キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/04(月) 23:13:08 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1284371937/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
不夜城カップも終わり、いよいよ国際Jrユース大会が間近に迫る!
そんな中、反町には春がやってきたりなんだかんだで美味しい事をやっていた。
そして、いよいよ全日本との練習試合に挑み、前半だけで5得点。
全日本メンバーを徹底的にボコボコにしつつ、試合はハーフタイムに突入したのだが……。

反町「俺も早苗さんのことが! 好きだからー!」
日向「女子チームのキャプテン(笑)」
若林「女子チームごときに失点してたまるか! この試合、無失点でいくぞ!」
森崎「(逃げるが勝ち)」
リグル「ハッハァー! ハットトリックだー!!」
来生「このパクリ野郎!!」
反町「これが俺の……全力全壊!!」
穣子「こいつが幻想のポイズンよ!」
椛「もう駄目だ……おしまいだ……!」

いよいよ国際Jrユース大会が近づき、全日本と練習試合に挑むオータムスカイズ!
果たして若林さんはあと何点失点をしてくれるのか!?
そんな幻想のポイズン42スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

975 :森崎名無しさん:2010/10/28(木) 22:56:35 ID:???
★ヒューイの総合練習→( 5 + 3 )=★

976 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/28(木) 23:18:21 ID:???
>★ヒューイの総合練習→( 5 + 3 )=8★
====================================================================
反町「(信頼を回復する為には、とにかく俺がヒューイを鍛え上げるしかない……。
    師匠として、全力でヒューイの練習を見てやらないと!)」
ヒューイ「(シュートは開発出来た。 あのメイドにはないパスっていう武器も私にはある。
      タックルの精度も、多分、負けてない。 でも……私はまだ、基礎的な能力が足りない。
      頑張らないと……! ボランチのポジションが奪えない……!)」

反町は師匠としての威信を賭け――そして、ヒューイはボランチとしての地位を確固としたものにする為に。
二人は懸命に練習に励み、しのぎを削り能力の向上を目指した。
熱く燃える闘志を持ちながら、それをコントロールする術を持つヒューイは気合を入れながらもペースは守り。
反町の指導を熱心に聴きながら、課せられたメニューを次々とこなしてゆく。
ボランチとして必要になってくるキープ力、咲夜に唯一勝てる要素と言えるパス精度。
後方からでも点を狙っていけるシュート力、そして、幻想郷で一、二を争う鋭さを持つタックル。
それらは全て今のヒューイの一段上の性能に変貌し、ヒューイは強くなっていることを実感するのだが……。

ドグボァッ!!

ヒューイ「けふっ……こほっ……!」
反町「腹に力を込めろ、ヒューイ! そんなブロックじゃ、ボランチは務まらないぞ!
   ボランチに必要なのは、何よりも万能性だ!!」
ヒューイ「わ、わかってるよ〜。 ……もう一度! もう一度、お願い!!」

しかし、ヒューイが苦手としていたブロック、クリアーの二つだけはどうしても成果を掴めず。
こうして後一歩の所までこぎつけながら……反町とヒューイの練習は終了をするのだった。

ヒューイ「(あともうちょっとで……何かがつかめそうなだけどなぁ……)」
反町「(あと1回面倒を見れば、ヒューイも一皮剥けそうだな。 ……明日からの予定をよく考えておこう)」

※ヒューイの経験値が「8」になりました。

977 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/28(木) 23:19:36 ID:???
その後、夕食を終えた反町は昨日と同じく部屋へと戻っていくリグルたちに別れを告げ。
正面ロビーで待っていた咲夜と美鈴に合流し、早速夜間の練習の為にサッカーコートへと向かってゆく。

咲夜「今日でこちら側の要求は終了。 明日からは約束通り、あなたの練習に付き合ってあげるわ」
反町「はい」
咲夜「明日からの練習を充実したものにする為にも……今日で成果を出してくれる事を望むわ。
   よろしく頼むわよ、反町」
美鈴「わ、私も頑張りますので……! よろしくお願いします!」
反町「はい……それじゃあ、早速いきましょうか!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★美鈴の総合練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

*美鈴の現在の経験値「6/40」
*ポイントが10上がるごとに全能力が+1されます。ポイントは蓄積されます。

978 :森崎名無しさん:2010/10/28(木) 23:20:06 ID:???
★美鈴の総合練習→( 5 + 2 )=★

979 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 00:37:38 ID:???
★美鈴の総合練習→( 5 + 2 )=7 美鈴の全能力が+1!★
======================================================================
ダダダダダダダッ!! ビュッ! ビュッ!!

