【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】

キャプテン森崎　Ｖｏｌ．　ＩＩ　～Ｓｕｐｅｒ　Ｍｏｒｉｓａｋｉ！～
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1 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/05/18(火) 19:28:16 ID:HzutRiT6: 【説明】
このスレは東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
森崎くんを主人公にＲＯＭしている人が選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
筆者が登場人物のキャラを把握しきれていない可能性がありますので、
森崎やその他キャラのキャラブレイクがお嫌いな方は視聴は自己責任でお願いします。
あと他の人の選択肢に文句を言わないようにお願いしますね。
レス一つで、中の人は10年戦えます。

【あらすじ】
いきなり幻想郷に召喚された「サッカーで幻想郷を救ってくれ」とメリーに頼まれる。
これを承諾した森崎は元の世界の友人である中山・中里と共に幻想郷の危機を救うべく奮闘する。
森崎の知り合い、東風谷早苗が博麗霊夢に宣戦布告。これによって幻想郷は大きく動き出す。
魔界チーム戦でいきなり白黒姉妹の一人・マイに先制されたフォーレスツであったが、
幽香が仕返しとばかりに速攻で一点を取り返す。そして今、再びフォーレスツのゴールチャンスが……
860 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:07:56 ID:udFNBMN6: ………
……
…

夢子「（……それで？　やっぱりあなたはこのまま何も言わずに去っていくのかしら、アリス）」

アリス「（……分かってはいたけど、こんな変装じゃ夢子の目は誤魔化せないわね）」

試合終了後。一旦ベンチに戻ろうとする皆の流れを外れて一人で去ろうとするアリスに、
夢子は彼女にだけ聞こえるくらいの小さな声でそう問いかけた。

夢子「（あなたが居なくなった事、神綺様は今でも気に病んでいらっしゃるわ。
　　　このまま魔界に戻ってくる気はないの？）」

アリス「（神綺様には悪いけど、まだ魔界に戻る気はないわ。
　　　合わせる顔もないし……第一、戻るのは私が目標を達成してからって決めてるの）」

前を歩く神綺ちらりと見てから、アリスはそう言い切った。

夢子「（目標ね。人形魔法を研究してるのは知ってるけど……本気でできると思ってるの？）」
861 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:09:54 ID:udFNBMN6: アリス「（出来るわよ。一歩ずつだけど……私は確実に近づいてるわ）」

何に、とはあえて明言しないアリス。頑なな彼女の様子に、夢子は僅かに表情を和らげる。

夢子「（ふっ……神綺様の本を持って飛び出した子供が、まさかこんな風に成長してるなんてね。
　　　まあ良いわ、別に私に止める理由も無いし。見つからないうちに去りなさい。神綺様には適当に報告しておいてあげる）」

アリス「（……悪いわね、夢子。恩に着るわ。……それじゃ、また）」

言うが早いか、アリスは変装用の黒衣をさっと翻し、風景に溶けるようにして消えていく。

夢子「（……全く。神綺様の事が好きな子供は沢山いるけれど。
　　　貴方ほど神綺様に憧れた子供はそうそう居ませんわ）」

もはや誰もいない虚空を見つめ、夢子は最後にぽつりとそう呟いた。
862 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:44:51 ID:udFNBMN6: 森崎「ふぅ。なんだかんだで結構疲れたな……」

中山「後半からはやけに日差しが強かったしな。多分、あれが新聞でも言ってた異変って奴なんだろうけど」

試合終了後。
森崎達は魔界チームが引き返したとほぼ同時にベンチに引き返し、今は思い思いに休息をとっていた。

幽香「気に喰わないわね。あれがなきゃもう1，2点は取れてたっていうのに」

蓮子「別に何点差だろうと良いじゃない、勝てたんだから」

レティ「……」

ミスティア「お疲れ～。一応、私たちでタオルとドリンク用意したから要る人は取って行ってね」

中里「かたじけない。ミスティア殿とリグル殿もお疲れでござった」

リグル「あのまま出続けたらあと1点くらい取れたのに……」

メリー「……いや。あなた、あのままだと結構危なかったわよ。特にあの日差しじゃあね……」

メルラン「（うーん、結局あんまり活躍できなかった……）」

わいわいと、自由にチームメイトたちと話しながら動きまわる面々。
やがてドリンクも行き渡り、皆が人心地ついてから中山が再び口を開いた。
863 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:46:21 ID:udFNBMN6: 中山「それで、午後はいつも通り自由行動でいいのか？」

