キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ストライカーの】幻想のポイズン45【条件】

1 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/11/30(火) 00:16:53 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。

本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。

【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1289915424/l50

[前スレのわかりやすいあらすじ。]
合宿が開始してから2週間。
選手達はそれぞれが特訓に励むのだが、その成果は一応出ているもののいまいち大きなものではなく。
そんなこんなで2度目の紅白戦が開始してしまう。
早苗さんと一緒になった反町は勝利を掴む事が出来るのか、そして、パチュリーから課せられたミッションを達成できるのか!?

リグル「エースやってない自分? っていうのはちょっ…と想像できないかなぁ…?」
反町「かんべんかんべーん! 魔王って言うのマジ勘弁してよもー。 マジ魔王はかんべーん」
パチュリー「どう思います監督〜、みんなコーチに頼りすぎだと思うんですけどどう思います監督〜?」
穣子「皆に鍛えてもらって変身する感じ。私はそんな感じ」
妖精1「ヒューイに激似なんだけどレギュラーは確定じゃないの?」
松岡「ドリブル技覚えたい? でもな〜! 覚えたい? ねえ覚えたい? でぇもなぁ〜!」
反町「金色の光が秋と地と神を包む中、模造られた紅蓮の太陽を司る宿命を与えられた騎士達を従えた。
   (紅チームでオータムスカイズの皆とキスメ、早苗さんと一緒になりました)」

既に2発もシュートを撃ってるが決まってないぞ、大丈夫かシュート魔王!?
果たしてパチュリーの言っていた条件を満たす事が出来るのか!?どうなんだ!?
そして、代表落ちするのとキャプテンになるのは一体誰なんだ!?
そんな幻想のポイズン45スレ目、このスレでもよろしくお願いします。

879 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 20:35:59 ID:???
★美鈴のシュート練習→( 1 + 3 )=★

880 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 20:36:10 ID:???
★美鈴のシュート練習→( 5 + 1 )=★

881 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 20:52:34 ID:???
もう駄目だ、おしまいだぁ……

882 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 20:54:39 ID:???
DFへ転向するしかないのかー

883 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 20:55:36 ID:???
>★美鈴のシュート練習→( 1 + 3 )=4★
===========================================================================
バコンッ! バキャアッ!!

美鈴「うぅ……わ、枠に入らない……」

拳法家としてアスリートに必要とされる筋力などは既に出来上がっている美鈴。
しかし、キック力は十分でありながら……そのシュート精度はまるでデタラメ。
得意技とする星脈弾、地龍天龍脚ならばそれなりにコースに入るものの。
それ以上の強力なシュートを撃とうとすると、ボールは見当違いの方向にばかり行ってしまう。

輝夜「パチュリー、あんたあいつのFWへのコンバートを手伝ったんでしょ?
   あのノーコンはなんとかならなかったの?」
パチュリー「元々、ゴールキーパー時代からフィードの腕は本当に悪かったからね。
      クリアーだってただ遠くまでかっ飛ばすだけなら出来るからこそ上手いんだし」
輝夜「身体能力だけならピカ一なのに……色々と惜しいわねぇ」
パチュリー「(キーパーとしては三流、FWとしては二流。 使えるのはクリアーだけ、か)」

こうして首脳陣が美鈴の散々なシュート練習を見届け……本日の練習も終了となる。
その後、反町はいつものように夕食をとり終えた後、風呂で汗を流してから自室へと戻るのだが……。

反町「あれ? 穣子は?」
リグル「さぁ? 一番早くにお風呂を上がった筈なのに、私がお風呂から上がったら部屋にいなかったんだよね」
妹紅「反町みたいにどこかに行ってるんじゃない? あ、もしかしたらうん……」
リグル「妹紅……それは、流石に……」
反町「(穣子はいない、か……。 さて、俺は今日はどうしよう?
    このままこの部屋にいるか……それともまた外に出てみるか?)」

884 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 20:56:36 ID:???
A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

885 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 20:58:26 ID:vfs0dUxM
E.とても上がり易いの能力がちょっと多いね

886 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:00:32 ID:HnEbD21E


887 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:03:21 ID:T1/+lTvI
A

888 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:03:41 ID:Bl0mmACk


889 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:05:11 ID:8/QUrjmA


890 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:18:22 ID:???
個人練習か
パチュリーからの課題が試合で達成しなければいけないものだったらいいんだが…
練習での達成だと早いほうがいいんだよな

891 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:19:14 ID:???
ああそうか、しまったかな?

