キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【強襲】幻想のポイズン9【サイヤ人】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/18(火) 22:09:25 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が
幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

あらすじ。
八雲紫に拉致られた反町は、突然幻想郷のサッカー界に混乱を巻き起こせと言われる。
混乱・自己嫌悪をしながらも秋静葉・穣子と知り合った反町は、
チームメイトを探すべく幻想郷中を三人で回り、静葉の活躍によって8人の仲間を得る事に成功する。
11人が集まったところでチーム名を"オータムスカイズ"と決め、キャプテンに就任した反町一樹。
練習を重ねながら、オータムスカイズは小さな大会に出る事になる。
一回戦には勝利をしたものの、決勝戦では惜しくも敗退。
その後練習をしたり練習試合をしたりして力をつけていくオータムスカイズ。
再び大会に出場し、一回戦、決勝と順調に勝ち進んで若葉杯を制覇したオータムスカイズ。
次の目標を普通の大会に定め、反町はチームメイトを勧誘・練習・散策をして情報を新たに得るなどをして日常を過ごす。
その後、サモナイト石を手に入れたり紅魔館の門番と魔女と知り合ったりした反町はついに。
普通の大会――蒲公英杯に出場する事になりその初戦、地霊アンダーグラウンドとの対決の日を迎える。
拮抗する試合の中、地霊アンダーグラウンドはストライカーのお空の豪快な必殺シュートで一点先制。
オータムスカイズも橙の活躍などで試合を運ぶも全てのシュートを幻想郷最強クラスのGK・さとりに防がれてしまう。
しかし、後半戦においてリグル・反町の活躍で4得点を挙げ、試合が終われば4−2の圧勝。
反町はその翌日に鬼に出会ったりなんだりをして過ごしつつ……二回戦――西行寺快食の会との試合の日を迎えた。
試合がはじまると反町は相手エースにマンマークを受け、仕事をさせてもらえないという事態に陥るが。
静葉と穣子の空中殺法を皮切りに相手のペースを崩し、結局は4−2で圧勝。
残る試合は二試合となったところで、反町はこの大会の反対側のブロックに幻想郷最強クラスのGK・萃香が参加しているという話を聞く。

401 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 22:37:32 ID:???
一級死亡フラグやめろwwwwwwww

402 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 22:47:14 ID:???
>>400-401
反骨の相…

403 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 22:47:32 ID:???
>おしゃべりリグル→ スペード10 =自分こそがオータムスカイズの点取り屋だ、というアピール
=======================================================================================
近づいてよくよく聞いてみると、どうやらリグルは自分がオータムスカイズの点取り屋なのだと。
これでもかというくらい観客にアピールをしていたらしい。
隣にいるサンタナや橙は、別にどうでもいいやというような雰囲気でその話を聞いている。
別段、リグルは反町を扱き下ろすような事は言っていないのだから当然である。

だが、その言葉を受けて観客達が受ける印象はやはり違う。

客観的に、そして冷静に考えれば反町は地麗アンダーグラウンド戦でハットトリック。
そして、西行寺快食の会戦でも2得点を上げていた。
しかし、前者の試合においてリグルは徹底的なまでにマークを受けており、反町はノーマークだったのだ。

本来、マークというのはエースにつけるもの。
さとりの能力について詳しくない一部の観客達が、リグルが実は影の実力者なのでは無いかとささやき始める。

観客「ざわ・・・ざわ・・・」

リグル「ふふん、まあ真実はいつも隠されているものだからね。
    ここら辺でいい加減、誰がエースなのかはっきりさせとかないと」

無い胸を張ってえへんと威張るリグルに、声援を送る観客達。

反町(……まあ、あいつも悪気は無いんだ。 悪気は)

※一部の観客達のリグルに対する感情が 一部の観客→(エースストライカー)→リグル になりました。

404 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 22:47:45 ID:???
その後、満足したかのように鼻息荒くして戻ってきたリグルと共に自陣へと向かうと。
DF陣も揃ってリグルの得点を喜び、手荒い歓迎を施す。
特に仲の良いチルノはリグルに抱きつき、満面の笑みを浮かべて祝福をしていた。

にとり「いやいや、正直どうなることかと思ってたけど……前までの試合と違って点を取る事はなんとか出来そうだね」
椛「そッスね! 相手の中盤はそこまで強い訳じゃないみたいッスし!」
反町「ん……そうだな」

ラディッツも決して悪い選手ではないが、穣子とメディスンのコンビを一人で突破出来る程の力量は持っていない。
故に、穣子とメディスンさえいれば守備はかなり安定をするのだが……。

反町(穣子、二度もパスカットをして大分疲れてるみたいだ……。
   この調子だと、後半始まってすぐくらいにバテて倒れるぞ)
静葉「……それで、一樹君。 この次はどういう風に作戦を立てていきましょうか?」
橙「今は前半32分ですから……残りは10分ちょっと、ってところでしょうか」
にとり「出来ればこのまま1−0で折り返したいところだね。
    ……まあ、追加点を取れれば言う事無いが、ちょっと厳しいと思うよ?」
反町「うーん……」

A.ここはディフェンスラインを下げて全員で守っていこう。前半を1−0で折り返すぞ
B.カウンターの準備だけはしておいて、気持ち守備重視の布陣でいこう
C.いや、策を使う必要は無い。正攻法でいくぞ
D.いっそ攻撃的にいこう。ガンガンプレスしていけ!
E.フォーメーションを見直す(更に分岐)
F.ポジションを変える(更に分岐)
G.メンバーチェンジする(更に分岐)
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

405 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 22:51:50 ID:vb/Cm/b2


406 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 22:58:00 ID:IKb9Esek
B

407 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:02:57 ID:Fi4985rg
A

408 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:03:12 ID:JlJWdE8Q
B

409 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:12:15 ID:???
リードしたのはいいが穣子をペースダウンさせないと一気に崩れるな…

