キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】
1 :
キャプ森ロワ
:2009/12/06(日) 21:36:15 ID:???
キャプテン森崎外伝 〜森崎in異世界トーナメント〜
このスレは以前〜キャプテン森崎ロワイアル〜のタイトル名でそのあまりの
タイトルと内容の違いに遂にタイトル変更となった前代未聞なスレです。
その内容は森崎を中心に色々な作品のキャラとサッカーさせようとする無謀なスレでもあります。
なのでサッカー描写はかなりぶっ飛んだものとなりますが(武器とか魔法とか普通に使用します)
ですがサッカー的に流石にこれは…という場合は遠慮なく突っ込みどうぞ。
キャラ描写は特に気を使ってやるつもりですが、おかしいと感じたときはこれまた遠慮なくどうぞ
なるべく対応してきます。雑談、ご意見、作者への批判等も随時受け付けております。お気軽にどうぞ。
過去スレ外伝スレ2
>>844
から最後までです。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1221380297/
1スレ目【エリート熊が】キャプ森ロワ1【倒せない!!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1227367935/
2スレ目【異世界の】森崎in異世界【勇者たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1231515954/
3スレ目【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1235054320/
4スレ目【紳士】森崎in異世界3【激闘録】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1238931855/
5スレ目【三人の】森崎in異世界4【音波兵器】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1243002343/
6スレ目【どけーっ!】森崎in異世界5【イデの力を(ry】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1246883087/
7スレ目【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1252851276/
8スレ目【グローバルフットボーラーよ】森崎in異世界7【永遠に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1256564935/
102 :
森崎名無しさん
:2010/01/05(火) 23:14:19 ID:y99IVyMk
B
103 :
キャプ森ロワ
:2010/01/05(火) 23:23:35 ID:???
Aに決定と言うところで今日はここまでです。こんな調子が多分一時続くと思いますが
どうかご勘弁を。それではまた次の更新で〜
104 :
森崎名無しさん
:2010/01/06(水) 00:51:31 ID:???
ラブマリー乙でした
105 :
キャプ森ロワ
:2010/01/08(金) 23:54:17 ID:???
>>104
どうもどうも。ラブマリーももう出てないと言うのに相変わらずで嬉しい限りですw
A 「今見ているこの世界はあのジジイやアルシオンって奴らの世界だ!」
自分の頭に閃いた仮説が確信に変わり思わずそう叫んでいた森崎。しかしそうすると更に疑問が沸く。
森崎(…確かヤン提督が言うにはこの世界は…)
間の前では全日本とカンピオーネの試合が始まっていた。初めの方はチーム全員が芸術的ともいえる個人技で
全日本を圧倒するが、全日本はそれに対してチームワークで対抗していく。そして次第に流れは全日本の方へと傾いていった。
それはまるで準決勝で見た森崎の世界の全日本Jrユースとラブマリーの試合を見ているようだった。
森崎(…チームワークか…まるで別チームだな俺たちの世界とは…あいつらは俺たちの全日本を見てどう思っただろう…)
目の前の全日本と己の世界の全日本の違いに何となくジョアン達が自分たちの全日本と言うチームを見てどう感じたのか
考え込む。正直なところ森崎の目から見ても目の前の全日本はチーム一丸となって戦っているというのが感じられたからだ。
試合の方はカンピオーネの個人技をチームワークで悉く跳ね返していた全日本有利のまま後半戦へと進む。
しかし後半が開始すると、様子が一変する。カンピオーネの方もチームプレーを使い始めたのだ。
そして試合は一進一退のまま残り時間も僅かというところで、
「決めろッ翼ァ!」
「来いッ!日向君!」
日向がゴール前の翼にクロスを上げる。そしてその強烈なパスにダイレクトでオーバーヘッドに行こうとするところを
「決めさせるかァッ!」
アルシオンもオーバーヘッドでこれをクリアしようと飛び込む。そしてボールを挟んで二人の足が交差し…
そして闇が広がっていった。
106 :
キャプ森ロワ
:2010/01/08(金) 23:55:35 ID:???
森崎「え?…何だよこれ…」
思わず森崎の口からこぼれる困惑。それもそのはずだろう。今森崎の目の前に広がっているのはどこまでも深い闇。
つい今しがた翼とアルシオンの最後の激突があった事など嘘のように静かな闇。
森崎「…もしかしてこれが…」
その闇を見つめながらポツリと呟く森崎。そしてこれこそがヤンが言っていたこの世界の時間が
止まっているという事なのだろうと悟った。その闇の中には何も無かった。勝者も無論敗者すらも。
ジョアン「どうじゃ?ワシ達の世界は堪能していただけたかな?」
ジョアンの声でハッとする森崎。気が付けばいつの間にか元の所に戻ってきたようだった。周りにはオールスターズの
メンバー達も揃っていた。しきりに頭を振ったり、眉間に皺を寄せていたり、難しい表情を作っていたり、誰しもが
今見た光景に少なからずショックを受けていたようだった。
シュナイダー「くッ…何だ今のは…俺があのワカバヤシとライバルだと?」
ピエール「これが…この世界の記憶…?」
ティーダ「なんかずいぶんいいところで終わるなぁ…」
光太郎「時間を止めた…まさかクライシスの仕業か!?」
ジャンクマン(…う〜んそろそろ突っ込むのも面倒になってきたな…)
ヤン(………やはりな…)
皆がジョアン達を見つめる中でヤンのみは難しい表情をして森崎を見ていた。
ジョアン「今言ったとおり、今見せた世界はワシ達の世界の記憶…そして次に今から見せる世界は…」
そう言ってジョアンは森崎を指差し、
ジョアン「…お前にも関係する事じゃ」
森崎「何だと!?」
驚愕を見せる森崎をよそに再びジョアンは黒い球体を自らの頭上に掲げると周りは一瞬にして闇に覆われた。
107 :
キャプ森ロワ
:2010/01/08(金) 23:56:54 ID:???
とりあえず区切りで一旦ここまでです。明日か明後日辺りで一気に進めたいかなぁとは思ってます。
それではまた次の更新で〜
108 :
森崎名無しさん
:2010/01/09(土) 00:01:35 ID:???
ラブマリー乙でした
109 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 22:33:01 ID:???
ロワさんは、じらすのが上手いなぁ^^
110 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 22:54:40 ID:2Zm2DNSY
>>108
いつもありがとうございます。
>>109
申し訳ない…焦らしているつもりはないんですが予想以上にここのシーンがてこずってます…
もう少し進めばもうちょっとスムーズに進むと思うんですが…
闇から開放された森崎は目の前に広がる光景は先程見ていたジョアン達の世界での最後のシーン。
翼とアルシオンの激突。そしてそこからまるでビデオテープの再生を巻き戻すかのように時が遡って行く。
「いくぞ〜!!」
強烈なデジャウを感じながら森崎の目に飛び込んできたのは元気のいい声を上げながら、今まさに少年が大きな屋敷に
サッカーボールを蹴ろうとしているシーン。ボールを蹴っているのは翼少年。ボールの向かう先は若林邸。
森崎「な、なんだよこれは…さっき見た奴と同じじゃねぇのか?」
ジョアンの言葉を信じるならば今見ている光景は最初に見た世界と異なるはずである。しかしそれがどういうわけか
最初に見た世界と全く同じ始まり。そしてその後の展開も最初見た世界と全く同じ流れをなぞる。
森崎「オイオイ…別の世界を見せるって言っておきながら最初の奴と全く一緒じゃねぇか?あのジジイ…ボケたか?」
そこで森崎が出した結論はジョアンのミス。森崎の思考は至極真っ当で違うものを見せると言われて同じものを見せられれば
誰しもそう思うであろう。しかし目の前の光景を見つめる森崎の心は最初の世界を見ていたときよりもざわめいていた。
それが何を示すのかは森崎も分からない。ただいつだったかジョアンが森崎に言った、
『わし達とお前はいわば“同じ存在”じゃからな…』
その言葉だけが胸にずっと響いていた。
111 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 22:55:42 ID:2Zm2DNSY
目の前の光景は最初見た世界と全く同じ流れを辿っていたが、その流れがある所で突如変化を見せた。
それは翼がブラジルへ渡った後の流れだった。最初見せられたジョアンの世界では翼は確かサンパウロFCの
ユースチームに所属していたと記憶していたが、目の前の世界では翼はサンパウロFCのトップチームでプレイしており、
すでにプロの戦士として活躍していた。
そこからの流れはジョアンの世界と全く違う流れで時は進む。ワールドユースで世界一を目指すという流れ自体は代わらないが、
ジョアンの世界ではほぼ互角とも言えた南葛高校と東邦学園だったが、こちらの世界では東邦が三連覇を成し遂げていたり、
全日本ユースにもジョアンの世界では見られなかった新顔が加入してきていたり、アジア予選を勝ち進んだ後、岬が交通事故に遭い
サッカー生命の危機に瀕する事や、決勝戦こそジョアンの世界と同じくブラジルとの対戦だったが、それまでの試合した相手は
全く異なる事や、その決勝の相手ブラジルのチームメンバーもカルロス・サンターナという選手以外は全くメンバーが異なっており、
ブラジルの10番を背負っている選手もコインブラではなく、ナトゥレーザという選手だった。
無論まだ他にも異なる箇所はあったがその違いは枚挙にいとまがない。もはや全く別の世界と断言できた。
森崎「……」
森崎はその光景を無言でじっと見つめている。気が付けばいつの間にか胸倉辺りを力一杯握り締めていた。
まるで自分の存在を確かめるかのように。
試合の方は全日本が見事にブラジルユースを倒し優勝の栄冠を勝ち取っていた。
そこから時は進み、翼はあねごこと中沢早苗と結婚。そしてスペインリーグのバルセロナへ移籍。
バルセロナでも頭角を現し、瞬く間に中心選手となっていた。翻ってこの世界の自分、森崎有三はと言うと、
ジョアンの世界と立ち位置的には殆ど変わっておらず、やはり評価は若林、若島津に次ぐ三番手。
一応地元のプロチームに入団していたが、翼と比べると天と地の差と言えた。
112 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 22:57:09 ID:2Zm2DNSY
森崎「この世界は…」
ジョアン「…今見せた世界は歴史の本流ともいうべき世界じゃ…」
ジョアンの声に思わずハッとなる森崎。気が付けばいつの間にか元居た場所に再び戻ってきていたようだった。
周りを見渡すと何か難しい表情で考え込んでいるヤンを除き先程と同じくオールスターズメンバーは困惑の表情を見せている。
そんな沈黙の中ジョアンが言葉を続ける。その表情は能面のように無表情だった。
ジョアン「まぁ今見せたのだけじゃ何がなんだか分からんじゃろうな…じゃがお前なら…今の言葉の意味が分かるじゃろ?」
とジョアンは突如森崎に問いただしてくる。その表情はどこか探るような表情だった。
森崎「な、何がだよ…?」
ジョアンの突然の質問に心臓が大きく脈打つのを感じる森崎。自分でも驚くくらいに狼狽しながら質問を返す。
その様子にジョアンはニヤリと笑みを浮かべながら、
ジョアン「ワシ達とお前は…“同じ存在”じゃからな」
森崎「!!」
以前森崎に言った事を再び言葉にする。最初に言われた時には何の事だか全く分からなかった森崎。
しかしジョアンから見せられた二つの世界の記憶。そして自分の世界の事。“同じ存在”と言うジョアンの言葉が
否応無しに森崎の頭に侵入してくる。他の者はそんな押し黙った森崎を心配そうに皆じっと見つめている。
そして永劫に続くかと思われたその沈黙を破ったのは…
113 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 22:58:18 ID:2Zm2DNSY
ヤン「…今見た二つの世界と…森崎の世界は皆同じ流れの中の世界…パラレルワールドということだ」
ヤンのこの一言だった。その言葉に全員がヤンの方へ向き直る。ヤンの方はというとベレー帽を脱いで
何時ものように後頭部を掻いており、注目を浴びた事でバツが悪そうな表情をしていた。そしてチラリと
森崎の方を見ると、真面目な表情を作り直し、
ヤン「そして更に言うならばジョアン氏の世界と…森崎…君の世界は…」
ジョアン「枝葉じゃよ…歴史の本流とやらの世界のな…」
言いにくそうにしているヤンの言葉の途中でジョアンが吐き捨てるように言葉を引き継ぐ。
ティーダ「…枝葉?」
アルス「それって…つまりは…」
ジョアン「フン…もっと分かりやすく言うと…二つ目に見せた世界が流派でいうところの本家とするなら
ワシと…そこの小僧の世界は分家…そういうことじゃ…のう?」
そしてジョアンは森崎の方へ向き直り、再び質問する。その表情には森崎がどういう答えを
返すのかという興味の表情が張り付いていた。
森崎「…」
しかし森崎はそんなジョアンの質問に答える事無く、ただひたすら無言を貫き通している。
そしてその表情は俯いており、窺い知れない。
114 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 22:59:39 ID:2Zm2DNSY
ジョアン「ショックを受けておるのか?…まぁ無理も無いじゃろうな…自分たちの世界はどこぞの世界の分岐点に過ぎず、
更にその本家の並行世界の自分の不甲斐無い姿を見てしまえばな」
森崎「…」
その言葉にも無言を通す森崎。ジョアンはその態度を肯定したと受け取り、口の端を吊り上げ更に言葉を続ける。
ジョアン「認めたくない気持ちは良く分かる…ワシらもそうじゃったからな…だが口惜しいがこれが現実と言う事じゃ…
あの並行世界の歴史の中ではワシらもお前も存在しない…イヤ、お前は一応存在しているがもはや別人じゃ…
そしてあの世界のせいでワシらの世界の時間は止まった…歴史の流れに選ばれなかったと言う理由でな…
ワシらの世界の方が先に歴史を創造していたにも拘らずにじゃ!」
そう語尾を荒げて言い放つジョアンの表情はここに来て初めて見せる怒りの表情だった。
その語気の荒さに森崎も俯いていた顔を上げるが今度は森崎の方が無表情となっていた。
ジョアン「お前の世界は今の所無事かも知れんが、やはりワシ達と同じ所詮は枝葉じゃ…いつワシらの世界と同じ様な
目に合うか分からんぞ?お前はこんな歴史の世界が本流と認められるか?実は本当の自分が賞賛や名誉から程遠い脇役に
過ぎぬとお前は認められるか?」
そんな森崎にジョアンはまるで試すかのように淡々と言葉を続ける。そして森崎の返答を待つ。
ピエール「…モリサ…」
自分が何を言おうとしたのかは分からない。ただ見るに見かね森崎の方へ歩み寄ろうとするピエールの肩を
シュナイダー「…」
シュナイダーが無言で掴んでいた。その瞳はずっと森崎の方を見据えている。その瞳を見てピエールも無言でその場に留まる。
ヤン(…人は自己のアイデンティティを否定されることを最も恐れる…だが森崎…それを乗り越えられるのも自分だけなんだ。
たとえ君がどのような選択をしようともね…)
115 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 23:00:41 ID:2Zm2DNSY
今ここにいるもの全ての視線が森崎に集まっていた。
森崎の脳裏にちらつく二つの世界。自分の世界では南葛中学のキャプテンとして史上初の3連覇、
そして全日本Jrユースのキャプテンとして、フランス国際Jrユース大会を優勝に導いた立役者としてのMVPの栄冠。
そしてブラジルパルメイラスからのスカウト。まさに栄光の階段を順調に上る自分。
しかしジョアンが歴史の本流と位置づける世界での森崎は決して栄光の表舞台に立つ事無く、
翼や若林らの活躍を憧れの眼差しで見つめるだけの日々。
それらが交互に頭の中で消えては現れる。
森崎「…俺は…」
A 「この世界を肯定する…!」
B 「こんな世界は嘘だ!認められない!」
*先に【3票】入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
116 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 23:03:04 ID:CVb2Yen+
A
117 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 23:03:16 ID:shsL97qw
A
この世界 というのは本流を指してるんですよね?
118 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 23:03:27 ID:Bv8Eaxnk
A
119 :
キャプ森ロワ
:2010/01/11(月) 23:11:20 ID:???
>>117
その通りであってます。分かりにくかったですかね?
台詞で本流本流って連発するのも説明くさくなると思ったものですから。
それではAに決まったところで今日はここまでです。
次回もまぁ長くなる予定なので気長にお待ちください。
120 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 23:22:34 ID:???
乙でした…森崎よどうなる…
121 :
森崎名無しさん
:2010/01/11(月) 23:27:51 ID:???
ラジャです、気長に待ってます。(^o^)丿
122 :
森崎名無しさん
:2010/01/12(火) 12:49:59 ID:???
実はカミーユも似た境遇じゃないかこれ
少なくともTV、新訳、Fの世界があるわけだし
123 :
森崎in幻想郷
◆WoDqDt9wrk
:2010/01/13(水) 23:18:55 ID:???
それを言ったら銀英や他の作品にも二次創作は大量にあるからなぁ。
皆同じ境遇なんじゃないか?
124 :
キャプ森ロワ
:2010/01/14(木) 23:06:37 ID:???
書いても書いても終わらない〜。ただいまで恐らく4〜5レス分位の文章量です。どこまで行くんだ…
まぁ最近こんなのばっかですが…と言う事でまだ少し掛かりそうなのでレスだけでも…
>>120
一応落としどころは綺麗にまとめたつもりは…つもりですが…どうだろう…
>>121
ありがとうございます!そう言って貰えるとモチベもグングン上昇して文章もパッパと…いかないですが、
ここはやはり話の肝でもありますし頑張って丁寧に仕上げたいと思います!
>>122
まぁカミーユに関しちゃ10や20じゃきかないくらいですしねwでも一応これはキャプテン翼と言う物語を
主軸とした設定ですし、ロンド・ベルを出したかったと言う事でFからって設定したのでそこら辺はまぁ…w
ただ結構いい所をついてます。カミーユに関しては今後TV、新約というのは一つのキーポイントになると思います。
>>123
フォローありがとうございますw二次も含めたら本当膨大になりますよねw
コテは私の場合消し忘れじゃなくて、付け忘れが多いですね。よく名無しで更新してたりしますw
大概名無しで更新する時はクッキー消して何も考えずに更新というパターンなんだよなぁ…
125 :
森崎名無しさん
:2010/01/15(金) 01:14:17 ID:???
しかし、もし全員の平行世界なんか見せてしまったら……
アルス「この緑の服の人、僕と同じ名前なんだけど」
ヤン「ねぇ、このヘインって誰だい?」
デスマスク「……宇宙的に憐れ?」
うん、収集つかんな。
126 :
森崎名無しさん
:2010/01/15(金) 10:57:23 ID:???
産みの苦しみ乙です!
ロワさん、そんな時こそブラックステーキ(220g)でモチベーションうpなんだぜ!!
127 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:06:31 ID:???
>>125
まぁ最近のスパロボなんかが並行世界作りすぎて収集付いてませんからねぇ…
しかしこのデスマスクの元ネタが分からないw
>>126
実は仕事帰りにでも行けると言えば行ける距離なのですが、私の周りにてつをについて熱く語れる奴もいなくて、
一人でいくのもなぁ…と躊躇してます…でももし行った時はRXステーキ(400gだっけ?)でも頼もうかなと思ってますがw
A 「この世界を肯定する…!」
森崎「フ…フフフ…アハハハハハ、アーッハハハハハハ!!」
それまで黙りこくっていた森崎が突如狂ったように笑い出す。
ピエール「モ、モリサキ…」
リンダ「…ユーゾー…?」
デスマスク「遂に壊れたか…」
そんな森崎を心配そうに見守る他のメンバー達。
ジョアン「ククク…まぁそうじゃろうな…真実と言うには余りにショッキングじゃったからな。その気持ち分からんでもない…
「…勘違いするなよ…」じゃが…ん?」
しかしジョアンはそんな森崎を至極愉快そうに見つめ森崎に言い寄ろうとしたところで、
森崎「勘違いすんなって…そう言ってんだジジイ!」
ジョアンの言葉を遮ってその森崎自身から否定される。その瞳には確固たる意思が漲っていた。
シュナイダー(…フ…あの目…そうだろうな…その位でどうにかなるお前じゃあるまい!)
ヤン(…どうやら乗り越えたみたいだな…)
ジョアン「か、勘違いじゃと?」
その森崎の瞳に気圧されたのか、今度はジョアンの方が狼狽しながら質問を返す。
128 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:07:33 ID:???
森崎「そうさ…先走りもいいとこだぜ。今笑ったのは…そうだな…何つーか…お陰様でいつも疑問に
思っていた事が片付いたからな。あんたには礼を言いたいくらいだ…」
そう言う森崎の表情は何かを悟ったような表情で、口元には微笑を称えていた。
ジョアン「礼…じゃと?」
森崎「ああ…いつも不思議に思ってたんだよ。何で俺は翼の事が気に食わないんだろうってな…初めて遭った時から
翼の奴が気に食わなかった。それはあいつがサッカーの才能に恵まれて俺はそうじゃないから…ずっとそう思ってた…
勿論それもあるが、そうじゃないんだよな…あんたに並行世界を見せてもらってそれが少し分かった気がする…
俺が何で翼の奴を気に食わないか…それはあいつを通して歴史の本流とやらの世界を見ていたからなんだろうな…
俺が本当に戦っていたのはあんたが不甲斐無いって言っている森崎有三の運命とさ」
普段ならば絶対に言葉にしていないだろう己の本音。しかしここで正しいのは沈黙ではなく本心をぶつけるところだと
森崎も感じ取っていた。故に淀みなく自分の本音が言葉として出てくる。
ジョアン「だったら尚更あのような不甲斐無い姿を見せられて…自分ならと思わんのか?
あれが本当の自分だと認められるのか?」
だが本音を聞いてるからこそジョアンには森崎の言っている事の本当の意味が理解できない。
だから自然と言葉にも力が篭る。それに対して森崎は肩をすくめ、
森崎「まぁジジイの言おうとしてる事も分からんでもないさ…確かにあの世界での俺は脇も脇…
いてもいなくてもどっちでも一緒だからな…正直なところ俺だったら…と考えもしたさ…だがな…」
そこで森崎の脳裏に浮かぶのはどんな状況、どんなシュート、どれほどの実力差があると分かっていても諦めず、
食らい付こうと、もがき苦しむもう一人の自分の姿。
129 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:08:34 ID:???
森崎「あいつはすげぇ頑張ってるんだよ。勿論サッカーは実力勝負の世界だ。頑張ったからと言って結果が出ないんじゃ
何を言っても言い訳さ…だがジジイ…あんたやその後ろにいるトップで活躍する事が当たり前な才能に恵まれた連中には
これがどんなに凄い事かわかんねぇだろうな…たとえ絶対に追い付けないと分かっていても、地べたを這いつくばって
泥水を啜ってでも食らい付こうとしている奴らのことなんてな…」
そう。同じ様に自分も翼に才能の違いを見せ付けられても歯を食いしばって食らいついた。翼を追い落とすためなら
どんな事もやった。その結果で今の自分があると思っている。しかしもしどこかでボタンを掛け違えていたら?
自分だって並行世界の森崎有三と同じ様な脇を飾る存在になっていたかもしれない。もしその状態で自分ならば諦めずに
前を向けただろうか?正直なところ自信は…ない。だからこそ…
森崎「いくら不甲斐無かろうがやっぱりあいつは俺なんだよ…あの世界の森崎有三はもう一人の俺なんだ!
それを否定しちまったら、俺は俺がやってきた事の全てを否定する事になる…!だから俺はあの世界の森崎有三を…肯定する!
もし俺があいつに成り代わるとしたらそれはあいつが諦めたときさ。ただまぁ…そんな事は無いって断言できるけどな!」
森崎はもう一人の自分を肯定した。それは実力や立ち位置などではなく、一人の人間として尊敬に値する心の強さを
持っていたからだ。
130 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:10:03 ID:???
ジョアン「何をバカな事を…頑張ってるからじゃと?そんな理由で…ならば…お前…お前はどうじゃ?
カール・ハインツ・シュナイダー。お前はスウェーデンやブラジルに惨敗を喫す自分で許せるのか?」
森崎の言葉を受けたジョアンは信じられないと言った風であからさまに狼狽を見せながら森崎から目を逸らし
今度はシュナイダーに質問する。ジョアンが言っているのは並行世界でのワールドユースの事で優勝候補筆頭と言われながらも、
スウェーデン、ブラジルに惨敗と言ってもいい内容で敗れ去ったドイツの事を持ち出していた。
その質問にシュナイダーは眉を若干顰めながら、
シュナイダー「許せない?何が許せない事があるものか。スウェーデンやブラジルに負けたのは別の世界であって
俺ではないし、サッカーは強い者が勝つんじゃない…勝った者が強いんだ。あの世界のドイツが負けたのは単純に
スウェーデンやブラジルの方が強かったと言う事に過ぎん」
ジョアンの質問を一蹴する。
森崎(こ、こいつ…俺があんだけ悩んだのに…ずいぶんあっさりと…)
シュナイダーのその揺ぎ無い確固たる意思を見せ付けられ、内心舌を巻く森崎だったが、これはシュナイダー、ピエールと
森崎とでは置かれている立場の違いと言うのも考慮すべきだろう。シュナイダー、ピエールは森崎と違って並行世界でも
世界トップクラスの実力の持ち主で、森崎程己とのギャップが少ないと言う事もショックが比較的小さい理由と言える。
ヤン(ま、シュナイダーならそう答えるだろうな…そして彼もきっとこんな感じなんだろう…)
そしてヤンはシュナイダーの覇気に彼と同じ金髪で、自分の世界の全てをその手に掴もうとしている天才を思い浮かべる。
シュナイダー「まぁただ許せない事があるとすれば…それは俺のライバルがワカバヤシになっているという所だな…
少なくとも俺のライバルは違うからな」
そこでチラリと己のライバルの方を見る。見られたライバルの方はというと何となく恥ずかしくなったらしく
目を逸らして、頬を掻いていたりする。
131 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:11:31 ID:???
ジョアン「なッ…く…な、ならばエル・シド・ピエール!お前は…お前はどうじゃ?」
まさかそこまであっさり返されると思っていなかったようで次は慌てたようにピエールに向き直る。
ピエール「…生憎俺の言いたい事はモリサキなりシュナイダーに殆ど言われてしまったな…だがあえて言うなら
俺は別に今のままでも十分だ。いや…十分すぎる。なにせあちらの世界のエル・シド・ピエールに無い素晴らしい出会いが
俺にはあったからな…これ以上何を望む事があるというんだ」
ピエールはそう力説しながら彼の言う素晴らしい出会いとやらの面子を瞳を輝かせながら見渡す。
そしてピエールの真摯な瞳に見つめられてチームメイトが取った行動はと言うと、例外で良からぬ妄想を企てているものもいるが、
大まかに分かれて二つ。感動するか、何となくバツが悪くなり目を逸らすかだった。
森崎(うわぁ…あれであいつマジで言ってるからなぁ…)
シュナイダー(…う〜む…どうせ嫁に行くのなら奴みたいな誠実な…いやいや待て待て…俺は何を…
マリーは嫁になどやらん!絶対にだ!!)
真理(ピエール君の純粋さは本当天然記念物ね…)
透(…本当非の打ち所が無い人間っているんだなぁ…これで15歳って…どういう家庭環境なんだろう?)
デスマスク(こんな茶番…付き合ってられるか!!)
ジャンクマン(…ううう…俺をそんな目で見ないでくれぇ…)
ヤン(はぁ…ユリアンも昔はこの位素直で純粋でいい子だったんだが…最近ではすっかり不良中年どもの影響を受けて…)
真摯なピエールの態度に先程に引き続いて、今度は自分の被保護者の事を思い浮かべ、ヤンは昔を思い出し感傷に浸る。
己がその不良中年達を率いている事を完全に棚上げして。
132 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:12:34 ID:bt5mT3vA
そして森崎、シュナイダー、ピエールから三者三様で否定されたジョアンはというと…
ジョアン「…何も分かっておらん分際が…せっかく同じ存在としてお前達だけでも温情を掛けてやろうと…」
全身を震わせながら言葉を搾り出す。その森崎達を見る目は心底恨めしそうな目をしていた。
森崎(……)
A 「ケッ!何が温情だ…!そんなのこっちから願い下げだ!」
B 「何も分かって無いってどういうことだよ!?」
C 「で…ジジイ。結局あんたは何がしたいんだよ…」
D 「もういい加減御託は聞き飽きたぜ!…さっさとケリ付けようぜ!どうせあんたも最初からその気なんだろう?」
E そのまま無言で睨み付ける。
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
133 :
森崎名無しさん
:2010/01/16(土) 23:16:47 ID:rUsmMPMw
C
134 :
森崎名無しさん
:2010/01/16(土) 23:18:31 ID:cGFcU0Kw
D
135 :
森崎名無しさん
:2010/01/16(土) 23:19:35 ID:PuBUetgQ
C 「で…ジジイ。結局あんたは何がしたいんだよ…」
136 :
キャプ森ロワ
:2010/01/16(土) 23:25:13 ID:???
Cに決定しましたところで今回はここまでです。多分この次もこんな感じです…
スミマセンですハイ…せめて長文でもペースはなんとか上げて行きたいと思います。
それでは〜また〜
137 :
森崎名無しさん
:2010/01/16(土) 23:41:20 ID:???
うーん、やっぱりこの三人(森崎/シュナイダー/ピエール)
の関係性がすごく好きだ……。全く違う個性で実力が拮抗している
(いやまあ実際には紳士超人がすごいことになってるけど)
三人がすごくいい友人/ライバル関係を構築してて、
「スポーツっていいなあ」と心から思える。
138 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/01/17(日) 00:04:45 ID:???
同じく感動しました。
誇り高い人物、セリフというのは良いですね。
そして戦いの中ではぐくまれた友情。
こんな文章書きたいものです、、、
139 :
森崎名無しさん
:2010/01/17(日) 00:06:40 ID:???
乙でした…ジンとくるほんといい…
140 :
森崎名無しさん
:2010/01/19(火) 18:16:54 ID:???
枝葉でも分家でも道は確かに存在したものな
そのいい例がこのキャプ森板だ
道がなきゃ作っちまえばいいんだよ、本家や外伝、読者。
そしてキャプ森ロワさんが示したようにな!
141 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:32:41 ID:???
>>137
ありがとうございます!私もこの三人の関係性を書くのは楽しいです。単なる駒としてのチームメイトではなく、
森崎の同格の仲間、ライバルとして書いていきたかったのでそう思ってくださるのは凄く嬉しいです。
>>138
いえいえ…そう言って貰えると光栄ですが恐れ多いですw寧ろ文章長すぎて文句を言われるんじゃないかと
ちょっぴり不安だったり…本来なら読者参加型なのでもう少し地の文を削らないと行けないとは思いますし、
他のスレ主様もそうされてる所を逆に増やしてますからね私はwなのでいつも「いやいや…これがウチの個性だ」と
念仏のように言い聞かせてますです。ハイ…でも今更削るように書く事が出来ないというのもあるんですよね…
>>139
そういって頂けると何よりです!当初からこのシーンの構想は出来ていたので何とか上手く纏められて
ホッとしております。
>>140
ありがとうございます!正におっしゃるとおりですね!後はその道を最後まで突っ走るだけだと思っております!
C 「で…ジジイ。結局あんたは何がしたいんだよ…」
こちらを見ながら未だブツブツ何事か呟いているジョアンの様子を見て森崎は疲れたような口調で問いただす。
ややストレート過ぎる表現ではあるが、今更言葉を飾ってもどうしようもない。
大体がここまで長々とやり取りをやったはいいが、結局の所分かった事と言えば、並行世界の存在とジョアンが
森崎、シュナイダー、ピエールに対して揺さ振りを掛けて失敗したらしいという事位しか判明しておらず、
肝心のジョアン達の目的が分かっていないからだ。その森崎の質問に対しジョアンはゆっくりと顔を上げる。
その表情に森崎は思わず背筋が凍った。
142 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:34:25 ID:???
ジョアン「…ワシらの目的…?目的も何もワシらはただ自分のモノを自分のモノだと主張したいだけじゃよ…」
そう言うジョアンの表情は今までと同じく無表情だったが、今までのものより何かドス黒いモノを含んでいた。
そしてジョアンは更に言葉を続ける。
ジョアン「だってそうじゃろう?元々はワシらの居場所…世界だったものが、後から抜け抜けと来たモノが
そこで生きている者の意思の一切を無視してそれを奪い取っていく…そんな理不尽な事があるか?
だから…だからワシらはそれを元に戻そうとしてるだけじゃ!」
言葉にしていくうちに徐々にヒートアップするジョアン。
その様子は正に鬼気迫るものがあり、見ていた森崎達も思わず無意識のうちに後ずさりするほどだったが、
ヤン「あの世界を乗っ取って…ですか…いや貴方方からすると元に戻すというべきか?
方法は分からないが、その為に今まで集めたであろう多くの魂が必要だと?」
それを受け流すかのようにヤンは何時ものように悠然と質問する。
ジョアン「その通りじゃよ…何もおかしい事はあるまい?取られたものを返してもらおうと言うだけの事じゃ」
それに対してジョアンは不敵な笑みで肯定する。しかし…
カミーユ「それは違う!!」
きっぱりとジョアンの事を否定するカミーユの表情は先程のジョアンに負けず劣らず鬼気迫るものだった。
143 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:35:47 ID:???
カミーユ「確かに貴方方の身に起こったことは理不尽ですよ…だからそれに対して復讐と言うのは良く分かる話です…
だけどその為に大勢の人達が犠牲になるなんて間違ってる!貴方方がやっている事は、今さっき貴方が批判した事
そのものじゃないですか!それも自分達だけじゃなく周りまで巻き込んで世界の乗っ取りなんて…
それこそ貴方方のエゴですよ!」
アルシオン「…ならばお前は俺達は黙って滅びろと…そう言うのか?」
激しく糾弾を続けるカミーユにジョアンの後ろにずっと無言控えていたアルシオンが口調を荒げ反論する。
その瞳はどこか排他的感情が混じっていた。どうせお前たちには分かるまいと。
カミーユ「それはいきなり仕掛けてきたお前達が言っていい台詞じゃないよ!こんな方法を取った時点で
お前たちはもう被害者じゃなく加害者なんだ!…だったら…」
その瞳に含まれた感情を敏感に感じ取ったカミーユは更に激昂し言葉を重ねようとするところを
後ろからヤンが肩を優しく叩く。
ヤン「残念だがいくら言っても君の気持ち、言葉は彼らには届かないよ…」
カミーユ「提督…でも…」
ヤン「ああ…無論私たちにとってみればいい迷惑でしかないさ…だがねカミーユ。彼らは個人の自由と権利と言うものを
理不尽に失った…それを奪い返すために行動を起こすと言うのは人間としては至極当然の事なんだよ。
だが勿論それを盾にして何をしても良いと言うわけではない。君の言うとおりこんな他人の犠牲を
強いる方法を選び、人間に許されている対話という事を行使しない時点で彼らはもう引き返せないところまで来ているのさ」
ヤンの言葉を聞いた後もジョアン達は無言だった。ヤンの言うとおり、もはや言葉で語る事は無いという
意思の表れなのだろう。
144 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:37:14 ID:???
カミーユ「なら…何で森崎達がゾーマやガーネフとかって奴らに襲われた時助けたりしたんですか?
それにその対抗策まで何故渡したりするんですか?それは貴方方がやましい事をしてるって自覚があるからでしょ?
だったら…今ならまだ間に合うはずなんだ!」
しかしそれでもカミーユだけは悲痛に叫び続ける。
ヤン(…カミーユ…君は…)
カミーユのその姿を見て以前アムロがカミーユの事を誰よりも鋭敏で誰よりも繊細と言っていた事を
思い返さずにはいられなかった。恐らくジョアン達ですら心の奥底に封印している本当の心情をその感受性で
本人たちよりも把握しているからこそカミーユは対話を続けようとしているのだろう。それは本来ならば
尊ぶべき美徳なのだろうが…
ジョアン「もう…遅い!今更何を言ったところでわしらのやる事は変わらんし、そっちの青年が言ったとおり
今更引き返せんのじゃよ…」
アルシオン「今更謝って許してもらおうなどとは思っていない…!確かにお前の言うとおりこれは俺達のエゴなのだから…」
コインブラ「俺には何を差し置いても果たすべき約束がある…悪いがその邪魔をするというのなら容赦はせん!」
こんな状況下においてはそんな少年の美徳は無碍に彼らのエゴに押しつぶされるだけだった。
そしてジョアンたちはもはや今度こそ完全に話を聞く気など無いといった高圧的な態度を見せている。
シュナイダー「カミーユ…お前のその態度は正直尊敬に値するが…あの連中が言っている通りもう言葉で
解決する時期は過ぎている…もうやるしかないんだ…!どっちかが潰れるまでな…以前ヤン提督が言ったとおり
覚悟を決めるべき時だ」
カミーユ「分かっているさそんな事位…俺だって戦争に身を置いてきた人間だ…でもこんな事をしても…
誰も救われないでしょうに…!」
シュナイダーなりのカミーユを気遣っての言葉だったが、今のカミーユにはそれに気付ける余裕も無く、
ジョアン達に吐き捨てるように言葉を口にする。その瞳は哀しみに彩られていた事に何人が気が付いただろうか。
145 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:39:12 ID:6z26Egcg
ジョアン「…さて…長々と話をしたが…そろそろ決着をつけるとしようか…無論依存はあるまい?」
森崎「ケッ…どの口がそんな事言ってんだよ…こっちには最初から拒否権なんざねぇんだろうが!」
ことさらもったいつけるように言うジョアンに森崎は苛立ちを隠せず、口調も喧嘩腰になってしまう。
ジョアン「クク…違いない…じゃがせめて勝負方法はそちらに選ばせてやってもいいぞ?」
が、そんな森崎に対してジョアンは余裕たっぷりの笑みを浮かべながら質問してくる。
森崎「なにい?勝負方法だと?…そんなのは…」
まさかそんなことを言われると思っても見なかった森崎は一瞬思考した挙句…
A 「勿論サッカー勝負に決まってるだろ!」
B 「ほう…何をしてもいいわけだ…じゃあ腕力勝負だ!」
C 「フン今更気を使わなくてもそっちの要求する勝負方法できっちりカタをつけてやるさ!」
D 「…と急に言われてもなぁ…提督…どうしましょう?」
E その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のEを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
146 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:40:28 ID:SWdWdn6Q
D
147 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:40:52 ID:uG6CVrAc
A
148 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:42:24 ID:1v76ju8s
A
RXと勇者ロトを相手に腕力勝負は相手が可哀想だしな
149 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:43:02 ID:???
E じゃあカラオケ合戦だww
150 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:44:38 ID:???
E
>>149
よし乗った!www
151 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2010/01/24(日) 00:50:42 ID:???
E
>>149
私も乗っからせておくれ。カラオケ合戦という名の船に…
そしてサッカーか……テクモエース集団、どんくらいチートなんだろうか?
152 :
149
:2010/01/24(日) 00:51:32 ID:???
>>150-151
同士よ…!
153 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 00:51:51 ID:???
>>148
まぁぶっちゃけ腕力勝負は一発BADENDでしたw
>>149-150
ちょ何してんのw予想通り過ぎるwカラオケ好き過ぎでしょw
まぁ無難にAに決まったところで今日はここまでです。
次にあと一山あってようやく最終戦の準備といった所でしょうか。
まぁまた時間は掛かりそうですが、何というか己のボキャブラリーが貧困すぎて
最近1セリフに一時間位掛かってます…展開は頭にあるんですけどねぇ…
それでは〜
154 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 00:54:26 ID:???
カラオケ乙でしたwww
155 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2010/01/24(日) 08:53:53 ID:???
遅ればせながら音撃戦士ファンとして
E
>>149
156 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 22:38:02 ID:???
/ ヽ
/ な い カ も |
l い い ラ う |', /
| か ん オ l ', /
| な じ ケ 主 / 〉く }三{`>く
ヽ、 ゃ で 役 / ∠_/ ̄∨__〉、
、 \ , / !:::ハ ゚ /::::l| ,..-―
\ / `丶、____x く ト、:_:_} {_:_:_ノ| / ; : : :
,.ィT: ̄:7ハ、 V「::r┬宀┬ 、:}V_/:./: : : :
人,-、:.・:; -vヘ ∨仁ー--'二l }イ{}=彡く_:_:_:_:_:_
〔:.:{::}ー{::}:.:} _, <l入ヽ二二 // /勿¬┬┬-..、
__Y/:|三三ト、:/ , -<}>_'´_::ヽ\_二_/ノ::_ニ::. ┴┴-<
_rく´ |:.:| lヾ:|三三|:/「`ーrー、 /,..:'r―-、ヽ、`ヽミー--‐ニ-'´ /r──‐┐::
∧ ヽ ` \ヽ二ラ /:.:.:./ | } //::..{  ̄ ヽ:/´ '′ |::..
:.:.ヽ | ` ┬彳:.:.:.:/ | ∧ //::..::..\ ‖ /::..:
:.:.:.:〉| l 〈:.::.:/ 〃:.:∧//::..::..:「`ー ‖ _/::..::..
:./| lノ〉_r、 !  ̄ ∧:.:.:.:.7/::..::..::..ヽ、 ‖ ` ̄フ::..::.
', ヽ、ー′ | / ヽ:. //::..::..::..::./ヽ¬ ヾ -r―'´::..::..::.
こういうことですね分かります。
157 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 23:16:19 ID:???
>>151
ちょw霧雨さんまで何やってんすかwまぁラスボスの能力は…見てのお楽しみと言う事で…
でも最終戦は今までのような試合と色々異なるのは確かですかね〜
>>154
皆カラオケ好きすぎるでしょwあとラブマリーかwウチはw
>>155
松山さんまで…wそうかぁよっしゃ!その期待に応えまして〜後色々と大変そうなので
いっちょ私からの景気つけと言う事で…! 音撃戦士の登場だぁ〜!!
>>156
ウチのスレの成分はラブマリーとカラオケで出来てるんですね。わかりますw
え〜何となく選択肢に上がるんじゃないかと思われたカラオケが予想以上の反響で
まぁ本編とは全く関係ないですが、ここ最近シリアス展開が続いていたので、まぁ私自身のリフレッシュと
たまには羽目外そうよという事も兼ねて特別編を軽くお送りしますw
以下の展開は本編とは一切関係ありませんのであしからずw
E じゃあカラオケ合戦だ!
無論サッカー勝負だと答えようとした所でふと森崎の頭によぎる物があった。それは…
ヤン『こちらの世界のルールに則ってジョアン氏達を打倒すればいいらしいが…』
とヤンが言っていた事を思い出したのだ。なので一旦発言を控え思考する。
森崎(う〜む…下手にサッカー勝負なんて挑んでもいわばあっちのアウェーだからなここは…
それにあの記憶を見る限りあのジジイの後ろにいる奴等は皆一流どころだ…正直まともに言っても
勝てるか怪しいのにその上ハンデまで持たされたら勝てるわけが無い…じゃあどうする?…他に…
いや…ある…あるじゃないか…俺にはサッカー以外にも奴等と戦える分野が!!
こっちの世界に来て見に付けた特技が!!)
158 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 23:17:40 ID:???
そして誰にとって幸運なのか、誰にとって不幸なのか、森崎はその結論に達してしまった。
森崎「 じゃあカラオケ合戦だ!」
オールスターズメンバー『なにィ!!』
光太郎「おお!!それは名案だ!!」
無論光太郎以外のメンバーにとっては悪夢な提案。そして相手側のジョアン達はというと…
ジョアン「カラオケ?……う〜む…まぁ何でも良いと言った手前それもありか?」
最初こそ驚いたようで困惑を隠せないでいたが、自分が言った以上駄目とも言えず、
それどころか咳き込んで喉の調子を整えたりもしており、満更でもないといった様子だった。
ジャンクマン「貴様ァーーー本気か?本気で言ってるのかァ−ーー!!」
シュナイダー「モ、モ、モリサキ…!貴様何を考えている!」
ピエール「そ、そうだ…何故カラオケなんだ?他にもあるだろ?ほら…アレだ…アレだよ…」
しかしそんなジョアン達の様子などお構い無しにオールスターズメンバーは動揺しながら森崎に群がり
必死に問い詰めている。シュナイダーなどは完全に森崎の胸倉を掴んでいた。しかしそれも無理ないだろう
戦う以前にまず自らの生命の危機に瀕しているのだから。しかし意外な所から森崎に救いの手が…
ヤン「いや…案外面白いかもしれない…カラオケ勝負…」
オールスターズメンバー『なにィ!!』
まさかのヤンからの擁護にメンバーはまたも驚きの声を上げる。そしてオールスターズメンバーは
今度は森崎からヤンの所へと殺到する。その場に残されたのは森崎と彼の魂の師匠である光太郎だけだった。
159 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 23:19:03 ID:???
森崎「たく…カラオケの何がそんなにいけないってんだよ…まぁ勝負方法としてはどうかと思うが
俺だって真面目に考えた結果だぞ…?」
光太郎「そうだよなぁ…歌で決着をつけて何が悪い!必ずしも暴力やスポーツで決着をつける必要も無いだろう
カラオケならば平和的に解決できるし後腐れも無い!…俺は賛成だぜ!」
森崎「やっぱそうですよねぇ〜いやぁ流石は光太郎さんだ!!」
無論森崎の言うように命の掛かった勝負としてカラオケ勝負というのは勝負方法としてどうかというのは
大前提に合っても、他のメンバーがそこに文句を言っているわけではないと気付きもしない森崎と光太郎。
騒いでいるメンバーをよそに弟子と師匠は固い握手を交わし、また一歩絆を深めていた。
ジャンクマン「おーーいッ!!分かってんのか?あんた運動は駄目で、おまけに生活無能力者だが
その頭脳だけはまともだと思ってたのによッ!」
真理「ちょ、ちょっと…正気ですか?そんな事したらどんな事になるか分かってるでしょう?」
デスマスク「貴様…まさか敵のスパイか!?」
一方カラオケ合戦を擁護したヤンは先程の森崎のように仲間から問い詰められていたが、
ヤン「まぁまぁ…聞いてくれ…何も考えなしに賛同したわけじゃない…カラオケ勝負の方が勝算が
高いと思ったから賛同したのさ」
問い詰められても興奮した皆を落ち着かせるように何時ものように、落ち着いた声色で話す。
そしてヤンは森崎がカラオケ勝負という思考に到ったのと同じ様な事をメンバーに聞かせる。
ただ森崎と違うのは他のメンバーは森崎の歌がどういうものか知っていると言う事だ。故に…
160 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 23:19:58 ID:???
シュナイダー「くく…確かにそれは…分かるが…」
透「前はタークが居たから何とかなったけど…アレに耐え切る自信なんてありませんよ…」
ティーダ「俺も…モルボルの臭い息には耐えられてもアレだけは…無理ッス…」
理由を聞かされても尚愚図るメンバー達。もうすでにトラウマというレベルすら通り越しているのかもしれない。
ヤン「まぁ気持ちは分かるが…しかしまだアレを知らないジョアン氏達よりも、多少なりとも耐性のある私たちの方が
確実に有利なんだ…それにこの勝負…絶対に負けるわけにはいかないだろう?」
それを持ち出されてしまえばメンバー達も何も言えない。確かにヤンの言うとおりこの戦いは負けられない戦いであり、
それならば少しでも勝つ確率の高い方を選ばなければならないのは道理なのである。
オールスターズメンバーも不承不承ながらも納得するしかなかった。
ジョアン「……もういいかの…(しかし何だってあやつらはカラオケ如きあんなに騒ぎ立てるんじゃ?
しかもどいつもこいつも死地に向かうような顔をして…)」
オールスターズのメンバーを見ながらそんな事を考えるジョアンだったが、この後ジョアン達は
世の中には知らない事もあった方がいいと心の底から思い知る事になる。
森崎「さてと…待たせたな…じゃあ光太郎さん俺たちの魂をあいつらにみせてやりましょう!!」
光太郎「おお!!任せろ!」
そして森崎と光太郎がリズムを取り始め…
161 :
キャプ森ロワ
:2010/01/24(日) 23:21:00 ID:Xk1QGJBY
先着4名様で
音撃戦士達の選曲→ ! card
音撃戦士達の音波力→ ! power
ジョアン達の耐性→ ! card
オールスターズの耐性→ ! card+! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。
音撃戦士達の選曲×音撃戦士達の音波力−ジョアン達の耐性orオールスターズの耐性が
1≧→ 音撃戦士…そして伝説へ… 堂々の完結!
0→ 「ゲェー!立ったままKOされている…」 友情パワー炸裂!
≦−1→ 「今までのは奇跡なんかじゃないよ…奇跡は、これからだ!」 栄光のウィナーズ!
音撃戦士達の選曲のマークが
ダイヤ→ これならなんとか…仮面ライダーBLACK シングルVerだ! 4分の1
ハート→ まだまだ何とかなりそう…黒い勇者だ! 3分の1
スペード→ ぐぅ…これはきつい…仮面ライダーBLACK アルバムVer… 2分の1
クラブ→ やつら本気で殺る気満々だ…俺の青春… そのまま
JOKER→ ああもういっそのこと殺せ!殺せよ!!の悪夢のメドレーだ… 2倍
の選曲となり、powerの数値に右端の数が掛け算されます。
ジョアン達の耐性、オールスターズの耐性の何れかでJOKERの場合は無条件でその勢力が助かります。
162 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:21:26 ID:???
音撃戦士達の選曲→
ダイヤJ
163 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:22:18 ID:???
音撃戦士達の音波力→
689
164 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:23:42 ID:???
ジョアン達の耐性→
クラブ3
165 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:23:45 ID:???
ジョアン達の耐性→
ダイヤ2
166 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:27:05 ID:???
オールスターズの耐性→
スペードQ
+
ダイヤ8
167 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:27:56 ID:???
ジョアンさすがに初体験だとなあ
168 :
森崎名無しさん
:2010/01/24(日) 23:27:56 ID:???
ですよねーww音撃戦士達よ…お前達がNO.1だ
169 :
キャプ森ロワ
:2010/01/25(月) 00:21:31 ID:???
音撃戦士達の選曲→ ダイヤJ これならなんとか…仮面ライダーBLACK シングルVerだ! 4分の1
音撃戦士達の音波力→ 689/4=172.25
ジョアン達の耐性→ クラブ3
オールスターズの耐性→ スペードQ + ダイヤ8=20
1≧→ 音撃戦士…そして伝説へ… 堂々の完結!
ジャンクマン(…あれは…仮面ライダーBLACKシングルVer…あれならまだ何とかなるか?)
森崎と光太郎がリズムに乗るのを見て何を選曲したのか否が応でも悟るオールスターズ。
もうすでに耳に手をやりいつでもその時が来てもいいように心を強く持つ。
ジョアン「さて…どんな歌を披露してくれるんじゃ?…」
アルシオン(…歌か…しかし困った…何を歌うか…)
コインブラ(…まさかサンバを踊るわけにも行くまいし…どうしたものか…)
対するジョアン達は初めてと言う事もあり腕を組んでそれをぼんやりと眺めている。“ソレ”を知る者から見れば
無防備と言うのもはばかり知れるくらいで、寧ろ同情すら沸くほどだった。
そして軽快なイントロと共に…
「仮面ライダーBLACK OP」
ttp://www.youtube.com/watch?v=f9_GcXgVDZM
森崎・光太郎「と゛きをこえ〜ろ゛!!そ゛らをかけ゛〜ろ゛!!」
その声を聞いた瞬間ジョアン達は確かに地面が揺れるのを感じた。それどころか空間すら歪んでいるのではとすら
思うほど平衡感覚を一瞬で奪われ、あっさりと白目を向いてその場に倒れ伏す。
170 :
キャプ森ロワ
:2010/01/25(月) 00:23:05 ID:???
シュナイダー「ぐぐぐぐ…あ、あいつらは倒れた…あ、後は…」
ピエール「お、俺たちが…た、倒れるのが早いか…」
ジャンクマン「う、歌が終わるのが…早いか…だ…!」
ヤン(うくくく…これは流石に無謀…過ぎたか?…全く…またパ、パワーアップしてるんじゃないのか?)
選曲はシングルVerなので、何時もよりは時間が短いが、今の彼らにとっては永遠にも等しい時間。
結果から言えば彼らは良く頑張った。しかし森崎達音撃戦士も度重なる練磨でパワーアップを果たしており、
その音波にはさらに磨きが掛かっていたのだ。一人、また一人と仲間達が倒れていく。
森崎「ぷはぁ〜!!……あれ?」
光太郎「ひゅううう……ん?」
歌が終わった後気が付けばこの地に立っていたのは森崎と光太郎だけだった。
森崎「あれま…皆倒れらぁ…全くしょうがない奴等だぜ…」
光太郎「俺たちの歌で随分と興奮させてしまったようだな…」
無論何故倒れたなど気付くはずも無い彼らは、
森崎「じゃあ今度は目を覚まさせるためにもう一曲行きましょうよ!」
光太郎「おお…それいいな…よ〜し…!」
満面の笑みを浮かべて肩を組んで再び歌い始める。
その二人の姿は確かに勝者に相応しく、その歌声はどこまでもどこまでも響き渡っていた…
森崎in異世界トーナメント 「音撃戦士…そして伝説へ…」 完
171 :
キャプ森ロワ
:2010/01/25(月) 00:24:24 ID:???
>>167
まぁ知らないと言う事は、時には恐ろしい事だと言う典型的事例ですねw
>>168
手加減してもこれは…wうん…もう彼らは誰にも止められませんw
と言う事で今回の番外編終了です。どうもアホな事に付き合ってくださってありがとうございました〜
次回はちゃんと本編進めます。と言ってもまた一時掛かりそうですが…それでは〜
172 :
森崎名無しさん
:2010/01/25(月) 00:25:16 ID:???
番外編?本編でしょ?乙でしたー
173 :
森崎名無しさん
:2010/01/25(月) 01:31:41 ID:???
>>163
夜中に盛大にふいたww
明日からの仕事も頑張れそうです。
174 :
森崎名無しさん
:2010/01/25(月) 21:39:24 ID:???
早くみたいなテクモエース軍団、どんなチートか楽しみだな
175 :
森崎名無しさん
:2010/01/27(水) 19:40:08 ID:???
いや、書いてくれると思ってました。ありがとうございましたwww
176 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:50:44 ID:h7MCS5ig
>>172
ちょwまぁ大きくは否定できませんけどもw
>>173
活力になって頂けているのなら書いた甲斐がありましたwこちらもウチのスレでそう思ってくださっている
人がいるって事が活力になります。ありがとうございます。
>>174
もう少しで登場予定ですのでラスボスの能力は見てのお楽しみと言う事で…
>>175
いえいえどういたしましてwやっぱり期待には答えないとなぁと思っているのでw
寧ろこんなんで良かったのかなとも思いますがw
A 「勿論サッカー勝負に決まってるだろ!」
この期に及んで他の勝負方法など考えられない。森崎は勢い込んでそう叫ぶ。だが実は森崎には他にも
一瞬別の勝負方法が脳裏を掠めたが断腸の思いでそれは押し留めた。もしそれを提案していたら約一名を除き
きっと仲間達に袋叩きにされた事は間違いないであっただろうが。
ジョアン「まぁそう来なくては面白くないの…せっかく色々と用意したんじゃからな」
森崎の言葉を受けたジョアン達もその答えを予想していたのかニヤリと笑みを見せる。
森崎「…用意?…あッ…てめぇ…何かイカサマでもやろうって魂胆か?」
その言葉にここがアウェーと言う事を思い出した森崎がジョアンに食って掛かるが、それはやんわりとヤンに窘められる。
ヤン「それだと何もここでバラす必要は無いな。ジョアン氏が言っているのは別の事だろう(…最も罠という可能性も
有り得るが…先程のカミーユとのやり取りを見る限りは……だがそうなると…“奴ら”にとってはジョアン氏達と
組むメリットが無くなってしまう…最悪のケースも考えられるな…)」
177 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:51:52 ID:???
“ジョアン達“が罠などを仕掛けている可能性は低いと見ている。無論真っ向から勝負しても勝てるという自信もあるのだろうが、
本来ならば恐らくすでに十分量の魂を集めているジョアン達にこちらと戦う理由は無いからである。彼らもカミーユの言うように
他人の犠牲を強いる方法が最善とは捉えていないのであろう。言わばこちらと戦うのは免罪符という意味合いが強いのかもしれない。
だからこそジョアンの言う準備とやらもヤンの見立てではこちら側に合わせる為の要素の方が強いと踏んでいた。
しかしその為一つ懸念材料がヤンの中で生まれつつあった。
ジョアン「そう言う事じゃ…何…悪いようにはせんさ…ワシ等とて最後の決着位は真面目にやるつもりじゃよ。
それじゃ始める前に簡単に今回の試合についてルールを説明しておくぞ。勝負方法は先程言った通り
サッカーじゃが、無論ルールは今までこの世界でやってきたサッカーのルールは変わらず、この試合は
時間無制限で3点先取した方が勝ちじゃ」
シュナイダー「時間無制限?」
ピエール「それに3点先取か…」
その変則的なルールに思わず眉を顰めるシュナイダーとピエール。その反応は予測済みなのか更に続ける。
ジョアン「まぁ変則的じゃがこれにはちゃんとした訳がある。ワシは専門外なのであまり詳しくは説明出来んが、
これから行う試合は実は儀式も兼ねておる。そしてワシらが3点取った時その儀式が完成するのじゃ。
そして逆にお前たちが3点取った場合は全て元通りで無事元の世界に戻る事が出来る」
森崎「???」
ティーダ「つまり…どういうことッスか?」
ジョアンはそう言うが端折り過ぎてそれを聞いても尚更混乱するだけだった。森崎達の頭に疑問符がいくつも浮かぶが
そんな中、魔道を専門的に扱っているリンダが口を開く
178 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:53:57 ID:???
リンダ「…魂を集めてもそのままじゃどうしようも出来ないわ。だからその集めた魂を何らかの方法で力に変換する
必要が出てくる…その変換をサッカーの点を取るという行為で行うということじゃないかしら?そしてさっき言ってた
世界を乗っ取るという儀式も兼ねている。この世界はさっき見た記憶の通りサッカーというものが物凄く影響力を
持っている世界だから儀式の媒体とするには十分…そしてその変換と儀式が完成するのが3点分ということだと思うわ…
変換する魂の数も多いでしょうし…儀式も大掛かりだと思うから…逆に私達が点を取ると魂を解放するという事になって
3点目を取った時点で全員が元の世界に戻れるように儀式を組んである…恐らくはこういうことじゃないかしら?」
ジョアン「全く持ってそっちの穣ちゃんの言うとおりじゃの…いや助かったわい…ワシは正直理屈が分からないものでな…」
自分の代わりに完全に説明してのけたリンダをジョアンは褒め称えるが、当のリンダ本人は何か思い当たる事が
あるのだろうか、顎に手をやり何事か考え込んでいる。その表情はいつに無く険しい。
森崎「そ、そんな事が出来んのかよ…?」
嘘は言ってない事は分かるのだが、それを現実として受け入れられるかはまた別問題で、流石にサッカーで
世界の運命が決まると大それた事にもなっていれば森崎のこの反応は当然で、他のメンバーも似たような反応だった。
ヤン「忘れたのかい?この世界は言わば電脳世界とも言うべき世界だ。つまりはそういう風にプログラムした…と言う事さ。
確かにサッカーをして勝ったら世界を乗っ取れる…なんて些か信じがたい事ではあるがね…(やはりどうにも
腑に落ちないな…サッカーを儀式に使用するというのはこの世界の事情や今までの事から十分に納得できるが、
問題はそれを行使する連中の方だ…今の話だとジョアン氏は儀式の枠組み以外殆ど関わっていないと言う事になる…
しかもこの条件ではやはり“奴ら”には全くメリットが無い…だがジョアン氏が嘘を言っている様子も無い…となると…)」
そんな森崎に補足を入れつつもヤンには先程の懸念材料が再び頭をもたげる。
179 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:55:12 ID:???
