キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/04(月) 23:13:08 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1284371937/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
不夜城カップも終わり、いよいよ国際Jrユース大会が間近に迫る!
そんな中、反町には春がやってきたりなんだかんだで美味しい事をやっていた。
そして、いよいよ全日本との練習試合に挑み、前半だけで5得点。
全日本メンバーを徹底的にボコボコにしつつ、試合はハーフタイムに突入したのだが……。

反町「俺も早苗さんのことが! 好きだからー!」
日向「女子チームのキャプテン(笑)」
若林「女子チームごときに失点してたまるか! この試合、無失点でいくぞ!」
森崎「(逃げるが勝ち)」
リグル「ハッハァー! ハットトリックだー!!」
来生「このパクリ野郎!!」
反町「これが俺の……全力全壊!!」
穣子「こいつが幻想のポイズンよ!」
椛「もう駄目だ……おしまいだ……!」

いよいよ国際Jrユース大会が近づき、全日本と練習試合に挑むオータムスカイズ!
果たして若林さんはあと何点失点をしてくれるのか!?
そんな幻想のポイズン42スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

555 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 20:20:51 ID:???
★最強の妖精とお猿→ クラブJ =★

556 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 20:23:48 ID:???
                   ,ィ⊃  , -- 、
          ,r─-、      ,. ' /   ,/     }     ち
          {     ヽ  / ∠ 、___/    |
   署     ヽ.      V-─- 、  , ',_ヽ /  ,'      ょ
           ヽ  ヾ、  ',ニ、 ヽ_/ rュ、 ゙、 /
   ま        \  l  トこ,!   {`-'}  Y        っ
             ヽj   'ー'' ⊆) '⌒`  !
   で    , 、      l     ヘ‐--‐ケ   }        と
        ヽ ヽ.  _ .ヽ.     ゙<‐y′   /
   来     }  >'´.-!、 ゝ、_  ~  ___,ノ
         |    −!   \` ー一'´丿 \
   い    ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \


557 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 20:25:08 ID:???
やってはならないことをやっちゃった・・・

558 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 21:07:21 ID:???
★最強の妖精とお猿→ クラブJ =石崎「この野郎!」 チルノ「うわぁっ!」 油断したのかチルノが石崎に張り倒される!?★
===================================================================================================
ドサッ!

チルノ「ちょっ……何しやがんだ!」
石崎「何しやがんだじゃねぇ! 人の事を猿猿言いやがって!!
   相手が子供だろうが、もう容赦しねぇぞ!」
高杉「ちょっ! 馬鹿、やめろ石崎! おーい、誰か来てくれー!!」
全日本メンバー「なんだなんだ?」「うわっ、石崎! 何やってんだよ!!」「相手は子供だぞ!? 大人気ない!!」

元々、少なからずコンプレックスを持っていた自身の猿顔。
それをこうして何度も何度も馬鹿にされるように指摘された事が、余程頭にきたのか。
石崎はチルノに詰め寄ると強く肩を叩いて地面に押し倒し、更に追撃をしようとまでしてしまう。
これを見ていよいよ慌てた高杉は、その鈍重な体を精一杯俊敏に動かして石崎を後ろから羽交い絞めにし。
その高杉が大声を出して呼ぶと、周囲からは騒動を聞きつけた全日本メンバーが駆けつけ石崎をチルノから引き剥がそうとする。

石崎「くそっ、離せよ!!」
松山「離せじゃない! こんな小さい子を……しかも、女の子に暴力を振るうなんてどういうつもりなんだ!!」
石崎「子供なら何でもやっていいってのかよ!? こいつ、俺を馬鹿にして……」
次籐「だからってお前が暴力を振るっていい理由にはならんタイ!」
岬「大丈夫かい? ごめんね」
チルノ「ううっ……あんのお猿め……!」
石崎「だから俺は猿じゃねーっ!!」
滝「次籐、そっち引っ張れ! 早く石崎をどっかに運ぶんだ!!」

559 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 21:08:28 ID:???
当然ながらこの石崎の行為は全日本メンバーの大顰蹙を買い。
石崎は元々低かった信用を更に落とし、彼が信望する翼派閥の評価までも下げてしまうのだが……。
その話は反町達にはあまり関係が無いので、ひとまず置いておく事にしよう。
ともかく、石崎はその後も何やら喚いていたが……次籐と高杉に抱えられてその場を退場し。
一方でチルノは岬と松山に助け起こしてもらいつつ、頬を膨らませて同じくその場を立ち去る。

チルノ「(あんのお猿め……! このあたいによくも恥をかかせてくれたわね!!
     畜生、次にあった時はぎったぎたのめっためたのけちょんけちょんにしてやるわ!!)」

プライドだけは一級品のものを持つチルノにとって、地面に這い蹲らされたというのは何よりも屈辱的な事実であった。
しかも、それが自分が馬鹿にしていたお猿――石崎にやられた事なのだから、その屈辱感はより一層激しい。
チルノは頬を膨らませながら、それと同時に強く石崎への復讐心を燃やし……。

見上「馬鹿者! たかだか猿顔を馬鹿にされたくらいで暴力行為を働くものがいるか!!」
石崎「で、ですけど監督ぅ……」
見上「試合で挑発行為を受けた場合でも、暴力行為を働けば罰せられるのはお前になるんだぞ!!
   一体何を考えているんだ!」
石崎「うぅ……」

一方で石崎は見上から直々に大目玉を食らい、お猿よろしく反省をしていたのだった。

石崎「(畜生! こうやって監督に叱られるのも全部あのチビのせいだ……!
    見てろよ、次は……次は、サッカーであいつをぎゃふんと言わせてやる!)」
高杉「(……子供に張り合ってどうすんだよ、石崎)」

……訂正、反省はしていなかった。

※チルノと石崎の感情が チルノ→(嫌な奴)←石崎 になりました。
※全日本メンバーの石崎に対する感情が 全日本→(………)→石崎 になりました。
※翼の支持率が下がった気がしますが、反町にはあまり関係ありません。

560 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 21:09:28 ID:???
こうしてチルノと石崎が互いに憎しみあっていた頃。
一方でその騒ぎに加わらなかった者達の一団の中に、大空翼とサンタナはいた。
とはいえ、こちらもまたサンタナが翼を挑発するような言葉を吐いて茶化しており。
根本的に、性格の面で言えばチルノもサンタナも似たり寄ったりな点が露となっていたのだが……。

翼「…………」
サンタナ「(ちぇ、つまんないなぁ。 なんにも言い返してこないじゃん)」

しかし、翼はそんなサンタナの挑発を徹底して無視しただ黙々と練習を続けた。
こうなっては、挑発をする側のサンタナとしても面白くなく。
どことなくつまらなそうな表情を浮かべつつ、ドリブルをする翼の前に飛んで移動をする。

サンタナ「ちょっとー、少しはこっちを構いなさいよー。 つまんないじゃん」
翼「……悪いけど、今はそんな余裕が無いんだよ。 邪魔するならどこかへ行ってくれ」
サンタナ「ちぇっ……なら、邪魔しなきゃいいんでしょ? 一緒に練習しましょうよ」
翼「………………」

基本的に退屈を嫌う妖精――サンタナもその例に漏れず、現状、翼が相手をしてくれないというのは非常につまらない。
ならばここはからかって遊ぶよりも一緒に練習をすれば、まだ面白かろうと判断し練習をしようと誘うのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★成長チャンスです→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→サンタナ「っていうかコーチしてあげるわ!」 なん……だと……!?
ダイヤ・ハート→翼「……わかった。 ただ、真面目にやってくれよ」 了承をしました
スペード・クラブ→翼「………………」 無言を貫き、そのまま一人で練習を続けました

561 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:10:43 ID:???
★成長チャンスです→ クラブ2 =★


562 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:11:22 ID:???
★成長チャンスです→ ダイヤ8

563 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:11:50 ID:???
絵札を無駄にするとは惜しい男達よな

564 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:12:20 ID:???
★成長チャンスです→ ハート7 =★

565 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:12:50 ID:???
子供に優しくない男達じゃのう……

566 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 21:46:31 ID:???
試合からこっちキャプ翼キャラには良くない流れが続いてるね

567 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:40:54 ID:???
★成長チャンスです→ クラブ2 =翼「………………」 無言を貫き、そのまま一人で練習を続けました★
============================================================================================
翼「(一緒に練習だって……? ……確かに、圧倒的にレベルが違う君達と一緒に練習をするなら。
   一人で練習をするよりもよほど効率的に練習が出来るかもしれないが……)」

ダダダダダッ!!

