キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜

1 :銀シュナ ◆DWysPbgK.. :2011/01/07(金) 18:35:24 ID:BPiFqxVw
 人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。

そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。

今はまだ有象無象の士官学生の1人でしかない彼が、後の世にいかなる影響を与えるのか…

それを知る者は未だいない。

                  銀河の歴史がまた1ページ…

前スレ
銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1291283308/

992 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/01/29(土) 20:46:44 ID:jUeIzgiA
モリサキ「…ありがてえ。誰だか知らないが…ん?いや、どこかで……あ、そういえば去年、
戦史研究科の廃止反対運動をして懲罰を受けた…ということはこの蔵書は戦史科のものか。
確か名前は…ええと。」

???「あ、そうか。横から口出しすまなかったね。私の名前はヤン・ウェンリー。君たちから見て
2歳年上の4年生ということになるかな」

そういいながら握手を求めるヤン。どこか頼りなさそうだったはずの彼が、あっさりと大岡裁きをみせ
腐るアッテンボローを承服させた。その力は、ただそれだけで彼の実力を思い知るモリサキだった。

〜〜〜

アッテンボロー「なるほど。ということはモリサキの相手はオオゾラとワカバヤシなんだな。」

モリサキ「ああ。正直そこの先輩の言葉、俺にも当てはまる。敵は少ない方がいい、そして
味方は多い方がいい。だったら今回の事、こうして頭も下げる。だからこれ以上こじれるのは
お互いにやめないか?」

ヤン・ウェンリーの仲介もあり、トップ会談はうまくいっていた。

993 :銀河シュナイダー伝説:2011/01/29(土) 20:47:49 ID:jUeIzgiA
アッテンボロー「そうか。降りかかる火の粉を3倍返しで大火事にして返すのが俺の主義だがヤン先輩の
言葉もあるし、今回はそれでいいさ。積極的に手助けするほどお人よしじゃないが、まあがんばれよ」

アッテンボローはそう締め括ると、それじゃ用があるからと、巨大な蔵書室から立ち去っていく。

モリサキ(よし!これで後顧の憂いはなくなった!これでツバサもワカバヤシも…)

またもやよこしまな笑みを浮かべるモリサキに…

ヤン「全く、君は。その2人をどうしても倒したいのかい?」

そう投げかけるのは先ほど仲を取り持ってくれた2年先輩の男。

モリサキ「あたりまえ…です。俺はあの2人を倒すためにこの士官学校に入ったんですから」

使い慣れない敬語で話すモリサキ。

ヤン「まあ、タダで勉強が出来るっという理由だけで入った私のいえる立場ではないが、
どうしても倒したいなら、その2人を合流させないことだよ。戦術の基本は各個撃破。
君があまりに強くなりすぎてその2人が共闘せざるを得ないほど追い詰めてしまえば…
窮鼠が猫を噛んだという歴史上の事例に暇(いとま)はないことをよく覚えておくといい。」

994 :外伝〜銀河森崎伝説〜:2011/01/29(土) 20:49:22 ID:jUeIzgiA
モリサキ(俺は今まで力を望み続けてきた。それが、軋轢を生み、軋轢が誤解を生み、誤解が誤解を生み…
そして今の状況になったと、そういいたいのだろうか?だが、だとしたら今までの俺の生き方の全否定
になる。それはいくらこの先輩の言葉とはいえ認めるわけにはいかん!)

モリサキはヤンほど人生を俯瞰で見ているわけでなく、世界の歴史に自分を照らし合わせるという
性はなかった。故に、口はヤンの言葉に同意の言葉を示す言葉で飾るが、実際は、更なる力の渇望を
止めることはなかった。

ヤン(やれやれ。どうしてこうも困った後輩ばかり集まるのかねぇ。ラップだったらどうしただろう?
キャゼルヌ先輩なら、『これで俺の苦労の1/10でもわかっただろう』と笑うだろうな)

そんな事を思ってはいたが、次の瞬間には本の中にある世界の歴史の渦に飲み込まれるのだった。

〜〜〜

995 :銀河シュナイダー伝説:2011/01/29(土) 20:50:37 ID:jUeIzgiA
こうして、モリサキ・ユーゾーは近い将来様々な形で関係するであろう男、ヤン・ウェンリーと
初の対面を果たす。

それが、自由惑星同盟にとって、そして銀河帝国にとって、
……更にその先、カールハインツ・フォン・シュナイダーにとって、どのような影響を与えるのか…

それを知るものはまだ誰もいない。

帝国暦476年度、そして宇宙暦875年度はこうして幕を閉じようとしていた。




              銀河の歴史がまた1ページ…

996 :銀シュナ:2011/01/29(土) 20:58:59 ID:jUeIzgiA
ということで、先ほど書いたとおり残りは次スレタイ案を募集します。

銀河シュナイダー伝説3 〜○○篇〜

の○○を2文字の単語でお願いします。


又、テンプレに追加して欲しいもの、質問なども受け付けます。
(テンプレに関しては非公開なものは要望にこたえられない可能性もありますご容赦くださいませ)

997 :森崎名無しさん:2011/01/29(土) 21:10:33 ID:???
銀河シュナイダー伝説3 〜疾風篇〜

998 :森崎名無しさん:2011/01/29(土) 21:18:40 ID:???
銀河シュナイダー伝説3 〜立志篇〜
銀河シュナイダー伝説3 〜研鑽篇〜
質問ですが、値段が上がるタイプの消耗品はどのタイミングで値上がりしますか?

999 :森崎名無しさん:2011/01/29(土) 21:33:36 ID:???
銀河シュナイダー伝説3 〜遠望篇〜
銀河シュナイダー伝説3 〜.愛別篇〜

1000 :森崎名無しさん:2011/01/29(土) 21:37:48 ID:???
銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
いつか将星になるという決意で

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