キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/17(木) 18:39:15 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1260173436/l50

[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
幽香や妹紅といった新規加入者と結束をしつつ、竹林カップに臨むオータムスカイズ。
強敵揃いの予選リーグを1勝1敗、得失点差を使い苦戦しながらも突破。
決勝トーナメントへ出場し準決勝、守矢フルーツズに後半2−0でリードする。
果たしてオータムスカイズはチーム内の不和、守矢フルーツズの猛攻に耐え決勝進出を決める事が出来るのか。

椛「幻想郷は、自分が守るッス!」
早苗「普通のヘディングとシュートで2失点……」
西尾?「ゴールを決めたと思ったら枠外だった! な、なにを言ってるかわからないと思うが(ry」
にとり「あぁ!? やんのかコラァ!」
幽香「誰にコラ言いよるんじゃコラァ!!」
佐野「もう駄目ぽ」

信仰は儚き人間の為に。勝利の風は誰が為に?
幻想のポイズン22スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

253 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:25:09 ID:slGTIsUY
ヒューイ、椛


254 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:27:14 ID:E01Bu7RM
妖精1、椛

試合経験を積ませてあげたい

255 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:28:08 ID:yLdWH6ts
妖精1、椛

256 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:28:59 ID:BZX5dXfA
ヒューイ

257 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 21:37:19 ID:???
>ヒューイ、椛
=======================================================================
反町「ヒューイと椛を入れよう」
にとり「……そうだね、それが確かにガッシリ守るには一番の手だ」

タックルを得意とするヒューイに、堅実な守りと競り合いに定評のある椛。
残り20分間を守りに徹するのならば、ベストな選出だろう。
それに特に反対意見が出てくるという事もなく……。
次に議題に上がったのは、それではフォーメーションをどうするかという点について。

レティ「FW二人が抜けて、ボランチとDFが一人ずつ入るのだもの……フォーメーションチェンジは必要よね」
にとり「ああ。 それで……こういうのはどうかな、反町」

−−F−− F橙 420/630
−−−−−
−−G−− Gサンタナ 530/660
E−I−H E穣子 400/650 I幽香 510/850 Hヒューイ 690/690
D−B−J D妹紅 500/950 Bレティ 380/750 J椛 750/750
−A−C− Aにとり 550/650 Cチルノ 410/810
−−@−− @大妖精 500/590

反町「5−4−1で、橙がFWにまわる……か」
にとり「一番得点出来そうなのは橙だし、前線で時間稼ぎさせる為にもとにかく前に置いた方がいいと思う。
    MFは3ボランチにして……ガチガチにこれだけ固めれば、問題は無いと思うんだよね。 どうかな?」

A.よし、これでいこう!
B.いや、ポジションを変えるぞ!
C.いや、フォーメーションを根本から見直そう
D.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

258 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:38:04 ID:8ZqIfDlQ


259 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:39:05 ID:E01Bu7RM
A

260 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:39:47 ID:Zrowhy9o
A

261 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 21:47:29 ID:???
>A.よし、これでいこう!
====================================================================
反町「問題ないな……うん、それじゃあこれでいこう」

5−4−1の3ボランチとなれば、守矢フルーツズも幾らこの風を味方につけたところでそう簡単に突破は出来ないだろう。
にとりの案を受け入れると同時、ようやく治療を終えた穣子がフィールドに戻り。
リグルのシュートを褒めつつ、現状について把握をする。

穣子「交代ね……うん、問題ないんじゃない? で、ゲームキャプテンはどうするの?」
反町「……あ、そういえば」
チルノ「ふふん、あたいの出番ね!」

反町が下がるという事は、必然的にゲームキャプテンを他の者に任せなければならないという事だ。
穣子の言葉を聞いてそれを思い出した反町は左腕につけていた腕章を取り外しつつ……。
フィールドにいるメンバー、そしてベンチのヒューイと椛に視線を向けどうしたものかと考える。

反町(前に一度ゲームキャプテンを任せたのは静葉さんだったけど……もう交代しているしな。
   さて、どうしたもんか……妥当なところだとにとりか幽香さんなんだけど……。
   今の状況が状況だから……下手な事は出来ない……。
   妹紅さん……は指揮とか苦手って言ってたからなぁ……断られるかもしれないし……。
   どうしよう? とにかく、誰に任せるか決めないと……)

※出場メンバー(椛、ヒューイ含む)で「ゲームキャプテン」を任せる人を決定して下さい。
 場合によっては断られる事もあり、相応しくない人物にマークが渡れば反発もあります。

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

262 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:48:14 ID:8ZqIfDlQ
穣子

263 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/19(土) 21:49:38 ID:epq2f2FQ
穣子

264 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:49:56 ID:2nHUDoz6
レティ
ちょっと嫌な予感するけど

265 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:52:53 ID:yLdWH6ts
レティ

266 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 21:56:42 ID:Zrowhy9o
穣子

267 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 22:51:16 ID:???
>穣子
====================================================================
反町「穣子!」
穣子「ん……」

反町は数秒迷った後……取り外した腕章を、穣子へと向けて放り投げる。
反町の苦悩を察したか、穣子は小さく溜息を吐きながらもそれを片手でキャッチ。
少しだけ幽香、にとりの方へと視線を移しつつ……自身の左腕へとそれをつける。

反町「ゲームキャプテン、頼んだぞ穣子」
穣子「ん、まあやってみるわよ」
穣子(キャプテンって柄じゃないんだけど……まあ、仕方ないわね)

キャプテンというタイプでない穣子に任せるのは多少不安もあったものの。
それでもこれが一番遺恨の残らない選択だろうと反町は判断。
事実、このオータムスカイズを当初から引っ張っていた穣子にキャプテンマークが渡っても決して不平不満が出る事もなく。
多少チルノが自分が選出されなかった事に怒っていたくらいである。

後の事は穣子らに任せ、反町とリグルはそのまま揃ってフィールド外へ。
入れ替わりにフィールドに入ってくるヒューイと椛とハイタッチをしてからベンチへ向かい。
静葉が用意していたスポーツドリンク、そしてタオルを受け取って疲れを癒す。

リグル「ふぅー……急にプレイ止めると冷えるなぁ。 毛布毛布……」
反町(頼んだぞ、皆……残り20分。 なんとか耐え切ってくれ)

