キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/01(月) 18:23:16 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1263805267/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
その後、しばし平穏の中次の大会に向けて準備をするのだが反町はチーム内の不和に気づく。
果たして反町は無事チーム内に平穏を取り戻すことが出来るのか!?
にとり「おのれ幽香……奴がこのチームまでも破壊してしまった」
幽香「早く完成させないとね、ネオフラワースパーク(仮)!」
ヒューイ「オータム5つの誓い! 一つ、腹ペコのまま試合に行かない事ー!」
椛「さらばオータムスカイズ!」
白蓮「ナンミョーホーレンゲキョー! 南無三!」
反町「胃が痛い……でも何とかしないと……」
佐野「あれ!? 俺の出番は!?」
解決するのかしないのか、まだまだ中の人にもわからぬオータム会談。
そんな幻想のポイズン26スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
816 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:48:28 ID:???
クラブA「だが贔屓するぜ?」
817 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:50:08 ID:???
贔屓しないとこのまま腐るなら、俺は贔屓する。
トリオで活躍させてやりたい
818 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:50:21 ID:???
>816
もうそれでもいい
やって結局失敗して後悔するなら納得できる
何も手を差し伸べずに脱退するのを待つってのはどうしても出来ない
819 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:52:36 ID:???
贔屓すれば皆に不満が出て脱退してチーム崩壊する危険を忘れずに
チーム崩壊させたいならどうぞいくらでも
820 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:53:32 ID:???
贔屓でもいいよ。
そんなくだらない理由で脱退させたくない
821 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:57:28 ID:???
そこまでいくわけないだろ・・・常識的に考えて・・・
直前にあんなことがあったけど、それは考えすぎ
それにべったりつくって訳じゃないだろう。
不満が出てるとしてもせいぜいHくらいだ。
自分の誇大妄想で妖精1がどうでもいいんならどうぞご勝手に
822 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:58:05 ID:???
俺は体育会系の部活じゃなかったから分からないんだけど
「もうついていけません。やめたいです」って言う選手に
キャプテンが手を貸してなんとかついていけるようにするってのは贔屓なのか?
何も無条件にスタメンにしてやるって言ってるわけじゃないんだぞ
練習メニューを組んでやって、あと……その……ドーピングの存在を教えてやるだけで、
あとは完全に本人の努力と才能(=カード判定)だっていうのに
823 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 18:58:59 ID:???
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1208514179/872
824 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:05:57 ID:???
他人の配慮に気が回んなくなるのは、不安がある時なんだよ
>>819はチーム崩壊が怖いんだろうな
825 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:12:18 ID:???
贔屓贔屓って、これは贔屓じゃなかろうよ
むしろここで妖精1の為に何もしないのはただの冷血漢だ
826 :
825
:2010/02/11(木) 19:16:00 ID:???
妖精1だけじゃなくリリーやら実力下位を含めた連中で特別練習とかできないかな
そうすれば贔屓じゃないだろうし
827 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:16:11 ID:???
贔屓と考える方がどうかしてる。
それで贔屓と考えて面倒起こしそうなのは若干一名しかいないしね・・・
そんなんでチーム崩壊するならもうとっくに反町独りぼっちよ
828 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:17:11 ID:???
2人以上で一人をコーチとかできんかなあ
829 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:18:05 ID:???
>>824
でもさー、ヒューイから最近妖精1と疎遠になっちゃったって聞かされてるんだよな
その上予定表の違和感にも気付いてるのに何もしないで脱退させちゃったら、
それこそサンタナ、ヒューイ、にとりあたりから恨まれてチーム崩壊するんじゃなかろーか
830 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:22:09 ID:???
>826-827
なんとかして妖精1を助けるために最初のログから読み出してるんだけど、
最初は複数にコーチングしてるのな。妖精3人いっぺんとか、橙&リグルとか
あと一番最初にJOKER引いたのは妖精1だった
俺は泣いた
831 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:22:51 ID:???
贔屓贔屓言うのはフルドーピングで一週間付きっきりって極端な意見が
出たからだと思うよ?実際そこまでいくと贔屓だし…
そこまでしたい人もわざわざ見捨てる人もそんなにいないと思うんだが
極端な例を取り上げて反発しあう事もないんじゃないかなぁ
832 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:26:04 ID:???
そうだね
俺今多分このスレで凄いヒートしてるわ
少し落ち着かないといけないね
スレの空気も殺伐としちゃうし
GMもこんな空気じゃ書き込みにくいのかもしれない
833 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:31:02 ID:???
??「そんなことより佐野の話しようぜ」
834 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:34:43 ID:???
今回は掲載するといいね
835 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:37:11 ID:???
現状からどうやって這い上がってくるんだろうな、佐野
明るい未来が見えないぞw
836 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:37:36 ID:???
正直佐野たちって弱くても白蓮さんの魔法で全能力+10とか出来そうな気がするんだけど
837 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:45:02 ID:???
ところで本当の本当に今更なんだけどさ
一芸の多いオータムにとってコーチングの時のその他たちの個人練習って
黒カード引いた時点でA引こうがK引こうが基本的にハズレだよね
例えばにとりがシュート+1だろうと+3だろうと、それでどうすんだって話だよ
838 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:48:05 ID:???
