キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【今!】キャプテンブライト4【1000レスがモテる】

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/01/31(土) 03:54:37 ID:4L7NbdC2
キャプテン森崎のスピンアウト作品? です。
「機動戦士ガンダム」に出てきたホワイトベース隊(WB隊)、艦長ブライト・ノアが、ほとんど活躍しないスレ。
キャプツバともサッカーとも森崎とも関係ないカオス作品ですが、ノリだけでゆっくり突っ走る予定です。
宇宙空間でも生身でサッカーしてますが、酸素とか気圧とか重力とか空気抵抗とかはスルーしてください。

・ここのサッカーは、「一点先取」や「作戦時間を戦い切ること」が勝利条件なこともある変則ルールです。
・ストーリーは基本的に原作準拠で進みますが、信用しないで下さい。
・登場キャラは、別ジャンルの各種作品から、中の人の好みや都合等で出演してもらってます。
・中の人は愛情表現がおかしいです。好きな人やキャラを悲惨:ヘタレな描写にすることが多々あります。
・中の人はキャラの知識がないことも多いので、細かな設定間違いはスルーか指摘してください。基本はアニメ版準拠。
 #但し各キャラは、セリフや必殺技等をいろんな所からパクることも多いです。

予告編は「雑談用スレ5」の >>582-586 あたり。
今までの詳細なストーリーは「外伝スレ1」 >>925 から、となっております。
前スレ http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1230399459/1-100

〜あらすじ〜
WBの艦長代理となったブライトは、ジオンの「サッカー」に対抗できる人材を避難民の中から集めました。
「モテモテ王国軍」を鎮圧したり、素人女子高生(尚敬高校だけど)と練習試合をして脱線だらけ。
現在、ようやくTV版3話、ジオン軍と2度目の交戦に入りそうです。

ちなみに。「ERROR:datファイルのサイズが限界を超えました。新しいスレッドを作成してください」
が出たので、前スレは >>855 で終わりです(もう何も書き込めません)。…最短記録な気がします。

601 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 00:52:29 ID:???
さりげなく「ゴールポスト」を差し引かれるところが新田だw

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/24(火) 00:55:43 ID:K0iaF7MY
 鼻歌を歌いながら帰って行くアリーナを見ながら。犀川は突然、切り出した。
犀川「さて。西之園君。『引き』が残念だったね」
西之園「修造さんを笑えません…」

犀川「ねえ。二乗したら2になる数字って、何かわかる?」
西之園「見殺さナインとか、死者の誤入がカギとか言いませんよね」
 #西之園 萌絵 が、やや『福本シンドローム』に陥っているようです。

犀川「いや、真面目な話。…君、その状態で桜子さんに会わないでよ?」
西之園「ルート2でしょう? 1.4142135623730950488016887242……、もっと言いましょうか?」

 犀川も、彼女がこの手の数字を小数点以下百桁くらいまで覚えていることは知っている。
 でもポケモン全部言える小学生と同程度の価値しかない、とも思っている。
 わざわざ口に出すのも面倒なので言わないが。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/24(火) 00:57:18 ID:K0iaF7MY
犀川「それだけ?」
西之園「は?」
犀川「マイナスの、ルート2は?」

西之園「あ……」

犀川「西之園君。君の演算能力は、僕にはとても真似できない。でも、計算だけならコンピュータに任せればいい。
 大事なことは、閃くことだ。君は論理が飛躍する癖もあるが、それは長所だとも思う。コンピュータに飛躍はできない」

西之園「それは、褒めてくれているんですか?」
犀川「別に…。ただ、計算:演算能力に頼り過ぎないほうがいいと思う。イレギュラーに対応できないから」
西之園「……頑張って見ます」

犀川「うん。そして『引き』がよくなってくれれば…僕が、ラクできるし」
西之園「はぁ…。でもとりあえず、修造さんを越えてみせます!」

 夕日に向かって誓う、西之園 萌絵。 
 その横で。サントハイムSP軍団が。グラウンドの東側のコンクリートの補修を開始していた。


604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/24(火) 01:00:32 ID:K0iaF7MY
---
『ブライトさん&NPCフェイズ』

 ブライトさん(何故か「さん」付けで書いてしまうのは何故だろう)は、いつものように…ブリッジでのんびりしてた。
 連邦軍勢力圏内。とりあえず、敵の心配なし。進路は、ルナツー。到着までは暇になりそうだ。
 (実際は。ブライトさんが仕事をしないぶん、ブリッジクルーが激務になっているのだが)

 彼も、もともとは少尉。本来、艦の運用の知識などは全くない。教本に、目を通して見る。
ブライト「ふむふむ…え!? なにこれ! おいミライ、知ってたか? 『半舷休息』だって。便利じゃん!」
ミライ「…知ってます。というか、貴方がそれを言ってくれないと、みんなが不眠不休になるんですが」

『半舷休息』→戦闘状態の人間のうち、警戒状態を保ったまま、半分を休息状態にする。…ブライトさんは滅多に使わない。
 (交戦状態、もしくは交戦が予想される状態では『総員戦闘配置』となり、全員が駆り出される)

605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/24(火) 01:02:19 ID:K0iaF7MY
 基本、艦は24時間体勢。

 長期間航行の場合、8時間の3交代制(お仕事:自由時間:睡眠)。8時間労働。
 おそらく、こちらが基本だと思われるが。WBがどのようなシフトかは不明。

 但し人数が少ないと、12時間の2交代制を余儀なくされる(お仕事:自由時間&睡眠)。12時間労働。
 今現在のWBは、こちらかもしれない。が、長期間には不向き(人間なので。疲れるとミスも多くなる)。

 原作ではセイラさんが「半舷休息のはずなのに」と、お風呂から出てきた。…流石はWB、個人用のお風呂も完備です!
 アムロやカイがベルファストで『半舷上陸』しましたが。人数の半分を出すのは、「戦闘状態になりにくい」場所のため。

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/24(火) 01:04:52 ID:K0iaF7MY
ブライト(大真面目)「…しかし。弾幕による敵戦艦の撃破方法が載ってないぞ!?」
ミライ(突っ込む気がない)「(主砲とか、メガ粒子砲が可哀想…)」

 一応は、艦の運用の勉強をしているブライトさんだったが。
 そこに。ある人物が、やってきた。それは…

A:桜子。芝村 舞を探しているようだ。(色々と聞きたいことがあるようだ。…髪型じゃないよね?)
B:なのは。交戦許可を求めているようだ。(誰と!? え? WBも戦うの!?)
C:灯里。固定背番号Cが欲しいようだ。(愛用の「オール」に刻まれている番号)
D:アリーナ。固定背番号Hが欲しいようだ。(日向くんっぽい番号)
E:奈々。固定背番号Fが欲しいようだ。(孤高の7、あるいは孤独の7)

 いずれも、相手の好感度が上がります。
 ブライトさんに何かをくれたり、逆にブライトさんが何かを教えることがあります。

先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
---
今日はここまでー。アリーナがバランスブレイカーなんだよな…(でも何故か得点王はヤムチャ)

607 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 01:05:45 ID:hew4a/Fg


608 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 01:06:41 ID:j3OwGtHw
乙でしたー
A
ちょっと興味あるな確かに…髪型でもいいけど

609 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 01:15:54 ID:rGGlTEl2


610 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 01:16:22 ID:a5X7cbwY
B

611 :森崎名無しさん:2009/02/24(火) 08:38:25 ID:???
>ブライトさん(何故か「さん」付けで書いてしまうのは何故だろう)

なんとなくぶらり途中下車の旅を思い出した。
ナレーション「おやおや、ブライトさん。ここでWBを降りるんですか?宇宙空間ですよ」

612 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:01:49 ID:???
>>611 普通に降りそうな感じがするのですがw

 塾長襲撃プラン書いてたら、時間なくなりました…。襲撃まで、最短のルート。
 ああ。なのはと岬なんて、会わせるんじゃなかった…

 今後。今回みたいに『ブライトさん&NPCフェイズ』など。NPCが接触してくることが、多々あります。
 というか、一巡したらそれが主流かも(カードやNUMを使って、スポット当てるNPCを決めようかも、検討中)。

 ともあれ。友好的な交流であれば、ブライトさんが何かを教えてもらったり。逆に何かきっかけ等でNPCが強くなる(かも)。
 例えばブライトさんは、軍楽、『逃げる』、『二重の極み(メイク)』、精霊手、手品、各種ブロマイド等があります。
 …あー。役に立たないかも。

 なのはファン、岬ファンを敵に回して大丈夫なのか怖くなってきた、今日この頃。

613 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:03:12 ID:aiio6Pdw
B:なのは。交戦許可を求めているようだ。(誰と!? え? WBも戦うの!?)
---
 時間は少々、遡る。
 月星 新平が、岬 太郎と会う日。