ジョアン「まぁルールは今説明したとおりじゃ…あぁ…確認するまでも無いと思うがこの試合には…
お前さんがたの魂を賭けて貰う。無論依存はあるまい?」
まるで散歩にでも誘うような軽い口調で森崎達にとっては決して看過できない事をさらりと言ってのけるジョアン。
森崎「〜〜ッ!!」
無論依存はある。他にも色々罵倒したい事は当然あるが、それを何とか歯を食いしばり耐え忍ぶ。
決着を望む森崎達には最初から拒否権など無く、ジョアンの提示した条件はこちらとしては願っても無い事だったからだ。
ジョアン「フン…納得はしてないが、肯定はすると言ったところか?まぁこちらとしてもその方がありがたいがな…
それではまずは試合会場…というよりは祭壇と言うべきかの?そこまで移動してもらう」
そう言いながらジョアンは黒い球体を懐から取り出す。その球体は今まで以上にどす黒いモノを纏っていた。
そしてその球体を覆う闇が突如徐々に膨らみ始めていく。
180 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:56:33 ID:???
カミーユ「くうッ…!!」
アルス「…これは…!!」
リンダ「この魔力は…!」
最初にその異常さに気が付いたのはカミーユだった。その闇を見た瞬間、カミーユは不快感を伴う異常なまでの
プレッシャーに全身を貫かれ思わず両手で頭を抱える。そしてその球体から放たれる闇の気配にアルスとリンダも
カミーユに続いて反応を見せる。
ジョアン「な、なんじゃ!?これは…ど、どうなっておる?」
そしてその状態はジョアンにとっては想定外の事だったようで、思わず球体をその場に放り出してしまう。
しかし依然として球体からは闇が放出され続けていた。それをじっと見ていたアルスは何かに気が付いたように
ハッとすると、おもむろに空を見上げる。それにつられ森崎達も空を見上げると…
先程まで雲ひとつ無い青空がいつの間にか闇に覆われていた。
そして次の瞬間…
大地が揺れたかと思うと、激しい雷鳴が轟き…グラウンドは閃光に包まれた。
181 :
キャプ森ロワ
:2010/01/29(金) 22:58:13 ID:???
と選択も判定も何も無いですが、今日はここまでです。まぁ例によって次も時間掛かると思われます…
申し訳ないです…orz。それでは〜
くぅ…ドラクエ6が発売してしまった…これが完結まではとりあえずお預けですな…
182 :
森崎名無しさん
:2010/01/29(金) 23:13:50 ID:???
乙でしたー
ドラクエ6の主人公の名前どうするんすか?モリサキ?モロサキ?てつを?しんし?
183 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 01:00:00 ID:???
おんげき
184 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 12:33:55 ID:???
ラブマリー
185 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 12:53:43 ID:???
もろさき てつを ジャンク デスさま
こんな男臭いパーティーでダンジョン制覇とかw
186 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 14:52:30 ID:???
たーくはる
187 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 17:12:47 ID:???
ドラクエ6の主人公ならみさきだな
べつに他意はない
188 :
キャプ森ロワ
:2010/01/30(土) 23:17:12 ID:???
>>182-187
なにこの名前攻勢wこれはネタ振りか!?ネタ振りなのか!?よ〜し!!やってやるぜ!!
>>185
の名前で電波が降りてきたぜぇ!!
名前 もろさき 職業 吟遊詩人(自称であり、実質は村の少年)→音撃戦士 特技 歌、悟り、奇行
一応パーティーのリーダーなのだが、戦闘能力ではこの中でも最弱。しかしたまに悟りを開きミラクルを起こす。
ちなみに熊が天敵である。魂の師匠てつをとの出会いによりその秘めた音波力を徐々に解放し始め、
その力は師匠をも凌ごうとしている。奇行癖があり、戦闘中は歌うか奇行するかとにかくロクな事をしないのだが、
本人はいたって大真面目である。友達に極度のシスコン持ちと大金持ちの貴族の坊ちゃんがいるらしい。
名前 てつを 職業 吟遊詩人(自称であり、実質は改造人間)→音撃戦士 特技 歌、変身、暴走
もろさきの魂の師匠。ぶっちゃけると変身した彼にかかれば大魔王ですらワンターンキルで
「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」と言われるくらいの戦闘能力を誇るはずなのだが何故か
あんまり変身しないで生身で戦闘を行っている。それでも十分に強いのだが…何か事件が起こるたびに
「これは…ムドーの仕業か!?」と何でもかんでも魔王のせいにしては暴走する。ちなみに彼は絶対死にません。
名前 ジャンク 職業 超人 性格 くろうにん 特技 ジャンククラッシュ 魔技
リーダーは奇行する、兄貴は暴走、同僚は狂ったようにバカの一つ覚えを繰り返す。となると必然的にこの人が
苦労を全て一身に引き受けており、実質このパーティーの要で唯一の良心。財布なども彼が握っており、
戦闘も殆ど彼一人で撃退していると言っても過言ではない。なので彼には優先して全体攻撃できる武器を
買ってあげましょう。ちなみに街中では素の姿だと怖がられるのでオーバーボディを着込んでいる。
その姿は筋肉ムキムキのモヒカン頭である。
189 :
キャプ森ロワ
:2010/01/30(土) 23:18:15 ID:???
名前 デスさま 職業 聖闘士 特技 積尸気冥界波 狂人
ノリピー語と高笑いのギャップが魅力で、人材育成に定評があるらしい。
彼は己の必殺技「積尸気冥界波」にこだわっており、確かに決まれば相手を一撃で葬り去るので強力な技なのだが…
はぐれメタルやらキラーマジンガ2、ボス等といった効かない相手にもバカの一つ覚えのように連発し、
その姿は某緑の神官の後継者とも噂される。普通に殴ればはぐれメタルですら一撃で倒せる実力の持ち主なのだが…
その高いステータスは完全に宝の持ち腐れとなっている。
名前 たーくはる 職業 グローバル住人
この世界で彼の事を知らないものはいないだろう。何せ彼は城、町、村、洞窟、塔と到るところで現れては
「ここは○○です」と旅人たちを出迎えてくれるのだから。もろさき達も半ば彼のこの言葉を聞くために冒険していると言っても
過言ではないくらいだ。その余りにも完璧な紹介振りに彼に与えられた勲章…それが「グローバル住人」である。
その功績は大魔王にすら認められており、大魔王直々に己の居城の門に立たせることを許可するほどである。
ちなみに様々なところで出没するところから彼の戦闘能力は凄まじく高いと噂されているが、それは誰も知らない…
発売日未定 定価5万ペリカ
このゲームは開発途中です。内容は途中で変更される場合がございます。
ハイ…スイマセン…完全に勢いでやりました…猛省…猛省…続き書かないで何やってんだ…
ちなみに私はRPGの名前はデフォで行く人です。そりゃまだ少年時代は自分の名前なんか
付けたりしてましたが…流石に年も年なので…ねぇ…?でも今回のドラクエ6はせっかく挙げて頂いたので
どれかにしようかなと思ってますwさて…続きを書かないとな…
ところで
>>187
のみさきは妹的なことでって事でしょうか?w
190 :
森崎名無しさん
:2010/01/30(土) 23:34:35 ID:???
くそふいたwwドラクエ乙でしたーww
191 :
森崎名無しさん
:2010/01/31(日) 12:01:38 ID:???
デスマスクさんをディスるのは、いくらなんでも
ゆ゙る゙ざん゙
192 :
森崎名無しさん
:2010/01/31(日) 17:44:23 ID:???
どっちかというと、デス様は肉弾戦が大好きなイメージがあるな。
一撃必殺の冥界波とトンデモ射程のサイコキネシスがあるくせに何故か殴る蹴るで戦う。
193 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:30:19 ID:???
>>190
すいませんねwこんな電波やっちゃってw何故かパッと浮かんだんですw
>>191
ま、まぁその代わりステータス高いってしてるじゃないですかwそれで何とかご勘弁を…
>>192
高笑いしながら殴る蹴る→「あじゃぱー!!」ですねわかります。
まぁこの電波はジャンクさんを苦労させるというパーティなのでこういう設定ですwだってまともに戦ったら
苦戦しないんだもんこのパーティーw
それは一瞬の出来事だった。雷鳴と共に大気を切り裂きながら一条の稲妻がグラウンドに数度落ちる。
その稲妻の膨大な光量に森崎は思わず目を閉じる。目を閉じている間に耳に入ってきたのは怒号や悲鳴、絶叫と言った、
決して楽観視できる状況に無いことを伝えるモノばかりで、不安が一気に心を侵食する。
森崎「…ッ!」
稲妻が収まった事を感じると、森崎は徐々に目を開き、すぐさま周りを見渡す。
シュナイダー「くッ…今のは…?」
ピエール「な、何が起こったんだ?」
森崎のすぐ傍に居たシュナイダーとピエールは頭を振りながら森崎と同じ様に状況の把握に努めている。
カミーユ「くぅ…このプレッシャーは…!」
チキ「うわぁぁぁぁあああん!!」
両手で頭を抱えるカミーユ。強烈なプレッシャーをモロに受けたその表情は苦悶に満ちている。
その脇にはカミーユの服の裾を掴んで泣きじゃくるチキがいた。
194 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:31:33 ID:???
透「な、な、な、な」
真理「………」
透は何か言葉にしようとしているのだがそれも出来ないくらい混乱しており、真理はその透にしがみついて
言葉も出ないくらい放心状態になっている。
ヤン「…全く…何が起こったんだ…?」
そしてヤンは稲妻の光により未だ視力が回復していないみたいでブツブツとぼやきながら首を振っていた。
ここまでは非戦闘員(チキは違うが精神年齢的に低い為、カミーユ、ヤンは白兵戦主体ではない)でその他の
戦闘と言う行為を日常的に行っている者達は今の出来事にも動じる事無く、すでに何が起こっても対処できるように
武器を構えるなり、魔法を唱えるなりの準備をしている。だがその表情はやや呆然としながら視線はこぞって
ある方向へと向いていた。だが唯一アルスのみは何が起こったか理解しているようで厳しい表情を見せていた。
アルシオン「クスタッ!サビチェビッチッ!!」
コインブラ「ネイッ!ザガロッ!サンタマリアァ!!」
そしてアルシオンとコインブラの絶叫に近い声を聞いて森崎もそちらへ向き…最初に感じたのは違和感。
それもそのはずで、視線の先にいるはずの人数が明らかに少ない。というよりそこにいるのはジョアン、アルシオン、
コインブラの3名のみで先程までいたはずの大半が居なくなっていたからだ。その残っている3人にしても
恐らくはいなくなった仲間の名前なのだろう。それを絶叫し続けていた。
195 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:32:36 ID:???
何がどうなっているのかと更にジョアン達を観察すると、ジョアン達の傍の地面の所々が黒く焦げ黒煙が上がっており、
それと同時に森崎の鼻腔に何かが焼け焦げたような強烈な異臭が突き抜ける。
森崎(ま、まさか…)
先刻の稲妻、黒く焼け焦げた地面、強烈な異臭、ジョアン達の慟哭にも似た絶叫。そこから否応無しに
導き出されるものは…残酷な現実のみ。今の稲妻はジョアン達の仲間の大半の存在を消し去ったと言う事だった。
目の前で人の命が散るという事を初めて目の当たりにした森崎は胃の奥からこみ上げてくる嘔吐感に、思わず口を押さえる。
今までも間接的とは言え命のやり取りをしてきたと言えばそうなるのだが、現実問題それは自分たちの与り知らぬ
ところで行われており、今目の前で起きた惨劇は森崎にかつてない衝撃を与えていた。
その時だった。天上から声が聞こえてきたのは。その声は天上から聞こえてきたにも拘らず、まるで
地獄の底から響き渡り、人の恐怖心を煽り立てるようなそんな声だった。
「わはははははっ!少し驚かせたようだな。
我が名はゾーマ。闇を支配する者。
このわしがいる限り、やがて全ての世界が闇に閉ざされるであろう。
さあ、苦しみ、悩むがよい。
そなたらの苦しみはわしの喜び。
命あるもの全てを我が生贄とし、絶望で世界を覆いつくしてやろう。
我が名はゾーマ。全てを滅ぼす者」
196 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:33:44 ID:???
天上を見上げるとゾーマと名乗る者の姿は依然見た少女の姿ではない。一言で言えば異形。
森崎達の常識ではそうとしか形容しようが無いモノの姿が在った。しかしそれこそがゾーマの本来の姿なのだろう。
アルス「ゾーマッ!!」
その姿を認めたアルスは普段穏やかな彼に似つかわしくないあらんばかりの声を張り上げ、その瞳は
ギラギラしており怒りに満ちている。
ゾーマ「勇者アルスよ…この姿でまみえるのはあの時以来だな…お前たちのお陰でわしは完全に力を
取り戻す事が出来た。今の余興は言わばお前たちに対する褒美だ。気に入ってもらえたかな?わははははは!!」
しかしゾーマはアルスのその怒りこそ嗜好と言わんばかりに口の端を吊り上げ禍々しく嗤う。
???「ふぉふぉふぉ…いくら力を取り戻したからと言って流石にやりすぎじゃの。お陰で駒が減ってしまったではないか」
リンダ「ガーネフ…!」
そんなゾーマの隣に黒いフードを被った男ガーネフが姿を現す。一応ゾーマの取った行動を窘める様な言葉を
口にはしているが、あくまで言葉通り“駒”が減った事を言及しているだけで、その余興で命を散らした者の事など
まるで意に介していないと言う事がその口調から窺い知れた。
197 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:34:58 ID:???
ジョアン「貴様ら…何故…」
ガーネフ「何故裏切ったという質問ならするだけ無意味じゃ。我等が一応協力体制を取っていたのは、あくまで利害が
一致しての事…貴様とてそれは分かっていたはずであろう?故に必要無くなれば切り捨てるのは当然の事」
現実を認めたくないのか呻くように呟くジョアンにガーネフは蔑む様に現実を叩きつけ、
ジョアン「結界だってあったはずじゃ…それが…」
ゾーマ「よもやあの程度のモノでわしの力を御しえると本気で思っていたとはな…これは片腹痛い!!
結果は見ての通りだ…所詮貴様はわし等の掌の上で踊っていたに過ぎん。だが案ずるな…貴様が復讐したいと
願っていたあの世界は絶望と共にわしが滅びを与えてくれよう…わはははははは!!」
どこかすがるようなジョアンにゾーマの嗤いは更なる絶望を与える。そして膝から崩れ去るジョアン。
ジョアン「ワシは…ワシは…くおぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!!」
哀しみ、悔恨、怒り、絶望、ありとあらゆる負の感情が今のジョアンの叫びに混じっていた。
アルシオン「監督…」
コインブラ「ジョアンさん…」
そんな恩師の姿を呆然と見つめる事しか出来ないアルシオンとコインブラ。彼らにしても今起きた出来事は悪夢としか
言いようが無く、ジョアンが絶叫していなければ自分たちが代わりに声を上げていた事だっただろう。
198 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:36:55 ID:???
ゾーマ「ふはははは!人間の負の感情の発露こそわしにとっては喜び…そして糧となる。いいぞ…ふはははは!!
もっと…もっとだ!!勇者アルスよ…貴様とその仲間たちはどのような絶望をわしに見せてくれるのだ?」
アルス「ゾーマァ!!貴様ァァァ!!」
高笑いを続けるゾーマにアルスは今にも切り掛からん様子で全身を殺気で漲らせながら怒りをぶつけるが、
ゾーマはその様子に心底愉快そうに更に嗤い続ける。隣に居るガーネフはその様子に多少呆れた感じを
見せてはいるが、負の感情を糧としない彼としてはジョアンという虫けらが何やら喚いている位にしか思っていないのだろう。
ガーネフ「さて…悲しんでいるところを更に追い討ちを掛けるようで申し訳ないが…」
ガーネフが指をクイクイと動かし何やら魔力を発動させると、アルシオンとコインブラの体が空中に浮かぶ。
アルシオン「な、何だ!?」
コインブラ「くッ…これは一体?」
ジョアン「アルシオン?…コインブラ?き、貴様ら…この上何をする気じゃ?」
ガーネフ「何…貴様の後をわれ等が引き継いでやろうと言うのだ。その為にこの二人には駒となってもらう。
予定よりは人数が減ってしまったが…まぁ問題あるまい。今までご苦労じゃったな。ああ…心配せずとも
この二人の命の保障はするぞ。…但し意識があるとはかぎらんがのぉ。ふぉふぉふぉ」
そして笑い声を上げながらガーネフは指を鳴らすと、アルシオンとコインブラの姿は完全に消失してしまった。
ジョアン「アルシオン!!コインブラ!!」
そしてジョアンの悲痛な叫び声はその場に空しく響き渡るだけだった。
199 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:38:22 ID:mg8G7n4+
ガーネフ「後はコレも返してもらうぞ」
ガーネフは先程と同じ様に指をクイクイと動かすと、今度はジョアンが持っていた黒い球体が宙に持ち上げられ、
それが自らの手に収まると、オールスターズの方に向き直り、
ガーネフ「さて…色々こちらの都合で主賓を待たせてしまったが…今言ったとおり後はワシらが引き継ぐ事になった…
まぁ貴様らからすると勝負の相手が代わっただけだ。何も問題はあるまい?勝負は方法は当然“サッカー”
つまりはワシらが貴様らの遊戯に付き合おうというのだ。こんなチャンスは滅多に無いぞ?無論依存はあるまいな?」
リンダ「ガーネフ…相変わらず勝手な事を…!」
森崎「…」
A 「…依存は無い…その勝負方法を選んだ事…絶対後悔させてやる!」
B 「貴様らみたいなのとサッカーだと?ふざけるな!!」
C 「くそッ…あんな化け物…勝てるわけがねぇ…」
D 「…提督はどう思います?」
E その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のEを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
200 :
森崎名無しさん
:2010/02/04(木) 22:39:48 ID:K6AN7Prs
E カラオケ…
としたいが燃えるのでA
201 :
森崎名無しさん
:2010/02/04(木) 22:40:51 ID:9iX/kpcM
A
森崎を敵に回したことがお前らの誤算だ
202 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2010/02/04(木) 22:42:42 ID:???
ヒャアッ! 流石ドラクエを代表する大魔王様だぜ!
しかし相手メンバーどうなるんですかねこれ? バラモスとかかな
203 :
森崎名無しさん
:2010/02/04(木) 22:44:22 ID:???
GKゾーマ
FWバラモス兄弟
他バラモスゾンビ
204 :
森崎名無しさん
:2010/02/04(木) 22:48:48 ID:???
だが誤算だったなゾーマ!
こっちにはあるんだぜ、光の球(キングストーン)がな!
205 :
森崎名無しさん
:2010/02/04(木) 22:52:22 ID:???
他バラモスゾンビ
なら1グループ扱いでメダパニ(音撃)パニックだ!
206 :
キャプ森ロワ
:2010/02/04(木) 22:57:01 ID:???
>>200
ふぅ…流石にここでカラオケは困ったでしょうねwまぁ何とでもなるでしょうがw
>>201
うはッ!かっこいいwでも普通に戦ったら負ける件についてw
>>202
まぁ相手メンバーは…お楽しみに…フフフ
>>203
ム…中々いいところを付いてらっしゃる…まぁバラモス多すぎですがw
>>204
まぁぶっちゃけそれ発動すれば負けませんからねw
>>205
おっと!漢の戦いに音撃はご法度だぜ?
Aに決まりましたところで今日はここまでです。ようやく長い前振りからここまでこぎつけた…
ようやくラスボスのご登場です。大魔王お披露目まではもう少しお待ちください。
次の更新はそんなにはかからないかな?と言う予定ですが予定です…
それでは〜
207 :
森崎名無しさん
:2010/02/05(金) 00:46:17 ID:???
ラスボスか。ここももうすぐフィナーレ迎えるって考えると寂しいぜ…
208 :
森崎名無しさん
:2010/02/05(金) 04:42:27 ID:???
>>203
が良い所を突いている……つまりこうか!
GK:ゾーマ
FW:メディウス
他:ガーネフ×9
209 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 01:20:38 ID:???
だが、まってほしい マフーの書は一冊しかないのだ
むしろ
全部:火竜(烈火Ver)
210 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 01:28:35 ID:???
ラスボス?こうだろ?事実オールスターズは森崎とてつをに何回全滅させられたかwww
FWロボ(4人に分裂)
MFバイオ、RX、BLACK
DFターク
GK森崎
211 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 21:10:11 ID:???
>>207
そう言って頂けるだけで感無量です…でも惜しまれるうちが花ってね…
まぁぶっちゃけると予定では…3ヶ月で終わらす(キリッ)→あ、流石に無理だ(ドラクエ9発売の)3月までには…→
当然のように無理…だったら7月だ!(ドラクエ9発売延期の為)→うぅ…終わらなかった…じゃ、じゃあ…
年内(2009年)には…→無理(ry…うん…明日は明日の風が吹くっていい言葉ですね New ←今ここ
なんですよね〜…まぁ筆の早い人ならとっくに終わってるんでしょうな…まぁこんな適当な奴ですが、
最後までお付き合いくだされば幸いです。
>>208
おっと!まだ言えないんだぜ!というか今度はガーネフ多すぎだw
ただまぁゾーマがGKというのはやっぱり予想付きやすいんですかねw
>>209
グラウンド全て火竜で埋め尽くされて…なにそれすごく怖いです…あ、でもゾーマやらもういるかw
>>210
ちょw確かにそうですがwしかもBADENDVerだがやたら強そうなのが困るw
212 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 21:11:36 ID:???
A 「…依存は無い…その勝負方法を選んだ事…絶対後悔させてやる!」
答える前にジョアンの方にチラリと視線を送る。土下座のように地面に突っ伏しており表情の方は見えないが、
小刻みに震える様が見えた。勿論自業自得と言えばそれまでなのかも知れない。森崎達も言わば彼の
被害者なのだ。だがその姿を見ても何故か気分が晴れる事はなく、寧ろ今の惨劇に怒りすら沸いて来る。
そして激情の赴くままにガーネフに向き直り、
森崎「…依存は無い…その勝負方法を選んだ事…絶対後悔させてやる!」
静かに、だが毅然とした態度でそう言葉にする。人として虫けらのように命を弄ぶゾーマやガーネフを
許せないという気持ちが今は勝っていた。
ゾーマ「ほほう…中々いい面構えだ…果たしてその顔がどのように絶望していくか…見るのが楽しみだ」
その森崎の表情を見て楽しげに笑みを浮かべるゾーマ。その笑みに森崎は心臓を握りつぶされたかのような
圧迫感を覚え、全身から冷たい汗が止め処なく吹き出る。しかしこれは決して森崎が臆病と言うわけではなく、
ゾーマという存在を知っているアルス以外の歴戦の勇士ですらそうなのだ。人間という存在である以上
その天敵ともいえる異質な存在に畏怖してしまうのは仕方の無いことだった。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。小童共を弄ぶのもその位にしておけ」
ガーネフの笑い声と共に森崎達の前に旅の扉が現れる。
ガーネフ「仲間との最後の別れを済ませたらそれを通ってくるが良い。…何心配せずとも“ソレ”には何も仕掛けておらぬよ。
最も怖気づいて逃げても一向に構わぬがな…ふぉふぉふぉ」
ゾーマ「それでは勇者アルスとその仲間よ。わし等は我が生贄の祭壇にてそなたらを待っているぞ。
それまで精々悩み、苦しみ、あがくがよい!わはははは!!」
213 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 21:12:43 ID:???
そして笑い声を残しゾーマとガーネフの姿は消失した。姿が見えなくなっても沈黙が続く中、
ヤン「ふぅ〜やれやれだな…まさかあんな化け物共とサッカーをやる羽目になるとは…人生判らないものだ…
そしてこれから行くところは生贄の祭壇と来た…」
その沈黙を破るのはこの場の雰囲気に似つかわしくないどこか間延びしたヤンのぼやきだった。
ヤン「一応確認しておくが…我々には大まかに二つ選択肢が残されている。まずはあの旅の扉を通って奴らと
サッカーでケリと付けるという選択肢…そして次に奴らが言うように怖気づいて逃げるという選択肢…」
ゆっくりと皆の顔を見渡し、何時ものように後頭部を掻きながら淡々と事実を述べるヤン。
そして他のメンバーはヤンの言葉の続きをただじっと待っている。
ヤン「まぁ違いは当たって砕けるか逃げて砕けるかの違いかな?…他にもあるといえばあるが…
大体がこの二つの派生で碌な選択肢は無い…まぁここまで来たら当たって砕けろを選択するのが人間としての
尊厳は守れるのかもしれないが…ここで一つ問題点が出てくる…何故奴らはサッカーを挑んでくるのかだ…
あれだけの力を持った連中が…おかしいとは思わないかい?」
リンダ「それは…儀式にサッカーという媒体を……あッ!!」
ヤンの疑問に答えようとしたリンダが途中で何かに気が付く。それにヤンは頷きを見せて
ヤン「そういう事だ…我々がサッカーをしなければ少なくとも奴らはこの世界に留まるしかない。
儀式が完成しないからね…もしサッカーを挑み我々が敗北する事があれば、他の世界まで奴らの魔の手が
伸びる事になる…だから戦わないというのも立派な選択肢だろう。…まぁいざとなれば以前話したとおり
レナスがこの世界ごと破壊してくれるそうだが、彼女とて万能ではないからね…出来なかった時がマズイ事になる…
正直なところリスクは高い…それが判っていても尚挑むか…」
214 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 21:14:18 ID:???
ティーダ「そんな事聞くまでも無いッス!!…あんな奴らから逃げるのなんてまっぴらだ!!」
アルス「ティーダの言うとおりだ…たとえ逃げおおせたとしても奴…ゾーマと決着をつけない限り何も解決はしないんだ…」
リンダ「それにガーネフ達は他の手段を講じる可能性だってある…私はあいつから逃げたくない…!」
ドーガ「奴らのせいでマルス様や仲間があんな目に遭ったんだ…のこのこ逃げられるか!」
チキ「あいつら悪い奴!悪い奴はチキが倒しちゃうんだから!!」
光太郎「確かに敵は強大だ…だが俺達が力を合わせればどんな強敵だって打ち倒せるはずだ!!」
ジャンクマン「まぁここまで来たら覚悟くらいは決めるさ。一応俺だって悪魔超人の端くれだしな」
デスマスク「レナスにそんな後始末を押し付けるわけに行かん!!その前に俺が奴らを片付ける!!」
カミーユ「あいつらをこのままにはしませんよ!この決着はつけるんです。そうでなければこんな….」
各々の気持ちをぶつけるかのように決意を語るメンバー達。ここまでの面子は言葉は違えど対決の姿勢は
見せるだろうとヤンも予測はしている。そういう覚悟を強いられる戦いを潜り抜けてきた面子だからだ。
問題は残りの面子…非日常的な要素とは全く無縁の生活を送ってきた者。今のような惨劇を見せられても
尚、覚悟が出来るか…それを再確認する為の説明でもあったのだが、
シュナイダー「腕力勝負というのならいざ知らず…サッカーで勝負を申し込まれれば…
たとえ相手が化け物だろうが俺の誇りに掛けて…逃げるわけに行かんな」
ピエール「サッカーは素晴らしいスポーツだ…それはこんなモノに利用していいものじゃない…
それをあいつらにも判ってもらいますよ」
透「えっと…まぁ…ここまで来たら…その…逃げるのは…何というか…というより…そもそも…」
真理「あああ!もう!うじうじしないではっきりしてよね!つまりは行くんでしょ!?」
透「…はい…」
意外というには失礼だったが、思っていたよりすんなりと腹を決めていたようである。
215 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 21:15:28 ID:j2BCPn8A
ヤン(これは…流石に見くびりすぎたかな?)
思わずそんな事を思いつつ、心の中で謝るヤン。最もヤンとて相手にしていたのは人間相手で魔物耐性など全く無いのだが、
それは棚上げにしており、というより考えるだけ無駄だと割り切っているのかもしれない。だがその気持ちをすぐ切り替え、
己を見失わないメンタリティこそが数々の奇跡を起こしてきた彼の本当の強さなのかもしれない。
そしてオールスターズのメンバーは全員ある方向を向く。その視線の先には…
オールスターズキャプテン森崎有三の姿がある。
森崎は全員の視線を受けてとりあえず間を置くように一つ深呼吸を入れてから、
A 「よし…あいつらに俺たちオールスターズを敵に回すのがどういうことかその身を持って分からせてやろうぜ!」
B 「よし…あいつらに本当のサッカーの楽しさがどういうものかを教えてやろうぜ!」
C 「よし…あいつらに人間の底力がどういうものかって事を教えてやろうぜ!」
D 「よし…あいつらを陵辱しに行くぞ!(無論サッカー的な意味で)」
E 「…いやいやいや…あんなの相手とか無理だろ…」
F その他何か名セリフあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
216 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 21:27:55 ID:2Te5Lg9o
C
217 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 21:28:02 ID:TxG1YK9U
C
218 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 22:24:01 ID:???
ええと無粋で申し訳ないんですが
>>212
×依存
○異存
のような?頼っちゃマズイっす
219 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 22:35:00 ID:???
え?……あ……あぁぁぁあああああああ!!!
orz
一瞬どこか分かりませんでしたが、肝心の選択肢が…やってもうた…
すいません…脳内変換で異存にしといてください…もうダメだ…欝だ…
恐らくもう一回くらいは更新できるかと思いますが…
駄目なときは立ち上がれなかった…そう思っといてください…orz
220 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 22:42:20 ID:+6DP82nA
F ムカついて来たッ! なんでくそったれの「殺人鬼」のおかげで、俺達がおびえたり後悔したりしなくちゃあならないんだ!!?
『逆』じゃないか?
おびえて逃げ回るのは『殺人鬼』ッ! きさまの方だァァーーーッ
221 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 22:49:56 ID:???
立て!立つんだロワさん!!
アナタは本当はできる子なんだ!!
てつをが励ますためにスタンバイして待ってるZE★
222 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 22:54:40 ID:???
歌で励ますんですねわかります
223 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 23:01:27 ID:EMvS2nuI
>>220
ゾーマ「ほう…その意気や良し…わしは逃げも隠れもせんぞ!」
森崎「スンマセン…生意気言ってスンマセン…本気でスンマセン…」
>>221
ありがとうございます…オレ…ガンバル……え?てつを?…ゴメンそれはカンベンな☆
>>222
やめて〜…まぁ真面目な話をするとてつをの歌にはある種中毒性があると思ってますw
C 「よし…あいつらに人間の底力がどういうものかって事を教えてやろうぜ!」
森崎の勢いのある言葉にオールスターズの士気が一気に高まる。そしてその勢いのまま旅の扉に入ろうとした時、
ふと未だ地面に突っ伏すジョアンの方に視線が向いた。
森崎(……)
A 「ケッ…悲劇のヒーロー気取りか?ジジイお前が蒔いた種だ…悪いがお前には最後まで見届ける義務がある!!」
とジョアンの首根っこを捕まえ引きずっていく。
B 「そっとしておいてやるか…」そのまま置いていく。
C 「…一発くらい殴っとかないと気が済まん!」どさくさにまぎれて一発入れにいく。
D その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください。
224 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 23:04:04 ID:q23fr8d6
A
225 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 23:05:05 ID:4gciVa0Q
D
ジジイッ!ブッ殺してやるぜ!
226 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 23:05:52 ID:UdAPQ/DY
A
227 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 23:06:06 ID:qysQ/jlY
A
228 :
森崎名無しさん
:2010/02/06(土) 23:11:26 ID:T5tXf6s6
D とりあえず個室に連れてって和解のため一緒に歌う
229 :
キャプ森ロワ
:2010/02/06(土) 23:11:46 ID:???
>>225
老人虐待イクナイ(・A ・)とどこかの団体が申してるらしいですw
Aに決まったところで今日はここまでです。本当肝心な所でやらかしてスンマセンでした…
お次はどう構成しようか迷ってますが、予定なら相手メンバーのお披露目のはず…?
なのですなわち長文です…それでは〜
230 :
森崎名無しさん
:2010/02/07(日) 00:35:55 ID:???
その行動は終わってるんだッ!
乙でしたー
231 :
森崎名無しさん
:2010/02/07(日) 01:15:21 ID:???
音撃戦士森崎にエコーズとか酷い組み合わせだな…。
232 :
森崎名無しさん
:2010/02/07(日) 02:08:53 ID:???
ゾーマはポーズからしてGKっぽいと思うんですw
233 :
森崎名無しさん
:2010/02/07(日) 02:18:27 ID:???
バラモスはポーズからしてタップダンサーっぽいと思うんですw
234 :
森崎名無しさん
:2010/02/07(日) 10:39:30 ID:???
最後の敵はラスボス連合か、
なるほど、だからカミーユが主人公チーム入りしてF完結編から参戦してるのか
235 :
キャプ森ロワ
:2010/02/08(月) 00:23:15 ID:???
>>228
老人監禁イクナイ(・A ・)とこれまたどこかの団体が申してるらしいですw
>>230
ナ ナンダッテー!! Ω ΩΩ
>>231
>>220
の元ネタがどっかで見た事あるよな〜と思っていたんですが、貴方のお陰で思い出しましたw
森崎的にはACT1が一番強そう…そもそもACT3って能力的にしょぼくなっている気がするのは私だけ?
>>232
ですよね〜wそのつもりで私も…おっととまだ秘密なんだぜ?w
>>233
ちょwポーズだけではないですかwあの図体でタップダンサーはw
>>234
そういうことですね〜まぁガンダムと言う枠だけで出しても人間関係が狭いので話が広がりにくいと
言うのもありますね。後はロンド・ベルとして出したかったそれに付きます。まぁ何故その中でも主人公サイドに
カミーユなのかは、年齢的に森崎達と絡めやすいというのも勿論ありますが…
236 :
キャプ森ロワ
:2010/02/08(月) 00:24:31 ID:???
A 「ケッ…悲劇のヒーロー気取りか?ジジイお前が蒔いた種だ…悪いがお前には最後まで見届ける義務がある!!」
とジョアンの首根っこを捕まえ引きずっていく。
森崎(…気にいらねぇな…)
悲願成就まで後僅かという所で裏切りに遭い、更には仲間を失い、教え子までも捕らわれショックなのはわかる。
森崎とてもし同じ目に合えばあんな風に嘆き悲しむかもしれない。…但しそれが許されるのはジョアンが
加害者で無ければの話である。確かに最後には裏切られはしたが、この事態の切っ掛けを作ったのも、
悪魔と分かっていながら契約を結んだのも彼なのだ。だからこそ気に食わなかった。彼が被害者面をしている事に。
気が付けば旅の扉に入ろうとする所を突如反転してジョアンの方へ向かっていた。
シュナイダー「モリサキ?」
その様子を訝しげに見つめるメンバーをよそに森崎はジョアンの首根っこを乱暴に捕まえ、
ジョアン「な、何を!?」
森崎「ケッ…悲劇のヒーロー気取りか?ジジイお前が蒔いた種だ…悪いがお前には最後まで見届ける義務がある!!」
ジョアンが驚くのを無視してそのまま強引に引きずっていく。
ジョアン「くッ…放せ!ええい放さんか!!」
森崎「フン…」
だが途中でジョアンの激しい抵抗にあうと、森崎はあっさりとジョアンを解放し、
森崎「随分といいご身分じゃねぇか!ええ?こっちは今から決死の戦いに挑もうとしてるのに…お前の教え子だって
捕らわれたんだぞ?それなのにジジイ…お前はおよよよよと泣くだけと来た…正直お前がジジイでなけりゃ
一発や二発は行かせて貰うところだ!」
237 :
キャプ森ロワ
:2010/02/08(月) 00:25:32 ID:???
険しい表情でジョアンを弾劾する。ジョアンはその言葉に対し俯くだけだった。森崎はその様子に一つ溜息を付き
森崎「別にあんたに“アレ”に向かっていけとは言わないさ…だがあの二人はあんたの仲間なんだろ?
…あんたが動かないで誰があの二人の為に動く奴がいるんだ?俺達は正直あの二人なんざどうでもいいんだぜ?
…まぁそれでもそこで腐るって言うなら構いやしないさ…後はあんたの好きにしろよ。言いたい事はそれだけだ!」
そしてジョアンをその場に残して踵を返し再び旅の扉へ向かっていく。旅の扉の前には仲間達が待ち構えており、
ティーダ「いや〜おみそれしたッス…中々言えないッスよ?ああいう事」
シュナイダー「ああ…とてもオーバーラップなどをやるような奴には見えなかったぞ?」
森崎「ちぇ…ここで茶化すかよ…」
ティーダとシュナイダーとしては森崎の行動を褒めているつもりなのだが、森崎としては彼らの言い方も悪いと言う事もあり、
茶化されているように感じてしまい、憮然とした表情になるのだが、
リンダ「茶化してなんか無いわよ。本当にカッコ良かったわよ?ねぇ?」
ピエール「ああ…大したものだ。言わば俺たちの気持ちを代弁してくれたようなものだからな」
森崎「代弁って…そんな大げさな…別に俺は思った事を言っただけだし…」
リンダとピエールの真っ向からの言葉には流石に恐縮して、
238 :
キャプ森ロワ
:2010/02/08(月) 00:28:38 ID:???
光太郎「いいや立派だったぜ森崎!お前はやっぱり俺たちのキャプテンだ!!」
森崎「そ、そうですかね?へへへ…」
魂の師匠からの言葉に素直に喜んでみせる森崎。
ヤン(全く…何だ?これは?)
その様子を見てヤンは思わず苦笑してしまう。この和やかな雰囲気で会話しているのが果たして
最後の戦いに挑む者の姿なのだろうかと。
ヤン(まぁ…悲観するよりかはマシだがね)
伊達と酔狂…ヤンの士官学校での後輩が言っていた言葉だったが、案外オールスターズと言うチームは
その言葉がぴったり当てはまるチームなのかもしれないとヤンは今になってそんな事を思った。何せキャプテンからして
その精神がありありと出ているのだから。そしてその伊達と酔狂のキャプテンはと言うと…
森崎「よし…行くぜぇ!!」
気合十分といった掛け声を上げながら旅の扉へ一気に飛び込んだ。
その先には何が待ち受けているのだろうか…それは今は誰にも分からない…
239 :
キャプ森ロワ
:2010/02/08(月) 00:29:52 ID:???
ハイ…お披露目とか言って嘘こきました。意外にこのシーンが長くなってしまったので
判定も選択肢も何もありませんが、ここで今日は一旦切ります。それでは次こそお披露目となりますでしょうか…
それでは〜
240 :
森崎名無しさん
:2010/02/08(月) 00:54:35 ID:???
乙でした〜。
241 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 08:57:28 ID:???
>>240
何か久しぶりに普通の乙聞いた気がします。何か新鮮だw
旅の扉を抜け森崎達を出迎えたのは辺り一面の闇だった。そして森崎達の到着に合わせてその部屋の松明が
一つ一つ灯ってゆく。森崎にとってはこの部屋に来るのは2度目、アルスに到っては4度目となる。
部屋が明るくなるにつれ己の立っている場所が祭壇であると理解する。そして松明の全てが灯ると、
奥の方からゾーマとガーネフが姿を現し静かに歩み寄ってくる。
森崎(で、でけぇ…!!)
ゾーマの姿を見た森崎が真っ先に思ったのがこれだった。そして知らず知らずのうちに後ずさる。
先程は良くは分からなかったが、間近で見るゾーマは自分の身の丈の数倍はある。その身の丈と、異質な姿、
そしてそれらを覆い尽くす黒い闇のオーラ。どれをとっても森崎達にとっては恐怖の対象にしかなりえない。
「アルスとその仲間達よ!我が生贄の祭壇によくぞ来た!
我こそは全てを滅ぼす者!
全ての生命を我が生贄とし、
絶望で世界を覆いつくしてやろう!
アルスとその仲間達よ!我が生贄となれい!」
そのゾーマの放つ一言一言がすでにこちらの生気を奪っていくような錯覚すら覚える。誰しもが気圧されている中、
力強く一歩を踏み出しゾーマの前に立ちはだかるものが居た。
242 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 08:59:05 ID:???
アルス「ゾーマよ…あの時も言ったと思うが…断固断る!!」
王者の剣の切っ先を真っ直ぐにゾーマに向けながらアルスが叫ぶ。その雄雄しい姿と意思の篭った叫びは
恐怖心に捕らわれていた仲間たちの各々の決意を取り戻すには十分な輝きを持っていた。
そしてアルスとゾーマの睨み合いが続く中、
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。血気盛んなのはいいが、それ位にしておけ。今回は力のぶつかり合いではない。
“サッカー”という遊戯での勝負なのじゃからな」
ガーネフの笑い声によってそれが中断された。そのガーネフの隣にはアルシオンとコインブラがいる。
しかしその表情は祭壇の上からでもはっきりと判る位、生気と言うものが感じられなかった。
リンダ「ガーネフ…お前まさか…」
ガーネフ「何…わしはただこやつらにしがらみも感じずに思い切りサッカーをやらせてやろうと思っただけじゃ…
その方がこやつらの為であろう?但し喜びも感じぬようになってしまったがのぉ…ふぉふぉふぉ」
言葉にせずとも森崎達はアルシオンとコインブラの身に何が起こったのは絶句するリンダと
ガーネフの笑う様を見て否が応でも理解してしまう。アルシオンとコインブラ、彼らはガーネフの術によって
感情を失いもはや物言わぬ人形へと成り果てていたと言う事だった。
243 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:00:15 ID:???
リンダ「ガーネフ…どこまでも腐った奴…!!」
その行為にリンダが吐き捨てるように言葉を吐く。そしてもはや我慢の限界だったのだろう。
光太郎が突如祭壇から飛び降り、ゾーマとガーネフの前に立つ。
森崎「光太郎さん!?」
ジャンクマン「アニキッ!」
光太郎のそんな突飛な行動に全員驚きを見せつつも、他のメンバーも慌てて光太郎に続く。
そして光太郎のように祭壇から飛び降りる者、無難に階段を使う者と分かれてはいたが、
全員がゾーマやガーネフの前に立つ。
光太郎「ゾーマ!!ガーネフ!!人の心を弄び、世界を滅ぼそうとしている貴様たちは断じて許さん!!
許さん!許ざん!!貴様達は許ざん!!!絶対にゆ゙る゙ざん゙!!!!」
光太郎は全身を怒りで震わせながら心の底から叫んだ後、右手を天に向かって高く突き上げ、それをゆっくりと下ろし…
「光の戦士」
ttp://www.youtube.com/watch?v=koafv-j9edQ
光太郎「変…身!!」
力強く掛け声を上げた後、光太郎の体内に埋め込まれているキングストーンの力を発動させるためのポーズを取る。
そして光太郎の腰に光り輝くベルトが現れ、その光が光太郎の全身を覆いつくす。
244 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:01:16 ID:???
RX「俺は太陽の子!この世の生、生きる者、そして世界の全てを守る!仮面ライダーウ゛ァッ!アッー!エ゛ッ!」
光が収まるとそこには黒いボディに真っ赤な目の姿をした仮面ライダーBLACKRXの姿が在った。
RX「貴様たち悪に生きる道は無いと思い知れ!!」
ガーネフ「全く…非常識じゃの…貴様の力は色々と厄介そうじゃからその力を抑えるようにしてあったはずなんじゃが…
こうまで無意味とは…じゃがまぁ良い…貴様にはうってつけの相手もいることじゃしのぉ」
RXの姿にやや呆れた表情を見せるガーネフ。RXに変身したと言う事実自体がガーネフにとっては想定外だったのだろう。
しかしそれも長くは続かず…
カシャン…カシャン…カシャン
RX「!?…バカな…何故お前が…」
唐突にその場に響き渡る金属的な音。その規則正しく鳴り響く音に今度逆にRXの方が戦慄する事となった。
そしてそれはゆっくりとRXの前までやってきた。
RX「信彦…シャドームーン!!」
RXがシャドームーンと呼ぶその主の姿は全身銀色の金属的ボディに緑色の目で、その姿は一目見て
RXと存在を同じくするものだと理解できる。
245 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:02:30 ID:???
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。どうやら気に入ってもらえたようじゃな…だがまだ驚くのは早い…」
ティーダ「なッ!?…ど、どうしてあんたが…」
シャドームーンに引き続き現れた人物に今度はティーダが真っ先に反応する。ゆっくりと歩いてくるその人物は
上半身裸で赤いバンダナを巻いており、その胸には何かの模様のようなものが刻み込まれていた。
ティーダ「オヤジ…」
そしてその人物がティーダの目の前まで来ると、ティーダは声を震わせながら一言だけ呟く。
一言ながらその言葉には様々な感情が乗っていると言う事が森崎達にも分かるほどだった。
シュナイダー「オヤジ?…あの人物はティーダの父親なのか?」
ピエール「ティーダの父親が…どうして?」
ティーダ「何で…何であんたがこんな所にいんだよ!!オヤジィ!!」
ティーダの悲痛な叫び声にティーダがオヤジと呼ぶ人物…ジェクトは無表情で何も答えようとはせずに無言を貫き通している。
ゾーマ「ふははは!!いいぞ!!貴様たちの不安が手に取るように分かるぞ!!だが…まだ足りぬ…!
もっと貴様たちには地獄を見てもらわねばならん…その為にも…出でよ!我がしもべ!!」
オールスターズに蔓延する負の感情に満足そうにゾーマはけたたましく嗤い声を上げ、そしてゾーマの呼号と共に
ゾーマとは異なるその異形のモノは地響きを鳴らしながら姿を現す。
246 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:03:54 ID:???
???「ぐふふふふ…久しいな勇者アルスよ…今度こそ貴様のハラワタを食らいつくし、その痛みと苦しみを
ゾーマ様に捧げてくれようぞ! 」
アルス「…バラモス…!!」
その異形のモノはかつてアルスの世界で魔王と呼ばれていた存在。その魔王バラモスはアルスを見ながら、
禍々しい笑みを見せ舌なめずりしている。
ガーネフ「あと一人役者がいるがそちらは故あってまだいない。それは後のお楽しみという訳じゃ。ふぉふぉふぉ」
RX「くッ…シャドームーン…貴様もこの悪事に加担していたというのか!?」
ティーダ「オヤジィ!何とか言えよ!!黙ってないでさぁ……だってあんたはもう…」
ガーネフの笑い声が響き渡る中、RXの怒号、ティーダの叫びに対しシャドームーンとジェクトからはやはり
何も答えることは無い。寧ろ本当に声が届いているのかと思うほどに反応が無い。
ヤン(……あの二人はもしや…いや…まだ断言するには材料が足りない…)
カミーユ(あの二人…この感覚は何だ?)
その二人の様子にヤンは理詰めで、カミーユは直感的に違和感を感じるのだが、その違和感を
説明できるだけの決定的な何かがヤン、カミーユ両名共に足りないでいる。
247 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:05:35 ID:???
ガーネフ「さて…こちらは人数的に遊戯をするにはまだ足りないが…貴様らを屠るにはこれで十分すぎるじゃろう。
確か貴様たちのチーム名は…オールスターズとか言ったかのぉ?ならばそれにちなんでこちらは…
ダークスターズ…とでも名乗っておくか…ふぉふぉふぉ」
ゾーマ「さぁ…勇者アルスとその仲間達よ…そちらの生贄を決め、覚悟が決まったらあの真ん中の円に立つが良い…
われ等に歯向かおうと言うその勇気に免じて貴様らに先手はくれてやるわ!わはははは!!」
そして笑いながらゾーマとガーネフ達は踵を返して奥の方へと引き返していく。すると森崎達の背後、ちょうど祭壇の真下に
ゴールが突如現れ、ガーネフ言うところのダークスターズの方の陣にも奥に見える玉座辺りにゴールが現れている。
どうやらこの部屋全体が試合会場ということらしい。そして地面をよくよく見ると芝生ではあるが、
何やら見慣れぬ紋様が描かれており、やはり試合が儀式にもなっていると言うのは本当のようであった。
ヤン「さて…スターティングメンバーを…決めないといけないな…」
何となく黙っていたメンバー達の沈黙を解いたのはやはりこんな時でも己のスタイルを崩さず、
何時ものようにどこか困ったように、そして面倒そうに後頭部を掻きながらのヤンの言葉だった。
だから次にヤンが放った言葉は一堂を驚かせた。
ヤン「最後を前にしてすまないとは思うが…予め言っておく…私は頭数に入れないでくれ」
ピエール「提督?どういう事ですか?」
デスマスク「貴様!?この期に及んで怖気づいたか?」
ヤンのまさかの言葉に困惑を見せる者、憤慨する者、様々な反応を見せているが、
この反応こそがやはりこのチームにとってヤンという存在が小さくないと言う証でもある。
ヤンとしてはその反応は予め予測済みだったのだろう。ヤンは手を前にやり皆を落ち着かせるように、
248 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:07:16 ID:???
ヤン「怖気づいたという気持ちも無いという訳ではないが…寧ろ逆だ…正直なところ…
今の私では試合に出たところで…何も出来やしないのさ…」
そう言いながらヤンは俯く。その表情は珍しく苦味の混じったものだった。
アルス「…ヤン提督は前の試合の疲れが残ったままなんだ…正直満足に動く事さえ難しいよ…」
森崎「へッ?…でもお前回復魔法を使ってたじゃねぇか?」
アルス「…ヤン提督が相手していた人が普通の人間だったならそれで問題ないんだろうけど…ね…」
アルスの説明を聞いてそこで森崎達はハッと気が付いた、前の試合でヤンがマークしていた相手は…
ズィーコというサッカーの神様とも言うべき人物。それをヤンはほぼ抑えて見せていたのだ。
それには優に並みの一試合分以上の労力、神経をすり減らした事だろう。率直に言ってヤンがズィーコを
抑えていなければ森崎達はここに立つ事すらなかったのは間違いの無い事実なのである。
そしてヤンとしては面白くない事実だろうが、年齢という事も鑑みると、確かにヤンが次の試合に出ても
棒立ち位しか出来ないというのが関の山といえた。そして次の相手はそんな余裕を見せて勝てる程甘くない
相手というのは雰囲気で伝わってくる。
ヤン「そう言う訳だ…本当にすまないと思うが…」
そしてヤンはメンバーに頭を深く下げる。無論ヤンが万全の状態であったとしてもスターティングメンバーに入るかというのは
分からない。しかしヤンという人物は選ばれたら選ばれたで、それがどのように大事な試合であろうとやはり面倒に思うだろう。
だがそれ以前に選択肢にすら入れないと言うのをヤンは気にしていたのだ。
249 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:08:33 ID:???
森崎「ま…さしもの提督も寄る年波には叶わんって事ですか?まぁそれならしゃーないか」
ピエール「提督…頭を上げてください…俺たちのほうこそそうとは知らずに…提督に頼りきりで…」
シュナイダー「後は任せてください。提督の分まで暴れてきますよ!」
そんなヤンに対し、悪態をつく者、畏まる者、思いを引き継ぐ者と様々だったが、一つだけ確かなのは、
誰もヤンを責める事が無いと言う事だった。
シュナイダー「さて…モリサキ…改めてスターティングメンバーだが…どうする?」
森崎「う〜む…提督が駄目とすると…」
ピエール「ちなみに前の試合の最後のフォーメーションでは…」
−−−#−−−
−−−H−−− Hティーダ
−−−−−−−
−−J−I−− Jシュナイダー Iピエール
G−−−−−F Gリンダ FRX
−−−−−−−
−−D−E−− Dアルス Eヤン
−C−A−B− Cドーガ Aジャンクマン Bデスマスク
−−−−−−−
−−−@−−− @森崎
ピエール「だったな…」
250 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:09:45 ID:uOfoQRPc
森崎(このフォーメーションをベースに作るか…最初から組みなおすかだな…)
A よし。これで行く。
B フォーメーションはこのままでポジションやメンバーを入れ替える。
C フォーメーションから、メンバーから総入れ替えだ。
D その他何かあればどうぞ。
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください。
※ヤンはこの試合出場することが出来ません。
※Aを選択するとヤンのポジションにカミーユが入ります。
251 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 09:12:33 ID:???
本当は昨日更新できたんですが、サーバーが不調という事なので
朝にしたんですがそれでも不調みたいですね…この後は所要で出かけるので
朝は一旦ここまでです。夜に試合準備までは終わらそうと思います。それでは〜
252 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 09:43:49 ID:wNsCVZL6
C
253 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 10:21:49 ID:0wQRembg
C 乙です!流石にゾーマ相手だからって
「森崎、光の玉を使うんだ!」
「ちくしょう、玉が割れてしまった…こうなったら!!」
つ自前のタマ
なんて展開にはならなかったか…。
254 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 10:57:28 ID:???
タークがいないと心細いなあ・・・
255 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 11:13:17 ID:???
ダマスター哀れw
256 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 13:24:48 ID:???
主砲はRX?
それとも、最初は消費の軽いシュートを誰かに撃たせて様子見する?
257 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 18:45:06 ID:crizuSCk
>>253
ちょwなぜいきなしアダルティにwしかも全く効果なさ下だしw
>>254
タークの存在感は異常ですからねw森崎もきっとそう思っている事でしょうw
>>255
ダークマスターの略ですかいな?
>>256
う〜ん…どこまで言っていいものか迷いますが、この試合は何時もとは違う感じとだけ…
ヒントにならないヒント:ラストバトル
C フォーメーションから、メンバーから総入れ替えだ。
森崎「相手は余裕ぶっこいてるか知らないが、人数少ないんだ。わざわざ中盤を固める必要も無いだろう
フォーメーションからいじくるぞ」
ピエール「…そうだな…それがいいだろう」
森崎「え〜と…まずはフォーメーションだな…」
A 4-4-2
B 4-3-3
C 3-5-2
D 4-5-1
E 4-3-2-1
F その他 試したいシステムを併記してください
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
258 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:48:53 ID:wNsCVZL6
C
259 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:51:00 ID:w3jl2f4Q
C
260 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 19:12:15 ID:???
>わざわざ中盤を固める必要も無いだろう
6-4-1 → 3-5-2
あれ?中盤増えていない?…と思ったら
4-6-1 → 3-5-2 だったな
261 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 19:14:08 ID:???
Fラスボスのシロッコさんはいないのか…
262 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 19:34:46 ID:crizuSCk
>>260
そ、そういう事ですよ…ハ、ハハハw「中盤を固める」→「守りを固める」の方が違和感無いですかね。
と言う事でそういうことにして置いてください…w
>>261
うむむ…シロッコの名前が出ちまったか…とりあえず“ここ”では出ないです。
C 3-5-2
森崎「守りは固める必要は無いとは言え、どいつもこいつも何をしでかすか分からん連中だからな…
中盤でイニチアシブは取っておきたい…という事で3-5-2で行くぞ!」
−−−#−−−
−−J−H−−
−−−−−−−
−−−I−−−
G−−−−−F
−−−−−−−
−−D−E−−
−−−−−−−
−C−A−B−
−−−@−−−
263 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 19:36:12 ID:crizuSCk
シュナイダー「3-5-2と言うとこうだな…」
☆ オールスターズメンバー
森崎 シュナイダー ピエール リンダ カミーユ ドーガ ティーダ
透 真里 アルス チキ RX ジャンクマン デスマスク
J
H
の番号に起用したいFWでキャラの名前を記入してください。
*先に2票入った時点で確定。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*同じキャラで違う番号に記入した場合でも1票と扱います。その場合はランダムに配置されます。
※すいません…言い忘れてましたが森崎、シュナイダー、ピエール、リンダ、カミーユ、アルスは強制出場となります。
264 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 19:44:29 ID:jjhFtRME
Jシュナイダー
Hティーダ
265 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 19:50:11 ID:zN1zG3ZI
Jシュナイダー
Hティーダ
>>262
実際、本当にに4-6-1でしたよ
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1256564935/342
なんか変なこと言ってすみませんでした
266 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 20:09:26 ID:crizuSCk
>>265
ああ…スイマセン勘違いさせちゃいましたかね。4-6-1から3-5-2でも普通のフォーメーションよりは
中盤を固めてるのには変わらないの森崎のセリフと矛盾しちゃうって意味です。こちらこそスイマセン。
Jシュナイダー
Hティーダ
森崎「よし…ツートップは何時もどおりにシュナイダーとティーダだ!」
シュナイダー「ああ…」
ティーダ「…」
森崎「ティーダ?」
ティーダ「…あ、ああ…FW…FWッスね。了解了解…」
何時ものスタメン発表時ならばここでティーダの威勢のいい言葉を聞くはずが、そのティーダはスタメン発表にも
どこかぼんやりと考え事をしているみたいだった。無論それが何なのかは誰もが知るところだった。
森崎からの言葉にも彼としては珍しく歯切れ悪い返事を返す。
267 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 20:10:33 ID:crizuSCk
森崎「……次はトップ下とサイドだな…」
☆ オールスターズメンバー
森崎 ピエール リンダ カミーユ ドーガ
透 真里 アルス チキ RX ジャンクマン デスマスク
トップ下I
左サイドG
右サイドF
の番号に起用したいMFでキャラの名前を記入してください。
*先に2票入った時点で確定。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*同じキャラで違う番号に記入した場合でも1票と扱います。その場合はランダムに配置されます。
268 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 20:21:38 ID:dwFpbUrU
トップ下Iピエール
左サイドGリンダ
右サイドFアルス
269 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 20:27:30 ID:wNsCVZL6
トップ下Iピエール
左サイドGリンダ
右サイドFRX
270 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 20:29:08 ID:I0CGpxiM
トップ下IRX
左サイドGリンダ
右サイドFアルス
271 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 20:39:47 ID:crizuSCk
RXとアルスが2票で同票ですが、アルスが右サイドで2票を獲得してますので、
トップ下Iピエール
左サイドGリンダ
右サイドFアルス
森崎「よし…トップ下にピエールと、左にリンダで、右にアルスだ」
ピエール「分かった!」
リンダ「任せて頂戴!」
アルス「右サイドか…(しかしゾーマがどういう感じでサッカーをやるのか想像も付かないな…)」
森崎「で…ディフェンシブハーフだが…」
☆ オールスターズメンバー
森崎 カミーユ ドーガ 透 真里 チキ RX ジャンクマン デスマスク
D
E
の番号に起用したいMFでキャラの名前を記入してください。
*先に2票入った時点で確定。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*同じキャラで違う番号に記入した場合でも1票と扱います。その場合はランダムに配置されます。
272 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 20:40:29 ID:dwFpbUrU
DRX
Eカミーユ
273 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 20:41:05 ID:wNsCVZL6
DRX
Eカミーユ
274 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 21:24:41 ID:crizuSCk
DRX
Eカミーユ
森崎「左のボランチには光太郎さんで…」
RX「…」
森崎「光太郎さん?」
RX「ん?ああ…左だな分かった…」
ジャンクマン(アニキ…)
森崎(…あのシャドームーンって奴…確か光太郎さんの…親友…だったよな…)
そのRXの表情は仮面で分からないが、先程のティーダと同じく、考え事をしているみたいだった。
以前RXからシャドームーンについて聞いている森崎とジャンクマンとしてはRXの気持ちを考えると複雑な心境でもある。
森崎「…じゃあ右は…」
そこで森崎が周りを見渡すと丁度カミーユと目が合う。目は口ほどにものを言うということわざがあるが、
この時のカミーユがまさしくそうだっただろう。
森崎「カミーユ…お前に任せた」
結果、試合に出してくれと言うカミーユの瞳の圧力に森崎が折れる形となった。
カミーユ「ああ…」
森崎(こいつもこいつで何と言うか大丈夫か?余裕が無いというか…)
そんなカミーユを見て森崎はそんな事を思うが、この時の判断を森崎は後々まで引きずる事となる。
275 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 21:25:59 ID:crizuSCk
ヤン(…カミーユ…)
そしてヤンもカミーユのその様子にある種の危険性を感じていた。
シュナイダー「…残るはDFラインだな…」
☆ オールスターズメンバー
森崎 ドーガ 透 真里 チキ ジャンクマン デスマスク
左DFC
中央DFA
右DFB
の番号に起用したいMFでキャラの名前を記入してください。
*先に2票入った時点で確定。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*同じキャラで違う番号に記入した場合でも1票と扱います。その場合はランダムに配置されます。
276 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 21:31:35 ID:w3jl2f4Q
Cドーガ Aジャンクマン Bデスマスク
277 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 21:32:37 ID:wNsCVZL6
左DFCデスマスク
中央DFAドーガ
右DFBジャンクマン
278 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 22:13:34 ID:I0CGpxiM
左DFCデスマスク
中央DFAドーガ
右DFBジャンクマン
279 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 22:14:26 ID:XlRQHZo+
左DFCデスマスク
中央DFAドーガ
右DFBジャンクマン
森崎「それじゃ…DFは左からデスマスクさん、ドーガ、ジョ…ジャンクマンの何時ものメンバーだ」
デスマスク「またDFか…まぁ良かろう…」
ドーガ「ああ…ガーネフ達の好きにやらせるか!」
ジャンクマン「…ああいう奴等とやりあうのはやはり腕が鳴るな…」
ピエール「それでは言うまでも無くキーパーは…」
森崎「勿論…俺がやる!」
シュナイダー「となるとフォーメーションは…」
−−−#−−−
−−J−H−− Jシュナイダー Hティーダ
−−−−−−−
−−−I−−− Iピエール
G−−−−−F Gリンダ Fアルス
−−−−−−−
−−D−E−− DRX Eカミーユ
−−−−−−−
−C−A−B− Cデスマスク Aドーガ Bジャンクマン
−−−@−−− @森崎
フォーメーションは以上となりました。
280 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 22:15:54 ID:XlRQHZo+
続いてリンダの魔法セッティングです。
現状の魔法セット状況と作戦
リンダ ガンガンいこうぜ!!(発動率は3/4)
ドリブル オーラ(行動に+12、吹っ飛び係数2)+150消費、回数22回
パス エルファイアー(行動に+6)+50消費
タックル ブリザー(行動に+4)+40消費
カット リザイア(行動に+5、勝敗に関係なく相手のガッツをカード数値×10奪い取れる(必殺の一撃と重なる))回数13回
使用できる魔法
ファイアー(行動に+3)+20消費
サンダー(行動に+4)+30消費
ブリザー(行動に+5)+40消費
エルファイアー(行動に+6)+50消費
リザイア(行動に+5、勝敗に関係なく相手のガッツをカード数値×10奪い取れる(必殺の一撃と重なる))回数15回
オーラ(行動に+12、吹っ飛び係数2)+150消費、回数25回
A これでいい
B ステータスセット箇所を変更しよう。
C 魔法を変更しよう
D 作戦を変更しよう
*先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
※スターライトに関してはセットしなくても対ガーネフでは自動で使用となります。
※アルスに関してはシュートにギガデインのみセット固定で今回は変更出来ません。
その代わり王者の剣が(3/4で全行動+5)と変更されています。
281 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 22:40:15 ID:???