コーチングは効率的に見えてコーチ側の成長の機会もなくなるし
意外とそうでもないんだよね
839 :
森崎名無しさん
:2010/02/11(木) 19:55:04 ID:???
伸ばしたい選手が数人で、どれを伸ばしたいかはっきりしてるならいいんだけどな
こんだけ人が多いと流石にな
840 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 13:18:55 ID:???
>妹紅のコーチング→ スペードA +反町の練習→ ハート6 =せりあい+1
=====================================================================
妹紅の指導を受けながら、ゴール前での混戦を想定して練習に励む反町。
高く上がったボールに向けて飛び上がり落とす、或いは持って降りる動作を繰り返すが……。
想定していた程は成果が出ず、伸び悩んでしまう。
妹紅「うーん……根本的に筋力が無いのかな」
反町「筋力ですか?」
妹紅「うん。 脚の方にはついてるんだろうけどね……」
キック力こそ高いものの、上半身の筋力がそれに比べて幾らか不足する反町。
それが原因で競り合いにも弱くなっているのではないかと妹紅は指摘する。
結局、課題は反町が如何に今後競り合いに耐えられる程の筋力を身につけるかという話になり。
微々たる成果を上げたあと、反町達は練習を終了し人里近くのコートを後にするのだった。
※練習をして反町のガッツが減少しました。 760/760→560/760
反町(まあ、一朝一夕でそう簡単になる筈も無いからな……やっぱ積み重ねが大事だ)
何事も反復練習が大事だと自分に言い聞かせながら、自宅へと戻る反町。
ボールなどを部屋へと片付け、居間へと向かうと既にオータムスカイズの一同は揃っており。
反町達が居間に入りそれぞれの場所へ着席すると同時、全員で「いただきます」の大合唱。
一斉に食事を開始し、反町は一同に練習成果などを話しながらご飯を口にかきこむ。
一件平静を装っているような反町であったが……。
やはりその反町の視線はちらちらと今日正式に脱退をするという椛の方へと向けられていた。
しかし、椛はそれを知っているのか知らないのか、平然とした様子で味噌汁を啜っている。
反町(……やっぱり、人がいなくなると寂しくなるよな)
841 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 13:20:36 ID:???
名残惜しくも食事が終わり、両手を合わせて「ご馳走様」の大合唱。
椛は食事が終わると、茶を一口飲んで溜息を吐いた後立ち上がって自室へ戻り。
しばらくしてから、その両手に私物が入ったダンボールを持って居間へと戻ってきた。
椛「そんじゃあまあ……今まで、お世話になったッス」
反町「うん……俺こそ、世話になったな。 本当に今までありがとう」
椛「いえいえ、あまりお役に立てず申し訳ないッス」
礼儀正しくも反町、他のメンバーに逐一最大限の礼をして礼を尽くす椛。
妹紅はただひたすらに寂しくなるねぇ、と大声で叫び男泣き。
それを見て椛が若干呆れたようにしながらも苦笑し、あまり長居をしても別れづらくなるので……。
と、最後に大きく礼をしてからダンボールを持ち居間を出て行く。
穣子「まあ、達者でね、椛」
妹紅「ぐじゅっ……新しいチームが嫌になったらいつでも戻ってきていいんだよ! 寂しくなるねぇ……」
椛「うッス、んじゃ、今まで本当に世話になったッス!」
全員揃って玄関まで見送りをしたいところではあったが、そこまで広い玄関でも無い上。
あまり大人数に見送られては恥ずかしいと椛が言っていた為、代表者としてにとりだけが見送りに。
にとりとしても初期から共にゴールを守ってきた椛がいなくなるのは寂しいのか。
複雑そうな顔をしつつも、何とか作り笑いを浮かべて椛を送り出そうとしていた。
椛「んな顔しなくてもいいッスよ。 妖怪の山で仕事する時は普通に会うじゃないッスか。
何も今生の別れって訳でもねーんスのに……」
にとり「んん。 わかっちゃいるけどね……それとこれとは何か違うっつーか」
苦笑する椛に、ばつが悪そうに頭をかくにとり。
しかし、それもやがて終わると椛は玄関の戸を開け出て行こうとし……。
不意に、何かを思い出したかのように振り返りその口を開いた。
842 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 13:33:19 ID:???
先着1名様で、
椛、最後の忠告→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→椛「移籍しようかと思ったけどそんな事は無かったぜ!」 ゲェー!?椛、オータムスカイズ残留!?
ダイヤ・ハート→椛「そういや、妖精1の事をちゃんと見てやった方がいいッスよ」
スペード・クラブ→椛「次に戦うときは、自分達が勝つッス。 絶対に勝つッス」
>お金稼ぎについて
ポケモンゲットだけでなく、色々仕事は探せばあります。
うどんげの持っていた試験薬を飲んで報酬を貰うものとか……。
>妖精1について
基本的にNPCは早朝練習が意図的に出来ないんですよね。
一応ギリギリの範囲として、今週の予定をそれなりに空けるのが限界でした。
これを鍛えるか、それともそのままにしておくかは皆さんの意思にお任せします。
ただ、放っておいても鍛えても何らかのイベントを用意はしています。
>贔屓について
練習に一度や二度付き合うだけでは贔屓になりません。
ただ、特定の一部だけを見てやったり機嫌を取るような口ぶりをしていれば贔屓なりに見られます。
ぶっちゃけると、>>113で言っていたヒントもここら辺が関係してます。
>コーチングについて
コーチングの利点は「プレイヤーが意図的にNPCの能力を上げられる」事です。
例えばリグルのシュートをもっと上げたいと思えば反町で鍛えてあげれば意図的に上げられますし。
効率は悪くても、好きなように伸ばしていけるのが利点です。
>佐野について
出番あるかな?
