キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/30(火) 00:16:53 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1289915424/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
合宿が開始してから2週間。
選手達はそれぞれが特訓に励むのだが、その成果は一応出ているもののいまいち大きなものではなく。
そんなこんなで2度目の紅白戦が開始してしまう。
早苗さんと一緒になった反町は勝利を掴む事が出来るのか、そして、パチュリーから課せられたミッションを達成できるのか!?

リグル「エースやってない自分? っていうのはちょっ…と想像できないかなぁ…?」
反町「かんべんかんべーん! 魔王って言うのマジ勘弁してよもー。 マジ魔王はかんべーん」
パチュリー「どう思います監督〜、みんなコーチに頼りすぎだと思うんですけどどう思います監督〜?」
穣子「皆に鍛えてもらって変身する感じ。私はそんな感じ」
妖精1「ヒューイに激似なんだけどレギュラーは確定じゃないの?」
松岡「ドリブル技覚えたい? でもな〜! 覚えたい? ねえ覚えたい? でぇもなぁ〜!」
反町「金色の光が秋と地と神を包む中、模造られた紅蓮の太陽を司る宿命を与えられた騎士達を従えた。
   (紅チームでオータムスカイズの皆とキスメ、早苗さんと一緒になりました)」

既に2発もシュートを撃ってるが決まってないぞ、大丈夫かシュート魔王!?
果たしてパチュリーの言っていた条件を満たす事が出来るのか!?どうなんだ!?
そして、代表落ちするのとキャプテンになるのは一体誰なんだ!?
そんな幻想のポイズン45スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

738 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 20:57:16 ID:???
いい勝負したかったけど審判のせいで台無しなんだろうな…

739 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 22:55:25 ID:???
さとり「………………」

さとりが再び立ち上がり、フランスJrユースの一員として戦う事を誓った日の翌日。
この日、古明地さとりは全体練習を終えた後、昨日と同じように川原へとやってきていた。

あの後、眠りから目覚めたこいしはさとりが再び戦う事に決めたと聞くや否や喜び。
今日も元気にフランスJrユースの面々をしごき抜いた。
さとりも今日から本格的に練習に取り組み、1週間分の遅れを取り戻そうとしていた。
そして、今日もまた居残り練習をしようとする一同と練習に付き合おうとしたさとりだったが……。
1週間練習をしていなかった事によりまだ本調子で無い為に、これ以上の練習は返って自分の首を絞めるだけだと監督に言われ。
フィールドに立ち入る事を許されなかったのである。

さとり「(まだ絶対的な守備力は手に入れる事が出来ていない……。
     今のままでは、伊吹萃香や八雲紫にはまだ及ばない……今のままでは……)」

一対一に滅法強く、PKは必ず許さず、PA内からのシュートは全て防ぎきる――。
だが、その能力も全ての場面において万能である伊吹萃香や八雲紫には及ばない。
今のままでは……そう、"今のままでは"まるで及ばない。

さとり「(だから私は強くならなければならない……弱点を消し、長所を伸ばす為に……。
     その為には……)」
若林「………………」
さとり「あなたの力が必要です……若林源三君」

こいしの為に強くなると決めてから、再び浮かぶようになったさとりの不適な笑み。
その笑みを崩す事なくさとりは振り返りながらその口を開き……。
今日もまたランニングをし、川原を通りかかっていた全日本Jrユースのゴールキーパーに話しかけるのだった。

740 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 22:56:25 ID:???
若林「……昨日に比べれば、幾らかマシな顔つきになったな」
さとり「ええ、おかげさまで。 あなたも夕日を眺めていた時に比べれば、本当に強気になられましたね」
若林「ふん……それで、何の用だ。 俺の力が必要だと?」

あくまでも上から目線で、さとりを見下ろしながら口を開く若林。
一方でさとりも負けじと下から見上げつつ軽口を叩き……若林はそれを受けて鼻を鳴らして笑いつつ。
どうしてさとりがここにいるのか……どうして若林を待ち受けていたのか、と問いかける。
それを受けてさとりは無表情の中に小さな微笑を浮かべつつ、返答をする。

さとり「……若林君、あなたは一対一を追求したいとは思いませんか。 完璧にこなせるようになりたいと思いませんか」
若林「……また唐突だな。 だが、それはどんなキーパーでも思う事だろう。
   どんなキーパーだって、一対一の勝負を挑まれれば不利なのは明らかだ。
   だからこそ、敵は一対一を隙あらば狙ってくる。 その隙を、弱点を、消す事が出来るものなら消したいだろう」
さとり「そうですか。 ですが、私は一対一では誰にも負けない自信があります」
若林「何?」

そもそも一対一とはキーパー側にとって圧倒的に不利な勝負である。
だが、古明地さとりはその一対一を何よりも得意としていた。
それは彼女が覚り妖怪であり、敵の思惑、考え、選択を必ず読み取れるから。
相手がドリブルを選択するか、シュートを選択するか、必ず感知できるからである。

若林「インチキ臭い奴だ……」
さとり「ですがこれは私の固有能力、その能力をどのように使おうと私の勝手でしょう」
若林「(そのあたりの理論がよくわからんがな……この辺りは幻想郷とかいう場所と。
    俺達とでサッカーに対する認識がまるで違うって事か?)」
さとり「聞こえてますよ」
若林「……ちっ。 それで? 一体何の話だ? 単刀直入に言え」
さとり「では……若林君、私と共に合同練習をしませんか?」
若林「何?」

741 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 22:57:35 ID:???
微笑を浮かべながら、サッカーボールを取り出し前に翳すさとり。
思いがけぬ申し出に若林は面くらい、二の句を告げず押し黙るのだが……。
さとりはそれを見て尚も微笑を浮かべつつ、更に続ける。

さとり「私とあなたは……やはり似ているのです」
若林「………………」
さとり「あなたはPA外のシュートに対して絶対の自信を持ち。
    私はPA内のシュートを全てシャットアウトする自信があります」
若林「……PA内なら相手の心が読めるからコースもわかる、という事か」
さとり「そうです。 ですが、私は体格上パワーシュートに弱いのです」
若林「………………」
さとり「プレイスタイルはある意味対極ながら、その実、根本の部分で私達は似通っています。
    つまり、伸ばす方向も同じならば鍛えるものもほぼ同じ……。
    チームは違えど、境遇も殆ど似たようなものではありませんか?」
若林「…………」
さとり「地獄にいるからこそ……見える光もあります……」
若林「……一対一が、強くなれるんだな。 お前と練習をすれば……」
さとり「勿論です……なぜなら、私はオフェンスにおいてもあなたの取る行動を予期できるんですから。
    それを相手に一対一を繰り返せば、あなたの一対一の技術も高まるでしょう」
若林「………………」

さとりの言葉にYESともNOとも答えない若林。
しかし、さとりはその若林の心を読み……小さく笑みを浮かべながら、若林の手を取った。
現状の若林の全日本Jrユースの地位は、あまりにも低い場所にあった。
練習なども、日向や翼、三杉といったエース格の選手とは出来ず、文字通りロクな練習が出来ていない。
強くなると、這い上がると誓ったもののその手立てを探していた若林はさとりの誘いを断る事は出来なかったのである。

