キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【さとりのトラウマ】幻想のポイズン31【反町一樹】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/03(土) 21:30:14 ID:???
全日本ジュニアユースのFW(?)、反町一樹が幻想郷のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1267850124/l50
[大まかなあらすじ。]
幻想郷の賢者、八雲紫に連れてこられた反町一樹。
秋姉妹らと出会いオータムスカイズを結成、幻想郷に混乱を巻き起こす為に今日も戦いに励むのだった!
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
激戦の竹林カップを優勝で飾ったオータムスカイズ。
チーム内の不和も何とか暴動が起きる前に鎮火出来、オールスター戦では反町は2ゴールを決める大活躍。
その後、紅魔館主催で開催される不夜城カップの初戦――。
地霊アンダーグラウンド戦に向けて、オータムスカイズの者達は着々と準備を進めるのだった!
穣子「恋愛フラグは叩き割るもの」
リグル「反町と私でダブルエースだ!」
反町「なんて偏ったトーナメント表……」
妖精1「私は……超ヨウセイイチだ!」
静葉・穣子「「これが私達のオータム(お芋さん)ツインよ!」」
三杉(なんだろう、凄くギャグキャラのような扱いを受けているような気がする!)
佐野「キャプテンなのに全然活躍できてない件について」
秋姉妹の新必殺技、リグルの地上シュート、妖精1のスキルは果たして試合で通用をするのか!?
そんな幻想のポイズン31スレ目、このスレでもよろしくお願いします。
557 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:09:06 ID:???
雛→
ハートQ
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+5)=
558 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:09:35 ID:???
雛→
スペード10
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+5)=
559 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:09:39 ID:???
ゾンビ妖精B→
スペード9
ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=
560 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:09:56 ID:???
ゾンビ妖精C→
クラブJ
ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=
561 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:11:21 ID:???
Aタイガー→
ダイヤ7
タイガークラッシュ 56 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=
クリスタルブレイク!
562 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:11:58 ID:???
かりん→
ハート6
ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=
563 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:12:01 ID:???
さとり→
ダイヤ6
パンチング 63 +(カードの数値)+(距離補正+2)=
564 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:13:22 ID:???
なぜ!?
565 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/10(土) 22:13:56 ID:???
なんという枠外……恐るべし地霊アンダーグラウンドの執念……。
という訳で本日はここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。
566 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:14:46 ID:???
これって一応トラウマ補正が下がるのかな
567 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:15:19 ID:???
勝利はしてるからね
568 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:15:23 ID:???
おつでした
極限まで精度を上げたシュートなのに枠外というのも皮肉だなあ
569 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:15:31 ID:???
まあ派手に吹っ飛ばしてはいるし下がるんじゃない?
570 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/10(土) 22:17:55 ID:???
はい、補正は下がります。
次に5以上の差でさとりに勝てば(Aタイガーはもう関係ありません)、完全払拭です。
そして、枠外ですがコーナーキックですのでまだまだチャンスは続きます。
それでは、今度こそお疲れ様でしたー。
571 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:18:15 ID:???
今更だがおとなしくドリブルで抜きに行っても良かったかも知れんね
ガッツ的な意味で
勝利って完全成功した場合じゃなかったっけ?
572 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:21:34 ID:???
ポイゾナスオーバーといい反町最初は不発のジンクスが出来つつあるな
573 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:21:41 ID:???
反町にファルコンスパイクが欲しい・・・
ポストにならん奴
574 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:22:25 ID:???
コーナーはどうする?直接蹴るか?
575 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:28:32 ID:???
ガッツが惜しいのでコーナーは誰かに蹴ってもらって
リグルさんにポストエースしてもらえばいいんじゃね?
576 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:33:43 ID:???
ポストエースってなんだよww
でもポストプレイはアリだな。
ゆうかりんにでも蹴ってもらうか?
577 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:35:17 ID:???
リグル「これがエースポストであるか^^」
578 :
森崎名無しさん
:2010/04/10(土) 22:38:57 ID:???
しかしシュートコントロール特化っていいな
なんとなく反町らしい
外してるけどw
579 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 01:09:53 ID:???
リグルにポストプレイさせようにも雑魚数人+お空下げてでも絶対封じようとしてくると予想
反町のコーナーもそんなに成功率高くない
というわけで相手の裏書いて妖精1オーバーラップポストプレイはどうかな?
580 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 01:18:40 ID:???
そうさな・・・
ガッツがもったいないからセンタリングでももらってヘデイングでもするか
581 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 02:16:49 ID:???
枠外描写はどうなるかね?
さとりが体を張ってコースを微かに変えたとか(原作の森崎を見るようだ)
トラウマのせいで芯を外してしまったとか色々あるけど。
582 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 05:50:06 ID:???
ヘディングだと虎のマイナス補正もあるから相当不利だし
トラウマ払拭するまで全力でいいんじゃないかな
583 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 11:19:35 ID:???
いや、緩和されてる上に虎はもう関係ないらしい。
強烈まで行けば69ー2で67
さとりセーブでも70はいかない筈。
そこまで分が悪い訳じゃない
584 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 11:23:56 ID:???
これって原作ゲームで言うところの
ファイヤーショットを奇跡で防いだ→コーナーからサイドワインダー飛んできた
って感じの絶望だよね。さとり側からすると
585 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 11:49:47 ID:???
間を取って普通のポイゾナスドライブってのはどう?
586 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 14:29:49 ID:???
オータムぶっぱで高確率で5差以上付けられるんだし
ヘディング攻勢はそれからの方が確実かも
587 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 14:33:01 ID:???
ヘディングはマーク補正もまちがいなくついてくるだろうし無理だろ
588 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 15:11:09 ID:???
ハーフタイムで回復に専念するとして、オータムはあと2発程度か?
589 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:37:32 ID:???