サンタナ「あっ、ちょっ、こらっ!!」
翼「(必要ない……! 敵の施しなんて……ゴメンだ!!)」

頭ではサンタナとの練習で多大な効果が期待される事は理解しつつも……。
しかし、高すぎるプライドが災いをしてか翼はサンタナの言葉を無視してドリブルをしながらその場を立ち去る。
自身の才能と努力量を信じているからこその、この翼の選択。
それを見てサンタナは憤慨しながら、その場を立ち去って周囲をうろつき始め。
翼は単身、再び練習に励み始めるのだった。

翼「くっ……!」

しかし、その練習があくまでもそこそこの伸びしか見せなかったというのは言うまでもない事である。

568 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:42:12 ID:???
反町「練習終了か……」
三杉「うん……」

こうして全日本のメンバーが、思っていた程オータムスカイズの選手たちと交流をしなかった午後の時間。
再び時間を戻し、練習を終えた反町と三杉は互いに練習の成果を実感しながら……。
何となく無言になりつつ、立ち尽くす。
練習が終了――となれば、そろそろ反町もまた幻想郷に帰らなければならない。
久方ぶりに全日本のメンバーと出会い、試合をし、そして森崎や早田と会話を交わした時間も終わり。
改めて、反町は自分が全日本の敵に回ってしまったんだなと実感をする。

三杉「次に会う時は……大会で、かな」
反町「……そうだろうな」

不意に三杉は口を開き、それに反町も同調しつつ頷きを見せる。
次に会う時は大会――即ち、再び1ヶ月という期間――反町は幻想郷で過ごすのである。
それに対して、思うところが無い訳ではないが……。

反町「次も……俺たちが勝つ。 幻想郷が、全日本に」
三杉「いい意気込みだ。 だが、僕達だって負けるつもりはない。
   ……大会途中で敗退しない事を願うよ。 君はどうもクジ運が悪いからね」
反町「い、嫌な事言うなよ。 気にしてるんだから……」

何故か大会ではいつも強豪と呼ばれるチームとばかり当たる事が多い反町は三杉の言葉にあからさまに嫌な顔を浮かべ。
それを見て三杉はくすりと笑いつつ、チームメンバー全員を集めようとしている見上の元へと向かってゆく。

三杉「それじゃあね、反町。 ……出来うる事なら、決勝で会いたいものだ」
反町「……ああ!」

569 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:43:12 ID:???
………

……



反町「よし、それじゃあ帰ろうか!」
サンタナ「(あーあ、あの後も結局誰も相手してくんなかったしなー。 つまんないの)」
チルノ「(……どうでもいいけど、あのお猿って試合には出てくるのかしら?
     出てこないならぎたぎたのしようもないんだけど)」

三杉と別れた反町は、フィールドに散らばっていたオータムスカイズメンバーを集め。
話をする見上の邪魔にならないように、そそくさとスタジアム内へと移動。
点呼を取って全員が揃っていることを確認すると、早速帰ろうと言い。
紫を呼んでスキマをひらいてもらい、幻想郷に帰ろうとするのだが……。

にゅにゅにゅっ!

紫「ちょっと待って〜。 帰る前に、まだやることがあるのよ〜」
反町「うわああっ!?」
幽香「……なんてトコから出てきてんのよ、あんたは」

その瞬間、不意に天井に裂け目が出来たかと思うと紫がさかさまになりながら顔を出し口を開き。
反町は目の前に突然紫が現れた事で驚きつつ……一方で幽香は呆れたような言葉を吐く。
しかし、紫はそれを気にするような素振りは見せず微笑を浮かべたままスキマから飛び降りると……。
パチン、と一つ指を鳴らし……それと同時……。

570 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:44:12 ID:???
ドササササッ!!

天子「おいィ!?」
衣玖「!?」
藍「いたっ……ゆ、紫様……急に人の足元にスキマを作り出さないで下さい……」
橙「ら、藍様!?」
リグル「あれ、それに天人とそのお付きだ。 どうしてこんなところにいるのさ?」

先ほど紫が出てきたスキマから天子、衣玖、藍という三名が落ち。
三者は地面に倒れこみながら、強かに地面にぶつけた体を撫でつつ不満を口にする。
一方、オータムスカイズの者達は藍はともかく、どうして天子や衣玖がここにいるのかと疑問を口にするのだが……。

紫「それは当然、この三人が全日本の選手兼コーチになるからですわ」
反町「えっ……!? ら、藍さんと天子さんと衣玖さんがですか!?」

その疑問に、紫はいとも簡単にこの三者が全日本の選手兼コーチになるからだと説明。
これを聞いて反町はまたもや驚くものの……。
しかし、確かにこの三者ならば実力的には決して不足という事は無いだろうなと判断をする。
藍は言うまでもなく幻想郷きってのオールラウンダーとして認知されており、その実力は折り紙つき。
以前オータムスカイズのコーチ業をしてくれていた事もあり、コーチ役としても申し分ない。
また、天子も以前あった蒲公英杯、そして不夜城カップでは優勝を果たした事もあるストライカー。
性格には若干難はあるものの、知識だけは豊富らしく、コーチも問題は無いだろう。
その二人に比べ、衣玖は若干見劣りはするかもしれないがそれでも十分過ぎる能力を持ったMFである。

天子「このババアがどうしてもって頼んだからね……それにしても、何だか汚い忍者の匂いを感じるわ」
紫「……本当はこんな不良天人をコーチ役になんてしたくはないのだけれどね。
  まあ、精々藍の足を引っ張らないように頑張りなさい」
天子「私の怒りが有頂天になった。 この怒りはしばらくおさまる事を知らない」

571 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:45:19 ID:???
仲が悪いのか、天子と紫はお互いに火花を散らし合わせ……。
それを見て未だに藍と衣玖の両者は腰を擦りつつ、どうどう、と二人を諌める。
そして、どうにか矛を収めた紫はコホンと一つ咳払いをすると……。
橙へと向き直りながら、口を開くのだが……。

紫「そして、橙」
橙「にゃ!? は、はい!」
紫「あなたもまた、今日からこの全日本Jrユースの選手兼コーチよ」
橙「へ……? ……にゃ、にゃあああっ!?」
反町「えええ!? ちぇ、橙が全日本の選手兼コーチになるんですか!?」

なんと紫の口から出た言葉は、これから橙が全日本Jrユースの選手兼コーチになるという……。
つまり、全幻想郷の敵に回るという言葉であった。
これには当然のようにオータムスカイズの面々も驚き、目を丸くするのだが……。
しかし、よくよく考えてみれば橙の実力から考えてみれば。
そもそも橙が全幻想郷の召集メンバーに選ばれなかった事からしておかしい。
試合では何故か勝負弱い面を持つ橙も、その実力――オフェンス能力だけならば、幽香にも匹敵をする程のものなのである。
うどんげなどが選出されている以上、橙もまた選ばれてしかるべき選出で、何故か漏れてしまったのだが……。
しかし、それも橙が予め全日本への派遣選手として考えられていたのだとすれば、今ならば理解は出来る。

穣子「でも……なんともまた、突飛ね……。 なんちゅータイミングで打ち明けるのよ」
紫「これが私流のサプライズよ」
幽香「(サプライズだかスプライトだか知らないけど……この子でコーチになるのかしらね?
    オフェンスだけは一流だけど、ディフェンスはからっきしなのに……)」

当初は驚きを見せていたオータムスカイズの面々も、徐々に納得を始める中。
そんな中で、突如全日本への派遣選手に任命をされてしまった橙はというと……。

572 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 22:46:19 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★出番があるよ! やったね橙ちゃん!→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→橙「(ふふふ……同じチームならあのねずm……人間を……じゅるり)」 逃げて!ライン際の人逃げて!!
ダイヤ・ハート→橙「敵になっちゃうのは悲しいですけど、お互い頑張りましょうね!」 反町に握手を求めてきたぞ!
スペード・クラブ→橙「やったー! 久しぶりに藍様と一緒のチームですね!!」 藍と一緒のチームになれた事を喜んでた!

