キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト6

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/02/07(月) 23:18:50 ID:Qny+Khnc

省略したい気分になりました…


496 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 02:45:52 ID:NYaVPN3c
ブライト「いいから、良い子は見ちゃいけません!」
アリーナ「えー」
ブライト「この人形は芝村舞にでも頼んで、なんとかしてもらうから」

 ユリア人形は、その場で、メモ帳に文字を書いて。見せてきた。
 『ことわる』

ブライト「…わかった。じゃあユリアさん? 貴方はこの場所に行きなさい」
 ブライトがメモ帳に住所を書くと。ユリア人形はそれを受け取り、肯いて。ゆっくりと立ち去って行った。

アリーナ「あーん。もったいない」
ブライト「いいの!」

497 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 02:51:30 ID:NYaVPN3c
 ごちゃごちゃとやっていたからか。道場の隅で、うとうとしていた灯里が、伸び上がった。
灯里「ふわぁ…。ねむねむ。皆さん、がんばりますねー」
ブライト「灯里か。もう部屋に戻って寝なさい。お前は主に音声的な意味で大活躍だったんだから」
灯里「はぁい。あ、そうだ。桜子さんがやろうとしてたことって、私、できますよー?」
奈々「諸手刈りを?」

灯里「ちょっと違うかもしれませんけど。じゃあアリーナさん、行きますよー」
アリーナ「へ? 防具もつけないで、危ないってば」

灯里「とうっ!」

 アリーナが。本気を出していなかったとはいえ、全く反応できなかった。
 決して、速度そのものが速かったわけではない胴体へのタックル。
 緩急。

アリーナ「え」
奈々「一本!」
謙信「…見事だ」

498 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 02:53:21 ID:NYaVPN3c
 だが、それだけでは終わらない。
 手馴れた感じで、灯里はアリーナの胴体の上に馬乗りになった。
 マウントポジション。

アリーナ「え!? ちょっ! 待っ! うごけない…ッ!」
 灯里は寝起きが良いのか悪いのか。
 ゆっくりと。ゆっくりと、アリーナに顔を近づけていって。
 もう少しでキスしそうになる程の距離で。
 …叫んだ。

灯里「…意外ッ! それは髪の毛っ!」
アリーナ「なッ…いやぁぁああぁあぁああ!!」

灯里「…ふぅ」
アリーナ「お、オクレ兄さん…刻が見える…」

 ガクッと気絶するアリーナ。呆然と立ち尽くす、ブライト・奈々・謙信。
 空中に浮かんだまま居眠りしている、なのは。

灯里「ふわぁ…。それじゃ、私、戻りますね。おやすみなさーい」

ブライト「お、おやすみ…」
奈々「よい帰宅を…」
 ふらふらと、灯里は帰っていった。

499 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 02:55:49 ID:NYaVPN3c
ブライト「…あのさ。灯里って、今、何したの?」
奈々「わかりませんよ…」
ブライト「女性陣って、いつも、こうなの!? もう少し、女らしくできないの!?」
奈々「いや、まあ。時々こんなふうにはなりますけど。でも、滅多にここまでは…」

ブライト「男の夢が完全に壊れたよ!!」

奈々「あはは…。あの、じゃあ、私…そろそろ帰りますね」
ブライト「うん…」

 奈々はいつものように、音速を越えて帰っていった。
 道場内には。
 脳震盪を起こして倒れている桜子。灯里に何かされて気絶しているアリーナ。そして浮かんで寝ている、なのは。

ブライト「……」
謙信「……」
ブライト「…帰ろっか」
謙信「(こくこく)」

500 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 02:57:38 ID:NYaVPN3c
 途中までの、帰り道。
 運悪くミライさんと出会った。

ミライ「通報があって。WB内部のどこかで、なんだか凄いことが起きてたらしいのだけど。ブライト、何か知らない?」

ブライト「……。…なのはが、何かしてました。な?」
謙信「……。…(こくこく)」

ミライ「なぁんだ、いつものことみたいね」

ブライト「(それで済んじゃうんだ…)」


#灯里の接触プレイの能力値が+1されます#

501 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/22(金) 03:00:18 ID:NYaVPN3c
-----
<WB内:ブリッジ>

ブライト「なんだか凄く疲れた気分なんだけど。…それにしてもさ。ブリッジがいつもより静かだな」
ミライ「今、5121小隊の人たちがいないし。オスカーとマーカーは ジ オ ン に やられて入院してるからね」
ブライト「入院か…。なんてことをするんだ、ジ オ ン の 連中は!」
ミライ「砲撃によって、ルナツー基地も甚大な被害が出ているらしいわ」

ブライト「それでか。通常シフトな気がしないのは」
ミライ「その通りよ。あれだけ尺を取って、なお予定通りに進まないのは、全 部 ジオンのせいね」
ブライト「そう言えば。ミーティングやらなんやらまで、あと1ターンと宣言してしまったのだが」
ミライ「問題なくってよ。昼フェイズが終わって、次は夜フェイズ」

ブライト「ナイスフォロー! でも、こんな自転車操業でこの先、大丈夫なのだろうか」

丹下 段平(C.V.木之本 さくら)「大丈夫…かどうか、微妙なライン」
木之本 さくら(C.V.丹下桜)「絶対、絶対! だいじょうぶだよ!」
フォウ「まあなんとか…大丈夫だと思うけど。半々で」

プル「さーて。明日の展開は?」

【選択肢】夜フェイズ(ごめんなさい…)→

A:リモート義体・深夜のユリア人形。
B:夜の密会。とある女性に呼び出された男。
C:真夜中の女子寮。忍び込む人影。

プル「…の3本のうち、いずれかをお送りします。じゃーんけーんぽーん! プルプルプル〜☆」

#先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
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今日はここまでー。

502 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 12:00:31 ID:vD+OqPT2
B
キケンな香り…物理的な意味で。

503 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:21:59 ID:???
B

504 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/23(土) 21:00:11 ID:???
選択肢B了承。
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凄いと思った話。
4/20付けで入金したはずなのに、4/22には自宅にアニメDVDが届いていたという(中国は香港から)。仕事早すぎるでしょ…。
13話とかを1枚に凝縮し、1000円くらい。画質は悪いけど(ネットに落ちてるのをDVDに入れただけ。でもプレス品…)。
「攻殻」「プラネテス」「生徒会役員共」は国内正規品を持ってるにも関わらず海賊版持ってるし。
「手軽」は武器ですな。国内メーカーも、1年も経ったら低画質版(1枚で)を発売してくれるとありがたいのだが…
---
業務連絡。仕事の都合で、今日の更新が終わったら3日ほどお休みです。
あと5月の連休明けと、中旬か下旬にも3日ほどお休み予定。
今日の更新は、しばし待たれよ。夜7時に起きたけど、また一眠りしたい自分がいるんだ…

505 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 22:51:59 ID:???
おやすみなさいませw

506 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:14:25 ID:GRR7fbBw
>>503 実は一番、危険じゃない選択肢でした。…でもメンツ的にはともかく、戦力(数字)的には最善かも。
>>505 すんませんw 普段寝てないぶん、休みの日はぐったりとなって…。

B:夜の密会。とある女性に呼び出された男。
---
 ガンキャノンの修理(装甲に段ボールをガムテで貼る)をしていたリュウ・ホセイに。
 一通の電報が届いた。
 『大切な話があります 放課後 伝説の樹の下へ来てください』

 困った。
 そもそも学生でもないリュウは、放課後っていつなのかとか。
 どの「伝説の樹」の下に行けばいいのかとか。そういったことがわからなかったのだ。

 リュウは。差し入れのおにぎりを持ってきてくれていたタカトシに聞いてみた。

タカトシ「んー。オレの高校(桜才学園)の中庭にも、伝説の樹がありますよ。
 そこで告白すると恋が成就するという伝説があるそうです」 ←そもそも二年前まで女子高だけど。

リュウ「よし…そこに行ってみよう」
タカトシ「本気ですか!? 危ないですって。特に、WB隊の女性陣は怖いらしいですから」
リュウ「それでも、俺は行かねばならないんだ」
 リュウはメモ帳に、ゆっくりとペンを走らせ。それをタカトシに手渡した。

タカトシ「これは…遺書!? そんな、そんな覚悟までして…! 何故です!?」

リュウ「俺はリストラの噂がある。なんとしても目立たないと、もうギリギリの立場なんだよ!!」
タカトシ「……。すいませんでした」

507 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:16:09 ID:GRR7fbBw
リュウ「後は時間だな。放課後って、いつだ?」
タカトシ「さあ。勤務時間外、ってことでいいんじゃないですか? WB隊の業務時間ってどうなってるんです?
 オレは所属が人材派遣だから、そっちの規則に基づいてますけど」
リュウ「WB隊は24時間を3交代制のシフトなんだが。ブライトが『総員・戦闘配置』の命令を解いてない(忘れてる)から、
 厳密には勤務時間が終わることはない…」
タカトシ「ブラックすぎる労働環境だ…」
 軍則では、わりとまともなのだけれど。上司が悪いと部下が苦しむ典型である。

リュウ「じゃあ…日課が終わったら、ってことでいいだろう」
タカトシ「ガンキャノンの修理ですね。…で、一緒に修理してるはずのアムロさんは、何をしているんですか?」
リュウ「俺にもよくわからんのだが。通路を女性が通るたびに、色を叫んではニヤニヤしてる」

アムロ(やや遠くで)「…『黒』! …んなぁ!? あんな清純そうな子がッ!?」

リュウ「あれが噂のニュータイプ、というヤツだろう。アムロは特別な人間なんだ!」
タカトシ「NTかどうかはともかく、特別な人間ではありますね」
リュウ「…最近。あんな人生も良いんじゃないかと思えてならない」

 タカトシは、否定をしなかった。

508 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:17:43 ID:GRR7fbBw
 ガンキャノンの修理は、遅くまでかかった(ガムテープがなくなったから。売店しまっちゃったし)。
 すっかり夜になってしまったが、リュウは桜才学園の中庭にまでやってきた。
 …拝み倒して、タカトシにもついてきてもらった。
 桜才学園の場所がわからなかったことと。女性陣への恐怖のためである。

 伝説の樹の下には。脇に小太刀をおいて、南条 蘭が、ぼんやりと体育座りをしていた。


蘭「いらっしゃい。思ったより遅かったですね」

リュウ「…STAND ALONE COMPLEX」

タカトシ「リュウさん! 二番煎じの上に、省略しすぎてる! まるで意味がわかりません!」

509 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:19:47 ID:GRR7fbBw
リュウ「ええと。あの電報は、蘭さんが?」
蘭「そうよ。色々と用件があるわ。互いに得をする話。…いえ。多分、生き残るにはこれしかない、という話」
リュウ「…しかし。俺と蘭さんに何か共通点ってあったか?」
蘭「本来、全くないわ。そもそも会話をしたことも(多分)なかったし」
リュウ「じゃあ、なんで…」

蘭「話の前に。スキルを返してもらうわね」
リュウ「え?」

 #リュウの「速さ運」スキルが、消滅しました。#

リュウ「あのスキルって、蘭さんの…」
タカトシ「…あ!」
 タカトシは、試合前のブライトの言葉を思いだしていた。

『女性陣レギュラーにも、結構ギリギリな人間がいる。』
『彼女からスキルを一個、借りてきた。』

タカトシ「ギリギリな人って、蘭さんのこと!?」
蘭「そう…。右舷側でも最後のほう、セリフが 切 ら れ た し…」
タカトシ「喋っていないと思ったら、そんな事情が…」
蘭「うん。私もリストラされそうなの」
タカトシ「…まさか中の人が、顔を 思 い 出 せ な く なってきたからですか!?」
蘭「それもあるけど。『北条早雲のほうがカッコイイよね』という説が濃厚」

#北条早雲:蘭の婚約者→夫。蘭の死後、彼女の髪の毛を回収していた模様。それで仇である「朱雀」を倒せる。
 朱雀は、(イベント上)全盛期の謙信ちゃんを秒殺させるほど戦闘能力は高い。…強すぎだろ。
・ちなみに魔人ザビエルは(イベント上)謙信ちゃんを殺すのに、数時間の戦闘時間を必要としていた。…弱すぎじゃね?

510 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:21:44 ID:GRR7fbBw
タカトシ「オレにはよく意味がわかりませんが」
蘭「実際のところ。私の加入当時はツッコミ役がミライさんだけという状況だったけど。…今では他に突っ込み役いるし」
タカトシ「(…うぅ)」

蘭「それに私、途中で死ぬし」
リュウ「俺も途中で死ぬんだよな…」
タカトシ「(ついてきたのは失敗だった…)」

蘭「でもまあ、ここで退くわけにはいかないの。当初の構想にあった『元祖WB隊』のことなんだけど…
 既にハヤトさんが刺されてます。結成すらされない可能性が高い!」
リュウ「俺にそんな、知らないヤツの話をされても」
蘭「そこで! 私は考えました。そもそも出番のない私たちが生き残るすべを…。それが『本家WB隊(仮称)』!」
タカトシ「どこぞの和菓子ですか」

蘭「シャア小隊(壊滅っぽいけど)がやってるように、私たちの間で、K引きやその他をグループとして使い回す。
 それによって、出番がなくても強さは担保できるかも…というのがメリットその1。
 メリットその2。互いに話題を振ることによって、出番を強制的に増やす」

タカトシ「ブライトさんとシャアみたいですね…」
蘭「むしろ『大丈夫判定委員会』に近いかもしれないわ」
タカトシ「あの人選って、(いつものように)よく意味がわからないんですけど」
蘭「『勢い』、だそうよ」
タカトシ「(いつものことだった…)」

511 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:24:32 ID:GRR7fbBw
蘭「そういうわけで。本家WB隊(仮称)発足の決起祝いということで。リュウさんにこれを」
 蘭はそっと、小太刀を手渡してきた。
リュウ「俺は剣術なんて知らないぞ?」
蘭「私も知りません。ただ『咄嗟の護身用に武器くらい持ってるだろ』くらいの勢いで設定されたんだけど。
 そもそも魔法使いタイプの私は、小太刀(ショートソード)より匕首(ナイフ)くらいが適切かと」

リュウ「ありがとう。スキルがほぼ皆無、というのは立場的にマズいと思っていたんだ…」
蘭「私を通すことによって、女性陣にパイプができる…それもメリットでしょう。
 その代わり、私の側もリュウを通すことによって男性陣に近づける」
タカトシ「(それによるメリットがあるかどうか、わからないけどね…。ウチの男性陣)」

蘭「タカトシさん? 貴方にも頑張ってもらいますからね」
タカトシ「え? なんでオレが!?」
蘭「…だって貴方は、『本家WB隊(仮称)』の、オブサーバーじゃないですか(にっこり)」
タカトシ「(オレの人生って、いつもこんな感じだ…)」

---
#『本家WB隊(仮称)』が発足しました。代表権(?)は一応、リュウが持っています。
 ここに加入しているメンバーがK引きなどをした時、メンバー全員が恩恵を受けます。

・リュウが「小太刀」を入手しました。せりあいの時に使えます。腕が上がれば、接触プレイでも使用します。
・蘭のスキル「小太刀で牽制+2」が失われ、「匕首(あいくち)で牽制+1」に弱体化しました。

512 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:27:38 ID:GRR7fbBw
-----
<WB:ブリッジ>

 翌朝。
 毛布に包まって、床で眠っていたブライトは。身体の痛みで眠りから覚めた。
 遠くのほうではミライさんが床で寝ている。こちらは力尽きた感じだ。

ブライト「くっ。まだ総員戦闘配置状態なため、部屋に帰れないからな…」

 ドアが開いて、ブリッジに瀬戸口が入ってくる。
瀬戸口「ここ。相変わらず、警備が甘いなぁ。お、ブライトさんは何やってたの?」←この人は所属が違う
ブライト「WBは総員戦闘配置状態だから、俺も動けない状態だったんだ…」
瀬戸口「…あのさ。それって、艦長のブライトさんが解除するんだよ?」

ブライト「そうだったのか! そう言えば以前、憶えた言葉があったな。よし、半舷休息!」

 #これでも24時間勤務から、12時間勤務に移っただけである。
 通常勤務(8時間)に戻すコマンド(?)を、そもそもブライトは知らないのだからしょうがない。

513 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:29:18 ID:GRR7fbBw
瀬戸口「ルナツーで補給と修理。その後は地球へ…っていうルートだよな。人員配置も考えたほうがいい」
ブライト「そうなのか? そういうことは全部、芝村舞にやってほしいんだが」
瀬戸口「俺らGPM組は本来、出番を自重したいんだがなぁ。…ぅおッ!?」
ブライト「どうした?」
瀬戸口「今、何か怨念のようなものを感じた…」

#本家WB隊からの、精神攻撃でした。こいつらも仲悪くなっていっちゃうよ…。

瀬戸口「ともかく、俺の代わりのオペレータ、探しといてよ。もちろんその他の人員も」
ブライト「そうだな。オスカーとマーカーが ジオンに やられたし」
瀬戸口「操舵手はミライさんでいいとして。通信、索敵、副長ぐらいは欲しいな。あとMP」
ブライト「俺は魔法は使えないぞ?」
瀬戸口「ミリタリーポリス。憲兵だ。ブリッジにいるのが二人だけなんて、どういう状況だよ。あとカギもかけること!」

ブライト「はぁい…」

瀬戸口「おねーさん…失礼。ワッケイン司令とかが、民間人を組み込むため階級とか考えていたらしい。
 それとここで、WBは補給と修理が受けられるようだ。あとでルナツー基地の本部にまで出頭してよ」
ブライト「おっけ」

514 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/24(日) 04:32:33 ID:GRR7fbBw
瀬戸口「そうだ。『上層部評価値』が20を越えたからって、何か本部から連絡があったな。ボーナスらしいが」
ブライト「どんなものなんだ?」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
本部からの →! card=
贈り物 →! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】
カード数値によって、送られてくるものが異なります。

A、2→歩兵用装備一式:小銃と銃剣などの一式です。
3、4→野球セット:バット、グラブ、ボールのセット。野球の練習ができます。
5、6→「部下に好かれる上司の秘訣」の本。:部下に信頼してもらえる…かなぁ。
7→特別帰宅許可証:誰かが喜びそうですが。
8、9→「艦船運用マニュアル初級編」の本。:これで一応、まともな指示ができ…るのか?
10、J→EXAMシステム:???
Q→サントハイム国王からの伝書:…何故ブライトさんに!?
K→草薙素子からの通信:何か教えてもらえる…よね?
JOKER→村正:伝説の名刀。

「同じモノがダブッた時」→片方が「カトラス」になります。
「同じカードマーク:数値を引いた時」→片方が「試作型ビット」になります。
-----
今日はここまでー。3日程度、お休みです。明日余裕があれば投下だけあるかも。

515 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 05:15:15 ID:???
本部からの → クラブ9 =
!ぶき 来い!

516 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 05:16:53 ID:???
コネー。お疲れ様でした〜。

517 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 07:42:17 ID:???
贈り物 → ダイヤ3 =

518 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:32:33 ID:vN2FexD+
>>515-516 装備なんかなくても大丈夫、ヤツらは裸がユニフォーム。
…ふと。裸族って、公式戦出場できないんでしょうか(灯里が考えていそう)。人種差別がこんなところにも!(違う)
---

本部からの → クラブ9 =→「艦船運用マニュアル初級編」の本。
贈り物 → ダイヤ3 =→野球セット:バット、グラブ、ボールのセット。
---
中原 岬「郵便でーす」
 郵便業者の制服を着た女子校生が、ブリッジに入ってきた。
 もはや裏の世界の住人というよりは、ただの便利屋な気がするが。
 師匠に比べて腕が落ちるぶん、下積みからしなくてはならないのだろう。
ブライト「おお。本部からだな。なんだろ…。おー! 野球セットだ! やりぃい!」
瀬戸口「(まるで子供のような喜びようだ)」
ブライト「欲を言えば。俺はレフトの定位置につく時は、スパイクを打撃時とは違うものにしたかったのだが…」
瀬戸口「(形から入る、典型的なタイプだな…)」

ブライト「後は…なんだこの本。マニュアル?」
瀬戸口「お。丁度いいじゃん。ブライトさん、通常勤務にするコマンド(?)知らなかったでしょ」
ブライト「それはそうなのだが…」
瀬戸口「何?」
ブライト「こういうのってさ。ボーナスじゃなく、普通に教育を受けさせるもんでしょ」
瀬戸口「俺に言われても困るんだけど。でもウチの教室なら、勝手に授業受けても大丈夫かも。女教師いるよ」
ブライト「あ。いい響き」
瀬戸口「声は魅力的だよ。…マシンガンぶっ放すけど」
ブライト「…慈愛に満ちた女性は、この世に存在しないのかよ!?」

#ブライトさんが、野球の練習ができるようになりました。練習効率UP。あおいちゃん&奈々と仲良くなれます。
#ブライトさんが、艦船の運用の基本を勉強するようになりました(できるかどうかは別問題)。

519 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:35:56 ID:vN2FexD+
瀬戸口「まあ、早速だし。オペレータの俺が艦内に伝えるよ」
ブライト「よし。総員、通常シフトに移行せよ!」
瀬戸口「総員、通常シフトに! 別命あるまで待機せよ」

 瀬戸口がその命令を放送した次の瞬間。マイクからではなく、艦内を伝わる振動として。
 艦内に大歓声が湧き上がった。まるで地鳴りのように響いてくる。

 ペガサス級2番艦、ホワイトベース。サイド7出港から初の、通常シフト。まさに記録的な一大事であった。

瀬戸口「凄ぇ…。WBって、どんだけ休みがなかったんだ…」
ブライト「……。総員、戦闘配置」
瀬戸口「え」

ブライト「瀬戸口、上官命令だ。放送しろ。総員戦闘配置と!」
瀬戸口「…なんで?」
ブライト「皆が喜ぶのが、気に食わなくなった」
瀬戸口「(なんというサディスト…)」

 ピンポーン。チャイムが鳴って、ブリッジのドアが何度か叩かれた。
ブライト「誰? 開いてるよ」
瀬戸口「あ、俺が入った時にドアのカギ閉めちゃって。…っつーか、ブリッジ周辺のつくりって、えらく旧式じゃない?」
ブライト「ミノフスキー粒子の影響を受けないよう、精密機器を使わない設計、らしい」

520 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:43:37 ID:vN2FexD+
 ロックを外すと。桜子が高校の制服姿で敬礼をしていた。
桜子「どう、ブライトさん。こんな感じ?」
ブライト「何がよ」
桜子「この基地の偉い人に会いに行くっていうからさ。私、軍服なんてもらってないし。格好はこれでいいのかな、と」
ブライト「うん。それどころか、気にしなくていいっぽい」
桜子「良かった。ところでさっき、何かあった? 私、部屋で寝てて。大歓声で起きてきたんだけど」
ブライト「初めて、通常シフトにしてみた。…桜子は寝てたのかよ!」
桜子「え。パイロット特権とか、そういうものなかったっけ?」
ブライト「そもそもお前、パイロットじゃないだろ」
桜子「だから選手の特権とか、そういうやつ。んー。皆、結構テキトーにしてるけどなぁ」
瀬戸口「(確かに。真面目にルールを守るなんて無理そうだしなぁ…。この艦長じゃ)」

桜子「でも制服って。重力ブロック以外だとさ。スカートがヒラヒラして心許ないのよね」
ブライト「そうか…。じゃあ重りでもつけたらいいんじゃね?」
桜子「そっか。試してみよっ」
瀬戸口「桜子さん…。騙されるな。ブライトさんは本気なのだろうけど、無重力で重りつけたって…」

 #一応スカートの揺れ具合は、異なってくる。どれほどの意味があるかは、ともかく。

521 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:46:00 ID:vN2FexD+
 呼び鈴の後。またブリッジのドアが開いた。
 今度は一見、人影はない。ドラム缶が置いてあるだけだ。
ブライト「…何アレ。あれも本部からの贈り物? いらないんだけど」
桜子「ちょっ、ブライトさん! よく見て! あれはメカ沢だ!」
ブライト「え。あんな感じだったっけ?」
桜子「少し照れてるし、間違いないわ」
ブライト「なんだか、数年ぶりに見た気がしなくもない」
桜子「気のせいよ。私らずっと、長い付き合いじゃん」
ブライト「そうだっけか。…サイド7でシャアの襲撃を受けてから、一週間くらいしか経ってない気もするんだよな」
桜子「気のせいだってば。…だよね? …まあ、いいわ。進行さんが泣いちゃうから、先に進めて」

