キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/17(木) 18:39:15 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1260173436/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
幽香や妹紅といった新規加入者と結束をしつつ、竹林カップに臨むオータムスカイズ。
強敵揃いの予選リーグを1勝1敗、得失点差を使い苦戦しながらも突破。
決勝トーナメントへ出場し準決勝、守矢フルーツズに後半2−0でリードする。
果たしてオータムスカイズはチーム内の不和、守矢フルーツズの猛攻に耐え決勝進出を決める事が出来るのか。
椛「幻想郷は、自分が守るッス!」
早苗「普通のヘディングとシュートで2失点……」
西尾?「ゴールを決めたと思ったら枠外だった! な、なにを言ってるかわからないと思うが(ry」
にとり「あぁ!? やんのかコラァ!」
幽香「誰にコラ言いよるんじゃコラァ!!」
佐野「もう駄目ぽ」
信仰は儚き人間の為に。勝利の風は誰が為に?
幻想のポイズン22スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
588 :
森崎名無しさん
:2009/12/23(水) 23:53:45 ID:8fk+oeZg
F
589 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/23(水) 23:59:35 ID:???
外の世界を見たおぜう様「北国シュート……なるほど、いいセンスね!」
そんな感じで今日はここまで。明日には決勝の相手が決まるかな……?
それでは、お疲れ様でした。
590 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 00:08:45 ID:???
おぜうのセンス乙でした!
591 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 00:10:09 ID:???
サラダバー乙でした
592 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 00:15:52 ID:???
どっちが勝ち上がったほうが有利かね
593 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 15:16:25 ID:???
点が取りやすそうってだけならGKが名無しでミドルが有効っぽい紅魔かな
橙や幽香なら余程へたれなきゃ特攻部隊も平気だからPADを避けてけばいいし
594 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:22:30 ID:???
>F.後半出てくるだろう三杉がどれだけのプレイを見せるかだな
=================================================================
反町「パチュリーさんも残りの体力は少ないだろうし……そうなると、やはり必然的に中盤を纏める選手が必要になる」
椛「それが……キャプテンのご友人の三杉さんッスか?」
リリーW「この前の試合ではあまり活躍してなかったように見えたですよ〜?」
幻想郷サッカー界の中では、まだまだ三杉の実力は低い方にある。
トップクラスの実力を持つ八意永琳には、まるで歯が立たないだろうし……。
恐らくは悟空、それにうどんげと勝負をする程度で手一杯だろう。
しかし、彼がただ普通に勝負に負ける姿は思い浮かばない。
反町(正直、一体三杉がどうするのか皆目見当はつかない。
だけど……あいつが黙ってやられるような奴とも、到底思えないよな)
外の世界では心臓病というハンデを背負いながらも、日向や翼、森崎らと肩を並べられる存在だった三杉。
その彼が、例え幻想郷サッカー界の天才と謳われる八意永琳を相手にしようと……。
そう簡単に負ける、とはやはり思えないのだった。
そして、反町が三杉が後半どのようなプレイを見せてくれるのだろうかと考えている頃。
当の三杉本人は、前半戦を戦い抜いた紅魔ルナダイヤルズの面々をベンチから出迎え。
それぞれに労いの言葉をかけつつ、甲斐甲斐しくもタオルやドリンクを渡して回っていた。
三杉「お疲れ様……前半は調子が良かったみたいだね」
美鈴「はい! それもこれも、三杉さんやパチュリー様のお陰です!」
三杉「僕は何もしていない、これは君の実力さ。 とにかく、後半も頑張って」
美鈴「はい!」
健康的な汗を流しつつ、コンバートするに当たっての練習で協力をしてくれた三杉に対し。
快活な笑顔を浮かべて感謝の意を伝える美鈴。
その笑顔の余りの眩しさに目を細めつつ……三杉は美鈴に後半もこの調子でと声をかけ、周囲を見回す。
595 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:24:26 ID:???
ベンチの片隅では紅魔ルナダイヤルズのキャプテン、咲夜がメイド部隊を集め。
前半のプレイの良かった点悪かった点をメイド達に言い含め改善点などを注意していた。
何とも勤勉な事であると、三杉ですら思わず感心をしてしまう程の咲夜の熱の入れようだ。
或いは今日の試合相手が永琳率いるルナティックスだからこそなのかもしれないが……。
まだ幻想郷の事情についてそこまで詳しくない三杉はそんな事など当然知らず。
真剣な表情で咲夜の言葉を聞くメイド達を心の底で応援しつつ、更に視線を移動させる。
栄養補給だ!とバナナに特大おじや、炭酸抜きコーラを取っている美鈴の横にいたのは……。
小悪魔「パチュリー様、お体の方は大丈夫ですか?」
パチュリー「……そこまで酷くは無いわ。 まあ、余裕とも言えないけれど」
パチュリーに膝掛けをあて、体の心配をする小悪魔にベンチに戻るなり読書を始めるパチュリーであった。
前半戦、喘息の影響も無く思う存分プレイが出来たパチュリー。
しかし、生来のスタミナ不足は喘息が無くなったところで克服できた訳でもなく。
多少飛ばしていた前半で、大半の体力は使ってしまったと言っていいだろう。
残りの後半戦、全力でプレイが出来るとは言い難い。
パチュリー「まあ……後半戦はあなたが出るから問題は無いわよね、三杉?」
三杉「……随分と買い被られているようだね」
突然話を振られ、しかし動揺する事は無く返答をする三杉。
反町の予想通り、やはり後半戦は体力の少なくなったパチュリーの分三杉がどれだけ活躍出来るかが勝敗の分かれ目となるだろう。
パチュリー「そこまで期待をしている訳でもないわよ。 ただ……助っ人として呼んだからには、相応の活躍をしてもらいたいだけ」
三杉「ああ、わかっているさ。 ……少なくとも、無様な真似だけはしないように気をつけよう。
それに、この試合は僕にとっても非常に重要な一戦だからね」
三杉(永遠亭の八意永琳……天才薬師といわれる彼女を唸らせる程のプレイが出来れば……。
彼女と交渉するにあたって、大きなアドバンテージとなるに違いない)
596 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:25:50 ID:???
三杉が幻想郷に残った理由は、幻想郷のサッカーを知りより自身の実力を向上させようというのも一つにある。
しかし、大きな理由としては……やはりその心臓病を幻想郷の技術・魔法で治療するというものだった。
そして、それが出来うる一番の頼みである人物は――今日の試合の相手チームのエース、八意永琳。
何としても彼女に認めてもらうだけのプレイをしてみせようと、三杉は珍しくも静かに闘志を燃やし始めるのだった。
三杉(僕は必ず心臓病を治す……高校生になってからでは遅いかもしれないけれど……。
中学生の内に治し、リハビリを完了させれば……皆に遅れる事は無い!
それに、幻想郷の技術ならば……もしかしたら、リハビリも短期間で終わるかもしれないんだ)
パチュリー(頼むわよ三杉……この試合、あなたが活躍出来るかが勝敗の鍵よ)
一方その頃、永遠亭ルナティックスはというとやはりどことなく雰囲気は悪い。
前半戦、攻めに攻め抜いたというのに1点も取れなかった。
駒の数はあれど結局は八意永琳頼みになる永遠亭ルナティックスにとっては。
その永琳がパチュリー、咲夜の前に完封されてしまったという点もあまり喜ばしくない事実である。
永琳「でも、前半で相手の手の内……そして、弱点も読み取れたわよ」
輝夜「ほっ、本当えーりん!?」
腕を組み、驚いた様子の輝夜の言葉にゆっくりと頷きながら口を開く永琳。
その様子には、前半あれだけ完全に封じられたというのに焦りという表情がまるで浮かんでいない。
勝利を確信しているからか、それともメンタル面が異常なまでに強いのか。
どちらにせよ、どっしりと落ち着いた永琳の物腰は永遠亭ルナティックスにとって心の拠り所となる。
永琳「まず、美鈴のDFの起用はやはりセンタリング封じの為ね。 あれではベジータではどうしようもないわ」
ベジータ「ぐっ……く、くそったれぇぇぇぇ!!」
永琳「ただ、私達は浮き球のシュートしか持っていないという訳ではない。
……後半戦は、多少遠くてもいいからミドルをガンガン打っていくわよ。
そうすれば、相手は即席DFと名無しキーパー、点はすぐに取れる。
うどんげ、あなたもボールを持ったら自分でゴールを狙いなさい」
うどんげ「は、はい!」
597 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:27:30 ID:???