892 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 21:23:40 ID:???
>E.個人練習をする
================================================================
反町「(……今日の練習ではいまいち結果を出せなかった気がするしな。
    ここは追加練習でもしてこよう)」

そう判断した反町はボールを片手に部屋を出ようとする。
しかし、そうすると部屋には妹紅とリグルの2人を残す事になってしまい。
この2人を2人きりにして大丈夫だろうかと一瞬不安に思うのだが……。

リグル「かくかくしかじか、まるまるうまうま……という訳で私こそがこのチームの真のエースなんだよ!!」
妹紅「な、なんだってー!?」
反町「(……なんだか仲良くやってるみたいだし、大丈夫かな)」

部屋を出る時に見たリグルは妹紅に熱くエース論を語り、妹紅はその熱気に押されつつも熱心に話しを聴いている。
これなら2人きりにしても喧嘩などは無いだろうなと安心しつつ、反町は練習に向かうのだった。

反町「(さて、とはいえ何を練習するかな。 うーん……)」

893 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 21:24:51 ID:???
とても上がり難い:シュート(59)
上がり難い:ドリブル(53)、せりあい(51)
普通:パス(49)
やや上がり易い:タックル(49)
上がり易い:パスカット(45)、ブロック(42)

A.ドリブル練習
B.パス練習
C.シュート練習
D.タックル練習
E.パスカット練習
F.ブロック練習
G.せりあい練習

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

894 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:25:44 ID:vfs0dUxM


895 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:26:50 ID:xmaNmr3k
E
ブロックはいらないや

896 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:46:14 ID:B0cec9zI
E

897 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 21:54:51 ID:???
>E.パスカット練習
=====================================================
反町「(そうだな……よし、パスカットの練習をしよう)」

そう考えた反町は、紅白戦で見た霊夢と魔理沙の華麗なワンツー。
そして、そのワンツーを見事にカットした穣子の姿を脳裏に浮かべつつ。
イメージを膨らませながら、身体を動かし始めた。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★反町のパスカット練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

パスカット→4以下で+1、5以上で+2、10以上で+3。

898 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:56:56 ID:???
★反町のパスカット練習→( 5 + 4 )=★

899 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:57:51 ID:???
まずまずの成果か

900 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 21:59:32 ID:???
くっ、あと1引けなかった

901 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:02:15 ID:???
ちょっと惜しかったねw

902 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 22:23:25 ID:???
>★反町のパスカット練習→( 5 + 4 )=パスカット+2★
==============================================================
反町「(ううん、やっぱり夜に1人で……ってのはあまり練習の成果が出にくいな。
    けど、これで俺のパスカットの腕も少しは上がったぞ!)」

FWならばあまり使う機会の無い能力であるが、しかし、だからといって弱点を放置する事は出来ない。
そう判断した反町は夜間練習の効果は薄いといえど、懸命にパスカットの動きを練習し……。
劇的とは言えないが、まずまずの成果を出すことに成功する。
これならばいざという時にJOKERが出ても、無駄に終わる事は無いかもしれない……。
反町はそれなりに満足した後、汗を拭きながら自室へと戻っていったのだった。

こうして反町がパスカットの実力を地味に伸ばしていた頃。
一方で反町達のいる部屋――104号室を出払っていた穣子は、106号室を訪れ、静葉を尋ねていた。

静葉「それで……一体何かしら穣子?」

静葉を呼び出し、玄関ロビーへと移動をした静葉と穣子。
ミルクティーを飲みながら瞳を閉じ、そう呟く静葉に対して穣子は若干迷った素振りを見せつつも……。
やがて意を決したかのように、その口を開いたのだった。

穣子「単刀直入に言うわ、姉さん。 レティと一緒に今から練習しましょう」
静葉「……レティ=ホワイトロックと?」
穣子「ええ。 私達の部屋で雑談をしていた時に、オータムスカイハリケーンの話になったんだけど……。
   私達、お互いがいるときじゃないと使えないっていうのは、やっぱり使い勝手が悪い。
   だから、土台になってくれるほかの選手がいればもっと使いやすくなるんじゃないかって結論になったの。
   それで、その土台になってくれる選手っていうのが……」
静葉「体格も良くて、チルノをいつも射出しているレティ……という訳ね」
穣子「そういう事! オータムスカイハリケーンが使いやすくなったら、これは大きな武器になるわ!」
静葉「確かに……そうね……」

903 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 22:24:44 ID:???
興奮したように説明をする穣子に対し、静葉は悩む素振りを見せながら片目を開くと……。
握りこぶしを作って力説する穣子を一瞥した後、視線を背ける。

確かに穣子の言うように、オータムスカイハリケーンを使う機会が増えるのは喜ばしい事である。
しかし、だからといって静葉は穣子の言葉を完全に肯定する訳にはいかなかった。
……秋の神である静葉は、冬の妖怪であるレティに対しあまりいい感情を持っていなかったからである。

穣子「(実際、私も最初は苦手意識あったしねぇ……。
    あいつがグルメだって知って、意気投合したから今じゃそんなことも無いんだけど)」

元々、穣子としてもレティに対しては好意的な感情を持っていなかった。
無論、大嫌いという訳ではなかったが……どうしても秋と冬という関係上、苦手意識があったのである。
それも穣子の場合は些細な事で解決したのだが……。
静葉は未だに苦手意識が根付いており、穣子の提案に対し簡単には首を縦には振れない。
こうして、しばらく静葉が迷い、穣子がそれを見守るという状況が続いたのだが……。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★静葉さんどうするの?→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→静葉「というか、むしろ既に私とレティの間でその技はモノにしているわ」 穣子「なにィ!?」 穣子さんなんでハブられるん?
ダイヤ・ハート→静葉「……わかったわ。 背に腹は変えられないしね」 渋々了承した
スペード・クラブ→静葉「私は遠慮しておくわ……怪我をしても困るしね」 お断りです!

