キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト6

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/02/07(月) 23:18:50 ID:Qny+Khnc

省略したい気分になりました…


548 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:55:46 ID:CH+OvMGQ
あおい「じゃあボクはファーストやるよ。ピッチャーとキャッチャー、誰がいいかな」

ブライト「おや? あおいちゃんはファーストのようです。ピッチャー以外であれば、キャッチャーかと思ったんですが」
雷電「彼女はアンダースローですからね。アンダースローの投手は、キャッチボールを苦手にする人もいるほどです。
 普段は下から投げているので、上から投げるのは慣れてない&フォームを崩す、ということがありますから。
 ただあおいさんは背が低いので、一塁手の場合ボールが高く逸れた時の処理に不安はありますね」

あおい「さて、と。ボールが速ければ、打たれない。じゃあまず、アリーナ試してみて。ボクが受けるから」
アリーナ「はいはーい!」

 ぴょこんとジャンプして、おてんば姫。
 マウンドの後ろから助走して…既に間違ってるが…ともあれ、投げた。
アリーナ「だぁあああっ!!」
 気合、一閃。
 アリーナの投げたボールは。仰角45度で、遥か彼方へと飛んで行った。ロケット推進でも使ってるに違いない。

あおい「…論外」
アリーナ「えー!? 速かったよー!?」
あおい「別に速さを競う競技じゃないんだから」

549 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:57:25 ID:CH+OvMGQ
なのは「精密狙撃なら、お任せください」
あおい「お、なのはちゃん。大丈夫かなぁ…」
 マウンドから、魔法の杖を構える魔法少女。…やはり、何かが間違っている。

なのは「行きます。スターぁライトーぉ…」
あおい「ま、待って! そこでぶっ放すつもり!?」
なのは「…そうですけど?」
あおい「キャッチャーを、殺る気マンマンすぎ!」
なのは「でもキャッチャーさえ耐えてくれれば、3発くらいは砲撃できます」
あおい「スタミナ無さ過ぎだし…。じゃあ次。コントロールは良さそうな、灯里ちゃん」

灯里「はひっ。がんばりまーす」
 ぎこちなく。でもそれなりの構えから投げられたボールは…彼女の足元に、落ちた。

灯里「わ、わ、わ。やっぱりダメでした。私、ボールを投げるの苦手なんです」
あおい「そっか」
灯里「こういうのじゃ、ダメですか?」

 灯里は軽くボールをトスすると。跳ね上がって、そのボールを蹴った。…ドライブボレー。
あおい「(速ッ! ん!?)」
 その回転は、縦に落ちるスライダーとなって、ワンバウンドしてあおいのミットに収まった、が。
あおい「凄いんだけど…蹴っちゃダメだよ…」

550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 03:59:26 ID:CH+OvMGQ
 一方の男性陣。こちらは投手は、簡単に決まった。メカ沢 新一である。
 彼のアームから放たれたボールは、初速180km/hを越え、キャッチしたヤムチャの腕を粉砕するほどであった。
 しかも精密なレーザー照準で、狙った所へ自在にボールをコントロールできる。
 レーザー照準の使用は、ルールブックに記載もないし問題ないと思われた。

アリーナ「ふふん。あれくらいなら、まだ避けられるわね」
奈々「アリーナさん…避けるのが目的の競技でもないんですよ?」
あおい「アレ、誰も打てないよ…」

 だが。メカ沢に決まりかという時。思わぬところから、問題が上がった。

桜子「…ねえ。あれって、ロボピッチャじゃね?」
ブライト「ん? まあ…そうとも言えるが」
桜子「ブライトさん。セガ的に大丈夫なの? ロボピッチャで」
ブライト「…マズイかもしれないな」

 メカ沢の投手は、自粛ということになり。メカ沢はキャッチャーに入ることになった。

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:00:56 ID:CH+OvMGQ
<守備練習:女子>

メカ沢「ブライトさん、見ろよあれ。凄いことやってるぞ?」
ブライト「灯里が…サード練習? 投げるの苦手だったはずだが」

 あおいがノックした打球を、サードの灯里は弾いたが…なんとか抑えて。地面に置いて。
 …ドライブシュートで、一塁へ送球している。

タカトシ「…この人たち。何やらせてもおかしいよ!」

あおい「外野いくよーっ!」
 平凡なセンターフライを、アリーナは追っていって…取る直前で、咄嗟にかわしている。
桜子「いくらなんでも、適正がなさすぎる…」

 取ったら取ったで、返球は、例によって仰角45度。場外へと消えた。…いくつのボールを無駄にすれば気が済むのやら。
 結局アリーナは、ボールを取ったら、投げずにそのまま走ってくることにしたらしい。

552 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:02:27 ID:CH+OvMGQ
謙信「…当初の予定では、ブライト殿が必殺技『送りバント』をマスターするかどうか、くらいの進行具合と聞いたが」
アムロ「全員、集まっちゃっいましたからね」
桜子「…まずいな。また進行さんに迷惑をかけてしまう。彼がもしクビになったら…!」
アムロ「桜子さんは、そこらへんも考えるんですか?」

桜子「逆に考えてみたんだ。進行さんがテキトーだからこそ、私たちがフラッと出てこれる。そう考えたんだ」

リュウ「なるほど。では尚更、進行さんに迷惑をかけちゃいけないな」
蘭「ますます出番がなくなっちゃうものね。…よしみんな、試合を早く終わらせるわよ!」

タカトシ「(…努力の方向が違うと思うんだが)」

553 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:04:08 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、突然の(野球の)紅白戦、いよいよ開始です。まずスタメン発表」

<男性陣>監督ブライト
1:ヤムチャ(右)
2:ハマー(中)
3:叶親(三)
4:メカ沢(捕)
5:アムロ(二)
6:伊藤誠(遊)
7:ブライト(左)
8:リュウ(一)
9:糸色望(投)

1〜3番までの俊足ランナーが出て、4〜6番で返す。あとは期待してない感じ。
投手:糸色望は、投擲技能が評価されたため。
「付記」当初期待されていたヤムチャだが、メカ沢の投球を受けて腕を怪我。たいした戦力とはみなされなくなった。

554 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:05:21 ID:CH+OvMGQ
<女性陣>監督あおい
1:奈々(投)
2:灯里(三)
3:あおい(一)
4:桜子(遊)
5:謙信ちゃん(捕)
6:蘭(二)
7:アリア社長(右)
8:なのは(左)
9:アリーナ(中)

上位打線が全て。アリーナとなのはは、スイングが雑すぎる(当たらない)のでこの打順(でも当たればホームラン)。
投手:奈々は、その俊足を活かせないが、そこそこの経験者だったため。
「付記」奈々は打順7番がいいと主張していたが、却下された。

555 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:06:52 ID:CH+OvMGQ
タカトシ(主審)「プレイボール!」

ブライト(実況)「試合開始です。一回表、女性陣からの攻撃。マウンドは糸色望。バッター奈々さんは左打席に入ります」
雷電(解説)「男性陣としては、まず彼女を封じ込めたいですね」
ブライト(実況)「マウンドの糸色。振りかぶって…ロードローラーだッ! 見送って、ストライクです」
雷電(解説)「初球は、良い入り方でしたね」

ブライト(実況)「二球目は…外角へのシュート! 奈々さん、バント! 痛烈です、三遊間を破った!」
雷電(解説)「むうっ、今のはまさしく!」
ブライト(実況)「何っ? 知っているのか、雷電!?」
雷電「『バントでレフト前』! 試合で使われたことはないが、奈々さんの必殺ワンツー!」

ブライト(実況)「さあ初ヒット。奈々さん。一塁から、リードを大きく取ります」
雷電(解説)「ランナーとしての奈々さんは、イチローレベルです。『帰る』のがとても速い。
 ホームに帰ってくるその執念は、素晴らしいものがあります」
ブライト(実況)「奈々さんのリードは、どんどん大きくなります。既に、あと一歩で二塁に行けます」

556 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:08:44 ID:CH+OvMGQ
メカ沢「先生、一塁へ牽制だ!」
奈々「!?」
 ヘッドスライディングで、一塁へ戻る奈々。ボールはかなり遅れて、一塁手リュウのグラブに収まった。

ブライト(実況)「今のケースは、一塁へ戻る必要があるんですかね?」
雷電(解説)「いえ、そのまま二塁へ行ってもいいんですが。奈々さんは『帰る』ことが目的ですから。
 咄嗟に戻ってしまうのでしょう。それを見抜いたメカ沢くんも、良いものを持っています」

 再び、大きくリードを取る奈々。やはり同様に、あと一歩で二塁のところまで来た。

ブライト(実況)「糸色望選手、クイックモーションから…投げたっ、奈々選手、スタートしました!
 奈々さん、二塁を蹴って…三塁も蹴った! 投球されたボールは、まだキャッチャーに届いていない!
 奈々さん滑りこんで…テレマーク姿勢! ホームスチール成功です!」

奈々「痛ッ」
 ホームベースの上でテレマーク姿勢(帰宅部員に必須の動作らしい)を取った奈々に。
 絶望先生が投げたボールが、当たった。

ブライト(実況)「…こういう時、どうなるんでしょう?」
雷電(解説)「奈々選手のホームイン後、ですから…得点は認められるんでしょうけど…」
ブライト(実況)「そもそも一塁からのホームスチールを想定していないルールブックが悪いんでしょうね」

タカトシ「(そんなことできるのって。イチローと奈々とぴのしかいないって…)」

557 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:18:42 ID:CH+OvMGQ
ブライト(実況)「さあ、主審の判断は!?」
タカトシ「え!?」
ブライト(実況)「主審タカトシ、迷っています。迷って、迷って…」

タカトシ「…チェンジっ!!」

ブライト(実況)「一回表、ノーアウトですが終了です。だが女性陣は一点をもぎ取りました!」
あおい「無茶苦茶すぎる…」

 こいつら、何やらせても普通にできないんじゃ…

ハマー「ブライト殿。これ以上、野球をやっていては、進行さんの進退問題になりかねんでござるYO」
ブライト「俺は、このまま3スレぐらい、野球の試合で進ませたかったんだが」
ハマー「今の進行さんがクビ→まともな進行さんに仕切られる→桜子さんとかが見れなくなる、ということもっ!!」

ヤムチャ「(こういう時だけ、無駄に熱いな…)」

558 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/02(月) 04:25:45 ID:CH+OvMGQ
灯里「はひっ。それではダイジェストでお送りしましょう」

【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
女性チームの攻撃→! num
男性チームの守備→! num

男性陣のオフェンス→! num
女性陣のディフェンス→! num
【と(!とnumの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。結果により分岐します】
(テキトーに自重しつつ。24:00くらいを過ぎても引き終わってなかったら、どなたかが残り全部引いちゃってください。
 じゃないと中の人が引くハメになりますw)
---
数字が出るので。それぞれ攻撃側は「打順」、防御側は「守備位置」を参照ください(>>553-554)。
その選手が活躍し、何かしら能力やスキルが上がるかもしれません。
数字で「0」が出た場合、基本はハズレですが。
その相手によっては監督(男はブライト:女はあおい)の采配が活躍するかもしれません。
『特例』女性側が「7」出した時は、ななカウンターが上昇します。

(当初予定だった)ブライトさんのバント練習その他は、まだ予定があるのでご心配なく。
-----
今日はここまでー。明日、会社じゃん!?

