キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【それなり男と】幻想のポイズン2【秋の空】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/29(水) 21:13:06 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
その第一回戦、宵闇ダークフライトを相手に3−1で勝利したオータムスカイズは、いよいよ決勝戦へ…。

953 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 23:26:19 ID:???
>>947さんのでいきます。

954 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 23:27:04 ID:???
と、よく見たら記号が抜けてたんですね…。
>>948さんのでいきます。

955 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 23:52:17 ID:???
C.今日の試合の大妖精のような事を起こさないために控えは必要なんだ
========================================================================================

反町「今日の試合の大妖精のような事を起こさないために控えは必要なんだ」
妖精3「………」
反町「それに、仲間外れなんてものを言うんじゃない。
   ……試合っていうのはレギュラー、サブ、両方いないと出来ないんだ。
   体力切れ、怪我、それに取れる戦術などを含めると11人だけじゃサッカーは出来ない」

反町の言葉を、妖精3は黙って聞いていた。
サブの役割、今日の試合で起こった出来事、それらを聞いて何が正しいのか。
それがわからないほど、妖精3は頭が弱くは無い。
しかし……だからといって、納得がいくほど大人だった訳でもなかった。

妖精3「……人間は、わかんないよ」
反町「何?」

不意に、妖精3がぽつりと呟く。
反町は一体何事かと伺うと……妖精3は、堰を切って叫び始めた。

妖精3「人間みたいに、強い奴はわかんないよ!
    私や他の妖精達みたいに弱い奴の気持ちは!
    やっと、サッカーで色んな事が出来そうだと思えたり、目立てるとか思っても!
    結局、最後にはチルノとかばかりになるのが、わかるもん!
    私や他の妖精達は、最後には絶対にチームから外されるんだ! レギュラーからも外されるんだ!
    人間はキャプテンだから、強いから、そんな事が言えるんだよ!」

956 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 23:52:28 ID:???
反町「…………」

妖精3の激昂を、しかし、反町はただ静かに見守っていた。
怒鳴られても、不思議とこれっぽっちも不快な思いはしない。
反町の中にあるのは、ただ、既視感だけ。
その光景を見守りながら……反町は、ふと妖精3の中にジュニアユース合宿での自分の姿を思い起こした。

反町(……そうか、これは、俺だ)

FW争いで日向にはまるで勝てず、来生や他の面子と自身とを比べ。
そして、自信が持てなかった自分。
つい一週間と少し前だというのに、不思議とずいぶん昔のように思えたそれと……。
今の妖精3とは、確かに似ていた。

反町(……自信が持てないんだ。 他者を妬むんだ、嫌がるんだ。
   強者を怖がり、そして陰で呪うんだ。
   ……俺と一緒だ。 俺と、一緒なんだ)

今でこそ、反町はオータムスカイズの主戦力である。
しかし、元いた世界……全日本ジュニアユースでの自分は、どうだったか。
……ここに連れてきた張本人、八雲紫の言うとおり、いてもいなくても差し支えない程度のメンバーだっただろう。
妖精3は、自分がそうなる事を……。
いや、自分や他の誰かがそうなる事を、極端なまでに嫌っているのだ。

957 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/12(火) 23:52:40 ID:???
反町(……あの日、あの夜、早田や森崎から慰められても全く癒えなかった。
   当然だ。 ……あいつらは、強者だ。
   強者に、勝利者に、弱者の気持ちはわからないんだ)

そして、今の反町はオータムスカイズの中では強者にあたる。
妖精3は、弱者。

反町(……俺に、何かを言う資格はあるのか?
   ……俺は、何を言えるんだ?)