 #WBの音声さんは物凄く優秀だが、カメラさんは普通。そして進行さんは無能である。
 ・いつも、長く尺を取ってるのに先に進まないのは、主に彼が原因。

522 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:48:34 ID:vN2FexD+
 メカ沢はガシャガシャ歩いてくると。頭を下げた(んだと思う)。
メカ沢「ブライトさん、すまなかった…。俺が寝てる間に、ジオンの襲撃を受けてたとは」
ブライト「ああ、でも大丈夫だった。ツッコミの津田と、瀬戸口が輝いていたぞ」
メカ沢「しかし2失点。流石に、もう無傷ではいられなくなったという感じだな」
桜子「私らも1失点したし。でも私は、そのおかげって言ったらヘンだけど。ちょっと危機感が出てきたわ。
 私たちの出会ったこの船、絶対に沈ませるかって、思ったもん。絶対、なんとかしようって」

ブライト「そうだな。まあ俺は降りるから、お前ら頑張ってくれ」

桜子&メカ沢「「(ブライトさんの引責問題になってる!?)」」

メカ沢「すまんブライトさん、俺が力になれなかったばっかりに!」
桜子「私だって、ゴチャゴチャ考えて皆の足を引っ張っちゃった…!」
ブライト「いや、別にそういう意味じゃなく…」←この人は単純に逃げたいだけ

メカ沢「よし、俺は駆け合うぞ。そもそもジオンの侵入を許したルナツー側にも責任がある!」
桜子「そうよ! ブライトさんは責任を問われるようなこと、何もしてないわ!」

瀬戸口「…逆に『何もしてない』から、いつも問題になるんだけどね」
ブライト「いや、まあ、ほら。なんていうか。そもそも俺は、艦長の立場じゃないし」
桜子「そうなの? 免許とか必要なの?」
ブライト「階級というか、権限だよなぁ…」
桜子「ブライトさんには、確かに、人として足りてないものもあるけど。まだ何か足りないの!?」
ブライト「…色々な感情が湧いたが、自重する。それより瀬戸口。軍の階級を教えてやってくれ。実は俺もよく知らない」

523 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:50:32 ID:???
瀬戸口「りょーかい。戦時じゃ特に例外も多いし、大雑把な括りだけど、まずは下から行くと。
 一番下に、二等兵。その上に、一等兵、上等兵、兵長とか伍長。これが『兵』のランク。
 その上が『曹』。軍曹、曹長。ここまでは実働部隊だな。
 士官学校を出ると、少尉からのスタート。ブライトさんがここだ。その上に、中尉、大尉。『尉』のランク。
 次が少佐・中佐・大佐。『佐』のランク。艦の指揮は基本、ここから。艦隊を率いるのは大佐とかになる。
 さらに上が『将』。少将・中将・大将。まあお偉いさんだ。前線に出ることは少ない」

灯里(放送)「ぴんぽんぱんぽーん↑ 会社に例えると、こんな感じですかね。
 『兵』→バイトやパート。『曹』→熟練のパートのおばさん的な、頼りになる人。
 それより上が正社員:準社員で、少尉→新入り、中尉や大尉→リーダ、係長クラス。
 『佐』→課長、部長クラス。『将』→取締役。
 株主(逆らえない)に当たるのが、政治家…引いては民意、といった感じ。ぴんぽんぱんぽーん↓」

瀬戸口「うん。そんな感じで。入社1年目の新米ブライトさんは、熟練パートおばさんより偉いが、弱い。
 そんな人間に、課長や部長の仕事をさせてるようなもん。まあ…ブライトさんじゃなくても無理だわな」

524 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:52:09 ID:vN2FexD+
ブライト「そういうわけで。俺は権限も階級もない。ちゃんと命令も事務仕事もできる人が、WB艦長になるはずだ」
瀬戸口「…だが、わからんぞ。連邦軍はジオンより人材難かもしれないし」
ブライト「そうか?」
瀬戸口「ルナツー基地の『司令』が、ワッケイン『少佐』って、高くない階級なんだよね」
ブライト「辞令次第、ってことになる?」
瀬戸口「そうね。あと桜子さんたちも、連邦軍の軍籍が与えられるはずだよ」

桜子「え。なにそれ」
瀬戸口「民間人の戦闘参加は、国際法違反。テロとほぼ同意義。見つけ次第、処刑しちゃってもいいレベルの重罪」

 一瞬の静寂が、コトの重大性をよく表していた。

桜子「…そんなの、聞いてないよ?」
ブライト「ああ、言ってないからな」
桜子「なによそれー!? 早く知ってれば、そんな簡単に協力しなかったわよ!」
ブライト「俺だって、今、初めて知ったんだ!」

525 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:54:09 ID:vN2FexD+
メカ沢「…こういうのが『問題』なのか?」
瀬戸口「そう。だから後付けで処理される。書類的に…つまり法的に、戦闘時点で、連邦軍所属になってるはず。
 ちなみに。軍を辞めたい時はちゃんと手続き取って許可を得ないと、敵前逃亡で銃殺」

桜子「そんなの聞いてないってば!」
ブライト「だから、俺だって知らなかったんだって!」

瀬戸口「まあまあ。原のおねーさんが、適当に階級や権限を考えてたから。多分、大丈夫だと思う」
メカ沢「…連邦軍の所属を、熊本の学生が決めるのか?」
瀬戸口「だって連邦軍は、何も処理しないんだもん! 言っておくけど備品の申請から使用許可、その他の事務や経理。
 全部、原さんがやってるんだよ? おかげであの人、ストレスが溜まって、夜な夜な

##諸事情によりカットされました。続きを読みたい方は諦めてください##


526 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 03:55:54 ID:vN2FexD+
ブライト「おおっ、灯里より速い! さすが、WBの音声さんは世界レベルやでぇ!」
桜子「まずいブライトさん! 進行さんのほうは、また上司に怒られてる!」
ブライト「なんでだろうな。本来の予定じゃ、皆に階級が配られる…まで終了の予定だったのに」
桜子「台本がマズイんじゃね?」

ブライト「…台本によると。そもそも桜子とメカ沢の文字すらないんだが」
メカ沢「じゃあなんで、俺らがここにいるんだ?」
ブライト「知らないよ。誰から連絡来たんだ?」
メカ沢「友達が、友達から聞いたって言ってたぞ」

 戦闘時よりも、混乱しているクルーたちである。

 その時ビクッと、床で眠っていたミライさんが起き上がった。
ミライ「…ごめんなさい、眠っていたみたい」
瀬戸口「いえ。お疲れのようでしたし。…ミライさんの飛び蹴りがあったほうが、話が進むんだと痛感しました」
ミライ「今、どこ? 大気圏あたり?」
瀬戸口「まだルナツー。辞令すら受けてません」
ミライ「瀬戸口さん。進めてくれないと困ります!」
瀬戸口「……。すんませんした」←物凄く不服。

527 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/29(金) 04:02:25 ID:vN2FexD+
ミライ「じゃあ今日はこのあたりで。…どうしましょう。カードとか選択肢とか」
ブライト「進行さんがダメダメだからな。仕切る役が必要なんだろう。
 むしろそれさえしっかりしてれば、もう一年戦争が終わってるレベル」

ミライ「じゃあ辞令を受けに行くとして。…今日は、明日の進行役を決めましょうか」

【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age、sage、空欄、なんでも構いません。…別に重要でもないし(あ

A:瀬戸口→軍事知識は豊富で、とりあえず場慣れしています。
B:タカトシ→ツッコミが巧く、またスルーも可能。
C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。
D:ミライさん→寝起きだし、ツンツンします。素早く進行させてくれます。

#どれを選んでも、特に能力等には影響ない…と思います。

瀬戸口「(ん? 今気付いたんだけど。俺がブリッジに来て、ドアのカギしめて。
 郵便業者が、いつのまにかブリッジに入ってきて。その後に桜子たちが来てカギしまってた…。あれ?
 これがコードネーム『センター・フィールド』の腕前か!?)」

#妙なところで評価が上がりました。
-----
今日はここまでー。

528 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 04:36:39 ID:???
C
無駄技能w

529 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 09:29:54 ID:S4Oe/k5k


530 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 09:35:35 ID:E5GK6WkQ
C

531 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/30(土) 04:49:58 ID:8gGAUZ6U
C:灯里→マイペースだから、どうなることやら。でも、やる時はやるかも。
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灯里「はひっ。がんばりまーす!」
アリア社長「ぷいにゅー」
 アリア社長を抱えて、灯里は今日も元気だ。

 WB右舷側に、数々のメンバーが集まっていた。
 男性陣:女性陣。5121小隊連中。大丈夫判定委員会。その他。総勢三十名近くになる。

桜子「…なんか男子側って、みんな疲れてるっぽいけど?」
メカ沢「よくわからんが、あまり寝てないらしい」
 『桜子がフレンドリーに遊びにくる、かも』というブライトさんの言葉を信じて。深夜まで起きてた連中である。

灯里「それでは皆さん、ご案内しまーす。
 まず、右手をご覧下さい。あそこが今、ルナツー基地でウワサの、女子寮です。
 なんでも夜中に、多くの悲鳴が聞こえてきて。血の跡まであるそうです。
 怖いですねー。でもでも、警察によると、死亡者も怪我人も出ていないそうです。摩訶不思議!
 だけど。ここ数日で『幻獣共生派』の疑いがある人間が数名、逮捕の際に抵抗し、亡くなっています。
 彼らの怨念とかだったら、怖いですねー。ぶるぶる。それでは次のスポットに移動しましょう」

瀬戸口「(…言えない。真実を言えば、今度は俺が刺される…)」

532 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/04/30(土) 04:51:22 ID:8gGAUZ6U
ブライト「…灯里」
灯里「はい?」
ブライト「ちょっと勘違いしてるようだが…俺は『進行役』を頼んだのであって、別に観光案内を頼んだわけじゃないぞ」
灯里「ほへ。じゃあじゃあ、私が頑張って憶えてきた、ルナツー観光知識は…」
ブライト「特にいらない。ってゆーか、ただの軍事基地だぞ? 観光も何もないだろ」
灯里「ですから、最近話題になっている色々なことを、頑張って集めてきたのに」
ブライト「話題ねぇ…」

灯里「女子寮近辺では他に。恐ろしい速さで匍匐前進する兵隊さんを見たという情報なんかもありましたよー」
ブライト「(…俺も見た。それ、奈々の帰宅訓練だ)」

灯里「異音と異臭を放ちながら彷徨う、ユリアっぽい人影! なんて話も聞きましたー」
あおい「(それ、舞ちゃんが少佐にもらった、リモート義体じゃ)」

 こいつらが駐留してるから、そこに問題が起きてしまう…そんな気もする。

---
今日はこれだけ…。夜起きて、朝方に寝る。また貴重な休日が潰れてしまった。
灯里の進行役で、進みます。

533 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 09:39:36 ID:???
観光案内乙です

534 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:34:25 ID:S2cykrIs
>>533 当初のプランは、灯里が延々と観光案内する…というものでしたが。疲れすぎてやめました(酷)
---
 別に盛大な式典などがあるわけでもない。ただ辞令を受けに行くだけだ。
 通常、省略されて郵送で書類が送られてくるだけの場合もあるというのに。

 ブライトたち一行は、ルナツー基地内部の。広い教室のような場所に押し込められた。
 着席して、しばし待つ。
 ルナツー基地司令官:ワッケイン少佐が、マシンガンを片手に入ってきた。軽く敬礼をしている。

ワッケイン「ラクにしてて構わない。さてブライト少尉。結論から言うが…残念ながら、君の上申は認められない」
ブライト「は!?」
ワッケイン「ブライト少尉。本日付で君をホワイトベースの、正式な艦長に任命する」
ブライト「む、無茶ですって! 自分は、何の訓練も受けていません」
ワッケイン「構わん。どうせ形だけだ。少尉の補佐として、芝村百翼長殿をつける」

ブライト「それはありがたい…んでしょうけど、自分は、あまり芝村殿に近づきたくは…」
芝村 舞「ブライト少尉。あらためて、よろしく頼む」

ブライト「……。っつーかワッケイン司令。貴方、キャラ違いません? 前に会った時は、こう、もっと弱々しくて…」
ワッケイン「大人の事情だ。見ろ、進行役を任された灯里を」
 灯里の手にしているオールの先に、ナイフが結わえ付けられていた。即席の薙刀である。
ワッケイン「ここで妙なボケを起こそうものなら、灯里に斬殺されるだろう。…彼女はとても真面目で、職務に忠実だ」
ブライト「(そこまでやれとは、言ってないのに)」

535 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:37:56 ID:S2cykrIs
ワッケイン「だが安心しろ、少尉。…君が道頓堀にダイブする時、私は必ず、君の背中を押してやる」
ブライト「は?」

あおい「あー…」
芝村 舞「ふむ」

ブライト「よくわかんないんですけど。でも俺、イヤですって! もう、こんなヤツらと一緒にいたくないもん!」
 気持ちはわかるが、皆の前で言うとマズイという典型である。

ワッケイン「聞き分けろ」
ブライト「イヤですって! 自分、もう限界ですってば! 世の中、絶対におかしいですよ!」

 それを聞いたワッケイン司令は、持っていたマシンガンを、ブライトに向けて構えた。
ワッケイン「世の中に不満があるならヤムチャを変えろ! それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!」

ヤムチャ「(…なんでそこで、俺の名前が出てくるの!?)」

原 素子「聞くは一時の恥、ヤムチャは一生の恥。って言うし。大丈夫よブライトさん」

ヤムチャ「(イジメだろ、これ!? 絶対イジメだ!)」
桜子「(ヤムチャって、いつも女の子に挨拶しないから、嫌われちゃったのかな…)」
あおい「(STAND ALONE COMPLEX…)」

536 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:40:24 ID:S2cykrIs
 灯里が、持っていたオール(ナイフ付き)で。地面を強く叩いた。

灯里(進行役)「コホン」
ワッケイン「…ごめんなさい、調子に乗りすぎたわ」
芝村 舞「(少佐が謝るほどの威圧感とは…。そうそう誰にでもできるものではないぞ)」

ワッケイン「まあ連邦軍の内部事情も、だが。ブライト少尉たちは、なんとしても地球に行かねばならないのではないか?」
ブライト「いや、自分はもう、後方で事務作業とかを希望したいんですが」
ワッケイン「いいのか? 男塾と、今の関係のままで」
ブライト「う」

ワッケイン「一つ、忠告しておこう。私はジオンなど怖くはない。ただ、今は中立となっている男塾だけが脅威だ」
芝村 舞「ふむ。少佐でも、塾長には勝てないと?」
ワッケイン「白兵戦では無理だな。距離を取れば互角以上になるが…男塾の兵隊は精鋭だ。連邦軍などひとたまりもない」

なのは「はい。(血染めの)『詫び状』は、塾長に直接、手渡すつもりです。そして私がぶん殴られれば、事態は収束します」
ワッケイン「そういうわけだ、ブライト少尉。君は、なのはを男塾へ送り届けねばならない。…彼女の生死は問わん」

あおい「えっと。塾長は一応常識人だし、無茶はしないと思うけど」
ワッケイン「だが上に立つ者だ。形だけでも裁く必要はあるだろう。そうでなければ、その下の集団はまとまらない」
ブライト「しっ、芝村様! なんとか、なんとかなりません?」
 だが芝村舞は、平然と…そして少し嬉しそうに、笑った。
芝村 舞「…塾長とは、久しく会ってないな。私も男塾へ同行しよう。ジャブローへは、ついでに寄ればいい」

瀬戸口「(ジャブローも『ついで』の扱いか…)」

灯里「司令官殿。さあ、早く辞令を」←進行を遅らせまいと、殺気立ってるほど。

537 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:43:05 ID:S2cykrIs
ワッケイン「そうだな。では。ホワイトベースは、地球・男塾に向かうように。その後にジャブローでコトの報告」
ブライト「了解であります…」←顔面蒼白になってる

 #現時点を持って、WBクルーが正式に連邦軍に組み込まれます。

##『辞令』## (カッコ内は、特別な役職や、WB隊内部でのみ与えられた権限です)

少尉:ブライト(艦長)
准尉:桜子(小隊指揮権。艦長代理)
特務曹長:ミライ(ツッコミ権。艦長代理)
曹長:あおい(電子戦闘指揮権。艦長代理)
軍曹:新田
伍長:ヤムチャ(NHG支援隊長)、灯里(放送部部長。女性訓練教官資格)
上等兵:アムロ(パンツ鑑定課課長)、リュウ、南条蘭
一等兵:糸色望(一般教員資格)
二等兵:ハマー、伊藤誠(雑用係)

-----
<例外。通常階級外>
領主:謙信ちゃん(剣術指南。女性訓練教官資格)
おてんば:アリーナ
戦略兵器:叶親
白い悪魔:なのは(19歳以上の場合のみ、女性訓練教官資格)
社長:アリア社長
リトルウィッチィ:奈々(分隊指揮権。特別帰宅権)
備品:メカ沢(小隊指揮権。艦長代理)

538 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:45:23 ID:S2cykrIs
奈々「(お姫様とか猫とかロボ(?)とかを組み込むと責任問題になるから、別枠になってる…)」
あおい「(これ考えたの、テキトーじゃない? なんで新田くんが、男性陣のTOPに…)」
桜子「(新田って誰だっけ…?)」
リュウ「(俺…階級下がってない??)」
伊藤誠「(なんで僕だけハマーと同格!? 待遇悪すぎだよ!)」

メカ沢「『備品』ってなんだ! 俺たちは軍隊の駒にしかすぎないというのか!」
瀬戸口「正確には『駒』ですらない扱いだな。しかしそれが艦長代理の権限…もう意味がわからない」
アムロ「というか。艦長代理が多すぎません?」
瀬戸口「途中で、考えるのをあきらめちゃったんだろう。おねーさんは」

539 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:46:53 ID:S2cykrIs
芝村舞「しかし桜子は『准尉』か。珍しいな」
桜子「へー、そうなの? それでかな。この前さ、私のファンっていう軍人から、サイン求められちゃって」
芝村舞「…その時、何か書類をもらわなかったか?」
桜子「もらったわ。サインのお礼のプレゼントとか言って。これこれ。読んでないけど」
芝村舞「桜子…。これ、士官学校の入学届けだぞ?」
桜子「は!?」

芝村舞「『准尉』とは通常、士官学校に在籍中の人間に与えられる階級だ。ブライトが何ヶ月か前までは『准尉』だったはず。
 しかも書類上、そなたは既に、士官学校に在籍していることになっているようだが」
桜子「そんなの困るって! 聞いてないわ!」
芝村舞「そなたは沢村栄治か…。まあいい、なんとかしておく」

#数分後。桜子の階級は准尉→特務曹長(権限などは変わらず)へと変更されました。
・基本的に、階級が同じ場合は「前任者」の指揮下に入ります。ただし勲章持ちだったり、発言力があれば別格。

#まとめ。ブライト&芝村舞&原素子、が少尉(またはその扱い)です。一つ下にミライさん&桜子。
・また、少佐(草薙素子)が色々な人間に、何か手配してくれていたようです。WB隊の補給と修理は優先されます。

540 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 04:48:44 ID:S2cykrIs
---
<WB:ブリッジ>

ブライト「せっかく、この船から降りられると思ってたのに…」
叶親「そんなにイヤなんスか? いいじゃん、左舷弾幕、撃ち放題でしょ」
ブライト「…そうか。そうだよな! 俺はもともと地球勤務のエリートだし、どうせ地球へ帰るわけだし」

奈々「地球に 帰 れ る んですね!? あぁ、何もかもが懐かしい…!」

灯里「(コォオォ…)」
ブライト「あー、灯里。殺気立たなくていいから。よくやった、ご苦労さん。おかげで、進んだ進んだ」
灯里「はひっ。疲れましたねー」

叶親「そういや、謙信ちゃんさんはともかく。なんで灯里さんが女性教官資格を与えられたんだろうな。なあアムロ」
アムロ「…『水色』!」
叶親「!?」
アムロ「芝村さんは怒るかもしれないけど、水色もいいなぁ。うふふふ…」

糸色望「見事に、ダメ人間の道を歩み初めてますね。アムロくんは」
アリーナ「ねえねえ。なんでハマーは土下座してるの?」
叶親「アムロに弟子入りしたいらしい(パンツ鑑定士的な意味で)」

ブライト「そういや。5121小隊の連中は、またどっか行ったな」
メカ沢「忙しいんだろう。ウチらに事務員、誰もいないから」

541 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/01(日) 05:01:58 ID:S2cykrIs
ブライト「WBの修理と補給、そして出発まで、まだ時間があるな。寝てようかな…」
ミライ「チームメイトのフェイズ、次は誰でしたっけ?」
ブライト「あぁ…すっかり忘れてるから。そういうのは出発してからでいいよ」
ミライ「灯里ちゃんのおかげ(?)で、進行は進んだけど。次回はどうなるのかしら…」

#灯里が、オールを使った「棒術」を考えるようになりました#

【選択肢】→次回のサブタイトルは?
先に2票入った選択肢で続行です。(多重投票防止の観点から)ID出ててageってたほうが好ましいですが。
ここは神経質になるほど視聴率ない(と思う)んで、まあ極力age進行、という程度で。ファジーです。
ID晒したくない人もいるでしょうし。メル蘭に「age」入れるのもいいかも(IDは隠れます)。


A:「ポニーテール」→桜子が、芝村舞に呼び出された…みたいです。
B:「スモールベースボール」→ブライトさんが、あおい&奈々(いれば)とさっそく野球。
C:「フジヤマ」→叶親と、アムロと、ハマーと。…なにこのメンバー。
D:「アクアマリン」→アリア社長と、灯里の秘密が、明らかに…!(なるのか?)
E:「サプライズ」→WB内の人間の名前をテキトーに書いてください。何か起きるかも(断念の可能性もあり…)

-----
今日はここまでー。更新。前から夜中の3時どころか、4時、5時が標準になりつつある…

542 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 11:10:01 ID:3Oj4R/Lg
B

543 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 11:11:42 ID:RjZ30gOk


544 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:44:58 ID:???
あまり夜更かししないでね乙でした

545 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:49:38 ID:CH+OvMGQ
>>544 朝出社のシフトが、今は大抵昼頃になってるんで…。時々忘れて、4時頃寝て→7時に起きる、なんてしてますがw

B:「スモールベースボール」→ブライトさんが、あおい&奈々(いれば)とさっそく野球。
---
ブライト「野球しようよ!」

 ブライトの放送に。意外と、多くのWBメンバーが集まってきた。叶親やメカ沢、タカトシもいる。
ブライト「お。叶親まで。意外だなー」
叶親「意外も何も。俺、野球部ですよ?」
ブライト「そうだったっけ?」
叶親「野球の練習やったことないんで、ルールよく知りませんけど」

ブライト「メカ沢は?」
メカ沢「野球部に協力したことはあるぞ」(アニメのメンバー表じゃ、確か4番だったような)
ブライト「タカトシは経験者だっけ?」
タカトシ「小学校の頃、少しですけどね」

 あおいと奈々は、それぞれ桜子となのはを連れてきていた。
 運動好きなアリーナと、ピクニック気分な灯里と。
 真面目に見学に来た謙信ちゃんと、出番の欲しい蘭。…女性陣レギュラーは全員いる。

 職業野球(プロ野球)好きの絶望先生と、小坂ゾーンが使える伊藤誠。
 なんだかんだで、ヤムチャ。見学組の、アムロとハマー。出番の欲しいリュウ。
 要するに…レギュラー陣は全員揃っていた(但し、新田を除く)。

タカトシ「(WB隊、初の全員練習が。サッカーじゃなくて野球の練習になるのか…)」

546 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:51:08 ID:CH+OvMGQ
あおい「チームも作れそうだね。希望ポジションとかある?」
ブライト「俺、レフトーっ!」
アリーナ「私、代走ーっ!」
灯里「はひっ。一塁ベースコーチですっ!」←内野ゴロで絶対アウトなのに、ヤル気なくセーフと手を広げたいらしい