410 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:20:33 ID:9MO24OQA
B

411 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 23:42:51 ID:???
>B.カウンターの準備だけはしておいて、気持ち守備重視の布陣でいこう
===================================================================================
反町「よし、守備を重視した布陣でいこう。
   ただ、橙とサンタナ……二人はカウンターが出来るように、前線に残っていてくれ」
橙「はいっ!」
サンタナ「オッケェ!」

残り時間は10分と少し、追加点を狙えるかといわれれば苦しい展開ではあるが。
それでもチャンスがあれば狙えない事は無い時間。
反町の作戦に一同は納得し、それぞれのポジションにつく。

一方、一点を先制された歴史と半獣人里の会は皆が焦ったような顔色で作戦会議を開いていた。
正直幾ら相手が強かろうと、妹紅がスタメンで出ている以上は勝てる試合だと踏んでいたのだ。
だが、相手のディフェンス、そしてオフェンスの能力は一同の予想以上である。

慧音「すまないみんな、あのキャプテン……反町といったか。
   彼のシュートを完全に防ぐ事は出来なかった……」
ナッパ「め、めんぼくねぇ……」
ベジータ「ふんっ! 今更言っても詮無き事だ! それよりもこれからどうするかを話すのが肝心だろう!」

恐縮し、頭を下げる慧音とナッパを睨みつけるようにして言うベジータ。
隣にいたラディッツ、そして妹紅もまたその言葉に同意する。

ラディッツ「そ、そうですよ。 元はといえばお、俺"達"が突破出来なかったのが原因ですし」
妹紅「ああ、そうだね。 この失点はボランチとしての役割を果たせなかった私の責任でもあるよ」
慧音「……すまん、ありがとう」
ベジータ「勘違いするなよ、貴様の為ではない! いつまでも引きずられてもらっては困るからな!」
慧音「ああ、わかっているさ」

412 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 23:43:14 ID:???
全員から暖かい言葉をかけてもらい、照れ笑いのような表情を浮かべる慧音。
それに対してベジータがいち早く反応し、否定するような言葉を口にするが。
慧音はそれすらも生暖かい目で見ながら、一人微笑する。

妹紅「……とにかく、ここは一点取りに行きたいね。
   幸い、ボールはこっちからのスタートだし。
   前半の内に点を返して、なんとか後半からしきり直しといきたい」
ナッパ「とはいえ、ラディッツの野郎一人じゃ荷が重いぜ?」

妹紅の言う事ももっともであるが、しかし、ラディッツ一人では突破も難しい。
どうしたものかと考える一同だが……その中、不意にベジータが口を開く。

ベジータ「慧音、"アレ"をやるか?」
妹紅「アレ?」
ベジータ「お前は知らんだろう。
     これは元々俺達歴史と半獣人里の会の秘密兵器というべきものだからな」
妹紅「秘密兵器……か」

自信有り気に言うベジータとは裏腹に、慧音はその言葉を聞いて少しばかり眉を顰め。
ちらちらと観客席にいる子供達はじめ、応援団の姿を見る。
その表情はどこか不安げであり、何か迷っている様子だ。

慧音「…………」
ベジータ「ふん、人の目が気になるか……」
慧音「……里の者達も知っているとはいえ、あまり見せたくは無い」

413 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 23:43:54 ID:???
ベジータ「だが、ここで一点を確実に返しておきたいのも事実だ。
     ……貴様が突破し、俺に渡せば俺が必ず決めてやる。
     どうするか、自分で決める事だな」
慧音「…………」
妹紅「慧音? その秘密兵器ってのは、一体何なのさ?」

一人蚊帳の外、といった雰囲気の妹紅が慧音に問いかけるが、慧音はただ口を閉ざして考えている。
その秘密兵器の内容は、使えば優秀な攻撃の駒が一人増えるという歴史と半獣人里の会にとってかなり有益になるもの。
しかし……それを実行する者――今、選択を迫れている 上白沢慧音 にとって。
その秘密兵器を実行するのは、とても勇気のいる選択だった。

慧音(確かにアレを使えば、まず突破は確実に出来るだろう……。
   だが……しかし……)

先着1名様で、
慧音の選択→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。

マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→???「お父さんの代わりに来ました!」 おかっぱ頭の少年登場!
ダイヤ・ハート→前半点が取れなければ後半に実行すると約束をする。
スペード→背に腹は変えられない……秘密兵器を投入する!
クラブ→???「遅くなっちまった、後はオラ一人でなんとかする!」 ピンチに強い頼れるヒーロー登場!

414 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:44:25 ID:???
慧音の選択→ ダイヤ9

415 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/23(日) 23:50:31 ID:???
ひとまず本日はここまで。明日はこの続きから書かせていただきます。

遅くなりましたが、参加させていただいているミスコンはこちら。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi

それでは、お疲れ様でした。

416 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 23:51:23 ID:???
乙でしたー

417 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 00:04:53 ID:???
ヤバイ、段々ヒーロー率が上がってきてるw

418 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 06:52:53 ID:???
多分次辺りのJOKERでは
???「ほっほっほ苦戦しているようですねベジータさん」
とか出てくるぜ

419 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 12:08:59 ID:???
ベジータは職についているが
孫君はちゃんと働いているのだろうか

420 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 19:47:46 ID:???
>慧音の選択→ ダイヤ9 =前半点が取れなければ後半に実行すると約束をする。
====================================================================================
慧音「……前半、もしも点が取れなければ、後半の頭から使おう」

やはり慧音にとって、その秘密兵器は出来るだけ投入したくないものだった。
前半で同点に追いつければ、使わずに済むように。
しかし、もしも同点にならなければ勝利の為に使おうと。
最低限譲歩した結果が、慧音の今言った提案である。