森崎「ああ、皆疲れてるだろうしな。ゆっくり体を休めるなり羽を伸ばすなりしてきてくれ。
　　　反省会やこれからの方針についての会議は、夕方に改めて行おう」

リグル「自由行動？　やった、それじゃあ久しぶりにどこかに遊びに……」

メリー「……あなたは本当にうちで休んでおきなさい。日射病甘く見てると怖いわよ？」

咲夜「（夕方まで自由行動なら、しばらく紅魔館に戻れるわね……）」

幽香「私はどうしようかしら。メリーの家でゆっくり休んでもいいんだけど……」

森崎から解散の指示が出ると、メンバーたちは再び思い思いに動き出す。
ある者はメリーの家へ、またある者はそれぞれの目的地へと向かって。

森崎「（さて……）」

メンバーたちがある程度散ったのを見届けてから、
森崎も控え室を出ようとそれまで座っていた座席からゆっくりと立ち上がる。と……
864 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:47:57 ID:udFNBMN6: レティ「……森崎、ちょっと良いかしら？」

森崎「まだ残ってたのか。どうした？」

控え室から人が粗方居なくなったのを見計らってから、レティが森崎に声を掛けてきた。
その複雑な表情からして、どうやらあまりいい話ではなさそうだ。

レティ「悪いけど、今日限りでチームを抜けさせてもらうわ。
　　　　元々出るも入るも自由って約束だったし、構わないでしょ？」

森崎「また突然だな。勿論自由だが……理由くらいは聞いてもいいか？」

レティから切り出された唐突な脱退宣言に驚きつつ、なんとか表面を取り繕って理由を聞き返す。

レティ「別にあなたに不満があるわけじゃないんだけどね。
　　　今日みたいな乱暴なサッカーは御免なの。幽香と一緒の家で暮らすっていうのもやっぱり不安だし、いい機会だと思って」

森崎「（げっ、やっぱり幽香がらみか……。
　　　こいつと幽香は特に相性が悪いみたいだったし、一回話しあっておくべきだったか。尤も、今更言っても仕方ないんだが……）」

A　「……判った、今まで助かったよ。皆には俺から伝えておこう」　素直に送り出してやる
B　「なら、幽香がもう少し大人しくすれば問題ない訳だな？」　幽香の説得を前提に引き止める
C　「考えなおしてくれ。まだうちにはお前の力が必要だ」　下手に出て引き止める
D　「一人だけ逃げるのか？　残ったリグルやミスティア達はどうなる？」　少し挑発してみる。
E　その他。何かあればどうぞ。

＊先に「3票」入った選択肢に決定します。
＊今日はここまで。
865 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 00:50:43 ID:v87KpYRI: A
866 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 00:51:04 ID:???: >>859
誰に名前をつけるのか書かないと森崎に隠し子説を疑ってしまうじゃないか

乙でした。
867 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 00:51:35 ID:vL+B+pMg: Ｃ
868 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 00:51:48 ID:82kJUWTw: D
869 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 00:53:01 ID:???: >>859
名づけタイムは夕方のミーティングの時間になります。
ですが、その前に……少し、悪いお知らせです。
870 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 00:54:31 ID:dF6XYXcg: A乙でした～
一応「仲間には友好的に」って条件を出して守ってるからな幽香は
幽香の方も今のフォーレスツに不満ありそうだし、JOKERでデレデレになったりしないかなｗ
871 ：859：2011/03/05(土) 00:56:15 ID:???: 申し訳なし。メイド八です、もちろん。ずっとチームに残ってくれると嬉しいんだけどねー
872 ：859：2011/03/05(土) 01:00:50 ID:???: >>869 え？何でしょうか、怖いです
873 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/05(土) 01:02:11 ID:???: >>872
あ、いや不安させてすみません。レティの事です。
874 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 01:02:12 ID:O9ds9dQI: Ｅ
1日待って欲しい、メイド⑧番をねぎらうのに付き合ってくれないか？
875 ：872：2011/03/05(土) 01:06:00 ID:???: >>873 有難うございました。お疲れさまでした。レティの件は予感がありましたけど残念です。
876 ：キャプテン岩見：2011/03/05(土) 01:08:15 ID:MOaw3FAo: B
877 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 01:10:20 ID:LfVTxSiQ: Ｅ
1日待って欲しい、メイド⑧番をねぎらうのに付き合ってくれないか？
878 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 01:10:21 ID:iQ5rcFy+: Ｃ
879 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 01:11:21 ID:MFedBL5+: C
880 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 21:28:34 ID:???: 真面目な話微妙なシュートでガッツ削られるという事態が増えそうなうえに
大技持ちのFWが二人+トニーニョ脳一人って状態で控えがいなくなるとか
失敗したら相当まずいことになりそうだ…今からじゃまともな戦力補充も難しそうだし。
881 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 22:29:25 ID:???: 森崎が下手に出る行動をレティは好んでいないことが気になる
引き止めに成功しても評価下がりそうだ
882 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 22:39:33 ID:???: そもそも幽香とも関係悪いんだよな
883 ：森崎名無しさん：2011/03/05(土) 22:40:37 ID:???: あ、森崎が幽香とね
884 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 10:08:55 ID:???: 幽香の方は準決勝で萃香を倒すという目標を持ってるから
時間的な余裕はもうしばらくあると見ていいと思う。
885 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 15:11:22 ID:???: 人数面は咲夜さんoutメイドコンビinで一応埋まるんじゃない？
ブロッカー不在は前線のタックルでシュート数を減らすのをメインにして
886 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 17:54:51 ID:???: 本編通りのどぎつい性格を出していけば幽香の評価は上がるだろうな。
まずは妖夢を新田扱いするところからはじめて、
萃香相手にドリブルゴールして「大会ナンバーワンGKの座、確かに貰ったぜ」と嘲笑うとか、
相手チームのエース目掛けてサディスティックスパーク撃たせるとかw
887 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 17:56:28 ID:???: 確かに幽香の評価は上がるけど
どちらかと言うと幽香を切って他と仲良しサッカーがしたいｗ
888 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 18:28:51 ID:???: 　　　ド　パ　シ　タ　カ　ブ　せ　浮
咲夜　46　44　45　49　45　43　43　2/2　ガッツ810
六花　42　46　42　48　44　40　42　1/1
七花　41　41　44　46　41　40　41　1/2+1