若林「言っておくが、馴れ合う気は無い」
さとり「当然です……私は、優勝を狙っているのですから。 敵と馴れ合うつもりはありませんよ」

憎まれ口を叩く若林に、にこりと笑みながら反撃を試みた。
若林源三と古明地さとり――地獄に落ちたゴールキーパーが、その地獄から這い上がろうと手を取り合った瞬間であった。

742 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 22:58:56 ID:???
そして、現在――あの日から更に1週間が経過したこの日、若林とさとりは共に練習をしていた。
ゴールキーパー同士で練習して本当に効果があるのか……。
まともな練習が出来るのかという不安は若林の心の中に若干ながらも存在したのだが……。
練習が始まってみれば、それも杞憂であったという事がすぐに判明をした。

さとり「想起――『地上の彗星』」
若林「くっ……!! うおおおっ!」

貧弱に見えたさとりは、若林の予期していた通りキック力は低かった。
だが、そのドリブルはフィールダーとしても十分通用するレベルのものであり。
若林が望んでいた一対一の練習は大いにはかどった。
そして、さとりの特性――相手のトラウマを引き起こすその能力を使った、想起技。
この想起技は若林が練習試合で受けたシュートを次々と模倣してみせ、それだけでも練習となったのである。

若林「(まったく、何故PA外のシュートの方がPA内で撃たれるよりも苦手なんだ……意味がわからん……)」
さとり「っ……たぁっ!!」

そして、さとりもまた若林の並のフィールダー以上のキック力に頼ったシュートを相手にセービングの練習を続けた。
毎日チームでの練習にも当然ながら参加し、その後、個人練習の時間になると同時に2人は予定が合えば会い続けた。
無論、さとりにはコーチとしての役割があった為に毎日とはいかなかったが……。
それでも2人は、出来うる限り会い続けた。それ程までに、2人だけでの秘密特訓は上手くいっていた。

若林「(もう少しで……何かが掴める筈だ。 一対一で誰にも負けない何かが……!)」
さとり「(凄い集中力……やはり、私の考えに狂いは無かった。
     彼の瞬間的な集中力を自分のものに出来れば……PA外からのシュートにも、隙は無くなる!)」

大会まで2週間を切った時点で、まだ明確な……目覚しい成果は出ていない。
だが、それも時間の問題だと……若林とさとりは確信をしていた。

743 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:00:10 ID:???
紫「……というお話だったとさ」
うどんげ「し、師匠はアルゼンチンに行ったんだぁ……。 ……アルゼンチンって、どこ?」
パルスィ「天才ですって……? 妬ましい……私以外のドリブラーが妬ましい……!!」
リグル「ハッハァー! 大丈夫大丈夫! どんな奴がいようが、エースの私がいれば!」

そして、視点を戻して反町達幻想郷Jrユース。
代表メンバーを決定し、キャプテンを決定し、外の世界へと移動を果たしたメンバー達は。
新たな施設へ到着するや否や、八雲紫からアルゼンチンJrユースの近況報告を受けていた。
永遠亭の至宝――八意永琳の派遣と、天才・ファン=ディアスの存在。
後者に関しては実際にそのプレイを見ていない為に周囲の反応は薄かったものの……。
永琳が派遣された国ならば油断は出来ないだろうと一同は考える。

反町「(他に派遣選手が発表されてない国は、イタリアとウルグアイ……か。
    そういえば、フランスはどうなってるんだろうなぁ……)」

古明地姉妹が行ったと聞いてからは、まるで話を聞かないフランス。
そのフランスが、徐々に力を付け始めているとは露知らず反町はそう思い……。
そうこうしている間に、紫はやるべきことは終わったと言わんばかりにスキマを開き帰って行く。

紫「大会まではあと2週間。 皆さま、くれぐれも幻想郷の名を辱めるような成績は残さないよう願いますわ」
リグル「ハッハァー! 大丈夫大丈夫! このエース(ry」
霊夢「っていうかあんたこのチームの監督やらないならコーチなりキーパーなりしなさいよ。
   早苗よりあんたの方が強いんだから」
早苗「なっ!? れ、霊夢さん! それは酷いです! その発言は絶対許早苗!!」
紫「外の世界ではくれぐれも空を飛んだり、無闇に危険な能力を使ったりしないように。
  それでは、また会いましょう」

にゅにゅっ

744 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:01:32 ID:???
いつも通りリグルが大言を吐き、霊夢がさらりとリアルな話をし、早苗が憤慨する中。
紫はそれらを華麗にスルーした後、姿を消す。
そして、それを見送った輝夜はコホンと咳払いをすると一同を見渡してから、その口を開いた。

輝夜「さっき八雲紫が言ったように、ここはもう外の世界だからね。
   幻想郷と同じ感覚で空飛んだりしないように。 あと、弾幕もぶっぱなさないようにね」
魔理沙「空を飛んだら駄目って……じゃあどうやって移動するんだよ? 歩くのか?」
早苗「バスとかを手配してくれてるんでしょう」
輝夜「ええ、そうよ」
メディスン「バス……?」
にとり「動く鉄の箱みたいなもんだよ! うわぁ、乗りたい乗りたい乗りたい分解したい!」
妖精1「分解は駄目よ河童……」
霊夢「不便ね、飛んじゃ駄目なんて……」
反町「いや、そもそも外の世界の人間は飛びませんから。 常識的に考えて……」

幻想郷と外の世界との間にはやはり常識の壁があり、輝夜や紫の言葉を聞いてもイマイチピンと来ていないものが多い。
それに対して反町、そして反町と同じく外の世界出身の早苗は若干の不安を覚えるのだが……。
輝夜は楽観的に、いずれ慣れてゆくだろうと考えつつ更に続ける。

輝夜「それじゃ、施設も変わったことでまた部屋割りを決めなおすわよ。 今度は4人部屋だから、4人組を作ってね」
反町「(4人組……とすると、3人誘ったらいいのか……どうしようかな?)」

輝夜が部屋割りを決めなおすと言うと、ざわついていた一同は更にざわめき出し。
誰と組もうか、と周囲を見回し始める。
当然ながらそれは反町も同様であり、どうしたものかと顎を撫でながら考えていたのだが……。

反町「(うーん……)」

※誘う相手を"3名"明記して投票して下さい。先に3票入った者で決定します。
 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※コーチである「パチュリー」と「松岡」、監督の「輝夜」は選択出来ません。

745 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:03:30 ID:x2lOXvP2
リグル 霊夢 ヒューイ

746 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:03:38 ID:VdflWzyo
穣子 リグル 妹紅

747 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:04:39 ID:7KYTyPjU
リグル 早苗 ヒューイ

748 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:05:12 ID:562PZKOc
メディスン 妹紅 穣子

749 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:06:28 ID:???
現在リグルが3票で決定。
ヒューイ・穣子・妹紅が2票。霊夢・早苗・メディスンが1票ずつです。

