キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【そして美味は】キャプテン霧雨27【吹っ飛んだ】

1 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/25(火) 21:47:07 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、恐れ多くも森崎に歯向かっていく吉良監督と魔理沙とその他大勢の物語です。
魔理沙がよくわからないことをしたり、変態がフリダームに暴れたりするので不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、ダイスを転がしてもらって進んでいきます。
雑談、質問等は中の人の活力源にもなりますのでどんどんどうぞ。
【CAUTION!!】光ちゃんが出てきたりなど、キャラブレイクがすさまじいので、閲覧は自己責任でお願いします。
本当にキャラブレイクやばいです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。

☆前スレでのあらすじ
とうとう始まった比良戸との試合。永琳、輝夜を擁する助っ人たち出撃で、余裕を見せる魔理沙。
幽々子が華麗に2点を取れば、素早く佐野が1点を返す。魔理沙も何だかんだでゴールを2点決め、4-1。
しかし、マスパ二連装で魔理沙の体力が切れ、まさかの魔理沙交代という事態に。
代わりにキャプテン松山となるものの、気力減少中の彼女には荷が重く、永琳が自身の判断で時間稼ぎをするが、1点を奪われてしまう。
そこで信頼を取り戻すべく燃え上がる不死鳥、妹紅。必殺のタイランレイヴで1点をもぎ取った!

というところまで進んでおります

☆一行あらすじ
永琳「ちょっと引きが悪かったわね」


201 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/28(金) 23:00:49 ID:???
>>部屋J


魔理沙「(光と話でもするか……?)」

思い立ったが吉日と、魔理沙は特に悩むことなく右斜め前の部屋Jのノブに手をかける。
…は、ドアの前に奇妙な張り紙があった。

張り紙『只今、射命丸 文は作業中!(極太赤文字) 集中しているので誰も入らないようにお願いします!
     この部屋と同室の方々に御用のある方は、お二人を目の前の部屋Nに追い出し(二重線が引いてある)
     移動してもらっているので、そちらにどうぞ。 清く正しい射命丸の作業にご協力ください』

魔理沙「なんじゃこりゃぁ!?文のやつ、いつの間にこんな張り紙を作りやがった!
     しかも光とフランが部屋Nって………一体1人で何してんだ、アイツ……」


A 気になるので入ってみる
B ここは普通にUターンして部屋Nに

現魔理沙ガッツ 300/850 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


202 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/28(金) 23:01:02 ID:???
張り紙を見たので、部屋表が一部修正されました

1F

|   部屋@   |   部屋A   |   部屋B   |   部屋C   | 
 浅海・三原・馬宮  金木・藤木・美味  田中・岡山・三杉   瀬田・柴田
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   廊下
―――――――――――――――――――――――――――――――――
 輝夜・うどん・永琳 妹紅・幽香・天子  早苗・諏訪・神奈 パチェ・アリス・神綺
|   部屋D   |   部屋E   |   部屋F   |   部屋G   | 


2F(キャラ名の都合上、部屋マスが大きくなっていますが、部屋の大きさに違いはありません)

|    部屋H    |    部屋I    |    部屋J    |    部屋K    | 
 チルノ・空・大妖精   リグ・みすち・るみゃ      射命丸          萃香 
―――――――――――――――――――――――――――――――――
   廊下
―――――――――――――――――――――――――――――――――
     吉良         幽々子・魔理沙     松山・フラン        空き部屋
|    部屋L    |    部屋M    |    部屋N    |    部屋O    | 


203 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/28(金) 23:01:16 ID:15rMkx1s
A

204 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:03:11 ID:5o2i/gAk
A


205 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:04:21 ID:Etwhmtdk


206 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:05:27 ID:5vwLNcuo
A

207 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:05:26 ID:Cmd/f2Hc
B

208 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/28(金) 23:11:58 ID:???
>>A 気になるので入ってみる


魔理沙「………いやいや、この張り紙はもうアレだろ。入ってくれって前フリだよな?
     女は度胸、何でも試してみるのさ!」

張り紙とか松山との会話予定など全て頭の中から放り捨て、魔理沙はその扉を開くことにした。
天狗の少女、射命丸 文のプライベートルームの全貌が今全て明らかに……!!