強制出場メンバーはガッツ切れで交代不可ですか
282 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 22:55:59 ID:???
えーと…後で話に挙がりますが、この試合実は交代不可になってます。
う〜ん何と言いますか、広げた大風呂敷を畳む為と言いましょうか…
この試合は試合というよりラストバトルといった感じの方がしっくり来るかもしれません。
色々制約があるのもその為です。窮屈に感じる方もいらっしゃると思いますが、
もう少し何とかできればいいとは思っているんですが、私の力量ではこれが限界かなと思ってます。
スイマセン…
283 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 22:56:33 ID:wNsCVZL6
C
284 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 23:10:38 ID:fkluXxu+
A
285 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 23:12:05 ID:jjhFtRME
A
三点先取ならこれで良いかな
286 :
キャプ森ロワ
:2010/02/12(金) 23:21:31 ID:???
Aに決定しましたところで今日はここまでです。
後は何時もの紹介挟んで試合に入りたいと思います。
この試合に関しては自分でも自由度低いなぁとは思っているんですが…
ただただ己の力量不足を思い知るばかりです…スイマセン…
それでは明日は…サーバー移転があるからどうだろう?これたら来ます。
独り言
昨日のアメトークはおもろかったなぁ…森崎はおいしいポジションだぜ…
森崎特集組んで欲しかったなぁ本当…
287 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 23:25:15 ID:???
森崎!一歩も動けず!アメ乙でした
288 :
キャプ森ロワ
:2010/02/13(土) 22:24:18 ID:???
>>287
森崎凄いいじられてましたよねw個人的には「岬君!俺が行くまで持ちこたえろ!」がツボでしたw
☆ダークスターズ
よもやラスボスはテクモオールスターか?と期待させときながらまさかの斜め上!(いや下かな…)
見ての通りラスボス連合である。作者がラスボスと考えてすぐにゾーマを思い浮かべた事から(年齢ばれそうだな…)
こういう事になったらしい。テクモオールスター期待してた方スイマセン。せっかく設定上で異世界を
舞台にしたのだからとそんな大げさな事をしなくても戦えるオールスターよりどうせならサッカーなんぞ絶対しない奴と
やるのがいいだろうとこんなチーム構成になりましたとさ。(どなたかそのうちやりそうなネタですしね…)
ゾーマ【登場作品:ドラゴンクエストV】
歴代ドラクエボスの中でもその存在感は群を抜いており、その姿、セリフ、演出、光の玉を使用しないと
隠しボス(SFC版)よりも強いなどどれをとっても正に大魔王と呼ぶに相応しい。そしてゾーマを語るには
やはりBGMの「勇者の挑戦」は外せない。当時を思い返すに作者もこの曲を初めて聞いた時
テンションが上がり過ぎて「うおおおおお!!」とか騒いでたような記憶が…ちなみに勇者の挑戦も交響曲で
いくつか出てますが、ロンフィル版が好きですね。NHK版も良いんですが録音状態が余り良くないみたいで
音が篭って聞こえるというか…あ、どうでもいいですねスイマセン。
バラモス【登場作品:ドラゴンクエストV】
ドラクエVではまずこいつを倒す事が目的とされているが、倒した後実は中間管理職だったという
衝撃の事実が明らかになる。そう考えると少し切なくなるような…SFC版だと隠しダンジョンにて量産型まで出るので、
やっぱり切ない…すぎやまこういちはFC版にてこいつの戦闘BGMが容量不足で作れなかった事を
悔やんでいたらしい。その甲斐あってかSFC版以降では立派なBGMが追加されている。
289 :
キャプ森ロワ
:2010/02/13(土) 22:25:48 ID:???
ガーネフ【登場作品:ファイアーエムブレム紋章の謎(スーパーファミコン)】
要はこいつのせいで戦争が起きているといっても過言じゃないくらいの黒幕…なはずなのだが
戦うのはいつもラスボス前。そしていつもファルシオンを持っている。1部はともかく2部でも倒さなくても
進めるので、もしかすると、かつての製作者の言うところの幻の第3部の伏線だったのかもしれない。
ちなみに某スレのこいつが初登場のMAPで死人がばたばた出ないかハラハラしております。
シャドームーン【登場作品:仮面ライダーBLACK RX】
仮面ライダーシリーズのライバルキャラとしてはその姿、ドラマ性とも相まって随一ではないかなと。
(まぁここらへんは平成を知らないので言い切るのは怖いんですが…)やはり特徴と言えば
その機械的な足音がまず挙げられるだろう。戦闘能力も高く、RXで再登場したときも一時は
RXを追い詰めていたほど。そういえば見てないですがディケイドの映画で再登場したらしいが
どうだったんだろう?
ジェクト【登場作品:ファイナルファンタジーX】
ティーダの父親で非常に親馬鹿なのだが、どうにも愛情表現が下手らしく伝わっていなかったようで、
ティーダ的にはあまり好きではなかったらしい。(後にそれの誤解は解ける)ブリッツ先取としては
必殺技に自分の名前を付けるなどどうもアレなところがあったらしいが、超一流だったらしい。
名言は「泣くぞ、すぐ泣くぞ、絶対泣くぞ、ほら泣くぞ」(´;ω;`)ブワ
※アルシオンとコインブラはあえて説明する必要も無いかなと思うのでここでは割愛で
本編でも出てますしね。
290 :
キャプ森ロワ
:2010/02/13(土) 22:26:55 ID:???
A これでいい
-------------------------------------------------------------------------
☆現在の選手達の残りガッツ/最大ガッツ☆
出場中
FW シュナイダー 1000/1000 ティーダ 900/900
MF ピエール 1000/1000 リンダ 860/860 アルス 960/960 RX 1000/1000
カミーユ 910/910
DF デスマスク 950/950 ドーガ 860/860 ジャンクマン 950/950
GK 森崎 970/970
控え ヤン 0/550 透 750/750 真理 750/750 チキ 850/850
-------------------------------------------------------------------------
この試合はハーフタイムがありません。
シュート以外の通常行動は40消費、通常シュートは80消費、必殺技は技によって異なる消費量です。
吹っ飛ばされた時は50ガッツが減ります。
ガッツが足りない時は必殺技が使えません。ガッツが99以下の場合、全判定に-5のペナルティがかかります。
ガッツが100以上でも、状況によっては疲労によるペナルティがかかる事もあります。
現在の魔法セット状況と作戦 MP60/112
アルス ガンガンいこうぜ!!(発動率は3/4)
シュート ギガデイン ギガデイン(行動に+12、吹っ飛び係数2)+180消費、MP30消費
王者の剣が(3/4で全行動+5)
リンダ ガンガンいこうぜ!!(発動率は3/4)
ドリブル オーラ(行動に+12、吹っ飛び係数2)+150消費、回数22回
パス エルファイアー(行動に+6)+50消費
タックル ブリザー(行動に+4)+40消費
カット リザイア(行動に+5、勝敗に関係なく相手のガッツをカード数値×10奪い取れる(必殺の一撃と重なる))回数13回
対ガーネフ スターライト(行動に+11、マフーを無効化)+120消費、回数∞
291 :
キャプ森ロワ
:2010/02/13(土) 22:29:36 ID:???
中途半端ですがひとまずここまで。続きは来れたら来ますが
今日はサーバー移転もあるので難しいかなと思います。
それではまた新しい移転先でお会いしましょう〜
292 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 11:44:04 ID:???
個人的にはシャドームーンは若干過大評価されてると思うんですよね
RXの時はそこそこ強かったけどBLACK時は明らかにてつをが押してましたし。普通逆だろとw
293 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 12:44:42 ID:???
シャドームーンが過大評価されてるのは、ゴルゴムの仕業に違いない!
294 :
キャプ森ロワ
:2010/02/14(日) 23:39:54 ID:???
>>292
まぁシャドームーンに関しては強さと言うよりそのドラマ性が高く評価されていると思ってます。
BLACK時は激しい死闘を乗り越えたBLACKと新兵同然のシャドームーンじゃそりゃあねぇ…ですしねw
だから尚更RXの時の強さが?なわけですがw
>>293
意外とそうなのかもwゴルゴムめ…ゆ゙る゙ざん゙!!
最終話「燃えてヒーロー」
ヤン「正直奴らがどんな事をしでかすのかは私も予測が付かないが…君たちならやれるさ…」
透「ここで応援するくらいしか出来ないけど…皆…頑張ってくれ!」
真理「リンダちゃん…」
リンダ「お姉さま…行ってきます!」
チキ「カミーユお兄ちゃん…アルスお兄ちゃん…」
アルス「そんな顔しなくても大丈夫さ…僕たちは必ず勝つ!」
カミーユ「そうだな…(絶対に…どんな事になろうとも…)」
森崎「よし…行くか!」
シュナイダー「ああ…」
残る者の言葉を受けながら森崎の号令にスタメンに選ばれた面子がセンターサークルに歩みだす。
センターサークルまで辿り付くと、ゾーマはその表情を禍々しく歪め、ガーネフも卑しい笑みを浮かべた。
295 :
キャプ森ロワ
:2010/02/14(日) 23:40:55 ID:???
ゾーマ「…思ったよりは早かったな?生贄になる事の覚悟は出来たのか?」
アルス「…それはこちらの台詞だ!お前たちはここで僕たちに倒されるんだ!」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。威勢がいいことじゃ…では始めるとするかのぉ…お互いの未来を掛けた勝負を…」
そしてガーネフが指をパチンと鳴らすと、センターサークルにボールが突如現れる。
ゾーマ「先程言ったとおり先手は貴様らにくれてやる…だがその前に…バラモス…」
バラモス「バシルーラ!!」
森崎「!?」
ゾーマの言葉に傍に居たバラモスが突如魔力を解放させる。しかしそれは目の前の森崎達を狙ったのではなく…
透「わッ…わわ!!」
真理「な、何よ!?」
チキ「うわああああん!!とんじゃう〜!!」
ヤン「くッ…(まさか奴らがこんな強硬手段に出るとは…迂闊だった…)」
この試合に出場していない4人に対してであった。そしてバラモスの魔力により4人はこの部屋から放り出されてしまった。
296 :
キャプ森ロワ
:2010/02/14(日) 23:42:20 ID:???
森崎「透さん!!提督!!」
カミーユ「チキッ!?」
リンダ「お姉さま!?」
バラモス「ぐふふふ…こちらは人数が少ないのじゃ…なればこの程度の事は許してもらわねばな。
だが安心するが良い…飛んだ先はこの城の中で命の心配は無いだろう。最も…そこらで徘徊している
ドラゴンにハラワタを食らい尽くされるかもなぁ!!ぐふふふ」
アルス「バラモス!!貴様ッ!!」
ティーダ「くそッ…早く助けに行かないと…」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。無駄じゃよ…お前たちはもはやこの部屋…いやこの陣から一歩も出る事は出来んのじゃ…
ほれ?見えんか?あれが」
ガーネフの言葉で周りをよく見渡すと、このフィールドがラインに沿って薄い膜みたいなもので覆われている事に気が付く。
リンダ「あれは…結界?」
ガーネフ「そう言う事じゃ…結局のところここから出るにはワシ等を倒すしかないと言う事じゃ…
どちらにしても無理かのぉ。ああ…一応言っておくがこの試合は3点取った方が勝ちと言うのは
あの道化者が言った通りじゃ。尚、この遊戯には勿論裁く者など居ない…お前たちの好きに遊戯を開始するがよい。
絶望の宴と言う遊戯をな…ふぉふぉふぉ」
その言葉を残してガーネフやゾーマ達は己のポジションに付くべく散り散りになる。
297 :
キャプ森ロワ
:2010/02/14(日) 23:45:06 ID:???
−−−@−−− @ゾーマ
−−−−−−−
−−−A−−− Aバラモス
−−−−−−−
−C−−−B− Cガーネフ Bシャドームーン
−−−D−−− Dアルシオン
−−E−F−− Eコインブラ Fジェクト
−−−−−−−
−−−#−−−
ティーダ「くそッ…」
シュナイダー「焦る気持ちは分かるが…今はどうにもならん…それより試合に集中しろ」
ピエール「そうだな…この試合は3点先取すれば勝利となるんだ…俺たちに出来る事は
一刻も早く点を決めてこの試合を終わらせる事だ」
シュナイダーとピエールの言葉にティーダも納得はしないものの、しぶしぶと言った体でポジションに付く。
それを見てから森崎達もフィールド上に散らばった。
298 :
キャプ森ロワ
:2010/02/14(日) 23:47:09 ID:zg5BI/I2
シュナイダー「行くぞ…」
センタサークルでのボールに対してのファーストタッチはシュナイダー。
この瞬間からオールスターズにとって最後の戦いが始まった。
ボールはシュナイダーからティーダ、そこからゲームメーカーのピエールへと渡り…
ピエール「…どういう事だ?」
そのピエールは思わず困惑に目を細めた。それと言うのもダークスターズの誰一人としてピエールに向かって
こようとしておらず、ピエールは思わず試合が始まった事を相手が理解していないのではと疑うほどだったが、
そこにゾーマの低く声とも思えない声が響き渡る。
ゾーマ「どうした?先手はくれてやると言ったはずだが…せっかくの好機をみすみす失う気か?」
ゾーマは文字通り“先手”…好きに攻めて来いと言っているのだという事をこの時になって全員が悟る。
森崎「あ、あの野郎…マジで言ってんのか?……」
A 「せっかく相手がああ言ってくれてんだ!その言葉を存分に後悔させてやれ!!」
B 「待て!これは罠だ!迂闊に攻めるな!!」
C 「この森崎有三を…舐めるなァ!!」果敢にオーバーラップを仕掛ける。
D 嫌な予感がする…時間は掛かるが今のうちに超モリサキモード第二段階目を発動させておこう。
E その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のEを支持する場合はE >>○○のように安価をつけてください
299 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 23:50:11 ID:hpKguSaY
B
300 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 23:50:25 ID:gbda5CB+
E その場からシュナイダーとツインシュート
301 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 23:51:07 ID:Zkwy2Z5I
A
302 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 23:51:13 ID:5/aj4ZvQ
D
303 :
森崎名無しさん
:2010/02/14(日) 23:52:26 ID:c597M2fM
D 嫌な予感がする…時間は掛かるが今のうちに超モリサキモード第二段階目を発動させておこう。
304 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 00:23:36 ID:X97F+OoE
D 嫌な予感がする…時間は掛かるが今のうちに超モリサキモード第二段階目を発動させておこう。
相手にまだまだ自分は余裕があるぞと言うところを見せ付けるのは森崎としても良くやる挑発方法だが、
ゾーマのそれはもはや挑発と言う次元を超えており、不可解とも言えるほどだった。
それだけに森崎の心に何となく言い知れない不安が広がる。
森崎(…あんな事をしでかすのは来生みたいなとんでもない馬鹿か……己の力に絶対的な自信を
持っているかのどっちかだ…)
そしてゾーマは圧倒的後者の方に入るというのは考えるまでも無かった。だからこそ…
森崎「ハァァァァア!!」
森崎は出し惜しみせずに己の全力を引き出す行動を取る。本来であれば段階を踏んで潜在能力を引き出すところだが、
幸い相手がすぐに攻めて来る心配は無い。その為森崎は存分に己を高める時間が得られる事となった。
一方ボールを持つピエールはゆっくりとダークスターズ陣へとドリブルで進むが、やはり全くピエールを
チェックしに来る気配すら無い。
ピエール(こいつら一体何を考えているんだ?…それほどの自信があると言うのか?…
しかしどちらにせよチャンスには違いない)
先着で
ピエールの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ ならばここは俺とシュナイダーのツインシュートで
ハート→ ここはやはりシュナイダーだ!
スペード→ ここは光太郎さんに撃ってもらおう
クラブ→ よし…ティーダに撃ってもらうぞ
JOKER→ ???
305 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 00:25:09 ID:???
ピエールの判断→
クラブ9
306 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 00:59:16 ID:X97F+OoE
ピエールの判断→ クラブ9 よし…ティーダに撃ってもらうぞ
ピエールはティーダの方をチラリと見ると、ティーダもそれに大きく頷き、一度ジェクトの方へ振り向いてから
何ともいえない表情をした後、ゴール前へと猛然と駆け込む。そしてそのティーダに合わせる様に
ピエールから山形のパスがゴール前に上がる。無論やはり誰一人としてティーダのチェックに付く者はおらず、
ゴール前にゾーマが悠然と佇んでいるだけだった。
ティーダ「その余裕…今にぶっ壊してやるッスよ!!」
そしてティーダは腰の剣を引き抜いて地面に突き立てると、それを踏み台にして宙を舞う。
ゾーマ「人間達よ…なにゆえ もがき生きるのか?
ほろびこそ わがよろこび。死にゆく者こそ美しい。
さあ わがうでの中で息絶えるがよい!」
それに対しゾーマは恐怖を煽り立てるように、憎しみを滾らせる様に、絶望を刻むように、冷然と嗤う。
「勇者の挑戦」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3834497
307 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 01:00:45 ID:X97F+OoE
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ティーダ エースオブブリッツ 39+(! card)+(! dice)=
ゾーマ セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
ゾーマ セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ティーダのエースオブブリッツが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(シュナイダーがねじ込みに)(ピエールがフォロー)(バラモスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペードなら「マヒャド(+10)」が発動します。
ゾーマのマークがクラブなら「痛恨の一撃」が発動し、カード数値が2倍されます。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
308 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 01:01:10 ID:???
ティーダ エースオブブリッツ 39+(
ハート6
)+(
3
)=
309 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 01:06:28 ID:???
あ、すいません…ティーダにフリー補正+2入れるの忘れてました。
判定はそのままで結構ですので、結果には反映させます。
まだ途中ですが、今日はここまでです。それではまた明日〜
310 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 01:08:03 ID:???
ゾーマがこんなに強いのはゴルゴムの仕業だ!乙でしたー
311 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 01:21:24 ID:???
ゾーマ セービング 40+(
クラブK
)+(闇の衣+10)=
312 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 01:41:43 ID:???
ゾーマ セービング 40+(
ハート9
)+(闇の衣+10)=
313 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 11:46:20 ID:jrYM9142
>>310
ナ ナンダッテー!! Ω ΩΩ
ティーダ エースオブザブリッツ 39+( ハート6 )+( 3 )+(フリー補正+2)=50
ゾーマ1 セービング 40+( クラブK )×2+(闇の衣+10)=76
ゾーマ2 セービング 40+( ハート9 )+(闇の衣+10)+(こごえる吹雪+12)=71
≦−2→ゾーマゴールを守る。
ゾーマ「ぬるいな…」
ティーダの渾身の超高度からのオーバーヘッドキックに対してゾーマは無造作に右腕を振るう。
そして次の瞬間にはボールがゾーマの大きな手に収まっていた。
ティーダ「…えッ?」
着地を決めるティーダがその光景に思わず呆然とする。
シュナイダー「何だと!?」
ピエール「ティーダのシュートがああも…」
それは他の面々にとってもそうである。ティーダのシュート力はオールスターズの中でもシュナイダーと
比肩し得るものであり、それが単純に防がれると言うのならまだしも、まるで通用する気配がしないというのは
ショックを受けるには十分だった。
314 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 11:47:21 ID:jrYM9142
ゾーマ「まさか…これで終わりと言うわけではあるまい?」
ゾーマはその様子に不敵な笑みを見せながら指先でボールを軽く弾くと、ボールはPA内で転々と転がる。
依然としてダークスターズの誰一人としてそのボールを取りに行こうとしない。完全に弄ばれている状態だった。
シュナイダー「くッ…!」
シュナイダーが歯をギリッと軋ませながらボールに猛然と向かう。
ゾーマ「次は貴様か…」
シュナイダー「舐めるなァ!!」
ストライカーとしての意地を、誇りを、怒りをボールに込めようとシュナイダーは右足を大きく振りかぶった。
315 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 11:48:42 ID:jrYM9142
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
シュナイダー ネオファイヤーショット 43+(! card)+(皇帝の怒り+1)+(フリー補正+2)=
ゾーマ1 セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
ゾーマ2 セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーのネオファイヤーショットが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ピエールがねじ込みに)(RXがフォロー)(バラモスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペードなら「マヒャド(+10)」が発動します。
ゾーマのマークがクラブなら「痛恨の一撃」が発動し、カード数値が2倍されます。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
316 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 11:50:57 ID:???
シュナイダー ネオファイヤーショット 43+(
ハート8
)+(皇帝の怒り+1)+(フリー補正+2)=
317 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 11:58:38 ID:???
ゾーマ1 セービング 40+(
JOKER
)+(闇の衣+10)=
318 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 12:11:52 ID:???
ゾーマ2 セービング 40+(
スペード9
)+(闇の衣+10)=
319 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 12:16:45 ID:???
こんなに(引き的な意味でも)強いゾーマを倒すには光の玉しか無い…!
でも光の玉なんて無いからやっぱり代用品で…w
320 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 12:26:46 ID:???
まだ最後の手段がある…!
メドレー歌うか
321 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 13:09:15 ID:jrYM9142
>>319
これが大魔王の威厳…この引き…凄まじすぎる…代用品は…
森崎「くらえこれが俺の光の玉だ!!」ゾーマ「なんだその小さき玉は?」森崎「orz」
>>320
メドレーだともしかしたら奇跡が起きるかもしれませんねw
シュナイダー ネオファイヤーショット 43+( ハート8 )+(必殺無効化-12)=39
ゾーマ1 セービング 40+( JOKER )+(闇の衣+10)=65
ゾーマ2 セービング 40+( スペード9 )+(闇の衣+10)+(マヒャド+10)=69
「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
≦−2→ゾーマゴールを守る。
シュナイダー「ネオファイヤーーーッ!!」
ゾーマ「ふッ…」
渾身の力を振り絞って今まさに右足を振り下ろそうとしたとき、シュナイダーに向かってゾーマが指先を突きつけると、
その指先から何かの波動がほどばしりそれがシュナイダーを覆いつくす。
シュナイダー「な…んだ…これは?」
その波動に貫かれそれまで溜めていた力の全てが根こそぎ剥ぎ取られるような感覚をシュナイダーは覚えた。
その状態でインパクトしたシュートは到底必殺シュートと呼べる威力の代物ではなく、
322 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 13:10:20 ID:jrYM9142
ゾーマ「マヒャドッ!!」
続けざまに容赦無く放つ魔力の氷の壁の前にゾーマの手にすら渡る事無く阻まれてしまう。
ゾーマ「…これでは魔法を使うまでも無かったな…わはははは!!」
そうしてゾーマの人を蔑む哄笑が響く中、
RX「くそッ!!ゾーマめ!!ならば次は俺が相手だ!!」
怒りを漲らせRXが途中ロボライダーに形態を変化させながらPA内に転がるボールに向かってダッシュする。
ゾーマ「ほう…貴様なら少しは楽しませてくれるか?」
ロボ「ほざけ!!貴様たちの悪事に踊らされた人たちのためにも俺が貴様を打ち砕いてやる!!」
そしてロボライダーは右足を大きく振りかぶった。
323 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 13:11:56 ID:jrYM9142
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ロボ ハードショット 50+(! card)+(フリー補正+2)=
ゾーマ1 セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
ゾーマ2 セービング 40+(! card)+(闇の衣+10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ロボライダーのハードショットが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ピエールがねじ込みに)(アルスがフォロー)(バラモスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペードなら「マヒャド(+10)」が発動します。
ゾーマのマークがクラブなら「痛恨の一撃」が発動し、カード数値が2倍されます。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
324 :
モリブレム
◆lT1/XKcIlo
:2010/02/15(月) 13:14:38 ID:???
ロボ ハードショット 50+(
スペード6
)+(フリー補正+2)=
奇跡よ…
325 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 13:26:16 ID:???
ゾーマ1 セービング 40+(
ダイヤ6
)+(闇の衣+10)=
326 :
キャプテン岩見
:2010/02/15(月) 13:30:14 ID:???
ゾーマ2 セービング 40+(
スペード3
)+(闇の衣+10)=
327 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 15:03:01 ID:???
何このラスボス・・・一回くらい負けてしまうのもありかもしれないくらい強いw
328 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 20:16:15 ID:???
そうだ、てつをはロボではなく「俺は太陽の子、ア゛ールエ゛ッ!!」になれば良くね?
329 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 22:27:22 ID:???
そうだレベル上げだ!
330 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 22:40:14 ID:???
しょうがねぇ、やくそうを擦り付けるぞ
331 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:00:13 ID:???
>>324
モリブレムさんのおかげでロボライダーのスキル「奇跡」を記載し忘れていた事に気が付きました。スイマセン。
と言ってもスキル扱いなので発動してもいてつく波動で無効化されるんですが…
>>327
まぁラスボスですからねぇ…寧ろここで決められたらどうしようとびくびくしてましたw
>>328
むむむ…ま、まぁそうなったら見も蓋も無いということで…ご勘弁をw
>>329
まぁやられたらレベル上げは常套手段ですよね〜。私は結構低レベルでごり押し派でしたがw
>>330
ちょwそれ闇の衣剥がないと意味なしw
ロボ ハードショット 50+( スペード6 )+(必殺無効化-10)=46
ゾーマ1 セービング 40+( ダイヤ6 )+(闇の衣+10)=56
ゾーマ2 セービング 40+( スペード3 )+(闇の衣+10)+(マヒャド+10)=63
「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
≦−2→ゾーマゴールを守る。
ロボライダーは右足を振り下ろしシュートを放つと、
ロボ「ボルテックシューター!!」
すかさず右手にボルテックシューターを出現させるために光を集める。
ゾーマ「フン…!」
それに対しゾーマは先ほどのシュナイダーの時と同じく、指先を突きつけ波動をほどばしらせる。
332 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:01:56 ID:???
ロボ「な…なにィ!?」
その波動がロボライダーを貫くと右手に集まっていた光が雲散霧消してしまった。
そしていくら強力だとしてもボルテックシューターによる威力の後押しが無ければ…
ゾーマ「マヒャドッ!」
先ほどのシュナイダーと同じくゾーマが生み出す魔法の氷の壁の前に阻まれてしまう。
そしてゾーマは右腕をなぎ払いその氷の壁を粉砕しながらボールを掴む。
ロボ「くッ…!」
超モリサキ2「化け物が…!」
シュナイダー「な、何て奴だ…」
ジャンクマン「う、嘘だろ?…アニキの力がまるで通じないなんて…」
ティーダ、シュナイダー、そして今のロボライダーのシュートを完全に、それも圧倒的な形でゾーマは防いだ。
それは事実上オールスターズの攻撃力が通用しないと宣告されたに等しい。それによって蔓延する不安と言う感情。
その感情にゾーマは満足そうな笑みを浮かべ、
ゾーマ「わはははは!!いいぞ…いいぞ!貴様らのその不安に満ちた表情…それこそが我が糧となる!
さぁ…もっとわしに貴様らの負の感情を見せてみろ!…バラモス!奴らの絶望をわしに捧げよ!!」
333 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:03:17 ID:???
ゾーマの呼号により今まで一切の動きを見せなかったダークスターズが一斉に動き始めた。
そしてゾーマが指でボールを弾くと左サイドの方へ陣取っていたバラモスに渡りバラモスは地響きを立てながらドリブルを始める。
しかしそれはドリブルと言うより普通に歩いていると言った方が正確であっただろう。実際バラモスはボールを蹴って
進めているのではなく、その巨体での歩みによる地響きでボールを進めていたのだから。
アルス「バラモスッ!」
しかしそのバラモスに同サイドのアルスがすかさずその正面に立つとバラモスは一旦歩みを止める。
それほどまでに目の前の自分の何分の一かの大きさしか持たない矮小なはずの人間が放つ気迫は凄まじかった。
だがバラモスもかつて魔王と呼ばれた存在。気圧されたのは一瞬の事で、その気迫を押しつぶさんと
怒気と殺気を込めながら目の前の存在を威嚇する。
バラモス「ぐふふふ…勇者よ貴様らがいくら逆らおうがわしやゾーマ様には叶わぬとまだ分からぬか?」
アルス「そんな事…分かってたまるものかッ!!」
お互いに不倶戴天の天敵。勇者と魔王の戦いが今再び始まろうとしていた。
『戦いのとき』
ttp://www.youtube.com/watch?v=tGt_6bxiqJg
334 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:04:23 ID:???
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
バラモス ドリブル 27+(! card)=
アルス タックル 25+(! card)+(勇者ロト+2)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→バラモスドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(シャドームーンがフォロー)(ピエールがフォロー)(カミーユがフォロー)
≦−2→アルスボール奪取
【
>>13-14
以外の補足・補正】
バラモスのマークがダイヤなら「バシルーラ」が発動し、バラモスのカード数値が相手より勝っていると無条件勝利となります。
バラモスのマークがハートなら「メラゾーマ(+11)」が発動します。
バラモスのマークがスペードなら「イオナズン(+10)」が発動します。
バラモスのマークがクラブなら「もえさかる火炎(+9)」が発動します。
アルスのカードがダイヤ、ハート、スペードの場合「王者の剣(+5)」が発動します。
アルスは「勇者の盾」の効果で魔法やブレスの数値を半減(端数切捨て)させることが出来ます。
※アルスはバシルーラを無効化出来ます。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
335 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:05:47 ID:ZeE12Saw
おっと上げ忘れてた…
336 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 23:06:26 ID:???
バラモス ドリブル 27+(
クラブJ
)=
337 :
森崎名無しさん
:2010/02/15(月) 23:08:10 ID:???
アルス タックル 25+(
スペード5
)+(勇者ロト+2)=
338 :
キャプ森ロワ
:2010/02/15(月) 23:18:59 ID:???
今日はここまでです。ここまでお付き合いくださってありがとうございます!
それではまた明日〜
339 :
森崎名無しさん
:2010/02/16(火) 00:33:41 ID:???
乙でした!バラモスの必殺強え!
340 :
キャプテン三杉
◆ku3QkLRGJw
:2010/02/16(火) 03:06:08 ID:???
乙でしたー。
勝てる気がしないゾーマ&バラモス、一体どうなってしまうのか。
341 :
キャプ森ロワ
:2010/02/16(火) 23:51:26 ID:IezIquJo
>>339
バラモスやゾーマの必殺数値がRXとかと比較して高いのは勿論バランス的な事もありますが、
一応ちゃんとした理由もあります。チラッとガーネフに言わせましたがRXはこの世界では力を抑えられていると言う設定です。
でないとパワーバランスがおかしくなっちゃいますしね。RXが本気を出せば闇ゾーマでも対等というか寧ろ勝てるんじゃね?
ですからねwなので必然的に魔法を使うアルスやリンダの必殺数値も高くなっていると言うわけです。
>>340
それ位“強い”と感じられないとラスボス(笑)とかなりかねませんからねwラスボスはラスボスらしくが
この試合のコンセプトでもあります。
バラモス ドリブル 27+( クラブJ )+(もえさかる火炎+9)=47
アルス タックル 25+( スペード5 )+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)+(勇者の盾+5)=42
≧2→バラモスドリブル突破。
バラモスが大きく息を吸い始める。それを見てバラモスが何をしようとしているのかすぐ悟ったアルスはその場から大きく飛び退き、
アルス「はぁぁぁぁっ!!!」
バラモス「かぁぁぁぁぁッ!!」
王者の剣を腰だめに構えそれを横薙ぎに振るうのと、バラモスが口から大量の火炎を吐き出すのはほぼ同時であった。
王者の剣から巻き起こる烈風とバラモスの吐いた火炎がぶつかり合い渦を巻くが、バラモスの火炎の範囲は広く、
烈風に巻き込まれなかった残り火がアルスを襲う。
アルス「くッ…」
アルスはそれをやむを得ず勇者の盾で防ぐが、その隙にアルスのその様子を嘲笑うかのようにバラモスが通り抜ける。
バラモス「ぐふふふ…さてそろそろ人形にも働いてもらわねばな」
そしてバラモスはそのボールを突如中央に蹴り入れると、それに対しアルシオンが向かってきており、
ボールをトラップし、すぐさまドリブルを開始する。
342 :
キャプ森ロワ
:2010/02/16(火) 23:52:51 ID:IezIquJo
シュナイダー「あいつか…!」
ピエール「間に合うか…?」
ティーダ「くっそォ!!」
RX「絶対に止める!!」
そのアルシオンを追おうと前線から全力で戻りを見せるシュナイダー達だったが、ティーダとロボから形態を
変化させたRXにそれぞれジェクトとシャドームーンが彼らの動きを阻む。
ティーダ「くそッ…オヤジ…そこをどいてくれよ!」
RX「邪魔をするな!シャドームーン!」
しかし彼らの叫びに対してかわらず無言を通すジェクトとシャドームーン。一方左サイドでは
リンダとガーネフがお互いに牽制しあって膠着状態となっていた。
ガーネフ「貴様は戻らんで良いのか?ミロアの娘よ」
リンダ「…私の役目はお前を抑えることよ!…それにシュナイダーやピエールは負けないわ!」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。ならばそこで見てるが良い…仲間が敗れ去る様をな」
そのガーネフの言葉にリンダはキッと睨み付けるが、それ以上何か言葉を発する事はなかった。
もはや話す事など無いと考えたようである。その様子をガーネフは鼻で笑った。
343 :
キャプ森ロワ
:2010/02/16(火) 23:53:57 ID:IezIquJo
アルシオンを追っていたシュナイダーとピエールの差が段々と縮まってくる。後少しすれば完全に彼らのタックルの
間合いとなる。しかし余りに簡単に追い付きすぎるため二人の中に違和感が生じていた。
シュナイダー「…ピエール、気が付いているか?」
ピエール「ああ…どうやらわざとゆっくりとドリブルしているな…」
シュナイダー「舐められたものだな…」
そしてその違和感の正体がアルシオンがわざと追い付かせたのだと気が付くのはそう難しい事ではなかった。
そしてそのアルシオンにはこの試合ボランチのポジションに入っているカミーユが向かっている。
このまま行けばカミーユと挟み撃ちで尚且つ3対1という圧倒的優位な立場を作れる。
しかしそんな状況でもアルシオンをフォローしようとするものは誰一人おらず、コインブラがゴール前に
駆け込んでいるだけである。
アルシオン「……」
シュナイダー「どれ程のテクニックを持っているかは知らんが…」
ピエール「ここで止めさせてもらう!!」
カミーユ(くそッ…何だ?さっきから…この感覚は…)
344 :
キャプ森ロワ
:2010/02/16(火) 23:55:28 ID:IezIquJo
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン ドリブル 34+(! card)=
シュナイダー タックル 28+(! card)+(皇帝の怒り+1)=
ピエール タックル 30+(! card)=
カミーユ タックル 18+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオンドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(コインブラがフォロー)(ジャンクマンがフォロー)(アルスがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。
【
>>15-16
以外の補足・補正】
アルシオンのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
シュナイダーのマークがダイヤ、ハート、スペードで「エンペラータックル(+3&吹っ飛び係数2)」が発動します。
ピエールのカードがダイヤかクラブの場合「紳士のタックル(+3)」が発動します。
紳士のタックルはクラブ発動時、数値で勝利の場合反則にはなりません。
※カミーユのスキル「ニュータイプ」は発動不可状態となっています。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
345 :
森崎名無しさん
:2010/02/16(火) 23:55:51 ID:???
アルシオン ドリブル 34+(
ダイヤ7
)=
346 :
TSUBASA DUNK
:2010/02/16(火) 23:56:41 ID:???
シュナイダー タックル 28+(
スペード4
)+(皇帝の怒り+1)=
347 :
森崎名無しさん
:2010/02/16(火) 23:58:04 ID:???
ピエール タックル 30+(
ダイヤ7
)=
348 :
森崎名無しさん
:2010/02/16(火) 23:58:52 ID:???
カミーユ タックル 18+(
JOKER
)=
349 :
キャプ森ロワ
:2010/02/17(水) 00:03:50 ID:???
うはw何故ここで無意味に張り切るんだカミーユ君wと言う事で今日は短いですが
コレだけとなります。それではまた明日〜
350 :
森崎名無しさん
:2010/02/17(水) 00:14:44 ID:???
さすがニュータイプ乙でしたー
351 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 00:01:56 ID:???
>>350
ニュータイプの修羅場が見れるぞ!?
アルシオン ドリブル 34+( ダイヤ7 )+(芸術的なドリブル+5)=46
シュナイダー タックル 28+( スペード4 )+(皇帝の怒り+1)+(エンペラータックル+3)=36
ピエール タックル 30+( ダイヤ7 )+(紳士のタックル+3)=40
カミーユ タックル 18+( JOKER )=33
≧2→アルシオンドリブル突破
アルシオンに追い付いたシュナイダーとピエールは、チェックに来ていたカミーユと三人でアルシオンを囲い込み
激しくチェックに行くのだが、アルシオンは三人がかりをものともせずに、まずは左右にキレのあるフェイントで
シュナイダーを翻弄すると、ピエールに対しては態勢を崩したシュナイダーの体を上手くブラインドに使いながら牽制する。
そして二人が苦し紛れに放ったタックルを華麗にジャンプでかわしてみせる。
シュナイダー「くッ…!」
ピエール「止められなかった…!」
超モリサキ2「くそったれ!シュナイダーとピエールをああも簡単にあしらうか!」
決勝戦で戦ったズィーコが相手の出方を待つ後の先のドリブルとするならば、今のアルシオンは自らが積極的に仕掛ける
先の先のドリブルといえる。そしてそのテクニックはズィーコには及ばないものの、年齢の事もあってかキレは
ズィーコ以上と言えた。
そして着地の所を狙って残ったカミーユがタックルを仕掛けるが、元々のテクニックに差がありすぎる為、
そのタックルはアルシオンが半身ずらしただけでかわされてしまう。
カミーユ「くそッ……くぅ…ま、まただ…」
しかしカミーユは尚も諦めようとせずに即座に立ち上がろうとするが、脳みその中身を鈍器で叩いたような頭痛が
カミーユを襲い、その場で思わず頭を押さえる。
カミーユ(何なんだこれは…この試合始まって更に酷くなっている…)
352 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 00:02:58 ID:693+d9ME
リンダ「そんな…」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。言ったとおりになったのぉ。(ゾーマの奴も中々やりおる…あやつらの希望をああやって
一つ一つ剥ぎ取っていくか…この分じゃと“アレ”は使わなくても良さそうじゃ…ふぉふぉふぉ)」
そして三人を抜き去ったアルシオンは前線にひた走るコインブラにパスを渡す。そして今度はボールを受け取った
コインブラがドリブルを仕掛けてきた。位置的にはもうじきPAという所である。
超モリサキ2「くそッ…あのコインブラってのは確かフィニッシュシュートを持ってやがったよな…
かといって個人技も出来ないわけじゃないし…どうする?」
A 「DF全員で仕掛けるんだ!」コインブラにDF陣を仕掛けさせます。
B 「そのままPA内で待機だ!」DFと一緒に必殺シュートに備えます。
C 「俺があいつを止める!!」超モリサキがコインブラに仕掛けます。
D 「全員で掛かるぞ!!」DF陣と超モリサキの全員でコインブラに仕掛けます。
E その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のEを支持する場合はE >>○○のように安価をつけてください
353 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 00:05:36 ID:TKRJ/Gb+
B
354 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 00:12:05 ID:KQ0zPms2
A
355 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 00:12:43 ID:wjPVm1ec
B
356 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 00:18:35 ID:???
Bに決まったところで短くてスイマセンが今日はここまでです。
最近地味に忙しくて困る。それではまた明日〜
357 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 01:18:25 ID:???
おつかれでした!
358 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 22:31:10 ID:tVX6m712
>>357
いつもながらどうもです!
B 「そのままPA内で待機だ!」DFと一緒に必殺シュートに備えます。
超モリサキ2「(ウチのDF陣じゃあいつに向かわせても個人技に対処出来ないだろうからな…
ならばブロック勝負の方が分があるか…?)奴にはミドルがあるぞ!そのままPA内で待機だ!」
デスマスク「ちッ!相も変わらずブロッカーか…」
ドーガ「俺としてはこっちの方がありがたい!」
ジャンクマン「さぁ…来るなら来い!!今度はこっちが止めてやる!!」
超モリサキの指示にオールスターズDF陣はコインブラのシュートコースを塞ぐように聳え立つ。
それを見たコインブラは…
先着で
コインブラの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート→ 右足を振りかぶる。超モリサキの目論見どおりミドルシュートだ!
スペード→ 裏をかいてそのままPA内に進入して来る!
クラブ→ その場でボールを軽く上げて…後ろからアルシオンも駆け込んできた?
JOKER→ ここでバックパス?…な、なにィ!?ゾーマがオーバーラップだとぉ!?
359 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 22:32:20 ID:???
コインブラの判断→
ハート3
360 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 22:50:38 ID:tVX6m712
コインブラの判断→ ハート3 右足を振りかぶる。超モリサキの目論見どおりミドルシュートだ!
PA内に進入するのは困難と見たか、フリーでミドルシュートを狙える位置だったからか、コインブラは
超モリサキの目論見どおりその場から右足を大きく振りかぶる。
超モリサキ2(よし…!狙いはドンピシャだ!後は…)
☆どのセービング方法でいきますか?*先に2票入った選択肢に決定します。ageでお願いします。
A がんばりダイビング (カードの数字に固定で+8します。) ガッツ消費202
必殺パンチングです。通常のパンチングよりは味方のフォロー率が高いです。
B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費270
必殺キャッチです。ただし成功しても相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
C パンチング (カードの数字に固定で+5します。) ガッツ消費108
ランダムで「するどいパンチング・LV2」が発動し、さらに(+2)される可能性もあります。
ただし味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。
D キャッチング (カードの数字に固定で±3します。) ガッツ消費54
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
E 悟りセービング 数値に関係なく、まったくのランダムでセービングします。
成功確率は13分の4で、既に上限に達しています。絶体絶命の時に一か八かで。
悟りポイントがセーブの成功の場合+3されます。
------------------------------------------------------------------------------------------
超モリサキ2 セーブ力・30+(超化+3)
コインブラ マッハシュート・45
超モリサキ2ガッツ 970/970
※どのセービングでも1/4で「そう何度も抜かれてたまるかぁ!」(セーブ力+3)が発動します。
361 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 22:51:54 ID:KQ0zPms2
B
362 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 22:53:29 ID:W4XzJuho
B
363 :
キャプ森ロワ
:2010/02/18(木) 23:07:28 ID:tVX6m712
B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費270
超モリサキ2(先制点は絶対やるわけには行かないんだ…ここは全力で行く!!)
ジョアンに見せられたコインブラのプレイを思い出しながら超モリサキは腰を深く落としす。
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
コインブラ マッハシュート 45+(! card)=
デスマスク ブロック 23+(! card)=
ドーガ ブロック 31+(! card)=
ジャンクマン ブロック 26+(! card)=
超モリサキ2 がんばりセービング・改 40+(! card)+(超化+3)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→コインブラのマッハシュートが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがねじ込みに森崎は倒れている)(ゴールラインを割ってコーナーキック)(カミーユがフォロー)
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
コインブラのマッハシュートには吹っ飛び係数4が付いています。
ドーガのマークがダイヤ、ハートの場合「大盾LV2(+3)」が発動します。
(数値で敗北しても、カード数値/4の分シュート力を弱める(端数切捨て)
相手とドーガの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
デスマスクのマークがダイヤなら「積尸気冥界波(相手の行動を-4)」が発動します。
更に積尸気冥界波を発動且つ、デスマスクが勝利すると、冥界波を受けたキャラは次回の判定で-4されたままです。
超モリサキ2のカードがダイヤで「そう何度も抜かれてたまるかぁ!+3」が発動します。
364 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:07:58 ID:???
コインブラ マッハシュート 45+(
スペード8
)=
365 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:08:08 ID:???
コインブラ マッハシュート 45+(
ダイヤA
)=
俺のトラウマ来たよw
366 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:09:50 ID:???
デスマスク ブロック 23+(
ダイヤ10
)=
367 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:10:10 ID:???
ドーガ ブロック 31+(
スペード3
)=
368 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:11:08 ID:???
ジャンクマン ブロック 26+(
スペードQ
)=
369 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:11:17 ID:???
超モリサキ2 がんばりセービング・改 40+(
ハート3
)+(超化+3)=
370 :
森崎名無しさん
:2010/02/18(木) 23:37:05 ID:???
さすがズィーコは格が違った
371 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 00:03:12 ID:???
むう・・・
せっかく積尸気冥界波が発動して、止められるチャンスだったのに・・・
372 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 00:59:05 ID:???
>>365
確かにトラウマだw倍速ドリブルでマーク誰もつけない状態からマッハシュート…正直2ではこいつに
ボールが渡った時点で諦めてましたwでもシリーズを重ねるごとに弱体していくのがなんとも…5なんてリストラですよ…
>>370
でも名前を使ってる割にはプレースタイルがまるで違うんですよねwいやどっちも好きですがw
と言うかどっちもウチのスレで扱っちゃいましたからねw
>>371
珍しく発動したと思ったら森崎がそれ以上にヘタレた件について。
うむむ…何とか次を書き上げたかったですがそろそろ瞼が…
なので続きは申し訳ないですが明日と言う事で…明日は結構時間が取れる予定なので、
一気に進めたいなぁ…(遠い目で…)それでは〜
373 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 01:06:32 ID:???
乙でしたー焦らんでいいから体調大事にね
374 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 19:30:22 ID:OnuocKO6
>>373
何という暖かい言葉…万年だるい病という不治の病にはかかっておりますが体調の方は大丈夫です!
まぁ焦っているつもりはないんですが…徐々に積まれていくゲームを見ると…?w
コインブラ マッハシュート 45+( スペード8 )+(積尸気冥界波-4)=49
デスマスク ブロック 23+( ダイヤ10 )=33
ドーガ ブロック 31+( スペード3 )=34
ジャンクマン ブロック 26+( スペードQ )=38
超モリサキ2 がんばりセービング・改 40+( ハート3 )+(超化+3)=46
≧2→コインブラのマッハシュートが突き刺さる。
デスマスク「積尸気冥界波!!」
コインブラの右足が振り下ろされるのに先んじて自らの奥義を行使するデスマスク。冥界波の負のオーラは確実に
コインブラを捉えるが、コインブラはそれを意に介した様子も無く右足をそのまま振りぬくと…
デスマスク「何!?…あじゃぱァーッ!!」
ドーガ「…え?ぐわァッ!」
ジャンクマン「へッ?…ウギャア!!」
コインブラの右足から放たれたシュートは来ると分かって構えていたにも拘らず、ボールを見失うほどの
驚異的な速度で打ち出され、気が付いたときにはブロッカー達纏めて吹き飛ばされていた。しかしブロッカー達が
吹き飛ばされたお陰で超モリサキにはシュートコースがはっきりと見え、そのコースにダイビングしながら
両腕を突き出すのだが、突如目の前からボールが消えた。
超モリサキ2「なにィ!ボールがきえた!?」
余りの非現実的な光景に思わず驚愕の言葉が飛び出る超モリサキ。見失ったわけでもなく、急激に逆方向へ変化が
付いたというわけでもない。文字通り超モリサキの目の前からボールが消えうせた。しかしそれは一瞬の事でボールは
再び現れる。ボールが消えていた時間自体はそれほど長いものではなかったが、超モリサキにとっては
その一瞬こそが致命傷で、反応が遅れた超モリサキの両腕はボールを掠めるに留まり、オールスターズのゴールネットを揺らした。
375 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 19:32:04 ID:OnuocKO6
超モリサキ2「くそったれがぁッーー!!」
ゴール前に横たわったまま悔しさから地面を叩く超モリサキ。確かに強烈なシュートだったが、絶対に取れない
シュートではなかったと言う思いがある。それだけにボールが消えた事に簡単に動揺してしまった自分が情けなかった。
シュナイダー「くそッ…相手の方が少ないと言うのに先制点を許してしまったか…」
ピエール「完全にやられた…それも殆ど二人で崩されたようなものだ…」
RX「くッ…」
ティーダ「まだ…まだッス!まだ1点取られただけで…」
アルス(…ゾーマめ…こうやって力を違いを見せ付けてじわじわと僕たちを嬲るつもりか?…だがそうはさせない…!
…しかし…どうする?光の玉が無い今…ゾーマから闇の衣を剥ぐ手段が無い…あれがあるうちはこちらの攻撃は…)
そして先制点を許したことは超モリサキだけではなく、他のメンバーにとっても少なからずショックを与えていた。
今の1点は完全に相手の力が上だという事を否が応でも知らされたからだ。
超モリサキ(くッ…皆…)
A 「まだだ!まだたかだか1点取られただけだ!試合はこれからだろう?」チームメイトに檄を飛ばす。
B 「……」無言でボールをセンターサークルに置きに行く。
C 「ダメだ…やつらは強すぎる…勝てねぇよ…」思わず弱音が漏れる。
D その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください
376 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 19:33:08 ID:p505YQdg
A
377 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 19:33:24 ID:0pmcu2j6
A
378 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 22:34:43 ID:hGkbbAsY
A 「まだだ!まだたかだか1点取られただけだ!試合はこれからだろう?」チームメイトに檄を飛ばす。
確かに相手の方があらゆる面で上を行っているのかも知れない。それでも超モリサキには諦めると言う選択肢は許されない。
彼はこのチームのキャプテンなのだ。そして引けない理由は他にもある。オールスターズと言うチームは望む、望まざるに拘らず、
敗北していったチームの思いを全て引き継いでここにいる。その中には自分たちにとって大切な人も含まれているのだ。
だからこそ彼は叫んだ。
超モリサキ2「まだだ!まだたかだか1点取られただけだ!試合はこれからだろう?」
超モリサキの言葉に俯いていたチームメイトの顔が上がる。
超モリサキ2「まだ俺は諦めちゃいねぇ…諦めるわけにはいかねぇんだ…次は必ず止めてやる…!」
その言葉は自分に言い聞かせていた部分が大半だっただろうか、彼とてまだ少年と言ってもいい年齢。
不安に思わないわけが無いのだ。
シュナイダー「フッ…誰が諦めるだと?」
ピエール「そうだな…まだ俺たちは負けたわけじゃないんだ…」
RX「そうだとも!森崎の言うとおりだ!!まだ…終わりじゃない!!」
デスマスク「フン…そのまま沈んでいたら俺が性根を叩きなおしてやったものを…」
379 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 22:36:19 ID:hGkbbAsY
しかし超モリサキのそれを押し殺してチームを鼓舞する姿はチームメイトにも確実に伝わり、表情に生気が戻る。
そしてこのまま勢いに乗ろうかと言うところでガーネフの笑い声が響き渡った。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。これだけ力の違いを見せ付けられても立ち向かおうというのか」
リンダ「…何が可笑しいの?」
ガーネフ「なぁに…貴様たちの空元気な姿が余りにも滑稽でな…まだ地獄はこれからじゃというのに…」
ガーネフの言葉と共に地面に描かれていた文様が突如赤く光り輝き、そして部屋全体が揺れ始めた。
カミーユ「……ぐッ…な、何だ?…(こ、これは…ロンド・ベルの皆?…いやそれだけじゃ…)」
それに反応を見せるカミーユ。その感受性は彼に懐かしい存在を感じさせるが、同時にそれらが感じている
痛み、恐怖、絶望と言った負の感情までもカミーユに伝えており、たまらず頭を抱えてその場にうずくまった。
リンダ「…ま、まさか…」
ドーガ「う、嘘…だろ?」
そして揺れと共にその紋様の中心点、センターサークル辺りから這い出てくる異形のモノに“ソレ”を知っている
リンダとドーガの表情が青ざめた。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。…そうじゃ…暗黒竜メディウスの復活じゃ!」
その異形のモノはかつてアカネイア大陸を恐怖と絶望で支配した暗黒竜メディウスであった。
380 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 22:37:55 ID:hGkbbAsY
一方その頃…
ヤン「はぁ…はぁ…全く…何で…こっちに、来て、から、走ってばっかりなんだ?…ええ?」
真理「そんな無駄口叩いてる暇があったら足を動かしてくださいよ!!」
バラモスに飛ばされたヤン達4人は必死に走っていた。何故走っているのか。その理由は彼らの後方にあった。
透「ま、また増えてる…」
透が後方を見ながら呟く。その視線の先には…所狭しと彼らを狙う魔物達の姿が在った。その数は尚増え続けている。
チキ「うぅ…こうなったらチキが…!」
真理「だ、ダメよチキちゃん!いくらチキちゃんでもあの数は…」
チキ「うぅ…でもぉ…」
神竜石を取り出して変身しようとするチキを真理が押し留める。確かにチキが神竜に変身すればこの城にいる
魔物位ならば軽くあしらえるだろう。しかしそれは数が少なければの話だ。いかに神竜が圧倒的な力を誇っていても
チキの神竜に変身できる時間は限られているため、多くの魔物を相手をするには彼女の能力は向いていないのだ。
今追われている数の魔物を相手にすれば、変身が解けるほうが確実に先であろう。
381 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 22:39:15 ID:hGkbbAsY
透「で、でもどうするんだよ?このまま逃げ続けてもいずれは…」
ヤン「……」
しかし透の言うようにこのまま逃げ続けるのも無理だという事も4人とも分かっている。ヤンがいるからだ。
前の試合でただでさえへばっている所に更に鞭を打つ様に体を酷使しているのだ。そう遠くない内に
体が動かなくなるのはヤンが一番良く知っていた。だがそれが訪れるよりも先に…
透「げッ!!」
真理「う、嘘!!行き止まり!?」
壁が彼らの行く手を阻む。辺りを見回すがどこにも通路が見当たらず、完全に袋小路になっていた。
そして後方からはにじり寄る魔物達。将棋で言うと完全に詰みの状態になっていた。
ヤン(…さて…どうしたものかな?)
そんな中でもヤンだけは何時ものように後頭部を掻きながら考えを張り巡らせていた。生き残るために。
382 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 22:40:40 ID:hGkbbAsY
試合開始時と同じく試合再開時もシュナイダーがファーストタッチ。そしてボールはティーダからピエールと
これまた同じ。そしてボールを持ったピエールはメディウスを新たに加えたダークスターズを見据える。
−−−@−−− @ゾーマ
−−−−−−−
−−−A−−− Aバラモス
−−−−−−−
−C−G−B− Cガーネフ Gメディウス Bシャドームーン
−−−−−−−
−−−D−−− Dアルシオン
−−E−F−− Eコインブラ Fジェクト
−−−#−−−
ピエール(…くッ…ただでさえ圧倒されていたところに又新たな魔物……勝てるのか?俺たちは…
いや…弱気になるな!エル・シド・ピエールよ…気持ちで負けたらそれこそ勝てなくなってしまうぞ!)
そして心を強く持ち直しドリブルを開始する。
超モリサキ2「…諦めないと言ったはいいが…それだけじゃどうにもならん…何とかしないとな…
まずは突破口を開かないと…」
A ここはピエールの判断に任せよう…
B 「光太郎さんと攻めあがれ!!」
C 「左サイドのリンダを使うんだ!」
D 「一か八か仕掛けてみるか…?オーバーラップを」
E よし…超モリサキモード第三段階目を発動させる。
F 超モリサキモードは解除しておこう…
G その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のGを支持する場合はG >>○○のように安価をつけてください
383 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 22:41:31 ID:qwPXkt2g
E
384 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 22:48:45 ID:x7WB2Blo
B
385 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 22:49:52 ID:uc8+3Lrc
A
386 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 22:49:54 ID:5B8kPmgM
E
387 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 23:06:57 ID:hGkbbAsY
メディウス【登場作品:ファイアーエムブレム紋章の謎(スーパーファミコン)】
一応竜じゃなくてモグラの方です。初めて見たときはこれがラスボスかと余りのかっこ悪さに萎えたものです。
まぁ今ではあれはあれで好きですが、2部ではモグラの量産型が結構出てくるのが面倒。こちらの攻撃が半減されるし。
しかし伝説の武器ならまだしもデビル系にやられるのはラスボスとして可哀想かなぁとも思います。
ちなみにDS版でハードだとマルスは2回攻撃を食らいますので要注意!
E よし…超モリサキモード第三段階目を発動させる。
超モリサキ2「もう温存とか言ってる場合じゃねぇんだ…行くぞ…!!」
悲壮感を胸に感じながら超モリサキは自分の奥に眠る更なる潜在能力へと働きかけ、
超モリサキ3「ふぅぅ…」
自分の現状での限界能力を最大限に引き出す。そしてその力の余韻に浸る事無く、すぐに戦況を見渡す。
ピエール「どう攻めるべきか…」
ボールを持つピエールはまだまだ相手の能力は分からない事が多すぎる為、どう攻めるかビジョンが中々浮かばない。
しかし悠長な事も言っていられないので…
先着で
ピエールの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ よし…光太郎さんと攻めあがるぞ。
ハート→ リンダを使おう。
スペード→ アルスと攻めあがるぞ。
クラブ→ ここは一か八か中央突破を仕掛けてみるか?
JOKER→ ???
388 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 23:07:49 ID:???
ピエールの判断→
スペード3
389 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 23:50:25 ID:hGkbbAsY
スペード→ アルスと攻めあがるぞ。
ピエール「(ああいった手合いは彼の方が上手くやれるだろう…)アルス!」
アルスにアイコンタクトを送りながら自身は右サイドへ流れていく。アルスはそれをサポートするように動く。
本来であればここの辺りにはジェクト、シャドームーンがいるはずなのだが、その二人は相変わらず
ティーダ、RXを執拗にマークしている。
ピエール(…これは?…確かにあの二人がマークされるのはきついが逆に言えばこちらのサイドが空くと言う事か?)
が、ピエールの考えを否定するかのように地面を潜行しながらこちらに向かってくるモノがいた。
新しくダークスターズに入ったメディウスである。
ピエール「むッ…やはりそう甘くは無いか?」
アルス「ピエール!奴が出てくるぞ!!」
メディウス「GUOOOOOOO!!」
そして二人の前まで来たメディウスが地面から這い出てくる。
リンダ「二人とも気をつけて!メディウスは闇のブレスを吐いてくるわ!!」
390 :
キャプ森ロワ
:2010/02/19(金) 23:51:42 ID:hGkbbAsY
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ピエール ワンツー 31+(! card)+(スキル補正+2)=
アルス ワンツー 25+(! card)+(スキル補正+2)+(勇者ロト+2)=
メディウス カット 28+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→オールスターズワンツー突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ティーダがフォロー)(ボールはサイドラインを割りオールスターズのスローイン)(バラモスがフォロー)
≦−2→メディウスボール奪取
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルスのカードがダイヤ、ハート、スペードの場合「王者の剣(+5)」が発動します。
アルスは「勇者の盾」の効果で魔法やブレスの数値を半減(端数切捨て)させることが出来ます。
メディウスのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「闇のブレス(+8)」が発動し、
更に相手カード数値を半減(端数切捨て)させます。
相手とメディウスの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
※「闇のブレス」発動時でも必殺の一撃判定は元のカード数値に依存します。
今日はここまでです。お付き合いくださってありがとうございました。それでは又明日〜
391 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 23:55:00 ID:???