A.「……強くなれよ」 それを言うだけが精一杯だった。
B.「……俺だって同じだよ」 全日本ジュニアユースでの自分の話をした。
C.「……鍛えてやる」 妖精を鍛える事を約束した。
D.「…………」 何も言えなかった。
E.その他 言いたいことなど

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 

958 :森崎名無しさん:2009/05/12(火) 23:53:55 ID:A635af9M
E B+C

959 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/05/12(火) 23:55:35 ID:7v1RTOSk
E B+C


960 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 00:28:20 ID:???
>E B+C
========================================================================================

反町「……俺だって同じだ」
妖精3「え?」
反町「……俺も、お前と同じだ。 俺は、多分ベンチ入りが確定する程度の選手だったんだ」

突然の反町の言葉に怒りを忘れ、驚く妖精3。
反町は妖精3が落ち着くまで待ち……それから、ゆっくりと語り始めた。
はじめは東邦学園での反町の生活について。

独裁政権を持ち、自堕落で豚のような姿になっていたかつての猛虎。
まだその時はムカつく奴程度の認識だったが……しかし。
修行へと赴き、かつての野生を取り戻した虎を前に、反町は圧倒的に霞むFWとなってしまったという話。
そして、全日本ジュニアユースに選出され、合宿に入り。
森崎、早田というトップクラスの選手と知り合った事。
二人とも気のいい奴であり、決して人に嫌われるような性格はしていなかった。
……森崎は嫌われるような性格というか、よくわからない性格だったが。
とにかく、悪い奴らではなかった。

しかし、彼らと反町は決定的な違いがあった。
それは、全日本ジュニアユースに絶対的に必要な存在であるか、そうでないかという事。

……反町の能力は、そこではあくまでも"そこそこ"の能力でしかなかった。

961 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 00:28:33 ID:???
反町「……俺もお前と同じだ。 ベンチに入れられるのが、怖かったんだ」
妖精3「…………」

話を終えると、反町と妖精3はしばらく互いに無言で見詰め合った。
お互い、弱者だった。 虐げられる存在だった。
だからこそ自分の弱さを呪い、強者の強さを呪い、嘆いた。
しかし……それでは、何も変わらない。

反町「……鍛えてやる。 俺が、お前を鍛えてやる」
妖精3「人間……」

反町は言いながら、妖精3の手を強く握った。
妖精3の手は小さく、どこか震えている。
だからこそ強く。 自分の力でその震えを止めてやると言わんばかりに、強く握った。

反町「見返すんだ。 俺とお前で。 俺達を馬鹿にする奴を!」
妖精3「……うん!」

妖精3を鍛えて強者を倒す……それは、反町のささやかなる反抗心。
子供染みた、ちっぽけな意地を通す為の手段。

反町(でも、それの何が悪い。
   ……弱い者にだって、意地はある、誇りはある。
   ……これは俺の復讐なんだ。 俺達は、ここから絶対に強くなる!)

※妖精3の評価値がぐぐぐぐーんと上がった。
※妖精3と反町の感情が 反町→(師弟)←妖精3 になりました。
※明日の午前、妖精3と練習をする事になりました。

962 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 00:28:53 ID:???
その後、反町と妖精3は語り合う。
チルノの加入について、そして、オータムスカイズの今後について。
その中で、反町は断言をした。

反町「……強い奴がレギュラーになる。 それは、当たり前なんだ。
   だから、悔しかったら、お前がもぎ取れ。 チルノから……レギュラーの座を奪うんだ。 
   そうして、お前を馬鹿にした奴を……見返してやれ!」

妖精3は、その言葉に頷いた。
いつもは能天気な性格で暢気な顔をしている妖精3だったが。
この時ばかりは、いつになく真剣で……ただ、反町の瞳だけを見返していた。

反町は明日の午前に共に練習をする事を決め、自室へと戻り布団へと転がり込む。
そして、瞳を閉じて今日の事を思い返した。

反町(今日は朝に村人さんと出会った。 一緒に練習をしたけど、怒られたんだっけな。
   そして騒霊楽団との試合をして……大妖精が倒れ、チルノが来て……結局、負けてしまった。
   だけど……次は負けない。 俺達は、もう誰にも負けないんだ。
   ……そして、チルノが加入する事になって、ルナサさん達の所に行って……。
   ……妖精3と、話し合った)

布団の上で、小さく握りこぶしを作りながら……反町は思う。

反町(……見返してやる、強くなってやる。 俺達が……必ず、この幻想郷での最高のチームになってやるんだ!)

