キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/17(木) 18:39:15 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1260173436/l50

[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
幽香や妹紅といった新規加入者と結束をしつつ、竹林カップに臨むオータムスカイズ。
強敵揃いの予選リーグを1勝1敗、得失点差を使い苦戦しながらも突破。
決勝トーナメントへ出場し準決勝、守矢フルーツズに後半2−0でリードする。
果たしてオータムスカイズはチーム内の不和、守矢フルーツズの猛攻に耐え決勝進出を決める事が出来るのか。

椛「幻想郷は、自分が守るッス!」
早苗「普通のヘディングとシュートで2失点……」
西尾?「ゴールを決めたと思ったら枠外だった! な、なにを言ってるかわからないと思うが(ry」
にとり「あぁ!? やんのかコラァ!」
幽香「誰にコラ言いよるんじゃコラァ!!」
佐野「もう駄目ぽ」

信仰は儚き人間の為に。勝利の風は誰が為に?
幻想のポイズン22スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

506 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:36:35 ID:???
>A.「サッカーはチーム力のスポーツ、永遠亭が有利かな」 永遠亭の勝利を予想する
===================================================================================
反町「幾らパチュリーさん、咲夜さんがいても数的優位は永遠亭ルナティックスにある。
   パチュリーさんは後半からしか出れないんだし……美鈴さん、それに小悪魔じゃ前線までボールを運べないだろ?」
椛「つまりまともな攻撃が出来ないって事ッスか?」
反町「後半にならないと厳しいと思う。 そして、咲夜さんがいつまでも永琳さんを止められるとも思えない。
   やっぱり永遠亭の有利は変わらないんじゃないかな……。
   ベジータさんもいるし、いざとなれば永琳さん以外の選手が点を取るだろうしな」

試合が始ってみなければ結局はわからないけど……と言いつつ。
自分なりに試合の展望を予想してみせる反町。
一同は納得したような顔をしつつも、そのまま観客席へと戻り。
待っていた者達に弁当などを配りつつ、自分達も試合が始まる前の昼食を取るのだった。

反町(……永遠亭が有利なのは変わりない。 三杉はここに来てからまだ時間も経ってない筈だしな……。
   あいつが……もしも心臓病を治して、パチュリーさんにコーチされてたら……。
   試合がどうなるかはわからなかったけど)

牛丼弁当を頬張りながら、自身と同じ日本出身の助っ人を思い出す反町。
ネオ妬ましパルパルズのシェスター、守矢フルーツズの西尾?。
果たして三杉は今日の試合でシェスターのように活躍をする事が出来るのか。
それとも、西尾?のように不調で終わってしまうのか……。
幻想郷に来る前では決して抱かなかった三杉への心配のような感情を持ちつつ、反町は試合開始を待つのだった。

なお、佐野は反町の脳内から既に消えうせていた。

※ボリューム満点の牛丼弁当を食べて反町のガッツが回復しました。 70/750→220/750

507 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:38:42 ID:???
反町がすきっ腹に牛肉と白米を押し込んでいた頃。
永遠亭ルナティックスの控え室では、試合に向けてのミーティングが行われていた。
ホワイトボードの前に立つは、実質的永遠亭ルナティックスのキャプテンである八意永琳。
その横には輝夜、慧音が並び立ち改めて試合相手の紅魔ルナダイヤルズの戦力の確認をしている。

永琳「まず、気をつけるべきはFWの紅美鈴。 以前まではGKだったから……と、甘く見てはいけない。
   まだまだ荒削りだけど、シュートの威力はかなり高い。
   ただ、やはり素人FWだからまだ弱点はある。 それはボールキープが弱いという点ね。
   彼女がボールを持ったらすぐにプレスをかけるようにしていけば、問題は無いわ」
ナッパ「ふんっ、要するに吹き飛ばせばいいんだな?」
永琳「…………まあ吹き飛ばそうがどうしようが好きになさい。反則にならない程度にね。
   そして、次は小悪魔。 彼女はパスが得意なタイプのMFね」
てゐ「んー……あー、それじゃあ私の出番かな?」
永琳「そうね、上手くパスを封じて頂戴。
   そして、要注意なのは十六夜咲夜、パチュリー=ノーレッジの2人。
   ……彼女達の相手は私がするわ。 あなた達は、まともに勝負に行かない方がいい」
慧音「うむ……永琳以外では、勝負にすらならんだろう。 みすみす相手にボールを渡すようなものだ」
うどんげ(うう……嘘でも咲夜は鈴仙に任せた!くらいは言って欲しかったなぁ……)

紅魔ルナダイヤルズの名選手、パチュリーと咲夜のレベルは幻想郷でもトップクラス。
その2人にまともに戦いを挑めるのは事実、永琳くらいなものである。
それがわかっているからこそ、他の者達も傲慢とも言える永琳の話を素直に聞く。
その後も永琳からより具体的な各選手への対策などが話されるが……。
終ぞ、紅魔ルナダイヤルズに所属する外界からの助っ人――三杉淳の話は出てくる事は無かった。
資料も少なく、また、この大会でも然程活躍をしているという訳ではない為に省かれたのかもしれないが……。
或いはこれが、永遠亭ルナティックスのアキレス腱となるのかもしれない。

508 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:39:51 ID:???
一方その頃、同じく紅魔ルナダイヤルズの控え室でもルナティックスに対する対抗策が練られていた。
指揮を執るのはキャプテンである咲夜、そしてその横で椅子に座りながらも助言を呈するのがパチュリーである。

咲夜「まずこの試合……パチュリー様は、前半からフルタイムで出場をしてもらいます」
美鈴「喘息のお薬をいただいたんですよね。 いやぁ、永琳さんはいい人だなぁ」

名前に「りん」がつく人に悪い人はいないんですよ、としきりに頷く美鈴。
なんとも能天気な彼女を見て咲夜とパチュリー、そして三杉は溜息を吐くが……。
それでもお構いなしに、と更に先を続ける。

咲夜「皆が知る通り、永遠亭ルナティックスは今大会でも優勝候補の筆頭。
   特にその中盤は厚く……だからこそ、パチュリー様には前半から出場して貰わないといけない」
パチュリー「……八意永琳は、私と咲夜で止めてみるわ」
三杉「……やはり二人がかりでないと無理か」
パチュリー「それだけの価値がある……あの八意永琳にはね」
三杉(幻想郷サッカー界の天才だから……か)

パチュリー曰く、やはり永琳を相手に咲夜一人で当たるのは分が悪いとは言わないまでも。
そう何度も止められるような相手ではないという。

パチュリー「……それにパスで攻められる可能性もある。 だからこそ、私と咲夜が組む。
      ただ、そうすれば当然他の箇所は空いてしまうけど……」
咲夜「そこはあなた達の活躍にかかっているわよ、メイド部隊」

509 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:41:05 ID:???
タックルを得意とする紅魔ルナダイヤルズのメイド隊。
タックルだけならば、並の名のある選手以上の実力を発揮する事も多々ある程である。
咲夜の指揮下にいる事で、その能力はさらに上がり。
うどんげ、ベジータ達の攻撃ならば何とか止められるだろうというレベルとなる。

咲夜「まあ所詮はうどんげだからあまり警戒しなくてもいいけど……一応、気は抜かないように」
雑魚メイド「はい!」
咲夜「そしてこの作戦の肝となるのが……」
パチュリー「美鈴……あなたよ」
美鈴「は……はい!」

突然名指しをされた美鈴はやや緊張した面持ちで上擦った声で返答。
その様子を見て不安に思うものの……咲夜はぽんと美鈴の肩を叩きつつ声をかける。

咲夜「いい、前半は特にあなたの動きが重要になってくるわ。 ……下手な失敗はしないように。
   上手く出来たら……今度から昼食にマーガリンをつける事を約束するわ」
美鈴「ほ、本当ですか!?」
三杉(マーガリンで喜ぶのか……哀れとしか言いようが無い……)

基本的に昼食はかぴかぴのコッペパン一個というさもしい状況にある美鈴。
自身が活躍をすればマーガリンをつけてくれると聞き、俄然張り切るが……。
その光景は何とも直視しがたく、三杉を含めた一同は思わず視線をそらす。
と、そんな三杉によろよろと歩み寄ってきたは……三杉を呼び出した張本人である、パチュリー・ノーレッジ。

パチュリー「……あなたの役目はわかっているわね、三杉?」
三杉「ああ……とにかく、僕は僕がやれることをやろう。 ……その為にも、なるべくいい試合展開にしてくれるかな?
   前半終わって3−0で負け越しとかだと流石に僕が出てからどうしようもないからね」
パチュリー「善処しましょう」
三杉「頼んだよ」

510 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:42:07 ID:???
ジョン「昼休憩を挟みいよいよ竹林カップ準決勝第二試合の時間が近づいてまいりました!
    さぁ、両チーム入場です!」