>反町→ ダイヤ8 オータムドライブ 74 +(カードの数値)+(トラウマ補正-4)=78
>こいし→ ハート3 ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+5)=58
>雛→ ハートQ ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(厄神+2)=68
>ゾンビ妖精B→ スペード9 ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=61
>ゾンビ妖精C→ クラブJ ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=63
>Aタイガー→ ダイヤ7 タイガークラッシュ 56 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=68
>かりん→ ハート6 ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+5)+(距離補正+1)=58
>さとり→ ダイヤ6 パンチング 63 +(カードの数値)+(距離補正+2)=71
>≧2→シュート成功! ボールは地霊アンダーグラウンドゴールに突き刺さる……筈が枠外!
>※反町がアーマータイガー・さとりに5以上の差をつけて勝利したのでトラウマ補正が−2に緩和!
==============================================================================================
反町「いけェ! オォォォォタムドライブだァァァァァァァアアアッ!!」
ブグォッ! バシュッ! ギャイィィィィィィイイイイイイイイイッ!!
トラウマを振り払うかのように、ただシュートを撃つ事にだけ集中をする反町。
今ならば日向にも決して負けないだろう、純粋なキック力。
翼にも負けない程に落ちる強烈なドライブ回転。
そして、森崎でも取れないだろう驚異的な威力と速度。
地道に磨かれたシュートコントロールの精度とあいまったそれは反町の足元から放たれ……。
バギギャギィッ!!
こいし「だから無理だってェェェッ!?」
雛(や、厄いィィィッ!?)
まずは真正面にいたこいしと雛を跳ね飛ばし、そのまま上昇。
更に一気に降下し……シュートコースに飛び込もうとしていたゾンビ妖精たちを木っ端微塵に吹き飛ばす。
その威力たるや、正に必殺――誰しもがゴールを疑ってならないシュートだったのだが……。
590 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:38:32 ID:???
ギュバアアアアアッ! ババッ!! ガヂヂィッ!!
さとり「たあああああああああああああああああああああっ!!」
反町「っ!?」
それでも諦めてなるものかと、さとりは懸命にボールに食らいつく。
アーマータイガーを使ったトラウマ催眠も、反町の前には最早通用しない。
それ程までに反町のシュート力は格段に上昇をしているのである。
だが、だからといって止められない筈は無いとさとりは信じていた。
さとり(竹林カップが終わってから、私達も鍛えてきた……!
お燐も、お空も、弱音を吐かずに良く頑張り私を支えてくれた!
雛さんもゾンビ妖精達の指導に、外部加入者なのに親身になって取り組んでくれた!
勇儀も遅くまで私との練習に付き合ってくれた!
こいしだって文句を言いながら、それでも決して途中で投げ出さなかった!
アーマータイガー、かりん、他の者達も皆、頑張ってきたっ!)
ボールを受け止めたさとりは呻き声を上げながら回想する。
強豪ではあるものの、しかし、永遠亭ルナティックスや紅魔スカーレットムーンズ。
八雲一家などには今一歩及ばないという評価を受けていた地霊アンダーグラウンド。
オータムスカイズに敗戦を喫した後、更にその評価は加速をした。
その原因は、ひとえに自身の不甲斐なさにあるとさとりは考える。
一回目の対決では、屈辱の4失点。続く二回目の対決では、2失点。
幻想郷で最強クラスのGKを名乗るには、あまりにも多すぎる失点率。
さとり(これ以上の失点は許されない……! 絶対に……! 絶対……にィッ!!)
591 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:39:32 ID:???
バギュオガッ!!
さとり「あああああああっ!?」
だが、そんな思いを粉砕するかのようにして無常にもさとりの体は吹き飛ばされてしまう。
やはり自分では反町のシュートを止める事すら出来ないのかとさとりは宙を舞いながら悔しそうに歯噛みをするのだが……。
しかし、自分のセービングで少しだけでもボールの威力が殺されたのを確かに感じてもいた。
そして、まだボールはゴールラインを割っていないという事にも気づいていた。
まだゴールは許していない……それならば。
さとり「とっ……ど、けェエッ!!」
反町「なっ……なにィ!?」
ブゥォオッ! バチィッ!! ポォンッ!
考えると同時、さとりの体は反射的に動いていた。
吹き飛ばされた体を懸命に制御し、一瞬の内にボールに向けて足を大きく突き出すさとり。
瞬間、威力が若干殺されたとはいえまだ驚異的な破壊力を持ったボールに押し込まれそうになるも……。
さとりはゴールバーを大きく手で掴み、決して強くない腕力と脚力を振り絞ってボールをブロック。
両足を使ったブロックの前にはボールも流石にこれ以上突き進めなかったか……。
そのままさとりの足元から大きく離れ、地面に着地し……強烈なドライブ回転が残っていた為か。
ワンバウンドをしてからゴールラインを割る。
反町にとって不運だったのは、そのゴールラインがゴールの枠内に入っていなかったという事。
ゴール右隅というキーパーの取りにくい位置を的確に射抜こうとしたのが仇となったのか。
さとりのブロックで軌道を若干変えたボールは、そのままネットには沈まずフィールドの外へと出てしまったのだ。
ピィーッ!!
592 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:40:32 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「うおおおおっ! と、止めたァァッ! さとり様があいつのゴールを阻んだァッ!!」
「いや待て落ち着け、まだピンチだ!」「それでも止めた事はとめたんだ、さすがだぜェッ!」
ジョン「んなぁぁぁ〜っとぉ!? こ、これはさとり選手! 執念のセービングでゴールを阻んだァァァッ!!
これ以上ゴールは許さないと言わんばかりの、決死のセービングッ!
惜しくもボールはゴールラインを割り、オータムスカイズの右コーナーキックとなります!
反町選手のシュートも決して悪くはない……むしろ最高級のシュートでしたが!