                                九日目終了

※反町のガッツが回復しました。 140/700→340/700
※何かを振り払い、反町の自己嫌悪補正が解除されました!

963 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 00:29:03 ID:???
十日目 早朝

朝日が昇り始めた頃、未だに反町は自室で眠りこけていた。
昨日の死闘で体力を多分に消費をしている反町。
特に朝練の予定も入れていなかった為、これは当然といえよう。

しかし、一方人里近くのコートでは何やら誰かがボールを蹴る音が鳴り響いていた。
果たしてそのボールを蹴る人物とは……。

先着1名様で、
自主練習?→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→なんと反町以外のオータムスカイズメンバー全員だった! なんという仲間はずれ…
ダイヤ→静葉と穣子だった
ハート→妖精達だった
スペード→橙と……藍だった
クラブ→やっぱり気のせい誰もいない。ボール?誰かが片付け忘れたんじゃないの?

964 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 00:30:00 ID:???
本日はここまで。
明日は判定の続きからはじめさせていただきます。

それと、そろそろこのスレも1000が近いのでスレタイの方を募集させていただこうと思います。
それでは、皆様お疲れ様でした。

965 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:39:10 ID:jPLD0Izg
自主練習?→ ハートQ

966 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 00:50:30 ID:???
乙でしたー
この先どう進んでゆくのかな

967 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 01:08:44 ID:???
【妖精3】幻想のポイズン3【ヒロイン候補?】

968 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 02:51:03 ID:???
おつおつ、妖精さん達も気合いが入ったようだ
皆のこれからが楽しみだ

【決意の】幻想のポイズン3【夜】


969 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 08:30:42 ID:???
【ほんとうの】幻想のポイズン3【はじまり】

970 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 12:06:20 ID:???
【強く】幻想のポイズン3【なりたい!】


971 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 13:20:43 ID:???
自主練習?→ ハートQ =妖精達だった
==========================================================================================

朝靄の残る人里のコート。
早朝から起き出し、ボールを蹴っていたのは何と練習が嫌いな妖精達であった。
昨晩反町から強くなろうと宣言をされた妖精3はともかく。
何故、妖精1と2が?
……それには勿論、理由がある。

妖精1は、妖精達の中でも少しばかり賢い。
故に、先の騒霊楽団戦において自身がこれっぽっちも役に立っていなかった事はわかっていた。
そして、それに関して自分自身で納得がいっていない。
練習は嫌いだが、それでもなんとか足を引っ張らないようにと思っていた。

妖精2は、他の妖精達の中でも少しばかり血の気が多い。
何かと喜怒哀楽が激しく、性根は一番単純な性格をしている。
そんな妖精2だからこそ、昨日の試合での結果は自分にとって不本意だった。
チルノも加入をする事だし、次回は必ず活躍をしてやると意気込んでいた。

そこに、妖精3から早朝練習の誘いを昨晩反町が部屋に帰った後に受けたのである。
妖精1と2としては、昨日の段階で妖精3は怒っていたというのに、
何故急にやる気になったのだろうと不思議に思っていたのだが。
ともかく、それを聞いて断る道理も無い。
そういうわけで、妖精達はこうして朝早くから練習をしていたのである。

972 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 13:20:52 ID:???
妖精1「……っても、私達の力はまだまだだけどね」
妖精2「ムキーッ! だーからこうやって強くなろうってやってんでしょ!」
妖精3「お腹すいたなぁ〜」
妖精1「……3、いつもの調子に戻ってるわね」

すっかり元の性格に戻った妖精3を見て、妖精1は苦笑する。
しかし、元に戻ったとはいえ、妖精3のプレイを見れば。
いつもの彼女と今の彼女はどこかが変わったのだなともわかっていた。