 例によって、なのはは電話ボックスに入った。
 『白い粉』が詰まっている大きな鞄は、床に置く。

 そして、やや大人っぽいハンドバッグから、3つの物を取り出した。
 コンパクトミラー、買ったばかりのパンティ(大人用)と、香水。…値段はどれも、100円である。

なのは「まず…リリカル・パンツ! そして…マジカル・香水!」
 叫びながら封を開けるのは、特に意味はない。

なのは「さらにぃいぃっ! リリカル・調合っ!」
 ほんの僅かに、香水をパンツに振り撒いた。

なのは「フッ…。なのはハンドもパンチ力!」
 色々とアレな頭…失礼、お年頃なのです。

614 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:05:47 ID:aiio6Pdw
なのは「それじゃ。リリカル・マジカル…大人になーれ!」
 なのはは、魔法で19歳になった。

 …9歳当時は、せいぜい『管理局の白い悪魔』だった異名が。一気に『魔王:なのは』と呼ばれるようになった年代だ。

 外見は美しく。言葉使いも優しく丁寧なため。パッと見ただけでは、彼女の本質は掴めない。

 #実際。教官役のなのはを、新人魔法使い約2名がナメてかかったことから。なのはは『天地魔闘』を披露。
  新人どもは「お仕置き」を受け、心に深い傷を負う(→血まみれの訓練事件)というものがあった。

 #この時に披露した『天地魔闘の構え』から、なのは様はバーン様を継ぎ『魔王』と称されることになる

 その「お仕置き」の際。新人をバインドで拘束した後、砲撃ではなく誘導弾を至近距離から乱射という方法を取ったのだが。
 当時の、なのはの言葉。

『痛い? うん、もっと痛がって…。ああ、いい表情…! あ。ええっと、殴ってる私の手も痛いんだよ!』

 には、誰も突っ込みを入れることができなかったとされる。


615 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:07:30 ID:aiio6Pdw
 ハートマン軍曹のほうが、まだ接しやすいだろう。彼の場合は「走れクズども!」と言ってくれる。
 しかし、なのは教官は「じゃ、次は走ろっか」程度にしか、言わない。
 反対意見を言おうものなら、目をつけられ。下手に行動すると「お仕置き」(命に関わる)が、待っているからだ。


お仕置きをうけた女性Tさん「…なのは様は最高。なのは様こそ正義。なのは様は素敵。ぅあっ!? いやぁぁあああああ!」
友人の女性Sさん「彼女、まだちょっと療養中で…。なのは隊長と、その教育方針は、間違ってません! …威力はともかく」

同じベッドで寝ている女性Fさん「なのはちゃんは『不殺』です。本当に、優しい人なんですよ…(ベッドでも)」
なのははワシが育てた、という男性Uさん「気絶も、死亡も、『もう痛がらない』って点では同じだからね…」


 ###中の人は、なのは様が大好きです! 本来的に優しい性格だとも思ってます! 恨まないでください!###


616 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:09:52 ID:aiio6Pdw
 ともかく、だ。なのは19歳は、周囲の『気』を感じ取った(…そこで魔法を使って欲しいものだが)。
なのは19歳「(これは天津飯の気…新平おにーちゃんがこっちで。…いた! 岬くん)」

 ナンカツシティ上空に舞い上がり、一気に急降下。ふんわり着地。
 ビルの陰から見ると、帽子を目深にかぶった、岬 太郎がいた。

 彼の後を尾けるように歩き…追い越そうとしたあたりで、岬の首に拘束魔法『バインド』をかける。
 普通の(?)サッカー少年:岬 太郎には、そんなことに対処する方法は何もない。

 声もあげられず、抵抗もできず。脇道へと連れ込まれたが、拘束魔法も解かれた。
岬 太郎「な、何なんですか、あなたは…」

なのは19歳「まあまあ。お話し、しましょ」
岬 太郎「あの、僕、用事があるんで」

なのは19歳「…また、スポーツショップでも荒らしにいくの?」

岬 太郎「!!!!」

なのは19歳「安心して。新平が言いふらしたわけじゃないわ。…そうね。彼には『ホワイトデビル』とだけ言うように」
岬 太郎「は、はい…」

617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:13:11 ID:aiio6Pdw
なのは19歳「今日は君にプレゼントよ。本当の君は、翼くんあたりよりも、高い能力を持っている…」
岬 太郎「僕が?」
なのは19歳「心を。自分の心を押さえつけているから、巧いプレイができないの。さあ、これを。顔に被りなさい…」

 なのはは、先程作成? した匂いつきパンツを。岬に手渡した。
なのは19歳「脱・ぎ・た・て☆」

岬 太郎「いや…そんな、ここで、こんな…いやいや…」
なのは19歳「大丈夫。それは、紳士の証よ。ピエールより紳士だわ(変態と言う名前の)」

岬 太郎「クッ…うぉおおお!」
 100円の新品パンツを被る、岬。だが彼には、その香水の匂いと。目の前のお姉さんの「脱・ぎ・た・て☆」発言。
 疑う余地などなかった。これは、この人のパンツなんだ…!

岬 太郎「フオオォオオオッ! …クロス・アウツッ!」
 自分の服を脱ぎ捨て。ブーメランパンツと網タイツ姿の、岬 太郎。まさに紳士!!

なのは19歳「うん! その姿でサッカーをすれば、翼くんなんて雑魚同然!」
岬 太郎「ありがとうございます、お嬢さん…」(紳士的にお礼を)

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:16:00 ID:aiio6Pdw
---
 岬の姿には、街の人々も驚いたが。一番驚いたのは新平だった。
 待ち合わせの喫茶店で、パンツを被り、ブーメランパンツと網タイツ姿の岬が現れた瞬間、眩暈がした。

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
岬に対する期待→! card
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

スペード→数字*2
ハート→数字*1.5(切捨て)
ダイヤ→数字そのまま
クラブ→数字/2(切捨て)
JOKER→MAX「よし、(生涯の)パートナーにしよう」

結果が「岬評価」になります。ちなみに。新平 ステータス。LV2
情報網:24、二ヶへの愛:3、エンドールでの評判:25、です(あまり使わないと思いますが…)。

619 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 00:18:32 ID:???
岬に対する期待→ ハート7

620 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:41:59 ID:aiio6Pdw
岬に対する期待→ ハート7
ハート→数字*1.5(切捨て)
 →「岬評価:10」
---
岬「新平さん…。約束通り、武装をせずに一人で、やってきました」
新平「そ、その格好で?(意外に…度胸がある…のか?)」
岬「ええ!」

新平「(自信満々だよ…。まあ、『コレ』が岬太郎だと思う人はいないだろうけどさ)」

岬「マスター、注文。コーヒーと…おいなりさんを」
店員「いえ。おいなりさんは、メニューには…」
新平「(勘弁してくれ…)」

621 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:44:40 ID:aiio6Pdw
 しばらくすると、白い服の少女が店内に入ってきた。大きな鞄を持っている。

白い服の少女9歳「はーい、新平お兄ちゃん。お使いです」

 いつものように。鞄には大量の『白い粉』が詰まっているのを確認。そして少女から手紙を受け取る。
 手紙の内容も、いつもとほぼ同じ。だから新平は、大量の札束を封筒に突っ込み、少女に返した。

 ただ…一つだけ。手紙の最後に、『使うならば。今、岬を使え』と記載があった。

新平「(ホワイトデビル…まさか俺たちのことを、どこかで見てるのか?)」←隣の席に座ってます

622 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:46:40 ID:aiio6Pdw
新平「さて岬くん。今。僕は、ある仕事を依頼されている。男塾の中の、人探しというか位置の確認みたいなものかな。
  男塾自体は、電話帳にも載ってるので探すのに問題はなかった。男塾は地球:日本にある。
  だが、塾長がそこにいるか。そして塾長が本物かどうかは、不明だ。今日はその確認。手段の一つを試そうと思う」

岬「ほほう。どのように?」(紳士だし、自信満々)
新平「すぐ、わかるさ。そしてこれが、第二次テストだ」

 新平は、店内の公衆電話から、男塾に電話をかけた。中年男性…おそらく鬼ヒゲあたりが電話に出る。
 が、そんなヤツは目標ではない。塾長に取り次いでもらうには…

新平「NASAで開発された、新しい育毛剤のセールスです。最初の3ヶ月は無料。是非とも、ご担当の方とお話がしたく…」

 電話は、あっさりと取り次いでもらえた。
 問題はここからだ。

 新平は岬に電話を手渡した。

新平「岬。この電話の相手を、挑発してみろ。ハゲとか何とか、悪口でいい」
岬「紳士なので気は進みませんが…やりましょう!」
なのは「(わくわく)」

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 00:50:02 ID:aiio6Pdw
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
岬の挑発→! card (紳士なので-1)+(カードの数値)=
塾長の怒鳴り声→! card (電話越し-1)+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ なのは、決意を固める。シュート力+1、ガッツ+10
=1、0、-1→左から順に
(なのは。シュート+1)(なのは、ガッツ+10)(なのは、ガッツ+5)
≦-2→ 新平、二ヶでの平穏な生活を思い出す。「二ヶへの愛情」+3