永琳「次に懸念すべきはパチュリー=ノーレッジだけど……彼女は私が封じるわ」
輝夜「え、えーりんが!?」
慧音「ならば攻撃はどうするのだ……サイドアタックは恐らく無意味だぞ」
うどんげ(き、傷つくなぁ……)
さらりとうどんげの心に傷を作りつつ、攻撃手段はどうするのかと問いかける慧音。
しかし、永琳は首を振ってすぐに回答を用意する。
永琳「問題ないわ。 恐らく、彼女のスタミナからしてあと1回、2回攻撃すれば終わるという程度。
つまり、後半半ばになる前には彼女はベンチに下がる事となる。
その攻撃を完全にシャットアウトすれば、後は怯える事は無い……咲夜のロングシュートも、慧音なら止められるでしょう」
ラディッツ「スタミナ切れ狙いって訳か……」
永琳「そこが私と彼女の唯一にして絶対的な違いね……。
彼女が体力切れに陥れば、必然的に咲夜が攻撃の指揮を執る。 けど、そうすると守備はスカスカ。
パチュリーがいなくなればパスを多用して攻めあがりましょう、それで私達の勝ちよ」
輝夜「よ、よーし! なんだかよくわからないけど、えーりんの言う事だから間違いは無いわ!
みんな、それでいくのよ!」
永琳の説得力のある戦術を聞き、一同は何とか勝てそうだと安堵。
輝夜の意気のいい声に後押しされ、後半もガンガン攻めていこうとそれぞれ頷きあう。
一転してムードのよくなった永遠亭ルナティックスの面々を楽しげに永琳は見つつ……。
だが、その笑みの裏で唯一の懸念というべき事象について思いを馳せていた。
永琳(問題は……これをパチュリー=ノーレッジが予想していない筈は無いという事。
対抗策が打てるはずは無いけれど……さて、どうなるかしらね)
598 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:28:59 ID:???
永遠亭ルナティックス、紅魔ルナダイヤルズがお互いに作戦会議を終えた後。
丁度ハーフタイムが終わり、それぞれの陣営の選手達が再びフィールドに戻り始める。
そして、その中に混じり、前半は出場をしていなかった紅魔ルナダイヤルズの助っ人。
背番号14番のスーパーサブが、満を辞してフィールドへと姿を現すのだった。
ジョン「さぁ、ハーフタイムが終わり両陣営の選手がフィールドに戻ってきます!
そして、ここで紅魔ルナダイヤルズは選手を交代。 メイド選手に代わり、三杉淳選手を投入!
この三杉選手、オータムスカイズの反町選手、ネオ妬ましパルパルズのシェスター選手。
守矢フルーツズの西尾?選手と同様、外界からやってきた助っ人選手!
果たしてどのようなプレイをするのか、後半戦はその点も注目です!」
三杉「ふぅ…………」
美鈴「頑張りましょう、三杉さん!」
咲夜「頼むわよ、優秀な助っ人さん」
小悪魔「パ、パチュリー様のフォロー、よろしくお願いします!」
パチュリー「……行くわよ、三杉」
三杉「……ああ。 任せてくれ」
緊張しているのか、小さく溜息を吐いてフィールドを見回す三杉に声をかける紅魔ルナダイヤルズの面々。
それに対し、至極愛想のいい笑みを返しながら三杉も再度気合を入れなおす。
三杉(反町は見ているのかな……。 ……見ているとすれば、無様なプレイは出来ない。
今の僕の実力は彼には及ばないだろうが……それでも、恥ずかしいプレイは出来ない)
599 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:30:46 ID:???
反町「三杉……!」
穣子「やーっぱ反町よりイケメンねぇ……」
反町「…………」
そして、観客席にいた反町はフィールドに立った三杉を見て感慨深げに彼の名前を呼び。
茶々を入れる穣子を少しだけ睨み返した後……再び三杉へと視線を送る。
以前の試合では、雑魚にすらボールを奪われていた三杉。
しかし、今度こそはきっとやってくれるだろうと……信頼にも似た感情を反町は三杉に対し持っていた。
やはり外の世界で見てきた三杉淳のイメージは、フィールドに立つだけで戦局を一変するスーパーサブなのである。
そのイメージは、安易には壊れない。
反町(それでも三杉なら……三杉なら、何とかしてくれる……!)
にとり「ん? ……ルナダイヤルズ、ちょっとフォーメーション変えてきたね」
永琳(以前の試合ではあまり大した活躍をしていない子をパチュリーのフォロー役に?
……さて、どう見たらいいかしらね)
−−H−− Hメイド
−J−I− J三杉 Iパチュリー
F−−−E Fメイド E小悪魔
−−G−− I咲夜
C−B−D Cメイド B美鈴 Dメイド
−−A−− A美鈴
−−@−− @メイド
※紅魔ルナダイヤルズがメンバーチェンジ、フォーメーションチェンジをしました。
600 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:32:01 ID:???
ジョン「おっと、紅魔ルナダイヤルズはここで4−5−1の中盤重視の形を取ってきました。
攻撃的MFはパチュリー選手、そして投入されたばかりの三杉選手の2名ですが……」
南沢「後半、勝負に出てきたという所でしょうか。 吉と出るか凶と出るか、注目をしたいところですね」
ジョン「さぁ、いよいよ後半開始です! 決勝戦に進むのは紅魔ルナダイヤルズか、はたまた永遠亭ルナティックスか!?」
ピピィーッ!!
ダダダッ
パチュリー(まずは1点……私の体力が残っている内に、出来るだけ点を稼ぐ!)
永琳(来たわね……! いいわ、後半戦は私があなたを封じる!)
審判の笛が鳴り響き、後半開始が告げられると同時に湧き上がる歓声。
それを受けながら、ボールを持ったパチュリーはそのまま正面突破で永琳に挑みかかり。
永琳もそれを真っ向から受け、ボールを奪いに向かう。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あ、ああああ〜っとぉ! パチュリー選手、後半開始早々いきなり勝負に出ましたァァァ!
パチュリー選手、永琳選手の一騎打ち再び! 果たして今度の勝負の結果はどうなるか!?」
パチュリー・永琳((私が勝つわ……!))
601 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:33:23 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardエレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→ ! card天文密葬法 57+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去りそのまま三杉とワンツーで中盤を突破。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、三杉とうどんげで競り合い、うどんげがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ドリブルを阻止。
※パチュリーの「エレメンタルハーベスター」には吹っ飛び係数4がついています。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
602 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 20:33:44 ID:???
パチュリー→
スペードK
エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=
永琳→
ハート5
天文密葬法 57+(カードの数値)=
603 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:03:06 ID:???
>パチュリー→ スペードK エレメンタルハーベスター 63 +(カードの数値)=76
>永琳→ ハート5 天文密葬法 57+(カードの数値)=62
>≧2→ドリブル成功! パチュリー、永琳を抜き去りそのまま三杉とワンツーで中盤を突破。
>※パチュリーがKを出して勝利したのでドリブル+1、更に必殺フラグ(ドリブル2)入手!
=======================================================================================
パチュリー(永琳はこちらが遅攻を仕掛けると思っている筈、ここは裏をかいてスピードで……)
永琳「そう来ると思ったわ!」
パチュリー「!?」
テクニックを生かしたドリブルで永琳をかわすのではなく、そう読んだ永琳の不意をつきスピードで抜き去ろうとするパチュリー。
しかし、永琳はそのパチュリーの考えまで読み取っており。
慌てる事なくパチュリーのドリブルに追いつき、そのままカットに向かうが……ボールはお互いの足と足に挟まれ。
そのまま衝撃を受けて真上へと飛び上がる。
パチュリー「まだよっ!」
永琳「このままカット……!」
ガシィィィッ!!
息つく間も無く、ボールを追って飛び空中で交錯をする二人の天才。
お互いオーバーヘッドの体勢でボール確保に向かうが、タイミングもパワーもほぼ互角。
更にボールは零れ球となるが……それに合わせ、二人は更に空中で体勢を整えヘディング勝負に向かう。
パチュリー「はァッ!!」
永琳「たァァァァッ!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
604 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:04:07 ID:???
ジョン「な、なんと激しい攻防でしょうか!? パチュリー選手、永琳選手お互い一歩も引きません!
空中での激突は正に五分と五分! お互いの能力が拮抗しているからこその凄まじい熱戦です!!」
反町「す、凄い……!」
サンタナ「っていうか、空中にいる時間長すぎるよ!?」
幽香(お互い浮き球に絶対の自信を持っている選手同士……だからこその滞空時間ね……。
ふわふわふわふわまどろっこしい……喧嘩は地に足つけてしっかり踏み込んでからの殴り合いが一番でしょうが)
何だか勘違いしている幽香さんはともかく、激しい攻防を繰り広げる永琳とパチュリー。
勝敗がつかないまま地上に降りて再び混戦になるかと思われたが……。
しかし、その瞬間、咄嗟にパチュリーはボールを真横へと思い切り蹴りぬき真横へと蹴り返す。
パチュリーから見て左側、その位置に走りこんできていたのは……。
三杉「ナイスパス、パチュリー!」
永琳「!? な、なにィ!?」
パチュリー「よし……いくわよ、三杉!」
強引に振りぬいた足の影響を受け、吹き飛ばされる永琳を見送りつつパチュリーは着地。
そのまま三杉を伴いつつ、一気に二人がかりで永遠亭ルナティックス陣地へと切り込んでいく。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「これは凄い! 三杉選手、パチュリー選手のフォローに入り見事に永琳選手を突破!
そのまま二人で一気に中央を突破にかかるぞ!!」
アリス「……まだ実力がどの程度かはわからないけど」
藍「うむ……少なくとも、役に立たぬ程能力が低い訳ではなさそうだな」
605 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:05:10 ID:???