反町「おっ……出てきた!」

綺麗に牛丼弁当を食べ終え、容器などをゴミ箱に捨ててから戻ってくると同時。
実況席からアナウンスが聞こえ始め、反町はフィールドに出てくる選手達に視線を向ける。
観客達も熱狂的な声援を選手達へと浴びせ、午前の試合同様ヒートアップ。
そんな中で、フィールドの選手達は整列をしキャプテン同士の挨拶となる。

輝夜「ふっふっふ……私のカリスマの力、とくと知らしめてやるわ!」
咲夜(点を取るのは然程難しくない……どれだけあの八意永琳を止めれるかが勝負ね)

勝手に盛り上がる輝夜を華麗に瀟洒にスルーしつつ、両者は握手。
その背後ではチームの者達がそれぞれのポジションに付き始めるのだが……。

ざわっ……

椛「パ、パチュリーが前半から出場……ッスか!?」
にとり「そ、それにあれは……」
リグル「どうして美鈴がDFの位置にいるの!?」

そう、紅魔ルナダイヤルズのフォーメーションは驚くべき5−4−1の鉄壁の守りの陣形。
しかも、喘息のせいでスタミナに不安の残るパチュリーが前半から出場。
更にはここまでFWとして出場し続けていた美鈴が、なんとDFの位置まで下がっているのである。

511 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:43:26 ID:???
−−@−− @輝夜
−−D−− D慧音
A−C−B Aウサギ Cナッパ Bウサギ
−−E−− Eてゐ
G−−−F G悟空 Fラディッツ
J−I−− Jうどんげ I永琳
−−H−− Hベジータ
−−−−−
−−H−− Hメイド
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
F−G−J Fメイド I咲夜 J小悪魔
D−B−E Dメイド B美鈴 Eメイド
−A−C− Aメイド Cメイド
−−@−− @メイド

※永遠亭ルナティックス、紅魔ルナダイヤルズのフォーメーションが判明しました。

ジョン「な、なんだぁぁぁぁぁ〜!? 紅魔ルナダイヤルズ、こ、これは思い切った作戦!
    美鈴選手はFWでもなく、GKでもなく、DFとして出場だああああああ!!」

輝夜「え、えーりん……」
永琳「落ち着いて、輝夜……。 大丈夫、焦らなくても問題ないわ」

一体何が狙いなのかわからないといった様子でうろたえる輝夜を制し。
落ち着くように言い含めながら、パチュリーへと視線を向ける永琳。
ここで美鈴をGKとして起用するのならば、話はまだわかる。
しかし、どうしてここでDFなのか……何故FWでなくDFなのか。
恐らくはこの作戦を発案したのであろうパチュリーへと視線を向けながら、一体何が狙いなのか判断しようとする永琳だが……。

512 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 21:44:28 ID:???
先着1様で、
天才・八意永琳→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。

JOKER→パチュリー「ふふふ、この作戦の狙いとは……」 勝手にパチュリーが語りだした!
ダイヤ→すぐにパチュリーの狙いに気づく。流石は天才!
ハート・スペード→まだ狙いはわからない。しかし、警戒だけはしておこう……。
クラブ→ただの奇策。ならば下策。警戒する事は無い。

513 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 21:44:45 ID:???
天才・八意永琳→ スペード4

514 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 21:53:41 ID:???
パチュリーと咲夜さんが合体してワントップだと・・・

515 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:17:40 ID:???
>天才・八意永琳→ スペード4 =まだ狙いはわからない。しかし、警戒だけはしておこう……。
=======================================================================================
永琳(FWとして十分な実力を持つ美鈴をDFに下げる意味はまるで無い。
   しかし……あのパチュリー・ノーレッジに何も考えが無い筈もまた無い)

狙いこそわからないものの、警戒するに越した事は無いと判断をする永琳。
一方でパチュリーは無表情のままではあるが、困惑をする永琳を見てまずは一つ目の策が成功と薄く笑みを浮かべる。

パチュリー(天才とは得てして自身の予想を超えるものに弱い。
      でも、まだまだこんなものではないわよ……私の知識、あなたの頭脳に敵うかどうか試させて貰うわ)

今日の試合、永琳にとってはライバルである咲夜との戦いであると同時。
喘息さえなければ永琳にも匹敵とすると言われているパチュリーとの戦いでもある。
果たして永琳は2人を相手に勝ちあがる事が出来るのか……。
疑問を残したまま、コイントスで先制権を得た永遠亭ルナティックスのボールで試合が開始される。

ピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「さぁ〜、試合が開始されました! 果たして決勝でオータムスカイズと当たるチームはどちらか!?
    永遠亭ルナティックス、まずはFWのうどんげ選手から中央の永琳選手へとボールが渡る!
    永琳選手、どうやって試合を組み立てるか……あ、ああああ〜!?」

反町「な……なんだぁ!?」

516 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:18:42 ID:???
試合が開始されると同時、早速永琳へと渡るボール。
果たしてこれからどうやってゲームが動いていくのかと観客達が息を飲む中……。
なんと、永琳はその場でリフティングを開始。
ぽん、ぽん、とボールを跳ねつけながら薄い笑みを浮かべつつゆっくりとルナダイヤルズ陣営へと切り込んで行く。
慌ててそれを見たメイドHがタックルに向かうも……。

メイドH「あ、ああ!?」
永琳「…………」

しかし、まるでボールは意思を持ったかのように動き回りメイドHのタックルをものともせず。
永琳は何事も無かったかのようにゆっくりゆっくりと進撃。
そして、そんな中でパチュリーへと視線を向け……右手でくいくい、と自身に向かってくるよう挑発をする。

観客「お、おおおおお! そうだ、いけー、パチュリー!!」「永琳とパチュリーの正面対決だと!?これだけでご飯3杯いける!」

永琳「お手合わせ願えるかしらね……」
パチュリー「……本当、天才ってのは厄介ね。 ここでボールを奪われたらどうするつもりかしら。
      自己の欲求の為にチームに迷惑をかける……考えられない事だわ」
永琳「私が勝てば何の問題も無いのよ」
パチュリー(多少揺さぶれたとは思ったけど、メンタルが強いわね……。
      まあ、こちらも純粋に勝負をしたいといえばそうではあるし……行きましょうか!)

永琳のマイペースぶりに辟易しつつも、パチュリーはやや早足で永琳の元へ。
多少激しい運動ではあるが、薬が効いているのかまだ発作は起こっていない。

517 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:20:04 ID:???
ジョン「あああああああああああっとぉ!! いきなり試合の目玉とも言えるカードの対決!!
    永琳選手へとパチュリー選手が向かったァ!!
    この試合の中盤争いを決める大事な勝負、果たしてどちらに軍配が上がるか!?」

穣子「いきなりね!」
静葉「両者天才と謳われたもの……どちらが勝つかしら……?」
反町「やっぱり永琳さんじゃないか? あの人のドリブルは凄い……」

アリス「でも……パチュリーだって、負けてはいないわよ」
藍「うむ。 フィジカル、スタミナ以外の面では……或いは八意永琳を凌駕しているかもしれん。
  勝負してみなければ……結果はわからんな」

永琳「来なさい、パチュリー・ノーレッジ」
パチュリー「言われなくても行くわよ……こういう積極的なのは好きじゃないのだけど……」

先着1名様で、【一緒に引いてください】
永琳→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)=
パチュリー→ ! cardタックル 55+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! そのまま永琳、パチュリーを抜き去り咲夜と対決
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(悟空がフォロー、ベジータと咲夜で競り合い、咲夜がフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。

※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。

518 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/12/22(火) 22:23:45 ID:???
永琳→  クラブ6 ドリブル 58 +(カードの数値)=
天才ですから

519 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:24:30 ID:???
永琳→  ダイヤ7 ドリブル 58 +(カードの数値)=
パチュリー→  クラブ8 タックル 55+(カードの数値)=

520 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:40:30 ID:???
>永琳→  ダイヤ7 ドリブル 58 +(カードの数値)=65
>パチュリー→  クラブ8 タックル 55+(カードの数値)=63
>≧2→ドリブル成功! そのまま永琳、パチュリーを抜き去り咲夜と対決
==================================================================================
永琳(単純なフェイントでは抜けない……)
パチュリー(もっと自惚れなさい、私……相手が稚拙なフェイントをかけてくるとは思えないわ……!)