559 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 12:31:01 ID:???
女性チームの攻撃→ 4
飛び石平日は非常に気合が乗りません…

560 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 13:05:15 ID:???
男性チームの守備→ 6

561 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 19:52:24 ID:???
男性陣のオフェンス→ 2
ブライトさんは野球になるとノリノリになるw

562 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:26:23 ID:???
乙でしたー

563 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:40:07 ID:???
女性陣のディフェンス→ 3

564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 04:59:33 ID:dzMVdGRQ
>>559 もうヤル気なくてなくて。まあ休みの日でも寝てるだけですが…(しかも昼夜逆転)
>>561 思えば。サッカーの試合中に野球の描写を入れた頃(最初の頃)あたりから、何かが間違っていました…
>>562 どもです。
---
女性チームの攻撃→ 4 (桜子)
男性チームの守備→ 6 (伊藤誠)

男性陣のオフェンス→ 2 (ハマー)
女性陣のディフェンス→ 3 (あおい)
-----
 ツーアウト、ランナー二・三塁。チャンスに回ってきたのは桜子。
 敬遠も考えられるこの場面だが、絶望先生は果敢に投げ込んできた。
 右バッターの桜子、そのインコースをシュートでえぐる。少し外れて、ボール。
桜子「(勝負はアウトコース。ロードローラーのタイミングで待って…)」
 速い球を待っていた桜子だったが、来たのは遅い球。それでもなんとか粘って、払うようなスイングをした。
 ボールは二遊間を抜ける…かに思えたが、ショートの伊藤誠が飛び込んでとめた。守備範囲が広い。

伊藤誠「たっ!」
桜子「くっ!」

 誠の肩は、強いほうではない。しかも起き上がりながらで、下半身の力がほとんど使えない。
 一塁への送球と、桜子の足。勝ったのは桜子だった。内野安打。
 …桜子は一塁を駆け抜けた後に、何故かヘッドスライディングをしている。

 三塁ランナーはホームイン。女子チーム、追加点。

#桜子が「チャンス○」を習得#
#伊藤誠が「守備職人」を習得#

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:01:52 ID:dzMVdGRQ
 追い上げたい男子チームはハマーの打順から。ノーアウト、ランナーなし。

 投手の奈々は伸びのあるストレートを持っている。
 だが変化球は、ほとんどない。チェンジアップでタイミングをズラすスタイルだ。
 そしてハマー。潔いことに、速い球は完全に捨てていた。甘く入ったチェンジアップに、くらいつく。
ハマー「そこDA!(DA! DA!)」←残響音つき
 サードの前へ、弱い当たり。浅めに守っていた灯里が前へ走ってきて…ファンブル。
灯里「はわわわ…」
 慌てて、ボールを地面に置いて。一塁への転送はドライブシュートだ。
 いや、無駄に奇妙な回転をかけている。…ミラクルドライブ。

 バウンドして、ありえない角度で曲がってきたボール。ホーム方向へズレた。
あおい「(…ファーストがボクで良かったよっ!)」
 一塁ベースに足をつけていては取れないと判断し、あおいはそれをダイビングキャッチ。
 そのまま空中で、バッターランナーのハマーへタッチしに行く。

 スッ。ハマーの身体が、沈んだ。
あおい「(かわされた)ッ!?」

 …スライディング土下座! それはあおいのタッチをかいくぐった。
 惜しむらくは。そのままファーストまで到達すれば良かったのだが、一歩手前で土下座姿勢のまま止まってしまったことだ。
あおい「…タッチ」

 アウト。しかしそのハマーのプレイに。
 男性陣からは野次と怒号が、女性陣からは乾いた笑いが起こった。
 そして全米は泣いた。
 ハマーは、何故か誇らしげだった。

#あおいが「選球眼」を習得#
#ハマーが「スライディング土下座」を習得#

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:03:28 ID:dzMVdGRQ
 試合は一進一退…のような描写に思えたかもしれないが。
 実際のところ、女性陣の圧勝だった。5回を終わって、コールド。
 点数は26-0で、女性チームの勝利。

勝:奈々。1勝0敗0S。防御率0.00
敗:糸色。0勝1敗0S。防御率9.00 ←防御率が低い(?)のは、エラーが多かった証拠

本:あおい1。桜子1。アリーナ1、2、3。なのは1、2。
盗塁:奈々7。灯里4、桜子1、謙信ちゃん3、アリーナ2。叶親1、メカ沢1。

ブライト(実況)「解説の雷電さん、どうでした?」
雷電(解説)「糸色望選手は、ボールにバラつきがあったのが痛かったですね。良いものは持っているのですが。
 予想外に活躍したのはアリア社長。全てフォアボールで出塁です。的が小さいですから、投手を責められません」
ブライト(実況)「アリア社長の足の遅さを考えると、後ろでランナーが詰まってしまうことも考えられましたが…
 そこは狙ったかのように、ホームランも出ました」
雷電(解説)「ロボキャッチャとなったメカ沢選手ですが。投手より、捕手の返球のほうが速いという現象まで起きました。
 両チームともまだ雑ですが、成長すれば良いチームになるでしょう」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:05:46 ID:dzMVdGRQ
ブライト「いやぁ、やっぱり野球だな。全然活躍できなかったけど。サッカーは走り通しで疲れるからイヤだ」
あおい「ごはん食べながらでも安心して見れるのもメリットだよね」
奈々「サッカーとかアイスホッケーって、トイレから戻ってきて点数が入ってると残念になりますからね」
タカトシ「好きな理由って、そういう理由なんですか…」

あおい「それよりブライトさん、送りバントは巧くなった?」
ブライト「いや…俺の前にランナーいなくて、試す機会がなかったし」
タカトシ「(尺だけじゃなく気合いも入ってたのに、いつも通りか…)」

あおい「まあ…野球の練習じゃなく、試合しちゃったからね。奈々ちゃん、ちょっとブライトさんに投げてあげて」
奈々「本職のあおいさんのほうが、良いのでは?」
あおい「アンダースロー相手に、バント練習は難しいと思うし。ボクはアドバイスするよ」

 メカ沢をキャッチャーに、奈々が投げる。まずはあおいが、お手本のバントを見せた。
あおい「どう? 絶対に上に上げないことと、正面の投手に取られないこと」

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:07:48 ID:dzMVdGRQ
灯里「はひっ☆」
 コロコロ…コロ。ぴた。ボールの勢いを完全に殺した、綺麗なバントだった。
ブライト「なんで灯里が、バントできるんだよ…」
灯里「わかりませんけど。私の技の設定の中で『オールで送りバント』ってのがありましたー」
 ・本職の送りバントより、(一応)弱いです。

ブライト「…俺が憶えるのに、一苦労してるってのに」
伊藤 誠「僕だって。ミラクルドライブなんてまだできないのに、あの女(灯里)は、なんの説明もなくやってるし」

謙信「……。はっ!」
 コロコロコロ…。ぴたっ。こちらも、巧くバントができている。

ブライト「なんで謙信ちゃんまで」
謙信「……。見てたら、できた。…まずかっただろうか(もじもじ)」
 「天才」ってのは、コレだから。

#謙信ちゃんが「送りバント」を習得#
 ・サッカーの試合ではバットでなく剣や鞘で行うため、威力は本職より落ちます。
 ・バットを買ってあげれば、普通の性能が引き出せますが…そこまでやる価値があるかどうかは別問題。

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:09:10 ID:dzMVdGRQ
ブライト「まあいい。主人公は努力家タイプ。特訓で必殺技を開発する!」

奈々「じゃ、行きますよー」
ブライト「来い!」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】シュートVSパス対決です。反則は発生しません。
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2)+! card=
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1)+! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ 奈々のストレートが勝利! ブライトさん、バント失敗。但し「送りバント」は「完成直前」まで昇格します。
≦0、-1→ ブライトさん、バント成功! 送りバントをマスター!

↓【補足・補正など】↓は続きます。

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/04(水) 05:11:22 ID:dzMVdGRQ
・訓練により、奈々はガッツ80消費、ブライトさんはガッツ40消費します。

【補足・補正、カードマークによる発動スキル】
#奈々のマークが相手と一致で「NTの間合」が発動。補正+3(重複)。回避属性。
#奈々の数字が「7」。ななカウンター+1。→クラブで「孤独の7」、数字は0扱いに。それ以外は「孤高の7」、数字は14扱い。
・奈々がAを引いた場合「順応力」が発動。特殊フラグGET。
・奈々のマークがスペードの場合「ノビ○」が発動。補正+2。

#ブライトの『送りバント』は『未完成』です。クラブの場合『お手本』のおかげで、補正-3
・ブライトのマークがスペードの場合「素早い反応」が発動。補正+1。
-----
今日はここまでー。バント憶えるのに条件厳しい気もしますが、初練習だし。ブライトさんは他キャラと絡む回数が多いので。
尚、この野球練習によって。バント、ワンツー性能や、奈々の必殺シュート「ストレート」の特性などは明示されます。

571 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 09:54:28 ID:???
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2)+ スペードA =

572 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 10:24:48 ID:???
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1)+ クラブ6 =

573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:34:35 ID:hcgBgco2
奈々、振りかぶって →ストレート17+(手加減-2ノビ+2)+ スペードA =18
ブライト、ゆっくりと構えて →送りバント15+(左打席+1アドバイス+1未完成-3)+ クラブ6 =20
 ≦0、-1→ ブライトさん、バント成功! 送りバントをマスター!
 #奈々の「順応力」が発動。シュートに特殊フラグが立ちました。
-----
あおい「ブライトさんは…まあ最初はこんなものかな」
ブライト「うむ、まあまあだ」
あおい「奈々ちゃんがバントしやすいコースに投げてくれてること忘れないでよ。
 実戦では高めへの直球に驚くと、ボールが上がっちゃうから気をつけて」

#ブライトさんが「送りバント」を完成させました#
ワンツーの的になった時にのみ使えます。パス値に+2の補正で、ガッツ消費は80。

ワンツーの場合。基本的にパス:パスカットのスキルはそのまま発動します。但しどちらも必殺技は使えません。
唯一の例外は、あおいが所有している「ダイビングスクイズ」で、これはパスの出し手が必殺技であっても捌けます。
相手一人に対し二人でワンツー突破は良い戦法ですが、ワンツーの受け手もガッツを消費するので、注意です。

574 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:35:50 ID:hcgBgco2
あおい「(それにしても奈々ちゃんのストレートって、いいキレだなぁ。本職の投手でも、そうそういないや)」

 ブライトが送りバントの練習をしている最中。実は奈々も、試行錯誤をしていた。
 彼女はたいした変化球を持っていない。チェンジアップでタイミングをズラし、騙し騙しの投球だ。
 そのチェンジアップも、あおいから見たら直球とフォームが僅かに違っている。
 それは奈々も自覚していた。
奈々「(フォークは難しそうだし。とりあえずカーブか、スライダーかな…)」
 握りを変えてみる。

ブライト「おーい、奈々?」
 モタモタしていたら、送りバントの練習のために打席に入っていたブライトさんから、声がかかった。
奈々「あっ。すいませーん」
 慌てて、投げた。
 …握りが普段とは変わったままの状態で。

 そのボールの軌道は、奈々の普段の、浮き上がって加速していくようなものとは異なっていた。
あおい「(ん?)」
メカ沢「(お?)」
奈々「(…あれ?)」

575 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:37:25 ID:hcgBgco2
 コツン。送りバントに成功して喜ぶブライトさん。少し首を傾げる、奈々。
 あおいと、ボールを受けていたメカ沢だけは、ハッキリとわかった。
メカ沢「あおい。今の、見たか?」
あおい「うん。揺れた…というか、少しブレたよね」
メカ沢「変化球か? 練習試合じゃ使ってなかったみたいだが」
あおい「まだクセ球みたいなものだと思うけど…ムービングファストに近いかな。奈々ちゃーん」
 あおいはマウンドへ走っていって、奈々と話し込んでいる。

ブライト「ん? 二人とも、どしたの?」
あおい「奈々ちゃん。今の握りで、もう一回投げてみて。ブライトさんは打席でボール見てて」
ブライト「えー? 俺のバントの練習じゃないのかよー」
 ぶつぶつ言いながらも打席に入って、奈々のボールを見ると。試合の時とは、微妙に変わっていた。