妖精1「……ま、それはさておいて。 私達も何か取り得や長所とかがいると思うのよ。
    今のままだと、私達って殆ど横一線でしょ?」
妖精3「そうだねぇ〜」
妖精2「でも、何を伸ばせばいいのかってわかんないんじゃない?」
妖精1「……そうなのよね。 まあ、とにかく色々やってみましょう。
    長所だなんだって言う前に全部伸ばさないと意味が無いわ。
    今のままだと本当にただの数合わせだもんね」
妖精2「ふっふっふ、次の試合までに強力にパワーアップをしてチルノの奴を驚かせてやるわ!」
妖精3「がんばろうねぇ〜」

973 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 13:21:18 ID:???
先着3名様で、
妖精1の練習→! card=
妖精3の練習→! card=
妖精3の練習→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

数字によって下記の表に従い分岐します。

1〜2=効果無し…
3〜9=全能力+1!
10〜K=全能力+2! 更に固有スキルゲット!!
JOKER=全能力+2! 更に固有スキルゲット!! 更に名前もゲット!!


更に三人の合計値が…。

1〜9=特に何も無し…。
10〜18=トリオプレイフラグを入手!
19〜26=トリオプレイを入手!
27〜34=トリオプレイ×2を入手!
35以上=トリオプレイ×2を入手! 更に…。

※妖精達のマークが同じ場合、合計値に+5の補正が付きます。
 また、同じ数字の場合も+5の補正が付きます。

974 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 13:23:45 ID:???
とりあえずこれだけ。
続きはまた夜に。
スレタイも引き続き募集しております。

>>966
それは全てカードの神様次第です。
>>968
ここに来てまさかの妖精達にスポットが当たりましたからね…。

975 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 13:25:00 ID:???
真ん中は妖精2じゃ?

976 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 13:27:20 ID:???
>>975申し訳ありません、その通りです。 正しくはこちらです。

先着3名様で、
妖精1の練習→! card=
妖精2の練習→! card=
妖精3の練習→! card=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

数字によって下記の表に従い分岐します。

1〜2=効果無し…
3〜9=全能力+1!
10〜K=全能力+2! 更に固有スキルゲット!!
JOKER=全能力+2! 更に固有スキルゲット!! 更に名前もゲット!!


更に三人の合計値が…。

1〜9=特に何も無し…。
10〜18=トリオプレイフラグを入手!
19〜26=トリオプレイを入手!
27〜34=トリオプレイ×2を入手!
35以上=トリオプレイ×2を入手! 更に…。

※妖精達のマークが同じ場合、合計値に+5の補正が付きます。
 また、同じ数字の場合も+5の補正が付きます。

977 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 13:35:44 ID:???
妖精1の練習→ スペード4 =

978 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 13:53:58 ID:0hcGSKoA
妖精2の練習→ ハートQ

979 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 13:58:01 ID:???
妖精3の練習→ ハート8 =

980 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 15:27:36 ID:???
【妖精を】幻想のポイズン3【養成!】

981 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 17:44:26 ID:???
3人揃うと強くなる…
ジェットス(ry

982 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 18:49:34 ID:???
【封印が】幻想のポイズン3【とけられた】

983 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 18:57:55 ID:???
【燃える男と】幻想のポイズン3【妖精さん】

984 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:05:04 ID:???
【自分を】幻想のポイズン3【信じて!】

985 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 20:09:44 ID:???
妖精1の練習→ スペード4 =全能力+1!
妖精2の練習→ ハートQ =全能力+2! 更に固有スキルゲット!!
妖精3の練習→ ハート8 =全能力+1!
4+12+8+(マーク一致+5)=29=トリオプレイ×2を入手!
==========================================================================================