750 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:07:11 ID:p1R3DXOc
早苗 穣子 リグル

751 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:10:54 ID:B9v53hAY
早苗

752 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:12:39 ID:???
反町と早苗が同部屋かwww

753 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:55:47 ID:???
>リグル、穣子、早苗
==================================================================
反町「リグル、一緒の部屋にしないか?」
リグル「ん? いいよ、でも今度はなるべく部屋にいるようにしてよね。
    折角同じ部屋なのに、反町ってば外に出てばっかりなんだもん」
反町「あ、あはは……まあ、善処するよ(そういえば、確かにあまり部屋にはいなかったっけ……。
   なんだか全日本時代の森崎を思い出すな……あいつも部屋出てばっかりだったっけ)」

つい先ほどまで宿泊していた施設の時と同様、リグルを同室のメンバーに選ぼうとした反町。
これにはリグルも当然のように二つ返事でOKをし。
反町はリグルの文句を聞いて乾いた笑い声を出しつつ、検討すると言う。

リグル「まあ反町もこれからはキャプテンなんだから忙しくなるかもしれないけどね。
    ……それで、他に誰誘うの?」
反町「ああ、それなら決めてある。 穣子、一緒の部屋にしないか?」
穣子「あ? ……あー……」
静葉「いいわよ、行ってらっしゃい」
穣子「ん……悪いわね。 OKよ、反町」

次に反町が誘ったのは、秋の神様の妹の方――秋穣子であった。
反町が誘うと、穣子は共に固まっていた静葉の顔を伺い眉を顰めるのだが……。
静葉が大丈夫だと告げると、薄く笑みを浮かべて反町の方まで歩み寄り、OKと親指を立てて返答する。

反町「誘っておいてなんだけど……静葉さんは大丈夫か?」
穣子「姉さんだって子供じゃないんだし、大丈夫よ。 妹紅とかもいるんだしね。
   それよかあんたを放っておく方が心配だわ」
反町「……子供扱いするなよ」
リグル「いやいや、反町は私から見れば子供だよ、うん」
反町「(……リグルに言われるのはなぁ。 そりゃ実年齢的に見れば子供かもしれないけど……)」

754 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:56:47 ID:???
見た目的にも精神的にも反町より子供っぽいリグルにまで子供だと言われ、少しばかりムッとする反町。
しかし、実際問題年齢的には反町はリグルや穣子に及ばず……。
子供扱いされてしまうのは仕方ない事なのかもしれないと思いながら、最後の同室メンバーを探し……声をかけた。

反町「早苗さん、同じ部屋にしませんか?」
早苗「ひゃっ!?」
穣子「(おお?)」
にとり「(ひゅ、ひゅい!?)」

なんと反町が最後に声をかけたメンバーは、同じキャプテン候補者である早苗であった。
これを見て周囲の者達は驚き、どうして同じキャプテン候補を同室メンバーに選ぶのか……と。
一斉に反町と早苗に視線を集中させるのだが……。
一方で早苗と穣子、そしてにとりの3人は反町の意図を汲みかね驚きに目を丸くする。

穣子「(こいつ、自分で言ってる意味わかってんのかしら? 早苗はあんたに(色々とぶっとんでたけど)告白したのよ?
    いや……そりゃまあ、私達はサッカーしに来てるんだから、んな色恋を度外視するのは当然なんだけど……)」
にとり「(それでも意識しちゃうでしょ、早苗は)」

かつて常識に囚われなかった頃の早苗が反町に告白をし、それを反町が断った事を知る穣子とにとり。
両者はその上でどうしてここで同室に誘うなど、無闇に意識させるような事をするのかと首を捻る。
ロマンスの神様でなく豊穣の神様である穣子と、恋愛よりも機械に夢中なにとりといえ。
ここで反町を好く早苗を同室に誘うというのは、色々と問題あるのではないかと考えたのである。

そして、早苗はといえばどうやって反応したものかと考えあぐねていた。
穣子やにとりはあずかり知らぬ所で、既に早苗と反町の思いは通じ合っており。
しかし、そのことは少なくともこの大会が終わるまでは公にしないでおこうと約束をしていたのである。
だというのにここでどうして自分を誘うのか……反町の真意を、測りかねていた。

早苗「(チームの話をしたい、とかなのでしょうか……で、でも同室なんて……こ、ここは……)」

755 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/17(金) 23:58:05 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★落ち着け早苗さん!→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→早苗「わかりました! つまり、私達がラブラブであるという事を今こそ知らしめる時なのですね!」 ぶっちゃけたー!?
ダイヤ・ハート→早苗「わ、わかりました。不束者ですがよろしくお願いします……」 了承しました。
スペード・クラブ→早苗「す、すみません。 私、他の人を誘う事にしていまして……」 お断りされました。
クラブA→早苗「は、は、はわーっ!!」 うどんげ「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!」 鼻血を噴出して倒れました。

756 :森崎名無しさん:2010/12/17(金) 23:58:26 ID:???
★落ち着け早苗さん!→ クラブJ

757 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:01:22 ID:???
これは周囲の人が反町が早苗に嫌われたと勘違いするフラグですね

758 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:04:07 ID:???
まぁ仕方ないか
信仰の奪い合いをしてるのに、仮にも洩矢の現人神である早苗と付き合ってるなんて事がばれたら、秋姉妹からの心象も悪くなりそうだしな

759 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:08:12 ID:???
若林が強くなってもな…森崎がフィールダーとして出るわけじゃないだろうし

760 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/18(土) 00:14:19 ID:???
>★落ち着け早苗さん!→ クラブJ =早苗「す、すみません。 私、他の人を誘う事にしていまして……」 お断りされました。★
=================================================================================================
反町「あ……そ、そうですか。 すみません……」
早苗「い、いえいえ! こちらこそ折角誘っていただいたのに申し訳ありません!
   本当に申し訳ありません!」

本心から言えば反町と同室になることは早苗としても望みであったのだが……。
しかし、やはりここで同室になっては色々と我慢が出来ないだろうという理性が働き。
また、キャプテンに返り咲く為にも同室メンバーを自身の派閥のメンバーで固める事を考え断りを入れる。
反町への思いを強引に押し込め、自身の果たすべき役目を遂行しなければと判断出来た点は、大きく評価が出来るものだろう。

リグル「(……反町ってば、私達にパス出さないでミドル撃ったのにどうしてあいつ誘ったんだろ。
     まあ、断られたから良かったけどさ)」
穣子「(……ま、そりゃ早苗は断るわよね。 しっかし危ない危ない。 常識すっ飛んだらどうしようかと思ったわ)」
にとり「(ひゅいぃ、恐ろしいねぇ。 恐ろしいねぇ)」

そして、今日の紅白戦で少しばかり早苗の判断を疑問視し、嫌っているリグルは反町の選択に首をかしげ。
穣子とにとりは、まあ、早苗が断るのは妥当だろうなと思いつつ……にとりは再び妖精1を引きつれ辺りを回り。
穣子は小さくため息を吐いた後、反町に問いかける。

