キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/01(月) 18:23:16 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1263805267/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
その後、しばし平穏の中次の大会に向けて準備をするのだが反町はチーム内の不和に気づく。
果たして反町は無事チーム内に平穏を取り戻すことが出来るのか!?
にとり「おのれ幽香……奴がこのチームまでも破壊してしまった」
幽香「早く完成させないとね、ネオフラワースパーク(仮)!」
ヒューイ「オータム5つの誓い! 一つ、腹ペコのまま試合に行かない事ー!」
椛「さらばオータムスカイズ!」
白蓮「ナンミョーホーレンゲキョー! 南無三!」
反町「胃が痛い……でも何とかしないと……」
佐野「あれ!? 俺の出番は!?」
解決するのかしないのか、まだまだ中の人にもわからぬオータム会談。
そんな幻想のポイズン26スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
980 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 13:41:53 ID:???
>>978
>ファイヤフライフェノメンってどんな技なの?
ニコニコで申し訳ないが
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1087808 の2:12の技
>そういえばオールスターって水曜の午後でしたっけ?
>>716
>紫は満足げに頷きそれでは水曜日の午後――霧の湖スタジアムで、と伝え。
981 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 13:56:26 ID:???
水曜の午後ならそれまでに薬使って何か上げておきたいな
やたらシュートしか能がないように言われてるからドリブル+3位するのも面白そうだ
982 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 14:01:35 ID:???
ここより佐野さんタイム
↓ ↓ ↓ ↓
983 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 14:47:55 ID:???
【1スレ跨いでやってきた! 佐野満外伝!】
時間を戻す事、数時間前。反町らオータムスカイズが丁度練習を終了して家路についていた頃。
前回は残念ながら出番が無かった佐野君はといえば。
いつもオータムスカイズが練習をしていたコートとは人里を挟んで反対側にあるコートにて。
新たなチームメイト――犬走椛と対面し、挨拶を交わしていた。
椛「どうも! 今日からこのチームに入る事になった、犬走椛ッス!
これから、粉骨砕身のつもりでこのチームの為に尽くす所存ッス! よろしくお願いするッス!」
大きく頭を下げる椛に対しパチパチパチ、と一斉に拍手を送る命蓮寺一行。
ナズーリンは目を細めて寝踏みするように椛を見やりつつも、微笑を携え。一輪は新たな信者だと諸手を上げて喜び。
ムラサはそんな一輪を楽しそうに眺めながら手に持っていた柄杓を振り回して歓迎の意思を表す。
星も暖かな笑顔を浮かべて椛の両手を取り加入してくれてありがとうと感謝の意を示し。
白蓮はただそれらを見つめてにこにことしている。
まるで実力の無い自分をここまで歓迎してくれるとは、と椛は当初少々困惑をしていたが……。
しかし、やがて照れ臭そうに頬をかきながらももう一度頭を下げ。
これからはここが自分の居場所なのだと再確認し、この命蓮寺の為に戦おうと誓う。
佐野(何だかよくわかんねえけど、チームメンバーが増えたのは良かった。
っと、それじゃあ俺はどう挨拶するかな。 こういうのはファーストインプレッションが大事だけど……)
A.「このチームのキャプテン、佐野だ! これからよろしく頼む!」 キャプテンという事を強調しておこう
B.「これからよろしく頼むぜ!」 フランクに話しかけてみる
C.「どうも、よろしくお願いします。 へへへ」 相手は格上オータムスカイズにいた選手だ。下手に出ておこう
D.「お会い出来て光栄です。保安官のロバートです」 ここだ、ここで一発ギャグだ!
E.「さぁ、そんな事より練習しようぜ!」 無視して練習しようぜ!
F.その他 自由投票枠
先に「2」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
984 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 14:49:03 ID:uq22Scqg
D
>>980
ありがとう
これはひどいwwwうちのエースになんてことをwww
985 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 14:51:53 ID:wUCcsZqc
D
佐野では反町ではできないようなことをしようぜ
986 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 14:52:28 ID:knBB3ZYA
B
987 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 14:53:28 ID:???
おまえらwwwwwいいぞwwwwもっとやれwww
988 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 15:01:15 ID:???