573 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 22:46:37 ID:???
★出番があるよ! やったね橙ちゃん!→ ハート6 =★

574 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 22:46:55 ID:???
炭酸ならマウンテンデューこそ至高
異議は認める
★出番があるよ! やったね橙ちゃん!→ クラブ8 =★

575 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 22:47:43 ID:???
なんだかんだで初期から一緒だし悲しいね、黒かったけどw

576 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 22:52:55 ID:???
猫のコーチとか意味ない気しかしないわ

577 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 22:54:10 ID:???
コーチはランダムがよかったかもねえ

578 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 23:05:09 ID:???
まぁ中の人にはきちんと構想あるはずだし。

579 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 23:11:34 ID:???
>>428
>>517
能力の上がり方が全然違う(しかも格下の方が伸びが悪い)
このことから全日本は判定とは別に自動的に全能力が大幅UPされると考えられる

580 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 23:52:11 ID:???
★出番があるよ! やったね橙ちゃん!→ ハート6 =
 橙「敵になっちゃうのは悲しいですけど、お互い頑張りましょうね!」 反町に握手を求めてきたぞ!★
===============================================================================================================
反町「……ああ、そうだな。 お互い、頑張ろう」

考えてみれば、橙もまた、オータムスカイズ立ち上げの時からチームを支えてきてくれた選手の一人。
当初は反町の事を外の世界の一流選手だと思い込み、そのチームに入ってみたいと考えた事から。
オータムスカイズの(最初期にいた秋姉妹を除く) 初めての名有り選手として加入をしたのが反町との出会いである。
その右サイドアタックは(結果にあまり結んだ事は無いものの)オータムスカイズの黄金パターンとして恐れられ。
ある意味では、このチームの看板選手と言っても過言ではない。
そんな橙と、今度は敵となって争うという事態に、反町は若干の不安と悲しみを覚えるが……。
しかし、今まで味方であった者が敵と回るというのは、プロの世界でもよくある事である。
それを考えれば、悲しいと思うのは単なる甘えだと判断し……反町は笑みを浮かべながら、橙と握手を交わすのだった。

藍「……では、橙。 早速全日本の皆さんにご挨拶をしに行こうか」
橙「は、はいっ!」
天子「(汚い忍者がいるはずだわ……どこかに汚い忍者が……)」
衣玖「それでは、失礼します」

その後、橙はオータムスカイズの一同と別れて藍に手を引かれ再びフィールドへと向かい……。
その後ろを天子、衣玖の二人がついていく。
そして、それを見送ったオータムスカイズの面々はしばらく無言でいたのだが……。

幽香「……んじゃ、ついでにスキマ妖怪。 私を魔界まで送ってくれる?」
反町「……へ?」
レティ「魔界……? ……幽香、まさか、あなた……!?」
幽香「そうね……私も、あなた達の敵に回る。 そう解釈をしてくれて構わないわ」

581 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 23:53:42 ID:???
その静寂を破ったのは、どこか楽しげに笑みを浮かべながら……。
あっさり過ぎるくらいに周囲の者達の敵に回ると言い放つ、風見幽香であった。
突如出てきた魔界というワードに反町が目を白黒させる中。
割と幽香と付き合いの長いレティは幽香の言葉の意味を察知し……。
一方で他のオータムスカイズメンバーは混乱しつつ、ざわめきはじめる。

リグル「ま、魔界って何? な、なんでそんなトコにいくのさ幽香!?」
メディスン「敵に回るって……どういう事なの?」
幽香「どういう事もこういう事も無いの……私も、他のチームの一員として、大会に出場するという事よ」

幽香と仲の良いリグルとメディスンが幽香を問い詰める中、幽香は比較的優しげに二人に声をかけつつ……。
ごそごそと肩から提げていたバッグの中から一着のユニフォームを出し、それを一同に見えるように翳した。
今日の試合で使った、オータムスカイズのユニフォームとは違うそのユニフォーム。
背番号は11――背に書かれた刺繍の文字は、「YUKA」の四文字。
色はかつて反町がいた東邦学園を彷彿とさせるような、漆黒に染まっている。

反町「それは……」
幽香「魔界Jrユース……私が今度、代表として選出をされた……魔界の選手たちを集めたチームよ。
   ……悪いけれど、キャプテン。 私は橙のように生易しいような言葉は言えないわ」
反町「えっ……?」

うろたえたように反町が問いかけると、幽香はさらりと少しだけ魔界という場所の説明をし。
しかし、やがてその瞳に圧倒的な威圧感と闘志を燃やしながら反町へ向けて視線を向ける。
その強烈な目力に、思わず反町は怯みそうになるも何とか堪え……。

幽香「私は誰であろうと、私の敵になる者は徹底的に潰すつもりよ。
   キャプテンであろうが、私の前に敵として立ちふさがるなら……」

582 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 23:55:19 ID:???
ブワァアッ!!

静葉「!?」
穣子「ちょっ……ええええっ!?」
うどんげ「あわわわわわ……」
妹紅「(うわっ……!? ちょっ、そんなに魔力送ったらこのスタジアム壊れちゃうよ!?)」

一旦そこで言葉を切ったかと思うと、不意に幽香は全身に力を込め、魔力を送り……。
それと同時、幽香のボブカットに近かった髪は急激に伸び始めて妹紅やうどんげと同じ長さ――。
丁度腰の辺りまであるようなロングヘアーへと変貌。
更に、急激に魔力を発露させた為か大気がゴゴゴと音を立てて揺れ始め、周囲の者達は慌て始めるのだが……。
幽香はそれらを全て無視し、一度首を振って長くなった髪を撫で付けると……。
先ほどより一層強烈となった威圧感を出しながら、反町に向けて言葉を吐く。

幽香「……潰すわ。 徹底的に、完膚なきまで叩いて……地べたを這い蹲らせてあげる」
反町「……!!」

味方には比較的優しいが、敵にはとてつもなく厳しい性格とされている幽香。
そんな彼女が魔界Jrユースに合流すると言った今。
当然ながら――今まで味方であったオータムスカイズのメンバーは彼女の敵である。

幽香「精々楽しませて頂戴、キャプテン。 綺麗な断末魔を上げてね」
反町「(幽香さんが……あの幽香さんが、敵に回る……? お、俺は……)」

583 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/19(火) 23:56:24 ID:???
A.「その言葉……そっくりそのまま返してあげますよ!」 挑発し返す!
B.「そんな事言わないで下さいよ……同じオータムスカイズの一員じゃないですか」 幽香を宥める
C.「どれだけ脅されても……俺は負けませんよ」 正統派な感じに言い返す
D.「今度の大会ではノーゴールノーアシストにならないように頑張って下さいね」 頑張ってねと応援してみる
E.「わかりました! 俺も魔界に移籍します!」 寝返っちゃう!
F.「もう駄目だ……勝てる筈が無い……」 がっくり膝をついて泣き言を言っちゃう!
G.「ところで綺麗な髪ですね。 そっちの方が似合いますよ」 とりあえず幽香の髪型を褒めてみる
H.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※『0時』から投票をしてください。

584 :森崎名無しさん:2010/10/19(火) 23:56:42 ID:rcq2FVUQ


585 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:00:14 ID:m9kPwSgk


586 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:01:10 ID:4pcesnAk
G

587 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:02:12 ID:6NV7r3EU
C

588 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 00:03:42 ID:???
なんだか色々と詰め込みすぎた感がありますが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

589 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:10:15 ID:ZpMEFW2U


590 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:12:38 ID:nYwaAGmQ
C
新展開乙でした

591 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:13:03 ID:W9gxq2nA


592 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:23:18 ID:???
>C.「どれだけ脅されても……俺は負けませんよ」 正統派な感じに言い返す
=========================================================================
一瞬、幽香の視線を受けて身も心も凍りついたかのように全身が硬直する反町。
それほどまでに、今の幽香から発せられる闘気――否、殺気、敵意は強烈で。
反町は思わずその場に崩れ落ちそうになる体を懸命に堪えながら……。
辛うじて踏ん張り、ぎこちなくではあるが表情を怯えのそれから笑みへと変化させつつ。
あくまでも正々堂々と、幽香の言葉を受けた上で自身も負けるつもりは無いと言い返す。

反町「誰が敵でも……俺は負けません」
幽香「ふぅん……なら、大会では期待させてもらうわ。 じゃあね」
リグル「あっ、ま、待ってよ幽香!」
メディスン「幽香!!」
幽香「リグル、メディ。 あんた達もレギュラーを取れるように頑張りなさい。
   楽しみにしてるわよ」

反町の返答に、幽香は満足そうに――しかし、やはりどこか冷たい笑みを見せ。
それもつかの間、くるりと反転をするといつの間にか紫が作り出していた隙間へと入っていこうとする。
その姿を見て、幽香と仲の良いリグルとメディスンは慌てたように声をかけるのだが……。
幽香は決して振り向く事は無く、ただ二人へと言葉を送ると……その長い緑の髪を靡かせ、隙間の向こうへと消えてゆくのだった。

リグル「ゆ、幽香……」
静葉「(彼女が敵ね……まあ、全幻想郷に選出をされなかった以上、それもある程度予想はついていたけれど……。
    ……2大会連続ノーゴールノーアシストとはいえ、彼女の実力は圧倒的。
    ……国際Jrユース大会というのは、思っていた以上に厳しい戦いになりそうね)」

橙は全日本へ派遣され、幽香は魔界へと帰還した。
いつもいた仲間たちが、別のチームへと旅立った事実を受け。
全幻想郷Jrユースへ選出をされたメンバー達はそれぞれ。
改めてこれからはまた新たな戦いが始まるのだという事を実感していたのだった。