永琳「くっ……てゐ!」
てゐ「あ、あぁぁぁ〜もう! 後半すぐにこんなに忙しくなるなんて聞いてないよ〜!」
吹き飛ばされた永琳はふわりと空中で半回転して体勢を立て直し、てゐへと声をかけつつ戻り始める。
てゐは焦った様子を見せつつも両サイドから悟空、ラディッツを中央に寄るよう指示を出し。
中央を強引に突破してこようとするパチュリー、三杉に相対する。
悟空「へへへ……オラ、ワクワクしてきたぞ……! 界王ォォォォ拳! 2べぇだああああ!!」
ラディッツ(数合わせくらいにはなれるよな! 頼んだぜ、カカロット、てゐ!)
今にも泣きそうな顔をしながらも中央に寄り始めるラディッツに、叫びながら全身に赤いオーラを纏い。
加速をしてパスコースを防ごうとする悟空。
しかし、それを見てもパチュリーは決して慌てず三杉とアイコンタクトを取りワンツーの姿勢を取る。
パチュリー(因幡てゐと孫悟空は要注意よ。 油断しないように)
三杉(努力はさせてもらおう……!)
先着1名様で、【一緒に引いてください】
パチュリー→ ! cardワンツー 58 +(カードの数値)=
三杉→ ! cardワンツー 49+(カードの数値)=
てゐ→ ! cardパスカット 53+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ラディッツ→ ! cardパスカット 43+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
悟空→ ! card衝撃波 47+(カードの数値)+(人数差補正+1)+(界王拳+! dice)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ワンツー成功! パチュリー、そのままゴール前まで行き低い浮き球を受けるが……。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(小悪魔がフォロー、小悪魔とベジータで競り合い、ベジータがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ワンツーを阻止。
606 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:17:20 ID:???
界王拳の倍数が上がると何か変化があるわけではないのでしょうか?
以前の界王拳と変わらないようですが。
607 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:17:40 ID:???
パチュリー→
クラブ10
ワンツー 58 +(カードの数値)=
三杉→
ハートQ
ワンツー 49+(カードの数値)=
てゐ→
ハート3
パスカット 53+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ラディッツ→
クラブJ
パスカット 43+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
悟空→
ダイヤ10
衝撃波 47+(カードの数値)+(人数差補正+1)+(界王拳+
6
)=
608 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:18:49 ID:???
パチュリー→
クラブK
ワンツー 58 +(カードの数値)=
三杉→
ダイヤ3
ワンツー 49+(カードの数値)=
てゐ→ ! cardパスカット 53+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ラディッツ→
ハートA
パスカット 43+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
悟空→
スペード2
衝撃波 47+(カードの数値)+(人数差補正+1)+(界王拳+
6
)=
ここの悟空は、最近のゲームでよくある、訛りの酷い悟空かな。べえなんて言わない
609 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:19:39 ID:???
最低でも界王拳3倍は無いと止まらんな
610 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:25:26 ID:???
>>606
2倍と言ってますが、今までの界王拳も倍率は言ってませんでしたが2倍でした。
これが倍数が増えると、ダイスの数が増えます。
>>608
漫画もアニメも両方見たのですが、アニメだと発音がべえっぽいと思うのです。
>>609
スタミナが切れてしまうのでまだ2倍止まりですね…。
611 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:28:29 ID:???
Zの時は普通に倍だったような・・・
べえは訛りが酷くなった後じゃなかったかなあ
612 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:31:23 ID:???
>>611
記憶が古いのでもしかしたら中の人が記憶違いしてるかもしれないです。
613 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:34:39 ID:???
>パチュリー→ クラブ10 ワンツー 58 +(カードの数値)=68
>三杉→ ハートQ ワンツー 49+(カードの数値)=61
>てゐ→ ハート3 パスカット 53+(カードの数値)+(人数差補正+1)=57
>ラディッツ→ クラブJ パスカット 43+(カードの数値)+(人数差補正+1)=55
>悟空→ ダイヤ10 衝撃波 47+(カードの数値)+(人数差補正+1)+(界王拳+ 6 )=64
>≧2→ワンツー成功! パチュリー、そのままゴール前まで行き低い浮き球を受けるが……。
======================================================================================
てゐ「う、うさ!?」
悟空「は、はえぇ!?」
パスカットに定評のあるてゐに、界王拳でスピードを増した悟空。
しかし、その二人を持ってしても三杉とパチュリーの見事なワンツーリターンは止められない。
相手の動きを読み、的確にパスを送り合うパチュリーと三杉。
即席コンビのワンツーアタックは成功し、そのまま一気にゴール前へと進んでいく。
三杉「パチュリー!」
パチュリー「これで決めるわ……!」
輝夜「ちょっ、ちょっ……やばい! け、けーね、ナッパ! 早くブロックゥゥゥ!!」
慧音「うむ!」
ナッパ「くそがぁぁぁっ!!」
三杉からの低いラストパスに合わせ、シュート体勢に入るパチュリー。
慌てて輝夜が指示を出し、慧音とナッパがブロックに向かうが……。
その時、不意に横から入ってきたのは後半戦パチュリーを止めてみせると豪語した天才――八意永琳。
永琳「これ以上好き勝手させないわよ!」
パチュリー「…………」
614 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:35:44 ID:???
先着1様で、
パチュリーの判断→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→パチュリー「ここよ、ここでスルーよ!」 なんとボールはメイドHの元へ!
ダイヤ・ハート→パチュリー「三杉!」 なんと永琳をかわす為に三杉へと横パス!
スペード・クラブ→パチュリー「やれるものならやってみなさい!」 そのままシュートを打ちにいった!
615 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:36:00 ID:???
パチュリーの判断→
ハート9
616 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:37:10 ID:???
ここで三杉!盛り上がってまいりました!
617 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:46:16 ID:???
>パチュリーの判断→ ハート9 =パチュリー「三杉!」 なんと永琳をかわす為に三杉へと横パス!
==========================================================================================
永琳「な……なにィ!?」
輝夜「ちょっ、ちょっ、ちょっ……えええええええええええ!?」
慧音「なんだと……!?」
絶対的な威力のシュートを持つパチュリー=ノーレッジ。
フィールドにいる者達だけではなく、観客席の誰もがここは強引にシュートを打ちに行くのだと考えていたが……。
しかし、そこが永遠亭ルナティックスのアキレス腱。
シュート体勢を崩し、飛んできたボールをそのまま折り返すパチュリーに一同は不意をつかれ。
そのままボールに向けて飛び込む14番――三杉淳をノーマークにしてしまう。
ジョン「あ、ああああああ〜っとぉ! パチュリー選手、ここは意表を突く形で三杉選手へとボールを再度リターンだァ!!
これには永琳選手対応できず、慌てて慧音選手、ナッパ選手、輝夜選手がシュートコースを防ごうとするも間に合わないィ!」
慧音「くっ……だが、止めてみせる!」
ナッパ「うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
三杉(ここで決めるんだ……自分の為にも!)
飛んできたボールに対し、思い切り飛び込みながらボレーシュートの体勢に持っていく三杉。
ノーマークという絶好の機会、ここを逃してはならないと渾身の力を込めてシュートを打ち放つ。
三杉「たあああぁぁぁっ!」
618 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 21:47:23 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
三杉→ ! cardジャンピングボレー 56 +(カードの数値)+(ノーマーク補正+2)=
慧音→ ! card三種の神器・剣 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)=
ナッパ→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)=
輝夜→ ! card火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(体勢ペナ-2)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは永遠亭ルナティックスゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(パチュリーがねじ込み、パチュリーと永琳で競り合い、永琳がフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。
※輝夜のマークとDF陣のマークが同じ場合、「カリスマコーチング」が発動しDF陣に+2の補正。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
619 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:51:41 ID:???
つまり界王拳20倍でシュートでも撃たせようものなら・・・
620 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 21:51:56 ID:???
三杉→
クラブ2
ジャンピングボレー 56 +(カードの数値)+(ノーマーク補正+2)=
慧音→
スペード6
三種の神器・剣 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)=
ナッパ→
スペード8
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)=
輝夜→
スペード4
火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(体勢ペナ-2)=
621 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 22:13:24 ID:???
>三杉→ クラブ2 ジャンピングボレー 56 +(カードの数値)+(ノーマーク補正+2)=60
>慧音→ スペード6 三種の神器・剣 61 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)+(カリスマ+2)=68
>ナッパ→ スペード8 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体勢ペナ-2)+(カリスマ+2)=59
>輝夜→ スペード4 火鼠の皮衣 58 +(カードの数値)+(体勢ペナ-2)=60
>≦−2→永遠亭ルナティックス、シュートを阻止。
==============================================================================================
三杉のボレーシュートは、正に教科書通りといった程正確にボールを射抜き。
ゴール左下隅へと吸い込まれるようにして突き進んでいく。
しかし、それでもやはり威力はパチュリーのものに比べて大幅に低下し……。
だからこそ、体勢が多少悪かろうとシュートコースに飛び込める者も出てくる。
慧音「ゴールなどさせんっ!!」
三杉「く……っ!?」
懐から持ち出した剣を使い、一気にボールとの距離を詰めてシュートブロックに向かう慧音。
元々威力が高くない三杉のジャンピングボレーは慧音の突き立てた剣の前にあっさりと防ぎとめられ。
そのまま一気にゴール前からクリアーされる。
ジョン「あ、あああ〜っとぉ! 三杉選手、渾身のジャンピングボレーも通用せず!