ピエール ワンツー 31+(
クラブ4
)+(スキル補正+2)=
392 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 23:55:17 ID:???
アルス ワンツー 25+(
クラブJ
)+(スキル補正+2)+(勇者ロト+2)=
393 :
森崎名無しさん
:2010/02/19(金) 23:55:50 ID:???
メディウス カット 28+(
ダイヤK
)=
394 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 00:04:44 ID:???
どこまでラスボス・・・勝てるのか。GM信じて諦めないしかないなw
いや、むしろ俺は何回か負けてもいいんだけどねw
395 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 00:15:57 ID:???
乙でしたー
な〜にピンチになったらどこからともなく助っ人が来るはずさ
396 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 00:34:38 ID:???
なんとしんりゅうがおきあがり
なかまになりたそうにこちらをみている
397 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 22:18:40 ID:SBEripP2
>>394
信じる…ありがとうございます…確かにここまで強いと無理ゲーだと言われても仕方ないくらい
彼我戦力に差がありますからね。でもそう言った事はここまで一切言われていないので本当ありがたいです…
その信頼に答えるように頑張って行きたいです!!
ところで負けてもいいよっていうのは「そんなことより野球やろうぜ」って意味ですね。分かります。
>>395
ヒーローは遅れて現れる…というかすでにとびっきりのヒーローがいる件について。
>>396
ところがどっこい!しんりゅうが仲間になっても闇ゾーマには手も足も出ないのです!!
証拠映像 ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1336511 ほぼノーダメとか鬼畜過ぎるだろ…
ピエール ワンツー 31+( クラブ4/2 )+(スキル補正+2)=35
アルス ワンツー 25+( クラブJ /2)+(スキル補正+2)+(勇者ロト+2)+(勇者の盾+4)=38
メディウス カット 28+( ダイヤK )+(闇のブレス+8)=49
メディウスの「闇のブレス」が発動し、更に相手カード数値を半減(端数切捨て)させます。
≦−2→メディウスボール奪取
メディウス「GUOOOOOOO!!」
吼え猛るメディウスを前に固まっていてはまずいとピエールとアルスはすかさず左右に散る。
しかしそうはさせじとメディウスは大きく息を吸い込み首を振りながらなぎ払うように闇を撒き散らす。
アルスの方はこういった攻撃は幾度も受けており、且つ勇者の盾も持っている。なので対処の方も早く、
すでに態勢を立て直しているが、ピエールの方はそうは行かない。今までの試合でも武器を振るう者、
魔法を行使する者、多種多様なモノを相手にして多少なりともこういった異質のモノに慣れたという自負はある。
しかしそれらと比較しても尚今迫り来る闇は次元が違った。
398 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 22:20:13 ID:SBEripP2
ピエール「うッ…!?」
アルス「ピエール!!」
ピエールがその闇に飲み込まれようとする寸前、アルスが決死の表情で飛び込むと、すんでの所で闇のブレスを盾で
弾く事には成功はしたものの、ボールにまでは気をまわす余裕があるはずも無く、ピエールが持っていたボールは
闇のブレスでセンターサークル付近へと弾かれてしまう。
ゾーマ「フフフ…あのメディウスとやら中々やるではないか…ガーネフの奴もわざわざ儀式の一つに組み込んだ甲斐が
あったようだな…これで使えぬ輩であったなら我が糧となるだけであったがな…わはははは!!」
その様子をゴール前から眺めるゾーマ。徐々に強くなるオールスターズの負の感情を得てその禍々しさが益々濃くなっていく。
こぼれたボールはちょうどセンターサークル付近にいたシャドームーンが抑える。そしてそのすぐ傍には…
RX「シャドームーン…」
シャドームーンからマークを受けていたRXがいる。
カシャン…カシャン…カシャン
独特の足音を響かせながら今ゆっくりとシャドームーンがRXとの距離を縮めていく。
399 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 22:21:28 ID:SBEripP2
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
シャドームーン ドリブル 35+(! card)=
RX タックル 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シャドームーンドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(ジェクトがフォロー)(カミーユがフォロー)
≦−2→RXボール奪取
【
>>13-14
以外の補足・補正】
シャドームーンのマークがダイヤ、ハートなら「シャドービーム(+5)」が発動します。
※シャドービームにはバイオライダーの「ゲル化」を無効化する効果があります。
シャドームーンのマークがスペードなら「シャドーセイバー(+5)」が発動します。
RXのカードがダイヤ、ハートの場合「リボルケイン(+5)」が発動します。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
400 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 22:22:06 ID:???
シャドームーン ドリブル 35+(
ハート4
)=
401 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 22:22:18 ID:???
RX タックル 32+(
クラブQ
)=
402 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 23:22:37 ID:SBEripP2
シャドームーン ドリブル 35+( ハート4 )+(シャドービーム+5)=44
RX タックル 32+( クラブQ )=44
0→ボールはこぼれ球に。ジェクトがフォロー
RX「信彦…どうあっても戦うつもりか!…またあの悲劇を繰り返すと言うのか?」
迫り来るシャドームーンに必死に語りかけるRX。しかしその返答は言葉ではなく両腕から放たれた光線だった。
RX「くッ…シャドームーン!!」
その光線を態勢を低くしながらスライディングで掻い潜り、そのままままの勢いでシャドームーンの持つ
ボール目掛けてタックルする。そのタックルに対しシャドームーンも真っ向から迎え撃ち…
RX「くッ…!」
シャドームーン「……」
結果は両者互角でまたもボールだけが弾かれた。そのボールを拾うのはジェクト。そしてそのジェクトが
マークに付いていたティーダが傍に居る。更にはボランチのカミーユもチェックに向かってくる。
403 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 23:24:19 ID:SBEripP2
ティーダ「…オヤジ…いい加減何とか言ったらどうなんだよ!!」
ティーダの悲痛な叫びにもやはり全く反応する事無く、ジェクトは無言でティーダに向かってくる。
ティーダ「くそオヤジが!ちっとはこっちの話を聞けって!!」
その姿にティーダもいい加減業を煮やしたのか、悪態つきながらジェクトに向かう。
カミーユ(くそッ…何なんだ…さっきから…これは…声…なのか?)
そして同じくジェクトに向かいながらカミーユは先程から、いや正確にはもっと以前から己の感覚が広がり続けるのを
感じていたが、ここに来てそれが更に加速度的にそして何かの形を成そうとしているのを感じ取っていた。
404 :
キャプ森ロワ
:2010/02/20(土) 23:25:30 ID:SBEripP2
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ジェクト ドリブル 28+(! card)=
ティーダ タックル 22+(! card)=
カミーユ タックル 18+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ジェクトドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(コインブラがフォロー)(リンダがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。
【
>>15-16
以外の補足・補正】
ジェクトのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「スパイラルカット(+4)」が発動します。
ティーダのマークがダイヤかハートなら「ドレインタックル(+2、成功時に相手ガッツを30奪い取れる)」が発動します。
※カミーユのスキル「ニュータイプ」は発動不可状態となっています。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
今日はここまでです。う〜む…予定ではもう少し進むはずが…相も変わらず遅筆よのぉ…
まぁ気にしても今更なんですが…ということでそれではまた明日〜
ところで某スレでここのスレからの弊害(笑)が出てしまったwこれははらぁかっさばいてお詫びせねば…w
いやでも…いい歌ですよ?本当w中毒性があってw
405 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:26:15 ID:???
ジェクト ドリブル 28+(
ハート4
)=
406 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:26:32 ID:???
ティーダ タックル 22+(
ハートK
)=
407 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:26:49 ID:???
カミーユ タックル 18+(
クラブ3
)=
408 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:27:10 ID:???
カミーユ タックル 18+(
クラブA
)=
409 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:27:35 ID:???
よし!まだいける!弊害(笑)乙でしたー!
410 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:28:56 ID:???
>ジェクトのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「スパイラルカット(+4)」が発動します。
これドリブル技?
411 :
森崎名無しさん
:2010/02/20(土) 23:40:29 ID:???
>>410
ティーダにもドリブルで同じ技あったからそれでしょ?
カットってなってるけど元ネタの技は確かにカットよりはドリブルっぽい
412 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 00:06:56 ID:???
カット
がパスカットと言うより曲がり方みたいな印象がある
413 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 22:38:01 ID:???
>>409
諦めたらそこで試合終了ですよ?ニコッ
>>410
>>411
さんが言うようにティーダとおんなじ技で、ドリブル技ですね。
>>411
フォローありがとうございます!!仰るとおり見た目でドリブルにしましたw
>>412
ああ言われてみればそんな気もしますね。直角的な感じでw
414 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 22:39:07 ID:MlQdcklA
ジェクト ドリブル 28+( ハート4 )+(スパイラルカット+4)=36
ティーダ タックル 22+( ハートK )+(ドレインタックル+2)=37
カミーユ タックル 18+( クラブ3 )=21
−1→ボールはこぼれ球に。リンダがフォロー
距離を詰めながらジェクトがボールを足に挟み、そのまま前方宙返りを行う。それを見たティーダは即座に
一歩大きく後ろへ飛びのいてジェクトが着地を決める瞬間を狙いタックルを繰り出し、ボールを弾く事に成功する。
ティーダ「通すかよ!!あんたの動きは知ってんだからさ…」
ティーダの父ジェクトはかつてティーダがいた世界「ザナルカンド」でブリッツボールの名プレイヤーとして名を馳せていた。
そして息子であるティーダもその影響でブリッツボールを始めるようになったのだが、それは憧れというより
反発という動機の方が強かっただろう。いつかお高くとまっている親の鼻っ柱を折ってやろうと。しかし様々な出来事を経て
ティーダはついぞジェクトと対決する事が無かった。だが運命の悪戯か異世界で競技こそ違えど親と子が再会を果たす。
そしてティーダとしては認めたくないだろうが、熱望していたジェクトとの対決。それを見事に制したティーダの心は…
まったく清々しさとは正反対の感情だった。
ティーダ(くそッ…こんな…こんなのを望んでたんじゃねぇッス…)
こぼれたボールはリンダが拾う。そこからドリブルで運ぼうと言うところに行く手を阻むのは彼女の怨敵ガーネフ。
ガーネフ「そろそろわしも仕事をせねばのぉ…さぁミロアの娘よおとなしくそれを渡すがよい」
リンダ「誰がお前の言う事なんか…!!」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。人間諦めが肝心じゃと言う事がまだ分からんか?」
嘲笑しながらガーネフが闇を呼び寄せる。そしてそれに呼応するかのようにリンダも一冊の魔道書を取り出して…
415 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 22:40:24 ID:MlQdcklA
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ガーネフ マフー 32+(! card)=
リンダ スターライト 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ガーネフのマフーの闇が星の光を打ち砕く。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(バラモスがフォロー)(中盤のせりあいに)(シュナイダーがフォロー)
≦−2→リンダのスターライトの光が闇を切り裂く。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
相手とガーネフの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
相手とリンダの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
416 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2010/02/21(日) 22:40:42 ID:???
ガーネフ マフー 32+(
ハート6
)=
417 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 22:40:54 ID:???
リンダ スターライト 32+(
スペードK
)=
418 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 23:14:02 ID:???
ここから一対一に持ち込めば・・・
ミドルシュートはもうガッツの無駄だろうから・・・
419 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 23:22:07 ID:MlQdcklA
>>418
我慢強く戦えばそのうち突破口が…?
ガーネフ マフー 32+( ハート6 )=38
リンダ スターライト 32+( スペードK )=45
≦−2→リンダのスターライトの光が闇を切り裂く。
封印されし暗黒魔法マフー。それは悪霊を呼ぶ魔法。その魔法の前にはいかなる勇者とて抗う術は無い。
そしてその闇は今まさにリンダを襲おうとしている。しかし…
リンダ「スターライトッ!」
リンダが力強く発する言葉とともに放たれる宇宙を感じさせる星の輝きはガーネフの放った悪霊を次々と打ち消す。
ガーネフ「何?スターライトだと!?」
リンダの放つ魔法に目を大きく見開きここに来て初めて驚愕の表情を見せるガーネフ。その魔法の正式な名は
スターライト・エクスプロージョン。かつてガーネフの師、大賢者ガトーが作りしマフーに唯一対抗できる魔法である。
マフーの闇を完全に打ち払ったリンダはすかさずドリブルでガーネフの横をすり抜ける。
420 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 23:23:57 ID:MlQdcklA
ガーネフ(…成る程…わしがあの人形共を出したのと同じ様にあの道化があやつらにスターライトを
渡していたという訳か…知らないとは言え確かにミロアの娘が居ればそれも可能か…全く忌々しい…!)
超モリサキ3「よし…リンダがやってくれたか!…後はカバみたいな奴とゾーマとかって言う化け物だけだが…」
A 「シュナイダーにパスだ!!」
B 「ティーダにパスだ!!」
C 「ピエールに任せるんだ!!」
D 「光太郎さんが上がっているぞ!!」
E 「アルスだ!アルスにやらせろ!!」
F 「リンダ!そのままお前が持っていけ!!」
G 「俺だ!俺に持ってこい!!」オーバーラップだ!!
H 超モリサキモードは解除しておこう。
I その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のIを支持する場合はI >>○○のように安価をつけてください
421 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 23:25:12 ID:epoqWJ7Q
D
光の球はないがキングストーンならあるぞ!
422 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 23:27:20 ID:ULX0qZf+
E
423 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 23:31:32 ID:+0LtrHO+
D
424 :
キャプ森ロワ
:2010/02/21(日) 23:50:04 ID:MlQdcklA
>>421
キングストーンさんは今色々と忙しいらしいですw
D 「光太郎さんが上がっているぞ!!」
超モリサキの指示にリンダはすぐにRXにパスを渡す。そしてそのRXにぴったりとマークに
ついているシャドームーン。
ゾーマ「ほう…あやつか…どれ…そろそろ奴らの希望を完全に絶ってやるとするか」
ゾーマがボールを持つRXの姿を認めると、ゾーマは口の端を禍々しく吊り上げ、
ゾーマ「バラモス!そやつの好きにさせよ!…貴様もだ!」
バラモスとシャドームーンを最初の時と同じ様にゴール前から遠ざけてしまった。
そしてRXとゴールを阻むものはゾーマただ一人。
RX「ゾーマ…そこまで己の力に自信があるというのか?」
そしてRXが取った行動は…
先着で
RXの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート→ バイオライダーで一対一を仕掛けてみるぞ!
スペード、クラブ→ もう一度ロボライダーでシュートだ!
JOKER→ ???
425 :
森崎名無しさん
:2010/02/21(日) 23:51:46 ID:???
RXの判断→
ハート9
426 :
キャプ森ロワ
:2010/02/22(月) 00:16:19 ID:RnQYhuTc
RXの判断→ ハート9 バイオライダーで一対一を仕掛けてみるぞ!
RX「(ロボライダーの力は奴にはまるで通用しなかった…ならば…)行くぞッ!」
意を決しRXは駆け出す。そしてその形態をバイオライダーへと変化させる。
超モリサキ3「光太郎さん…頼む!!」
ジャンクマン「アニキィ!!」
シュナイダー(これが駄目だったら…俺達のシュートは通用しない以上…)
ピエール(敗北は必至となる…)
その一対一をすがるように固唾を呑んで見守るオールスターズのメンバー達。
バイオ「勝負だ!大魔王ゾーマッ!!」
ゾーマ「我こそは全てを滅ぼすもの!貴様の光もわが闇の中に消え逝く運命よ!!」
そしてバイオライダーとゾーマの距離が近づいていく…
427 :
キャプ森ロワ
:2010/02/22(月) 00:20:13 ID:RnQYhuTc
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
バイオの選択→ ! card ダイヤ・ハート・スペードでドリブル、クラブでシュート
バイオ ドリブル/シュート 35/33+(! card)=
ゾーマ1 備える 40+(! card)+(闇の衣+10)=
ゾーマ2 備える 40+(! card)+(闇の衣+10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→バイオ、ゴールを奪う
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(シュナイダーがフォローゴールは空っぽだ!)(ティーダがフォローゴールは空っぽだ)
(ピエールがフォローゾーマは倒れている)
≦−2→ゾーマゴールを守る
【
>>13-14
以外の補足・補正】
バイオのマークがダイヤ、ハートで「ゲル化(相手の必殺技を無効化し更に補正に+6)」が発動します。
更にゲル化が発動しておらず、バイオが吹っ飛ばされると自動的にゲル化が発動します。
バイオのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペードなら「マヒャド(+10)」が発動します。
ゾーマのマークがクラブなら「痛恨の一撃」が発動し、カード数値が2倍されます。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
※「ゲル化」と「いてつく波動」では前者の効果が打ち消されます。
※ゾーマは二回行動の為読み違いが発生しません。
428 :
森崎名無しさん
:2010/02/22(月) 00:21:54 ID:???
バイオの選択→
クラブ10
ダイヤ・ハート・スペードでドリブル、クラブでシュート
429 :
森崎名無しさん
:2010/02/22(月) 00:25:23 ID:???
バイオ ドリブル/シュート 35/33+(
ダイヤ7
)=
430 :
TSUBASA DUNK
:2010/02/22(月) 00:27:45 ID:???
ゾーマ1 備える 40+(
スペード6
)+(闇の衣+10)=
431 :
森崎名無しさん
:2010/02/22(月) 00:38:36 ID:???
ゾーマ2 備える 40+(
ダイヤ6
)+(闇の衣+10)=
432 :
森崎名無しさん
:2010/02/22(月) 00:40:08 ID:???
ま…まだだ!まだ禁断の技俺の青春シュートが残ってる!!
433 :
キャプ森ロワ
:2010/02/22(月) 00:40:41 ID:???
まぁ一対一の方が実はムリゲーだったというところで今日はここまでです。
それではまた明日〜
434 :
森崎名無しさん
:2010/02/22(月) 00:42:16 ID:???
俺の青春乙でした
435 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 13:45:08 ID:KO8vfSFE
>>432
成る程…確かにそれもありか…?いやいやw
>>434
ちょwそれじゃ音波兵器や!!
スイマセン正確には※「ゲル化」と「いてつく波動」ではお互いの効果が打ち消しあいとなります。ですね。
修正前の文を載せておりました。なので必殺無効化効果は得られるけど補正が入らないと言う風になります。
バイオの選択→ クラブ10 クラブでシュート
バイオ シュート 33+( ダイヤ7 )=40
ゾーマ1 備える 40+( スペード6 )+(闇の衣+10)=56
ゾーマ2 備える 40+( ダイヤ6 )+(闇の衣+10)=56
≦−2→ゾーマゴールを守る
バイオライダーが至近距離からシュートを放とうと右足を振り上げるのと同時に、
ゾーマ「マヒャドッ!」
ゾーマの強大な魔力によって生成される大きな氷の氷柱がバイオライダーに無数降り注ぐ。
バイオ「くッ!」
それらをバイオライダーは咄嗟に液体状に変化しやり過ごすが、その液体に三度ゾーマが指先を突きつけると
波動がほどばしる。その波動に触れた液体はその姿を維持する事が出来ず、バイオライダーの姿へと戻してしまう。
バイオ「うッ…またこの波動か…!」
そして動揺しているバイオライダーに向かって右手をなぎ払うゾーマ。この右手の攻撃自体は持ち前の反応速度で
回避するバイオライダーだったが、ボールも一緒にというわけには行かず、そのままゾーマに掠め取られてしまった。
436 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 13:46:37 ID:KO8vfSFE
アルス「ゾーマ…!」
シュナイダー「くッ…化け物め…!」
ピエール「…これではどうする事も…」
ジャンクマン「ア、アニキでもまるで通用しないなんて…これじゃ…」
デスマスク「ちィ…流石にここまでとはな…」
先のゾーマの宣言どおり今のワンプレイはオールスターズのかろうじて繋ぎとめていた希望を完全に打ち砕いた。
今の一対一を見せ付けられてオールスターズのメンバーでゾーマからゴールを奪えるなどと自信を持って言える者は
もはや皆無であった。それほどまでに圧倒的な力の差を見せ付けられたからだ。これがもし審判が付いての
普通のサッカーをやるのであれば、たとえゾーマでもゴールを奪うのはここまで難しい事ではないだろう。しかし
この世界でのルール無用なサッカーとゾーマの能力が合致した時、絶対不可侵とも言える怪物が生み出されてしまった。
この事が分かっていたからこそゾーマ達はあえてサッカーで勝負を挑んだという事が今更ながら理解できた。
超モリサキ3「くそッ…どうする…どうすりゃいいんだ…」
そしてこんな絶体絶命時こそ頼りたいオールスターズの頭脳を司る者は今ここには居ない。
ゾーマ「わははは!!いいぞ…いいぞ…貴様たちのその表情…絶望に染まるその瞬間こそ我が喜び…
さて…次なるは貴様らの苦しみを我に捧げよ!!」
そしてゾーマはボールを指先で弾くと一気にセンターサークル付近にいたアルシオンへと渡り一気に
カウンターチャンスとなる。ダークスターズはゴールを守るゾーマ以外全てオールスターズの陣地へと攻め入っていた。
437 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 13:48:27 ID:KO8vfSFE
シュナイダー「マズイッ!」
ピエール「早く戻らないと…!」
RX「くそぉ!!」
カウンターに対し慌てて戻るシュナイダー達前線組だが、ショックからか浮き足立っている。
そしてただ一人中盤の位置に居たカミーユがアルシオンに向かうが、元々のテクニックに大きな差がある上に
カミーユの動きに精彩が欠けており、一瞬すら動きを止める事が出来ずワンフェイントで突破を許してしまう。
カミーユ「くそッ!……何も出来ないのか…俺は…!」
無力感から歯軋りするカミーユだったが、突如自分を励ますように優しく包み込む感覚を覚える。
カミーユ「…これは……声…なのか?…間違いない…声が聞こえる…」
カミーユにはその感覚が声の様に聞こえた。そしてその声なき声は徐々に数を増やしつつある。
その声に呼応するかのようにポケットに入っているハロから微かに粉のようなエメラルドグリーンの光が漏れ出ていた。
そして完全フリーとなったアルシオンが更にドリブルで突き進み、PAに進入しようというところで…
先着で
アルシオンの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 右足を振り上げてミドルシュートの態勢だ。
ハート→ そのままPA内に進入してくる。
スペード→ そこからジェクトへパスを渡す。
クラブ→ その場で軽くボールを上げ、コインブラも駆け込んでくる。
JOKER→ アルシオンが突如バックパス。そこには…
438 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 13:56:18 ID:???
アルシオンの判断→
クラブA
439 :
森崎立志伝
◆OPeiOgRwKM
:2010/02/23(火) 13:56:53 ID:???
アルシオンの判断→
ダイヤ9
早速w
440 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 14:50:52 ID:KO8vfSFE
アルシオンの判断→ クラブA その場で軽くボールを上げ、コインブラも駆け込んでくる。
アルシオンはドリブルを止めてその場で軽くボールを宙に蹴り上げ、右足を大きく振り上げる。そして後ろからは
コインブラが駆け込んできており、宙を舞うボールを中心にアルシオンの隣に並ぶと彼も左足を大きく振り上げ…
超モリサキ3「まさか…あいつら…!」
二人が何を繰り出そうとしているのか瞬時に悟った超モリサキ。ゴールキーパーとしての本能が危険信号を出し続ける。
知らず知らずのうちに超モリサキの背中に一筋の冷や汗が滴った。
441 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 14:51:52 ID:KO8vfSFE
☆どのセービング方法でいきますか?*先に2票入った選択肢に決定します。ageでお願いします。
A がんばりダイビング (カードの数字に固定で+8します。) ガッツ消費202
必殺パンチングです。通常のパンチングよりは味方のフォロー率が高いです。
B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費270
必殺キャッチです。ただし成功しても相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
C パンチング (カードの数字に固定で+5します。) ガッツ消費108
ランダムで「するどいパンチング・LV2」が発動し、さらに(+2)される可能性もあります。
ただし味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。
D キャッチング (カードの数字に固定で±3します。) ガッツ消費54
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
E 悟りセービング 数値に関係なく、まったくのランダムでセービングします。
成功確率は13分の4で、既に上限に達しています。絶体絶命の時に一か八かで。
悟りポイントがセーブの成功の場合+3されます。
------------------------------------------------------------------------------------------
超モリサキ3 セーブ力・30+(超化+4)
アルシオン・コインブラ リーサルツイン45/46
超モリサキ3ガッツ 700/970
※どのセービングでも1/2で「そう何度も抜かれてたまるかぁ!」(セーブ力+3)が発動します。
442 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 14:52:46 ID:yXgNkOZU
B
443 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 15:03:20 ID:nn/sxSco
E
444 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 15:19:44 ID:CyNOymNQ
E
445 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 15:19:59 ID:KkMA/+XU
E
446 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 15:51:17 ID:KO8vfSFE
E 悟りセービング 数値に関係なく、まったくのランダムでセービングします。
アルシオンとコインブラが同じタイミングでボールを蹴りだそうとしているのを超モリサキはぼんやりと眺めていた。
超モリサキ3(くそッ…これを防いだところで…)
たとえこのシュートを止めたところで点を決めないと勝てないのがサッカーという競技である。そしてその点を
決めるのが絶望的な状況であれば超モリサキがいかに常人より優れたメンタリティを持っていたとしても
無闇に己の勝利を信じられなくなるのも無理はなかった。しかしそれでも、超モリサキをかろうじて繋ぎとめている
希望という文字は超モリサキにセービング態勢を取らせる。
デスマスク「くぅ…レナスよ…俺に力を!!」
ドーガ「マルス様…皆…」
ジャンクマン「くそッ!くそッ!!くそぉ〜!!」
そしてそれはDF陣も同様で僅かに残った気力を振り絞ってそのシュートをブロックしようとあがき続けていた。
447 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 15:52:28 ID:KO8vfSFE
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン リーサルツイン 45+(! card)=
コインブラ リーサルツイン 46+(! card)=
デスマスク ブロック 23+(! card)=
ドーガ ブロック 31+(! card)=
ジャンクマン ブロック 26+(! card)=
超モリサキ3 悟りセービング (! card)
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオン、コインブラのリーサルツインが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがねじ込みに超モリサキは倒れている)(メディウスがフォロー)(カミーユがフォロー)
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルシオンコインブラのリーサルツインには吹っ飛び係数2が付いています。
ドーガのマークがダイヤ、ハートの場合「大盾LV2(+3)」が発動します。
(数値で敗北しても、カード数値/4の分シュート力を弱める(端数切捨て)
相手とドーガの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
デスマスクのマークがダイヤなら「積尸気冥界波(相手の行動を-4)」が発動します。
更に積尸気冥界波を発動且つ、デスマスクが勝利すると、冥界波を受けたキャラは次回の判定で-4されたままです。
※「大盾」は両方の判定に有効。「積尸気冥界波」は数値の大きい方に発動します。
超モリサキがA〜4、JOKERを出すと無条件で勝利できます。
448 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 15:55:01 ID:???
アルシオン リーサルツイン 45+(
クラブ9
)=
449 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 15:59:01 ID:???
コインブラ リーサルツイン 46+(
ハートJ
)=
450 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 16:01:37 ID:???
デスマスク ブロック 23+(
ダイヤ2
)=
451 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 16:02:08 ID:???
ドーガ ブロック 31+(
スペード2
)=
452 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 16:05:08 ID:???
ジャンクマン ブロック 26+(
クラブ7
)=
453 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 16:05:28 ID:???
超モリサキ3 悟りセービング (
ハート2
)
454 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 16:11:39 ID:???
おお、勝った
455 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 17:06:33 ID:???
453は英雄だ
456 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 17:19:46 ID:???
今の森崎板住人のダイス力を持ってすれば必ず止めてくれると信じていたよ!
457 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 18:10:20 ID:KO8vfSFE
>>454
思わず「おお」っと言ってしましましたw
>>455
45△!!45△!!45△マジパネェッス!!
>>456
うッ…それは…確かに本編の方は最近絶不調ですね…
アルシオン リーサルツイン 45+( クラブ9 )=54
コインブラ リーサルツイン 46+( ハートJ )+(積尸気冥界波-4)=53
デスマスク ブロック 23+( ダイヤ2 )=25
ドーガ ブロック 31+( スペード2 )=33
ジャンクマン ブロック 26+( クラブ7 )=33
超モリサキ3 悟りセービング ( ハート2 ) 成功
超モリサキがA〜4、JOKERを出すと無条件で勝利できます。
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
アルシオンとコインブラが同時に足を振りぬく。そのシュートはかつてコインブラが盟友と放っていたツインシュートで、
違う世界の全日本や他にも多くのゴールキーパーの心胆を大いに寒からしめた。そしてそのシュートは今
アルシオンという相棒を変えて甦りオールスターズゴールに襲い掛かる。
大きく揺れ動き、まさに最終兵器とも言うに相応しい威力を秘めているそのシュートは瞬く間にオールスターズのDFを蹴散らし、
超モリサキに襲い掛かる。しかしそんな驚異的なシュートを前にしても冷静に、ある意味諦めにも似た思いで見つめる
超モリサキにはそのシュートがやけにスローに見えており、ゆっくりとボールに両腕を差し出し…
超モリサキ3「…ッ!」
真正面からこのシュートを捕球。勢いに押されるもすぐさまその場に倒れこんで見事押さえ込む。
変に力まずリラックスした状態が偶然にも超モリサキの力を最大限に発揮させたというのはこの状況に置いては
皮肉とも言える結果かも知れないが、とにかく超モリサキはアルシオンとコインブラのツインシュートを抑えた。
そして本来であればこのシュートを止めた事によって逆転への士気が高まるはずであったが、
458 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 18:11:21 ID:KO8vfSFE
ガーネフ「…諦めの悪い奴らじゃ…もうすでに勝敗は決しておろうに…足掻けば足掻くほど
自分たちの首を絞めるだけじゃ…ふぉふぉふぉ」
ゾーマ「ほう…まだ抵抗する意思があるか…ならばその意思すら打ち砕いてやろうぞ…何度でもな!わはははは!!」
もはや自分たちの勝利を確信しているゾーマやガーネフの嘲笑がグラウンドに響き渡る。しかしそれを否定できるだけの
気力はもはやオールスターズの誰にも残されていない。その証拠に誰一人として反撃の為の動きを見せていない。
超モリサキ3(くそッ…もうダメ…なのか?…このまま俺たちは負けるのか?)
仲間達の姿を見てそんな思いが超モリサキの頭を掠めた。しかしその時…
カミーユ「森崎…ボールをくれ」
いつの間にか超モリサキの目の前に立っていたカミーユがボールを要求する。カミーユのその瞳は未だ
諦めないという意思の光が力強く宿っていた。
カミーユ「俺じゃ確かに力不足かもしれない…だけど許せないんだ…人の心を弄び、平気で踏みにじるあいつらだけは…!
俺の命に変えても…体に変えても…!」
超モリサキ3「カミーユ…」
A 「分かった…頼んだぞカミーユ」ボールをカミーユに預ける。
B 「……」無言でボールをピエールに渡す。
C 「…俺は諦めん…俺が何とかしてやる!」状況を打開すべくオーバーラップを始める。
D その他何かあればどうぞ。
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください
459 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 18:11:58 ID:yXgNkOZU
A 行け!
460 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 18:12:49 ID:6jAMMrUs
A
461 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 18:13:00 ID:91R9/ph+
A
462 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 18:24:42 ID:???
なんか死亡フラグ立ててるぞ
モリ、サッカー好きかフラグか
463 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 18:31:14 ID:???
いや、これは普通に「大きな星がついたり消えたり」フラグじゃね?
彗星はもっとバーっと動くもんな……(うふふあはは
464 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 21:38:16 ID:KO8vfSFE
>>462-463
はてさてどうなるかは…
A 「分かった…頼んだぞカミーユ」ボールをカミーユに預ける。
そう言いながらボールを軽くカミーユの方へ投げる超モリサキ。カミーユは戦争を経験しているものの、メンバーの中でも
森崎、シュナイダー、ピエールと同じく戦闘能力的には一般人の域を出ない。そして森崎達ほどサッカーの技術があるわけでもない。
はっきり言ってしまえばこの試合で一番の足手纏いとも言えた。しかしそれでも超モリサキはカミーユにボールを預けた。
それは以前までの打算に満ちていた彼であったならば絶対にしないであろう行為という事に彼は気が付いているだろうか。
そしてボールを受け取ったカミーユは唐突にポツリと呟く。
カミーユ「…声が…聞こえるんだ」
超モリサキ3「え?」
カミーユの言葉に超モリサキは状況も忘れ思わずキョロキョロと周りを見渡すが、当然カミーユの言う声など聞こえるはずも無い。
カミーユは超モリサキのその様子に微笑を浮かべた後、踵を返し力強くドリブルを始める。
超モリサキ「カミーユ…」
しかし超モリサキにはその後姿が何故か儚げに見えていた。
465 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 21:39:31 ID:KO8vfSFE
ひたすらドリブルで中央を駆けるカミーユにコインブラとアルシオンがチェックに来る。
カミーユ「…まだ分からないのか?こんな事をしても何もならないという事が…」
それに対しカミーユはドリブルを止め言葉を紡ぐが、当然今のコインブラとアルシオンに届くはずも無く、あえなく二人に囲まれる。
ピエール「くッ…カミーユ…!」
それをフォローしようとするピエールをカミーユは手で制止し、
カミーユ「こんな事がお前たちの本当の望みなのか?そうじゃないだろ?」
二人を相手にボールをキープしながら言葉を発し続ける。
シュナイダー「…カミーユ?」
それは不自然で異様な光景だった。ボールを持つカミーユよりチェックに向かっているコインブラ、アルシオンの方が
傍目で見ても明らかにスピード、テクニック、サッカーセンス、ありとあらゆる面でカミーユを圧倒しているというのが分かる程なのだが、
それでも二人はカミーユからボールを奪えないでいる。二手、三手読んでいるという程度ではこうはならないだろう。
そしてそのカミーユは二人のチャージを掻い潜りながら懸命に言葉を掛け続けている。
466 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 21:40:46 ID:KO8vfSFE
ガーネフ「…何をその程度の小童に梃子摺っておる…全く…これではわざわざ貴様らを残した意味が無いではないか…」
そこに業を煮やしたかのか、突如ガーネフが姿を現す。そして指をパチンと鳴らすと即座にコインブラとアルシオンの
カミーユへのチャージはぴたりと止んだ。
ガーネフ「全く使えぬ奴らじゃ…所詮は人形は人形という事か…」
そう言葉を吐き捨てるガーネフは二人を蔑んだ視線で見ていた。その瞳に人間として払うべき敬意など一切感じられない。
カミーユ「…お前だ!いつもいつも、脇から見ているだけで、人を弄んで!」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。これは異な事を…人形を人形と扱って何が悪い?この世は弱肉強食…それは支配する側と
支配される側の二種類しかないという事…そしてこやつらは支配される側…それだけの事じゃろう?」
カミーユ「貴様達のそんな勝手な理屈で何人の人が犠牲になったと思っているんだ!!」
その人を人とも思わないガーネフの行為にカミーユは湧き出る怒りの感情を全てガーネフに叩きつける。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。ならば貴様もわしらの勝手な理屈とやらの尊い犠牲になってもらおうか……出でよ…マフー!」
その怒りを受け流しカミーユを嘲り笑いながらガーネフはマフーを発動させると無数の悪霊が現れ、それが
一斉にカミーユに襲い掛かる。それに対してカミーユはまるで微動だにせず…
『遊びでやってんじゃないんだよっ!!』
カミーユの魂からの咆哮がグラウンドに木霊した。
467 :
キャプ森ロワ
:2010/02/23(火) 21:41:49 ID:KO8vfSFE
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
カミーユ ドリブル 22+(! card+! card+! card)+(NTLV5+10)=
ガーネフ マフー 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ガーネフのマフーがカミーユを捉える。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(コインブラがフォロー)(アルシオンがフォロー)(RXがフォロー)
≦−2→カミーユドリブル突破。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
カミーユの「サイコフィールド」は相手のスキル、必殺技を無効化します。
468 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 21:42:30 ID:???
カミーユ ドリブル 22+(
クラブ8
+
JOKER
+
スペード8
)+(NTLV5+10)=
469 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 21:43:04 ID:???
ガーネフ マフー 32+(
JOKER
)=
470 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 21:43:34 ID:???
超ハイレベル!!
471 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 21:44:22 ID:???
ダブルでJOKERだと!?
と、刻が見える……!
472 :
森崎名無しさん
:2010/02/23(火) 22:46:48 ID:???
最終決戦にふさわしい激闘!!
473 :
キャプ森ロワ
:2010/02/24(水) 00:28:28 ID:eNIOuwrk
>>470
何という戦い…どちらも相譲らずですな…
>>471
君は…刻の涙を見る…
>>472
そうですね〜これでしょぼい数値だったら微妙な感じになりますしね。そういう意味ではちゃんと
ラスボスしてくれて助かってます。
カミーユ ドリブル 22+( クラブ8 + JOKER + スペード8 )+(NTLV5+10)=63
ガーネフ マフー 32+( JOKER )=47
≧2→カミーユドリブル突破。
シュナイダー「カミーユ!!」
リンダ「そんな…カミーユ……いやぁぁぁ!!」
ピエール「まさか…カミーユ!」
超モリサキ3「嘘だろ…オイ……カミーユーーッ!!」
ガーネフの放ったマフーは完全にカミーユの姿を見失わせる程闇で覆いつくしていた。いくら結界があると言っても
マフーの前では何ら役に立たず、肉体的に一般人に過ぎないカミーユに抗う術など無かった。最悪の事態を想定して
仲間達の叫びが次々と上がる。その叫びを肴にガーネフは満足そうに嗤い続けるが…
ガーネフ「ふぉふぉふぉ。少々やりすぎてしまったか?…………なッ…なんじゃと!?」
突如その表情が驚愕に歪む。その視線の先には…
474 :
キャプ森ロワ
:2010/02/24(水) 00:29:35 ID:eNIOuwrk
『宇宙を駆ける 〜ゼータの発動〜』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5522694
全身に赤いオーラを纏ったカミーユがそこに佇んでいた。
カミーユ「…生命は…生命は力なんだ!生命は…この世界全てを支えているものなんだ!それを…それを…!
貴様たちの勝手な理屈で簡単に失っていくのは…それは…それは…酷いことなんだよッ!」
カミーユが言葉を発するごとにその赤いオーラは輝きを増していく。
ガーネフ「ば、バカな…そんなはずは…」
渾身ともいえるマフーを受けたはずのカミーユがその場にいる。しかも無傷で。マフーを破るとされているスターライトであれば
まだ納得はいく。しかし相手はただの人間。しかも何の力も持たぬはずのカミーユがそれを為したと言う事はマフーの闇に骨の髄まで
取り付かれているガーネフにとっては認めがたい事実である。何かの間違いだとカミーユにガーネフはもう一度マフーを放つが、
その心中は半ば狂乱状態に陥っていたかもしれない。マフーの悪霊がカミーユに取り付こうとするところを
カミーユ「何が楽しくて、こんな事をやるんだよ!?貴様のような奴はクズだ!生きていちゃいけない奴なんだ!! 」
カミーユの感情の発露と共に更に輝きを増す赤いオーラの前にマフーの闇は全て遮られる。
ガーネフ「な、何じゃ…あの光は…わしの…わしのマフーが通用しないじゃと!?」
その姿に思わずガーネフは後ずさる。闇を撒き散らし恐怖を与える存在が逆に初めて恐怖を与えられる方となる。
ガーネフとて人間である。人間は理解できないものに激しい恐怖を覚える。今のカミーユの姿はガーネフにとって
理解しがたい存在だった。
475 :
キャプ森ロワ
:2010/02/24(水) 00:30:53 ID:eNIOuwrk
超モリサキ3「な、何だ…カミーユ?…一体何なんだよアレは…」
リンダ「あの光…結界になっているの?」
アルス「あの力……激しいけど…嫌な感じはしない…寧ろ…」
デスマスク「あの小宇宙の高まりは何だ?…本当にあれがあの小僧なのか?」
そして仲間たちはそのカミーユの姿を呆然と見つめているだけだった。本来であればカミーユのフォローに入らなければならない。
しかしカミーユの力に度肝を抜かれていたと言うのもあるが、今のカミーユは何人たりとも寄せ付けない…
そんな感じも醸し出していたからだ。
カミーユ「行くぞッ!」
恐れ戦くガーネフは捨て置いてカミーユはドリブルを再開する。カミーユが纏う赤いオーラはそのままで
更にカミーユの走る軌跡を描くように粉状の碧の光が放出される。その碧の光は徐々に広がりグラウンド全体を覆っていく。
ゾーマ「あの小僧が纏う光…まさかとは思うが…バラモス!メディウスと組んで何としてもあの小僧を止めよ!!」
そして赤い光を纏うカミーユ姿を見たゾーマは初めてその余裕を崩し、バラモスに命令を下す。
メディウス「GUUUUUUUUUUU」
バラモス「小僧…調子に乗っていられるのもここまでだ!!貴様のハラワタをゾーマ様に捧げようぞ!!」
カミーユに向かうのはメディウスとたった今ゾーマからカミーユを止めるよう命令されたバラモス。
カミーユ「どけよッ!!貴様たちのような奴がいるから…!」
その巨大な姿に全く臆する事無くカミーユは突っ込んでいく。
476 :
キャプ森ロワ
:2010/02/24(水) 00:31:54 ID:eNIOuwrk
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
カミーユ ドリブル 22+(! card+! card+! card)+(NTLV5+10)=
メディウス タックル 32+(! card)=
バラモス タックル 30+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→カミーユドリブル突破。ゾーマと一対一へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(シュナイダーがフォロー)(ティーダがフォロー)(シャドームーンがフォロー)
≦−2→ダークスターズ、ボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
カミーユの「サイコフィールド」は相手のスキル、必殺技を無効化します。
今日はここまでです。本日もお付き合いくださってありがとうございました〜それでは又明日〜
ゼータ発動を聞きながら…やっぱり三枝はすげぇ…
477 :
森崎名無しさん
:2010/02/24(水) 00:32:29 ID:???
カミーユ ドリブル 22+(
ハート3
+
ハート2
+
ハート10
)+(NTLV5+10)=
刻の涙乙でしたー
478 :
森崎名無しさん
:2010/02/24(水) 00:32:29 ID:???
カミーユ ドリブル 22+(
ダイヤJ
+
スペード5
+
ダイヤ7
)+(NTLV5+10)=
479 :
森崎名無しさん
:2010/02/24(水) 00:32:50 ID:???
カミーユ ドリブル 22+(
ダイヤ6
+
スペード8
+
クラブ4
)+(NTLV5+10)=
480 :
森崎名無しさん
:2010/02/24(水) 00:34:13 ID:???
メディウス タックル 32+(
ハートQ
)=
481 :
TSUBASA DUNK
:2010/02/24(水) 00:34:24 ID:???
メディウス タックル 32+(
ハート7
)=
482 :
森崎名無しさん
:2010/02/24(水) 00:34:29 ID:???
バラモス タックル 30+(
スペード2
)=
483 :
キャプ森ロワ
:2010/02/26(金) 11:37:35 ID:y/9Om3b2
カミーユ ドリブル 22+( ハート3 + ハート2 + ハート10 )+(NTLV5+10)=47
メディウス タックル 32+( ハートQ )=44
バラモス タックル 30+( スペード2 )=32
≧2→カミーユドリブル突破。ゾーマと一対一へ
メディウス「GUOOOOOOOOOO」
バラモス「イオナズンッ!」
メディウスの吐く闇のブレス、バラモスの右手から放たれる爆裂魔法。どちらにも共通して言える事はまともに食らえば
並みの人間ならば確実に命を落とす代物である。しかしそのどちらも突進する今のカミーユの動きを一瞬たりとも止める事すらできず、
全て赤いオーラに遮られる。ならばと二匹の魔物はその巨体を持ってカミーユの進路を阻まんと動き出そうとするのだが…
カミーユ「分かる…分かるぞ…皆の思いが…!」
カミーユに粉状の碧の光が集まり、その光はバラモス達に向かってまるで人魂のような形を見せ飛散していく。
メディウス「???」
バラモス「なにィ!?体が動かぬ…な、何だ?この光は!?」
動こうという意志を働かせてはいる。だが体が地面に縫い付けられたように動かない。気が付けばバラモス達の周りには
カミーユが放出し続けていた碧の光が纏わりつくように渦巻いていた。バラモス達も何故こういう状況になっているのか
全く分からないが、少なくとも自分たちが動けないようになっているのは、この碧の光のせいであり、それを放出している
カミーユが原因という事だけは理解した。
484 :
キャプ森ロワ
:2010/02/26(金) 11:38:50 ID:y/9Om3b2
そして動けないバラモス達の間をカミーユはドリブルで駆け、ダークスターズで残るはゴールを守るゾーマのみとなった。
ゴール前で超然と構えるゾーマ。しかしその表情は今までと違い怒りに歪んでいる。
ゾーマ「何故だ?…貴様から複数の人間共の思念を感じる…そしてその感情は怒り、哀しみといった負の感情…
なれば我が糧となるはずが…何故こうも不愉快に感じる?」
今のカミーユから感じるのは複数の意思の力。それも数人程度ではない。そしてそのどれもがゾーマに対して負の感情を
送り込んでいる。本来であれば絶望を啜り、憎しみを喰らい、悲しみの涙で喉を潤すゾーマにとっては極上の糧となるはずが、
全て不愉快でしかない。だからこそゾーマは目の前の少年に問う。その力の根源は何なのだと。
カミーユ「分かるまい!人を家畜のように扱い弄ぶ貴様には…この俺の体を通して出る力が!!」
しかしその問いをカミーユは撥ね付ける。その声はカミーユが発しているのにそうではないような声だった。
その声が更にゾーマを不愉快にさせる。
ゾーマ「体を通して出る力?…ふふふ…ふはははは!!これは片腹痛い!…よもやそんな実体の無い物で
この大魔王ゾーマに届くと思うてか!!」
だからこそゾーマは嗤った。人を人とも思わぬゾーマにしてみればカミーユの放つ光は絶対に理解出来ない力。
いや絶対に認められない力だったから。そしてそのゾーマに向かってカミーユは駆ける。
カミーユ「俺の体を…みんなに貸すぞ!!」
485 :
キャプ森ロワ
:2010/02/26(金) 11:39:56 ID:y/9Om3b2
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
カミーユ 突撃 42+(! card+! card+! card)+(NTLV5+10)=
ゾーマ1 備える 40+(! card)+(闇の衣+10)=
ゾーマ2 備える 40+(! card)+(闇の衣+10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→カミーユの力がゾーマの闇を引き裂き…
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ゾーマに防がれるがカミーユが…?)(シュナイダーがフォローゴールは空っぽだ)
(ティーダがフォローゾーマは倒れている)
≦−2→ゾーマの闇がカミーユの力を圧倒し…
【
>>13-14
以外の補足・補正】
カミーユの「サイコフィールド」は相手のスキル、必殺技を無効化します。
※ゾーマは二回行動の為読み違いが発生しません。
486 :
キャプ森ロワ
:2010/02/26(金) 11:40:58 ID:???
すいませんこの二日結構バタバタしてて更新できなかった…とりあえず所要の為ここまで。
どういう結果になるにしろ恐らく次も結構時間が掛かりそうです。夜来れたら来たいとは思いますが。
それにしても某チャットのやりとりを見て遂ニヤニヤしてしまったwウチのスレのGKから5人も選出されてるしw
コメントも嬉しいものばかりで…この場を借りて感謝の意を。ありがとうございます。
QBK?…ああ…うん…決定力はアレですが…能力は高いですよ(ニコッ)
487 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 11:44:45 ID:???
カミーユ 突撃 42+(
ダイヤ3
+
スペード6
+
ハートJ
)+(NTLV5+10)=
カルガモ親子乙でしたー
488 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 11:46:28 ID:???
ゾーマ1 備える 40+(
クラブ6
)+(闇の衣+10)=
ラブマリー枠ww
489 :
森崎名無しさん
:2010/02/26(金) 11:58:50 ID:???
ゾーマ2 備える 40+(
スペード6
)+(闇の衣+10)=
490 :
キャプ森ロワ
:2010/02/28(日) 22:27:12 ID:52QYoJno
>>487
QBKさんの優しさは五臓六腑に染みるでぇ…!
>>488
アレ吹きましたwでもすげぇ嬉しいッス!
カミーユ 突撃 42+( ダイヤ3 + スペード6 + ハートJ )+(NTLV5+10)=72
ゾーマ1 備える 40+( クラブ6 )+(闇の衣+10)=56
ゾーマ2 備える 40+( スペード6 )+(闇の衣+10)=56
≧2→カミーユの力がゾーマの闇を引き裂き…
カミーユ「俺の体を…みんなに貸すぞ!!」
カミーユの叫びに呼応するかのようにカミーユに碧の光が集まっていく。この光は言うなればこの世界で犠牲になった者達の意思。
そしてその願いは自分達を追いやった者達の打倒。それらにカミーユの肥大し続けるニュータイプ能力は共感し自らの精神に
同化させ、思念でしかない者達の意思を具現化し己の力と変えていく。そして…
カミーユ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
人の鼓動を感じながらカミーユは雄たけびを上げ、ゾーマに突っ込んでいく。そしてそれを迎え撃つゾーマ。
人の思いを力と変える者。人の負の感情を糧とするモノ。同じ人の感情を力とするというのは同じだが、決定的に違う事がある。
カミーユの力は多くの人の意思で支えられているが、ゾーマを支えるのはゾーマのみという事だった。
ゾーマ「マヒャドッ!!」
幾多の兵を撃退せしめた巨大な魔法の氷柱をカミーユにも向けるが、今までのガーネフやバラモス達の魔法がそうであったように
全てカミーユの赤いオーラに遮られる。
491 :
キャプ森ロワ
:2010/02/28(日) 22:28:23 ID:???
ゾーマ「小癪な…!矮小な人間如きの意思をいくらかき集めようともこの大魔王の闇の前では全てが無に帰す!!」
そしてそれまで泰然と構えていたゾーマが初めて自ら動き、突進してくるカミーユを迎え撃とうと右腕を大きく振り上げる。
カミーユ「暗黒の世界に戻れ!大魔王ゾーマ!!」
それに対しカミーユも自らの全てを解き放つような叫びを上げゾーマに捨て身で当たる。
『カミーユッ!!』
仲間達の叫び声を背に、自らの怒りを体現する赤と多くの人から託されし碧の光と全てを拒絶する黒の闇が交差し…
刹那…赤と碧の光が闇を引き裂いた。そしてゾーマの巨体が片膝を付く。その表情は驚愕に満ちていた。
ゾーマ「ば、馬鹿な…このわしが…この様な力に……遅れをとるだと!?」
そしてゾーマをも退けたカミーユの目の前にはもはや届くことは無いと思われていたゴールが目の前にあった。
カミーユ「はぁはぁはぁ……これで…後2点だ…」
精も根も尽き果てたように息を荒げながらもそのゴールにカミーユはゆっくりとボールを押し込む。微かにボールとネットが
擦れる音を確認すると、すぐにボールを拾い上げ踵を返しセンターサークルへ向かう。その視線の先にはオールスターズの
仲間達が駆け寄ってくるのが見えた。そしてカミーユは仲間達の表情を見ようと顔を上げて…
カミーユ「…闇が…広がっていく…?」
カミーユの目の前に突如闇が広がる。それはカミーユにしか見えていない闇。ゾーマから切り離され行き場を失った闇だった。
492 :
キャプ森ロワ
:2010/02/28(日) 22:29:39 ID:???
センターサークルへボールを持ちゆっくりと歩いていて来るカミーユをオールスターズのメンバー総出で出迎えている。
今起きた現象は誰にとっても衝撃的で信じられず、超モリサキも正直何と声を掛けていいのかすらまるで頭にない。
しかしそれでももはや難攻不落かと思われたゾーマからどんな形にせよ1点をもぎ取ったというのはオールスターズにとって
再び希望を抱かせるという事には違いなかった。だから一言目はとりあえず労いの言葉からと決め、その後はカミーユが
発した力についての尋問だろうか?という事をぼんやりと決めていた。そしてカミーユがセンターサークルまでやってくると
超モリサキ3「カミーユ…」
まずは超モリサキが先ほど考えていた言葉を紡ごうとすると、カミーユがおもむろに両手を上げてボールを差し出してくる。
超モリサキは自分のタイミングをはぐらかされた感じがしてそれを拍子抜けしたように見つめた後、
気を取り直してボールを受け取ろうとして…その手は空を切った。
超モリサキ3「え…?」
呆然となる超モリサキの耳にボールが地面を叩く音が空しく響き、目の前のカミーユの体がゆっくりと崩れ落ち地面に伏す。
そして彼のポケットからハロが滑り落ちる。そのハロが微かに淡い碧の光を放っている。それはまるでハロが誰かの為に
涙を流している様にも見えた。
シュナイダー「…!?」
ピエール「カミーユ!?」
超モリサキ3「おい…カミーユ!?」
何事かと仲間達が次々と倒れ伏すカミーユを心配する声を上げるが…
その声はもうカミーユ・ビダンの耳に届くことは無かった…
493 :
キャプ森ロワ
:2010/02/28(日) 22:30:56 ID:???
判定も選択肢も無く申し訳ないですがひとまずここまで。次のシーンも時間が掛かるかも…
明日には…やっぱり無理ですかね〜…まぁ気長にお待ちください…
494 :
森崎名無しさん
:2010/02/28(日) 22:49:14 ID:???
カミーユ…帰投したか…
乙でしたー
495 :
森崎名無しさん
:2010/03/01(月) 00:51:26 ID:???
お休みカミーユ、乙でした
496 :
キャプ森ロワ
:2010/03/04(木) 23:12:45 ID:???
>>494-495
まぁカミーユに関しての伏線は張りすぎるかなぁというくらい張っていたので
原作を知っている人にはこの展開はある程度予測が付いたんじゃないかなとは思ってます。
チキ「GUOOOOOOOOOO」
神竜に変身したチキが霧状のブレスを魔物の集団に吹きつけ、前方にいた数匹の魔物を叩き伏せるのだが…
その屍を踏み越え更なる魔物が迫り来る。皮肉にも今チキが凌げているのはこの場所が袋小路になっており、
囲まれるという心配が無いためであった。しかしチキの変身能力の時間は有限である。このまま手を拱いていては
全員が魔物のエサになるという事は火を見るより明らかであった。
ヤン(人間相手ならまだしも魔物相手に駆け引きなど通用するわけが無いし…だからこそ罠に嵌め易いと言えば
そうなのだろうが…この限定された状況ではそれも難しいか…手はあるにはあるが…)
そこでヤンはちらりと自分を庇うように目の前に立つ二人の男女の若者に目を向ける。ダンジョン攻略の経験からか、
魔物自体に恐れを見せてはいない様だったが、この窮地を脱出する方法が無い事には焦りを見せているようだった。
ヤン(…ふぅ…やれやれ…まだ退職届は出していないし、一応軍人な私が一般人に庇われているというのは
どうにも良い事ではないだろう…それにまだ彼らは若い…だとすればとるべき道は一つという事かな?
…フレデリカやユリアン…皆には申し訳ないとは思うが……最も私がやって来たことに対する報いを受けるべき時が
来たということかな…)
そしてヤンが覚悟を決め、自身のポケットの中にあるモノを手にした時だった。突然魔物達が踵を返し、
次々とこの場から離れていく。それを困惑気味に見るヤン達。
497 :
キャプ森ロワ
:2010/03/04(木) 23:13:47 ID:???
透「な、何だ!?急に……ま、まさか諦めてくれた…とか?」
真理「それともチキちゃんに恐れを為したのかしら?」
ヤン(…いや…どちらも違うような気がするな…あれは諦めた、逃げたというよりは他に標的が現れたといった感じだ…)
そしてそのヤンの予測は当たっていた。魔物達が全て去った後この窮地を脱する原因を作った者がひょっこりと顔を出す。
透「あ…」
真理「嘘…?」
コッパ「オイオイ…やっぱまだオイラがいないと駄目かぁ?」
透・真理『コッパ!!』
自分達のピンチを救ったもの。それは以前別れたはずの語りイタチのコッパだった。
透「ど、どうしてコッパがここに?…いやそれよりも魔物はどうやって?」
まさかこんなところで再開するとは夢にも思っておらず、矢継ぎ早に質問する透だったが、コッパはそれに
諭すようにチッチッチと指を振り、小さな体を張る。
498 :
キャプ森ロワ
:2010/03/04(木) 23:14:49 ID:???
コッパ「これだから素人は困るんだよなぁ?ああいった時は身代わりの杖だぜ。今頃あの魔物達は
身代わり君に群がってるだろうさ」
真理(いや…身代わりの杖なんて持ってないし…それにここにいる理由はスルーなの?)
透(ま、まぁ…今回は助けられたんだし…花を持たせてあげようよ…)
ヤン「…身代わりか…とは言ってもアレだけの数だ…その身代わりとやらもそう長いことは持たないだろうから
とりあえずは早急にここから離れないと…」
そう提案するヤンをまたコッパがチッチッチと指を振る。
コッパ「慌てなさんなって…そこら辺は抜かりないさ。ほら聞こえないか?もうそろそろのはずだぜ?」
コッパの言葉にヤン達は耳を澄ませると確かに何やら金属で壁を叩いているような音が聞こえる。
それは段々と大きくなって…一際大きな音とともに突如脇の壁が崩れる。そしてそこから顔を出した人物は…
ジョアン「ハァ…ハァ…ハァ…年寄りにこんな重労働を押し付けおってからに…ハァ…ハァ…
老人はもっと労わるべきじゃろう?」
金色の大きなつるはしを杖代わりにして息も絶え絶えになっているのはジョアンその人だった。
499 :
キャプ森ロワ
:2010/03/04(木) 23:16:08 ID:???
今日も判定も選択肢も無く申し訳ないですがひとまずここまで。本当は次のシーンも一緒に入れる予定が
相変わらず手こずっており想像以上に進まないのでとりあえずシーンの合間できりがいいという事で…
まぁ最近ちょっとリアルがちょっと忙しいってのもありますけど。それではまた〜
500 :
森崎名無しさん
:2010/03/04(木) 23:24:03 ID:???
コッパ再出演乙です!
