですっ転んでいた。

杉「ちょ、扱いひどくない!?」

先着1名で
海南ナンバー2シューターの父→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

数値が
≧4 ゴール!海南大病院チームの得点。
≦3 リングに弾かれる!中山と三溝のリバウンド勝負に。

【補足】宮益医師は現在フリーのため、ゴール補正に+1されています。

【才能開花】
翼がKを出して行動を成功させました。全能力に+1されます。
翼が試合中に才能開花するのは中学生の間だけです。


345 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 18:45:14 ID:???
海南ナンバー2シューターの父→  クラブK

346 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 18:46:55 ID:ta1dTakQ
すみません。名無しの上、sageてました。
ノート(自室)とデスクトップ(母屋)で2台使っているもので……

347 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:09:06 ID:ta1dTakQ
言ってるそばからまたKが……



>海南ナンバー2シューターの父→  クラブK
>≧4 ゴール!海南大病院チームの得点。

宮益医師の放ったボールの軌道は、彼の息子のそれと同じくらい美しかった。

翼「すごい!宮益さんのシュートを見ているようだ」

宮益(ふふっ、息子にバスケのイロハを教えたのは私だからね。ただ、あの子はバスケに
   興味を持ったのが遅かった。本格的にやり始めたのは高校に入ってからだ。そして、
   体と才能に恵まれなかった。だが、その分、努力してシュートを極めた。今は私が
   教わっているくらいだよ)

宮益医師のミドルシュートはそのままネットに吸い込まれていった。

スパッ!

翼「やったぁ!先取点だ」


348 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:09:45 ID:ta1dTakQ
宮崎「ちっくしょう!」

杉「最初っからミドルシュート狙いか!ミッタンを避けたんだ」

三溝「お、俺はどうすればよかったんだ?」

悔しがる河井中の面々にコートの外から声がかかる。

永田「ちょっとぉ、もっとがんばんなさいよ、あんたたち。アタシが出てあげよっか?」

杉「頼みてえが、交代は守備の前だけなんだ。ここで点が取れないようだったら頼む」

宮崎(オカマといっしょにプレーするのは嫌なんだけどな)

翼「あの人、男だよな……」

宮益医師「世の中には色々な人がいるんだよ」

中山「そういうことだ」

※先取点を海南大病院チームが取りました。(海南大病院1−0河井中柔道部)
 
【才能開花】宮益医師のジャンプシュート補正が+1されます。

【ガッツ】翼 380 → 340 中山 310のまま 宮益医師 360 → 320


349 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:10:56 ID:ta1dTakQ
河井中柔道部の攻撃(2/3)

杉「ここで点が取れないとジリ貧だ。宮崎、頼んだぞ」

宮崎「任せろぃ!」

先ほどと同じで、河井中柔道部は宮崎がボールを持つようだ。

中山「(ドリブル突破か!?)おっと、それなら俺の出番だ」

すかさず中山がチェックに入る。

宮崎「ちっ、てめえにはさっき止められてるからな」

先着2名で
宮崎の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

ダイヤ・ハート・スペード→借りは返す。ドリブル突破だ!
クラブ→高いパスを出せばミッタンに届くはずだ!
JOKER→どちらかのチームに助っ人が!?(さらに分岐)


350 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:11:55 ID:ta1dTakQ
>>349は「先着1名で」の間違いです。すみません。

351 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 19:26:45 ID:???
宮崎の判断→  クラブQ

352 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:55:01 ID:ta1dTakQ
>宮崎の判断→  クラブQ
>クラブ→高いパスを出せばミッタンに届くはずだ!

宮崎(落ち着け。今は個人の勝敗よりチームの勝ちが大事な場面だ)

宮崎が一瞬だけ視線を向けたゴール下には三溝と、小さいながら三溝にいいポジションを
取らせない宮益医師がいる。

宮崎(確かに、オッサンは経験があるんだろう。平面勝負じゃ体格差がハンデにならねえ。
   でもよ!)

宮崎「高さは経験じゃカバーできねえぜ!」

宮崎はドリブルを止め、大きく腕を振りかぶった。

中山「なにィ!(パスだと……負けん気が強そうな顔をしてるのに意外と冷静だ)」

宮崎のパスに遅れて反応する中山。

宮益「このパスは……おいおい」

宮崎「ミッタン!いくぞ!!」

三溝「し、茂ぅ!(マジでやるのか!?)」


353 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 19:55:40 ID:ta1dTakQ
先着4名で
(攻撃側)
宮崎のアリウープ・パス→ ! card+(パス)28
三溝のアリウープ・ダンク→ ! card+(パス)36−(悪いポジション・ペナ)2
(守備側)
中山のパスカット→ ! card+(パスカット)28−(読み違い)4
宮益のパスカット→ ! card+(パスカット)33−(身長差ペナ)4
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

MAX(攻撃側の数値)−MAX(守備側の数値)が
≧2→アリウープ成功!ゴール判定に!
−1〜1→こぼれ球に杉と翼でせりあいに!
≦−2→パスカット成功!攻守交代。


354 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 19:56:19 ID:???
宮崎のアリウープ・パス→  ダイヤ9 +(パス)28

355 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 19:57:14 ID:???
三溝のアリウープ・ダンク→  クラブ8 +(パス)36−(悪いポジション・ペナ)2

356 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 19:57:37 ID:???
中山のパスカット→  スペードQ +(パスカット)28−(読み違い)4

357 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 19:59:15 ID:???
宮益のパスカット→  ダイヤA +(パスカット)33−(身長差ペナ)4

358 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 20:06:38 ID:???
アリウープってパスが通ること前提ですからパス側の数値が低いと駄目じゃないですかね?