593 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:24:33 ID:???
その後、反町達はしばらく立ち尽くし、呆然としたいのだが……。
やがて気を取り直すと、紫の作り出した隙間を通って再び外の世界から幻想郷へと帰還をする。
既に外は夕闇に染まっており、穣子とうどんげは揃って夕食の準備へとすぐに取り掛かり……。
一同が何をするでもなく、ぼんやりと居間でしばらく過ごしていると、すぐさま夕食を持って居間へと戻ってくる。
そうして今日もまた、いつものように一同揃って夕食を食べ始めるのだが……。

反町「(でも……今日は橙も、幽香さんもいないんだよなぁ……)」

一同が今日の練習試合を振り返り、談笑をする中。
それでもどこか不自然さを感じるのは、いつもいる二人がこの場にいないという点だろう。
ぽっかりと空いている席を見て、反町はやはり一抹の寂しさを覚えつつ。
それでも腹は空いていたのか、ぱくぱくと食べ進め……そして、更に考える。

反町「(しかし、考えてみれば……こうして皆とここで食事をするのも……。
    今日を境に、しばらくはお休みになっちゃうんだよなぁ……)」

明日からはいよいよ全幻想郷としての合宿が開始し、この家ともしばらくはおさらばとなる。
幻想郷に来て僅か2ヶ月と少し――しかし、その2ヶ月という短い期間も。
反町にとっては長く感じ、そして、とても充実をした日々だった。
その長い時間、ずっと暮らし続けてきたこの家を離れるという事が……。
反町を少しばかりセンチメンタルな気持ちにさせるのだが……。
他の者達はそんな感傷的にはなっていないのか、まるで反町の様子を気にする事もなく、ただただ談笑を続けていく。
そして、その話題の中心となっていたのは……。

594 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:26:11 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★合宿前、最後の夜→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→リグル「幽香が敵とかやだ、私も魔界に行く!」 メディスン「私も!!」 リグルとメディがまさかの代表入り拒否!?
ダイヤ・ハート→有力なサッカー選手たちが抜けた後の幻想郷のサッカー事情について!
スペード・クラブ→他の派遣選手はどんな所にいったのかについて!

595 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:26:27 ID:???
★合宿前、最後の夜→ スペードJ =★

596 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:36:06 ID:???
合宿か…何人部屋になるんだろな

597 :森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:58:24 ID:???
どうやっても反町は女性と相部屋なんですねもげればいい

598 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:20:48 ID:???
★合宿前、最後の夜→ スペードJ =他の派遣選手はどんな所にいったのかについて!★
==============================================================================
目下のところ、一同の間で積極的に意見が交わされていたのは、果たして他の国にはどのような派遣選手が行ったのか……。
どの国に、どんな選手たちが派遣されたのかという話題であった。
つい先ほど橙、そして藍や天子、衣玖が全日本へと派遣された事を見て。
そろそろ他の国にも、選手たちが派遣されているのだろうと一同は考えたのである。

穣子「えっと……全幻想郷に召集されてなくて。 派遣される実力者ってどんだけいたっけ?」
レティ「紅魔スカーレットムーンズのスカーレット姉妹は確実に派遣されるだけの実力はあるでしょう。
    それに……」
にとり「萃香様と勇儀様……あのお二人もどっかに派遣されるんじゃないかな?
    あと、文様。 ……なんか今大会全然いいとこなかったけど」
うどんげ「あ、あと師匠もきっとどこかに行くと思うわ。
     実力は当然、幻想郷でもNo.1だし! それに、この前ご挨拶に帰った時に何か荷造りとかしてたから……。
     あれ、多分合宿に行く準備をしてたんだと思う」
てゐ「(ただ、姫様はまったく準備とかしてなかったから……多分派遣選手にも選ばれてすらないんだろうなぁ……。
    まあ、しゃあないウサけど……)」
静葉「それに、守矢の神奈子様、諏訪子様……あのお二方も派遣されなくてはおかしな実力よ。
   後は……しばらく試合には出ていないけれど、八雲紫や西行寺幽々子の二人……。
   それと、四季映姫もね」
反町「(四季さんか……そういえば、ずっと前にサッカー情報誌で名前だけ見かけたっけ。
    でも、俺は一度として会った事は無いんだよなぁ……)」

599 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:22:14 ID:???
誰が派遣選手に選ばれるのかという話では、次々と幻想郷代表の合宿に召集されなかった実力者達の名が上がり。
それらの人物を聞きながら、反町はただ一人、出会った事が無い人物――。
四季映姫という人物の名前に反応をしつつ、しかし、話の行方を見守る。
尚、この時――彼女達の口から、かつては名門にはなれないが強豪であると認識をされていたチーム。
オータムスカイズとの敗戦を切欠に、幻想郷サッカー界のカースト制度の底辺近くへと押しのけられた。
地霊アンダーグラウンドの主軸選手――古明地さとり、こいし姉妹の名は、出てこないのだった。

穣子「っていうか、そもそも派遣される国ってのはどういうトコなのかしら?
   八雲紫は、ある程度列強の国に選手を派遣するって言ってたんでしょ?」
静葉「外の世界の事情は知らないものねぇ……一樹君、わかる?」
反町「う、うーん……えっと……多分、今度の国際大会に出場する国の中で強敵と言われるのは……。
   まず、南米のアルゼンチンとウルグアイ……かな」
チルノ「なんべー?」
反町「うん……この二つの国は、外の世界で読んだサッカー雑誌によると今度の大会でもかなり強いらしいぞ。
   それと……開催国であるフランスに、イタリア、西ドイツ。 ……ここら辺が強敵だと思う。
   ヨーロッパも、サッカー強いからなぁ……」
にとり「とすると……ひのふの……あと、5つ。 日本を含めれば、6つの国に選手が派遣されるって事かねぇ?」
反町「多分、そうなんじゃないかな……?」

600 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:23:14 ID:???
先ほどオータムスカイズの一同が口々に出していた派遣選手候補の数は、11人。
現時点で既に橙たちが派遣選手として登録をされているという全日本を除き……。
残った5つの国にそれぞれ派遣選手が送られるとすれば、平均して一国には2人程度が送られるという事になる。

妖精1「……2人かぁ。 ……その派遣選手だけでも、かなり厄介よね」
反町「その上、これら強国の元からいる選手たちも相当合宿で鍛えてくる筈だからな……。
   大会では、苦戦は必死だと思うぞ……」

たかが2人……しかし、されど2人。
先ほど名を上げた派遣選手候補達は、いずれもその選手一人だけで幾らでも戦局を変えられる程の実力者達なのである。
今日の練習試合で幾ら外の世界のチームに大勝が出来たからといって……。
しかし、油断をしていては必ず痛い目を見る筈だと反町達はあえて苦言を全員に言って聞かせ……。
こうして、夕食の時間は過ぎ去ってゆくのだった。

うどんげ「(……あっ! も、もしかして師匠と闘うかもしれないの!? 私!?)」
てゐ「(っていうか……うどんちゃんの場合、試合に出場できるかどうかが問題ウサ)」

601 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:24:23 ID:???
その後、夕食を終えた反町はいつものように食器を流し台へと置き……。
穣子にご馳走様と声をかけてから、これまたいつものように自室へと戻り。
パタリとドアを閉めてから、薄い薄い煎餅布団の上に座り込んで今日一日を振り返る。

反町「(今日は……本当に、色々あった……。
    久しぶりに全日本の皆に会えたし……その皆に、俺の……俺たちの強さを見せ付ける事が出来た。
    森崎は相変わらず森崎だったし……日向も、やっぱり日向だったな。
    ……ただ、やっぱり気になるのは、早田だよなぁ)」

いつも強気な姿勢を崩さず、ニヒルな笑みがすっかり定着している森崎。
そして、どれだけ格上の存在を見つけても……それには決して屈服しようとせず。
あくまでも自身の力の向上を目指し、その者の上に立とうとする日向。
その二人の態度、性格は反町が記憶しているものとまったく同じで……。
しかし、逆にどこか反町に対してそっけない態度を取った早田を、反町は不安に思う。

反町「(……何か、したかなぁ。
    ……いや、考えても仕方ない事だ。 それはそれとして……。
    その次にあったのは、橙の全日本への派遣。 そして、幽香さんの帰還か……)」

オフェンスだけならば超一流と言っていい、オータムスカイズの俊足アタッカー、橙。
そして、オフェンスの中心人物として加入当初から常にチームを引っ張ってきた、幽香。
その二人が、反町の敵に回るという事実を改めて反町は考え……。
不安や恐怖を覚えつつも……しかし、それもまた、サッカーをやる上では仕方の無い事の一つだと考え。
何とか、自身を納得させようとしていたのだった。

反町「(代表で違うチームとして闘うなんて……ワールドカップとかではよくあることだもんな。
    ……こんなの、一々気にしてたら……仕方ないよな……。
    ……さて、それはそれとして。 今日はこれからどうしよう? 明日はいよいよ合宿初日。
    この家での夜の行動は、これでしばらく無くなるけど……)」

602 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:25:40 ID:???
A.このまま寝る(ガッツ回復大)
B.明日の朝一人で練習(ガッツ回復大・朝の練習でガッツ減少)
C.明日の朝誰かを誘って練習(ガッツ回復大・朝の練習でガッツ減少)
D.誰かと会話する(ガッツ回復中)
E.サモナイト石を使う(????)
F.カップ酒を飲む(????)
G.ポケモン図鑑を調べてみる(どんなポケモンがいるのかチェックや!)