【補足・補正】
・岬のマークがダイヤの場合「紳士の挑発」が発動、補正+3

#数値での勝敗のぶん、新平の、岬評価が上下します。評価が0以下になると、新平は岬を見捨てます。

624 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 00:52:23 ID:???
岬の挑発→ ダイヤ5  (紳士なので-1)+(カードの数値)=

625 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 00:53:17 ID:???
塾長の怒鳴り声→ ダイヤ5  (電話越し-1)+(カードの数値)=

626 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 01:01:06 ID:aiio6Pdw
岬の挑発→ ダイヤ5  (紳士なので-1紳士の挑発+3)+(カードの数値)=7
塾長の怒鳴り声→ ダイヤ5  (電話越し-1)+(カードの数値)=4
≧2→ なのは、決意を固める。シュート力+1、ガッツ+10
---
岬「(紳士的に行かないとな)ハゲとは言いません…ええっと、頭髪に不自由になってしまった人。…ざまぁ!」

江田島 平八「……」
岬「……」


江田島 平八「わしが 男塾 塾長 江 田 島 平 八 であーる!!!!!!!!」


岬「ぐわああぁあああっ!?」

 ボンッ…。
 受話器が、壊れた。
 岬も、もがいて苦しんでいる。

新平「岬、よくやった。どうやら塾長は本物のようだな」
なのは「(じゅ、受話器越しからも伝わってきた…物凄い威圧感!!)」


627 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 01:03:25 ID:aiio6Pdw
 と、前フリが膨大になってしまいましたが。ようやく本日の冒頭に戻ります。

B:なのは。交戦許可を求めているようだ。(誰と!? え? WBも戦うの!?)
---
ブライト「…誰ですか? 貴方」
なのは49歳「…間違えました。失礼」

 10秒後。なのは(9歳)が、ブリッジに入ってきた。

ブライト「おや? なのは。どうした?」
なのは「はい。一身上の都合で…交戦許可をいただきたく」
ブライト「いーよー」

ミライ「(交戦許可!? しかも即答!? 相手が誰かもわからないのに!?)」
ブライト「で、誰と戦うの?」
ミライ「(だから、先にそれを聞くべきでしょ! うぅ。桜子さん、突っ込み役を…)」

なのは「……」
ブライト「なのは? 敵は誰だ?」


なのは「男塾、塾長。江田島平八」


 その言葉に。ブリッジ内の全ての人間の心臓が止まったような感じだった。

---
今日はここまで&明日、水曜夜は定休日です…が。
塾長狙撃プラン概要が少し長いので、明日は投下だけする予定(選択肢なし)。

628 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/02/25(水) 01:17:58 ID:???
もうなのはの勢いは止められないのか…塾長逃げてー!

629 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 11:18:21 ID:???
てかその前に

なのは49歳の存在に突っ込み入れるのが先だろ御一同!そこはどこだか考えろよ!

630 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 20:46:13 ID:???
このなんでもあり感が堪らんwww

631 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:17:31 ID:???
>>628 2ねいさん。塾長は、圧倒的です。最強の生物です。逃げるどころか…応戦:返り討ちの可能性も!

>>629 新平からの電話連絡を、49歳の姿で受けて、そのまま来ちゃったのですw
  ちなみに本人は、39歳に変身し、馴染みの飲み屋で「男なんてさぁ…」と酔い潰れるのが趣味のようで。

>>630 ありがとうございます。…もう、自分でも何がなにやら。伏線もいくつも張って。『最後の流れ』も決めてあって。
  それでも軌道修正しないから、でしょう…。破綻したら(あるいは、飽きたら)、年表を使ってラストシーンに行くので。


ところで。かなり無知ですいませんが。翼たちがやっている日本のサッカー。「大会」って、どういう感じのものでしょう?
それぞれ野球で、夏のインターハイ→春の選抜(甲子園)、冬の選手権→夏の甲子園 くらいな感じでしょうか?
間違ってたら、野球か柔道かガンダム(宇宙世紀)かドラゴンボールあたりで例えていただけると嬉しいです。

本日は定休日ですが。前述の通り投下だけします。選択肢なしの日。それではー。

632 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:26:35 ID:aiio6Pdw
 『塾長…襲撃!?』

ブライト「…い、いや、流石に無理じゃないかな。塾長って、生身で大気圏突入するし」
なのは「はい。中の人が『バキ』に詳しくないので。おそらく、このスレ最強の生物かと」
ブライト「でもさ、なんで塾長と戦うの!? 何か粗相した? 謝れって! ハマーに教えてもらって、土下座しろって!」

 しかし。なのはから返ってきた答えは。ブライトさんの想像を越えていた。
なのは「単純な…力試し、なの!」

ブライト「それだけの理由!? 相手。ファーザーとか、ラオウとか、ピンク色のおねーさんで、手をうたない?」
ミライ「(その人選って…意味わからない)」

 だが、なのはは頑として引かない。
なのは「相手は、あの塾長。…これから、作戦を説明します!」
ブライト「さ、サーッ!」


633 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 23:28:39 ID:???
お痛がすぎるななのはめ。
男塾しか知らんからなんか腹立ってきたぞ

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:29:31 ID:aiio6Pdw
なのは「塾長の位置は、協力者の存在により、特定できました。地球、日本の男塾にいるようです。
  塾長は超長距離に特化した必殺技はありません。そのため、距離と地形の有利さを活かしたスナイピングを行います」

ミライ「(この年齢で。戦い慣れしてるのが怖い…)」

なのは「WBからインターネットに出て行くには面倒なので(色々セキュリティがある)。まずメカ沢さんをお貸しください。
  彼を端末に繋いで、ネットにアクセス。その際、あおいちゃんの協力も欲しいです」
ブライト「いいけど。なんで、あおいちゃん?」

なのは「…まあそれは、おいおい。ともあれ、衛星を。『鷹の目』を使います。言わばイーグルショット」
ミライ「いえ…もう、無理にキャプツバにしなくてもいいので…」

 『鷹の眼』→某スナイパーの、左目の義眼? まあ、魔法なので、それくらいは、どうにでも。
 ・ただ…『鷹の眼のデータが盗まれてる!?』発言などにより。人工衛星の名前かもしれない。
 ・あるいは義眼を含めたシステム? ちょっと咄嗟に『1.5』の本も出てこないので、自信なしです。
 ・そもそも全部、(視覚も)電脳情報なわけで。義眼「そのもの」とは関係ないっぽいけどなぁ…
  (『鷹の眼システムが使える義眼』、とかかも)

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:31:00 ID:aiio6Pdw
なのは「では。『鷹の眼』…人工衛星とリンクします。風向きや風力、射撃角度等のデータはここから入手します。
  ここで大事なのは、こちらは宇宙、相手は地球、という地形の差。
  通常、狙撃手にとって重力は『敵』ですが。今回は、宇宙からほぼ『垂直』に、塾長を狙撃します。
  つまり微調整は必要ですが。『重力』はほぼ無視でき、逆にそのままこちらの破壊力が増加します。
  『空気抵抗』も『敵』ですが、今回、命中精度にはほとんど影響はありません。破壊力が落ちるだけです。
  そして、塾長は電子戦に強くありません。『鷹の目』のデータが盗まれることもないでしょう」

ブライト「(…違う世界へ迷い込んだみたいなんだけど)」

なのは「一番の敵は、大気圏…成層圏あたりへの、射撃の突入角度。
  その次は『風』です。風向きと風速。大気、気圧、気温、湿度。コリオリと地球の遠心力も計算に入れますが。
  そもそもスターライトブレイカーは、小さな弾丸ではなく大きなエネルギー体なので、その影響は少ないと思われます」

ブライト「ねー。『目標をセンターに入れてスイッチ』じゃ、駄目なの?」
なのは「接近戦では問題ないですが。狙撃となると風に流され、重力に引っ張られるので、それでは必ずハズレます」
ブライト「厄介だなー」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:32:56 ID:aiio6Pdw
なのは「まず、全く別の場所にディバインバスターを撃ち込み。そこで照準のズレを修正します。
  男塾付近を敢えて外すのは、初弾で大気が渦を巻き、次弾:本命の命中率が下がるのを防ぐためです。
  後は塾長に。できれば垂直に、当てます。…無防備な、男塾の朝礼のタイミングがいいでしょう。
  その際はスターライトブレイカーPlusを使い。また、魔弾丸も特製のものを。耐えうる最大…今のところ5発、装填します。
  魔弾丸は、バーン様のメラ:ポップ様のベタン(重力呪文)が詰まっているものを使い、重力の力を、さらにプラスします」

ブライト「で。WBは、どうしたらいいの?」

なのは「二つほど。まずはWBを、地球の自転と公転に、できるだけ合わせてください。それで『垂直攻撃』が可能となります。
  もう一つは…おそらく反撃があります。私の攻撃後、戦闘速度で離脱。…どれほどの効果があるかわかりませんが。
  ミノフスキー粒子は戦闘濃度で。ビームかく乱膜、対空防御を濃密に。もちろん、私も防御に回りますが…」

ブライト「なるほど。塾長は、超遠距離攻撃は持っていない。だからこそ、こちらから一方的に叩けると」
なのは「反撃はおそらく、『例の一声』でしょう。でも塾長なら、空気がなくても音声が伝わってもおかしくありません。
  気休めかもしれませんが、音声さんにも、ミュートボタンを連打させてください」

637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/25(水) 23:37:14 ID:aiio6Pdw
ブライト「おおお! 行ける気がしてきた!」
 #ちなみに。塾長襲撃は『大丈夫判定委員会』でも、大丈夫かどうか意見が割れた(結成から初の出来事)。

なのは「正直。塾長に、勝てるとは思っていません。でも遠距離のアドバンテージはあり、吹っ飛ばすことが目的です。
  …が。最悪、WBもダメージを受ける可能性も否定できません。総員、対ショック:対閃光防御を忘れずに」

 なのはは、そこまで話してから。
 ニッコリと、9歳の小学生女子の笑みを浮かべた。

なのは「そういうわけ、なの!」
 うん! なのはちゃんって、とっても可愛らしい少女だよね!