501 :
キャプ森ロワ
:2010/03/07(日) 00:20:33 ID:ZN0CHWcY
>>500
まぁ最後なんで見せ場というところでw
超モリサキ3「おい?カミーユ?」
突如目の前で倒れ、地面に伏すカミーユの肩を何度か軽く叩くが、一向に反応が無い。何となく超モリサキの
心に不安がよぎって、頭に浮かぶのはカミーユの儚げな後姿だった。
超モリサキ3「おい!!カミー…ユ?」
多少乱暴にカミーユを抱き起こし、カミーユの表情を見て…まず感じたのは違和感。そしてその違和感が
氷解するにつれ表情が凍っていく。それは超モリサキだけでなく、その他のメンバーもそうであった。
超モリサキに抱きかかえられているカミーユには特に目立った外傷は見られず、胸を規則正しく上下させて命に別状は
無いということは分かる。だが分かるのは本当にそれだけで、虚空を見つめ、焦点がまるであっていないカミーユの瞳からは
意思というものが全く感じられず、口元はだらしなく大きく開けられて、口の端からは多少涎が漏れ出ていた。
正直なところ果たしてこの状態を“生きている”と言ってもいいのかと躊躇うほどである。
ピエール「カ、カミーユ……」
ティーダ「う、嘘だろ…?こんな…こんな事って…」
アルス「ゾーマァ!!貴様…カミーユに…何をしたッ!!」
カミーユの状態に信じられないと各々が衝撃を受けている中、アルスはその原因を作ったと思われるゾーマに怒号を放つ。
そのゾーマはすでに立ち上がり、ゴール前に構えてはいるが、先程のカミーユとの激突で少なからずダメージを負っているのか、
その表情はやや苦々しい。そしてゾーマはアルスの問いに忌々しそうに表情を歪め、意外な事を言い放つ。
502 :
キャプ森ロワ
:2010/03/07(日) 00:21:49 ID:ZN0CHWcY
ゾーマ「…フン…寧ろこちらの方だ…何かをされたのは…」
アルス「何だと!?それはどういう……」
そのゾーマの言葉にアルスはある事に気が付きハッとする。
アルス「闇の衣が……消えている?……まさか!?」
そう。今のゾーマがその身に纏うのは漆黒の闇の衣ではなく、橙色の衣であった。そしてゾーマの言い分だとその闇の衣を
剥いだのはカミーユという事は明白だった。そしてその答えを肯定するかのようにゾーマは歪んだ笑みを見せ、
ゾーマ「そうだアルスよ!…どうやらその小僧の感応力は常人より異常に発達しているみたいだな…その力でそやつは
我が闇に触れ…確かにわしから闇の衣を剥いだ…だがその結果…己自身の感応力の高さが仇となってその精神は
逆に闇に食らい尽くされた…もはやその小僧は物言わぬ生ける屍と言ったところだ。それはそうだろう…わが闇を
人間風情が扱いきれるものではないからな……わはははははは!!」
オールスターズに再び蔓延する怒り、哀しみといった負の感情を感じ取り満足そうに嘲笑するゾーマ。
ゾーマの言うとおりこの惨状を招いたのは皮肉にもカミーユが己のニュータイプ能力を正しく発動させた結果である。
カミーユの極限まで肥大したニュータイプ能力は死者の意思すらとも交感を可能としており、それ故にゾーマの闇の本質にすら
共感でき、だからこそ闇の衣を剥ぐことが出来たのだが、言ってみればゾーマの闇はありとあらゆる負の感情の集合体であり、
カミーユはそれすらも自らの精神に取り込んでしまった。その悪意の塊とも言うべき闇は、人という器の精神では到底
耐えられる物ではない…それでなくてもカミーユの精神は肥大し続けるニュータイプ能力に加え、生者、死者の区別すら付けず
交感するという常軌を逸した超常現象を巻き起こし、自らを追い詰め続けていた。それらの要素が全て重なった時…
もはやカミーユ・ビダンという人物の精神は壊れるという選択肢しか残されていなかった。
503 :
キャプ森ロワ
:2010/03/07(日) 00:22:54 ID:ZN0CHWcY
RX「くッ…カミーユ…何故お前がこんな目に遭わなければならない…」
リンダ「そ、そんな…こんな事って…」
デスマスク「チッ…馬鹿者が…誰が…誰がここまでやれと言った…」
ティーダ「う、嘘だろ…嘘だよな?…嘘だって言ってくれよ…カミーユ…」
誰もがカミーユの精神崩壊という出来事にショックを受ける中…
ピエール「……シュナイダー?」
そこまで無言を貫き通していたシュナイダーがボールを拾い上げセンターサークルに置くと、
シュナイダー「お前達…いつまでそうやって沈んでいるつもりだ?…さっさと試合を再開させるぞ」
何時もより一段と険しい表情を浮かべチームメイトに厳しいとも言える口調で言い放つ。
ティーダ「シュナイダー!?…いくらなんでもこんな時に…そんな態度はあんまりッスよ!!」
ドーガ「そうだな…カミーユがこんな目に遭ったのにお前は何も感じないのかよ?」
ジャンクマン(…昔の俺ならこれ位の切り替えはしてたかもなぁ…でも今は……くそッ…ヤキが回ったか?俺も…)
そのシュナイダーの冷淡とも言える態度に何人かは非難を浴びせる中…
超モリサキ3「………」
A 「…シュナイダーの言うとおりだ…さっさと試合を再開させるぞ」
B 「シュナイダー…お前がまさかそんな冷淡な奴だなんて…見損なったぜ…」
C 「……」無言を通して場の成り行きを見守った。
D その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください
504 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 00:24:25 ID:Ke8ZyoCE
A
505 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 00:24:58 ID:3sIdTAAw
A
506 :
キャプ森ロワ
:2010/03/07(日) 00:32:49 ID:???
Aに決まったところで今日も短いですがここまでです。中々進まなくてすいません…
それではまた明日〜…と言い切れないのが今の私です…orz
507 :
森崎名無しさん
:2010/03/07(日) 00:38:20 ID:???
カッコイイぜ 森崎!シュナイダー!
508 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:23:26 ID:RDDtPSNs
>>507
そう言って頂けると本当嬉しいです…結構シリアス展開続きで長文ばかりなのでここんところ
めっきり書くのが遅くて…申し訳ないです…
A 「…シュナイダーの言うとおりだ…さっさと試合を再開させるぞ」
ティーダ「なッ…!森崎まで…」
シュナイダーに同意する超モリサキに信じられないといった風に驚きを見せるティーダを制するように超モリサキが言葉を募る。
超モリサキ3「こんな時、だからだ。嘆き悲しんでカミーユが元に戻るなら俺だっていくらでもそうするさ…だがそんな事をしても…
もう…あいつは戻っては来ない……だったら今俺達がやるべき事は…あいつの…カミーユの意思を継ぐ事じゃないのか?
そうでなけりゃ…あいつが己の全てを掛けてやったことが全部無駄になっちまう…シュナイダー…お前もそうなんだろ?」
シュナイダー「ああ…俺もモリサキと同意見だ…カミーユのおかげで、か細いがようやく光明が見えた…
そのチャンスを俺達の感傷で潰す訳にはいかない…2点目は…俺が決める…!」
超モリサキの言葉にシュナイダーは力強く頷く。その表情は何らかの決意を固めていると見て取れた。
シャンクマン「で、でも点を取るって言ったってどうやって…?」
いかにカミーユが点を決めたといってもそれは常軌を逸した力に拠るところであり、それまでゾーマにはオールスターズの攻撃陣は
全く手も足も出なかったのである。だからシャンクマンの疑問も最もであっただろう。だがシュナイダーはそれには答えず
アルスの方へ向き直り、
509 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:24:28 ID:RDDtPSNs
シュナイダー「アルス…先程のお前と奴のやり取りを聞いている限り、今の奴は力が衰えている…そう考えていいんだな?」
アルス「…ああ…ゾーマの力の根源とも言える闇の衣はカミーユが剥ぎ取ったからそう考えても差し支えは無い…
だけどそれでもまともにシュートを打っても…正直に言って厳しいだろうね…」
シュナイダー「…だろうな…」
ゾーマがどの程度力が落ちたかと言うことは無論試してみないと分からない。しかしそれでもまともにぶつかっては
厳しいというのは先程までの完全フリーの状態でのシュートの嵐を全て事も無げに止めて見せたことで分かっている。
そしてゾーマは愚か者ではない。闇の衣を失ったとあれば、先程のカミーユがやったように万が一でも窮鼠猫を噛む
可能性があるとなれば、完全に受け手にまわるようなやり方はもうやってこないだろう。
シュナイダー「奴を鉄壁たらしめているのはあの不可解な波動や強力な魔法もそうだが…一番厄介なのは反応の速さだ。
言ってみればこちらが1回行動する間に奴は2回行動をする…」
ピエール「確かに…あの反応の速さならどんなシュートでも対応できるだろうし、一対一を仕掛けてもこちらが仕掛けたのを
見てから行動しても十分先手が取れるだろうな…」
シュナイダー「そう言う事だ…だから奴を突破するためには奴の行動を封じる必要がある…」
デスマスク「確かに理屈は合っている…カミーユが点を決めたのも奴の行動をほぼ無効化できたからだ。
…だがそう事が簡単に行くか?先程のカミーユのやり方…あんなものは誰も真似できんぞ?」
シュナイダー「…勿論カミーユみたいにやろうとしても俺一人だけの力じゃ無理でしょう…だがサッカーは一人でやるものじゃない…
そして奴らはその事をまるっきり無視している…そこに俺達の付け込む隙がある!」
510 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:25:53 ID:RDDtPSNs
サッカーは団体競技。それは言うまでも無く当たり前の事。だが相手の力に圧倒されその事を今の今まで忘れていたかのように
シュナイダーの言葉に全員がハッとなる。瞳の色に力が戻った事を確認したシュナイダーは一瞬だけだが、笑みを浮かべた後、
大まかに自分のプランを話す。そして大体の話が纏まり、試合再開のため己のポジションに付こうという所で、未だ倒れ伏している
カミーユをドーガやジャンクマンが代わりに背負おうかという気遣ってくれるのを頑として撥ね付け超モリサキが背負う。
この試合にカミーユを選んだのも自分ならば、最後にボールを預けたのも自分。その結果がカミーユの精神崩壊。
無論カミーユの精神崩壊は超モリサキにはなんら責任は無い。しかしそれでも自分が選ばなければ、ボールを渡さなければ
事は起きなかったのではという自責の念にどうしても駆られてしまう。
シュナイダー「モリサキ…」
超モリサキ3「ん?何だ?」
シュナイダー「…いや…何でもない…それより手はず通り頼むぞ」
そんな超モリサキにシュナイダーが何かを言い掛けるが、出てきた言葉は別のものだった。
超モリサキ3「…ああ…」
超モリサキが相槌を返すとシュナイダーはそのまま踵を返しポジションに戻っていく。シュナイダーが何を言おうとしていたのかは
分からない。だが超モリサキと同じ様にシュナイダーもまた他の誰よりもカミーユの事で自責の念に駆られており、だからこそ
率先して発言していたのだという事がその後姿を見て何となくだが理解できた。そして自分もポジションに戻ろうとしてふと
目に留まるものがあり、それを拾い上げる。
超モリサキ3「…ん?これは…カミーユの?」
それはカミーユが持っていた『ハロ』だった。そのハロは先程までの様子が嘘かのように光の放出は無く一切の機能を停止していた。
本来であれば持ち主のカミーユに返すべきなのだが…
511 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:27:06 ID:RDDtPSNs
超モリサキ3「…カミーユ…こいつ借りるぜ」
背負っているカミーユに囁きながら超モリサキは己のポケットに仕舞い込んだ。いくらハロが掌サイズとはいえポケットに入れると
結構な大きさであり、セービングの邪魔になりえるのだが、それでも超モリサキは持っておきたかった。それは自責の念から
来ているということもあったが、それ以上にカミーユの思いを汲み取りたかったという思いが強かったからだ。
そして超モリサキはカミーユを背負ったままゴールに戻ると、カミーユをポストに背を寄りかからせ座らせる。
超モリサキ3「…皆お前の分まで戦うってさ…だからそこで見ててくれよな…俺達が勝つところを…!」
無論言葉を掛けたところでカミーユからは返事が無いが、超モリサキの言葉でカミーユの瞳に一瞬だが色が戻ったような気がした。
気のせいだと言われればそうかもしれない。しかし超モリサキはカミーユが返事を返してくれたと思う事にした。
ティーダ「シュナイダー…さっきは悪かったッス…シュナイダーの気持ちも考えないで酷い事を…」
自らのポジションで相手のキックオフを待つティーダが隣に居るシュナイダーにばつが悪そうに謝罪してくる。
シュナイダー「…気にするな…さっきのはどちらが正しい、間違っているという問題でもないさ…寧ろああやって
ストレートに感情を表現できるのお前がうらやましいとさえ思ったくらいだからな」
謝罪には苦笑しながら応えるシュナイダーだったが言葉は本心からの言葉であった。シュナイダーはどちらかといえば
あまり口数が多い方ではなく、その為自身が発するカリスマ性とも合わせて、いい意味でも悪い意味でも誤解を受けやすい。
だからこそ自分とは全くの正反対で己の名前の如く太陽のように明るいティーダには好感を持つとともにうらやましいという
感情も常日頃から持ち合わせていた。
しかし状況はその少年達のほんの僅かな心の交流をする時間すら許さず、
512 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:28:56 ID:RDDtPSNs
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…はしゃぐのはそれ位にするんじゃな…あんなまぐれはもう続かんよ…
さて…そろそろ貴様達にも働いて貰おうかの…」
ガーネフの指示とともにアルシオンとコインブラが動き出し、ダークスターズのキックオフから試合が再開された。
※カミーユが離脱の為ポジションが一部変更となります。
−−−#−−−
−−J−H−− Jシュナイダー Hティーダ
−−−−−−−
−−−I−−− Iピエール
G−−−−−F Gリンダ Fアルス
−−−−−−−
−−−D−−− DRX Eカミーユ(離脱)
−−−−−−−
−C−A−B− Cデスマスク Aドーガ Bジャンクマン
−−−@−−− @森崎
ボールを持つのはコインブラ。そのコインブラにまずはシュナイダーとティーダが付く。
シュナイダー(まずはボールを奪わない事には始まらんな…)
ティーダ「くそッ…本当はあんただってこんな事がしたいわけじゃないだろうに…!」
513 :
キャプ森ロワ
:2010/03/10(水) 23:30:08 ID:RDDtPSNs
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
コインブラ ドリブル 33+(! card)=
シュナイダー タックル 28+(! card)+(皇帝の怒り+1)=
ティーダ タックル 22+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→コインブラドリブル突破
=0、−1、−2→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(ジェクトがフォロー)(ピエールがフォロー)
≦−3→オールスターズボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
コインブラのスキル「2倍速ドリブル」の効果で判定が有利となっています。
シュナイダーのマークがダイヤ、ハート、スペードで「エンペラータックル(+3&吹っ飛び係数2)」が発動します。
ティーダのマークがダイヤかハートなら「ドレインタックル(+2、成功時に相手ガッツを30奪い取れる)」が発動します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
514 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 23:32:16 ID:???
コインブラ ドリブル 33+(
クラブ5
)=
515 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 23:33:14 ID:???
シュナイダー タックル 28+(
スペード10
)+(皇帝の怒り+1)=
516 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 23:33:15 ID:???
シュナイダー タックル 28+(
ハート3
)+(皇帝の怒り+1)=
517 :
森崎名無しさん
:2010/03/10(水) 23:35:55 ID:???
ティーダ タックル 22+(
ハート8
)=
518 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 00:25:24 ID:???
強大な主催者と戦う参加者達、
まさしくパロロワ。
タイトル変える必要なかったね、
519 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 00:55:20 ID:0XytO5KM
>>518
そうですね〜。まぁ最初の流れはあんまり以前のタイトルとあってないんですが、後半の展開は
そうタイトル違いでもないとは思ってたんですよ。ただ今は皆さんから応募して頂いて決めたタイトルに凄く愛着があるので
全然これでいいと思ってますw。それに以前のタイトルだとラブマリー辺りが見当違いになりそうですw
コインブラ ドリブル 33+( クラブ5 )=38
シュナイダー タックル 28+( スペード10 )+(皇帝の怒り+1)+(エンペラータックル+3)=42
ティーダ タックル 22+( ハート8 )+(ドレインタックル+2)=32
≦−3→オールスターズボール奪取。
自身の瞬発力を活かしての誰も付いていけない程の神速のドリブルこそがコインブラの持ち味であり、これで実際
スピードに乗せたら手のつけようが無かっただろう。
シュナイダー「 H A !!」
だがまだキックオフ直後でスピードが乗り切らないという事と、そして何よりシュナイダーの気迫がそれまでと一線を画していた。
小細工無しにコインブラの懐に飛び込んでいくシュナイダー。それを一応反応してステップでかわそうとはするコインブラだったが、
その突進力は生半可なステップで回避できるほど甘くは無く、シュナイダーの右足がボールを捉え遠慮など一切無しで振りぬく。
タックルと呼ぶには激しすぎる右足の振り抜きにボールごと一緒に宙に舞うコインブラ。
520 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 00:56:22 ID:0XytO5KM
シュナイダー「…よし…!」
そしてこぼれたボールをシュナイダー自ら抑え、そのままピエールにバックパスをして脇目も振らず自らは前線に駆け上がる。
ピエール「ナイスだシュナイダー!…よし後は…」
ボールを持ったピエールが素早くピッチを見渡す。シュナイダーとティーダがゴール前にたどり着くには今しばらくの時間が必要で、
更には先のシュナイダーのプランの要である右サイドのアルスもシュナイダー達と同様であった。シュナイダーの提示する条件は
まだ揃ってはいない。
ピエール(…ならば今しばらく時間を稼ぐ必要があるか…)
先着で
ピエールの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ 光太郎さんと少し時間を稼ぐぞ。
ハート→ 準備が出来るまでここで俺がボールキープだ。
スペード→ 左のリンダにボールを預けよう。
クラブ→ ここはボールを取られない事が重要だ。とりあえずバックパスだ…
JOKER→ ピエールが時間を稼ぎ…
521 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 00:58:11 ID:???
ピエールの判断→
ハート7
522 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 01:05:36 ID:???
それでは短いですが今日はここまでです。試合シーンだとそこそこ早く書けるんですが、
どうもイベントシーンがセリフ一つに時間が掛かりすぎて…でも次のシーンは明日書き上げられると思います。
それではまた明日〜…(と言って何回やらかしただろうか…orz)
523 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 01:41:24 ID:???
乙でした。
524 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 22:23:20 ID:Iaz6de7+
ピエールの判断→ ハート7 準備が出来るまでここで俺がボールキープだ。
ピエール(あまり後ろに下がりすぎても今度は前に持っていくのが困難になるな…ならば多少のリスクを背負っても
ここでボールキープに徹する…!)
ピエールはそう腹を決めると、前方を伺いながらゆっくりとしたキープを重視するドリブルに切り替える。そしてダークスターズも
そのピエールを黙って手を拱いて見ているはずも無く、アルシオンがチェックに向かってくる。
ピエール「…マークに来るのは彼か…手強いが…やるしかない…!」
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ピエール ドリブル 33+(! card)=
アルシオン タックル 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ピエールボールをキープし続ける。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(RXがフォロー)(リンダがフォロー)(ジェクトがフォロー)
≦−2→アルシオンボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ピエールのマークがダイヤなら「芸術的なドリブル(+5)」、ハートなら「マルセイユルーレット(+3)」、
スペードなら「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」が発動します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
525 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 22:23:33 ID:???
ピエール ドリブル 33+(
スペード5
)=
526 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 22:25:24 ID:???
アルシオン タックル 32+(
ダイヤ10
)=
527 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 22:25:54 ID:???
アルシオン タックル 32+(
クラブ5
)=
528 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 23:35:57 ID:Iaz6de7+
ピエール ドリブル 33+( スペード5 )+(強引なドリブル+2)=40
アルシオン タックル 32+( ダイヤ10 )=42
≦−2→アルシオンボール奪取。
ピエールの狙いは抜くのではなく、時間稼ぎのボールキープである。それに対しアルシオンは
ただボール奪取という事のみだけしか頭に無く、ある意余計な雑念が無いため、非常に合理的な動きで
ピエールのドリブル出来るスペースを削っていく。気が付けばピエールはいつの間にか孤立無援の状態となっていて、
パスコースもコインブラ達によって防がれていた。
ピエール「くッ…なんて迂闊な…!」
自らの判断ミスを悔やみながらも、状況を打破するためにアルシオンを強引に突破しようとするが、
そんな破れかぶれな突破が通用するほどアルシオンも甘くは無く、狙い済ました鋭いタックルをピエールは
かわす事が出来ずボールを奪われてしまう。
ピエール「し、しまった…!」
ティーダ「ちくしょう…ピエールが…!」
シュナイダー(…ピエールでもああも鮮やかにやられるか…だがここで戻るわけにいかん…俺が今為すべき事は
その時のために己を高める事だ……チャンスは…ボールは必ず来る…!)
ピエールからボールを奪ったアルシオンはそのまま中央をドリブルで駆け上がる。そして対するオールスターズの中盤は
左のリンダはガーネフに付きっ切り、右のアルスは上がったままで、カミーユが抜けた今ピエールを除けば…
RX「待てぃ!!これ以上貴様を進ませるわけには行かん!!」
このRXを残すのみとなる。そのRXも己が抜かれると後が無いという事は重々承知で、それ故に全身から闘志が
漲っているのが傍から見ても分かるほどであった。その闘志に気圧されたのか、アルシオンも一瞬ドリブルを止める。
529 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 23:37:02 ID:Iaz6de7+
RX「来い…貴様の相手はこの仮面ライダーBLACK RXが務める!!」
そしてそのRXの手招きとともに発せられる言葉に答えるかのようにアルシオンは再びRXに向かってドリブルを再開した。
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン ドリブル 34+(! card)=
RX タックル 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオンドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(コインブラがフォロー)(ジェクトがフォロー)(デスマスクがフォロー)
≦−2→RXボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルシオンのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
RXのカードがダイヤ、ハートの場合「リボルケイン(+5)」が発動します。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
530 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 23:37:22 ID:???
アルシオン ドリブル 34+(
ハート4
)=
531 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 23:37:43 ID:???
RX タックル 32+(
クラブA
)=
532 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 23:38:27 ID:???
そのときふしぎなことがおこった
533 :
キャプ森ロワ
:2010/03/11(木) 23:41:59 ID:???
今日はここまでです。聞くところによると2さんが積みゲーしているらしいですが、
私も結構積みゲーが増えてきて…かといってやり始めるとそっちをクリアするまでは
更新は絶対出来ないでしょうから、連載終わるまではお預けかな…それではまた明日〜
534 :
森崎名無しさん
:2010/03/11(木) 23:44:07 ID:???
乙でした!
535 :
森崎名無しさん
:2010/03/12(金) 00:17:48 ID:???
RX乙でした
536 :
森崎名無しさん
:2010/03/12(金) 00:49:22 ID:awLSATME
仕方ねえな、ゾーマって奴に真の魔王は誰か思い知らせてやるか
|\_/ ̄ ̄\_/|
\_| ▼ ▼|_/
⊂\ 皿 /つ-、
/// /_/:::::/ /
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------|
537 :
森崎名無しさん
:2010/03/12(金) 00:56:47 ID:???
別世界の救世主!別世界の救世主じゃないか!
538 :
森崎名無しさん
:2010/03/12(金) 09:35:44 ID:???
クラブのAさんもてつをのファンのようです
539 :
2
◆vD5srW.8hU
:2010/03/12(金) 09:45:17 ID:vkUqIbT+
>>533
積みゲーは買った後なんとなーく手を出さなくなっちゃうのが悲しいですよね。
まあこの活動に一日数時間取られているのだから当たり前っちゃ当たり前ですが。
540 :
キャプ森ロワ
:2010/03/13(土) 00:24:59 ID:???
>>532
てつをを語るにはもはや切っても切れない言葉!
>>536
光太郎「お前は俺の同士!!…俺の友達だ!」
|\_/ ̄ ̄\_/|
\_| ▼ ▼ |_/
\ 皿 /
「…この俺にそんな事言ってくれたのはあんたが初めてだぜ……よし…俺はあんたを兄貴分と決めた!
これからはどこにでもついていく!お願いだ!一緒に連れて行ってくれ!!」
光太郎「おお!よろしくな!(ん?よく見ればこいつ角とったらジョー(ジャンクマン)に似てるなぁ…)」
>>537
そ、そうだっけかなぁ?色々と問題を…ゲフンゲフン…失礼…
>>538
流石てつを!俺達に出来ない事を平然とやってのける!そこにシビレる!憧れるぅ!
>>539
そうなんですよねぇ…いざ時間があっても別の事をやりだす始末でw(積まれたゲームを横目で見ながら)
多分ある意味買って満足してるんでしょうねw
541 :
キャプ森ロワ
:2010/03/13(土) 00:26:06 ID:pNIuywxY
アルシオン ドリブル 34+( ハート4 )+(芸術的なドリブル+5)=43
RX タックル 32+( クラブA )+(奇跡+14)=47
≦−2→RXボール奪取。
闘志を漲らせ向かってくるRXをアルシオンは右へ左へと変幻自在にボールを操り、RXを翻弄し続ける。
身体能力だけで言えば無論改造人間であるRXのそれがアルシオンより遥かに上回っているのは疑いようが無い。
しかしアルシオンの芸術的なドリブルテクニックはその身体能力の壁すらも乗り越えており、RXをいとも簡単にいなし続ける。
RX「くッ…ならばこれでどうだッ!!」
そして隙を中々見せないアルシオンに対してRXは捨て身のタックルを放つが、それすらもアルシオンは咄嗟にボールを
両足で挟み、ヒールリフトでボールを宙に上げRXのタックルをやり過ごす。もしこの時アルシオンにまともな感情が
残っていたならば、もはやRXを抜いたと確信していただろう。しかし…
RX「…こんなもので…諦めてたまるかッ…!!」
RXが咆哮上げる。その脳裏に浮かぶのは先程のカミーユの姿。その姿を見てしまえば今戦っている自分がどうして諦められようか。
そしてそのRXの闘志に応える様に腰のベルトのキングストーンが輝いて…
ナレーション「その時、不思議なことが起こった」
「バトルoh!RX」
ttp://www.youtube.com/watch?v=LKqi0lx2knM
そして次の瞬間アルシオンの目の前には今まさに抜き去ったRXがそこに立っていた。
542 :
キャプ森ロワ
:2010/03/13(土) 00:27:38 ID:pNIuywxY
RX「たとえ何回貴様に抜かれようとも、キングストーンがある限り俺は蘇る!何度でも!!」
そのRXの姿に感情がないはずのアルシオンですら一瞬たじろぐ。しかしすぐに機械のようにRXに再び仕掛けるアルシオン。
それに対しRXは今度は動きを見せずただじっとその時を待つ。
RX「奴が一つフェイントを掛け、次のフェイントを仕掛けるまでに0.1秒の隙がある、今だ!」
そして先程見つけたアルシオンがフェイントを仕掛けた瞬間の隙を付いてタックルを放つと今度はアルシオンも反応できず、
ボールはRXが奪取した。
超モリサキ3「よし!…何かイマイチ何やったか良くわからんが流石光太郎さんだぜ!」
ジャンクマン「ヘヘ…アニキならやってくれると思ってたぜぇ…」
RX「よし…ここから…」
ボールを奪ったRXが前方を向くと…
カシャン…カシャン…カシャン
と独特の足音を響かせRXの前にシャドームーンが立ちはだかる。
543 :
キャプ森ロワ
:2010/03/13(土) 00:28:57 ID:pNIuywxY
RX「くッ…シャドームーン…」
シャドームーンを前に思わず動きを止めるRXだが、
ピエール「こっちだ光太郎さん!」
RX「ピエール!…よし」
そこにピエールがフォローに来て、ワンツーの体勢に入るが、対するシャドームーンははなからRXのみに
標的を絞っており、ピエールの動きには頓着していないようだった。
RX「あくまで俺を付けねらうかシャドームーン!」
544 :
キャプ森ロワ
:2010/03/13(土) 00:30:19 ID:pNIuywxY
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
RX ワンツー 33+(! card)+(スキル補正+2)=
ピエール ワンツー 31+(! card)+(スキル補正+2)=
シャドームーン カット 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→オールスターズワンツー突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リンダがフォロー)(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)
≦−2→シャドームーンボール奪取
【
>>13-14
以外の補足・補正】
RXのカードがダイヤ、ハートの場合「リボルケイン(+5)」が発動します。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
シャドームーンのマークがダイヤ、ハートなら「シャドービーム(+5)」が発動します。
※シャドービームにはバイオライダーの「ゲル化」を無効化する効果があります。
シャドームーンのマークがスペードなら「シャドーセイバー(+5)」が発動します。
今日は短いですがこれだけの更新となります。それにしても一日遅れで今朝ファミ通を見てびっくらこきました…
馬鹿な…魔装機神がリメイク…だと!?しかも開発がウィンキー…だと?更にBGMもオリジナル版そのまま!?
個人的にはベタ移植でも構わなかったので開発がウィンキーで移植は嬉しいかも。まぁアニメーションは…ねぇ?
いいんですよSFC版より進化してるって分かれば…それより早くデュラクシールを後ろから乱舞の太刀で突きたい…
(あ、でもデュラクシールって顔問題大丈夫なんだろうか?)
という超個人的なつぶやきでした〜それでは〜
545 :
森崎名無しさん
:2010/03/13(土) 00:33:11 ID:???
RX ワンツー 33+(
ハートK
)+(スキル補正+2)=
乱舞の太刀乙〜
546 :
森崎名無しさん
:2010/03/13(土) 00:34:15 ID:???
RX ワンツー 33+(
スペード5
)+(スキル補正+2)=
547 :
森崎名無しさん
:2010/03/13(土) 00:35:18 ID:???
ピエール ワンツー 31+(
クラブ4
)+(スキル補正+2)=
548 :
森崎名無しさん
:2010/03/13(土) 00:35:41 ID:???
シャドームーン カット 32+(
ハートA
)=
ヒュッケバインを見た事にすれば…
549 :
森崎名無しさん
:2010/03/13(土) 00:36:42 ID:???
何これ 光太郎さんなら当たり前ですかそうですか
550 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 09:58:15 ID:Nk5grrXY
>>545
ところでバニティーリッパーになっていても“ディスカッター乱舞の太刀”な件について。
>>548
まぁそれが無難なんでしょうね…ただそのヒュッケもすでにサンライズからケチがついてると…
>>549
|\_/ ̄ ̄\_/|
\_| ▼ ▼ |_/
\ 皿 /
「アニキ流石だぜ!俺がシャドームーンの野郎を蹴落とすまでも無かったぜ!!」
RX ワンツー 33+( ハートK )+(スキル補正+2)+(リボルケイン+5)=53
ピエール ワンツー 31+( クラブ4 )+(スキル補正+2)=37
シャドームーン カット 32+( ハートA )+(シャドービーム+5)=38
≧2→オールスターズワンツー突破。
RXに向かってシャドームーンの両腕から光線が放たれる。
RX「リボルケイン!!」
RXはその光線に対して腰から光り輝く剣状の杖リボルケインを引き抜くと、
RX「トゥア!!」
そのリボルケインで光線を悉く打ち払い、全て受け流す。そしてボールをピエールの方へと預けると、自らはピエールから
離れるように動く。するとそのRXの動きにつられてシャドームーンも動く。
551 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 09:59:32 ID:Nk5grrXY
RX(そうだ…シャドームーン…そのまま俺について来い!)
ピエール(光太郎さん!?…囮になろうというのか?…ならば俺は…!)
RXがシャドームーンを引き付けてくれていると理解すると、ピエールはすぐさまゴール前の状況を確認し、
ピエール「(…よし…シュナイダー達の準備は出来てるな…ならば…)アルス!!」
そのままゴール前に陣取るアルスに向かって高いロングフィードを蹴りこむ。
アルス「…来た…!」
シュナイダー(来るか…!!)
ティーダ「よっしゃぁ!!アルス頼むッスよ!!」
ゾーマ「何やら色々策を弄しているみたいだが…貴様らがいくらもがこうとあんなまぐれは二度と起きぬわ!!
バラモス…あれを打ち落とせ!!」
バラモス「はは!!……イオナズンッ!」
呪文の詠唱に入るアルス。ちょうどPAラインのすぐ外側に陣取るシュナイダーとティーダは腰をやや落とし、いつでも
動ける体勢を整えている。それに対しゾーマの指示でバラモスが宙に浮くボールを叩き落そうと右手から魔力の光弾を放出する。
その光弾がボールに届こうかというところで…
552 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 10:00:45 ID:Nk5grrXY
アルス「ギ、ガ、デインーーッ!!」
アルスが叫びを上げながら魔力を開放すると、激しい雷鳴の轟きと共に選ばれし者だけが操りうる聖なる稲妻が迸り、
一瞬にしてバラモスの放った光弾をかき消す。そしてボールは稲妻に乗ってそのままゾーマが守るゴールへと一直線に向かう。
ゾーマ「フン…マヒャドッ!」
それに対しゾーマはさして慌てる事も無く、己を打ち倒そうと迫り来る稲妻に向かって氷の魔力を放つ。
そして激突する聖なる稲妻と巨大な氷の氷柱で出来た壁がボールを挟んでせめぎ合う。
そしてその瞬間それを目の前で見守るシュナイダーの脳裏に閃光が駆け巡った。
シュナイダー(!?…………そうか………これならば……)
威力だけで言えばゾーマのマヒャドよりアルスのギガデインの方が上で、稲妻の魔力は確実に氷の魔力を押しており、
聖なる稲妻は次から次へと増える氷柱の壁を破壊し続ける。
アルス「くッ…ぐッ…!!」
ゾーマ「…ククク…アルスよ…どうした?」
しかし今このせめぎ合いで余裕を見せているのはゾーマの方であった。それはアルスが“サッカー”をやっているからこそが
原因である。もしこれが戦闘でゾーマに直に電撃を放つというのならギガデインはその威力を遺憾なく発揮できたであろう。
しかしいかに威力があるとは言え、ボールを通してではその威力の全てを発揮できない。加えてゾーマの方はたとえ氷の壁を
破られたとて稲妻の勢いが落ちるのは火を見るより明らかで、そんな威力の落ちた稲妻を迎撃する事などゾーマにとっては
造作もない事であった。その事がお互いに分かっているからこそアルスは焦り、ゾーマは余裕を見せていたのだ。
しかし次の瞬間、劣勢であるはずアルスがニヤリと笑みを浮かべると同時に稲妻が一瞬にして掻き消える。
553 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 10:01:53 ID:Nk5grrXY
ゾーマ「何?」
今までせめぎ合いをしていたところから急にそれが無くなり、一瞬とはいえ虚を付かれるゾーマ。
当然せめぎ合いの中心にあったボールはその場で零れ落ちる事となる。そしてそのこぼれ球にいち早く飛びつくのは…
先着で
こぼれ球を拾う者→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート→ シュナイダーが拾う
スペード、クラブ→ ティーダが拾う
JOKER→ なにィ!?バラモスが拾っただと?
554 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 10:04:03 ID:???
こぼれ球を拾う者→
スペードJ
555 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 11:22:39 ID:Nk5grrXY
こぼれ球を拾う者→ スペードJ ティーダが拾う
こぼれ球にいち早く反応したのはティーダだった。こぼれ球になるや否や地面に素早く剣を突き立てると剣を踏み台にしながら
ボールが落ちてくる方へジャンプする。シュナイダーの立てたプランはアルスの魔法ならばゾーマの魔法にも真っ向から
対抗できるという事を念頭に置き、アルスの魔法であえてゾーマにリアクションを起こさせ、その行動を封じ、
こぼれ球勝負を挑もうというものであった。
ティーダ「うおおおおおお!!これでッ!!」
体を捻りつつオーバーヘッドの体勢に入るティーダ。もし並みの、いや例え超モリサキでもこの状況では
何も反応出来ず失点を覚悟する場面であろう。しかし…
ゾーマ「小賢しいわッ!!」
少しの期待を全て絶望に塗り替えるが如きゾーマの雄叫びがフィールドに響き渡り、そして大魔王は右手を振りかざした。
556 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 11:23:39 ID:Nk5grrXY
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ティーダ エースオブザブリッツ 39+(! card)+(! dice)=
ゾーマ セービング 40+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ティーダのエースオブブリッツが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(シュナイダーがねじ込みに)(バラモスがフォロー)(メディウスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
557 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 11:24:52 ID:???
ティーダ エースオブザブリッツ 39+(
ハート3
)+(
3
)=
558 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 11:25:17 ID:???
ゾーマ セービング 40+(
ダイヤ10
)=
559 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 14:17:36 ID:Nk5grrXY
ティーダ エースオブザブリッツ 39+( ハート3 )+( 3 )+(必殺無効化-11)=34
ゾーマ セービング 40+( ダイヤ10 )=50
「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
≦−2→ゾーマゴールを守る。
ティーダ「うおおおおおお!!」
ゾーマ「しゃらくさい!!」
今まさにボールをインパクトしようとしているティーダに向かってゾーマは指先を突きつけると、
指先から波動が迸る。
ティーダ「うッ…!」
その波動がティーダを覆い尽くすとティーダの全身から力を剥ぎ取っていく。そして右足から力無く放たれたシュートは
ゾーマの振りかざした右腕に掠め取られてしまう。
560 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 14:18:49 ID:Nk5grrXY
ティーダ「くそォ…!!」
ゾーマ「まさかこの程度の策でどうにかできるとでも?…ならば舐められた物だなこのわしも」
超モリサキ3「ちィ…あそこまでやってもダメなのか?」
ピエール「…しかもまだまだ余裕があるか…」
シュナイダー(…ここまでやってもかろうじて通常のセービング対決に持ち込むのがやっとか……だが…!)
ゾーマ「この程度の攻撃が何度来ようと問題にもならんが…いい加減奴らのいいようにさせ過ぎだ…!
…そろそろ貴様に働いてもらおうか」
ゾーマは指先でボールを弾くと中盤のメディウスへと渡る。ボールを貰ったメディウスは上半身だけ地上に出した状態で
そのまま地中に埋まった下半身で地面を抉りながら前へ進み始める。しかしその行く手を阻むように…
ピエール「…まだだ!…ここまで来たらやるしかないんだ!」
RX「ここは…絶対通さんぞ!!」
ピエールとRXがメディウスの前に立ちはだかった。
561 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 14:19:53 ID:Nk5grrXY
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
メディウス ドリブル 30+(! card)=
ピエール タックル 30+(! card)=
RX タックル 32+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→メディウスドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(コインブラがフォロー)(リンダがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
メディウスのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「闇のブレス(+8)」が発動し、
更に相手カード数値を半減(端数切捨て)させます。
相手とメディウスの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
※「闇のブレス」発動時でも必殺の一撃判定は元のカード数値に依存します。
ピエールのカードがダイヤかクラブの場合「紳士のタックル(+3)」が発動します。
紳士のタックルはクラブ発動時、数値で勝利の場合反則にはなりません。
RXのカードがダイヤ、ハートの場合「リボルケイン(+5)」が発動します。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
562 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 14:21:22 ID:???
メディウス ドリブル 30+(
クラブ8
)=
563 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 14:21:48 ID:???
ピエール タックル 30+(
ダイヤ8
)=
564 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 14:23:07 ID:???
RX タックル 32+(
クラブ10
)=
565 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 14:23:10 ID:???
RX タックル 32+(
スペードQ
)=
566 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 23:50:18 ID:FOxm/8So
メディウス ドリブル 30+( クラブ8 )=38
ピエール タックル 30+( ダイヤ8 )+(紳士のタックル+3)=41
RX タックル 32+( クラブ10 )=42
≦−2→オールスターズボール奪取。
メディウス「GUOOOOOOO!!」
RX「ピエール…ここは俺が行く!お前は下がるんだ!」
その巨体で振動を起こし、地面を抉りながら向かってくるメディウスを前にRXは一般人であるピエールを庇うように
進んで前に出ようとするところをピエールは振り切って駆け出す。
RX「待て!ピエール!」
ピエール(すいません光太郎さん…だがそれだけは聞く事は出来ない…誰しもが逃げずに戦っている中
俺だけが誰かの後ろに隠れるわけには行かない…!)
ピエールは向かってくるメディウスに対し真正面からではなく、やや斜めの位置に立ちその場で動きを止める。
ピエール(真正面から行ってもあの巨体だ…吹き飛ばされるのが関の山…ならば今の俺に出来る事は…)
そしてピエールはメディウスの持つボールの位置が真横に来た瞬間、全身全霊でスライディングタックルを仕掛ける。
メディウスの進行方向とピエールの仕掛けたタックルがちょうど十字に交わり……それはほんのコンマ数秒の差で
メディウスの巨体がピエールを弾き飛ばすよりも先にピエールのスライディングが駆け抜ける。
そして無論ピエールの足元にはボールも収まっていた。
RX「ピエール…お前って奴は…」
超モリサキ3「ハハハ…ピエール…やっぱお前はすげぇ奴だよ!」
567 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 23:51:23 ID:FOxm/8So
リンダ「やったわ!ピエール!」
ガーネフ(ちッ…メディウスの奴め…あんな小僧にしてやられるとは…あやつも存外使えん…)
ゾーマ「ふん…その巨体は見掛け倒しという事か…これではわざわざ呼んでやった甲斐が無いではないか」
ピエール(よし……だがここからどうすれば…先程のでのダメということになると…)
ボールを奪ったはいいが、先程の波状攻撃でもダメとなるといよいよ攻め手が無く、その事に逡巡するピエールだったが、
シュナイダー「ピエール!もう一度ゴール前にフィードを上げろ!」
即座にシュナイダーがゴール前にボールを要求する。それは先程ゾーマによって防がれたプランを
もう一度やろうというサインでもあった。
ピエール「シュナイダー…?」
無論仲間を疑うという訳ではない。そのような選択肢はピエールには始めから無い。しかし先の攻防を見る限りでは
余程の事が起きない限りゾーマからゴールを奪う事は難しいだろう。その事が分からない程シュナイダーは愚かではない。
だからこそピエールは躊躇するのだが…
超モリサキ3「…」
A 「シュナイダーを信じろ!奴ならきっとやってくれる!!」
B 「さっきのを見ただろ?…無理だ!それよりももっと確実に点を決める方法を考えろ!」
C 無言でピエールの判断に委ねる。
D 「俺だ!俺にもってこい!」起死回生を図ってオーバーラップを試みる。
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
568 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 23:51:51 ID:XbivJrWU
A
569 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 23:52:34 ID:6fxHuYJk
A
570 :
キャプ森ロワ
:2010/03/15(月) 23:55:59 ID:???
Aに決まったところで今日はここまでです。お付き合いくださってありがとうございました。
次のシーンは少々長くなるかもなのでまた例によって時間が掛かるかもです…
もう少しテンポ良く進めたいところなんですが…それでは〜
571 :
森崎名無しさん
:2010/03/15(月) 23:56:14 ID:???
……すいません。ピエールがマジかっこいいので本当にヤボなことが言いたくないのですが、
>>566
での判定結果には、
「相手とメディウスの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。」
が適応されていないと思うのですが……。ここでいう「数字」ってカードの数字ですよね?
572 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 00:05:00 ID:???
あ、本当だ…すいませんorz
これは致命的なミスだ…流石に結果が全く違うので
書き直しますので
>>556-557
は黒歴史でお願いします…
選択してくださった
>>568-569
さんには申し訳ありませんでした。
次のシーンは書き直してまた更新したいと思います。
最終戦だというのに本当申し訳ないです…
573 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 21:32:55 ID:wUCfOb2I
>>571
改めてご指摘ありがとうございます。自分で設定しておいて忘れるとは不覚…不覚…
次の書き始める前に指摘されて僥倖…僥倖……いや本当スイマセン…
メディウス ドリブル 30+( クラブ8 )×2倍=46
ピエール タックル 30+( ダイヤ8 )+(紳士のタックル+3)=41
RX タックル 32+( クラブ10 )=42
相手とメディウスの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
≧2→メディウスドリブル突破
ピエールとRXが前に立ちはだかるのを見て一旦動きを止めるメディウス。
ピエール「…よし…今なら!」
RX「チャンスはここだ!!」
動きを止めたのを見てすかさずタックルを仕掛ける二人だったが、突如目の前からボールが消えうせる。
…と言うよりもメディウスと共にボールも地中へ潜行していた。
ピエール「なッ…!」
RX「なにィ!!」
そこで二人ともメディウスが動きを止めたのではなく、地中に潜行するための準備をしていたのだと気がつく。
そして二人から十分に距離が開いたところでメディウスは再び地上へと顔を覗かせ、更に進攻を続ける。
574 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 21:34:28 ID:wUCfOb2I
リンダ「ああ…」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…せっかく呼び出したのだ…アレくらいはやって貰わねばワシの立つ瀬が無いと言うものじゃ」
超モリサキ3「くそったれがぁ!あんなのアリかよ!!いくらなんでも出鱈目だろ!?」
無論この試合が何でもアリと言うのは超モリサキとて承知しているが、この状況、文句でも言って強がっていないと
すぐに不安が押し寄せてくる。それに飲み込まれたら本当に心が折れるであろう事を超モリサキは何より恐れていた。
オールスターズ陣内を我が物顔で進攻するメディウス。オールスターズで残っているのはDF陣と超モリサキを残すのみ。
超モリサキ3「くそぅ…どうする…どうしたらいい?」
A 「DF全員で奴を止めるんだ!」メディウスにDF陣を仕掛けさせます。
B 「そのままPA内で待機だ!」DFと一緒に必殺シュートに備えます。
C 「他の奴へのケアも忘れるな!」メディウスではなく他の人物を警戒させます。
D 「全員で掛かるぞ!!」DF陣と超モリサキの全員でメディウスに仕掛けます。
E その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のEを支持する場合はE >>○○のように安価をつけてください
575 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 21:35:40 ID:8ggMfQI+
B
576 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 21:36:02 ID:oYkFGubo
C
577 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 21:43:55 ID:jzqIZ2a6
C
必殺の一撃は「数字一致した相手」以外との数字比べでも倍増したカードの数字が使えるのですか?
578 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 22:06:43 ID:wUCfOb2I
>>577
そうですね。今までもその仕様で通していたので。なので余り発動機会ないですけど
実は必殺って結構強スキルなんですよね。
C 「他の奴へのケアも忘れるな!」メディウスではなく他の人物を警戒させます。
ゴール前に向かってくる脅威はメディウスのみではなく、アルシオン、コインブラ、ジェクトもゴール前に来ている。
そのどれもが一線級の選手ばかりで超モリサキとしては警戒を怠る訳には行かない。その為自然と全員を
均等に警戒すると言う指示を出していた。
そしてメディウスは…
先着で
メディウスの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ→ メディウスがそのままPA内に突っ込んできた!!
ハート→ ボールをジェクトに放る。
スペード→ ボールをアルシオンに放る。
クラブ→ ボールをコインブラに放る。
JOKER→ え…?ここでゾーマのオーバーラップ!?
579 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:07:12 ID:???
メディウスの判断→
スペード3
580 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 22:34:13 ID:wUCfOb2I
メディウスの判断→ スペード3 ボールをアルシオンに放る。
この時メディウスにどのような思考が生まれたかは分からない。もしかすると同じ人間にやらせる事が彼としては
ちょっとした余興のつもりだったのかもしれない。兎に角もボールはメディウスからアルシオンの元へと渡る。
しかし一つだけ言える事はこの行動は己の優位性を微塵も疑ってないと言う事から来ている事は間違いなかった。
そしてボールを受け取ったアルシオンはその場で大きく右足を振りかぶる。
デスマスク「また奴か…!」
ドーガ「間に合うか!?」
超モリサキ3「来るか…!」
581 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 22:35:19 ID:wUCfOb2I
☆どのセービング方法でいきますか?*先に2票入った選択肢に決定します。ageでお願いします。
A がんばりダイビング (カードの数字に固定で+8します。) ガッツ消費202
必殺パンチングです。通常のパンチングよりは味方のフォロー率が高いです。
B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費270
必殺キャッチです。ただし成功しても相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
C パンチング (カードの数字に固定で+5します。) ガッツ消費108
ランダムで「するどいパンチング・LV2」が発動し、さらに(+2)される可能性もあります。
ただし味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。
D キャッチング (カードの数字に固定で±3します。) ガッツ消費54
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。
E 悟りセービング 数値に関係なく、まったくのランダムでセービングします。
成功確率は13分の4で、既に上限に達しています。絶体絶命の時に一か八かで。
悟りポイントがセーブの成功の場合+3されます。
------------------------------------------------------------------------------------------
超モリサキ3 セーブ力・30+(超化+4)
アルシオン スターバースト・45
超モリサキ3ガッツ 700/970
※どのセービングでも1/4で「そう何度も抜かれてたまるかぁ!」(セーブ力+3)が発動します。
582 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:36:04 ID:oYkFGubo
B
583 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:36:09 ID:8ggMfQI+
B
584 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 22:48:47 ID:wUCfOb2I
B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費270
今まさに右足を振り下ろそうとしているアルシオン。
超モリサキ3「来い…!」
それに対し超モリサキは静かに闘志を漲らせ腰を十分に落として万全の体制を整える。
デスマスク「うおおおおおお!!」
ドーガ「絶対決めさせるかぁ!!」
そしてデスマスクとドーガも決死のブロックに跳んだ。
585 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 22:49:59 ID:wUCfOb2I
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン スターバースト 45+(! card)=
デスマスク ブロック 23+(! card)=
ドーガ ブロック 31+(! card)=
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(! card)+(超化+4)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオンのスターバーストがゴールに突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがねじ込みに超モリサキは倒れている)(コインブラがフォロー超モリサキはバランスを崩している)
(ジャンクマンがフォロー)
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルシオンのスターバーストには吹っ飛び係数2が付いています。
ドーガのマークがダイヤ、ハートの場合「大盾LV2(+3)」が発動します。
(数値で敗北しても、カード数値/4の分シュート力を弱める(端数切捨て)
相手とドーガの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
デスマスクのマークがダイヤなら「積尸気冥界波(相手の行動を-4)」が発動します。
更に積尸気冥界波を発動且つ、デスマスクが勝利すると、冥界波を受けたキャラは次回の判定で-4されたままです。
超モリサキ3のカードがダイヤで「そう何度も抜かれてたまるかぁ!+3」が発動します。
586 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:50:26 ID:6QTLB7bw
アルシオン スターバースト 45+(
ダイヤA
)=
くだけちれェ!
587 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:50:44 ID:???
デスマスク ブロック 23+(
スペードQ
)=
588 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:51:07 ID:???
ドーガ ブロック 31+(
ハート7
)=
589 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:51:21 ID:???
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(
ハートJ
)+(超化+4)=
590 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 22:51:26 ID:???
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(
ダイヤ10
)+(超化+4)=
591 :
キャプ森ロワ
:2010/03/16(火) 23:09:17 ID:???
続きを書けるかなと思いましたが、無理そうなので今日はここまでです。
お付き合いくださってありがとうございました。それでは〜
592 :
森崎名無しさん
:2010/03/16(火) 23:10:30 ID:???
スターバーストの方がくだけちった!乙でした
593 :
キャプ森ロワ
:2010/03/17(水) 23:11:19 ID:CVzkNzls
>>592
いやはや…ここでヘタレちゃって…これはラスボス(笑)と言われかねないなぁw
アルシオン スターバースト 45+( ダイヤA )+(大盾-1)=45
デスマスク ブロック 23+( スペードQ )=35
ドーガ ブロック 31+( ハート7 )+(大盾+3)=41
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+( ハートJ )+(超化+4)=55
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
無表情でゴールを見つめながらアルシオンの右足が今…振りぬかれる。
アルシオンの必殺シュート「スターバースト」はその名の星を爆破すると言う意味の通り、およそ人が繰り出したとは
思えない程凄まじい威力を秘めたシュートであり、ある意味極限ともいえるシュートである。そして放たれたシュートは
確かに宇宙を駆け巡るイメージすら想像させスケールの大きさを感じさせる。しかしそのシュートに
デスマスク「ぐおおおおおおお!!」
ドーガ「こなくそ〜〜ッ!!」
恐れを微塵も見せず果敢に飛び込んでいくデスマスクとドーガ。結果としてはシュートを防ぐ事は出来なかったが、
何時も以上に見せる気迫はシュートの威力を下げる事には成功していた。そして…
超モリサキ3「よし…!後は……任せろッ!!」
その闘志を見せられては超モリサキも応えない訳には行かない。そして何よりもダイビングしながら目の端に映るカミーユの
姿を見てしまえば尚更こみ上げて来るものがある。そうして全力で伸ばした両腕はガッチリとアルシオンのシュートを捉え…
超モリサキ3「…へッ…」
そして体を起こしながら彼らしい不敵な笑みを見せる。その瞳はまだ諦めを知らない。
594 :
キャプ森ロワ
:2010/03/17(水) 23:12:21 ID:CVzkNzls
ピエール「モリサキ…俺も負けてられないな…」
RX「森崎…お前は凄い奴だぜ!!」
ジャンクマン「良くぞ止めやがった!!」
ティーダ「流石…森崎ッス!!」
リンダ「ユーゾー!やったわ!」
ガーネフ(ちッ…つくづく使えん人形どもじゃ…ならば…)
シュナイダー(モリサキ…お前はお前の責務を果たしている…ならば次は俺がそれに応える番だ…!)
超モリサキ3「よし…頼むぞピエール!!」
そして素早くパントキックを行い、中盤のピエールへとボールが渡る。
メディウスが上がった今、シャドームーンはRXが囮になって引き付けており、ガーネフはそもそも己のポジションから
殆ど動きを見せない。よって今中盤はピエールの独壇場と言えた。そのピエールに…
595 :
キャプ森ロワ
:2010/03/17(水) 23:13:30 ID:CVzkNzls
シュナイダー「ピエール!もう一度ゴール前にフィードを上げろ!」
即座にシュナイダーがゴール前にボールを要求する。それは先程ゾーマによって防がれたプランを
もう一度やろうというサインでもあった。
ピエール「シュナイダー…?」
無論仲間を疑うという訳ではない。そのような選択肢はピエールには始めから無い。しかし先の攻防を見る限りでは
余程の事が起きない限りゾーマからゴールを奪う事は難しいだろう。その事が分からない程シュナイダーは愚かではない。
だからこそピエールは躊躇するのだが…
超モリサキ3「…」
A 「シュナイダーを信じろ!奴ならきっとやってくれる!!」
B 「さっきのを見ただろ?…無理だ!それよりももっと確実に点を決める方法を考えろ!」
C 無言でピエールの判断に委ねる。
D 「俺だ!俺にもってこい!」起死回生を図ってオーバーラップを試みる。
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
596 :
森崎名無しさん
:2010/03/17(水) 23:13:41 ID:TSLEgJk+
A
597 :
森崎名無しさん
:2010/03/17(水) 23:16:57 ID:EvarGJ4Q
A
598 :
キャプ森ロワ
:2010/03/17(水) 23:22:44 ID:???
前と同じくAに決まったところで短いですが今日はここまでです。
まさか似たような展開になるとは思っていなかったのでリベンジと言う事で
あえて同じ文章を再利用しました。…け、決して手抜きじゃ…な、無いですよ?
と言う事でそれでは〜
599 :
森崎名無しさん
:2010/03/18(木) 00:54:10 ID:???
お疲れ様でしたー
600 :
キャプ森ロワ
:2010/03/19(金) 23:24:47 ID:XQpHKwTE
A 「シュナイダーを信じろ!奴ならきっとやってくれる!!」
ピエール(そうだ…何を迷う必要がある…シュナイダーは言った…「俺が点を取る」と…だったら…!!)
超モリサキの言葉を聞くや否やピエールは迷いを吹っ切るかのように即座にゴール前に高いフィードを上げる。
シュナイダー「(ダンケシェーン…ピエール。速度、角度、質…どれをとっても最高の物だ…お前からのこのパス…
必ず決めてみせる!)アルス!!」
シュナイダーからの呼びかけに躊躇を見せるアルス。ギガデインを放てる魔力は後1回。使用にはやはり万全を喫したい
ところであり、その為先のピエールと同様無駄に勝算の薄い勝負に挑む事になるのではと言う懸念から来るものだったが、
アルス「……!!」
アルスを見るシュナイダーの双眸に映りこむ覇気、決意、覚悟といったものを見て取ると、僅かな懸念は圧倒的な確信によって
全て吹き飛ばされアルスは無言で頷き返した。そして最後の魔力を全てかき集めるべく詠唱に入る。
ゾーマ「ククク…アルスよ…何をするかと思えば芸の無い……なればバラモス!貴様は後詰を務めよ!
こぼれた球は貴様が拾うのだ!」
バラモス「ははッ!」
それを見ていたゾーマは口の端を吊り上げ嘲笑する。いくら先程のようにオールスターズの攻撃陣がこぼれ球を拾って
シュートを撃とうとも問題にならないと確信しているゾーマではあったが、あえてバラモスを使う事でそのほんの僅かな隙すらをも
与えず、オールスターズを更なる絶望へと誘う算段であった。そして…
601 :
キャプ森ロワ
:2010/03/19(金) 23:26:09 ID:XQpHKwTE
アルス「(シュナイダー…後は任せたぞ)…行くぞ……ギガ……デインーーッ!!」
アルスが呼ぶ最後の稲妻の咆哮がこの攻防の火蓋を切って落とした。そして先程と全く同じで宙にあったボールを一瞬にして
稲妻は掻っ攫い、そのままゾーマの守るゴールへと一直線に伸びていく。
シュナイダー「……」
その稲妻をPA内でじっと待ち構えるシュナイダー。その集中力はかつて無い程の高まりを見せている。
そしてゾーマがこれも先のリピートを見ているかのように魔法によって稲妻を迎撃しようとその右手を振り上げた時…
遂にシュナイダーが動いた。
ピエール「シュナイダー…?」
超モリサキ3「何だ…何をやろうって…シュナイダー?」
そのシュナイダーの動きに超モリサキ、ピエール共に不可解なものを感じ、悪い予感が胸中を急速に支配していく。
すでに二人ともサッカー選手としての本能でシュナイダーが今からやろうとしている事を理解していたのかもしれない。
ゾーマ「何度やっても無駄だ!!…マヒャドッ!!」
ゾーマの魔力によって生成された氷の氷柱が迫り来る稲妻に向かって放出される。
その全てが今のシュナイダーにはスローモーションに見えており、その胸中は先程のカミーユの特攻がよぎっていた。
602 :
キャプ森ロワ
:2010/03/19(金) 23:27:24 ID:XQpHKwTE
「キャプテン翼III - 敵チーム-ドイツ」
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2010403
シュナイダー(…カミーユ…お前にそこまでさせてしまったのは俺のせいだ…本来ならばその役割はストライカーである
俺が負うべき筈のもの…だが俺は口では諦めていないと言いながら奴の強大さに無意識のうちに諦めていた…
そして何より…ヤン提督が言っていたこの試合に対する本当の意味での覚悟が無かった…ストライカーとして
どんな事をしてでも点を取ろうという気概が足りなかったんだ…)
そしてシュナイダーはゴールに背を向けながら膝を軽く曲げ、両足で大地をしっかりと踏みしめ跳躍すると、後方に倒れこみながら
オーバーヘッドの体勢に入る。その跳躍した先にはアルスの放った稲妻と、ゾーマが放った氷柱がボールを挟んで今まさに
激突しようとしていた。
シュナイダー(だからこの一撃に…今の俺の全てを込める!!行くぞ…これが俺のラスト…)
ピエール「ダメだァァ!!シュナイダーーーッ!!」
超モリサキ3「シュナイダー…お前まさか…!?」
「 F I R E ! ! 」
603 :
キャプ森ロワ
:2010/03/19(金) 23:29:07 ID:XQpHKwTE
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+(! card)+(皇帝の怒り+1)=
ゾーマ セービング 40+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーのラストバイシクルファイヤーが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ティーダが空っぽのゴールにねじ込みに)(アルスが空っぽのゴールにねじ込みに)(バラモスがフォロー)
≦−2→ゾーマゴールを守る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
シュナイダーのラストバイシクルファイヤーには吹っ飛び係数0が付いています。
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
※ラストバイシクルファイヤーはいてつく波動の効果を受け付けません。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
604 :
森崎名無しさん
:2010/03/19(金) 23:30:51 ID:???
シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+(
ダイヤ5
)+(皇帝の怒り+1)=
605 :
森崎名無しさん
:2010/03/19(金) 23:31:17 ID:???
ゾーマ セービング 40+(
ハート8
)=
606 :
森崎名無しさん
:2010/03/19(金) 23:32:03 ID:???
ゾーマ セービング 40+(
ハート4
)=
その程度かシュナイダー!
607 :
604
:2010/03/19(金) 23:33:02 ID:???
あ、あぶない・・ぎりぎり2差か。
ダイスだった時は名シーンをダイナシにしたかと思ったよ。
605、ありがとう!
608 :
キャプ森ロワ
:2010/03/19(金) 23:41:55 ID:???
>>606
ひゃあ怖い怖い…流石大魔王様…
>>607
いや〜決まってくれて良かったです。ホッとしました。
何とか皇帝が決めたところで今日はここまでです。まぁ例によって次のシーンが長くなると思われるので
また時間が掛かると思いますが、気長にお待ちください。それでは〜
609 :
森崎名無しさん
:2010/03/20(土) 00:12:39 ID:???
ゾーマくん ふっとんだ!
610 :
森崎名無しさん
:2010/03/20(土) 00:53:42 ID:???
乙でしたー
611 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:14:01 ID:???