天才同士であるからこそ、お互いの読みが合致する永琳とパチュリー。
永琳の巧みなフェイントもパチュリーは看破し、パチュリーの奇を衒ったディフェンスは読まれ。
お互い有効な手立てを見せられぬまま、そのまま中盤で混戦となる。
その激しい攻防に熱狂していた観客達もいつしか静寂に包まれ、静かに勝負を見守るが……。
2人の勝敗は、意外なほどにあっさりとついてしまう。

パチュリー「っ!?」
永琳「1度目の勝負は……私の勝ちね!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あ、ああああっとぉ! パチュリー選手、永琳選手に抜かれたァァァァ!!
    ボール争いの最中、バランスを崩したパチュリー選手! 永琳選手は悠々と抜き去り突破します!!」

お互い、技術ならばほぼ互角とも言える勝負。
しかしながらやはり最後の決め手となったのは、純粋な体力の勝負。
喘息が今は治まったとはいえ、元々スタミナ自体も殆ど無いパチュリーに対し。
一方で永琳のスタミナはオータムスカイズの妹紅とも張り合う程である。
僅か数分とはいえ、激しい攻防をする内にパチュリーの体は次第に思うように動かなくなり。
永琳はその隙を見逃さず、あっさりと抜き去ったのだ。

パチュリー(ぐっ……くそっ、私に体力があれば……!)

521 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:42:21 ID:???
反町「やっぱり永琳さんが……!」
にとり「待ちな、反町! まだ永琳の突破が決まった訳じゃない……次はもっと厳しい勝負だよ!」

永琳がこのまま一気にゴールまで進むのではないかと前のめりになる反町に。
にとりは注意をしながら、フィールドに立つ紅魔ルナダイヤルズのボランチへと視線を向ける。

咲夜「行くわよ、八意永琳!」
永琳「さて……止められるかしらね?」

ジョン「ああああっとぉ! しかし、ここで永琳選手に挑みかかるのは咲夜選手!
    そうです、紅魔ルナダイヤルズの守備はボランチからが激しい!
    果たして永琳選手、咲夜選手を抜き去ることが出来るのか!?」

先着1名様で、【一緒に引いてください】
永琳→ ! card月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)=
咲夜→ ! card切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 天才八意永琳ここにあり! そのままうどんげとワンツーをし、一気にゴール前へ
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(悟空がフォロー、ベジータと美鈴で競り合い、美鈴がフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。

※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
※咲夜の「切れたナイフタックル」には吹っ飛び係数4がついています。

522 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:43:19 ID:???
永琳→  スペード6 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)=
咲夜→  ダイヤ8 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=

523 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:43:34 ID:???
永琳→  ダイヤQ 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)=
咲夜→  ハートK 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=

524 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:07:09 ID:???
>永琳→  スペード6 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)=69
>咲夜→  ダイヤ8 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=74
>≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。
=================================================================================
ズババババッ タタタッ!!

緩急をつけ、更には多様なフェイントを織り交ぜて咲夜を抜き去ろうとする永琳。
月の頭脳という異名に恥じぬ芸術的なドリブルは見るものを圧倒し。
生半可なディフェンスではただ棒立ちをして永琳を通すだけとなるだろうが……。
しかし、そのドリブルを見極める事が出来る数少ないディフェンスの名手がここにはいた。

咲夜「このバイタルエリアに切り込んできた瞬間……あなたのボールは、私のもの!」
永琳「くっ……!?」

ズバアアアアアアアアアッ!!

切れ味鋭いナイフを投げつけ、ボールを止めてから飛び掛るようにして奪い取る咲夜の必殺技。
切れたナイフタックル。
幻想郷では超一流であるそのタックルの技は永琳を吹き飛ばし。
咲夜はあっさりとボールまで奪い取る事に成功する。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「出ました! 切れたナイフタックル! 流石の永琳選手もこのタックルの前には容易に突破が出来ないィィィッ!!」

525 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:08:44 ID:???
永琳「流石は咲夜……そして、切れたナイフタックルね……!」
うどんげ「や、やっぱり切れたナイフタックルは凄い!」
ベジータ「や、奴はスーパーボランチなのだ……もう駄目だ……おしまいだ! 皆切れたナイフタックルで吹き飛ばされるんだ!」
悟空「オラ、ワクワクしてきたぞ! 切れたナイフタックルってのはすげぇな!」

パチュリー「咲夜、ご苦労様……切れたナイフタックルならやはり永琳を止められるわね」
美鈴「切れたナイフタックルばんざーい!」
小悪魔「ばんざーい!!」

観客「やっぱ切れたナイフタックルは凄いな!」「うん、流石切れたナイフタックルだ!」「今日は一段と切れてるな!」

咲夜「………………」

咲夜のディフェンスを敵・味方、そして観客達が口々に褒め称えるも……。
当の咲夜本人は恥辱に耐えるような苦しそうな表情を浮かべつつ。
そのまま一気に前線のメイドHへとボールをフィードするのであった。

咲夜(お嬢様のつけた名前、お嬢様のつけた名前、お嬢様のつけた名前……恥ずかしくない!)

それから数分、突破に失敗をした永遠亭ルナティックスと守備に重きを置いたルナダイヤルズはこう着状態となる。
前半も15分が過ぎ去り、特にこれといった動きも無いまま時間は流れ続けるのだが……。

526 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:09:45 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔ルナダイヤルズボール
スペード・クラブ→永遠亭ルナティックスボール

527 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:10:20 ID:???
経過時間→ 3
プレイエリア→ 相手陣左サイドスローイン
ボールを持ったチーム→ スペード10


528 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:11:05 ID:???
経過時間→ 3
プレイエリア→ センターライン付近右サイド
ボールを持ったチーム→ クラブ10

PKとか出たら笑う
だがわたしは謝らない

529 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:25:57 ID:???
>経過時間→ 3
>プレイエリア→ 相手陣左サイドスローイン
>ボールを持ったチーム→ スペード10 =永遠亭ルナティックスボール
===================================================================================
試合が動いたのは前半18分が過ぎようとしていた場面。
再び中央突破を仕掛けてきた永琳を咲夜、パチュリーが二人がかりでボールをカットに行ったが……。
そのボールは運悪く零れ球となり、左サイドを割って永遠亭ルナティックスのスローインとなる。
幾ら守りを固めているとはいえ、パチュリーと咲夜という中盤の要がいなくなった今は絶好の機会。
ラディッツはすぐさまボールをスローインし、そのボールは悟空を経由して一気にうどんげへと渡る。

ジョン「あーっと! 永遠亭ルナティックス、ここはサイドを突破してきたァァァ!
    やや後ろからの位置ではありますが、咲夜選手達は追いつけない!
    うどんげ選手、ボールを持ったまま一気に駆け上がります!」

うどんげ(師匠の役に立てるって事を見せないと!)

あまり高い評価を受ける事は無いうどんげも、ここは何としても突破して前線にボールを持っていかなければと懸命にドリブル。
橙や静葉、お燐、パルスィ、早苗や諏訪子といったもろもろのドリブラーには到底及ばないものの……。
それでも、それなりに上手いドリブルで一気にサイドを駆け上がっていく。
しかし、そこに待ち受けているのは紅魔館の誇るメイド部隊――その名も……。

咲夜「出番よ、いきなさい! メイド特攻スライディング部隊!!」
メイドFDA「「「はいっ! メイド長! でぇぇぇぇやああああああああああ!!」」」
うどんげ「な、なにィ!?」

530 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:26:57 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
うどんげ→ ! cardマインドシェイカー 48 +(カードの数値)=
メイドF→ ! cardタックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=
メイドD→ ! cardタックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=
メイドA→ ! cardタックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! うどんげ、意地を見せて見事に突破!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(悟空がフォロー、永琳と咲夜で競り合い、咲夜がフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。

※「マインドシェイカー」の効果により。
 タックルにいった者のマークがダイヤで−1。ハートで−2。スペードで−4。クラブで−6の補正がつきます。

531 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:27:52 ID:???
うどんげ→  クラブ2 マインドシェイカー 48 +(カードの数値)=
メイドF→  ダイヤ3 タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=
メイドD→  ダイヤ6 タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=
メイドA→  スペードJ タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)=

532 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:30:26 ID:???
うどんさん…

533 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:30:52 ID:???
いやこれは誰でも無理だろ……

534 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:31:46 ID:???
ドリブルよりワンツー突破が有効かな?

535 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:38:29 ID:???
>うどんげ→  クラブ2 マインドシェイカー 48 +(カードの数値)=50
>メイドF→  ダイヤ3 タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)+(幻覚-1)=55
>メイドD→  ダイヤ6 タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)+(幻覚-1)=58
>メイドA→  スペードJ タックル 47+(カードの数値)+(特攻スライディング部隊+6)+(幻覚-4)=60
>≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。
=============================================================================================
うどんげ「ちょっ、まっ……3人同時に狂気を弄るとか無理ィィィィィ!!」

3人が一斉にスライディングタックルを敢行し、うどんげへと詰め寄る。
そもそもドリブル技術はいまひとつであり、敵の行動を制限する能力を駆使して突破を図るのを得意とするうどんげ。
一斉にかかられてはひとたまりもなく、実に呆気なくボールを奪われクリアーされる。

ジョン「あーっと、駄目です! うどんげ選手、突破ならずううううっ!!
    メイド選手、見事な連携プレイでボールを一気に前線へとクリアーしました!」

メイドF「やりました、メイド長!」
咲夜「ご苦労様。 この調子で頼むわよ!」
永琳(うどんげ……後で、わかっているわね?)
うどんげ(り、理不尽だあああっ!!)