妹紅「何かよくわからないけど……使いたくないなら、無理にしなくてもいいと思うよ」
ベジータ「ふんっ……まあいい、ならば前半戦で同点に追いついてやろうじゃないか。
     勘違いするなよ! 貴様の為ではない、俺様一人で同点に追いつく事など容易いという事だ!」
慧音「ああ……ありがとう。
   ゴールは必ず私とナッパが守ってみせる、安心して攻めてきてくれ」
妹紅「私も、どちらのフォローも出来るようになるべく動いてみるよ」

なるべく体力を温存する為にと競り合い勝負に出た慧音だったが。
彼女は本来、ブロックを得意とする選手。
体力の消費を考えなければ、ナッパと共に飛ぶよりもブロックに向かった方が数倍ゴールを守る確率は高くなる。

ラディッツ「そ、それじゃあ攻撃はベジータに任せていいんだな?」
ベジータ「ああ。 いい加減、俺様も鬱憤が溜まっているからな。
     ここらで一暴れさせて貰おう」

421 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 19:48:41 ID:???
ジョン「さぁ前半32分、オータムスカイズのカウンターアタックが見事に成功。
    リグル選手のねじ込みで先取点を上げたオータムスカイズですが……。
    如何ですか、南沢さん?」
南沢「この大会、決して目立ってはいませんがリグル選手もいい働きをしているんですよね。
   まだ若干力不足な面は見られますが、成長の余地が伺えます。
   シュート力も、反町選手とのコンビを組むに相応しい程のものです」
ジョン「なるほど。 さて、ここからの試合展開ですが?」
南沢「前半残り10分、ここは歴史と半獣人里の会としては何としても一点を取りたいところですね。
   前半を同点にしてから折り返すのと、このままの形で折り返すのとでは意味が違ってきます」

ピイイイイィィーッ!

審判の笛が鳴り、試合が仕切り直される。
もう一人のFWからボールを受け取ったベジータはそのまま前を向き。
一旦ラディッツに渡す事は無く、一気に直進をするようにドリブルを開始する。

ベジータ「はーっはっはっは! 怪我をしたくないなら、さっさとどきやがれぇぇ!!」
反町「!? ベジータさんが直接来たか……!」
リグル「こんにゃろー! 舐めやがってー!!」

前に立つ反町とリグルをかわそうとすらせず、豪快にドリブルするベジータ。
思わずリグルはその自分を舐めたような態度に腹を立ててタックルに向かい、反町も慌ててそれに続く。

422 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 19:49:13 ID:???
先着3名様で、
ベジータ→ ! card強引なドリブル 50 +(カードの数値)=
反町→ ! cardタックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
リグル→ ! cardタックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! ベジータ、中央を強引に突破
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ラディッツがフォロー、村人Hがフォロー、サンタナがフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、ドリブルを阻止。

423 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 19:49:26 ID:???
ベジータ→  スペードQ 強引なドリブル 50 +(カードの数値)=

424 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 19:49:33 ID:???
※ベジータの強引なドリブルには吹っ飛び係数4がついています。

425 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 19:50:58 ID:???
反町→  ハート5 タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

426 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 19:51:40 ID:???
リグル→  ハート4 タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

427 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:02:29 ID:???
>ベジータ→  スペードQ 強引なドリブル 50 +(カードの数値)=62
>反町→  ハート5 タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=47
>リグル→  ハート4 タックル 40 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=45
>≧2→ドリブル成功! ベジータ、中央を強引に突破
========================================================================================
ベジータ「どきやがれえええええええええええ!!!」

正に鬼気迫るといった表情でドリブル――否、突撃をしてくるベジータ。
思わずその迫力に反町、そしてリグルも呑まれそうになり……そこに一瞬の隙が出来る。
反町とリグルの躊躇いを見たベジータはニィッと嫌らしい笑みを浮かべると。
そのまま更に加速をし、豪快に地面を踏みしめて二人を圧倒的な力の差で跳ね飛ばす。

ドガァッ!!

反町「ぐぅっ!?」
リグル「ちょっ……ぶべらっ!?」

吹き飛んだ二人に対し、しかしベジータは興味は無いとばかりにそちらを見ず。
ただ前方で新たに往く手を遮ろうとしている穣子、メディスン、そして守備寄りのシフトをしていた静葉を見つめる。
背後からラディッツ、そして妹紅がフォローに回ろうとしているのが気配で感じ取れるが……。
手助けはいらないと判断したベジータは、単独でその三人が守る中央地帯を更にひた走る。

穣子「こんのM字! 私らを完全に舐めてやがるわ!」
メディスン「……止める!」
静葉(ディフェンスは苦手だけど……数合わせに、せめてならないと!)
ベジータ「はーっはっは! 貴様らも怪我をしたくなかったらどくんだな!」

428 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:02:41 ID:???
先着4名様で、
ベジータ→ ! card強引なドリブル 50 +(カードの数値)=
メディスン→ ! cardタックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
穣子→ ! cardタックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
静葉→ ! cardタックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! ベジータ、五人抜きを達成しそのままバイタルエリアへ突入
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ラディッツがフォロー、妹紅がフォロー、サンタナがフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、ドリブルを阻止。

※ベジータの強引なドリブルには吹っ飛び係数4がついています。
※メディスンのマークがダイヤ・ハートの場合、「ポイズンブレス」が発動し+2の補正。

429 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:03:04 ID:???
ベジータ→  スペードK 強引なドリブル 50 +(カードの数値)=


430 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:03:06 ID:???
ベジータ→  ハート9 強引なドリブル 50 +(カードの数値)=

431 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:03:59 ID:???
穣子→  クラブ9 タックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