魔理沙「迷わず行けよ行けばわかるさレッツゴーッ!!」

ガチャリ


先着1名様で

おっと→! card

と書き込んでください。数字で分岐します
8〜K・JOKER→真面目に情報のまとめをしている最中だった
5〜7→いかがわしい写真を売るためにまとめていた最中だった
3・4→魔理沙「…………………………………お取り込み中失礼しました」
A・2→BAD END


209 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:12:50 ID:???
おっと→ スペード8

210 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/28(金) 23:25:08 ID:???
おっと→ スペード8
>>真面目に情報のまとめをしている最中だった


射命丸「誰ですか?入らないでくださいと張り紙をしておいたはずですが?」

机に向かってなにやら書き物をしていた射命丸は、不愉快そうにじろっとドアのほうを睨んでくる。
どうやら張り紙の通りに真面目に作業中のようである。

魔理沙「わ、悪い……その、アレだ…」

射命丸「あや、魔理沙でしたか。何か御用ですか?用がないのでしたら、静かにお願いします。
     私も作業中なもので、暇がないのですよ」

魔理沙「(なんつーか、本当に宿題をやってる息子に驚く母親みたいだな……うん)」

射命丸は既に、訪問者のことなど気にかけてなどいないように机に向かっている。
その周囲には紙が雑然と散らばっており、魔理沙のいる入り口にもかなりの量の紙が散っている。
確かに、これではフランも松山もいづらいだろう。

魔理沙「(…どうしよう)」


A 何のデータを纏めているのか聞いてみる
B 散らばった紙を拾って読んでみる
C もうすぐ夕飯だよと声かけして帰る
D 真面目にやってるのはムカつくので悪戯する
E その他

現魔理沙ガッツ 300/850 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


211 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:27:26 ID:HQBYO/j2
B

212 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:27:29 ID:vOpqz+gA
B

213 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:32:05 ID:f+o6FHgs
C

214 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:34:14 ID:65GRV9t6
B

215 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/28(金) 23:42:43 ID:???
>>B 散らばった紙を拾って読んでみる


魔理沙「(散らばった紙を読んでみるか……どれを読もうかな?)」

資料には、それぞれ色の違う付箋が貼ってある。射命丸本人に聞かないとどれがどの色だかわからない。
しかし、その射命丸は魔理沙眼中なしに資料のまとめをしている最中である。

魔理沙「(こっそり戻せそうな位置にあるのは……4つくらいか。どれにしよう)」


A 赤色の付箋が貼ってある資料
B 青色の付箋が貼ってある資料
C 黒色の付箋が貼ってある資料
D ピンク色の付箋が貼ってある資料

現魔理沙ガッツ 300/850 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


216 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:47:43 ID:vOpqz+gA
C

217 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:50:41 ID:65GRV9t6
C

218 :森崎名無しさん:2009/08/28(金) 23:54:43 ID:5vwLNcuo


219 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:33:37 ID:???
>>C 黒色の付箋が貼ってある資料


魔理沙「(えーっと何々……)」

※資料内の説明は射命丸のセリフとしています

射命丸「このチームにおける発言力・影響力の定期調査。変わらずキャプテンである魔理沙の指示力はかなり強い。
     チーム設立に携わっただけあり、こちらの世界の住人への影響はかなり大きいようだ。
     三杉・松山はキャプテンを狙える実力・人望を持つ選手であるが、彼ら自身が魔理沙に何か含むところがある様子。
     三杉に関しては以前の調査(資料百弐拾五を参照)にて永琳の薬による心臓病の治癒と判明。
     松山に関しては依然理由不明のまま。調査を続ける」

そこに書かれていたのは、魔理沙も知らない…というよりは、調べることすら頭になかった事実。
自分を含め、誰がこのチームに影響力を持つのかといったものだった。

射命丸「その他のこちらの世界の住人は、幻想郷住人に与える影響力がほとんど皆無と考えていいだろう。
     ただ、柴田とチルノやミスティアたち、浅海と萃香に個人的親交(詳細は資料五拾八)があるのは見逃せない。
     また金木・藤木はこちらの世界の選手内ではリーダーシップを発揮する場面も見られる」

魔理沙「(うむむ………)」


220 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:33:59 ID:???
射命丸「幻想郷の住人の場合、影響力は団体としては永遠亭が最も高いと考えられる。
     その中でも群を抜いて発言力・影響力を持つのは永琳。
     紅白戦において選手として、また普段からチームドクターとして選手たちを訪問していた。
     だが、彼女の発言・影響は基本的に主である輝夜に付随することが多く、積極的ではない。
     またその輝夜が魔理沙と主従関係(資料拾参、未だ調査中)にあるために、よりキャプテンの基盤を強固にしている」

魔理沙「(永琳があいつらを訪問……うーん、そんなことあったのか…)」

射命丸「団体として幻想郷からチームに参加しているのはここを除いては守矢神社。
     こちらは神奈子・早苗とチーム参加が後期であったため、選手たちへの影響力が低い。
     しかし早苗に不審な動き(資料弐百四拾、未だ調査中)があるために、今後の動向が注目される。
     その他幻想郷の住人たちは、割とバラバラに集められたこともあり、発言力・影響力はさほどではない」

魔理沙「(東風谷さんに不審な動き……?)」

射命丸「ただ、後期の参加にも関わらず幽々子の影響力は侮れないものがある。
     既に彼女は三原を自分の一派に組み入れており(資料百八拾六を参照)、今後も動きがあると見られる」

魔理沙「(………テニヌ派のことだよな)」



221 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:34:13 ID:???