359 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:17:32 ID:ta1dTakQ
>>358

ご指摘ありがとうございます。
自分も色々と考えたのですが……コンビプレーの一種と思ってください。
キャプ森のワンツーなんかでも片方の値が低くても、どちらかが高ければ
成功になりますし。その分、ガッツを大量に消費するということで……
何より、パスが通ったのが前提だと、相手選手を吹き飛ばすという漫画的な
描写が描けないのでもったいないかと。

360 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:21:07 ID:ta1dTakQ
>宮崎のアリウープ・パス→  ダイヤ9 +(パス)28=37
>三溝のアリウープ・ダンク→  クラブ8 +(パス)36−(悪いポジション・ペナ)2=42
>中山のパスカット→  スペードQ +(パスカット)28−(読み違い)4=36
>宮益のパスカット→  ダイヤA +(パスカット)33−(身長差ペナ)4=30
>MAX(攻撃側の数値)42−MAX(守備側の数値)36が≧2→アリウープ成功!ゴール判定に!

宮崎の投げたボールに中山が懸命に飛びつくが、高く投げ上げられたボールに爪を
かすらせるのが精一杯で、その軌道を変えるまでには至らなかった。

中山「ちくしょう!」

宮崎「今回はパスしたけど、次はドリブルで抜いてみせるぜ」

そして、高い軌道を描いくそのボールにはゴール下の2人が反応していた。

宮益「ポジションさえ取らせなければ……」

三溝「いいところに入れない……」

宮崎「ミッタン!そこから跳んじまえ!」

三溝「!!」

宮益医師にゴールに近いポジションを取られてはいたが、宮崎の言うとおりに三溝は
ジャンプした。


361 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:22:18 ID:ta1dTakQ
宮益「ちい、開き直られたか!」

遅れて宮益医師も跳ぶが、空中で三溝に接触し、そのまま吹き飛ばされた。

飛んできたボールはリングの遥か上で三溝がキャッチし、そのまま押し込もうとしていた。

中山「アリウープだと!」

翼「そんな高等な技を持っていたのか!?」

杉(あ〜、宮崎はカッコいい技をマスターして女の子にモテようとしていたからな。付き合わされて
  いたのか、ミッタン)

宮崎「ぶちかませ!」

三溝「うぉおおお!!」

362 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:23:00 ID:ta1dTakQ
先着1名で
河井中のオール阪神巨人→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

数値が
≧8 ゴール!河井中柔道部の得点。
≦7 リングに弾かれこぼれ球に!杉と翼でせりあいに。
JOKER→???


363 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 20:23:08 ID:???
河井中のオール阪神巨人→  ダイヤ8

364 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:37:24 ID:ta1dTakQ
>河井中のオール阪神巨人→  ダイヤ8
>≧8 ゴール!河井中柔道部の得点。

三溝はボールをがっしりと掴んだ両手をリングに全力で叩き付けた。

ゴスッ!ガッシィイン!グワングワン……

最初の「ゴスッ」はボールがネットを通った音。

「ガッシィイン」は三溝がリングにぶらさがった音。

「グワングワン」はボード全体が揺れる音だった。

三溝「は、入った……入ったぞ、茂!うぉおおお!!」(ドタドタドタ、ぐわしっ!)

三溝は歓喜のあまり、泣きながら宮崎に駆け寄り、思いきり抱きしめる。

宮崎「わ、分かった。よかった、な。練習、した、か、い……が……ぐはっ!」

190cmを軽く超える、重量級でも最大クラスの三溝の本気のハグをくらった宮崎は、
今まで張っていた緊張が得点で切れたこと、コートを所狭しと駆け回って体力が切れかけて
いたこともあり、気を失った。

※河合中柔道部に得点が入りました。(海南大病院1−1河井中柔道部)


365 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:51:59 ID:ta1dTakQ
そして、攻守交代の合間。

杉「宮崎、よくやった。今はしばらく寝ていてくれ」

永田「そう、私の胸で!」

宮崎を担いできた杉から受け取りながら、永田が言う。

宮崎「うわぁ!やめろ!!てか、なんで上半身裸なんだよ」

永田「ヨ○キには負けられない……じゃなかった。Tシャツに着替えてたのよ」

宮崎「そうだよ、お前は試合にでるんだからこっちにくんなよ」

永田「んもう。いけず」

杉「それはさすがに死語だぞ」


366 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 20:52:54 ID:ta1dTakQ
一方、海南大病院チームは……

中山「驚きましたね。あんな技を持っているとは」

宮益「ああ、さすがにあれは止められない。だが、幸いと言ってはなんだが宮崎くんは
   体力切れのようだ。あちらも、もう、あんなプレーはできないだろう」

中山「すると、このゲームの鍵を握るのがあのオカマ……いや、髪の長い男ですね」

宮益「控えだからそう上手くないと思いたいが……向こうの攻撃前のやりとりを
   見る限り、彼がいちばん上手いのかもしれない。宮崎くんに代わって
   ボール運びをするようなら要注意だ」

中山「出鼻を挫く必要がありますね」

翼「それなら……」

A 俺と中山のふたりがかりで囲もう!
B ディフェンスの上手い中山が徹底マークしてくれ!
C 宮益先生がマークしますか?
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