432 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:05:59 ID:???
メディスン→  ダイヤK タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

433 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:06:05 ID:???
穣子→  クラブJ タックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

434 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:07:38 ID:???
静葉→ ! cardタックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

435 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:08:03 ID:???
静葉→  ハート8 タックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=

436 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:32:16 ID:???
王子無双

437 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:35:25 ID:???
>ベジータ→  スペードK 強引なドリブル 50 +(カードの数値)=63
>メディスン→  ダイヤK タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(ポイズンブレス+2)=58
>穣子→  クラブJ タックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=59
>静葉→  ハート8 タックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=47
>≧2→ドリブル成功! ベジータ、五人抜きを達成しそのままバイタルエリアへ突入
>※ベジータがKを出して勝利したのでドリブル+1、更に必殺フラグ(ドリブル2)を入手!
>※ベジータの総合値が320になったので選手としての格が中堅から強豪になりました。
=========================================================================================
真正面から突撃してきたベジータに対し、しかし、三人はタイミングを合わせてタックルに行く事でその力を受け止めようとした。
幾ら反町、リグルを跳ね飛ばしたベジータとはいえ。
三人がかりならば力負けをする事も無いだろう、と穣子達は思ったのだ。
その目論見は成功したように見え、ベジータは一瞬確かに止まったのだが……。

ベジータ「ど き や が れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
メディスン「っ!?」
穣子「んがっ!?」
静葉「そんなっ……!」

しかし、それでもベジータは更に突き進む。
相手が三人に増えたところで、彼の馬力はその更に上をいっていたのだ。
単純な力勝負では、何人がかりだろうと彼の力任せのドリブルを止める事は出来ない。
メディスンは毒胞子を撒き散らしながら、そして静葉と穣子は姉妹仲良く豪快に吹き飛び。
ベジータは誰もいなくなった中央を、悠々自適に突破していく。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「ベジータ選手! なんと、なんと、まさかの中央を五人抜き!!
    あの鉄壁の守備を見せていた穣子選手までを吹き飛ばし! 既にバイタルエリアへと切り込もうかというところです!」
南沢「今までボールをもてなかったフラストレーションがいい方向に働いているのかもしれませんね。
   さぁ、オータムスカイズ、これは一気にピンチですよ」

438 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:35:41 ID:???
にとり「……ゴールを固めるよ! あいつからボールは奪えない!」

ディフェンスラインを指揮するにとりは、ベジータのドリブルを止めるのは不可能だと結論付ける。
穣子も、メディスンも懸命にタックルに向かったというのに。
彼の強引なドリブルは、その二人さえもあっさりと吹き飛ばしてしまった。
とてもではないが、にとりら三人がかりでタックルにいっても同じように吹き飛ばされるのがオチだろう。

しかし、そう決めたにとり自身も、果たしてその選択が正しかったかどうか……実際のところ、判断に困っていた。

にとり(確かこいつは……シュート力がずば抜けていたんだっけね)

反町とサンタナの話によれば、ベジータの真骨頂はそのシュート力だと聞いている。
にとり、チルノ、そして椛にとってブロックは自分達の土俵であるが。
果たして、ベジータのシュート力がその更に上をいっていたとするなら……。

にとり(いや、考えても仕方ない事だね!)
チルノ「あたいったら今日も絶好調よ!」
椛「ッス……止めるッス!!」
大妖精「ま、回って何でも止めるよ〜!」

ゴール前に集まり、シュートコースを防ごうと身構えるDFとGK。
それらに一睨みをくれてやりながら、ベジータはバイタルエリアに切り込むと同時。
その足を高々と上げ、そして大きく叫び声を上げる。

ベジータ「そこまでして味わいたいのならばたっぷりと食らわせてやろう!
     この俺様の……ギャリック砲をなァァァ!!」

439 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:36:07 ID:???
先着5名様で、
ベジータ→ ! cardギャリック砲 55 +(カードの数値)=
椛→ ! cardブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
にとり→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
チルノ→ ! cardブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
大妖精→ ! cardセービング 48 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールはオータムスカイズのゴールに突き刺さる
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(お空だかなり後ろでフォロー、お燐がかなり後ろでフォロー、穣子がフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、シュートを阻止。

※ベジータのギャリック砲には吹っ飛び係数2がついています。
※にとりのカードがダイヤ・ハートの場合、「河童のフラッシュフラッド」が発動し+6の補正。
※チルノのカードがダイヤ・ハートの場合、「顔面アイシクルフォール-Normal-」が発動し+7の補正。
 ブロック成功の場合、大妖精がキャッチ。
※大妖精のマークがダイヤ・ハートの場合は「ローリングセーブ」が発動し+4の補正でキャッチング。
 スペードの場合はパンチングで+2の補正、クラブの場合はキャッチングで+0の補正。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。

440 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:36:36 ID:???
ベジータ→  ハート2 ギャリック砲 55 +(カードの数値)=
ビックバンアタックじゃなかった

441 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:36:42 ID:???
椛→  クラブ7 ブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

442 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:36:43 ID:???
ダ イ ス !
ベジータ→  ダイヤ2 ギャリック砲 55 +(カードの数値)=

443 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 20:36:49 ID:???
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(村人Hがねじ込み、ラディッツがフォロー、サンタナがフォロー)

に修正します。

444 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:37:31 ID:???
にとり→  ハートA ブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

445 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:37:59 ID:???
チルノ→  ハート8 ブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

446 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:38:05 ID:???
大妖精→  クラブ9 セービング 48 +(カードの数値)=

447 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 20:38:27 ID:???
二発でガス欠みたいだから、これは大きい

448 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:01:53 ID:???