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町の現在のガッツ 450/880

603 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:26:33 ID:O03botYg
D 別れの時間よ

604 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:28:45 ID:DagdrTDc
D

605 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:30:07 ID:???
ところで反町よ、派遣される国は紫から聞いていたはずだが
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1266669461/679

606 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:32:49 ID:FA51Orhs
D

607 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:32:55 ID:???
イングランドカワイソス

608 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:39:37 ID:???
>>605
……すみません、完全に忘れておりました orz
>>599の反町の発言を以下のように修正します。

穣子「っていうか、そもそも派遣される国ってのはどういうトコなのかしら?
   八雲紫は、ある程度列強の国に選手を派遣するって言ってたんでしょ?」
静葉「外の世界の事情は知らないものねぇ……一樹君、わかる?」
反町「ええと……はい。 以前、紫さんから聞いてたので。
    えっと……確か、まず、南米のアルゼンチンとウルグアイの二カ国」
チルノ「なんべー?」
反町「うん……この二つの国は、外の世界で読んだサッカー雑誌によると今度の大会でもかなり強いらしいぞ。
   それと……開催国であるフランスに、イタリア、西ドイツ。 ……それに、全日本を加えた、全6カ国。
   それらに選手を派遣するって、紫さんは言ってたよ」
にとり「へー」


以上。
申し訳ないですorz

>>607
イングランドは犠牲になったのだ……

609 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:43:21 ID:???
>D.誰かと会話する(ガッツ回復中)
==================================================================
反町「(そうだな……誰かと話をするか。 でも、誰と話そう?)」

A.静葉
B.穣子
C.にとり
D.リグル
E.チルノ
F.大妖精
G.メディスン
H.妹紅
I.レティ
J.リリーW
K.リリーB
L.うどんげ
M.てゐ
N.妖精1
O.サンタナ
P.ヒューイ

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。


本日はひとまずここまで……過去に書いた事忘れて頓珍漢な事書いちゃって申し訳ありませんでした。
それでは、お疲れ様でしたー。

610 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:43:49 ID:O03botYg
O さらば秋空乙でした

611 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:45:04 ID:iwJseyY+
B

612 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 00:48:48 ID:FA51Orhs
O
ひょっとしたらこれでお別れか

613 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 01:11:58 ID:DagdrTDc
O
そうなるかもしれないねえ

614 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 03:56:41 ID:???
そういえば、紫から大会が終わったら反町を現実世界に帰すから、
秋空の面々に別れを告げておけって言われてたはずだけど、どうするんだ?

615 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 04:39:00 ID:???
言われてたっけ?
でも……そうなるとマジでこれがお別れなのか

616 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 05:51:28 ID:???
>>615
確か、紫にJr.ユース大会のことを聞かされた時に、
言われていたんじゃなかったか?

617 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 11:30:32 ID:???
オールスター後の会話だよね?
確認してきたけど、言われてなかったよ

618 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 11:54:26 ID:???
シェスターがJrユース終わったらパルパルズに戻ってくる的なこと言ってたし、
現実には戻らない選択肢もあるでしょ?

619 :616:2010/10/21(木) 14:28:32 ID:???
記憶違いだったか、すまない。

620 :616:2010/10/21(木) 14:45:34 ID:???
先ほどもう一度見返してきたが、竹林カップ後に紫に帰った方がいい(帰ってくれ、だったか?)と言われていたな。

反町は幻想一のストライカーになるまでは帰らないと言ったから、
もう一度、幻想郷での別の大会で優勝するまでは大丈夫なんだろうか?
それとも、Jr.ユース大会で優勝して得点王やMVPになったら、帰還することになるのかな?

621 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 23:00:26 ID:???
ども。Jrユースが終わってからの反町ですが、現時点でも色々考えてますです。
ただ、今からようやっとJrユースが始まるっていう段階ですので、この考えなども変更する可能性もあるので。
具体的にどうこうなる、とは言えませんです。
ただ、反町が絶対に外に帰らなきゃいけない……とかには多分ならないと思うですよ〜。

622 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 23:19:39 ID:???
>O.サンタナ
==========================================================
反町「(……そうだな。 明日からの合宿に、サンタナは召集されてないんだ。
    今日の夜を最後に……サンタナと話をする機会だってしばらくなくなっちまう。
    ここはサンタナと話をしておこう)」

明日を境に、しばらくサンタナやリリー達とはお別れとなってしまう。
その事を考え、今日の夜はオータムスカイズ結成当初から寝食を共にし。
なんだかんだ言いながら、反町に対して一番懐いてくれていたサンタナと会話をしようと判断。
部屋を出てサンタナの部屋へと赴き、話がしたいと伝えると……。
サンタナは眠そうに目を擦りながら、小さく欠伸をしながらも、その反町の誘いを了承。
部屋へと反町を招きいれ、布団の上に座り込みながら反町を見上げつつ口を開く。

サンタナ「話って何ー?」
反町「えっと……そうだな……」

A.「俺たちがいない間、どうするつもりなんだ?」 サンタナの今後を聞いてみる
B.「何だかヒューイの様子がおかしい気がするんだけど……」 ヒューイの事で相談してみる
C.「今日の練習試合はどうだった?」 今日の練習試合の感想を聞いてみる
D.「合宿所に乱入とかしてみる気はないのか?」 全幻想郷に飛び入りする事を促してみる
E.「チルノとは最近どうだ?」 チルノの事を聞いてみる
F.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

623 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 23:21:25 ID:O03botYg


624 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 23:23:41 ID:NDgpvtqA


625 :森崎名無しさん:2010/10/21(木) 23:29:07 ID:Do6Ofe1c


626 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/22(金) 00:04:31 ID:???
>A.「俺たちがいない間、どうするつもりなんだ?」 サンタナの今後を聞いてみる
==============================================================================
反町がいの一番に気になったのは、今後、果たしてサンタナはどうするつもりなのか……。
幻想郷の有力な選手たちが殆ど立ち去った後の幻想郷で。
一体これからどうやって過ごして行くのかという点だったのだが……。
反町のその問いに、サンタナはきょとんと目を丸くすると……口を開いて、いとも簡単に言ってのける。

サンタナ「どうするも何も……サッカーするわよ。 私ってばおふぇんしぶみっどふぃるだーだし」
反町「え? サッカー? で、出来るのか? だって……俺たち、殆どいなくなるんだぞ?」
サンタナ「リリー二人もいるんだし、他の奴らとつるんでやるわよ。
     だって他にやる事もないしさー」

反町の問いにサンタナが出した答えは、なんとこの有力選手たちが殆どいなくなるという幻想郷で。
そして、現在所属をするチームのメンバーの大半が代表に選出されいなくなった上で……。
それでも、サッカーをして実力を磨くというものであった。
てっきり適当にどこかで遊び、イタズラをして回るものだと考えていた反町は意表を突かれるも……。
しかし、サンタナが自分達がいない間もサッカーを続ける意思があると聞き。
笑みを浮かべて、頷きながら頑張れよと呟く。

反町「そうだな……代表から選ばれなくたって、サッカーは出来るもんな……」
サンタナ「ったり前じゃん。 大体、皆がいなくなったってサッカー選手はまだいるもん。
     人里の酒屋とか、変なマスクの奴とか、厄神とか。
     それに、他にもサッカーやってる奴って一杯いると思うしね」
反町「そうだな……うん、頑張れよ、サンタナ」
サンタナ「……っていうか、なんで人間が嬉しそうなのよー、もう」

627 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/22(金) 00:05:34 ID:???
何故か笑みを浮かべる反町を見て、サンタナもまた小さく笑みを浮かべながら……。
どことなく拗ねたように頬を膨らませ、ぷいとそっぽを向く。
そんな様子を見ながら反町はうんうんと頷き、そっと心の内で思う。