268 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 22:52:20 ID:???
オータムスカイズが反町とリグルを交代している一方。
守矢フルーツズは、もはやこれまでかと既に敗戦が決定したかのようなムードが漂っていた。
残り時間は20分で3点差。
幾ら風の恩恵を受けられるからといって、この3点差を詰めるのはやはり不可能に近い。
オータムスカイズが守備に自信の無いチームというのならばそれも可能だろうが……。
しかし、オータムスカイズの守備の堅固さはこの後半25分までに点が取れなかったことで明白である。

超サナエ「……それでも、私達は諦めてはいけません」
神奈子「早苗……」

すっかり意気消沈したメンバーに、しかし、あえて激励をするのは失点をしてしまった張本人――東風谷早苗であった。

超サナエ「確かに勝利する事はほぼ絶望的です。 既に皆さんのスタミナも半減してしまっている。
     ここから逆転どころか、1点取る事すらも難しい……。
     ですが、だからといって諦めてはいけません」

言いながら、超サナエはその強い眦を観客席へと向ける。
つられてその他の面々もそちらへと向くと、そこには守矢フルーツズの応援陣の姿。
妖怪の山の妖怪に、神奈子や諏訪子を信仰してくれている人間達が一生懸命に応援している。

超サナエ「私達はあの信仰に応える為にも、これ以上無様なプレイは出来ません!」
諏訪子「……そうだね! このまま黙って負ける訳にはいかないよ!」
神奈子「一矢報いないと……確かに、守矢の名が廃るってもんだね」
超サナエ(……まさか、反町君たちとここまで実力に差があるとは思いませんでした。
     敗戦の責任は全てこの私……。
     ……せめて少しでも良かったゲームと言って貰えるようにプレイをさせていただきます!)

269 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 22:53:32 ID:???
三杉「これでほぼ決まりかな……オータムスカイズは守備の構えを見せるようだしね」
パチュリー「やはり戦うときは反町、リグルの2トップをどうにかする事が最重要課題。
      ……特に反町、彼をのさばらせていてはいけないわ」
三杉「下手なロングシュートでもゴールを奪われるだろうからね……」
美鈴「でも……どうやって防ぐんですか?」
パチュリー(最低でも3枚のマークは必要ね……彼にはそれだけの価値がある)

慧音「決勝進出はオータムスカイズか……」
輝夜「妹紅今日は全然活躍してないけどね〜、チームメイトに恵まれてるのねあいつ。
   で、えーりん……あいつらに勝つ策は見つかった?」
永琳「そうね……まあ、ある程度は」
慧音「興味深いな……確かに我々も強いと自負するが、オータムスカイズもかなりのものだぞ」
永琳「ええ……実際、チーム力ではほぼ同等か相手が有利と私は見るわ……。
   河城にとり、レティ・ホワイトロックとあなたの能力はほぼ同等……輝夜は、総合力自体は勝っているでしょうけど。
   純粋なセービング技術ではあの妖精に遅れを取るわね」
輝夜「むむ……」
永琳「こちらが勝てていると言えるのは、私のいる中盤くらいかしら……。
   FW、DF、GKと全てにおいてあちらが一枚上手ね……」
慧音「手厳しい……ベジータ達では駄目か? 確かに商売が忙しくてここのところ練習もロクにしていないらしいが……」
永琳「無理ね。 特にあのMの字はFWとしてあのリグルにも劣る。正直、彼ではオータムスカイズを破れないでしょう」
輝夜「じゃあ……どうやって勝つのよ」
永琳「単純明快よ。 封じればいいの、攻撃手段を。 幸い、駒の数ならこちらも負けてないわ」

270 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 22:54:32 ID:???
ピィーッ!!

観客達が次の試合、そして明日の試合に興味を半ば向けつつある中。
ほぼ勝負が決したこの試合再開の笛も、鳴り響く。
残り時間20分、最後の最後まで戦い抜くと決めた守矢フルーツズに。
反町、リグルの両名が下がりディフェンスに厚みを加え守りに入ったオータムスカイズ。
果たしてこのまま3−0でオータムスカイズが完勝を収めるのか。
それとも、守矢フルーツズが最後の意地を見せ付けるのか。

先着3名様で、
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→オータムスカイズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

271 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 22:54:59 ID:???
経過時間→ 5

272 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 22:56:26 ID:???
プレイエリア→ 相手陣右コーナー付近

273 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 22:56:55 ID:???
ボールを持ったチーム→ クラブ9

274 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:05:58 ID:???
>経過時間→ 5
>プレイエリア→ 相手陣右コーナー付近
>ボールを持ったチーム→ クラブ9 =守矢フルーツズボール
=====================================================================================
後半30分、即座に相手のボールを奪い取った堅く厚い3ボランチはそのまま橙へとボールを渡し。
ボールを持った橙はすぐさま相手陣内へと切り込んでいった。
その場でキープをするよりは多少相手陣地へと入った方が時間稼ぎになるだろうと判断しての攻撃。
しかしながら、やはりたった一人で攻撃をするのは無謀だったか……。
1トップである橙を相手にDF陣は囲むようにして橙へと襲い掛かり、ボールを奪取。
そのままゴール前から飛び出した早苗がボールを受け取り、前線へとフィードをするが……。
そこに割って入るのは、パスカットに定評のあるゲームキャプテン秋穣子。

穣子「風があろうが、この私がいる限りそう簡単にパスなんざ通させないわよっ!!」
超サナエ(通って……! 八坂様にさえボールが渡れば……!!)

先着2名様で、
超サナエ→ ! card神の風 56 +(カードの数値)=
穣子→ ! card穀物神の約束 57+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! ボールは神奈子へと渡り、神奈子がそのままシュート体勢…?
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(西尾?がフォロー、西尾?と幽香で競り合い、幽香がフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、パスを阻止。

275 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:07:01 ID:???
先着2名様で、
超サナエ→ ! card神の風 56 +(カードの数値)+(ロングフィード-2)+(追い風+2)=
穣子→ ! card穀物神の約束 57+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! ボールは神奈子へと渡り、神奈子がそのままシュート体勢…?
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(西尾?がフォロー、西尾?と幽香で競り合い、幽香がフォロー)
≦−2→オータムスカイズ、パスを阻止。

※早苗の数字が7で「奇跡の風祝」が発動し15扱い。



間に合えばこちらでお願いします。

276 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:12:07 ID:???
超サナエ→  ハートA 神の風 56 +(カードの数値)+(ロングフィード-2)+(追い風+2)=

277 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:16:27 ID:???
軽症も忘れてた…すみません、間に合えばこちらでお願いします。

穣子→ ! card穀物神の約束 57+(カードの数値)+(軽症ペナ+Lv1-1)=

278 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:17:30 ID:???
穣子→  クラブ4 穀物神の約束 57+(カードの数値)+(軽症ペナ+Lv1-1)=

279 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:17:35 ID:???
穣子→  ハート9 穀物神の約束 57+(カードの数値)+(軽症ペナ+Lv1-1)=

280 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:18:32 ID:???
もう血はいやああああああ!