資料を読み終わり、よくこれだけ調べたと感心してしまう魔理沙。
ちょっと目を向けてみるが、射命丸は魔理沙に気付いていないようだ。
今のうちにとこっそりと資料を戻そうとし……まだ少しだけ続きがあることに気付いた。

魔理沙「(何だ?)」

射命丸「付記:霊夢加入の騒動において、守矢の発言力・影響力は予想よりも大きいことがわかった。
     ただ、こちらの世界の住人への影響力は予想よりも低かったようだ。
     付記:幽々子の派閥の動きが何故か鎮静化している模様。要調査」

魔理沙「……………なるほど」

射命丸「あや、何か仰いましたか?」

魔理沙「いや、何もだ。それじゃあ夕食に戻るぜ」

そのまま資料を戻し、魔理沙は射命丸の部屋を後にすることにした。

※魔理沙がチーム内の裏事情?を知りました  射命丸に資料のことを聞けるようになりました


222 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:34:49 ID:???
…………………………
……………………
……………
………

魔理沙「ううん……ここの飯は本当に美味しいな…」

つつがなく夕食を終え、食堂近くの談話室でまったり休憩。
早苗も食堂に姿を見せていて、多分元気になっているようだろう。
一方三杉は未だトイレ。その面倒を見ている浅海の姿もなかった。

魔理沙「腹いっぱいになったし、そろそろ動くか!」


A 練習でもするか! ガッツ300消費
B とりあえず部屋に戻ろう
C 他の部屋に行ってみよう!
D 紫と話でもするかな
E お風呂に行こうかな? 200円消費

現魔理沙ガッツ 580/850 魔理沙所持金 1000円
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


223 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:35:42 ID:U5oj8vDA
C
次こそ松山関係

224 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:36:37 ID:8/YC6jko
C

225 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:43:11 ID:KEU63HMM
C

226 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:49:34 ID:???
>>C 他の部屋に行ってみよう!


魔理沙「さて、またもや別の部屋に行くことにしようっと……あれ、光。どっか行くのか?」

気合を入れて談話室から出ると、丁度松山と出くわした。
これから出かけるところらしく、返事をしつつ玄関まで歩いていく。

松山「あ、うん。ちょっと…」

魔理沙「門限とかないからって不良するなよ?」

松山「しないよ!それじゃ、行ってきます」

魔理沙「(うーん……光行っちゃったか………どうするかな。
      文にさっきのことを聞くなり、誰かと明日をどう過ごすか話してもいいんだが……)」


行きたい部屋名を選択してください 誰がどこにいるかは>>202 今回のみ【やっぱやめる】もありです
現魔理沙ガッツ 580/850 魔理沙所持金 1000円
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

227 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:53:09 ID:U5oj8vDA
ええええ松山と話すつもりだったのに
追いかける選択できませんか?

228 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:57:39 ID:Pv8DhLfA
部屋D

試合の後に会話してたえーりんと会話するのはどうか

229 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 00:59:22 ID:???
>>227 すみませんが、それは不可にさせて頂きます。基本的には試合後に話してないとこのイベントに不参加になってるので…
>>228 実は永琳もいません

魔理沙の行動後で何があるかはわかりますのでご勘弁を

230 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 00:59:42 ID:???
流れ的に永琳もいない気がする・・・

231 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 01:01:02 ID:U5oj8vDA
しょうがないか。事前にわかったし

部屋Fにします

232 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 01:01:39 ID:8/YC6jko
やっぱやめる

233 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 01:05:25 ID:Pv8DhLfA
では
部屋A
に変更します

234 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 01:17:26 ID:???
では票整理を。

現在

部屋F 1票
部屋A 1票
やっぱやめる 1票

で今日はここまでです。お疲れ様でした

235 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 01:17:55 ID:???
乙です。
松山と話せなくなたから選びどころないなあ

236 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 08:25:20 ID:WhhkMaZ2
部屋F

237 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 09:33:53 ID:90lP2s5U
部屋F


238 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 21:24:38 ID:???
にしても…やっぱり光ちゃんが気になるな