>>609
なんかその絵を思い浮かべるとかなりシュールな気が…w
>>610
いつもどうもです〜
シュナイダー ラストバイシクルファイヤー 56+( ダイヤ5 )+(皇帝の怒り+1)=62
ゾーマ セービング 40+( ハート8 )+(こごえる吹雪+12)=60
≧2→シュナイダーのラストバイシクルファイヤーが突き刺さる。
ボールを乗せた稲妻が氷柱と激突し、その余波で一瞬だけ宙に留まるボール。
「 F I R E ! ! 」
そのポイントにシュナイダーが限界まで引き絞った右足を弾かれたように振りぬくのは同時だった。
シュナイダーが狙っていたのはまさにこの瞬間だった。普通に考えれば常人が稲妻を捉える事など不可能な事。
オールスターズの中の何人かはそれが可能な人物も居るが、少なくとも普通の人間であるシュナイダーには無理である。
それに例え可能な人間が稲妻を捉えられてもそれをシュートとして昇華出来るという事はまた別問題となってくる。
逆に言えばシュナイダーが問題としていたのは稲妻を捉えられるか否か。ただこの一点のみであった。
そこでシュナイダーが着目したのは先の攻防時にゾーマが氷の氷柱で稲妻を迎撃した事だった。
稲妻と氷柱が激突する瞬間は稲妻もその動きを止めざるを得ない。そしてそのポイントさえ分かってしまえば
ストライカーとして類まれなセンスを持つシュナイダーにとっては的確にそこを打ち抜く事は不可能な事ではない。
いや寧ろこの場に居る者の中でこれが可能な者はシュナイダーしか居なかった。
シュナイダー「ぐぅぅッ…ぅぅううぉぉぉぉおおお!!!」
ボールをインパクトすると共に右足を襲う電撃による激痛。そして己の肉が焼け焦げる臭いが鼻腔をくすぐるが、
それらを覇気で全てねじ伏せると、そのまま右足を一気に振り下ろす。そうして放たれたシュートは電撃の威力はそのままに
更にシュナイダーの渾身の力が上乗せされ、ボールは電撃が追いつかぬ程の凄まじい勢いで氷柱を破砕して雷炎を纏いながら
ゾーマの守るゴールへと一条の閃光となって伸びていく。
612 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:15:06 ID:???
ゾーマ「…!?」
驚きを見せながらもゾーマはその閃光に対し大きく息を吸い込んでから一気に見る者の心胆を寒からしめる
吹雪を吐き付ける。そのシュートに反応できたのはひとえにゾーマだったからこそというより他は無い。
だがこの時ばかりはシュナイダーのサッカー人生そのものと言っていいこの輝きを消し去るには、
いかに大魔王の力を持ってしても困難な事であり、閃光は瞬く間に荒れ狂う吹雪を貫いて…
ゾーマ「……バカなァァ!?……ごほぉ!!」
ゾーマのどてっぱらに突き刺さるとゾーマの巨体がくの字に折れ曲がって宙を舞いそのままゾーマごとゴールへと突き刺さった。
シュナイダー「…やったか……(…これが…俺のサッカー人生での最後の得点となるか…)」
朦朧とする意識の中、その光景をしっかりと目に焼き付けるシュナイダー。シュートを放った右足はすでに激痛を超越して
全ての感覚が消えうせていた。これでは確実に再起不能だろうなとそんな事を冷静に考える自分がどこか可笑しく、
自嘲気味に微笑むシュナイダー。短いがここで終えるサッカー人生に後悔は無い。そんな事はこのシュートを思いついた時から、
いや何があろうとも2点目を取ると決めた時から覚悟していた。だがもしあるとすれば…
613 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:17:52 ID:q9kTboCI
シュナイダー(…カルツ…シェスター…マーガス…ミューラー…そして皆…すまんな…お前達と共に今度こそ世界一を
目指すという誓い…果たせそうに無い…)
それは西ドイツユースとして仲間達とワールドユースでの世界一を目指す誓い。
シュナイダー(…ピエール…お前とは一度心行くまで競ってみたかったが…)
一選手として競い合う機会が無いまま去る仲間への未練。
シュナイダー(モリサキ…すまんな…ワールドユースで再会するという約束は守れそうに無い…)
初めて自分の全てをぶつけられると認めたライバルとの約束を果たせぬ事への無念。
シュナイダー(…マリー…ごめんよ…世界一のサッカー選手になるって約束したのに……
だけど許してくれるよな?お兄ちゃんは…それよりも大事な約束を果たしたんだ…)
そして最後によぎるのは最愛の妹との約束を反故した事への罪悪感。しかし自分の知る妹ならばきっと
彼の為した事を小さな両手を広げ花の様な笑顔を浮かべ褒め称えてくれると確信していた。
シュナイダー(そして…後俺に出来る事は…)
このシュートに己の命とも言える右足を賭け、全精力を注ぎ込んだシュナイダーには、もはや着地の態勢すら
取る余裕は無く、ただ落ちるに身を任せる。そしてその身が地面に叩きつけられる瞬間…
614 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:18:56 ID:q9kTboCI
ティーダ「うおっとぉッス!!」
すんでのところでティーダが飛び込んでシュナイダーの身を両腕でキャッチする。
ティーダ「シュナイダー!大丈…夫…!?…アルス早くッ!!」
そのティーダがシュナイダーの右足を見るや否や切羽詰った大声でアルスを呼ぶ。シュナイダーの右足は
先のシュートで電撃によって表皮は焼け爛れて骨がかいま見え、冷気によって凍傷も併発しており、
足の形を保っているのが不思議なくらいの重症を負っていた。
超モリサキ3「オイ…嘘だろ?…こんなの…いくらなんでも…格好付け過ぎだろうが…」
ピエール(…俺は気付きもしなかった…シュナイダーがここまでの覚悟を決めていた事に…それなのに俺は…
安易にパスを出して…くそッ…何て俺は愚かなんだ…)
リンダ「そんな…シュナイダー…どうして貴方まで…」
デスマスク「バカが!!どいつもこいつも…ガキの癖してそんなに死に急ぎたいか!?」
そのシュナイダーの右足を見て悲観する仲間達を横目に、アルスが回復魔法を掛けようと手はかざすものの、
彼も先のギガデインで全ての魔力を使い果たしており、その掌からは癒しの光が生まれる事はない。
しかし例えアルスが回復魔法を使える魔力が残っていたとしても回復魔法の効果が薄くなっているフィールド内では
ここまでの重症の前では焼け石に水であっただろう。
アルス「くッ…くそぉ…!」
超モリサキ3「アルス…何やってんだよ…何時ものようにさっさと治してやれよ…!!」
ピエール「よせッ!モリサキ!」
超モリサキ3「じゃあこのまま放っておけって言うのかよ!?」
焦燥を見せるアルスに居てもたっても居られず、アルスの両肩を掴みながら言葉を荒げる超モリサキを
ピエールが抑えるが、それでも気が収まらない超モリサキに
615 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:20:13 ID:q9kTboCI
シュナイダー「…気にするな…これ…は…俺が…自ら望んだ…事だ…モリサキ……それよりも…早く試合を……
再開させるぞ…後…1点…だから…な…」
シュナイダーが震える声で言葉を掛け、そしてどこにそんな気力が残っているのだろうか、なんと上体を起こし、
左足一本で立ち上がろうとしている。
超モリサキ3「シュナイダー!?無茶すんなよ!!」
それを見て慌てて超モリサキがシュナイダーに駆け寄り、肩を貸しながらシュナイダーを立ち上がらせるが、
シュナイダー「大丈夫だ…これ…位…何とも…無い…」
超モリサキ3「これ位って…お前分かってるのかよ!?…その足じゃもう…」
シュナイダー「ああ…分かってるさ…だがまだ俺は動ける……動ける以上は…這ってでも…次は左足を失おうとも俺は戦う…」
超モリサキの言葉に声は震えているもののシュナイダーは力強く答える。そしてその瞳は彼が彼である事を証明する覇気が
依然として失われていない。無論シュナイダーとてこの状態では足手纏いと言うのは分かりきっている。だがそれでも己の意識が
ある内は倒れるわけには行かなかった。これ位で倒れてはまさに己の全てを投げ打ったカミーユに対して申し訳が立たないからだ。
ピエール「シュナイダー…お前…」
超モリサキ3(…全く…この強情っぱりが…!)
A 「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」
B 「もういい…もういいんだシュナイダー…お前は良くやった……後は俺に…いや…俺たちに任せろ!」
C 「…その傷でうろちょろされると目障りなんだよ…怪我人は怪我人らしく引っ込んでな!」
D (こいつの事だ…何を言っても無駄だろうな…だったら…)無言でシュナイダーの鳩尾を叩き気絶させた。
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
616 :
森崎名無しさん
:2010/03/23(火) 23:23:16 ID:???
右足を支えてもらってラストノンファイヤーとな
617 :
森崎名無しさん
:2010/03/23(火) 23:26:54 ID:???
駄目だ・・・シリアスすぎて今のスコア忘れた・・・
618 :
森崎名無しさん
:2010/03/23(火) 23:27:16 ID:cv/R5V4A
A
619 :
森崎名無しさん
:2010/03/23(火) 23:28:38 ID:C48z9I3c
A
「その時不思議な事が起こっ」てくれることを信じる。
620 :
キャプ森ロワ
:2010/03/23(火) 23:46:33 ID:???
>>616
はてさてどうなることでしょうね…ラストまではもうすぐそこです。
>>617
そう言って頂けるならこちらとしては大成功ですね。サッカーでどこまで
シリアス出来るかがこの試合のポイントと言っても過言ではなかったので…
>>619
そうですね〜奇跡は起こるものじゃ無く起こすものだ!!
とAで決まったところで今日はこれだけです。本当進行遅くて申し訳ない…
それではまた次の更新で〜
621 :
森崎名無しさん
:2010/03/24(水) 00:24:46 ID:???
乙でしたー
622 :
森崎名無しさん
:2010/03/24(水) 00:32:23 ID:???
「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりで死にたい。」by坂本竜馬
乙でした…。シュナイダー、あんた漢やで!
623 :
キャプ森ロワ
:2010/03/30(火) 22:51:10 ID:???
>>621
いつもありがとうございますだぁ〜
>>622
そうですね〜私もこういう風にありたいものですが…それかアカギみたいな最後かなぁ…?
A 「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」
本来なら己にとって最大のライバルと認めているからこそ言いたい事、伝えたい事が色々とあった。
しかしそれを言葉として表に出してしまうと彼が己のサッカー人生まで賭けてやった事を否定する事になり得る。
だから超モリサキが今言える事は…
超モリサキ3「分かったよ…好きにしろ…その代わり最後までちゃんと立ってろよ…!いいかこれはキャプテン命令だ!!」
超モリサキのその言葉に一瞬だけだが呆気に取られたような表情をするシュナイダー。
しかし直ぐ表情を真面目なものに作り変えると、超モリサキを真っ向から見据え、
シュナイダー「キャプテン…命令か…」
超モリサキ3「ああ…キャプテン命令だ」
超モリサキもその視線を受け止めながらきっぱりと返答を返し、お互いの視線が交わる中、
この時二人の胸中によぎる感情は如何なるものだったのだろうか。
そして根負けしたように視線を先にはずしたのはシュナイダーの方だった。
シュナイダー「そうか…キャプテンの命ならば…仕方が無いな…」
その表情には苦笑みたいなものが浮かんでいた。思えばシュナイダーはこれまでキャプテンとしてチームを纏め、
指示を出す方の立場だったのが、このチームでは指示される側だったと言う事を今更ながら思い出したからだ。
624 :
キャプ森ロワ
:2010/03/30(火) 22:52:18 ID:???
そしてシュナイダーは超モリサキから借りていた肩から手を離すと、表情を苦痛に歪ませながらも自力で右足を引きずり、
センターサークルの方へとゆっくり戻っていく。その姿を見てもオールスターズの誰一人として手を貸そうとする者は居ない。
手を貸せばあくまで戦おうと意思を見せる彼の誇りを逆に傷つけるだけと言う事が分かっていたからである。
超モリサキ3「…全く…あいつは頑張りすぎなんだよ…その挙句右足までぶっ壊してさ…俺に今度は勝つって
言ったのはどこのどいつだよ…」
ピエール「モリサキ…」
ワールドユースでの再会という約束は超モリサキにとって決して軽い約束ではなく、これからの目標として重要なウェイトを
占めるはずだった。しかしそれが突如理不尽な理由で果たされる事が無くなってしまった。今の超モリサキの呟きは
シュナイダーではなく寧ろこの理不尽な状況に対しての呪詛だった。しかしそんな超モリサキの肩をRXが優しく叩く。
RX「森崎ポジションに戻ろう…後1点…何としても取って…この戦い…必ず勝つんだ…!それが今俺達が為すべき事だ!」
超モリサキ3「光太郎さん…」
ジャンクマン「アニキの言うとおりだぜ!こんな逆境に追い詰められた時こそ正義超人共お得意の
友情パワーって奴を発揮すべき時だろうが!」
超モリサキ3「ジョ…ジャンクマン…」
デスマスク「フン…貴様がそんなザマじゃこっちまで調子が狂うだろうが…お前は何時も小憎らしい位がちょうどいいんだ」
超モリサキ3「デスマスクさん…」
625 :
キャプ森ロワ
:2010/03/30(火) 22:53:25 ID:???
ドーガ「それにお前だって人の事は言えないぞ?準決勝で俺を振り切ってあの大砲に立ち向かった時なんて
こっちの肝が冷えたんだぜ?強情さならお前だってシュナイダーに負けてねぇよ」
超モリサキ3「ドーガ………俺は流石にあそこまでは無いぜ?」
ティーダ「い〜や全然負けてないッス!」
アルス「逆の立場なら君だって同じ事してそうだよ?」
リンダ「フフフ…お互い似たもの同士だと思うな」
超モリサキ3「チッ…何だよ皆して…」
仲間達の歯を着せぬ発言に憮然とした表情を見せる超モリサキだったが、それらが自分を励ましているという事に
気が付かないほどは流石に鈍くは無い。
超モリサキ3(そうだよな…ここで感傷に浸ってる場合じゃねぇんだ…今度は俺が体を張る番なんだ…!)
その頭によぎるのはカミーユの特攻する姿とシュナイダーの最後のシュートを撃つ姿。それらを思い浮かべながら
この試合で何度挫けそうになっただろうか心を再び強く持ち直し覚悟を決める。
超モリサキ3「よし…後1点とってこの試合を終わらすぞ!!」
「「「「「「「「おうッ!!!!」」」」」」」」
そして超モリサキの号令に各々が士気を高めポジションに戻る最中…
626 :
キャプ森ロワ
:2010/03/30(火) 22:54:48 ID:???
超モリサキ3「ん…?」
ピエール「どうしたモリサキ?」
超モリサキが何か不思議そうに辺りを見渡しているのをピエールが見咎め声を掛けるが、
超モリサキ3「いや…今何か声がしたような気がしてな…」
ピエール「声?」
超モリサキ3「ああ……だが気のせいみたいだな…」
訝しげな表情を作るピエールを見て超モリサキは空耳だろうと当たりを付けるが、ふと強烈なデジャヴに襲われる。
超モリサキ3(あれ?何か誰かとこんな会話をしたような気がするが…それもそんなに前の事じゃない…)
ピエール「どうしたモリサキ?」
超モリサキ3「ん?いや何でもない…(う〜む…気になりはするが今はそんな場合でもないな…)」
デジャヴの原因を探ろうと思案するが頭の中にモヤが掛かったように思い出せない。そんな超モリサキをピエールが
心配そうに覗き込んでいたので、流石にそれ以上考え込むわけにも行かず、軽くお互いの健闘を誓うとそのままゴールに戻る。
しかしこの時超モリサキは気が付いていなかったが、彼のポケットからは微かに淡い碧の光が漏れ出ていた。
627 :
キャプ森ロワ
:2010/03/30(火) 22:56:38 ID:???
予想以上に時間が掛かった…選択も判定も無いですが場面として区切りがいいのでひとまずここまでで。
展開はラストまで見えてるのにラストだからかどうにも文章で煮詰まっちゃって…書いては消しての繰り返しで中々進まない…
それでも魔装機神発売までには終わらせる(`・ ω・´)キリッ……だといいなぁ…それでは〜
628 :
森崎名無しさん
:2010/03/30(火) 22:58:10 ID:???
乙!
629 :
森崎名無しさん
:2010/03/30(火) 22:58:25 ID:???
乙でした
630 :
森崎名無しさん
:2010/03/30(火) 23:05:44 ID:???
最終回が終わったらエキシビションマッチとしてオールスターズVS全日本を見てみたいな
631 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 00:43:05 ID:???
あ、凄い亀レスで今更過ぎですが、某スレでの妄想書いてくれた人乙でした!確かにあのピエールを
見たら彼らも黙っていられないでしょう。おかげで凄いやる気が漲りました!オチも含めてGJ!!w
>>628-629
素早すぎる乙感謝です!感動した!!
>>630
この話がこのスレ内で完結するようでしたらキリもいいので次のスレ立てないでこのスレで終わりという風に
しようと思ってます。ただ残りの展開からいってスレ内で完結するのが先か、残り約150KBを使い切るのが先かという
結構微妙なラインかなぁと思ってます。次スレまで行った場合は逆に大量にスレが余ってしまうので一応埋めネタとして
エキシビションマッチみたいなものは考えてました。ただ全日本はラブマリー戦で書ききった感がありまして…というのも
ラブマリー(ズィーコ込み)>>神様の差>>全日本>必殺技と○○○の差。但し決定的な差ではない>ラブマリー
といった強さな感じなので対戦しても余り面白くならないんじゃないかなぁなんて思ってます。
それに全日本なら他いくつかのスレでも登場しているので今更感があったり…
なので一応埋めネタとして考えてる案が
1、エキシビションマッチ。プレイヤーはオールスターズかラブマリーのどちらか選択。対戦相手はイナズマイレブン辺りから
2、スーパーロボット対戦M(モロサキ)(ストーリーベースは第4次辺り?EXでもいいかも)
3、南光太郎の探検隊「これは…ゴルゴムの仕業だ!!暗黒結社の全貌を追え!!」 がとりあえず構想中です。
まぁとは言ってもあくまで構想だけで、やるかどうかはその時次第にはなりますが、その前にこれをキチンと完結させないと…
632 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 00:44:09 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「おのれ…人間共めが…どこまでもわしに逆らおうと言うのか…!!」
シュナイダーの乾坤一擲のシュートの前に敗北を喫したゾーマ。自分達が圧倒的優位に立っており、
何も出来はしないと軽んじていたはずの存在から膝を付かされたという事態に無論その胸中は穏やかであろう筈が無く、
バラモス「ゾ、ゾーマ様…お体の方は…」
ゾーマ「触るな!!」
ゾーマの体を気遣うバラモスを無碍に撥ね付け立ち上がると、オールスターズの方を怒りの形相を持って見やる。
その余りの殺気に逆のゴール前にいた超モリサキですら寒気を伴う戦慄を感じさせるほどだった。しかしその直後…
ゾーマ「……ふふふふ…ふはははは…わははははは!!」
突如狂ったように嗤う。そしてひとしきり嗤い終えると
ゾーマ「…どうやら認識を改めるのはわしの方だったようだ…伊達にここまで勝ち抜いてきたわけではないと言う事か…
なればこそ潰し甲斐があろうというもの…!」
ゾーマから放たれていた溢れんばかりの怒気はすでに消え失せていた。いや消え失せたと言うより一瞬にして
全て己の中で消化したという事だった。感情と言うものは一旦激情に駆られると何らかの切っ掛けがないとそこから
冷静になると言う事は極めて難しい。しかもゾーマのような己に絶対の自信を持つ強者となるとその傲慢さ故に
尚の事それが難しいはずである。しかしゾーマは負の感情を糧とする魔物。だからこそ負の感情の機微がもたらす
長所と短所と言うものを存分に理解しているからこそ出来た芸当でもあった。もしその様子をヤンが見ていたなら
困ったように頭を掻き、忌々しげながらも「なるほど…大魔王と呼ばれるだけの事はある…」と賞賛を惜しまないだろう。
633 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 00:45:35 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「バラモス…貴様はしばしここを守っていろ」
バラモス「ゾ、ゾーマ様?」
ゾーマの言葉に困惑を見せるバラモスを捨て置き、ゾーマはボールを持ったままゆっくりとセンターサークルに向かって歩き出す。
そしてゾーマはセンターサークルにボールを置くと、ボールを傍に居たジェクトへ蹴りだし、即座にリターンパスを要求。
ボールを再び持ったゾーマはセンターサークルから一歩一歩ゆっくりと大地を踏みしめながら歩みだす。
ガーネフ(ゾ、ゾーマの奴めが…わかっておるのか?後1点取られればワシ達は敗北するというに…
……もしかすると本当にアレを使う時が来るやも知れんのぉ…準備だけはしておくか…全く…こんな所で
巻き添えを食うのはまっぴらゴメンじゃ…)
ピエール「…!?」
超モリサキ3「あいつ…何をしようっていうんだ?」
アルス「ゾーマ…!」
その余りに緩慢な動作にオールスターズの面々だけでなくガーネフすらも困惑を隠せず、
本当に試合が再開されたという事すら疑うほどだったが、
634 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 00:46:43 ID:5PXmBKEs
ゾーマ「くくく…どうした?遠慮せずともよいぞ?オールスターズよ!見事わしからボールを奪えれば貴様達の
勝利は目前となろう…来ないのであればこのまま進むだけだが?」
嘲笑しながら挑発するゾーマに対してオールスターズは誰一人として動きを見せない。というより
その威圧感の前に動けないと言ったほうが正しいか。まだ激情に駆られ突進してくるだけと言うならば付け込む隙も
あったかもしれないが、今のゾーマは完全に冷静さを取り戻しており、そして全くと言っていいほど隙が見当たらなかった。
アルス「くッ…ゾーマめ…!」
シュナイダー(…それほど…自信があると言う事か……いや…事実そうなのだろうな…奴を普通と言う枠で
当てはめるほうが間違ってる…)
超モリサキ3(ぐッ…くそッ…あいつからボールを奪えばチャンスになるはずなんだ…それなのに…
何だ?…何でこっちが追い詰められてる様な感覚がするんだよ……だが…どうする?何もしないと言うわけにも…)
A 「何をびびってる!あいつからボールを奪うんだ!そうすれば俺達の勝ちだろうが!!」
B 「くッ…全員でゴール前を死守するぞ!ゴールさえ割られなければどうと言う事はない!!」
C 「いくら奴が強大であろうが全員で奴に仕掛ければ必ずボールを取れるはずだ…!!行くぞ!!」
D とりあえず無言で様子を見守る。
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
今日はこれだけです。すいません…またもや時間が掛かってしまって…
えっと…一応言い訳としては最初別のシーンを書いていたら、あれ?これ後の方がいいんじゃね?と言う事で
その文は後に回して急遽このシーンを一から書くという二度手間をやらかしてしまいまして…
まぁ無駄になったと言うわけではないのでその分後が楽になるんですが…それでは〜
635 :
森崎名無しさん
:2010/04/07(水) 00:48:09 ID:+PWMf7VI
D 乙!
636 :
森崎名無しさん
:2010/04/07(水) 00:52:37 ID:rB5A3LZo
A
637 :
森崎名無しさん
:2010/04/07(水) 00:52:49 ID:UsPZEocw
C
ミナデイン!
638 :
森崎名無しさん
:2010/04/07(水) 00:56:28 ID:k9lSUmUw
D
639 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 23:56:57 ID:dxk4GiMA
>>637
使うより全員で攻撃したほうがダメージ叩きだせると言う悲劇の魔法ミナデインじゃないか!
D とりあえず無言で様子を見守る。
2点奪ったとは言えその2点は犠牲無しでは取れなかったであろう得点。逆に言えばそこまでしないとゾーマから
点を奪えないと言う事でもある。しかし今どういうつもりかその守護者であるゾーマは今持ち場を離れオールスターズを
挑発している。ここでゾーマからボールを奪えれば確実にチャンスとなるのは火を見るより明らかである。
超モリサキ3(だったら…)
超モリサキの脳裏に思い浮かぶのは二つの策。一つは全員でゾーマを囲い込みボールを奪うという策。フィールダーとしては
未知数だがいかにゾーマが強大とは言え全員でかかればボールを取れる公算は高いだろうと超モリサキは考える。
そしてもう一つは逆に全員でゴール前を固めてあえて相手にシュートを撃たせカウンターを狙う策。今見ている限りゾーマは
自分で攻めようとする意思を見せているので自陣まで誘き出しどんな方法であれマイボールにさえすれば一気に
カウンターを狙う事も不可能ではない。しかしどちらも勿論相応のリスクはある。そして結局超モリサキが選んだのは…
640 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 23:58:16 ID:dxk4GiMA
超モリサキ3(…しかし奴の出方が分からん以上どっちの策にしろバクチになるか…)
そのどちらの策でもなく、様子を見るという事だった。どちらの策も博打要素が高く、失敗した時致命傷にもなりかねないと
判断したからだった。しかし超モリサキ本人は気が付かなかったが様子見を決断させた本当の理由はゾーマの放つ
異様な威圧感にあった。その威圧感の前に超モリサキは気圧されてしまい無意識のうちに消極策を取ってしまっていた。
ゾーマ「わははは…どうした…来ぬのか?まぁそれはそれで一向に構わぬが…」
ゾーマが笑い声を高らかにあげつつゆっくりとオールスターズ陣内に進攻している前に…
ティーダ「んなわけないでしょうが!!」
ピエール(やるしかないんだ…やるしか…!)
険しい表情を見せるティーダと悲壮な表情を見せるピエールがゾーマの前に躍り出る。
ゾーマ「ククク…まずは貴様達からか…」
その二人を歪んだ笑みで見下ろしながらゾーマは大きく目を見開いた。
641 :
キャプ森ロワ
:2010/04/07(水) 23:59:53 ID:dxk4GiMA
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
ティーダ タックル 22+(! card)=
ピエール タックル 30+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アルシオンがフォロー)(コインブラがフォロー)(アルスがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
ティーダのマークがダイヤかハートなら「ドレインタックル(+2、成功時に相手ガッツを30奪い取れる)」が発動します。
ピエールのカードがダイヤかクラブの場合「紳士のタックル(+3)」が発動します。
紳士のタックルはクラブ発動時、数値で勝利の場合反則にはなりません。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
642 :
森崎名無しさん
:2010/04/08(木) 00:00:46 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+(
ダイヤ8
)=
大魔王!
643 :
森崎名無しさん
:2010/04/08(木) 00:02:55 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+(
ダイヤ2
)=
644 :
森崎名無しさん
:2010/04/08(木) 00:03:28 ID:???
ティーダ タックル 22+(
ハート7
)=
645 :
森崎名無しさん
:2010/04/08(木) 00:03:42 ID:???
ティーダ タックル 22+(
クラブ4
)=
646 :
森崎名無しさん
:2010/04/08(木) 00:04:09 ID:???
ピエール タックル 30+(
スペード7
)=
紳士パワー全開!
647 :
キャプ森ロワ
:2010/04/08(木) 00:07:33 ID:???
とりあえず毎度短いですが今日はこれだけです。続きは…明日は用事があると思うので
明後日…にはかきあがるといいなぁ…と最近願望ばかり言ってる気がしますがそれでは〜
648 :
キャプ森ロワ
:2010/04/10(土) 23:48:27 ID:gTXd/PX+
ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤ8 )=43
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ2 )=37
ティーダ タックル 22+( ハート7 )=29
ピエール タックル 30+( スペード7 )=37
≧2→ゾーマドリブル突破
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
ティーダ「(ピエール…後は頼むッスよ…)うぉおおおお!!」
ピエール(ティーダが先に仕掛ける…ならば俺は…)
ゾーマ「ククク…そうでなくてはな…」
ティーダがピエールにアイコンタクトした後、ゾーマに対し己の持ち味のスピードを活かした勢いのあるタックルを
仕掛けるが、ゾーマはそれに微動だにせずに指先だけ突きつけるとその指先から波動が迸る。
ティーダ「う…くッ!」
その波動に貫かれ顔を顰めるティーダ。同時にいてつく波動によって勢いが殺されるのを感じ取ってしまう。
そしてその勢いが削がれたタックルではゾーマに通用するはずも無く…
ゾーマ「フン…!」
ティーダ「…!?…がッ!!」
そして間髪いれずゾーマが振るう右腕になぎ払われ為す術なく吹き飛ばされていく。
649 :
キャプ森ロワ
:2010/04/10(土) 23:49:41 ID:gTXd/PX+
ゾーマ「まずは…一匹……ん?」
ピエール「(…ティーダ…必ず止めて見せるぞ!)もらったぁッ!!」
だがティーダに攻撃を仕掛けた隙を突き、続けざまに今度はピエールが狙い済ましてタックルを仕掛けてくる。
ゾーマ「中々面白い試みだが……まだ甘いな…!」
このタイミングでのタックルにはさしものゾーマも虚を突かれたようで多少の驚きの表情も見せるが、
直ぐに気を取り直し自らの巨大な足をボールの上に置く。そしてそこにピエールのタックルが炸裂するが…
ピエール「なッ…!?…ぐぅ…!!」
弾き飛ばされたのはピエールの方だった。相手は自分の数倍はあろうかという巨体である。その巨体で地面に
押し付けられたボールをどうにかしようというのはいかにピエールのタックルが鋭かろうが無理な事であった。
超モリサキ3「くそがッ!!今の反則だろうがッ!!」
超モリサキが言っているのはゾーマがティーダをなぎ払った事についてだが、この試合誰もそれを咎める
存在はいない。無論超モリサキとてそこの事は分かっているが、余りの理不尽さに叫ばずにはいられなかった。
そしてゾーマの一撃をまともに食らったティーダは今ので昏倒したのか、起き上がってくる気配がない。
更にピエールは今の激突で足が痺れ立ち上がるのもままならないようだった。
650 :
キャプ森ロワ
:2010/04/10(土) 23:51:04 ID:gTXd/PX+
ジャンクマン「…ああいう方法に出てくるか…くそ…こりゃちょっとマズイかもなぁ…」
デスマスク「フン…逆に言えばそれだけ奴も追い詰められてるって事だ…」
ゾーマがもはやルール無用とも言える暴挙に出たのは彼らの言うとおりそれだけダークスターズの方も
追い詰められているという証であり、逆に言えばオールスターズの頑張りが所詮球遊びとタカをくくっていた
大魔王を本気にさせてしまったという事でもあった。
そしてティーダとピエールを退けたゾーマは更にゆっくりと歩を進める。そしてその前に
アルス「ゾーマッ!お前はここで僕が止めるッ!!」
RX「逃゙がざん゙ぞ!ここで貴様を絶対に止めてみせる!!」
王者の剣を構えるアルスと、リボルケインを構えるRXが立ちはだかる。
ゾーマ「…今度は貴様達か…ククク…それでいい…本気で掛かって来い…!でなければわしを止められぬぞ!!」
その二人からの自分へ向ける気迫を満足そうに受け止めゾーマは表情を歪め嗤った。
651 :
キャプ森ロワ
:2010/04/10(土) 23:52:08 ID:gTXd/PX+
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
アルス タックル 25+(! card)+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)=
RX タックル 32+(! card)+(リボルケイン+5)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(リンダがフォロー)
≦−2→オールスターズボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
※「いてつく波動」が発動してもアルスの「王者の剣」「勇者ロト」の効果は無効化されません。
アルスは「勇者の盾」の効果で魔法やブレスの数値を半減(端数切捨て)させることが出来ます。
RXのスキル「奇跡」の効果でAが15扱いになります。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
652 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 23:52:24 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+(
クラブ10
)
653 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 23:53:01 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+(
ダイヤ10
)=
654 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 23:55:09 ID:???
アルス タックル 25+(
クラブ6
)+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)=
655 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 23:55:54 ID:???
RX タックル 32+(
クラブK
)+(リボルケイン+5)=
656 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 00:01:16 ID:???
反則起きないって事は・・・
クラブ同士なら数字の高い方が反則タックルでもボール奪えるんじゃないの?
657 :
キャプ森ロワ
:2010/04/11(日) 00:07:00 ID:???
>>656
まぁこの試合に関して言えばクラブでも数字出したもん勝ちですね。
大魔王本気出しすぎで何時もの如く短いですが今日はこれだけです。
そんな長くもないのにこれだけで3時間位かかってるなんて…
ひょっとしてスランプ?…なんて言えるほど文章力も無いしなぁ…
でもとりあえず進む事こそ大事なんだと自分に言い聞かせて頑張ります…それでは〜
658 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 02:34:46 ID:???
のんびり焦らずにね
初心忘れず!ラブマリー乙ー!
659 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 00:44:46 ID:KhdXLe86
>>658
どもども感謝です!やっぱりラブマリーで一息ついといて正解でしたw
決勝が全日本だと今頃息が詰まってたかもしれませんw
ゾーマ1 ドリブル 35+( クラブ10 )+(マヒャド+10)=55
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ10 )=45
アルス タックル 25+( クラブ6 )+(勇者ロト+2)+(王者の剣+5)+(勇者の盾+5)=43
RX タックル 32+( クラブK )=45
「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
≧2→ゾーマドリブル突破
アルスとRXは同時に飛び上がり、
アルス「はぁぁぁぁぁ!!!」
RX「リボルケインッ!!…うぉぉぉぉおお!!!」
ゾーマ「フン…!」
アルスは王者の剣を最上段に振り上げ、RXはリボルケインを中段に構え、ゾーマに仕掛けるが、
それらに対しまずゾーマはRXに対していてつく波動を指先から迸らせる。
RX「うッ…くぅ!?」
RXが波動に貫かれるとそれまで蒼く光り輝いていたリボルケインの輝きが一瞬にして掻き消えてしまった。
そして更にそれと同時にRXの勢いまで殺されてしまう。
660 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 00:46:24 ID:KhdXLe86
アルス「ゾォォォマァァァァッ!!!」
そこにアルスが一気に王者の剣を振り下ろし、剣から烈風が巻き起こるとゾーマを覆いつくさんばかりの勢いで
襲い掛かるが、いかに勇者の放つ渾身の一撃とは言え、これのみで大魔王をどうにかしようというのは流石に無理があった。
ゾーマ「…!!…マヒャド…!」
ゾーマはその烈風を左手一本で豪快に受け止め、表情を若干苦痛に歪めながらも烈風を振り払い
右手では氷の魔力を発動させ、今度はゾーマが生み出した巨大な氷柱がアルスとRXに襲い掛かる。
アルス「くッ…!ぐぅぅぅぅうう…!!」
RX「ぐッ!!がァァァァァ!!」
アルスの方は咄嗟に勇者の盾を構えてはいたが、圧倒的な氷柱の物量の前にはいかに伝説の盾であろうと
為すすべも無く、RXと共に地面に叩きつけられると更にそこに追い討ちとばかりに氷柱が降り注ぐ。
そして魔力の発動が終わり氷柱がやむと…
アルス「く…うう…」
RX「ぉ…お……」
そこには無残にも倒れ伏す二人の勇者の姿しか無かった。どちらもその肉体の頑強さから意識はかろうじてあるみたいで
体を懸命に動かそうとはしているが、半ば地面に凍りつかされていて、それもかなわず、せめてもの抵抗なのだろうか
ゾーマの方を見上げる位しか出来ない。
661 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 00:48:21 ID:KhdXLe86
ゾーマ「フフフ…その姿だ…貴様らのその姿が見たかったのだ…フフフ…わははははは!!」
しかしそのせめてもの抵抗すらゾーマにとっては愉悦感この上ないらしく二人を見下ろしては哄笑する。
本来であればRXとアルスとで同時攻撃を仕掛けると言うのがこの攻防の肝だったのだが、それをゾーマは
一瞬にして看破し、RXの力を先に削いだ時点で二人に勝ち目は無かったのかもしれない。
そして再びゆっくりと歩を進めるゾーマ。その姿はまるで向かって来いとばかり挑発しているようでもある。
ガーネフ(ほほう…あやつもしや…そういう事ならわしの方も少しは動いてやらねばな…さしあたっては…)
ガーネフはそのゾーマの姿にゾーマの意図をついに悟ると、醜悪な笑みを浮かべ、リンダの方を見やる。
リンダ「…皆…」
ガーネフ(この目障りなミロアの小娘じゃな……もうそろそろかのぉ?)
そこには思いつめたような表情のリンダ。その表情を眺めガーネフは一人ほくそ笑んだ。
超モリサキ3「くッ…光太郎さんッ…アルス…あの二人まで…どうする…どうしたら…」
超モリサキの全身から冷や汗が流れ落ちる。それが焦りから来るものなのか恐れから来るものなのか
今の超モリサキには判断が付かない…そして…
A 「全員でゴール前を固めるぞ!何としてもゴールを死守だ!!」
B 「こうなったら一か八か…動ける奴全員でやつに仕掛けるぞ!!」
C 「まだだ…まだ動く時じゃない…!」様子見を続ける。
D 「くッ…ダメだ…最初からあんな化け物に勝てるわけがねぇんだよ…」
F その他何かあればどうぞ
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
662 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 00:49:25 ID:Xqe+b0u6
A
663 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 00:53:40 ID:boAdtQS2
A
664 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 01:16:16 ID:KhdXLe86
A 「全員でゴール前を固めるぞ!何としてもゴールを死守だ!!」
超モリサキ3「(このまま奴に突っかけていっても光太郎さんたちみたいに返り討ちにあうだけかもしれない…だったら…)
全員でゴール前を固めるぞ!人壁になろうが何としてもゴールを死守だ!!」
デスマスク「チィ…受身というのはあまり好きではないがな…この際は仕方が無いか…」
ジャンクマン「くっそぉ…アニキ…アニキの分まで俺が…!」
ドーガ「絶対に…絶対に通さんぞ!」
超モリサキの指示によりオールスターズDF陣は悲壮な決意と共に超モリサキの前に三人連なって仁王立ちする。
シュナイダー「はぁ…はぁ…(この足で出来る事などたかが知れている…だったら俺は…!)」
右足を引きずりながらもシュナイダーは味方からのカウンターパスが来る事を信じ、あくまでストライカーとして
ダークスターズのゴールを目指し…
ピエール「くッ…くそッ…動け…動いてくれ…!…ここで動かないと何の為に…!」
ピエールもかろうじて動く体に鞭を打ちながらゾーマを追っている。
そしてガーネフをマークしていたリンダは…
先着で
リンダの判断→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート、スペード、→ 何とゾーマの前に立ちはだかっていた。
クラブ→ 超モリサキの指示に従いゴール前に走る。
JOKER→ ???
665 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 01:17:22 ID:???
リンダの判断→
スペードA
666 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 01:17:29 ID:???
リンダの判断→
スペード7
667 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 01:17:32 ID:???
リンダの判断→
クラブ10
668 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 01:23:47 ID:???
こんな時間でも連引きしてくれることに感謝しつつ今日はここまでです。
それでは次の更新で〜多分明日は更新できるはず(`・ω・´)キリッ
669 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 01:25:02 ID:???
ラブマリー乙でした
670 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 02:33:22 ID:???
リボルケインも〜歯が立たぬ!乙です
671 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 13:35:39 ID:/d2oPiE6
>>669-670
乙ありがとです!
リンダの判断→ スペードA 何とゾーマの前に立ちはだかっていた。
リンダ「待ちなさい!!大魔王ゾーマ…貴方は私が止めるわ!!」
ゾーマ「…ククク…その言葉とりあえずは受け取っておこう…」
己の前に立ちはだかるリンダを見て満足そうに目を細めるゾーマ。その表情はあくまで己の優位性を微塵も疑っていない。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…ようやくあの目障りな小娘めが動いたか…」
リンダが離れた事によってようやく得た自由を満喫するように笑い声を上げるガーネフ。言ってみれば今までの
ゾーマの行動はリンダを自分の下へと誘き出すための余興に過ぎない。その為にあえて仲間を痛めつけて煽るような
真似をして見せていたということだった。そして後はリンダさえどうにかすればダークスターズの勝利は揺ぎ無いものとなる事を
ゾーマとガーネフは知っていた。そしてガーネフはゆっくりとオールスターズのゴールへと迫る。
超モリサキ3「リンダ…!」
ピエール「くそッ…なんとかフォローだけでも…!」
しかしオールスターズ全員が仲間とゾーマの対峙に注視しており誰一人としてガーネフの動きに気付く者はいない。
リンダ「…行くわよ…!」
ゾーマ「さぁ見せてみろ…ガーネフ闇をも退けるという貴様の光を…そして本当の闇の前にそんなまやかしの光など
通用せぬ事をわしが教えてやろう!!」
そしてリンダがスターライトの魔力を発動させるのとゾーマが動きを見せたのは同時だった。
672 :
キャプ森ロワ
:2010/04/12(月) 13:36:56 ID:/d2oPiE6
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ゾーマ1 ドリブル 35+(! card)=
ゾーマ2 ドリブル 35+(! card)=
リンダ タックル 18+(! card)+(スターライト+12)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゾーマドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(ピエールがフォロー)
≦−2→リンダボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※ゾーマの判定は数値が高い方が採用されますが、どちらかで「いてつく波動」が発動していると、
「いてつく波動」の効果は有効となります。
※「いてつく波動」が発動してもリンダの「スターライト」の効果は無効化されません。
相手とリンダの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
※リンダの必殺の一撃の判定はゾーマの高い方のカード数値に依存します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
673 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 13:37:13 ID:???
ゾーマ1 ドリブル 35+(
ダイヤQ
)=
674 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 13:40:48 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+(
ダイヤ7
)=
675 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 13:41:17 ID:???
ゾーマ2 ドリブル 35+(
クラブ8
)=
何この魔王…
676 :
森崎名無しさん
:2010/04/12(月) 13:42:10 ID:???
リンダ タックル 18+(
ハート3
)+(スターライト+12)=
677 :
キャプ森ロワ
:2010/04/14(水) 00:35:39 ID:Y7MfpmvQ
>>675
大口叩くと…の法則が見事に崩されてますね…流石に大魔王と言うところなのでしょうか…
ゾーマ1 ドリブル 35+( ダイヤQ )=47
ゾーマ2 ドリブル 35+( ダイヤ7 )=42
リンダ タックル 18+( ハート3 )+(スターライト+12)=33
※判定でゾーマと10以上の数値差を付けられた場合その人物は行動不能となります。
≧2→ゾーマドリブル突破
リンダ「スターライトッ!」
リンダの魔力の発動と共にゾーマの周りを無数の星々が取り囲み、それらが一斉に輝き始め
一つの巨大な光となってゾーマの闇を飲み込まんと照らし始める。
ゾーマ「…この程度か………フン!!」
しかしその輝きですらゾーマの深遠を照らすには至らず、ゾーマは失笑しながらも星の光に右手を伸ばし、
それを掴み取ると力を込め一気に握りつぶす。星の光は一瞬にして跡形も無く砕け散ってしまった。
リンダ「!?…きゃああああ!!」
途中で無理やり潰された事によりスターライトの魔力が暴発し逆流してしまい、術者であるリンダに襲い掛る。
この魔法に自分の全てを注ぎ込んでいるが故にそれを止める余裕を持たないリンダは己の魔力をモロに受け
そのまま倒れこんでしまった。
678 :
キャプ森ロワ
:2010/04/14(水) 00:37:33 ID:Y7MfpmvQ
ピエール「リンダ!?」
ゾーマ「ククク…これでお膳立てはすべて整った…貴様の出番だガーネフ…!」
リンダが倒れるのを見てからゾーマは悠々とボールをガーネフの方へと軽く蹴りこむ。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…ここまでやって貰ったからには少しは動いて見せねばのぉ…とは言っても
取るに足らん作業じゃがのぉ…ふぉふぉふぉ」
そしてボールを受け取ったガーネフは不気味な笑みを見せながらゆっくりとドリブルと言うより歩いている。
その表情は勝利を確信したそれであった。
ドーガ「まさか奴らが狙ってたのは…」
超モリサキ3「リンダを潰すため…だったのか…」
デスマスク「チィ…(それにもしあの小娘が離れなくとも代わりにあの化け物が来ていただけか…
全く理不尽な二者択一だな…こんな時こそあのペテン師が必要というのに…!)」
679 :
キャプ森ロワ
:2010/04/14(水) 00:38:50 ID:Y7MfpmvQ
そして遅まきながらガーネフがボールを持ったことによってようやく相手の意図を悟る超モリサキ達。
暗黒魔法マフーを破れるのはスターライトの光のみ。つまりはリンダが倒れた今ガーネフの闇にあがらえる者は
もはやオールスターズに存在しないということだった。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…今頃気付いても遅い…これでチェックメイトじゃよ…ああ…一応言っておくが…
逃げるなら今のうちじゃぞ?」
その様子を眺めながら余裕たっぷりな笑みを浮かべ、そして己の魔力を徐々に開放させてゆくガーネフ。
ドーガ「誰が!!」
ジャンクマン「ケッ!もう勝った気でいやがる…勝負ってのはなぁ…やってみない事には分からないんだよ!」
デスマスク「フン…貴様も多少の怨霊を扱うみたいだが本当に生と死を司るのにふさわしいのは誰か教えてやろう!」
それに対し怯むことなくガーネフの前に立ちはだかるデスマスク、ドーガ、ジャンクマンの三人。
いかに絶望的な勝負でも彼らは諦めない。いや諦められない理由が各々にあって、それが闇を前にしても彼らを
尚立ち向かわせる原動力となっていた。しかしガーネフから見るとそんなものは蛮勇としか見れず、
哀れみと蔑みをない交ぜにしたような表情で…
ガーネフ「マフー…!」
静かに己の魔力を解き放った。
680 :
キャプ森ロワ
:2010/04/14(水) 00:40:06 ID:Y7MfpmvQ
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ガーネフ ドリブル 22+(! card)+(マフー+12)=
デスマスク タックル 25+(! card)=
ドーガ タックル 25+(! card)=
ジャンクマン タックル 26+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マフーの闇が三人を蹂躙して残るは…
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがフォロー)(コインブラがフォロー)(アルシオンがフォロー)
≦−2→オールスターズがマフーの闇を破る。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ガーネフはマフーの効果により相手がJOKER以外のカードの場合は無条件勝利となります。
相手とガーネフの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
デスマスクのマークがダイヤなら「積尸気冥界波(相手の行動を-4)」が発動します。
更に積尸気冥界波を発動且つ、デスマスクが勝利すると、冥界波を受けたキャラは次回の判定で-4されたままです。
相手とドーガの数字が一致した場合「必殺の一撃LV2」が発動しカード数値が2倍されます。
ジャンクマンのマークがダイヤなら「ダブルフェイスマーク(+3)」が発動します。
※この試合審判が居ないのでクラブ同士でも反則が起きません。
681 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:41:22 ID:???
ガーネフ ドリブル 22+(
ハートJ
)+(マフー+12)=
682 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:41:35 ID:???
デスマスク タックル 25+(
ダイヤ5
)=
とめる!
683 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:42:18 ID:???
ドーガ タックル 25+(
ダイヤ3
)=
684 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:42:39 ID:???
ジャンクマン タックル 26+(
クラブ9
)=
685 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:42:50 ID:???
ジャンクマン タックル 26+(
ダイヤ9
)=
686 :
キャプ森ロワ
:2010/04/14(水) 00:49:29 ID:???
流石に無理だろ…これ…というところで今日はこれだけです。
続きはまた明日には書けるかと思いますが…それでは〜
687 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 00:52:17 ID:???
全滅乙でした…
まだだ!今すぐ俺の青春歌えば、まだ奴を倒せる!
688 :
森崎名無しさん
:2010/04/14(水) 03:54:25 ID:???
デスマスク「ククク…、まだだ!燃え上がれ!俺様の小宇宙よ!」
デスさま は コスモをもやした!
ガーネフ「ふん、死に損ないが無駄に出てきよって…、さっさと去ねい!!」
あくのしさい ガーネフ は マフー をとなえた !
デスマスク「フッ…、マンモス哀れな奴よ。知らなかったのか?聖闘士には同じ攻撃は通じない!」
デスさま には きかなかった!
デスマスク「今度はこちらの番だ。喰らえ我が奥義!積尸気冥界波!!」
689 :
キャプ森ロワ
:2010/04/15(木) 14:29:42 ID:oUpQwPNk
>>687
ちょwそれだと森崎と光太郎以外全滅フラグwそれどころか世界が調律されて…w
>>688
これ吹いたわけだがw最初はあっさり負けさせる予定でしたがこの文章でインスピレーションが沸いて
デスマスクさんにも華を持たせようということでちょっとは修正しましたw…でも本当ちょっとですがw
でも「聖闘士には同じ攻撃は通じない」って流星拳なんて何発も打ってるんですが通用してますねw
ガーネフ ドリブル 22+( ハートJ )+(マフー+12)+(積尸気冥界波-4)=41
デスマスク タックル 25+( ダイヤ5 )=30
ドーガ タックル 25+( ダイヤ3 )=28
ジャンクマン タックル 26+( クラブ9 )=35
マフーの効果により相手がJOKER以外のカードの場合は無条件勝利となります。
≧2→マフーの闇が三人を蹂躙して残るは…
ドーガ「マフーが…来る!」
ジャンクマン「…何だ?あれは…本当に奴は人間なのか?」
魔力を発動させたガーネフの周りに闇が生まれその闇から悪霊が無数に這い出てくる。その悪霊は
デスマスクやジャンクマンと言ったかつて悪に従事していた者から見ていても醜悪に見え、まるで悪霊自体が
ガーネフの心をそのまま表していると感じられるほどだった。だがそれだけに同時にこの魔法の危険性にも気が付いてしまう。
デスマスク「フン…そんなものはこけおどしに過ぎん…喰らえ!積尸気冥界波!!」
その機先を制すようにデスマスクが自らの最大奥義積尸気冥界波を発動させ、ガーネフを攻撃するが、
積尸気冥界波がガーネフに届く前に闇の前に吸収されてしまう。
690 :
キャプ森ロワ
:2010/04/15(木) 14:30:50 ID:oUpQwPNk
デスマスク「なにィ!!バカな…俺の奥義が…」
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…なんじゃ?それは?…この程度の闇でわしのマフーは破れはせん!」
己の奥義が吸収された事に驚愕を見せるデスマスクではあるが、そもそもが積尸気冥界波とは
相手の魂を直接あの世に送り込む技なのだが、元の世界での『あの世』とこの世界での『あの世』の概念は世界が違えば
当然異なるもので、今の積尸気冥界波ではせいぜい相手の魂に直接衝撃を与える位の威力でしかない。
だがもし本来の威力が発揮されていれば結果はまるで違ったものであっただろう。しかしそれはあくまで仮定に過ぎず…
ドーガ「ち、ちくしょう…体が…」
ジャンクマン「な、何だよ…何で動かねぇんだ…」
デスマスク「ぐぐぐ…バカな…この俺が…こんなもので…!」
三人が三人ともマフーの闇の前に地面に縫い付けられたかでもしたかのように全く体が動かない。
だがそれでも尚立ち向かおうという意思を見せていたのは彼らのせめてもの抵抗だったかもしれない。
そしてその無防備な状態にガーネフが放った悪霊が襲い掛かり…
ドーガ「ぐおおおおお!!」
ジャンクマン「ウギャア!!」
デスマスク「あじゃぱアーッ!!」
超モリサキ3「ドーガ!!ジャンクマン!!デスマスクさん!!」
ガーネフ「さて…残るは貴様のみとなったな…」
超モリサキの目の前で闇に蹂躙され倒れ行く三人。今やオールスターズで五体満足でフィールドに立っているのは
超モリサキのみとなっていた。そして三人を打ち倒したガーネフはゆっくりとこちらに歩み寄ってくる。その時超モリサキの脳裏に
よぎるのは以前にマフーを目の前に何も出来ずに生命の危機に立たされた時の記憶。その記憶は恐怖心となって超モリサキの
心を縛っており、超モリサキは蛇に睨まれた蛙のようにその場に立ち尽くすしか出来なかった
691 :
キャプ森ロワ
:2010/04/15(木) 14:32:05 ID:oUpQwPNk
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…小僧…わしが恐ろしいか?…」
超モリサキ3「くッ…うう…」
その様子を見てガーネフは超モリサキを弄ぶ様に質問するが、否定の言葉を上げようとする超モリサキの意思とは裏腹に
表に出たのはそれを肯定するかのような呻き声のみである。それを見てガーネフは更に表情を歪め嘲笑する。
そのガーネフの表情から受けるのは己の心臓にナイフを突き立てられているような感覚。それでいてそのナイフは相手の
気まぐれでひとつでいつでも超モリサキの心臓を一突きできるという事実。そこには超モリサキの意思など介在する余地すら無い。
そしてガーネフは再びマフーを解き放とうと徐々に魔力を開放させ…
ガーネフ「いつぞやは邪魔立てが入ったが…今回ばかりはそれも無い…さっきの連中にも言ったが…
逃げるなら今のうちじゃぞ?あやつらみたいにはなりたくなかろう?」
余裕の表情を見せながらガーネフは超モリサキに最後通告を突きつけて来る。それは超モリサキにとっては悪魔の誘惑。
超モリサキ3「……俺は…」
そして超モリサキが出した答えは…
A 「諦めん…!」
B 「………」無言のまま立ち尽くす。
C 恐ろしさの余りにその場から逃げ出した。
*先に【3票】入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
692 :
森崎名無しさん
:2010/04/15(木) 14:32:35 ID:CDBkgT46
A
693 :
森崎名無しさん
:2010/04/15(木) 14:32:59 ID:GJflLL/Q
A
694 :
森崎名無しさん
:2010/04/15(木) 14:33:17 ID:enO5EUH+
A
695 :
森崎名無しさん
:2010/04/15(木) 14:36:36 ID:???
決定まで30秒と少し……何かもう「当たり前のことを聞くな」という感じだw
696 :
森崎名無しさん
:2010/04/15(木) 18:38:40 ID:???
>>689
デス様ネタのオチが期待通りに「あじゃぱァー!!」で散ってくれたんで最高デスw
大人の事情で「マンモス哀れな奴」が「宇宙的に哀れな奴」に替わったのは残念でなりません・・・
697 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:47:22 ID:???
>>695
正直いるかなぁここ?とは思いつつもこの場面で余り引っ掛けみたいな変な選択肢も置けないので
まぁ儀式みたいなものでしょうがないのかなとwでもこっちも決まるの早くてビックリですwかなり嬉しいですw
>>696
満足してもらえたのなら良かったデスwマンモス〜のくだりは更に大人な事情で使う事すら
厳しいご時勢になってしまいましたからねぇ〜…「夢冒険」とか好きだったのに…
A 「諦めん…!」
超モリサキ3「諦めん…」
ガーネフ「ん?何か言ったか?」
超モリサキ3「俺は…諦めん…!」
最初は己に言い聞かせるようにポツリ呟く。そして次に言葉にするときは自分の思いをガーネフに宣言するかのように
はっきりとそして力強く叫びガーネフを睨みつけ、腰を深く落としセービングの構えを取る。
そしてそれに呼応するかのように彼のポケットからは淡い碧の光が漏れ出た。
超モリサキ3「俺は…絶対に諦めん…!!」
諦められない理由がある。これまでこの世界で戦ってきた好敵手達。自分の還るべき場所全日本Jrユース。
傷つきながらも戦ったオールスターズの仲間達の事を思えばどうしてここでおめおめと自分だけが逃げられようか。
そしてここで逃げるのは何よりオールスターズキャプテンとして、いや森崎有三という一個人すら裏切る事になるからだ。
しかしそんな超モリサキの悲壮な覚悟などガーネフにとっては今まで幾度と無く見てきた茶番の中の一つでしかなく…
698 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:48:24 ID:x7kWsLY2
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…いいだろう…ならばしかとその身に受けよ。そして己の決意を後悔するがいい…!
……暗黒魔法……マフー…!」
冷酷に超モリサキに対して魔力を解き放つ。ガーネフの周りに再び闇が生まれ、悪霊が無数這い出る。
そしてその悪霊はガーネフの持つボールをかっさらうと一斉に超モリサキへと襲い掛かる。
超モリサキ3「くッ…くそ…動け…動けよ…!!」
超モリサキも悪霊を恐れずボールに対しダイブしようと試みるが、すでに足がマフーの闇に囚われ全く動く事が出来ない。
徐々に超モリサキの目の前の視界を悪霊達が支配していく。
超モリサキ3「俺は…諦めん…諦めんと言ったら諦めん……俺は…諦めるわけには…いかないんだぁぁ!!!」
シュナイダー・ピエール「「モリサキィィィィィィィ!!!」」
そして超モリサキの最後の絶叫が悪霊に覆い尽くされるのと、シュナイダー、ピエールの絶叫が
グラウンドに響くのは同時の事であった…
699 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:49:34 ID:???
一方コッパとジョアンのお陰でとりあえずの危機を脱したヤン達はというと…
ヤン「ふぅ〜…全くこの城を作った奴は狂ってるとしか言いようが無いな…利便性というものをまるで無視している」
ジョアン「まぁゾーマとしてみれば利便性などいらんじゃろうからなぁ…」
地下4階に降り立ったところでこの城の作りに対して憤慨するヤンだが、ジョアンの言うとおりこの城は城と言うより
要塞としての意味合いが強く、だからこそ利便性を追求する意味が無い。無論ヤンとてそこの事は重々承知してはいるのだが、
迫り来る獰猛な魔物達、わざわざ玉座の後ろに隠された階段、歩くとつるつる滑る床、およそ訪問者を丁重に扱おうという意思が
全く見られない作りにヤンは辟易していた。この城の事を知っているジョアンの案内が無ければここまで辿り着く事さえ
出来なかったかもしれない。最もゾーマに言わせれば逆の意味でこれが訪問者を丁重に扱っているという事になるのだろうが。
コッパ「…というかさ…おかしいだろ!!」
真理「急にどうしたの?何がおかしいって言うのよ?」
唐突に喚きだすコッパに不思議そうに声を掛ける真理だったが、コッパはヤンを指差し、
コッパ「そっちのおっちゃんの頭の中身がだよ!!どんな頭してたらあんな道具の使い方が思いつくんだよ!!」
ヤン(お、おっちゃん…まさか私の事か?)
その無自覚な言葉にヤンが傷ついているのはさておき、コッパが何を驚愕しているのかと言うと、ここまで来るにあたって
自分が持ってきた道具の数々をヤンがこれまで見たことも無いような奇想天外な使い方を見せたことにあった。
初めの内はヤンの使い方に「それはない」「これだから初心者は…」などと否定的だったのだが、
それが実は緻密に計算され尽くされたものであるというのを気付くのには多少の時間が必要だった。
結局ここまで魔物にも襲われる事すらなく無傷で辿り着けたのはひとえにヤンのお陰だろう。
そしてその事は今まで数々の冒険をこなして来ているが故にコッパにとってはちょっとしたカルチャーショックといったところだった。
700 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:50:40 ID:???
透「う〜ん…ヤン提督だからなぁ〜としか答えようが無いかなぁ…」
コッパ「そんなの理由に…」
コッパの言葉に対して事も無げに理屈にならないような理屈を透が言うと、それでも納得いかないのか、
更に何かを言い募ろうとしたところで、
ドォォォォォォォン
と、上の階で何かが爆発したような音が聞こえてくる。
ジョアン「な、何じゃ?今の音は?」
ヤン「ああ…気にしなくて大丈夫ですよ。私がちょいと上の階で魔物達に罠を仕掛けたんです。それがどうやら
上手く発動したみたいですね。一応後顧の憂いは絶っておきたかったものですから…これでひとまず後門の狼に気にせずに
前門の虎のみに集中できますよ」
ジョアン「い、いつの間に…」
驚きを見せるジョアンを落ち着かせるようにヤンはあえてあっさりと言っているが、実際はヤンの緻密な計算で
魔物達を一つの部屋に纏め、そこにヤンの虎の子のゼッフル粒子(一定量以上の熱エネルギーを受けると爆発する性質を持つ)を
予め流し込んでおり、それが何らかの要因で爆発したと言う事だった。その何らかの要因に関しては仕掛けたヤン本人も幾通りか
発動パターンを用意していたので爆発した今となってはそのどれかが発動したのだろうという事位しか分からない。
ただ確実に言える事はこれでヤン達の生命を脅かす存在は少なくとも上の階には存在しないという事だった。
701 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:51:42 ID:???