367 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 20:53:58 ID:l8fSaZXY
B

368 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 20:55:23 ID:7QThGKFY
B

369 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 21:10:55 ID:ta1dTakQ
海南大病院チームの攻撃(2/3)

今回も翼がボール運び役になる。

河井中柔道部も基本的な布陣は変わらないようで、宮崎がいたところに永田が入る。

つまり、翼のチェックに永田がくるということだ。

永田「どーも(はぁと)ゆっくり遊びましょうね」

翼「?俺はバスケで忙しいんで」

永田「真面目なのね。でも好きよ……そういう人の方がいざって時に熱いんだもの」

翼「???」

中山(サッカーだけが生活の中心だった翼にはさっぱり分からないんだろうな)

翼「そろそろバスケしますよ」

永田「カモーン」


370 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 21:11:24 ID:ta1dTakQ
先着2名で
(攻撃側)
翼のドリブル→ ! card+(ドリブル)29
(守備側)
永田のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)30
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→翼が永田を抜きさる!
−1〜1→こぼれ球に!宮益と杉でせりあいに!(数値により距離補正)
≦−2→永田がボールを奪う!

【補足・補正】
・翼のマークがダイヤのとき「クライフターン(未完成)」が発動し数値に+2されます。
・翼のマークがダイヤのとき「強引なフェイント」が発動し数値に+2されます。
・永田のマークがハートのとき「裏永田」に変身し、全能力に+2されます。


371 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 21:11:36 ID:???
翼のドリブル→  クラブ3 +(ドリブル)29

372 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 21:12:06 ID:???
永田のディフェンス→  ダイヤ10 +(ディフェンス)30

373 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 21:15:17 ID:???
実はもう裏になってんじゃないのかw

374 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:39:31 ID:RH+Eqc0M
>翼のドリブル→  クラブ3 +(ドリブル)29
>永田のディフェンス→  ダイヤ10 +(ディフェンス)30
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→永田がボールを奪う!

永田と向かい合いながらドリブルを続けている翼は、ある違和感を感じていた。

翼(なんだ、こいつ。全く殺気がない)

今まで、サッカーでこうして向かい合ってきた選手たちは上手い下手はあれど、
誰もが『相手を抜かそう』『ボールを奪おう』といった意思を持っていた。

翼はそういった相手の行動を読み、その上を行くことで常に勝利してきた。

バスケにしても同じで、これまで何度か活躍してきた場面では、そういった相手の
『意』を読んできた。

それは相手のいるスポーツになら共通する感覚のはずだった。

永田「ふんふんふ〜ん♪」

翼(今まで対戦してきた相手はどんな奴だって相手を倒そうって意思があった。
  でも、こいつは……)

思考の袋小路に迷い込みつつある翼。

翼(くそっ、悩んでもしょうがない!全力で行く!!)

翼は強引にドリブル突破を図る。

永田(ふふん♪突っ込んでこなければもう少しボールを持ってられたのに。
   ま、どっちにしても時間の問題だけどね)


375 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:40:33 ID:RH+Eqc0M
翼は永田を抜いた。

少なくとも、本人はそう思った。

しかし、永田と並び、一歩前に進んだと思った瞬間、有り得ないところから永田の手が
伸びてくる。

そして、いつの間にかボールがなくなっていた。



何が起こったのか?

翼は右から永田を抜かした。

横に並び、永田の一歩背後に進む。この時、翼の視界から永田が消える。

それと同時に永田は側転に1/2捻りを加えて翼の背後、右側に寄る。

そして、バウンドしたボールが翼の右手に戻るまでに奪い去ったのだ。

翼には何があったのか分からなかったろう。

しかし、傍から見ていた者たちには何が起こったのかよく見えた。

ただ、それを信じるだけの勇気があったかは不明であるが。

中山「……なんで、あんなに速い側転ができるんだ?」

コートの外の宮崎も見ていた。

宮崎(相変わらずウゼえな、あいつの動きは。新体操がベースらしいが)


376 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:43:19 ID:RH+Eqc0M
幼い頃、永田は新体操女子の日本代表としてオリンピックに出ることが夢だった。

そして、その才能は早々に花開き、小学校低学年にして数々の大技をこなし、
また抜群の表現力を持っていた。

しかし、永田が新体操女子の日本代表になるには大きな障害があった。

彼が男だったことである!

彼はオリンピックを諦めざるを得なかった。

そんな彼が紆余曲折あってたどり着いたのが柔道だったのだ。

そう、彼の動きのベースには新体操がある。

それは剛でも柔でもない。力でも技でもない。

強いて挙げれば「雅」または「美」であろうか。

いかに相手を屈服させるかでなく、いかに観客を魅了するかが行動の選択権を
握っている。

相手をねじ伏せるのでなく、利用し、共に美しい動きを作り上げることが
最優先される。

そんな彼の『意』を翼が見抜けなかったのも仕方がないことである。


377 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:43:46 ID:RH+Eqc0M
翼「……何があったんだ?中山、教えてくれ」

中山「俺にもよく分からん……」

しかし、ひとつだけ分かっていたことがある。

海南大病院チームの2回目の攻撃が終わったということである。

【ガッツ】翼 340 → 320 他の2人は変わらず


378 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:58:18 ID:RH+Eqc0M
再び、作戦会議が始まった。