843 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 13:35:39 ID:???
椛、最後の忠告→
クラブ6
=
さよなら…
844 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 13:39:56 ID:???
やっぱりまずはにとりに話してみようかな?それぐらいはしてもいいよな
845 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 13:44:36 ID:???
既に反町の指示による育成の仕方が妖精1にとって贔屓と見えるほどサンタナとヒューイに偏ってるって解釈で良いのかな?
もちろんGMには訊けないから他の参加者への質問なんだけどさ
846 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 13:57:57 ID:???
妖精1にはそう見えるんじゃない?実力差ついてしまったことから
実際は自分も結構コーチもらったことも忘れてね、劣等感のせいで
847 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 14:07:27 ID:???
正確な数字じゃないから間違ってたらごめんだけど
俺の体感ではサンタナヒューイは妖精1の2倍はコーチ受けてる気がする
にとりは結構早いうちからコーチできなくなったからDF教えられるキャラがオータムにいなくなっちゃったんだよね
いつだったか反町で妖精1をコーチングしたら(私を教えるなんてどういう風の吹き回しかしら?)といぶかしまれた程だったし
848 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 14:09:02 ID:???
>椛、最後の忠告→ クラブ6 =椛「次に戦うときは、自分達が勝つッス。 絶対に勝つッス」
=====================================================================================
内心で、にとりに対して劣等感とライバル心とを抱いていた椛。
しかし、その実力差は如何ともし難く――にとりは全試合でレギュラーで活躍する程の選手だというのに。
椛はといえば、チルノ達のスタミナが切れた時に起用されるかどうかというサブメンバー。
その格差は日を増す毎に明確になっていっていたのだが……。
チーム移籍を機に、次に戦うときこそ新たな自分のチームが勝ってみせると強く宣言する。
椛「そして、自分もにとりに負けないッス。 最高のDFを目指すッスよ!」
にとり「うん……。 ……なぁに、私だって負けないさ!
っていうか椛、うちに勝つって事は椛が反町のポイゾナスドライブとか止めるって事だよ?」
椛「……ぶっちゃけ夢また夢みたいな話ッスけど、努力ッス! それじゃあ、ここで!」
最後に力強くハイタッチをしてから、家を出て行く椛。
飛び上がり妖怪の山方面へと向かう椛の背中を見送りつつ、にとりは痺れる手を握り締め……。
次に会う時は敵として立ちはだかるだろう椛に対し、思いを馳せるのだった。
にとり(……次に会う時は敵だ。 ……油断はしないよ、椛)
椛「…………」
一方、オータムスカイズを出た椛もまたにとりとハイタッチを交わした手を握り締めつつ。
歯を食い縛り、瞳に闘志をギラギラと燃やしながら空を飛ぶ。
その表情からは憂いや哀しみというものは無く、ただオータムスカイズに勝ってやるという強い意志だけがあるのみ。
抜き身の刀のように殺気を漲らせるそんな椛に、しかし一人の少女が声をかけてきた。
果たしてその少女とは……。
849 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 14:09:51 ID:???
先着1名様で、
椛の新天地→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「お遊びはここまでにしろという所を見せてやりたい」 少女かと思えば長髪の軟派そうな青年だ!
ダイヤ→文「待ってたわよ、椛」 上司の文さんだ! 椛の所属は妖怪の山!
ハート→霊夢「あら、もう出てきたの?」 適当な妖怪に声をかけまくってチームを再結成中! 博麗連合だ!
スペード→白蓮「あらあらあら、まあまあ」 少……女? 大魔法使い、白蓮さんだ!?
クラブ→パルスィ「パルパルパル、我がチームはあなたを歓迎するわ!」 ゲェー!?パルパルズ!?
850 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 14:10:48 ID:???
椛の新天地→
スペードA
=
クラブの予感ww
851 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 14:14:42 ID:???
微妙なとこ行ったなー
そのチーム本編で出番あるんだろうか
852 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 14:16:00 ID:???
おばあちゃんの所か。
新規チームだしいいとこ入ったのかな
853 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 14:34:41 ID:???
>椛の新天地→ スペードA =白蓮「あらあらあら、まあまあ」 少……女? 大魔法使い、白蓮さんだ!?