あおい「もっと真面目に野球しろよ、と」
タカトシ「真面目にサッカーもしてないんだから、しょうがないですよ」

あおい「えーと、じゃあまず点呼を取ります。参加順で…」

男:ブライト、アムロ、リュウ。叶親、メカ沢、ハマー、アリア社長、ヤムチャ、糸色望、伊藤誠、タカトシ。
女:あおい、桜子、なのは、灯里、アリーナ、奈々、謙信ちゃん、蘭。

あおい「男が11人、女が8人。紅白戦もできそうだね」
ブライト「アリア社長を、女性グループに貸すよ。審判は…」
タカトシ「あ、オレやりますよ」
ブライト「悪いな」
タカトシ「いえ(こんなに集まるとは思ってなかった…。レギュラーじゃないのってオレだけだし)」

ブライト「でも男女の戦力差があると思うんだよなぁ…」
あおい「うん。だからボクはピッチャーやらないよ」
ブライト「それなら互角に…なるかなぁ」

547 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:53:43 ID:CH+OvMGQ
 ピッ。グラウンドに、放送が流れた。

雷電(通信)「お久しぶりです、ブライト殿。それにWB隊の皆さん」
ブライト「あ。雷電さん!? すっげー久しぶり!」
雷電(通信)「試合あるところに解説あり。解説は私が引き受けましょう」
ブライト「草野球の練習試合で申し訳ないですが」
雷電(通信)「構いませんよ。それより野球ですが。草野球〜高校レベルと、甲子園レベル以上では、決定的に違います」
ブライト「そうなんですか?」

雷電「まずファースト。あれは低い野球レベルの場合、最も難しいポジションと言えましょう」
ブライト「プロじゃ、守備が下手でも強打者、なんてのがよくやってますけど」
雷電「それは他の内野が、巧くファーストに投げてくれるからです。
 草野球、そして中学高校レベルでは、内野の送球はグチャグチャで。それぞれ妙な変化もかかって飛んできます。
 ファーストはそれを捌かねばならない。ファーストの守備力と、キャッチャーの肩。これが重要になります」
ブライト「なるほど」

雷電「逆にセカンドの守備は下手で構いません。どうせ連携は求められてない(無理だ)し。
 ボールを前にこぼして、それから掴んで一塁へ投げても間に合います。…どうせ相手の足も速くありませんから。
 あとはライト。通常、一塁ランナーをワンヒットで三塁に進ませないため、強い肩が求められますが。
 高校レベル以下では、そこまで求められません。比較的、下手でも構わないポジションとなります」

ブライト「ライトとセカンドは重要ではない、と」
雷電「はい。最も大きな違いはピッチャーでしょう。高校レベル以下では、変化球はいらない、とまで言えます。
 スピードも不要です。内外角へ制球されていれば、そうそう連打は浴びません」
ブライト「そもそも、そこまで強力な打者は続かない、という前提ですね。解説ありがとうございました。
 さあ。男子、女子、ともに練習を始めます。まずはポジションですが…」

548 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:55:46 ID:CH+OvMGQ
あおい「じゃあボクはファーストやるよ。ピッチャーとキャッチャー、誰がいいかな」

ブライト「おや? あおいちゃんはファーストのようです。ピッチャー以外であれば、キャッチャーかと思ったんですが」
雷電「彼女はアンダースローですからね。アンダースローの投手は、キャッチボールを苦手にする人もいるほどです。
 普段は下から投げているので、上から投げるのは慣れてない&フォームを崩す、ということがありますから。
 ただあおいさんは背が低いので、一塁手の場合ボールが高く逸れた時の処理に不安はありますね」

あおい「さて、と。ボールが速ければ、打たれない。じゃあまず、アリーナ試してみて。ボクが受けるから」
アリーナ「はいはーい!」

 ぴょこんとジャンプして、おてんば姫。
 マウンドの後ろから助走して…既に間違ってるが…ともあれ、投げた。
アリーナ「だぁあああっ!!」
 気合、一閃。
 アリーナの投げたボールは。仰角45度で、遥か彼方へと飛んで行った。ロケット推進でも使ってるに違いない。

あおい「…論外」
アリーナ「えー!? 速かったよー!?」
あおい「別に速さを競う競技じゃないんだから」

549 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:57:25 ID:CH+OvMGQ
なのは「精密狙撃なら、お任せください」
あおい「お、なのはちゃん。大丈夫かなぁ…」
 マウンドから、魔法の杖を構える魔法少女。…やはり、何かが間違っている。

なのは「行きます。スターぁライトーぉ…」
あおい「ま、待って! そこでぶっ放すつもり!?」
なのは「…そうですけど?」
あおい「キャッチャーを、殺る気マンマンすぎ!」
なのは「でもキャッチャーさえ耐えてくれれば、3発くらいは砲撃できます」
あおい「スタミナ無さ過ぎだし…。じゃあ次。コントロールは良さそうな、灯里ちゃん」

灯里「はひっ。がんばりまーす」
 ぎこちなく。でもそれなりの構えから投げられたボールは…彼女の足元に、落ちた。

灯里「わ、わ、わ。やっぱりダメでした。私、ボールを投げるの苦手なんです」
あおい「そっか」
灯里「こういうのじゃ、ダメですか?」

 灯里は軽くボールをトスすると。跳ね上がって、そのボールを蹴った。…ドライブボレー。
あおい「(速ッ! ん!?)」
 その回転は、縦に落ちるスライダーとなって、ワンバウンドしてあおいのミットに収まった、が。
あおい「凄いんだけど…蹴っちゃダメだよ…」

550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:59:26 ID:CH+OvMGQ
 一方の男性陣。こちらは投手は、簡単に決まった。メカ沢 新一である。
 彼のアームから放たれたボールは、初速180km/hを越え、キャッチしたヤムチャの腕を粉砕するほどであった。
 しかも精密なレーザー照準で、狙った所へ自在にボールをコントロールできる。
 レーザー照準の使用は、ルールブックに記載もないし問題ないと思われた。

アリーナ「ふふん。あれくらいなら、まだ避けられるわね」
奈々「アリーナさん…避けるのが目的の競技でもないんですよ?」
あおい「アレ、誰も打てないよ…」

 だが。メカ沢に決まりかという時。思わぬところから、問題が上がった。

桜子「…ねえ。あれって、ロボピッチャじゃね?」
ブライト「ん? まあ…そうとも言えるが」
桜子「ブライトさん。セガ的に大丈夫なの? ロボピッチャで」
ブライト「…マズイかもしれないな」

 メカ沢の投手は、自粛ということになり。メカ沢はキャッチャーに入ることになった。

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:00:56 ID:CH+OvMGQ
<守備練習:女子>

メカ沢「ブライトさん、見ろよあれ。凄いことやってるぞ?」
ブライト「灯里が…サード練習? 投げるの苦手だったはずだが」

 あおいがノックした打球を、サードの灯里は弾いたが…なんとか抑えて。地面に置いて。
 …ドライブシュートで、一塁へ送球している。

タカトシ「…この人たち。何やらせてもおかしいよ!」

あおい「外野いくよーっ!」
 平凡なセンターフライを、アリーナは追っていって…取る直前で、咄嗟にかわしている。
桜子「いくらなんでも、適正がなさすぎる…」

 取ったら取ったで、返球は、例によって仰角45度。場外へと消えた。…いくつのボールを無駄にすれば気が済むのやら。
 結局アリーナは、ボールを取ったら、投げずにそのまま走ってくることにしたらしい。

552 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:02:27 ID:CH+OvMGQ
謙信「…当初の予定では、ブライト殿が必殺技『送りバント』をマスターするかどうか、くらいの進行具合と聞いたが」
アムロ「全員、集まっちゃっいましたからね」
桜子「…まずいな。また進行さんに迷惑をかけてしまう。彼がもしクビになったら…!」
アムロ「桜子さんは、そこらへんも考えるんですか?」

桜子「逆に考えてみたんだ。進行さんがテキトーだからこそ、私たちがフラッと出てこれる。そう考えたんだ」

リュウ「なるほど。では尚更、進行さんに迷惑をかけちゃいけないな」
蘭「ますます出番がなくなっちゃうものね。…よしみんな、試合を早く終わらせるわよ!」

タカトシ「(…努力の方向が違うと思うんだが)」

553 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:04:08 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、突然の(野球の)紅白戦、いよいよ開始です。まずスタメン発表」

<男性陣>監督ブライト
1:ヤムチャ(右)
2:ハマー(中)
3:叶親(三)
4:メカ沢(捕)
5:アムロ(二)
6:伊藤誠(遊)
7:ブライト(左)
8:リュウ(一)
9:糸色望(投)

1〜3番までの俊足ランナーが出て、4〜6番で返す。あとは期待してない感じ。
投手:糸色望は、投擲技能が評価されたため。
「付記」当初期待されていたヤムチャだが、メカ沢の投球を受けて腕を怪我。たいした戦力とはみなされなくなった。

554 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:05:21 ID:CH+OvMGQ
<女性陣>監督あおい
1:奈々(投)
2:灯里(三)
3:あおい(一)
4:桜子(遊)
5:謙信ちゃん(捕)
6:蘭(二)
7:アリア社長(右)
8:なのは(左)
9:アリーナ(中)

上位打線が全て。アリーナとなのはは、スイングが雑すぎる(当たらない)のでこの打順(でも当たればホームラン)。
投手:奈々は、その俊足を活かせないが、そこそこの経験者だったため。
「付記」奈々は打順7番がいいと主張していたが、却下された。

555 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:06:52 ID:CH+OvMGQ
タカトシ(主審)「プレイボール!」

ブライト(実況)「試合開始です。一回表、女性陣からの攻撃。マウンドは糸色望。バッター奈々さんは左打席に入ります」
雷電(解説)「男性陣としては、まず彼女を封じ込めたいですね」
ブライト(実況)「マウンドの糸色。振りかぶって…ロードローラーだッ! 見送って、ストライクです」
雷電(解説)「初球は、良い入り方でしたね」

ブライト(実況)「二球目は…外角へのシュート! 奈々さん、バント! 痛烈です、三遊間を破った!」
雷電(解説)「むうっ、今のはまさしく!」
ブライト(実況)「何っ? 知っているのか、雷電!?」
雷電「『バントでレフト前』! 試合で使われたことはないが、奈々さんの必殺ワンツー!」

ブライト(実況)「さあ初ヒット。奈々さん。一塁から、リードを大きく取ります」
雷電(解説)「ランナーとしての奈々さんは、イチローレベルです。『帰る』のがとても速い。
 ホームに帰ってくるその執念は、素晴らしいものがあります」
ブライト(実況)「奈々さんのリードは、どんどん大きくなります。既に、あと一歩で二塁に行けます」

556 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:08:44 ID:CH+OvMGQ
メカ沢「先生、一塁へ牽制だ!」
奈々「!?」
 ヘッドスライディングで、一塁へ戻る奈々。ボールはかなり遅れて、一塁手リュウのグラブに収まった。

ブライト(実況)「今のケースは、一塁へ戻る必要があるんですかね?」
雷電(解説)「いえ、そのまま二塁へ行ってもいいんですが。奈々さんは『帰る』ことが目的ですから。
 咄嗟に戻ってしまうのでしょう。それを見抜いたメカ沢くんも、良いものを持っています」

 再び、大きくリードを取る奈々。やはり同様に、あと一歩で二塁のところまで来た。

ブライト(実況)「糸色望選手、クイックモーションから…投げたっ、奈々選手、スタートしました!
 奈々さん、二塁を蹴って…三塁も蹴った! 投球されたボールは、まだキャッチャーに届いていない!
 奈々さん滑りこんで…テレマーク姿勢! ホームスチール成功です!」

奈々「痛ッ」
 ホームベースの上でテレマーク姿勢(帰宅部員に必須の動作らしい)を取った奈々に。
 絶望先生が投げたボールが、当たった。

ブライト(実況)「…こういう時、どうなるんでしょう?」
雷電(解説)「奈々選手のホームイン後、ですから…得点は認められるんでしょうけど…」
ブライト(実況)「そもそも一塁からのホームスチールを想定していないルールブックが悪いんでしょうね」

タカトシ「(そんなことできるのって。イチローと奈々とぴのしかいないって…)」

557 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:18:42 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、主審の判断は!?」
タカトシ「え!?」
ブライト(実況)「主審タカトシ、迷っています。迷って、迷って…」

タカトシ「…チェンジっ!!」

ブライト(実況)「一回表、ノーアウトですが終了です。だが女性陣は一点をもぎ取りました!」
あおい「無茶苦茶すぎる…」

 こいつら、何やらせても普通にできないんじゃ…

ハマー「ブライト殿。これ以上、野球をやっていては、進行さんの進退問題になりかねんでござるYO」
ブライト「俺は、このまま3スレぐらい、野球の試合で進ませたかったんだが」
ハマー「今の進行さんがクビ→まともな進行さんに仕切られる→桜子さんとかが見れなくなる、ということもっ!!」

ヤムチャ「(こういう時だけ、無駄に熱いな…)」

558 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:25:45 ID:CH+OvMGQ
灯里「はひっ。それではダイジェストでお送りしましょう」

【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
女性チームの攻撃→! num
男性チームの守備→! num

男性陣のオフェンス→! num
女性陣のディフェンス→! num
【と(!とnumの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。結果により分岐します】
(テキトーに自重しつつ。24:00くらいを過ぎても引き終わってなかったら、どなたかが残り全部引いちゃってください。
 じゃないと中の人が引くハメになりますw)
---
数字が出るので。それぞれ攻撃側は「打順」、防御側は「守備位置」を参照ください(>>553-554)。
その選手が活躍し、何かしら能力やスキルが上がるかもしれません。
数字で「0」が出た場合、基本はハズレですが。
その相手によっては監督(男はブライト:女はあおい)の采配が活躍するかもしれません。
『特例』女性側が「7」出した時は、ななカウンターが上昇します。

(当初予定だった)ブライトさんのバント練習その他は、まだ予定があるのでご心配なく。
-----
今日はここまでー。明日、会社じゃん!?

559 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 12:31:01 ID:???
女性チームの攻撃→ 4
飛び石平日は非常に気合が乗りません…

560 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 13:05:15 ID:???
男性チームの守備→ 6

561 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 19:52:24 ID:???
男性陣のオフェンス→ 2
ブライトさんは野球になるとノリノリになるw

562 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:26:23 ID:???
乙でしたー

563 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:40:07 ID:???
女性陣のディフェンス→ 3

564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 04:59:33 ID:dzMVdGRQ
>>559 もうヤル気なくてなくて。まあ休みの日でも寝てるだけですが…(しかも昼夜逆転)
>>561 思えば。サッカーの試合中に野球の描写を入れた頃(最初の頃)あたりから、何かが間違っていました…
>>562 どもです。
---
女性チームの攻撃→ 4 (桜子)
男性チームの守備→ 6 (伊藤誠)

男性陣のオフェンス→ 2 (ハマー)
女性陣のディフェンス→ 3 (あおい)
-----
 ツーアウト、ランナー二・三塁。チャンスに回ってきたのは桜子。
 敬遠も考えられるこの場面だが、絶望先生は果敢に投げ込んできた。
 右バッターの桜子、そのインコースをシュートでえぐる。少し外れて、ボール。
桜子「(勝負はアウトコース。ロードローラーのタイミングで待って…)」
 速い球を待っていた桜子だったが、来たのは遅い球。それでもなんとか粘って、払うようなスイングをした。
 ボールは二遊間を抜ける…かに思えたが、ショートの伊藤誠が飛び込んでとめた。守備範囲が広い。

伊藤誠「たっ!」
桜子「くっ!」

 誠の肩は、強いほうではない。しかも起き上がりながらで、下半身の力がほとんど使えない。
 一塁への送球と、桜子の足。勝ったのは桜子だった。内野安打。
 …桜子は一塁を駆け抜けた後に、何故かヘッドスライディングをしている。

 三塁ランナーはホームイン。女子チーム、追加点。

#桜子が「チャンス○」を習得#
#伊藤誠が「守備職人」を習得#

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:01:52 ID:dzMVdGRQ
 追い上げたい男子チームはハマーの打順から。ノーアウト、ランナーなし。

 投手の奈々は伸びのあるストレートを持っている。
 だが変化球は、ほとんどない。チェンジアップでタイミングをズラすスタイルだ。
 そしてハマー。潔いことに、速い球は完全に捨てていた。甘く入ったチェンジアップに、くらいつく。
ハマー「そこDA!(DA! DA!)」←残響音つき
 サードの前へ、弱い当たり。浅めに守っていた灯里が前へ走ってきて…ファンブル。
灯里「はわわわ…」
 慌てて、ボールを地面に置いて。一塁への転送はドライブシュートだ。
 いや、無駄に奇妙な回転をかけている。…ミラクルドライブ。

 バウンドして、ありえない角度で曲がってきたボール。ホーム方向へズレた。
あおい「(…ファーストがボクで良かったよっ!)」
 一塁ベースに足をつけていては取れないと判断し、あおいはそれをダイビングキャッチ。
 そのまま空中で、バッターランナーのハマーへタッチしに行く。

 スッ。ハマーの身体が、沈んだ。
あおい「(かわされた)ッ!?」

 …スライディング土下座! それはあおいのタッチをかいくぐった。
 惜しむらくは。そのままファーストまで到達すれば良かったのだが、一歩手前で土下座姿勢のまま止まってしまったことだ。
あおい「…タッチ」

 アウト。しかしそのハマーのプレイに。
 男性陣からは野次と怒号が、女性陣からは乾いた笑いが起こった。
 そして全米は泣いた。
 ハマーは、何故か誇らしげだった。

#あおいが「選球眼」を習得#
#ハマーが「スライディング土下座」を習得#

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:03:28 ID:dzMVdGRQ
 試合は一進一退…のような描写に思えたかもしれないが。
 実際のところ、女性陣の圧勝だった。5回を終わって、コールド。
 点数は26-0で、女性チームの勝利。

勝:奈々。1勝0敗0S。防御率0.00
敗:糸色。0勝1敗0S。防御率9.00 ←防御率が低い(?)のは、エラーが多かった証拠

本:あおい1。桜子1。アリーナ1、2、3。なのは1、2。
盗塁:奈々7。灯里4、桜子1、謙信ちゃん3、アリーナ2。叶親1、メカ沢1。

ブライト(実況)「解説の雷電さん、どうでした?」
雷電(解説)「糸色望選手は、ボールにバラつきがあったのが痛かったですね。良いものは持っているのですが。
 予想外に活躍したのはアリア社長。全てフォアボールで出塁です。的が小さいですから、投手を責められません」
ブライト(実況)「アリア社長の足の遅さを考えると、後ろでランナーが詰まってしまうことも考えられましたが…
 そこは狙ったかのように、ホームランも出ました」
雷電(解説)「ロボキャッチャとなったメカ沢選手ですが。投手より、捕手の返球のほうが速いという現象まで起きました。
 両チームともまだ雑ですが、成長すれば良いチームになるでしょう」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:05:46 ID:dzMVdGRQ
ブライト「いやぁ、やっぱり野球だな。全然活躍できなかったけど。サッカーは走り通しで疲れるからイヤだ」
あおい「ごはん食べながらでも安心して見れるのもメリットだよね」
奈々「サッカーとかアイスホッケーって、トイレから戻ってきて点数が入ってると残念になりますからね」
タカトシ「好きな理由って、そういう理由なんですか…」

あおい「それよりブライトさん、送りバントは巧くなった?」
ブライト「いや…俺の前にランナーいなくて、試す機会がなかったし」
タカトシ「(尺だけじゃなく気合いも入ってたのに、いつも通りか…)」

あおい「まあ…野球の練習じゃなく、試合しちゃったからね。奈々ちゃん、ちょっとブライトさんに投げてあげて」
奈々「本職のあおいさんのほうが、良いのでは?」
あおい「アンダースロー相手に、バント練習は難しいと思うし。ボクはアドバイスするよ」

 メカ沢をキャッチャーに、奈々が投げる。まずはあおいが、お手本のバントを見せた。
あおい「どう? 絶対に上に上げないことと、正面の投手に取られないこと」

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:07:48 ID:dzMVdGRQ
灯里「はひっ☆」
 コロコロ…コロ。ぴた。ボールの勢いを完全に殺した、綺麗なバントだった。
ブライト「なんで灯里が、バントできるんだよ…」
灯里「わかりませんけど。私の技の設定の中で『オールで送りバント』ってのがありましたー」
 ・本職の送りバントより、(一応)弱いです。

ブライト「…俺が憶えるのに、一苦労してるってのに」
伊藤 誠「僕だって。ミラクルドライブなんてまだできないのに、あの女(灯里)は、なんの説明もなくやってるし」

謙信「……。はっ!」
 コロコロコロ…。ぴたっ。こちらも、巧くバントができている。

ブライト「なんで謙信ちゃんまで」
謙信「……。見てたら、できた。…まずかっただろうか(もじもじ)」
 「天才」ってのは、コレだから。

#謙信ちゃんが「送りバント」を習得#
 ・サッカーの試合ではバットでなく剣や鞘で行うため、威力は本職より落ちます。
 ・バットを買ってあげれば、普通の性能が引き出せますが…そこまでやる価値があるかどうかは別問題。

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:09:10 ID:dzMVdGRQ
ブライト「まあいい。主人公は努力家タイプ。特訓で必殺技を開発する!」

奈々「じゃ、行きますよー」
ブライト「来い!」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】シュートVSパス対決です。反則は発生しません。
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2)+! card=
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1)+! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ 奈々のストレートが勝利! ブライトさん、バント失敗。但し「送りバント」は「完成直前」まで昇格します。
≦0、-1→ ブライトさん、バント成功! 送りバントをマスター!