穣子「ま、断られたのはしゃあないし……他の奴誘いましょ、反町」
反町「あ、ああ、そうだな(どうして断られたんだろう……いや、それより今は誰を誘うか考えないと。
   早くしないとどんどん組み合わせが決まっていっちゃうぞ。 ここは……)」

※誘う相手を"1名"明記して投票して下さい。先に3票入った者で決定します。
 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
※コーチである「パチュリー」と「松岡」、監督の「輝夜」は選択出来ません。
※既に「リグル」と「穣子」は決定済み。「早苗」は断られた為、選べません。

761 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:15:51 ID:cLahZi+6
メディスン 
はぶられ人形

762 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:16:26 ID:ANJICjy2
霊夢

763 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:19:55 ID:pSyHNssA
妹紅

764 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:20:27 ID:gn66K7r6
妹紅

765 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:32:05 ID:UEcmrEYA
メディスン

766 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:47:56 ID:AxrVQtdI
妹紅

767 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:50:21 ID:???
もこたん反町部屋にインしたお!

768 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/18(土) 00:51:23 ID:???
最後のメンバーが妹紅に決定した所で、本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でしたー。

769 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 00:57:44 ID:???
乙でしたー

770 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 01:11:41 ID:???
バヤシさんは、全力で森崎がセービングしてガッツ切れてから交代出場してくる可能性があるね

771 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 01:12:43 ID:???
結局第2GKか、まあ競争相手が悪すぎるよね…

772 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 02:42:58 ID:???
もこたん持ってきたら静葉姉さんソロユニットになるじゃないか乙でした

773 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 03:02:04 ID:???
静葉さんがぼっちだと…

774 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 21:51:06 ID:???
バヤシさんイベントではかっこいいけど試合では…w

775 :森崎名無しさん:2010/12/18(土) 22:56:50 ID:???
バヤシさんのアイデンティティに文句言うのは止めて頂きたいww

776 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 00:11:12 ID:???
>妹紅
==============================================================
反町「じゃあ……妹紅さんはどうだ? 2人とも」
リグル「火は怖いけど……そんな無闇に部屋の中で火も使わないだろうし、いいよ」
穣子「私もかまわないわよ」
反町「よし……妹紅さん、同じ部屋にしませんか?」
妹紅「あっ、反町! うんうん、するする!」

かつて友情を誓い合った妹紅を誘おうとする反町に、リグルと穣子は別に構わないと返答。
その言葉を聞くや否や、すぐさま反町は妹紅を同室に誘い……。
妹紅はその誘いにホイホイ二つ返事で了承の意を伝える。

妹紅「楽しい合宿になるといいね!」
反町「そうですね(……しかし、本当に最初に会った時と印象が180度変わったなぁ)」
リグル「(熱いぃ……近づきたいぃ……)」
穣子「リグル、待ちなさい! 飛んで火に入るのはまずいわ!」

虫的な意味で、熱血な妹紅にふらふらと虚ろな目をして近づこうとするリグルを抑えつつ。
こうして反町達は4人1組となり、松岡から鍵を貰いまずは部屋に荷物を置きに行く事となる。
そして、反町が同室メンバーを見つけている頃、同じようにその他の面々も次第に組み合わせが出来始めていた。

お空「うにゅう……お燐……」
早苗「お空さん、お燐さんのことは残念ですけど……ここは気を取り直して合宿を頑張りましょう」
お空「うにゅ……うん……。 ところで巫女さん、誰と同じ部屋にするの?」
早苗「ええ、実は見当はつけています。 静葉さん、キスメさん、同じ部屋にしませんか?」
静葉「あら……良かったわ。 穣子も妹紅もいないから、どうしようかと思っていた所なの」
キスメ「………………」←ちょっと困った顔をしつつ、ヤマメを見てる
ヤマメ「いっといでよ。 別に部屋が違うからって会えないって訳じゃないんだしね」
パルスィ「パルパルパル……!! ね、妬ましい! キスメと私達を引き裂こうなんて……むがむが」
ヤマメ「はいはい、妬ましい妬ましい」

777 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 00:12:26 ID:???
反町の誘いを断った早苗は、ひとまず自身を支持してくれているお空とキスメを同室へと誘い。
更には妹紅と穣子を反町に取られ、少しばかり居心地悪そうにしていた静葉を誘う事に成功する。
その際、キスメを取られたとあってパルスィはいつも通りパルパル嫉妬をしたのだが……。
ヤマメは手馴れた様子でそんなパルスィを塞き止め、キスメを快く送り出すのだった。

にとり「んー、魔理沙、あと1人誰にしようか?」
魔理沙「誰でもいいぜ。 お前らが好きに選べ」
妖精1「……じゃあ、ヒューイを誘ってあげていい?」
魔理沙「いいぜ? あのやたらいい動きするボランチ妖精だろ?」
妖精1「うん……ヒューイ、同じ部屋にしない?」
ヒューイ「あー、妖精1ー。 んー……うん、同じ部屋にしよーしよー」

前回の施設では反町達と同じ部屋だった為に心配は無かったものの……。
しかし、今回は反町に誘われなかった為に、うろうろと周囲を右往左往していたヒューイ。
その姿を見かねた妖精1はヒューイを不憫に思い……まだ少しだけヒューイに壁を作りつつも。
それでも、このままにはしておけないと判断しヒューイを誘う。
これに対してヒューイはあまり好感を抱かない魔理沙と同じ部屋なのはどうかと一瞬眉を顰めるのだが……。
妖精1やにとりがいるのならば大丈夫だろうと判断し、妖精1の誘いに乗るのだった。

ヒューイ「(白黒は人間よりも弱いっぽいんだよなぁ……人間が強すぎるんだろうけど……)」
妖精1「(人間……私達は河童とかと違って殆どが知らない奴らばっかりなんだから気を使ってあげてよ……。
     河童はそこら辺ちゃんとわかって、私と一緒にいてくれるのに……)」

松岡から鍵を貰う魔理沙を見ながらため息を吐くヒューイに、部屋へと向かう反町の背中を憂いを含んだ目で見つめる妖精1。
別段師匠に誘われなくても落ち込まないヒューイと、師匠という存在を特別視する妖精1の間には。
やはり少しばかり溝と、見解の違いというものがあるのだった。

※妖精1の反町に対する評価が−1されました。

778 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 00:13:29 ID:???
こうしてぼちぼちとグループが出来始め、それぞれ部屋に荷物を置き終わると……。
一同は再び輝夜にミーティングルームに集められ、外の世界での諸注意などを受ける。
概ね、その内容というのは先ほど紫が言っていたような「空を飛ばない」「弾幕を撃たない」といったものであり。
それに対して幻想郷出身者達は、どうやって移動すればいいのか、何をして遊べばいいのかと質問を次々とする。

反町「(改めて……外の世界と幻想郷は本当に色々違う、というか違いすぎるなぁ……。
    みんなも、この環境に早く慣れてくれるといいんだけど……)」
にとり「空は飛ばないから早くバス乗せて! っていうか分解させてぇ!!」
妖精1「河童……機械が沢山見れそうでテンション上がるのはわかるけど、落ち着いて……」