281 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:19:02 ID:???
守矢とダイスはな〜かよし〜♪トゥナイト♪
枕の中は〜ダイスでいっぱい〜♪

282 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:30:20 ID:???
>超サナエ→  ハートA 神の風 56 +(カードの数値)+(ロングフィード-2)+(追い風+2)=57
>穣子→  クラブ4 穀物神の約束 57+(カードの数値)+(軽症ペナ+Lv1-1)=60
>≦−2→オータムスカイズ、パスを阻止。
>※穣子が「軽症未治療・怪我Lv2」になりました。
========================================================================================
GKとしてだけではなく、MFとしての能力も相応に高い超サナエ。
自信のパスを神奈子へと届けようと高くフィードをするのだが……。
しかし、風の影響を受けて進むそのパスに真正面から挑みかかるは豊穣の神・秋穣子。
打倒、騒霊楽団のルナサ・プリズムリバーを目標に掲げる彼女のパスカットは既に幻想郷でも有数のものとなっており。
強引に飛び上がりつつパスを確保するが……。

ブバァッ!!

穣子「あ……」
ヒューイ「わ、わあああああ!?」

空中で姿勢を制御した際、不幸にもボールが顔面に接触。
そのままボールを確保するものの当たり所が悪かったか傷が開いたらしく夥しい量の鼻血を噴出させる。
慌てて穣子は空中でサンタナに向けてパスを送りつつ着地。
心配して駆け寄ってきたヒューイからハンカチを受け取りつつ、鼻を抑えて血を止めようと試みる。

幽香「大丈夫なの?」
穣子「……へーきへーき。 まぁ、これ以上下手に動き回らないようにはするけどね……」
穣子(ここで治療に行く訳にもいかないしね……キャプテンマークをつけてる以上はさ。
   ……ただ、本当にこれ以上はやばい。 明日の試合に影響が出ちゃうわ……)
超サナエ(……豊穣の神、秋穣子。 ……以前までは大した事が無い八百万の神だったはずが……)
神奈子(ここまでやるとはね……。 ……甘く見すぎていたか)

283 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:31:25 ID:???
守矢フルーツズのカウンターアタックは失敗し、更に時間は流れる。
試合終了まで残り15分といった所だが……果たして次にボールを持ったのは?

先着3名様で、
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→オータムスカイズボール
スペード・クラブ→守矢フルーツズボール

284 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:31:51 ID:???
経過時間→ 7

285 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:32:45 ID:???
プレイエリア→ 自陣右サイド

286 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:32:50 ID:???
プレイエリア→ 相手陣左サイド

287 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:36:21 ID:???
ボールを持ったチーム→ ダイヤ10

288 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:50:31 ID:???
>経過時間→ 7
>プレイエリア→ 自陣右サイド
>ボールを持ったチーム→ ダイヤ10 =オータムスカイズボール
====================================================================
後半既に37分、先のサンタナに渡ったボールはすぐさま守矢フルーツズに奪われ。
再び守矢フルーツズが攻勢に出ていたのだが……。
右サイドを突破していた神奈子はヒューイの思いも寄らぬ鋭いタックルの前に倒れ。
ボールはオータムスカイズが確保、再び前線へと大きくパスを出そうとヒューイがその足を振りかぶるのだが……。
そこに飛び込んでくるのは、FWである諏訪子。
前線でボールを待つよりも、とにかく素早くボールを奪う事が先決だと判断しての行動である。

諏訪子「ケロケロケロ……まだだっ! まだここでボールを奪えば攻撃できるんだ!」
ヒューイ(そうはさせるもんか! ここまでずっと休んでた分、目一杯活躍するんだ!!)

先着2名様で、
ヒューイ→ ! cardぎゅるぎゅるパス 52 +(カードの数値)+(逆風-2)=
諏訪子→ ! cardパスカット 50+(カードの数値)+(軽症ペナLv1-1)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! ボールは再びサンタナへと渡り、そのまま時間稼ぎ
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(幽香がフォロー、幽香と西尾?で競り合い、西尾?がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、パスを阻止。

289 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:51:21 ID:???
ヒューイ→  ダイヤQ ぎゅるぎゅるパス 52 +(カードの数値)+(逆風-2)=

290 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/19(土) 23:51:34 ID:???
本日はここまで。続きは明日以降書かせていただきます。オータムスカイズ…強いなぁ。
それでは、お疲れ様でした。

291 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:52:57 ID:???
諏訪子→  ハート10 パスカット 50+(カードの数値)+(軽症ペナLv1-1)=

292 :森崎名無しさん:2009/12/19(土) 23:57:45 ID:???
逆風の影響ねえww乙でした

293 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 01:28:43 ID:???
ほとんど虐殺だったな

294 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 01:41:08 ID:???
>>290
でもストーリー上終盤〜最終戦で戦うことになるであろうメンバーって
まだほとんどちゃんと出てないんだよね、このストーリーって
その辺が俺的に「うまいなぁ」ってひそかに思ってる部分だったりする
紅白、白黒はサッカーにまったく絡んでこないし、お嬢様も話題にちょっと上るだけ
でも下手に描写しない方が、強者としてのカリスマ保ててるんだよなあ


295 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 01:54:46 ID:???
顔を出してるのは鬼×2とゆかりん、あとは船の一行か。
この人たちも「強者」性は損なってないな、いわれてみれば。
(船一行は「数日で佐野を抜きそう」って話だし)

296 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:01:01 ID:???
ラスボス要素ってたら
神秘性もたせて中終盤で大々的に登場させる威厳タイプか
因縁と伏線を山と積み重ねるライバルタイプ。
このスレは前者っぽいけど妬ましパルパルズがラスボスでもいいと思うぜ

297 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:05:47 ID:???
ゆかりんは反町との勝負時にキャッチが60だったんだよな、あれから成長してないとしてもやっぱまだ敵わないかな?
必殺セーブの補正次第だけど
パチュリーいわくおぜうは反町とシュートが同じくらいらしいし、妹様、鬼さんもこの程度かな?
主人公二人が全く予想つかない