>D.「お会い出来て光栄です。保安官のロバートです」 ここだ、ここで一発ギャグだ!
===================================================================================
佐野(初対面の相手と手っ取り早く打ち解けるには、一発ギャグだ!)
そう考えた佐野は、渾身の一発ギャグをぶちかました。
両手を大仰に上げながら米国映画のように椛に近づいていく佐野。
果たして佐野の一発ギャグは通用するのか。
というより、佐野は本当にちゃんと危機感を覚えているのか。
このままだと本編で出番無いぞ、今の実力的に考えて!
先着1名様で、
佐野の一発ギャグ→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「駄目だこのギャグは、食えたもんじゃない……」 お笑いにうるさいカミソリ関西人が襲来!?
ダイヤ→爆笑の渦が巻き起こった。佐野、一同のハートをキャッチ!
ハート→くすくす笑いが巻き起こった。中笑いです!
スペード→一輪さんだけ爆笑してた。この人のツボはおかしい!
クラブ→ナズーリン「……それじゃあ、早速練習を始めようか」 なにィ隼スルーだと!?
クラブA→椛「なるほど、よろしくッス。ロバート」 ゲェー!?名前を間違えて覚えられた!?
989 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 15:01:47 ID:???
佐野の一発ギャグ→
ハートK
=
990 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 15:28:59 ID:???
>佐野の一発ギャグ→ ハートK =くすくす笑いが巻き起こった。中笑いです!
=========================================================================
佐野(くそっ、なんて中途半端な笑いなんだ! でもいいや、一応はウケたみたいだしな)
渾身のギャグがそこそこの笑いしか取れなかったことに落胆しつつ。
佐野はその後、椛と正式に挨拶をしてから握手を交わす。
とにかく、これで命蓮寺メンバー5人に佐野、そして椛を加え7人に人数は膨れ上がった。
このまま練習を続け、実力をつければ何時の日か……。
佐野「ん?」
一輪「あれ?」
ムラサ「ほあ?」
白蓮「?」
佐野「…………7人じゃ試合出来ないじゃないか!」
一輪「も、盲点だったわ!」
そう、今の命蓮寺には椛を含めても7人しか選手がいないのだ。
いや、雲山を入れればもう一人分は浮くがそれでも8人。結局のところは全然人数が足りない。
今の今までその事に気づかなかった佐野は頭を抱え、一輪はおろおろと右往左往。
星やナズーリン、ムラサは白蓮の様子を伺うが……白蓮は少々呆けていた後。
ぽん、と手のひらを打ってからにこやかな笑顔で呟いた。
白蓮「忘れていたわ!」
ムラサ「……聖」
星「流石としか言いようが無いですね……」
椛(入るチーム、間違えたかもしれねぇッス……)
991 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 15:30:12 ID:???
佐野「っていうか、マジでどうするんだよ。 練習するにしても、メンバー集めてからの方が絶対効率はいいぞ!」
ムラサ「そうよね。 こうなりゃ、今日の午後は練習じゃなくてメンバー探しをしましょう」
ナズーリン「ふむ、賛成だ。 幾らサッカーが上手くなっても試合に出れなければ意味が無いからね」
今まで人数が足りないという点についてすっかり忘れてしまっていた命蓮寺メンバー。
しかし、このままでは3人の言う通り試合すら出来ず。
今日は練習をするよりもまず選手を探して勧誘するのが先決だと判断。
これには白蓮たちも同意し、椛も呆れた様子ながら頷く。
椛(なんだか初期のオータムスカイズ見てるみたいッスよ……。
そういえば、あそこも最初はメンバーがめちゃめちゃ不足してたんスよねぇ……)
佐野(あのお師匠はチーム自体には手を貸さないなんて言ってたからなぁ……。
くそっ、早いトコメンバーを集めないと!)
星「それではお願いしますよ、ナズーリン」
ナズーリン「任せてくれお師。 フリーの人妖を探すなど、私のダウジング能力では朝飯前の事……。
むむむ……きてます、きてます」
両手に持ったロッドに力を込めて強く念じるナズーリン。
果たして、命蓮寺メンバーが望む新メンバーは見つかるのか……?