しかし、さとり選手が辛うじて防いだァァッ!!」
藍「……確かに素晴らしいセービングだった。 しかし……」
アリス「あくまで運が良かっただけね……。 何とか首皮一枚繋がった、という程度。
次に打たれたら、同じようにセーブが出来るとは思えない」
藍「古明地さとりの頑張りを否定する訳ではない。
だが、実力的には最早反町と張り合う事すら出来ないというのが事実だ。
……これ以上打たせては、確実に決められてしまうだろうな」
早苗「ですが、先ほどのさとりさんのセービングは見習うべきです!
そう……キーパーにとって大量失点などというのは最大の屈辱! それだけは避けないと!」
萃香「伊達に私や紫と張り合おうって訳じゃないらしいねぇ。
実力的には反町とは確かに勝負にはならない……さっきのは気持ちだけでセーブしたようなもんだ。
だが、逆を言えば気持ちの面でさとりは少しだけ反町を上回っていたというだけだろう。
いいねぇ、面白いじゃないか。 この調子だとあいつも……」
593 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:41:32 ID:???
勇儀「よォォォォしッ! よォくやった、さとりィ!」
さとり「はぁっ、はぁっ……。 ……星熊勇儀」
お燐「さとり様ァ、流石ですっ!」
さとりの超セーブに観客達が沸き立つ中、ゴール前で吹き飛ばされたDF陣、そしてさとりの下へと駆け寄ってきたのは……。
赤い杯を未だ片手に持ったままの星熊勇儀。
そして、吹き飛ばされたさとりとこいし、かりんを心配そうに見ているお燐の二人。
お空も前線で不安そうにさとり達を見つめており……。
さとりは安心させるように、と微笑を浮かべつつ勇儀の手を取って立ち上がる。
さとり「ありがとうございます、勇儀、お燐、それにお空……。 ですが、先ほどのセーブは……」
勇儀「マグレだかどうだかはどうでもいい。 だが、お前さんは確かにシュートを止めたんだよ」
さとりとしても、先ほどのセーブがマグレであるという事は重々承知。
自分の実力と相手の実力の差がわからないほど、馬鹿な選手という訳でもないのだから当然。
しかし、勇儀はそれをわかった上であえてさとりのセーブを褒め、さとりの胸を強く叩く。
勇儀「いい気概だった! そうだよ、諦めてちゃ何にもならんからね!
さっきのは本当にいいセーブだった、気持ちがこもっていた!」
さとり「勇儀……」
勇儀「さぁ、もう一度ここをきっちり守ろう! 点差はたった1点ぽっち! この程度、私の力ですぐに取り返してやるさ!」
お空「うにゅー、私もだよー」
FWでありながら勇儀がここまで戻り、そして守備の事に口出しをしに来たのは理由がある。
一つは自分のドリブルを阻んだ反町達に対し、こちらもディフェンスで勝負をしてみたくなったというもの。
そして、もう一つはさとりの懸命のセービングに心を打たれ、何としてもその気持ちに応えなければならないと感じた事である。
勇儀(貧相な体つきのさとりがこれだけ頑張ったんだ! 鬼の私がいつまでも前で突っ立ってるって訳にもいくまい!
さぁ、どんどんかかっておいで! まだまだ試合はこれからだからね!)
594 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:42:34 ID:???
こうして地霊アンダーグラウンドの面々が更に結束を固めていた頃……。
シュートを外してしまった反町は呆然としたままゴールを見つめ……。
しかし、リグル、幽香、メディスンに声をかけられてようやく正気を取り戻す。
リグル「どうしたの、反町? もう疲れた?」
反町「う……いや、大丈夫だ。 ……すまない、メディスン、外しちまった」
メディスン「気にしない……。 まだチャンスは続いてるんだから、そうでしょ、幽香?」
幽香「ええ、そうよ。 私とキャプテンのシュートが二度立て続けに失敗してるからちょっと流れは悪いけど……。
そう何度もマグレやラッキーが相手に続くとは思えないわ。 このチャンスをモノにして、一気に点差を広げましょう」
反町「は、はい。 そうですね……」
日向――否、アーマータイガーを吹き飛ばせた事が影響をしたのか。
少しだけ先ほどに比べればアーマータイガーに恐怖心を抱く事が無くなった反町。
励ますような幽香達の言葉にゆっくりと頷くと……。
気持ちを切り替えようと頬を叩いた後、ボランチのヒューイ達を呼びさてどう攻めたものかと考える。
穣子「あっちは……お空だけは前線に残して、後は殆どが守備に参加するみたいね。
私とヒューイは攻撃力は殆ど無いし、失敗した時を考えてお空を警戒しておくわ」
反町「うん、そうだな。 それがいいだろう……問題はどう蹴るかだけど」
メディスン「……やっぱり幽香がいいんじゃない? リグルとあんたが蹴ると絶対直接だと思われるだろうけど。
幽香が蹴れば相手もパスで来るか直接狙ってくるかわからないし……」
幽香「そうね……確かに、私に蹴らせてくれると嬉しいけれど……。
別にキャプテンが蹴ってもいいと思うわよ? フリーの状態から蹴れば、入る可能性も高いしね」
反町(とはいえ、俺のシュートもリグルのシュートも幽香さんのシュートも……全部カーブ系じゃないし。
コーナーから直接狙えばフリーの状態とはいえ、普通の状態でシュートを狙うのと同じくらいの威力にしかならないだろう。
うーん、まずは誰が蹴るかを決めるべきだけど……)
595 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 16:43:38 ID:???
A.俺が蹴るぞ!
B.リグルに蹴ってもらおう!
C.幽香さんに蹴ってもらおう!
D.メディスンに蹴ってもらおう!