―ハッ!も、もしや
「女性にしかない『アレ』」が来てしまったのか…!?
なら天才薬師に任せておけば大丈夫k

239 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 22:53:39 ID:???
>>部屋F


魔理沙「さて、守矢一行の部屋に行くとするか。…でも一体何をしたもんだろうか…
     ………ドアを開けるのがちょっぴり怖いが、まぁ気合だ気合っと…」

コンコン…ガチャ…

言うほどにはさして恐れずに部屋Fの扉を叩く。
しばらくして、暢気な青巫女の声が聞こえ、扉が開いたのだが。

早苗「はい、どな…!!!!………えっと、何の御用でしょう」

すぐに半開きになってしまった。

魔理沙「……………?(何か変だがまぁいいか。私の用事は…)
     とと、その前に。部屋には2人もいるのか?」

早苗「そうですけど…」

魔理沙「(このまま話すと部屋の外で話すってことになるが…どうするか)」


A まぁケロを呼んでもらおう
B カナちゃんを呼んでもらおう
C いっそ東風谷さんと話そう
D というか部屋に入れろ
E その他

現魔理沙ガッツ 580/850 
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


240 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 22:55:07 ID:U5oj8vDA
E ケロと東風谷さんを呼ぼう

241 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/29(土) 22:59:42 ID:eL+V/TGM
D

242 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:00:12 ID:WhhkMaZ2
D

243 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:01:41 ID:k1nBr2pg


244 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 23:31:27 ID:???
>>D というか部屋に入れろ


魔理沙「……というか部屋に入れてくれよ。わざわざ外で話すのもなんだしさ」

早苗「…わかりました、どうぞ」

頼むと、トラウマさんにしてはあっさりと引き下がりドアを開ける。
そういえば、諏訪子を呼んだときも入り口からだった。魔理沙はこの部屋に初めて入ることになる。

魔理沙「んじゃ、お邪魔するぜー」

ばりばりぼりぼり

諏訪子「あ、魔理沙。どうかしたの?」

早苗「それではお茶の用意をしますので、好きなところにどうぞ」

魔理沙「お、おお…悪いね」

ばりばりぼりぼり

部屋の構造はこの前行った輝夜たちのものとそう大差ないが、私物が彼女たちより多めだ。
カエルの形をしたクッションやら、観賞用の植物などが置いてある。
テーブルの周りには、数個の座布団。諏訪子がその上に座り、お茶を飲んでまったりとしている。
一方神奈子は、部屋の壁にもたれかかり一心不乱にポテチを貪っている。周囲には既に開けられた袋が散乱している。
奥のほうだけは布団が敷きっぱなしになっているが、多分それは早苗が寝込んでいたせいだろう。


245 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 23:31:38 ID:???
魔理沙「(やっぱどこの部屋もずっと布団敷きっぱなしなんてしてないよなぁ………
      それにしても神奈子は……ちゃんと夕食食べてたよな?)」

諏訪子「魔理沙が来るなんて珍しいねぇ。早苗の見舞い?もう元気だけど」

魔理沙「ああ、みたいだな(さてと……誰と話そうかな)」


A 早苗と話す
B 諏訪子と話す
C 神奈子と話す
D その他

現魔理沙ガッツ 830/850 行動ターン 0/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


246 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:33:26 ID:U5oj8vDA
D

早苗と諏訪子と話す

遅くとも岬のことを話しておこう

247 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:37:12 ID:WhhkMaZ2
A

248 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:39:53 ID:k1nBr2pg


249 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:41:18 ID:Ey4UfYGU
A

250 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 23:53:50 ID:???
>>A 早苗と話す


魔理沙「(ここは東風谷さんか……とりあえずお茶を待とう)」

トラウマに微妙に震えつつも、魔理沙は早苗と話すことに決める。
とりあえずは諏訪子と世間話をしつつ、早苗が戻ってくるのを待つ。

ばりばりぼりぼり

諏訪子「それでねぇ、それでハイドロプレン…」

早苗「お話中すみません。お茶です」

魔理沙「ああ、いやいいんだ。東風谷さんに用事があったし」

早苗「私に…ですか?」

諏訪子「早苗に?」

その言葉に早苗は少し首を傾げつつも、諏訪子の隣の座布団に座る。
諏訪子もちょっと驚いた様子で魔理沙を見つめる。



251 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 23:53:58 ID:???
魔理沙「(ううっ、ちょっと話しにくいな……)」


A 何で霊夢が嫌いなのか聞いてみる トラウマレベル:5
B スランプは治ったか聞いてみる
C 明日に練習でもしないか? トラウマレベル:1
D なんで寝込んでいたのか聞いてみる
E 装備品の変更をする
F その他

※トラウマレベルが設定されている質問は判定勝利をしないと質問できません
現魔理沙ガッツ 830/850 行動ターン 0/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

252 :森崎名無しさん:2009/08/29(土) 23:57:06 ID:U5oj8vDA
A

253 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/29(土) 23:57:38 ID:???
あれ、なんでガッツがやたら増えてるんだろ?