結局、午後の時間は一同に外の世界での過ごし方を教える時間につぎ込まれ。
練習時間は取れないまま日は暮れ、反町達は食事を取って入浴をすると。
新天地、最初の夜を自室でのんびりとくつろぎなら過ごし始める。

リグル「今日の晩御飯は結構美味しかったね。 あんな料理初めてだよ」
反町「まあ、フランスだしなぁ……」
穣子「レシピとか貰えないかしらね? 基本的に和食しか作れないからなぁ、私」
妹紅「このテレビっていうの面白いね、ちっちゃい箱の中にちっちゃいおっさんがいるよ!」

それぞれ思い思いに過ごす中、反町は一同と雑談をしながらさて今日はどうしようかと考える。

反町「(残すところ、合宿もあと3週間か。 来週は紅白戦じゃなくて練習試合をするらしいし……。
    いよいよ、合宿が本格化するんだろうな。
    さて、どうしよう? このまま部屋にいるか……いるとしても、話を振るか誰かが話題を出すのを待つか。
    それとも部屋を出てどこかに行くか……うーん、外の世界、初めての夜はどうやって過ごそう?)」

779 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 00:14:37 ID:???
A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。


101号室 輝夜
102号室 松岡
103号室 パチュリー
104号室 反町、リグル、穣子、妹紅
105号室 レティ、チルノ、大妖精、メディスン
106号室 早苗、お空、静葉、キスメ
107号室 パルスィ、ヤマメ、うどんげ、てゐ
108号室 霊夢、咲夜、美鈴、妖夢
109号室 魔理沙、にとり、妖精1、ヒューイ

*部屋割りが上記のように決定しました。

780 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:15:28 ID:41cQOMqE
A
なるべく部屋にいた方が良いみたいだし

781 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:15:38 ID:UgiIvOdQ
A 107号室の組み合わせがw

782 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:18:55 ID:u8u+G5wg

出歩かないように言われてすぐに出るのはまずいか

783 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 00:22:11 ID:???
>A.同室のメンバーに話を振ってみる
==============================================================
反町「(そうだな……ここは部屋で、皆と話でもしてみようか。
    でも、何を話そう。 それが問題だ)」

誰かが話題を振るのを待つのではなく、自分から話を切り出そうとする反町。
そして、反町が選んだ話題とは――。

A.リグルの話(更に分岐)
B.穣子の話(更に分岐)
C.妹紅の話(更に分岐)
D.反町の話(更に分岐)
E.今日の紅白戦について
F.来週の練習試合について
G.チーム内の情勢について
H.他国のチームについて
I.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

784 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:23:47 ID:UgiIvOdQ


785 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:28:33 ID:???
I.三人でサッカーしようぜ

786 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:29:05 ID:???
そこは4人にしとけよw

787 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:29:40 ID:2Emkq+pQ
間違えた…仲間外れ作ってどうする…
I.四人でサッカーしようぜ

788 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:30:18 ID:OneR4/k6
E

789 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:32:56 ID:jTDW4/xs

反省会

790 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 00:38:57 ID:41cQOMqE
E

791 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 01:18:21 ID:???
>E.今日の紅白戦について
=================================================
反町「(そうだな……やっぱり今日の試合で皆も思う所はあっただろうし、紅白戦について話をしよう。
    鉄は熱い内に打てとも言うし、早めに反省点を見つけて明日からの練習に役立たせないとな)」

今日の紅白戦を、改めて振り返ってみようと考えた反町は物珍しげにテレビを見ている妹紅。
ベッドに突っ伏し、疲れを取っていた穣子とリグルを揺すり起こすと、今日の紅白戦の反省会をしようと言う。
根本的に熱血漢である妹紅は一も二も無く了承し、テレビのスイッチを消しつつ反町の近くへと歩み寄り。
また、自称エースであるリグルはエースの自分がいなければ話も何も出来ないだろうとため息を吐き。
仕方ないなといった様子で話を聞く体勢を作る。
そして、穣子はといえばやはり未だ焦りがあるのか跳ね起きるのだった。

リグル「ふっふっふ、まあ結局のところはこの私と反町のダブルエースで1点を取って私達が勝ったんだけどね。
    やっぱり私達最高や! 白黒なんて最初からいらんかったんや!!」
穣子「つっても、1−0のロースコアゲームなんだからあんたらFWは喜べるような内容じゃないでしょ。
   その1点だって、上手い事相手を霍乱出来たから取れたようなもんだったし」
リグル「うっ……」
妹紅「私としては、やっぱり美鈴のクリアーの上手さが気になったかなぁ。
   間近で見たけど、あれ、私よりもずっとずっと上手いよ。
   反町のヘディングだって弾いちゃうんじゃないかな?」
反町「……確かに、美鈴さんのあのクリアーは一流……いえ、一流以上でしたね」
穣子「……チームが強くなるのはいい事なんだけど、DFとしては複雑よねぇ。
   十六夜咲夜がDFにコンバートするかもしれない以上、ただでさえ競争率高いのに」
リグル「っていうかあのメイドとヒューイがいれば、ドリブル相手に怖いものなしでしょ。
    あの2人がいれば、あの橋姫だって紅白だって止められるよ」
穣子「(私も一応橋姫止めたんだけど……ありゃあ、橋姫が調子悪かったのもあったからねぇ……)」
反町「(話せばやっぱり色々と問題が出てくるもんだな……)」
リグル「反町的にはどうだったの、今日の試合は?」
反町「ん? そ、そうだな……」

792 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/19(日) 01:20:00 ID:???
A.「FWとして、4本撃って1本しか決まらないってのは情けなかったな」 自身の不甲斐なさを語る
B.「やっぱりリグルが一番コンビを組みやすいな」 リグルのツートップが一番やりやすいと言う
C.「……リグル、お前なんであんなにドリブルゴール狙うんだ」 リグルの無謀な挑戦を指摘する
D.「今度は俺がリグルに対してアシストをつけたいな」 今度は自分がリグルをアシストしたいと言う
E.「霊夢さんたちのワンツーを止めた穣子のファインプレーが印象的だな」 穣子の最大の長所を褒める
F.「穣子達のオータムスカイハリケーンはやはり大きな武器になるな」 オータムスカイハリケーンの重要性を語る
G.「妹紅さんはもっと積極的に上がっても良かったんじゃ?」 妹紅の攻撃参加を促す
H.「戦った感想として……昔ほど、妹紅さんが怖くなかったなぁ」 妹紅の力不足を指摘する
I.「霊夢さんと魔理沙さんが思ってた程大した事なかったな」 幻想郷最強プレイヤー(笑)と言ってみる
J.「反省など無い。 俺の今日のプレイは100点満点だ」 自画自賛である
K.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。




短いですが本日はひとまずここまで。
現在、練習試合の相手のデータを見直したりしている最中であります。
弱すぎては試合の意味が無いし、強すぎると大会で当たるメンバーが霞む……難しいですねぇ。
それでは、お疲れ様でしたー。