咲夜「ほら、美鈴! もっと早く走らないと、私の手元が狂っちゃうかもよ?」
美鈴「ひえぇぇぇ〜っ!?」
反町「(ス、スパルタだなぁ……)」

咲夜の投擲するナイフに追われながら、全力疾走をしてドリブルをする美鈴。
命が掛かっている為か、懸命に走った美鈴は高速でもボールを零さないようにドリブルを続け。
ドリブルの実力を向上させる事に成功。
続けて、反町の指導を受けてシュートコントロールをする術も身につけ。
咲夜の教えを受けてタックルの鋭さにも磨きをかける。そして……。

美鈴「ホイチョーッ!!」
反町「うわぁっ!?」

言わずもがな、自身が最も得意とするクリアーでは反町のせりあいを簡単に突き崩し。
その飛び出しの速度と蹴りの精度を磨き上げ、一段上のレベルに昇華させる。

反町「(やっぱり美鈴さんのクリアーは凄いな……この蹴りの威力だけを見れば、確実に妹紅さんより上だ。
    合宿が終わる頃には、空中戦の強さだけは妹紅さんに並ぶかも……。
    ……でも、クリアーを生かすならDFにコンバートした方がいいと思うんだけどな、美鈴さん)」
美鈴「はぁっ、はぁっ……な、なんとか……強くなれましたかね?」
咲夜「それでも私に比べればまだまだだけどね」
美鈴「うぐっ……! ちょ、ちょっとくらい褒めてくれてもいいじゃないですかぁ……」
咲夜「はいはい、よくやったわね。 ……さて、まあそれはどうでもいいとして。
   反町、付き合ってくれた事に関しては一応礼を言っておくわ。
   ……紅魔館のメイド長の名に置いて、この恩は必ず明日からの練習で返してみせましょう」
反町「は、はい! 明日から……よろしくお願いします!」
美鈴「(……あれ? 折角強くなれたけれど、
    もしかして反町さんが強くなっちゃったら相対的にFWのポジション争いが更に難しくなるんじゃ!?)」

980 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 00:38:43 ID:???
瀟洒に笑いながら、この借りはきっちり返してみせると宣言する咲夜に……。
その微笑を見て思わずどもりながら、明日からよろしくと返答をする反町。
こうして、美鈴の実力が一段上に上がっていた一方で……。
既に明かりが消え失せ、人気の無くなった食堂では……因幡てゐ、そして霧雨魔理沙の二人が対峙をしていた。

てゐ「そんな警戒せんでもいいじゃないのウサ。 私、まだ何にもしてないでしょ〜」
魔理沙「うるせぇ。 わざわざ私一人だけってご指名で呼んだんだ。 警戒くらいして当然だろうが」

先ごろ、今日もまた自室でのんびりとにとり、妖精1と親交を深めていた魔理沙。
しかし、そんな所に話があるから、と言って因幡てゐは突如現れ、外に出てくれないかと誘う。
これを受けて、誰かに聞かれてはマズい話――即ち、一対一でなければ話せないような内容なのだろうと魔理沙はすぐさま理解し。
一瞬、この幸せを運ぶ白い兎についていっていいのかと逡巡をするのだが……。
話を聞くくらいなら構わないだろうと判断し、にとりと妖精1に断ってから部屋を出て誰もいなくなった食堂へとやってきたのである。