先着1名様で、
メンバー急募→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER・クラブA→ロッドの先にあったのは……。 椛「ちょ、ここオータムスカイズの家ッスよ!?」
ダイヤ→???「うらめしや〜……って、なんだ。 妖怪か〜」 からかさお化けがいるぞ!
ハート→???「ふああ……何か面白い事は無いかねぇ」 大欠伸をしている鎌を持った女性がいるぞ!
スペード→???「あなたは食べていい……なんだ、妖怪か〜」 宵闇の食いしん坊妖怪、参上!
クラブ→ナズーリン「む? 博麗神社の奥……池の方から反応が……?」
992 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 15:30:36 ID:???
メンバー急募→
クラブJ
=
まだ11人いなかったのかwwwくそふいたwww
993 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 15:45:30 ID:???
>メンバー急募→ クラブJ =ナズーリン「む? 博麗神社の奥……池の方から反応が……?」
====================================================================================
ナズーリンのロッドが示した方向にあったのは、幻想郷に住まう者なら誰でも知っている場所――博麗神社。
その方向に進もうとした際、ナズーリン自身や一輪、ムラサなどは揃って嫌な顔をしたのだが……。
白蓮に諭され、佐野にせっつかれて渋々全員揃って移動。
長い長い階段を上がり、境内を大きくぐるっと回るようにして裏手にある池にまでやってくる。
佐野「池? 何で池なんだよ? あの何か家っぽい所にいるんじゃないのか?」
ナズーリン「いや、間違いなく池だ。 ほら、見てみたまえ」
ナズーリンの言う通り、その手に持っているロッドの先端は池の中を指し。
ここにナズーリンたちが探している新メンバーがいるのだと示している。
だが、やはり佐野は懐疑的な目をナズーリンに送っており……。
ナズーリンの能力を知らない椛もまた、少し不安そうだ。
佐野「だって池だぜ? こんな所に誰がいるんだよ?」
ムラサ「もしかしたら、水没死体かも! ふふふふふ……」
佐野「ちょっ、怖い事言うなよ!」
柄杓を片手に楽しそうに呟くムラサを注意しつつ、佐野は池の中を見やる。
こんな所にいるとすれば、精々が魚や亀やらといった者達だろう。
サッカーが出来るような者はいない筈だと再び文句を言ってやろうとした、その瞬間……。
先着1名様で、
池の中から現れたのは!?→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER・ダイヤ10以上→急にゴジラのテーマが聞こえてくると同時に池を割って中年のサラリーマンが出てきた!
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ→???「何か私に用ですかな?」 なにィ!?喋る亀だと!?
クラブA→???「おかみを呼べェェ!!」 ゲェー!?亀が喋りながら池の中から出てきて手に持っていたお椀を割ったァ!?
994 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 15:49:17 ID:???
池の中から現れたのは!?→
ダイヤK
=
サッカーは最低7人入れば"試合は成立"しますよ
勝てるかどうかは別ですが
995 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 15:49:38 ID:???
誰?
996 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 16:10:31 ID:???
板尾係長かwwwwwwwwwww
997 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 16:26:30 ID:???
>池の中から現れたのは!?→ ダイヤK =急にゴジラのテーマが聞こえてくると同時に池を割って中年のサラリーマンが出てきた!
=================================================================================================
デデデン デデデン デデデ デデデデデ♪
ゴポゴポゴポ……
不意に聞こえてきたのは、佐野にも馴染みのあるゴジラのテーマ。
そして、それと同時に池の中からゴポゴポと泡が溢れ出し白い煙が周囲に充満。
一体どうしたのかと佐野達がうろたえる中……池の中から、ゆっくりゆっくりと出てきたのは……。
???「…………」
佐野「だ……誰だー!?」
明らかに普通に外の世界にいそうな中年のサラリーマン。
思わず突っ込みを入れる佐野をぎょろりと目を動かしながらそのサラリーマンは見やり……。
しかし、口の端を歪めて笑うとぺっ、と唾を池の中に吐いてから口を開く。
???「何や君らは。 えらい人数おるけど」
佐野「いや、その前にあんたが誰だよ!?」
板尾「わしは板尾係長。 この博麗神社の神様やがな」
佐野「え、えええええええええええええええええええええええ!?」
どこからどう見ても普通の中年サラリーマンにしか見えない男。
だが、その口から出たのは自分はこの神社の神様だという衝撃的な言葉だった。
白蓮を除く一同は唖然とし、そのサラリーマンをまじまじと見る。
頭はオールバックで水に漬かっていた為かテカテカと皮膚は滑っており。
どれだけ贔屓目に見ても神々しくは見えない。
998 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 16:27:45 ID:???