==========================================================================================
椛に声をかけてきたのは、反町も世話になった命蓮寺の代表。
ぽわぽわしたグラデーションのかかった髪にほわほわした性格をした。
人畜無害、幻想郷でもトップクラスのいい人――聖白蓮であった。
椛は白連の姿を確認するや否や、先ほどまでの殺気を抑えて表情を和らげ一礼。
近づき、二人は揃って挨拶を交わす。
椛「どうも、これからお世話になるッス」
白蓮「いえいえ、こちらこそお世話になるわ。 私達はまだまだサッカーの事がわからないから。
経験者が増えてくれると、それだけで助かります」
オータムスカイズで燻っていた椛を勧誘したのは、何を隠そうこの白蓮である。
物腰柔らかなその口調は幻想郷においては珍しく。
椛としては、そんな人物がいるチームならば入っても悪くないだろうし。
何よりもここ最近出来たばかりのチームというのなら、入っても他の者達においていかれるという事は無い。
そのチームの者達と共に成長をしていけるのだから、椛としては既に限界と考えていたオータムスカイズにいるよりも。
余程いい条件のチームだったのである。
白蓮「今日は午後から早速練習があるわ。 その時、皆に紹介しますから」
椛「うッス! 粉骨砕身、これから頑張らせていただきます!」
白蓮の先導を受け、人里近くの命蓮寺へと移動をする椛。
その表情には、オータムスカイズに最初に加入を決めた際に見せた笑み――。
ここ最近はめっきり見なくなっていた、笑顔が浮かんでいた。
※椛がオータムスカイズを脱退しました。
椛が脱退した事により、オータムスカイズの格が"88"から"87"になりました。
854 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 14:35:54 ID:???
一方その頃、オータムスカイズの面々はといえば。
午前に用事がある者たちを除いたメンバーで揃って人里近くのコートまで移動。
午前の練習を開始しようと、準備を整えていた。
各々の口数はやはりいつもに比べて少なく、大なり小なりそれぞれ椛の脱退で心を痛めてはいる様子である。
反町「よし……今日も張り切って練習するぞ!」
そんな気持ちを吹き飛ばそうと、反町は一同を集めて練習を開始しようと強い口調で宣言。
一同もそれに頷き、早く体を動かしたそうにしている。
リグル「ところで、今日はどういう練習するの?」
反町「うん、そうだな……」
A.ポジション別練習をする(それぞれのポジションに対応した能力が上昇します)
B.ガッツ練習をする(現在の最大ガッツに比例し、最大ガッツが上がります)
C.個人練習をする(それぞれの能力がランダムに上がります)
D.オフェンス練習をする(それぞれのオフェンス能力が上がります)
E.コーチングをする(コーチの能力と対象の能力の差により、対象の能力のみが上昇します。 対象以外は個人練習をします)
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
855 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 14:49:55 ID:xelVPEeA
E
856 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:07:17 ID:6TX5Tp76
A
857 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:17:02 ID:U81Bs3D2
B
858 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:23:28 ID:KJ3+LwFQ
A
859 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:25:38 ID:dwFpbUrU
E
860 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:34:33 ID:iOCk6bzU
A
861 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 15:41:08 ID:???
>A.ポジション別練習をする(それぞれのポジションに対応した能力が上昇します)
==============================================================================
反町「今日はポジション練習をしよう!」
妖精1(何とか……何とかして、成果を上げないと!)
反町の言葉を聞き一同は頷き、その中でも妖精1は特に力強く首を縦に振る。
それを見て少々反町は驚きつつ、さて今日は薬を使おうかどうかと考えた。
反町(まずはAの錠剤。 練習の効率を上げる薬だけど、こっちはどうしようかな?)
A.静葉
B.穣子
C.橙
E.リグル
H.メディスン
J.幽香
K.リリーW
L.リリーB
M.妖精1
P.反町
Q.薬を使わない
先に「2」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※何錠使うかも併記して投票して下さい。現在持っているAの錠剤数は「3つ」です。
例:A2
862 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:50:12 ID:E3AB2ekE
Q
863 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 15:51:03 ID:iOCk6bzU
P3
864 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:03:13 ID:xelVPEeA
M3
865 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:04:28 ID:KJ3+LwFQ
Q
866 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 16:08:04 ID:???
>Q.薬を使わない
======================================================================
反町(そうだな、まだ使わないでおこう。 さて、それじゃあ次はBの錠剤だけど……こっちはどうしよう?
こっちは練習成果に効果があるタイプで一人一錠しか服用出来ないんだったな)
A.静葉
B.穣子
C.橙
E.リグル
H.メディスン
J.幽香
K.リリーW
L.リリーB
M.妖精1
P.反町
Q.薬を使わない
先に「2」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
867 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:09:50 ID:xelVPEeA
M
868 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:12:50 ID:???
Q
869 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:13:24 ID:dwFpbUrU
M
870 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 16:23:20 ID:???
>M.妖精1
===============================================================
反町「妖精1、手を出してみろ」
妖精1「? 何?」
整列をしていた妖精1を呼び、前に立たせて手を出させる反町。
一体何だろうかと首を傾げる妖精1に対し、反町はポケットから「B」と書かれた瓶を取り出し。
蓋を開けてから中に入っていた錠剤を妖精1の手の平へと落とすのだった。
妖精1「何これ?」
反町「練習の効率を上げる薬だ。 飲むと体の筋肉が堅くなって動きにくくなる。
言ってみれば、重い胴着を着て修行をするのと同じなんだ。
これでしっかり練習が出来れば、いつもに比べていい練習になるぞ」
うどんげから聞いていた話を思い出しながら、薬の効果を説明する反町。
妖精1はしばらく訝しげに錠剤を眺めていたが……。
やがて視線を反町へと移すと、その口を開いた。
妖精1「……どうして私にこれくれたの?