翼「何があったのか、結局分からずじまいか……」

中山「いや、見えてはいたんだが……正直なところ、まだ信じられなくてな」

宮益「永田くんの動きはバスケ、いや我々の知っている球技の動きではないようだ。
   だが、ここはバスケのコート。バスケのルールでなら私は負けない。翼くん、
   私と役目を交換だ。中山くんが抜かれた時は私がフォローしよう」

中山「はい、よろしくお願いします」

翼(負けん気の強い中山も『絶対に抜かせません』とは言えないか)

宮益「大丈夫。まだ同点。そしてこの攻撃を防ぎきれば勝利は一気に近づく!」

翼・中山「はい!」


379 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:58:50 ID:RH+Eqc0M
河合中柔道部の攻撃(3/3)

永田「さあ、いくわよ」

誰にということもなくウィンクする永田。

杉(お前はいちいちやることが古い。80年代アイドルかっての)

永田がドリブルを始める。

ゆっくりとした動きで美しく。

中山「もう好き勝手はさせない!」

中山がチェックにつくと、なぜか永田は目を輝かせる。

永田「あら、結構好みかも!」

中山「うぐっ!」

永田「でも、勝負は無情……手加減はしてあげないんだから」

中山「当然だ!」


380 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 22:59:32 ID:RH+Eqc0M
先着2名で
(攻撃側)
永田のドリブル→ ! card+(ドリブル)30
(守備側)
中山のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)27
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→永田が中山を抜きさる!
−1〜1→こぼれ球に!杉と宮益でせりあいに!(数値により距離補正)
≦−2→中山がボールを奪う!

【補足・補正】
・永田のマークがダイヤのとき「美しいドリブル」が発動し数値に+2されます。
・永田のマークがハートのとき「裏永田」に変身し、全能力に+2されます。


381 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 22:59:53 ID:???
永田のドリブル→  クラブQ +(ドリブル)30

382 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 23:00:02 ID:???
中山のディフェンス→  スペード3 +(ディフェンス)27

383 :TSUBASA DUNK:2008/10/14(火) 23:01:12 ID:RH+Eqc0M
すみませんが、風邪を引いたようなので今日はここまでです。
みなさんも温かくしてくださね。
我が家のパソコンがある部屋はどこも寒くて敵わない……

384 :森崎名無しさん:2008/10/14(火) 23:02:19 ID:???
乙でした、お大事に。

385 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 09:57:53 ID:qZAK/2Bk
>永田のドリブル→  クラブQ +(ドリブル)30
>中山のディフェンス→  スペード3 +(ディフェンス)27
>(攻撃側の数値)42−(守備側の数値)30が≧2→永田が中山を抜きさる!

永田は中山に背中を向けたままドリブルをしていた。

中山「背中を向けておいて、一気に方向転換しようってのか?右でも左でも対応してみせる」

永田(ふふん♪対応できるもんならしてごらんなさい)

永田はまだ動かなかった。

ただ、ドリブルの仕方が少し変わっていた。

ボールの側面をこするようにつくことで、逆回転をかけていた。

その回転は次第に増していく。

そして、機が熟したのを確認すると永田は一気に動き出す!



386 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 09:58:45 ID:qZAK/2Bk
一瞬、コートの方を振り返り、中山の位置を確認する。

中山(俺を、いや、俺の股間を見てなかったか?オカマ怖え!)

すると、ボールをやや前方に強く叩き付ける。

バックスピンのかかっていたボールはバウンドすると永田の方に戻ってくる。

それは高く跳ね、永田の体より遥か上に飛んでいった。

永田はボールが顔の高さにきたところで、体をかがめ、伸脚の後転をした。

中山「でんぐり返し!?」

そして、伸ばした足を中山の足の間に入れると、腕の力で股の間をすり抜けた。

そのままの動作で起き上がると、跳ねたボールはそのまま永田の手元に戻ってきた。

ボールだけ見ていればカットできていたかもしれない。

しかし、中山は永田の動きを追ってしまったばっかりに、ボールを完全に
見失っていたのだ。

永田「オ・マ・タの防御が甘いわよ(はぁと)」


387 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 09:59:15 ID:qZAK/2Bk
唖然とする中山を尻目に、永田はドリブルで進んでいく。

そこに宮益医師がチェックに入る。

宮益「これ以上は好きにさせん。バスケなら負けんよ」

永田「あら、素敵なオジサマ!でも、アタシはやっぱり若い男の方が好きなの」

宮益「それは残念だ」

苦笑いの宮益医師。

永田「だから、悪いけどさっさと抜かせてもらうわよ」

宮益(彼の動きに惑わされるな……ボールだけを追うんだ)


388 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 09:59:37 ID:qZAK/2Bk
先着2名で
(攻撃側)
永田のドリブル→ ! card+(ドリブル)30
(守備側)
宮益のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)35
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→永田が宮益を抜きさる!
−1〜1→こぼれ球に!杉と三溝と翼でせりあいに!(数値により距離補正)
≦−2→宮益がボールを奪う!

【補足・補正】
・永田のマークがダイヤのとき「美しいドリブル」が発動し数値に+2されます。
・永田のマークがハートのとき「裏永田」に変身し、全能力に+2されます。


389 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 10:39:18 ID:???
永田のドリブル→  ダイヤ9 +(ドリブル)30

390 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 11:45:49 ID:???
宮益のディフェンス→  スペード6 +(ディフェンス)35

391 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 12:28:43 ID:qZAK/2Bk
>永田のドリブル→  ダイヤ9 +(ドリブル)30+(美しいドリブル)2=41
>宮益のディフェンス→  スペード6 +(ディフェンス)35=41
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が−1〜1→こぼれ球に!杉と三溝と翼でせりあいに!