ブライト「わかったっ!」
ミライ「(この子。作戦立案能力、艦長より高いんじゃ…)」

なのは「……」
 敢えて、艦長たちには見せなかった2通の手紙。塾長へのお詫びの手紙と… 遺書。
 これだけは、決行前に信頼できる誰かに渡しておかねばならない(下手すると連邦軍が塾長に襲われるため)。


  そして。決行の時が訪れる…
-----
それではー

638 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 23:51:07 ID:???
ラオウにそんなあっさり勝たれるとケンシロウ以外全員に有利なダイヤがついちゃうんだよね

639 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 23:56:38 ID:???
くくく・・・塾長が脳筋だと思ってやがるな・・・


640 :森崎名無しさん:2009/02/25(水) 23:57:08 ID:???
イーグル・アイって映画がちょっと前にやってましたね。
今にしてみればタイトルがネタバレだったのか

641 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 13:30:44 ID:???
エネルギー体では塾長の「髪の不自由な」頭に反射して終わりだな
せめて実弾だったら

642 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:03:12 ID:???
>>633 道場破りみたいなもんですよ。それか、桃が二号生になったばかりの時に挑戦してきたバイク野郎みたいな。
  「漢」の勝負じゃ、奇襲は『卑怯』ですが。なのはって、女の子だもん☆(酷

>>638 実際、正面に立たれたら勝てないでしょうけどw 彼女は本質的に接近戦は得意じゃないので…。
  せめて19歳になれば、本気で『天地魔闘』が使えるので、魔法防御が弱い人は注意。

>>639 抜かりありません。なのはが、舞ではなく、あおいちゃんを選んだ意味、しかと見るがいいッ!

>>640 「そいつは…ひどいな…」

>>641 弾丸でも弾かれそうな…。突き詰めれば、どちらも運動エネルギー。「吹っ飛ばす」だけなら、質量が大きいほうが!

643 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:04:06 ID:hz9ptIQQ

 #塾長を『殺る』ことは不可能です。よって、反撃が考えられます。…カードの神に、祈りましょう。



644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:06:14 ID:hz9ptIQQ

               ,、-─‐- 、
            /..r─┐:::::::,`''-、
     「 ̄`゙゙'''‐-<;::::::::::Y ,レ'´7::::::::::::::゙ヽ、
      ゙i,       `゙''-、,/l |::::::::::::::::::::::.\
      ゙i, ,、-‐ニ>ァ--、  ゙ヽ、::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /イフ´ / _,.ィ'フ-、  \:::::::::::::::::::::::::゙、
     '´ / /へ´ l /l ハ |゙i\ \::::::::::::::::::::::l
       //グi_,/7゙'i/ | l l,! ゙i, |\゙):::::::::::::::::::|   / ̄!
       './ j l‐';;!  l.! ァ7ニ;ヽ‐l ヽ\::::::::::::j   /   レ'´|
      /  / .ヒ;ノ   ゙! し';;;;;;l゙!,!  ゙、 \:::r'゙ __|      ,ノ
     /  ,ハ        ト-‐''j | \ ゙、 /´__r'   `i---'"
     / / ./   ヽ       `゙''''´ |  ゙l 、.トv'  ヽ_,ノ
    .l /! /     \ __   __,.ノ!   |   j_,ノ
    l/ l /   __,∠  .::::ヽ「´i, ヾ! i  |T''´ \"⌒ヽ

 早川 あおい。右投げ右打ち。投手:アンダースロー。ストレートMAX135km/h(高校3年生当時)。
  持ち球は、カーブ、シンカー。オリジナル変化球『マリンボール』(高速シンカーに近い)がある。


645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:07:44 ID:hz9ptIQQ

あおい「だから、どうしてボクが駆り出されるのよー」
なのは「電子戦。そして『鷹の眼』を使うのに。あおいちゃん以上の存在は考えられないの!」

あおい「アムロのほうがいいでしょー!?」
なのは「…アムロお兄ちゃんは。電子戦よりも、メカニック系だし」

あおい「じゃあ、芝村 舞さんに頼めばいいじゃないのー。あの人、適当にハッキングして軍法変えたりするし」
なのは「いえ、それでも、あおいさんのほうが。私、確信あるの!」

あおい「いきなりボクなんて…フラグも伏線も少しだけで、ほとんどなかったのに」
なのは「緊急事態、なの! AAも出たことだし。お願いしますっ!」

 あおいは、ふぅっと息を吐いた。
あおい「…残念ながら。言ってみれば、大いなる無駄に疲れちゃったんだけどね…。ま、いいか」
 渋々と、あおいは承諾した。

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:09:20 ID:hz9ptIQQ

 あおい・メカ沢が駆り出されるとのことで。桜子と、奈々もついてきた。電子戦バックアップ要員として、アムロも。

 狙撃手:なのは。バックアップ:奈々。電子戦担当:あおい。電子戦バックアップ:アムロ。端末:メカ沢。見物:桜子。
 この6人が、今回の狙撃(襲撃)に関わるメンバーである。

あおい「『鷹の眼』との接続確認。リンクするよ。ん、地球の情報が入ってきた。異常なし」
なのは「極力、『垂直』に当たるように。できるだけ、正確に照準を合わせたいの。
  …このスナイピング(狙撃)は、一度だけ。生半可な威力じゃ、弾かれるから」

メカ沢「よくわからんが…オレは機械が苦手だぞ? 手伝えるのか?」
あおい「うん(メカ沢。端末として…役立ってるよ。情報処理の補助にも使えるかな)」

なのは「じゃあまずはディバインバスターで。照準調整。日本の…南葛市にしようか」
あおい「気象条件は似てるね。照準調整の試し撃ちは…時間的に、2回が限度かな。すぐ、本命の狙撃だよ」
奈々「地球の自転と公転、WBの速度…射撃角度に気をつけてください。できれば、リアルタイムで計算を」

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:11:38 ID:hz9ptIQQ

桜子「ねー。それにしてもさぁ。あおいちゃんって、コンピュータとか得意だったっけ?」
あおい「I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes.」

桜子「…は!?」

奈々「『私は、耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えた』。…J・Dサリンジャー」
あおい「YES. どうも…何かのフラグみたいだね」

 #奈々ちゃんは、テスト期間中は部活(帰宅)が禁止されるため。真面目に勉強していて知識も豊富です。
 ・おや? あおいちゃんの様子が…!?

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:12:46 ID:hz9ptIQQ
桜子「まー、ところで。今回って、何が目標なの? 私はただ、狙撃任務としか聞いてないんだけど」
 一瞬の後。なのははゆっくりと、そして重く答えた。

なのは「目標。男塾塾長…江田島平八」

 その人物の名前を聞いても。歴戦の勇者たちは、慌てるどころか…

アムロ「じゅくちょおおおおおおぉおおおお!!?」
桜子「無謀すぎいいぃいいいいい!!」

 あ、だめだった。…錯乱した。

 だが。あおい、奈々、メカ沢は、意外に落ち着いている。
あおい「だと思ったよ。まあ『鷹の眼』の初期設定位置見れば、場所わかるし。…ボクをここで使うってことはね」

奈々「えっと、何か揉め事でしたら。私、塾長とお知りあいなので。交渉ごとなら…」
 #塾長は、人類初の『生身で大気圏突入』を成功させ、帰宅した。
 ・現在は一線を退いているが、アルティメット帰宅部、名誉部長、名誉判定長、名誉協会長なども兼務している。
 ・ちなみに奈々は『生身にバリュート着用、で大気圏突入』を初成功させた(その縁で、面識がある)。

649 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:14:05 ID:???
おめでとう!あおいちゃんは灰原に進化した!