慧音選手に防がれ、永遠亭ルナティックス、辛くもピンチを脱出ゥゥゥ!
紅魔ルナダイヤルズ同様、永遠亭ルナティックスも守備はまた堅固です!」
三杉「…………」
パチュリー「戻るわよ、三杉。 ……まだ後半は始まったばかり、気落ちしている暇は無いわよ」
三杉(しかし、君の体力も残り少ないだろうに……。 ……くっ、やはり僕のシュート力はまだまだ幻想郷では通用しないか)
パチュリーに促され、いつもの爽やかな笑みを若干悔しそうに歪めながらも戻り始める三杉。
後半8分、先制点のチャンスをものにする事が出来なかったのは……やはり痛い。
622 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 22:14:28 ID:???
サンタナ「なんだか大した事ないんじゃないの、あの人間〜」
ヒューイ「やっぱりこっちの人間の方が凄いよね!」
一方観客席にいるオータムスカイズの面々は、三杉が得点出来なかった事をやっぱり……という雰囲気で見守っていた。
幾ら外の世界ではエース級の腕を持っていようと、ここに来れば三杉程度の選手はゴロゴロいるのだ。
堅い守りの永遠亭ルナティックスからゴールを奪えるとは誰も思っていなかったらしく……。
反町の方がレベルは上だと断言をする声も上がる。
反町(何だか複雑だな……どうしよう、何か言っておこうかな?)
A.「三杉もまだまだだな……早く俺に追いつけ」 ちょっと偉ぶってみる
B.「三杉は俺みたいにシュートに特化してる訳じゃないからな」 フォローしてみる
C.「そういう事は三杉のドリブルを見てから言うんだ」 諌める
D.「俺の友達に何て事を言うんだ! 取り消せ!」 怒る
E.特に何かを言う必要も無いか
F.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
623 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:16:07 ID:ZS6wHTbs
E
624 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:18:28 ID:mL/VhREc
E
625 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:18:48 ID:rQAr94VA
B
626 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:30:38 ID:b2klT+Ro
B
627 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:38:38 ID:5CLqosDA
B
628 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 22:48:05 ID:???
>B.「三杉は俺みたいにシュートに特化してる訳じゃないからな」 フォローしてみる
=================================================================================
反町「あいつはオフェンスもディフェンスも、全部そつなくこなすタイプの選手だ。
ここに来てからシュートばかり鍛えていた俺と違って当然だよ……。
大体、あいつがここに来てからまだ時間はそれ程経ってないしな」
やはり三杉が悪く言われるというのは、反町的にもあまり気持ちのいいことではない。
それとなくフォローをすると、渋々といった様子でサンタナ達は先ほどまで言っていた言葉を収め……。
逆にメディスンは反町の顔をまじまじと見ながら、続けてフィールドに立つ三杉へと視線を送る。
何かに特化した能力を持つ選手が多いオータムスカイズにおいて、珍しくバランス重視を好むメディスン。
反町の言う三杉の詳しい選手像を聞いて、少しばかり三杉に対して興味が沸いたのである。
メディスン(全部そつなくこなす……私が目標とする、MFの形……。
……シュートばっか鍛えるこいつがそこまで言うなら、あいつは私の目標に近いタイプなのかしら?
……人間ってのは気に入らないけど、アリスと同じように注目しておこう)
※メディスンの評価値が上がりました。
その後、カウンターとなる永遠亭ルナティックスであったが……永琳はパチュリーのマークの為にと戻りすぎていた為。
攻撃はうどんげ、ベジータ頼みとなり説明不要なほどにあっさりと咲夜にボールを奪われカウンターは失敗。
後半の経過時間が10分を過ぎようとしていた頃、再び試合は膠着状態に陥るのだが……。
629 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 22:49:10 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
経過時間→! num
プレイエリア→! area
ボールを持ったチーム→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
出た数字・エリアによって分岐します。
JOKER→混戦!競り合いになるぞ!
ダイヤ・ハート→紅魔ルナダイヤルズボール
スペード・クラブ→永遠亭ルナティックスボール
630 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 22:49:43 ID:???
経過時間→
6
プレイエリア→
相手陣左コーナー付近
ボールを持ったチーム→
クラブ2
631 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 23:01:12 ID:???
>経過時間→ 6
>プレイエリア→ 相手陣左コーナー付近
>ボールを持ったチーム→ クラブ2 =永遠亭ルナティックスボール
==============================================================================
次にボールを持ったのは永遠亭ルナティックス。
後半16分、咲夜がボールを持つと同時にお得意の地を這うロングシュート、霧の湖シュートを放ったのだが……。
慧音のブロックの前に阻まれ、ボールは左コーナー付近にいるウサギがフォロー。
そのまま縦にパスを出し、左サイドハーフであるラディッツへと渡る。
ラディッツ「よ、よし! ここはやっぱり右サイドのカカロットへ……」
三杉「そうはさせない!」
やはり自分で持って上がるのは危険だと判断をしたラディッツ。
逆サイドの悟空へと渡し、突破を任せようとするが……そこに割って入ったのは三杉である。
ジョン「あぁぁ〜っとぉ! ラディッツ選手、サイドチェンジを試みるもこれを三杉選手が読んでいたァァァ!
三杉選手、パスカットなるか!?」
ラディッツ「く、くそっ……パスは俺の十八番だ! そう簡単にカットされてたまるか!」
三杉(確か彼のパスはパスにしてはかなりの威力を秘めていた筈……吹き飛ばされないように注意しないと)
632 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 23:02:23 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
ラディッツ→ ! cardサタデークラッシュ 50 +(カードの数値)=
三杉→ ! cardパスカット 48+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! 悟空がボールを受け取り、そのまま右サイドを駆け上がる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(てゐがフォロー、てゐとパチュリーで競り合い、パチュリーがフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、パスを阻止。
※ラディッツの「サタデークラッシュ」には吹っ飛び係数4がついています。
633 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 23:03:08 ID:???
ラディッツ→
ハートQ
サタデークラッシュ 50 +(カードの数値)=
三杉→
ダイヤK
パスカット 48+(カードの数値)=
634 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 23:25:55 ID:???
>ラディッツ→ ハートQ サタデークラッシュ 50 +(カードの数値)=62
>三杉→ ダイヤK パスカット 48+(カードの数値)=61
>=1→ボールはこぼれ球に。てゐがフォロー
>※三杉がKで零れ球にしたのでパスカット+1、更に必殺フラグ(パスカット)入手!
==================================================================================
ラディッツ「サタデェェェクラァァッシュ!!」
その性格に似合わず、豪快なパスを逆サイドへ向けて放つラディッツ。
精度は並であり、決して高いとも言い切れないパス技術ではあるがこれでもラディッツにとっては最高の技である。
そして、確かに幽香やルナサ、雛といったパサー達には遠く及ばないまでも……。
それでも雑魚程度では到底カット出来ないほどの威力を持っていたのだ。
会心の出来だとパスを放った瞬間小さくガッツポーズを取るラディッツだったが……。
しかし、次の瞬間彼の顔は驚愕の表情に染まりきる。
三杉「たァッ!!」
ラディッツ「な、なにィィィ!?」
パスにしては鋭い速度で逆サイドへと進んでいくラディッツのサタデークラッシュ。
だが、三杉はそのサタデークラッシュに食らいつきボールを真下から蹴り上げてカットに行こうとした。
真正面から止めるのではフィジカルが弱い自分では無理だと判断し。
真下からならば直接正面から受けるよりも幾分か楽になるだろうと考えての事である。
動いているボールに真下からカットに入るというのはかなりの技術が必要となる高度な技であるが……。
それでも、三杉は見事にそれを成功させラディッツの横パスを阻む事に成功した。
しかし、やはりまだ完璧にカットをしきる事は難しいのかボールは三杉が確保出来ず。
零れ球となりボランチであるてゐが確保をしたのだが……。
635 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 23:27:08 ID:???
てゐ「やっば……し、師匠〜。 後はお任せうさ〜……って、やっぱ来るよね〜!?」
パチュリー「…………」
そのてゐに詰め寄るのは、この位置まで上がっているパチュリー。
慌てて永琳にパスを出そうとするてゐのパスコースを阻み、ここでボールを奪い取ろうと画策する。
ジョン「あ〜っとぉ! これは永遠亭ルナティックス、厳しいか!?