793 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:25:51 ID:UgiIvOdQ
F 土台役増やせば実戦でも使えそうなんだがなぁ…

794 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:28:23 ID:eyR/O8/c
E

795 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:48:00 ID:1/254H5c
I

796 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:52:07 ID:uJZiSxbk


797 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 01:52:25 ID:Qma++Sp6


798 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 16:09:39 ID:???
練習試合の相手はどこがくるんだろ
下手なチームだと虐殺しちゃいそうだけど

799 :森崎名無しさん:2010/12/19(日) 16:46:57 ID:???
どこかでハンブルグ戦の悪夢再来はありそうw
しばらくは自分たちの実力強化重視にしたいね

800 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:17:54 ID:???
>F.「穣子達のオータムスカイハリケーンはやはり大きな武器になるな」 オータムスカイハリケーンの重要性を語る
=============================================================================================
反町が今日の紅白戦で特に気になった点は、穣子と静葉が見せたオータムスカイハリケーンであった。
いくらうどんげのパスといえど、高く山なりになってくるボールは普通はパスカットは出来ない。
だが、穣子はそのパスを静葉と力を合わせる事でパスカットをする事に成功したのである。

反町「あのボールはオータムスカイハリケーンを使っていなければ間違いなくPA内に入ってた。
   そうすれば、魔理沙さんかお空さんが決めていた可能性があるんだ。
   相手がうどんげだったから地味に見えたけど、ピンチを未然に防げたのは大きいよ」
穣子「ま、その為のオータムスカイハリケーンだからね。
   ……ただまあ、姉さんと私の体力の問題上頻発が出来ないんだけど」
妹紅「それにポジションも違うから、発動機会自体が少ないもんね」

あらゆるディフェンス技に応用出来るオータムスカイハリケーンの威力は絶大。
しかし、絶大であるが故に、技を駆使する際に足にかかる負担は大きく……。
体力が少ない穣子と静葉では、1試合に何発も使っていては体力が持たない。
そして、そもそもの問題として、静葉と穣子のポジションが違う為にオータムスカイハリケーンを使える機会自体も少ないのである。
強力だがいまひとつ使い勝手が悪いという印象はどうしても拭えず、その点が問題だと穣子は表情を曇らせるのだが……。

リグル「んー……それじゃあ、レティを土台にしてみたらどう?」
妹紅「へ?」
反町「え?」
穣子「んあ?」

不意に悩める穣子に声をかけたのは、自称・エースのリグル=ナイトバグであった。

反町「レティさんを……土台に?」
リグル「うん、レティならDFだから穣子とも同じポジションだし。
    使う機会は静葉を土台にするより多くなるでしょ?」

801 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:19:26 ID:???
リグルの突拍子も無い言葉を聞いて反町達が目を丸くする中。
リグルはといえば、理路整然とレティを土台にする事のメリットを説明する。
静葉と違い、DFであるレティならば穣子と近くにいる事も多く。
オータムスカイハリケーンを使う機会は静葉を土台にするよりも増える。
また、体格がいいレティならば……土台となるレティの体力の消耗は、あまり多くは無いかもしれないというのだ。

リグル「実際、チルノの土台になるレティはあんまり体力消耗しないしね」
妹紅「そっか……確かに、チルノの土台になっている以上はレティだって穣子の土台になれない事は無い筈だよね」
穣子「うぅん……レティを土台にするってのは考えた事無かったわ。
   でも、出来るかしらねぇ……? いくら体格がいいったって、あいつがいつも発射してるのはチルノ。
   私よりも一回り小さいあいつは飛ばせても、私を飛ばせるかしら?」
反町「静葉さんも穣子も、レティさんより体格は貧弱だけどお互いを飛ばしてるじゃないか」
穣子「ありゃ上手いことタイミングを計れるからよ。 実際、私は姉さんよりちっさいリグルは飛ばせないわよ」
リグル「うーん、難しいねぇ……」
穣子「まぁ……考えておくわ。 武器は多いに越した事は無いんだし……。
   姉さんと同時起用されなきゃオータムスカイハリケーンが使えないってのは問題だろうしね」

リグルの提案は、意外にも現実味があるものであったが……。
しかし、だからといって確実に出来るとは言い切れないものである。
モノに出来れば一気にオータムスカイハリケーンの使い勝手は上がるが、かといって即断は出来ない。
いつものイケイケGOGOな性格からは考えられない程、冷静な判断を穣子は下しつつ。
その後も一同は今日の紅白戦について洗いざらい語り合うのだった。

※穣子にフラグが立ちました。

802 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:20:50 ID:???
こうして反町達が部屋で思うように寛いでいた頃。
101号室――この全幻想郷Jrユース監督である蓬莱山輝夜の部屋では。
コーチであるパチュリーと松岡、そして輝夜が今後の方策と予定について改めて話し合っていた。

輝夜「それじゃあ松岡コーチはユニフォームの用意をお願いね。
   25人……全員分のものを予備やアウェー分も含めて用意しておいて頂戴」
松岡「任せておけっ!」

コーチでありつつ、雑用的な役割も任せられている松岡は無駄に熱く返答しつつガッツポーズ。
その姿をげんなりとした様子で見つつ、パチュリーは来週に控えた練習試合。
その相手の特徴などが書かれたデータについて目を通し始める。

パチュリー「以前からいくつか対戦相手の候補は聞かされてたけど……結局、初戦はここに決まったのね」
輝夜「ええ。 二戦目、三戦目についてはまだ未定だけど……初戦は既に決定済み」
パチュリー「……派遣選手がいないJrユースチームで、相手になるの?」

書類から目を離さないまま、そう口にするパチュリー。
パチュリーの言うように、来週に控えた全幻想郷Jrユース初めての試合は。
大会には参加をしない、とあるJrユースチームとの試合と決定していた。
同世代(あくまで反町にとってであって、他の者達からしてみれば圧倒的に年下なのが多数)と言えば同等に見られるかもしれないが……。
しかし、幻想郷と外の世界のサッカーの間には圧倒的な技術の壁があり。
現在、四苦八苦をしながら幻想郷に追いつこうと派遣選手と共に練習に励むJrユースチームならともかく。
その他のチームと戦って、得るものが果たしてあるのかと疑問を持つのも当然の話。
だが、輝夜はそれに関しては問題ないといとも簡単に言ってのけた。

輝夜「八雲紫曰く、そのチームもそのチームで色々と伸びてきてるらしいわ」
パチュリー「……随分とご都合主義な気がするのだけど、まあ、対戦相手として不足が無いならいいわ」
輝夜「……ただまあ、聞いた話だと、別の面で色々と問題がありそうなのよね」
パチュリー「?」

803 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:22:05 ID:???
戦力的には、全幻想郷Jrユースと戦っても決してひけは取らないだろうと告げる輝夜だが……。
しかし、その他の面において色々と問題があると言い。
一体どういう事なのか、とパチュリーは首を捻る。