650 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:15:02 ID:hz9ptIQQ
メカ沢「男塾塾長。確かに圧倒的なオーラだった…」
奈々「あれ? メカ沢さんも、塾長さんと面識が?」

メカ沢「面識はないがな。オレは男塾に入りたかったんだ」
奈々「でもあそこ、教育方針が凄く厳しいって…アルティメット帰宅部並み、ですよ」

メカ沢「望むところだ。実際、実技試験では満点だった。だがオレに、油断があったんだろうな。面接試験で落とされた」
桜子「(男塾って…面接あるんだ。ロシアンルーレットが面接代わりだと思ってた…)」

メカ沢「面接室に入って、少ししたら。教官が『なんじゃこのドラム缶はーっ!?』とか叫びだして。
  オレは燃えないゴミに出されてしまった…。フッ。情けない話さ…」
桜子「(それは単純に、鬼ヒゲが間違えただけのような)」


メカ沢「クロ高(クロマティ高校)で。1年から2年への進級の時にも。オレにチャンスはあったんだが」
桜子「へぇ。編入とか、したかったの?」

メカ沢「ああ。男塾が、ドラフト1位でオレを指名してくれた。あの時は嬉しかったものだ」
桜子「お、男塾って。ドラフト制度も、やってるんだ…」

メカ沢「オレは期待に胸を膨らませながら…待ったさ。だが、交渉役に来た教官は。オレを見るなり、オレを指で押してきて」
桜子「……」
メカ沢「『壊れとんのかーっ!?』と。今度は廃品回収業者に引き渡されてしまった…」
桜子「(あ。それって、ジュースの自販機に、間違われたんだ…)」

651 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:17:33 ID:hz9ptIQQ
メカ沢「そういうわけで。男塾。オレには憧れの場所だった…。クロ高も悪いところじゃないがな」
桜子「(う。答えづらいな…)ま、まあともかく。今回は塾長狙撃、なわけでしょ?」

なのは「はい」
桜子「いや、でも絶対に無理だって! 当てるだけならまだしも、ロクにダメージが通らないって!」
なのは「承知の上です。目標は『吹っ飛ばす』こと。むしろダメージは、もともと期待してません」

桜子「ふ、吹っ飛ばす…!? …待てよ。それなら…」
奈々「桜子先輩…。そうです、よね?」
桜子「うん。ねえ、皆。『垂直射撃』は、やめたほうがいいかもしれない」

 怯えていた桜子が、やや、普段の口調に戻っていた。
 ようやく当事者意識が出てきた、といったところだ。
 (無論。彼女に言わせれば。当事者になりたくないだろうけれど)

652 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:19:40 ID:hz9ptIQQ
アムロ「どうして、です?」
桜子「垂直は、『最大のダメージ』は与えられると思うけど。塾長に踏ん張られたら…無理だ。地面ごと、えぐるけど、
  でも塾長は爆心地の真ん中に立っている…そういう状態になると思う」

 SOLとか、コロニー落としの爆心地にいても大丈夫なような気がする。

なのは「でも。それしか方法が…」
あおい「それはボクも考えてたよ。塾長は姿勢がいいから、完全に垂直よりも。やや後ろから…首のあたりを狙ったら?」

奈々「そうすると、吹っ飛ばす方向は前方…?」
桜子「でも、それでも厳しいね。人間、本能的に、脚は前に出やすい。塾長がどれだけ、咄嗟に重心を下げてくるか…」
奈々「厳しいですね。完全に気づかなければ、ともかく。気配を少しでも察知されたら、塾長クラスでは」

アムロ「後ろに吹っ飛ばすのは?」
桜子「それが一番だ。けど…そうすると、スターライトブレイカーの光を塾長が見てしまう。防御されて、終わり」
メカ沢「じゃあ。やっぱり垂直か…やや後ろから狙って、前方へ吹っ飛ばす。どちらか、だな…」

653 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:22:13 ID:hz9ptIQQ
あおい「それでさ。ボク聞きたいことがあったんだ。柔道の二人がいて、よかったよ。横に倒すっていう方法はどう?」
桜子「普通にあるよ。送り足払いとか。ん? 待てよ…。奈々ちゃん、塾長って、着物だったよね!?」

奈々「ええ。普段は着物ですよ。鎧着ることもありますけど」
桜子「見えてきた! 着物なら、脚は前後に動かしやすいけど、横にはスライドさせにくい!」
奈々「しかし、横からでは。視界にスターライトブレイカーが入って気づかれる…。真横からでは、ダメです」

 そこであおいちゃんが、ニッコリ微笑んだ。
あおい「真横から、で、大丈夫だと思うよ。塾長がスターライトブレイカーを『見なければ』いいわけでしょ?」
メカ沢「見なければ、って。できるのか?」

あおい「やってみるよ。塾長の目を閉じさせるか、左側を向かせる」
桜子「もしそれが可能なら。狙う場所は少し変えて。塾長の右足首から、下を。左足もまとめて刈る:すくう感じで」
奈々「確かに、送り足払いですね。そしてスターライトブレイカーの威力があれば、吹っ飛ぶエネルギーは十分です」

654 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:23:47 ID:hz9ptIQQ
なのは「では、角度を大幅に変えます。当初の90度から。斜め45度…30度くらいなら、いけると思いますが…」
桜子「できるだけ、低い角度のほうが効果的よ。斜め20度、できれば15度ぐらいまで、頑張れない?」

あおい「斜めから撃つなら、なのはちゃん。塾長にピンポイントの意識は捨ててね。スターライトブレイカーの中心を、
  むしろ地面に当てる感じ。なにせあの砲撃は、直径2m級のビームなんだから」

アムロ「そっか。ダメージじゃなくて、足元をすくって吹っ飛ばすわけか。そもそも、踏ん張る地面も消滅させて」
あおい「事前の照準調整次第ね。斜めなら、2回試す時間がある。できなければ…一か八かで『垂直』にするしかないかな」
奈々「斜めだと、命中率が心配ね。大気圏に弾かれるから…」

 #作戦を多少、変更しました。二回の狙撃で照準調整。三回目が本番です。

655 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:26:25 ID:hz9ptIQQ
『WB。左舷デッキ、オープン。カタパルト上』
 照準調整、一射目。
 ターゲット。ナンカツシティではなく、日本、南葛市。

あおい「大気圏、突入角度…減衰が激しい…仰角およそ25度で到達予定。進路クリア」
なのは「了解。ターゲット、ロック・オン…」

 なのはは、うつ伏せで杖を構えた。杖の先端近くは、狙撃しやすいように三脚のスタンドで固定されている。
 徐々に、徐々に、魔力をチャージ。

なのは「目標…大空邸。ディバインバスター…」
RAISING HEART「Sniping.」(狙撃っ)

なのは「……HA!」

656 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:28:07 ID:hz9ptIQQ
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
なのは、超高々度狙撃→! card ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100)+(カードの数値)=
隣の家に、できたものー→! card 大空邸ブロック塀 20+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧102→ 大空邸、撃破! 次回以降の狙撃補正に+3の補正
=101、100、99→左から順に
(大空邸、半壊!次回以降+2補正)(誤射!森崎邸、全壊!次回以降+1補正)(誤射!山森邸、全壊!次回のみ補正+1)
≦-98→ 誤射、某スポーツショップ、全壊! …まだ照準が甘い。

【補足・補正】
#両者のマークが一致すると、『鷹の眼』と巧くリンク。補正+2。これは次回以降も補正を受けます。

・なのはのマークがスペードの場合「集中力」が発動。補正+2
・大空邸のマークがクラブの場合「手抜き工事」が発動。補正-3

657 :キャプテン山森 ◆uVDQCOTELs :2009/02/26(木) 23:31:47 ID:???
なのは、超高々度狙撃→ クラブ10  ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100)+(カードの数値)=

658 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:32:19 ID:???
なのは、超高々度狙撃→ スペードA  ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100)+(カードの数値)=

659 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:32:36 ID:???
隣の家に、できたものー→ クラブ4  大空邸ブロック塀 20+(カードの数値)=

660 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:36:15 ID:???
これ以上ないくらいに試射大成功じゃないか



そして大空家の皆様ご愁傷様w
どうせ手抜き工事されてたんだし寿命だったんだよきっと

661 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:37:17 ID:???
テスト期間中は帰宅部は家に帰れないとか目から鱗っすw
よく思いつきますね

662 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:37:50 ID:hz9ptIQQ
なのは、超高々度狙撃→ クラブ10  ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100:+2)+(カードの数値)=133
隣の家に、できたものー→ クラブ4  大空邸ブロック塀 20+(手抜き工事-5)+(カードの数値)=19
 ≧102→ 大空邸、撃破! 次回以降の狙撃補正に+3の補正
 #両者のマークが一致すると、『鷹の眼』と巧くリンク。補正+2。これは次回以降も補正を受けます。
---
大空 翼「ボールはトモダ…うわあああぁああああああぁあ!!!!」
 彼が外に出てきた直後。天空からのメギドの炎によって。大空邸、撃破!(30年ローン)