↓【補足・補正など】↓は続きます。

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:11:22 ID:dzMVdGRQ
・訓練により、奈々はガッツ80消費、ブライトさんはガッツ40消費します。

【補足・補正、カードマークによる発動スキル】
#奈々のマークが相手と一致で「NTの間合」が発動。補正+3(重複)。回避属性。
#奈々の数字が「7」。ななカウンター+1。→クラブで「孤独の7」、数字は0扱いに。それ以外は「孤高の7」、数字は14扱い。
・奈々がAを引いた場合「順応力」が発動。特殊フラグGET。
・奈々のマークがスペードの場合「ノビ○」が発動。補正+2。

#ブライトの『送りバント』は『未完成』です。クラブの場合『お手本』のおかげで、補正-3
・ブライトのマークがスペードの場合「素早い反応」が発動。補正+1。
-----
今日はここまでー。バント憶えるのに条件厳しい気もしますが、初練習だし。ブライトさんは他キャラと絡む回数が多いので。
尚、この野球練習によって。バント、ワンツー性能や、奈々の必殺シュート「ストレート」の特性などは明示されます。

571 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 09:54:28 ID:???
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2)+ スペードA =

572 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 10:24:48 ID:???
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1)+ クラブ6 =

573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:34:35 ID:hcgBgco2
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2ノビ+2)+ スペードA =18
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1未完成-3)+ クラブ6 =20
 ≦0、-1→ ブライトさん、バント成功! 送りバントをマスター!
 #奈々の「順応力」が発動。シュートに特殊フラグが立ちました。
-----
あおい「ブライトさんは…まあ最初はこんなものかな」
ブライト「うむ、まあまあだ」
あおい「奈々ちゃんがバントしやすいコースに投げてくれてること忘れないでよ。
 実戦では高めへの直球に驚くと、ボールが上がっちゃうから気をつけて」

#ブライトさんが「送りバント」を完成させました#
ワンツーの的になった時にのみ使えます。パス値に+2の補正で、ガッツ消費は80。

ワンツーの場合。基本的にパス:パスカットのスキルはそのまま発動します。但しどちらも必殺技は使えません。
唯一の例外は、あおいが所有している「ダイビングスクイズ」で、これはパスの出し手が必殺技であっても捌けます。
相手一人に対し二人でワンツー突破は良い戦法ですが、ワンツーの受け手もガッツを消費するので、注意です。

574 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:35:50 ID:hcgBgco2
あおい「(それにしても奈々ちゃんのストレートって、いいキレだなぁ。本職の投手でも、そうそういないや)」

 ブライトが送りバントの練習をしている最中。実は奈々も、試行錯誤をしていた。
 彼女はたいした変化球を持っていない。チェンジアップでタイミングをズラし、騙し騙しの投球だ。
 そのチェンジアップも、あおいから見たら直球とフォームが僅かに違っている。
 それは奈々も自覚していた。
奈々「(フォークは難しそうだし。とりあえずカーブか、スライダーかな…)」
 握りを変えてみる。

ブライト「おーい、奈々?」
 モタモタしていたら、送りバントの練習のために打席に入っていたブライトさんから、声がかかった。
奈々「あっ。すいませーん」
 慌てて、投げた。
 …握りが普段とは変わったままの状態で。

 そのボールの軌道は、奈々の普段の、浮き上がって加速していくようなものとは異なっていた。
あおい「(ん?)」
メカ沢「(お?)」
奈々「(…あれ?)」

575 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:37:25 ID:hcgBgco2
 コツン。送りバントに成功して喜ぶブライトさん。少し首を傾げる、奈々。
 あおいと、ボールを受けていたメカ沢だけは、ハッキリとわかった。
メカ沢「あおい。今の、見たか?」
あおい「うん。揺れた…というか、少しブレたよね」
メカ沢「変化球か? 練習試合じゃ使ってなかったみたいだが」
あおい「まだクセ球みたいなものだと思うけど…ムービングファストに近いかな。奈々ちゃーん」
 あおいはマウンドへ走っていって、奈々と話し込んでいる。

ブライト「ん? 二人とも、どしたの?」
あおい「奈々ちゃん。今の握りで、もう一回投げてみて。ブライトさんは打席でボール見てて」
ブライト「えー? 俺のバントの練習じゃないのかよー」
 ぶつぶつ言いながらも打席に入って、奈々のボールを見ると。試合の時とは、微妙に変わっていた。

ブライト「微妙にだけど。動いて…落ちるというより沈んでる感じだな? というか、途中で失速してるような」
メカ沢「でも普段の奈々のストレートは浮き上がる感じだから、これを混ぜたら幅が広がるだろう」

奈々「よし。このボールを完成させて。そしてサッカーにも応用させます」
タカトシ「握りを変えてるだけなら、サッカーに応用は難しいんじゃ…」
奈々「あおいさんは高速シンカー(マリンボール)してるし、ロベルト式ドライブは気合いだけで落とすそうですし。
 大丈夫です、なんとかなりますよ」

#奈々が「ムービングボール」を練習し始めました。完成すれば無理矢理サッカーにも応用してきます。

576 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:39:19 ID:hcgBgco2
アムロ「そうだ、(パンツに夢中になって)忘れてた。
 奈々さん、この前のサッカーの試合の時、僕に何か教えてくれるようなこと言ってたよね」
奈々「はい。私はジャンピングボレーならできますけど。あとオーバーヘッドと、チェンジアップ・ループ」
アムロ「どれも難しそう…。でも過去ログ見る限りでは、他に必殺ミドルっぽいのも使ってたような」
奈々「ああ。アレは『ストレート』とだけ、名付けてますが。ただ加速して蹴ってるだけですよ」
アムロ「そうなの?」
奈々「周りに敵がいない時や、ドリブルで抜いて加速した直後にだけ使えます。…燃費はいいですけど、強くはないです」
アムロ「ドリブルで抜く、ってところがハードル高いな…」

奈々「それでも私、決定力では劣るんですよね。あ、私もミドルシュート、誰かに教えてもらおう」
アムロ「奈々さんは音速を越えて移動できるじゃない。それだけの力があれば、ミドルの一つや二つ」
奈々「私。前に進むのは、そんなに速くないんですよ。あくまで『帰る』のが速いだけで」
アムロ「一塁からホームスチールは?」
奈々「野球の場合は、ホームに『戻る』って言うじゃないですか。サッカーは、進みますから」

タカトシ「(解釈の違いだけで、どうとでもなると思うんだけど…)」

 <野球の練習&試合をして、チームメイトの能力が変動しました>

#桜子「チャンス○」:相手陣内で、チャンスの時などに補正+1されます。
#伊藤誠「守備職人」:崩れた姿勢などでも防御参加可能。また、そのペナルティ軽減。
#あおい「選球眼」:ボールの軌道を見極めます。パスカットやブロックに補正。
#ハマー「スライディング土下座」:タックル時に発動するスキルです。

・奈々はガッツ80、ブライトさんは40、その他の人間は20、ガッツを消費しました。

577 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:41:17 ID:hcgBgco2
-----
久々のNPCフェイズ。以前は奈々まで終わってたので、次は謙信ちゃんです。
ちなみに、あおい&桜子&メカ沢はサッカー研究、アムロ&リュウは修理で順番が飛ばされ後回しになってます。

<NPCフェイズ:謙信>
謙信、ガッツ:360/400。所有P:400P。現在の能力値はALL5(ブライトさんですら12とかである)。

謙信「……」
 レベルが、戻らない…。謙信は自分の動きの「鈍さ」が、もどかしかった。
 目や頭はついていっても、カラダが追いつかない。また、すぐに息が上がる。
 カシナート以上の得物は店売りされていなかったし、何もやることがない。

 毎日の訓練は、欠かしていなかった。
 しかしそれは「レベルが落ちない程度」というだけの成果しか上がっていないようだ。一人の訓練では限界かもしれない。
 実戦に勝る訓練はない。初期は能力値ALL1だったことを思えば、少しはマシになってきたのであるが。


578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:44:36 ID:hcgBgco2
 WBの修理と補給まで、まだ時間がある。
謙信「…どうするかな」

【選択肢】→謙信ちゃんさんの行動
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:道場に行って稽古する→アリーナやメカ沢、叶親たちがいるでしょう…。
B:刃物使いを相手に訓練する→誠(ワールド)や、原さんに会いに…。
C:ダンジョンを探して潜ってみる→盗賊技能がないけど…。誰かついてくるかな?
D:買い物に行く→今度は他のツテを使って。
E:桜子の様子を見に行く→前の試合、随分と悩んでたし。
F:主に女性陣に剣術やスキルなどを教える→チームの底上げに。本人のためには、なるかなぁ?

-----
今日はここまでー。最近、更新はすっかりAM5:00とかです…。

579 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 06:33:22 ID:5tzZQvdU
A

580 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 06:37:54 ID:5tzZQvdU
A

581 :580:2011/05/05(木) 06:40:36 ID:???
あ、すいません 579でちゃんと書き込まれてました・・・ 確認不足ですすいません

582 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 07:07:01 ID:JtJywBkM
A

583 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:20:17 ID:???
乙でしたー

584 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:11:11 ID:7nXLJIfQ
>>580-581 いえいえ。特に指定がないので、一人でやっちゃってもルール上問題ないという…
>>583 どもー。
---

A:道場に行って稽古する→アリーナやメカ沢、叶親たちがいるでしょう…。
---
 道場では、メカ沢とアリーナが稽古をしていた。叶親は手持ち無沙汰で見学。ヤムチャは基礎練習。
 意外なところで、本家WB隊のリュウと蘭がいる。桜子は来ていない。奈々は来ていたようだが、帰宅したらしい。
謙信「芝村殿は…おらぬか?」
叶親「来てないッスよ。5121の人たち、事務仕事とかで忙しいらしいし。謙信ちゃんさんも稽古ッスか?」
謙信「…芝村殿がいれば、相手をしてもらおうと思ったのだが」

叶親「ふぅん…。それなら俺とやりません?」
謙信「?」
叶親「同じ剣使い同士。今まで一度もやったことないってほうが、不思議でしょ。
 謙信ちゃんさんは訓練教官資格ももらえたみたいだし」

謙信「…訓練教官資格は、女性限定のようだ。男性には、松岡修造先任軍曹がいる」
叶親「あの人、引きが弱いから…」
アリーナ「あぁ…」
 残念な目で、皆がヤムチャを注目した。
ヤムチャ「?」

585 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:14:22 ID:7nXLJIfQ
叶親「ともかく俺とやりましょうって。一度、その強さを見てみたかったんだ」
謙信「…構わぬが、私はその…剣道というものをやったことがない。剣術ならば明るいのだが」
叶親「ルールは適当でいいでしょ。はい、竹刀」

メカ沢「おいアリーナ、叶親と謙信ちゃんさんがやるみたいだぜ?」
アリーナ「おー。ちょっとワクワクするね」

謙信「…マダルト程度なら、使っても良いのか?」
叶親「どこのサムライですか。剣だけ。直接攻撃のみ!」
 互いに一礼。竹刀を構える。
 一瞬の静止時間のあと。
 叶親が踏み込んで、突きを放ったが。

 謙信は紙一重で横に避けながら、叶親の首を横に薙ぎ払っていた…正確には、寸止め。

謙信「……。前への踏み出しも甘いが、突きのタイミングが重心移動に合ってない。それでは敵を 殺 せ ぬ」
 殺すつもりで剣道してる人もいないと思うが。

メカ沢「速いな…。アリーナは今の、避けられるか?」
アリーナ「ふふん。あれならまだ、避けられるわよ。近づけないと思うけど」

586 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:16:34 ID:7nXLJIfQ
叶親「…まだです」
謙信「?」
叶親「剣道的には、今のは有効打ではありません!」
リュウ&蘭「(見苦しいこと言い出したーっ!)」

謙信「…そうなのか。すまぬ。肌の露出しているところや、動脈を狙えばいいというものではないのだな」
リュウ&蘭「(サラッと怖いこと言ってるーっ!)」

叶親「俺も本気を出しましょう…!」
 ゴゴゴゴゴゴ。叶親の背後に、スタンド:チャリオッツが実体化した。

ヤムチャ「え。スタンドって、剣道的にアリなのか?」
叶親「スタンドの使用は、ルールには載ってないので問題ないはず! 行けチャリオッツ!」
 チャリオッツは謙信の右側から、叶親は左側から、挟み打ちにして、連打を繰り出す。

リュウ「なんだか卑怯な気もするが」
蘭「まあ謙信様にあの程度じゃ、通用しませんよ」

 叶親の不幸は、謙信が、スタンドのことをよく知らなかったことだった。
 スタンドへのダメージは、本体もくらう。このことを知らなかったのだ。
 謙信はスタンドを倒し、叶親には寸止めにするつもりだったのだが… 

587 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:21:41 ID:7nXLJIfQ
謙信「…飛天御剣流、龍巣閃」
 高速乱撃。そもそも飛天御剣流を知る前から、戦場で独自にやっていたものだが。カッコいいから(名前を)真似している。
謙信「む!?」
 チャリオッツに数発の突きを入れたところで、異常に気がついた。
 反対側にいた叶親が、吹っ飛んでいた。

謙信「…叶親殿?」
叶親「は、半端ないよ…手加減してよ…」

アリーナ「自分は本気出すって言ってたのに…」

叶親「…しかし日本男子が、こんな無様な姿を見せているわけには参りますまい」
謙信「(おろおろ)」

叶親「…メンタル先生は言った。精神医学的な『露出症』の定義を」

『少なくとも六ヶ月間にわたり、警戒していない見知らぬ人に、自分の性器を露出することに関する
 空想や性的衝動、また行動が反復する』

叶親「すなわち。知り合いに見せるぶんには問題ないと!」
メカ沢「おい、叶親!? なんで脱ぎ始める!? 待っ…」

叶親「しっかりと目に焼きつけよ、これがフジヤマだっ!!」

 『…なんでギンギンにお立ちになっているの?』
 第一通報者は、そう発言したという。


588 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:25:45 ID:7nXLJIfQ
---
 ブライトが道場に顔を見せると、そこは警察や救急の人で賑わっていた。
「大丈夫ですか? しっかりして!」
「担架を、担架を早く!」
「そこのドラム缶は邪魔だからどかして!」

ブライト「…なんでここは、いつもこんな惨状になっているんだ」
 気絶しているアリーナと蘭。
 腰を抜かしているヤムチャとリュウ。
 警察に連行される叶親。
 業者に運ばれていくメカ沢。

謙信「(おろおろ)」

ブライト「……」
謙信「……」
ブライト「…帰ろっか」
謙信「(こくこく)」

589 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:27:15 ID:7nXLJIfQ
 途中までの、帰り道。
 運悪くミライさんと出会った。

ミライ「通報があって。WB内部のどこかで、なんだか凄いことが起きてたらしいのだけど。ブライト、何か知らない?」

ブライト「叶親が、何か捕まってました」
謙信「(こくこく)」

ミライ「またなの!? ちゃんと指導してくれなきゃ困ります!」

ブライト「(前に似たようなことがあったけど。その時と対応が違う気がする)」

#上層部評価値が「1」下がりました(監督不行き届き)。24→23。

590 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:29:36 ID:7nXLJIfQ
謙信「…ブライト殿。私の悩みを聞いてくれないか」
ブライト「ん?」
 普段は無口な謙信ちゃんさんが、話を振ってくるのは珍しい。

謙信「先程。道場で稽古をした。1対2の戦いをしたのだが」
ブライト「(無茶やってるなー)」
謙信「今の私では、5人以上に囲まれたら、負けるかもしれぬ…」
ブライト「それ、誰でも負けるでしょ」
謙信「…全盛期の私なら、相手が50人いても楽勝だった」
ブライト「(あ、次元が違う悩みだ…)」

<全盛期の謙信ちゃん伝説>
・1出陣3勝利は当たり前。1出陣で5勝利の時も。
・予備兵力のはずなのに、先頭を切って敵を撃破。
・謙信にとっての敵陣壊滅は、敵国降伏のしそこない。
・その姿が見えただけで、相手が泣いて謝った。
・敵国制圧も、納得が行かなければ援助して復興させ、その後に再び制圧。
・戦のない移動日でも手柄を上げる。
・グッとガッツポーズしただけで敵が5人くらい死んだ。
・単騎で一国を制圧できるが、ゲームバランス的にNGなので自重している。
・エルニーニョ現象は、謙信の振った刀のせい。
・病気で明日手術する子供に、その病院を制圧することを約束。
・試験の時。鉛筆を落として困っていた同級生にカシナートの剣を拾ってあげた。
・ショーウィンドウの前で、トランペットを物欲しそうに見ている少年にカシナートの剣を買ってあげたこともある。

591 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:37:04 ID:7nXLJIfQ
…真面目な話。公式設定的にも、相当なものである。

18歳。LV63/才能限界70。スキル:剣戦闘LV2(場合によってはLV3発揮も)。
この世界で「スキル:LV3」は、伝説クラス。「魔法LV3」は世界で数人が持っている程度。「剣LV3」所有者は存在しない。

『エターナルヒーロー』たちですらLV50あたり。才能限界でもLV70くらいである。技能レベルも剣戦闘LV2とか。
同じ侍の、当時の日光は。21歳。LV51/才能限界71。剣戦闘LV2。
ほぼ互角と言える(戦国の経験ぶん、実際レベルがやや勝ってるほど)。

---
謙信「そんな私だが、今ではこんなに弱体化してしまった…」(おたふく風邪で)
ブライト「勝てるんだから、いいじゃん」
謙信「しかしサッカーの能力値を単純に合計すると、私はダントツで最下位だ…」
ブライト「(そのくせ、ハマーより役立ってるイメージしかないんだが)」

謙信「日頃の修練では、レベルはほとんど上がらない。強き者と戦わなくては、あるいは実戦でなくては強くなれぬ。
 WB隊の剣士は妙な術(スタンド)を使ったが、実戦慣れしていない。アリーナ殿や桜子殿は素手での戦闘だ。参考にならぬ。
 ブライト殿。何かいい案はないだろうか」

ブライト「ないこともないが…野球で羽目を外したし。長くやるとまた進行さんが泣いちゃうからなぁ」
謙信「強くなれる方法を、知っているのか?」

592 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:39:08 ID:7nXLJIfQ
ブライト「どうせ今は戦争中だし。実戦はこの先、いくらでもあるさ。あとは訓練だが…」
謙信「(わくわく)」
ブライト「(訓練教官に訓練方法教えるって、どんな展開だよ…)」
謙信「(わくわく)」
ブライト「あとは、この付近じゃ武器屋とかないけど。通販で何か買うのもいいかもな」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
謙信の訓練 →! card=
その相手とか場所 →! card=
通販で頼んでみたもの →! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

「その相手とか場所」のカードによって、相手が変わります。
謙信がカードで上回れば、レベルは少し戻ります。とりあえず能力値ALL+1は確定。+α
同点か、下回れば、たいして成果が上がりません。
但し相手が強い場合、それだけで有効な訓練になります(例えば芝村舞に負けても、能力値は上がるでしょう)。

#「謙信の訓練」でAが出た場合「素質」が発動。特殊フラグを入手。「K」引きは通常通りの成長です。
#訓練では、謙信のガッツが50消費されます。またマークが一致すると謙信側に「+3」のボーナスを得ます。
・訓練相手がWB隊の場合、そちらもガッツを消費します。但し相手もいい影響があるかもしれません。

 <↓「相手とか場所」「通販」の詳細は、続きます↓>

593 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:40:55 ID:7nXLJIfQ
<「その相手とか場所」のカードによって、相手が変わります>

Q、K:芝村舞。能力値も高いし、天才技能LV3があるから、ほとんど全てに対応できる。
10、J:原素子。実戦経験というか、人を刺した回数はやたらに高いらしい。
8、9:メカ沢。ドリルとかビームサーベル持ってる。我流だけど。
7:奈々。剣道やってたし、NTだし死んでも生き返るし逃げ足も速い。言わばはぐれメタル。
5、6:なのは。剣術じゃなくて魔法使いだが、強敵。
3、4:伊藤誠…というか、そのスタンド。ワールドのこと。白兵戦は原さんには劣るかも。
1、2:アムロ。NTでSEEDな冒険王版。しかも上級パンツ鑑定士。誰も近づきたくはない。

<訓練場所や、方法>
スペード:むしろ実戦。ジオン軍の、ソロモン方面に威力偵察に出させます。
ハート:サッカー。サッカー練習すれば、サッカー能力は高くなるはず。剣術レベルは置いといて。
ダイヤ:山篭り。特訓と言えばこれでは?
クラブ:野球。露骨に贔屓されてるから。レベルが戻るかは…うん…。

---
<通販で買ったもの>
K→村正
Q→聖なる鎧
J→キラーピアス
9、10→「コミュニケーションのABC」の本
7、8→「はじめてのサッカー入門」の本
5、6→カトラス
3、4→バールのようなもの
1、2→野球のバット
-----
今日はここまでー。

594 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 06:37:20 ID:???
謙信の訓練 → ハート8 =

595 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 08:07:30 ID:???
その相手とか場所 → ハートA =


596 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 08:10:49 ID:???
通販で頼んでみたもの → ダイヤA =


597 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 13:04:49 ID:???
あと手裏剣さえ売ってれば三種の神器勢揃いな通販すごいw

598 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:13:51 ID:???
トランペット少年に妙なモノ買っちゃってw

599 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:33:22 ID:???
>ショーウィンドウの前で、トランペットを物欲しそうに見ている少年にカシナートの剣を買ってあげたこともある
それを村正だと教えられて疑わなかったのが後の忍者増田である

600 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:06:23 ID:uDPZ+O6w
>>597 初期案(勢い)では手裏剣だったんですが、ハマーのイメージが強く…。最近気絶が多いアリーナを優遇した結果で。
>>598 トランペット少年は、色々な人に妙なもの貰ってますなw
>>599 あっちの自称忍者のほうが、ハマーより忍者っぽいから困ります。
---
謙信の訓練 → ハート8+(マーク一致+3)=11
その相手とか場所 → ハートA =数字は1。アムロと、サッカー練習。
通販で頼んでみたもの → ダイヤA =野球のバット
 #謙信がカードで上回れば、レベルは少し戻ります。とりあえず能力値ALL+1は確定。+α
-----
ブライト「レベルは戦ってるうちに戻ってくるだろう。サッカーで負い目を感じているなら、サッカー練習をすればいい。
 とりあえずアムロあたりでいいんじゃないか? 冒険王版を相手にすれば、実戦訓練もできるし」
 ブライトと謙信ちゃんさんは、左舷:サッカーグラウンド(シャアと戦ってたとこ)までやってきた。

ブライト「あ、最初に通販で何か頼んでおいたほうが良かったな。あれって、注文してから届くまでが楽しいよね。
 むしろ届いた後は、開封しないで放置しちゃうもん」
謙信「……。私は、通信販売で品物を買った経験がない…」
ブライト「それ人生損してるって。最近はネット販売が主流だから…アムロにノートPCでも持ってこさせるか」

 グラウンドの放送席から呼び出そうと思ったが、そこは、そもそも放送席など設置されていなかった。

ブライト「…今から戻って、呼びに行くのも面倒だな」
 おもむろに、足元のボールを手に取る。
謙信「…?」
ブライト「てい」
 軽く、WB隊のゴールに向けてボールを蹴った。
 次の瞬間。空気がゆらめいて、突然現れた奈々が、ゴール前のボールをクリアしていた。
 …轟音と衝撃派は、遅れてやってくる。彼女が音速を越えてきた証拠だ。

601 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:08:51 ID:uDPZ+O6w
奈々「か、帰るところが危ないかと思いました…」
ブライト「あー。すまん、奈々。練習してたら、ボールがそっちに転がっていっちゃって」
奈々「気をつけてくださいよ?」
ブライト「おう。あ、そうだ。この前の試合で魔弾丸使っちゃったから、チャージしてくれない?」
奈々「はい」
ブライト「思ったより弱かったぞ、あれ」
奈々「ミニサイズですからね。これ、ギラとかのレベルしか入りませんもん。逆に、手数で押したほうがいいと思いますよ」
ブライト「わかった、ありがと。ああ、それと。NT能力でアムロを呼んでくれない? ノートPC持ってきてって」

奈々「……。私のこと、使いっ走り程度に考えてません?」
ブライト「……。……。…そんなこと、違うですよ?」

奈々「まあ呼びますけど。私は部屋に帰りますから」
ブライト「いつも思ってたんだけどさ。奈々って、帰って何してるの?」
奈々「もちろん、次の出発の準備ですよ」
ブライト「…なんで出発するの?」

奈々「それは、部屋に帰るためです」
ブライト「どうして、そんなに帰りたいわけ?」
奈々「…そこに部屋があるからさ」

 彼女にとって、帰宅する行為そのものが大事なのだからしょうがない。

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:12:01 ID:uDPZ+O6w
#ブライトのミニサイズ魔弾丸は、チャージ完了しました。奈々ガッツ-10。

奈々「むーん…。はい、アムロさんを呼んでおきましたよ。面倒だって、渋ってましたけど。
 でも謙信ちゃんさんの肌着の色がピンク色のような気がするって言ったら、すぐ来るって」

ブライト「よく考えると…奈々たちNTって凄いな」
奈々「どう考えても、これが理想の使い方じゃないと思うんですけどね。それじゃ、私はこれで」

 奈々はいつものように、音速を越えて帰宅していった。
謙信「(奈々殿は、アムロ殿を呼ぶためだけに出てきたのか…)」

 入れ替わるかのように、通常の3倍の速度でアムロが走ってきて…
 そして、がっくりと膝をつく。
アムロ「うわーん! いつもと同じ色じゃないかーっ!!!」
ブライト「アムロ。お前も色々と、凄いよな…」

 地面を叩いて悔しがっているアムロから、ブライトはノートPCを借りた。
 ブラウザを開いたが、どうもインターネットに繋がらない。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:15:00 ID:uDPZ+O6w
ブライト「どうしてだろ」
謙信「……。『愉快なインターネッツ』というのは、見れないのか?」
ブライト「見れないなぁ」
謙信「IPは取れてるのか? ipconfig/all打ってみては…」
ブライト「は?」
アムロ「無線を捕まえられてないだけですよ。この近くだと、どっかにSSIDがRX78っていうアクセスポイントありません?」
ブライト「は?」
謙信「弱いが…あった。…WEPなのか?」
ブライト「は?」
アムロ「WEPですよ、キーはAMUROで」
謙信「脆弱では」
アムロ「脆弱だけど、いいんです。どうせ僕のじゃないし」