ガッツは580のままです すみません

254 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:00:20 ID:vqoWI3KU
A

255 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:01:09 ID:KC1os45g


256 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:04:11 ID:???
>>A 何で霊夢が嫌いなのか聞いてみる 


魔理沙「(これが上手く聞き出せれば御の字なんだが……
      諏訪子神奈子の前じゃ、簡単に喋らないだろうし……ううっ、このプレッシャーに私が勝てるか否か…)」


先着1名様で

呪いと祝いって似てるよね!→! card

と書き込んでください。
ダイヤ7以上・JOKERの時のみ質問ができます
質問できた場合、魔理沙のトラウマが少し弱まります
それ以外のときは何も出来ずにターンを消費してしまいます


257 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:06:33 ID:???
呪いと祝いって似てるよね!→ ハート6

258 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:06:49 ID:???
呪いと祝いって似てるよね!→ ハート6

259 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:15:25 ID:???
呪いと祝いって似てるよね!→ ハート6
>>質問できず……


魔理沙「(くそっ、何で声が出ないんだよ!?できるできる私なら絶対できるって諦めんなよ!)」

早苗「……あの、なんですか?」

中々質問しようとしない魔理沙に、少し苛立ったように声をかける早苗。
その声に、魔理沙内のトラウマは猛反応。無意味な鼓舞はどこかに飛んでいった。

魔理沙「(うっ、ううっ………トラウマには勝てねぇ…緑髪怖いよ緑髪)」

諏訪子「ちょ、ちょっと酷い汗だけどどうかしたの…?」

魔理沙「な、何でもないぜ!いやぁお茶が美味いなぁ!」

ばりばりぼりぼり

早苗「は、はい…ありがとうございます」

こうしてまたもや世間話で時間が過ぎていく。
神奈子は2袋ほど食べ終え、今度はコンソメからのり塩に味を変えていた。


260 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:15:43 ID:???
ばりばりぼりぼり

早苗「(運動しないとダルマになりますよ)」

諏訪子「(食べすぎじゃないかなぁ…)」

魔理沙「(はぁ……やっぱり怖いものは怖いな、うん。もっと建設的に行こうかな…)」


A 早苗と話す
B 諏訪子と話す
C 神奈子と話す
D その他

現魔理沙ガッツ 580/850 行動ターン 0/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


261 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:16:12 ID:???
やばい、訂正訂正
行動ターン 1/3

262 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:19:09 ID:KC1os45g


263 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:20:50 ID:qGS7e5MU
C

264 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:31:40 ID:y9F5IbXs
C

265 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:38:24 ID:???
>>C 神奈子と話す


魔理沙「(神奈子と話すか……と言っても、向こうがこっちの話を聞いてるのかわからんが)」

ばりばりぼりぼり

魔理沙「(ほらこれだもん名前すらでてねーし)」

ふぅ、と溜息を吐きつつも神奈子に顔を向ける魔理沙。
その神奈子は誰も目に入っていない様子でポテチを食べている。

ばりばりぼりぼり

魔理沙「(何話せばいいんだ)」


A ………太るぜ?
B 私もポテチをもらおうか
C 食ったら体を動かせ!…ということで明日練習でもしない?
D どこから買ってきたのか聞いてみよう
E 東風谷さんの看病してたらしいが面白いことあった?
F その他

現魔理沙ガッツ 580/850 行動ターン 1/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


266 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:38:58 ID:y9F5IbXs
A

267 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:40:55 ID:qGS7e5MU
E

268 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/30(日) 00:42:06 ID:SpZy6PIs
E

269 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 00:51:28 ID:oI7AoP2g
E

270 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 00:59:13 ID:???
>>E 東風谷さんの看病してたらしいが面白いことあった?


魔理沙「そういえばさ、神奈子」

神奈子「………?」

声をかけると、目だけを魔理沙に向ける神奈子。
一応話を聞くつもりはあるようだ。ちゃんと反応を返してくれる。

魔理沙「諏訪子から聞いたんだが、東風谷さんが寝込んでた時に看病してたそうじゃないか。
     その時の心温まるストーリーとかそんなのない?」

神奈子「ばりばり……そうねぇ………」


先着1名様で

面白いことがあったというなら聞かせてもらおうか!→! card

と書き込んでください。マークで分岐します
ダイヤ10以上・JOKER→私の神の力をちょっと早苗に分けたよ
ダイヤ→うわごとでスランプが治ったとかなんとか…
ハート・スペード・クラブ→神奈子「そんな面白いことなんてあるわけないじゃん」 魔理沙「ですよねー」
クラブA〜3→ああ、そういえば……


271 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/30(日) 00:59:46 ID:???
……神のカードの借りは神のカードで!