>ベジータ→  ハート2 ギャリック砲 55 +(カードの数値)=57
>椛→  クラブ7 ブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=53
>にとり→  ハートA ブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)+(河童のフラッシュフラッド+6)=60
>チルノ→  ハート8 ブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)+(顔面アイシクルNormal+7)=62
>大妖精→  クラブ9 セービング 48 +(カードの数値)+(キャッチング+0)=57
>≦−2→オータムスカイズ、シュートを阻止。
========================================================================================
ベジータが蹴り放ったボールは、禍々しい紫色の気を纏いながらオータムスカイズゴールへ突き進む。
その速度、威力、共に到底人間が放ったシュートとは思えないものになっており。
ブロックに向かった椛は、呆気なくその紫の弾丸に吹き飛ばされる。
しかし、その背後に構えていた谷河童。
帽子を目深にかぶり、重そうなリュックを被ったその体で懸命に飛びながら。
背部のリュックを開き、無数の水を呼び出して自身の体に纏わせる。

にとり「キューカンバー!!」

両手を広げてよくわからない叫び声を上げるにとり。
ベジータの放った弾丸は水を纏った腹部にぶち当たり、一瞬にとりは苦しそうな顔をするが……。
それでも、それはあくまで苦しそうな顔というレベルに押しとどめられる。
にとりは決して、そのシュートの威力を受けて吹き飛ばされはしない。

ベジータ「だ、だにぃ!?」
にとり「かっぱっぱ! ……さぁ、カウンターだよっ!」

自慢のシュートを止められ、思わず崩れ落ちるベジータ。
にとりはそれには構わず、完全に威力を殺したボールをしっかりと確保すると右サイドでカウンターの待機をしていた橙へと放った。

449 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:02:34 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「素晴らしい! なんっ……という事でしょう!
    歴史と半獣人里の会が誇る無敵のエースストライカー、ベジータ選手のギャリック砲!
    しかし、しかし、オータムスカイズの河城にとり選手が完璧なまでにブロックをしてみせました!!」

にとりを賞賛する観客達、そして実況席の声。
にとりはその声を聞いてやはり恥ずかしそうに頬を赤らめつつ、帽子を目深に被り直す。
吹き飛ばされた椛も複雑な顔をしつつも素直にゴールが守れた事を喜び、起き上がろうとしつつ。
チルノも、あたいが折角止めようとしたのにとぷりぷりしていたが、しかし、大妖精にしっかりと宥められていた。

ベジータの一人舞台は、こうして幕を閉じたかのように見えたが……。

妹紅「まだだよっ! ここでボールをカット出来りゃ……!」

しかし、にとりが放った右サイドのパスに対し、ボランチの妹紅だけが反応を示していた。
距離が離れている為に多少位置取りは悪いが、決して取れない範囲ではない。

妹紅(慧音の言ってた秘密兵器ってのが何か知らないけど、無理はさせられない……。
   ここでボールをカットして、私が決めれば……!)

450 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:02:39 ID:???
先着2名様で、
にとり→ ! cardパス 41 +(カードの数値)=
妹紅→ ! cardパスカット 48 +(カードの数値)+(悪い位置取り-2)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! 橙、ボールを受け取り右サイドを俊足を生かして突破
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(橙が悪い体勢でフォロー、メディスンがフォロー、村人Fがフォロー)
≦−2→歴史と半獣人里の会、パスを阻止。

※にとりのマークがダイヤ・ハートで「デリューヴィアルメア」が発動し+4の補正。

451 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:03:02 ID:???
にとり→  クラブJ パス 41 +(カードの数値)=

452 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:03:48 ID:???
妹紅→  クラブ9 パスカット 48 +(カードの数値)+(悪い位置取り-2)=

453 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:22:15 ID:???
>にとり→  クラブJ パス 41 +(カードの数値)=52
>妹紅→  クラブ9 パスカット 48 +(カードの数値)+(悪い位置取り-2)=55
>≦−2→歴史と半獣人里の会、パスを阻止。
=======================================================================================
藤原妹紅は、全てのポジションでそれなりの働きが出来るオールラウンダーである。
得意なのはタックルであるが、しかし、それ以外の技能も決して低くは無い。
そしてそれは、当然ながらパスカットにも言える事である。

妹紅「はっ!」
橙「にゃっ!?」

ジャンプ一番、飛び込むようにしてボールに触れるとそのまま空中でボールを確保。
着地をすると同時に、一気にドリブルを開始する。
ちらりと時計を見てみれば、既にロスタイムに突入をしておりこれが文字通り最後のチャンス。
ここで得点を決めれば、オータムスカイズにも精神的ダメージを与える事が出来。
逆に歴史と半獣人里の会は後半から一気に流れに乗る事が出来るだろう。

橙「ボ、ボールを返してくださいっ!」
メディスン「……通さない!」

もはやカウンターは無理だと悟った橙と、ようやく起き上がったメディスンが妹紅からボールを奪いにかかる。

妹紅(ここを抜いて……少し遠いが、一気に撃つか!)

454 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:22:23 ID:???
先着3名様で、
妹紅→ ! cardドリブル 48 +(カードの数値)=
橙→ ! cardタックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メディスン→ ! cardタックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 二人を抜き去り、そのままシュート態勢に入る
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ラディッツがフォロー、村人Fがフォロー、穣子がフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、ドリブルを阻止。

※メディスンのマークがダイヤ・ハートの場合、「ポイズンブレス」が発動し+2の補正。

455 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:23:58 ID:???
妹紅→  クラブQ ドリブル 48 +(カードの数値)=

低い数値に定評のある俺が!