反町「凄いスライディングタックルだな……あれはひとたまりもないぞ」
幽香「人数の差を生かし、強行的にボールを奪う策ね……人が多ければ多い程、威力は増す……」
反町(多人数だから、か……もしも戦うときは要注意だな……)

536 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:39:31 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔ルナダイヤルズボール
スペード・クラブ→永遠亭ルナティックスボール

537 :森崎名無しさん:2009/12/22(火) 23:39:57 ID:???
経過時間→ 4
プレイエリア→ センターサークル付近
ボールを持ったチーム→ ダイヤ8

538 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:58:09 ID:???
>経過時間→ 4
>プレイエリア→ センターサークル付近
>ボールを持ったチーム→ ダイヤ8 =紅魔ルナダイヤルズボール
===================================================================================
うどんげの突破の失敗は、永遠亭ルナティックスにサイドアタックの攻めを封じさせる効果があった。
メイド特攻スライティング部隊は並大抵でのドリブラーでは抜き去る事が出来ず。
逆サイドから攻めあがったラディッツも、あっさりとボールを奪われてしまう。
そして、前半経過時間が25分となろうとした頃……。
そのボールをキープした小悪魔が、再びルナダイヤルズの天才を突き動かした。

小悪魔「パチュリー様っ!」
パチュリー(いいタイミングよ、小悪魔! 相手は攻撃手段を失っている……ここで勝負に出るのは悪い手ではない!)

小悪魔のトップスピンパスが綺麗にセンターサークル付近のパチュリーへと通り。
この試合、はじめてパチュリーは攻撃側でボールを得る事となる。
ここが攻め時と判断したパチュリーはそのまま一気に切り込もうとするが……。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「ああああっとぉ! しかし、しかし、この中央部には永遠亭の要! 永琳選手がいます!
    パチュリー選手と永琳選手、三度の対決! 果たして今度はどちらが勝利を収めるか!?」

永琳「今度は私がディフェンスね……でも、そう簡単に負けないわよ!」
パチュリー(見ていなさい三杉……私のプレイを、しっかりと……!)

三杉「…………」

539 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:59:11 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardエレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→ ! card天文密葬法 57+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去ると同時になんとシュート体勢!?
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(咲夜がフォロー、ベジータと咲夜で競り合い、てゐがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ドリブルを阻止。

※パチュリーの「エレメンタルハーベスター」には吹っ飛び係数4がついています。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。

540 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 00:00:44 ID:???
パチュリー→  スペード5 エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
切り刻む!その守備網を!

541 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 00:01:10 ID:???
パチュリー→  ハート2 エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→  ハート5 天文密葬法 57+(カードの数値)=
ざっくり

542 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 00:02:46 ID:???
パチェさんが前半から出ているのでルナダイヤルズペースっぽいですが……。
ひとまず今日はここまで、続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。

543 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 00:29:28 ID:???
乙でした。三杉無双と天才対決に期待が高まってきた!

544 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 01:30:30 ID:???
えーりんたいしたことないと思うのはパチュさんが頑張ってるからか?

545 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 04:08:55 ID:???
スカイズ基準だとドリブル1の橙が61、タックル1の妹紅が56+α(天才相手なら60)だから
敵のPAD長のタックルは完全にレベルが違うし、パチェさんもドリブル63と素タックル55とか完全に怪物
えーりんもパチェさんと同じく橙超えのドリブルとタックル2位のレティさんとタイの57に
ファンタジスタ互換とNT互換?のスキルって時点で十二分に極悪だと思うよ

546 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 13:27:14 ID:???
永琳のかわいそうなところ=永琳に付いて来れる味方がいない
パッチェさんのかわいそうなところ=体力難&結局は姉妹に全部持ってかれる

547 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 19:37:53 ID:???
もし永遠亭が勝ったら
妹紅、輝夜をぶっ飛ばしたいとか言ってFW志願して来ないだろうか?
永琳潰しに使いたいから来ないで欲しいけど……。

548 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 21:27:21 ID:???
>パチュリー→  ハート2 エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=65
>永琳→  ハート5 天文密葬法 57+(カードの数値)=62
>≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去ると同時になんとシュート体勢!?
================================================================================
パチュリー(私のスピードで振り切れる程甘くは無い……ここはじっくり焦らずに行く……)
永琳(持久戦ね……面白い、受けて立つわ……!)

ドリブルスピードには決して自信の無いパチュリー。
ここはじっくりと永琳を振り切るようにと落ち着いて慎重にボールキープ。
それを受けて永琳もここは腰を据えて守りに入ろうとパチュリーに合わせディフェンス。
センターサークル付近では再び二人の才女が一対一の激しい勝負を繰り広げる。

リグル「なんだかつまんないな〜、ずーっとボール持ってまごまごしてるだけじゃん」
反町「馬鹿を言うな。 ……あれは二人の実力が拮抗しているからだ。
   下手なオフェンス、ディフェンスならとっくに勝負はついている」
静葉「流石は天才同士の対決ね……あっ!?」

ガクッ ダダッ!

パチュリー「っ!?」
永琳「貰ったわ!」

お互いの動き、狙いを読めるからこそ拮抗していた勝負。
しかし、その最中にやはりパチュリーは激しい攻防の中で動きが徐々に散漫になってゆき。
バランスを崩し、無防備な体勢を永琳へと見せてしまう。
その瞬間を見計らい、再び永琳はボールを一気に奪おうと襲い掛かるが……。

549 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 21:28:24 ID:???
パチュリー「……これ程気持ちよく決まってくれると逆に気味が悪いわね」
永琳「な、なんですって!?」

ヒュンッ ババッ!

ジョン「あ、あああああああああ!? パチュリー選手、バランスを崩したかと思われましたが……。
    すぐさま体勢を立て直し、一気に永琳選手をかわして抜き去ったァァァ!!
    この勝負、パチュリー選手が一枚上手だったぁぁぁぁ!!」

そう、パチュリーがバランスを崩したように見えたのはフェイク。
先の対決でパチュリーの体力面での不安を永琳が見ていたからこそ。
永琳はパチュリーが体勢を悪くしても疑問には思わないだろうと判断してのトリックプレイである。
呆然とする永琳を抜き去りながら、ちらりとパチュリーは自軍ベンチに座り込む三杉へと視線を送る。

パチュリー(自身の弱点を相手に悟られても、それを逆に生かす……それが出来てこその一流よ、三杉)
三杉(……何だかんだ言いながらも、やはり彼女のセンスはずば抜けている。
   参考になる点が多いな……)
パチュリー(もっと私のプレイを見て、学び、成長しなさい……その時こそ、私達はこの幻想郷でトップに輝ける)

今はまだ能力的にも幻想郷の中では決して高いとはいえない三杉。
しかし、その三杉に対してパチュリーは類稀なる潜在能力と強くなりたいという貪欲な願望がある事を見抜いていた。
知識の魔女として謳われるパチュリーにとって、そんな三杉は正にダイヤの原石。
現在でも体を動かせないからという事で常にパチュリーの図書館に篭りサッカー教本を読む三杉に対し。
パチュリーは純粋に知識を与えたいという欲求を持っていた。
物分りのよい三杉に対し、自身の持つ知識を教える喜びに目覚めたのである。

550 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 21:29:28 ID:???
パチュリー(まるで馬が飼い葉を食べて肥ゆる如く、あなたは知識を得て今も尚成長を続けている。
      ならば教えてあげましょう……私の持つ知識、全てをあなたに見せてあげる。
      それを見て……あなたはもっと成長しなさい!)

グワアァッ!!

輝夜「はぁ!?」
慧音「舐めているのか……!? くっ、ブロックに行くぞ!」

ジョン「あ、あああああああ〜っとぉぉぉ! パチュリー選手、い、いきなりシュート体勢だぁぁぁl!!
    しかし、しかし、あまりにもゴールまでの距離が離れすぎている!! これは少々無謀かぁぁぁぁ!?」

センターサークル付近からの、無謀とも思えるロングシュート体勢を取るパチュリー。
距離の影響を受けない咲夜の霧の湖シュートならともかく。
彼女の持つ必殺の地上シュート、ロイヤルフレアでは少々無謀ではないかとざわめく観客席。
しかし、そんな中で反町……そして永琳は、そのシュートフォームを見て違う意味で驚きに目を丸める。

反町「そんな……あれは……!!」
永琳「あなた……!」
パチュリー(そして、私も成長しましょう……あなたに追いつかれないように、懸命にね!)