てゐ選手、パチュリー選手を突破しボールを前線に繋げられるでしょうか!?」
てゐ「う、うさぎは度胸! 何でもやってみるもんウサ!」
パチュリー「…………取るわよ」
先着1名様で、【一緒に引いてください】
てゐ→ ! cardエンシェントデューパー 58 +(カードの数値)=
パチュリー→ ! cardエメラルドメガロポリス 62+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パス成功! ボールは永琳へと渡り、そのまま永琳がうどんげとのワンツーで中央突破
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(永琳が悪い体勢でフォロー、永琳と咲夜で競り合い、咲夜がフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、パスを阻止。
636 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 23:31:32 ID:???
てゐ→
クラブ6
エンシェントデューパー 58 +(カードの数値)=
パチュリー→
ハート2
エメラルドメガロポリス 62+(カードの数値)=
637 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 23:31:36 ID:???
てゐ→
スペードQ
エンシェントデューパー 58 +(カードの数値)=
パチュリー→
ハート3
エメラルドメガロポリス 62+(カードの数値)=
638 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 23:36:44 ID:???
ひとまず本日はここまで〜、続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした〜。皆さん、しっとマスクにご注意してよいイブの夜を〜。
639 :
森崎名無しさん
:2009/12/24(木) 23:38:14 ID:???
メリー乙でした
640 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 09:40:26 ID:???
>>599
よく見たら美鈴が分身していたり、
10番が2人いたりしてる
641 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 18:54:08 ID:???
>>640 なんかもう色々とgdgdですみません。正しくはこうですね。
−−H−− Hメイド
−J−I− J三杉 Iパチュリー
F−−−E Fメイド E小悪魔
−−G−− G咲夜
C−B−D Cメイド Bメイド Dメイド
−−A−− A美鈴
−−@−− @メイド
642 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 19:33:48 ID:???
>てゐ→ クラブ6 エンシェントデューパー 58 +(カードの数値)=64
>パチュリー→ ハート2 エメラルドメガロポリス 62+(カードの数値)=64
>=0→ボールはこぼれ球に。永琳と咲夜で競り合い
==============================================================================
てゐ(あーもう、とにかくカット出来なきゃそれでいいわ! 奪われるよりはマシだもんね!)
パチュリー「!?」
ディフェンスにも定評のあるパチュリーにとって、一番の得意な技はパスカット。
それをわかっていながら安易なパスを出す程、てゐも馬鹿ではない。
むしろ彼女は類稀なる能力を持っているにも関わらず、決して自身の力を過信せず。
相手の力を正確に分析し、分の悪い勝負はしないタイプの冷静な仕事人なのである。
ここは相手にボールを奪われないのが第一と判断したてゐは、あらぬ方向へとボールを出し。
不意を突かれたパチュリーは慌てて詠唱をし地面から巨大な緑の建造物を生やすも……完全に止める事は出来ず。
ボールは弾かれ、そのまま零れ球となってセンターサークル付近へと飛来する。
ジョン「そしてここにいるのは……紅魔ルナダイヤルズキャプテン、ボランチの咲夜選手!
更に永遠亭ルナティックスの永琳選手、これは二人の競り合い勝負になるかァ!?」
咲夜(ここでボールを奪わないと……一気に突破される!)
永琳(高いボール……よし、ここよ!)
643 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 19:34:58 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
咲夜→ ! card高いトラップ 55 +(カードの数値)=
永琳→ ! card前転競り合い 62+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→咲夜さんがボールをトラップ!そのまま一気にロングシュートの体勢に!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、三杉とうどんげで競り合い、うどんげがフォロー)
≦−2→永琳がボールをトラップ!咲夜を抜き去り、一気にルナダイヤルズ陣内へ
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
644 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 19:39:08 ID:???
咲夜→
ハート2
高いトラップ 55 +(カードの数値)=
前転競り合いって危な(ry
645 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 19:40:01 ID:???
咲夜→
ハート9
高いトラップ 55 +(カードの数値)=
永琳→
スペード7
前転競り合い 62+(カードの数値)=
646 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 19:40:59 ID:???
ルナダイヤルズ終わったな…
647 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 20:01:47 ID:???
>咲夜→ ハート9 高いトラップ 55 +(カードの数値)=64
>永琳→ スペード7 前転競り合い 62+(カードの数値)=69
>≦−2→永琳がボールをトラップ!咲夜を抜き去り、一気にルナダイヤルズ陣内へ
==================================================================================
お互い、決してがたいがいいという訳ではない咲夜と永琳。
競り合い勝負も接戦になるかと思われていたが……その予想はあっさりと覆される。
素直にジャンプしてボールへと向かう咲夜とは対照的に、なんと永琳は前転をして勢いを増し。
そのまま飛び上がって一気に高い浮き球へとジャンプ。
その反動で揺れる部位を見て咲夜が更に永琳に対する怒りを燃やしていたのはさておき。
永琳は前転をしたまま踵の部分でボールをカットし、そのままボールを確保して着地を決める。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「で、出たァァァァ! 永琳選手の得意技、前転を使ってのトラップ!!
高い浮き球の処理能力を生かした、永琳選手の必殺技だぁぁぁぁぁ!!」
アリス「やっぱり永琳の方が咲夜より一枚上手ね……」
藍「いや、そういう訳ではない……実際のところ、十六夜咲夜と八意永琳の総合的な能力に大差は無い。
だが、咲夜はボランチとしてディフェンス能力にやや編重している所がある。
それは悪いことではなく、むしろ彼女はボールキープもシュートも得意である点、どちらかといえばバランス的なタイプなのだが……」
妖夢「それでも、多少ディフェンスに編重している。 だからこそ八意永琳に負ける、ですか」
藍「八意永琳は何か一つが頂点に立つ程のもの……という訳ではない。
彼女は全てにおいてトップクラスの実力を持っているのだ。 ある意味、私の目指すプレイスタイルの完成形だ。
……やはり、彼女がベストだ」
永琳「さぁ、行くわよ!」
うどんげ「はい!」
648 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 20:03:25 ID:???
ボールを奪い、咲夜を抜き去った永琳はそのまま右サイドのうどんげとワンツーリターンを繰り返しつつ。
速攻で一気に紅魔ルナダイヤルズ陣営へと切り込んでいく。
慌てて咲夜が戻ろうとするも追いつけず、DF陣がパスカットに向かうが……。
うどんげ「私と師匠のコンビプレイは止められないわよ!」
先着1名様で、【一緒に引いてください】
永琳→ ! card師弟コンビ 59 +(カードの数値)=
うどんげ→ ! card師弟コンビ 50+(カードの数値)=
メイドF→ ! cardパスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
小悪魔→ ! cardパスカット 46+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→ ! cardパスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ワンツー成功! 永琳、バイタルエリアでボールを受け取りそのままシュート体勢に
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ベジータがフォロー、ベジータと美鈴で競り合い、美鈴がフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ワンツーを阻止。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
649 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 20:05:29 ID:???
永琳→
スペードA
師弟コンビ 59 +(カードの数値)=
うどんげ→
クラブJ
師弟コンビ 50+(カードの数値)=
メイドF→
クラブ2
パスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
小悪魔→
スペード5
パスカット 46+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
メイドB→
クラブ4
パスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=
なんという牧…
650 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 20:10:22 ID:???
一応ここで「月の頭脳」が出たので説明。
仮に今後永琳がAでキーパーが13という場合もポストは発生しません。
これは早苗さんの「奇跡の風祝」なども同様ですので、予めご了承下さい。
651 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 20:18:36 ID:???
>永琳→ スペードA(月の頭脳=15) 師弟コンビ 59 +(カードの数値)=74
>うどんげ→ クラブJ 師弟コンビ 50+(カードの数値)=61
>メイドF→ クラブ2 パスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=48
>小悪魔→ スペード5 パスカット 46+(カードの数値)+(人数差補正+1)=52
>メイドB→ クラブ4 パスカット 45+(カードの数値)+(人数差補正+1)=50
>≧2→ワンツー成功! 永琳、バイタルエリアでボールを受け取りそのままシュート体勢に
=====================================================================================
永琳「うどんげ、そのまま走り続けて頭を前に出す! そして、こっちを向いて!」
うどんげ「は、はい!」
両サイド、そして真正面から向かってくるメイドと小悪魔達を見つめつつ素早くうどんげに指示を出し。
そのまま一気に右サイドにスルーパスを送る永琳。
するとまるで計ったかのように正確にボールはうどんげの頭へと当たり、見事に反射。
永琳の元へと真っ直ぐ戻り、そのまま永琳はノートラップでシュート体勢に入る。
小悪魔「は、早い!?」
うどんげ(師匠の言う事は時々意味がわからないけど……それでも間違った事は言わない!
今回だって……頭を突き出せって言われてちゃんとそこにパス出してくるんだもん!
さっすが師匠よね!)
立ち止まってというのならともかく、永琳は右サイドを走り続けるうどんげへと指示を出したのである。
しかも寸分違わず狙った場所へとパスを、殆ど目標地点を見ずに送った。
そのセンス、その頭脳こそが正に八意永琳を天才と謂わしめている所以である。
永琳「さぁ、ここで1点よ!」
美鈴「あ、あわわわわわわ……く、来るなら浮き球シュートで来て下さいよォォォォー!!」
652 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 20:20:11 ID:???