904 :キャプテン井沢α ◆398rcZCf3w :2010/12/21(火) 22:29:07 ID:???
★静葉さんどうするの?→ クラブJ

905 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:31:11 ID:???
静葉ェ…

906 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:34:21 ID:???
ってことは、秋姉妹は(敵味方関係なく)レティが一緒だと怪我しやすくなるの?

907 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 22:36:49 ID:???
>>906
いえいえ、ただオーバーワークをして怪我をしたら大変だからお断りだ!と言っておるだけです。
レティと一緒にいるからとかそういうので怪我しやすくなってませんよ。

908 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:37:37 ID:???
もう駄目だ、おしまいだぁ…

909 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:40:29 ID:???
>>907
ああびっくりした
てっきり試合中に相克関係が出来てしまうかと思ってしまいました
ありがとうございますー

910 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 22:53:54 ID:???
>★静葉さんどうするの?→ クラブJ =静葉「私は遠慮しておくわ……怪我をしても困るしね」 お断りです!★
==============================================================================================
穣子「……そ、わかったわ」
静葉「………………」

静葉が返答した瞬間、穣子は小さく、残念そうに呟き。
その呟きを聞いて、静葉は申し訳なさそうな顔を浮かべつつ穣子に一礼をすると立ち上がり。
空となった紙コップをゴミ箱へと捨てると、そのまま無言で自室へと帰っていった。

穣子「(……まぁ、姉さんは頭カッチカチだからなぁ。
    冬の妖怪と同じチームになるくらいならまだしも、コンビ技を会得なんてのは考えられない……か。
    その気持ちはわからんでもないし、否定もしないけど……。 しゃあない、私1人で行ってくるか)」

静葉と同じ秋の神様としては、静葉の思いも十分わかる穣子。
そんな穣子は静葉を責める気にも当然なれず、大きくため息を吐くとその足でレティの部屋へと赴いた。
チルノたちが何事かと眺める中、レティに用件を伝えるとレティは二つ返事で了承。
元々、レギュラーの座が確定されていなかったレティとしても穣子の土台になれるというのは大きな武器になる事もあり。
穣子の提案はレティにとっても大きなメリットを齎すものだったのである。

穣子「ま、問題は私とレティで本当にオータムスカイハリケーンが出来るかって話なんだけどね……。
   レティ、どう? 出来そう?」
レティ「実際やってみないとわからないけれど……出来ない事は無い筈よ。
    問題は私にかかる負担がどの程度かって事ね。
    私がいつも射出しているチルノと違って穣子は大きいのだし、相性というものもあるわ」
穣子「……とにかくやってみましょ。 それじゃレティ、土台頼むわね!」
レティ「(……しかし、最近なんとなく皆が私を土台役としてしか見ていない気がするのよね。
     一応単体でもにとりに負けない実力はあるつもりなのだけど……ふぅ)」

911 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 22:55:19 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★穣子「I Can Fly!!」→! card★
★レティ「You Can Fly!!」→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。
JOKERの場合は、自動的に相手のマークと一致になります。
二つのカードの合計値が、

35→静葉「どうしてこうなった」。穣子、レティを土台に出来るように! 更にレティ側消費ガッツ100! 更に新技×3取得!?
31〜33→秋冬コンビ、超化。穣子、レティを土台に出来るように! 更にレティ側消費ガッツ100! 更に新技×2取得!?
26〜30→秋冬コンビ、進化。穣子、レティを土台に出来るように! 更にレティ側消費ガッツ100! 更に新技取得!?
22〜25→秋冬コンビ、変身。穣子、レティを土台に出来るように! 更にレティ側消費ガッツ100!
18〜21→秋冬コンビ、覚醒。穣子、レティを土台に出来るように! 更にレティ側消費ガッツ150!
11〜17→秋冬コンビ、目的達成。穣子、レティを土台に出来るように!
2〜10→まるで効果無し。 穣子、着地に失敗して犬神家の一族よろしく足だけ出して地面に埋まる

912 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:55:41 ID:???

★穣子「I Can Fly!!」→ ダイヤQ


913 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:56:47 ID:???
★レティ「You Can Fly!!」→ クラブ4

914 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:56:54 ID:???
★レティ「You Can Fly!!」→ ダイヤ9

915 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:58:02 ID:???
まぁ出来る様になっただけましか…

916 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:58:28 ID:???
もうちょっとだけいい成果が欲しかったな…

917 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 22:58:55 ID:???
あやや

918 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:34:28 ID:???
>★穣子「I Can Fly!!」→ ダイヤQ ★
>★レティ「You Can Fly!!」→ クラブ4 ★
>秋冬コンビ、目的達成。穣子、レティを土台に出来るように!
=================================================================
バゴッ! バシュウウッ!!