298 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:16:56 ID:???
反町の得点力、にとり・チルノ・レティさんの守備力、橙達を筆頭にした突破力がうまく噛み合わさるとほぼ虐殺になるよな
えーりん本人もチーム力はルナティックより上、って言ってるし

299 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:32:31 ID:???
俺もパルパルズラスボスっての、ありだと思うw
出てくるはずだったボスを倒してのし上がってきて欲しいぜ。楽しみだぁ。

300 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:41:47 ID:???
森崎板では前もって用意されたボス候補は粉砕される法則がある気がするんだぜ
竜崎ザウラーズをぶっ潰したマグロ団しかり、全日本ユースを叩き潰したラブマリーしかり

301 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 02:48:59 ID:???
実は本当のラスボス予定チームは
ゆうかりん率いる春夏冬連合だったのですでに消滅済み★
――だったら面白いなあw

いや真面目な話、あそこでJOKERが出たおかげで戦力的には
ほぼ別チームと言っていいほど強化されてるぜ、オータムスカイズ。

302 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 07:01:26 ID:???
>>297
「紫は幽々子と組むと必殺セーブが更に鬼になる」
って橙が伏線っぽく言ってるからなぁ
さぞや補正がすんごいことになってるんじゃないかと思う

303 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 08:16:49 ID:???
多分紅魔館組みの最強チームって
今のチーム(三杉心臓病完治済み)+スカーレット姉妹だよね……
反町と同じくらいのシュート力のおぜう、それ以上の破壊力であろう妹様、
FWに転向した美鈴、フリーザ戦で既に威力が70あった賢者の石を使うぱちぇ
これによってDFが壊滅させられたら今度は後ろから咲夜の殺人ドールが飛んでくる
中盤も三杉と咲夜がいるから突破は難しいだろうし
奪われたら小悪魔からのパスですぐボールが前線送り
DFやGKが多分名無しだから上手くいけば大量得点だろうけど

正直チームとしての攻撃力だけならとんでもないことになってると思うんだ

304 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 08:24:35 ID:???
逆にゆかりん一行はチームとして見た場合たいしたことないかもしれん
藍とみょんはパルパルにいるし橙はオータムスカイズ
仮に藍達が戻っても所詮攻撃はみょん頼りだろうし、ゆかりんから点が取れれば簡単に勝てそう

305 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 08:33:12 ID:???
>>303
GKな髪の長い方の小悪魔の可能性あるぞ

306 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 09:08:54 ID:???
小悪魔GKになってるとリグルは多分封じられちゃうな
分身フランの可能性も無くはないけどフランは出るかわからんし

307 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 09:31:11 ID:???
紅魔館の話で盛り上がってる所非常にアレだが、俺は超サイヤ人悟空か本気出したフリーザ様を見てみたい
と言ってみる

308 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 10:40:24 ID:???
>>304
そこでまさかのゆかりん一行パルパルズ入り

309 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 14:42:58 ID:???
>>300
紅魔館の方々は基本的に強そうなんだけど、
実際やってみるとアレ?って展開が森崎板的に多い気がする。

310 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 15:56:21 ID:???
>>309
松山スレの雨トラブルが記憶に新しいもんなあ。
ちなみに俺の中で一番印象的だった紅魔館勢の活躍は、
・霧雨スレ、中学大会決勝戦の妹様劇場
だったりするわけだがw

311 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 18:18:30 ID:???
ラスボス候補については一応漠然とは考えております。
ただ、やはりカードなどで簡単に話が変わっていくのでそこまで深くは考えてないですね。

紫や紅魔、そして主人公コンビがまだサッカーに余り絡んでこないのも機会が無かったというのもあります。
フリーザ戦ではもしかしたら黒白が助っ人参加していたかもしれませんが結局無理でしたし。
紅白に至ってはそもそもまだ神社の場所すら反町は知らないので……。

312 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 18:32:16 ID:???
>ヒューイ→  ダイヤQ ぎゅるぎゅるパス 52 +(カードの数値)+(逆風-2)=62
>諏訪子→  ハート10 パスカット 50+(カードの数値)+(軽症ペナLv1-1)=59
>≧2→パス成功! ボールは再びサンタナへと渡り、そのまま時間稼ぎ
====================================================================================
ヒューイ「ええええええいっ!」
諏訪子(!? くっ……軌道が読めない!)

ヒューイの蹴ったパスには急激な横回転がかかっており、一気に右サイドライン際へと進むが……。
ラインギリギリの地点で大きく曲がり始め、中央で待つサンタナへと向かう。
逆風であるからこそ余計に軌道が変化したそのパスを諏訪子がカット出来る事もなく。
多少目標地点から離れはしたもののサンタナがすぐさまフォローし、ボールを確保。
再び守矢フルーツズ陣営へと切り込み始め、時間稼ぎをしようと目論むが……。

超サナエ「最後の最後まで……戦い抜きます!」
サンタナ「えっ、えええええええええええ!?」

なんとそんなサンタナに詰め寄っていたのは、ゴールキーパーである超サナエである。
残り時間5分とない状況、超サナエは1点をもぎ取る為には無謀であろうと賭けに出た方がいいと判断。
ゴール前でボールを待ち受けるとよりも、自身がボールを奪いに行った方が早いと考えての行動である。

ジョン「あ、あああっとぉぉぉ! ゴールキーパーの早苗選手、ここで飛び出したァァァァ!
    試合終了間際、最後の賭けに出たかァァァ!?」

超サナエ(抜かれたらもう1失点……ですが、そんな事など関係ありません!
     最後の最後……意地を見せ付けて差し上げます!)
サンタナ(ふんっ、ここを抜いて……私が一気にゴールよ!)