551 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 21:30:32 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardドライブフレア 64 +(カードの数値)=
慧音→ ! card三種の神器・剣 58 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=
ナッパ→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=
輝夜→ ! card火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(距離補正+4)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは永遠亭ルナティックスゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。ルナダイヤルズの攻撃終了
≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。

※パチュリーの「ドライブフレア」には吹っ飛び係数5がついています。
※輝夜のマークとDF陣のマークが同じ場合、「カリスマコーチング」が発動しDF陣に+2の補正。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。

552 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/23(水) 21:31:19 ID:???
パチュリー→  ハート4 ドライブフレア 64 +(カードの数値)=
慧音→  ハートK 三種の神器・剣 58 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=
ナッパ→  クラブ3 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=
輝夜→  JOKER 火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(距離補正+4)=


553 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 21:34:40 ID:???
ぐやややや

554 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 21:34:57 ID:???
ここでもてるよはカードに愛されるのか

555 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 21:36:33 ID:???
慧音が先に止めちゃってますので輝夜の成長は無しですけどね…しかし、初っ端からJOKERとは流石…

556 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 21:39:49 ID:???
勝ってるんだしJOKER無効は惜しい

557 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 21:42:57 ID:???
ユース編があったら、反町と三杉、ドイツじゃシェスターと西尾?が主役になりそうだな
佐野? うん……頑張るんじゃないかな

558 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:01:05 ID:???
>パチュリー→  ハート4 ドライブフレア 64 +(カードの数値)=68
>慧音→  ハートK 三種の神器・剣 58 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=75
>ナッパ→  クラブ3 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離補正+3)=56
>輝夜→  JOKER 火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(距離補正+4)=77
>≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。
>※慧音がKを出して勝利したのでブロック+1、更に必殺フラグ(ブロック2)入手!
======================================================================================
パチュリー「はァッ!!」

短い振り足から放たれるパチュリーのシュートは……遥か上空へと飛び上がりゆく。
その軌道は正に永遠亭の永琳、そしてオータムスカイズの反町が得意とするシュートそのもの。
そう、これがこの大会に向けてパチュリーが開発をした新必殺技――ドライブフレアである。
原理さえわかれば割と簡単に出来る、とはパチュリーの弁。
しかし、これを完成させるまでにパチュリーが原理の解明に励み自身でも出来るよう改良をするのに骨を折ったというのは。
無論、言うまでもない事であった。

永琳「姫、慧音! ドライブシュートよ、油断しないで!」
慧音「ドライブシュート……? むぅっ……!」
輝夜「よし、頼んだわよけーね!」
慧音(威力は永琳のものとほぼ同等か……いや、それよりもやや遅い? これならば……!)

練習の中で永琳のシュートを防ぐ事も多かった慧音に輝夜。
輝夜は早々に慧音へと丸投げすると……慧音は懐から剣を取り出しつつ、一気に飛び上がりシュートブロックへと向かう。

慧音(確かに大した威力だが……止めれんことはない!)

バリバリバリバリバリバリ……ガガガッ!!

559 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:02:23 ID:???
剣を突き出すと同時、ボールとの間で障壁が発生し激しい轟音がフィールドに鳴り響く。
パチュリーにとってもまた負けられない試合であるように。
慧音にとっても、この一戦は絶対に落とせない試合。

慧音(人里の代表として恥ずかしい試合は出来ん……それに、私は決勝で妹紅と会うのだ!
   決勝に進む為にも……1点も許しはせん!!)

ガァンッ!!

ジョン「あ、あああああ〜っとぉ! 永遠亭ルナティックス、防いだぁぁぁぁああ!!
    パチュリー選手の超ロングシュートを、慧音選手渾身のブロックで防ぎました!
    そして、ボールは大きくクリアーされます! ルナティックス、ピンチ脱出です!!」

輝夜「お、おお〜。 ナ、ナイスよけーね! よーしよしよし、この調子で頼むわよ!」
慧音「うむ!」
永琳(ロングシュートで助かったというべきかしらね……しかし、これで無闇にパチュリーを中盤でフリーにする事は出来なくなった)

ピンチを防ぎきったという事で盛り上がるルナティックスの守備陣を見ながら……。
そっと溜息を吐きつつ、ボランチのてゐ、サイドハーフの悟空とラディッツに指示を出す永琳。
今までのパチュリーのロイヤルフレアならば、多少距離がある所からなら防ぐ事も可能であった。
しかし、このドライブフレアをパチュリーが習得した事により……話は大きく変わる。

永琳(中盤でマークをつけなければフリーで打たれてしまうかもしれない……。
   そうなれば、今回は運が良かったかもしれないけれど何れゴールを割られるでしょう。
   このシュートがあるからこそ……私達も多少、守備に回らざるを得なくなった……)
パチュリー(回転をかける事に集中しすぎて、威力が散漫になっていたわね……。
      でも、狙いはそれなりに成功といったところかしら……八意永琳、駒の数だけで戦争には勝てないわよ。
      大切なのは量より質……それを今日の試合で教えてみせる)
永琳(駒の数では上回っているのよ……相手チームの駒、一人でも欠ければ勝利は見えてくるわ……!)

560 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:03:26 ID:???
結局、その後クリアーしたボールは守備の堅い紅魔ルナダイヤルズにカットされ。
永遠亭ルナティックスはパチュリーのドライブフレアを警戒しているが故、積極的に攻撃も出来ず。
こう着状態のまま、前半は35分を過ぎる。
果たしてこのまま前半が終わってしまうのかと思われたが……。

先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。

JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔ルナダイヤルズボール
スペード・クラブ→永遠亭ルナティックスボール

561 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:03:41 ID:???
経過時間→ 1
プレイエリア→ 自陣右コーナー付近スローイン
ボールを持ったチーム→ クラブA

562 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:24:53 ID:???
>経過時間→ 1
>プレイエリア→ 自陣右コーナー付近スローイン
>ボールを持ったチーム→ クラブA =永遠亭ルナティックスボール
=====================================================================
試合が動いたのは、意外にも早かった。
やはりサイドアタックは無謀だと判断した永琳が即座に中央突破を仕掛け。
しかし、やはり立ち塞がる咲夜を攻略する事は出来ずにボールがサイドラインを割る。
だが、この時の状況はやはり咲夜とパチュリーが前よりの位置に移動をしており。
おまけにプレイエリアはルナダイヤルズの奥深くまで入った右コーナー付近。

うどんげ「悟空!」
悟空「おう! それっ、いけぇ、ベジータァッ!!」

これはチャンスだと判断したうどんげは、すぐさまボールを出し。
パチュリー達が戻る暇もなく、悟空は一気にゴール前で待つベジータへとセンタリングを上げる。

ジョン「あ、あああああああああっとォ! ルナダイヤルズ、今度は一転してピンチ!
    守りの要である咲夜さんが戻らぬ内に一気にセンタリングを上げられてしまったぁぁぁ!
    残ってる守備陣はメイド選手、そして美鈴選手のみだが……!?」

ベジータ「はーっはっはっは!! 先取点はこのベジータ様がいただいた!!」

先ほどまで咲夜やパチュリーの実力にガタガタ震えていたベジータだが……。
今度は自陣のチャンスとなったためか、いつもの調子を取り戻し。
高笑いをしながら、高いボールへと合わせてオーバーヘッドの形を取る。
誰にも邪魔されずにそのままフリーで打ち下ろせるかと思われたが……。

563 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:25:55 ID:???
美鈴「さぁ、ようやく私の出番ですね!」
ベジータ「な、なにィ!?」

なんとそこに飛び上がってくるのは、今日はDFとして出場をしていた美鈴。

美鈴「見せて差し上げます! この新しい紅美鈴! ニュー・メーリンの実力を!!」

先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
ベジータ→ ! cardフォトンボンバー 56 +(カードの数値)=
美鈴→ ! card紅魔獄屠拳 63 +(カードの数値)=
メイド→ ! cardパンチング 51 +(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは紅魔ルナダイヤルズゴールに突き刺さる。前半終了
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。永遠亭ルナティックスの攻撃終了。前半終了
≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。前半終了

564 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/23(水) 22:26:15 ID:???
ベジータ→  クラブ9 フォトンボンバー 56 +(カードの数値)=

565 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:26:29 ID:???
ベジータ→  ハート10 フォトンボンバー 56 +(カードの数値)=
美鈴→  スペード9 紅魔獄屠拳 63 +(カードの数値)=
メイド→  ハートK パンチング 51 +(カードの数値)=


566 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:26:43 ID:???
ベジータ→  JOKER フォトンボンバー 56 +(カードの数値)=
美鈴→  ダイヤ4 紅魔獄屠拳 63 +(カードの数値)=
メイド→  スペード10 パンチング 51 +(カードの数値)=

567 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:27:39 ID:???
王子は結婚しないとへたれよのう

568 :565:2009/12/23(水) 22:27:59 ID:???
す、すまねえ…べジータ…

569 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:29:19 ID:???
そこは南斗のままにしてほしかったなww

570 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:33:18 ID:???
ルナダイヤルズ想像以上に守りが厚いですな
運ぶのも難しい、運んでもマークを喰らう、いっそのことキックオフシュートで全部省略するのが一番いいかも

571 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:36:47 ID:???
>>569
美鈴「サラダバー!」
>>570
ルナダイヤルズの面白い所は、スカーレットムーンズになった場合一転して攻撃のチームになるところです。

572 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:36:48 ID:???
5クト! 5クト!