穣子「(タイミングはバッチリ! 流石に何度もチルノを飛ばしてる訳じゃないわね!)」
レティ「(くっ……足への負荷がチルノ以上だわ……!)」

秋の神様と冬の妖怪で、本当にコンビプレイが出来るのか?その疑問は尤もなものであるが……。
しかし、ファーストコンタクトの時点でグルメ仲間として意気投合をしていた穣子とレティの間にはそれなりの信頼関係があり。
練習を開始してからすぐにレティは穣子を空へと射出する事に成功する。
こうして穣子はレティを土台としてパスカットやタックル、ブロックやクリアーに向かえる事となるのだが……。
チルノに比べれば大きく、重たい穣子を射出する事はレティにとっては相当な負担になるらしく。
練習を終えたレティと穣子の両者は、疲労困憊といった様子でベンチに腰掛けながら話し合う。

穣子「足大丈夫、レティ?」
レティ「……やっぱり、チルノに比べれば私の足にかかる負担が大きすぎるわ。
    チルノと同じように、何度も飛ばす……という事は、出来ないみたいね」
穣子「そっか……。 ……とすると、やっぱ使いタイミングが難しくなるわね」

919 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:35:34 ID:???
消耗が激しいブロックに、チルノの発射台としても動かなければならないレティ。
それに加えて穣子の発射台になるとなれば、当然ながらレティにかかる負担は尋常でないものになり。
穣子は表情を暗くしながら、ため息を吐く。

レティ「……ただ、試合の流れであなたのパスカットがどうしても必要な場面も出てくるでしょう。
    そういう時に、この技は必要になる筈だわ」
穣子「……そうね。 ま、今日はレティともオータムスカイハリケーンが出来るってわかっただけでよしとしましょうか!」

強くなろうとすればするほど、新たな問題が見えてくる。
悩める神様はレティに励まされて無理やり笑みを浮かべると、前向きになるとう努めながら部屋に帰り着くのだった。

                           全幻想郷Jrユース 合宿17日目 終了

※レティが穣子のオータムスカイハリケーン系技の発射台になれるようになりました。消費ガッツは200です。

920 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:36:36 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿18日目

グワッシィィィィ! バッコォン!!

穣子「アーイ キャーン フラァァァァイッ!!」
リグル「ひ、ひえぇ……」

明くる日、午前中の練習では早速昨夜会得したレティとの合体技を穣子が披露していた。
レティの負担も大きいという問題はあるが、それでも姉妹間だけでなければ空中技が使えない訳ではなくなったというのは大きく。
空をバンバン飛び、ボールをカットする穣子を見て一同は目を丸くする。

輝夜「おー、これで穣子もちっとは使いやすくなったかな?
   同じDFのレティとなら、接触機会も多いでしょうし……」
パチュリー「元々、秋姉妹は単体でも起用できるタイプの選手だから……。
       あくまでオータムスカイハリケーンはおまけ程度の認識だったのよね。
      ただ、これで一気にオータムスカイハリケーンを公算を入れて戦術を立てやすくなった。
      勿論、レティの消耗が激しいという問題点はあるけれどね……」
輝夜「レティは単体でも強いしチルノの土台にもならなきゃいけないから、あんまり疲弊させたくないものね」
パチュリー「(……技だけなら豊富よね、豊穣の神も。 
       オータムスカイハリケーンを入れれば、霊夢や魔理沙にも負けないくらいなのだけど……はぁ)」

妹紅「やったね、穣子! オータムスカイハリケーン、レティとでも使えるようになったんだ!」
穣子「まぁね。 ふふん、これからはバンバン飛んでくから期待してらっしゃい」
リグル「いいなー、私も飛んでみたい。 あれって楽しそうだよね〜」
穣子「普通に空飛ぶのとは違った面白さがあるわよ」
反町「(そういや、立花兄弟もスカイラブやデルタツインをやる時は本当に楽しそうなんだよな……。
    ……あいつら、今頃何やってるんだろ。 日向や天子さん相手にレギュラー取れるのかな?)」

昼食時も話題は穣子とレティのオータムスカイハリケーンで持ちきりであり。
リグルと妹紅、穣子がわいわいやっている中、反町はふと全日本の空中サッカーの申し子達を思い出すのだった。
……その兄弟が、自分達のチームメイトであった橙と仲良くなっていようなど、当然ながら想像もしていなかった。

921 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:38:12 ID:???
こうして昼食を取り終えた反町は、いつものようにボールを持ってフィールドへと出ると。
午後の個人練習の時間をどうやって使おうかと考え始める。

反町「(えっと、練習試合は確か22日に行われるんだっけ。
    となると……今日が18日だから……。 19、20、21……。
    うぅん、今日を含めて……練習試合まではあと4回練習が出来るんだな。
    さて、それを踏まえたうえで今日はどうしようか?)」

上がり難い:シュート(58)
普通:ドリブル(52)、せりあい(50)
上がり易い:パス(48)、タックル(48)、パスカット(46)
とても上がり易い:ブロック(41)

A.個人練習
B.他者の練習を補助
C.他者に練習を補助してもらう
D.他者と一緒に練習する

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※反町の全能力が−1されました。

922 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:38:30 ID:vfs0dUxM


923 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:41:14 ID:O7PmvDzo


924 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:41:15 ID:DQE+rqKk
A

925 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:43:37 ID:xmaNmr3k
B

926 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:43:57 ID:irFz9bWs
D

927 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:44:23 ID:8/QUrjmA


928 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:45:08 ID:???
Dは効率悪くなかったか?