面白いことがあったというなら聞かせてもらおうか!→ クラブ7

272 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:02:17 ID:???
色々と愛が足りん!

273 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 01:12:02 ID:???
面白いことがあったというなら聞かせてもらおうか!→ クラブ7
>>神奈子「そんな面白いことなんてあるわけないじゃん」 魔理沙「ですよねー」


早苗「…………………………………」

諏訪子「さ、早苗…?」

わざわざ神奈子の傍まで寄って話す魔理沙に凄まじい視線を向ける早苗。
いや、その視線は神奈子にも向かっているように諏訪子には思えた。
当人たちはそんなことも知らず、気楽に会話を続ける。

神奈子「面白いことなんてあるはずないじゃない。看病ってそんな面白い物じゃないでしょ?
     手ぬぐいで汗拭いたり、怪我の手当てをしたりなもんよ。まぁ、ほとんど打ち身だったけど」

魔理沙「そっか……確かに霊夢の看病をした時は飽きて大図書館に行ってたな私も。
     確かに面白いことがあるはずないな」

神奈子「そうそう。早苗が起きた時に奇声を上げたりしたらちょっとは面白かったかもしれないけどさぁ…
     私らが起きてきた時にはもう起きてたからねぇ…」

ばりばりぼりぼり

魔理沙「まぁ面白いことあったら今度話してくれよ」

神奈子「あいよー。…にしても、何で早苗は怪我してきたのかねぇ」

魔理沙「………さぁ?」

早苗「(……………………………………ふぅ)」

※世間話をして神奈子の感情度が少し上がりました


274 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 01:12:18 ID:???

魔理沙「……お、話し込んだらもうこんな時間か」

ばりばりぼりぼり

しぶしぶではあるが、ポテチもわけてもらって話し込むことしばらく。
部屋の時計がそろそろ就寝時間にさしかかっていた。

諏訪子「まぁ、明日は休みだし大丈夫大丈夫」

魔理沙「そうだな。それにどうせ私は夜更かし組だし」


A 早苗と話す
B 諏訪子と話す
C 神奈子と話す
D その他

現魔理沙ガッツ 600/850 行動ターン 2/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


275 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:12:39 ID:y9F5IbXs
B

276 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:15:39 ID:/lQcd2a+
B

277 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:31:53 ID:+BSxVO8+
B

278 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 01:40:39 ID:???
>>B 諏訪子と話す


魔理沙「あうあう」

諏訪子「…あ〜う〜?」

魔理沙「あうあうあ〜」

諏訪子「あう!」

早苗「(この2人何してるんでしょうか)」


A 決勝戦のことを見据えて観戦した感想を諏訪子に聞かせる
B 明日に練習でもしようぜ!
C さぁケロや…私と一緒に悪い子になろうか(※夜更かしに巻き込みます)
D 強化パーツでもつけるかな?
E その他

現魔理沙ガッツ 600/850 行動ターン 2/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


279 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 01:41:17 ID:???
今日はここまで。
明日は光ちゃんの行方も明らかに! なるといいなぁ

280 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:43:36 ID:???
乙でした

281 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:47:09 ID:y9F5IbXs
B

282 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 01:52:08 ID:+BSxVO8+
A

283 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 04:50:11 ID:UnvRV6Ms


284 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 09:42:57 ID:2rY66U16
A

285 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 09:43:11 ID:2P2dH6Zs
C

286 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 10:21:03 ID:???
>>A 決勝戦のことを見据えて観戦した感想を諏訪子に聞かせる


魔理沙「決勝が南葛だしさ、昨日の観戦の感想でも聞かせてやろうと思ってな」

諏訪子「……ん?ちょっと待ってよ。あのさ、東邦の観戦に連れてってもらったけど…
     それで私を準決勝で出すつもりだと思ってたんだけど…違うの?」

魔理沙「む、むむ?」

諏訪子「いやさぁ、私としては試合に出れればいいんだけど…どっちに出すつもりなのか、それぐらいははっきりさせて欲しいよ。
     どっちの選手を相手にするか、考えることが結構違うんじゃないかと思うんだけど……」