魔理沙「で? 話ってのは何だ。 つまらん与太話するつもりじゃねぇだろうな?」
てゐ「そんなんじゃないよ。 どっちにも利益のある……魔理沙もハッピー、私もハッピーな素敵なお話ウサ♪」
魔理沙「かえる」
てゐ「わっ、ちょっ、ちょい待ち! わかったわかった、ちゃんと話すから座ってよ!」

至極面倒臭そうに頭をかきながら言う魔理沙に、てゐはお得意のぶりっ子な笑顔で答え……。
それを見て、魔理沙が席を立ち帰ろうとすると、慌てて引きとめ。
コホンともっともらしく咳払いをしてから、本題を語り始めた。

てゐ「まあ……簡単な取引ウサ。 魔理沙、あんたキャプテンになる気でしょ?」
魔理沙「当然だろ。 私以外にこのチームを誰がまとめれんだ?」
てゐ「(ぶっちゃけ誰がなってもまとめれそうにないんだけど……まあ、それは置いといて)
   でも、今の状況じゃそれが難しいってのはわかるでしょ? 反町と霊夢がいる以上はさ」
魔理沙「……なんだ、私に票を売りつけようってのか?」
てゐ「お話が早くて助かるウサ♪」

981 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 00:40:15 ID:???
幻想郷Jrユースのキャプテン就任を目論む魔理沙にとって、何より一番痛いのは……。
キャプテンの選考方法が選手たちによる投票形式によるもの、という点である。
幻想郷に来てからその誠実な態度で数々の人妖から好感を抱かれている反町。
そして、博麗の巫女という看板がある為か保守派の者達からは信頼をされている霊夢。
そんな二者に比べ、魔理沙はこのチームの面々からは、然程慕われてはいない。
その歯に衣着せぬ物言いに対して肯定的な者もいるが、その一方で否定的な者が多いのも事実であり。
キャプテン選挙で当選する事がかなり厳しい事であるというのは、魔理沙もまた重々承知である。
そんな魔理沙に、一票を投じてくれる者がいるというのなら、魔理沙にしてみれば正に渡りに船。
今は一票でも、自分に確実に入る票が欲しいところなのであるが……。
だが、甘い話には当然裏がある……という程度の事は、魔理沙にも判別がついた。

魔理沙「見返りはなんだよ? 何を求める?」
てゐ「出番と力……あと、同僚の面倒を見てもらう事。 これが条件ウサ」
魔理沙「同僚? ……うどんげの奴の面倒まで見ろってのか!?」
てゐ「そん代わり、2票は入るよ。 うどんちゃんはたぶん、魔理沙に鍛えてもらえば感動して評価うなぎのぼりだと思うし。
   まあ、先行投資と思いねぇ。 強くなれば、そんだけ私達が活躍する。 そしたら魔理沙の株も上がるってもんウサ」
魔理沙「お前もうどんげも活躍する場面が想像できねぇよ……」

982 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 00:41:32 ID:???
魔理沙の言葉を受け、てゐが提示をした条件は3つ。
一つは魔理沙がキャプテンに就任した暁には、てゐとうどんげをなるべく試合で起用するよう輝夜に提案する事。
一つはてゐを鍛え、レギュラー争いが出来うるレベルまで練習を手伝ってくれる事。
一つはうどんげを鍛え、彼女もまた強くしてくれる事。
その代わりにてゐの分とうどんげの分、2つの票をキャプテン選挙では魔理沙に投じる事を約束すると言い……。
それを受けて魔理沙がまだ渋った顔をするのを見て、てゐはにやつきながら更に言葉を吐く。

てゐ「それにね。 私を組み込むのは投票以上に有益だと思うよ?」
魔理沙「なんだと?」
てゐ「私は幸せ運ぶ白兎。 私を受け入れてくれるもんには、私の力を全部かしたげる。
   情報収集に裏工作、汚れ仕事はなんでもおまかせ♪ 試合でも魔理沙の思うように動いてやんよ?」
魔理沙「……詐欺兎が大言吐きやがって。 強くしてやった後に裏切るんじゃねぇだろうな?」
てゐ「さぁ? 信じる、信じないは魔理沙次第。 ……どうするよ?」
魔理沙「………………」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★てゐ「後悔させないよ」→! card=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→早苗「待てーゐ! あなたたち、そこで何をしているんです!?」 真面目な早苗さんが密談を発見しちゃった!
ダイヤ・ハート→魔理沙「いいだろう、信じてやるぜ。 その代わりしっかり私の為に働けよ」 交渉成立です
スペード・クラブ→魔理沙「お前らを手駒にする気はねぇよ」 交渉決裂……