ブライト「微妙にだけど。動いて…落ちるというより沈んでる感じだな? というか、途中で失速してるような」
メカ沢「でも普段の奈々のストレートは浮き上がる感じだから、これを混ぜたら幅が広がるだろう」

奈々「よし。このボールを完成させて。そしてサッカーにも応用させます」
タカトシ「握りを変えてるだけなら、サッカーに応用は難しいんじゃ…」
奈々「あおいさんは高速シンカー(マリンボール)してるし、ロベルト式ドライブは気合いだけで落とすそうですし。
 大丈夫です、なんとかなりますよ」

#奈々が「ムービングボール」を練習し始めました。完成すれば無理矢理サッカーにも応用してきます。

576 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:39:19 ID:hcgBgco2
アムロ「そうだ、(パンツに夢中になって)忘れてた。
 奈々さん、この前のサッカーの試合の時、僕に何か教えてくれるようなこと言ってたよね」
奈々「はい。私はジャンピングボレーならできますけど。あとオーバーヘッドと、チェンジアップ・ループ」
アムロ「どれも難しそう…。でも過去ログ見る限りでは、他に必殺ミドルっぽいのも使ってたような」
奈々「ああ。アレは『ストレート』とだけ、名付けてますが。ただ加速して蹴ってるだけですよ」
アムロ「そうなの?」
奈々「周りに敵がいない時や、ドリブルで抜いて加速した直後にだけ使えます。…燃費はいいですけど、強くはないです」
アムロ「ドリブルで抜く、ってところがハードル高いな…」

奈々「それでも私、決定力では劣るんですよね。あ、私もミドルシュート、誰かに教えてもらおう」
アムロ「奈々さんは音速を越えて移動できるじゃない。それだけの力があれば、ミドルの一つや二つ」
奈々「私。前に進むのは、そんなに速くないんですよ。あくまで『帰る』のが速いだけで」
アムロ「一塁からホームスチールは?」
奈々「野球の場合は、ホームに『戻る』って言うじゃないですか。サッカーは、進みますから」

タカトシ「(解釈の違いだけで、どうとでもなると思うんだけど…)」

 <野球の練習&試合をして、チームメイトの能力が変動しました>

#桜子「チャンス○」:相手陣内で、チャンスの時などに補正+1されます。
#伊藤誠「守備職人」:崩れた姿勢などでも防御参加可能。また、そのペナルティ軽減。
#あおい「選球眼」:ボールの軌道を見極めます。パスカットやブロックに補正。
#ハマー「スライディング土下座」:タックル時に発動するスキルです。

・奈々はガッツ80、ブライトさんは40、その他の人間は20、ガッツを消費しました。

577 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:41:17 ID:hcgBgco2
-----
久々のNPCフェイズ。以前は奈々まで終わってたので、次は謙信ちゃんです。
ちなみに、あおい&桜子&メカ沢はサッカー研究、アムロ&リュウは修理で順番が飛ばされ後回しになってます。

<NPCフェイズ:謙信>
謙信、ガッツ:360/400。所有P:400P。現在の能力値はALL5(ブライトさんですら12とかである)。

謙信「……」
 レベルが、戻らない…。謙信は自分の動きの「鈍さ」が、もどかしかった。
 目や頭はついていっても、カラダが追いつかない。また、すぐに息が上がる。
 カシナート以上の得物は店売りされていなかったし、何もやることがない。

 毎日の訓練は、欠かしていなかった。
 しかしそれは「レベルが落ちない程度」というだけの成果しか上がっていないようだ。一人の訓練では限界かもしれない。
 実戦に勝る訓練はない。初期は能力値ALL1だったことを思えば、少しはマシになってきたのであるが。


578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/05(木) 04:44:36 ID:hcgBgco2
 WBの修理と補給まで、まだ時間がある。
謙信「…どうするかな」

【選択肢】→謙信ちゃんさんの行動
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:道場に行って稽古する→アリーナやメカ沢、叶親たちがいるでしょう…。
B:刃物使いを相手に訓練する→誠(ワールド)や、原さんに会いに…。
C:ダンジョンを探して潜ってみる→盗賊技能がないけど…。誰かついてくるかな?
D:買い物に行く→今度は他のツテを使って。
E:桜子の様子を見に行く→前の試合、随分と悩んでたし。
F:主に女性陣に剣術やスキルなどを教える→チームの底上げに。本人のためには、なるかなぁ?

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今日はここまでー。最近、更新はすっかりAM5:00とかです…。

579 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 06:33:22 ID:5tzZQvdU
A

580 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 06:37:54 ID:5tzZQvdU
A

581 :580:2011/05/05(木) 06:40:36 ID:???
あ、すいません 579でちゃんと書き込まれてました・・・ 確認不足ですすいません

582 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 07:07:01 ID:JtJywBkM
A

583 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:20:17 ID:???
乙でしたー

584 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:11:11 ID:7nXLJIfQ
>>580-581 いえいえ。特に指定がないので、一人でやっちゃってもルール上問題ないという…
>>583 どもー。
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A:道場に行って稽古する→アリーナやメカ沢、叶親たちがいるでしょう…。
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 道場では、メカ沢とアリーナが稽古をしていた。叶親は手持ち無沙汰で見学。ヤムチャは基礎練習。
 意外なところで、本家WB隊のリュウと蘭がいる。桜子は来ていない。奈々は来ていたようだが、帰宅したらしい。
謙信「芝村殿は…おらぬか?」
叶親「来てないッスよ。5121の人たち、事務仕事とかで忙しいらしいし。謙信ちゃんさんも稽古ッスか?」
謙信「…芝村殿がいれば、相手をしてもらおうと思ったのだが」

叶親「ふぅん…。それなら俺とやりません?」
謙信「?」
叶親「同じ剣使い同士。今まで一度もやったことないってほうが、不思議でしょ。
 謙信ちゃんさんは訓練教官資格ももらえたみたいだし」

謙信「…訓練教官資格は、女性限定のようだ。男性には、松岡修造先任軍曹がいる」
叶親「あの人、引きが弱いから…」
アリーナ「あぁ…」
 残念な目で、皆がヤムチャを注目した。
ヤムチャ「?」

585 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:14:22 ID:7nXLJIfQ
叶親「ともかく俺とやりましょうって。一度、その強さを見てみたかったんだ」
謙信「…構わぬが、私はその…剣道というものをやったことがない。剣術ならば明るいのだが」
叶親「ルールは適当でいいでしょ。はい、竹刀」

メカ沢「おいアリーナ、叶親と謙信ちゃんさんがやるみたいだぜ?」
アリーナ「おー。ちょっとワクワクするね」

謙信「…マダルト程度なら、使っても良いのか?」
叶親「どこのサムライですか。剣だけ。直接攻撃のみ!」
 互いに一礼。竹刀を構える。
 一瞬の静止時間のあと。
 叶親が踏み込んで、突きを放ったが。

 謙信は紙一重で横に避けながら、叶親の首を横に薙ぎ払っていた…正確には、寸止め。

謙信「……。前への踏み出しも甘いが、突きのタイミングが重心移動に合ってない。それでは敵を 殺 せ ぬ」
 殺すつもりで剣道してる人もいないと思うが。

メカ沢「速いな…。アリーナは今の、避けられるか?」
アリーナ「ふふん。あれならまだ、避けられるわよ。近づけないと思うけど」

586 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:16:34 ID:7nXLJIfQ
叶親「…まだです」
謙信「?」
叶親「剣道的には、今のは有効打ではありません!」
リュウ&蘭「(見苦しいこと言い出したーっ!)」

謙信「…そうなのか。すまぬ。肌の露出しているところや、動脈を狙えばいいというものではないのだな」
リュウ&蘭「(サラッと怖いこと言ってるーっ!)」

叶親「俺も本気を出しましょう…!」
 ゴゴゴゴゴゴ。叶親の背後に、スタンド:チャリオッツが実体化した。

ヤムチャ「え。スタンドって、剣道的にアリなのか?」
叶親「スタンドの使用は、ルールには載ってないので問題ないはず! 行けチャリオッツ!」
 チャリオッツは謙信の右側から、叶親は左側から、挟み打ちにして、連打を繰り出す。

リュウ「なんだか卑怯な気もするが」
蘭「まあ謙信様にあの程度じゃ、通用しませんよ」

 叶親の不幸は、謙信が、スタンドのことをよく知らなかったことだった。
 スタンドへのダメージは、本体もくらう。このことを知らなかったのだ。
 謙信はスタンドを倒し、叶親には寸止めにするつもりだったのだが… 

587 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:21:41 ID:7nXLJIfQ
謙信「…飛天御剣流、龍巣閃」
 高速乱撃。そもそも飛天御剣流を知る前から、戦場で独自にやっていたものだが。カッコいいから(名前を)真似している。
謙信「む!?」
 チャリオッツに数発の突きを入れたところで、異常に気がついた。
 反対側にいた叶親が、吹っ飛んでいた。

謙信「…叶親殿?」
叶親「は、半端ないよ…手加減してよ…」

アリーナ「自分は本気出すって言ってたのに…」

叶親「…しかし日本男子が、こんな無様な姿を見せているわけには参りますまい」
謙信「(おろおろ)」

叶親「…メンタル先生は言った。精神医学的な『露出症』の定義を」

『少なくとも六ヶ月間にわたり、警戒していない見知らぬ人に、自分の性器を露出することに関する
 空想や性的衝動、また行動が反復する』

叶親「すなわち。知り合いに見せるぶんには問題ないと!」
メカ沢「おい、叶親!? なんで脱ぎ始める!? 待っ…」

叶親「しっかりと目に焼きつけよ、これがフジヤマだっ!!」

 『…なんでギンギンにお立ちになっているの?』
 第一通報者は、そう発言したという。


588 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:25:45 ID:7nXLJIfQ
---
 ブライトが道場に顔を見せると、そこは警察や救急の人で賑わっていた。
「大丈夫ですか? しっかりして!」
「担架を、担架を早く!」
「そこのドラム缶は邪魔だからどかして!」

ブライト「…なんでここは、いつもこんな惨状になっているんだ」
 気絶しているアリーナと蘭。
 腰を抜かしているヤムチャとリュウ。
 警察に連行される叶親。
 業者に運ばれていくメカ沢。

謙信「(おろおろ)」

ブライト「……」
謙信「……」
ブライト「…帰ろっか」
謙信「(こくこく)」

589 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:27:15 ID:7nXLJIfQ
 途中までの、帰り道。
 運悪くミライさんと出会った。

ミライ「通報があって。WB内部のどこかで、なんだか凄いことが起きてたらしいのだけど。ブライト、何か知らない?」

ブライト「叶親が、何か捕まってました」
謙信「(こくこく)」

ミライ「またなの!? ちゃんと指導してくれなきゃ困ります!」

ブライト「(前に似たようなことがあったけど。その時と対応が違う気がする)」

#上層部評価値が「1」下がりました(監督不行き届き)。24→23。

590 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:29:36 ID:7nXLJIfQ
謙信「…ブライト殿。私の悩みを聞いてくれないか」
ブライト「ん?」
 普段は無口な謙信ちゃんさんが、話を振ってくるのは珍しい。

謙信「先程。道場で稽古をした。1対2の戦いをしたのだが」
ブライト「(無茶やってるなー)」
謙信「今の私では、5人以上に囲まれたら、負けるかもしれぬ…」
ブライト「それ、誰でも負けるでしょ」
謙信「…全盛期の私なら、相手が50人いても楽勝だった」
ブライト「(あ、次元が違う悩みだ…)」