313 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 18:33:19 ID:???
先着2名様で、
サンタナ→ ! cardドリブル 44 +(カードの数値)+(強気な妖精+2)=
超サナエ→ ! cardタックル 53+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! サンタナ、超サナエを抜き去りバイタルエリアへ進入。シュート体勢に
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(幽香がフォロー、幽香と西尾?で競り合い、西尾?がフォロー)
≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。

314 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 18:35:11 ID:???
サンタナ→  ダイヤ8 ドリブル 44 +(カードの数値)+(強気な妖精+2)=
最良はクラブK―――見るか、この引きを。

315 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 18:35:55 ID:???
※早苗の数字が7で「奇跡の風祝」が発動し15扱い。

316 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/20(日) 18:39:51 ID:???
超サナエ→  スペードQ タックル 53+(カードの数値)=

317 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 18:41:16 ID:???
南無Q三・・・

318 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 19:09:08 ID:???
>サンタナ→  ダイヤ8 ドリブル 44 +(カードの数値)+(強気な妖精+2)=54
>超サナエ→  スペードQ タックル 53+(カードの数値)=65
>≦−2→守矢フルーツズ、ドリブルを阻止。
==============================================================================
超サナエ(直線的なドリブル……! ならば大丈夫、力負けはしません!)
サンタナ「ふぇっ……えええええええ!?」

その性格同様、真正面からの力任せなドリブルを敢行するサンタナ。
しかし、やはりその脆弱な体では正面突破は無謀でしかなく。
肉体を大幅に強化した超サナエの前には通用しなく、ボールをあっさりと奪い取られる。

ジョン「あ、ああああっとぉ! 駄目です、妖精選手ボールを奪われたぁぁぁぁっ!
    そして、そしてこのボールを持った早苗選手はそのまま上がります!
    現在既に後半ロスタイム! これは守矢フルーツズ、最後の攻撃です!」

超サナエ(ロスタイム……もう、時間が無い!)

ボールを奪った超サナエはそのまま一気にオータムスカイズ陣営へと切り込む。
だが、既に時間はロスタイム。
審判も笛を銜えてちらちらと自身の腕に巻いた腕時計に目を向けており。
今からオータムスカイズのゴール前へと向かう事はあの堅固な壁を前にしても不可能に近く。
超サナエはセンターサークル付近へと差し掛かると同時……なんとシュート体勢を取り始める。

グワアアッ!!

穣子「げぇっ!?」
幽香(破れかぶれのロングシュート……ね)
超サナエ(ですが……勝算が無い訳でもありません!!)

319 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 19:10:35 ID:???
ジョン「んなあああっとぉ! 早苗選手、センターサークルからのロングシュートの体勢に入ったぁぁぁ!
    残り時間が無いという事で一か八かの賭けに出たか!?
    しかし、これも決して無謀な訳ではありません! 早苗選手にはあの『ミラクルシュート』があるのです!」

三杉「ドライブシュートか……!」
美鈴「確かに風もありますし、決して無茶という訳でもないですね」

反町のポイゾナスドライブ、永遠亭の八意永琳のライフゲームと同じく。
強烈なドライブ回転のかかったロングシュート、ミラクルシュートを持つ東風谷早苗。
その威力はゴールキーパーでありながらかなりの威力を持つものであり。
それを知っているからこそ、オータムスカイズの守備陣もここは懸命に守ろうと一斉にシュートブロックに向かう。

チルノ「レティ、発射台よ!」
レティ「ええ!」
椛「ここらでお遊びはいい加減にしろってところを見せてやるッス!」
妹紅(ロングシュートか……ダイレクトなら競り合い勝負にいけたんだけどね!)
にとり「大妖精、反町のポイゾナスドライブの軌道を思い出すんだよ!」
大妖精「は、はい!!」
超サナエ「これを打てば文字通り体力は空、時間ももうありません。 必ず決めます!」

320 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 19:11:53 ID:???
先着6名様で、
超サナエ→ ! cardミラクルシュート 63 +(カードの数値)+(追い風+2)=
椛→ ! cardシールドブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=
妹紅→ ! card徐福時空 52 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=
チルノ→ ! card顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=
にとり→ ! card河童のびっくりどっきりリュック 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=
大妖精→ ! cardセービング 56 +(カードの数値)+(距離補正+3)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールはオータムスカイズゴールに突き刺さる。試合終了
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。試合終了
≦−2→オータムスカイズ、シュートを阻止。試合終了

※早苗の「ミラクルシュート」には吹っ飛び係数5がついています。
※早苗のマークがダイヤの場合「ミラクルドライブ」が発動し更に+3の補正、吹っ飛び係数無し。
※早苗のカードが7の場合「奇跡の風祝」が発動し15扱い。
※にとりのマークがダイヤで「お値段以上」が発動し+4の補正。
※大妖精のマークがダイヤ・ハートで「ローリングパンチング」が発動し+6の補正でパンチング。
 大妖精のマークがスペード・クラブで「ローリングセーブ」が発動し+4の補正でキャッチ。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。

321 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:12:24 ID:???
超サナエ→  ダイヤ8 ミラクルシュート 63 +(カードの数値)+(追い風+2)=

322 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:12:49 ID:???
椛→  クラブ10 シールドブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=

323 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:14:55 ID:???
妹紅→  クラブ3 徐福時空 52 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=

324 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:16:10 ID:???
チルノ→  スペードQ 顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=

325 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:16:25 ID:???
チルノ→  クラブ10 顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=

326 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:17:53 ID:???
にとり→  ハート3 河童のびっくりどっきりリュック 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=

327 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 19:26:20 ID:???
大妖精→  クラブ4 セービング 56 +(カードの数値)+(距離補正+3)=

328 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 20:10:42 ID:???
>超サナエ→  ダイヤ8 ミラクルシュート 63 +(カードの数値)+(追い風+2)+(ミラクルドライブ+3)=76
>椛→  クラブ10 シールドブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=69
>妹紅→  クラブ3 徐福時空 52 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=60
>チルノ→  スペードQ 顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=81
>にとり→  ハート3 河童のびっくりどっきりリュック 64 +(カードの数値)+(人数差補正+3)+(距離補正+2)=72
>大妖精→  クラブ4 セービング 56 +(カードの数値)+(距離補正+3)+(ローリングセーブ+4)=67
>≦−2→オータムスカイズ、シュートを阻止。試合終了
=================================================================================================
超サナエ「たああああああああああっ!!」

ギュルルルルッ バシュウッ!!