983 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:42:05 ID:???
★てゐ「後悔させないよ」→ スペード2 =★
絶対後悔するってw

984 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:43:05 ID:???
てゐの話は予想通り…
うんスルーして超大正解だったわwww

985 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 00:45:27 ID:???
交渉決裂!というところで本日はひとまずここまで。
うどんげとてゐはこの先生きのこる事が出来るのか!?
明日は新スレを立ててから続きを書かせていただこうと思います。
残りのスレは、よろしければスレタイの方を考えていただけると幸いです。
それでは、お疲れ様でした。

【】幻想のポイズン43【】

986 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:50:41 ID:???
今回ばかりは魔理沙に同意だわw
うどんげ達を鍛えてもメリット薄すぎるww
お疲れ様でしたー

987 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 00:54:36 ID:???
乙でした!
これ、反町がうどんさんの練習成功させたら評価うなぎのぼりで
暗躍の意味がなくなるフラグだろうかw

【暗躍する】幻想のポイズン43【自称・幸運の使者】


988 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:01:21 ID:???
乙でしたー

反町みたいに2票の上積みでかなり有利になるわけでもない
魔理沙にメリット無いよてゐwww
相手の状況考えて提案しようぜw

【策兎】幻想のポイズン43【策に溺れる】
【とある幻想郷の】幻想のポイズン43【超秋空砲】
【ポロリもあるよ?】幻想のポイズン43【松岡の】


989 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:08:48 ID:???
兎があせってるのは当然今のままじゃ代表落ち確実だからに決まってるから
更にFWの中国が強くなった以上、わずかな贔屓があってもうどんの落選はほぼ確実
落選確実の選手を鍛える価値は絶対無いわwww

990 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:11:27 ID:???
でも魔理沙の交渉成立もてゐの反町を待つ判定もダイヤなんだよね

991 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:13:33 ID:???
ダイヤなのは反町じゃなくて、てゐ達にとってのダイヤだからだと思う
どう見てもこっちにはデメリットしかないよ

992 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:17:47 ID:???
霊夢がクラブなのは雑魚を鍛えるなんて面倒なんて思ってるから
断られる確立高かったからだと思う、だから兎達にとってのクラブというわけだね

【お楽しみの】幻想のポイズン43【紅白戦開始!】

993 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:38:29 ID:???
【合宿で】幻想のポイズン43【がんばり反町】
【熾烈な】幻想のポイズン43【レギュラー争い】

994 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:46:35 ID:???
>>991
早苗がハートだけど早苗こそこういう暗躍嫌うんじゃないの?
わざわざデメリットしかないイベント挟まないと思ったんだが…

995 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 01:49:01 ID:???
いや早苗の性格を考えるとてゐに上手いことだまされる可能性は高そう
てゐが裏工作をするとか平気で黒いこと言ったのはあくまで白黒相手だから
反町と早苗にはそういうことは言わずに別の甘そうな話で騙しにくると思う

996 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 03:50:10 ID:???
【戦わなければ】幻想のポイズン43【生き残れない】

997 :森崎名無しさん:2010/10/29(金) 05:27:50 ID:???
【今はまだ】幻想のポイズン43【飛躍の時を待つ】
【内紛確実!?】幻想のポイズン43【キャプテン争い】
【気まぐれな】幻想のポイズン43【幸運兎】
【熾烈!】幻想のポイズン43【レギュラー争奪戦】

998 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/29(金) 23:51:44 ID:???
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1288361560/l50