普通、ヒューイやサンタナに上げるんじゃない? あんたは」
反町「え?」
A.「そんな事ないぞ、俺はいつでも公平だ」 誰も贔屓してはいないとアピールする
B.「最近伸び悩んでるだろう?」 妖精1が伸び悩んでいるだろうと指摘する
C.「何となくだ」 特に理由は無いと答える
D.「いや、本当に効果があるか試したくて……」 妖精1が実験台だと説明する
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
871 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:25:21 ID:wNsCVZL6
B
872 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:26:46 ID:xelVPEeA
B
873 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:26:52 ID:???
Dひでえww
874 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:40:06 ID:KJ3+LwFQ
B
875 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:43:14 ID:???
E 我々キャプテンはいつでも公平だ
876 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 16:46:47 ID:???
>B.「最近伸び悩んでるだろう?」 妖精1が伸び悩んでいるだろうと指摘する
============================================================================
反町がそう呟いた瞬間、妖精1は細めていた目を更に薄くし――。
しかし、驚いた様子など微塵も見せず、ただただ反町を見つめる。
妖精1の中では、反町はそこまで自分の事を見ていないと考えていたのだ。
それが、しかしこうして伸び悩んでいるだろうと指摘した。
妖精1(ちゃんと見てるのかしら、私達の事。
てっきりサンタナやヒューイ、それと豊穣の神さんの事が好きなのかと思ってたけど)
だとすれば、チルノやリリー達の面倒も見るつもりなのだろうかと懐疑的な目を反町に向けてくる妖精1。
だが、特に何かを口にするという訳ではなく。
ただ一言ありがとうと呟いてから、その錠剤を一口飲んだ。
妖精1「……苦くない」
反町「錠剤だからな。 さぁ、練習しよう!」
反町(と……その前に今日の方針を決めておかないと。 俺は何を鍛えようかな?)
A.ドリブル
C.シュート
D.タックル
G.せりあい
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
877 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:47:35 ID:wNsCVZL6
D
878 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 16:50:03 ID:???
おっと、選択肢が変な感じになっていますが…一応そのままで投票下さい。
879 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:50:05 ID:KJ3+LwFQ
C
880 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:52:26 ID:6eOs4/t6
D
881 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:53:06 ID:xelVPEeA
D
882 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 16:55:20 ID:???
実はリリーたちも育てたいと思っている俺
スーパーサブとして面白そうなんだよなぁ
なんか最近地味に能力伸びてるし
フュージョンの成功率がせめて75パーセントならなぁ
883 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 17:00:05 ID:???
>D.タックル
========================================================================
反町(よし、今日はタックルを鍛えよう! もう少し高くなれば、一流選手にも通じるようになるぞ!)
先着3名様で、
反町の練習→! card
リグルの練習→! card
リリーBの練習→! card
静葉の練習→! card
橙の練習→! card
メディスンの練習→! card
幽香の練習→! card
リリーWの練習→! card
穣子の練習→! card
妖精1の練習→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
反町〜リリーB、静葉〜リリーW、穣子と妖精1は一緒にコピペをしてください。
数字によって下記の表に従い分岐します。
(FW用判定表)
JOKER→全能力値+1!、更に必殺技フラグ獲得!
ダイヤ→シュート
ハート→ドリブル
スペード→せりあい
クラブ→タックル
884 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 17:01:17 ID:???
(MF用判定表)
JOKER→全能力値+1!、更に必殺技フラグ獲得!
ダイヤ→ドリブル
ハート→パス
スペード→シュート
クラブ→パスカット
(DF用判定表)
JOKER→全能力値+1!、更に必殺技フラグ獲得!
ダイヤ→タックル
ハート→ブロック
スペード→せりあい
クラブ→パスカット
(幽香用判定表)
A〜8→効果が無かった…
9〜Q→+1
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!
JOKER→全能力+1、更に必殺技フラグ獲得!
(妹紅・反町用判定表)
A〜7→効果が無かった…
8〜Q→+1
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!
JOKER→全能力+1、更に必殺技フラグ獲得!
885 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 17:02:35 ID:???
(にとり・レティ・リグル・ヒューイ・サンタナ・メディスン・橙・大妖精用判定表)
A〜6→効果が無かった…
7〜J→+1
Q→+2
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!
JOKER→全能力+1、更に必殺技フラグ獲得!
(静葉・穣子・チルノ・妖精1用判定表)
A〜5→効果が無かった…
6〜10→+1(妖精1は+2)
J〜Q→+2(妖精1は+3)
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!(妖精1は+3)
JOKER→全能力+1、更に必殺技フラグ獲得!(妖精1は全能力+2)
(リリーW・リリーB用判定表)
A〜4→効果が無かった…
5〜9→+1
10〜Q→+2
K→+2、更に必殺技フラグ獲得!
886 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:04:36 ID:???
反町の練習→
ダイヤ2
リグルの練習→
ダイヤ3
リリーBの練習→
ハートA
887 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:05:46 ID:???
静葉の練習→
クラブ10
橙の練習→
ダイヤA
メディスンの練習→
スペード4
幽香の練習→
ダイヤK
リリーWの練習→
JOKER
888 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:05:46 ID:dwFpbUrU
静葉の練習→
スペードA
橙の練習→
ハート8
メディスンの練習→
ハート10
幽香の練習→
クラブ3
リリーWの練習→
ハート5
889 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:06:03 ID:???