パチュリー「どうして? 対戦する事が決定しているというのなら、断られた訳ではないのでしょう?
      何が問題なの」
輝夜「うーん……戦力が問題でもなく、チーム間のいざこざとかが問題でも無いんだけど……。
   その対戦するチームの選手自体が、なんというか……色々と問題らしいわ……」
パチュリー「……性格的な意味で?」
輝夜「性格的な意味で」

どことなく言いづらそうに頭をかく輝夜を見てパチュリーは大きなため息を吐き。
輝夜は居た堪れない気持ちになりながら、机の上に載った書類詰まったファイルを開く。
そして、しばらくページを捲ると……やがて金髪の少年の写真が同封されたページで手を止め。
苦々しい顔をしながら、パチュリーと同じようにため息を吐いたのだった。

輝夜「見た感じは普通の男の子って感じなんだけど……いや、普通っていうかちょっと美形かな。
   はぁ……よりによって、八雲紫もなんでこんなチームをよこすかなぁ……」
パチュリー「……まあ、私達は所詮、外の世界では新参。
      ロクなチームもよってこない、か……」
輝夜「まあ……大会には出場しないみたいだし……。 90分、試合に耐え切れば大丈夫よ、きっと」

即席チームの完成度を高めるには、どうしても練習試合を行っておきたい。
背に腹は変えられぬという覚悟で、蓬莱山輝夜は対戦チームへの対策をパチュリー・松岡と共に考え始めるのだった。

輝夜「(せめて2戦目と3戦目は普通っぽいチームと練習試合が出来ますように!)」

                           全幻想郷Jrユース 合宿15日目 終了

804 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:23:24 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿16日目

外の世界へとやってきてから、2日目。
この日、午前中はようやくメンバーが厳選された事もあって本格的に連携を考えた練習となり。
パスワークや攻撃時、守備時のポジショニングがおぼろげにではあるが形となってくる。
そうこうしている間に、時間はどんどんと過ぎ去ってゆき。昼食の時間とあいなるのだった。

妹紅「うましうまし……何だ、幻想郷の施設よりもここの方がご飯美味しいじゃない」
リグル「水が……水がなんだかまずいよ……」
反町「これは硬水って奴かな……確かに、飲み慣れてないからちょっとキツい……」
リグル「甘い水欲しい……」
穣子「砂糖でも入れてなさい」

こうしてフランスでの料理に舌鼓を打った後、休憩を挟んでから午後の個人練習へと向かう反町。

反町「(さて、紅白戦から明けて……メンバーも決定し、キャプテンも決まっていよいよ合宿も本格始動だな!
    来週には練習試合もあるんだし、今日からまた頑張らないと!
    じゃあ、今日はどうしようかな)」

805 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:24:36 ID:???
上がり難い:シュート(59)
普通:せりあい(50)
やや上がり易い:ドリブル(51)
上がり易い:パス(48)、タックル(49)
とても上がり易い:パスカット(45)、ブロック(42)

A.個人練習
B.他者の練習を補助
C.他者に練習を補助してもらう
D.他者と一緒に練習する

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町の全能力が−1されました。

806 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:25:03 ID:XqOPZcDM


807 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:28:41 ID:dzMr6Mlc

リグルとヒューイがあと一回で全のう力アップなんだよな

808 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:34:14 ID:/FGfxGLM
B

809 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:38:51 ID:???
>B.他者の練習を補助
================================================================
反町「(自分の事も大事だが、仲間のことを考えるのも大事だ。
    今日は誰かの練習を補助しよう。 でも、誰の練習を手伝おうかな?)」

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※練習を手伝う選手の名前を明記して下さい。
 なお、コーチである「パチュリー」は選択できません。

※現在の経験値。
 リグル:「9/40」
 ヒューイ:「19/40」
 美鈴:「13/40」

810 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:39:08 ID:XqOPZcDM
リグル

811 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:41:20 ID:dzMr6Mlc
リグル

812 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:42:30 ID:/FGfxGLM
リグル

813 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 00:48:43 ID:???
>リグル
=====================================================================
反町「(……ここまで2回見ても、まるで成長した様子が無い。
    けど、今日練習を見れば流石に……)」

合宿が開始してから2回も練習を見たリグル。
しかし、本人の性格が故かあまり効果的な練習というものが出来ず。
合宿当時から大きく成長を遂げたとはお世辞にも言えないのが実情であった。
だが、流石に今日見てあげればなんとか最低限の結果だけは出す事が出来るだろうと反町は判断。
よほど硬水がなじまないのか、舌をべー、と出して伸びているリグルを練習にさそうと。
リグルはまだ本調子で無い様子ながらも、反町の誘いに応じる。

リグル「なんだかおなかの調子が悪いよ……いつもの水が飲みたいなぁ」
反町「一応、日本人向けのミネラルウォーターはあるみたいだからな……松岡コーチあたりに言って用意しておいてもらおう。
   さて、それよりも練習だ練習! 今日も気合を入れていくぞ!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★リグルの総合練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

*リグルの現在の経験値「9/40」
*ポイントが10上がるごとに全能力が+1されます。ポイントは蓄積されます。

814 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:49:31 ID:???
★リグルの総合練習→( 6 + 5 )=★


815 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:49:57 ID:???
GJ!ありがとう!

816 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:50:05 ID:???
最高だ

817 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:51:07 ID:???
相棒…やっぱりお前は最高だ…

818 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:52:46 ID:???
ウホッ

819 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:52:56 ID:???
神引きだなw

820 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 00:57:33 ID:???
エース!エース!

821 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 01:28:44 ID:???
>★リグルの総合練習→( 6 + 5 )=11★
>*リグルの現在の経験値「20/40」 全能力+2!
=========================================================================
慣れない環境で、しかも慣れない水を飲んだ為に体調がやや思わしくないリグル。
こんな状況で、果たしてちゃんとした練習になるのか? いつも以上に酷い結果に終わるのではないか?
少しだけ反町の脳裏に過ぎったその考えは、練習が始まるとすぐに吹き飛んだ。

調子が悪い為か、いつもは血気に逸ってペース配分を考えないリグルは。
この日の練習ではちゃんと反町の話を聞きながら的確に練習をこなしていた。
加えて、調子が悪いと言っても別段身体に異常があるという訳ではないリグル。
既に前回までの練習で基礎はほぼ出来ていた為か、今日の練習ではその才覚を爆発させる事となり……。

リグル「くるくるくるくる〜」

得意技であるリグルーレットを使えば、反町を抜き去り。

リグル「これが私のポストプレイだー!」

あまり得意ではない高い浮き球の処理も見事にこなす。

リグル「エースだから守備もこなすぞ〜!」

タックルのレベルはDFと比較をしても遜色が無いレベルまで昇華され。

リグル「恐れおののけ! 私のリグルキックは108式まであるぞ!!」

反町のアドバイスを聞いて行ったシュート練習では、そのシュート精度を遥かに向上させるのだった。

822 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 01:31:03 ID:???
リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだぁー!! いやっほーう!!」
反町「(……いや、練習に付き合った俺が言うのもなんだけど。 ……強くなりすぎだリグル!?)」