E.その他の人物に蹴ってもらう(誰が蹴るか併記)
F.その前にメンバーチェンジをする(あと3回まで)
G.その前に作戦を変更する(現在は「相手を見て戦え!」)
H.その前にフォーメーションを変更する
I.その前にポジションを変更する
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
596 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:44:10 ID:S1gOp8ME
D
597 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:44:13 ID:LYBAbewY
C
598 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:44:40 ID:SMWq9GEU
A
前半で一点入れよう
599 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:45:03 ID:zhBO3qhU
C
600 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:45:26 ID:pcPmY116
A
601 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 16:48:00 ID:2fx7gO0w
A
602 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 17:28:03 ID:???
>A.俺が蹴るぞ!
=====================================================================
反町「いや、俺が蹴る! 今度こそ大丈夫だから……俺に蹴らせてくれ!」
幽香「そう……いえ、私も恐らく大丈夫だとは思うわ。
ただ、そうするとやはり直接を狙う事になるかしら……?
キャプテンのパスじゃゾンビ妖精たちのカットすら抜けられないかもしれないし……」
リグル「どう蹴るかは任せるけど、私達の配置はどうする?
幽香とメディスンはPA外で零れ球のフォローに集中するべきだろうけど……。
私だけがPA内に入る形でいいのかな? それとも、妹紅を上げる?」
反町が蹴るとなれば、取れる選択肢は直接シュートかPA内への放り込みかのどちらか。
PA外に待機をするのはダイレクトなどが苦手な幽香とメディスンだとして……。
PA内で空中戦に対応をするメンバーは、自分だけでいいだろうかとリグルが問いかけてくる。
反町(確かに、リグル一人だと少し危なっかしいか?
……結局は俺がどう蹴るかに掛かってくるんだけど……)
A.リグル一人だけで十分だ。任せたぞ!
B.妹紅さんを上げて空中を制するぞ!
C.にとりの話だと妖精1も競り合いが上手くなったらしいな。妖精1を上げよう。
D.妹紅さん、妖精1の二人を上げてしまおう!
E.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
603 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:30:17 ID:zAkPLHCo
A
604 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:31:39 ID:zhBO3qhU
B
605 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:33:34 ID:LYBAbewY
C
606 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:34:05 ID:pcPmY116
A
607 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:34:48 ID:S1gOp8ME
B
608 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:35:11 ID:bqTKMa8I
B
609 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 17:39:56 ID:Kxv8amQA
e
フォローはいらん
どけろ
610 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 18:00:35 ID:???
>B.妹紅さんを上げて空中を制するぞ!
=======================================================================
反町「そうだな、妹紅さんを上げよう」
やはりリグル一人だけで多人数を相手にするのは厳しいだろうと反町は判断。
ここは競り合いに強い妹紅を上げ、数の上で少しでもリグルの負担を軽減させようと考える。
反町の指示を受けて上がってきた妹紅は、そのままリグルと共にPA内に。
メディスン、幽香、それにボランチの面々も所定の位置につき……。
反町はそれを見届けた後、ゆっくり右コーナーへと歩いていく。
ジョン「おっとぉ!? オータムスカイズ、コーナーキックを蹴るのはキャプテンである反町選手の模様!
そして、ゴール前にはDFである妹紅選手が上がってきております!」
南沢「妹紅選手はDFでありながら攻撃力も兼ね揃えていますからね。
リグル選手だけで空中戦を制するのは難しいですし、良い判断でしょう」
魔理沙「つっても、放り込みはせんだろ。 普通に打ってくるんじゃないか?」
霊夢「でしょうね。 さっきの新技ならほぼ確実にゴール奪えるし」
うどんげ「えっ、し、新技!? あれ、今までのドライブシュートと同じじゃないの?」
霊夢「基本は同じだけど、今までと違ってコースを極端に狙ってたわね。
まあ、原理自体は普通のドライブシュートと同じだから私でも簡単に撃てるでしょうけど……。
威力があるのはあいつのキック力とかがあってのものだから、私が撃ってもあそこまではならないでしょうね」
うどんげ「か、簡単にって……」
魔理沙「やめとけ、言うだけ無駄だぜ……」
さとり「F番、風見幽香へのパスコースを警戒! 他はPA内を固めて!」
ゾンビ妖精F「は、はいっ!」
さとり(彼のパスは見た事が無いけれど……逆を言えばここまで使ってこなかったという事は苦手である筈。
パスは無い。 PA内を固めてシュートか放り込みかに山を張れば防げる!)
勇儀(さぁて、受けきれるかどうか……とにかく、やってみようかね!)
611 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 18:01:49 ID:???
やはり大方の予想通り、反町にパスは無いとさとり達は判断し殆どのメンバーがPA内を固め。
唯一、ノーマークにしてはおけない幽香にだけゾンビ妖精がマークにつく。
ピィッ!
ジョン「さぁ、試合再開の笛がなりましたッ! 前半32分! ここで追加点を決めたい場面ですが……。
果たして反町選手、どうするかぁ!?」
反町(勇儀さん、それにお燐まで下がってPA内に来てる……。
数は……8人か。 さて、どうする……?)
A.ええい、俺の普通のシュートだ! (反町のシュート値:65 消費ガッツ80)
B.くらえ、俺のポイゾナスドライブだ! (反町のシュート値:72 消費ガッツ200)
C.これが、俺のオータムドライブだ! (反町のシュート値:74 消費ガッツ250)
D.裏をかけるか? ドライブスコーピオンだ! (リグルのシュート値:70 消費ガッツ200×2)
E.ここはリグルと妹紅さんに期待して放り込むぞ!
F.ここはリグルにパスだ! (反町のパス:43 消費ガッツ40)
G.ここはリグルにトリカブトパスだ! (反町のパス:46 消費ガッツ80)
H.ここは妹紅さんにパスだ! (反町のパス:43 消費ガッツ40)
I.ここは妹紅さんにトリカブトパスだ! (反町のパス:46 消費ガッツ80)
J.あえて幽香さんにパスだ! (反町のパス:43 消費ガッツ40)
K.これなら通るか?幽香さんにトリカブトパスだ! (反町のパス:46 消費ガッツ80)
L.フリーのメディスンになら通る、一旦メディスンにショートパスだ!