573 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 22:45:21 ID:???
そういえばこの大会にスカーレット姉妹は本当に出てこないの?

574 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:47:36 ID:???
>>573
出てきません。判定もせず、メンバーは今大会ではずっとこのままです。

575 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 22:59:56 ID:???
>ベジータ→  ハート10 フォトンボンバー 56 +(カードの数値)=66
>美鈴→  スペード9 紅魔獄屠拳 63 +(カードの数値)=72
>メイド→  ハートK パンチング 51 +(カードの数値)=64
>≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。前半終了
================================================================================
竹林カップが開かれる以前、紅魔ルナダイヤルズは三杉が加入した事により新たな道の模索へと乗り出した。
その過程で咲夜は改めてメイド部隊を取り仕切り、特攻メイド部隊を作り上げ新たな戦術を掴み。
パチュリーはドライブシュートを会得する事に成功。
そして、そんな中で最も成長をし新たな道へと目覚めたのがこの紅美鈴である。
元来は門番的な意味を含めてゴールキーパーを務めていた美鈴。
しかし、そちらでは実力を完全には発揮出来ずにいた。
そこでパチュリーらが提案をしたのが、美鈴のフィールダーへの転向である。
武術で培った強靭な足腰は強烈なシュートを打つのに適しており。
パチュリーがいない場合の攻撃力不足に陥っていたルナダイヤルズを救った。
だが、そこだけで終わればただのコンバート。
紅美鈴はそこから先――更なる才能の開花を、練習の中で見せつけたのである。

美鈴「紅魔獄屠拳ッ!!」
ベジータ「な……なにィッ!?」

叫ぶと同時、地面を強く蹴って飛び上がりすらりと長い脚を上げてボールをクリアーする美鈴。
その速度、そして高さはベジータの更に上を行っており。
ボールは呆気なく吹き飛ばされ、紅魔ルナダイヤルズゴール前から離れてゆく。

美鈴「ふふふ……この紅美鈴がいる限り、ゴール前でのセンタリングなど容易に上げさせはしません!」
ベジータ「馬鹿な……!」
美鈴(か、快感……! どうしよう、私、今凄くかっこいいです!!)

576 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 23:01:36 ID:???
ゴールキーパーとしてもそれなりに競り合いには強かった美鈴。
しかし、フィールダーとしてコンバートをしてからは自由に動けるようになった為か。
更にその競り合い強さを見せ付け始め、浮き球のクリアーだけならばかなりの実力を持つようになったのだ。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「凄い、正しく鉄壁の守り!! 紅美鈴選手、見事なクリアーでピンチを脱出!
    硬い、なんとも硬いルナダイヤルズの守りの前に、永遠亭ルナティックス為す術無しかぁぁぁ!?」

反町「凄い速さだな……一対一であれなら、多人数で来られたらひとたまりもないぞ」
幽香「永琳の浮き球シュート封じという所かしらね……。 それでも、あれで止まるとは思えないけど……」
穣子「下手なシュートじゃ弾かれるのが関の山ね」

その後、結局前半は永遠亭がルナダイヤルズに対して有効な攻撃を出来る事は無く。
中央は咲夜、パチュリーに止められサイドは特攻メイド隊が阻み。
そして、下手なセンタリングは全て美鈴がクリアーし防ぎきられ、両チーム無得点のままハーフタイムを迎えるのだった。

ピッピッピィーッ!!

前半終了!

紅魔ルナダイヤルズ0−0永遠亭ルナティックス

577 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 23:02:46 ID:???
観客「うおおおおお、ルナダイヤルズつええええ!」「永琳のいる永遠亭がまだ1点も取れてないぜ!」

観客席では、幾ら守備重視の布陣を取る紅魔ルナダイヤルズが相手とはいえ。
まさか永遠亭ルナティックスが無得点のまま前半を終えるとは思わなかったのか。
かなりざわついた様子で、前半の試合を振り返る。
オータムスカイズの面々もそれに習うという訳ではないが……。
前半を見て、両チームの強さについて改めて分析をする事となった。

静葉「まずは永遠亭ね……まだ1点も取れていないとはいえ、やはり強力なチームに変わり無い。
   ……一樹君、何か気になったところはあった?」
反町「そうですね……」

A.やはり永琳のずば抜けたサッカーセンスは注意
B.パチュリーのドライブフレアを止めたDF陣は注目すべき
C.うどんげが気になる
D.まだ見せていない悟空の界王拳が後半出てくるかもしれないな
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

578 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:03:19 ID:8fk+oeZg


579 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:06:59 ID:mq29g3hk

美鈴は本当に若島津互換なんだなあ・・。
となると末路はサイボーグ化かw

580 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:11:19 ID:Jx49Clj+
D

581 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:36:36 ID:???
うどんげ…?うどんげの注目すべきところは!?

582 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 23:43:45 ID:???
>D.まだ見せていない悟空の界王拳が後半出てくるかもしれないな
=========================================================================
レティ「界王拳……スタミナを消耗する変わりに自身の能力を飛躍的に上げる技だったかしら」
にとり「なるほどね……確かにそれを使えば、永遠亭の中盤は一気に安定をする。
    永琳一人じゃ捌ききれないパチュリー達も、分散せざるをえなくなるだろうしね」
反町「それに、悟空さんもベジータさんも得意なのは地上のシュートだ。
   まだまだ試合はわからないな」

前半はまるで攻撃のリズムが噛み合っていなかった永遠亭ルナティックス。
しかし、それはあくまでも永琳頼みの中央突破ばかりを繰り返していたからだろうと反町は予想する。
後半から悟空が界王拳を使うようになれば、恐らくは攻撃にも幾つかのパターンが出来始め。
また違った攻撃が出来てくるのではないだろうかと予想をした。

穣子「それじゃあ、逆に紅魔ルナダイヤルズはどうなの?」
反町「そうだな……」

A.パチュリーさんの体力が気になる
B.美鈴のゴール前での強さは注意すべきだ
C.咲夜さんの切れたナイフタックルには気をつけないとな
D.咲夜さんのネーミングセンスが気になる
E.まだ活躍してない小悪魔が気になる
F.後半出てくるだろう三杉がどれだけのプレイを見せるかだな
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

583 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:47:39 ID:Jx49Clj+
G C+D

584 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/12/23(水) 23:48:46 ID:ST/7gKQg
G C+D


585 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:48:59 ID:Fxri6Yug
F

586 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:49:05 ID:lKaeIBOo
A

587 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:51:21 ID:mq29g3hk


よりにもよってレミリアさんがそれ選びますかw

588 :森崎名無しさん:2009/12/23(水) 23:53:45 ID:8fk+oeZg


589 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/23(水) 23:59:35 ID:???
外の世界を見たおぜう様「北国シュート……なるほど、いいセンスね!」
そんな感じで今日はここまで。明日には決勝の相手が決まるかな……?
それでは、お疲れ様でした。

590 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 00:08:45 ID:???
おぜうのセンス乙でした!