叫び声一つ上げつつ、一気にシュートを蹴り放つ超サナエ。
とてもゴールキーパーとは思えない程の精度を持ったそれは追い風に乗り。
ボランチである幽香、穣子らの頭上を越えてオータムスカイズゴールへと突き進む。
極端なまでにドライブ回転が掛かりすぎているそのシュートは慌てて飛び上がった椛、妹紅すら吹き飛ばし。
そのまま一気に下降してオータムスカイズゴールへと突き刺さるかと思われたが……。
そこに飛び込むは、今大会においてその能力以上の活躍を見せているチルノである。

チルノ「ゴールを守る大ちゃんを……あたいが守るっぷるるるるぶへぁぁぁっ!?」
超サナエ「な……何ィィィ!?」

レティの足を利用した発射台で高く高く飛び上がったチルノ。
見事正確にシュートコースへと顔面を押し出し、そのままブロック。
それも超サナエのシュートの威力に押し込まれるかと思われたものの……。
空中でチルノは体勢を整えつつ、押されながらもゴールバーに足をかけて耐え抜く。

チルノ「ぅあたいってば……さいっきょおおおおおおああああああ!!」
大妖精「チルノちゃん!」

329 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 20:11:42 ID:???
顔面が凹むかというほどの強力がスピンがチルノを襲うが、それでもチルノは退かない。
恐らくはオータムスカイズで一番の負けず嫌いであるその性格が。
チルノにこの場を退かせるという選択肢をかき消していたのである。
誰しもが見守る中、チルノはそのまま数秒ゴールバーを使ってシュートの威力を弱め……。
やがてシュートの威力が完全に落ち、零れ球となると同時。
大きく笑って前のめりになりつつゴールバーから落ちるのだった。

幽香「! 大ちゃん、こっち!」
大妖精「は、はい!」
レティ「チルノ!」

全力を出しつくし倒れこむチルノをレティは受け止め、大妖精は零れたボールを幽香へとパス。
ボールを受け取った幽香が素早く前線へと大きくフィードをすると……。

ピッピッピィィィィィィィッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

試合終了を告げる笛が長く、高らかに鳴り響き。
観客席はオータムスカイズの圧勝という事態に大きく沸き立つのであった。

試合終了!

オータムスカイズ3−0守矢フルーツズ

330 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 20:12:46 ID:???
ジョン「試合終了〜!! オータムスカイズ、正に無敵の攻撃力で守矢フルーツズを粉砕!!
    明日の決勝戦への駒を見事に進めました!!」

観客「うおおおおお、すげぇ! 流石あの激戦区を勝ちあがってきただけあるぜ!」
「早苗さーん、落ち込むなー!相手のシュートが化け物すぎたー!」「オータムスカイズ、マジパネェ!」

チルノ「……ひひひ。 あたいってば……さいっきょおね!」
レティ「もう……無理に喋らないの。 ほら、大丈夫?」
大妖精「チルノちゃん、ありがとう! やっぱりチルノちゃんは凄いよ!」
チルノ「うぇー……」

試合が終了したとあって、俄かに活気付く観客席にオータムスカイズの一同。
そんな中で終了間際のシュートをブロックしたチルノは最後のプレイで体力を使い果たしたらしく。
軽口を言いながらも既にふらふら、レティにおぶられ大妖精に褒められ鼻高々の様子で整列に向かう。
一方、こちらもプレイ中に怪我を悪化させてしまった穣子。
ヒューイ、幽香に怪我の具合を見てもらいながらもまずは整列、そしてベンチへと下がり始める。

それを見やりながら……超サナエモードを解除し、元の姿へと戻る早苗。
こちらも体力は涸渇寸前であり、変身を解除した途端に圧倒的な疲労感と倦怠感が体を襲い始める。
慌てて神奈子と諏訪子が支えに入りつつ……早苗は苦笑しながら感謝の意を唱え。
ベンチでメンバー達を迎え入れる反町へと改めて目を向ける。

早苗(やはり反町君は凄いです……シュートもさる事ながら、ここまでオータムスカイズを引っ張ってきた事もまた評価されるべき。
   秋姉妹を始め、リグル・ナイトバグやチルノがここまで成長を遂げるとは……思いもよりませんでした。
   ……3失点という屈辱、いつか必ず返してみせます。 必ずや……!)

331 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 20:14:20 ID:???
反町に対し、憧れとも羨望とも取れぬ感情を持ちながら目を向けていた早苗。
早苗と同じく、神奈子と諏訪子もまた……。
或いは今日の試合に向けて、どこか自分達の心に慢心があったのではないだろうかと改めて考え直す。
妖怪の山のヒエラルキーからして、頂点に近い場所に立つ神奈子と諏訪子。
逆に下級層に近いにとりや秋姉妹などに負ける筈は無い、と……多少なりとそのような感情があったのは事実。
しかし、今日の試合において、その考えは真っ向から否定をされてしまった。

神奈子(特にあの豊穣の神は大したもんだ……私じゃあ抜けない……)
諏訪子(終わってみれば3−0で完敗だもんね……。 ……意識改革ってのが必要だ、こりゃ。
    早苗に恥かかせない為にも……必ず、リベンジしてやらないとね!)
神奈子「……さぁ、帰ろう。 明日からまた、特訓、特訓の日々だよ」
西尾?「お、おう!」
早苗「はい!」

今日の試合で、更なる結束を固めた守矢フルーツズ。
神奈子の声に西尾?、早苗が素早く反応をし……応援席へと一礼をしてから退場。
この試合、完敗をしてしまったものの奮闘を続けた守矢フルーツズに、観客席からも拍手が送られる。
一方、オータムスカイズのベンチでは……勝利した事によってベンチも大賑わい。
特にチルノは弱弱しくもベンチに戻るなりリグル、メディスンとハイタッチを交わして胸を反らしており自慢げである。

チルノ「あたいってば、ほんっとさいきょーね!」
リグル「やったね、チルノ! 準決勝の相手に3−0で完勝だ!」
反町(いいムードだな……うん、本当に勝ててよかった! さて、俺は何て言おうかな?)

A.「最後の最後までよく頑張ったな」 最後のシュートブロックを成功させたチルノを褒める
B.「みんな、お疲れ様! 明日もこの調子でいこう!」 割と普通に鼓舞をする
C.「穣子、怪我の具合は大丈夫か?」 穣子の怪我が気になる
D.「よーし、よく早苗さんを(サッカー的な意味で)陵辱してくれた!」 幽香さんはきっと喜ぶ事を言う
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

332 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/20(日) 20:22:57 ID:FYICSYNQ


333 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 20:23:08 ID:NiIAsc+c
D

334 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 20:29:58 ID:bYmaU3aw
A
噛みつかれるだろうけど

335 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 20:33:43 ID:8m/aVbEQ
B

336 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 20:37:10 ID:hiXYWuZk
Dは守矢メンバーがいないとイマイチかな・・・