ドリブルをする永田と、抜かせまいとする宮益医師は並走していた。

時折、永田が新体操のような動きでフェイントを入れるが宮益医師は動じない。

永田「なぜ、アタシに見とれないの!?アタシの後ろに薔薇が見えないの!?」

宮益「大人になると頭が固くなってしまうのさ。想像力の欠如……寂しいがね」

永田「それなら、スピードで抜く!」

宮益「確かに君は速い。だが、速すぎはしない!」

手を伸ばし、永田の手元からボールをはじき出す宮益。

永田「う、うそっ!アタシが止められた……」

宮益「こぼれ球にするのがやっとか。技術では負けないつもりだったが、若さと勢いだな」


392 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 12:29:34 ID:qZAK/2Bk
そして、こぼれ球は杉、三溝、そして翼のちょうど真ん中に転がっていった。

杉「もらったぁ!」

三溝「茂の分まで……俺が!」

翼「ここを押さえれば勝てるんだ!」

先着3名で
(攻撃側)
杉のせりあい→ ! card+(せりあい)24
三溝のせりあい→ ! card+(せりあい)25
(守備側)
翼のせりあい→ ! card+(せりあい)22
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。

MAX(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→河井中がボールキープ!攻撃続行!
−1〜1→再びこぼれ球に!永田と宮益と中山でせりあい!(差によって補正がつきます)
≦−2→翼がボールキープ!攻守交代。


393 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 12:34:22 ID:???
杉のせりあい→  ダイヤ5 +(せりあい)24

394 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 12:35:56 ID:qZAK/2Bk
>>369の前にこれを入れてください。今さらですが……
本当にすみません。ミスが全然なくならない。

395 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 12:38:11 ID:qZAK/2Bk
>>369の前に入れる文章。(判定の途中ですみません!)



>B ディフェンスの上手い中山が徹底マークしてくれ!

翼「あいつのマークは中山に任せる。俺も杉を見ながらフォローするから徹底的にマークしてくれ」

中山「ああ、今までどおりの役割分担の方がやりやすいし、万が一あいつが下手だったとき、
   ふたりがかりや、先生を回して他の奴をフリーにするのはリスキーだからな」

宮益「大丈夫、君たちも十分上手い。それぞれの役割をきちんと行えば勝機は自然と見えてくるさ。
   さあ、守備の話もいいけど、まずは次の攻撃だ!」

翼・中山「あ、そうだ。攻撃だ!」

宮益「基本的にはさっきと同じ作戦でいい。もし、三溝くんが外に出てくるようだったら君たちで
   ゴール下までボールを持って行って、強気に狙っていきなさい」

翼・中山「はい!」


396 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 12:49:32 ID:???
三溝のせりあい→  ダイヤJ +(せりあい)25
(守備側)

397 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 12:50:49 ID:???
翼のせりあい→  クラブ8 +(せりあい)22

398 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 13:55:39 ID:qZAK/2Bk
>杉のせりあい→  ダイヤ5 +(せりあい)24=29
>三溝のせりあい→  ダイヤJ +(せりあい)25=36
>翼のせりあい→  クラブ8 +(せりあい)22=30
>MAX(攻撃側の数値)36−(守備側の数値)30が≧2→河井中がボールキープ!攻撃続行!

3人から等距離に落ちたボール。

いちばん素早くそれに反応したのは、意外にも三溝だった。

そして、その長い腕でボールをキープする。

三溝「やったァ!」

翼「しまった!」

杉「でかした、ミッタン!」

そして、ゴールのすぐ下で、そのままシュートフォームに入る。

宮益と中山もようやくゴール下まできつつあったが、シュートをブロックするには
至らなかった。

三溝「は、入れ!」

そして、フリーでシュートが打たれた!


399 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 13:56:13 ID:qZAK/2Bk
先着1名で
三溝のゴール下→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

数値が
≧9 ゴール!河井中柔道部の得点。
≦8 リングに弾かれる!リバウンド勝負。
JOKER→ゴールになるが、どちらかのチームに助っ人が(さらに分岐)

【補足】
フリーですが三溝のスキル「弱気」により+の補正は受けられません。
リバウンド勝負になる際、シュートのカードのマークにより参加する人が変わります。
ダイヤ・ハート→杉と翼
スペード・クラブ→永田と宮益と中山


400 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 13:58:40 ID:???
三溝のゴール下→  ハート9

401 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 14:48:26 ID:qZAK/2Bk
>三溝のゴール下→  ハート9
>≧9 ゴール!河井中柔道部の得点。

三溝の放ったシュートは体に似合わず弱々しい軌道でリングに向かう。

ゴンッとリングに何度もぶつかり、入るか入らないかというところで弄ばれる。

三溝「入ってくれぇえ!」

三溝の願いが通じたのかは分からないが、ボールはネットに吸い込まれた。

ザシュッ!