M.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
612 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:02:33 ID:LYBAbewY
C ここは確実にさらばトラウマ!
613 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:03:34 ID:2fx7gO0w
C
614 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:04:23 ID:S1gOp8ME
B
615 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:04:44 ID:zhBO3qhU
C
616 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 18:22:09 ID:???
>C.これが、俺のオータムドライブだ! (反町のシュート値:74 消費ガッツ250)
====================================================================================
反町(そうだ! さっきは失敗したけど……今度こそっ!!)
先ほどはさとりの超セーブに阻まれたものの……。
しかし、次に打てば入るという感触は確かにあったと反町は考える。
今度こそ決めてやると、反町は大きく足を振りかぶりゴールを見据えるのだが……。
アーマータイガー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
反町「うっ……!? ま、負けるか……っ!」
さとり(効きが悪い……! くっ、ですが……負けませんっ!)
瞬間、アーマータイガーの咆哮で再度日向の面影を思い出す反町。
だが、先ほどアーマータイガーを吹き飛ばした事で若干ながら吹っ切れつつあり……。
反町はいつもの調子に限りなく近い形でシュートフォームを取る。
ジョン「あ〜っとぉ!? これは反町選手、再びシュートの体勢だァァァッ!!
本日二本目! 竹林カップで八意永琳選手と得点王タイを獲得した反町選手のシュート!
果たして今度こそゴールを決める事が出来るかァァッ!?」
反町「いくぞ! これが俺の……オータムドライブだァァァァッ!!」
さとり(負ける訳にはいかない……! 運でも何でも構わない! これ以上、ゴールを決められたくない!)
雛(厄の力が溜まりさえすれば……! お願い!)
617 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 18:23:15 ID:???
先着4名様で、【反町・勇儀〜雛・ゾンビ妖精B〜かりん・さとりのブロック毎に引いてください】
反町→ ! cardオータムドライブ 74 +(カードの数値)+(トラウマ補正-2)=
勇儀→ ! cardブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
お燐→ ! cardブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
こいし→ ! cardブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
雛→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
ゾンビ妖精B→ ! cardブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
ゾンビ妖精C→ ! cardブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
Aタイガー→ ! cardタイガークラッシュ 56 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
かりん→ ! cardブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
さとり→ ! cardパンチング 63 +(カードの数値)=
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュート成功! ボールは地霊アンダーグラウンドゴールに突き刺さる
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、妹紅がねじ込み、幽香とゾンビ妖精Fで競り合い)
≦−2→地霊アンダーグラウンド、シュートを阻止。
※反町の「オータムドライブ」には吹っ飛び係数5がついています。
※ブロックに入った者達との数値の差が−4以内の場合、その都度に−1の補正をシュートにつけてGKとの判定にする。
※反町がさとりに5以上の差をつけて勝利した場合、トラウマを完全払拭。
※雛のスキル「厄神」の効果により、クラブが出た枚数分だけ雛に+2の補正。
618 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:23:30 ID:???
反町→
クラブ9
オータムドライブ 74 +(カードの数値)+(トラウマ補正-2)=
619 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:26:20 ID:???
勇儀→
ダイヤ7
ブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
お燐→
クラブJ
ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
こいし→
ハートJ
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
雛→
ハート9
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
620 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:26:22 ID:???
勇儀→
ハート5
ブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
お燐→
スペードQ
ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
こいし→
ダイヤ9
ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
雛→
ハート7
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
621 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:27:00 ID:???
ゾンビ妖精B→
ダイヤ7
ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
ゾンビ妖精C→
クラブ6
ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
Aタイガー→
スペード6
タイガークラッシュ 56 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
かりん→
スペードK
ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=
622 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:27:59 ID:???
さとり→
クラブQ
パンチング 63 +(カードの数値)=
623 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:28:41 ID:???
ようやく乗り越えたか…
624 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 18:31:29 ID:???
何か感情面でもいいからボーナス欲しいなー
虎克服記念ということでw
625 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 18:34:02 ID:???
総勢9人を吹き飛ばして見事にゴールですね。いやぁ、強い。
626 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 19:31:08 ID:???
>反町→ クラブ9 オータムドライブ 74 +(カードの数値)+(トラウマ補正-2)=81
>勇儀→ ダイヤ7 ブロック 54 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=68
>お燐→ クラブJ ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=65
>こいし→ ハートJ ブロック 50 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=68
>雛→ ハート9 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+7)+(厄神+8)=73
>ゾンビ妖精B→ ダイヤ7 ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=60
>ゾンビ妖精C→ クラブ6 ブロック 46 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=59
>Aタイガー→ スペード6 タイガークラッシュ 56 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=69
>かりん→ スペードK ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+7)=67
>さとり→ クラブQ パンチング 63 +(カードの数値)=75
>≧2→シュート成功! ボールは地霊アンダーグラウンドゴールに突き刺さる
>※反町がさとりに5以上の差で勝利したのでトラウマ完全払拭!
=====================================================================================
ドグォッ! バギッ! ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
勇儀「おっ、おおおおおっ!?」
お燐「こ、こんにゃシュート止められる筈無いにゃあああああああっ!!」
こいし(この人数差をもろともしないとかアホでしょ!?)
雛(や、厄の力が足りないッ!?)