パラ的にはこうらしいからメイドコンビが同時判定での補正前提でも
強豪チーム相手だとミスディレクション持ちの瀟洒さんと比べると辛めかも
889 ：886：2011/03/06(日) 18:30:16 ID:???: そっか。自分はこの試合、アリスの関係者だから魔界チームには友好的に出たけど、
行動に非のある妖夢（森崎、というかレティの煽りが遠因だとしても一介の妖精に刀抜いて切り掛かる）や、
お違いにGKとして意識している萃香にはここまでいい顔しなくてもいいかと思う。
まあ、人外だらけの世界で辺り構わず喧嘩売って歩く気はないが、相手の行動次第で。
890 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 18:37:04 ID:???: 幽香は萃香倒した後も残るのかな？決勝の後出ていくかな？
森崎の対応次第？
891 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 20:54:40 ID:???: 最初は萃香と関係なく加入させてくれって来たわけだから
何か無い限りしばらくはいてくれんじゃないかな
892 ：森崎名無しさん：2011/03/06(日) 21:15:48 ID:???: てか明らかに森崎への興味が理由だったからな
薄れたら居る理由は無いはず
893 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/07(月) 00:27:41 ID:gFEnuqEM: C　「考えなおしてくれ。まだうちにはお前の力が必要だ」　下手に出て引き止める

悩んだ末、森崎は下手に出て説得を試みることにした。

守備上手は多いが、そのほとんどがタックルに特化しているフォーレスツにとって、レティのような中央DFタイプは貴重だった。
最終ラインに位置して敵のシュートを弾き返しつつ、いざとなれば前に出てボール奪取や前線へのパスも可能。
個々の働きは地味ながらも、彼女が抜ければチームにとって大きな痛手になるのは明らかだった。

レティ「うーん、そういう風に頼み込まれると私も困るんだけど……」

そして当のレティはというと、森崎の予想外の反応に困っていた。
何故かは分からないが、何かと年少の妖怪の面倒を見、また頼られる事の多い彼女である。
もちろんレティもそういう役柄が嫌いな訳ではないが、森崎とはまた別の関係を望んでいたのも事実である。

レティ「（うーん……頼られるのは嫌じゃないんだけど、なんだかモヤモヤするというか……）」

だがしかし、頼られると無下に出来ないというのもまた彼女の一面である。
しばらく逡巡した後、レティが出した答えは……

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森崎の説得→!　card+（説得不利-5）
レティの心情→!　card
！とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