591 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 00:10:09 ID:???
サラダバー乙でした

592 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 00:15:52 ID:???
どっちが勝ち上がったほうが有利かね

593 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 15:16:25 ID:???
点が取りやすそうってだけならGKが名無しでミドルが有効っぽい紅魔かな
橙や幽香なら余程へたれなきゃ特攻部隊も平気だからPADを避けてけばいいし

594 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:22:30 ID:???
>F.後半出てくるだろう三杉がどれだけのプレイを見せるかだな
=================================================================
反町「パチュリーさんも残りの体力は少ないだろうし……そうなると、やはり必然的に中盤を纏める選手が必要になる」
椛「それが……キャプテンのご友人の三杉さんッスか?」
リリーW「この前の試合ではあまり活躍してなかったように見えたですよ〜?」

幻想郷サッカー界の中では、まだまだ三杉の実力は低い方にある。
トップクラスの実力を持つ八意永琳には、まるで歯が立たないだろうし……。
恐らくは悟空、それにうどんげと勝負をする程度で手一杯だろう。
しかし、彼がただ普通に勝負に負ける姿は思い浮かばない。

反町(正直、一体三杉がどうするのか皆目見当はつかない。
   だけど……あいつが黙ってやられるような奴とも、到底思えないよな)

外の世界では心臓病というハンデを背負いながらも、日向や翼、森崎らと肩を並べられる存在だった三杉。
その彼が、例え幻想郷サッカー界の天才と謳われる八意永琳を相手にしようと……。
そう簡単に負ける、とはやはり思えないのだった。

そして、反町が三杉が後半どのようなプレイを見せてくれるのだろうかと考えている頃。
当の三杉本人は、前半戦を戦い抜いた紅魔ルナダイヤルズの面々をベンチから出迎え。
それぞれに労いの言葉をかけつつ、甲斐甲斐しくもタオルやドリンクを渡して回っていた。

三杉「お疲れ様……前半は調子が良かったみたいだね」
美鈴「はい! それもこれも、三杉さんやパチュリー様のお陰です!」
三杉「僕は何もしていない、これは君の実力さ。 とにかく、後半も頑張って」
美鈴「はい!」

健康的な汗を流しつつ、コンバートするに当たっての練習で協力をしてくれた三杉に対し。
快活な笑顔を浮かべて感謝の意を伝える美鈴。
その笑顔の余りの眩しさに目を細めつつ……三杉は美鈴に後半もこの調子でと声をかけ、周囲を見回す。

595 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:24:26 ID:???
ベンチの片隅では紅魔ルナダイヤルズのキャプテン、咲夜がメイド部隊を集め。
前半のプレイの良かった点悪かった点をメイド達に言い含め改善点などを注意していた。
何とも勤勉な事であると、三杉ですら思わず感心をしてしまう程の咲夜の熱の入れようだ。
或いは今日の試合相手が永琳率いるルナティックスだからこそなのかもしれないが……。
まだ幻想郷の事情についてそこまで詳しくない三杉はそんな事など当然知らず。
真剣な表情で咲夜の言葉を聞くメイド達を心の底で応援しつつ、更に視線を移動させる。
栄養補給だ!とバナナに特大おじや、炭酸抜きコーラを取っている美鈴の横にいたのは……。

小悪魔「パチュリー様、お体の方は大丈夫ですか?」
パチュリー「……そこまで酷くは無いわ。 まあ、余裕とも言えないけれど」

パチュリーに膝掛けをあて、体の心配をする小悪魔にベンチに戻るなり読書を始めるパチュリーであった。
前半戦、喘息の影響も無く思う存分プレイが出来たパチュリー。
しかし、生来のスタミナ不足は喘息が無くなったところで克服できた訳でもなく。
多少飛ばしていた前半で、大半の体力は使ってしまったと言っていいだろう。
残りの後半戦、全力でプレイが出来るとは言い難い。

パチュリー「まあ……後半戦はあなたが出るから問題は無いわよね、三杉?」
三杉「……随分と買い被られているようだね」

突然話を振られ、しかし動揺する事は無く返答をする三杉。
反町の予想通り、やはり後半戦は体力の少なくなったパチュリーの分三杉がどれだけ活躍出来るかが勝敗の分かれ目となるだろう。

パチュリー「そこまで期待をしている訳でもないわよ。 ただ……助っ人として呼んだからには、相応の活躍をしてもらいたいだけ」
三杉「ああ、わかっているさ。 ……少なくとも、無様な真似だけはしないように気をつけよう。
   それに、この試合は僕にとっても非常に重要な一戦だからね」
三杉(永遠亭の八意永琳……天才薬師といわれる彼女を唸らせる程のプレイが出来れば……。
   彼女と交渉するにあたって、大きなアドバンテージとなるに違いない)

596 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:25:50 ID:???
三杉が幻想郷に残った理由は、幻想郷のサッカーを知りより自身の実力を向上させようというのも一つにある。
しかし、大きな理由としては……やはりその心臓病を幻想郷の技術・魔法で治療するというものだった。
そして、それが出来うる一番の頼みである人物は――今日の試合の相手チームのエース、八意永琳。
何としても彼女に認めてもらうだけのプレイをしてみせようと、三杉は珍しくも静かに闘志を燃やし始めるのだった。

三杉(僕は必ず心臓病を治す……高校生になってからでは遅いかもしれないけれど……。
   中学生の内に治し、リハビリを完了させれば……皆に遅れる事は無い!
   それに、幻想郷の技術ならば……もしかしたら、リハビリも短期間で終わるかもしれないんだ)
パチュリー(頼むわよ三杉……この試合、あなたが活躍出来るかが勝敗の鍵よ)

一方その頃、永遠亭ルナティックスはというとやはりどことなく雰囲気は悪い。
前半戦、攻めに攻め抜いたというのに1点も取れなかった。
駒の数はあれど結局は八意永琳頼みになる永遠亭ルナティックスにとっては。
その永琳がパチュリー、咲夜の前に完封されてしまったという点もあまり喜ばしくない事実である。

永琳「でも、前半で相手の手の内……そして、弱点も読み取れたわよ」
輝夜「ほっ、本当えーりん!?」

腕を組み、驚いた様子の輝夜の言葉にゆっくりと頷きながら口を開く永琳。
その様子には、前半あれだけ完全に封じられたというのに焦りという表情がまるで浮かんでいない。
勝利を確信しているからか、それともメンタル面が異常なまでに強いのか。
どちらにせよ、どっしりと落ち着いた永琳の物腰は永遠亭ルナティックスにとって心の拠り所となる。

永琳「まず、美鈴のDFの起用はやはりセンタリング封じの為ね。 あれではベジータではどうしようもないわ」
ベジータ「ぐっ……く、くそったれぇぇぇぇ!!」
永琳「ただ、私達は浮き球のシュートしか持っていないという訳ではない。
   ……後半戦は、多少遠くてもいいからミドルをガンガン打っていくわよ。
   そうすれば、相手は即席DFと名無しキーパー、点はすぐに取れる。
   うどんげ、あなたもボールを持ったら自分でゴールを狙いなさい」
うどんげ「は、はい!」

597 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:27:30 ID:???
永琳「次に懸念すべきはパチュリー=ノーレッジだけど……彼女は私が封じるわ」
輝夜「え、えーりんが!?」
慧音「ならば攻撃はどうするのだ……サイドアタックは恐らく無意味だぞ」
うどんげ(き、傷つくなぁ……)

さらりとうどんげの心に傷を作りつつ、攻撃手段はどうするのかと問いかける慧音。
しかし、永琳は首を振ってすぐに回答を用意する。

永琳「問題ないわ。 恐らく、彼女のスタミナからしてあと1回、2回攻撃すれば終わるという程度。
   つまり、後半半ばになる前には彼女はベンチに下がる事となる。
   その攻撃を完全にシャットアウトすれば、後は怯える事は無い……咲夜のロングシュートも、慧音なら止められるでしょう」
ラディッツ「スタミナ切れ狙いって訳か……」
永琳「そこが私と彼女の唯一にして絶対的な違いね……。
   彼女が体力切れに陥れば、必然的に咲夜が攻撃の指揮を執る。 けど、そうすると守備はスカスカ。
   パチュリーがいなくなればパスを多用して攻めあがりましょう、それで私達の勝ちよ」
輝夜「よ、よーし! なんだかよくわからないけど、えーりんの言う事だから間違いは無いわ!
   みんな、それでいくのよ!」

永琳の説得力のある戦術を聞き、一同は何とか勝てそうだと安堵。
輝夜の意気のいい声に後押しされ、後半もガンガン攻めていこうとそれぞれ頷きあう。
一転してムードのよくなった永遠亭ルナティックスの面々を楽しげに永琳は見つつ……。
だが、その笑みの裏で唯一の懸念というべき事象について思いを馳せていた。

永琳(問題は……これをパチュリー=ノーレッジが予想していない筈は無いという事。
   対抗策が打てるはずは無いけれど……さて、どうなるかしらね)

598 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:28:59 ID:???
永遠亭ルナティックス、紅魔ルナダイヤルズがお互いに作戦会議を終えた後。
丁度ハーフタイムが終わり、それぞれの陣営の選手達が再びフィールドに戻り始める。
そして、その中に混じり、前半は出場をしていなかった紅魔ルナダイヤルズの助っ人。
背番号14番のスーパーサブが、満を辞してフィールドへと姿を現すのだった。

ジョン「さぁ、ハーフタイムが終わり両陣営の選手がフィールドに戻ってきます!
    そして、ここで紅魔ルナダイヤルズは選手を交代。 メイド選手に代わり、三杉淳選手を投入!
    この三杉選手、オータムスカイズの反町選手、ネオ妬ましパルパルズのシェスター選手。
    守矢フルーツズの西尾?選手と同様、外界からやってきた助っ人選手!
    果たしてどのようなプレイをするのか、後半戦はその点も注目です!」