Aタイガー「グッ、グオオオオオオオオオオッ!?」
かりん「うああああああっ!?」
反町の放ったオータムドライブは先ほど以上の威力を伴い、ゴールへと向かう。
コースは無いものの、フリーの状態から打てたという事もありほぼ万全に近い状態からのシュート。
ブロックに入った勇儀を初めとした者達はあっさりと、まるで話にならないといった具合に。
一見して豆腐のような脆さが感じられ程に簡単に吹き飛ばされてしまう。
ブロックに入った者たちの総勢は8人。
その8人の渾身のブロックを受けても尚、反町のシュートの威力は衰えていないのだ。
627 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 19:32:08 ID:???
さとり(ですが、私は……私は、諦める訳にはいかないっ!)
お燐たちが宙を舞うのを見ながら、懸命に落ちてくるボールに対応しようと飛び上がるさとり。
これ以上の失点は出来ない。
これだけ守って、これだけゴール前を固めて、失点をするなど恥辱の極みでしかなく。
また、堅固な壁を持つオータムスカイズに勝つ為には2点差も開けられるのは絶望的。
絶対に守ってみせると、その拳でボールを弾き返そうとするのだが……。
ボグォッ! ガッ! ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
さとり「あぐっ……!? ああああああああああああああっ!!」
ズザァァァッ! バシュッ! ピピィィィーッ!!
反町のシュート力と、さとりのセービング力の間にある差は気持ち程度で埋められるものではなかった。
マグレは、幸運は、残酷な事に何度も続かないのである。
さとり(こんな……ここまで、力の差があるなんて……)
竹林カップの後から練習に励み、セービングを鍛え上げてきたさとり。
しかし、自身の努力が全くの無駄だった事がこの時はっきりとわかり……。
心が折れたようにさとりは瞳をそっと閉じながら、吹き飛ばされ。
ボールはゴールネットへと音を立てて突き刺さり、得点を告げる審判の笛が鳴り響くのだった。
オータムスカイズ2−0地霊アンダーグラウンド
628 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 19:33:08 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「ゲ、ゲェー!? 9人も吹き飛ばしやがっただとォ!?」
「なんという凶悪シュート……これは間違いなく幻想郷一」「うおおお、すげぇ! なんてシュートだよ!?」
ジョン「ゴッ、ゴォォォォオオオルッ!! 反町選手、正に無敵としか形容のしようがないシュートを放ち!
見事にゴールを奪ったァァァッ! ブロックに入った8人の守備陣!
そして、懸命にパンチングに向かったさとり選手を吹き飛ばし! 堂々のゴールだァァァッ!!」
藍「……本当に、改めて見るととんでもないな」
アリス「これは単純にゴール前を固めてどうこうという話じゃないわね。
如何にしてシュートを打たせないか、本当にそれしかないわ」
妖夢(なんていう脚力をしてるんだろう……)
パルスィ「妬ましい……喝采を浴びるあいつが妬ましい……! パルパル……!」
パチュリー「本当に、ありえない威力ね……」
美鈴(ああ、GKからコンバートしておいて本当によかった……あんなの受け切れる筈無い)
フラン「んー、確かに凄いねぇ。 あれってどうやって守るの? 壊しちゃう?」
レミリア「……打たせない。 それが一番重要にして、肝要な防衛手段ね」
三杉(9人がかりで守っておいて、全員吹き飛ばされてゴールされる、か。
地霊アンダーグラウンドのメンタル面が心配な場面だな……。
しかし、反町……本当に君が羨ましい……)
うどんげ「や、やっぱり前の竹林カップの時より威力が上がってるー!?」
キクリ「あれのブロックは少し厳しいですね……」
霊夢「なら打たせなきゃいいわけよ。 しっかし、本当にとんでもない奴だわ……」
魔理沙「けっ……」
629 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 19:34:15 ID:???
反町「………………」
観客達が反町のゴールを祝福――。
9人という多人数を吹き飛ばし、圧倒的な力を見せ付けてゴールした反町に賞賛の声を浴びせる中。
反町はその声を聞きながら、徐々に自身の中に残っていた靄が晴れて行くような感覚を覚えていた。
幻想郷に来る以前、東邦学園で日向の圧政に虐げられてきていた反町。
反抗をしようとしたものの、日向の圧倒的な力の前に屈服し……服従をしてきた。
その苦い思い出が、何故かDFのアーマータイガーと相対した時のみに蘇っていたこの試合だが……。
反町(……もう、怖くない)
今のアーマータイガーを見ても、そこにいるのは二足歩行をする鎧を着たただの獣。
浅黒い肌の猛虎など見える筈も無く、そして、仮に見えていたとしても……。
或いは以前のように、萎縮はしない……否、絶対にしないと断言が出来る……ような気がする。
反町(日向だろうが何だろうが、怖くない……怖くない!)
さとりの催眠効果により、日向という忌まわしい恐怖の対象と影で戦ってきた反町。
しかし、幾度となくアーマータイガーたちに勝利をした事により、既にその恐怖心は霧散。
日向に対する恐怖を乗り越えた反町は……。
A.「矢でも鉄砲でも日向でも持ってこいやぁ!」 もう怖いものは無いと改めて口に出した
B.「大丈夫ですか……?」 とりあえず吹き飛ばした地霊の方々を起こし始めた
C.「見たか! これが俺の実力だァ!」 片手を上げて勝ち誇った
D.「どうも、どうもありがとうございます……」 観客に頭を下げ始めた
E.「やったぞ、みんなァ!」 リグル達と合流だ!
F.「幽香さん、やりました!」 幽香に飛びつく!
G.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
630 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:35:38 ID:SMWq9GEU
G
慢心しているようでは俺たち2トップには勝てませんよ!
観客席に向かって叫んでみる
631 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:37:55 ID:LYBAbewY
A
632 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:40:48 ID:9hhrLVBU
E
Fは自分から行くとなぜか反町が空を飛ぶイメージが・・・
633 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:41:45 ID:pcPmY116
F
634 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:42:07 ID:6vBlxk22
E
635 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:44:50 ID:gWXvXBWw
A
636 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:48:07 ID:tseDnNuY
G
(これが俺の努力の結晶なんだ……!)