透「ね?こういう人なんだよ」
コッパ「……」
透の言葉にコッパはもはや何も言葉を返す事が出来なかった。
チキ「……」
真理「どうしたのチキちゃん?」
自らの小さな体を更に縮こまらせながら若干震えを見せているチキに対して真理が心配そうに声を掛けるが、
それに対しチキはゆるやかに首を振ると、
チキ「…さっきから胸が苦しいの…誰か居なくなっちゃってるんじゃないかって考えると…チキ怖いよ…」
表情は真っ青に呻く様にか細く呟く。そして両手で自分の体を抱き大きく震える。
ヤン「(…チキはこの先にある“何か”を感じ取っているのかもしれないな…)…先を急ごう…」
チキのマムクートとしての感性はヤン達普通の人間のそれとは異なる筈である。だからこそチキのその様子には
ヤンも決して楽観視出来る状況ではなく、険しい表情で先を促す。そのヤンの表情で他の者も警戒心を濃くし、
表情を引き締め無言で先に進んだ。
そして…
最後の地下への階段を下りた時彼らが目にしたのは…
702 :
キャプ森ロワ
:2010/04/16(金) 10:54:55 ID:???
選択肢も判定もないですがとりあえずここまでです。
次も長文になるので時間は掛かると思いますが、結構肝の場面になると思うので
ゆっくりと納得いくまで頑張りたいとは思ってますデス。それでは〜
703 :
森崎名無しさん
:2010/04/16(金) 11:29:16 ID:???
乙デス。
提督ならある意味チートより厄介でゲームシステムとか無視して色々やれそうだ…www
そして多分デス様がさっきのネタの通りマフーを耐えても
@積尸気冥界波はスターライト以外ダメージのないガーネフにはやっぱり通じない
Aそれでも某悪魔神官クリ○フトのように馬鹿のひとつおぼえで連発するデス様に呆れた蟹座の聖衣がキャストオフ
Bあじゃぱアーッ!
この展開しか予想出来ないw
704 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 00:55:48 ID:???
森崎が目を開くとそこは辺り一面闇が支配する世界だった。まだはっきりしない意識の中でぼんやりとデジャヴを感じる。
森崎(そういや…初めてあの世界で初めて目を覚ました時もこんな感じだったけ…)
デジャヴの原因が分かりその時の事を思い出し思わず苦笑する森崎。そしてその時と同じく周りを見渡す。
その世界は確かに闇が支配しているが、ところどころで星の輝きみたいなものが見られ、その輝き一つ一つが
とても幻想的で綺麗な世界だった。宇宙…この世界の事を表す単語に何となくだがこの言葉が森崎の頭に浮んだ。
無論森崎は宇宙に行った事などあるはずもないし、一生涯行く事も無いだろう。しかしいつからそこにいたのだろう
森崎に背を向け目の前に立つ少年の後姿を見ると自分の考えはあながち間違ってないとも思えた。
森崎「カミーユ…」
少年の名を呼ぶ森崎の声色には喜び、後悔、戸惑いなど様々な感情がない交ぜになっていた。
しかしその声が聞こえていないのだろうかそれとも無視しているのだろうか少年が振り返る事はない。
森崎「…そう…だよな…怒って当然だな…お前があそこまでやったのに…お前に指示を出した俺は結局ゴールを
守るどころか何も出来なかったんだ…」
その後姿に思わず懺悔めいた事を吐露する森崎。そしてその言葉を受けてか少年…カミーユがゆっくりと
森崎の方へ振り返る。森崎を無言で真っ直ぐに見つめるその表情は儚く澄んでおり、今にも消え入りそうな
表情だった。しかし罪悪感からか森崎にはそのカミーユの瞳が自分を責めているように感じられ…
森崎「…そんな目で見るなよ……だってしょうがないだろ!!お前だって見たろ?俺は…森崎有三って人間は
どこの世界でも凡人で…シュナイダー、ピエールや翼達みたいなサッカーの才能も無ければ、光太郎さんや
アルスみたく強くも無い…ヤン提督のようにも出来もしないし、そしてお前みたいな特殊な力も持ってない…
ただの人間なんだよ……そんな奴が絶対に諦めないとか粋がったところであんな化け物どもと張り合おうって方が
無理な話なんだ…所詮はこれが俺の限界なんだ…これ以上…俺に何が出来るって言うんだよ…!!」
705 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 00:56:52 ID:???
本当はこんな事を言うつもりではなかった。森崎はただカミーユに謝りたかっただけだった。謝って楽になりたかったのだ。
しかしカミーユの澄んだ瞳を目にするとそんな自分の浅はかな考えが見透かされたような気がして羞恥心からか抑えが効かず、
今まで騙し騙し押さえ込んでいたモノが次から次へと溢れ返り、それはいつしか自分を卑下する自己嫌悪に成り代わっていた。
しかし…
カミーユ『本当にお前はそう思ってるのか?』
そのカミーユの声にいつの間にか頭を垂れていた森崎は弾かれたように顔を上げる。だがカミーユと目が合うとすぐまた俯く。
森崎「…思うも何も…そうなってるじゃねぇかよ…俺は負けたんだ…結局…森崎有三って人間はどの世界でも
何をしようが凡人っていうしがらみからは逃れられなかったんだ…運命には勝てなかったんだよ…」
カミーユ『…凡人…運命には勝てない…か…俺はそうは思わないけどな…』
森崎「気休めはよせよ!!お前が俺の何を知ってるって言うんだ!?どうしてそんな事が言えるんだよ!?」
カミーユの言葉に激昂する森崎だったが、カミーユはそれを諭すかのように微笑をたたえ…
カミーユ『彼らの声が聞こえるからさ…』
森崎「え?」
カミーユ『お前にも聞こえるはずだ…だってあれはお前を呼んでいるんだから…』
そしてカミーユは森崎に後ろを振り向くように促す。促されるまま後ろにゆっくりと振り返る森崎の目に映るのは…
706 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 00:58:24 ID:???
早田『森崎!な〜にしょげてんだよ!やめとけって…そんなのお前のキャラじゃねぇんだからよ!』
次藤『全くタイ…そがんの森崎には似合わんタイ!』
井沢『そうだぜ森崎…思い出せよ…南葛での3連覇や国際Jrユース大会の事を…』
滝『お前がいなかったら俺達はどこかで負けていたかもしれないんだぜ?』
来生『ハッハァ!!お前がヘタレても俺様が代わりにキャプテンになってやらァ!!だから後の事は心配するな!』
山森『キャプテン…俺は今までキャプテンがどれだけ頑張ってきたのかを知ってます…だから…』
中里『拙者をサッカーの世界によんだのはお主であろう?それなのにお主が先に逃げ出そうとしてどうするでゴザルか!!』
松山『確かにお前の奇行には疑問を持つこともあるけど…お前は俺以上にサッカーに対しては真摯取り組んでいたじゃないか!!
…俺は信じてるぞ…森崎有三はこんなところで終わる男じゃないって…』
岬『松山の言うとおりだよ…君はもっとふてぶてしくないと…(というかそうなって貰わないと困るんだよね…)』
三杉『君は確かにサッカーの天才じゃない…凡人かもしれない…だけど僕の知っている森崎有三ならこう言うだろうね…
『そんなの知った事か!それでも俺は諦めん』ってね…』
日向『森崎…てめぇ…誰が勝手に屈服していいって言った?…いいか!良く覚えとけ!!てめぇを屈服させるのは
他の誰でもない…この日向小次郎様だ…!』
若林『無様だな…森崎…いい気味だと言いたいところだが今回ばっかりは立って貰うぞ…てめぇを地獄に叩き落すのは
この俺…若林源三だ!!だからそれまでお前には負けてもらっちゃ困るんだよ!!』
707 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 00:59:34 ID:???
森崎「お、お前ら…どうして…」
準決勝で魂だけの存在となったはずの全日本Jrユースのチームメイトが森崎に向かって様々な思いを温かく、厳しく、
中には罵倒混じりで各々が伝える。そして呆然としている森崎の前にまた一人の少年が姿を現すと森崎の目が
驚きによって大きく見開かれる。
中山『森崎…』
森崎「…中山…何でお前まで…」
それはこの世界には居ないはずで、現れるはずがない人物…中山政男。元の世界で森崎と同じくその他大勢から
共に這い上がった少年。それ故に元の世界では他人を損得で判断していた森崎にとっては唯一心から信頼していた少年。
森崎にとって中山政男とはそういう存在だった。突如の親友の登場に驚きを隠せない森崎に中山は微笑を浮かべ…
中山『森崎…前にも話したと思うけど…俺はもう走る事も、ボールを蹴る事も出来ない体になってしまった…
だからサッカーは本当にもうすっぱりと諦めるつもりだったんだ……』
森崎「…中山…」
中山『だけどさ…やっぱり駄目だった…お前が国際Jrユース大会で優勝する姿を見てさ…サッカーを諦められないって…
お前と共に世界の舞台に立ちたい…そう思ったんだ…だから俺は諦めない。必ず…必ずお前と一緒のフィールドに立つ、
そう誓ったんだ…なのに肝心のお前がそんなんじゃ…俺は何を目標に頑張ればいいんだよ…』
森崎「……」
全日本Jrユースの面々の言葉、そして今の中山の言葉に森崎は胸が沸き立つのを感じていた。そして胸の奥に
脈打つ“何か”が森崎に訴えかけている。「これで本当にいいのか?」と。その森崎を横目に中山は未だ何も言葉を発しない
人物の方へ顔を向けると、森崎もそちらの方へ顔を上げる。その視線の先には自分のコンプレックスの一端を担っている
少年…大空翼。そして両者の目が合い、翼はゆっくりと口を開く。
708 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 01:00:54 ID:???
翼『森崎…あの時…俺にお前は言ったよな?『常に試合には全力で挑む…後悔がないようにな。少なくとも俺は…
俺達オールスターズはそうしているつもりだ』と…だったら今のお前はどうなんだ?このまま終わっても本当に後悔しないのか?
チームメイトに対して胸を張ってそう言えるのか?』
森崎「……」
それは紛れも無く以前に自分が翼に放った言葉。翼はその時後悔していたが自分はどうなのかと己に問いただす。
先の試合で自分がどれほどの事をやっただろう。他の仲間のように身命を賭して奴らに向かって行ったか?
自分の今持てる限界ギリギリまで力を出し尽くしたか?…どちらも考えるのも馬鹿らしいほどにNOだった。
そして無言で考え込んでいる森崎を怖いくらいに真剣な眼差しで見ていた翼に対し森崎はその視線を真っ向から受け止め、
気持ちを入れなおすかのように拳を思い切り握り締めるた後、張り詰めていた表情をフッと崩し…
森崎「全く…まさかお前に諭される日が来るとはな…森崎有三一生の不覚だな…」
出てきた言葉は森崎お得意の減らず口。その表情は彼らしい不敵な笑顔。その表情を見て翼はニヤリと笑みを浮かべ…
翼『それはお互い様さ。俺だってあの時お前に諭されて同じ事を思ったんだ。だったら今度は俺の番というのが道理だろ?
それに前に借りを返せって言ったのはお前の方だろ?さっさと返さないととんだ利子をふんだくられそうだからな…』
森崎「ケッ…どの口がそんな事言ってんだよ!全く…どいつもこいつも…中山はともかく…全日本ってチームは
そんなにお節介焼きが多かったか?俺から言わせて貰うと俺の知ってる全日本ってチームはそんなお人好し集団じゃ
なかったけどなァ?第一お前にとっちゃ俺がふてくされてた方が都合がいいんじゃないのか?」
翼『フン…皆お前がしょげてる姿なんて気持ち悪くて見ていられないってだけさ』
森崎「へいへい…そりゃ悪うございましたね…っと」
憎まれ口を叩き合う森崎と翼。しかしその内容と裏腹に互いの表情は穏やかで、知らない者が見れば
普段お互いがいがみ合っている関係とはこの会話からでは到底思えないだろう。
709 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 01:08:47 ID:???
そして森崎は全日本メンバーや中山、翼らの視線を背に今一度カミーユの方へ振り向く。森崎を見るカミーユの
表情は変わらず儚く澄んでいたが、先程とはまるで違ったものに森崎には見えた。そして大きく深呼吸すると…
森崎「カミーユ…俺は…諦めん…!」
今まで溜めていたものを一気に吐き出すかのように力強く言葉にする。もはや幾度と無く自分にも他人にも
言い聞かせてきた言葉。そしてその言葉を聞きカミーユは満足そうな笑みを浮かべる。そのカミーユの瞳を見て
そこでようやく森崎は気が付いた。最初からカミーユも全日本のメンバーも中山も翼でさえ森崎有三という人物を
信じていたのだと。結局は自分の事が信じられなくなっていたのは自分だけだったという事に。
カミーユ『諦めない…か…やっぱりお前にはその言葉が良く似合ってるよ…』
カミーユがそう言うと森崎の視界が徐々に碧の光で覆われていく。その光を見て森崎は本能的に悟った。自分はこの世界から
離れているのだと。慌てて振り返るとそこにはすでに翼達の姿は無かった。
カミーユ『森崎…お前がそれを失わない限りお前は運命に負けたりはしないさ…そしてお前には
お前の事を信じている人がついているって事を忘れるなよ…』
森崎「待ってくれ!カミーユ…俺は…!」
森崎が最後に何かを言おうとする前に、森崎の視界は碧の光で全て覆われた。
710 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 01:10:19 ID:???
シュナイダー・ピエール「「モリサキィィィィィィィ!!!」」
超モリサキ3「!?」
シュナイダーとピエールの絶叫で超モリサキの意識が覚醒する。今の出来事は果たして夢か幻か。しかしそんな事は
今の超モリサキにとってはどうでも良い事であり、己の視界を覆い尽くす悪霊を見据えボールを探す。
超モリサキ3(体は…動く…動くぞ…!ボールは…ボールはどこだ…?)
『森崎…ボールは右だ…』
頭に響く聞き覚えのある声に導かれ悪霊の中で蠢くボールを見つける。そのボールは今まさにゴールに吸い込まれんとしていた。
超モリサキ3「!?(届くか…?いや…)届かせるんだよぉッ!!…うぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!」
咆哮を上げながら、大地を蹴る。自らが鍛え上げてきたセービングの体裁もかなぐり捨てただひたすら両手を伸ばし
本能のみで超モリサキはボールに向かってダイブする。そして…
711 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 01:12:01 ID:1lVL7YLs
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
ガーネフ マフー 40+(! card)=
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(! card+! card+! card)+(超化+4)+(悪体勢距離ペナ-10)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ガーネフのマフーがゴールに突き刺さり…
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ジェクトがねじ込みに超モリサキは倒れている)(コインブラがフォロー超モリサキは倒れている)
(アルシオンがフォロー超モリサキは倒れている)
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
超モリサキ3のカードがダイヤで「そう何度も抜かれてたまるかぁ!+3」が発動します。
※ダイヤが複数出ても「そう何度も抜かれてたまるかぁ!」は重複しません。
712 :
森崎名無しさん
:2010/04/27(火) 01:12:52 ID:???
ガーネフ マフー 40+(
ダイヤA
)=
713 :
森崎名無しさん
:2010/04/27(火) 01:13:50 ID:???
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(
クラブ6
+
スペード5
+
クラブ4
)
+(超化+4)+(悪体勢距離ペナ-10)=
宇宙を駆ける…!
長すぎたらしいので、改行しました
714 :
キャプ森ロワ
:2010/04/27(火) 01:22:11 ID:???
>>703
提督は持込可能ダンジョンならLV1、ノーダメとかでクリアしそうデスねw
それにしてもデスマスクさんはやっぱ最後はあじゃぱアーッ!なんデスねwかわいそすw
>>713
あ、失礼しました…宇宙を駆けるってタイトル凄い好きなんですよね〜
ようやく書けました…まさか1週間以上もかかるなんて…しかし次もまた長文…てなわけでまぁ次も気長にお待ちください。
ここでお礼を言うべきなのか分かりませんが、書記さんチャットログありがとうございます。ありがたく頂戴いたしました!
最近自分がこんなザマなんで余り他所様の所やチャットに参加する余裕が無いんですが、ROMはしてます。
やっぱり他の人が書いたらとっくに終わってるんじゃないのかなぁ?なんて他所様のところの勢いを見ると思ってしまいますね〜
それではまた〜(1週間後に…かなぁ…?)
715 :
森崎名無しさん
:2010/04/27(火) 01:24:30 ID:???
乙でしたー!
716 :
森崎名無しさん
:2010/04/27(火) 18:51:15 ID:???
君は、乙の涙を見る…
イベント乙デス!
この展開の熱さなら週刊森崎ロワさんでも問題ないぜ!
やっぱ続きが気になる!!
もしあそこでカード判定があったら全日本ではなくラブマリーとタークが出てきたかも…w
717 :
森崎名無しさん
:2010/04/27(火) 19:37:24 ID:???
宇宙を駆けるも良いけど個人的には星の鼓動は愛も結構好きだったり
なんだかんだでハッピーエンドは良いもんです
718 :
書記
:2010/04/27(火) 22:39:49 ID:???
>>714
どういたしまして&乙でした
719 :
キャプ森ロワ
:2010/04/28(水) 23:04:37 ID:???
まぁ更新するわけじゃないですが、某所で顔を出したのでレス返しだけでも…次は前のより長文になりそうなので
いつになるか目通しがたたないもので…
>>715
いつもありがとうございますです…
>>716
この試合に関しての展開は勿論自分では納得して書いてはいますが色々と不安要素が強かったので
そう言って貰えると嬉しいです!!おかげでやる気が漲ってきます!!続きは何とか早く書けるよう頑張りますです!
ラブマリーやらタークが出てきたら彼らの存在感は異常なんで、シリアス場面がネタにしかならないですねw
森崎も「ターク…よし任せろ俺はやるぜ!!」とか言ってたいして悩まない場面しか思い浮かばないですしw
>>717
劇場版は私も好きなんですよ。好きなんですが…だからこそ腹が立つんですよね…バンダイ!!てめぇ…
もっと予算組んどけや!!90×3でZが纏まるか!!何で全部新作カットにしなかった!!っと思ってしまうんですよねぇ…
新作カットの出来が良かっただけに…まぁZがもう一度見れたって事で納得するしかないのかなぁと今は思ってますが…
まぁ最後のラップは富野御大どしたん?って思いましたがw
>>718
おお…アルシオンさん…あなたが神か…!いつもお世話になってますm(__)m
720 :
森崎名無しさん
:2010/04/28(水) 23:53:08 ID:???
富野御代曰く
「物の見方が変わった」らしいです。
劇場版カミーユの最後について。
721 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 01:15:44 ID:???
週刊キャプ森ロワさんが、月刊キャプ森ロワさんになってしまった。
早く復活して欲しいなぁ〜
722 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 01:26:29 ID:???
禿同
723 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:18:34 ID:???
>>720
あ、それは知っているんですが、最後の最後で掛かった曲の『Dybbuk』が「え!?何故に?」と思ったものでw
噂によるとガクトは新曲用意してたらしいんですが、御大がこれで行こうとか推し進めたらしいんですが…?
>>721
「1週間後と宣言しているのに1ヵ月後だなんて…こんなに俺と
>>714
で意識の差があるとは思わなかった…!」
>>722
いやあ…今回の更新は強敵でしたね
何というかスイマセン…どうにもイメージはあるんですが、それが文章で表現となるととんとでてこなくて…
何かアムロの反応について来れないガンダムみたいになってますね…誰かマグネットコーティングプリーズ!!
それで最近筆が止まっては見てるスレがあるんですが、そこが面白すぎて…まぁモロ影響出てますね…
(そのスレのお陰でスパロボKが無性に欲しくなったのは黙っておこう…更に下のセリフ募集は力尽きてまともな選択肢が
考え付かなかったからというのも黙っておこう…)
そして魔装機神konozama余裕でしたorz
724 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:20:11 ID:???
ガーネフ マフー 40+( ダイヤA )=41
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+( クラブ6 + スペード5 + クラブ4 )
+(超化+4)+(悪体勢距離ペナ-10)=49
≦−2→超モリサキゴールを守る。そして…
超モリサキ3「届け…!届けッ!届けっつってんだよッ!!」
限界を更に超えて両腕を必死に伸ばす超モリサキ。今まさにボールがゴールラインを割ろうとしたその時…
超モリサキの右手の中指の指先が僅かにボールに触れる。だが指先の力のみでどうにか出来るほどガーネフのマフーの
勢いは甘いものではない。超モリサキの僅かな抵抗も空しくそのままボールは指先からすり抜けようとしていた。
超モリサキ3「だから…!!」
しかし超モリサキはその指先を取っ掛かりに強引にボールを押し返そうとそのまま渾身の力を込めて右腕を振るう。
その勢いの凄まじさは中指の関節可動限界をゆうに超え、更に限界を超えた代償として付け根に鈍い痛みを伝えるが、
超モリサキにはその痛みを悠長に味わっている暇など無く、中指を犠牲にしながら勢いを殺したボールを…
超モリサキ3「諦めんと言っただろうがッ!!」
もう一本伸ばしていた左腕で見事ワンハンドキャッチしてみせる。だがゴールラインスレスレ、そして後先を省みない
ダイビングの代償は大きく…
超モリサキ3「ぐッ…!!」
超モリサキはそのままの勢いでゴールポストに額から激突し、ずり落ちる。しかしそれでも尚、彼は左手に掴んでいた
ボールだけ離す事は決して無かった。
725 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:21:27 ID:???
ガーネフ「バ、バカな…」
その状況を驚愕の表情をもって見つめるガーネフ。超モリサキが決死の覚悟でボールを止めた見せた事、
無論それにも驚いた事には驚いていたが、そんな事は目の前で起こった不可解な現象に比べれば些細な事であった。
自身の渾身のマフーによって生み出された悪霊達がゴールを覆いつくさんと襲い掛かったその瞬間…
突如全てが碧の光によって雲散霧消した。そしてその発生源らしきモノがガーネフの目にはどうみても
何の力も心も持たない玩具。そんな矮小な存在が自分のマフーを完膚なきまでに破った事がどうしても信じられない。
知らず知らずのうちにガーネフは口元をワナワナと震わせていた。そのガーネフの視線の先には超モリサキのポケットに
入っていたはずのハロが粉のような大量の碧の光を放出し続けている。
ゾーマ「……この光……」
ハロが放つ碧の光は徐々に部屋全体を覆いつくそうとしている。その光の粒子一つ一つがゾーマには癇に障って
しょうがない。そして本能はこの光がもたらす危険性も同時に訴えかけていた。
シュナイダー「モリサキ!?…な、何だ?今のは…何が起きたんだ?」
ピエール「…あれは…確か…カミーユの…?」
そして森崎の事を気にかけながらもシュナイダーとピエールも今ゴール前で起こった現象に目を奪われている。
そんな中、森崎がゴールポストを支えにしながらゆっくりと立ち上がる。
森崎「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」
中指は根元から逆方向へ折れ曲がり、超モリサキモードもポストとの激突の衝撃で解け、額からは血が流れ出る。それでも
瞳だけは力を失わず、息を切らしながらもパスを出そうとゆっくりとグラウンドを見渡す。しかし今オールスターズで自らの両足で
立っている者は自分とシュナイダーとピエールの三人のみで、その三人にしてももはや誰もが五体満足といえない状況であった。
726 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:22:47 ID:???
ガーネフ「…ふ…ふふふ…ふぉふぉふぉ…!そうじゃ…そうじゃろう…どうやったかは知らんがわしのマフーを
防いだところでもはや貴様達に勝ち目は無い!…なにせ誰も満足に動けんのじゃからのぉ…ふぉふぉふぉ!」
ゾーマ(……所詮は奴も人の性を捨てられぬ矮小な存在であったか……)
その森崎の様子を見てガーネフの勝利を確信した嘲笑がグラウンドに木霊する。その嘲笑はゾーマから見ても醜く見えた。
負の感情を糧とするゾーマにはそのガーネフの嘲笑は本当は畏れから来るものだと分かっていたからだ。
森崎「ハァ、ハァ、ハァ、…立てよ…」
ガーネフ「ん?何じゃと?」
森崎「…立てよ…皆…」
ガーネフ「何を言い出すかと思えば…無駄じゃ無駄じゃ…」
森崎「皆いつまで寝てんだよ!!聞こえるだろ!?俺達を呼ぶ声が!!」
ガーネフ「声?…ふぉふぉふぉ…ついにこの小僧壊れよったか!!ふぉふぉふぉ!!」
だからこそガーネフには本当の事が見えない。自分の力が何故敗れ去ったのかという事を…
そして森崎の声に応えるように“それ”は碧の光を通してオールスターズ一人一人の心の中に急速に形どっていく。
727 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:24:16 ID:???
シュナイダー「…声…だと?」
森崎の言葉に困惑を見せるシュナイダーの周りを碧の光が取り巻く。その光はどこか優しく、懐かしいものを
シュナイダーに感じさせた。そして…
カルツ『よぉ…シュナイダーちゃん。うわ…こりゃまた随分と立派な右足になったもんだなァ…』
シュナイダー「カルツ!?何故お前が?」
信じられないと目を大きく見開いたシュナイダーの目の前に突然現れた人物は西ドイツJrユースのチームメイトでもあり、
幼馴染のヘルマン・カルツ。そして更に彼の目の前に立つ人物はそれだけではなく…
ミューラー『フン…そんなザマじゃ…俺が妹に手を出そうが守れんのじゃないか?…最も貴様の妹など興味は無いがな』
シェスター『全く…毎度の事ながら無茶し過ぎなんだよお前は…』
マーガス『そうだぜ?ちょっとはフォローする身にもなってみろって?』
シュナイダー「ミューラー…シェスター…マーガス…お前達まで…?」
デューター・ミューラー、フランツ・シェスター、マンフレート・マーガス。いずれもシュナイダーにとっては
大切なチームメイトであり、仲間達…そして続けてその三人の後ろから姿を現した人影にシュナイダーの心臓が跳ね上がる。
728 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:25:43 ID:???
マリー『お兄ちゃん…』
シュナイダー「マ、マリー…」
夢を見ているのだろうか。己の目の前には最愛の妹マリーが居る。本来ならば状況も鑑みず、人目もはばからず
抱擁を交わしていた事だろう。しかし今のシュナイダーにはそうする事が出来ない。それどころかマリーとは視線を
合わせようとせずに頭を垂れ俯いている。その視線の先にはもう使い物にならなくなった右足がある。無論こうなってしまった事に
後悔などはあるはずも無いが、こうしてマリーと顔を合わせると、どうしても”わたしのおにいちゃんは世界一”になる事が
叶わなくなってしまい、約束を破ってしまったという罪悪感にさいなまれてしまう。だがそんなシュナイダーにマリーはそっと近づき、
未だ本当にこれが皇帝と言われる人物と同一か?と思われる程うなだれているシュナイダーに言葉を掛ける。
マリー『…お兄ちゃんはいつも私を子ども扱いする…そして頑固で強情で…だからいつも心配させられるのは私の方…
今だって…友達との約束を守るために右足まで犠牲にして…』
シュナイダー「……」
確かにマリーの言うとおり心配を掛けていたのは自分の方かもしれないとシュナイダーは思う。現に今、マリーの表情が
哀しみに彩られていると思うと胸が張り裂けそうになる。その原因を作ったのは紛れも無く自分なのだ。しかしマリーは…
マリー『…でも…私は…そんな友達の為に体を張ったお兄ちゃんを妹として誇りに思います!』
その言葉で弾かれるようにシュナイダーは顔を上げマリーの顔を見る。そのマリーの顔に浮かぶ表情は…満面の笑顔だった。
729 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:26:44 ID:???
シュナイダー「マリー…俺は…」
ミューラー『分かったらさっさと試合を決めて来い!まさか右足一本駄目になった位でどうにかなる貴様でもあるまい?』
シュナイダー「…随分と簡単に言ってくれるな…」
カルツ『いつもスパルタでやられてるからなぁ…ここぞとばかりににお返しってわけさ。まぁ言わばこれが俺達の
皇帝カール・ハインツ・シュナイダーに対しての信頼の証って所かな?』
シェスター『そういう事さ…それにお前の右足には色々助けられたからな…』
マーガス『だったら今度は俺達がお前の右足と成り代わって助ける番だろ?』
シュナイダー「…そうか…フッ…ならば遠慮なくお前達の力を貸してもらうぞ…そして奴らに見せてやる…俺達のゲルマン魂をな!」
最愛の妹の言葉、仲間達の激励。それを受けシュナイダーの両目にそれまで浮かんでいた悲壮感ではなく、
彼を彼たらしめる覇気が浮かび上がる。その瞳を見てマリー達は安心したような表情を見せ、役目を果たしたとばかり
ゆっくりと姿を消していく。
マリー『お兄ちゃん…』
シュナイダー「マリー…ありがとう…見ていてくれ…お兄ちゃんは今度こそ約束を守る…!」
シュナイダーの最後の言葉にマリーは大きく頷き、再び笑顔を見せ姿を消した。気が付けばいつの間にか
シュナイダーの右足の痛みは治まっていた。
730 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:27:52 ID:???
グラウンドを覆いつくす光は更に拡がりを見せている。その光は様々な形で人の心の中に具現化されていく。
ピエールの元には…
ナポレオン『オイオイ…なんだァ?そのザマは?それでも仮にもフランスのキャプテンかよ?』
ピエール「ナ、ナポレオン!?何故お前が…」
フランスJrユースでの相棒の姿に驚きを見せるピエールだったが、彼を驚かす存在はそれだけでは無く…
ボッシ『ピエール…お前は俺達フランスJrユースの希望なんだぜ?』
アモロ『そ、そうだよピエール…お、俺は…ピエールのそんな姿は見たくないよ…』
ピエール「ボッシ…アモロまで…」
ボッシ『確かに…俺達じゃ頼りないかもしれないけどさ…』
アモロ『で、でも…それでも力になりたいんだ…!ピエールの…』
ともすればボッシ、アモロの言葉はある意味信頼を通り越しピエールに対する依存の現われといってもいいかもしれない。
フランスJrユースというチームはナポレオンが加入するまでは相手チームはおろか、自国のマスコミ、サポーターすら
ピエールのワンマンチームと揶揄していた位である。しかしそんな状況であってもピエールという人物だけが足手纏いであるはずの
自分達を信頼し続けていた。だからこそ彼らもエル・シド・ピエールという人物の底力を無条件で信じているのだ。
731 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:28:55 ID:???
ナポレオン『全くどいつもこいつもピエール…ピエールと…とんだ甘チャンどもだが今回ばかりは同意せざる得ないな。
というかお前までヘタレちまったら誰がこの甘チャンどもを率いて行くって言うんだよ?…悪いけど俺は真っ平ゴメンだね』
そして更に両手を大げさに広げナポレオンがいつもの憎まれ口を叩きながらもその言葉の裏に隠されている真意は
ボッシやアモロと同種のものだと言う事が分かると、ピエールは笑顔を湛え…
ピエール「ありがとう…お前達が俺のチームメイトで良かった…俺は今、心の底からそう思っている…!」
ナポレオン『チッ…全く今のをどこをどう聞いたらそういう結論になるんだか…まぁいい…それよりさっさと決めて来い!
ちゃんと見ててやっからよ!!』
ピエール「ああ…見ていてくれ…お前達から受けた信頼という名のパス…絶対に無駄にはしない!」
そうナポレオン達に力強く宣言するピエールの表情は一切の迷いが無く、晴れ晴れとしたものになっていた。
732 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:29:57 ID:???
???『リンダ…リンダ…』
聞き覚えのある声。最初は幻聴かと思っていた。その声はもはや聞く事が叶わぬはずの声だったからだ。しかし幻聴ではなく
はっきりとその声はリンダに優しく呼びかけ続けている。そしてその声に誘われるようにゆっくりと目を開いた。
リンダ「お父様…」
その人物を見て両手を口元に信じられないとばかりに呟く。リンダの目の前に立つ人物はかつてガーネフに殺されたはずの
リンダの父親であるミロアであった。
リンダ「………」
何から話せばいいのか、言いたい事、伝えたい事はいくらでもあったはずだったが、感極まって何も口にすることが出来ない。
ミロア『すまない…私が不甲斐なかったばかりにお前には色々辛い思いをさせてしまった…』
そんなリンダを見つめながらミロアが口にしたのは謝罪の言葉だった。仕方が無かった事とは言えオーラを託した事で
娘に過酷な運命を背負わせてしまったのではないかという懸念があったからだったが…しかしそんなミロアの考えは杞憂に終わる。
ミロアの謝罪に対しリンダは首を振り…
733 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:30:59 ID:???
リンダ「そんな…お父様が謝る事なんて何もない……確かお父様が言うように辛い事もあったし…苦しい事もあったし…
寂しくて泣いた事もあったわ……でも…」
一旦言葉を切った後ミロアに見せた表情は感謝の笑顔。
リンダ「私はお父様の娘で本当に良かったと思ってます…」
ミロア『…そうか…(全く…励ましに来たつもりが逆に励まされるとは…いつまでも子供だと思っていたが…)』
リンダの言葉に今度は逆にミロアの方が感極まって何も言えなくなってしまった。そしてそんなリンダを愛おしそうに見つめた後、
リンダの持つオーラの魔道書にミロアは右手を添えると魔道書が淡く輝きだす。そして同時にミロアの姿が徐々に薄くなっている。
ミロア『…これがお前にしてやれる最後の事だ…』
リンダ「お父様…」
ミロア『ありがとうリンダ…私もお前の父親で良かったよ…私はいつでもお前を見守っているよ…』
そう言い残しミロアの姿は完全に消えた。ミロアが託してくれたオーラの魔道書を胸に抱えると今までとは違う
ぬくもりが感じられた。まるで父の中に抱かれているようなそんなぬくもりが。
リンダ「ありがとう…お父様…」
734 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:32:01 ID:???
???『ドーガッ!いつまで寝ておるのだ!』
ドーガ「…!?あッ!うぇ!!……へッ?……嘘……だろ?」
元の世界ではいつも聞いていた自分を怒鳴る声に思わず条件反射的に飛び起きる。そして目覚めた視線の先には…
ジェイガン『全く…そのザマは何だ?それでも栄えあるアリティアテンプルナイツの一員か?』
カイン『そうだぞ。一応お前は俺達の代表なんだ。そんな事では困るぞ!』
アベル『オイオイ…一応って…まぁとは言え確かにお前には俺達の分まで頑張ってもらわないとな…』
ゴードン『そうだよ。それに一緒にサッカーチームを作るって約束しただろう?』
ドーガ「隊長…カイン…アベル…ゴードンまで…」
元の世界でドーガの所属している騎士団アリティアテンプルナイツの面々が次々にドーガに声を掛けてくる。
そして無論ドーガの目の前に立つ人物はこれで終わりではなく、彼にとっては己の命より一番大事な人物が…
ドーガ「マルス様…」
マルス『ドーガ…僕達はアリティアテンプルナイツという騎士団である以前に家族なんだ…だから君一人にだけ
苦労を掛けてしまっている状況はすまないと思っていた…それは騎士団の皆も同じ気持ちだ…だけど…』
そしてマルスはドーガに向かって右手を差し出す、その手には神々しく輝きを見せる一本の槍が握られている。
735 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:33:05 ID:???
ドーガ「これは…グラディウス…?」
マルスの手に握られていたのはドーガの世界では三種の神器とも言われる神槍グラディウス。しかし姿形は確かに
グラディウスなのだが、どこか違和感を感じる。そしてそれはマルスから受け取った際に確信に変わった。
“それ”はただ単にグラディウスという形を取っているに過ぎない。マルス達がドーガに本当に託したかったものは
グラディウスなどではなく…
ドーガ「マルス様…皆…俺は…」
グラディウスを通してマルス達の思いがドーガに伝わる。マルス達が本当に託したかったもの、それは…
アリティアテンプルナイツとしての誇り、絆、そして信頼。
マルス『アリティアの王子マルスが命ずる!そのグラディウスを持ってこの戦いに終止符を!』
ドーガ「はッ!」
マルスのはっきりと凛々しい口調の勅命に対しドーガはマルス達から託されたグラディウスを掲げ、力強く返事を返す。
ドーガのその瞳に浮かぶのは強固な決意の色。マルス達はそれを見届けると満足そうな笑みを浮かべゆっくりと姿を消した。
736 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:34:11 ID:???
さっきから息が妙に苦しい。どうも誰かに自分の口と鼻を抑えられているようだった。内心このような手段をとった輩に
苛立ちながらも流石にこのままでは窒息死しかねないので無理やり意識を覚醒させる。
ジェクト『よぉ…ようやくお目覚めか?』
ティーダ「…え?…あれ?…はぁ!?」
そして目を覚ましたティーダの目に映るのは、今現在敵としてあいまみえているはずのジェクト。しかし先程までと違い
表情には生気が宿っており、今もいたずらっ子のような不敵な笑顔を見せている。これだけでも十分に驚いていたのだが、
ジェクトの隣に佇んでいる人物を見てティーダは驚きを通り越しその人物に指を刺し口をパクパクさせ絶句する。
???『何をそんなに驚く事がある?』
ティーダ「い、いや…普通驚くだろッ!?アーロン…あんたまで現れたらさぁ…」
アーロンと呼ばれた偉丈夫のさも当然といったような態度な言葉に思わず状況も忘れ呆れたようにぼやくティーダ。
しかしティーダとしてはその反応も仕方が無いものである。どちらの人物ももはや会うことが適わない人物だったはずだからだ。
最も自分も二人と似たような状況ではあるのだが。
ジェクト『はぁ〜それにしても…泣き虫とは思ってたが…おめぇがあそこまで情けないとは思わなかったぜ…
何だ?あのザマは?いくら俺様の姿をしてるといってもあんな偽者にいいようにやられるたぁなぁ…』
ティーダ「に、偽者ぉ!?…い、いや例え偽者だとしてもそれ以前にいいようにやられてなんかねぇだろうが!?」
ジェクト『あ〜ん?情けない顔して『オヤジィ〜〜』とかピーピー言ってじゃねぇかよ』
ティーダ「うッ…ぐッ!あ、あれは…!!」
ジェクトのずけずけとした物言いに言葉に詰まるティーダだったが、内心は喜びを抑えるので必死だった。それによって
確かに目の前に居るのが紛れも無くジェクトだと確信したからだった。だとすると今相手をしているジェクトは一体何なのだろうと
当然の疑問が沸くのだが、その心内を見透かしたようにアーロンが答える。
737 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:35:14 ID:???
アーロン『アレはお前の記憶の中のジェクトを具現化したのものだ』
ティーダ「俺の中のオヤジ…?そんな事が…」
アーロン『出来るから、今お前はこの世界に存在している』
アーロンの言葉にハッとするティーダ。言われてみれば自分の存在は元の世界ではすでに亡き者となっているはずである。
それが今こうしてあり続けているという事を鑑みればそういった事も可能なのだろうと勝手に納得する。どちらにせよ余り理屈を
考えたところで自分には理解出来ないだろうし、ティーダにとってはあのジェクトは偽者。その事実さえ分かれば良かった。
そしてティーダの表情に彼らしい明るさが戻りつつあった。その様子にジェクトとアーロンは顔を合わせた後頷き合い…
ジェクト『全く世話の焼けるボウズだぜ。大体があんな程度の実力を俺様と思い込む方がどうかしてる。それに顔だって
もっとハンサムだろうが?ええ?…そして一番腹が立つのはそんな偽者をちゃっちゃと倒せないお前に腹が立つんだよ!
…てっぺんとりてぇんだろうがよ?だったら…さっさとあんなの倒して見せろよ?』
アーロン『お前の物語はまだ終わってはいない。そしてあの時も言ったが、もう一度言う…これからは、お前たちの時代だ。
さあ行け!行って俺たちにお前の無限の可能性を見せてみろ!』
ティーダ「オヤジ…アーロン…」
ジェクトとアーロンの言葉に知らず知らずのうちにティーダの頬に涙が伝う。
ジェクト『全く…泣くぞ泣くぞと思ってたら本当に泣きやがるからなぁ』
ティーダ「うっせえよ!…全くあんた達二人してさぁ…お節介過ぎんだよ!!」
ジェクトの憎まれ口に声を嬉しそうに声を張り上げるティーダ。そのティーダの瞳を見て二人は安心したように頬を緩ませると、
二人の姿が徐々に遠のいていく。
ティーダ「ありがとう…オヤジ…アーロン…」
二人が完全に消えるまでティーダはその箇所をずっと見つめていた。
738 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:36:21 ID:???
ギリアム『どうした光太郎?お前の底力はそんなものではあるまい?』
倒れ伏す自分に厳しくもどこか温かく呼びかけてくるのは準決勝で戦った相手ギリアム・イェーガーだった。
彼とはそこまで長い時間を共有したわけでもないが、まるで昔から知り合いだったかのように、その声には
何故か心を激しく揺さぶられるものを感じる。そして自分を呼ぶ声はそれだけではなかった。その声の主は自分にとって
忘れえぬものであり、同時に一生背負っていくべき十字架とも言えた。
光太郎「信彦…」
目の前に立つ青年、秋月信彦の姿を見て即座に悟る。今戦っていたシャドームーンが本物ではなく、目の前にいる人物こそ
光太郎が知る秋月信彦なのだと。皮肉にもそれが分かったのは自分の体内に宿るキングストーンのお陰でもあるらしかった。
信彦『俺たちは同じ日、同じ時間に生まれ兄弟同然に育ってきた。しかし運命の悪戯か俺はシャドームーンとして、
光太郎…お前はブラックサンとしてゴルゴムに改造され、お互いの血で血を洗う事を義務付けられてしまった…』
光太郎「……」
信彦の言葉に思わず視線を逸らすRX。その脳裏にはシャドームーンの言葉が思い浮かぶ。
シャドームーン『だめだ……もう力が入らない……ブラックサン、俺は死ぬ……だが、勝ったなどと思うな……
お前は一生苦しむことになるんだ……親友を…… この……信彦を……抹殺したんだからな……
一生後悔して生きていくんだ……ハッハッハッハ……』
ゴルゴムとの戦いは凄惨を極め光太郎は家族、仲間を全てを失い、最後には親友すらこの手に掛けなければならなかった。
そしてシャドームーンが放った自分への呪詛の言葉は今でも光太郎の心にしこりとして残っていた。
739 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:37:37 ID:???
信彦『だけど…俺は生き残ってくれたのがお前で良かったと思っている』
光太郎「え…?」
思っても見なかった言葉に思わず信彦に顔を向けるRX。そしてその信彦の表情は…
信彦『お前が止めてくれなかったら…ゴルゴムの改造によって記憶が無くなった俺はシャドームーンとして破壊の限りを
尽くしていただろう…そうなれば罪の無い人々は当然…杏子や克美もこの手に掛けていたかもしれない…だから…
お前には感謝している。ありがとう、光太郎』
晴れやかな笑顔だった。その笑顔は光太郎に遠き日の事を思い起こさせた。まだ二人がゴルゴムの改造を受ける前の
穏やかで平和な日々を…
光太郎「信彦…俺は…」
信彦『大丈夫だ光太郎。それ以上は言わなくても分かっている。…さあそろそろ行け仮面ライダーBLACKRX!
行ってお前の中のシャドームーンを倒して来い!そして全てに決着を付けるんだ!』
光太郎「ああ……変…身…!!」
掛け声とポーズと共に光太郎の全身がキングストーンの輝きに包まれる。そして…
RX「俺は太陽の子!仮面ライダーウ゛ァッ!アッー!エ゛ッ!」
光が収まりRXに変身した時にはすでに信彦の姿は無かった。
740 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:38:57 ID:???
RX「(ありがとう…信彦…)すまんなギリアム…お前にも心配を掛けたな…」
RXは心の中で信彦に感謝すると、今度は今まで無言を通していたギリアムの方に顔を向ける。そのギリアムは腕組をしていて
そこには壁など存在しないはずなのだが、何故かもたれかかっている様に見えた。
ギリアム『心配?フッ…心配など最初からしていない。お前は必ず立ち上がると信じていたからな』
RXの言葉にニヒルな笑みで言葉を返すギリアム。そしてその瞳にはRXへの確かな信頼が浮かんでいる。
だがそのギリアムの体も徐々に薄くなっており、別れの時が近づいている事を否応にでもRXに知らせていた。
RX「そうか…だったら期待には応えないとな…ありがとうギリアム。お前とはいつかまたどこかで会いそうな気がするぜ」
ギリアム『…そうだな……また会おう…光太郎…』
RX「ああ…必ず…!」
RXの言葉を聞くと、満足そうな笑みと一瞬だけ哀しげな瞳を浮かべた後、ギリアムの姿は完全に消えた。
そして二つの太陽が思いを託した黒いボディに真っ赤な目をした異形の者は愛に勇気を与え今再び立ち上がる。
RX「この世に光がある限り、仮面ライダーBLACK RXは不滅だ!!」
741 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:39:57 ID:???
倒れ伏す自分の目の前に突如人影が現れるが、意識が朦朧としていて誰なのかはっきりしない。
ジャンクマン「う…うう…だ、誰だ…?」
???『ジャンクマン!お主それでも悪魔超人の中でもエリートとされる悪魔騎士の一員か?』
???『カーカッカッカ!…悪魔の誇りを捨て、正義などにほだされるからそういう事にもなる!』
ジャンクマン「お、お前達は…」
ジャンクマンに辛辣な言葉を掛けてくるその声は聞き間違えよう筈も無い。それはジャンクマンがかつて日常的に聞いていた声。
その声によって意識がはっきりしてくると、声の主達の姿が徐々に視界に入ってくる。そこには忍者風の格好をした超人と
三面の顔を持ち左右に腕が三本づつ付いている超人。
ジャンクマン「ザ・ニンジャ…アシュラマン…」
742 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:40:58 ID:???
ザ・ニンジャとアシュラマン。ジャンクマンと同じく悪魔の中でもエリート中のエリートとされる悪魔騎士の名を戴く超人。
共に正義超人達との戦いに挑んだ同志でもあった。しかし今のジャンクマンは悪魔超人の頂点でもある悪魔将軍では無く、
南光太郎という漢を信奉している。彼らからするとそれは悪魔を捨てたとして裏切り行為に違いなく、恐らく止めを刺しに
来たのだろうと思うと再会を余り喜ぶ気にもなれない。しかし光太郎に付いていった事に後悔など微塵も無く、そして寧ろどこぞの
馬の骨とも分からぬ輩にやられるより彼らに止めを刺されるのならそれはそれで本望と思えた。だがいくら待てども彼らは
自分に止めを刺しに来る気配が無い。不思議に思って顔を上げるとそこには…大きな一本の手が差し出されていた。
ジャンクマン「サ、サンシャイン…?」
手を差し伸べている超人はやはり自分と同じ悪魔騎士のサンシャイン。いったいどういうつもりなのかとその手を
まじまじと見つめるジャンクマンにサンシャインはニヤリと笑みを見せる。
サンシャイン『悪魔にだって友情はあるんだぜ…』
この瞬間全てが理解できた。もはや彼らの間にこれ以上言葉というものは必要無かった。差し伸べられた手をしっかりと掴み
立ち上がるジャンクマン。無論感謝の言葉など言うはずも無い。それは三人の仲間達にとっては無粋でしかないないからだ。
だからジャンクマンは無言で三人に背を向け再び戦場へ戻る。そして三人も新たな道を往こうとしている仲間の背中を
自分達の姿が消えるまで無言で見送った。
743 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:42:01 ID:???
デスマスク「チッ…見たくも無い面が雁首揃えて…一体何の用だ?」
仏頂面で不機嫌そのものの声色で目の前に並ぶ自分と同じ黄金の鎧をその身に纏う4人の人物達に問いかけるデスマスク。
だが悪態を受けた方、デスマスクと同じ黄金聖闘士の双子座のサガ、山羊座のシュラ、水瓶座のカミュ、魚座のアフロディーテ達は
デスマスクの性格を熟知しているのか特に気にした様子も無く、サガが一歩前に歩み出ると短く、だが衝撃的な言葉を告げる。
サガ『…冥王ハーデスが復活した』
デスマスク「なん…だと…?」
いかに一時は悪の道に身を委ねたとしてもアテナの聖闘士としてその言葉は看過することは出来るはずも無い。
アテナと冥王ハーデスとは気が遠くなるような過去の時代から幾度と無く聖戦を繰り返している言わば仇敵同士。
それが復活するというのであれば、当然デスマスクも黄金聖闘士として身命を賭して戦わなければならないのだが…
デスマスク「フン…で?それをわざわざ俺に伝えたところでどうなる?いかに様々な理由が重なったとは言え
俺はアテナを裏切った言わば謀反人だぞ?そしてそれはお前達も一緒だ。そんな連中が今更どの面下げて
戻れるというんだ?それに何より俺もお前達もとうに死んだ身…何も出来ないだろうが?ああん?」
しかしデスマスクはすぐに小馬鹿にした表情を浮かべ、サガ達を糾弾する。デスマスクの言い分は至極真っ当で、
デスマスクは元の世界ではすでに死んだ身とされている。そしてそれは目の前に立つ人物達も同じ事で、
ハーデスの復活を聞かされたところでもはやデスマスク達の出る幕は無い。しかし…
744 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:43:03 ID:???
カミュ『それについては問題無い…ハーデスは協力すれば俺達に永遠の命を与えると言っている…』
デスマスク「!?…何をバカな…!!貴様ら正気か!?」
カミュの言葉に今まで以上に嫌悪の表情を浮かべ声を荒げるデスマスク。それはそうだろう。ハーデスに協力するという事は
ハーデスの尖兵として再びアテナに弓を引くという事と同義で、いかに一度は道を誤ったとは言え、聖闘士としての誇りまでは
失うつもりは無い。だからこそかつての同僚達が永遠の命などという幻想めいた餌に釣られ恥も外聞も捨て尊厳まで
失おうとしているのを黙って見過ごせず、更に糾弾の言葉を続けようとしてサガ達の表情を見て…喉元まで出掛かっていた
罵倒の言葉を瞬時に飲み込んだ。そして…
デスマスク「…いいだろう…その話乗ってやる…!」
デスマスクの言葉に今度は逆にサガ達が驚きを見せる。そんなサガ達にデスマスクは不敵な笑みを浮かべる。
デスマスク「フン…何を驚いている?ククク…永遠の命…結構じゃないか」
シュラ『デスマスク…俺達は…』
デスマスクの真意を測りかねたシュラは何かを告げようと口を開くがそれをデスマスクは手を上げて制する。
デスマスク「…どうせ俺は一度はアテナを裏切ったのだ…その汚名は一生晴れる事は無い。ならば今更二度も三度も
変わるまい?…だったらそこに理由など必要無い。俺には裏切ったという事実だけでいい。そうすれば聖闘士の
悪しき例として俺様の名は後世に語り継がれるだろうよ」
そしてそれこそ本望だといわんばかりに仰々しく両手を広げ口の端を吊り上げる。
745 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:44:05 ID:???
アフロディーテ『デスマスク…お前…』
デスマスク「協力すると言っているんだ…!これ以上は問答無用だ。分かったならさっさと行け…!。悪いが俺はまだこの世界に
遣り残した事があるんでな…後から追って行く」
サガ『…ああ…分かった…待っているぞ…デスマスク』
何かを言い募ろうとしたアフロディーテをデスマスクはすげなくあしらうと、サガ達としてもこれ以上何も言う事は出来ず、
信頼の証として一言だけ残し姿を消した。
デスマスク「フン…待っているぞ…か…そんな人の事を簡単に信じる甘ちゃんだからこそお前達がアテナを裏切ったところで、
同じく甘ちゃんの奴等の事だ…何か理由があって裏切ったのか?などとほざいて来るに決まっている…だったら俺みたいな
道化役も必要だろうさ…そしてこれがアテナの聖闘士として俺が出来る最後の仕事だ…それが終われば俺は…」
サガ達がいたその場所をじっと見つめながらデスマスクは誰にとも無く呟いた。
746 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:45:10 ID:???
ゾーマ「バカな…何が起こっている…?この光のせいだとでも言うのか?」
圧倒的な絶望を植え付け、もはや虫の息だったはずのオールスターズのメンバーがふらつきながらも次々と
起き上がろうと試みている。しかしそれだけならばゾーマはここまで驚きはしない。では何故か?虫の息であるはずの
オールスターズのメンバーが抱く感情がゾーマの最も忌み嫌う“希望”という感情に満ち溢れていたからであった。
それがグラウンドを覆う碧の光のせいだとしても、何故この期に及んでそのような感情が抱けるのかゾーマとしては全く理解不能であった。
ゾーマ「勇者アルス…この光は貴様か?貴様が何かしたのか!?」
だからこそ真っ先にこういう可能性を起こしうる存在に問いかける。人々に希望を与える存在…勇者と呼ばれる少年に。
そして問いかけられた少年の方はふらつきながらも王者の剣を杖代わりにしながら懸命に立ち上がろうとしている。
しかしその少年の答えはゾーマの想定したものと違っていた。
アルス「…ゾーマ…お前には一生わからないさ…この光が何なのかが…」
ゾーマ「何だと…?……!?」
ゾーマの目が驚愕によって大きく見開かれる。アルスの答えによってではない。ふらつくアルスを支えるように
隣に寄り添っている自分が復活するために踏みにじった少女の姿を目にしたからだった。
ゾーマ「バカな…何故こんなものが見える?そやつはわしが…」
アルス「だから言ったろう?…お前には分からないってさ…!」
そしてアルスは王者の剣を右手で高く掲げる。その手には少女の両手も添えられて…
『『ベホマズン!!』』
アルス達が開放した癒しの魔力が碧の光に乗ってグラウンド全体を駆け巡り、傷ついた
オールスターズメンバーの肉体を次々と癒していく。
747 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 13:46:23 ID:OxSILPKA
ガーネフ「バ、バカな…結界があるというのに…こんな…こんな事が…起こるはずが…」
癒しの力によって次々と立ち上がるオールスターズメンバーを呆然と見つめるガーネフ。もはや彼の表情から余裕など一切無い。
森崎「へッ…どうやら揃いも揃ってお節介な奴ばっかり見たいだな。俺達を見守ってる奴らってさ」
そして森崎はいましがた癒えた中指の調子を確かめるように何回かグーパーをした後、ゾーマの守るゴールを見据え…
森崎「」
↑に入る何か最後の号令に相応しいカッコいいセリフをお願いします。
*今日の夜22:00時まで募集したいと思います。その後選択肢にしようかと思います。
特に無ければ「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!」と物凄くベタで癖も無いセリフになります。
748 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 15:16:20 ID:???
「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!」の前に高笑いする。
749 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 15:21:15 ID:???
森崎「行くぞぉッ!これがオールスターズ最終奥義・俺達の青春だ!!」ただの全員攻撃である
750 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 15:34:01 ID:???
>悪魔にだって友情はあるんだぜ
…まずい、目から水が出てきた。これ、原作でもすごい好きな台詞なんだよなぁ。
あとデス様サイコーw
751 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 15:34:05 ID:???
森崎「行くぞぉッ!!これがオールスターズの最終奥義・ひかりのタマだ!!」
と言っておもむろに自前のタ(ry
752 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 16:12:47 ID:???
ちょっとグッときた。・・・これまでがあるから活きるシーンだよな。
ただドーガのグラディウスだけは森崎に使わせたい
感動しながらそんな考えるおれは別のスレに毒されきっている
753 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 16:51:17 ID:GEL7kv92
「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズのなだれ攻撃だ!!」
754 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 17:28:54 ID:???
森崎「行くぞぉッ!これがオールスターズのラ・オルケスタだ!!」
755 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 18:12:27 ID:???
「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!皆、俺に続け!!」 ドリブル開始
756 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 18:48:13 ID:???
森崎「俺達は必ずお前を倒す!今までに散っていった奴らのためにも!」
757 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 18:58:51 ID:???
森崎「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!景気づけに俺の歌声を聴けぇ!!」
758 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 21:40:21 ID:DE26mHRc
森崎「あきらめん。あきらめん!あ き ら め ん と い っ た ら あ き ら め ん !」
759 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 22:11:08 ID:k9FR2LMs
>>750
ジャンクマンを仲間に入れた時からこのシーンは確定していたので、喜んでいただけたら幸いです。
デス様は…まぁ…ハイwやっぱり最後なんでw
>>752
ありがとうございます。今までの試合やら出来事があったからこそのこのシーンですので、そう言って貰えるのは
嬉しいです。グラディウスは…まぁwあちらではいずれ使えるようになるんでしょうかねぇ?
皆様ご応募ありがとうございます。まぁ手を抜いたという訳ではないんですが、上でも少し言ったんですが何分
この長文で力尽きまして…だったらこういうのもアリかな?と思いまして…いや本当横着こいてスイマセンorz
でも選択肢見てるとやっぱりウチのスレでは歌というのははずせないんだなと…w
後申し訳ないんですが、少しネタバレになりますが、次のシーンは森崎のドリブルからになりますので
申し訳ないですが
>>755
さんの選択肢は省かせてもらいました。ということで…
A 「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!」
B 「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!」の前に高笑いする。
C 「行くぞぉッ!これがオールスターズ最終奥義・俺達の青春だ!!」ただの全員攻撃である
D 「行くぞぉッ!!これがオールスターズの最終奥義・ひかりのタマだ!!」と言っておもむろに自前のタ(ry
E 「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズのなだれ攻撃だ!!」
F 「行くぞぉッ!これがオールスターズのラ・オルケスタだ!!」
G 「俺達は必ずお前を倒す!今までに散っていった奴らのためにも!」
H 「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!景気づけに俺の歌声を聴けぇ!!」
I 「あきらめん。あきらめん!あ き ら め ん と い っ た ら あ き ら め ん !」
*先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
760 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 22:12:17 ID:wko5Sbk2
E
761 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 22:12:36 ID:tyhgGxmY
A
最後は真面目に行こうや
762 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 22:13:09 ID:5tCPnHsY
A
763 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 22:13:47 ID:qMakfgqI
G
764 :
森崎名無しさん
:2010/05/28(金) 22:14:36 ID:O1MCGdB+
A
765 :
キャプ森ロワ
:2010/05/28(金) 22:22:23 ID:???
>>761
ですよね〜
という事であっさりAに決まったところでまぁ次も当然の如く長文なので…
まぁ今回ほどは長くは無い…とは思いますが…月刊にはならないように頑張りたいです…
しかしスレの残り容量的に本当微妙だなぁ…中途半端なところで次スレかも知れないですね…
それではまた次の更新で〜
766 :
森崎名無しさん
:2010/05/29(土) 00:09:49 ID:???
乙でした!
767 :
森崎名無しさん
:2010/05/29(土) 13:20:28 ID:???
そろそろ終わりかぁ・・・今回も、凄くよかったです♪
768 :
森崎名無しさん
:2010/05/29(土) 13:39:43 ID:???
どっかのチームはあのざまだけど、絶対に負けられない戦いがここにはあった!!
769 :
森崎名無しさん
:2010/05/29(土) 13:53:33 ID:???
>>768
現実って辛いよなぁ
770 :
キャプ森ロワ
:2010/06/04(金) 23:38:24 ID:???
>>766
どうもです!
>>767
ありがとうございます!その一言で漲ってきます!!後少しお付き合いくだされば嬉しいです。
>>768
どこかってまさか日本ry…いや、もう少し様子を見よう。俺の予感だけでみんなを混乱させたくない
>>769
現実かぁ……………ふぅ……
今回のは本編更新ではなく前の試合と今日の試合を見て、ウチのスレとしては是非とも取り上げねばと
変に使命感に燃えて勢いでやってしまった…後悔は…していない……多分…
グローバルフットボーラー
あらゆる代表・クラブチームに助っ人として加わることの出来る選手。 FIFAグローバルプレイヤーに
認定された選手が母国以外の代表でプレーする場合、登録選手名をその国にあわせたものにするという規定がある。
無論第一人者はバーレーンの英雄アル=アリ・ターク・ハル。
「新たなるグローバルフットボーラーが誕生しつつある」
この事を聞き及んだ私はすぐさまあの人物に取材を行うべく連絡を取り、快諾を得るや否や英国へと飛んだ。
英国サッカー研究家 キューニー・ボルガ・キタノッデ氏
「“あの”ターク・ハル選手に継ぐ可能性のある新たなグローバルフットボーラー…勿論私の方でも研究を行っています」
そう言ってキューニー氏は二本のビデオテープを取り出し、続けざまに再生する。
一本は日本対イングランド。もう一本は日本対コートジボワールである。
そしてその試合両方で得点を挙げる男…田中釣男。彼こそが今回の取材対象である。
名前からすると日本選手のように思われるがそうではない。彼がゴールを割っているのは…『日本』のゴールなのである。
イングランド戦では完璧なダイビングヘッド。コートジボワール戦では味方フリーキックから絶妙な飛び出しからのシュートで
日本代表のカワグチの後継者とも言われ、それまで鉄壁の守備を見せていたカワシマから見事に得点を挙げている。
771 :
キャプ森ロワ
:2010/06/04(金) 23:40:37 ID:???