あおい「サンダース! コンマ0002度、左にズレたよ!」
なのは「死なせはせん…死なせはせん、 ぞーっ!!」

あおい「ハウスターゲット(造語)は、ともかく。大雑把な調整は完了。次は精密照準、マンターゲット(人間大の大きさ)」
なのは「…最大望遠でコレかい。歯がゆいねぇ…」

 再び。徐々に徐々に、魔力をチャージ。

なのは「目標…森崎! ディバインバスター…HA!」

663 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:41:23 ID:hz9ptIQQ
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
なのは、既にテロリスト→! card ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100:照準+5)+(カードの数値)=
GK森崎…逃げた→! card がんばりダイビング 25+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧102→ 森崎に命中! 次回以降の狙撃補正に+3の補正
=101、100、99→左から順に 、誤射!
(森崎似の人に命中!次回+2補正)(大空翼に命中!次回+1補正)(ピンク色の下着の女性に命中!)
≦-98→ 山森に命中! …何か呪われた気がして、次回補正-1

【補足・補正】
#両者のマークが一致すると、『鷹の眼』と巧くリンク。補正+2。これは次回も補正を受けます。
・なのはのマークがスペードの場合「集中力」が発動。補正+2

・森崎のマークがスペードの場合、全壊した大空邸を見て、コントだと思って「笑い転げる」が発動。補正+2

664 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:43:24 ID:???
なのは、既にテロリスト→ スペードQ  ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100:照準+5)+(カードの数値)=
撃つべし!撃つべし!撃つべし!!

665 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:43:46 ID:???
GK森崎…逃げた→ ダイヤQ  がんばりダイビング 25+(カードの数値)=

666 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:49:33 ID:???
ここぞとばかりにキャプ森っぽい用語を連発してるwww
大丈夫。もう手遅れですよ、ブライトさん

667 :森崎名無しさん:2009/02/26(木) 23:51:11 ID:???
ポストォ!?

668 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:53:07 ID:hz9ptIQQ
なのは、テロリスト→ スペードQ ディバインバスター 21+(重力+200:空気抵抗-100:照準+5集中+2)+(カードの数値)=140
GK森崎…逃げた→ ダイヤQ  がんばりダイビング 25+(カードの数値)=37
≧102→ 森崎に命中! 次回以降の狙撃補正に+3の補正
---
ブライト(実況)「ああっと! 森崎くん、吹っ飛んだー!!」← 一度言ってみたかった。
桜子「(…色々とヤバイような気がしてきた)」


 とりあえず、照準を合わせ終えて。なのはは汗を拭い、スポーツドリンクを口にする。
 魔弾丸(回復タイプ)を使用し、魔力を回復させる。
 そして。

なのは「桜子おねーちゃん、コレを…」
桜子「ん? 手紙?」

なのは「塾長へのお詫びの手紙と…遺書です。預かっておいてくれませんか?」
メカ沢「遺書…。なのは、お前、そこまで…!」
桜子「預かっておくわ。…でも、このお詫びの手紙は。なのはちゃん。アンタが直接、持っていきなさいよ!」

669 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:56:31 ID:hz9ptIQQ

アムロ「狙撃手の孤独…;。そう、その一発が魔女を倒し、歴史を変えるかもしれない…」
なのは「……。この一撃こそ、歴史を変える…」

奈々「……。予定時間まで、あと2分」

 なのはは、自分の杖…レイジングハートに、現在限界の5発を装填した。
 通常の物とは違い、バーン様のメラ:ポップ様のベタン(重力呪文)入りの特製だ。

なのは「狙撃後、反撃が予想されます。気をつけてください。防戦後は…各自の判断に任せます」

 ここまで、砲撃が楽しくないのは何故だろう。相手はあの、電話の受話器越しからでも伝わった、圧倒的な存在。
 快楽とは違った、精神の高揚。そして完全に逆の、恐怖の感情。
 全てを、コントロールしなければならない。

あおい「よし、ビッグブラザー(環衛星傍受網)、間に合ったよ! 狙撃精度上昇! なのはちゃん。
  スターライトブレイカーは、大気圏や対流圏あたりまでは突破しやすいけど、大気で減衰しやすい。気をつけて!」

670 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/26(木) 23:58:47 ID:hz9ptIQQ
なのは「ありがとうございます」
あおい「ボクも全力でサポートするよ。…左利き用のキャッチャーミット、やっぱり見つからなかったしさ」
奈々「(…あおいさんって。やっぱり…)…時間、来ますっ!」

 またも徐々に魔力を集中させる、なのは。心を沈め、呪文を詠唱する。
 自身の魔力と、周囲の魔力も掻き集める。

なのは「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル…」
RAISING HEART「Starlight Breaker Plus !」

 自分の呼吸の音が邪魔だ。
 心臓の鼓動も邪魔だ。
 汗も、乾きも邪魔だ。血が流れる感覚も、下半身も邪魔だ。
 眼と。指先だけでいい。正確に、動いてくれれば。

なのは「撃ち砕け! ロード・シルバーカートリッジ…てーーっッ!!!!」
RAISING HEART「FIRE!!!」

671 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/27(金) 00:02:19 ID:a+V0hhzQ

 なのはの狙撃と同時に。あおいちゃんが男塾近辺へアクセスした。
あおい「(一瞬でいい。塾長の視覚をカット…くっ、攻性防壁が強いな…ボクが焼き切られる…。じゃあ、こっち!)」

『男塾:校庭』

 朝礼で。塾長から向かって左側から、岬 太郎の『声』がした(本人はいない)。
スピーカー「『ハゲとは言いません…ええっと、頭髪に不自由になってしまった人。…ざまぁ!』」

江田島 平八「!!」
 塾長が、そちらの方向…左側を向く。
 そして、そこにやや遅れて右側、天空から降ってくる、スターライトブレイカー。


672 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/27(金) 00:04:32 ID:a+V0hhzQ
なのはガッツ:310/455
塾長ガッツ:65535/65535
---
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
塾長襲撃→! card SLB-PLUS 26+(重力+200:空気抵抗-100:魔弾丸+20:照準+8)+(カードの数値)=
男塾塾長:江田島平八→! card ブロック 150+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 塾長、吹っ飛んだーっ! 数値*5ぶん、ダメージが通る!
=1、0、-1 →左から順に。塾長…
(吹っ飛んだーっ! ダメージ1のみ!)(吹っ飛んだー! ダメージなし)(スリップ? いや、ジャッジは、吹っ飛んだ!)
≦-98→ 狙いが逸れた…中途半端な威力で命中! 当然、効かない!

【補足・補正】
#今回は5発の魔弾丸をチャージしているので、スターライトブレイカーPLUSには吹っ飛び係数「-1」がついています。
#両者のマークが一致すると、『鷹の眼』と巧くリンク。補正+2。
・なのはのマークがスペードの場合、あおいの援護「ヤムチャウィルス」が発動。補正+6
・なのはのマークがハートの場合、あおいの援護「the net is vast」が発動。補正+5
・なのはのマークがダイヤの場合「集中力」が発動。補正+2

・塾長のマークがスペードの場合「パワーブロック」が発動。補正+3
・塾長のマークがハートの場合「防壁迷路」が発動。補正+2

### Warning 塾長のガッツが0にならない限り、塾長は反撃してきます! Warning ###
---
今日はここまでで…。塾長襲撃編、今日中に終わらせたかった…

673 :森崎名無しさん:2009/02/27(金) 00:04:46 ID:???
塾長襲撃→ ダイヤ8  SLB-PLUS 26+(重力+200:空気抵抗-100:魔弾丸+20:照準+8)+(カードの数値)=
ここは…イクしかないッ…!

674 :森崎名無しさん:2009/02/27(金) 00:05:51 ID:???
男塾塾長:江田島平八→ クラブ4  ブロック 150+(カードの数値)=

675 :森崎名無しさん:2009/02/27(金) 00:05:54 ID:???
ロリコンのオカズに塾長に勝てるか嗚呼嗚呼嗚呼
男塾塾長:江田島平八→ ハートQ  ブロック 150+(カードの数値)=

676 :森崎名無しさん:2009/02/27(金) 00:15:25 ID:???
これ反撃前提かつ勝ち目もほとんどなしだったんだな
わかっていたこととはいえ

なのははこれで満足したというのか…!?