静かにかみしめていた。
637 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:49:19 ID:NADvWTYo
E
638 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 19:56:26 ID:uLhzrvzM
E
639 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 20:32:56 ID:???
>E.「やったぞ、みんなァ!」 リグル達と合流だ!
==================================================================
やはりここまで戦えてきたのは、良い仲間に恵まれたからだと反町は振り返った。
東邦学園とも、全日本の雰囲気とも違うオータムスカイズ。
いざこざもいさかいも多々あったが、しかし、全員が一丸となって勝利に向けて努力し。
頼りない自分をキャプテンにしてついてきてくれたのは紛れも無い事実。
反町は前線でゴールを見守っていたリグルや妹紅、幽香にメディスン。
そして、ボランチのヒューイらと合流をするとそれぞれとハイタッチをして喜びを露にする。
穣子「ま、こんくらいは当然よね反町! さぁ、この調子でガンガンいきましょう!」
幽香「ふふふ……いいわね。 このまま10点くらい取って相手にサッカーをしている事自体恥ずかしいと思わせてあげましょう」
ヒューイ「わーい、やったねー、人間」
リグル「うーん、やっぱりまだまだシュート力では反町に敵わないなぁ。
とにかく、これで2点差だね! 残り時間は10分くらいだし、もう1点取れるかな?」
妹紅「うんうん、これも反町の頑張った結果だね! よくやったよ!」
メディスン(……やっぱこいつ凄いわ。 洒落なってないって)
そのまま攻撃陣は喜びに震える守備陣の下へと向かい……。
これまた反町は守備陣らからも手荒い祝福を受けるのだった。
レティ(なんだかんだでこのキャプテンがいれば点を取る事に困る事は無いのよねぇ……)
チルノ「はんっ、これで後はあたいがぱーぺきに守ればしょーりね!」
妖精1(河童でも止められないんだろうなぁ……一体誰なら止められるんだろう?)
大妖精(や、やっぱり怖い……ぜ、絶対にチルノちゃんを反町さんに逆らわせないようにしないと吹っ飛ばされちゃう!)
※メディスン、レティ、チルノ、妖精1の評価値が上がりました。
640 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 20:33:57 ID:???
こうして反町はチームメイト達と2点差にした事を喜び合っていたのだが……。
しかし、いつまでもそうしてはいられないとようやく落ち着き。
反町は時計を見ながら、さてこれからどうして攻めたものかと考える。
レティ「今は前半33分……残り時間は10分少々といったところね」
穣子「多分……というか、絶対相手チームは1点を返そうとしてくるわ。
前半でせめて1点差に縮めておきたい筈よ」
反町「まあ、十中八九そうだろうな……」
レティ「恐らく形振り構ってられないでしょうしね……玉砕覚悟でかなり攻撃に数割いてくる可能性もあるわ。
どうしましょうか、キャプテン?」
反町(攻撃に数を割いてくるか……とすると、こいしや雛さんが攻撃に参加するのだろうか?
そうすると流石にダブルボランチの穣子とヒューイだけじゃ捌ききれないかもしれないけど……)
A.残り時間は少ないんだ。守りきれるように全員守備を貫こう
B.10分あればもう1点取れる。深く守ってカウンターを狙いに行こう
C.積極的に前でボールを奪うよう、プレスをかけよう
D.こういう時こそ普通に守ろう。焦らない焦らない
E.その前にメンバーチェンジをする(あと3回まで)
F.その前に作戦を変更する(現在は「相手を見て戦え!」)
G.その前にフォーメーションを変更する
H.その前にポジションを変更する
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
641 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:35:29 ID:uLhzrvzM
D
642 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:35:37 ID:LYBAbewY
B
643 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:35:47 ID:pcPmY116
F
644 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:38:50 ID:bqTKMa8I
F
645 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:40:59 ID:tseDnNuY
B
攻撃陣のガッツは温存させたい。
646 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:41:57 ID:22vClIAQ
B
647 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 20:56:57 ID:???
>B.10分あればもう1点取れる。深く守ってカウンターを狙いに行こう
=================================================================================
レティ「カウンターね……確かに、ここで1点を取れれば……」
幽香「もはや勝負は決まったようなものよ。 その作戦でいきましょう」
反町「よし、俺とリグル、幽香さんとメディスンはやや前寄りの位置でカウンターに備える!
ヒューイ、穣子以下のディフェンス陣は深く守ってくれ!」
こうしてオータムスカイズが残り10分どう戦うかの作戦を決めている頃……。
一方で地霊アンダーグラウンドのゴール前では、さとりが何度も何度も悔しそうに地面に拳を打ち下ろしていた。
お燐やお空、それに雛が止めようとしても……さとりはただただ歯噛みをし、己の力の無さを恨む。
反町のシュートは、さとりの予想以上に凄まじく、化け物級の威力だった。
オールスター戦である程度の能力を把握していたものと思っていたのだが……。
しかし、あれから反町は新シュートを開発していたのだ。
その威力にさとりは太刀打ち出来ず、ものの見事にゴールを決められてしまった。
さとり「何故、こうも簡単に……!」
9人がかりで守ったというのに、その全員が吹き飛ばされるという屈辱。
ザルの刻印を押されても否定は出来ない、この結果。
目じりに涙すら浮かべ、さとりは何度も呪詛のような言葉を呟くのだが……。
先着1名様で、
さとりんの涙→! card
!とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。
マークによって下記の表に従い分岐します。
JOKER→???「おいコラ、何やってんだテメェら!」 Aタイガー「ゲ、ゲェー!?」 おや、観客席に赤いマスクマンが…
ダイヤ→お燐「わ、私が何とか打開しますにゃ!」 お燐、起つ!
ハート→こいし「仕方ないな〜、私がちょちょいとやってあげるよ」 こいし、起つ!