＊森崎≧レティの場合説得が成功し、しばらくの間レティが残留します。
＊今日はここまで。インフルったかも。
894 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:28:37 ID:???: 森崎の説得→ クラブJ +（説得不利-5）
895 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:29:11 ID:???: レティの心情→ クラブ3
お大事に
896 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:29:25 ID:???: レティの心情→ ダイヤ2
897 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:30:07 ID:???: おお、5差を跳ね返した！
898 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:30:22 ID:???: あら？外れ選択肢選ばれたと思ってたけど意外な結果に
899 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/07(月) 00:34:48 ID:???: 当たりか外れかっていうのは私にも判断つきませんが……。
このスレは感情値もマスクデータですので、知らないうちに上がったり下がったりします。
まあたいていは描写通りなんですが。
900 ：森崎名無しさん：2011/03/07(月) 00:42:43 ID:???: レティにはグイグイ引っ張るタイプが良いってのは前からあったしな
この5差返しは好感度的には＋となるか、それとも－ながら残留なのか
幽香をどうするかも気になるけど、他のチームメイトとも絆作っとかないと離脱騒ぎ起きかねないし
能力上げもしたいし、やりたい事が多すぎるぜｗｗｗ楽しみ
901 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 21:48:29 ID:???: 強気な森崎を好むっぽい？という所はレティも幽香も多分共通だから
二人の評価を同時に稼ぐor片方を下げないのは無理では無さそうなんだけど、
>>864で書かれてるようにレティの主張は｢森崎でなく幽香が嫌｣なんだよな…
902 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 21:56:58 ID:???: 強気と暴力的は根本的に違うからなあ
903 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 22:50:10 ID:???: 別に幽香は森崎に暴力的であることは求めてないはずじゃ
904 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:04:13 ID:???: >>903
レティは森崎が幽香を諌めないこと自体が気に入らないので両立は無理じゃね？
905 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:23:37 ID:???: 森崎は日向も諫めないからね。多少違ってるけど
906 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/08(火) 23:35:45 ID:0wqhayhI: 森崎の説得→ クラブJ +（説得不利-5）
レティの心情→ クラブ3
＊森崎≧レティの場合説得が成功し、しばらくの間レティが残留します。

レティ「……判ったわ。確かに、急に抜けるって言うのも無茶な話だしね。しばらくはチームに残るわ」

森崎「そうしてくれるか。恩に着るぜ」

レティ「……ただし」

安堵の溜息を吐く森崎に対し、レティは固い表情で言葉を続ける。

レティ「私の意志は変わらないわ。だから、そうね……次の試合までにしましょう。
　　　次の試合が終わったら、今度こそ抜けさせてもらうわ。だから、それまでに代役を探すなりして頂戴。
　　　……いいわね？」

森崎「（次の試合……って、三日後じゃねぇか。
　　　ただでさえやる事が山積みだってのに、それまでに代わりを探せってか……）」

だが、この場でチームを抜けられるよりマシなのも事実である。

もう少し譲歩を引き出すことも考えたが……彼女も珍しく強気だ。おそらくこのあたりが譲れる最高ラインなのだろう。
これ以上はかえって逆効果になるだろうと判断した森崎は、とりあえずレティの提案を呑むことにした。

森崎「……判った。それまではよろしく頼むぜ、レティ」

レティ「こちらこそ。心配しないで、抜けるまで手を抜いたりはしないから」

それじゃあ私は一足先にメリーの家に戻っているわね、と手を振ってから立ち去るレティ。
残り香のようなひやりとした風が森崎の頬をくすぐり、まだ試合の熱に火照る彼の体を優しく冷ます。
907 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/08(火) 23:38:09 ID:0wqhayhI: 森崎「（行っちまいやがった……。ふぅ、課題がまた一つ増えたな。
　　　新しいDFを捜すか、それとも期間内にレティを説得し直すか。どちらにせよ、一筋縄ではいきそうにないな）」

新たな問題への対策を考えながら、森崎も外へ続くドアへと手をかける。
時間はまだ正午にもなっていない。メリーの家での反省会がある夕方まで、散策の時間は十分あるだろう。

森崎「（……さて、何処に行こうかな）」

A　誰か残っているかもしれない。スタジアムを探索だ
B　博麗神社にでも行くか
C　買い物にでも行こうかな
D　永遠亭に行ってみようかな
E　よし、補修だ！　練習するぞ！（誰かを誘うことも出来ます）
F　紅魔館にでも行ってみるか
G　登山だ！　妖怪の山へ
H　冥界・白玉楼に行こう
I　この前妖夢に教えてもらった八雲紫って奴の屋敷に行ってみよう
J　人里を探索してみようかな
K　一旦、家に戻る
L　適当にふらつく。（ランダムで何処かに辿り着く・行ける所が増えるかも）
M　その他。（することを併記してください。なお、知らない場所には行けません）