三杉「ふぅ…………」
美鈴「頑張りましょう、三杉さん!」
咲夜「頼むわよ、優秀な助っ人さん」
小悪魔「パ、パチュリー様のフォロー、よろしくお願いします!」
パチュリー「……行くわよ、三杉」
三杉「……ああ。 任せてくれ」

緊張しているのか、小さく溜息を吐いてフィールドを見回す三杉に声をかける紅魔ルナダイヤルズの面々。
それに対し、至極愛想のいい笑みを返しながら三杉も再度気合を入れなおす。

三杉(反町は見ているのかな……。 ……見ているとすれば、無様なプレイは出来ない。
   今の僕の実力は彼には及ばないだろうが……それでも、恥ずかしいプレイは出来ない)

599 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:30:46 ID:???
反町「三杉……!」
穣子「やーっぱ反町よりイケメンねぇ……」
反町「…………」

そして、観客席にいた反町はフィールドに立った三杉を見て感慨深げに彼の名前を呼び。
茶々を入れる穣子を少しだけ睨み返した後……再び三杉へと視線を送る。
以前の試合では、雑魚にすらボールを奪われていた三杉。
しかし、今度こそはきっとやってくれるだろうと……信頼にも似た感情を反町は三杉に対し持っていた。
やはり外の世界で見てきた三杉淳のイメージは、フィールドに立つだけで戦局を一変するスーパーサブなのである。
そのイメージは、安易には壊れない。

反町(それでも三杉なら……三杉なら、何とかしてくれる……!)
にとり「ん? ……ルナダイヤルズ、ちょっとフォーメーション変えてきたね」

永琳(以前の試合ではあまり大した活躍をしていない子をパチュリーのフォロー役に?
   ……さて、どう見たらいいかしらね)

−−H−− Hメイド
−J−I− J三杉 Iパチュリー
F−−−E Fメイド E小悪魔
−−G−− I咲夜
C−B−D Cメイド B美鈴 Dメイド
−−A−− A美鈴
−−@−− @メイド

※紅魔ルナダイヤルズがメンバーチェンジ、フォーメーションチェンジをしました。

600 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:32:01 ID:???
ジョン「おっと、紅魔ルナダイヤルズはここで4−5−1の中盤重視の形を取ってきました。
    攻撃的MFはパチュリー選手、そして投入されたばかりの三杉選手の2名ですが……」
南沢「後半、勝負に出てきたという所でしょうか。 吉と出るか凶と出るか、注目をしたいところですね」
ジョン「さぁ、いよいよ後半開始です! 決勝戦に進むのは紅魔ルナダイヤルズか、はたまた永遠亭ルナティックスか!?」

ピピィーッ!!

ダダダッ

パチュリー(まずは1点……私の体力が残っている内に、出来るだけ点を稼ぐ!)
永琳(来たわね……! いいわ、後半戦は私があなたを封じる!)

審判の笛が鳴り響き、後半開始が告げられると同時に湧き上がる歓声。
それを受けながら、ボールを持ったパチュリーはそのまま正面突破で永琳に挑みかかり。
永琳もそれを真っ向から受け、ボールを奪いに向かう。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「あ、ああああ〜っとぉ! パチュリー選手、後半開始早々いきなり勝負に出ましたァァァ!
    パチュリー選手、永琳選手の一騎打ち再び! 果たして今度の勝負の結果はどうなるか!?」

パチュリー・永琳((私が勝つわ……!))

601 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 20:33:23 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardエレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→ ! card天文密葬法 57+(カードの数値)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去りそのまま三杉とワンツーで中盤を突破。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、三杉とうどんげで競り合い、うどんげがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ドリブルを阻止。

※パチュリーの「エレメンタルハーベスター」には吹っ飛び係数4がついています。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。

602 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 20:33:44 ID:???
パチュリー→  スペードK エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→  ハート5 天文密葬法 57+(カードの数値)=


603 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 21:03:06 ID:???
>パチュリー→  スペードK エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=76
>永琳→  ハート5 天文密葬法 57+(カードの数値)=62
>≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去りそのまま三杉とワンツーで中盤を突破。
>※パチュリーがKを出して勝利したのでドリブル+1、更に必殺フラグ(ドリブル2)入手!
=======================================================================================
パチュリー(永琳はこちらが遅攻を仕掛けると思っている筈、ここは裏をかいてスピードで……)
永琳「そう来ると思ったわ!」
パチュリー「!?」

テクニックを生かしたドリブルで永琳をかわすのではなく、そう読んだ永琳の不意をつきスピードで抜き去ろうとするパチュリー。
しかし、永琳はそのパチュリーの考えまで読み取っており。
慌てる事なくパチュリーのドリブルに追いつき、そのままカットに向かうが……ボールはお互いの足と足に挟まれ。
そのまま衝撃を受けて真上へと飛び上がる。

パチュリー「まだよっ!」
永琳「このままカット……!」

ガシィィィッ!!

息つく間も無く、ボールを追って飛び空中で交錯をする二人の天才。
お互いオーバーヘッドの体勢でボール確保に向かうが、タイミングもパワーもほぼ互角。
更にボールは零れ球となるが……それに合わせ、二人は更に空中で体勢を整えヘディング勝負に向かう。

パチュリー「はァッ!!」
永琳「たァァァァッ!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

604 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 21:04:07 ID:???
ジョン「な、なんと激しい攻防でしょうか!? パチュリー選手、永琳選手お互い一歩も引きません!
    空中での激突は正に五分と五分! お互いの能力が拮抗しているからこその凄まじい熱戦です!!」

反町「す、凄い……!」
サンタナ「っていうか、空中にいる時間長すぎるよ!?」
幽香(お互い浮き球に絶対の自信を持っている選手同士……だからこその滞空時間ね……。
   ふわふわふわふわまどろっこしい……喧嘩は地に足つけてしっかり踏み込んでからの殴り合いが一番でしょうが)

何だか勘違いしている幽香さんはともかく、激しい攻防を繰り広げる永琳とパチュリー。
勝敗がつかないまま地上に降りて再び混戦になるかと思われたが……。
しかし、その瞬間、咄嗟にパチュリーはボールを真横へと思い切り蹴りぬき真横へと蹴り返す。
パチュリーから見て左側、その位置に走りこんできていたのは……。

三杉「ナイスパス、パチュリー!」
永琳「!? な、なにィ!?」
パチュリー「よし……いくわよ、三杉!」

強引に振りぬいた足の影響を受け、吹き飛ばされる永琳を見送りつつパチュリーは着地。
そのまま三杉を伴いつつ、一気に二人がかりで永遠亭ルナティックス陣地へと切り込んでいく。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ジョン「これは凄い! 三杉選手、パチュリー選手のフォローに入り見事に永琳選手を突破!
    そのまま二人で一気に中央を突破にかかるぞ!!」

アリス「……まだ実力がどの程度かはわからないけど」
藍「うむ……少なくとも、役に立たぬ程能力が低い訳ではなさそうだな」

605 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/24(木) 21:05:10 ID:???
永琳「くっ……てゐ!」
てゐ「あ、あぁぁぁ〜もう! 後半すぐにこんなに忙しくなるなんて聞いてないよ〜!」

吹き飛ばされた永琳はふわりと空中で半回転して体勢を立て直し、てゐへと声をかけつつ戻り始める。
てゐは焦った様子を見せつつも両サイドから悟空、ラディッツを中央に寄るよう指示を出し。
中央を強引に突破してこようとするパチュリー、三杉に相対する。

悟空「へへへ……オラ、ワクワクしてきたぞ……! 界王ォォォォ拳! 2べぇだああああ!!」
ラディッツ(数合わせくらいにはなれるよな! 頼んだぜ、カカロット、てゐ!)

今にも泣きそうな顔をしながらも中央に寄り始めるラディッツに、叫びながら全身に赤いオーラを纏い。
加速をしてパスコースを防ごうとする悟空。
しかし、それを見てもパチュリーは決して慌てず三杉とアイコンタクトを取りワンツーの姿勢を取る。

パチュリー(因幡てゐと孫悟空は要注意よ。 油断しないように)
三杉(努力はさせてもらおう……!)

先着1名様で、【一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardワンツー 58 +(カードの数値)=
三杉→ ! cardワンツー 49+(カードの数値)=
てゐ→ ! cardパスカット 53+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ラディッツ→ ! cardパスカット 43+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
悟空→ ! card衝撃波 47+(カードの数値)+(人数差補正+1)+(界王拳+! dice)=

!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ワンツー成功! パチュリー、そのままゴール前まで行き低い浮き球を受けるが……。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(小悪魔がフォロー、小悪魔とベジータで競り合い、ベジータがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ワンツーを阻止。

606 :森崎名無しさん:2009/12/24(木) 21:17:20 ID:???
界王拳の倍数が上がると何か変化があるわけではないのでしょうか?
以前の界王拳と変わらないようですが。

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