新スレを立ててまいりましたー。
スレタイは>>996さんのものを使用させていただきました。
他にも沢山の案を考えてくださった皆さん、ありがとうございました。

999 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/31(日) 01:12:14 ID:???
リオカップをサンパウロの優勝で幕を閉じ、一路、ジャパンカップに出場する為全日本へと帰郷しようとしていた森崎有三。
憎き宿敵である大空翼にリベンジを果たす為。
そして、かつてJrユース大会を共に戦った仲間たちとの再会を果たす為。
森崎有三は実に3年ぶりに、祖国――全日本の大地を踏みしめながら、合宿所へと向かった。
しかし、そこで待っていたものは――。

反町「これが俺のオータムドライブだァァア!!」
森崎「な、なにィ!?」

反町の癖にドライブシュートの強化版を開発し、シュート力では日向を圧倒するシュート魔王。
陵辱生産機の異名を持つようになってしまった、反町一樹。

滝「マジーン・ゴー!!」
森崎「どういう事なの……」

常識人の性格が一変し、森崎のソレに近くなった上、ドリブルと出っ歯具合に磨きをかけたげっ歯類。
更にプライベートでは何か変身とかしちゃったりする、歯の生えたビーバー、滝一。

松山「うおおおおっ! ワイルドイーグル!! そして、これが俺のスカイドライブだ!!」
小さい人形「シャンハーイ!」
森崎「松山ェ……」

平凡だった浮き球能力が段違いに向上し、スカイドライブなどという大技を覚えた北国の戦士。
傍らには何やら可愛らしい人形がふわふわ浮いており、時折光様などと声をかけられている、北海の荒鷲、松山光。

三杉「試してみたいんだよ……森崎と僕、どちらが強いかをね」
森崎「ブルータス! お前もか!?」

そして、もはや全日本という枠組みすら抜けてしまったフィールドの貴公子、三杉淳を見て森崎はめまいを覚える。
他にも全日本の者達はいい意味でも悪い意味でも様変わりしており、森崎はこれは何かの悪い夢なのかと嘆くが……。
しかし、そんな森崎の前に突如現れた片桐の言葉を聞き、森崎は愕然とする。

1000 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/31(日) 01:13:21 ID:???
森崎「が、外伝世界が融合だぁ?」
片桐「そうだ。 森崎……お前が中心である世界を核とし、多くの世界――外伝世界が並行的に次々と誕生した。
   しかし、その外伝世界が徐々に融合を始めている……。
   その影響を受けて、この世界でまで外伝の主役達が活躍を始めているのだ」
森崎「……まあ、なんだかよくわからんがこのままだと俺が主役を張れないってのはわかりました。
   それで、元のようにここを俺の世界に戻すにはどうすればいいんです」
片桐「9つの外伝世界を巡り、その世界で為すべきことをして帰ってくるのだ」
森崎「9つの外伝世界……?」

キャプテン森崎の世界を中心にし、今日もまた生まれ続ける幾多の外伝の世界。
その数々の世界が、何が原因かはよくわからないけどとりあえず融合しちゃいそうになっていると聞き。
森崎はこの状況を改善する策として、9つの外伝世界を巡る事を片桐に指示される。
その後、森崎は旅のお供として片桐の妹であり補佐役の陽子を引きつれ、無色のタペストリーが飾られた一室へと向かった。

森崎「ここが……外伝世界への出入り口なんですか?」
陽子「そう……このタペストリーを入れ替えるたびに、外伝世界への道がひらかれるわ。
   ただ、次にどの世界に向かうかは誰にもわからない。 さて……それじゃあ行きましょうか、森崎君」

ジャララララッ! ブィイイーン

森崎「ここは……」

陽子がタペストリーの前にある鎖を引くと同時、天井から新たに降りてくるタペストリー。
そのタペストリーに描かれていたのは――収穫を間近に控えた豊かな稲穂と鮮やかな紅葉。
そして、どこまでも広がる青空――否、秋の空。

森崎「……反町の世界か」

                 ――世界の調整者 森崎有三 9つの世界を巡り、その右手は何を掴む。

                 第0話 外伝対戦 終  次回 第1話 反町の世界 続……きません!

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0ch BBS 2007-01-24