＊先に「3票」入った選択肢に決定します。
908 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/08(火) 23:39:11 ID:???: あ、間違えました。
Eの場合、一人での練習になります。
909 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:40:21 ID:63XQm+rQ: Ｉ
910 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:40:59 ID:???: 幽香を諫めたらレティは喜ぶかもしれないけど
>>864からしても諫めないから気に入らないとまでは思ってないはず
ここらは幽香が最初に出した4つの条件を知ってるかにもよるけど
911 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:47:17 ID:X/0Xr54Q: Ｃ
912 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:47:33 ID:ZzTJkXSU: I　
913 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:47:47 ID:+z/ZNmys: F
朔夜さん(誤字にあらず)やら美鈴辺りを誘うかな？咲夜さんと朔夜さんは両立出来なそうだけど
914 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:47:57 ID:bY5uPsfU: B
915 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:49:19 ID:xveEVqNw: Ｊ
916 ：森崎名無しさん：2011/03/08(火) 23:52:54 ID:xI3FJU0g: L
917 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/09(水) 00:15:24 ID:fk8UAwL6: 日付変わりましたけど、再投票なしで継続の方向で。
918 ：森崎名無しさん：2011/03/09(水) 00:23:42 ID:dmhCGC2M: A
919 ：森崎名無しさん：2011/03/09(水) 00:24:45 ID:gRiB8lG6: K
ブロック寄りのDFだとチルノだけどまだフリーだっけ？
920 ：913：2011/03/09(水) 01:07:26 ID:+UPmMAwY: Iに変更お願いします
921 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/09(水) 01:18:32 ID:???: >>920
了解。

とりあえず遅くなったので今日はここまで。
うーん、次からは何か対策考えようか……。
922 ：森崎名無しさん：2011/03/09(水) 01:53:37 ID:???: 乙でした
923 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:05:58 ID:aqk5/VM6: I　この前妖夢に教えてもらった八雲紫って奴の屋敷に行ってみよう

博麗神社の反対側。人里離れた静寂の中に、その屋敷は建っていた。
紅魔館から感じるような威圧感や、白玉楼のような不気味さはそこにはない。

見た目だけを一言で表せば、趣きのあるごく普通の和風屋敷といったところだろうか。
……だがしかし。およそ普通なら感じるはずの「印象」というものが、その屋敷からは見事に欠落していた。

何者も拒まず、何者も寄せ付けない。
その有り様は、まさに八雲紫という存在そのものを表したかのようだった。

藍「やあ森崎。久しぶりだね」

森崎「八雲藍か。前の大会以来だな」

屋敷のすぐ前まで来た森崎に気づいて声をかけてきたのは、
かつてフォーレスツと戦った事もある九尾の狐、八雲藍だった。
924 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:10:32 ID:aqk5/VM6: 彼女は森崎に対して会釈をすると、軽く身を引いて屋敷の門への道を譲った。

藍「さあ、早く中へ。紫様がお待ちだよ」

森崎「……は？」

思いもよらぬ藍の言葉に困惑する森崎。
何せ（いつものことではあるが）アポ無しでいきなり訪問したのである。最悪、門前払いすら覚悟していたのだが……

藍「紫様は幻想郷の殆ど全てを知っていらっしゃる。無論、お前が今日訪問してくる事もね」

森崎「……予知能力かなんかか？　一体どんな奴なんだ、お前の主人って」

藍「会えばわかるさ。さあ、とりあえず中へ入ってくれ。紫様の部屋まで案内しよう」

森崎「……ああ、宜しく頼む」

思わぬところで出鼻をくじかれた森崎は、藍に促されるまま屋敷の門を潜る。
まだ見ぬ、八雲紫という不気味な存在への思いを馳せながら。
925 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:11:32 ID:aqk5/VM6: ………
……
…

藍「そういえば、午前中の試合を観戦させてもらったよ。中々頑張ってるようじゃないか」

森崎「何だ、来てたのか？　さっぱり気付かなかったが……」

屋敷に入り、真っ直ぐの廊下を歩き始めてからおよそ五分。
藍が足を止めないところをみると、どうやら目的地はまだ先らしい。

森崎「（外から見た屋敷はせいぜいサッカーグラウンド程度の広さだったんだがなぁ……）」

藍の話に相槌をうちつつ、先の見えない廊下を見渡す森崎。
しかし彼も次第に幻想郷に順応してきたのか、この程度の不思議ではあまり驚かないようになっていた。

藍「直接は観に行ったわけじゃないが、遠見の術でね。
　とりあえず、素直におめでとうと言っておこうか。尤も、お前は私に勝ったんだ。あの程度はやって貰わないと私が困るが」

はっはっは、と機嫌が良さそうに笑う藍。
どうやら、本当に心から勝利を祝福してくれているらしい。彼女も中々幻想郷には珍しいタイプである。

森崎「……まあ、あの程度ならなんとかな。正直、レミリアのほうが何倍もキツかったぜ」

藍「そういえば、あの吸血鬼にも勝っていたんだったか。なるほど、それなら……っと。着いたぞ。この扉だ」
926 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:13:33 ID:aqk5/VM6: 森崎「やっとか……は？」