<全盛期の謙信ちゃん伝説>
・1出陣3勝利は当たり前。1出陣で5勝利の時も。
・予備兵力のはずなのに、先頭を切って敵を撃破。
・謙信にとっての敵陣壊滅は、敵国降伏のしそこない。
・その姿が見えただけで、相手が泣いて謝った。
・敵国制圧も、納得が行かなければ援助して復興させ、その後に再び制圧。
・戦のない移動日でも手柄を上げる。
・グッとガッツポーズしただけで敵が5人くらい死んだ。
・単騎で一国を制圧できるが、ゲームバランス的にNGなので自重している。
・エルニーニョ現象は、謙信の振った刀のせい。
・病気で明日手術する子供に、その病院を制圧することを約束。
・試験の時。鉛筆を落として困っていた同級生にカシナートの剣を拾ってあげた。
・ショーウィンドウの前で、トランペットを物欲しそうに見ている少年にカシナートの剣を買ってあげたこともある。

591 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:37:04 ID:7nXLJIfQ
…真面目な話。公式設定的にも、相当なものである。

18歳。LV63/才能限界70。スキル:剣戦闘LV2(場合によってはLV3発揮も)。
この世界で「スキル:LV3」は、伝説クラス。「魔法LV3」は世界で数人が持っている程度。「剣LV3」所有者は存在しない。

『エターナルヒーロー』たちですらLV50あたり。才能限界でもLV70くらいである。技能レベルも剣戦闘LV2とか。
同じ侍の、当時の日光は。21歳。LV51/才能限界71。剣戦闘LV2。
ほぼ互角と言える(戦国の経験ぶん、実際レベルがやや勝ってるほど)。

---
謙信「そんな私だが、今ではこんなに弱体化してしまった…」(おたふく風邪で)
ブライト「勝てるんだから、いいじゃん」
謙信「しかしサッカーの能力値を単純に合計すると、私はダントツで最下位だ…」
ブライト「(そのくせ、ハマーより役立ってるイメージしかないんだが)」

謙信「日頃の修練では、レベルはほとんど上がらない。強き者と戦わなくては、あるいは実戦でなくては強くなれぬ。
 WB隊の剣士は妙な術(スタンド)を使ったが、実戦慣れしていない。アリーナ殿や桜子殿は素手での戦闘だ。参考にならぬ。
 ブライト殿。何かいい案はないだろうか」

ブライト「ないこともないが…野球で羽目を外したし。長くやるとまた進行さんが泣いちゃうからなぁ」
謙信「強くなれる方法を、知っているのか?」

592 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:39:08 ID:7nXLJIfQ
ブライト「どうせ今は戦争中だし。実戦はこの先、いくらでもあるさ。あとは訓練だが…」
謙信「(わくわく)」
ブライト「(訓練教官に訓練方法教えるって、どんな展開だよ…)」
謙信「(わくわく)」
ブライト「あとは、この付近じゃ武器屋とかないけど。通販で何か買うのもいいかもな」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
謙信の訓練 →! card=
その相手とか場所 →! card=
通販で頼んでみたもの →! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

「その相手とか場所」のカードによって、相手が変わります。
謙信がカードで上回れば、レベルは少し戻ります。とりあえず能力値ALL+1は確定。+α
同点か、下回れば、たいして成果が上がりません。
但し相手が強い場合、それだけで有効な訓練になります(例えば芝村舞に負けても、能力値は上がるでしょう)。

#「謙信の訓練」でAが出た場合「素質」が発動。特殊フラグを入手。「K」引きは通常通りの成長です。
#訓練では、謙信のガッツが50消費されます。またマークが一致すると謙信側に「+3」のボーナスを得ます。
・訓練相手がWB隊の場合、そちらもガッツを消費します。但し相手もいい影響があるかもしれません。

 <↓「相手とか場所」「通販」の詳細は、続きます↓>

593 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/06(金) 03:40:55 ID:7nXLJIfQ
<「その相手とか場所」のカードによって、相手が変わります>

Q、K:芝村舞。能力値も高いし、天才技能LV3があるから、ほとんど全てに対応できる。
10、J:原素子。実戦経験というか、人を刺した回数はやたらに高いらしい。
8、9:メカ沢。ドリルとかビームサーベル持ってる。我流だけど。
7:奈々。剣道やってたし、NTだし死んでも生き返るし逃げ足も速い。言わばはぐれメタル。
5、6:なのは。剣術じゃなくて魔法使いだが、強敵。
3、4:伊藤誠…というか、そのスタンド。ワールドのこと。白兵戦は原さんには劣るかも。
1、2:アムロ。NTでSEEDな冒険王版。しかも上級パンツ鑑定士。誰も近づきたくはない。

<訓練場所や、方法>
スペード:むしろ実戦。ジオン軍の、ソロモン方面に威力偵察に出させます。
ハート:サッカー。サッカー練習すれば、サッカー能力は高くなるはず。剣術レベルは置いといて。
ダイヤ:山篭り。特訓と言えばこれでは?
クラブ:野球。露骨に贔屓されてるから。レベルが戻るかは…うん…。

---
<通販で買ったもの>
K→村正
Q→聖なる鎧
J→キラーピアス
9、10→「コミュニケーションのABC」の本
7、8→「はじめてのサッカー入門」の本
5、6→カトラス
3、4→バールのようなもの
1、2→野球のバット
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今日はここまでー。

594 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 06:37:20 ID:???
謙信の訓練 → ハート8 =

595 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 08:07:30 ID:???
その相手とか場所 → ハートA =


596 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 08:10:49 ID:???
通販で頼んでみたもの → ダイヤA =


597 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 13:04:49 ID:???
あと手裏剣さえ売ってれば三種の神器勢揃いな通販すごいw

598 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:13:51 ID:???
トランペット少年に妙なモノ買っちゃってw

599 :森崎名無しさん:2011/05/06(金) 20:33:22 ID:???
>ショーウィンドウの前で、トランペットを物欲しそうに見ている少年にカシナートの剣を買ってあげたこともある
それを村正だと教えられて疑わなかったのが後の忍者増田である

600 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:06:23 ID:uDPZ+O6w
>>597 初期案(勢い)では手裏剣だったんですが、ハマーのイメージが強く…。最近気絶が多いアリーナを優遇した結果で。
>>598 トランペット少年は、色々な人に妙なもの貰ってますなw
>>599 あっちの自称忍者のほうが、ハマーより忍者っぽいから困ります。
---
謙信の訓練 → ハート8+(マーク一致+3)=11
その相手とか場所 → ハートA =数字は1。アムロと、サッカー練習。
通販で頼んでみたもの → ダイヤA =野球のバット
 #謙信がカードで上回れば、レベルは少し戻ります。とりあえず能力値ALL+1は確定。+α
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ブライト「レベルは戦ってるうちに戻ってくるだろう。サッカーで負い目を感じているなら、サッカー練習をすればいい。
 とりあえずアムロあたりでいいんじゃないか? 冒険王版を相手にすれば、実戦訓練もできるし」
 ブライトと謙信ちゃんさんは、左舷:サッカーグラウンド(シャアと戦ってたとこ)までやってきた。

ブライト「あ、最初に通販で何か頼んでおいたほうが良かったな。あれって、注文してから届くまでが楽しいよね。
 むしろ届いた後は、開封しないで放置しちゃうもん」
謙信「……。私は、通信販売で品物を買った経験がない…」
ブライト「それ人生損してるって。最近はネット販売が主流だから…アムロにノートPCでも持ってこさせるか」

 グラウンドの放送席から呼び出そうと思ったが、そこは、そもそも放送席など設置されていなかった。

ブライト「…今から戻って、呼びに行くのも面倒だな」
 おもむろに、足元のボールを手に取る。
謙信「…?」
ブライト「てい」
 軽く、WB隊のゴールに向けてボールを蹴った。
 次の瞬間。空気がゆらめいて、突然現れた奈々が、ゴール前のボールをクリアしていた。
 …轟音と衝撃派は、遅れてやってくる。彼女が音速を越えてきた証拠だ。

601 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:08:51 ID:uDPZ+O6w
奈々「か、帰るところが危ないかと思いました…」
ブライト「あー。すまん、奈々。練習してたら、ボールがそっちに転がっていっちゃって」
奈々「気をつけてくださいよ?」
ブライト「おう。あ、そうだ。この前の試合で魔弾丸使っちゃったから、チャージしてくれない?」
奈々「はい」
ブライト「思ったより弱かったぞ、あれ」
奈々「ミニサイズですからね。これ、ギラとかのレベルしか入りませんもん。逆に、手数で押したほうがいいと思いますよ」
ブライト「わかった、ありがと。ああ、それと。NT能力でアムロを呼んでくれない? ノートPC持ってきてって」

奈々「……。私のこと、使いっ走り程度に考えてません?」
ブライト「……。……。…そんなこと、違うですよ?」

奈々「まあ呼びますけど。私は部屋に帰りますから」
ブライト「いつも思ってたんだけどさ。奈々って、帰って何してるの?」
奈々「もちろん、次の出発の準備ですよ」
ブライト「…なんで出発するの?」

奈々「それは、部屋に帰るためです」
ブライト「どうして、そんなに帰りたいわけ?」
奈々「…そこに部屋があるからさ」

 彼女にとって、帰宅する行為そのものが大事なのだからしょうがない。

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:12:01 ID:uDPZ+O6w
#ブライトのミニサイズ魔弾丸は、チャージ完了しました。奈々ガッツ-10。

奈々「むーん…。はい、アムロさんを呼んでおきましたよ。面倒だって、渋ってましたけど。
 でも謙信ちゃんさんの肌着の色がピンク色のような気がするって言ったら、すぐ来るって」

ブライト「よく考えると…奈々たちNTって凄いな」
奈々「どう考えても、これが理想の使い方じゃないと思うんですけどね。それじゃ、私はこれで」

 奈々はいつものように、音速を越えて帰宅していった。
謙信「(奈々殿は、アムロ殿を呼ぶためだけに出てきたのか…)」

 入れ替わるかのように、通常の3倍の速度でアムロが走ってきて…
 そして、がっくりと膝をつく。
アムロ「うわーん! いつもと同じ色じゃないかーっ!!!」
ブライト「アムロ。お前も色々と、凄いよな…」

 地面を叩いて悔しがっているアムロから、ブライトはノートPCを借りた。
 ブラウザを開いたが、どうもインターネットに繋がらない。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:15:00 ID:uDPZ+O6w
ブライト「どうしてだろ」
謙信「……。『愉快なインターネッツ』というのは、見れないのか?」
ブライト「見れないなぁ」
謙信「IPは取れてるのか? ipconfig/all打ってみては…」
ブライト「は?」
アムロ「無線を捕まえられてないだけですよ。この近くだと、どっかにSSIDがRX78っていうアクセスポイントありません?」
ブライト「は?」
謙信「弱いが…あった。…WEPなのか?」
ブライト「は?」
アムロ「WEPですよ、キーはAMUROで」
謙信「脆弱では」
アムロ「脆弱だけど、いいんです。どうせ僕のじゃないし」

ブライト「なんか、謙信ちゃんさんが、パソコンの話をしていたような」
謙信「…芝村殿と話をしたことがあるから、なんとか。概念しか知らないが」

 相変わらず。『天才』技能持ちって、これだから…。

604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:18:08 ID:uDPZ+O6w
 ブライトがブラウザを立ち上げると、下着の画像がいっぱい貼り付けられたページが表示された。
謙信「…これがホームページというものか」
ブライト「…ランジェリーショップのページにしか見えないが」
アムロ「僕のホームページですよ。確かに女性の下着を売ってもいますけどね。…主に中古品を」
ブライト「……」
アムロ「結構、売り上げあるんですよ。前はただの趣味だったんですけど、上級パンツ鑑定士になってから本格的に」

 ツールバーから、検索の履歴を見てみる。
『パンツ』『ショーツ』『クロッチ部分』『パンツ 桜子』『パンツ 江戸時代』
『肌着』『パンツ鑑定協会』『パンツマスター昇段試験』『パンツ相対性理論』
『シュレティンガーのパンツ』『パンツ政治学』『第二次パンツ戦争における人類の革新』