穣子の練習→
スペードA
妖精1の練習→
ハート9
890 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:07:45 ID:???
すまねぇ妖精1……
891 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:14:36 ID:???
>>890 成果はでてるんだ上出来ですよ!
ネオフラワースパーク完成?
892 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 17:16:06 ID:???
>>891
いえ、ダイヤのKなのでドリブル+2のドリブルフラグ取得です。
893 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:17:54 ID:???
これ以上あのドリブル強くなったら死人がでるぞw
894 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:18:34 ID:???
このスレではホワイトがやたら頑張っているねェ
>>403 リリーWの練習→ ダイヤK =最大ガッツ+100
>>430 リリーWの練習→ クラブ8 =パスカット+1
>>682 リリーWの練習→ ダイヤK =ドリブル+2、更に必殺フラグ取得
今回 リリーWの練習→ JOKER
895 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:19:24 ID:???
次回の練習あたりにリリー鍛えます?
896 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:20:15 ID:???
一回フュージョン時の性能や技を見せてくれないと育てようにも…
897 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:30:00 ID:???
2人の平均に+αでリーサルツイン以外の全部の技が使えるらしいよ
αがどんくらいかって言われたらそれは知らん
898 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:44:45 ID:???
一緒にお寺に座禅組みに行くとかどうだろうか
899 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 17:48:31 ID:???
仏パワーでフュージョン率向上か
900 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:16:48 ID:???
>反町の練習→ ダイヤ2 =効果無し…
>リグルの練習→ ダイヤ3 =効果無し…
>リリーBの練習→ ハートA =効果無し…
>静葉の練習→ クラブ10 =パスカット+1
>橙の練習→ ダイヤA =効果無し…
>メディスンの練習→ スペード4 =効果無し…
>幽香の練習→ ダイヤK =ドリブル+2、更に必殺フラグ取得
>リリーWの練習→ JOKER =全能力+1、更に必殺フラグ回収
>穣子の練習→ スペードA =効果無し…
>妖精1の練習→ ハート9 =ブロック+2
>リリーWの選手としての格が「中堅」になりました。
===================================================================================
フィールド中央部でタックルの練習をしていたのは、反町。
その練習相手を買って出たのが幽香とリリーW、リリーB、橙だったのだが……。
幽香「はぁぁぁぁっ!!」
ドガァッ!!
反町「ぶふっ!?」
練習なので一応は手加減をしているとはいえ、やはり力強い幽香のドリブル。
その前に反町とて太刀打ち出来ず、問答無用で吹き飛ばされ練習にならない。
一方で幽香はといえば、逆にこの練習でコツを掴んだのか更にその暴力的なドリブルに磨きをかけ。
殺人的なまでの威力に昇華させ、共に練習する橙やリリーBを戦慄させるのだが……。
そんな中で、今回の練習で一番の成果を遂げたのはなんと今まで目立たなかったリリーWである。
901 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:18:46 ID:???
リリーW(私にもようやく春が来たんですよ〜!
目立つんですよ〜! 今度の大会こそ、試合に出るんですよ〜!)
橙(あわわ……リ、リリーWはまだ大丈夫としても、風見幽香がどんどんドリブルが上手くなってる……。
このままじゃ私のあいでんててーが……)
リリーB(くっ、ホワイトに置いていかれてる……何とか次の練習で挽回しないと)
幽香(いい感じに吹き飛ばせるようになってきたわ。 後はやっぱりシュートね……)
反町(本当に凄いパワーだ……あれ? なんだか懐かしい気がする……)
一方、ゴール前ではリグルがシュート、それに対して妖精1がブロックをするという練習を行っていた。
反町には及ばないまでも、十分すぎる程のシュート力を身につけているリグル。
そのシュートに懸命に食らいつこうと、妖精1は身を粉にして練習に打ち込んだ。
しかし、やはり体が思うように動かずに最高の仕上がりとはいかない結果になるが……。
リグル「それでも随分上手くなったよ! 穣子よりも全然上手い!」
妖精1(でも、全然試合じゃ使えないでしょうね……くそっ。 まだよ、まだ時間はある)
リグル(しかし、私もちょっと最近成果が中々出ないなぁ。 スランプかなぁ……)
そして、反対側の陣地ではメディスン、静葉、穣子が3人揃ってパスとパスカットの練習をしていた。
だが、どうにも調子が悪いのか3人の成果は今ひとつ。
静葉が若干パスカットのコツを掴む事が出来たものの、大した成果は上がらなかった。
穣子(やっば……このままじゃ本当にレギュラー落ちするかも。私も姉さんも)
静葉(……やっぱりこの程度のレベルアップじゃまだまだね。 名無しの妖精の方がまだマシなパスカットが出来る)
メディスン(くそっ、あの人間がもうすぐそこまでの位置にいるのにこんなトコで足踏みするなんて……)
※リリーWが「落ち着いたドリブル」を習得。補正+2の消費ガッツ70。
902 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:21:15 ID:???
>>901の一番上にこの一文が入ります。
幽香とは対極に位置する、どちらかといえば静葉のような落ち着いたドリブル技を身につけ。
更には身体能力も一層向上、才能が開花したようにまるで今までと動きを変えてしまう。
903 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:22:31 ID:???