板尾「まあ、わしが本気出したら守矢神社の奴らとタメ張れるな」
ムラサ「……すっごい胡散臭いんだけど」
板尾「ほんまやよ、ところで何や君らは何しに来てん。 話だけは聞いたるで、偉いからな」
佐野(偉いって言っても係長じゃねーか……)
多少強引な板尾係長にせっつかれ、渋々ここまで来た理由……。
新規メンバーを探しているという話をし。
更には命蓮寺の事、佐野の事などを事細かに説明する。
板尾「なるほどな、新しくチーム作るんにメンバー探しとるゆう事やな」
星「何とかなりませんか、係長さん。 入ってくれそうな人を知ってるとか……」
板尾「いや、最近は新しいなった巫女がこっちの池に全然けぇへんようなってな。
最近の幻想郷事情にはちょっと疎いんや……せやなぁ……」
先着1名様で、
係長の人脈→! card=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→板尾「しゃあないな……わしが入ったるわ」
ダイヤ→板尾「おっしゃ、先代の博麗の巫女に話つけたろ。ブランクはあるけど技術は高いで」
ハート→板尾「昔来てた科学者が最近またこっち来たみたいでな。そいつに話つけといたるわ」
スペード→板尾「最近ここらに騒霊が住み着いてな。 お前らそいつ引き取ってくれ」
クラブ→板尾「何かご主人が他のチームを作ったり入ったりして忘れられてもうた門番がおるみたいやで」
999 :
森崎名無しさん
:2010/02/13(土) 16:33:01 ID:???
係長の人脈→
ダイヤ8
=
1000 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/02/13(土) 16:52:26 ID:???
>係長の人脈→ ダイヤ8 =板尾「おっしゃ、先代の博麗の巫女に話つけたろ。ブランクはあるけど技術は高いで」
===============================================================================================
椛「せ、先代の博麗の巫女!?」
板尾「せや。 ちょお待っとれ、今呼ぶから、うん」
そう呟くと同時、板尾係長は両手を掲げて強く念じ始めテレパシーのようなものを送り……。
それから数分後、佐野達の目の前には紫色の髪をした古風な巫女装束を着た女性が現れた。
先代と板尾は言っているが、どう見てもまだ20代前半のようにしか見えないその女性。
佐野達が唖然とする中、女性は静かにこちらへと歩み寄り……微笑みながら板尾に一礼をする。
???「お久しぶりです、板尾神」
板尾「おう、よう来たな。 ほら、これが言うてたお前を欲しがっとるチームや」
水でテカテカに濡れた板尾は偉そうに、女性は静々といった様子で挨拶を交わし。
そのまま女性は佐野達の方へと視線を向けてもう一度一礼。
これに慌てて佐野達は対応しつつ、本当に加入をしてくれるのかと目で問いかける。
???「ええ、勿論です。 私のような老いぼれの力でいいのなら……」
佐野「んなっ! お、老いぼれなんてとんでも無い! なぁ!」
一輪「そうよ! 姐さんに比べれば些細なものよ!」
色々とフォローの仕方を間違っている一輪はさて置き、こうして新メンバー……先代の博麗の巫女、『博麗靈夢』の加入が決定した。
諸手を上げて喜ぶ命蓮寺メンバー達であったが……しかし、靈夢には加入にあたり。
ただ一つだけ、条件があったのである。その条件とは……。
佐野「霊夢さんを……ギャフンと言わせるだけのチームにする?」
靈夢「あの子は今、少し調子に乗りすぎですからね。 ……ここらでその鼻っ柱を折らなければなりません」
その為にも、佐野にはもっと力をつけてもらいますよと薄く笑みを浮かべる博麗靈夢。
こうして奇しくも、佐野はこの幻想郷のサッカー界をひた走る2人の人間がかつて師事した者達に師事を受ける事となったのである。
【佐野満の章 つづく】
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