今日の練習でどれだけ自分に力が身についたのかわかったのか。
完全に有頂天になり、雄叫びを上げながらぴょんぴょん跳ね回って喜ぶリグル。
もはや水が不味いという事すら忘れ、浮かれているリグルを横目で見ながら……。
反町の心中では驚きと、喜びがごちゃ混ぜになる。

反町「(いや、元々強かった……強かったんだが……このパワーアップはあまりに異常だぞ!?
    どうして調子がいい時の練習では結果が出せなくて、おなかが痛いとかいう時にはこんな大成功になるんだ!?)」

相棒が強くなることは喜ばしいが、何故調子が悪い筈なのにこんなに練習で成果を出せるのか。
反町には理解が不可能であり……頭をかきむしり、懸命に理解しようとしながら……。
今日の練習でリグルが得たもの、そして現在のリグルの実力について整理を始める。

反町「(今のリグルは実力的に、間違いなくこのチームの中でもトップクラスだ……。
    ライトニングリグルキックを低い浮き球で使えば、大妖精が相手でもゴールを破れる。
    ドリブルは、パルスィは当然として霊夢さんやパチュリーさんには及ばないけど……。
    静葉さんや俺よりも上手くなった。 基礎的な能力なら妖夢とも遜色が無い!
    パスカットとブロックはまだまだだけど、それでも三流ではないレベル。
    タックルは十分エースクラスからでもボールが奪える可能性があるものになった。
    ポストプレイだって……もしかしたら、魔理沙さんと大差が無いレベルになってるかも……。
    総合的な実力なら、咲夜さんにだって負けてないくらい……? な、なんて奴だ……)」

823 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 01:32:17 ID:???
まだまだ絶対的なエース――霊夢のような存在とは言い難い。
だが、それでも……今日の練習でリグルが、また一歩。
否……二歩も三歩も、エースへと近づいたのは事実である。

反町「(こいつは……本当に、とんでもない……。 どえらいぞ……)」
リグル「ハッハァー! 私がエースのリグル=ナイトバグだァー!!」

高笑いをするリグルに、それを見ながら戦慄をする反町。
自称・エースが、他称・エースになる日も……そんなに遠くない、かもしれない。

リグル「ハッハァー! ハッハ……ゲホッ、ゴホッ! ウォエェッ!!」
反町「(……いつか言ったお前がNo.1だって言葉、あながち嘘じゃなくなるかもしれないな。
    リグルに負けないように、俺も頑張らないと)」

笑いすぎて咳き込むリグルを見ながら、反町は静かにそう思うのだった。

824 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 01:33:33 ID:???
リグル「だから! 今日の練習で私はエースになったんだよ! 反町がワシを育てた」
穣子「エース……ねぇ」
妹紅「そんな事言わない、穣子! とても無理な話だって目指すだけならタダだよ!
   リグルも、夢に向かって頑張ってるじゃないか!」
リグル「いやいやいや! だから、エースになったんだってば! ワシがエースになった」
反町「リグル、練習で結果が出て嬉しいのはわかるけど油断や慢心は禁物だぞ。
   油断をしてたら、あっという間に周囲に追いつかれちゃうんだからな」

今日の練習結果に大いに満足をしていたリグルは、夕食を終え部屋へと戻った後。
にこにこと笑みながら練習の成果を穣子や妹紅たちに話す。
しかし、離れた場所で練習をし、実際にリグルのレベルアップの程を見ていない両者の反応はあまりいいものではなく……。
穣子は胡散臭げな表情をしながら本当か?と反町に視線を向ける。
その視線を受け、反町は練習で大きな成果は出せたと答えながらも……。
ここで満足せず、更に精進をするようにとリグルを戒めるのだった。

穣子「……まあ、練習ででっかい成果が出たんなら良かったじゃない。
   反町も、練習見てあげた甲斐があるってもんでしょ」
反町「まあな」
リグル「ハッハァー! 今度は私が反町の練習を手伝ってあげるよ! エースになんでも任せろー!」
穣子「いや、あんた誰かにモノ教えられるの?」
反町「(まあ、とにかく、リグルが強くなったのは万々歳だな。
    一歩一歩、着実にリグルは万能型の……何でも出来る、文字通りのエースになってきてる。 本当に、強くなったなぁ……。
    って、感慨に浸ってる場合じゃないな。 これからどうするか決めないと。 今日は……)」

A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

825 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 01:35:00 ID:XqOPZcDM


826 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 01:35:48 ID:???
怪しげなチームが練習試合の相手に決まり、自称エースが他称エースに近づいた所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

827 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 01:36:23 ID:???
ハッハァー乙でした

828 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 01:43:48 ID:ZNbhkl0s
C

829 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 01:52:39 ID:dzMr6Mlc


830 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 02:08:27 ID:cXyqatK+


金髪の変態…何者なんだ一体(棒読み

831 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 02:52:50 ID:???
ウワア、キニナルゼー乙でした〜
しかしリグルはこういうところで化けるから怖いw

832 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 11:29:51 ID:???
誰だか知らんが強敵の予感!?
キ二ナルンデス……

833 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 11:41:24 ID:dzMr6Mlc
そういや、パチュリーから次の課題を貰うことも忘れないようにしないとな

834 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 11:42:39 ID:???
sage忘れスマソ

835 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 19:34:36 ID:???
折角シュート3本届かせんだから、それは絶対忘れないようにしたいですね

836 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/20(月) 23:25:49 ID:???
>C.施設の中を歩き回ってみる
===============================================================
反町「(そうだな……今日は施設の中を歩き回ってみるか。
    考えてみれば、これから長い間を過ごす場所なんだからな)」

今日は施設の中を歩き回る事にした反町は、まだ歓喜に震えるリグルを横目で見つつ。
一同に施設の中を適当にぶらぶらしてくると告げてから部屋を出る。
そして、ひとまず正面玄関まで出てから立ち入りを許可されている場所をぐるぐる回り始めるのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★たんけんそりのまち→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→知らない内に女湯の中が見えそうな窓の下までやってきていた!
K→銀のナイフの手入れ中らしい咲夜さんがいるぞ!
Q→ロビーで何やら書き物をしているうどんげを発見した
J→風呂上りに涼んでいるレティを発見した!
10→フィールドにリフティングをしている静葉がいた!
9→変な踊りをしている美鈴を発見した!
8→ん? 妖夢が練習をしているみたいだ
7→温かいコーヒーを買った後のパチュリーに遭遇した
6→ソファーでボケッとしているメディスンを発見
5→おや? 施設の外にてゐが出ていくぞ?
4→松岡コーチが針仕事をしてる……
3→パ ル ス ィ
2→自動販売機をガンガン叩くチルノを発見した
1→浮かない表情のお空を発見した

837 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 23:27:08 ID:???
★たんけんそりのまち→ クラブ9

838 :森崎名無しさん:2010/12/20(月) 23:28:08 ID:???
変な踊り?キタキタ踊りですねわかります

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