677 :キャプテン山森 ◆uVDQCOTELs :2009/02/27(金) 12:21:23 ID:???
そういえば、高校サッカーについてですが、ブライトさんの理解でいいと思いますよ。
冬の選手権が一番最後で、一番注目集める大会ですし、インターハイはまだチームが完成
しきってないって高校も多いみたいです。
あと秋に国体もありますが、県選抜だったりして重要度はそこまで高くない?
神宮大会みたいなものでしょうか?
Jリーグのクラブユースもありますが、テクモ準拠の時代なら関係ないでしょう。

そんなことよりも、なのはとフェイトの絡みのほうが気になるわけですが。長文失礼しました。

678 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 00:01:02 ID:???
>>649 「残念ながら。ボク、野球が上手ですから…」

>>660 大空邸、調べたらもっと酷い手抜き工事でした…(結果のほう。-3じゃなくて-5って書いちゃってた)。

>>661 テスト期間中に帰れない(帰宅難民)の初出は >>335 - >>336 あたりを参照。
  身体能力こそ人類超越してる奈々ですが。良識派、かつ頭が良いというのは、このスレでは珍しいタイプ。
  体育系なので、桜子のことは「先輩」と呼び(桜子:白帯。奈々:初段)。あおいちゃんのことも、時々「さん」づけ。

>>666 いや。誰かを巻き添えにしようかと(酷 …うん、もう手遅れですよねー。

>>667 逆に「避け」ようとしてるのでw もともと、なのはの狙撃時は枠外がなくなり、通常の枠外がポストになります。

>>676 目標は『吹っ飛ばす』ことなので、満足でしょう(多分)。色んな人から「無理」「それでもやる」って、やりとりでしたし。

>>677 おお、貴重な情報をありがとうございます。松山くん(高校)主人公で真面目なモノ…閃きまして。
  エンディング部分だけ書いてみたら、自画自賛するほど凄く綺麗に…。逆に冒頭は、まだカオスで…。まあいいか。
  オリキャラは、ヤル気なしモード。タックルが巧い…(イメージ)早田→早川、これでよし、みたいな。

  …なのはとフェイト? ご要望が多ければ、まあ、いずれ(最近。なのはが目立ちすぎなのでw)。
  というか『白い粉』関係で、残ってる文章がありまして…。

#粉と言えば。ゲーム的には、新平&美津乃の活躍はWB全体の底上げに繋がります。
 (4スレ目にして)ようやく各自がボールを持ったり。全体練習:引いては紅白戦も可能に!(多分)

679 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 00:03:27 ID:ZobZg4Jc
塾長襲撃→ ダイヤ8  SLB-PLUS 26+(重力+200:空気抵抗-100:魔弾丸+20:照準+8集中+2)+(カードの数値)=164
男塾塾長:江田島平八→ クラブ4  ブロック 150+(カードの数値)=154
≧2→ 塾長、吹っ飛んだーっ! 数値*5ぶん、ダメージが通る!(50ダメージ)
 塾長ガッツ:65485/65535
---
塾長「ぬううぅっ!?」
 奇襲で塾長は吹っ飛んだものの。(意外に)華麗な受身で、吹っ飛びダメージなどは受けない。

雷電「むうっ! 今のはまさしく、スターライトブレイカー…!」
剣 桃太郎「知っているのか!? 雷電!」
雷電「とある、魔法使いが使う遠距離砲撃技。しかも使い手は、胸を貫かれた状態でもぶっ放すほどの…アレ」

飛燕「胸を貫かれながら、ですか。しかも、あの塾長を襲撃。フッ。奇襲とは言え、その人もなかなかの『漢』のようですね」
雷電「(言えないっ…。襲撃の実行犯が女の子9歳だなんて、言えない…っ!)」

伊達「どうした雷電。顔色が悪いぞ」
雷電「いえいえ、ブライト殿。大丈夫です…」
伊達「…ブライト?」


680 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 00:05:50 ID:ZobZg4Jc
 男塾塾長:江田島平八。彼は突然の襲撃を受けて、そのまま逃げるような人物ではなかった。即座に反撃体勢。
 監視していたあおいは、その反撃がWBにニアミス…下手すると直撃コースだとわかった。
あおい「(時間を…稼がないとっ!)」


先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
あおいの行動→! card せりあい 13+(電子戦+5)+(カードの数値)=
アムロの援護→! card せりあい 12+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。
 二人のマークが一致すると「+3」の補正を受けます。

#二人のうち、どちらか、有利なほう(上から順番に有利)を使えます。
カードのマークが。
スペード → あおいちゃん、本気出す!
ハート → コンピューターウイルスを注入!
ダイヤ → 一号生を、操る。
クラブ → もう一度、『岬の声』を出してたスピーカーを使って、かく乱する。
 #マークに限らず。数値の合計が45以上で、『あおいちゃん、本気出す』になります。

681 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 00:52:55 ID:???
あおいの行動→ ダイヤ7  せりあい 13+(電子戦+5)+(カードの数値)=

682 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/28(土) 00:53:23 ID:???
アムロの援護→ クラブ4  せりあい 12+(カードの数値)=

683 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:17:13 ID:ZobZg4Jc
あおいの行動→ ダイヤ7  せりあい 13+(電子戦+5)+(カードの数値)=25
アムロの援護→ クラブ4  せりあい 12+(カードの数値)=16
 ダイヤ → 一号生を、操る。
---
あおい「(ノイズが多いな…ちょっと身体、借りるね)」
 あおいちゃんは。一番防御が弱い一号生を探し…彼の脳にアクセスする。
 そして。彼の身体を『乗っ取った』。
 (…特に電脳化もしてなかったが)

あおいに乗っ取られた一号生「『塾長の。ハーゲ! ざまぁwww』」

塾長「!?」

雷電「塾長! 彼は今、ゴーストハック…妖術にやられております!」
伊達「囮、というわけだな」

塾長「やはり。真の敵は空か!」

 塾長は、大きく息を吸い込んだ。

あおい「(少しだけ…時間を稼げたかな)」

684 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:18:26 ID:ZobZg4Jc

 塾長は。奇妙なエネルギー体が飛んできた方向に向かって… か な り 大 き な 声 で 叫ぶ。



江田島平八「わしが男塾塾長 江 田 島 平 八 であーーるっっ!!!!!!!」



 近隣の窓ガラスが割れ。校庭の一号生たちは悶え苦しむ…

685 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:20:05 ID:ZobZg4Jc

あおい「きたっ! …やっぱりだ! 『声』のはずなのに、何故か音の速度を越えてる! 宇宙空間にも響くよ!」
奈々「まあ。塾長ですから…」
 妙に説得力がある一言だ。

桜子「ブリッジ! こちら狙撃班。全速で回避を! あと例の粒子とビーム防御と弾幕急いで!」
アムロ「あおいちゃんっ。防壁アレイ、デコイ、スタンバイ完了」
あおい「(…電子データじゃないのに。気合いだけで『鷹の眼』が制圧された!)突っ込んでやれ。防壁迷路、組み上げる!」

アムロ「う、うわああああぁああ!」
あおい「っ!?」
 ボンッ。
 アムロが吹っ飛んで気絶し。
 あおいが首元につけていた、大きなヘッドホンのようなものが、火を噴いた。あおいは、慌てて外して、投げ捨てる。

あおい「身代わり防壁が役に立ったか…。アムロは…オーバーフロー。限界だね。回線、遮断。WB、自閉モードで!」
ブライト(放送)「えーと。それやると、再起動と回線のチェックが少し面倒らしいんだけど」
あおい「老後を集中治療室で迎えたくなかったら、おとなしく指示に従え!」

ブライト(放送)「りょ、了解…」
奈々「(あおいさん…やっぱり、そうだ…!)」

686 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:21:15 ID:ZobZg4Jc
あおい「うん。WBは完全なスタンドアローンになったよ。電子攻撃は、もう心配いらない。後は…防御、よろしく」
桜子「防御ったって。私は、何も…」

なのは「お二人は、逃げてください。私の防御魔法と…メカ沢さんの防御兵器。奈々さんの魔力(ベギラマ)で抑えます」
メカ沢「そうだな。桜子たちは、遠距離防御方法、持ってないし」

あおい「さぁて、どこへ行こうかしら」
奈々「私は防戦します。…『マテバ』で良ければ」
あおい「手前ぇのマテバなんざ、アテにしてないよ」

 あおいと奈々。何があったかは不明だが。よくわからないやり取りをした後…二人で笑ってた。

 桜子は。気絶したアムロを担いで、カタパルトデッキから内部へと逃げている。

687 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:22:36 ID:ZobZg4Jc
 WBへと向かってくる塾長の『声』。それに対して、なのはは咄嗟にディバインシューターを数発、撃ち込む。
 しかしその誘導弾は、一瞬で消滅した。
なのは「予想通り、物凄い威力…!」

メカ沢「レーザー迎撃!」
奈々「ベギラマぁあッ!」

 二人の援護の後、なのはは、即座にバリアを張った。プロテクション…防御魔法。だが。
 レーザーも、ベギラマも、プロテクションも、ほぼ一瞬で消滅。

なのは「くっ…。メカ沢さん、奈々さん! 緊急退避!」
メカ沢「なのは。お前は!?」
なのは「援護ありで奇襲とは言え。全力全壊の対決! 逃げるわけにはいかない…耐え抜くっ!」