ブライト「なんか、謙信ちゃんさんが、パソコンの話をしていたような」
謙信「…芝村殿と話をしたことがあるから、なんとか。概念しか知らないが」

 相変わらず。『天才』技能持ちって、これだから…。

604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:18:08 ID:uDPZ+O6w
 ブライトがブラウザを立ち上げると、下着の画像がいっぱい貼り付けられたページが表示された。
謙信「…これがホームページというものか」
ブライト「…ランジェリーショップのページにしか見えないが」
アムロ「僕のホームページですよ。確かに女性の下着を売ってもいますけどね。…主に中古品を」
ブライト「……」
アムロ「結構、売り上げあるんですよ。前はただの趣味だったんですけど、上級パンツ鑑定士になってから本格的に」

 ツールバーから、検索の履歴を見てみる。
『パンツ』『ショーツ』『クロッチ部分』『パンツ 桜子』『パンツ 江戸時代』
『肌着』『パンツ鑑定協会』『パンツマスター昇段試験』『パンツ相対性理論』
『シュレティンガーのパンツ』『パンツ政治学』『第二次パンツ戦争における人類の革新』

ブライト「アムロ…お前、本当に、引き返せないところまで行ってるんだな…」
アムロ「未来に生きてますからね」

ブライト「それより通販、通販っと。…鉄板なのは、密林?」
アムロ「それじゃ通販のドキドキ感が少ないでしょう。中国人の口座に入金するような、『賭け』みたいなのが欲しいですね」
 ・人のカネだと思って、結構テキトーである。

アムロ「ショップも、流行ってないようなところがいいなぁ。…ここだ、ここがいい。ここにしましょう」
謙信「(わくわく)」


605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:21:39 ID:uDPZ+O6w
<スポーツショップ『ミケ』へようこそ!>
・諸事情により、当面、閉店することになりました。ただいま閉店セール中です。

村正
聖なる鎧
キラーピアス
てつのつめ(品切れ中)
カトラス
バールのようなもの
野球のバット
トランペット
カシナート
---

ブライト「おいアムロ…ここ、あからさまに怪しいぞ?」
アムロ「だからいいんじゃないですか」
ブライト「スポーツショップが、普通、カトラスとか扱ってるか!?」
アムロ「模造刀とかじゃないですか?」
ブライト「だいたいスポーツショップなら、普通に『バット』だけで通じるだろ。
 なんでわざわざ『野球の』ってつけてるんだよ。絶対おかしいって!」
アムロ「粉砕バットと強調(?)するようなものでしょ」

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:24:00 ID:uDPZ+O6w
謙信「(…む、村正っ!?)」
ブライト「しかし。なんだ、この村正って」
アムロ「翻訳かけてみました。『そん・ただし』さんって人のことみたいですね」
ブライト「知らないな」
アムロ「マイナーな芸能人か何かじゃないですか?」
謙信「(あぁ…)」

ブライト「しかしスポーツショップにしては、守備範囲広すぎだよ。なんでトランペットとか」
アムロ「暗号かもしれません。影で麻薬とか売ってたり」
ブライト「カシナートってなんだ?」
アムロ「ミキサーでしょ。ウチにもありますよ」
謙信「(ぶんぶんぶん)」

607 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:26:08 ID:uDPZ+O6w
ブライト「じゃあ…無難なところで、野球のバットにしておこう。必殺技(送りバント)の性能が最大限に引き出せるし」
アムロ「はい、ポチッとな。僕ならトランペットあたりを買ってみますけどね」
ブライト「…お前、買うの?」
アムロ「自分のカネで買うわけないじゃないですか」

 何気にアムロは酷い。…が。まあ冒頭でガンダムを捨てるようなヤツだし、そんなものだろう。

アムロ「情報入力画面だ。ブライトさん、クレジットカードの番号、教えてくれません?」
ブライト「イヤだよ」
アムロ「じゃあ代引にしますか。備考…郵送は男性名でお願いします。PCパーツと書いてください、っと」
ブライト「何を買うつもりだ。…でも手慣れてるな」
アムロ「普通はショップ側が注意書きとして書いておくものでしょうよ。まあ代引なら、何かは確実に届くわけだし」

ブライト「そう言えば、住所ってどうなるんだ?」
アムロ「ブリッジに届けてもらえばいいんじゃないですか?」

 入力画面に情報を入力していると、背後から声がかかった。

608 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:28:04 ID:uDPZ+O6w
中原 岬「ゆうびん、郵便でーす。江田島平八さんから、代引でーす」
ブライト&アムロ「塾長から来た!?」

 おそるおそる、指定された金額を渡して、サインすると。中原 岬は、野球のバットを手渡してきた。
 『PCパーツ』というシールが貼ってある。

ブライト「おぅ、焦ったぞ…。これって、今のショップで頼んだモノじゃん」
アムロ「確かに男性名でしたけどね…。…あれ、待てよ!?」
ブライト「どうした?」
アムロ「僕。まだ住所、入力してないんですけど…」

ブライト「…じゃあ、なんでショップから品物が来たんだよ」
アムロ「知りませんよ」
ブライト「やっぱり怪しいな、今のショップ」
アムロ「他の物も頼んでみましょうか」
ブライト「ああ。面白そうだな」
アムロ「……。…? おかしいな」
ブライト「ん?」
アムロ「404。ページ、消えちゃってる…」

 数秒間の沈黙の後。
 男たちの達した結論は、いつものこと…『ま、いっか』であった。


609 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:30:36 ID:uDPZ+O6w
ブライト「じゃあ、はい。謙信ちゃん。野球のバット。これで送りバントの性能が、最大限(+2)まで引き上げられるぞ」
アムロ「え!? 今のってブライトさんの買い物じゃなかったんですか!?」
ブライト「謙信ちゃんのだよ。通販知らないって言うし」
アムロ「謙信ちゃんさんのなら、もっと真面目に考えて選んだのにぃいいぃい! 素敵なランジェリーとかっ!」

謙信「……。むら、まさ…」

ブライト「ん?」
アムロ「はい?」

謙信「…いや、なんでもない…」

 ポロッと。涙が零れた。

ブライト&アムロ「(泣いてる!?)」
謙信「(ポロポロ)」

ブライト「どうした!? お腹でも痛くしたか?」
アムロ「むしろお腹が空いているのでは!?」
ブライト「アタマ撫でてやるから、泣きやんでくれっ!」
 #小学生がペットを心配してるようなレベルである。

謙信「(ぐすっ…)」

ブライト「(アムロ、こういう時はどうしたらいいんだ!?)」
アムロ「(知りませんって! ブライトさんのほうが大人でしょ!?)」

 ここらへん、女性に泣かれることに慣れていない二人だった。

610 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:35:09 ID:uDPZ+O6w
-----
 ようやく謙信ちゃんさんは泣きやんで(おにぎり食べさせてたら、いつのまにか泣きやんだ)。
 ほっと一息。
ブライト「…しかし、まずいな。例によって、全く進んでいない」
 #当初の構想では、『謙信がバットを買って、送りバント性能が向上』、と一行だけ記述する予定だったのだが。

アムロ「まあバット持ったことだし。設定を明確にしないといけませんね。…謙信ちゃんさんは右打者? 左打者?」
ブライト「刀の握り(右利きの場合、右手が上…鍔元)からして、右打者だろ」

 バットを何度かスイングする謙信。それはみるみる進化していき、洗練されて。
 相手投手に正対するほどの、オープンスタンス。バットはあまり立てずに、僅かに横に寝かせて。
 もう独自のスタイルになっていた。…野球中継ではあまり見ないが、時代劇でよく見るような姿勢である。
謙信「…多少は慣れていたあおい殿のスイングと、力強いアリーナ殿のスイングを取り入れてみたのだが…」
アムロ「(うわ。物凄く巧くなってる…)」
ブライト「凄ぇ。もう、あおいちゃん(打撃はそれほど巧くない)より巧いんじゃ…」

アムロ「これで明日はホームランですね!」
ブライト「あ、ああ…」
アムロ「どうしました?」
ブライト「カードでもサッカー練習って明記してあるのに、なんで俺たちは野球の練習してるんだろう、と…」
アムロ「まあいつものことでしょ」

611 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:38:47 ID:uDPZ+O6w
 ノートPCから、ホームページの更新(?)をしながらアムロは言った。
アムロ「ところでサッカー練習、するんですか? むしろ僕、疲れてきたんで帰りたいんですけど」
ブライト「いや、やっぱり訓練しないと…。カード的に」

 ふと見ると。グラウンドで謙信ちゃんは、一人で練習してた。
 ドリブル。壁に向かってパスとシュート。それに追いつく訓練。

 …彼女は元来が、素質も身体能力もWB隊で…いや全世界でも最高峰の部類だ。
 それが数値的に弱いというのは、単純にサッカーに慣れていないだけである。
 逆に言えば、多少慣れるだけで、水準以上まで能力は伸びる(戦闘LVが戻るかは、ともかく)。

#謙信ちゃんさんが通販を行い、人生経験を積みました。LVが5→6にUP! 能力値がALL+1。最大ガッツ:400→420
・内部パラメータ「ドリブルLV」が上昇。ボールキープ時に、速度が落ちにくくなります。
・一部スキルが追加:変更され、組み替えられました。

#謙信が送りバントを、バットで使用することも可能になりました。
・また打者としても優秀な部類になってきました(どう活かされるかは別として)。

612 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:41:49 ID:uDPZ+O6w
謙信「…これで少しは、サッカーでも足手まといにならなくなっただろうか」
 ・念のため。彼女の能力値はALL6まで上がってます。ブライトが12とかなので、もう少しで一対一でも互角になるかも。

アムロ「僕ら、必要ないっぽいですね…。謙信ちゃんさんが使う技は高度すぎて、僕にはまるで使えないし」
ブライト「というか、通販で全力を出しすぎたな」

アムロ「……。それにしても。古風な『和式』ってのもいいですなぁ…」
ブライト「ん?」
アムロ「やっぱり白だよね。うん。芝村さんの言うことも納得できるんだよね…」
ブライト「おいアムロ、お前、一体、何が見えてるんだ!? 教えてくれ!」
アムロ「…100円ショップで買ったパンツをはいてるような人には、教えられませんね」
ブライト「くっ…」

アムロ「しかし僕は。外側(パンツ)と中身(女体)にばかり目が行ってしまい。ゴースト(心)については無知だ…」

 アムロは、(これでも一応)WBの半壊に、強い危機感を持っていた。
 色々と学ばねばならない…パンツ以外のことも。

#アムロが女性の涙に対する対処法を模索し始めました(現時点での対処法:とりあえず餌を与えてみる)。
・アムロなりに、頑張っています。アムロ最大ガッツ:500→520

613 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:44:06 ID:uDPZ+O6w
ブライト「いや、精神関連なら、NT能力を使えばいいだろ…」
アムロ「なるほど。謙信ちゃんさんの心は…」
謙信「…?」

アムロ(てきいぃいいん↑)「わかった! 謙信ちゃんさん、待っててください!」
 アムロはどこかへ走っていった。奈々に影響されたためか、帰る時の速度が少し上がっている。

 しばし待つ。少しすると、アムロが息を乱して戻ってきた。

アムロ「はぁはぁ…。謙信ちゃんさん! これを、これを受け取ってくださいっ!」
謙信「この道具は…?」
ブライト「なんだこれ。ミキサーか?」

アムロ「『カシナート』です!」

謙信「……(ぐすん)」

ブライト&アムロ「泣かれたっ!?」

・訓練(?)により、謙信とアムロのガッツが50、消費されました。
「現在ガッツ」謙信:310/420。アムロ:370/520

614 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:56:02 ID:uDPZ+O6w
-----
「日常フェイズ」:WB、修理中です。作業員がガムテで補強してます。

<WB内:ブリッジ>
ブライト「まだ補給と修理に時間がかかるな。俺はここでヒマしてればいいのか?」
ミライ「色々とやることはあるでしょうに…。そうだ、芝村さんからミーティングの呼び出しがあったわよ。
 というか、前々から各選手を集めては、そういうことやってたみたい」

ブライト「芝村舞は、怖いから…」
ミライ「反省会的な意味合いもあるんじゃないかしら。…いろいろ怒られると思うけど」
ブライト「やっぱり、俺も行かなくちゃダメなのか?」
ミライ「病欠、ってことにしましょうか?」
ブライト「それはそれで怖いが…」

【選択肢】ブライトの日常業務→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:芝村舞のミーティング→他に数名の人間が呼び出されているようです。
B:訓練(教官:灯里)の視察→道場には。灯里、リュウ、蘭、なのは、原さん(刺殺だけに)などがいるようです。
C:タカトシに会いに→常識人のサッカー経験者に、真面目にアドバイスを受ける。…誠の部屋ですが。
D:また通販で何か買おう→仕事しろよw

A案は、サッカー戦術、適材適所などを教えてくれそうです。『病欠』する時は、代理でミライさんに行ってもらいます。
B案は、これはよくわかりませんが…。危険なメンバーが混ざってます。
C案は、サッカー戦術、そして突っ込みなどについて教わります。進行が早くなるかも。
D案は、カードで一発勝負。完全なランダムです。悪徳業者の場合もあり得ます。
-----
今日はここまでー。仕事により数日、更新できないっぽいです。明日、短ければできるかも。
明後日は時間的余裕と、ネットブックのキータッチ次第…

615 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 03:42:31 ID:XTzx1JmE
A
泣きたくて泣いてる時と構ってほしくて泣いてる時を見分けてくれる(面倒)のがいい男!
乙でした〜

616 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 13:57:14 ID:CVFPmjoo
A

617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:32:16 ID:owjaXKKU
>>615 「とりあえず餌を与えてみる」男は、やはりダメな人なのだろうか…w
---

A:芝村舞のミーティング→他に数名の人間が呼び出されているようです。


 ブリーフィングルーム。
 アムロがいつも『ブリーフ!?』と反応してしまう部屋。
 ブライトがその部屋に行くと、数名の人間が集まっていた。

 桜子、あおい、奈々、謙信。メカ沢。そして瀬戸口とタカトシ。芝村舞は、軽く敬礼してくる。

芝村 舞「うむ。8時ばりに全員集合だな」
ブライト「よく意味がわからないんですが…メンバーこれだけ? 他のヤツらは?」
芝村 舞「呼んでない。ブライト少尉のことも呼ぶかどうか迷ったのだが、一応責任者だ」
ブライト「はぁ」
芝村 舞「今いるメンバーは、ブライト少尉以外、『良識派』『一定以上の発言力』を持った人間だ」

タカトシ「あの、オレは…」
芝村 舞「ツッコミ要員」
タカトシ「それだけで呼んだんですか…」

 舞は座りなおすと、全員を見渡した。
芝村 舞「皆、ラクにしていい。構えるな」
 偉そうな物言いだが…まあ実際に偉いし。

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:34:20 ID:owjaXKKU
芝村 舞「今日、集まってもらったのは他でもない。ルナツー基地奇襲戦の反省会だ」
桜子「反省点、いっぱいありそうだね…」
芝村 舞「試合そのものは、そうでもない。私は想定内とも思った。むしろ善戦しただろう」
桜子「そう?」

芝村 舞「一番の問題は…本来、『左舷は男性だけ』『右舷は女性だけ』で場を構成しようとしたのに。
 右舷では、オスカーとマーカー、シロー、ハヤト、が出てきた(直後に、なのはの砲撃)。
 左舷では、なのはが飛んでいったし、灯里は伏字を頑張るし、岬(太郎じゃない)はラウンドガールで姿を見せる…
 その、場当たり的な出演。テキトーさ。勢いの強さだ」 

あおい「えっと。それって…WBの進行さんに問題があるってこと?」
桜子「問題は台本じゃね?」
奈々「いえ、台本はちゃんとしてるんですよ。何故か脱線するだけで」

芝村 舞「私は考えた。アリア社長を眺めながらも、考えていたのだ。今の進行さんをクビにするべきかどうか」
ブライト「確かに進行が早ければ、もう一年戦争なんか終わってるくらいだと思うし」
芝村 舞「…だが進行さんも、妻子いる身。来年は娘さんが幼稚園に入るんだそうだ。とてもクビにはできぬ…くうっ」
謙信「(ぶわっ)」

ブライト「(…今のが泣くところ、なのだろうか)」

芝村 舞「そういうわけで、進行さんはクビにはしない。あそこの奥さんはできた人だしな…」
タカトシ「(まったく知らないんだが)」

619 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:39:10 ID:owjaXKKU
芝村 舞「脱線しそうになったら、各自で修正すること。以上だ」

奈々「…あのー。試合のことは、何も言わないんですか?」
芝村 舞「ああ…。そもそも即席のお前たちに期待していない、ということもあるが。
 私がとやかく言うことでもあるまい。自分たちで考えよ」

 桜子が、手を上げた。
桜子「それそれ。私とメカ沢、あおいちゃんで入門書読んで研究してたんだけどさ。私たち、すっごいこと知っちゃったかも」
瀬戸口「凄いこと?」

桜子「実はさ…サッカーって、ディフェンス陣がオーバーラップしてもいいらしいのよ!」
 衝撃を受けるブライトだったが。呆気なくタカトシに言われた。
タカトシ「いや、それ常識でしょ」
桜子「え」
タカトシ「FWだって防御するし、DFだって攻撃するし。普通にやってますよ」
ブライト「えぇ!? サイドバックって…『余った人』がやるところじゃないんだ!?」

あおい「(…うーん。以前も一回、こんな話をしたと思うんだけど。やっぱり皆、忘れてるよねぇ…)」

タカトシ「んー。むしろSBって、攻撃参加と防御もやるから、かなり上下動があって疲れるポジションじゃないかなぁ」

 今、明かされるサッカーの秘密。
 それまでの常識(野球ばりに定位置から動かない)を覆す大発見だった(WB隊の一部の人たちにとって)。

メカ沢「俺たちの努力(6スレもかけてるサッカー研究)が、一瞬で無意味になったな…」

620 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:41:47 ID:owjaXKKU
ブライト「でも言われてみれば…。俺の初試合ってDFだったけど。やたらと上がったり下がったりで疲れた記憶がある」
タカトシ「なんで、動かなくなったんです?」
ブライト「実況するのに、動かないほうがラクだから」

#ブライトの価値観。左舷>>実況>>>試合

瀬戸口「どうして最初の試合だけ、動いてたの?」
ブライト「アレは言われて…。誰にだったかな。あぁ! 灯里だ。灯里が、動くタイミング指示してた」
メカ沢「灯里…。なんであいつが」

 黙々とおにぎりを食べていた謙信ちゃんさん様が、麗しい仕草で右腕をお上げなさった。

謙信「彼女は弱いが、賢い。全ての動きに、無駄もなく迷いもない」
ブライト「…そうなん?」
奈々「灯里ちゃんって、接客してるからじゃないかしら。相手の心理を読むのが巧いというか、その達人というか。
 …あの洞察力は、むしろ彼女こそ『本来の』NTなのではないか、と思えるほどですよ」

桜子「強いの?」
奈々「フィジカルという意味では、強くはないんですが」
あおい「過去ログ読む限りじゃ、アリア社長を成層圏まで打ち上げるくらい(時々)パワーあるけど」

621 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:07:10 ID:owjaXKKU
ブライト「チームメイトのことなんて、けっこう知ってるつもりだったけど。意外と知らないもんだな。
 これを機会に、まとめてみるか。まず俺が、一番不思議に思っていることなんだが…。
 …『謙信ちゃん』相手にだけ、敬称がヘンじゃない?」

奈々「そうですか? 謙信ちゃんさんは、謙信ちゃんさん、としか呼べないですよ」
桜子「謙信ちゃんの敬称? ヘンかなぁ?」
芝村 舞「謙信ちゃんは、謙信ちゃんだし」

ブライト「…『あおい』は?」

奈々「あおいさん」
桜子「あおいちゃん」
芝村 舞「あおい」

瀬戸口「…黙ってたんだけどさ。芝村が『ちゃん』付けしてるのって、謙信ちゃんだけだぞ」
芝村 舞「そうだな」
瀬戸口「どういう意図があるわけ?」
芝村 舞「いや、普通に」

ブライト「まさか戸籍的には、『謙信ちゃん』までが本名!?」
芝村 舞「いいや。『さかなクン』みたいなものだ」

タカトシ「(なんでここの人たちって、もっと有意義に過ごせないのだろうか)」

622 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:08:33 ID:owjaXKKU
ブライト「まずい。また進行さんが困ってる」
芝村 舞「安心せよ。こうなるだろうと思って、この瀬戸口を連れてきた。
 こいつは自分で動きたがらないが、なかなかの情報通だ。良い分析をするし戦術論も高いものを持っている」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
瀬戸口に →男性陣! card=
聞いてみたい →女性陣! card=
ことがある →その他! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

瀬戸口が、色々と教えてくれますが。カードで選ばれたことを念入りに聞きます。
また、ルナツー基地襲撃戦において。
「ハイネ」がパスでK引き、「悠木映」がK引き(パスフラグは譲渡済)、をしています。
それぞれ、選ばれた男性陣:女性陣の才能開花判定に関わります。

詳細は続きます↓

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:10:38 ID:owjaXKKU
<男性陣>
JOKER:ヤムチャ。更に足元ペナが軽減
K:ヤムチャ
J、Q:叶親
9、10:アムロ
7、8:リュウ
5、6:糸色望
3、4:伊藤 誠
A、2:ハマー

<女性陣>
JOKER:アリーナとなのはが…恐ろしい技を…
K:アリーナ
J、Q:なのは
9、10:桜子
7、8:奈々
5、6:あおい
3、4:蘭
A、2:ワールド(伊藤 誠に、引き継がれます)

<その他>
JOKER:大丈夫判定委員会
K:シャア小隊
J、Q:NHG(日本ヘタレ学界)
9、10:芝村 舞
7、8:原 素子
5、6:タカトシ
3、4:ハイネ
A、2:本家WB隊

-----
仕事が予想以上に忙しくなってました…今日はここまでー。

624 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 04:13:17 ID:???
瀬戸口に →男性陣 クラブ4 =
結局何を反省したんだろう乙でした〜

625 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 15:01:03 ID:???
聞いてみたい →女性陣 ハート4 =

626 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 15:07:47 ID:???
ことがある →その他 ダイヤ9 =

627 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 19:55:01 ID:???
舞が少しでもボケ側にまわると、もうダメなんだよ!