反町「(なんだかんだ言いながら……サッカーが好きになってくれた……んだろうなぁ。
    最初の頃は……結構、文句とか言ってたのに……)」

当初はサッカーに対して然程興味を示しておらず、あくまでもチルノの打倒を目標に……。
サッカーでチルノに勝つ事だけを目標に、渋々練習などを繰り返してきたサンタナ。
しかし、その途中でサッカーというそのスポーツ自体に純粋に楽しみを感じたのか……。
サンタナは自主的に……反町に言われるまでもなく、反町達が全幻想郷へと行ってもサッカーを続けると言ったのだ。
無論、今でもチルノに勝つという対抗心は持っているのだろうが……。
それだけではなく、ただ純粋にサッカーをしたいという欲求がサンタナにはある。
そう考えただけで反町は極々自然に笑みを浮かべてしまい……サンタナに注意をされると。
ようやくその表情を和らげ、コホンと咳払いをしてからさて次は何を話そうかと考え始める。

反町「(時間的には……話が出来るのはあと1回くらいかな。
    ……さて、何を話そう?)」

A.「何だかヒューイの様子がおかしい気がするんだけど……」 ヒューイの事で相談してみる
B.「今日の練習試合はどうだった?」 今日の練習試合の感想を聞いてみる
C.「合宿所に乱入とかしてみる気はないのか?」 全幻想郷に飛び入りする事を促してみる
D.「チルノとは最近どうだ?」 チルノの事を聞いてみる
E.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※あと1回会話できます。

628 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 00:09:55 ID:zhtXdu8A


629 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 00:19:27 ID:CRBr2hTQ
A

630 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/22(金) 00:29:03 ID:???
未定ですが本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。

631 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 00:29:38 ID:???
さらば熱風乙でした

632 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 04:25:24 ID:oRiw7JLk
A

633 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/22(金) 23:31:52 ID:???
>A.「何だかヒューイの様子がおかしい気がするんだけど……」 ヒューイの事で相談してみる
=======================================================================================
サンタナ「ヒューイが?」
反町「ああ……この間、あいつの部屋に話をしに行ったんだけどな……」

ここ最近、反町に対する態度がどことなくよそよそしいような気のするヒューイ。
反町はそのヒューイの態度について、これまであまり構ってやれてなかったからだと考え。
不夜城カップが終了してから4度、幽香やリグルと共にヒューイをコーチしたのだが……。
それでも、ヒューイは大して反町に対する評価などを変えたようには思えないのである。
無論、少しは反町に好意を抱いたかもしれないが……それはあくまでも「コーチをしてくれた」からであって。
そこに師弟としての特別な感情はこもっていないように思えた。

だからこそ、反町はここで生れ落ちた時からヒューイや妖精1と常に行動を共にし。
今日も息ぴったりのトリオプレイを見せていた、サンタナにヒューイの事を相談する事にしたのである。
反町のどこか焦ったような表情を見て、サンタナは多少面を食らい……。
それでも反町のその表情を見て、これは自身も真剣に答えないとと思い、腕組みをして考え事を始めるのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★サンちゃんのアドバイス→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→サンタナ「じゃあ私を弟子にすればいいじゃん」 逆転の発想だ! サンタナってば天才ね!
ダイヤ→サンタナ「んー……ちょっと聞きたい事があるんだけど……」 珍しく言いよどみながら反町に逆に問いかけた
ハート・スペード→サンタナ「そんじゃあさ……」 普通にアドバイスしてくれた!
クラブ→サンタナ「そういうのは私じゃなくて妖精1に聞いてよ」 相談事は苦手でした

634 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 23:32:46 ID:???
★サンちゃんのアドバイス→ クラブ4 =★

635 :森崎名無しさん:2010/10/22(金) 23:39:36 ID:???
つ、使えない……
サンちゃんらしいけどw

636 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/23(土) 00:36:15 ID:???
>★サンちゃんのアドバイス→ クラブ4 =サンタナ「そういうのは私じゃなくて妖精1に聞いてよ」 相談事は苦手でした★
============================================================================================================
反町「……ぇえ?」
サンタナ「だってわかんないもん、そんな事聞かれたって! 私はヒューイじゃないんだから!」
反町「そんな……だって、お前、昔からヒューイと一緒にいたんだろ?
   どうすればいいとか、ヒューイの性格とかわかるんじゃ……」
サンタナ「そーいうのは妖精1の方が得意なのよ! 私はわかんないのっ!!」

根本的に妖精というものはオツムが弱いものが多い。
一部には新聞を読んだり、或いは読書などを嗜むものはいるものの……。
それでも、その知能指数や精神年齢というものは妖怪や人間に比べれば格段に落ちる。
そんな中でも、オータムスカイズにいる大妖精や妖精1、ヒューイといった者達は希有な知的な妖精であったが……。
チルノ、そしてサンタナの二者は本能を優先をする妖精らしい妖精。
そんな彼女では反町の複雑で込み入った相談には乗れず、反町は期待をしていた為か小さくため息を吐く。

サンタナ「てけとーでいいならなんか言ってあげるわよ?」
反町「そういう訳にはいかないだろ……うん、もういいよ。 ありがとうな」
サンタナ「……ま、私もヒューイが元気ないってんならそれはそれでヤだしさ。
     妖精1に聞いてみたら? 本当に。 あいつ、めちゃめちゃ賢いもん」

その反町の落ち込み――そして、ヒューイの為に何も言えなかった事に負い目を感じているのか。
サンタナは反町に対して、再度妖精1に相談をしてみるように勧め……。
反町はそれに対して検討してみると返答をしてから、サンタナと別れ自室へと戻っていくのだった。

反町「……それじゃあ、おやすみ」
サンタナ「ん……おやすみ、人間」

637 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/23(土) 00:37:16 ID:???
反町「……いよいよ、明日から合宿かぁ」

その後、サンタナの部屋から戻り自室へと戻った反町は素早く布団に潜り込み。
天井を見つめながら、明日からの全幻想郷Jrユースの合宿に思いを馳せていた。
既に合宿に必要そうな荷造りは済ませており、後は眠って明日の選手たちとの合流を残すのみ。
オータムスカイズから殆どの選手たちが召集を受けている上。
かつてオールスターなどで何度か共に戦った事もある者も多い為、然程不安は無いが……。
それでも、オータムスカイズから離れ、また新たな場所で戦うというその事実に。
反町はいやがおうにも緊張を覚え始める。

反町「(総勢30名が呼ばれる合宿……そして、そこから残るのは25人……)」

つまり、召集を受けた30名の内、6分の1の選手は代表から落ちるという事である。
今日の練習試合や、この幻想郷での試合を通じて自信をつけ始めている反町は。
合宿でも自分の練習を欠かす事なく、練習に励めば代表落ちはしないだろうと自身の力を分析していたが……。
しかし、その落ちる5名の中には……オータムスカイズから選出された者も入ってしまうかもしれない。

反町「(とはいえ、それも仕方ない事なんだけどな……でも、やっぱりやりきれない……。
    出来る事ならみんなとサッカーをしたい……けど、それは不可能なんだもんな……)」

そして、その選ばれた25名も……誰も彼もが、試合に出る事が出来るとは限らない。
試合に出場するメンバーの枠は11――その中に入るのは、やはり狭き門である。

反町「(……あれだけ凄い選手たちが選出された中で、レギュラーを掴み取る。
    ……俺に、出来るんだろうか)」

全日本Jrユースでは、とてもではないがレギュラーなど取れるとは思えなかった実力しか持っていなかった反町。
全幻想郷Jrユースでは――果たして、レギュラーを取ることが出来るのか。
悶々と考えながら……こうして反町は、合宿前、最後の夜を過ごしていったのであった。

638 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/23(土) 00:38:58 ID:???
選択肢などは無いですが本日はひとまずここまで。
最近短くて申し訳ないです。
明日はなんとか合宿開始までいけたら……と思います。
それでは、お疲れ様でした。

639 :森崎名無しさん:2010/10/23(土) 00:52:24 ID:???
乙でしたー

640 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 00:22:47 ID:???
〜魔法の森 魔理沙の家付近〜

ドガァアアッ!! ドッゴァアアアアアアッ!!!