929 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:47:03 ID:???
ヒューイは後1ポイントだけあればレギュラーかたそうで
ついでに反町は先日パス練習不調だったからこれでもいいかなー?
ってことで選んだんだけど…

930 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:49:22 ID:???
>D.他者と一緒に練習する
==================================================
反町「(そうだな、今日は他の誰かと練習をしよう。
    でも、誰と練習をしようかな……)」

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

※練習を手伝う選手の名前を明記して下さい。
 なお、コーチである「パチュリー」は選択できません。

※現在の経験値。
 リグル:「20/40」
 ヒューイ:「19/40」
 美鈴:「13/40」

931 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:49:35 ID:vfs0dUxM
ヒューイ

932 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:50:36 ID:d6/tPA+I
ヒューイ

933 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:50:44 ID:irFz9bWs
ヒューイ

934 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:51:02 ID:HnEbD21E
ヒューイ

935 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:51:47 ID:???
ヒューイ鍛えるのは正解だな
このままじゃもったいないし

936 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:54:56 ID:???
ただここでのDは正解ではない気が

937 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:56:07 ID:???
残りの昼練習回数が16。
効率を考えるなら攻守各6回づつが最適だけど、ヘタレ引きを考慮するとそれ以上。
スキル開発に使える回数ってもう殆ど無いんだよね。

938 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:57:45 ID:???
スキル開発って夜に回せないのかな?前みたいに
同部屋に仲いいのばかりだし、相談すれば見てもらえるかも

939 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:59:12 ID:???
パチュの課題の内容によっては夜の練習もあまりできそうにないか
課題は絶対貰わなきゃ損なだけに無視するわけにもいかんし

940 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/21(火) 23:59:49 ID:???
>ヒューイ
========================================================
反町「(そういえばヒューイももう少しで一皮剥けそうだったな……)
   ヒューイ、一緒に練習しないか?」
ヒューイ「ん? いいよ〜」

練習試合前、出来る事ならば今の内にヒューイの実力も上げておきたいと反町は判断。
ボールを持ち、とてとてと歩きながら練習に向かおうとするヒューイを引きとめ練習に誘うと。
ヒューイは快く承諾し、2人はそのまま一緒にフィールドへと出る。

ヒューイ「よーし、それじゃあいくよ〜」
反町「(弟子の前で下手なサッカーは出来ない! いつも以上に気合を入れていくぞ!)」

941 :森崎名無しさん:2010/12/21(火) 23:59:50 ID:???
夜はまずシュートフラグの回収が最優先だし…やるにしてもそれが完全に終わってからでしょ

942 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 00:01:06 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、

★反町のドリブル練習→(! dice+! dice)=★
★反町のパス練習→(! dice+! dice)=★
★反町のシュート練習→(! dice+! dice)=★
★反町のせりあい練習→(! dice+! dice)=★
★反町のタックル練習→(! dice+! dice)=★
★反町のパスカット練習→(! dice+! dice)=★
★反町のブロック練習→(! dice+! dice)=★

★ヒューイの総合練習→(! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

ブロック→6以下で+1、7以上で+2
パス・タックル・パスカット→5以上で+1、10以上で+2、それ以外で効果なし
ドリブル・せりあい→10以上で+1、それ以外で効果なし
シュート→12で+1、それ以外で効果なし

※ヒューイの経験値は「19/40」です。

943 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:01:28 ID:???
★反町のドリブル練習→( 6 + 5 )=★

944 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:02:18 ID:???
★反町のパス練習→( 6 + 4 )=★

945 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:03:14 ID:???
★反町のシュート練習→( 1 +! dice)=★

946 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:03:22 ID:???
★反町のシュート練習→( 1 + 1 )=★
すげえ

947 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:04:21 ID:???
★反町のせりあい練習→( 1 + 2 )=★

948 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:04:24 ID:???
★反町のタックル練習→( 5 + 3 )=★

949 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:04:34 ID:???
★反町のせりあい練習→( 2 + 2 )=★

950 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:04:55 ID:???
★反町のパスカット練習→( 6 + 5 )=★

951 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:05:16 ID:???
★反町のブロック練習→( 4 + 2 )=★


952 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:05:32 ID:???
★ヒューイの総合練習→( 6 )=★


953 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:05:47 ID:???
★ヒューイの総合練習→( 2 )=★

954 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:05:51 ID:???
いい感じだ

955 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:05:56 ID:???
ラッキー!失敗したのあがる見込みないのばかりじゃん!

956 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:06:48 ID:???
引き良すぎワロタ

957 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:06:55 ID:???
>>946
キミもスゲェぜ!
方向性が真逆だけどw

958 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:07:05 ID:???
今度はパスで10ひけたぜwさっき1足りなくてくやしかったw

959 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:07:17 ID:???
GJ!