こうしてオータムスカイズの面々が練習を繰り返している頃――。
一方で反町が全く存在を知らないが、幻想郷にいる者なら誰でも知っている場所。
妖怪が集まる素敵な神社と名高い博麗神社では、5人の人間――。
半分幽霊もいるが、それでも一応人間のカテゴリに入れるべき5人が揃い踏みをしていた。
霊夢「…………」
縁側に佇み、出涸らしの茶を嗜むはこの神社に住まう巫女さん。
幻想郷のルールでもある、幻想郷の中心人物にしてサッカー界でも中心プレイヤー。
八意永琳と同じく天才的センスを持ったMF――博麗霊夢。
魔理沙「ほれ、遠慮なく食え。 ちょっと湿気てるが美味いぜ」
言いながら、霊夢の取り置きの煎餅を勝手に持ち出して他の者達の前にでんと置き。
自分でその袋の中から煎餅を取りバキリと豪快に噛み砕くは魔法の森の魔法使い。
「サッカーはパワーだぜ」が身上の幻想郷のエースストライカー、霧雨魔理沙。
咲夜「ポリポリ……」
そして、それを無言で口に運ぶのは紅魔館に籍を置く瀟洒な従者。
メイド服に煎餅というのは何ともシュールであるが、一向に気にしないのがどこか滑稽である。
しかし、それでも尚食べかすなどを落とさないのは流石というべきか。
幻想郷サッカー界において最高のボランチと揶揄される、ディフェンスのスペシャリスト、十六夜咲夜。
早苗「あ、もしよろしければこちらもどうぞ。 昨日作りすぎてしまったので持ってきたんです」
言いながら持っていた包みを開け、中から串団子を取り出したのは奇跡の風祝。
最近まで常識を失くしていたがようやく我を取り戻し昔に戻ってくれた緑髪。
反射神経に優れた名セービングが最大の武器のゴールキーパー、東風谷早苗。
904 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:23:41 ID:???
妖夢「ああ、美味しいですね。 ほのぼのしてしまいます」
久しぶりに心が休まる、今いるチームがチームだから……と愚痴を呟きそうになっているのは白玉楼の庭師。
この5人の中でも上背は特に小さく、とても幼く見える半人前剣士。
半分幽霊な俊足FW、魂魄妖夢。
妖怪ばかりがやたらと目立つ幻想郷、そして幻想郷サッカーにおいて。
人間というものは数少なく、それ故妙な親近感をお互いに抱いているのがこの5人。
仲がいいというよりは悪友という関係なのだが、それはさておき。
ともかく、一応は交友関係があるというのがこの5人の関係である。
その5人がそれぞれ雁首を並べているのは、無論、昨日八雲紫が反町に通達をしたオールスター戦について話し合いをする為である。
といって、別に全員が全員顔を合わせて真面目に話をしようとしていた訳ではない。
否、生真面目な性格をした妖夢と早苗は霊夢と一度話をしておこうとこの神社に赴いてきたのであるが……。
魔理沙は単にこの神社に暇つぶしに遊びに来ただけであり。
また、咲夜はレミリアが以前この神社に来た時に忘れてしまった忘れ物を取りに来ただけ。
そこで運良く5人が鉢合わせをし、妖夢と早苗が多少強引に明後日に控えたオールスター戦について話し合おうと誘ったのである。
魔理沙「でも、話し合いなんて言ったって何も無いぜ? どうせ戦術ったって決まってるんだ」
煎餅をバキリバキリと音を立てながら食べる魔理沙。
そのまま手を動かして、煎餅を飲み込んでから明後日のチームの動きを説明する。
魔理沙「結局の所、早苗と咲夜が相手を止めて、霊夢と妖夢が運んで、私が決める。
それだけだろ? 改めて話をするような事じゃないぜ」
早苗「そ、そんな無茶苦茶な……サッカーは5人で出来るものじゃないですよ。常識的に考えて」
魔理沙「あー。 まあ、そうだな。 妹紅と慧音もいたか、あいつらを忘れてた」
早苗「そ、そういう事でも無いですよ魔理沙さん」
魔理沙「いや、だって全然知らんし。 ここに乗ってる連中の名前」
905 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:24:20 ID:???
>>901での発言を見ると、とても落ち着いてドリブルするとは思えんw
906 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:24:43 ID:???
言いながら魔理沙が懐から取り出したのは、昨日反町が貰ったものと同じ封筒。
反町よりも多少乱暴に破られたらしい口を開け、中身を取り出すと魔理沙はMFの霊夢以外の3人。
そして、自分の名の横にいる選手の名前を指差し眉を顰める。
魔理沙「こいつら人里の奴か? 全然聞いた事が無い」
妖夢「あー……魔理沙、最近、サッカーってしてる?」
魔理沙「いや、全然だ。 魔法の研究が忙しくって仕方ない」
その答えを聞いて早苗と妖夢は揃って顔を見合わせため息。
霊夢は無表情のまま茶を啜り、咲夜は凍てつくような視線を魔理沙へと向ける。
しかし、魔理沙は一向に気にした様子も無く煎餅をバリバリやるだけだ。
咲夜「魔理沙、少しは注意をしておかないと足元をすくわれるわよ?」
魔理沙「は? なんだよ、それ」
妖夢「正直、私も驚きなんですけど……ここに書かれてる選手の皆さん。 めちゃめちゃ強いです」
魔理沙「特に、あなたのライバルになるだろう彼ね」
白魚のような指を紙の上に滑らせ、咲夜が指した名は――反町一樹。
それに同調するかのように妖夢は困ったように頷き、早苗はコクコクと高速で首を縦に振る。
魔理沙「…………」
先着1名様で、
縁はあるのかな?→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「今のお前は牙の抜けた虎……魔法を忘れた魔法使いだよ! あたしゃここにいるよォ!」
ダイヤ・ハート→魔理沙「……どんくらいだよ」 一応話は聞いてみようという気になったらしい。
スペード・クラブ→魔理沙「ははは、無い無い。それは無いって」 まるで取り合わない。
907 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:25:16 ID:???