魔理沙「(……言われてみればその通りだな…うううううううん………)」


A もちろん準決勝に出すよ
B 決勝に出そうと思う
C ……まだ決まってないよ、テヘ!
D その他

現魔理沙ガッツ 600/850 行動ターン 2/3
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません


287 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 10:30:51 ID:GfSC+Aww
A

288 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 10:33:38 ID:UnvRV6Ms


289 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 10:43:54 ID:dfQ4D/jA


290 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 10:43:56 ID:8YV9uf8M
C

291 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:01:16 ID:???
>>A もちろん準決勝に出すよ


魔理沙「……準決勝だな。南葛は得点力は東邦よりは低いと見た。諏訪子を起用するならそっちだ」

諏訪子「なーんだ。話半分ってわけかぁ。ちょっと驚いちゃったよ」

ちょっと考えて、魔理沙の決断は早かった。
諏訪子も自分の考えが間違い出なかったことがわかり、あからさまにホッとした表情を見せる。

魔理沙「そうだな。まぁ世間話のつもりで聞いてくれ。井沢ってのが………
     で、大空が……それで来生が………ああそう、後半から岬ってのが……」

諏訪子「あうあうなるなる……なるほど、観戦の時はその選手たちの動きにチェックだね!」

魔理沙「まぁそうなるな」

早苗「(さっきからあうあうとけろけろしか言ってませんが、何の話をしてるんでしょう……)」

以上の2人の会話は全てケロ語で行われたことを付記しておく。

※諏訪子は準決勝に出す、という話になりました 諏訪子と世間話をしました


292 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:01:36 ID:???
魔理沙が部屋Fでトラウマと戦っていた頃……

―とある練習場


松山「ええと、ここでいいんだよね…?」

永琳に指定された場所は、今日試合に使ったサッカー場の近くのグラウンド。
普段は夜は開いていないらしいが、特別に借り受けたらしい。

松山「(借りるって永琳さんがお金出して借りたのかなぁ…)」

そんなことを思いつつ、手荷物からサッカーボールを取り出して準備運動を始める。
待ち人未だ来たらず。……几帳面な性格の松山は、少々早く着きすぎたようだ。
そのまま準備運動を終え、所在なさげにリフティングを始める。

ぽーん…ぽーん……

松山「(それにしても……どうしたらいいのかな…裏切り者………はぁ…
     試合が終わったのに引きずってちゃあ、皆に迷惑になるってわかってるんだけど)」

ボールを蹴りつつ、悩みを脳内で反復する松山。
こんな状態で頼まれごとを完遂できるのだろうか。


293 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:01:53 ID:???
永琳を失望させやしないだろうか、そんなことさえ思われ始めてくる。

松山「……あ…」

永琳「遅くなったわ」

ぽとん、と松山が驚いてボールを落とす。
そのボールは、入り口から歩いてくる人影が軽く足で押さえる。
彼女こそ、松山の待ち人の八意 永琳。そして、彼女の後ろの長い耳のシルエットは。

鈴仙「…………今日はよろしく頼むわね」

松山「……うん、やれるかどうかわからないけど……やってみる」

その弟子である、鈴仙・優曇華院・イナバ。
何故この2人が松山とこうしてこの場にいるのか。
それは比良戸との試合後の話になる。



294 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:03:04 ID:???
―――――――――――

松山「鈴仙さんを特訓?」

永琳「ええ、その通り。できるなら早いほうがいいと思ってね、今日の夜にやろうと思ってるのよ」

試合での疲れを微塵も感じさせず松山の先を歩きつつ、永琳は静かに呟いた。
わざわざ他のメンバーたちと時間をずらして話すようなことかと、松山は軽く首を傾げる。

松山「ええと、そういう報告は魔理沙さんに言った方がいいんじゃ?」

永琳「いいえ、報告じゃないの。………あなたにも、手伝ってもらおうと思ってね」

松山「はっ……はぁああああああああああッ!?」

静のまま態度を崩さない永琳に対し、激しく動揺する松山。
手伝うことは吝かではないのだが……しかし、今の自分では逆に迷惑になりかねない。

永琳「攻撃と守備を私が教えてもあまり効率がいいとは思えないのよ。
    ……あなたの守備能力は、このチームで群を抜いて高い。だからこそ、手伝って欲しい…
    いえ、うどんげのコーチをして欲しいのよ。ダメかしら?」

松山「あ…え、…えっと、その……あっと、輝夜さんはダメなんでしょうか?
    今なら、私なんかよりよっぽど……」

その言葉に、少しだけ目を閉じて無言になる永琳。
口を開くとまず、そう卑屈にならないでと微笑み。

永琳「…姫様は確かに、今は選手としてかなり高い位置にいるわ。攻守共に私並の…
    いえ、既に私を凌駕してるかもしれないほどの選手と評価して間違いはないわ。
    けれど、それでも姫様ではうどんげのコーチには向いてない」