藍が示したドアを見て、森崎は思わず声を上げた。
ドア……そう、ドアである。純和風の屋敷であるに関わらず、だ。
ちなみにこれまでもいくつかの部屋を通りすぎてきたが、扉はいずれも障子か襖であった。

森崎「なんつーか……シュールだな、おい」

藍「……私も少々困惑している。昨日まで普通の襖だった筈なんだが。
　　まあいい、良くあることだ。とりあえず入るが、くれぐれも粗相のないようにな……紫様、藍です。客人を連れて参りました」

???「……入りなさい」

返事と共に、ドアがひとりでに開く。
失礼します、という言葉と共に部屋へと入る藍に続いて中へと踏み込んだ森崎は……
そこで、今度こそ信じられない物を見る事になった。

森崎「なっ……なにィ？！」

目の前に広がっている光景。その全てに森崎は見覚えがあった。
……いや、見覚えがあったどころではない。何故なら一ヶ月ほど前まで、彼は毎日その光景を見続けていたのだから。

???「私の部屋へようこそ、お客様。……いえ、それともあなたの部屋と言うべきだったかしら？」

そう、その光景は……壁紙、机の位置、本棚の中身に到るまで……ありとあらゆるものの配置が森崎の部屋と同じだった。
それも、メリーの家の部屋ではない。彼の「本来」の家の部屋と、である。

一つ違うものがあるとすれば……そう、彼がいつも使っていたベッドに妖艶な女性が腰掛けているくらいだろうか。
927 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:14:59 ID:aqk5/VM6: 森崎「……お前が八雲紫か？」

予想外の展開に呑まれてしまったせいか、「粗相のないように」という藍の言葉を忘れ、つい素の口調を出してしまう。

紫「ええ、その通り。どこにでもいる、しがない年寄り妖怪ですわ」

くすくす、と扇子で口元を隠しながら笑う紫。

金髪金眼。外見は大体20代前半の女性のように見えるが、恐らく見た目通りの年齢ではないだろう。
現実離れした美人である事は顔を見れば理解できる。
しかし不思議なことに、まるで靄がかかったかのように、それ以外の印象や情報が一切頭に入ってこない。

紫「あら。女性の顔をまじまじ見つめるのは失礼ですわよ？」

森崎「む、いや……すまん」

藍「失礼は紫様も同じでは。……森崎を驚かせるためにわざわざこのような部屋を？」

紫「とんでもない。私はただ、少しでもお客様に気楽にしていただこうと思っただけですわ」

心外だ、と言わんばかりに頭を振る紫。
だがしかし、その表情は明らかに面白がっている者のそれであった。

紫「とりあえず、いつまでも私だけ座ってお客様に立たせている訳にもいきませんし。
　　どうぞ、お掛けくださいな」

森崎「……ああ」

言いながら、部屋の一角にある椅子を勧める紫。
森崎も色々言いたいことはあったが、とりあえずは言われるまま席に付くことにした。
928 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:16:51 ID:aqk5/VM6: 紫「さて、それでは改めて……ようこそ、森崎有三。遠い外の世界からのお客様。私はあなたを歓迎いたしますわ」

森崎「少し予想外な歓迎の仕方だったけどな……」

紫「お気に召さなかったのなら残念。次は別の趣向を用意しておきますわ……っと」

紫は思わせぶりに一拍間を置いてから、

紫「忙しい殿方を長話に付き合わせるのも酷ですわね。……さて。あなたは私に何をお望みかしら？」

森崎「（む、いきなり本題に来やがったな。始終ペースを握られっぱなしなのがムカつくが……どうする？）」

A　今幻想郷で起こっている異変について知りたい。
B　がんばりフォーレスツに力を貸して欲しい。
C　藍との約束があったから顔を出しに来ただけ。
D　お前なら、どんな理由で来たかも判ってるんじゃないか？
E　その他。何かあればどうぞ。

＊あと2回話せます。
＊先に「3票」入った選択肢に決定します。
929 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/10(木) 01:19:46 ID:???: 今日はここまで。
何かなんでも雑談スレのほうで新たな企画が立ち上がろうとしていますね。

もし何かの間違いで私のスレの絵とか書いてくださる人がいたら、
プリントアウトして額に入れて壁に飾って家宝にしようと思います。
930 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 01:23:57 ID:VVpG1D1w: E「スゴイ妖怪だって聞いたんでな、チョット顔を見に来た。」
ぶっちゃけ用は無くないか？
931 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 01:32:20 ID:DSof+NSM: Ｅ良いＤＦの情報が欲しい。出来れば紹介してほしい。
932 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 02:40:54 ID:HGhc0SlA: B
933 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 05:05:04 ID:8Rw7TIwg: Ａ
934 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 05:05:30 ID:lj1nQitA: E