A

337 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 20:45:47 ID:frKdOW3E
A

338 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 21:26:48 ID:???
>A.「最後の最後までよく頑張ったな」 最後のシュートブロックを成功させたチルノを褒める
========================================================================================
試合終了間際に見せた、早苗のロングシュート。
あそこでブロックに行かなくても試合結果に影響は無かっただろうが……。
それでも懸命にシュートコースに入り、ブロックをしたチルノは偉いと反町は判断する。
最後まで戦い抜く事こそが、サッカーをする上では何よりも重要なのである。
プレイの一つ一つを気が抜けたものにしていては、或いは、もしかしたら、逆転される事だってあるのだ。
その点を反町が褒めると、チルノはわかったのかわかっていないのかよくわからないが褒められたという点だけは理解したらしく。
更に胸を反ってエヘンと自慢げにその口を開いた。

チルノ「ふっふっふ、どーやらあんたもあたいの凄さってぇのがよーやくわかってきたみたいね!
    そーよ、あたいってば! さいきょー!!」
反町(そういう事を言ったんじゃないんだが……うーん、まあ、喜んでるしいいか)

困惑をしながらも、それでもチルノが喜んでいるのだし構わないかと考える反町。
しかしながら、一方でそれを見ていたサンタナはギリギリと歯軋りをしつつ。
反町に対して頬を膨らませながら、内心で非難を浴びせる。

サンタナ(チルノの奴なんて褒める事なんか無いのに! どーせあんなの、マグレなんだから!)

※チルノの評価値がぐーんと上がりました。
※サンタナの評価値が下がりました。

339 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 21:27:52 ID:???
反町達がその後、フィールドから立ち去り控え室へと戻っている頃。
試合が終わり、誰もいなくなったフィールドを見据えるは観客席にいる午後の試合の出場者達。
即ち、紅魔ルナダイヤルズと永遠亭ルナティックスの2チームの面々である。
午前の試合の結果は、オータムスカイズの圧倒的勝利。
その攻撃力、守備力共に見せ付けられた2チームは焦燥感を持ちつつも……。
まずは次の試合、午後からの準決勝に対して思いを馳せる。

美鈴「いやぁ〜……オータムスカイズさんは強いですねぇ」
三杉「やはりあのチーム力は今大会屈指だろうね」
小悪魔「いざとなればスタメン全部を名有り選手で固めれるんですもんね……強い訳ですよ」
パチュリー「……まあ、それでも勝てない相手でも無いけれどね。
      明日戦う為にも、今日の試合は必ず勝たなければならないわよ」
三杉「ああ、わかっているさ。 言うなら今日の試合は仮想オータムスカイズとの戦いだと思った方がいい」
美鈴「仮想オータムスカイズ、ですか」
パチュリー「言い得て妙ね……。 ただ、それもあながち間違いじゃない。
      今日の試合に勝てれば、オータムスカイズを攻略する事は割とスムーズだと思うわ」
小悪魔「? あれ、そういえば咲夜さんは?」
美鈴「お手洗いじゃないですかね? まだ控え室は使えないでしょうし、先に行ってるって事は無いでしょう」

輝夜「ん〜……あー、午後からは私達の試合だっけ〜」
慧音「うむ。 午後1時から紅魔ルナダイヤルズ戦だ。 ……リーグ戦のように上手くはいかんだろうな」
輝夜「賢者の石とか、あの、ボランチの……なんとかシュートとか止めなきゃいけないのよね〜。 うー……」
慧音(以前までの紅魔ルナダイヤルズの守備寄りのチームだったが……今大会からは逆に攻撃的になっているからな。
   果たして私と輝夜でどれだけ食い止める事が出来るか……特にパチュリー・ノーレッジは要注意だな)
輝夜「ん? あれ、そういえばえーりんはー?」
慧音「そういえば……姿が見えんな」

340 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 21:29:01 ID:???
十六夜咲夜、八意永琳の所在が不明となっていたその頃。
果たしてその二人はどこにいたのかというと……観客席へと続く通路。
その一角で、何と二人が揃って話し合いを行っていた。
先刻、試合の観戦中……永琳が子飼いの妖怪兎を使い、咲夜に接触をして約束を取り付けていたのである。

咲夜「それで……何の話かしら?」
永琳「……まあそうトゲトゲせず、お茶でもいかが?」

切れ味鋭いナイフのような鋭利な視線を永琳へと向ける咲夜。
腕を組み、壁にもたれかかっているもののその物腰には一分の隙も見当たらず。
永琳に向けて並々ならぬ警戒をしているという事がわかる。
それを受けてリラックスするようにと言いつつ紙カップに入ったお茶を差し出す永琳だが……。
やはりその一挙手一投足は咲夜と同じく、寸分の隙も無い。

咲夜「…………」
永琳「……ほら、どうしたの?」
咲夜「……何が入ってるかわからないものを私が飲むと思って?」

懐疑的な目を紙カップの中へと向ける咲夜。
カップの中身はそもそもこれはお茶なのかと疑いたくなるようなマーブル模様をしており。
少なくとも、永琳に出されずとも絶対に飲みたくない飲み物である。
どことなく険悪な雰囲気が流れる咲夜と永琳であるが……果たしてその関係とは……。

先着1様で、
咲夜さんと永琳→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER・クラブA→実は親子だった! 咲夜「おかあさーん!」 永琳「咲夜!」
それ以外→サッカー・従者としての振る舞いにおいてお互いに宿敵同士であった!

341 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:29:21 ID:???
咲夜さんと永琳→ クラブ4

342 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:30:10 ID:8m/aVbEQ
咲夜さんと永琳→ ダイヤK

343 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:33:31 ID:???
もしJOKERが出てたらどうなってたんだw

344 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:38:43 ID:???
咲夜は確か原作で永琳を見て驚いてるんだよね

345 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:45:11 ID:???
逆だったと思うよ

346 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 21:46:27 ID:???
>咲夜さんと永琳→ クラブ4 =サッカー・従者としての振る舞いにおいてお互いに宿敵同士であった!
==========================================================================================
紅魔館の当主、レミリア・スカーレットの右腕として日夜従者として働き続ける十六夜咲夜。
永遠亭の姫君、蓬莱山輝夜の頭脳として日夜従者として働き続ける八意永琳。
従者というのならば紫に付き従う藍、幽々子のお目付け役(?)である妖夢なども同じではあるものの。
しかし、この咲夜と永琳の間にはそれらとは一線を画した確執があったのである。
お互い、我侭であり傲慢でもある主人を持つ咲夜と永琳。
境遇なども似通っており、加えてそこにサッカーなどの実力も伯仲しているとなれば当然お互い意識をする。
それはライバル意識へと繋がり、幻想郷で時折開かれる宴会などの席においても如何にどちらが主人の為に働けるか。
そして、サッカーにおいては永琳が突破をするか咲夜が止められるか常に争う関係となる。
それ故、本来はこうやって面と向かって話し合いをするというのはありえない事なのであるが……。

咲夜(つまり、それだけこいつの話が重いという事かしら?)