三溝「入った!やったぞ、茂!!」

コートの外で体力切れの宮崎もなんとかガッツポーズをする。

宮崎「よくやった、ミッタン」



※河合中柔道部に得点が入りました。(海南大病院1−2河井中柔道部)

【ガッツ】2回目の守備での消費が抜けていました。それも今回計算します。
翼 320 → 300 中山 310 → 270 宮益 320 → 280


402 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 14:49:01 ID:qZAK/2Bk
海南大病院チーム、最後の攻撃前の作戦会議。

翼「リードされちまったな」

中山「すまなかった。永田のドリブルに全然反応できなかった」

宮益「しょうがない。彼の動きは予想外に素晴らしい。私も止めるのが精一杯だった」

中山「でも、まだ負けたわけじゃないですよね!」

翼「そうだ、俺たちもまだ攻撃のチャンスがあるんだ」

宮益「ああ、次の1本は何が何でも取るぞ。大人げないが私がボール運びをしよう。
   翼君はゴール下で待機、中山くんは私のフォローを頼むよ」

翼・中山「はい!」


403 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 14:51:11 ID:qZAK/2Bk
一方、河井中柔道部は……

杉「相変わらずお前の動きはすげえな、永田」

永田「そ〜ぉ、それほどでも……あるかしら?」

宮崎(うぜえよ、オカマ)

永田「何か言ったかしら、おサルさん?」

宮崎「いや、別に」

永田「汗かいちゃった。アタシ、そろそろ交代させてもらってもいい?」

三溝「でも、次の守備を守り切れば勝ちなんだ。ここは手堅く……」

永田「大丈夫よ、あれくらいだったらあんたたちでなんとかなるでしょ」

杉「(ちっ、気分屋め!)だが、宮崎も体力がまだ戻ってないし」

宮崎「いや、結構休めた。守備くらいならなんとかなるさ」

杉「しかし……」


404 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 14:52:00 ID:qZAK/2Bk
先着1名で
河井中柔道部の交代→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

ダイヤ・ハート→いや、永田は外せない!
スペード・クラブ→仕方ない、宮崎出てくれ。
JOKER→「私が代わりに出てあげようか?」ポニーテールの少女登場!


405 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 14:53:17 ID:???
河井中柔道部の交代→  ハートJ

406 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 15:43:15 ID:qZAK/2Bk
>河井中柔道部の交代→  ハートJ
>ダイヤ・ハート→いや、永田は外せない!

杉「いや、永田は外せない!頼む、出てくれ」

永田「えぇ〜」

杉「宮崎はもう少し回復に時間がかかる。この試合に勝てばすぐに2回戦が始まる。宮崎に今、
  無理をされてはそのときに戦えなくなってしまう」

永田「アタシだって結構疲れているのにィ」

宮崎(確かに、こいつはひとつひとつの動きが派手な分、体力の消費が大きいからな)

杉「そういえば、さっきコートの外で元イエ○ーキャブの野○社長がお前を見ていたようだったな。
  なんだか、熱心にメモを取っていたが……お前の美しい動きに魅せられてスカウトでもしようと
  してたのかもな。もうしばらくプレーを見せていればスカウトにくるかもよ」

永田「ウソ!アタシ、出る!がんばる!!」

杉「(こいつはこういうのに弱いんだよな)よし、最後の守備だ!行くぞ!」

三溝「おう!」

永田「ハーイ!」


407 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 15:44:40 ID:qZAK/2Bk
海南大病院チームの攻撃(3/3)

宮益「得点すれば延長戦だ!1本集中だぞ」

翼・中山「はい!」

海南大病院チームは、ポジションを替え、ボール運びを宮益医師が、ゴール下で三溝と
やり合うのが翼、そして中間でフォーローをする役目が中山となった。

宮益「大事な1本だが弱気になるな!強気に打っていけ。打たなきゃシュートは入らない」

ドリブルをしながら翼と中山を鼓舞する宮益に、永田がつく。

永田「リーダーシップのある大人の男性って素敵よ。でも、私も負けられないの(デビューが
   かかっているの!)」

杉(おー、やる気だ。う〜ん、普段は頭もいいんだけど芸能の話が入ると途端に馬鹿に
  なっちゃうんだよなぁ)

宮益「もう、好きにはやらせない」

ドリブルで永田を抜きにかかる!


408 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 15:45:11 ID:qZAK/2Bk
先着2名で
(攻撃側)
宮益のドリブル→ ! card+(ドリブル)36
(守備側)
永田のディフェンス→ ! card+(ディフェンス)30
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。
なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→宮益が永田を抜きさる!
−1〜1→こぼれ球に!杉と中山でせりあいに!(数値により距離補正)
≦−2→永田がボールを奪う!

【補足・補正】
・永田のマークがハートのとき「裏永田」に変身し、全能力に+2されます。


409 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 15:49:21 ID:???
宮益のドリブル→  スペードQ +(ドリブル)36

410 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 15:50:16 ID:???
永田のディフェンス→  スペード6 +(ディフェンス)30

411 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 17:30:06 ID:qZAK/2Bk
>宮益のドリブル→  スペードQ +(ドリブル)36=48
>永田のディフェンス→  スペード6 +(ディフェンス)30=36
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧2→宮益が永田を抜きさる!

宮益医師のドリブルは淡々としていた。

永田のような派手さはなく、相手と向かい合いながら左右交互にボールをついていた。

永田(地味なくせに……隙がないじゃない!)

右手、左手と交互にボールを持ち替える動きの中に、今度は足と上半身の動きが入る。

体を傾けながら、今にも動き出すぞ、と永田にプレッシャーをかける。

永田(右、左、右……くる!)