妖精達は、いつになく真剣に練習に取り組んだ。
三人とも、昨日の試合での雪辱をいつか晴らしてやりたいと意気込んでいたのだ。
その中でも特にやる気になっていたのは、妖精2。
人一倍意地っ張りであり負けん気が強く、我が強い彼女。
昨日の試合で全く動いていなかった為に体力をあまり消費していないのか。
早朝の練習において、妖精2はとにかく動き回っていた。

妖精2「ヘイヘイヘイヘイ!! こっちパスパァス!!」
妖精1「言われなくても、っと」
妖精3「こっちにもちょうだ〜い」

今、妖精達は三人でパスを回しながらフィールドを駆ける練習を行っていた。
MFとして動く事を想定している彼女達は、しかし、ボールを持って突破出来る程の力はまだ持っていない。
そこで考え出したのが昨日見た、プリズムリバー三姉妹のトリオプレイと同じ事をやるというもの。
まだまだ稚拙なパス回しではあり、三姉妹が見せたそれには到底及ばない精度のそれだったが。
それでも、多少なりとパスカットがおいそれと出来ないパスワークが出来た。

妖精1「でも、まだまだね……」
妖精2「へんっ! だったら、また今度やりゃあいいじゃない。
    いずれ私達のトリオプレイも完成させてやるわよ!」

986 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 20:09:58 ID:???
妖精1の言葉に、妖精2は笑いながら答えた。
しかし、笑ってはいるものの表情はいつになく勝気なものとなっている。

妖精2(昨日の試合じゃ全然使われなかったけど、いずれ私をメインで使うようにさせてみせるわ。
    騒霊楽団だろうがチルノだろうが、全員ぶっ倒してやる!)

一言で言えば怖いもの知らず。
妖精2は、いつでも上にいる者たちを倒そうと野心を燃やしていた。
ある意味では、妖精3やチルノ以上に……内に秘めた闘志は大きいのかもしれない。

早朝の練習もそろそろ終了という間際。
不意に、妖精1が他の妖精達に話を切り出した。
妖精1の話は昨日の試合の中で終了間際にルナサに対して妖精三人で行ったタックルについて。
あの時は不発に終わったものの、もしも自分達の息があっていればボールも奪えたのではないだろうか?

妖精3「そうだねぇ〜、昨日は惜しかった」
妖精2「でも、息を合わせるってどうやってよ?」
妖精1「わかんないけど、さっきやったパス回しと同じ感じじゃない?
    私達がお互いの動きを予想して、敵の動きを封じるようにそれぞれが動くとか」
妖精2「……ま、いいわ! とにかくやってみましょ!!」
妖精3「お腹すいたなぁ〜」

987 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 20:10:11 ID:???
その後、妖精達は仮想の敵を作り出して三人で囲む動きを練習してみた。
しかし、やはりそこは妖精。
イメージトレーニングなどはやはり苦手で、あまり成果は芳しくない。
加えて、MFの練習ばかりをしていた為にタックルは妖精3以外の者はそれほど得意ではなく。
結局はあまり成果も出ないまま練習を終える事となった。

その後、妖精達は帰路につこうとするが……。
妖精3が、不意に妖精達に昨日反町と話し合った事を打ち明けた。
基本的に和を大切にする妖精3にとって、隠し事などはしたくないらしい。
他の妖精達は妖精3の思い、そして反町の言葉に驚きつつ……。

妖精3「で、今日またこれから練習をするんだけど〜。
    二人も一緒にしようよ〜」
妖精2「そうね! 大体あんた一人だけ強くなろうってのがズルいわ!
    私もその中に入れなさい!」
妖精1「……でも、あいつ私達も入れてくれる?」
妖精2「だいじょーぶよ! あいつ人間にしてはいい奴だからね!!」

そんな事を話しつつ、妖精達は家へと帰っていくのだった。

※妖精1・2・3が【妖精トリオ(未完成)】を習得しました。 必殺ワンツーで補正+2。 消費ガッツは60。
※妖精1・2・3が【息の合った囲みプレイ(未完成)】を習得しました。
 必殺タックルで+2の補正。妖精達のマークが一致する毎に敵の−1の補正がかかります。消費ガッツは100。
※妖精2がスキル【強気な妖精】を習得しました。 名有りキャラと対戦する時に無条件で補正+2。