縁はあるのかな?→
スペード4
=
908 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:26:49 ID:???
魔理沙「特に、あなたのライバルになるだろう彼ね」
咲夜?
909 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:30:43 ID:???
>>908
おおう、そうです。咲夜の間違いです。
魔理沙が一人芝居した訳ではないです。
910 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:31:14 ID:???
反町にライバルはいらぬ
911 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:31:14 ID:???
いやー試合が楽しみだなー
(幽香さんみたいな笑顔で)
912 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:32:50 ID:???
だが試合ではAや2ばかり引いてしまうかもしれない
913 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:37:19 ID:???
>>910
パルパルパル
914 :
森崎名無しさん
:2010/02/12(金) 18:37:25 ID:???
反町はQばかり引くんじゃない?
915 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:51:26 ID:???
>縁はあるのかな?→ スペード4 =魔理沙「ははは、無い無い。それは無いって」 まるで取り合わない。
==========================================================================================
魔理沙「紫も言ってたけど、お前ら少し心配性すぎるぜ」
豪快に笑いながら、手を振って無い無いと連呼する魔理沙。
それも当然といえば当然。
魔理沙のライバル――そう公言はしないものの、心の中で対等であると考えているのはレミリアのみ。
以前までは全然名前を聞かず、ここ最近急に台頭してきた反町を危険視する筈も無い。
魔理沙は煎餅が無くなった、と殆ど自分が食べた袋を丸めてゴミ箱に突っ込むともう一袋持ってくると言い台所に引っ込み。
その後姿を早苗と妖夢は同情するかのような目で見送り、咲夜は眉間に指を当てて小さく溜息を吐く。
霊夢「……で、実際のところはどうなのよ?」
魔理沙の姿が見えなくなったところで、口を開いたのは霊夢。
彼女は紫から事が深刻と聞いており、まだ聞く耳を持っているのだ。
その霊夢の問いかけに最初に反応をしたのは、早苗である。
早苗「はい、反町君はもう本当に素敵な方です!
顔はいいですし、性格も本当に優しくて、身長も高すぎず低すぎず。
年下ですけどリーダーシップもありますし、それに何より可愛くて!」
霊夢「……妖夢、どうなの?」
妖夢「ルックスとかは置いておいて……FWとしては、私と同じく半人前。
ただ、べらぼうにシュートが上手い」
咲夜「同意ね。 ……あのシュートは、間違いなく魔理沙以上よ」
916 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/12(金) 18:52:38 ID:???
口の中で、小さくお嬢様はそれでも負けないけれどと呟く咲夜。
しかし、咲夜自身にもわかっていた。
大会中はそうであっても、あれから既に一週間が経過している状態。
ここまでに反町が練習していない筈もなく、それならばレミリアを抜いている可能性もあるという事に。
霊夢「要するにシュートしか出来ないけど、そのシュートだけが馬鹿高いって訳ね……訳わかんないわ。
ロングシュートぽんぽん撃つって事?」
咲夜「彼の所属するチームは殆どが名有りの選手揃い。
だからこそ、彼はシュートに集中が出来るって所ね……これで普通のチームにいてくれれば楽なのに」
霊夢「ふぅん……そういえば、幽香もそこにいるのよね」
妖夢「予め言っておきます。 オータムスカイズはめちゃめちゃ強いです。 半端無いです」
二度も戦っている妖夢の言葉は重く、早苗もそれに対してコクコク頷き同意を示す。
ゴールキーパーとして戦った早苗にしても、反町のシュートはとてつもない脅威だったのだ。
咲夜「正直、あれ以上シュートが上手くなったら誰にも止められないでしょうね。
まあ、ここで魔理沙が注意を払わなくて結果的には良かったんじゃない?」
妖夢「どうして?」
咲夜「あいつの事だから、どうせ対抗意識燃やしてシュート特化に目覚めるに決まってるもの。
そうすればシュート・ブロックインフレの波が幻想郷にやってくるわ。
サッカーという概念が根本から崩れてしまいかねない」
霊夢「同感ね」
魔理沙と反町が二人揃ってシュート特化になれば、当然レミリアもそれに対抗しシュートを練習。
そして、最終的にはこぞって幻想郷中のFW、MFがシュートばかりを鍛え。
DF、GKはブロックとセービング技術ばかりを鍛えるようになってしまうだろう。
そうなればそれはサッカーではなく、もはやただの打ち合いのスポーツとなってしまう。
霊夢(まあ、実際この目で見てから判断しましょ。 本当にそこまでシュートが強いのかどうか、見てみないとね)
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