未だに睨みつけるような視線を永琳へと向ける咲夜。
一方、永琳は紙カップを受け取ってもらえない事に少しだけしょげたような顔を作りつつ。
それを自分で飲み干すと、本題へと入り始める。

永琳「それじゃあ、早速本題……話は簡単よ」
咲夜「何かしら?」
永琳「ええ、実は……」

先着1様で、
えーりんの話→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→永琳「胸のシリコンの調子はどうかしら?」 咲夜「ええ、違和感は無いわ」
ダイヤ・ハート→永琳「あの外来人の選手……三杉君について、少し」 天才の目は誤魔化せない!
スペード・クラブ→永琳「喘息を緩める薬を作っておいたわ……彼女に渡しておいて」 流石の天才!

347 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:47:29 ID:???
もう少しでクラブAだったなw

348 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:48:32 ID:???
えーりんの話→ クラブ7

349 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:49:25 ID:???
えーりんの話→ ハート2

350 :森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:51:43 ID:???
ちょwwwJOKERwwwwwww

351 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:29:16 ID:???
>えーりんの話→ クラブ7 =永琳「喘息を緩める薬を作っておいたわ……彼女に渡しておいて」 流石の天才!
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永琳が咲夜へと投げ寄越したのは、永琳自身が処方した喘息の薬。
呼吸器の機能を和らげる機器に、3つの錠剤であった。

永琳「食後に3錠。 30分以内に経口する事」
咲夜「…………」

月の天才・八意永琳の本業は医者――薬剤師としての仕事である。
あらゆる薬を作ることの出来る能力を持つ永琳にとって、喘息を和らげる薬を作る事など造作も無い事。
咲夜は未だに懐疑的な目を永琳へと向けていたが……薬は懐へとしまわず未だに持ったまま、口を開く。

咲夜「それで、何をして欲しいの?」
永琳「理解が早くて助かるわ……」
咲夜「あなたが何の利も無く、敵に塩を送る真似をする訳が無いでしょう」
永琳「心外ね……。 私としても、あのパチュリー・ノーレッジと全力で一度戦ってみたかった。
   そこは本心よ。 あくまでも、それが手段と一致したというだけ」

紅魔ルナダイヤルズのスーパーサブ、パチュリー・ノーレッジ。
フィジカルが極度に弱く、更に喘息により試合活動時間が低い事を除けば。
永遠亭の永琳に匹敵する程の実力を持つと、噂される選手である。
当然永琳としてもパチュリーに興味はあり、全力で勝負をしたいと思うのはサッカーをやる者として当然の考えである。
ただし、純粋にそれだけを思って咲夜にパチュリーの為の喘息薬を渡した訳ではないのだが……。
ともかく、まずは何が狙いかを聞いてからこの薬は受け取ろうと、咲夜は永琳の真の狙いについて聞き出す。

咲夜「それで?」
永琳「ええ、実はね……」

352 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:30:17 ID:???
咲夜と永琳が密会をしている頃。
一方で反対側の通路では、昼食の買出しへと駆り出された藍が一人売店へと向かっていた。
焼きそば、パン、それに弁当などを買い込み両手一杯の袋を持って戻ろうとしていた藍だが……。
不意に背後から感じる視線に気づき、ぴたりと歩みを止める。

藍「紫様、音もなく出てくるのはお止め下さい……」
紫「でも、音を出せば音を出したで怒るでしょう?」

背後を振り向かず声を出せば、返ってくるは主の声。
やれやれと溜息を吐きつつ振り向くと、そこには隙間から上半身だけを出し。
笑みを浮かべながら扇子を振っている八雲紫の姿があった。

藍「して、何か用ですか? 今から昼食なのですが……」
紫「用という程ではないのだけど……そうね、改めて確認かしら」
藍「はあ……」
紫「ずばり、藍。 今のオータムスカイズについてどう思う?」
藍「それは……無論、かなり強くなってきていると誰もが判断するでしょう。
  もはや私の力でも及ばないほどです」

かつては藍よりもかなり低い能力しか持っていなかったオータムスカイズ。
藍の所属するネオ妬ましパルパルズはリベンジに魂を燃やし今大会で勝利を収めたものの。
その後の試合でオータムスカイズはそれ以上の活躍をしてみせた。
誰に聞いても、強豪……名門と返事が返ってくるほどにまで、見事に成長を仕切っている。

353 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:31:29 ID:???
藍「まだまだ弱点はあります。 やはり選手一人一人が特化している為、非常に癖がある。
  ですがその弱点をそれぞれがカバーし合い、正に無敵と言える程の実力を見せています。
  あれもまた、一つのチームとしての完成形ではないかと一つ学ばせてもらいましたよ」
紫「そうね……では、彼らが私に敵うと思う?」
藍「……難しい質問です」

強くなったとはいえ、紫の能力は幻想郷一である。
果たしてオータムスカイズが敵うかと言えば当然答えはしにくいが……。

藍「それでも、紫様も圧勝は出来ないでしょう。 それ程までに、オータムスカイズは強い」
紫「うーん……でしょうねぇ。 本当、まさか風見幽香たちまで入るとは思わなかったから。
  私のチームに幽々子が手を貸してくれて、藍や妖夢が戻ってきてくれてもきっと難しい戦いでしょうね」
藍「ええ……」

しばし両者は沈黙。静寂が辺りを包み込むが……再び紫が口を開く。

紫「そろそろ……頃合だと思うのよね」
藍「……しかし、あまりにも急すぎるのは彼にとっても困るでしょう」
紫「ええ……橙はどう言っているの、彼のこと」
藍「それなりには慕っている様子です。 ただ、あまり話自体はした事が無いようですから、ショックは小さいかと。
  どうやら名無しの妖精や豊穣の神達とは仲が良いようですが……」
紫「妖精達に関しては多少喚こうが関係は無いわ。豊穣の神も分別は弁えているでしょう。 ……明日の決勝」
藍「はい」
紫「明日の決勝の結果次第では……反町君に、改めて話をする必要があるわね」

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