魔理沙「はぁっ……はぁっ……」

反町が悶々として夜を過ごしていた頃……一方で魔法の森の奥深くでは。
いつもの白黒の魔女服を着た幻想郷のパワーシューター――霧雨魔理沙が、一人、練習を行っていた。
彼女が打つのは、やはり先ごろかつての友が残していった、黒いボール。
かつての師匠が魔理沙へと送った、通常の3倍――以上の重さを持った、特別性のボールであった。

そのボールを託され――そして、あの守矢フルーツズに敗戦をしたあの日から。
魔理沙はいつも決まった時間になると、こうしてブラックボールを使いシュートの練習を繰り返すようになった。
最近までは魔法の実験に忙しく、ロクに練習も試合もこなしていなかった体は……。
そのハードにも思える練習に当初は悲鳴を上げていたが、しかし、それもやがて収まった。というより、押さえ込んだ。

魔理沙「私は誰の下にもつかん……絶対に……!」

低く唸るような声を出しながら、魔理沙はただただブラックボールを蹴り続ける。
辺りにある木々がボールが当たるたびに悲鳴を上げ、わさわさと葉を揺らしても……。
魔理沙はそれらを全て無視し、何かに取り付かれたようにボールを蹴る。

魔理沙「(早苗にももう負けん……霊夢が編み出せないような新技を今度こそ編み出す……。
     そして……あの優男……反町を越える得点力をつける……!)」

全幻想郷に選出をされた、自分を負かした者、自分の新技をあっさりと模倣した者。
そして、自分を超えるストライカー……それぞれへの対抗心を燃やし。
霧雨魔理沙はこの日も遅くまで、シュート練習を繰り返し続けたのだが……。
しかし、最後まで必殺技を開発する事は出来ず。
合宿前に他の選手たちに大きなアドバンテージをつける事は、終ぞ出来ないのだった。

641 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 00:24:00 ID:???
〜博麗神社 寝室〜

こうして魔理沙が深夜の猛特訓に励んでいた頃。
その魔理沙の相棒であり、他者からは幻想郷のトッププレイヤーと見られている博麗霊夢はといえば……。
お風呂を浴びてさっぱりした体で、ほかほかのお布団に包まれて眠っていた。

霊夢「ZZZ……」

基本的に緊張などとは無縁な霊夢にとっては、合宿前最後の夜もいつもの夜と変わりなく。
また、自身が合宿で最後まで残る事も。そして、スタメンとなる事も確定しているものだと考えていた為。
1ミリもまるで緊張などせず、高いびきをかいて眠っていたのである。

霊夢「むにゃむにゃ……クソババア……今度こそ……ほえ面かかせてやるわ……」

類稀なる才能――神から授かった、不公平すぎるサッカーセンスのみでサッカーを行い。
努力を何よりも嫌う博麗霊夢。
そんな彼女も、しかし、こと姉である靈夢の事になれば感情を露にし、真剣になる。
ただ、その霊夢の真剣の度合いは――やはり練習をするという行為には直結しなかった。
それは彼女が、努力というものは無意味なものだと判断をしている為である。

霊夢「ZZZ……」

姉である靈夢の圧倒的過ぎる才能を前にすれば、どんな努力も意味を成さないと知っている霊夢。
彼女は靈夢に、才能だけで渡り合おうと考えていた――それしか道は無いと考えていた。
それが間違ったものなのか、それとも妥当な判断だったのか……。
それはいずれ、わかる事である。

642 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 00:26:50 ID:???
〜守矢神社 早苗の部屋〜

そして、こちらは妖怪の山にある守矢神社――その本殿の奥にある、早苗の部屋。
ここではまだ明かりがともっており。
部屋の主である早苗は、明日から始まる合宿の準備の最終確認を行っていた。

指差し、声出ししながら、大きなキャリーバッグに入った物品を確認しつつ。
早苗はうんうんと頷き、必要なものが全て揃っている事を確認してからジッパーを締め。
キャリーバッグを部屋の出入り口付近へと置いて、明日何があっても忘れず持っていけるようにしてから……。
しかし、そういえば火の元や戸締りの確認をしていなかったと部屋を出。
火の元などを見て周り、問題ない事に安堵をしてから自室へと戻り電気を消して就寝をする。

早苗「(神奈子様、諏訪子様が外界へ戻ってしまったから、今日だけは一人なんですよね……。
    ……私も明日になれば、合宿所で皆さんと合流できるようになるんですが……)」

いつもはいる筈のこの神社が祀る二柱――八坂神奈子と洩矢諏訪子の二人は、オータムスカイズの面々が夕食時話していたように。
外の世界のJrユースチームへと派遣に向かっている為、不在。
その為に早苗は、この大きな神社で一人だけで過ごすという――ちょっとだけ不安な一日を過ごしていたのである。
しかし、それも目をつぶって眠り、明日になればおしまい。
明日からは合宿所で幻想郷代表の面々と一緒にいれるのだから大丈夫だと、内心自分を励ます。

早苗「(そうです……寂しいなんて言ってられません。 今度の大会では……諏訪子様や神奈子様と戦う事になるんですから。
    あのお二方にも……絶対にゴールは割ら早苗。
    外の世界で……私の力を。 私の奇跡のセービングの力を、見せ付けるのです)」

こうして早苗は、明日からの合宿にその大きな胸を期待に膨らませて眠りについていった。
因みに、折角先ほど出入り口付近へと置いたキャリーバッグは、戸締りなどの確認の為に部屋を出て行った為。
現在は入り口付近から離れた場所に置かれてしまっていた。
東風谷早苗……微妙にツメが甘い、奇跡の風祝であった。

                                   八十日目 日曜日 終了
※普通の時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 450/880→650/880

643 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 00:28:28 ID:???
短いですが本日もこれだけです。すみません。
明日はもうちょっと長く更新できると思います。
それでは、お疲れ様でした。

644 :森崎名無しさん:2010/10/24(日) 00:37:26 ID:???
乙でしたー

645 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:43:23 ID:???
八十一日目 月曜日 朝

反町「……いよいよか」

明くる朝――オータムスカイズキャプテン、反町一樹は誰に起こされるでもなく、自然に起き出していた。
昨日の試合の疲れは若干体に残っているが、それでも目はパッチリと冴え、意識も覚醒している。
外の小鳥の囀りを聞きながら、反町はしばらくそのまま布団に包まっていたのだが……。
やがてそれも止めると、ガバリと布団を剥がして起き上がり、素早く着替えを済ませた。

反町「(緊張してるのかな……? ……うーん、合宿で下手に失敗しないようにしないと)」

それが今日から始まる新たな戦いを前にして緊張している為なのかなと思いつつ。
反町は顔を洗ってから今一度部屋に戻ると……しばらく使う予定の無い布団を丁寧に畳み。
手早くシャツや下着など、合宿に必要な手荷物を纏めてから居間へと向かった。
ちょっと早く起きたかなと思いもしたが、居間では既に反町を除く全てのメンバーが揃っており。
合宿に向かう面々は、それぞれその脇に手荷物らしきものを持っている。

反町「おはよう」
穣子「おはようさん。 ほら、朝ごはんできてるから座りなさい」
反町「ん……わかった」

穣子に促されるままいつもの自分の席に着席し、いつものように一同揃ってのいただきますの合掌。
それと同時にオータムスカイズの面々は箸を取って食事を進めて行くのだが……。
いよいよもって、このチームから一時的とはいえ殆どの選手が離れるのが現実味を帯びてきた為か。
朝食の席ではあまり会話が無く……。
結局、特に何も無いまま時間はただ過ぎてゆき、食事を終えた一同は一旦一休み。
そして、合宿所への集合時間が近づいてくると……誰ともなく立ち上がり始め、いよいよ出立の準備を始める。

646 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:44:23 ID:???
ヒューイ「それじゃあ、いってくるね、サンタナ!」
サンタナ「うん! 頑張ってきなさいよ、ヒューイ! 妖精1!!」
妖精1「……努力はするわ。 (ベンチウォーマーにはもうなりたくないもん……)」

合宿に召集を受けていないサンタナは、玄関に立って振り返るヒューイとサンタナにエールを送り。
ヒューイは無邪気そうな笑みを浮かべながら元気良く頷き。
妖精1は小さく微笑を浮かべ、小さく頷く。
生まれた時から常に過ごしてきた妖精トリオ――三人の妖精が、別れ別れとなる。
それに対して三者が思う所が無かった訳ではないが……しかし、別れの挨拶は意外にも笑顔でのものとなった。

レティ「ホワイトとブラックも気をつけてね……しばらくは帰ってこれないから」
リリーW「大丈夫ですよ〜。 何かあっても私達には」
リリーB「フュージョンがある……あれ、サッカーだけじゃなくて弾幕ごっことかでも強くなれるみたいだから」
メディスン「(っていうか、サッカーじゃなくて普通の戦闘に使うのが主目的じゃないの? あの技)」

一方でレティやメディスン、リグルといった者達はリリーWとリリーBに声をかけていた。
オータムスカイズの人数が多い為か、殆どの選手たちがかなり濃い為か、はたまた両方か。
あまり目立った事が少ない春を告げる妖精、リリーWとリリーB。
しかし、そんな彼女達もかつて幽香らと結成をしていた春夏冬同盟からの付き合いであるレティや。
幽香を通じて縁のあったメディスンやリグルとは仲が良く。
それらの者達に心配をされつつも、笑みを浮かべて一同に合宿を頑張ってきてくれとやはり応援の言葉を送る。