688 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/02/28(土) 01:24:44 ID:ZobZg4Jc
なのはガッツ:310/455
---
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
塾長→! card わしが男塾塾長江田島平八である! 250+(重力-100空気抵抗-100)+(カードの数値)=
なのは防御は防御力→! card ラウンドシールド 14+(WB全力回避+30援護+5)+(カードの数値)=
と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 直撃! 数値*50ぶん、ガッツにダメージ! またWB耐久力-1。
=1、0、-1→左から順に
(ダメージ! ガッツ-50)(防いだ!)(防ぎきった! ブロック+1)
≦-2→ なのは、完全に防ぎきった! 最大ガッツ+10、ブロック+1

【補足・補正】
・なのはのマークがスペードの場合「バリアバースト」が発動。補正+5
・なのはのマークがハートの場合、友人のフェイトちゃんの「プロテクション」が発動。補正+3
・なのはのマークがダイヤの場合、小動物形態のユーノ君の「プロテクション」が発動。補正+1
-----
予想以上に長引いた…今日はここまでで。
塾長への狙撃自体は大成功なので、なのはが耐えれば能力上昇。ガッツが0以下になったらフラグのみ、です。

689 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 01:25:41 ID:???
塾長→ ダイヤ8  わしが男塾塾長江田島平八である! 250+(重力-100空気抵抗-100)+(カードの数値)=

690 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 01:46:09 ID:???
なのは防御は防御力→ ハート10  ラウンドシールド 14+(WB全力回避+30援護+5)+(カードの数値)=

691 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 08:57:58 ID:???
防ぎきった…しかし流石は塾長だ

さ、なのはちゃんは謝罪の特訓をしなくちゃな

692 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 14:47:38 ID:???
これはブライトさん怒っていい。
今までのWBのダメージ全部コイツのせい

693 :森崎名無しさん:2009/02/28(土) 15:31:45 ID:???
しかし、報復が怖くて怒れないブライトさん

694 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:20:54 ID:???
>>691 土下座のスペシャリストもいますので!

>>692 これ「は」と言うか、これ「も」と言うか。子供って、残酷だし危ないんですよ…。教育を与えなくては…

>>693 ぶっちゃけ、彼も教育が足りてませんしw うまくいってるのは、良識派の人が頑張ってるから…

695 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:22:44 ID:csAzXIqw
塾長→ ダイヤ8  わしが男塾塾長江田島平八である! 250+(重力-100空気抵抗-100)+(カードの数値)=58
なのは→ ハート10  ラウンドシールド 14+(WB全力回避+30援護+5:Fプロテクション+3)+(カードの数値)=62
≦-2→ なのは、完全に防ぎきった! 最大ガッツ+10、ブロック+1
---
なのは「はあああっ!」
 眼前に、さらに強力なプロテクションを張る。が…ピシピシと、亀裂が入っていく。
なのは「(二層目も…簡単に抜かれた!?)」

 予想以上に、強力だった『それ』が。恐ろしい速度で迫ってくる。

 しかしそれに呼応したかのように、なのはの手前に黄色く光り輝く魔方陣が現れた。
 愛人の…、失礼。友人の、フェイトさんによる防御魔法である。
 もともとの予定には入っていなかったが、防御が一枚増えた。

なのは「(フェイトちゃん!? ありがとう! 部屋に帰ったら、たっぷりとお仕置き…じゃなかった、褒めてあげよう)」

 そのフェイトの防御魔法をあっさりと叩き壊した『それ』。
 対して、なのはは最後の防御手段に出た。…生身での防御。

 頭を抱え込むように、腕を組んで構える。
 もともとが狙撃体勢で伏せていたので…『当たる面積を最小にして波紋防御(逆バージョン)』のようになった。

696 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:24:05 ID:csAzXIqw
なのは「(私は責めるの専門だけど…ここ一度、耐える!)」

 なのはを襲うエネルギー体。それはドップラー効果で、すでに塾長のセリフではなく轟音となっていた。

なのは「(…バリアジャケット…持たないっ!? パージ!)」
 魔法の防護服。それごと吹っ飛ばして、衝撃を逃がす。

なのは「…ぐっ、ぐばぁあああぁああああっ!!」
 動物的な、野生的な、肉食獣的な叫びになってしまったのは、しょうがない。
 あやうく死にかける程の衝撃だったから。


 それでも、なのはは、吹っ飛ばなかった。




697 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:28:06 ID:csAzXIqw
 あおい、桜子、メカ沢。それぞれが、壁の陰から出てくる。
 (ちなみに奈々ちゃんは帰宅しました)

なのは「一瞬、フェイトちゃんと、家族の顔と、白い粉が、頭の中いっぱいに広がって…」
あおい「それは家族なんかじゃないよ…死神だね」

なのは「大きな星が点いたり消えたりして。あははっ、大きい…彗星かな。イヤ、違うな。彗星はもっとバーッて動くもんな」

桜子「…いまさらガンダムに戻そうとしてもねぇ」
メカ沢「アムロのほうは、気絶したままだしな」
桜子「ま、狙撃任務も無事終了だね!(どういう戦略的な意図があったかは、知らないけど)」

なのは「お騒がせしました…」
 ちょっと反省する、なのはであった。が。
 彼女の闘争心に火がついていたのも、また事実だった。

なのは「(誰か、強い人に…砲撃したい!)」


698 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:29:51 ID:csAzXIqw
あおい「じゃ、ビッグブラザー(環衛星傍受網)を使うね。メカ沢がそこまで繋がるかな…」
メカ沢「?」
あおい「よし、繋がった(…映像は、塾長だけにしておくかな)。なのはちゃん、ココに向かって喋れば、塾長に伝わるよ」

メカ沢「おう。詫び状を持っていくにしても、先に電報で何か言っておくのもいいだろうな」
桜子「…こっちが奇襲されたら、多分…私たち、死ぬし」
あおい「っていうか、この板どころか。サーバーすら危ういくらい」

 あおいは塾長の視覚野に、映像情報を送りつけた。
 地球の塾長は、見てくれているようだ。

あおい『男塾、塾長さんへ。こちらは地球連邦軍WB隊。ボクはあおい、と言います』
塾長「ほう…。それで、その地球連邦軍が、どうして突然襲撃してきたのか知りたいのぉ!?」
あおい『はい。それはボクではなく。今回の狙撃手、兼、作戦立案:責任者の口から』

なのは『理由…。つい、カッとなって』


699 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:31:37 ID:csAzXIqw
塾長「……」
なのは『……』

 塾長が見た人間…高町なのは。子供。小学3年生。
 しかも理由が、まるで意味がわからない。

塾長「くっ…はっはっはっは!!! 気に入った。…将来、男塾に入らんか?」
なのは『え!? えっと…私、女なので…』
塾長「なにいいぃい!? なんと、哀れな。お前がもし男であれば…」

なのは『良くわかりませんが、ごめんなさい。私の力がどこまで通用するか、試したかったのです。その最強生物が…塾長』
塾長「(女…。しかも子供…)」

なのは『塾長さん?』
塾長「むっ? すまぬ。ああ…襲撃の件か。許す。その代わりに、近くに来たら顔を見せにくるように。堂々とな」
なのは『はいっ!』

 段々と通信が不安定になり…そこで途切れた。というか、あおいちゃんが、そう見せかけて回線を切断した。
 …なのはが、色々と恐ろしいことを平気で口にしちゃう可能性があったので。

富樫「なんだ? さっきから塾長。一人でブツブツ言ってやがる」
虎丸「ついにボケちまったかな?」
 #今の映像は、塾長にだけしか見えていません。

700 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2009/03/01(日) 00:33:33 ID:csAzXIqw
塾長「……」

鬼ヒゲ「塾長! 敵襲であれば、まず一号生どもを先鋒として送りましょう!」
塾長「いや、それは良い」
鬼ヒゲ「は!?」

塾長「今、この校庭に並んでる男で。どれだけの人間がワシに攻撃をしようと『思える』だろうか。
  そして、吹っ飛ばすほどの気合いを持っているだろうか…」
鬼ヒゲ「我らの気合いが足りぬ、と!?」

塾長「…うむ。本日は授業を中止し、特別授業『男塾名物:油・温泉』を行う!」
鬼ヒゲ「了解でありますっ!」
 #男塾名物:油・温泉→最近開発された、油風呂の上位版。基本は変わらないが、一人の失敗が連帯責任になる。


剣 桃太郎「災難な日だ。せめて夕方にやってくれれば、いい風呂になるんだが」

塾長「わしが男塾塾長 江 田 島 平 八 であるっ!」

-----
塾長襲撃、ミッションコンプリート。…初回の照準調整が見事過ぎて、後半がヌルくなってしまったかも。
#なのはが才能開花! 能力値にALL+1され、『狙撃』が『精密狙撃』へレベルアップ!
 ・精密狙撃→フリーでシュート時、ミドル:ロングシュートの距離ペナを軽減。ポストと枠外を無視する。

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