永田は宮益医師の動きから自分の左を抜いてくると判断した。

しかし、宮益医師はさらにボールを持ち替え、逆から永田を抜いていく。

永田も反応しようとするが、一度重心をかけてしまった足から力を抜くのは容易ではなく、
結局はバランスを崩し、その場で転んでしまう。

永田「なによォ!」


412 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 17:30:30 ID:qZAK/2Bk
そのままゴールに向かって行く宮益医師に杉がチェックに入る。

杉「ここを押さえれば俺たちの勝ちなんだ!」

宮益「だからこそ、譲れないんだよ」

中山「先生、俺もフリーです!」

先着2名で
杉の判断→ ! card
宮益の判断→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

ダイヤ・ハート→(宮益)シュート(杉)シュートに備える
スペード・クラブ→(宮益)中山へのパス(杉)パスに備える
JOKER→???


413 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 17:42:15 ID:???
杉の判断→  ダイヤ10

414 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 17:44:23 ID:???
宮益の判断→  ダイヤK

415 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 18:01:36 ID:qZAK/2Bk
>杉の判断→  ダイヤ10
>宮益の判断→  ダイヤK
>ダイヤ・ハート→(宮益)シュート(杉)シュートに備える

宮益(中山くんには申し訳ないが……ここは確実に点がほしい)

杉(さっきブロックされた借りは返す!)

宮益医師は三溝と距離を取るためにゴールからやや離れた位置で立ち止まると、
そのままシュートのフォームに入った。

だが、杉もそれに反応していた。

先着2名で
(攻撃側)
宮益のジャンプシュート→ ! card+36
(守備側)
杉のブロック→ ! card+25
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧1→宮益のシュートがブロックをかわす!ゴール判定に。
0→杉のブロックが成功しこぼれ球に!中山と永田でせりあい。
≦−1→杉のブロックが成功!攻守交代。

※シュートが成功してもブロックとの差が小さい時はゴール判定にマイナス補正がつきます。


416 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:13:39 ID:???
宮益のジャンプシュート→  クラブA +36

417 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:13:47 ID:???
杉のブロック→  ダイヤA +25

418 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:16:36 ID:???
酷いw

419 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 18:22:35 ID:qZAK/2Bk
>宮益のジャンプシュート→  クラブA +36=37
>杉のブロック→  ダイヤA +25=26
>(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→宮益のシュートがブロックをかわす!ゴール判定に。

杉がブロックに飛ぶための時間も与えないほど、宮益医師のシュートへの動きは素早かった。

杉「ダメだ、全然届かない!」

中山「すげえ!なんて、きれいなフォームだ!!」

翼(さっきもそうだったけど、親子でシュートフォームがそっくりだ)

宮益「中山くん、念のためリバウンドに向かって!翼くんをフォローだ!!」

中山「あ、はい!」

その間にも、ボールはきれいな放物線を描きながらリングに向かっていた。

ヒュルルル……


420 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 18:22:57 ID:qZAK/2Bk
先着1名で
海南ナンバー2シューターの父、再び→ ! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

数値が
≧4 ゴール!海南大病院チームの得点。
≦3 リングに弾かれる!翼・中山と三溝のリバウンド勝負に。


421 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:24:04 ID:???
海南ナンバー2シューターの父、再び→  ダイヤ2

422 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:24:37 ID:???
なん・・・だと・・・

423 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:24:45 ID:???
海南ナンバー2シューターの父、再び→  クラブ5

424 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:26:29 ID:???
海南ナンバー2シューターの父、再び→  ダイヤ9

425 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:38:33 ID:???
嘘…だろ…

426 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 18:42:21 ID:qZAK/2Bk
>海南ナンバー2シューターの父、再び→  ダイヤ2
>≦3 リングに弾かれる!翼・中山と三溝のリバウンド勝負に。

どんなに良いプレーヤーであってもシュートを外すことはある。

そして、それは決まって最悪の瞬間に訪れる。

なぜなら、絶対に決めたいというプレッシャーがミスを誘発するからだ。

宮益医師のこのシュートも絶対に決めなくては、というプレッシャーに敗れたのかも
しれない。

そう、ボールは無情にもリングに弾かれた。

宮益「しまった!焦ったか」

杉「ミッタン、リバウンドは頼んだ!」

三溝「でも、相手が2人もいる……」

翼「中山、フォローを頼む!」

中山「久々のコンビプレーだな!」


427 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 18:43:01 ID:qZAK/2Bk
先着3名で
(攻撃側)
翼のリバウンド→ ! card+21+(コンビプレーによるポジショニング補正)2
中山のリバウンド→ ! card+23+(コンビプレーによるポジショニング補正)2
(守備側)
三溝のリバウンド→ ! card+30
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。

なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。
行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。

MAX(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が
≧2→海南大病院チームがボールキープ!攻撃続行!
−1〜1→こぼれ球に!宮益と杉・永田でせりあいに!
≦−2→三溝がボールを奪う!試合終了!

【補正・補足】
・今回、翼か中山がKを出して行動を成功させるとリバウンドのコンビプレーを覚えます。


428 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:47:05 ID:???
翼のリバウンド→  スペード8 +21+(コンビプレーによるポジショニング補正)2

429 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:49:27 ID:???
中山のリバウンド→  スペード4 +23+(コンビプレーによるポジショニング補正)2

430 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:50:25 ID:???
三溝のリバウンド→  ハート5 +30

431 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 18:54:44 ID:???
オワタァ

432 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:22:43 ID:qZAK/2Bk
>翼のリバウンド→  スペード8 +21+(コンビプレーによるポジショニング補正)2=31
>中山のリバウンド→  スペード4 +23+(コンビプレーによるポジショニング補正)2=29
>三溝のリバウンド→  ハート5 +30=35
>MAX(攻撃側の数値)31−(守備側の数値)35が≦−2→三溝がボールを奪う!試合終了!