960 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:30:26 ID:???
ブロックが後1欲しかったんだぜ・・・

961 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 00:39:33 ID:???
>★反町のドリブル練習→( 6 + 5 )=ドリブル+1★
>★反町のパス練習→( 6 + 4 )=パス+2★
>★反町のシュート練習→( 1 + 1 )=効果なし…★
>★反町のせりあい練習→( 1 + 2 )=効果なし…★
>★反町のタックル練習→( 5 + 3 )=タックル+1★
>★反町のパスカット練習→( 6 + 5 )=パスカット+2★
>★反町のブロック練習→( 4 + 2 )=ブロック+1★
>★ヒューイの総合練習→( 6 )=ヒューイの経験値が「25/40」に! 全能力+1!★
====================================================================================
反町「(!? なんだか今日はやけに調子がいいぞ!?)」

ヒューイの前で下手なプレイは出来ないという緊張感がいい方向に作用をしたのか。
反町の全体的な練習は、予想以上の効果を生んだ。
その中でも特に伸びたのは反町が苦手としていたパスとパスカット。
弟子であるヒューイのプレイを手本に、そして相手にした事で2つの能力は比較的多く上昇し。
一方で、その反町に影響されたのかヒューイもまた大きく能力を向上させる。

ヒューイ「それェっ!」

ぶぎゅっ……ぎゅるるるるるぅううううっ!!

タックルは、既に基礎的な能力だけならば咲夜をも超える程のものであり。
更には反町のシュートを真似て精度を高めたカーブ回転をかけたシュートは、FW顔負けのものとなる。
そして、何よりも反町が注目をしたのはそのパス能力であった。

反町「(し、静葉さん以上のパス能力……。 っていうか、キープ力も技は無いが世界に通用するレベルだ!
    こいつ……ボランチだけじゃなくてオフェンシブミッドフィルダーやサイドハーフとしてもやっていけるんじゃないか!?)」
ヒューイ「(これでレギュラーは貰いだぁ〜)」

ブロックや競り合い能力はまるでお話にならないが、それ以外の能力は全て一線級となったヒューイ。
競争が激しいFWであるリグルはともかく、今のヒューイならばレギュラーを取るのはほぼ間違いないだろうと反町は考え……。
にこにこ笑うヒューイを見ながら、戦慄をするのだった。

962 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 00:40:53 ID:???
こうして練習で上々の成果を上げた反町とヒューイは、その後練習を終えると施設の中で別れ。
それぞれ別々に夕食を取った後、風呂に入ってお互いの部屋へと帰りつく。

反町「(……あの実力からして、ヒューイは殆どレギュラーが確定だろうな。
    でも、そうすると咲夜さんはどうなるんだろう? やっぱりDFにコンバートするのかな?)」
穣子「……にしてもフランスってトコにやってきて結構経つけど、そろそろ料理にも飽きてきたわね」
リグル「うーん、私は食べられればなんでもいいけどなぁ」
妹紅「いや、でも確かに穣子の言うように日本食が恋しくなってきた。 だって朝昼晩と全部パンばっかりだもんね。
   今日なんか松岡コーチが『お米食わせろ!!』って泣きながら怒鳴ってたよ」
穣子「私は芋の煮っ転がし食いたいわ。 はー、やっぱ物珍しいのは最初だけなのよねぇ」
リグル「私はなんでも美味しいよ」
穣子「不味くは無いのよ、不味くは……ただ、ねぇ……」
反町「(確かに、穣子の作るご飯がちょっと恋しくなってきた……。
    さて、それはそれとして今日はどうしようかな?)」

A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

963 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:42:20 ID:lAR8dUL+
D

964 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:42:27 ID:Cj2iqGwY


965 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:42:47 ID:T6VIcrlM


966 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 00:53:35 ID:???
>D.他の部屋に遊びに行く
===================================================================
反町「(そうだな……今日は他の部屋に遊びに行くとするか)」

そう判断した反町は、何を食べても美味しいと言うリグル。
そして、日本食が恋しくなってきたと語り合う妹紅と穣子を残して退室し。
廊下に出てから、さてどこに行こうかなと腕を組み考える。

反町「(さて、どうしよう。 ここは……)」

A.101号室 輝夜
B.102号室 松岡
C.103号室 パチュリー
D.105号室 レティ、チルノ、大妖精、メディスン
E.106号室 早苗、お空、静葉、キスメ
F.107号室 パルスィ、ヤマメ、うどんげ、てゐ
G.108号室 霊夢、咲夜、美鈴、妖夢
H.109号室 魔理沙、にとり、妖精1、ヒューイ

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

967 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:53:44 ID:Cj2iqGwY


968 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:54:16 ID:+IDlnIYo
C

969 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 00:54:26 ID:yOk41lq6


970 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 01:11:16 ID:???
>C.103号室 パチュリー
======================================================================
反町「(そうだな……パチュリーさんの所に行こう)」

小悪魔がいなくなったが、果たして今現在彼女はどうしているのか……。
少しだけそんな興味もあり、反町はパチュリーのいる103号室を訪れる。
部屋をノックし、中から小さくか細い声で返事が返ってくるとドアをゆっくりと開き中へと入る。
部屋の中には以前の施設同様、どこから持ち込んだのかわからない程大きな本棚が設置されており。
パチュリーはその本棚を背にしながら椅子に座り、机の上の書類と格闘をしている様子だった。

パチュリー「コホッ……コホッ。 ふぅ、今夜は冷えるわね……喉に悪いわ」
反町「温かい飲み物でも買ってきましょうか?」
パチュリー「いいわよ……それで、何かしら? コホッ、コホ……」
反町「(こうして見ると本当に細い……サッカーの最中、骨とか折れたりしないよな?
    さて、それはそうと何の話をしようかな……)」