「確かに凄い得点能力ですよ…しかしこれもやはりグローバルフットボーラーの宿命なんでしょうか…彼にも…あるんですよ」
キューニー氏の勿体付けるような物言いに訝しげな視線を送る私に対し、キューニー氏はイングランド戦の
ビデオテープを巻き戻す。そこには…
「そう…オウンゴールがね…」
日本のコーナーキックから味方ゴールにオウンゴールする釣男選手の姿があった。
そして続けて再生するのはコートジボワール戦。FWのはずの釣男選手がDFよりも下がってヘディングでクリアするシーンが流れる。
「釣男選手はポジションはFWなんですがターク選手と違って何処にでも積極的に顔を出すんです。
まぁ多少エキサイトしやすい性格ではあるみたいですが…これをもう少し治せば自ずとFIFAから認められるのも
そう遠くない事でしょう…ターク選手とはまた違った魅力のある選手ですね。これからも注視して見て行きたい選手の一人です」
2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会…その中で田中釣男という選手の躍進を祈りながら
私はキューニー氏と握手を交わし今回の取材を終えた。
PS・ぶっちゃけ闘莉王をFWにっていうのは意外と皆思ってるんじゃないだろうか?でももう試す時間も無いか…
という事でネタでスイマセン…ちゃんとおとなしく本編書く作業に戻りますです…
772 :
森崎名無しさん
:2010/06/04(金) 23:57:07 ID:???
乙です
グローバルフットボーラーなら仕方ないか
773 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 02:50:58 ID:???
釣男はFWとしてはボール運びやDFとの駆け引きに欠ける。
DFとしては上がりっぱなしになるとは言え身体能力の高さとDFとしては高い足元の技術がある。
釣男が居ないとビルドアップに不安が出るので、これでOKかと。
774 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 05:58:40 ID:???
よりにもよってドログバか…いや他の選手なら良かったてわけじゃないんだけど。
775 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 13:05:28 ID:???
ブラジルとポルトガルにとっては、「まーこんなこと言っちゃいけないんだろうけど、ニホンGJ」とかいう論調なのかな。
776 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 13:19:08 ID:???
アフリカ開催で世界的スター抱えてるコートジボワールは優勝狙えたしね。
個人的に惜しいわグループG…
777 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 16:56:50 ID:???
釣男だけに劇場型なだけでなく激情型でもあるのねw
778 :
森崎名無しさん
:2010/06/05(土) 17:16:43 ID:???
全ては壮大な釣りであったと申すか
779 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:18:51 ID:???
>>772
これ書いた後にドログバ骨折の記事を見て危うく仕方が無いで済まなくなっていた件についてw
>>773
まぁ勿論FW論は流石に無理とは分かっているんですが…FW陣から余りにも得点の匂いがしないので
それならいっそのこと…って言う意見は結構私の周りでも多いんですよねw
>>774
コートジボーワールでは一番代えのきかない選手ですからね…まぁ無事そうで何よりでしたが…
>>775
やっぱり相手側からするとそう考える人も決して皆無では無いんでしょうね…結局は大丈夫そうですが…
>>776
確かに面白いグループなんですよね。だからドログバが間に合いそうってのは明るいニュースですね。
>>777
すぐエキサイトしますからね彼…本当性格的にはDF向いてなさそうなんですよね…
>>778
YES!まぁ流石の釣男も今回は肝を冷やしたでしょうがw
780 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:19:59 ID:???
森崎「行くぞぉッ!これが俺達オールスターズ最後の攻撃だ!!」
「「「「「「「「「おうッ!!」」」」」」」」」
『燃えてヒーロー』
http://www.youtube.com/watch?v=96aEel4wQbw
森崎の号令が高らかに響き、仲間達の応答がグラウンドに木霊する。
そして森崎は己の前に軽くボールを放ると…ゾーマの守るゴールを目指して一直線にドリブルで駆け出す。
ガーネフ「くッ…貴様ら何をしておる!早く行かんか!!」
ガーネフが森崎に向かうようアルシオン、コインブラに命令を飛ばすが二人とも頭を抱えその場から動こうとしない。
碧の光は森崎達だけではなく、アルシオン、コインブラの閉ざされた心をも解き放とうとしていた。そして…
ジョアン「アルシオン!!コインブラ!!」
この場に駆けつけたジョアンの叫び声が二人の心に響く。
アルシオン「う…お、俺は…」
ジョアンの声に反応を見せるアルシオン。その脳裏にはワールドトーナメント決勝、全日本戦の事が思い浮かぶ。
それまでは特にさしたる興味も無く、ただただ何となくジョアンに言われるがままにサッカーをこなす日々。
しかし全日本との試合の中で真にサッカーの苦しさ、そして楽しさを学び、それまで絶対視していたジョアンに初めて逆らい、
真にアルシオンという一個人の選手が巣立ちしたあの試合を…
コインブラ「う…うう…カルロス…俺は…お前ともう一度…」
そしてコインブラの脳裏にはある人物との約束が思い起こされる。かつてコインブラは試合中での事故により
サッカー選手としてもはや再起不能とまで言われた大怪我を負ってしまい一時はサッカーを諦める事となった。
しかし自分の初めてのサッカー仲間でもあり親友でもあるカルロス・サンターナが言うのだ。
それも言葉ではなくプレーで。「戻って来い。俺はフィールドでお前を待っている」と。
781 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:21:17 ID:???
森崎「へッ…ようやくお出ましかあのジジイ…そして提督達も無事だったか」
ピエール「皆無事でよかった…」
シュナイダー「これで後顧の憂いは無くなった…後は…!」
ジョアンの声は無論森崎達にも聞こえており、それに付随する形でヤン達の姿も認め安堵する。
チキ「うわぁ〜すごいすごい!!お星様がキラキラしてる!!」
コッパ「うへぇ〜まさにクライマックスって感じだなぁ〜」
真理「な、何がどうなってるの?」
透「提督?」
ヤン「いや…私にも何が起きているのかは分からない…ただ…」
ヤンとて無論宇宙の真理を全て把握しているわけではなく、更に今この場に来たばかりで現状が何も把握できていない状態である。
だから透の質問に答えられるはずも無い。しかし…
ヤン「どうやらウチのチームが勝ったようだ」
きっぱりとあえて過去形で断言するヤン。これは予感でもなく確信だった。そしてそれと同時にこの現象の切っ掛けを
作ったと思われる少年の行く末も今はヤンのみが気が付いていた。
782 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:22:23 ID:???
ガーネフ「くッ…何故じゃ…何故わしの術が…」
アルシオンとコインブラが正気を取り戻すのにいよいよ焦りを隠せぬガーネフの前に森崎がドリブルで向かう。
森崎「へッ!二人ともお前の術が辛気臭くて、いい加減目を覚ましたくなったんだろうさ!」
ガーネフ「ほざくか小童が!かくなる上はわし自ら…」
森崎「おおっと!お前の相手は俺じゃないぜ!」
ガーネフが前に立ちはだかろうとする前に突如方向転換する森崎。そしてガーネフの背後には…
リンダ「そうよ、お前の相手は私よ!ガーネフ!」
ガーネフ「くッ…ミロアの小娘風情がぁ!」
再び対峙するリンダとガーネフ。そしてリンダが取り出した魔道書を見るとガーネフは思わず笑みを零す。
ガーネフ「ふぉふぉふぉ…何じゃ?今更オーラの書など取り出して…気でも触れたかの?」
ガーネフの嘲笑にもリンダは構わずオーラの発動準備に入る。それに対しガーネフも余裕の表情で
マフーの発動準備に入り…
783 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:23:25 ID:???
リンダ「(お父様…行きます!)オーラッ!!」
ガーネフ「無駄じゃ無駄じゃ…マフーッ!」
同時に魔力を開放し真っ向からぶつかる光と闇。しかしガーネフの余裕もここまでだった。いつもならオーラの光如き
あっさりと自分の闇の前に消え去るはずである。自分の闇を照らしえるのは星の光のみ。だが今紛れも無く圧されているのは
自分の闇の方だった。信じられぬとリンダの方へ顔を向けるとリンダの背中に何か人のようなものが見える。それは…
ガーネフ「ミロアだと!?バカな!!何故こんなモノが見える!?」
リンダの手にミロアが手を添えるのがガーネフの目に映る。
リンダ「今の私は一人じゃない…お父様が一緒に付いてくれている…これで終わりよ!ガーネフッ!!」
そしてリンダの手から一気に膨張した光が闇を食らい尽くすのは一瞬の事であった。
ガーネフ「バカな…こんな所で…こんな所で…わしは…!!」
そしてその光がガーネフを覆い尽くすのとガーネフが最後に何かを呟いたのは同時の事だった。
784 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:24:27 ID:???
ガーネフの相手をリンダに預けた森崎は後ろを振り返らず真っ直ぐそのままドリブルで駆け上がる。しかしその行く手を阻むように
地面が割れ、メディウスが地中から這い出てくるとそのまま森崎に闇のブレスを吐きつけてくる。しかしそれは…
ドーガ「させるかよッ!」
ドーガの盾によって全て遮られる。そして森崎はというとそのままメディウスを避けるように
回り込もうとしている。しかしメディウスもそうはさせじと今一度森崎に向かってブレスを吐こうと大きく口を開け…
その口を一条の光が貫通した。ドーガの投擲したグラディウスの一撃によるものである。
メディウス「GUUUUUUUUUUU!!」
ドーガ「デスマスクッ!」
デスマスク「分かっているッ!…フン…貴様みたいな化け物に使うのも勿体無いが見せてやる…
これこそが蟹座のデスマスクの最大奥義…」
口から血を吹き出しながらその場で激しくのた打ち回るメディウスに対してデスマスクは自分の小宇宙を指先に全て集める。
今までに無い小宇宙の高まり。それも複数の小宇宙。その小宇宙に一瞬違和感を抱くも、その正体が分かると
一瞬だが複雑そうな表情を浮かべるデスマスク。
デスマスク「…積尸気冥界波!!」
メディウス「GUOOOOOOO!!!!」
そうして極限まで小宇宙を練り上げられ真の力を解放した積尸気冥界波がメディウスを捉えると、断末魔の咆哮と共に瞬く間に
メディウスを黄泉の旅路へと送り込む。そして初めからメディウスなど居なかったかのようにその場から巨体は完全に姿を消していた。
デスマスク(チッ…あやつらめ…全く余計なことを…こんな力は俺には似合わんというに…今回限りで願い下げだぞ!)
785 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:25:29 ID:???
ドリブルを続ける森崎がセンターサークル付近に差し掛かろうとした時、突如森崎の目の前にカシャーンと機械音が聞こえ、
シャドームーンが立ちはだかるや否や森崎に向かって両腕から光線を放つ。
森崎「うおッ!?」
ジャンクマン「おおっと!お邪魔するぜ!」
しかしそこにジャンクマンが颯爽と割り込み光線をジャンククラッシュで弾くと、今度は魔技ダブルフェイスを用いて
後ろ手にジャンククラッシュをかち合わせる。その意図をすぐ察知した森崎がそのかち合わせたジャンククラッシュを
飛び台にしてジャンプしそのまま一気にシャドームーンの頭上を越えていく。だが無論それをじっと見守るシャドームーンではない。
サタンサーベルを取り出し森崎に攻撃しようとして…
ロボ「ボルテックシューター!!」
ロボライダーの銃撃によりサタンサーベルが弾かれる。己の宿敵が邪魔をするとなればシャドームーンとしてはもはや森崎などに
眼中は無くロボライダーの方へと向き直ると今度はシャドーセイバーを抜き放ちRXへ突進していく。
そして対するロボライダーはRXに姿を変え…
RX「これで決着を付けるぞシャドームーン!!リボルケインッ!!」
RXもベルトからリボルケインを引き抜きそれに真っ向から応じ、金属音と共に黒と銀の影が重なり合う。
786 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:26:41 ID:???
ジャンクマン「……」
ジャンクマンがその激突を固唾を呑んで見守る中、二人の激突により弾かれたどちらかの武器がジャンクマンの目の前に突き刺さる。
恐る恐るそれを確認するジャンクマン。突き刺さっていたのは…シャドーセイバーの方だった。
そしてRXのリボルケインはシャドームーンのベルト…すなわち彼のキングストーンに突き立てられていた。
ジャンクマン「信じてたぜ!!アニキッ!!」
そうしてRXは突き立てていたリボルケインをゆっくりと引き抜くと、シャドームーンは光に包まれ徐々に姿を消していく。
RX「信彦…これで悪夢は終わった…お前にとっても……俺にとってもな…」
そしてRXは静かにリボルケインでRの文字を描いた。それはRXが本当の意味で過去を乗り越えた瞬間だった。
787 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:27:45 ID:???
ゾーマ「ええい!何をしている…!バラモス!!殺してもいい…あやつを止めよ!!」
バラモス「はッ!」
徐々に己に近づいてくる森崎にゾーマは明らかな苛立ちを見せながらバラモスに命を飛ばす。
そしてバラモスが忙しなく森崎の前に立ちはだかった所で、突如バラモスの顔に数度魔力による爆発が巻き起こり、
バラモスはその場から数歩たたらを踏むと、その原因を作った仇敵の方に憎憎しげに顔を向ける。
アルス「森崎の邪魔はさせないぞバラモス!!」
バラモス「勇者アルス…!」
アルスによって出来たスペースを森崎はすかさずドリブルで駆けて行く。それを防ごうとバラモスも再び動こうとして…
結局むざむざとそれを見送る結果となってしまった。自分の目の前に立つ少年が放つ威圧感に圧されからである。
そしてアルスは森崎が十分離れたところで呪文の詠唱を行いながら王者の剣を構える。
バラモス「イオナズンッ!」
しかしその機先を制すように先に仕掛けたのはバラモスの方だった。彼とて魔王と呼ばれる魔物。
魔力の扱いは人間のそれより早く正確で強大であり、放たれた魔力の光弾は一瞬にしてアルスを飲み込むと
バラモスの勝ち誇る笑みが浮かんで…一瞬にして驚愕に成り代わる。勇者の盾を掲げ自分の魔法の爆発を
逆に利用して宙に舞う勇者の姿に。そして…
788 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:28:47 ID:???
アルス「ギ、ガ…デイーーンッ!!」
アルスは大上段に構えた王者の剣に聖なる雷を纏わせながら、そのまま一気にバラモスに振り下ろし…
バラモス「お、おのれぇッーーー勇者アルス!!グゴォォォォッ!!!」
一刀両断の元バラモスを切り伏せると、アルスへの呪詛を残しながら魔王は息絶えた。
しかし仇敵を葬っても未だアルスは王者の剣を仕舞う事は無い。まだ一番倒さなければならない宿敵が残っているからだ。
ゾーマ「!?…バラモスめが!ええい!!どやつもこやつも全く持って使えぬ!」
アルス「後は…頼んだよ」
だがドリブルでゴールに向かって邁進する森崎を見るアルスの瞳はもはや勝利を確信していた。
789 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:33:00 ID:???
森崎「さぁて…そろそろ仕上げと行くぜ!ティーダァ!!」
ペナルティアーク手前までドリブルを進めたところで森崎はゴール前に高くボールを打ち上げる。
それに対して反応を見せているのはティーダとそれをマークするジェクト。そしてボールの真下辺りに入ると
まるで鏡合わせのように同時に剣を地面に突き立て、同時に剣を踏み台にして宙に舞う。しかしここからの行動が
全く異なっていた。ジェクトはそのまま超高度からのオーバーヘッドの体勢、ティーダの方は…体をコマの様に
回転させながら飛び上がるジェクトシュートの体勢。そして空中でボール越しに激突する二つの右足。刹那…
弾き飛ばされるのはジェクトの方だった。ただのオーバーヘッドと回転をつけたそれでは勢いに差が出るのは明白。
ティーダが自分が今持てる全てを存分に発揮した結果であった。
後はこのまま一気に右足を振り下ろすだけなのだが…
ゾーマ「フン…何度やろうが同じ事…貴様ではわしを突破することは叶わぬ!!」
ゾーマとて無論今この場で何か得体の知れない力が働いているという事は感じ取っていた。しかしそれでも尚、
彼は威圧感を一切損なうことは無い。己という存在に絶対の自信を持っているからだった。事実彼の言うとおり
ティーダの独力ではゾーマを突破することはほぼ不可能といってもいいだろう。
しかしそれに対してティーダは力強く応える。
790 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:34:03 ID:???
ティーダ「確かに俺一人じゃ駄目かもしんないけどさァ…だから……後は頼んだッス!!うぉぉぉぉおおおお!!」
ゾーマ「なにィ!?」
そして咆哮とともにティーダの右足が振り下ろされる。だがボールが向かう先はゾーマの守るゴールではなく…
ペナルティエリアに森崎を真ん中に、シュナイダー、ピエールが左右に並んで駆け込んでくる三人へのラストパスであった。
森崎「…これで最後だ。二人とも準備はいいか?」
シュナイダー「フッ…誰に物を言ってるんだモリサキ?お前こそタイミングをしくじるなよ!」
ピエール「ああ…このシュートに俺の今までのサッカー人生全てを賭ける…!」
森崎「よし…行くぜッ!」
そして同時にボールに向かってジャンプする三人。森崎はそのまま、シュナイダー、ピエールは
オーバーヘッドの体勢に入り…丁度三人が三角形の形となって同時に足を大きく振りかぶる。そして…
森崎・シュナイダー・ピエール「「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!」」」
791 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:35:08 ID:craKCd0Y
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
オールスターズ 燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート (! power)=
ゾーマ1 セービング 40+(! card)=
ゾーマ2 セービング 40+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 長かった戦いよさらば!
=1→ 奇跡を起こしても尚、大魔王の前には儚く散った…そして……
【
>>13-14
以外の補足・補正】
ゾーマのマークがダイヤなら「いてつく波動」が発動し、魔法以外の必殺技、スキル、プラス補正を全て無効化します。
ゾーマのマークがハートなら「こごえる吹雪(+12)」が発動します。
ゾーマのマークがスペード、クラブなら「マヒャド(+10)」が発動します。
※燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュートは「いてつく波動」の効果を受け付けません。
792 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:35:54 ID:???
オールスターズ 燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート (
547
)=
793 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:37:14 ID:???
決まったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゾーマ1 セービング 40+(
クラブ9
)=
794 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:37:42 ID:???
ゾーマ2 セービング 40+(
スペード10
)=
795 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:43:03 ID:???
いよっっっしゃ〜〜〜〜!!
796 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:45:31 ID:???
これでも駄目だったらどんな残酷物語が・・・
797 :
キャプ森ロワ
:2010/06/11(金) 23:46:07 ID:???
>>792
これで決まらなかったらどないしよう…とか思ってましたが流石にですよね〜
遂にケリが付いたところで今日はここまでです。この試合導入からほぼ半年やってたぜ…そら長いわけだ…
どうもここまでお付き合いくださって読者の皆様には感謝とともにお疲れ様でした。
後は試合後の清算とエンディングとなりますので後もう少しお付き合いくだされば嬉しいです。
ちなみに最後の最後で一応マルチエンディング予定ですw
798 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:47:47 ID:???
なにィ!?マルチエンディングですと?
カラオケ乙でしたw
799 :
森崎名無しさん
:2010/06/11(金) 23:50:03 ID:???
おーーーーつーーーーでーーーーしーーーーた〜〜〜〜〜〜〜〜〜
800 :
キャプ森ロワ
:2010/06/14(月) 21:10:39 ID:???
>>795
本当ようやく…という感じですよ。
>>796
駄目だった場合はやり直しなしでエンディングでした。確かにBADENDではありますがここでやり直しって
言うのもやはり話としては興が冷めるだろうと最悪の覚悟はしていました。まぁそんな事にならなくて良かったですが。
ちなみに構想にあったのはイデENDみたいな感じですけどねw
>>798
最後の最後で選択肢を出すのでそれで決まりますwただそこまで行くのにまた時間が結構掛かりそうなのですがw
>>799
あーーーりーーーがーーーとーーうーーごーーざーーいーーーま〜〜す〜〜
オールスターズ 燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート ( 547 )
ゾーマ1 セービング 40+( クラブ9 )+(マヒャド+10)=59
ゾーマ2 セービング 40+( スペード10 )+(マヒャド+10)=60
≧2→ 長かった戦いよ さらば!!
森崎、シュナイダー、ピエール、オールスターズのチームメイト、更にはこの世界でトーナメントに関わった全ての人間の思いを受け
三人は同時に足を振りぬく。そしてゴール前に一筋の星が流れた。少なくともゴールを守るゾーマにはそのように見えた。
それでも右手を振りかざし抵抗の意思を見せたのは大魔王としての彼なりの最後の矜持だったのかも知れない。
そして星はゾーマの体を貫いて、ゴールネットはおろか城の外壁すらも破壊して外へと飛び出すと一条の光となってどこまでも駆け巡る。
ゾーマ「……がはッ!!」
そして血反吐を吐きながら今まで何度と無くオールスターズの攻撃を跳ね返してきた巨体がゆっくりと前のめりに倒れていく。
それはオールスターズの勝利が確定した瞬間でもあった。
森崎「ハァ…ハァ…ハァ……やったのか…?」
息を切らしながらその様子をじっと見つめる森崎。そして漏らした言葉は未だに自分の勝利に実感が沸かない
証拠でもあっただろう。逆に言えばそれほどの死闘であったとも言えた。
801 :
キャプ森ロワ
:2010/06/14(月) 21:11:40 ID:???
シュナイダー「ああ…俺達が勝った…勝ったんだ」
そんな彼の肩をシュナイダーは叩き、笑顔を見せた。その笑顔は何時もと違ってどこか興奮が入り混じっていた。
それを見て森崎にもようやく勝利の実感が沸いてくる。そして次の瞬間全身で喜びを爆発させる。
森崎「よっしゃぁぁぁあああああ!!!」
森崎が雄叫びを上げるとそれを切っ掛けとして次々とチームメイトがその場に殺到し、抱擁されたり、
手を上げられたり、一緒に万歳したり、歌おうとして何故か叩かれたりと、とにかくもみくちゃにされる森崎。
ただ無論それは森崎だけでなく他のメンバーもそうであったが、だが森崎としては後々この時を振り返って
どさくさに紛れて何となくだが自分が一番色々されたのではないかという疑念が沸いてはいたが。
そんな華やかな輪からはぐれて一人倒れ伏すゾーマの前に立つのはアルス。
ゾーマ「ぐ…よもや一度ならず二度までもわしが敗れるとは…何故…何故だ…」
そしてゾーマはそんなアルスを忌々しげに見上げ、口惜しそうに言葉を紡ぐ。
アルス「それが分からないからお前は負けたんだ…人の力によってね。確かにお前が言うように人一人の力なんて
たかが知れている。現に僕一人じゃここまで来る事なんて出来やしなかった。…でも支え合い、力を合わせる事によって
人はどこまでも強くなれるんだ。それこそが人の本当の強さだ!」
ゾーマ「人の強さか…確かに人にはそのような力がある事は認めよう…ククク…だが逆に今回の件は人の弱さによって
始まり、ひいてはわしが再び復活することになったのだ……光ある限り、闇もまた、ある……人の心もまたしかり。
そして再び人の弱さから闇が現れるだろう……所詮はこれも…一時の勝利に過ぎぬ……わははは…………っ。ぐふっ! 」
大魔王は最後にありったけの呪詛を残した後、頭を垂れそのまま消滅していく。
その様子をアルスは無表情でただただ見詰める。そして踵を返し勝利の余韻に浸って騒いでいる仲間たちの元へ向かう。
802 :
キャプ森ロワ
:2010/06/14(月) 21:13:08 ID:7XX2hGpY
森崎「何やってんだアルス!早く…イテェ!!オイッ!押すなって!この…引っ張るなってッ!!」
もみくちゃにされながらも自分を呼ぶ森崎を見て思わずクスリと笑みを浮かべるアルス。そして呟いた。
アルス「ゾーマ…やっぱりお前は分かっていないよ…確かにお前の言うとおり人は弱さから過ちを犯してしまう。
でも支えてくれる人がいればいくらでもやり直すことも出来るんだ」
勝利の余韻とやらからようやく開放された森崎。何故かあちこちの関節が悲鳴を上げてはいるが、
いまはそれすらも心地が良い。そして辺りを見回し…
A 「カミーユ!約束どおり勝ったぞ!」まずはカミーユに勝利の報告だ。
B 自陣のゴール前にいるジョアン達に話しかける。
C 「乗るしかない …!このビックウェーブに!」今だ!今こそここで光太郎さんと勝利の一曲だ!
D その他何かあればどうぞ。
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください。
803 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 21:14:15 ID:IPVSDnIs
C
804 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 21:14:42 ID:hYlfkOek
C
805 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 21:14:52 ID:koDXyHpY
B
806 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 21:15:34 ID:???
ヒャア!ここでカラオケだ!!
807 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 21:18:08 ID:???
マルチエンディングと聞いて、ここが分岐点だと思ってたのに
まさかのカラオケ!w うん、正直俺もB選んだんだけど、Cに入れたかったんすw よかた
808 :
キャプ森ロワ
:2010/06/14(月) 22:20:48 ID:b1n3oY4g
>>806
「何だっていい!!カラオケをするチャンスだ!!」
>>807
マルチエンドと言ってもそんな大げさなもんじゃないッスwそこまでフラグ管理する力量が無いので
最後がちょこっと変わるくらいです。あ、でも一応今までの進んだ道も反映されているといえばされてますかねw
それにしてもここまで鬱憤が溜まっていたのか皆さん歌いたくてしょうがなかったようですねw
C 「乗るしかない …!このビックウェーブに!」今だ!今こそここで光太郎さんと勝利の一曲だ!
森崎「乗るしかない …!このビックウェーブに!」
周りを見渡し沸き立つ仲間を見つめ、やはり最後に勝利を締めくくるには自分の歌しかないと森崎は思い立つと、
そして森崎としては自分に歌というものを教えてくれた魂の師匠である光太郎と最後に思う存分デュエットしたいと思い、
光太郎(すでに変身は解いている)の方へと熱い視線を送る。その視線を受けて光太郎は…
先着で
魂の師匠!→ ! card
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。
ダイヤ、ハート→ 森崎の熱い思いに応えるように魂の師匠は黙って頷いた。
スペード、クラブ→ 視線に対して光太郎から爽やかにサムズアップを貰うが…どうも気が付いてなさげだ…
そんな…こんなに俺と光太郎さんで意識の差があるとは思わなかった…!
JOKER→ 光太郎どころか森崎の思いは全員に伝わっていた。よし!皆で合唱だ!!
809 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:23:11 ID:5GmYWV+Y
魂の師匠!→
スペードK
810 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:23:49 ID:???
オーマイガー!
811 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:25:04 ID:???
このスペードキング容赦せん!
812 :
2スレ前の420
:2010/06/14(月) 22:28:01 ID:???
今北
って来るのが遅かった…
残念だ引きたかったぜ
813 :
2スレ前の387
:2010/06/14(月) 22:29:59 ID:???
無念…
814 :
キャプ森ロワ
:2010/06/14(月) 22:40:12 ID:???
>>810
「いやあスペードは強敵でしたね」
>>811
こんなにスレ住人の総意とカードで意識の差があるとは思わなかった…!
>>812
貴方があの惨劇の犯人かw
>>813
何故ジャンクマンを殺したし!!
残念無念というところでこの後は日本を応援しますので今日はここまでです。
さてどこかで実況でもみながらマターリと応援しますかね。ガンバレニッポン!!
815 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:51:56 ID:???
こんな時にダイヤかハートを出さないカードに従う価値なんてあるのか乙でした
816 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:57:35 ID:???
先着じゃないから無効だけど引いてみるか乙でした
魂の師匠!→
ハート6
817 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 22:59:47 ID:???
>>816
あなたはよくやった…
818 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 23:01:06 ID:???
気持ちはわかるが未練が残るからやめて
819 :
816
:2010/06/14(月) 23:10:38 ID:???
>>818
そうですよね
ごめんなさい
820 :
森崎名無しさん
:2010/06/14(月) 23:42:27 ID:???
いや、十分頑張ったよ。嬉しいよ。俺は満足だよ・・このハートで。
821 :
キャプ森ロワ
:2010/06/15(火) 00:07:33 ID:???
いやっほーーーーー!!本田△!!ついつい勢いで書き込んじゃうぜ!!
しかし待ってほしい…4年前を思い出せ…!あの時も先制はしたんだ…
>>815
使い方うめェwwまさか貴方も見ているのか…あの迷言が飛び交うスレを!
>>816
>>819
光太郎「ありがとう!君の気持ちはいずれ何らかの形で実現させてみせる!!」
>>817
???「そうだな。それくらいは、どんな星だってあるさ。俺だってそういう経験はあるしね。
でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない」
>>818
光太郎「すまない…俺が気が付かなかったばかりに…おのれ許さんぞクライシス!!」
>>820
森崎「すまん…俺の思いが足りなかったんだ…だから師匠さんは悪くない!!」
多少暴走したコメントっぽいけど些細なことだよね…?
でもエトーは怖いです…
822 :
森崎名無しさん
:2010/06/15(火) 01:28:13 ID:???
新生ラブマリーが見事カメルーンに勝ちましたね
カメルーン代表で出場したグローバルフットボーラー候補釣男がラブマリーゴールを脅かさなかったのは幸運でした
823 :
森崎名無しさん
:2010/06/15(火) 20:24:05 ID:???
新生ラブマリーに欠けていたモノ…、マリーを愛する熱い気持ちが宿った試合でした。
確かに課題は山ほどあるでしょう、でも次の事を考えていたらワールドカップで戦う事は出来ないのです!
誰よりもマリーを愛し、サッカーを愛する気持ち…、この熱い想いを見せる事が出来れば世界中の誰もが彼らを応援するのです。
私から見れば前半でカメルーンはKO負け、投了してました。
後はあなた達メディアがどう伝えるか。この感動を明日に繋げる推進力に作り上げるのを期待します。
我々は登り始めた…、このワールドカップという長く険しい坂道を。我々の戦いはこれからだ!
元日本代表監督イビツァ…ゲフゲフ、ガモウ港
824 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:50:54 ID:???
>>822
実況が4年前と違うのはこの釣男がいると言う事でしょうっていってたのに吹きましたw
オイオイスタジオには宮本もいたのにひでぇwただ最後にいらんイエロー貰ってたのはやっぱり釣男だなぁと…w
>>823
ま、まさか貴方は…オ、オ○ムさんですか?そういえばオ○ムさん勝ったからってマスコミが本田△を
褒めちぎったら駄目だとかコメントしてましたね。後トル○エさんはニコニコで生放送してたとか…ちょっと見たかったw
魂の師匠!→ スペードK 視線に対して光太郎から爽やかにサムズアップを貰うが…どうも気が付いてなさげだ…
そんな…こんなに俺と光太郎さんで意識の差があるとは思わなかった…!
森崎の熱い視線に対し光太郎は爽やかにサムズアップで応える。…がしかし森崎としては光太郎から欲しかったのは
当然サムズアップなどではない。伝わらないのなら仕方なしに直接伝えようと試みる。
ジャンクマン「そ、そういえばアニキ…!」
シュナイダー「そ、そうだ!モリサキ!」
光太郎「???」
しかしそれとなく自分達の危機を察知したのかジャンクマンとシュナイダーが師弟の邂逅を遮る。
かくして森崎の最後のささやかな願い、そしてオールスターズの最後の危機は未然に防がれることとなった。
森崎「チッ…オイ邪魔するなよシュナイダー。俺は今から…」
チキ「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」
それでもまだ食い下がろうとする森崎だったが、突如チキの泣き叫ぶ声にそれを断念せざるを得なかった。
そしてチキの方へ顔を向けると、チキが泣き叫ぶ理由が即座に分かると同時に、森崎たちの表情も驚愕に歪む。
825 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:52:17 ID:???
ピエール「カミーユが…いない?」
ティーダ「そ、そんな…さっきまではあそこに居たッス…よね?」
そう。それまでゴールポストにもたれ掛っていた筈のカミーユの姿がどこにも見当たらなかった。
チキ「うう…ヒック…カミーユお兄ちゃんどこいっちゃったのぉ?」
リンダ「その…カミーユは…」
チキの問いかけに言葉を詰まらせるリンダ。それはそうだろう自分とてどうなっったか分からないのである。
ましてやカミーユが精神崩壊するまで疲弊したことなど伝えられるわけも無い。
ヤン「カミーユの事なら大丈夫だろう…」
このヤンの言葉に全員がヤンの方へ注目するが、全員この試合に至っては殆どいなかったヤンが何故そんな事が
分かるといった表情がありありと出ており、ヤンとしてはベレー帽を脱ぎ少し困ったように頭を掻いた後、
気を取り直して皆落ち着かせるように声色で話す。
ヤン「無論カミーユがこの試合で何をしてどうなったというのは、見てないので私には分からないし、
それは寧ろ試合に出た者の方が分かっていると思うから、あえては聞かないが…我々が勝利した以上
ここに居ないというのであれば答えは一つしかないだろう…つまりは元の世界に戻ったって事さ」
レナス「その通りだ…」
デスマスク「レナス!!」
ヤンの答えを凛とした声が肯定すると、その場に翼をはためかせ舞い降りる戦乙女。
それに真っ先に気が付いた若干一名が喜色満面の笑みを浮かべているのは当然皆無視を決め込んでいる。
826 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:53:34 ID:???
レナス「そこの者が言う様にかの少年は元の世界へと帰った…無論その少年だけではない。
この世界に招聘された全ての人間は私が元の世界へ戻している…」
森崎「じゃあ…翼や全日本の皆も…」
ドーガ「マルス様やテンプルナイツの皆や…」
リンダ「ジョルジュ達も…」
ピエール「そして今まで出会った人たちも元の世界に…」
森崎たちの質問にレナスは応える代わりに天を指差す。そしてその指につられ上を仰ぐと、何やら無数のいわゆる
人魂のようものが天に向かって上っていくのが見えた。その人魂のようなものこそが翼を始めとするこちらの世界によばれ
魂だけの存在となったもの達だろうという事は容易に想像が付いた。そしてヤンやレナスの言い分を信じれば
きっとその中にはカミーユの魂も混じっているのだろう。
アルス「…でも元の世界に戻ったと言ってもカミーユは…」
チキの方をチラリと見ながらその先の言葉は伏せる。ただでさえ情緒不安定なところにカミーユが精神崩壊を起こした事など
言える筈も無い。だが幸いレナスはそれだけでアルスが何を言いたいのか察したようだった。
827 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:54:39 ID:???
レナス「案ずるな…前に話したと思うがこちらの世界では時間という概念は失われている。いわばこちらで起こった事は
夢のようなもので、元の世界にまで引きずる事はない」
レナスの言葉に事情を知っていたものはホッと胸を撫で下ろす。しかしその言葉にデスマスクがふと気が付く。
デスマスク「レナスよ。こちらの世界の出来事は夢のようなもの…元の世界まで引きずる事はないという事は…
まさかこちらの世界での記憶は…」
レナス「当然なくなるという事になるな…」
一同「なにィ!!!」
あっさりと返すレナスの言葉に一同から驚愕の声が上がる。そして続くは悲観の声。オールスターズを結成して約1ヶ月余り。
途中参加の者などそれよりさらに短い期間ではあるが、共に様々な困難を乗り切ったかけがえのない仲間である。
これで今生の別れというだけでもやりきれないでいるのに更にこちらで過ごした記憶までも無くなると言うのは彼らにとって
残酷な宣告であった。
ヤン(…まぁ当然気が付くだろうな…)
唯一ヤンだけはこの事に気が付いてあえて言わなかった。これはヤンが薄情というよりは、言っても混乱するだけだと
分かりきっていたからであった。それにヤンとてこの頼もしくも珍妙な連中との別れを惜しむ気持ちはやはりある。
だからこそ最後にわざわざ心をかき乱すような事は言い出せないと言うのもあったあったからだった。
しかし救いの声は思っても見ないところから掛けられた。
828 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:55:41 ID:???
ジョアン「それならワシが何とかしてやれるぞ」
森崎「ほ、本当か!?ジジイ!!」
ジョアン「但し…条件付になるが…な」
まさに藁をもすがる思いでジョアンの言葉に色めき立つオールスターズのメンバー達。しかし条件付という言葉に
思いとどまる。いくら最後には彼らも被害者だったとは言え、元はと言えばこのトーナメントの主催者なのである。
引き換えにどんな条件を付けられるものか分かったものではないからだった。
デスマスク「愚問だ!条件なら何でも聞いてやる!!」
但し若干1名はそんな空気を読まずにジョアンに詰め寄っていたが。
レナス「デスマスクがそんなにこちらの記憶にこだわっているとは…意外だな」
ジャンクマン(…あらら…これは可哀相に…)
そんなデスマスクの行動を意外そうに見るレナスにジャンクマンは思わず同情を禁じえなかった。
デスマスクが何故あれほど必死なのかまるで伝わっている様子が感じられなかったからだ。
829 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 21:57:09 ID:R57Qi3Xs
デスマスク「条件は聞いてやると言っているんだ!さぁさっさとどうにかしろ!!」
ジョアン「おいおい…お前一人だけ聞くと言ってもこちらは全員分の記憶をどうにかしてやろうと言っておるんじゃ。
じゃからそれはイーブンじゃないじゃろ?」
ティーダ「だったらその条件って奴をさっさと言ってくれッス。それを聞かなきゃ分かんねぇし…」
ジョアン「いや、まずは全員が条件を飲むと言ってからじゃ…でないと話す気は無いのぉ」
ジョアンの意思は固いようでこちらが条件を飲むと言わない限りその条件とやらを話すつもりは無いだろう。
そしてこの事にレナスも当人達の決める事と関与する気は無いみたいで事の成り行きをじっと見守っている。
森崎(……)
A 考えるまでも無い。この世界の記憶は俺にとって代えの効かないものだ。何であろうと条件を飲むぞ。
B だが断る!何をされるか分かったものじゃない。命あっての物種と言うしな。
C よし!迷ったらまずはヤン提督に相談だ!これがこっちへ来てからの常套手段だからな。
D その他何かあればどうぞ。
*先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
*他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください。
830 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 21:57:54 ID:qoEsKUYU
C
831 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 21:58:58 ID:gfgjRHFE
D 危険な橋を渡るわけにはいかない。代わりにこの歌で手を打ってくれ
832 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 21:59:23 ID:???
そんなに歌いたいのかwですよねーw
833 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 22:00:07 ID:7POPPRgg
c
834 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 22:07:52 ID:???
正義超人ジャンクマンは捨てがたい・・・
戻ったら墓場で浮遊してるだけだし・・・
835 :
キャプ森ロワ
:2010/06/18(金) 22:16:02 ID:???
>>831
ちょwまたですかww噴いたじゃねーかw交換になってすらないしw
>>832
まぁ何らかの形でこの期待に答えられるようにと考えてはいますw
>>833
まぁもう選択肢を選んだのでぶっちゃけますが、直エンディング選択肢もありましたが大丈夫ですと言う事は
言っておきますw2票決ですしね。一応ジャンクマンに関しても落としどころは考えてあるのでお楽しみに…
と自信を持って言えないヘタレですが…まぁお待ちくださいw
やっぱり頼れる大人っていいですねということのCで決まったところで毎度の事ながら今日はこれだけです。
まぁ多分次も少し間が空くと思うし、次の更新の分量がどのくらいになるか分からんし、
そろそろ容量も厳しくなってきたと言う事で最後のスレタイ募集をしたいと思います。
【】森崎in異世界完結編【】
でスレタイ募集させて頂きます。お一人さま何個でもどうぞ。完結編は…何となくです。
もし次の更新が収まりそうに無かったら強引に埋めて新スレ立ててそちらに投下しようと思います。
なので埋めがてら何時もの如く何か私に意見、批判、今叫びたい事も何でも適当にどうぞ。
それではまた次の更新で〜
836 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 22:23:51 ID:???
【さらば森崎有三!】森崎in異世界完結編【勇士達よ永遠に…】
837 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 22:59:15 ID:???
【NEVER】森崎in異世界完結編【END】
838 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 23:26:55 ID:???
【未来へ】森崎in異世界完結編【開かれた明日へ】
839 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 23:31:57 ID:???
【英雄達の帰還】森崎in異世界完結編【未来への道標】
840 :
森崎名無しさん
:2010/06/18(金) 23:33:15 ID:???
【さらば】森崎in異世界完結編【オールスターズ】
【さらば】森崎in異世界完結編【歌師匠】
841 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 00:18:51 ID:???
【輝ける】森崎in異世界完結編【明日】
842 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 01:53:35 ID:???
【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
843 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 01:57:18 ID:???
【さらば愛しき】森崎in異世界完結編【仲間たちよ】
【日本か】森崎in異世界完結編【何もかもみな懐かしい】
【終わると思ったら】森崎in異世界完結編【大間違いだ!】
すいません、最後だけ願望が出ました(ホロリ
844 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 01:58:00 ID:???
【魔術師】森崎in異世界完結編【還る】
845 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 02:01:50 ID:???
【もう少し寝かせてくれないか】魔術師in異世界完結編【ユリアン…】
846 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 02:28:25 ID:???
【消えない絆】森崎in異世界完結編【友情パワー】
847 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 06:21:21 ID:???
【たまには】森崎in異世界完結編【こんなサッカーもいいな】
【高らかに】森崎in異世界完結編【歌おう!】
【次元を超えた】森崎in異世界完結編【絆】
【誰かを信用することはあっても】森崎in異世界完結編【誰を信頼することは初めてだったぜ】
【ミラクル】森崎in異世界完結編【オールスター】
848 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 10:39:45 ID:???
【時を越えろ】森崎in異世界完結編【俺の青春】
849 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 14:05:36 ID:???
【勝った!】森崎in異世界完結編【第一部完!】
【ラブマリー】森崎in異世界完結編【最大の挑戦】
850 :
森崎名無しさん
:2010/06/19(土) 15:05:46 ID:???
【みんなきけ】森崎in異世界完結編【ハッピーエンドだ!】
851 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 00:05:19 ID:???
>>843
うう…そう言って貰えるなんて…本当ありがとうございます…これだけでもやって来た甲斐があるってモノです。
C よし!迷ったらまずはヤン提督に相談だ!これがこっちへ来てからの常套手段だからな。
森崎「提督…どう思います?」
森崎の言葉で全員が一斉にヤンの方へ顔を向ける。思えば冴えなさそうなオッサンというのが
ヤンの第一印象だったはずである。しかしいつの間にかこうやっていの一番に相談を持ちかけるようになったのは
何時の時からだろう。こちらの世界に来て能力面での成長は勿論だが、森崎が一番変化した部分はただ誰かを
信用ではなく、信頼するようになった事であったかもしれない。そしてその変化に一番影響を与えた人物こそが
当初森崎が冴えないオッサンと評したヤンであろう事は間違いなかった。そして全員の視線に何時ものように
困ったように頭を掻き、大きく息を吐きながらヤンが言う。
ヤン「そうだな…ジョアン氏の事も含め、私の考えはもう決まっているし、そしてここで私の考えも言う事も出来るが…
それでは単に私の意見に流されるという事に過ぎない。だから君達が本当にどうしたいのか、それをまず各々に
問いただすべきだろうね。その上でどうすべきかと言う事になるな…」
ヤンとしてはジョアンの条件とやらは無論分からないが、ここに至ってこちらに危害を及ぼすような類ではないという事は
理解していたのでそれを告げ、皆を安心させる事は簡単だった。しかしあえて告げない。何故ならジョアンは自分だけではなく
“全員”と言っているからである。だからこそ各々が自分で判断しなければ意味が無いとヤンは考えていた。
ジョアン「で…どうなんじゃ?」
そしてジョアンが静かに森崎に問いかけてくる。それに対し森崎はまずゆっくりとメンバーを見渡す。
それぞれがすっきりとした表情で一人一人森崎に頷きを見せる。自分も含め全員同じ気持ちだったというのを悟ると、
自然と口の端が釣り上がったのが判った。
852 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 00:06:20 ID:???
森崎「…全員OKだ」
そして短いが力強くジョアンに回答する。その言葉を聞いて一瞬だけだがジョアンの表情に安堵の表情が浮かんだが、
ヤン以外それに気が付いたものはいなかった。
森崎「で…条件って何だよ?」
ジョアン「そんなに怖い顔をするな。なぁに…たいした事じゃない。勝負して欲しいんじゃよ…アルシオンとコインブラとな」
ピエール「彼らと?」
ジョアン「そうじゃ…」
ジョアンの出した条件に思わず顔を見合わせるオールスターズのメンバー達。そしてヤン以外の誰もが
困惑と拍子抜けが半々と言った表情を浮かべている。
ティーダ「何だ…そんな事ッスか…」
リンダ「もっと…無理難題を言ってくるのかと思ったけれど…」
デスマスク「フン…それならそうとさっさと言えばよかろうに…勿体付ける程のことか?」
ジャンクマン「全くだぜ…これじゃビビリ損だ」
もっと無茶な事を要求されると構えていたがジョアンの出した提案は森崎達からすると条件とも言えないものであり、
安堵感からか無駄に構えすぎていた事に文句を言うものも居た。
853 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 00:07:23 ID:???
ヤン(…成る程な…あの安堵の表情は…)
しかしこの場でヤンだけはジョアンは別にこちらが条件を飲まずとも最初からそうするつもりだったと気が付いていた。
確かにデスマスクなどの言うとおりジョアンの言う程度の事などメリットに比較すると条件にもならない。だがあえて
ジョアンはこちらに覚悟を強いるかのように問いかけてきたのはあれはこちら側にというより、ジョアンが自分に
課した条件であったという事だった。もし誰か一人でも断っていたなら、彼らは誰にも何も告げず、許しすら請わず
この世界の命運と共に姿を消すつもりだったのだろう。そしてそれこそが自分達を巻き込んだ彼らなりの
贖罪だったのかもしれないとヤンは思った。そして視線を移すと丁度森崎にアルシオンとコインブラが歩み寄るところだった。
森崎「まぁそれでいいって言うならこっちは全然OKだ…で…勝負方法は?」
アルシオン「俺とコインブラで攻め…そちらはシュナイダーとピエール…そしてモリサキがゴールを守る」
コインブラ「俺達からボールを奪えばお前達の勝ち。逆に俺達がゴールを決めれば俺達の勝ちだ」
シュナイダー「成る程…この上なくシンプルな勝負方法だな」
ジョアン「まぁ負けたからと言って記憶はやらんなどとは言わんから安心するんじゃな」
コインブラ「だが…手を抜く事は許さん」
シュナイダー「随分と舐められたものだな…言われなくとも誰が手を抜くものか…!」
ピエール「そうだな…勝負となればこちらも全力で行かせて貰う」
コインブラの言葉にプライドをくすぐられたのかシュナイダーが眼光鋭くコインブラを睨み、
ピエールは静かに闘志を燃やしている。
854 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 00:08:41 ID:qdaudMY2
アルシオン「いい勝負が出来そうだな…」
そしてその二人を満足げに見やりながらアルシオンは足元にボールを置く。
森崎「…いつでもいいぜ!」
そして森崎がゴールマウスに入り合図が飛ぶと、アルシオンがゆっくりとボールを蹴り出しドリブルを始める。
そのアルシオンにはピエールが向かい、そしてコインブラにはシュナイダーがマークに付く。
アルシオン「勝負を受けてくれた事の礼はプレイで応える!」
ピエール「こちらもむざむざと負けるつもりは無い!!」
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン ドリブル 34+(! card)=
ピエール タックル 30+(! card)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオンドリブル突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(コインブラがフォロー)(シュナイダーとコインブラがせりあいに)(シュナイダーがフォロー)
≦−2→ピエールボール奪取。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルシオンのマークがダイヤ、ハート、スペードなら「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
ピエールのカードがダイヤかクラブの場合「紳士のタックル(+3)」が発動します。
※この勝負はクラブ同士でも反則が起きません。
855 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 00:09:10 ID:???
アルシオン ドリブル 34+(
クラブ7
)=
856 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 00:09:40 ID:???
ピエール タックル 30+(
ハート6
)=
857 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 00:15:35 ID:???
何とかこの勝負をスレ内に収めたいが…というところで今日はこれだけです。
それではまた次の更新で〜
858 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 00:17:52 ID:???
乙でしたー
859 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 22:21:51 ID:9R7WJVOY
アルシオン ドリブル 34+( クラブ7 )=41
ピエール タックル 30+( ハート6 )+(紳士のタックル+3)=39
≧2→アルシオンドリブル突破
ボールを持つアルシオンがフェイントで右へ左へと執拗にピエールを振る。
アルシオン(やるな…これがエル・シド・ピエールか…)
しかしピエールも負けじと必死に食らい付いていた。
ピエール(これが彼の本当のプレイか…やはり凄いテクニックだ…気を抜くと一気にやられる…!)
先程の試合でも確かに際立ったテクニックを見せていたアルシオンだが、そのプレイには自分の意思と言うものが
まるで感じられず、その時は人形を相手にしているみたいな感触を持っていたが、今はまるで違う。
一つ一つのプレイにこちらを抜き去ろうとする意思が感じられる。ここに来てピエールはようやくアルシオンという選手と
サッカーをやっているのだと実感出来た。…が、当然このままでは埒が明かない。
追い詰められているのはピエールの方だったからだ。
ピエール(ならば…!)
意を決したピエールが姿勢を低く一気にアルシオンとの間合いを詰め、零距離からのタックルを繰り出す。
アルシオン「甘い!」
並みの相手ならば何をされたかも分からず、ピエールのタックルにボールを奪われるところだが、
アルシオンはピエールが間合いを詰めてきた一瞬の間を利用してすでにサイドステップを踏んでおり、
間一髪そのタックルから逃れる事に成功する。
860 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 22:23:22 ID:9R7WJVOY
ヤン「…彼のプレイは初めて見るがあのピエールをああも鮮やかにかわすとは…見事なものだ。
こう言うと何だが…良く勝てたものだ」
ティーダ「いや…それはもう…苦労したッスから…」
自分の言葉に先の試合の過酷さを思い出したのか、げんなりした表情を見せるティーダを見て苦笑するヤン。
そしてピエールを抜き去ったアルシオンはそのままペナルティエリア付近まで進む。
コインブラ「悪いが…鬼ごっこはここまでだ」
シュナイダー「くッ……速い!?」
一瞬のダッシュでシュナイダーのマークを振り切りコインブラもアルシオンの方へ向かうとアルシオンが
軽く自分の前にボールを蹴り上げる。そこへコインブラも加わり、ボールを中央に二人が同時に足を振りかぶり、
先の試合で見せたリーサルツインの体勢に入る。
シュナイダー「モリサキ!!来るぞ!!」
シュナイダーの切羽詰った声が響く中、森崎は己の潜在能力を引き出すべく集中力を高めていた。
超モリサキ3「よし…何とか間に合った。さあ…来やがれ!!」
アルシオン「くだけちれぇ!!」
コインブラ「いけぇぇぇぇぇ!!」
シュナイダー(ここは一か八か…!)
そして超モリサキモードを発動させたと同時にアルシオンとコインブラが同時に足を振りぬき、
そのシュートコースにはシュナイダーも足を振り上げながら割り込んできた。
861 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 22:24:44 ID:9R7WJVOY
-------------------------------------------------------------------------
先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で
アルシオン リーサルツイン 45+(! card)=
コインブラ リーサルツイン 46+(! card)=
シュナイダー カウンターシュート 37+(! card)+(皇帝の怒り+1)=
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(! card)+(超化+4)=
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アルシオン、コインブラのリーサルツインが突き刺さる。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球となって…
≦−2→オールスターズがきっちりとクリア又はキャッチ。
【
>>13-14
以外の補足・補正】
アルシオンコインブラのリーサルツインには吹っ飛び係数2が付いています。
超モリサキ3のカードがダイヤ、ハートで「そう何度も抜かれてたまるかぁ!+3」が発動します。
862 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:25:27 ID:???
アルシオン リーサルツイン 45+(
クラブ3
)=
863 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:34:27 ID:???
コインブラ リーサルツイン 46+(
JOKER
)=
864 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:35:31 ID:???
シュナイダー カウンターシュート 37+(
クラブ3
)+(皇帝の怒り+1)=
この野郎w
865 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:35:35 ID:???
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(
クラブ6
)+(超化+4)=
なにィ!?
866 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:35:43 ID:???
超モリサキ3 がんばりセービング・改 40+(
ハートJ
)+(超化+4)=
勝負!
867 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:37:22 ID:???
やーらーれーたー!
868 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:38:27 ID:???
これはもう素直に祝福せにゃならんだろ、お見事だw
869 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:41:49 ID:???
この破壊力…!幻の俺の青春シュート以上!?
870 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 22:57:08 ID:???
森崎「ふざけんな!こんな凄いプレーする奴らがこれだけの活躍で満足なのか?俺なら絶対満ち足りねえぞ!」
…アルシオンとコインブラを加えるかライバルとして新たな異世界(YO1世界とかw)で戦う第二章が見たくなりましたよ…!
871 :
キャプ森ロワ
:2010/06/24(木) 23:04:38 ID:???
>>864-867
これはひどいwまぁ閃光のようにまぶしく…って感じかもですね。
>>868
(ここでJOKERなんて、許される事じゃない…!)
(何でだよ…。何でカードの魔物はこんな奴らばかりなんだ…)(これじゃ、俺…ゴールを守りたくなくなっちまうよ…)
>>869
ウチのスレでパワー判定を除くシュート値では最大を叩きだしたんじゃないでしょうか?
ちなみにウチのスレの最大値は大魔王が出してましたがねw
>>870
そう言ってくれる方がいるだけで胸熱ですよwまぁ先のことはともかく
とりあえずはこの話を終わらせて…それから…という感じでしょうか。
さて「見事だ…」「天晴れ!」などと賞賛されそうなシュートを撃たれたところで、次は多分長文だと思うので
このスレではここまでで、次スレで残りとエピローグとなります。
極めてノロノロペースでここまでやってこれたのもひとえに読者の皆様のお陰だと思っています。
あと少しですが最後までお付き合いくだされば幸いです。(と言っても全部書き終るのどれくらい掛かるか…w
結局このスレ使い切るの半年以上掛かってるし…)
新スレ立てた後は適当に埋めますが、それまでは上記でも言いましたが埋めがてら何時もの如く何か
私に意見、批判、今叫びたい事も何でも適当にどうぞ。
次スレは出来たら今日か、最低でも明日までには立てたいと思います。
(日本戦まで起きてるか始まるまで寝てるかで迷い中…)
一応次スレは最後と言う事で初っ端にちょっと変わった趣向を入れるつもりです。
872 :
森崎名無しさん
:2010/06/24(木) 23:13:38 ID:???
アトリームにだって乙はありましたよ
地球とは比べ物にならない程の乙がね!
873 :
森崎名無しさん
:2010/06/25(金) 01:03:20 ID:???
いよいよ新生ラブマリー最後の挑戦なんだぜみんな!
俺…もし奴らが決勝トーナメントに行けたら、高校から10年付き合ってきた彼女にプロポーズしようと思ってるんだ…。
874 :
キャプ森ロワ
:2010/06/25(金) 04:32:51 ID:???
【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1277407130/l50
こちらが新スレとなります。このスレでもお付き合いくださってありがとうございます。
とりあえずヒャッホーニッポン!!
>>872
支えてくれる乙があれば俺だって成長しますよ、
>>872
さん!
>>873
森崎「良かったな…幸せになれよ!!結婚式には俺と光太郎さんで祝福するぜ!」
875 :
森崎名無しさん
:2010/06/25(金) 04:33:47 ID:???
>>873
のプロポーズまで、あと40分ほどとなりました
876 :
キャプ森ロワ
:2010/06/25(金) 05:28:01 ID:???
>>873
森崎「俺と光太郎さんでCAN YOU CELEBRATE?を歌うぜ!!だから呼んでくれよ!!」
光太郎「ああ…是非駆けつけさせてくれ!!」
877 :
森崎名無しさん
:2010/06/25(金) 05:29:06 ID:???
>>873
よ、心から祝福するぜ――耳栓の準備は忘れずにな。
878 :
森崎名無しさん
:2010/06/25(金) 05:29:09 ID:???
>>873
プロポーズがんばってね〜
879 :
873
:2010/06/25(金) 05:50:56 ID:???
みんなありがとう…!!
正直試合前に変なフラグ立てるネタのつもりがこんな展開になってオラドキドキしてきたぞ!
意を決して彼女に電話したら「寝てた、ていうか時間考えろ」と怒られましたorz
ちゃんと明日以降伝えに行ってきます、とりあえずラブマリー最高!俺の青春は勘弁して!
880 :
キャプ森ロワ
:2010/06/26(土) 09:17:20 ID:???
>>879
森崎「俺の青春が駄目だって!?チッ…じゃあ黒い勇者で勘弁してやるよ」
後はとりあえず私のスレ風に言うとこんな感じでしょうか?
「独身生活10年で悟りえぬことが、1週間の結婚生活で悟れるものさ。よき哲学者の誕生を期待しよう。」
とまぁ冗談はおいといて…がんばれ
>>879
・・・おまえがナンバー1だ
下のAAは何かこの場にふさわしいAAはないかと探し何となく気に入ったので…
∧,,∧ ∧,,∧
( *・ω・) (;`・ω・) 。・゚・⌒) 彼氏のためにチャーハン作るわ!!
/ ∪ ∪ / o━ヽニニフ))
しー-J しー-J
アッ! 。・゚・
∧,,∧て ∧,,∧ て 。・゚・。・゚・
( ´゚ω゚)て (; ´゚ω゚)て //
/ ∪ ∪ / o━ヽニニフ
しー-J しー-J 彡
∧,,∧
( ´・ω・) ∧,,∧ ショボーン
/ ∪ ∪ ( ´・ω・)
しー-J c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
━ヽニニフ
∧,,∧ 毎朝君のこぼしたチャーハンが食べたい
( *・ω・) ∧,,∧
/ つつ (・ω・* )
と_)_) c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
━ヽニニフ
881 :
キャプ森ロワ
:2010/06/26(土) 09:27:56 ID:???
埋めるためAAなどを貼り付けてみる。
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐ _,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i― ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―> そう何度も
――――――――――l、!¨ フp、._ _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′ ー ′ .ノ:,'..:..:> カラオケスルーされて
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l. ,.ニ-‐‐ 、 r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.} ト、._.. -} `K..:..:..::> たまるか〜!!
‐⊥‐r┘ `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V . 〉..:..<
(、__`ヽ、 /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ /..:..:..:..´⌒ヽ
882 :
キャプ森ロワ
:2010/06/26(土) 09:30:26 ID:???
__ ',', 'i!
,∠´: : : : : : : ̄¨≧',', ,','
/=== ̄`゙丶.: : : : : _',.\ //
/,彳 ̄`ヽ.ヽ\: :冫´ `\、 く
. /: : : : : : : : : ヽヾ/ ',', 'ヽ
{: : : : : : ,.=、: : : `イ }! i!l. }ィ=─- ', i!
i: : : : r: :==ゝ: : : ', ノ! i||. j. . . . . . .`ヽ.、 ,i .
. 八: : : : `¨ー=: : : : :ゝ、 イノリ!レ. . . . . . . .ヽ.',',スレ ,.≦ニニ≧、', }!
. ',: : : : : : : : : : : : : : : :`ーニ't=='L'ノ'`ー‐. . . ._/r、=/ /ィ─-- _:::::',j! 、 .
_ ヽ.: : : : : : : : /、 ̄´ 冫ゝ‐-=='. . . . . . ./::::::::::ノ]' レ──、_-ニヽ} ,ィ ─ヽ.、i
: :\ /: : : : \_/ \ ./`二ー=='. _. . . . . .ゝ_:::::,イ_リ ', ゝ(__.ノリ /::::::,イ¨ ヽ.j!.
: : : : `ヽ.: : : : : \ `ゝ、ー─ヲ‐ _ ̄ --'<  ̄ 7 冫=ァ-'´__/ 7' くヽ:八:::__:ノル
: : : : : : : 、: : : : : : :`ヽ.__丶ー=ア ̄、\ノヽ人ハ人入ノヽ='ー-'=--.ュセ'≧.ゝ-、、メ-,-7/
: : : : : : : : ヽ: : : : : : : :ノ r==='\ ゝ) ¨ ̄ ー'::::ヽ' `ヽ.}=ィ)'、
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