ここだ！ここでルパンダイブだ！
935 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 06:05:28 ID:/eLXEY0Q: Ｅ
藍からの紹介があったんで、その挨拶と……藍をウチのチームに加えたいと思ってな。
936 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 08:46:26 ID:7IymA/zk: Ｅ良いＤＦの情報が欲しい。出来れば紹介してほしい
937 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 08:50:16 ID:g172rN0Q: Ａ
938 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 09:08:38 ID:smUf+rR2: Ｅ良いＤＦの情報が欲しい。出来れば紹介してほしい
939 ：森崎名無しさん：2011/03/10(木) 23:27:14 ID:???: このスレ好感度が超重要だな
チームメイトともこまめに交流してないと例えばラスボス戦直前でもメンバーが足りなくなることがあり得る
940 ：森崎名無しさん：2011/03/11(金) 19:01:12 ID:???: カリスマ性あるチームメイドいれようや
941 ：森崎名無しさん：2011/03/11(金) 19:44:01 ID:???: 地震、大丈夫です？
942 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/11(金) 21:11:13 ID:???: 私自身は大丈夫なんですが、仕事が超増えました……。
943 ：森崎名無しさん：2011/03/11(金) 21:34:43 ID:???: >>942
ご無事でなによりです。
こんな状況では色々と無理だと思いますので、落ち着いて時間がとれるようになったときに
ゆっくり更新してください。

被害に会われた方にはお悔やみ申し上げます。
944 ：941：2011/03/11(金) 21:35:18 ID:???: よかったです。簡単に言えたことではないですが、頑張って下さい
945 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/17(木) 21:45:43 ID:???: やっと一段落つきました・・・明日から更新できそうです。
すみません、⑧番さんの名前が決まろうかという時に長々と休んでしまいまして。
946 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 00:50:10 ID:???: その言葉を待っていた！だが警察も大忙しなこの時期全裸は禁止な！
947 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/18(金) 23:34:12 ID:???: 何かキャプ翼アプリでキャンペーン中らしいので。
もし気が向けばフレンド登録などどうぞ。

154578
948 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/18(金) 23:35:39 ID:g0Vf0BN+: Ｅ良いＤＦの情報が欲しい。出来れば紹介してほしい

森崎「（何だか得体のしれない奴だが、実力は確からしいな。
　　　レティと妖夢の話から察するに、恐らく顔もそれなりに広いんだろう。なら、ここは一つ……）」

森崎は有益な情報が得られる事を期待して、紫に選手の紹介を願い出た。
すると、紫は胡散臭い笑いを口元に浮かべながら……

紫「ええ、喜んで……と言いたいところですけれど、残念ながらご期待には添えませんわね」

森崎「……何でだ？」

紫「聞かれてるわよ、藍」

藍「いや、一応私が説明しますけど、今のはどう考えても紫様ですからね？
　あー……森崎。我々マヨヒガ連合は一回戦で西行寺と戦い敗北、以降は西行寺に吸収される形で参戦する事になった。
　お互いが順調に勝ち上がっていけば、三回戦目で対決することになるな」

森崎「要するに、敵に塩を送る事は出来ないって事だな。
　　　……しかし、負けたのか？　紫ってのはとにかくとんでもない奴だって聞いてたんだが……」

紫「あら。淑女に向かって「とんでもない」だなんて」

藍「……紫様は来なかった。寝坊だ。私と橙も奮闘したんだが、二人では流石に……な」

はぁ、と溜息をつく藍。その表情は、もはや諦観を通り越して達観に近い。

紫「どうしても、というのならば考えなくもないですけれど。相応の対価を頂きますわよ？」
949 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/18(金) 23:36:40 ID:g0Vf0BN+: 森崎「……」

不気味な笑みをさらに深める紫。
対価、と彼女は言ったが、それが金銭や物品の類では有り得ないことは、森崎にもなんとなく理解出来た。

紫「察しが良い事は美徳ですわ。……しかし、お客様を手ぶらで返すのも主の恥。一つだけ助言を差し上げましょう。
　　人里の、阿礼乙女の店に行きなさいな。情報もサッカーの道具も……大抵の物ならばあそこで揃いますわ。
　　勿論、対価として多少の金銭を支払う必要はあるでしょうけれど」

森崎「（店か。確かにここ最近金を使った事といえばメルランにアイスを買ってやったくらいだし、覗いてみるのもいいかもな）
　　　……成程、助言感謝する。しかし、直接的な情報じゃないとはいえ……敵に塩は送れないんじゃなかったのか？」