ブライト「アムロ…お前、本当に、引き返せないところまで行ってるんだな…」
アムロ「未来に生きてますからね」

ブライト「それより通販、通販っと。…鉄板なのは、密林?」
アムロ「それじゃ通販のドキドキ感が少ないでしょう。中国人の口座に入金するような、『賭け』みたいなのが欲しいですね」
 ・人のカネだと思って、結構テキトーである。

アムロ「ショップも、流行ってないようなところがいいなぁ。…ここだ、ここがいい。ここにしましょう」
謙信「(わくわく)」


605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:21:39 ID:uDPZ+O6w
<スポーツショップ『ミケ』へようこそ!>
・諸事情により、当面、閉店することになりました。ただいま閉店セール中です。

村正
聖なる鎧
キラーピアス
てつのつめ(品切れ中)
カトラス
バールのようなもの
野球のバット
トランペット
カシナート
---

ブライト「おいアムロ…ここ、あからさまに怪しいぞ?」
アムロ「だからいいんじゃないですか」
ブライト「スポーツショップが、普通、カトラスとか扱ってるか!?」
アムロ「模造刀とかじゃないですか?」
ブライト「だいたいスポーツショップなら、普通に『バット』だけで通じるだろ。
 なんでわざわざ『野球の』ってつけてるんだよ。絶対おかしいって!」
アムロ「粉砕バットと強調(?)するようなものでしょ」

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:24:00 ID:uDPZ+O6w
謙信「(…む、村正っ!?)」
ブライト「しかし。なんだ、この村正って」
アムロ「翻訳かけてみました。『そん・ただし』さんって人のことみたいですね」
ブライト「知らないな」
アムロ「マイナーな芸能人か何かじゃないですか?」
謙信「(あぁ…)」

ブライト「しかしスポーツショップにしては、守備範囲広すぎだよ。なんでトランペットとか」
アムロ「暗号かもしれません。影で麻薬とか売ってたり」
ブライト「カシナートってなんだ?」
アムロ「ミキサーでしょ。ウチにもありますよ」
謙信「(ぶんぶんぶん)」

607 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:26:08 ID:uDPZ+O6w
ブライト「じゃあ…無難なところで、野球のバットにしておこう。必殺技(送りバント)の性能が最大限に引き出せるし」
アムロ「はい、ポチッとな。僕ならトランペットあたりを買ってみますけどね」
ブライト「…お前、買うの?」
アムロ「自分のカネで買うわけないじゃないですか」

 何気にアムロは酷い。…が。まあ冒頭でガンダムを捨てるようなヤツだし、そんなものだろう。

アムロ「情報入力画面だ。ブライトさん、クレジットカードの番号、教えてくれません?」
ブライト「イヤだよ」
アムロ「じゃあ代引にしますか。備考…郵送は男性名でお願いします。PCパーツと書いてください、っと」
ブライト「何を買うつもりだ。…でも手慣れてるな」
アムロ「普通はショップ側が注意書きとして書いておくものでしょうよ。まあ代引なら、何かは確実に届くわけだし」

ブライト「そう言えば、住所ってどうなるんだ?」
アムロ「ブリッジに届けてもらえばいいんじゃないですか?」

 入力画面に情報を入力していると、背後から声がかかった。

608 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:28:04 ID:uDPZ+O6w
中原 岬「ゆうびん、郵便でーす。江田島平八さんから、代引でーす」
ブライト&アムロ「塾長から来た!?」

 おそるおそる、指定された金額を渡して、サインすると。中原 岬は、野球のバットを手渡してきた。
 『PCパーツ』というシールが貼ってある。

ブライト「おぅ、焦ったぞ…。これって、今のショップで頼んだモノじゃん」
アムロ「確かに男性名でしたけどね…。…あれ、待てよ!?」
ブライト「どうした?」
アムロ「僕。まだ住所、入力してないんですけど…」

ブライト「…じゃあ、なんでショップから品物が来たんだよ」
アムロ「知りませんよ」
ブライト「やっぱり怪しいな、今のショップ」
アムロ「他の物も頼んでみましょうか」
ブライト「ああ。面白そうだな」
アムロ「……。…? おかしいな」
ブライト「ん?」
アムロ「404。ページ、消えちゃってる…」

 数秒間の沈黙の後。
 男たちの達した結論は、いつものこと…『ま、いっか』であった。


609 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:30:36 ID:uDPZ+O6w
ブライト「じゃあ、はい。謙信ちゃん。野球のバット。これで送りバントの性能が、最大限(+2)まで引き上げられるぞ」
アムロ「え!? 今のってブライトさんの買い物じゃなかったんですか!?」
ブライト「謙信ちゃんのだよ。通販知らないって言うし」
アムロ「謙信ちゃんさんのなら、もっと真面目に考えて選んだのにぃいいぃい! 素敵なランジェリーとかっ!」

謙信「……。むら、まさ…」

ブライト「ん?」
アムロ「はい?」

謙信「…いや、なんでもない…」

 ポロッと。涙が零れた。

ブライト&アムロ「(泣いてる!?)」
謙信「(ポロポロ)」

ブライト「どうした!? お腹でも痛くしたか?」
アムロ「むしろお腹が空いているのでは!?」
ブライト「アタマ撫でてやるから、泣きやんでくれっ!」
 #小学生がペットを心配してるようなレベルである。

謙信「(ぐすっ…)」

ブライト「(アムロ、こういう時はどうしたらいいんだ!?)」
アムロ「(知りませんって! ブライトさんのほうが大人でしょ!?)」

 ここらへん、女性に泣かれることに慣れていない二人だった。

610 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:35:09 ID:uDPZ+O6w
-----
 ようやく謙信ちゃんさんは泣きやんで(おにぎり食べさせてたら、いつのまにか泣きやんだ)。
 ほっと一息。
ブライト「…しかし、まずいな。例によって、全く進んでいない」
 #当初の構想では、『謙信がバットを買って、送りバント性能が向上』、と一行だけ記述する予定だったのだが。

アムロ「まあバット持ったことだし。設定を明確にしないといけませんね。…謙信ちゃんさんは右打者? 左打者?」
ブライト「刀の握り(右利きの場合、右手が上…鍔元)からして、右打者だろ」

 バットを何度かスイングする謙信。それはみるみる進化していき、洗練されて。
 相手投手に正対するほどの、オープンスタンス。バットはあまり立てずに、僅かに横に寝かせて。
 もう独自のスタイルになっていた。…野球中継ではあまり見ないが、時代劇でよく見るような姿勢である。
謙信「…多少は慣れていたあおい殿のスイングと、力強いアリーナ殿のスイングを取り入れてみたのだが…」
アムロ「(うわ。物凄く巧くなってる…)」
ブライト「凄ぇ。もう、あおいちゃん(打撃はそれほど巧くない)より巧いんじゃ…」

アムロ「これで明日はホームランですね!」
ブライト「あ、ああ…」
アムロ「どうしました?」
ブライト「カードでもサッカー練習って明記してあるのに、なんで俺たちは野球の練習してるんだろう、と…」
アムロ「まあいつものことでしょ」

611 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:38:47 ID:uDPZ+O6w
 ノートPCから、ホームページの更新(?)をしながらアムロは言った。
アムロ「ところでサッカー練習、するんですか? むしろ僕、疲れてきたんで帰りたいんですけど」
ブライト「いや、やっぱり訓練しないと…。カード的に」

 ふと見ると。グラウンドで謙信ちゃんは、一人で練習してた。
 ドリブル。壁に向かってパスとシュート。それに追いつく訓練。

 …彼女は元来が、素質も身体能力もWB隊で…いや全世界でも最高峰の部類だ。
 それが数値的に弱いというのは、単純にサッカーに慣れていないだけである。
 逆に言えば、多少慣れるだけで、水準以上まで能力は伸びる(戦闘LVが戻るかは、ともかく)。

#謙信ちゃんさんが通販を行い、人生経験を積みました。LVが5→6にUP! 能力値がALL+1。最大ガッツ:400→420
・内部パラメータ「ドリブルLV」が上昇。ボールキープ時に、速度が落ちにくくなります。
・一部スキルが追加:変更され、組み替えられました。

#謙信が送りバントを、バットで使用することも可能になりました。
・また打者としても優秀な部類になってきました(どう活かされるかは別として)。

612 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:41:49 ID:uDPZ+O6w
謙信「…これで少しは、サッカーでも足手まといにならなくなっただろうか」
 ・念のため。彼女の能力値はALL6まで上がってます。ブライトが12とかなので、もう少しで一対一でも互角になるかも。

アムロ「僕ら、必要ないっぽいですね…。謙信ちゃんさんが使う技は高度すぎて、僕にはまるで使えないし」
ブライト「というか、通販で全力を出しすぎたな」

アムロ「……。それにしても。古風な『和式』ってのもいいですなぁ…」
ブライト「ん?」
アムロ「やっぱり白だよね。うん。芝村さんの言うことも納得できるんだよね…」
ブライト「おいアムロ、お前、一体、何が見えてるんだ!? 教えてくれ!」
アムロ「…100円ショップで買ったパンツをはいてるような人には、教えられませんね」
ブライト「くっ…」

アムロ「しかし僕は。外側(パンツ)と中身(女体)にばかり目が行ってしまい。ゴースト(心)については無知だ…」

 アムロは、(これでも一応)WBの半壊に、強い危機感を持っていた。
 色々と学ばねばならない…パンツ以外のことも。

#アムロが女性の涙に対する対処法を模索し始めました(現時点での対処法:とりあえず餌を与えてみる)。
・アムロなりに、頑張っています。アムロ最大ガッツ:500→520

613 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:44:06 ID:uDPZ+O6w
ブライト「いや、精神関連なら、NT能力を使えばいいだろ…」
アムロ「なるほど。謙信ちゃんさんの心は…」
謙信「…?」

アムロ(てきいぃいいん↑)「わかった! 謙信ちゃんさん、待っててください!」
 アムロはどこかへ走っていった。奈々に影響されたためか、帰る時の速度が少し上がっている。

 しばし待つ。少しすると、アムロが息を乱して戻ってきた。

アムロ「はぁはぁ…。謙信ちゃんさん! これを、これを受け取ってくださいっ!」
謙信「この道具は…?」
ブライト「なんだこれ。ミキサーか?」

アムロ「『カシナート』です!」

謙信「……(ぐすん)」

ブライト&アムロ「泣かれたっ!?」

・訓練(?)により、謙信とアムロのガッツが50、消費されました。
「現在ガッツ」謙信:310/420。アムロ:370/520

614 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/08(日) 02:56:02 ID:uDPZ+O6w
-----
「日常フェイズ」:WB、修理中です。作業員がガムテで補強してます。

<WB内:ブリッジ>
ブライト「まだ補給と修理に時間がかかるな。俺はここでヒマしてればいいのか?」
ミライ「色々とやることはあるでしょうに…。そうだ、芝村さんからミーティングの呼び出しがあったわよ。
 というか、前々から各選手を集めては、そういうことやってたみたい」

ブライト「芝村舞は、怖いから…」
ミライ「反省会的な意味合いもあるんじゃないかしら。…いろいろ怒られると思うけど」
ブライト「やっぱり、俺も行かなくちゃダメなのか?」
ミライ「病欠、ってことにしましょうか?」
ブライト「それはそれで怖いが…」

【選択肢】ブライトの日常業務→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:芝村舞のミーティング→他に数名の人間が呼び出されているようです。
B:訓練(教官:灯里)の視察→道場には。灯里、リュウ、蘭、なのは、原さん(刺殺だけに)などがいるようです。
C:タカトシに会いに→常識人のサッカー経験者に、真面目にアドバイスを受ける。…誠の部屋ですが。
D:また通販で何か買おう→仕事しろよw