456 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:24:00 ID:???
妹紅→  クラブK ドリブル 48 +(カードの数値)=

457 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:24:03 ID:???
橙→  ダイヤA タックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=

458 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:24:03 ID:???
妹紅→  ハート3 ドリブル 48 +(カードの数値)=

459 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:26:42 ID:???
メディスン→  ダイヤK タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=


460 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:48:20 ID:???
メディスン頑張ってるのに勝てないな

461 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:51:55 ID:???
>>460
何度かKを出してますが、中々覚醒できないでいますね。

462 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:52:03 ID:???
>妹紅→  クラブQ ドリブル 48 +(カードの数値)=60
>橙→  ダイヤA タックル 37 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=39
>メディスン→  ダイヤK タックル 41 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(ポイズンブレス+2)=57
>≧2→ドリブル成功! 二人を抜き去り、そのままシュート態勢に入る
==========================================================================================
妹紅「甘いよっ! そんなタックルじゃ、私どころか妖精すら止められない!」
橙「にゃうっ!」

背後から襲ってきた橙のタックルを素早く横にスライドしてかわす妹紅。
しかし、その前からは先ほどのベジータに対した時と同じように。
自身の持てる全ての力を発揮して鈴蘭の毒を撒き散らしながら突進してくるメディスンがいた。
確実に止める……自身の中で堅く誓って妹紅に対しタックルするメディスンであるが……。

妹紅「どきなっ!」
メディスン「っ!?」

妹紅はそのメディスンの股下にボールを通し、メディスンをかわしてみせる。
油断はしていなかった、ただ、妹紅はメディスンの見せた一瞬の隙を突いた。
もう何度目になるか、穣子に比べボランチとしての役割を果たせていないメディスンは気落ちしたようにその場に崩れ落ち……。

オータムスカイズの試合を第一試合から見ている観客は、メディスンに対し。
まるで役に立っていないのではないか、という熾烈な評価を下す。

事実、外野から見てみればオータムスカイズの守備で活躍している選手はたった二人。
河城にとりと、秋穣子だけなのだ。

メディスン「…………」

時折飛んでくる罵声と野次を聞きながら、メディスンはただ呆然とその場にへたり込んでいた。

463 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:52:41 ID:???
一方、二人を抜き去った妹紅はバイタルエリアに入ると同時に小さくボールを上空へと上げた。
その光景にオータムスカイズの一同は一体何をするつもりなのかと首を傾げるつつ。
しかし、DF達はシュートを防ぐために壁を作り身構える。

妹紅(……最初は遊びのつもりだったけど、ちょいと事情が変わったね)

上空から落ちてくるボールを見つめ、妹紅は両手をもんぺのポケットへと突っ込みつつ一人ごちる。
団体競技を好まないと言っていた妹紅だが、そもそも何故団体競技を好まないのか。
その理由の一つは、彼女が里の人々など他者と余り関わろうとしていなかったからである。
ある理由によって他者と"時間"を共有出来ない彼女にとって、他者との交わりは残酷なもの。

だが、その考えも、かつて彼女のよき理解者である上白沢慧音。
そして、この試合を始める直前に言われた反町の言葉によって……何か切欠を持ったのか。
少しだけ、変えてみようかというような気を妹紅はしていた。

妹紅(……少しだけ、変えてみよう。 何、私にとっちゃ刹那の時間さ。
   それでやっぱり駄目なら……今の通りにすればいい。
   ……慧音の為に、ちょっとだけ本気を出す)

ボバッ!!

心の中で妹紅が何かを決意した瞬間、その背中に巨大な炎の翼が出現した。

反町「なっ!?」

464 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:53:15 ID:???
思わず反町は驚きの声を上げ、観客達も騒然とする。
しかし、そんな声など聞こえないといった風に妹紅はただ睨みつけるようにゴールを見据えると。
小さく飛び上がりながら、叫び声を上げる。

妹紅「吠えろ、フジヤマァァァ!!」

先着5名様で、
妹紅→ ! cardフジヤマヴォルケイノ 58 +(カードの数値)+(ミドルシュート-1)=
椛→ ! cardブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
にとり→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
チルノ→ ! cardブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)=
大妖精→ ! cardセービング 48 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールはオータムスカイズのゴールに突き刺さる
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(お空だかなり後ろでフォロー、お燐がかなり後ろでフォロー、穣子がフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、シュートを阻止。

※妹紅のフジヤマヴォルケイノには吹っ飛び係数2がついています。
※にとりのカードがダイヤ・ハートの場合、「河童のフラッシュフラッド」が発動し+6の補正。
※チルノのカードがダイヤ・ハートの場合、「顔面アイシクルフォール-Normal-」が発動し+7の補正。
 ブロック成功の場合、大妖精がキャッチ。
※大妖精のマークがダイヤ・ハートの場合は「ローリングセーブ」が発動し+4の補正でキャッチング。
 スペードの場合はパンチングで+2の補正、クラブの場合はキャッチングで+0の補正。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。

465 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:53:30 ID:???
妹紅→  ハートA フジヤマヴォルケイノ 58 +(カードの数値)+(ミドルシュート-1)=


466 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:53:54 ID:???
椛→  ハート8 ブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

467 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:54:05 ID:???
にとり→  クラブ6 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

468 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:55:05 ID:???
チルノ→  スペード9 ブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)=

469 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 21:55:26 ID:???
またミスを…。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ベジータがねじ込み、ラディッツがフォロー、穣子がフォロー)
に修正します。

470 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:55:50 ID:???
大妖精→  スペード4 セービング 48 +(カードの数値)=

471 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 21:59:04 ID:???
まぁ、否定は出来ない。