628 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:37:25 ID:fiXRKm7Q
>>624 物語の進行速度だけ…? それも解決してないから、特に集まった意味もないという…
>>627 本来、もっと真面目なキャラのはずだったのに…(こんなのばっかり)
---
瀬戸口に →男性陣 クラブ4 =伊藤 誠
聞いてみたい →女性陣 ハート4 =蘭
ことがある →その他 ダイヤ9 =芝村 舞
---
瀬戸口「俺は他人に、よほどボンクラと思われてるらしい。まあ否定はしないけどさ。
 だからなのか、聞いてもいないのに皆、面白いように秘密を勝手にベラベラ喋ってくれるよ。誰のことが聞きたい?」

---
<ブライト>
「左舷好きの艦長だな。というか、『私のことどう思ってます?』とか言わないでほしいんだが…。
 彼は無能なだけで、別にそこまで悪人ではない。善人でもないけど。…自分の胸に手を当ててみろ」

<アムロ>
「もともと素質はあったが、化けた。NT、冒険王版、上級パンツ鑑定士。ただスタミナはない。
 『相手を読む』という意味では、灯里に似ているだろう。ただチームプレーは、今のとこ普通レベル。
 シュート能力は高くはない。MFは合ってるが、どこでもできるだろう。基本的に気分屋だけどな」

<新田>
「俊足FWのゴールポスターだ。FW能力は当然高いが、ボールをポストに当てる能力が高いから、意外とGKも合う。
 …ねえ。これって、参加順に聞いてるだけか?」

629 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:39:07 ID:fiXRKm7Q
<あおい>
「だいたいの投手は反射で、ボールに飛びつくクセがある。だから彼女は、GKもできるだろう。
 ボールキープもマリンシュートもあるんで万能だけど、チーム随一のタックル能力を活かさないのも勿体無いかな。
 電子戦では、実はWB隊でTOPだということが発覚した。今後は『攻殻』の技を使って援護してくれるだろう」

<桜子>
「ようやく本気を出した、チームの要。DF能力は総じて高いが、ドリブル能力が大幅に上がった。
 足も速いし、スタミナもある。あとは相手へのプレスか、オーバーラップをするべきだろう。…本人もヤル気だけどね。
 『一対一』のほうが強いタイプ。燃費も良い。悪いクセがほとんどないのが使いやすいね」

<叶親>
「バカなだけで、悪人じゃない。善人でもないけど。…これ誰かにも言った気がする。
 身体能力は高いんだが訓練されてない。だから何かを掴んだ時、きっと化けるね。今でも使える部類の人間だけどさ。
 なお、『叶親フジヤマ』の名前は、最もジオン側に警戒されている」

<なのは>
「特攻野郎Aチーム。シャアに追いついて自爆、ニナに自爆と、自爆の手ごたえを掴んだ。今後は確実に自爆が決まるだろう。
 散開される前に、敵本隊をまとめて砲撃。これが実は最強の戦術だ。彼女の動き次第で、戦力比なんかどうとでもなる。
 …問題はそういう状況を、どうやって作るかだけどね。燃費が悪いのは、もう宿命だろう」

<メカ沢>
「パスの精度、強いフィジカル、落ちない運動量。頼れる男さ。公式戦出場が少ないのは、不運続きのためだな。
 まだ実現したことがないが、オプションパーツを買ってやれば色んな状況に装備を『換装』できる。
 今はノーマルモードだが、足を速くしたりとか、遠距離砲撃したりとか」

630 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:40:27 ID:fiXRKm7Q
<ハマー>
「『相手の嫌がることをする』という意味では、灯里以上の腕前なんだが。方向性がちょっと…。
 ちなみにベンチに置いておくと、皆の士気が下がる。かと言って出場させたいわけじゃない、という微妙さ。
 敵なのか味方なのかわからん存在だが、敵に回したら邪魔なくせに、味方では頼もしくないという外道っぷり」

<アリア社長>
「癒し的存在。色んな能力がかなり低くて使い物にならない…んだが。GKでなくてもパンチングOKだ。アレは前足だから。
 灯里はよく蹴ってるが…実は、社長に対して。敵は接触プレイを『したがらない』。…動物愛護団体が怖いからな!
 これを効果的に使うと。例えばシャアの前に置いておけば、シャアはドリブルでなくパスを選びやすくなる。
 こういう『問答無用』的なモノ(判定参加すらさせない)は、ハマッた時は絶大だ」

<灯里>
「『相手の嫌がること』が完全にわかり、かつそれを実行できる。何か指示すれば、もっと凄いこともするだろうさ。
 サイド7戦でやったように、シャアのドリブル進路を塞いで、DF陣に補正つけることもできる。スタミナは難点だけど。
 スキルや必殺技関係は、灯里に相談してみるといいかもしれない。言うまでもなく、チームプレイは最高レベルだ。
 あと後ろ向きに走ると速くなるんで、変態的な機動もできる。ただスタミナの問題で、いっつも…は無理みたい」

<ヤムチャ>
「純粋な基礎値合計は一番高い。ただ『ボールキープ』すると弱くなるんだよなぁ。
 得点王のワリに、意外とDF関係の能力が高いんで、どうしても防御を重視したい時は下げるといい。
 FWとして攻撃の幅を広げたいなら、ドリブル突破ではなくDFの裏に抜け出る動きをさせるといいよ」

631 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:42:25 ID:fiXRKm7Q
<アリーナ>
「フィジカルが強い反面、アタマがよろしくない。なのは的。破壊力はもう、何も言うことがないけど。
 ただペース配分を考えさせるか、何か回復技でもないと、すぐガッツ切れになる。
 遠くから雷獣一撃か、多少ドリブルで上がってのエコ雷獣か。あるいは今のヤムチャのような運用でも面白いね。
 実は防御も巧いんだが…反射で色々なモノを回避するクセがあるから、安定はしないだろうな」

<糸色望>
「ランダムの極致。今現在、『せりあい』『タックル』『ブロック』の強力ランダム必殺技が確認されている。
 ドリブルもシュートも下手だが、パスは巧いな。チームでもかなり上のレベル。ポストプレイも巧い。
 灯里に感化されて、多少化けた人だ。命令を出せば、表向きは前向きにやってくれるはず」

<伊藤 誠>
「小坂ゾーンと守備職人のおかげで、守備『範囲』は最強レベル。守備『能力』は、そこまでの爆発力はないけど。
 これはスタンド『ワールド』の特性が攻撃型だから。意外と素のシュート力が高いんで、どのポジションでもできる。
 彼は(このスレでは)女嫌いで常識人だが。特に意欲的でもない。意識改革があれば、彼も化けるだろう」

<奈々>
「前へ進む速度は、100mを7秒台。帰る時はいつでも音速を越えられる。ガッツ回復力が高く、安定して使いやすい。
 シュート力は若干劣るが、ドリブルとパスは巧い。遊撃隊として使うぶんには最高性能だな。
 その『順応力』スキルで、A引いても無駄にならないところも精神的においしい」

632 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:43:53 ID:fiXRKm7Q
<謙信ちゃん>
「素質と優良スキルの塊。無駄に『天才』技能を持ってる。必殺技を出せば基本は勝てるが、すぐバテる。
 本人はあまり意識してないようだが、連携が巧いね。数に任せて敵を囲む時、便利だと思うよ。
 彼女が先発でピッチ上にいると、色々な補正がある。こういう問答無用なのは、やっぱり凄い」

<蘭>
「ドリブルは、まあまあ。タックルはそこそこ。パスカットは結構巧い。他は低いので期待しないほうがいい。
 遠くの味方に補正がつけられるから、基本は援護系だね。チームプレイが巧いわけじゃないんだが。
 最近は妙な団体を結成したようだが、どうなることやら。リストラされなきゃいいが…」

<リュウ>
「現在、ヤバい状況に置かれている一人。スキルや必殺技がほぼ皆無。一芸に秀でてる的なトコがないから目立てない。
 能力バランスが良いと言うか、中途半端と言うべきか。悪いクセがないのは、まあ評価できる点かな。
 一応、正式に『パイロット』として訓練を受けているのは彼だけだ。もしザクとか鹵獲できたら、乗せてやってくれ」

633 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:46:07 ID:fiXRKm7Q
---
ブライト「だいたいわかった、というか。今後の課題がわかったというか。テンプレで充分、というか。
 それはともかくとして。伊藤誠について、少し詳しく聞きたいんだけど」

瀬戸口「地味ではあるけど、広い守備範囲。そしてスタンド能力。数字上は意外と強いミドル(ロベルト式ドライブ)。
 結構なユーティリティプレイヤーだ。何よりその『気配り』は、全員のガッツ回復に(ほんのり)補正してくれる。
 困ったら伊藤 誠、と思ってもいいくらいだよ…数字上はね。ちょっと器用貧乏なところもあるけど。
 (このスレでは)いいヤツだから、いろいろと相談しにいってもいいだろう。特に男たちな。誠は女嫌いだから。
 …ただ。誠の部屋って…。うん。まあ、ほら。いろいろと」

芝村 舞「どうでもいいヤツだと思って、適当に押し付けてるが。悲惨すぎる役回りだな。
 私が預かってた『K引き』は、誠にやることにしよう」

#舞預かりになっていた『K引き』が、誠に引き継がれました。パスフラグGET。

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:48:02 ID:fiXRKm7Q
ブライト「蘭は? 正直、最近顔が思い出せないんだけど…」
瀬戸口「一応は常識人。能力バランスが悪いが、味方に補正つけられる必殺技があるんで、うまく使えば役立つ。
 アタマは悪くないが良くもないんで、何か指示してやったほうが長所を引き出せそうだ。
 DFは一番合ってるが、ブロックは苦手。MFではパスが弱い。FWではシュートが弱すぎ。色々あるが…
 MFにしてそこで防御。そこのドリブル突破から、適当に放り込む…つまりサイドハーフも良いかもな。
 セーブ値も悪くないんで、GKも悪くない。ただせりあいが弱いけど。結局、まだどこも中途半端な感じだよなぁ。
 俺は女性の味方なんで、頑張ってほしいが…キャラ立ってないからな。厳しいところもある」

芝村 舞「ふむ。電池業界やNHGも応援する私だ。妙な団体のことも応援したくなる」

#舞預かりになっていた『K引き』が、蘭…本家WB隊に引き継がれました。
 フラグは譲渡済みですが、蘭とリュウが『K引き』の恩恵を受けました。
・蘭が才能開花! 全ての能力値にALL+1されます。

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:52:46 ID:fiXRKm7Q
ブライト「そんで瀬戸口は。ぶっちゃけ、芝村 舞についてどう思ってるの?」

瀬戸口「怖い質問を、本人の前でしないでほしいが…。まさか芝村がボケ側に回るとは思ってなかった。
 アレで少し、芝村を好きになったけど。…舞ちゃんがボケると、一番発言力があるだけに、脱線しやすい。
 なんだかんだで、皆ボケ側になるのは何故なんだ!
 ともかく。価値観はちょっと微妙な人だが。芝村についてけば、あるいは芝村に任せれば、まず間違いないだろう。
 ヤル気はあるんだか、ないんだか。電子戦では無類の強さを発揮する他、『天才LV3』はほぼ全てをカバーする。
 『料理が超絶に下手』とか『私は魔法は使えぬ』とか設定があるが、実際は天才スキルで、できてしまう。

 ちなみに続編のPS2『ガンパレード・オーケストラ』では。ゲームの仕様として、天才技能はLV2までしかない。
 芝村舞も天才LV2になっている。情報LV3は初期所有してるが、プログラム作成は結構失敗するタイプ。
 仕様として、能力値MAXが255(一般人の2.5倍)だし、数々の技能は0から訓練するので…
 そこまで強いキャラじゃなくなってる。むしろ一般人に近いな」

芝村 舞「自重したのだ。私は空気を読んで、自重することもできるからな。
 …しかし瀬戸口。『ガンパレード・オーケストラ』とは、なんだ?」
瀬戸口「は?」
芝村 舞「そんなものは、そもそも存在しなかったと思うんだが」

瀬戸口「……。は。仰る通りであります」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:55:04 ID:fiXRKm7Q
#GPMにおいて。人型戦車は稼働率が低く、特に脚部が故障しやすい。
 →だから整備兵の人数を普通の3倍にして強引に稼動させてる、という設定があったのだが。
・GPOにおいて。人型戦車は故障しやすい→じゃあ丁寧に使えよ、ということになっているらしい。
 人型は、ジャンプ禁止。移動しながらの攻撃も禁止である(射撃する時、立ち止まって、かつ硬直する)。人型、全否定。

・一方で普通の戦車は、移動中に攻撃ができるので、まあそっちのほうが強い。…ロボゲーじゃなかったのかよ!?

・「白の章」は500円とか、100円で売ってるので(最安値は『10円』だった…)、買ってみてもいいかもしれない。
 アニメが一話ついてくるし、男っぽくなった「あっちゃん」も見れるよ!(既に別人になっているが)
 だがそのためには、数百時間を費やさねばならないという鬼畜さ。大人しくチートコード使ったほうがいいと断言できる。
 尚。どんな改造をしようとも、ゲーム中でペンギン(若本則夫)は喋ってくれない。まさに鬼畜。


奈々「青森戦線は、火力を上げた対空戦車一台で、無双できましたからね。
 父島では、狂ったようにキャリアが補給されるし。むしろ食料を届けてくれ、と。こっちは飢えてるんだと」
謙信「(ぶわっ)」
芝村 舞「ジャガイモと米だけの材料から、見事にサンドイッチを作成するGPO組の腕前は、もっと評価されるべきだろう」

ブライト「…まだ引きずるの? GPO…」

637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:57:59 ID:fiXRKm7Q
あおい「こんだけ貴重な機会(芝村舞&良識派だけの集合)なのに、全く何も収穫がないという…」
桜子「いや、一応。オーバーラップの重要性だけは、今回あらためて発見できたよ。
 足とスタミナ次第になるけど、サイドバックが最前線まで出て行くのも、結構普通なんだ。
 …ウチらのパスの精度からすると、上げるクロスは『テキトー』になるだろうけど」

あおい「芝村さん。どうせだから、最後に何か…役立つ情報とかないの?」

芝村 舞「今回のまとめだけでも、充分に役立つと思うぞ。後はそちらの艦長が、どう運用するか」
あおい「それに期待してないから、聞いてるんじゃん…」
タカトシ「(…納得できてしまう)」

638 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 02:01:10 ID:fiXRKm7Q
芝村 舞「そうだな…では少尉。何か質問はあるか?」
ブライト「(別にどうでもいい、とは言えない雰囲気…)」

【選択肢】芝村舞への質問→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:芝村舞なら、どのポジションを重視するんだ?
B:GKって、誰がやったほうがいい?
C:ハマーって、どう運用すればいいんだ?
D:守備について知りたい。特にシャアに対して。
E:効果的な攻撃のバリエーションを教えてほしい。

・ポジション関係の場合は、数名の名前と、その理由を教えてくれます。
・どれも。各キャラの意識や、場合によっては能力値が微妙に上下するかもしれません。
-----
今日はここまでー。

639 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 02:24:37 ID:vmCO0QdE
E
男どもの前に運べないザマと来たら…w 乙でした〜


640 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 10:01:40 ID:eH+1nXo6


641 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 19:13:51 ID:???
ハマーの運用にも興味あったけど。
確かに攻撃は、いつもテキトーだしね。

642 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:21:20 ID:lFIdzNUU
>>639 しかも総合値では今まで最弱、というほどの相手にw
>>641 今、相談してれば「処分」してくれるはずでした(嘘)
--

E:効果的な攻撃のバリエーションを教えてほしい。
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芝村 舞「そう心配するな、少尉。もし君が道頓堀にダイブする時は、私も少佐と一緒に背中を押してやるぞ」
ブライト「…は?」

あおい「…津田は!? ツッコミの津田は!?」
タカトシ「正直、意味わからないんですが」

芝村 舞「データ上。WB隊の得点のほとんどは、アリーナの雷獣、なのはの砲撃、そしてヤムチャのダイレクトだ」
桜子「うん。そんな気はする…。ヤムチャだけ、妙に納得できないけど」
芝村 舞「まあヤムチャ自体は、たいして威力はないからな」
瀬戸口「(相変わらずサラッと言うな、この人は)」

芝村 舞「だがその、ヤムチャに繋げるまでが難しい。マークは厳しいし、巧くパスを上げねばならない。
 …今後、マークがさらに強くなれば、ヤムチャも競り負けることもあるだろう」

ブライト「だから、もうちょっと攻撃手段が欲しいんですって」

643 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:22:47 ID:lFIdzNUU
 芝村 舞は、悪魔のような…失礼、普段の笑みだった。普段の笑顔で、言った。

芝村 舞「私はな。右舷の試合は、取れて2点。左舷の試合は取れて1点だと思っていた。
 それぞれ、アリーナとなのは、ヤムチャ。後はマークが厳しくなって、補正もつく。だからそれ以上は無理だと」
瀬戸口「…でも実際、左舷は3点取れてたぞ」
芝村 舞「それだ。まあ得点の一番の原因は、原がドレンさんを刺したことだが」

タカトシ「(サッカー分析で、刺すとかって言葉が出るの、ヤだな…)」

芝村 舞「3点のうち、ヤムチャは1点だけ。後は叶親とアムロが取った。私はこれに驚いたし、
 これはある意味、最も評価している部分なのだ。…叶親のドライブシュートは、誰がどう、お膳立てした?」
ブライト「あまり憶えてないんですが」
芝村 舞「少尉、君だ。君が 左 舷 を 突破し、叶親へ折り返した。敵の右SBは少尉のマークにつかねばならなかった。
 だから叶親も、ある程度フリーに撃てた。そしてアムロは、ワンツー?の形になったが、二列目から飛び出した」

奈々「こう聞くと、結構高度な感じですね」
ブライト「内情はともかくな」

芝村 舞「既にWB隊は、実行している。サイド攻撃と、飛び出しと。高さに合わせるヤムチャだけではない。
 アリーナやなのはに頼らずとも、得点できた。…この攻撃パターンは、尚敬高校との練習試合でも試したはずだぞ」
ブライト「…そうだっけ?」

644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:24:21 ID:lFIdzNUU
 桜子が、ぽむと手を打った。
桜子「思いだした。あの時私、ゴール決めてた…」
あおい「ボクもだ。マリンボレー…」

芝村 舞「攻撃手段がなければ、ないなりに、工夫するものだ。奈々はあの試合でループも試していたほどだ。
 実に多彩だ。…翻って、今。普段が単調だとは思わぬか?」
ブライト「そりゃ、そうなんすけど。でもどうしたらいいか…」

芝村 舞「簡単だ。実戦のそなたらは、人数を割いて攻撃をしかけていない。FWの一人か二人と、MFが少し上がる程度だ」
ブライト「はぁ」
芝村 舞「かつ。『上がりたがる』メンバーは決まっている。主に、アリーナとなのは。だから彼女らはゴールが多い。
 そなたらは、普段は引いて守る。そして高さのあるヤムチャへ遠くからパスする。だからヤムチャはゴールが多い。
 それ自体は、悪くはない。相手は、わかってても防げぬ。だがバリエーションを増やしたいとなれば…手段は一つだ」

ブライト「…刺殺ですか?」

芝村 舞「それもある」

タカトシ「(否定しなかったーっ)」

645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:25:53 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「単純だ。攻撃の駒を増やせばいい」
ブライト「防御を捨てろ、ってこと?」
芝村 舞「普通なら、そうも言いたくなるが。生憎とWB隊では、手が空いてる人間が多い。そいつを上がらせろ」
ブライト「…誰?」

芝村 舞「横の人」

メカ沢「あぁ…」
桜子「うん」
あおい「そうだね…」

ブライト「でもサイドバックとか、ああいう横の人って、余ったヤツがやるものと相場は決まってるじゃん!」
芝村 舞「少尉、正直に言え。少尉はCBとSB、どちらがいい?」
ブライト「SB…主に左側の」
芝村 舞「何故、動かぬ?」
ブライト「安西先生…実況が…したいです…」
芝村 舞「試合と実況、どちらが大事だ?」
ブライト「じっ…。……」

 ブライト・ノア。この簡単に本音を吐いてしまう男が、その言葉を飲み込んだことは。大英断だったと言えよう。

桜子「……。むしろブライトさんがいないほうが、チームは強いんじゃね?」
奈々「桜子さん、オブラート! オブラート!」

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:27:59 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「そういうわけで。攻守の切り替えさえ速くすれば、DFやDMFが上がるのは問題ない。むしろ必須だ。
 攻撃の時は、密集せずに上がれ。そうでなくては攻撃に幅を持たせることなどできぬ」
メカ沢「しかし俺たちは素人だからなぁ。上がりすぎると失点しやすいとは、正直に思うし」
芝村 舞「…大丈夫だ。どうせ失点の8割は、GKに責任がある」

タカトシ「(急にキャプテン翼世界に!?)」

芝村 舞「真面目な話。今の前線の人数(3、4人)では、バリエーションなど望めん。
 今まではミドルやロング(砲撃:雷獣)と、高い位置に放り込む(ヤムチャ)だけだった。
 だが、横の人を前に、あるいはDMFを前に出すだけでいい。それだけで自然と、バリエーションは増えるだろう。
 結果的に、アリーナやなのはのガッツ温存にもなる。二点だけ心がけよ『ヒマなら上がれ』と『マズければ下がれ』だ」

ブライト「でも防御陣が上がって、守る時、走って戻ると…疲れません? あ、いえ、失礼しました…」
桜子「(あのブライトさんが、一睨みだけで黙った…。舞ちゃん凄い!)」


##WB隊の戦術に、今ようやく『DFの攻撃参加』が標準で組み込まれました##
・今までは。必要のある時(アリーナがガッツ切れとか)に、アタマの良い人間しか行ってませんでした…

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:31:08 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「理想通りの攻撃の広がりなど、今のWB隊には無理だ。だが数がいれば、誰かが勢いで何かをする…
 結局は今までと同じだが、『誰か』の絶対数が増える。今はそれだけでじゅうぶんだろう」

 芝村舞はそう言うと、そっと視線を桜子に合わせた。
桜子「な、なんスか? 照れるんですけど…。あ、いえ、私も今後は攻撃参加もするんで…」
 何故か、しどろもどろな桜子だ。もっとも芝村に視線を合わせられれば、大抵の人はこうなるが。

芝村 舞「その俊足と、運動量。桜子であればサイドバックも、ウイング的なことでも、こなせると思うが…」
桜子「そう? 少し面白そうだけど…」

芝村 舞「……。桜子は…ボランチをやってみるつもりはないか?」
桜子「は?」
芝村 舞「パスの精度は低いが、それでも、適正はあると見る。…緒戦のサイド7戦において、桜子はチームを統率した。
 また最も防御に貢献し、それでいて攻撃参加もし、必殺ミドルシュートまで放った」

桜子「私の必殺ミドルって…えーと、進行さん、データいいの? じゃあ公開するけど。
 『強引なシュート:補正+2、消費120。吹っ飛び係数4』っていう、隼シュートより弱いものだよ!?」
あおい「あ。アレって、そんな弱かったんだ…」
桜子「気合いだけの技。ボレーとかヘディングのほうが、浮き球補正ついて強いもん」

芝村 舞「だがそれだけ燃費がいい。適性から言えば、桜子はDFに向いている。…というか、他に任せられるCBが少ない。
 奈々か、援護重視の謙信ちゃんくらいだろうか。あおいやメカ沢は背が低いのが難点だ」
桜子「はぁ」

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:33:41 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「私は。背の低さはともかく。ボランチとしてはあおいに期待していた。いや、今もやらせれば十分にできるはずだ。
 チームの全体を見渡し、(一塁:三塁:本塁に)カバーに入る。
 そして防御…特にタックルが巧く、連携も下手ではない。それ以上に、鋭くなったマリンパス。
 あるいは攻め込んだ時のミドル:マリンシュート。やらせればトップ下もできるかもしれん。メカ沢も普段は脚が遅いしな。
 逆にあおいとメカ沢は…ウイング的なことは不向きだろうが」
桜子「んと。私にDFの動きをマスターしろってこと?」

芝村 舞「違う。桜子。お前はDFの方が向いている…。いや、向いていた、というべきか。
 防御は確かに巧く、チームでナンバーワンだろう。だがシュートとパスはまだ平凡。
 …だが。そんなお前が、あおいに勝っている要素とは何だ。

桜子「…魅力?」
あおい「グーでぶつよ」

芝村 舞「桜子の武器。それは脚の速さと持久力だ。相手からすれば、お前が前にいるだけで邪魔に思うだろう。
 そして柔道が役に立ったな。一対一なら、巧くマークできている。これは、柔道もできる奈々にも言えるが。
 シャアのような卓越したドリブラーにでも。まずは相手の近くに姿を見せるだけでいい。
 それだけで、相手の攻撃速度を遅らせることになる。そなたらは、急いでボールを取りにいきすぎだ。
 そのくせ、近づけば近づいたで重心を落とす。だからかわされたり、裏に抜けられる。
 直前まで、重心はもう少し高めにしろ。そうだな…組み手争いをするつもりでやれ。それか打者のつもりになれ」

奈々「組み手争い…ああ! なるほど!」
芝村 舞「わかるか?」
奈々「はい。投手に例えるなら。ワインドアップではなく、セットポジションですね。別にクイックをしなくても」
芝村 舞「そういうことだ」
奈々「凄いですよ、桜子さん! 私たち、ちょっと違ってたみたいなんです!」

タカトシ「(『ちょっと』…!?)」

649 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:35:48 ID:lFIdzNUU
桜子「ん…。私、柔道の組み手争い苦手だし、野球やったことないし。よくわかんないんだけど」

奈々「桜子さんが、脳内BGMで『燃えよドラゴン』を流している時のステップ、あの重心の位置ですよ!」
桜子「あ。なんとなくわかった(…けど。なんで私の頭の中で『燃えよドラゴン』が流れてることを知っているんだ…)」
 ・多分、NTだから。