988 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 20:10:20 ID:???
その頃、反町はようやく起き出して居間へとやってきていた。
居間にいたのは静葉、大妖精、にとりといった面々。
他の皆はどうしたのか? と聞くと、リグルは朝早くから遊びに行き、橙は藍の所へ報告に。
椛は仕事へと行き、穣子は朝食を作っているという。

反町は納得しつつ、しばらく三人と雑談をしていた。
するとそこに、練習から帰ってきた妖精達が居間へと入ってくる。
反町含め、静葉達もまさか妖精達が自主的に練習をするとは思っていなかった為。
泥だらけの服になって帰ってきた妖精達を見て驚いたのだが……。

妖精2「にんげーん! 妖精3に練習を教えてやるんだってぇ!?
    私達にも教えろー!!」
反町「え?」

反町は妖精2の言葉を聞き、すぐさま妖精3を見た。
妖精3はいつもの能天気な笑顔で反町の顔を見返している。

反町(……まあ、隠す必要は無いけどさ。 しかし、どうしよう?
   俺が教えてやるって言ったのはあくまでも妖精3だけだし、三人まとめてとなると効率も悪くなるぞ。
   もっとも、やる気があるけど実力がまだまだという事なら他の妖精も同じ事なんだが……)

A.今日のところは妖精3だけを鍛える
B.妖精1・2も一緒に鍛えてあげる
C.やっぱり今日は練習をやめておく
D.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 

989 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:17:22 ID:ykQrfq0+
B

990 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:18:04 ID:5KAvVftI
D 他に師を探すんだ

991 :森崎名無しさん:2009/05/13(水) 20:29:23 ID:B+SC8MTQ
B

992 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/13(水) 20:43:39 ID:???
どうもです。
残り10レスほどになったので、以降は次スレを立てて続きを書こうと思います。

993 :森崎名無しさん:2009/05/15(金) 22:00:41 ID:???
ところでここの用途は何か予定があるのでしょうか?
ないなら埋めたほうがいいかしら
あるなら走破縛りプレイに戻るのれす

994 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/16(土) 14:10:51 ID:???
埋めネタも特にありませんので、予定はありません。
やはり何か用意すべきですかね…。

995 :森崎名無しさん:2009/05/16(土) 20:23:21 ID:???
ネタが余ってたら書き込むぐらいでいいと思います
無理にネタ出しする必要はないかとw
一声かければ多分住人や紳士がよってたかって埋めにくるはず

996 :森崎名無しさん:2009/05/25(月) 09:25:03 ID:???
次のスレも使い切ったし埋め支援
微妙に質問ですが妖精さんズの背の順番や体格
髪型や髪の色なんかは何かイメージはありますか?
無理に決めずにそれぞれの想像に任せるのもいいけど
もし何かイメージあったら聞きたいなあとw

997 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/25(月) 22:09:38 ID:???
>>996
妖精達は特にこれといった細かい設定は決めていませんw
髪の色は全員金髪、服も青色で統一。ただ、顔つきが微妙に違う感じです。
身長と体格も、特には決めていませんw
全員、チルノと同じか少し低い程度のイメージです。
因みに、オータムスカイズ全員の身長のイメージ。

反町>大妖精>椛>静葉=穣子>にとり>リグル>(結構な差)>橙>チルノ≧妖精ズ

998 :森崎名無しさん:2009/05/25(月) 22:40:03 ID:???
どうもです、大妖精でかいw

999 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/05/25(月) 22:56:25 ID:???
>>998
大なだけに、やっぱり身長は高めなイメージです。
近所のお姉さん的なイメージ。

1000 :森崎名無しさん:2009/05/26(火) 16:05:54 ID:???
ここだ!ここで埋めるんだ!質問答えてもらってありがとうございました

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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