472 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 22:21:36 ID:???
>妹紅→  ハートA フジヤマヴォルケイノ 58 +(カードの数値)+(ミドルシュート-1)=58
>椛→  ハート8 ブロック 44 +(カードの数値)+(人数補正+2)=54
>にとり→  クラブ6 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数補正+2)=59
>チルノ→  スペード9 ブロック 45 +(カードの数値)+(人数補正+2)=56
>大妖精→  スペード4 セービング 48 +(カードの数値)+(パンチング+2)=54
>=−1→ボールはこぼれ球に。穣子がフォロー
=======================================================================================
自身の良き理解者である慧音へ、せめても報いる為に……と。
決意をした妹紅は、炎の翼を揺らめかせながらボールを思い切り蹴り抜く。
一見リグルキックのようにただ足裏をぶつけただけのシュートに見えたが、その実。
あの一瞬に何十、何百というほどの蹴りを込めていた妹紅。

炎を纏ったボールはその思いを込めてオータムスカイズゴールへと向かい。
椛を軽々と吹き飛ばすが……しかし、その先にいるのはやはり谷河童。

妹紅「!?」

炎のボールに対し、真っ向から挑むように飛び込んだにとり。
河童のフラッシュフラッドを使う暇は無かったのか、生身の体に炎のボールはキツいかに見えたがそれでも、にとりは踏ん張ってみせた。

妹紅が慧音を思うように、にとりもまたオータムスカイズの為にと日夜奮闘をしている。
友人である秋静葉や穣子、椛の為。盟友である、反町の為。
彼女達を思う気持ちが、妹紅のそれに負けているとは……言い切れない。

にとり「かぱァァァァァァ!!」

腹にめり込むボールを、気合で押し返し叫び声を上げるにとり。
零れ球となったボールは慌てて穣子がキープし、静葉へとボールが渡ったところで……ようやく前半終了の笛が鳴り響いた。

妹紅(……格好悪いなぁ、私)

前半終了! オータムスカイズ1−0歴史と半獣人里の会

473 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 22:21:58 ID:???
静葉「にとり、椛! 二人とも、大丈夫!?」
にとり「たはは、大丈夫大丈夫。 私は問題無いさ」
椛「ッス……自分も、なんとか毛は燃えなくて済んだみたいッス」

笛が鳴ると同時ににとりと椛の元へと駆けつけてきた静葉はそう問いかけるが。
にとりと椛は苦笑いを浮かべながら、手を振って自身の無事を伝える。
椛はそのもふもふとした豊かな尻尾が、にとりはやはり河童なだけに炎が燃え移っては大変だと心配していたのだが。
どちらも体に異常は無いらしい。

橙「でも、この大会始まって以来、始めてリードしての折り返しですね!」
リグル「この"私"が挙げた一点の価値の重さがわかる試合展開だね!」

1点差ではあるもののリードをしての折り返しという事でチームのムードは明るく。
皆、意気揚々とベンチへと引き下がっていくが……。
一方で、歴史と半獣人里の会の面々は皆気落ちした様子。
ベジータは憤慨したようにこめかみに青筋を立てており、ラディッツはいつベジータが怒るか気が気でないといった様子。
妹紅もまた、どこか苦笑いをしながら頬を掻き、ナッパは苛々したように歯噛みをし、慧音は一人思いつめたような表情を浮かべていた。

反町(……どうしよう。 何か、話しかけてみようか?
   ……何だか薮蛇を突っついてしまいそうだけど)

A.ベジータに話しかける
B.ラディッツに話しかける
C.ナッパに話しかける
D.妹紅に話しかける
E.慧音に話しかける
F.やっぱり怖い。素直にベンチに下がろう

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

474 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:22:35 ID:5R4spV36
D
勧誘するには押す場面

475 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:22:43 ID:0bMmOLno
F

476 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:22:45 ID:sck718+k
D

477 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:23:48 ID:4JRruQZM

取りあえず親交は深めておこう、勧誘前提で話を進めると悪印象持たれかねん

478 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:25:16 ID:???
守備陣のありがたさがわかる試合展開だな。


479 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:34:02 ID:???
実際GK3人いるようなもんだしなあ、消費効率は悪いがシュート本数少ない相手には鬼のようだ

480 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 22:35:24 ID:???
>D.妹紅に話しかける
===================================================================================
反町が気になったのは、やはり妹紅の事であった。
試合を開始する前はどこかぶっきらぼうで粗暴な雰囲気を纏っていた妹紅だが。
前半が終了し、シュートが失敗に終わった現在はどこかそれとは違う。
苦笑いを浮かべているものの、何か雰囲気が変わっているような気がするのだ。

ベンチに引き上げようとしていた妹紅に声をかけると。
妹紅は頬を掻きながら、一体何の用かと振り返る。

反町(うーん……何を話そう)

A.前半ラストのシュートについて話してみる
B.あの炎の翼について聞いてみる
C.何だか雰囲気が変わった事について聞いてみる
D.後半もお互い頑張りましょうと握手を求める
E.この大会が終わったらどうするのか聞いてみる
F.勧誘してみる
G.やっぱり何でもないと言ってベンチに帰る
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

481 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:37:19 ID:sck718+k
D

482 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:40:34 ID:5R4spV36
C

483 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 22:41:09 ID:4JRruQZM


484 :481:2009/08/24(月) 22:50:05 ID:sck718+k
Cに変更お願いします

485 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 22:53:10 ID:???
変更受け付けましたー。

486 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 23:06:51 ID:???
>C.何だか雰囲気が変わった事について聞いてみる
==================================================================================
やはり気になったのは、妹紅の雰囲気が何となく変わっている点についてだった。
反町がその点を指摘すると、妹紅は一瞬驚いたような表情を浮かべるが。
すぐに不器用な笑みを浮かべる、何でもないさとごまかすように呟く。

妹紅「……ま、変わったように見えるなら変わったんだろうさ。
   それよりほら、早く自分のベンチに戻んなよ」
反町「あ、はい」

何となくはぐらかされたような気がしつつも、反町は素直にベンチへと下がっていった。
その後姿を見ながら妹紅もまたベンチへ向かおうとし……その道すがら、溜息を吐いていた慧音と目が合う。
そして、慧音は妹紅を見た直後。