A案は、サッカー戦術、適材適所などを教えてくれそうです。『病欠』する時は、代理でミライさんに行ってもらいます。
B案は、これはよくわかりませんが…。危険なメンバーが混ざってます。
C案は、サッカー戦術、そして突っ込みなどについて教わります。進行が早くなるかも。
D案は、カードで一発勝負。完全なランダムです。悪徳業者の場合もあり得ます。
-----
今日はここまでー。仕事により数日、更新できないっぽいです。明日、短ければできるかも。
明後日は時間的余裕と、ネットブックのキータッチ次第…

615 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 03:42:31 ID:XTzx1JmE
A
泣きたくて泣いてる時と構ってほしくて泣いてる時を見分けてくれる(面倒)のがいい男!
乙でした〜

616 :森崎名無しさん:2011/05/08(日) 13:57:14 ID:CVFPmjoo
A

617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:32:16 ID:owjaXKKU
>>615 「とりあえず餌を与えてみる」男は、やはりダメな人なのだろうか…w
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A:芝村舞のミーティング→他に数名の人間が呼び出されているようです。


 ブリーフィングルーム。
 アムロがいつも『ブリーフ!?』と反応してしまう部屋。
 ブライトがその部屋に行くと、数名の人間が集まっていた。

 桜子、あおい、奈々、謙信。メカ沢。そして瀬戸口とタカトシ。芝村舞は、軽く敬礼してくる。

芝村 舞「うむ。8時ばりに全員集合だな」
ブライト「よく意味がわからないんですが…メンバーこれだけ? 他のヤツらは?」
芝村 舞「呼んでない。ブライト少尉のことも呼ぶかどうか迷ったのだが、一応責任者だ」
ブライト「はぁ」
芝村 舞「今いるメンバーは、ブライト少尉以外、『良識派』『一定以上の発言力』を持った人間だ」

タカトシ「あの、オレは…」
芝村 舞「ツッコミ要員」
タカトシ「それだけで呼んだんですか…」

 舞は座りなおすと、全員を見渡した。
芝村 舞「皆、ラクにしていい。構えるな」
 偉そうな物言いだが…まあ実際に偉いし。

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:34:20 ID:owjaXKKU
芝村 舞「今日、集まってもらったのは他でもない。ルナツー基地奇襲戦の反省会だ」
桜子「反省点、いっぱいありそうだね…」
芝村 舞「試合そのものは、そうでもない。私は想定内とも思った。むしろ善戦しただろう」
桜子「そう?」

芝村 舞「一番の問題は…本来、『左舷は男性だけ』『右舷は女性だけ』で場を構成しようとしたのに。
 右舷では、オスカーとマーカー、シロー、ハヤト、が出てきた(直後に、なのはの砲撃)。
 左舷では、なのはが飛んでいったし、灯里は伏字を頑張るし、岬(太郎じゃない)はラウンドガールで姿を見せる…
 その、場当たり的な出演。テキトーさ。勢いの強さだ」 

あおい「えっと。それって…WBの進行さんに問題があるってこと?」
桜子「問題は台本じゃね?」
奈々「いえ、台本はちゃんとしてるんですよ。何故か脱線するだけで」

芝村 舞「私は考えた。アリア社長を眺めながらも、考えていたのだ。今の進行さんをクビにするべきかどうか」
ブライト「確かに進行が早ければ、もう一年戦争なんか終わってるくらいだと思うし」
芝村 舞「…だが進行さんも、妻子いる身。来年は娘さんが幼稚園に入るんだそうだ。とてもクビにはできぬ…くうっ」
謙信「(ぶわっ)」

ブライト「(…今のが泣くところ、なのだろうか)」

芝村 舞「そういうわけで、進行さんはクビにはしない。あそこの奥さんはできた人だしな…」
タカトシ「(まったく知らないんだが)」

619 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:39:10 ID:owjaXKKU
芝村 舞「脱線しそうになったら、各自で修正すること。以上だ」

奈々「…あのー。試合のことは、何も言わないんですか?」
芝村 舞「ああ…。そもそも即席のお前たちに期待していない、ということもあるが。
 私がとやかく言うことでもあるまい。自分たちで考えよ」

 桜子が、手を上げた。
桜子「それそれ。私とメカ沢、あおいちゃんで入門書読んで研究してたんだけどさ。私たち、すっごいこと知っちゃったかも」
瀬戸口「凄いこと?」

桜子「実はさ…サッカーって、ディフェンス陣がオーバーラップしてもいいらしいのよ!」
 衝撃を受けるブライトだったが。呆気なくタカトシに言われた。
タカトシ「いや、それ常識でしょ」
桜子「え」
タカトシ「FWだって防御するし、DFだって攻撃するし。普通にやってますよ」
ブライト「えぇ!? サイドバックって…『余った人』がやるところじゃないんだ!?」

あおい「(…うーん。以前も一回、こんな話をしたと思うんだけど。やっぱり皆、忘れてるよねぇ…)」

タカトシ「んー。むしろSBって、攻撃参加と防御もやるから、かなり上下動があって疲れるポジションじゃないかなぁ」

 今、明かされるサッカーの秘密。
 それまでの常識(野球ばりに定位置から動かない)を覆す大発見だった(WB隊の一部の人たちにとって)。

メカ沢「俺たちの努力(6スレもかけてるサッカー研究)が、一瞬で無意味になったな…」

620 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 03:41:47 ID:owjaXKKU
ブライト「でも言われてみれば…。俺の初試合ってDFだったけど。やたらと上がったり下がったりで疲れた記憶がある」
タカトシ「なんで、動かなくなったんです?」
ブライト「実況するのに、動かないほうがラクだから」

#ブライトの価値観。左舷>>実況>>>試合

瀬戸口「どうして最初の試合だけ、動いてたの?」
ブライト「アレは言われて…。誰にだったかな。あぁ! 灯里だ。灯里が、動くタイミング指示してた」
メカ沢「灯里…。なんであいつが」

 黙々とおにぎりを食べていた謙信ちゃんさん様が、麗しい仕草で右腕をお上げなさった。

謙信「彼女は弱いが、賢い。全ての動きに、無駄もなく迷いもない」
ブライト「…そうなん?」
奈々「灯里ちゃんって、接客してるからじゃないかしら。相手の心理を読むのが巧いというか、その達人というか。
 …あの洞察力は、むしろ彼女こそ『本来の』NTなのではないか、と思えるほどですよ」

桜子「強いの?」
奈々「フィジカルという意味では、強くはないんですが」
あおい「過去ログ読む限りじゃ、アリア社長を成層圏まで打ち上げるくらい(時々)パワーあるけど」

621 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:07:10 ID:owjaXKKU
ブライト「チームメイトのことなんて、けっこう知ってるつもりだったけど。意外と知らないもんだな。
 これを機会に、まとめてみるか。まず俺が、一番不思議に思っていることなんだが…。
 …『謙信ちゃん』相手にだけ、敬称がヘンじゃない?」

奈々「そうですか? 謙信ちゃんさんは、謙信ちゃんさん、としか呼べないですよ」
桜子「謙信ちゃんの敬称? ヘンかなぁ?」
芝村 舞「謙信ちゃんは、謙信ちゃんだし」

ブライト「…『あおい』は?」

奈々「あおいさん」
桜子「あおいちゃん」
芝村 舞「あおい」

瀬戸口「…黙ってたんだけどさ。芝村が『ちゃん』付けしてるのって、謙信ちゃんだけだぞ」
芝村 舞「そうだな」
瀬戸口「どういう意図があるわけ?」
芝村 舞「いや、普通に」

ブライト「まさか戸籍的には、『謙信ちゃん』までが本名!?」
芝村 舞「いいや。『さかなクン』みたいなものだ」

タカトシ「(なんでここの人たちって、もっと有意義に過ごせないのだろうか)」

622 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:08:33 ID:owjaXKKU
ブライト「まずい。また進行さんが困ってる」
芝村 舞「安心せよ。こうなるだろうと思って、この瀬戸口を連れてきた。
 こいつは自分で動きたがらないが、なかなかの情報通だ。良い分析をするし戦術論も高いものを持っている」

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
瀬戸口に →男性陣! card=
聞いてみたい →女性陣! card=
ことがある →その他! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

瀬戸口が、色々と教えてくれますが。カードで選ばれたことを念入りに聞きます。
また、ルナツー基地襲撃戦において。
「ハイネ」がパスでK引き、「悠木映」がK引き(パスフラグは譲渡済)、をしています。
それぞれ、選ばれた男性陣:女性陣の才能開花判定に関わります。

詳細は続きます↓

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/13(金) 04:10:38 ID:owjaXKKU
<男性陣>
JOKER:ヤムチャ。更に足元ペナが軽減
K:ヤムチャ
J、Q:叶親
9、10:アムロ
7、8:リュウ
5、6:糸色望
3、4:伊藤 誠
A、2:ハマー

<女性陣>
JOKER:アリーナとなのはが…恐ろしい技を…
K:アリーナ
J、Q:なのは
9、10:桜子
7、8:奈々
5、6:あおい
3、4:蘭
A、2:ワールド(伊藤 誠に、引き継がれます)

<その他>
JOKER:大丈夫判定委員会
K:シャア小隊
J、Q:NHG(日本ヘタレ学界)
9、10:芝村 舞
7、8:原 素子
5、6:タカトシ
3、4:ハイネ
A、2:本家WB隊

-----
仕事が予想以上に忙しくなってました…今日はここまでー。

624 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 04:13:17 ID:???
瀬戸口に →男性陣 クラブ4 =
結局何を反省したんだろう乙でした〜

625 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 15:01:03 ID:???
聞いてみたい →女性陣 ハート4 =

626 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 15:07:47 ID:???
ことがある →その他 ダイヤ9 =

627 :森崎名無しさん:2011/05/13(金) 19:55:01 ID:???
舞が少しでもボケ側にまわると、もうダメなんだよ!

628 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:37:25 ID:fiXRKm7Q
>>624 物語の進行速度だけ…? それも解決してないから、特に集まった意味もないという…
>>627 本来、もっと真面目なキャラのはずだったのに…(こんなのばっかり)
---
瀬戸口に →男性陣 クラブ4 =伊藤 誠
聞いてみたい →女性陣 ハート4 =蘭
ことがある →その他 ダイヤ9 =芝村 舞
---
瀬戸口「俺は他人に、よほどボンクラと思われてるらしい。まあ否定はしないけどさ。
 だからなのか、聞いてもいないのに皆、面白いように秘密を勝手にベラベラ喋ってくれるよ。誰のことが聞きたい?」

---
<ブライト>
「左舷好きの艦長だな。というか、『私のことどう思ってます?』とか言わないでほしいんだが…。
 彼は無能なだけで、別にそこまで悪人ではない。善人でもないけど。…自分の胸に手を当ててみろ」

<アムロ>
「もともと素質はあったが、化けた。NT、冒険王版、上級パンツ鑑定士。ただスタミナはない。
 『相手を読む』という意味では、灯里に似ているだろう。ただチームプレーは、今のとこ普通レベル。
 シュート能力は高くはない。MFは合ってるが、どこでもできるだろう。基本的に気分屋だけどな」

<新田>
「俊足FWのゴールポスターだ。FW能力は当然高いが、ボールをポストに当てる能力が高いから、意外とGKも合う。
 …ねえ。これって、参加順に聞いてるだけか?」

629 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:39:07 ID:fiXRKm7Q
<あおい>
「だいたいの投手は反射で、ボールに飛びつくクセがある。だから彼女は、GKもできるだろう。
 ボールキープもマリンシュートもあるんで万能だけど、チーム随一のタックル能力を活かさないのも勿体無いかな。
 電子戦では、実はWB隊でTOPだということが発覚した。今後は『攻殻』の技を使って援護してくれるだろう」

<桜子>
「ようやく本気を出した、チームの要。DF能力は総じて高いが、ドリブル能力が大幅に上がった。
 足も速いし、スタミナもある。あとは相手へのプレスか、オーバーラップをするべきだろう。…本人もヤル気だけどね。
 『一対一』のほうが強いタイプ。燃費も良い。悪いクセがほとんどないのが使いやすいね」