翼が三溝の前に立ち、彼がリバウンドに跳びにくくする。

翼「三溝は食い止める!中山、頼んだ」

そして、ボールには中山が向かう。

中山「よし、任せろ!」

しかし、三溝はそんな翼や中山をお構いなしにジャンプすると、ふたりを吹き飛ばしながら
ボールをキャッチした。

三溝「ふんがぁ!」

倒れる翼と中山を上から見下ろす三溝の顔は自信に満ちていた。

三溝(やれる!俺はやれるぞ!)

そして、この瞬間、海南大病院チームの1回戦敗退が決定した。


433 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:23:32 ID:qZAK/2Bk
試合が終われば敵も味方もなくなり、お互いの健闘を称え合う。

宮益「いやぁ、みんな中々の逸材揃いだね。素晴らしいチームだったよ」

杉「ありがとうございます!(俺は何もしてないけど)」

中山「宮崎のスピードは速かったな。ついていくのがやっとだったよ」

宮崎「いや、でもボールを弾かれちまったからな。しつこいディフェンスだったぜ。
   それに翼って言ったっけ?お前のスピードもかなりのもんだったし」

翼「はははっ。ありがとう。宮崎に言われると自信になるよ。しかし、俺たちじゃ
  永田の動きは全然読めなかったな」

永田「あら、そ〜お?じゃあ、今度アタシのことをよ〜く知ってもらおうかしら。
   特にそっちの彼(はぁと)」

中山に迫る永田。

中山「い、いや!ええええ遠慮するよ、俺は」

杉「永田、中山くんが青くなっている。止めなさい」

永田「はぁ〜い」


434 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:24:43 ID:qZAK/2Bk
中山「しかし、いちばん驚いたのは……」

翼と2人で三溝の方を見る。

三溝「え、何?」

バツが悪そうな顔をする三溝。

翼「体もパワーもすごかったな」

中山「しかも、アリウープまで決めてさ」

三溝「いや、あんなのまぐれですよ。次はきっと無理だし」

宮崎「だー、なんでテメェはそんなに弱気なんだよ!もっと自信持って『俺の実力は
   あんなもんじゃねーぜ』くらい言ってやれよ!」

三溝がこんな性格なのは幼馴染の宮崎に逆の影響を受けているからなのだが、宮崎には
分かっていなかった。

杉「ま、何はともあれ……」

一同「いい試合だったよな」

河井中一同(うちが勝ったし)

翼(なんだか、初めて試合を最後までやりきった気がする。楽しかった)


435 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:25:33 ID:qZAK/2Bk
次の試合のチームがやってきて、解散しすることになった。

中山「じゃあ、俺たちの分までがんばってくれよ!」

宮崎「おう!任せろ。優勝してやるぜ」

三溝「でも、これからは経験者も出てくるだろうし……」

宮崎「だーかーらー」

例のごとく、騒がしく去っていく4人にポニーテールの女の子が加わる。

??「あら、負けたってのにだいぶ元気なのね」

杉「俺らは勝ったの!」

??「そうなの。ま、どうでもいいけど」

宮崎「どうでもいいならくるな!」

??「何よ〜、せっかく応援にきてあげたのに!」

杉「試合中にいなかったじゃないか!」

??「だって……」

さらに騒がしくなり、その声はいつまでも聞こえてくるようだった。


436 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:26:26 ID:qZAK/2Bk
中山「……負けちまったな」

翼「……ああ」

中山「……悔しいな」

翼「……ああ」

中山「もっともっと上手く、もっともっと強くなりてぇな」

翼「ああ。……お前よりもな」

中山「へっ、負けないぜ」

ふたりに宮益医師が声をかける。

宮益「2人ともお疲れさま。よくがんばってくれたよ」

中山「すみません、勝てなくて」

宮益「いや、別に勝つことだけが目的じゃないからね。君たち、楽しかったかい?」

翼・中山「はい!」

宮益「その気持ちを味わってもらえたなら十分だ」


437 :TSUBASA DUNK:2008/10/15(水) 20:27:19 ID:qZAK/2Bk
そのとき、場内アナウンスが入る。

「1回戦で敗退されたチームでコンソレーションマッチを行いますので参加を希望される
 チームは受付までお越しください」

中山「コンソレーションマッチ!?」

宮益「そういえば、忘れていたよ。1回戦で負けたチームもあと1試合することが
   できるんだ。どうする?やるかい?」

中山「翼、どうする?」

翼「じゃあ、……」

A せっかくだし、出るか!(もう1試合だけ行います)
B いや、やめよう。(日常パートに戻ります)
(先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)


438 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 20:27:37 ID:Y68ULB0M
A

439 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 20:27:41 ID:???
A

440 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 20:27:56 ID:fDUWz4Go
A

441 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 20:27:57 ID:uOXeV/Zs
A

442 :森崎名無しさん:2008/10/15(水) 20:34:46 ID:???
出来たら試合前に元ネタ紹介して欲しいな

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