芝村 舞「実際にどこを守るかは、もちろん任せるが。…桜子。例えCBでも、お前は前へ出るべきだ。
 速く長く動けるということに関しては、お前がチームで一番だということを忘れるな。
 奈々は上下にしか素早くないし、謙信ちゃんは全盛期には程遠い。だから守備に差しさわりがない範囲で、前へ出ろ。
 それが攻撃に繋がる。…右舷の戦いで、私がお前に『オーバーラップ許可』を出したのは、そういう意味だ」

桜子「うっす…」
芝村 舞「失敗を恐れるな。三打席で一安打なら、好打者だ。四打席に一本でも、そこそこ。
 五打席に一本(.200)ぐらいで、危険レベルなわけだし。それに…どうせ失点の8割は、GKの責任だしな」

桜子「(GKって、報われないポジションすぎる…)」

#『前』への意識が強まり、桜子のドリブル能力が1上がりました。#
・基本、柔らかいボールタッチではなく、アリーナタイプです。

#メカ沢が桜子に『強引なシュート:補正+2、消費120。吹っ飛び係数4』を教わり、「構想段階」で習得しました。
・たいして強くない技ですが。「気合いだけ」という点では、ロベルト式ドライブに似ています。

650 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:38:08 ID:lFIdzNUU
-----
「プライベートフェイズ」:WB、もう少しで応急修理(ガムテ)完了です。補給はもう少しかかりそうです。
<WB:ブリッジ>

ブライト「あー、本当にヒマだよなー。誰も問題起こさなきゃいいけど」
ミライ「訓練とか、視察とかすれば? …どうせブリッジにいても邪魔なだけなんだから」
 酷い言い方かもしれないが、正論なので反論できないところが哀しい。

ミライ「そうそう。瀬戸口さんの代わりのオペレータとかブリッジ要員。出港までにそのへんで集めてきてくれないかしら」
 …ミライさんも、何気に非常識ではある。

ブライト「放っておくと、マズい?」
ミライ「そうねぇ。放っておいたら…芝村さんが勝手に決めちゃうかも」
ブライト「それはそれで、面倒がなくて助かるけど。…色気とか、そういう意味では不安だな」


【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:野球しようよ!→あおい、奈々と練習します(今度は全員集まりません)。
B:メカ沢や桜子を誘って買い物に→何か買えるかも。
C:道場に…灯里、アリーナ、なのはがいるみたい。→技とか教えてもらえるかも。
D:アムロ、叶親、ハマーに会いに→ムサいメンバーだけど。戦術の確認とか…
E:結構真面目に(野球とかの)訓練したし。皆で食事→全員のガッツ小回復、仲良くなれるかも。
-----
今日はここまでー。

651 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 12:46:39 ID:yrP3lUXk
B
換装パーツとか…

652 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 20:17:27 ID:HTemZDK6
b
連邦脅威のメカニズムとか、、、

653 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:07:39 ID:ZW7qyOQM
>>651-652 テキトーに買い物してやってください。

B:メカ沢や桜子を誘って買い物に→何か買えるかも。
---
ブライト「よーし、集合したな。じゃ、通販に行こう!」
桜子「なんで集まって通販なのか、意味わかんないんだけど」
ブライト「前、怪しいショップを見かけたんだよ。…ただ、インターネットに繋がらないな」
桜子「難問ね…」

メカ沢「…それでブライトさんたちは、俺の後ろで何をしているんだ!?」
ブライト「いや、ネットに…」
メカ沢「悪いが俺は、パソコンとか機械のことは全然わからんぞ?」
桜子「え? あ、うん…」

 ブライト、桜子、メカ沢の三人は。集まって…何か奇妙なことをしてた。
 メカ沢の後ろについてあるスイッチを押してみたり、長押ししてみたり、連打してみたり。
 うまい具合に、インターネットに繋がれば…という期待からである。

654 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:09:58 ID:ZW7qyOQM
桜子「んー。プロパイダー、ってやつに申し込まないとダメなんじゃ?」
ブライト「インターネットの管理者とやらに、挨拶に行くのが先なのでは?」
桜子「ビニールの紐みたいなの、繋がなきゃダメなのかも」
ブライト「最近は高性能だから、大抵は無線のが内蔵されてるらしいんだけどなぁ」

 逆にネットブックで、有線ポートがないものを見たことがある。
 アレでは、ホテルとかの(無料の)有線接続ができないではないか…
 それとも、U S B で有線アダプタを…またUSBかよ!
 それにしても最近、売ってないなぁ。『クロスケーブル』…。
 隣に『U S B で PC間データを移動!』とか商品を売ってるしなぁ。

 色々な会社等の端末でUSBが禁止:CD書き込み禁止の場合。未だにフロッピーが現役だったりする。いや、本当に。
 こんな時代になって、いまだに『フロッピーに分割』保存するとは思わなかった…
 有線ポートからUSBメモリへ直接読み書きできる装置が販売されれば、(禁止されるまで)売れると思う。

 しかし。最強と思われていたUSBであったが…。ウチの父親の前では無力だった。
 「…マウス差さらない」「え? それコネクタ、逆! 逆!」
 危うく、強引に押し込まれて破壊されるところだった。
 今後、規格を策定する人間は。接続部分は『誰がどう見ても向きを間違わない』ようにすべきだろう。
 台形でも、まだ弱い。正三角形とか。逆に大型化させるとか。

655 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:11:16 ID:ZW7qyOQM
メカ沢「『ピー』」
ブライト「ぅお!?」
桜子「メカ沢が、鳴った!?」

メカ沢「『灯里:はひっ、やっと繋がりましたぁ。業務連絡、業務連絡。中の人へ。タカトシさんから電報です。
 <はやく さきへ すすんで> あと、そんなにUSBを嫌わないでくださいねー。
 でもUSBを創った人も。まさかUSBの電源供給で扇風機を回す、なんて使い方をされるとは思わなかったでしょうけど』」

桜子「今…繋がったわよね?」
ブライト「そうだな。繋がった先がインターネットかどうかは、知らないが…」
メカ沢「…?」

 インターネットに繋がらないので、やむなく三人はナンカツシティに繰り出した。

桜子「前、アリーナと『てつのつめ』探しに、スポーツショップに来て以来かなぁ」
ブライト「なんでスポーツショップに探しに行くかなー。いや、でも、通販でそんなのも見たんだよ」
メカ沢「俺は、何故か燃えないゴミに捨てられた記憶しかないんだが」
ブライト「(店の人の気持ちもわかる…)」

桜子「あの時のスポーツショップって、まだあるかなー」
ブライト「あの時って言うけど、数日前だろ? 普通にあるだろ。別に、誰かに禁止されてるわけでもないんだし」
桜子「あ、そうなんだ」

656 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:12:26 ID:ZW7qyOQM
 ぶらぶらと商店街を歩いていると。
 音楽店のショーウィンドウの前で、物欲しそうにトランペットを見ている少年の姿を見た。

メカ沢「……」
ブライト「…メカ沢?」

 メカ沢は、懐から『ドリル』(手に装着するタイプ)を取り出し、そっと、少年へと手渡した。

桜子「め、メカ沢ッ! お前ってヤツは…漢だぜ!」
メカ沢「ふ…。俺にできることと言えば、これくらいだ…」
トランペット少年「……」

 #メカ沢が『ドリル』を失いました。

トランペット少年「あの…なんでボク、いつもいつも、妙なモノ貰うんでしょうね」
ブライト「ん? 他に、誰かに何かをもらったのか?」
トランペット少年「こういうのですけど」

 カシナートの剣。野球のバット。ふんどし。帰宅のための地図。やくそう。白い粉。

ブライト「(誰が何をあげたか、なんとなくわかる…)」
桜子「(ブライトさん…。白い粉って、ひょっとして…)」
ブライト「(いや、俺はそんなもの見ていない。見ていないぞ。全 力 で 見ていない)」

 #トランペット少年が『ドリル』を入手しました。…別に欲しくないっぽいけど。

657 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:14:14 ID:ZW7qyOQM
ブライト「しかし。商店街を歩いても、ないものだなぁ…武器屋って」
メカ沢「そうだな…」
桜子「え? スポーツショップ探してたんじゃないんだ」
ブライト「そりゃそうさ。こっちは戦争してるんだから」
桜子「…ナンカツシティより、WB内の売店のほうがいいんじゃね?」(何気に品揃えが凄い)
ブライト「原さん(備品管理もしてる)に相談したほうが早かったかもな。でも1スレ目じゃ、結構武器も見つかったんだが」
桜子「運が悪いのかもね」
メカ沢「そうだ。武器屋なら…ちょっとあっちへ行ってみようぜ」

 見覚えのある風景。懐かしい校舎とグラウンド。5121小隊が駐留する女子高:尚敬高校である。
 例によって、堂々と入っていく三人。

 購買部のおねえさんに、声をかけるメカ沢。
メカ沢「すいません、ドリルあるかな?」
おねえさん「はい。戦争税と合わせて、10Pです」
ブライト「(意外と安いんだな、アレ…)」

 #メカ沢が『ドリル』を入手しました。10P支払いました。

658 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:15:56 ID:ZW7qyOQM
メカ沢「他にめぼしいものは…ないか」
桜子「今更だけど。メカ沢の装備なら、原さん(連邦軍の装備管理してる)に言ったほうが良かったかなぁ」
メカ沢「え? 俺は装備なんていらないぞ?」
桜子「え?」
ブライト「え?」

メカ沢「喧嘩は 素 手 でやるものだ」
桜子「メカ沢…やっぱりお前は漢だぜーッ!!」
ブライト「(ドリルは素手扱いなんだ…)」

メカ沢「『ピー』」
桜子「ぅお!? メカ沢が、また鳴った!?」

メカ沢「『灯里:はひっ、やっと繋がり』」
 ポチ。
 あっさりと、メカ沢の背中のボタンを押して回線(?)を切るブライトさん。

桜子「(ブライトさんって、このへん、凄く度胸あるよな…)」

ブライト「どうせ進行具合のことだろ。それよりメカ沢。喧嘩は素手でいいが、戦争は別だよな」
メカ沢「ああ…確かに」
ブライト「ここまで来たんだ。陳情してこう」
桜子「何するの?」

ブライト「偉い人に、装備をくれるよう頼むんだ。…この校庭の外れに、テントがある。そこの通信機を拝借する。
 いいかメカ沢。中におそらく、メガネでスネ毛の半ズボンの男がいる。お前はそいつを取り押さえておけ。
 その隙に、俺と桜子が陳情をする!」
メカ沢「よくわからんが、任せろ!」
桜子「(…メカ沢の意見は、何も反映されないのか)」

659 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:35:51 ID:ZW7qyOQM
<尚敬高校:校庭の外れ。テント内部>

 合図を決めて、一気に突入する。
 内部には予想通り、メガネでスネ毛の半ズボンの男がいたが、その制圧はメカ沢が巧くやった。
 声を出せないようにし、かつ押さえ込んでいる。

 その隙に、ブライトさんが通信機を確保した。…友軍なので、別に無理にしなくてもいいのだが。
 通信が取れると、画面に女性が映し出された。

更紗「こちら熊本開陽高校生徒会室です」
ブライト「挨拶は無用だ。用件を言う。芝村準竜師に取り次ぎを頼む」
更紗「準竜師は現在、公園でキャンプの為、取り次ぎは不能の状態にあります。明朝、おかけなおしください」
ブライト「いいや、ここで俺は退かないね! メモれ。伝言だ」

更紗「いえ、あの、そういった運用は…」
ブライト「ごちゃごちゃ言ってると脱ぐぞ! むしろ叶親のを写して、お前の電脳に流し込む!」
更紗「し、失礼しました! 伝言します!」
ブライト「メカ沢の装備で、なんかいいのを送ってくれ」
桜子「(無茶なことするわりには、要求はテキトーよね…)」

 #とりあえず、何かは送られてくることになりました。
 ・ちなみに。おそらくブライトさんのほうが、階級は相当下だと思われる。

ブライト「あとそう…なんか、こう、グッとくるなんか、ない?」
更紗「そう言われましても…」
ブライト「急げ! 中の人も眠くて限界なんだぞ! ちょっと前に気付いたけど、明日は7時に起きる日なんだぞ!?」
桜子「(死ぬる…)」
ブライト「睡眠薬、どんだけ飲んだか憶えてなくて、次に飲むべきかどうか迷ってるほどなんだぞ!?」
桜子「そこで飲んだら自殺行為のような」

660 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/19(木) 04:39:33 ID:ZW7qyOQM
『現在のP』
メカ沢:160P、桜子:405P、ブライト:485P、WB貯蓄:550P
---
メカ沢の160Pと、桜子&ブライト&WB貯蓄からそれぞれ100P。合計460Pで買い物(?)をします。
使い込みにも近いですが、メカ沢が使えるかどうかはわかりません(ブライトさんがアバウトすぎなので)。
但しメカ沢→桜子→ブライト→WB貯蓄、の順番で支払います。

【選択肢】
今回は、本気でテキトーです。sage大歓迎。テキトーに陳情するものを書き込んでください。当然、複数可。
2票入ったものから、先着で買っていきます。「A」が2票入れば、問答無用で全部です。
5/20のAM0200までが期限です。

A:とにかく全部よこせ(合計460P)
B:「杖っぽいもの」100P
C:「なんか浮いてる小型の」100P
D:「何か撃ちだすっぽいもの」80P
E:「地図っぽいもの」50P
F:「手裏剣っぽいもの」40P
G:ソーラー充電器、50P
H:カトラス、20P
I:サブマシンガン、20P
-----
今日はここまでー。

661 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 12:40:44 ID:???
A
ヒャッハー!


662 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 13:43:33 ID:60RqFaMg


663 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 18:35:02 ID:???
とりあえず確定はメカ沢専用?ガッツ自動回復か?
Cが何になるかでかなりイメージが変わりそうだな
ハロとかなら割と嬉しいが妖精さん(主に煩悩系)とか来そうなのがw

664 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 18:58:37 ID:/lsZAVPU
いちおうageとこう。
aaaaa
何が届くかのドキドキ感は、まるで通販だw

665 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 21:40:39 ID:???
全部描写したらまた進行遅れるじゃないですかぁー!
って心の叫びが聞こえてきそうだw

666 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:32:54 ID:???
>>661 やはりこのスレでは。勢い、ですよねー。
>>663 なんだか勢いで、各員に適当に支給することになりました。もともとメカ沢だけのお金じゃないし。
 ただメカ沢専用の「装備」「パーツ換装」は、あります。ようやく実現可能に…
>>664 大抵は書いた後に考えるのでw 何か書き込みがあるとそれに触発されることもありますな。
 希望があれば適当に、ダメもとで書いてみるのも一興。ご期待に沿えるかはわかりませんが。
 計画性、なさすぎです。>>663 の「ハロとか」は、まるっきり考えてませんでしたよ…
>>665 その通りで…いっぱい出さなきゃ良かった…三つぐらいまで、に限定しとくべきでした…

667 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:34:14 ID:491J2JqI
A:とにかく全部よこせ(合計460P)
-----
更紗「あの、全部と言われても、何がなにやら」
ブライト「いいから、全部だ。アタマに浮かんだモノとか、そこらにあるモノで、価値のあるヤツだ!」
更紗「ですから、せめて、どういうものかを…」
ブライト「妙なモノ送ってきたら誠の部屋にでも置くが、こっちも妙なモノ送り返すからな!」

桜子「(私。勘違いしてた。陳情って、こんだけ強気にやっていいものなんだ…)」

更紗「ああっ。送ります! 送りますから! あっ、大変。ミノフスキー粒子が濃くって。通信終了!」
ブライト「…ちっ。逃げられたが…まあいい。約束は取り付けた」

 達成感とともに、ふぅっと大きく呼吸するブライト。
 何事もなく終わりそうなので、とりあえず安堵の桜子。
 だが。
 二人がテントの入り口に目をやった時。そこで、かなりマズいものを見てしまった。

 5121小隊整備班長、原素子と…彼女が手にしている血染めの包丁を(既にどこかでやってきた後らしい)。

原 素子「あとで書類書いておくわーっ☆(きゃーっ、誰なの?)」
ブライト「逆、逆! 本音と建前、逆ですって!」
原 素子「問答無用!(相手が全裸で襲いかかってきたので、しかたなく…)」

 原素子は、一番近くにいた存在…メガネのスネ毛を抑えこんでいたメカ沢…を、刺した。

メカ沢「ぅお!?」
桜子「しまった!」
ブライト「メカ沢ぁ!」

668 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:36:25 ID:491J2JqI
 ……。

メカ沢「…痛いんだが」
原 素子「なっ…ッ!」

 原さんの包丁のほうが、折れていた。
 彼女のそれは、高性能ではあるが市販のものだから、なのだろうか。
 原素子が長年愛用していた本来の包丁は、(奈々が新記録を出した時に刺さったモノとして)帰宅記念館に展示されている。
 もっとも。今の原さんの包丁も、予備とは言えどかなりの切れ味:硬度を誇る。
 普通の高校生にそんなものを刺したら、相手が帰宅部員でない限り、##検閲しました## である。

原 素子「わ、私の包丁が…」
桜子「(…ある意味、凄いんだけど)」
原 素子「私、今までメカ沢くんのこと、普通の高校生だって思ってたけど…」

タカトシ(どこかから)『本人識別ができてるなら、刺さないであげて!』

原 素子「メカ沢くんって実は…身体が異常に固い高校生なんじゃないかしら!?」

ブライト「(桜子、お前が突っ込めよ)」
桜子「(ブライトさんがやってよ)」

 がっくりと膝を落とす、原素子。
原 素子「これで…残る私の武器は。100均で買った包丁と、ホームセンターで買った包丁と、ネットで買った包丁しか…」
桜子「予備、多すぎ!」

 これでは…職務質問で、終わりである(職質かけた警官の命のほうが)。

ブライト「とりあえず、目的は果たした! 桜子、メカ沢、逃げるぞ!」
 逃げることには、結構慣れてきた三人である。
 …慣れちゃうほど逃げてきたってのも、哀しいモノがあるが。ともかく、逃げることができた。
 ちなみにこの時。偶然通りすがった瀬戸口は一部始終を見ていたが…関わるのを嫌って、見なかったことにした。懸命だ。

669 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:38:32 ID:491J2JqI
<WB:食堂>
 数日後の、夕食。そこには多くのクルーが揃っていた。

 …もともと、女性陣は女子寮にいたのだが。
 どこぞの誰かのストレスのせいで、夜な夜な、誰かが刺されていく。←文章にすると怖ぇ…
 ついには食事係のおばちゃんが逃亡。飢えた女どもは男子寮を占拠。
 だが、そこの食事係も逃亡となって、結果的にWB内の食堂が使われることになったのだ。

 ちなみに奈々だけは「食事? 全然余裕っす」とか言って、女子寮の部屋にいる。
 おそらく彼女の中では、今はそこを「帰る場所」と認識しているのであろう。

 ピンポーン。チャイムが鳴って、大勢の郵便業者が荷物を抱えてきた。

ブライト「あれ? いつもの女子校生は?」
業者「女子校生? さあ…(そんな社員、いたかなぁ)」
あおい「うわ。これカトラスじゃん。なんで連邦軍は、こういうのを民間の業者に運ばせるかなぁ」
原 素子「経費節減してんのよ。特に輸送部隊は削減されてて」

桜子「あー、それでか。軍としてそういう流れだから、重要機密を運ぶWBには、たいした支援がないんだ」
ミライ「でも重要機密を運ぶ船にくらい、もう少しまともな待遇を与えてもいいんじゃないかしら。特に人材を」

670 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:41:29 ID:491J2JqI
 舞は、軽く笑った。
芝村 舞「逆かもしれない…そう考えたことは、ないか?」
ミライ「はい?」
芝村 舞「重要機密がゆえに、まともな待遇ではない。そして、もう一歩進める。『謀殺のために隔離した』と」
ミライ「それって、どういうことかしら?」
芝村 舞「邪魔なヤツ、無能なヤツは、どこにでもいる。それはいい。彼らは、我らが守ればいいだけのこと。
 だがそんな度量も能力もない者が上に立てば。やることは見えてくる。…リストラだ」

リュウ&蘭「「びくっ」」

芝村 舞「政治的に邪魔な者、あるいは無能な者を隔離し、サイド7で沈める…それが本来のV作戦かもな、と」
 芝村が言うと、冗談に聞こえなくなるからタチが悪い。

芝村 舞「『ガンダム』の位置づけを考えれば、わりと悪くない説だろう。そもそもジムは、ガンダムの量産機ではない。
 装甲材からして違うからな。コアブロックもない。するとガンダムのデータ…これは、たいした意味がなくなる。
 アムロの戦闘データなんて、マチルダさんが回収した時点では『被弾しまくってた』モノだ。ジムなら撃破されてる」
桜子「ガンダムって…」

芝村 舞「試作機ですらない、ただの実験機かもしれぬ。『作ること』そのものが目的。
 技術力の証明と、ノウハウの蓄積。だから作ったあとは、どうでもいい…そうとも考えられる」
桜子「いや、あの。ガンダムって…何?」

ブライト「あ。やっぱり、そこ?」

桜子「そもそもガンダムって…何なの? 私、知らないんだけど」
 すると。やたら男前の表情で、アムロが言った。
アムロ「ガンダムとは…マウントフジばりに、秘密の最終兵器です。だから我々は知らなくて良いのです!」
桜子「ふーん」

タカトシ(色々スルーして)「わー。荷物、凄いなぁ」

671 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:43:42 ID:491J2JqI
 わいわい。がやがや。届いた荷物の中から、原素子が一つの包みを高く掲げた。
原 素子「きゃー! ツインセルマックスM66よ! ツヴィリング社の傑作モデル!
 マイクロカーバイドパウダースチール製のブレード、そして硬度はHRC約66! あぁん、もう濡れちゃう!」
タカトシ「興味ないけど、一応聞きますね。なんなんです?」

 そこで謙信ちゃん様が、我々のためにそっと解説をしてくださった(最近、さらに敬称が統一できていない)。
謙信「……。包丁だ。カシナート並みに凄い」

ワールド「いいなぁ…」
なのは「いいよねぇ…」

糸色望「そこに共感する女性たちってのも、なかなかいないでしょうね…」

 #原さんが、良さげな包丁を入手しました。しかしこれでも、奈々に刺したモノより劣るらしい。
 ・どんだけ凄かったんだ、あの包丁…

672 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:45:26 ID:491J2JqI
アムロ「これ、なんでしょうね」
謙信「…手裏剣に似ているが」(F)
ブライト「アメリカ的な何か、のことか?」
桜子(無表情で)「それはメリケン」

蘭「手裏剣と言えば、忍者でしょう。忍者には、手裏剣を欲しがる習性があります!」
ハマー「せ、拙者は忍者ではござらんから、関係ないでごさるYO」
リュウ「まあまあ。ハマー、これ持ってみろよ」

ハマー「ん? これは…アレ学(アレクサンダー流忍者学園)で影千代先輩が使っていたもの!?」
なのは「(忍者、忍者!)」
謙信「(わくわく)」

ハマー「い、いや、拙者は知らないでござるよ!? どうやって投げればいいかも、知らないでござるよ!?」

叶親「…言っとくが、ハマー。お前、もし忍者じゃなかったら…ただの無職だぞ?」
なのは(ボソッと)「…貴重な『忍者』枠を圧迫してるかと思うと反吐が出る」
叶親(ボソッと)「土下座する忍者って時点で、最悪に近いのにな」

ハマー「……。つ、使えるでござるよ!? でもこれは、手裏剣ではなくて…『YO』を練習する道具YO!?」

 #手裏剣のレプリカ。『YO−メラン』です。ハマーのスキルに追加されました。

673 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:46:29 ID:491J2JqI
アムロ「このソーラー充電器は、メカ沢で決定でしょ」(G)
メカ沢「そうか? 俺は機械とか苦手だしケータイも使わないから、いらないが」
原 素子「そんな出力じゃ、WBそのものに追加しても意味ないし」
メカ沢「いや、だから俺はいらないって…」