<叶親>
「バカなだけで、悪人じゃない。善人でもないけど。…これ誰かにも言った気がする。
 身体能力は高いんだが訓練されてない。だから何かを掴んだ時、きっと化けるね。今でも使える部類の人間だけどさ。
 なお、『叶親フジヤマ』の名前は、最もジオン側に警戒されている」

<なのは>
「特攻野郎Aチーム。シャアに追いついて自爆、ニナに自爆と、自爆の手ごたえを掴んだ。今後は確実に自爆が決まるだろう。
 散開される前に、敵本隊をまとめて砲撃。これが実は最強の戦術だ。彼女の動き次第で、戦力比なんかどうとでもなる。
 …問題はそういう状況を、どうやって作るかだけどね。燃費が悪いのは、もう宿命だろう」

<メカ沢>
「パスの精度、強いフィジカル、落ちない運動量。頼れる男さ。公式戦出場が少ないのは、不運続きのためだな。
 まだ実現したことがないが、オプションパーツを買ってやれば色んな状況に装備を『換装』できる。
 今はノーマルモードだが、足を速くしたりとか、遠距離砲撃したりとか」

630 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:40:27 ID:fiXRKm7Q
<ハマー>
「『相手の嫌がることをする』という意味では、灯里以上の腕前なんだが。方向性がちょっと…。
 ちなみにベンチに置いておくと、皆の士気が下がる。かと言って出場させたいわけじゃない、という微妙さ。
 敵なのか味方なのかわからん存在だが、敵に回したら邪魔なくせに、味方では頼もしくないという外道っぷり」

<アリア社長>
「癒し的存在。色んな能力がかなり低くて使い物にならない…んだが。GKでなくてもパンチングOKだ。アレは前足だから。
 灯里はよく蹴ってるが…実は、社長に対して。敵は接触プレイを『したがらない』。…動物愛護団体が怖いからな!
 これを効果的に使うと。例えばシャアの前に置いておけば、シャアはドリブルでなくパスを選びやすくなる。
 こういう『問答無用』的なモノ(判定参加すらさせない)は、ハマッた時は絶大だ」

<灯里>
「『相手の嫌がること』が完全にわかり、かつそれを実行できる。何か指示すれば、もっと凄いこともするだろうさ。
 サイド7戦でやったように、シャアのドリブル進路を塞いで、DF陣に補正つけることもできる。スタミナは難点だけど。
 スキルや必殺技関係は、灯里に相談してみるといいかもしれない。言うまでもなく、チームプレイは最高レベルだ。
 あと後ろ向きに走ると速くなるんで、変態的な機動もできる。ただスタミナの問題で、いっつも…は無理みたい」

<ヤムチャ>
「純粋な基礎値合計は一番高い。ただ『ボールキープ』すると弱くなるんだよなぁ。
 得点王のワリに、意外とDF関係の能力が高いんで、どうしても防御を重視したい時は下げるといい。
 FWとして攻撃の幅を広げたいなら、ドリブル突破ではなくDFの裏に抜け出る動きをさせるといいよ」

631 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:42:25 ID:fiXRKm7Q
<アリーナ>
「フィジカルが強い反面、アタマがよろしくない。なのは的。破壊力はもう、何も言うことがないけど。
 ただペース配分を考えさせるか、何か回復技でもないと、すぐガッツ切れになる。
 遠くから雷獣一撃か、多少ドリブルで上がってのエコ雷獣か。あるいは今のヤムチャのような運用でも面白いね。
 実は防御も巧いんだが…反射で色々なモノを回避するクセがあるから、安定はしないだろうな」

<糸色望>
「ランダムの極致。今現在、『せりあい』『タックル』『ブロック』の強力ランダム必殺技が確認されている。
 ドリブルもシュートも下手だが、パスは巧いな。チームでもかなり上のレベル。ポストプレイも巧い。
 灯里に感化されて、多少化けた人だ。命令を出せば、表向きは前向きにやってくれるはず」

<伊藤 誠>
「小坂ゾーンと守備職人のおかげで、守備『範囲』は最強レベル。守備『能力』は、そこまでの爆発力はないけど。
 これはスタンド『ワールド』の特性が攻撃型だから。意外と素のシュート力が高いんで、どのポジションでもできる。
 彼は(このスレでは)女嫌いで常識人だが。特に意欲的でもない。意識改革があれば、彼も化けるだろう」

<奈々>
「前へ進む速度は、100mを7秒台。帰る時はいつでも音速を越えられる。ガッツ回復力が高く、安定して使いやすい。
 シュート力は若干劣るが、ドリブルとパスは巧い。遊撃隊として使うぶんには最高性能だな。
 その『順応力』スキルで、A引いても無駄にならないところも精神的においしい」

632 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:43:53 ID:fiXRKm7Q
<謙信ちゃん>
「素質と優良スキルの塊。無駄に『天才』技能を持ってる。必殺技を出せば基本は勝てるが、すぐバテる。
 本人はあまり意識してないようだが、連携が巧いね。数に任せて敵を囲む時、便利だと思うよ。
 彼女が先発でピッチ上にいると、色々な補正がある。こういう問答無用なのは、やっぱり凄い」

<蘭>
「ドリブルは、まあまあ。タックルはそこそこ。パスカットは結構巧い。他は低いので期待しないほうがいい。
 遠くの味方に補正がつけられるから、基本は援護系だね。チームプレイが巧いわけじゃないんだが。
 最近は妙な団体を結成したようだが、どうなることやら。リストラされなきゃいいが…」

<リュウ>
「現在、ヤバい状況に置かれている一人。スキルや必殺技がほぼ皆無。一芸に秀でてる的なトコがないから目立てない。
 能力バランスが良いと言うか、中途半端と言うべきか。悪いクセがないのは、まあ評価できる点かな。
 一応、正式に『パイロット』として訓練を受けているのは彼だけだ。もしザクとか鹵獲できたら、乗せてやってくれ」

633 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:46:07 ID:fiXRKm7Q
---
ブライト「だいたいわかった、というか。今後の課題がわかったというか。テンプレで充分、というか。
 それはともかくとして。伊藤誠について、少し詳しく聞きたいんだけど」

瀬戸口「地味ではあるけど、広い守備範囲。そしてスタンド能力。数字上は意外と強いミドル(ロベルト式ドライブ)。
 結構なユーティリティプレイヤーだ。何よりその『気配り』は、全員のガッツ回復に(ほんのり)補正してくれる。
 困ったら伊藤 誠、と思ってもいいくらいだよ…数字上はね。ちょっと器用貧乏なところもあるけど。
 (このスレでは)いいヤツだから、いろいろと相談しにいってもいいだろう。特に男たちな。誠は女嫌いだから。
 …ただ。誠の部屋って…。うん。まあ、ほら。いろいろと」

芝村 舞「どうでもいいヤツだと思って、適当に押し付けてるが。悲惨すぎる役回りだな。
 私が預かってた『K引き』は、誠にやることにしよう」

#舞預かりになっていた『K引き』が、誠に引き継がれました。パスフラグGET。

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:48:02 ID:fiXRKm7Q
ブライト「蘭は? 正直、最近顔が思い出せないんだけど…」
瀬戸口「一応は常識人。能力バランスが悪いが、味方に補正つけられる必殺技があるんで、うまく使えば役立つ。
 アタマは悪くないが良くもないんで、何か指示してやったほうが長所を引き出せそうだ。
 DFは一番合ってるが、ブロックは苦手。MFではパスが弱い。FWではシュートが弱すぎ。色々あるが…
 MFにしてそこで防御。そこのドリブル突破から、適当に放り込む…つまりサイドハーフも良いかもな。
 セーブ値も悪くないんで、GKも悪くない。ただせりあいが弱いけど。結局、まだどこも中途半端な感じだよなぁ。
 俺は女性の味方なんで、頑張ってほしいが…キャラ立ってないからな。厳しいところもある」

芝村 舞「ふむ。電池業界やNHGも応援する私だ。妙な団体のことも応援したくなる」

#舞預かりになっていた『K引き』が、蘭…本家WB隊に引き継がれました。
 フラグは譲渡済みですが、蘭とリュウが『K引き』の恩恵を受けました。
・蘭が才能開花! 全ての能力値にALL+1されます。

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:52:46 ID:fiXRKm7Q
ブライト「そんで瀬戸口は。ぶっちゃけ、芝村 舞についてどう思ってるの?」

瀬戸口「怖い質問を、本人の前でしないでほしいが…。まさか芝村がボケ側に回るとは思ってなかった。
 アレで少し、芝村を好きになったけど。…舞ちゃんがボケると、一番発言力があるだけに、脱線しやすい。
 なんだかんだで、皆ボケ側になるのは何故なんだ!
 ともかく。価値観はちょっと微妙な人だが。芝村についてけば、あるいは芝村に任せれば、まず間違いないだろう。
 ヤル気はあるんだか、ないんだか。電子戦では無類の強さを発揮する他、『天才LV3』はほぼ全てをカバーする。
 『料理が超絶に下手』とか『私は魔法は使えぬ』とか設定があるが、実際は天才スキルで、できてしまう。

 ちなみに続編のPS2『ガンパレード・オーケストラ』では。ゲームの仕様として、天才技能はLV2までしかない。
 芝村舞も天才LV2になっている。情報LV3は初期所有してるが、プログラム作成は結構失敗するタイプ。
 仕様として、能力値MAXが255(一般人の2.5倍)だし、数々の技能は0から訓練するので…
 そこまで強いキャラじゃなくなってる。むしろ一般人に近いな」

芝村 舞「自重したのだ。私は空気を読んで、自重することもできるからな。
 …しかし瀬戸口。『ガンパレード・オーケストラ』とは、なんだ?」
瀬戸口「は?」
芝村 舞「そんなものは、そもそも存在しなかったと思うんだが」

瀬戸口「……。は。仰る通りであります」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:55:04 ID:fiXRKm7Q
#GPMにおいて。人型戦車は稼働率が低く、特に脚部が故障しやすい。
 →だから整備兵の人数を普通の3倍にして強引に稼動させてる、という設定があったのだが。
・GPOにおいて。人型戦車は故障しやすい→じゃあ丁寧に使えよ、ということになっているらしい。
 人型は、ジャンプ禁止。移動しながらの攻撃も禁止である(射撃する時、立ち止まって、かつ硬直する)。人型、全否定。

・一方で普通の戦車は、移動中に攻撃ができるので、まあそっちのほうが強い。…ロボゲーじゃなかったのかよ!?