スペード・クラブ→お空「うにゅ! 私に任せて、さとり様!」 お空、起つ!
クラブ5以下→勇儀「ちょっと早いけど……仕方ないかな?」 おや、勇儀の様子が……
648 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 20:59:06 ID:???
さとりんの涙→
スペードK
649 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:02:11 ID:???
目・・・閉じちゃいなよさとり様、楽になるよ〜。
650 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:11:05 ID:???
キーパーはほとんど何もできずにポストと枠外だけで止めるってw
原作のアモロみたいになっちゃてるなw
651 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:15:06 ID:???
さとりにはまだ運という名の実力が残っている…のか
652 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:18:28 ID:???
>>649が起こったら
周りが奮起して全能力+3になりそうだが、
さとりがリグルや幽香でもキックオフシュートを狙える位に弱体化するんじゃないか?
653 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 21:28:54 ID:???
>さとりんの涙→ スペードK =お空「うにゅ! 私に任せて、さとり様!」 お空、起つ!
====================================================================================
さとり「お空?」
お空「私が頑張って点を取る! 沢山点を取る! だから勝ちましょう、さとり様!」
お燐「良く言ったよ、お空! さっすがあたいの相棒だね!」
勇儀「そうだねぇ、もうすぐ前半は終了だが……その前にシュートの一本くらいは打ちたいしね」
頭はあまりよろしくないが、とにかく今はピンチだという事はお空にもわかっていた。
そして、さとりが落ち込み敗北感に塗れている事も。
ならばここはペットとして、果たしてさとりに何が出来るのかとお空はその頭で必死に考える。
導き出された結論は……点を取る事。
FWとして、このチームの為に――さとりの為に出来る事はそれしかない。
さとり「……ありがとう、お空。 わかりました、あなたに全てを任せます」
勇儀「さぁ、大口叩いたからには何としても点を取らなきゃね!」
お空「うにゅ、大丈夫! ……今日という今日は本当の本当に本気なんだから!
一番おっきいのを打ってやる!」
お燐「なら大丈夫だ! お空、お前の力を見せてやるんだよ!」
お空「うにゅ!」
こいし(問題はあの氷の妖精かなー……チェッ、厄介だよねぇ)
お空の心意気にさとりもようやく笑みを見せ、お空に任せると呟く。
それを受けてお空はガッツポーズを取りつつ、キッ、とオータムスカイズゴールを睨みつけた。
お空(見てろ〜。 すぐにこんな1点、取り返してやるんだから!)
654 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 21:29:59 ID:???
ジョン「前半33分。 反町選手の驚異的なシュートで2点差に広げられた地霊アンダーグラウンド!
ここは何としてでも1点返しておきたい場面ですが、果たして……?」
早苗「さとりさん……」
萃香「古明地のご令嬢も頑張った。 が、頑張っただけじゃ結果がついてこないのが勝負の世界だ。
それを言えば反町達だって頑張ってる。
酷なようだが、彼女の一対一などの能力はともかく……セービングじゃ話にならん。
そして、それは私達もだねぇ」
早苗(反町君のシュート……以前のポイゾナスドライブよりも、格段に威力が上がっている。
……また私は届かないのでしょうか)
萃香(こりゃ私も前半から本気でいかにゃならんかなぁ……それにしても、強くなったねぇ反町)
観客「頑張れー、地霊アンダーグラウンドーッ!」「まだたったの2点差だ! 追いつけるぞー!」
「オータムスカイズ、そのまま3点目決めちまえ!」「さっさと楽にしてやるんだー!」
観客席からは地霊アンダーグラウンドを応援する声。
そして、オータムスカイズに更なる追加点を臨む声が入り混じって聞こえ。
反町はそれを聞きながら、センターサークルに入ったお空と勇儀の二人に目を向ける。
勇儀は未だに赤い杯を持って、薄い笑みを浮かべ余裕の表情。
一方でお空は、いつもはほわほわとした表情をキリリと引き締めて前を向いている。
ジョン「さぁ〜、再度地霊アンダーグラウンドのボールで試合再開です!」
ピィーッ!
勇儀「よし、いきな、空(うつほ)!」
お空「うにゅ! ……いっくよォォォォオオオオオオオオッ!!」
反町「なっ!?」
655 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2010/04/11(日) 21:31:03 ID:???
バムッ! バッ! グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
試合再開の笛が鳴ると同時、勇儀がボールをお空の方へと渡す。
反町は当然、お空がそのボールをサイドにいるお燐辺りに渡すものかと思ったのだが……。
なんと、お空はいきなりそのセンターサークルから大きく足を振りかぶり、シュート体勢に入る。
ジョン「あっ!? あ、ああああああああああああっとぉ!?
こ、これは!? お空選手、いきなりのシュート体勢ッ! キックオフシュートだぁぁぁっ!?
で、ですが、ですが確かにお空選手のシュート力は驚異的ッ!
或いはこれも決まってしまうかもしれませんが……!?」
藍「博打に出たか……! いや、しかし……!」
アリス「中盤を突破出来るかどうか定かでない以上、悪い手ではないわ」
リグル「そ、反町っ!?」
反町(だ、駄目だ! シュートの前にボールをカットするのは多分間に合わない!
ど、どうしよう!? どう考えても俺のブロックじゃ数合わせにしかならないけど避けるか!?
それとも、少しでも近づいてせめてフリーで打たせないようにするか!?)
A.玉砕覚悟で近づいてブロックだ! (反町のブロック値:41 消費ガッツ40)
B.チルノ達が止めてくれる、逃げるぞ!
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
656 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:31:44 ID:SMWq9GEU
B
657 :
森崎名無しさん
:2010/04/11(日) 21:32:17 ID:LYBAbewY
A
421KB
(08:00PM - 02:00AM の間一気に全部は読めません)
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