先着1名様で、【全部一緒に引いてください】
永琳→ ! cardライフゲーム 64 +(カードの数値)=
美鈴→ ! cardブロック 47 +(カードの数値)=
メイド@→ ! cardパンチング 51 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは紅魔ルナダイヤルズゴールに突き刺さる。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ベジータがねじ込み、メイドCDとベジータで競り合い、メイドCがフォロー)
≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、シュートを阻止。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
※永琳の「ライフゲーム」には吹っ飛び係数5がついています。
※永琳のマークがダイヤの場合「ミラクルライフ」が発動し+3の補正、吹っ飛び係数無し。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
653 :
キャプテンレミリア
◆t2UAZ3G5UI
:2009/12/25(金) 20:28:35 ID:???
永琳→
ハートQ
ライフゲーム 64 +(カードの数値)=
美鈴→
ダイヤ8
ブロック 47 +(カードの数値)=
メイド@→
ハート3
パンチング 51 +(カードの数値)=
654 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 20:28:41 ID:???
永琳→
ダイヤ2
ライフゲーム 64 +(カードの数値)=
美鈴→
スペードA
ブロック 47 +(カードの数値)=
メイド@→
ダイヤJ
パンチング 51 +(カードの数値)=
655 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 21:02:28 ID:???
>永琳→ ハートQ ライフゲーム 64 +(カードの数値)=76
>美鈴→ ダイヤ8 ブロック 47 +(カードの数値)=55
>メイド@→ ハート3 パンチング 51 +(カードの数値)=54
>≧2→シュート成功! ボールは紅魔ルナダイヤルズゴールに突き刺さる。
=============================================================================
バシュウウウウウウッ!!
強烈なドライブ回転をかけた、永琳の必殺シュート――ライフゲーム。
単純な威力こそ反町には及ばないまでも、それはあくまで反町が強力過ぎるが故。
平均的な視点から見れば永琳のシュートの威力は非常に高く。
ブロックに入った美鈴をあっさりと吹き飛ばしつつ、急降下をして紅魔ルナダイヤルズゴールへと突き進む。
慌ててパンチングにGKのメイド@が向かうも到底敵わず……。
メイド@「きゃああああああああっ!!」
ズバッ! ピピィィィィッ!!
ここまで0−0で推移してきたこの試合。
後半22分、ようやく得点を告げる笛がフィールドに鳴り響くのであった。
紅魔ルナダイヤルズ0−1永遠亭ルナティックス
656 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 21:03:36 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「うおおおおおっ! 流石えーりんだ、きちんと決めてくれたぜ!!」「あっという間の1点だな!!」
ようやく試合が動いたとあって、観客席も大いに盛り上がり。
この1点をほぼ一人でもぎ取ったと言って過言では無いだろう、永琳に向けて声援を送る。
咲夜との競り合いに勝利し、一気に高速ワンツーで中盤を突破しゴールまで持っていった。
正に天才と呼ぶに相応しい戦果に、永遠亭の応援席も一斉に永琳コールを送る。
パチュリー「……くっ、コホッ……!」
小悪魔「! パチュリー様!」
一方、紅魔ルナダイヤルズはこれにより一気に窮地に陥ったと言うしかない。
攻撃を一手に受けていたパチュリーは、とうとうスタミナの限界が近づいてきたのか崩れ。
咳き込みながら、小悪魔の支えを受けてようやく立ち上がる。
美鈴、咲夜はまだ体力が残っているとはいえ……パチュリーがいなくなれば一気に中盤は崩壊。
攻撃の手立てがなくなり、咲夜が攻撃に回らざるを得なくなり……。
結果、守備が一気に散漫になってしまうのである。
パチュリー(残り……もう一度、シュートを打てればいい方かしら……。
それでもようやく同点……ここの失点は痛いわね……)
荒い息を吐きながらも、懸命に打開策を模索するパチュリー。
逆に永琳はそのパチュリーの様子を見てそっと溜息を吐きつつ……。
しかし、永琳自身はまだまだまるで疲れている様子は見せていない。
永琳(パチュリー=ノーレッジ……あなたのスタミナさえあれば、この試合も正直わからなかったでしょうね……。
でも……そうなった以上、もはや私達の勝ちは揺ぎ無いわ)
657 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 21:04:39 ID:???
観客「あー……やっぱ永遠亭ルナティックスが決勝進出かな、こりゃ」「番狂わせがあるかと期待もしたんだがなぁ」
「あの助っ人の外来人がパチュリー並の動きしてりゃわかんねぇんだけどな」
反町らオータムスカイズのいる観客席でも、やはり永遠亭ルナティックスで決まりかという雰囲気に包まれる。
それだけ八意永琳の見せたプレイは圧倒的であり……。
こうなってはもう誰も止められないだろう、というのが観客達の見解のようだ。
せめてパチュリーに体力があれば永琳と渡り合う事も可能だろうが、それも無理だろう。
静葉「でも……実際、これはルナダイヤルズは厳しいわね」
にとり「ああ、咲夜が前に出れば守備が疎かになってしまう……。
それでも両サイドにはメイド部隊がいるんだから、うどんげ達も手を焼くだろうけど。
そこはパス回しでどうとでもなるところだからね……」
幽香「パチュリー=ノーレッジがいれば、そのパス回しも防げたでしょうけど……」
反町(やっぱり最後は永琳さんが勝つのか……? 三杉……)
A.「勝ちあがって来い、三杉!」 立ち上がってフィールドに向けて叫ぶ
B.「いや、まだ試合は終わってないんだ。わからないぞ」 一同を注意する
C.「残り時間、永遠亭の戦い方をよく見ておけ」 明日の試合に向けて永遠亭ルナティックスを要チェック
D.特に何かを言う必要は無いな、黙っておこう
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
658 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 21:06:39 ID:jpNEgP8w
C
659 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 21:24:30 ID:yoLIwYJE
C
660 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 21:30:26 ID:SmmzSQSo
C
661 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 21:52:00 ID:???
>C.「残り時間、永遠亭の戦い方をよく見ておけ」 明日の試合に向けて永遠亭ルナティックスを要チェック
============================================================================================
明日の試合、オータムスカイズが戦う相手はこの試合の勝者。
この時点でほぼ勝敗は決したと言え、ならば残り時間はそのチーム……。
即ち、永遠亭ルナティックスの研究に当てようと呼びかける反町。
当然ながらその言葉に反対をする者はおらず、一同は永遠亭ルナティックスを注視し始めるが……。
そんな中、どことなく複雑そうな顔を浮かべるのは妹紅であった。
妹紅(確かにここまで来れば輝夜たちが勝つんだろうけど……くそっ、面白くない!
紅魔ルナダイヤルズが上がってきてくれれば、気持ちよく明日も試合できるってのに)
永遠亭となにやらいざこざがあるらしい妹紅にとっては、やはり永遠亭の勝利は望ましくないもの。
反町の指示に逆らうという事も無かったが……妹紅は頬を膨らませ、どこか拗ねたようにフィールドに目を向けるのであった。
※妹紅の評価値が下がりました。
オータムスカイズの者達が明日の試合に備えて偵察対象を限定する中。
一方でフィールドの紅魔ルナダイヤルズは、円陣を組み短い作戦会議を開いていた。
残り時間は20分弱、しかしながらまだあきらめるような時間帯ではない。
パチュリー「……とにかく、1点を奪わなければ話にならない」
三杉「問題はどうやって取りに行くかだが……策はあるのかい?」
パチュリー「……点を取るというだけならば、私がゴール前でボールを貰えばまず取れるわ。
問題はそこまでどうやってボールを持っていくかだけど……」
662 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 21:53:08 ID:???
先着1様で、
頼みの綱は……→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→小悪魔「どうやら私の出番のようですね……」 こ、小悪魔の様子が……!?
ダイヤ・ハート→パチュリー「三杉、頼めるわね?」 ボール運びは三杉に任せる!
スペード→パチュリー「三杉、そして咲夜……二人がかりで突破しなさい」 大博打に出た!
クラブ→パチュリー「咲夜……頼むわ」 やはり咲夜さんが攻撃に回るしかない
663 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 21:53:55 ID:???
頼みの綱は……→
クラブ7
664 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:12:36 ID:???
>頼みの綱は……→ クラブ7 =パチュリー「咲夜……頼むわ」 やはり咲夜さんが攻撃に回るしかない
======================================================================================
咲夜「かしこまりました、パチュリー様……」
三杉「…………」
パチュリー(ここで三杉と八意永琳を戦わせるのは得策じゃない……三杉が自信を喪失しかねないわ。
ここは、後々の事を考えても咲夜に任せるのがベターな選択)
三杉が目に見えぬ範囲で静かに落胆する中、咲夜はただ素直にパチュリーの指示を受け取り了承。
幾らセンスがあるとはいえ、三杉の今の実力では永琳と戦わせるのは無理だと判断するパチュリー。
三杉に自信を喪失させるよりは、まだ咲夜に賭けた方が無難だろうと考える。
三杉(僕のドリブルでは駄目という事か……)
パチュリー(わかって頂戴、三杉……あなたをここで折れさせてしまう訳にはいかない。
ただでさえ反町と自分との実力のギャップに少なからずショックを受けている現状で……。
危ない橋を渡る訳にはいかないのよ)
ポジションに戻っていく三杉の後姿を見ながら、そっと内心呟くパチュリー。
複雑な思いが交錯する中でも、しかし時間は決して止まらず。すぐに試合再開となる。
ジョン「さぁ、後半22分、永遠亭ルナティックス待望の先制点です!