・「白の章」は500円とか、100円で売ってるので(最安値は『10円』だった…)、買ってみてもいいかもしれない。
 アニメが一話ついてくるし、男っぽくなった「あっちゃん」も見れるよ!(既に別人になっているが)
 だがそのためには、数百時間を費やさねばならないという鬼畜さ。大人しくチートコード使ったほうがいいと断言できる。
 尚。どんな改造をしようとも、ゲーム中でペンギン(若本則夫)は喋ってくれない。まさに鬼畜。


奈々「青森戦線は、火力を上げた対空戦車一台で、無双できましたからね。
 父島では、狂ったようにキャリアが補給されるし。むしろ食料を届けてくれ、と。こっちは飢えてるんだと」
謙信「(ぶわっ)」
芝村 舞「ジャガイモと米だけの材料から、見事にサンドイッチを作成するGPO組の腕前は、もっと評価されるべきだろう」

ブライト「…まだ引きずるの? GPO…」

637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 01:57:59 ID:fiXRKm7Q
あおい「こんだけ貴重な機会(芝村舞&良識派だけの集合)なのに、全く何も収穫がないという…」
桜子「いや、一応。オーバーラップの重要性だけは、今回あらためて発見できたよ。
 足とスタミナ次第になるけど、サイドバックが最前線まで出て行くのも、結構普通なんだ。
 …ウチらのパスの精度からすると、上げるクロスは『テキトー』になるだろうけど」

あおい「芝村さん。どうせだから、最後に何か…役立つ情報とかないの?」

芝村 舞「今回のまとめだけでも、充分に役立つと思うぞ。後はそちらの艦長が、どう運用するか」
あおい「それに期待してないから、聞いてるんじゃん…」
タカトシ「(…納得できてしまう)」

638 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/16(月) 02:01:10 ID:fiXRKm7Q
芝村 舞「そうだな…では少尉。何か質問はあるか?」
ブライト「(別にどうでもいい、とは言えない雰囲気…)」

【選択肢】芝村舞への質問→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:芝村舞なら、どのポジションを重視するんだ?
B:GKって、誰がやったほうがいい?
C:ハマーって、どう運用すればいいんだ?
D:守備について知りたい。特にシャアに対して。
E:効果的な攻撃のバリエーションを教えてほしい。

・ポジション関係の場合は、数名の名前と、その理由を教えてくれます。
・どれも。各キャラの意識や、場合によっては能力値が微妙に上下するかもしれません。
-----
今日はここまでー。

639 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 02:24:37 ID:vmCO0QdE
E
男どもの前に運べないザマと来たら…w 乙でした〜


640 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 10:01:40 ID:eH+1nXo6


641 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 19:13:51 ID:???
ハマーの運用にも興味あったけど。
確かに攻撃は、いつもテキトーだしね。

642 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:21:20 ID:lFIdzNUU
>>639 しかも総合値では今まで最弱、というほどの相手にw
>>641 今、相談してれば「処分」してくれるはずでした(嘘)
--

E:効果的な攻撃のバリエーションを教えてほしい。
-----
芝村 舞「そう心配するな、少尉。もし君が道頓堀にダイブする時は、私も少佐と一緒に背中を押してやるぞ」
ブライト「…は?」

あおい「…津田は!? ツッコミの津田は!?」
タカトシ「正直、意味わからないんですが」

芝村 舞「データ上。WB隊の得点のほとんどは、アリーナの雷獣、なのはの砲撃、そしてヤムチャのダイレクトだ」
桜子「うん。そんな気はする…。ヤムチャだけ、妙に納得できないけど」
芝村 舞「まあヤムチャ自体は、たいして威力はないからな」
瀬戸口「(相変わらずサラッと言うな、この人は)」

芝村 舞「だがその、ヤムチャに繋げるまでが難しい。マークは厳しいし、巧くパスを上げねばならない。
 …今後、マークがさらに強くなれば、ヤムチャも競り負けることもあるだろう」

ブライト「だから、もうちょっと攻撃手段が欲しいんですって」

643 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:22:47 ID:lFIdzNUU
 芝村 舞は、悪魔のような…失礼、普段の笑みだった。普段の笑顔で、言った。

芝村 舞「私はな。右舷の試合は、取れて2点。左舷の試合は取れて1点だと思っていた。
 それぞれ、アリーナとなのは、ヤムチャ。後はマークが厳しくなって、補正もつく。だからそれ以上は無理だと」
瀬戸口「…でも実際、左舷は3点取れてたぞ」
芝村 舞「それだ。まあ得点の一番の原因は、原がドレンさんを刺したことだが」

タカトシ「(サッカー分析で、刺すとかって言葉が出るの、ヤだな…)」

芝村 舞「3点のうち、ヤムチャは1点だけ。後は叶親とアムロが取った。私はこれに驚いたし、
 これはある意味、最も評価している部分なのだ。…叶親のドライブシュートは、誰がどう、お膳立てした?」
ブライト「あまり憶えてないんですが」
芝村 舞「少尉、君だ。君が 左 舷 を 突破し、叶親へ折り返した。敵の右SBは少尉のマークにつかねばならなかった。
 だから叶親も、ある程度フリーに撃てた。そしてアムロは、ワンツー?の形になったが、二列目から飛び出した」

奈々「こう聞くと、結構高度な感じですね」
ブライト「内情はともかくな」

芝村 舞「既にWB隊は、実行している。サイド攻撃と、飛び出しと。高さに合わせるヤムチャだけではない。
 アリーナやなのはに頼らずとも、得点できた。…この攻撃パターンは、尚敬高校との練習試合でも試したはずだぞ」
ブライト「…そうだっけ?」

644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:24:21 ID:lFIdzNUU
 桜子が、ぽむと手を打った。
桜子「思いだした。あの時私、ゴール決めてた…」
あおい「ボクもだ。マリンボレー…」

芝村 舞「攻撃手段がなければ、ないなりに、工夫するものだ。奈々はあの試合でループも試していたほどだ。
 実に多彩だ。…翻って、今。普段が単調だとは思わぬか?」
ブライト「そりゃ、そうなんすけど。でもどうしたらいいか…」

芝村 舞「簡単だ。実戦のそなたらは、人数を割いて攻撃をしかけていない。FWの一人か二人と、MFが少し上がる程度だ」
ブライト「はぁ」
芝村 舞「かつ。『上がりたがる』メンバーは決まっている。主に、アリーナとなのは。だから彼女らはゴールが多い。
 そなたらは、普段は引いて守る。そして高さのあるヤムチャへ遠くからパスする。だからヤムチャはゴールが多い。
 それ自体は、悪くはない。相手は、わかってても防げぬ。だがバリエーションを増やしたいとなれば…手段は一つだ」

ブライト「…刺殺ですか?」

芝村 舞「それもある」

タカトシ「(否定しなかったーっ)」

645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:25:53 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「単純だ。攻撃の駒を増やせばいい」
ブライト「防御を捨てろ、ってこと?」
芝村 舞「普通なら、そうも言いたくなるが。生憎とWB隊では、手が空いてる人間が多い。そいつを上がらせろ」
ブライト「…誰?」

芝村 舞「横の人」

メカ沢「あぁ…」
桜子「うん」
あおい「そうだね…」

ブライト「でもサイドバックとか、ああいう横の人って、余ったヤツがやるものと相場は決まってるじゃん!」
芝村 舞「少尉、正直に言え。少尉はCBとSB、どちらがいい?」
ブライト「SB…主に左側の」
芝村 舞「何故、動かぬ?」
ブライト「安西先生…実況が…したいです…」
芝村 舞「試合と実況、どちらが大事だ?」
ブライト「じっ…。……」

 ブライト・ノア。この簡単に本音を吐いてしまう男が、その言葉を飲み込んだことは。大英断だったと言えよう。

桜子「……。むしろブライトさんがいないほうが、チームは強いんじゃね?」
奈々「桜子さん、オブラート! オブラート!」

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:27:59 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「そういうわけで。攻守の切り替えさえ速くすれば、DFやDMFが上がるのは問題ない。むしろ必須だ。
 攻撃の時は、密集せずに上がれ。そうでなくては攻撃に幅を持たせることなどできぬ」
メカ沢「しかし俺たちは素人だからなぁ。上がりすぎると失点しやすいとは、正直に思うし」
芝村 舞「…大丈夫だ。どうせ失点の8割は、GKに責任がある」

タカトシ「(急にキャプテン翼世界に!?)」

芝村 舞「真面目な話。今の前線の人数(3、4人)では、バリエーションなど望めん。
 今まではミドルやロング(砲撃:雷獣)と、高い位置に放り込む(ヤムチャ)だけだった。
 だが、横の人を前に、あるいはDMFを前に出すだけでいい。それだけで自然と、バリエーションは増えるだろう。
 結果的に、アリーナやなのはのガッツ温存にもなる。二点だけ心がけよ『ヒマなら上がれ』と『マズければ下がれ』だ」

ブライト「でも防御陣が上がって、守る時、走って戻ると…疲れません? あ、いえ、失礼しました…」
桜子「(あのブライトさんが、一睨みだけで黙った…。舞ちゃん凄い!)」


##WB隊の戦術に、今ようやく『DFの攻撃参加』が標準で組み込まれました##
・今までは。必要のある時(アリーナがガッツ切れとか)に、アタマの良い人間しか行ってませんでした…

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:31:08 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「理想通りの攻撃の広がりなど、今のWB隊には無理だ。だが数がいれば、誰かが勢いで何かをする…
 結局は今までと同じだが、『誰か』の絶対数が増える。今はそれだけでじゅうぶんだろう」

 芝村舞はそう言うと、そっと視線を桜子に合わせた。
桜子「な、なんスか? 照れるんですけど…。あ、いえ、私も今後は攻撃参加もするんで…」
 何故か、しどろもどろな桜子だ。もっとも芝村に視線を合わせられれば、大抵の人はこうなるが。

芝村 舞「その俊足と、運動量。桜子であればサイドバックも、ウイング的なことでも、こなせると思うが…」
桜子「そう? 少し面白そうだけど…」

芝村 舞「……。桜子は…ボランチをやってみるつもりはないか?」
桜子「は?」
芝村 舞「パスの精度は低いが、それでも、適正はあると見る。…緒戦のサイド7戦において、桜子はチームを統率した。
 また最も防御に貢献し、それでいて攻撃参加もし、必殺ミドルシュートまで放った」

桜子「私の必殺ミドルって…えーと、進行さん、データいいの? じゃあ公開するけど。
 『強引なシュート:補正+2、消費120。吹っ飛び係数4』っていう、隼シュートより弱いものだよ!?」
あおい「あ。アレって、そんな弱かったんだ…」
桜子「気合いだけの技。ボレーとかヘディングのほうが、浮き球補正ついて強いもん」

芝村 舞「だがそれだけ燃費がいい。適性から言えば、桜子はDFに向いている。…というか、他に任せられるCBが少ない。
 奈々か、援護重視の謙信ちゃんくらいだろうか。あおいやメカ沢は背が低いのが難点だ」
桜子「はぁ」

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/17(火) 03:33:41 ID:lFIdzNUU
芝村 舞「私は。背の低さはともかく。ボランチとしてはあおいに期待していた。いや、今もやらせれば十分にできるはずだ。
 チームの全体を見渡し、(一塁:三塁:本塁に)カバーに入る。
 そして防御…特にタックルが巧く、連携も下手ではない。それ以上に、鋭くなったマリンパス。
 あるいは攻め込んだ時のミドル:マリンシュート。やらせればトップ下もできるかもしれん。メカ沢も普段は脚が遅いしな。
 逆にあおいとメカ沢は…ウイング的なことは不向きだろうが」
桜子「んと。私にDFの動きをマスターしろってこと?」

芝村 舞「違う。桜子。お前はDFの方が向いている…。いや、向いていた、というべきか。
 防御は確かに巧く、チームでナンバーワンだろう。だがシュートとパスはまだ平凡。
 …だが。そんなお前が、あおいに勝っている要素とは何だ。

桜子「…魅力?」
あおい「グーでぶつよ」

芝村 舞「桜子の武器。それは脚の速さと持久力だ。相手からすれば、お前が前にいるだけで邪魔に思うだろう。
 そして柔道が役に立ったな。一対一なら、巧くマークできている。これは、柔道もできる奈々にも言えるが。
 シャアのような卓越したドリブラーにでも。まずは相手の近くに姿を見せるだけでいい。
 それだけで、相手の攻撃速度を遅らせることになる。そなたらは、急いでボールを取りにいきすぎだ。
 そのくせ、近づけば近づいたで重心を落とす。だからかわされたり、裏に抜けられる。
 直前まで、重心はもう少し高めにしろ。そうだな…組み手争いをするつもりでやれ。それか打者のつもりになれ」

奈々「組み手争い…ああ! なるほど!」
芝村 舞「わかるか?」
奈々「はい。投手に例えるなら。ワインドアップではなく、セットポジションですね。別にクイックをしなくても」
芝村 舞「そういうことだ」
奈々「凄いですよ、桜子さん! 私たち、ちょっと違ってたみたいなんです!」

タカトシ「(『ちょっと』…!?)」

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