糸色望「絶望したッ! 原子力の評判がガタ落ちの今、太陽光を利用しない高校生に絶望したッ!」
メカ沢「…わかったよ。使うけど。どうするんだ?」
アムロ「ああ、あとは僕が調整しときます」

 #メカ沢に、微々たるものですが自動回復スキルがつきました(ハーフタイム等)。


糸色望「…絶望したッ! 太陽光発電のパワーの無さに、絶望したッ!」(しかもメンテが大変)

674 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:48:17 ID:491J2JqI
灯里「カトラス、欲しいですー」(H)
ヤムチャ「サブマシンガンでいいから!」(I)
アリア社長「ぷいにゅ、ぷいにゅ!」

瀬戸口「軍楽技能持ちが、欲しがってる(…俺らに言ってくれれば、倉庫から持ってきてやるのに)」

あおい「カトラスは接触プレイのスキル、サブマシンガンはタックルとパスカットの必殺技だね」
桜子「もともとメカ沢の買い物だし(使い込んだけど)、メカ沢にあげれば?」
メカ沢「でも俺、ビームサーベル持ってるぞ」

桜子「そっか。じゃあ接触プレイのスキルに乏しくて、白兵戦の武器持ってない人間…」
アムロ「それでいて、適度に過激派な人で、素手で戦わない人」
ブライト「…絶望先生でいいんじゃん?」

糸色望「…はぁ。あの、そんなに期待されても困るんですけど」

 #絶望先生がカトラスを入手。接触プレイで補正がつきます。…投擲の時は、使えません。


あおい「サブマシンガンは、実はボクも欲しいんだけど…まあメカ沢でいいのかな」
原 素子「単純なモノじゃ、寂しいわね。ちょっと改造しましょう」
アムロ「そうですね。パンツ的な何かも足してみたいし」
なのは「(ロボには銃なの!)私も手伝うー。あと、 弾 丸 はこちらで用意できます」

ヤムチャ「…ヤバい感じがするのは、俺だけか?」
叶親「絶望先生のカトラスには、あまり食いつかなかったのにな」

 #メカ沢がサブマシンガンを入手。必殺技として使えます。必要なくなれば、誰かにあげます。
 ・これはもともと、あまり燃費は良くないです。武装によっては補助兵器になります。

675 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:49:34 ID:491J2JqI
桜子「この杖っぽいのは?」(B)
あおい「って、これ、灯里ちゃんが持ってるような『オール』じゃないの? 船を漕ぐやつ」

灯里「ぅわー、これ、アリシアさんのですよー☆」
アリア社長「ぷいにゅ?」

ブライト「アリシアさん?」

灯里「はひっ。これで私も、アリシアさん的なことができます」
あおい「『華麗』な感じ?」

灯里「いえ、泥臭い感じというか、田舎っぽいですけど」
あおい「そうなの?」
灯里「手榴弾を射出したり、迎撃に強くなったり、不思議なカラダだったりします」
ブライト「どんな人なんだ、そのアリシアさんってのは」

灯里「確か出身は孤児院で、パン屋に住み込みで働いてました」
アリア社長「ぷにゅー?」

桜子「パン屋から観光業に変わったの? 灯里ちゃんの先輩は」
灯里「ほへ?」
桜子「アリシアさんって、ARIAカンパニーで先輩って聞いてるけど…」

676 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:52:44 ID:491J2JqI
灯里「いえ。会ったこともないですよ?」
叶親「そのオールの持ち主って…誰?」

灯里「アリシア・メルキオットさん(旧姓)」

タカトシ「あぁ、そっちの…」(戦場のヴァルキュリアに出てた偵察兵)
あおい「むしろそっちのアリシアさんが、オール持ってたほうが驚きだね…」

 #灯里が、オールを入手しました。何か(勝手に)やっちゃうみたいです。

灯里「じゃあこのオールは、お部屋に飾っておきましょー」
あおい「あれ? 使うんじゃないんだ」
灯里「はい。私の自前のほうが、慣れてますし。…それに、もう憶えましたから」

全員「「「(何 を だ ?)」」」

桜子「んー。灯里ちゃんって、掴みどころがないよねぇ。あはは。そのうち魔法でも使えたりして」
灯里「ほへ? 今 で も 使えますよ?」

桜子「(え? 今、なんて…)」

灯里「アリシアさんのマネ。ラスボスに鉄パイプで殴りかかる感じで!」
 やや錯乱気味で、アリア社長をオールで殴っている灯里である。…誰かとめてあげてください。

瀬戸口「TV版って…ファンにはガッカリとか黒歴史とかのことも多いんだよな…」
なのは「TVでブレイクすることもあるので、そのへんは」

677 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:54:45 ID:491J2JqI
原 素子「これは射出機かしら」(D)
瀬戸口「榴弾なんかを飛ばす…ものか? でもちょっとおかしくないか?」
原 素子「失敗作なのかしら…。まあ、調べてみましょう」
桜子「メカ沢につけときゃ、問題ないんじゃない?」
アムロ「やりすぎると重くなっちゃいますからね」

 #『何かの射出機』がメカ沢装備に入りました。何を飛ばすかは貴方次第!
 ・後々、他の装備との組み合わせで特殊な運用がされるかもしれません。


桜子「これは地図かな」(E)
アリーナ「宝の地図かなー」
 その言葉の、次の瞬間。帰宅していた奈々が物凄い速さで現れた。
桜子「わ、びっくり」
奈々「帰宅部にとって、地図は重要です! んー? これは…」
アムロ「何かわかるの?」

奈々「地図には違いないんですけど。男塾の地図、ジャブローへの侵入口、ア・バオア・クーからの脱出経路。
 色々ありますね。私が知らないところの地図もあります」
あおい「かなり重要な地図のような」
奈々「地図と言えば、プチ情報。警備上:防犯上の観点から、諸外国で『詳細で正確な』地図は、あまり売られてません」
糸色望「主に 共 産 圏 で顕著ですね!」
奈々「いえ、あの、政治関係はちょっと…」

アムロ「メカ沢のGPSと連動させて、データを芝村さんかあおいちゃんに送って、電脳通信で僕か奈々さんに送信して、
 そこから皆にNT能力で配れば、皆で共有できますね」
ヤムチャ「…滅茶苦茶、途中過程が複雑じゃない?」

 #何かの時に、使えます。主に地形情報に補正です。

678 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:57:06 ID:491J2JqI
ブライト「で、最後に、一番疑問だったコレなんだが…なんだか浮いてるヤツ」(C)
叶親「あれでしょ、ロートだかトーロだか」
瀬戸口「ロートね。漏斗。『じょうご』と読んでもいい。液体やら粉末を、小瓶とかに移す器具」
アムロ「形はそんなのですけど、…中身が機械ですし。浮いてますし。…全部で6つ、ありますし」

ブライト「おわ!? 動いたぞ!」
アムロ&奈々「…あれ!?」
ブライト「どうした?」
アムロ&奈々「これ…僕&私たちの思う方向に、動きます」

芝村 舞「言おうかどうか迷ってたが…それは『ファンネル』だ。ややオーバーテクノロジー」
奈々「ファンネルぅ!?」
芝村 舞「この時代だ。ビット、でもいいがその試作型。不安定で出力は弱いがな。芝村側で、開発中の試作機だ」

679 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:58:15 ID:491J2JqI
メカ沢「…えーと。俺が思った通りにも、動くぞ」
芝村 舞「もとが、まずメカで制御、という流れだからな」
メカ沢「しかし俺は、機械が苦手だしなぁ」
芝村 舞「……」

アムロ「でも、どうして浮いてるんでしょうね」
なのは「魔法の力です」
アムロ「言い切った…」
なのは「その証拠に、私でもコントロールできますもん。多分、地上でも飛びますよ」
アムロ「え?」

なのは「というか…私、このビット(ファンネル)たちに、懐かれちゃったみたい」
アムロ「そう…」
ブライト「運用はどうする?」
原 素子「予備含めて6基あるけど、出力も安定性も低いし。各自テストしてくれないかしら。
 一応、メカ沢に6基というのが本来のプランだけど。アムロと奈々が1基ずつ。メカ沢となのはが2基ずつで」

メカ沢「そりゃいいが…俺は機械が苦手だしなぁ」

 #基本は、アムロ&奈々(1基ずつ)、メカ沢&なのは(2基ずつ)で、テストすることになりました。
 ・一時的にであれば、一人で複数台制御しても構いませんが…できるかどうかは別問題。

680 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:59:53 ID:491J2JqI
ブライト「…さて、今回は地獄を見たな。勢いでいくつも買うもんじゃない」
桜子「それよりさ。最初にブライトさんが強引に陳情した『メカ沢の装備で、なんかいいの』っていうのは?」

 原 素子が、やや不満気に言った。

原 素子「アレは最終調整中。もう少し時間がかかるんだって。マニュアルとかなくて、混乱してるみたい」
ブライト「どんなのなんだ?」
原 素子「メカ沢用:換装パーツ。様々な局面に対応できる外付けユニットね」
ブライト「便利そうじゃないか」
原 素子「でも詳しく知らないけど、試作機って話だし。色んなモードがあるらしいわ」
ブライト「多いに越したことはないだろ」
原 素子「…30種類くらいあって、それぞれ、どんな性能になるか誰も把握してないみたい」
ブライト「…そんなに沢山のモード、何に使うわけ?」
原 素子「いや、あくまで試験的なものだから」

メカ沢「よくわからんが。俺は機械、苦手だぞ?」
ブライト「あぁ、うん…」

 #メカ沢用換装システムは、後日、送られてくるそうです。

681 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 05:05:59 ID:491J2JqI
「軍隊運用フェイズ」:「NPCフェイズ」の前に、特殊イベント「軍隊運用フェイズ」が入ります。

<WB:ブリッジ>:応急修理は、まあまあ完了。補給ももうすぐです。もう少しで出港可能。

ブライト「さて。そろそろ出発準備ではあるが」
芝村 舞「待て。せめてブリッジ要員だけは、決めねばなるまい。警備はこちらが、多少、厳重にしておく。
 操舵手はミライに任せる。…操舵長、場合によっては副長までやって良い。
 だがオペレータの瀬戸口は出番を自重したがってるし、オスカーとマーカーの代わりの索敵班は、なんとかする必要がある」

ブライト「(そこらへん、よくわからないんだけどな…)」

#ブリッジクルーに選手を配置した時、どちらかの能力がうまく発揮できないかもしれません。
 このポジションにはこの人が、的なものがあればご自由に記入ください。選択肢がどれでも、善処します。
---
余程の適材適所なら、補正がつくか、マイナス補正を受けにくくなります。
多忙な人(…例えば芝村舞)に任せても、断られる可能性もあります。
余程のハマり役でなければ、「出番が増える」→何か影響を受ける『かも』程度なので、テキトーで問題ないです。
途中で変わる可能性も高いし。

682 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 05:10:21 ID:491J2JqI
【選択肢】→ブリッジクルー配置
先に2票入った選択肢で続行。age、sage別になんでも構いません。
キャラ希望があれば、選択肢決定後もテキトーにどんどん書いて構いません。むしろそのほうが、アイデアが広がります。
---
A:ブライトが決める
B:芝村 舞に任せる
C:WB隊たちで、ある程度の権限を持ってる人たちに任せる。

A案は、ブライトが決めます。彼の好みとかで、テキトー、かつ、まあまあ好きなように配置できます。
B案は、実利性重視。マイナーなキャラを引っ張ってくるかも。その場合、マイナーキャラは影響を受けないかも。
C案は、バランス型です。そこそこの知名度のを選びます。


「決めるブリッジ要員」(多少なら、兼任もできます)。
・オペレータ
・索敵:警戒(最低一人。ペガサス級は二人まで)
・副長(暫定はミライさんの兼任)

希望がある場合、『○○に、誰それ』という書き方でお願いします。
指定できるのは、WB隊レギュラー。あるいは今まで出てきた連邦軍&友軍の人たち(今協力できる人)、です。
---
今日はここまでー。…長かった。

683 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 08:58:01 ID:440QtiAk


684 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 11:35:52 ID:S5SV8YXQ
C

685 :森崎名無しさん:2011/05/21(土) 12:12:20 ID:???
そろそろ汎用性の高い(うるさいとも言う)キバヤシの出番じゃないかな!
…あと、新田に愛の手をw
索敵でもオペレータでも。

686 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:30:41 ID:ZhG1A2DM
>>685 舞に任せた場合、問答無用でキバヤシでしたw
---

C:WB隊たちで、ある程度の権限を持ってる人たちに任せる。
-----
芝村 舞「それとWBは、CICがなくブリッジから直接戦闘指揮する。砲術科なども大丈夫なのか?」
ブライト「…ごめん、優しい言葉で言って」

芝村 舞「CICが見当たりませんわね。砲術科も大丈夫なのかしら」
ブライト「そういう意味じゃなく」

芝村 舞「CIC、戦闘指揮所。戦闘時の中枢だ。砲術科は…主砲とか弾幕撃つ人たちがいる部署」
ブライト「今さらだけど…なくても大丈夫じゃね? カメラさんと、音声さんさえいれば」

芝村 舞「マイナス補正ついても知らぬぞ。私が決めてもいいが…少尉に任せよう」
ブライト「はぁ。面倒というか、よくわからないから…皆で決めるか」

 #皆で決めた場合、責任は分散するため。

687 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:32:54 ID:ZhG1A2DM
 ブリッジに、主要メンバーが集められた。
 …そういうことは会議室でやればいいのだが、ブライトさんは「艦長はブリッジに常駐」と思ってるのでしょうがない。
ブライト「そういうわけで、ブリッジクルーを選抜する。遠慮なく意見を述べてほしい。
 もし採用された場合、任命責任も負ってもらうので、ちゃんと考えるように」

 酷い人であるが、クルーたちはみんな『ブライトさんって、いつもそうだし』くらいにしか思わない。
 この領域まで行けばある意味、世渡りが巧いと言えよう。
桜子「っつーか。ブライトさん本人はどう思ってるの? 参考までに聞かせてほしいんだけど」
ブライト「俺が決められないから、お前たちを呼んだ。つまり。俺はあまり考えてない」
桜子「まぁ、そりゃいつものことだけど…」
ブライト「個人的には。索敵班には ハ イ ネ がいいと思っている。相方はヤムチャかハマーで」
ヤムチャ「は!?」
原 素子「その真意を知りたいわね」

ブライト「あいつなら、全 力 で 敵の接近を見逃してくれそうだ。そうすれば、毎回、
 『艦長、奇襲です!』『何やってんの!?』的なやり取りができて、カッコイイかな、と」

奈々「やり取りはカッコイイんですけど。…ブライトさんって、破滅願望ありません?」
ブライト「うん…メンタル先生に診察してもらえば良かったかも」

 <ブライトさんに任せていたら、本気で死ぬかもしれない…!>
 そんな考えが伝播して、クルーたちも結構真面目に考えることになった。

688 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:34:48 ID:ZhG1A2DM
桜子「索敵かぁ。目が良いとか、気付きやすい人がいいんじゃないかな」
叶親「NTおいとけばいいんじゃない? アムロと奈々で」
奈々「いえ、私は部屋に帰りたいですから」
アムロ「僕も…敵がノーマルスーツの下に、オムツつけてたら、パンツ鑑定士としての働きは鈍りますし」

 この時代のノーマルスーツがどうなっているかは、中の人はよくわからない。
 確かVガンの時代では「トイレパック」がどうの、と言っていたが。
 ちなみに現代の宇宙服は、本気でオムツ着用である。10時間とか、宇宙にいるわけだし。
 …個人的には。鼻とか痒くなると思うので、そっちのほうが発狂しそうである。

リュウ「索敵って、結構重要なんだな」
謙信「……。…戦において、最も重要な行為かもしれぬ」
蘭「今まで私たち、オスカー&マーカーに頼ってて、そんなの全然実感ありませんでしたね」
桜子「どっちがどっちだか、よくわかんないし。声はハヤトとカイが当ててたような気がするし」
アムロ「誰です、それ」
桜子「私たちが知らない人だけど。…いや、アムロはサイド7で面識あるだろ」
アムロ「そうでしたっけ。結構、どうでもいいので」

689 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:36:55 ID:ZhG1A2DM
ブライト「オスカーとマーカー。本当に重要な役割だったんだな…」
なのは「それを、あっさりと…。やはり ジ オ ン は 悪いヤツらです」

アリーナ「あれ? オスカーとマーカーが病院送りになったのって、なのはの砲撃じゃ…」
桜子「言うな、アリーナ。…コトが丸く収まってるんだ。オスカーとマーカーは、ジオンにやられたんだ」
アリーナ「う、うん。そんな気がするわ」

奈々「情報に強い人…。かつ今ヒマな人。物凄く心当たりがありますけど。呼んでみましょうか?」
ブライト「誰なんだ?」
奈々「もともとレギュラーの予定だったんですが、私のキャラが立っちゃったんで、構想から外れた人です。
 デビルイヤーは地獄耳。大抵の話は、どこかで聞いてるはずです。今は誠さんの部屋にいる…」


AA、略。


 ガラッ。
キバヤシ「話は聞かせてもらった!」

690 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:38:40 ID:ZhG1A2DM
ブライト「あぁ、こんな人もいたっけ…」
奈々「話を聞くのが、趣味というか、生き甲斐のような人ですね」

キバヤシ「学生時代。隣に引っ越してきた新婚夫婦がいてだな。夜中とか、どうなっちゃうんだろうとか思ってたら。
 なんか 物 凄 い 修 羅 場 になってたことがある。あの手の話は、もう聞きたくないがな…」

奈々「それでも、聞いちゃうんですね」
キバヤシ「『聞こえちゃう』んだよ! 当時の私には、CDでクラシック音楽を流してあげるくらいしかできなかった…」
謙信「(ほろり)」
アムロ「(そこが泣くポイントなんだ…)」
ブライト「すっげぇ、どうでもいい話題だが。まあいい。その耳はエレドア以上だろう。索敵班を頼む」
キバヤシ「まかせろ。どんな音も聞き逃すまい」

691 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:40:20 ID:ZhG1A2DM
桜子「宇宙で、音を聞いてもしょうがない気もするんだけど」
ブライト「宇宙を航行中の艦船は、効果音なんかをレーザー通信に載せて周囲に流さねばならない、という法律があるの!
 接触事故防止とか、雰囲気を盛り上げるためとか! そういうのが音声さんの役目なわけ!」
奈々「その設定って、まだ生きてるんですね…」

ブライト「索敵班は決定。いや、後一人か」
キバヤシ「情報通、という意味では。芝村舞を抜かせば、あおいと瀬戸口、奈々だろう」
ブライト「奈々は人脈が広い(サウザーのメアドも知ってる)だけだろう。あおいと瀬戸口は?」
キバヤシ「あおいなら、電脳戦にも強い。少佐や芝村舞と連絡も取れる。何より突っ込み役だし。
 瀬戸口は、アレはアレでなかなかだ。何より突っ込み役だし」

ブライト「突っ込み役、というのはかなり重要だな」
あおい「ボクなら引き受けるけど…専任になっちゃうのはイヤだな。試合に出たいし」
ブライト「うん。じゃあ索敵班。メインはキバヤシ、サブであおいと瀬戸口、ってことで」

瀬戸口「(俺…フェードアウトしたいって、言ってるのに…)」

692 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:42:13 ID:ZhG1A2DM
芝村 舞「瀬戸口と言えば。オペレータはどうするのだ?」
ブライト「それは、灯里で決定じゃない?」
 灯里は、ぴょんぴょん飛び跳ねた。
灯里「はひっ。頑張りまーす。でも私も、試合に出たいです…」
ブライト「じゃあメインが灯里で、サブに瀬戸口で」

瀬戸口「え、何それ。俺の仕事、増えるだけじゃない? 本家WB隊の連中とかに、出番作ってあげればいいじゃん!」
ブライト「だってあいつら…あまりキャラ立ってないから…」
謙信「(ぶわっ)」

リュウ&蘭「「……」」

ブライト「オペレータ:灯里って、スレ当初の構想だったんだよな…」
 #当初、彼女はオペレータ専任だった。かつ、柔らかくて優しい人だった。のに…。今はなんで…。

693 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:44:08 ID:ZhG1A2DM
アムロ「当初の構想と言えば、アリア社長は?」
 #アリア社長は、ブライトが前線に出た時に、代わって指揮を執るはずだった。

ブライト「おお、丁度いい。副長の席が空いてるではないか。じゃあ副長はアリア社長(猫)で」

ヤムチャ「え? 待ってくださいよ! 俺たち、この猫の下になるんですか!?」
ブライト「ヤムチャは伍長で、例えばアムロは上等兵だろ? …『社長』と、どっちが偉い?」
ヤムチャ「いや、そう言われると社長のほうが偉いと思うけど…」
メカ沢「指揮ったって、意志伝達はどうするんだ?」

灯里「アリア社長は、人の言葉はわかります。ワープロ専用機も使えるので、大丈夫ですよー」
叶親「なんか…違う気がするんだけど」
灯里「私が社長からの指示を受けて、あおいさんか芝村さんに伝達して、電脳通信でアムロさんか奈々さんに伝えて、
 NT能力で誰かに伝えれば、へっちゃらです」

ヤムチャ「だからそれって、途中過程が複雑すぎるような…」

694 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:46:05 ID:ZhG1A2DM
<ブリッジ:まとめ>
艦長:ブライト
副長:アリア社長。ミライ(兼任)
操舵手:ミライ
索敵・警戒:キバヤシ(メイン)。あおい&瀬戸口(サブ)
通信:灯里(メイン)。瀬戸口(サブ)

---
芝村 舞「砲術科はどうするのだ? CICがないのだから、なかなか重要なポジションだ」

 #CIC→戦闘指揮所。艦長は「戦術に詳しい」わけではないので、大まかな方向性を決める(誰と戦うか、等)。
 あとはCICが状況把握:分析をし。攻撃命令や、艦長へ移動指示を出す。
 ・ガンダムSEEDの初期に、ナタル少尉がやってたポジションである。

 #砲術科→艦船の、実際に攻撃を行う部署。後のペガサス級:アルビオンでは設置されていた。
 ・WBではスレッガー(TV版)が主砲を撃ってたりと、なかなか曖昧な感じ。

695 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:47:44 ID:ZhG1A2DM
瀬戸口「砲術科と言えば、狙ったところに着弾させるという大事なポジションだな」
キバヤシ「それなら、彼をおいて他にいないだろう。脅威の命中精度を誇る…新田 瞬だ」
ブライト「新田? 誰だっけ?」
アムロ「新キャラですよ、きっと」
桜子「(うん…私もほとんど、憶えてないんだよね)」
あおい「新田君て、命中精度良かったっけ? 衛生軌道上から塾長を狙撃できる、なのはちゃんのほうが精度高いと思うけど」

キバヤシ「いや、ああもポストに当たるというのは、むしろポストを狙ってるに違いない」

リュウ「キャラを立てるためか。小学生のわりに、物凄いヤツだ…」
蘭「(あ。キャラが立ったら立ったで、酷い扱いを受けることもあるんだ…)」

芝村 舞「では砲術科…砲術長は新田、と(…新田って誰だっけ?)」

696 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/22(日) 03:49:44 ID:ZhG1A2DM
<ブリッジ以外、まとめ>
統合総括:芝村 舞
砲術長:新田(不在)
ダメージコントロール:野比(テンプレ見たら…)、大丈夫判定委員会。
医療班:大丈夫判定委員会
検閲班長:ミライさん
船外活動員:星野 八郎太(ハチマキ)
機関長:星野 五郎(ゴローさん)
整備班長:原 素子
事務班長:原 素子
経理班長:原 素子
暗殺班長:原 素子
備品管理:原 素子
白兵戦闘班長:原 素子
憲兵長(軍隊内部の警察):原 素子
慰安用特殊装備:徘徊するユリア人形(慰安になるか?)

瀬戸口「(ヤバい…おねーさんって、こんなに兼任してるんだ。道理でストレスがたまって、夜な夜な…)」
 #これ以上の犠牲者を出さないためにも、誰か人材を探してあげてください。

タカトシ「医療班が大丈夫判定委員会って…あの人たち、判定するだけで何もしないけど…」
原 素子「ルナツーで補充する予定だったけれど、募集しても誰も来なくて…」

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