果たして紅魔ルナダイヤルズ、追いつき、そして逆転する事は出来るか!?
試合再開です!!」
ピィーッ!!
665 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:14:06 ID:???
審判の笛が鳴ると同時、パチュリーはすぐさまゴール前へとダッシュ。
そのままボールを後方へと流し、咲夜がトラップしてその後を追い始める。
ジョン「あーっとォ! これは紅魔ルナダイヤルズ、賭けに出たかァ!?
ボランチの咲夜選手、ボールを持ったまま中央を突破にかかる!
パチュリー選手は一心不乱にゴール前に駆け上がるぞ!!」
さとり「こうするしか、紅魔ルナダイヤルズは攻撃手段が無いですからね……仕方ないでしょう」
勇儀「まどろっこしいねぇ! 博打ってんなら、いきなりシュートの一本や二本ぶちかましてやりゃいいのさ!」
こいし「そりゃ鬼の体力、筋力があるから出来る話でしょーに」
咲夜が上がるという事はある程度予想済みだったのか……。
観客席からは特に驚きの声が上がる事は無く、しかし果たして突破が出来るかどうかという疑問の声は上がる。
ボールキープに自信のある咲夜とはいえ、永遠亭の中盤・中央に位置をするのは八意永琳。
果たして一介のボランチである咲夜が彼女を抜けるのかというのは、当然の疑問である。
永琳「さて……ここでボールを奪って、駄目押しね!」
咲夜(渡さない……あんたにだけは!)
先着1名様で、【一緒に引いてください】
咲夜→ ! card小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=
永琳→ ! card天文密葬法 57+(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 咲夜、永琳を抜き去りそのまま中央突破を仕掛ける
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、三杉と悟空で競り合い、悟空がフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ドリブルを阻止。
※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
666 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:15:16 ID:???
咲夜→
スペード9
小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=
永琳→
ダイヤ7
天文密葬法 57+(カードの数値)=
667 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:28:54 ID:???
>咲夜→ スペード9 小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=67
>永琳→ ダイヤ7 天文密葬法 57+(カードの数値)=64
>≧2→ドリブル成功! 咲夜、永琳を抜き去りそのまま中央突破を仕掛ける
=========================================================================
咲夜(ボールは絶対に渡さない……!)
永琳「!?」
自身の足元でボールを転がし、永琳を翻弄しつつ隙を見出そうとキープする咲夜。
永琳も何とかカットをしようと試みるも咲夜の粘り強いキープ力には一切の隙が無く。
まるで手出しが出来ぬまま、二人は睨み合いをする事となる。
従者としてお互い主人に仕える身ではあるが、薬師という仕事を抱える永琳とは違い咲夜は専業。
その従者としての振る舞いの中で会得した忍耐、粘りの強さがこのキープ力に直結し影響をしていた。
咲夜(お嬢様がプリンを食べたいと言ったから作り持って行ったらババロアがいいと言われた。
私はそのような事を毎日毎日毎日毎日繰り返しているのよ……!
片手間で、かつ主人にタメ口を利くような従者などに……忍耐と粘りで負けてなるもんですか!)
永琳(何、このプレッシャーは!?)
咲夜(大体その、さっきから目の前で揺れるデカメロンが気に入らないッッッ!!)
憎悪とも嫉妬とも取れぬ感情を剥き出しにして、永琳を威圧する咲夜。
そのプレッシャーに思わず永琳はうろたえてしまい、その隙を見計らって咲夜は中央を突破する。
ジョン「あ、あああああ〜っとォ! 咲夜選手、永琳選手を抜き去ったぁぁぁ!!
し、しかし、突破に時間がかかってしまった為かディフェンス陣も備えは十分!
ボランチのてゐ選手、更にサイド際の悟空選手、うどんげ選手が咲夜選手に向かいます!」
てゐ「うさうさ……ちょっとやばいよね〜、これ。 師匠しっかりしてよ〜」
悟空「オラがなんとかする!」
うどんげ「さ、咲夜! 私が相手よ!」
咲夜(この程度の相手なら一気に抜きされる……! ここを抜けば、1点よ!)
668 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:29:57 ID:???
先着1名様で、【一緒に引いてください】
咲夜→ ! card小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=
てゐ→ ! cardタックル 42+(カードの数値)+(人数差補正+2)=
うどんげ→ ! cardタックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)=
悟空→ ! cardタックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)+(界王拳+! dice)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ドリブル成功! 咲夜、あっという間にてゐ達を抜き去りそのままパチュリーへセンタリング
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(三杉がフォロー、三杉とラディッツで競り合い、ラディッツがフォロー)
≦−2→永遠亭ルナティックス、ドリブルを阻止。
669 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:30:34 ID:???
咲夜→
クラブ6
小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=
てゐ→
スペード6
タックル 42+(カードの数値)+(人数差補正+2)=
うどんげ→
クラブQ
タックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)=
悟空→
ダイヤ2
タックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)+(界王拳+
6
)=
670 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:31:49 ID:???
うどんさんが仕事した!
671 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:51:17 ID:???
>咲夜→ クラブ6 小間使いドリブル 58 +(カードの数値)=64
>てゐ→ スペード6 タックル 42+(カードの数値)+(人数差補正+2)=50
>うどんげ→ クラブQ タックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)=59
>悟空→ ダイヤ2 タックル 45+(カードの数値)+(人数差補正+2)+(界王拳+ 6 )=55
>≧2→ドリブル成功! 咲夜、あっという間にてゐ達を抜き去りそのままパチュリーへセンタリング…が、咲夜の反則。
>※咲夜、うどんげが「軽症未治療」になりました。
================================================================================================
ボランチではあるものの、タックルはまるで苦手なてゐ。
粘り強いボールキープに定評のある咲夜の前に、あっさりと抜き去られるが……。
しかし、それもまたてゐにとっては計算の範疇。
タックルで倒れこむ方角を意識的にする事により、後続のフォローをしたのである。
てゐ(そっちの方向は鈴仙のいる方向〜。 後は頼んだよ、鈴仙ちゃん)
心憎いてゐの策略に嵌った咲夜は読みどおりうどんげの真正面からのタックルを受けそうになるが……。
それでも、咲夜の粘り強いボールキープは切り崩せない。
ジャンプ一番、うどんげのタックルをかわし更に突破を図ろうとする咲夜。
だが、ここに来てなんとうどんげは誰もが予想だにしなかった行動に出るのだった。
うどんげ(師匠のお役に立つ為にも……負けられないィィィッ!!)
咲夜「何っ!?」
なんと、うどんげは空を飛ぶ咲夜に対してそのまま足を上に上げてボールを奪い取ろうと画策。
一歩間違えば反則になりそうな技に咲夜はまさかあのうどんげがそのよな大胆な行動に出るとはと狼狽。
体勢を崩してしまい……そのままうどんげの上に崩れ落ちてしまう。
咲夜「っ!?」
うどんげ「きゃあっ!?」
ピピィーッ!!
672 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:52:18 ID:???
永琳「うどんげ!」
パチュリー「咲夜!?」
折り重なるようにしてお互い接触してしまった咲夜とうどんげ。
呻くような声を上げつつ蹲る二人に……しかし、審判はすぐさま駆け寄り笛を鳴らす。
審判の判定によると、咲夜が倒れこんだ事が原因と見ての咲夜の反則らしいが……。
ジョン「た、大変な事になりました! 後半28分、ここにきて紅魔ルナダイヤルズが反則を取られてしまいました!
これは痛い!」
咲夜「…………」
うどんげ「うっ……」
ざわめく観客の声を背に受けながら、ようやく起き上がった咲夜は着地の際に痛めた肩を抑えつつ。
捻ったらしい足を押さえていたうどんげに対し、冷たい視線を投げかける。
それを受けたうどんげは居心地の悪さに一瞬声を上げたが……すぐに小さく頭を下げ、永琳の元へ。
永琳はうどんげの怪我の様子を見ながらも……やはりバツの悪そうな顔を浮かべながら咲夜を見やる。
咲夜(……終わった、か)
その視線に答える訳ではなく、咲夜はただ瞳を閉じ……審判の方へと向き直ると、その目を開く。
果たして咲夜に出された審判の判定は……。
673 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:53:26 ID:???
先着1様で、
咲夜の反則→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。
JOKER→やっぱりうどんげの反則! うどんげにレッドカード!!
9〜K→軽いお咎め、次は気をつけてね
5〜8→厳重注意、次はカードが出ます!
2〜4→イエローカード、警告!
A→レッドカード! 一発退場!
674 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/12/25(金) 22:53:44 ID:???
咲夜の反則→
クラブA
675 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:53:45 ID:???
咲夜の反則→
クラブ8
676 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:54:25 ID:???