慧音「……そういえば妹紅、何か雰囲気が変わったな。 どうした、何かあったか?」
妹紅「……なんだろうねぇ。 私って、そこまでわかりやすかなぁ」

先ほどまで暗い顔をしていた慧音が自分の顔を見るなり開口一番そう言った事について妹紅は微妙な心境となり。
肩を竦めながら、こちらも適当に誤魔化しつつベンチへと下がっていった。
妹紅の表情は疲れているものの、決して負の感情は浮かんでいない。
そんな妹紅の様子を見ながら、慧音はどこか安心したような気持ちを抱きつつその後ろについていく。

慧音(ふむ……あの反町という青年と話してからか? ……何があったかは知らんが、いい顔だ。
   ……妹紅のああいう顔は、珍しいな)

※慧音の評価値が上がりました。

487 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/24(月) 23:07:29 ID:???
一方、ベンチに戻った反町は妖精1とヒューイが用意してくれていたドリンクとタオルを受け取り。
疲労をなんとか癒しながら、スタメンの疲労度がどれ程のものかと観察をしていた。

反町(やっぱりベジータさん、そしてラディッツさんのドリブルで吹き飛ばされた分。
   あまり攻めてない筈のリグル、静葉さんが疲れてるな。
   だけど、一番疲労が激しいのはやっぱり穣子、そしてメディスンだ。
   二人とも、前半はとにかく堅守で敵の突破を阻んでくれていたからな。
   サンタナと橙は、まあ、問題が無いだろう。にとりも少し危ないように見えるけど……さて、どうしたものかな。
   メンバーを変えるなら、今の内だけど……)

−H−F− H反町 335/720 Fリグル 270/700
J−−−− Jサンタナ 480/520
I−−−G I静葉 340/610 G橙 410/580
−E−D− E穣子 170/580 D メディスン 200/620
B−AーC Bチルノ 810/810 Aにとり 370/630 C椛 570/750
−−@−− @大妖精 570/570

控え:妖精1 560/560 ヒューイ 510/510

※ハーフタイム開始時点でのガッツです(ハーフタイム終了後に100回復します)

A.リグルを交代させる(誰と交代させるか後で選択)
B.静葉を交代させる(誰と交代させるか後で選択)
C.穣子を交代させる(誰と交代させるか後で選択)
D.メディスンを交代させる(誰と交代させるか後で選択)
E.にとりを交代させる(誰と交代させるか後で選択)
F.反町を交代させる(誰と交代させるか後で選択)
G.交代はまだしない
H.その他のメンバーを交代させる(誰を交代させるか併記)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

488 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:15:51 ID:4JRruQZM


489 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:16:39 ID:5R4spV36
D

490 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:23:09 ID:Hvi0v796
G

491 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:29:30 ID:sck718+k
H サンタナ

ヒューイでメディスンを援護させて活躍する確立を少しでもあげたい
このまま交代させるのは正直可哀想だ

492 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/24(月) 23:31:26 ID:/s/6RcrA
G

493 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:32:36 ID:???
孫親子とか馬岱とか敵さんには加入フラグが立ちまくりなのにこっちは……

494 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:54:55 ID:M0yjafVM
G

495 :森崎名無しさん:2009/08/24(月) 23:54:56 ID:DzxDB8FQ


496 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/25(火) 00:07:06 ID:???
>G.交代はまだしない
==================================================================
反町(いや……交代はギリギリまでしないでおこう)

この試合において、オータムスカイズが有利に動けているのはひとえにディフェンスの奮闘によるものである。
中盤の底としてしっかりと機能をしている穣子を外しては、一気に流れをひっくり返されるかもしれない。
そう判断した反町は、ギリギリまで交代はしないようにと決断を下す。
そうと決まれば、あとはこのメンバーでどうやって後半を戦っていくかを決めるだけだ。

反町「よし、皆休みながら聞いてくれ。 今から、後半の戦い方を決めていくぞ」
にとり「ん……よしきた、話しておくれ」

一同が反町に向けて視線を向けた事を確認した後、反町は語りだす。
まず、この試合。何とか1点差で折り返せたもののこちらのシュート本数では負けているという事実。
相手のボランチ、藤原妹紅が静葉らのドリブルを防いでいる為に前半の半分はゴール前まで行けず。
撃てたシュートは、カウンターアタックが成功した時の一本のみなのだ。

反町「正直、妹紅さんのディフェンスを突破するのはかなり難しいと思う」
静葉「……そうね、確かにその通りだわ」
橙「にゃ……静葉さんがそう言うなら、私でもちょっと無理ですかね……」
にとり「今までの試合のように、静葉と橙のドリブル任せじゃシュートを撃つ事すら困難だね。
    何か対策はあるのかい?」
反町「それは……」

497 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/25(火) 00:07:31 ID:???
A.パスを回して攻めていこう。タックル相手よりは突破の可能性が高い
B.サイドチェンジを多用しよう。突破速度は遅くなるが、堅実なところだ
C.ミドルレンジからどんどん撃って行こう。とにかく、数を撃つんだ
D.カウンターだ。とにかく守備を固めて、相手が焦れたところで一気に巻き返す
E.いや、それでも静葉さんと橙なら抜いてくれるはず。ドリブルに期待しよう
F.一点あれば十分。後半は守りのサッカーでいくぞ!
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

498 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/25(火) 00:08:45 ID:???
本日はここまで。明日はこの続きから書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。

499 :森崎名無しさん:2009/08/25(火) 00:09:35 ID:CSpj/Hw6
B 妹紅は避けたい

乙でした

500 :森崎名無しさん:2009/08/25(火) 00:16:41 ID:v1oQ6dIo
B

乙でした

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0ch BBS 2007-01-24