A.パチュリーについて(更に分岐します)
B.自分について(更に分岐します)
C.サッカーについて相談をしてみる(更に分岐します)
D.今度の練習試合について
E.パチュリーの広げていた書類について
F.紅白戦でノルマを達成したと報告する
G.その他 自由投票枠

先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

971 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 01:11:48 ID:Cj2iqGwY


972 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 01:11:55 ID:yEMtwmy6
F

973 :森崎名無しさん:2010/12/22(水) 01:12:57 ID:yOk41lq6


974 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:12:52 ID:???
>F.紅白戦でノルマを達成したと報告する
============================================================
パチュリー「……ああ、そういえばそんな話もしてたっけ」
反町「ちょっ……わ、忘れてたんですか!?」
パチュリー「冗談よ。 ちょっと危なっかしかったけど、確かに3回キーパーまでボールを届かせていたわね」

無表情でさらりと冗談を吐くパチュリー。
それに対して、笑えないですと反町は返答しつつ大きくため息を吐く。
紅白戦以前、パチュリーから課せられた『キーパーに3度ボールを届かせろ』という課題。
反町はその課題を、なんとかかんとかギリギリ達成する事に成功し。
その成果を報告し、次にすべき課題をパチュリーから貰う為にこうして部屋へとやってきたのである。
一体次は何をすればいいのか、と問いかける反町に対してパチュリーはあくまでも涼しい顔を作りつつ。
コホコホと咳き込んだ後、その口を小さく開く。

パチュリー「……さて、その前に。 3回キーパーまで届かせたけれど、ちゃんとキーパーの動きは見たわね?」
反町「はい。 ……大妖精の動きを、しっかりと見ました。
   そこからわかりましたけど……大妖精は、ゴール下方のコースが苦手みたいですね」
パチュリー「ふむ。 …………なるほど、やはりあなたにはストライカーとしての才能があるようね」

紅白戦で3度大妖精にシュートを打ちながら、その内で1本しかゴールを決められなかった反町。
しかし、だからこそ大妖精の得意とするコース、苦手とするコースの判別がよりわかりやすくなり……。
反町がそのコースについて説明すると、パチュリーは薄く笑いながら嬉しそうに頷く。

パチュリー「それじゃあ、前回の紅白戦である程度はわかったかしら?
      そのコースを見つける、シュートを打ちながら弱点を探る。
      それこそが、貴方が身につけるべき能力。 "ストライカーの勘"だという事は」
反町「はい……大体は。 でも、まだ身に付けられた気はしないですけど……」

975 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:13:52 ID:???
パチュリー「それは当然でしょう。 だってあなたがGKの苦手なコースを看破したのは、大妖精。
      ずっと同じチームでやってきていた大妖精がセービングをする機会は何度だって見てきたでしょうし。
      それを考えれば、ある程度大妖精の苦手とするコースについて潜在的に知っていたとしても不思議ではない。
      けれど世界で戦う時は違うわ。 初めて対戦する選手がゴロゴロと出てくるのがザラなのだから」
反町「(確かに……だからこそ、試合中に弱点を探る必要があるんだもんな)」

パチュリーの言葉を聞き、気を引き締めながら頷く反町。
シュートを打ち、相手の弱点を探り、研ぎ澄まされたシュートコントロールでゴールを射抜く。
天性の……ゴールに対する勘と、観察力が無ければ出来ないその技はやはり難しく。
しかし、だからこそ会得する価値がある。

反町「それで……次に俺はどうすればいいんですか?」
パチュリー「……反町、後ろにダンボール箱があるのがわかる?」
反町「え? あっ、なんですかこれ?」
パチュリー「開けてみなさい」
反町「は、はあ……。 え? こ、これは……」

パチュリーに促されるまま、ドアのすぐ横に無造作に置かれていたダンボールを開ける反町。
するとそこに入っていたのは……ダンボール一杯に詰め込まれた、ありとあらゆるビデオテープ。
ラベルにはそれぞれ番号のようなものが振ってあり、一体これは何かと反町が首をかしげる中。
パチュリーは混乱する反町の背に声をかける。

976 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:14:52 ID:???
パチュリー「それはプロ・アマを問わず外の世界中を集めたサッカーの試合VTRよ」
反町「サッカーの?」
パチュリー「そう。 しかも、ゴールシーンかセービングシーンのみに編集したね」
反町「……も、もしかして、パチュリーさん」
パチュリー「次の課題は、そのビデオを見る事。
      ありとあらゆる、下手糞なキーパーからプロの一流のキーパーまでの……。
      全ての選手の苦手とするコース、得意とするコースを見つけ出す。
      それがあなたの、次に為すべきことよ」
反町「(こ……これ、全部!?)」

パチュリーの言葉を聞いた反町は、目を丸くしながらダンボール箱の中へと目を落とす。

パチュリーの言う通り、ビデオを見て研究するというのは確かに現実的な方策のようにも思え。
学園でも秀才で通っていた反町としては、体を動かすだけではなく研究をする事も大切だという事を理解していた。
しかし、ダンボール箱の中に入っているビデオテープの量は尋常ではなく……。
少なくとも、一日程度では全てを見る事すら出来ない量。
ましてや、集中してキーパーの苦手なコース、得意なコースを探す事などもってのほかに思えた。