295 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:03:58 ID:???
松山「そ、そこまで高評価で……なんで…」

永琳「強い選手であることと、よいコーチであることは必ずしも同義ではないわ。
    ……それで話に戻るけれど、あなたのサッカー能力は評価しているの」

松山「……………」

永琳「こと守備に関しては、立派にコーチを務めうる選手だと思ってるわ。
    もちろん、あの子にやる気がなければコーチも何もないけれどね」

評価されるのはもちろん嬉しいが、松山は複雑な思いでその話を聞く。
かつての自分なら、永琳の言った通りなのかもしれないが。

松山「(今の私で……無理なんじゃ……)」

永琳「(…十中八九断られるかしらね。でも、その殻に閉じこもられたままではね……強引に押し切るかな。
    まぁ、何故か吹っ切れてるうどんげに期待が出来るかと言えばそうでもないんだけれど…)
    それじゃあ、夜の…そうね、8時にサッカー場近くの練習場に来て頂戴」


296 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:04:07 ID:???
松山「はっ…ええっ!?ま、まだ返事を…」

永琳「はい、これが地図。………ふふっ、閉じこもったままじゃ解決しないわよ。それじゃあね」

松山「!!!!?」

永琳から地図を渡された体勢のまま、その言葉に硬直する松山。
そんな松山など知らないと言わんばかりに、永琳は先に帰っていく。

松山「…………………………………………………
    ……………………う、ううっ……やるしかないのかな…なら…うん、やろう!」

どう足掻いても断れない、と永琳の態度の強引さに諦める松山。
そこからは元が熱血な松山のこと、何とか頭を切り替えて特訓のメニューを考え始めるのだった。

―――――――――――


297 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 11:05:12 ID:???
上の流れで強引に押し切られた松山は、迷いつつも永琳の指定した場所へと来たのだ。
その用件は改めて言うまでもなく、うどんげの特訓のためである。…他にも永琳には思惑があるようだが。

松山「(せ、せめて迷惑にならないようにしないと……)」

鈴仙「えーっと、光。それで、何の練習をするの?守備の練習をするって聞いたんだけど。
    …あ、そういえば師匠にも何やらされるか聞かされてないような…?」

松山「あ、き…決めてきたから!今言うね、えっと…」

永琳「うどんげの練習メニュー?ああ……」

鈴仙「光はともかく、師匠…なんか私の扱いがぞんざいじゃないですか!?」

先着2名様で

そんなことない、いい師匠→! card
松山のメニュー→! card

と書き込んでください。それぞれのマークで分岐します
【永琳】
ダイヤ→ドリブル
ハート→パス
スペード→シュート
クラブ→せりあい
JOKER→永琳「今こそ研究成果を見せる時が来たわ!」 鈴仙「ギャァァアァッ!?」
【松山】
ダイヤ→タックル
ハート→パスカット
スペード→ブロック
クラブ→ガッツを鍛えよう!
JOKER→熱血松山が完全復活!

298 :TSUBASA DUNK:2009/08/30(日) 11:13:21 ID:???
そんなことない、いい師匠→ スペードA

299 :森崎名無しさん:2009/08/30(日) 11:30:41 ID:???
松山のメニュー→ ダイヤJ

300 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/30(日) 12:08:12 ID:???
そんなことない、いい師匠→ スペードA
松山のメニュー→ ダイヤJ
>>うどんのメニューはシュートとタックル


松山「うん、色々考えたんだけどさ、やっぱりタックルがいいと思うんだ!」

自身の悩みとは別に気性として練習が好きなのか、張り切った様子で松山は言う。
うどんげのほうがそのテンションについていけてないようで、その赤い目をぱちくりさせている。

鈴仙「なして?」

松山「私が得意なところだし、どこのポジションでも使うことがあると思うし!」

鈴仙「(ふむ………ちょっと想像してみよう………
     華麗にボールを奪う私、師匠のドリブルを止める私……魔理沙のドリブルへ突っ込む私…
     ………イイかもしれない!)よしやろうすぐやろう!」

永琳「……落ち着きなさい。一応言っておくけど、私のほうの練習メニューはシュートよ。
    MFにそこまで必要な能力であるとは思えないけれど……あなたには、必要かもしれないからね」

鈴仙「(あれ、これって褒められてない?)」

やる気もほどほどに、と言外に釘を刺す永琳に、ちょっとだけ冷静に戻るうどんげ。


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0ch BBS 2007-01-24