647 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:45:25 ID:???
リリーW「私達も、代表には選ばれなかったけどサッカーはするつもりですよ〜」
リリーB「……次に会う時は、もっと強くなってるから……」
サンタナ「合宿で強くなったと思って家に帰ったら、サンタナのが強くなってたでござるの巻ね。
     ま、そーいう訳だから、あんたたちもしっかり合宿してきなさいよ!」
反町「ああ……それじゃ、またな!」
サンタナ「おうさ!」

元気良くサンタナに送り出され、家を発った合宿に召集をされた一同。
玄関の戸を閉める際、不意に反町は一度その家を見上げ……。
この家であった出来事、そして、幻想郷であった様々な出来事をもう一度振り返る。

反町「(……本当に色々あったなぁ。 ……懐かしいとすら思える)」

たかだか2ヶ月と少ししか生活をしていないこの家も……。
しかし、不思議と愛着が沸き、反町は小さく家に向けて一礼をすると……。
すぐに振り向き、先を行く者達に追いつく為、小走りに自宅を後にした。
またこの家に帰ってくるのか、それともこの家を巣立つのか。
もしも帰ってくるならば、その時、反町は笑顔でいられるのか、それとも敗北感に塗れた顔で帰ってくるのか。
それら全ては、これからの反町の行動、選択……そして、実力如何によって決定されるものである。

648 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:46:30 ID:???
家を出た一同は、人里の中を通り抜け――自宅と人里を挟んで丁度反対側の場所にある。
全幻想郷Jrユースの為だけに建設をされたという、合宿所を目指して歩いていた。
人里の中に入ると、やはりオータムスカイズの知名度は凄まじいのか道行くサッカーファンに声をかけられ。
反町達はそれらの対応に追われつつも、少しずつ歩いて合宿所へと向かう。

反町「(そういえば、人里を挟んで反対側って言えば……何度か行った命蓮寺もこっちの方にあったよなぁ。
    今日はちょっと寄り道してる暇が無いから、寄っていくことは出来ないけど……)」

不意にそんな事を思った反町だったが、彼にとってはその判断はよかったと言えるだろう。
何故ならばこの時、既に命蓮寺は船となってとある場所へと移動を果たしていた為。
かつて命蓮寺があった場所は、現在、何も無い平坦な野原となってしまっていたのである。
そんな場所にわざわざ行っても無駄足になる為、反町のその判断は正解であった。
そして、反町がその事実を知り――命蓮寺がどこへ行ったのかを知るのは、もう少し先の話となる。

〜 全幻想郷Jrユース合宿所 〜

人里を抜けて数十分後、反町達は人里の離れに建設をされた全幻想郷Jrユース合宿所。
その入り口付近に立ち、建物を見上げて小さく感嘆のため息を吐いていた。
この合宿の為にわざわざ建設されたという合宿所は、しかし、立派過ぎると言っていい建物であり。
下手な宿泊施設よりも、豪勢な居住まいをしている。
入り口から中を覗いて見れば、内部にはサッカーコートが3面も用意されており。
練習するのにまるで不自由はしそうにない。

反町「ずいぶんと立派な……こんな建物、本当にこの合宿だけに作ったのか? 金掛かりすぎだぞ」
うどんげ「……まあ、作ったのは八雲紫らしいし。 これくらいあの妖怪にかかれば普通なんじゃない?」
反町「なんという無駄遣い……」
リグル「まーいーじゃん、いい施設で泊まれるんなら文句は無いんだし」

仲間達と合宿所の感想を言い合いながら、とりあえず中に入ってみようと足を踏み入れる一同。
玄関口から施設の中へと入り、ロビーと思しき場所に移動してみるが……。
どうやら早く着き過ぎたらしく、まだ誰もおらず、反町達はしばらくそこで時間を潰す事となる。
そして、それから数分後――。

649 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:47:36 ID:???
反町「あ、パルスィ!」
パルスィ「パルパル……妬ましい、一番乗りのあなた達が妬ましい」
ヤマメ「ああもう、やめなってパルスィ。 地底から来たんだから私達が遅いのは当たり前じゃん。
    えっと……みんな、これからよろしくね」
妖夢「(大妖精と一緒のチームか……彼女と練習をすれば、私の勝負弱さも変わるでしょうか……)」
キスメ「!!」←一生懸命頭を下げてる

幻想郷一のドリブラー、水橋パルスィ。
一対一と飛び出しのセンスに定評のある、黒谷ヤマメ。
反町のシュートを止めた経験もあるブロックの巧者、キスメ。
半霊シューター、魂魄妖夢。

オータムスカイズに、ある意味では一番縁のあるチーム――ネオ妬ましパルパルズの者達が到着をし。
そして、その後も続々と合宿に呼ばれたメンバー達がやってくる。

美鈴「あっ、皆さん! どうも、こんにちわ! これからよろしくお願いします」
咲夜「ジャスト10時、5分前に到着ね……」
パチュリー「ケホッ、コホッ……本〜。 本はどこ〜」
小悪魔「パ、パチュリー様、今しばらく我慢してください。 もう少しでスキマ運送によって届く手筈ですから……」

空中戦に定評のある拳法ファイター、紅美鈴。
完全で瀟洒なボランチ、十六夜咲夜。
喘息によるプレイ時間の制限を除けば文句無しの能力を持つ、パチュリー=ノーレッジ。
パスに定評のある、小悪魔。

650 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:48:51 ID:???
ルナサ「……むぅ、遅れたか」
メルラン「あははは〜、何よ姉さん。 ちゃんと集合時間前についてるじゃん」
リリカ「(はー……とんだタックルの名手ばっかり。 DFの数は少ないけど、それでも残れるかなぁ……)」

芸術的なパス精度が売りの、ルナサ=プリズムリバー。
回転をしてその回転力を使ったシュートを得意とする、メルラン=プリズムリバー。
鋭いタックルと姑息さが目立つ、リリカ=プリズムリバー。

お燐「じゃじゃーん。 あたい、参上!」
お空「うにゅ! (あの意地悪な人間に負けないように、頑張らないと!)」

猫の瞬発力を生かした突破と守備が武器の、火焔猫燐。
爆発的なキック力とスタミナを有する、霊烏道空。

そして……。

早苗「す、すみません! 朝起きたら昨日荷造りした手荷物が見つからなくて……」
反町「あ、いや、大丈夫。 まだ集合時間前ですよ、早苗さん」

奇跡のゴールキーパー、東風谷早苗。

霊夢「ねむ……にしても多いわね。 宴会じゃないんだからこんなに集めなくてもいいでしょうに」
咲夜「合宿なのだから人数が多いのは当然でしょう……まったく」

稀代のサッカーの天才、博麗霊夢。

651 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/24(日) 22:49:58 ID:???
魔理沙「よう、私で最後か?」
にとり「あ、魔理沙! ん……そう、みたいだね。 魔理沙がドベだ」
パチュリー「自称・幻想郷最速の割にはずいぶんと遅いわね……」
魔理沙「昨日寝たのが遅くてな……ま、いーじゃねーか。 どうせまだミーティングとかも始まってないんだろ?」
リグル「(ちぇっ……どうせならそのまま寝て遅刻して怒られればよかったのに)」

サッカーはパワーが持論である、霧雨魔理沙。
それにオータムスカイズのメンバーを加え、これで丁度30人。
合宿に召集をされた一同が全員そろい、その圧倒的人数に反町は思わず威圧されそうになりながらも……。
そういえば、監督は一体誰なんだろうと首を捻る。

反町「(思えば、何も聞かされてなかったよな……?
    流石に監督が不在って訳は無いだろうし、もうメンバーが全員集まった以上。
    監督がそろそろ出てきてミーティングを始めてもおかしくない筈なんだけど……)」

そんな事を考える反町を他所に、一同はわいわいと適当な雑談に興じていたのだが……。

???「あら、皆、ちゃんと集合時間前に揃っているようね」

そんな折、不意にロビーに召集メンバーではない誰かの声が響いた。
一同が一斉に振り向くと、なんとそこにいたのは……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★監督は誰だ!?→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→板尾神「わしやぁ!!」 ゲェー、板尾神!? どうして女言葉でしゃべったの?
ダイヤ・ハート・スペード→紫「私が監督の八雲紫よ。 これからよろしくね」 ババァーン!!
クラブ→輝夜「私が監督の蓬莱山輝夜よ。 みんな、大船に乗った気でいなさい!」 (一応)統率力はあります

652 :森崎名無しさん:2010/10/24(日) 22:50:29 ID:???
★監督は誰だ!?→ クラブA =★

653 :森崎名無しさん:2010/10/24(日) 22:51:11 ID:???
★監督は誰だ!?→ ハート7 =★

654 :森崎名無しさん:2010/10/24(日) 22:51:16 ID:???
よかった…個別分岐が無くて

655 :森崎名無しさん:2010/10/24(日) 22:51:29 ID:???
いきなりこのカードかよwww不安になってきた…w

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0ch BBS 2007-01-24