反町「そ、それに部屋にはビデオなんてついてませんよ!? どうすれば……」
パチュリー「特別にビデオのある部屋を用意させるわ。 使う時に申請してくれればいい。
      そもそもあなたの部屋だとうるさいのが沸きそうだしね。
      【夜の時間】にビデオを見る為に外に出ればいいわ」
反町「これ……全部見るのにどれだけ時間かかるんです?」

977 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:16:05 ID:???
パチュリー「……【早ければ3日】もあれば出来るでしょう。
      ただ、それはよほどあなたの理解度が高くなければ無理だし……現実的じゃないわね。
      まあ、概ね、普通に見ていれば【4日〜5日】もあれば理解できると思うわ。
      少なくとも【1週間】もあれば十分でしょう。 ……それで理解出来なければ、才能が無いという事ね」
反町「さ、最低でも3日はかかるんですね……」
パチュリー「それも、よっぽど上手くいった場合だけね」

途方も無い量のビデオテープが入った箱を眺め、大きくため息を吐きながら頭を掻き毟る反町。
パチュリーの言っていた、スキルを身につける為には努力と共に経験も必要であり。
更には、"時間"もかかると言っていた事が、ようやく理解できた。
パチュリー「やるの? やらないの?」
反町「やりますよ! ……とにかく、【夜の時間】にビデオは見ればいいんですね?」
パチュリー「昼は練習があるからね。 ああ、そうそう。 別に【毎晩】じゃなくてもいいわよ。
      あなたも夜、他に練習をしたりしたい事もあるでしょうし……。
      他の選手達と交流する事も重要だからね。 少なくとも、【大会が始まる前】にノルマを終わらせてくれればいいわ」
反町「……あれ? それじゃあ、結構時間的には余裕があるんですか?
   大会が始まるまで、まだ2週間以上ありますし……」
パチュリー「ただ、【早ければ早い程得】なのは変わりないから、その点は注意しておきなさい。
      周囲との人間関係も良好をキープする、ビデオも見る。
      両方をやらなくてはならないのがストライカーの辛いところね」
反町「(覚悟はいい……俺には出来てる!)」

文句を言いながらも、反町は結局パチュリーに課せられた新たな課題に挑む事となった。

978 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:17:39 ID:???
反町「ここまで苦労して全然使えないスキルとかじゃないですよね……」
パチュリー「安心しなさい、これがモノになればあなたは最強のストライカーになるわ。
      ……まあ、ヘタレたりミスキックした時は知らないけれど」
反町「…………永琳さんみたいに、ヘタレそうになっても凄いプレイになるスキルとか俺には会得……」
パチュリー「無理。 あなたには無理。 逆立ちしようが何しようが無理。 絶対無理。 無理無理無理無理かたつ無理」
反町「…………はぁ」

スキルを開発する為には、地道な努力が必要である。しかし……。

反町「(地道っていうか、地味だよなぁ……これ。 まあ、やるしかないか……)」

ただビデオを見るだけという、絵的にまるでつまらない方法でスキル取得に近づいていいのだろうか。
反町はそんな思いを抱きながら、パチュリーの部屋を出て行ったのだった。

                           全幻想郷Jrユース 合宿18日目 終了

※第2のミッション、「ビデオであらゆるキーパーを研究せよ!」がスタートしました。
 夜の行動選択に「ビデオで勉強する」が追加されるようになります。
※第2のミッションの期限は「大会開始まで」です。
 大会が開始されてもミッションが達成されていない場合、自動的にミッション失敗になります。

979 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/12/22(水) 02:18:59 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿19日目

反町「(あれっ? 皆、まだ朝食取ってるのかな?)」

反町が新たな課題を受け取ったその翌日の朝――朝食を取り終えた反町が午前の全体練習に備え外に出ると。
まだフィールドには反町以外の選手などおらず、反町は肩透かしを食らってしまう。
仕方なく、準備運動をしてから暇潰しにリフティングをしながら時計を見やれば……。
なんと時刻はまだ練習開始時間よりも20分ほど早く、反町は自分が早く来すぎたのかと頭をかく。

反町「しまったなぁ……まだ時間があったのか。 もうちょっとゆっくりすればよかったかな?」

かといって、今から戻る気にもなれず。
反町はしばらくフィールドでボールを蹴っていたのだが……。

金髪の美女「…………」
反町「あ、あれっ?」

そんなとき、不意に施設の外――施設の周囲に張られたフェンスの向こう側を見てみれば。
なんとそこには、フィールドで動く反町をじっと見つめる金髪の、可憐な美女がいる。
どことなく薄幸そうな表情は憂いに染まっており、何故か潤んだ瞳で反町を見つめ……。
反町は少しだけドギマギしつつ、目を泳がせながら一体何者なのかと思いつつも練習を再開した。

反町「(現地のサッカーファン……? いや……それにしてはやけに熱心にこっちを見てたぞ?
    え? な、なんだ? 誰なんだ?)」
金髪の美女「…………」

可憐な美女の視線を受けながら、緊張しつつ早く誰か来てくれと内心思う反町。
この日の練習が、いつものようにスムーズに始まる事を……反町一樹はまだ知らなかった。

                                        TO BE CONTINUED

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0ch BBS 2007-01-24