紫「あら。私はそんな事は一言も言っていませんわよ？」

森崎「ん……いや、確かに言ってはないか。なら断る理由は何だったんだ？　もしかして、俺をからかってるだけか？」

紫「さて。そういう事もあるでしょうけれど、そうでない事もあるでしょうね」

むっとしながら問う森崎に対し、紫は真意の読めない表情で笑うのみ。

森崎ははぐらかされた事を感じつつも、これ以上問い詰めることは時間の無駄だと判断した。

森崎「（調子が狂うが、とりあえず今はこんな物か。
　　　さて、夕方までの時間を考えれば、あと一回程度は話せそうだが……）」

A　今幻想郷で起こっている異変について知りたい。
B　紫本人についてもう少し詳しく聞いてみる。
C　適当に藍に話を振ってみる。
D　そういえば、藍にくっついてた奴の姿が見えないが……
E　その他。何かあればどうぞ。

＊先に「3票」入った選択肢に決定します。
950 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:38:03 ID:DKtqKR8E: B
951 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:40:07 ID:9gB15DsY: D
952 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:42:48 ID:/IVr6nCQ: D
953 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:45:06 ID:bHykTjp+: Ａ
954 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:49:09 ID:p/QT5dZk: A
955 ：森崎名無しさん：2011/03/18(金) 23:50:59 ID:Y48h8upY: B

>>947
フレンド承認ありがとうございます
956 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/19(土) 00:04:10 ID:???: すみません、明日仕事なんで今日はここまで。
そんなに忙しいことも無いと思うので、ここからしばらく更新できそうです。
957 ：森崎名無しさん：2011/03/19(土) 00:15:06 ID:???: 乙でした～

しかし、紫と戦うことになるのなら
ＤＦよりも優秀なＦＷを加えたほうがいいのかもしれんね。
958 ：森崎名無しさん：2011/03/19(土) 01:12:12 ID:X4g//LQc: A
959 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/19(土) 23:55:32 ID:HtOLuhMc: A　今幻想郷で起こっている異変について知りたい。

森崎「……話は変わるが、今スタジアムで異変が起きてるのは知ってるか？」

紫「勿論。……なるほど、あなたも「あれ」を探しているのかしら？」

森崎「すぐにどうこうって訳じゃないが、試合に茶々入れられるのは気に入らないからな。
　　　それに、どうも俺の知り合いも犯人を探してるらしい」

森崎が簡単に事情を説明すると、紫はしばらく考えこむように目を閉じ、さらに続けた。

紫「なるほど……もしかすると、あなたが絡めば霊夢に頼らずとも異変を解決できるかもしれませんわね。
　良いでしょう。私が自ら赴こうと思っていましたけれど、特別にお教えしましょう。異変の犯人を。その居場所を」

彼女がそこまで言い終えた時、森崎は思わず自分の耳を疑った。

森崎「犯人と居場所って……もうそこまで判ってるのか？！
　　　レミリアも早苗先輩も、まだ手がかりすらつかめてない様子だったんだが」

紫「……おや。巫女はともかく、あの吸血鬼のお嬢様なら既に感づいていてもおかしくはないですけれど。
　気づかないふりをしているのか、それとも別の何かに気を取られているのか……まあ、ともかく」

呆れたように虚空を仰ぐ紫が一旦言葉を切り、

紫「犯人は山の頂上、そのさらに上に居ますわ。……ですが、あなた一人の力では辿り着くことは出来ないでしょう。
　何者かの助力を得なさい。紅魔か、守矢か、博麗か。幽々子を訪れるのも良いかも知れませんわね」
960 ：森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2011/03/19(土) 23:56:38 ID:HtOLuhMc: 森崎「山の頂上の更に上？　そんな曖昧な情報じゃ……」

紫「あなたが理解する必要はありませんわ。それを理解できる者に伝えなさい。
　勿論、聞かなかったことにするのも一つの選択。……けれど、私はあなたの手腕に期待することに致しますわ。
　そのほうが幻想郷の為にも良いでしょうし……なにより、この年で登山は少々堪えますから」

はぁ、と腰を曲げてため息を付いて見せる紫。
単に年寄りの振りをしているのか、それとも本当に辛いのか。

森崎「（……そんな訳無いか。あのレミリアと五角以上に戦える奴らしいし。
　　　ってことは……情報提供っていえば聞こえは良いが、要は体よくコイツの仕事を押し付けられたってことか？）」

森崎は改めて紫の顔を見つめる。
利害の一致といえば聞こえはいいが、どうも目論見通りに動かされているようで気味が悪い。

紫はそんな彼の視線に気づいた上で、さらにこう付け足した。

紫「存分に悩みなさい。たとえあなたがどんな選択をしたとしても……幻想郷はその全てを受け入れますわ」

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