松山さん貴方はやはり凄い人だ……
677 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 22:54:47 ID:???
松山さん、あんたやっぱり鬼よ
678 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2009/12/25(金) 22:55:07 ID:???
ああ
もう
言い訳も思い浮かばない……
679 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 22:57:52 ID:???
咲夜さんの互換キャラが松山さんの引きに備わり最凶に見える
680 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 23:27:10 ID:???
>咲夜の反則→ クラブA =レッドカード! 一発退場!
==================================================================================
咲夜「……え?」
審判が胸ポケットへと手をいれ、そのカードを出した瞬間。
咲夜を含め、フィールド――そして、観客席にいる者達の時が一斉に止まる。
この段階で相手ボールになり、そして自身が怪我をした以上はもう逆転は不可能だと判断していた咲夜。
半ばこの試合も諦めていたのだが……。
しかし、まさかここでそのカードが出てくるとは想像だにしていなかった。
ジョン「あ、あ、あああああああああああああああっとォ! こ、これは! これは、レッドカードォォ!!
咲夜選手、ここで退場です! レッドカード、退場です!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
咲夜「…………」
審判「早く退場しなさい」
未だ呆然とする咲夜に向け、退場を促す審判。
当然ながらレッドカードを取り消す事など無く……。
そのまま呆気に取られているうどんげ、そして永琳の元へとフリーキックの準備に行く。
パチュリー「咲夜……」
小悪魔「咲夜さん……」
三杉「…………」
咲夜「…………後はお願いします。 パチュリー様……」
681 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 23:28:12 ID:???
咲夜の元へはフィールドに立つメイド達、そして小悪魔、パチュリー、三杉といった面々が集い。
何と声をかけていいかわからないという様子で咲夜を取り囲む。
しかし、咲夜は彼女達に顔を向ける事はなく。
ただ無機質な声を出し、パチュリーへとキャプテンマークを渡すと……そのまま通路を通り、控え室へと戻っていくのだった。
美鈴「さ、咲夜さん……!」
三杉「……これで、僕達がこの試合に勝ったとしても」
パチュリー「次の試合では……咲夜は出せない。 つまり、決勝で咲夜を出せない……という事ね」
三杉(そして、そもそもの問題は……彼女が抜けた今、ここから逆転出来るかどうかという事だよ)
攻守に渡りルナダイヤルズの柱であった十六夜咲夜。
彼女が抜けるという事は、それ即ちルナダイヤルズの崩壊を意味している。
パチュリーも体力から考えて、そろそろベンチに下がらなければならない時間帯。
そして、何よりも咲夜が抜けた事により美鈴を含めメイド陣の士気は大幅に低下している。
パチュリー「……勝利の目は、潰えた」
三杉「…………」
パチュリーのその言葉に反論を唱える者はおらず……。
ただただ、一同はとぼとぼとそれぞれのポジションに戻っていくのだった。
パチュリー(もしも三杉が……もう少し、早くこの幻想郷に来ていれば……)
三杉(僕に……僕に、もっと力があれば……)
うどんげ「し、師匠……わ、私は……」
永琳「故意でないのなら気にする事は無いわ……」
永琳(まさか……この試合が、ここまで呆気ない幕切れになってしまうなんてね……)
682 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/25(金) 23:29:41 ID:???
人気の無い控え室に帰って来た咲夜。
一人、座り心地の悪いパイプ椅子に腰掛けて呆然と虚空を見つめる。
その先に置いてあるホワイトボード、書かれている文字は今日の試合の作戦について。
咲夜とパチュリーが完全に永琳を封じ込め、天才と抗おうという旨が書かれているが……。
咲夜(……結局、私はパチュリー様よりも先に下がる羽目になってしまった)
喘息を患い、スタミナに不安の残るパチュリー。
そんなパチュリーはといえば、今も尚フィールドに残っており咲夜の代わりに指揮を取っている。
一方で咲夜といえば、自身の不注意により怪我をした上に反則を取られレッドカード。
少なからず望みのあった状況から、その望みを奪い取ってしまった。
咲夜(美鈴はしっかり役目は果たした、三杉も悪くない動き、パチュリー様に至っては……。
前半から、攻撃・守備両方で本当に奮闘して下さった……それなのに、私は……)
幾ら冷血に見えていても、咲夜とて人の子。
思わず熱いものがこみ上げてくるが……。
先着1様で、
咲夜さんも女の子→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「レッドカードくらいでくよくよすんなよ」 無闇に説得力のあるゴーグル少年が現れた!
ダイヤ→妖夢「咲夜……いますか?」 何と、妖夢が控え室へやってきた!
ハート→???「何をしているの咲夜……」 お、お嬢様が降臨なさった!
スペード→咲夜「私は神は信じない……だけど、もしいるなら!」 いじらしくお祈りを始めた!
クラブ→誰も来ない。一人さめざめと泣くのだった。
クラブA→咲夜「とりあえず今日はウサギ鍋……」 うどんげ、逃げてー!!
683 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 23:30:29 ID:???
咲夜さんも女の子→
ハートJ
ゴーグル!
684 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 23:30:47 ID:???
咲夜さんも女の子→
クラブQ
685 :
森崎名無しさん
:2009/12/25(金) 23:32:45 ID:???
お嬢様の優しさに泣く展開きた!?
686 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/26(土) 00:08:31 ID:???
>咲夜さんも女の子→ ハートJ =???「何をしているの咲夜……」 お、お嬢様が降臨なさった!
======================================================================================
咲夜「お……お嬢様……?」
レミリア「ふん、殺風景な部屋だ……咲夜、お茶を」
咲夜「はっ……た、ただいま!」
豪快に控え室の扉を開け、入ってきたのは幼い童女。
しかし、その威風堂々とした態度からは一種の気品と威圧が見て取れ。
その童女が咲夜の仕える主人にして、幻想郷最強クラスのFW――。
レミリア=スカーレットなのだと判断するのに、そう難しくはない。
パイプ椅子によじ登り腰掛けるレミリアに指示され、咲夜は慌ててお茶を汲み取り差し出す。
その様子には先ほどまで今まで泣き出しそうだった雰囲気はまるで無く。
完全で瀟洒な従者という異名そのままの、パーフェクト・メイドの咲夜があるのみである。
レミリア「……緑茶か」
咲夜「申し訳ありません、この控え室には紅茶は無いようで……」
レミリア「まあいい、霊夢のところで飲みなれている……」
貧乏臭い湯のみを掴み、熱々の緑茶を一口含むレミリア。
そのまましばらくレミリアが茶を飲む音だけが控え室に響き渡る。
レミリア「……泣き喚かないのか、咲夜? 私の胸なら貸してやるぞ?」
咲夜「……間に合ってますわ、お嬢様」
従者として、主人に迷惑、そして弱い部分を見せてはならないと咲夜は首を振る。
それを見てレミリアは露骨に面白くない、というような表情を浮かべるが……。
それでも、どこか安堵をした様子で更に茶を啜る。
687 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/26(土) 00:09:40 ID:???
言葉にはしないが、レミリアがこの控え室へとやってきた理由はただ一つ。
まず間違いなく、咲夜を心配してやってきたのであろう。
でなければ、わざわざ試合に出場をしないレミリアがこの会場に来る訳も……。
そして、この控え室に来る訳も無いのである。
咲夜としてはそのレミリアの優しみが嬉しく、そしてありがたい。
一介の従者の精神が弱っているのを知り、そこに駆けつけてくれたのだ。
暖かい言葉もいらない、その主人の心が暖かいのでそれだけで十分である。
咲夜「ありがとうございます、お嬢様……」
レミリア「何の事だ? ……それにしても、茶菓子も無いのかここは」
咲夜「申し訳ありません、ペロペロキャンディーならばここに……」
レミリア「いや、それは茶菓子というには……まあ、いいか」
感謝の言葉はあっさりとかわされ、苦笑しながらも咲夜はペロキャンをレミリアへと差し出す。
緑茶にペロキャン、なんともミスマッチな取り合わせであるが一応レミリアも満足したらしく。
ペロペロと美味しそうにキャンディーを舐めている。
レミリア「それで咲夜……お前、まさかこのまま終わるつもりじゃないだろうね?」
咲夜「勿論ですわお嬢様……お嬢様の従者として、おめおめと敗北を認める訳にはいきませんもの」
レミリア「ふん、当然だ。 それで、どうするつもりだ?」
咲夜「はい、それは……」
688 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2009/12/26(土) 00:11:09 ID:???
先着1様で、
咲夜さんの決意→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
数字によって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「才能の無い奴は努力するしかないんだ!」 無闇に説得力のあるゴーグル少年が現れた!
ダイヤ→咲夜「この大会が終わったら、特訓をするつもりです」 パワーアップには特訓しかない!
ハート・スペード→咲夜「しばらくお暇を頂き、武者修行に行きたいと思います」 伝家の宝刀、武者修行だ!
クラブ→咲夜「チームメイトを補強し、更にチーム力を高める事が先決かと」 チーム力で劣ってはやはり拙い!
クラブA→咲夜「とりあえずウサギを狩ろうかと」 レミリア「手伝うわ」
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