キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 21:50:44 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。



〜これまでのお話〜
アリティアの王女エリスの持つ『オームの杖』の力により、オグマとレナ、そしてウェンデルが蘇った!
勢いに乗るアカネイア同盟軍はそのままドルーア城の門を制圧。いよいよ最終決戦の準備は整った。
万全を期して森崎をはじめとする選ばれし精鋭15人がこぞって城の中へと突入するも、
なんとメディウスの用意した罠により、戦力を4分割されてしまった!
数々の精神攻撃や卑劣な攻撃を切り抜け、それぞれの部隊は中央の玉座へと向かう。
長きに渡るマルスたちの戦いが、暗黒戦争に終止符を打つときがついに訪れようとしているのだった…!

そして、森崎の長い戦いも――。



☆前スレ
【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1295795820/l50

42 :キャプテン岩見:2011/03/09(水) 03:09:58 ID:???
新スレ乙です。
そろそろ第1部最終戦ですね。強敵だと思いますので
誰も死なず勝てると良いですね。
森崎の活躍に期待しています!!

43 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 00:24:43 ID:???
>>42
岩見さん乙ありがとうございます!
メディウスは嫌らしいスキルを持たせてますので、手強い相手になりそうですw
森崎の活躍はこの戦いよりも、むしろこの後のサッカーパートになると思います。
選択肢によってはとてつもなく難度が上がってしまう可能性もありますので
なんとか応援の方をよろしくお願い致しますね〜
============
司祭の狙い→ ダイヤ5→バーツ
ジェネラルBの狙い→ ハートJ→ミネルバ

ミネルバ、バーツ、パオラの三枚の壁に阻まれ、さすがのドルーア兵もマリアまで攻撃を届かせられない。
司祭はバーツに狙いを定めると呪文の詠唱を始め、ジェネラルは重装備にも関わらず
ミネルバの方へと飛び上がって接近してきた。


先着『2名』様で

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→! card+21+指揮(1)=
攻撃判定→! card+18+指揮(1)=

バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜3)
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→! card+1+指揮(6)+支援(3)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

44 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 00:25:22 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ ハートA +21+指揮(1)=
攻撃判定→ スペード6 +18+指揮(1)=

45 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 00:25:33 ID:???
バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜3)
回避判定→ ハート6 +18+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→ クラブK +1+指揮(6)+支援(3)=

46 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 00:39:52 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ ハートA +21+指揮(1)=23
攻撃判定→ スペード6 +18+指揮(1)=25

バーツ 37/37 銀の斧(攻速…13 係数…ダイヤK〜3)
回避判定→ ハート6 +18+指揮(6)+支援(3)=33
守備判定→ クラブK +1+指揮(6)+支援(3)=23

司祭の攻撃!バーツは素早く身をかわした!
============
司祭の放ったトロンはうまく魔力が練られていない非常に不安定なものだった。
へろへろとふらつきながらゆっくり迫る電光を、バーツは目をつむったままヒョイと避けた。

バーツ「なんだなんでぇ。こんなんじゃあ相手になりゃしねぇぞ〜!」

47 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 00:41:24 ID:???
先着『2名』様で

ジェネラルB 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+19+指揮(1)=
攻撃判定→! card+30+指揮(1)=
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+19+指揮(1)=

ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜10)
命中判定→! card+21+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→! card+21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→! card+33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→! card+18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+19+指揮(6)+支援(5)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ジェネラルの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
ジェネラルの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
ジェネラルの守備判定がハートで『鉄壁』で+4
ミネルバの攻撃・命中判定がダイヤ・ハートで『紅撃』で+5
ミネルバの守備判定がダイヤで『カウンター』で受けたダメージの半分を相手に与える
ミネルバの守備判定がハートで『捌き』で守備判定数値が回避数値に加算
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

48 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 00:43:01 ID:???
ジェネラルB 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ スペードQ +19+指揮(1)=
攻撃判定→ ダイヤ10 +30+指揮(1)=
回避判定→ スペード8 +8+指揮(1)=
守備判定→ ハート7 +19+指揮(1)=

49 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 00:43:22 ID:???
ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜10)
命中判定→ スペードQ +21+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→ ハート2 +21+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→ ダイヤ5 +33+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→ クラブ6 +18+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ クラブ7 +19+指揮(6)+支援(5)=


50 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 00:58:29 ID:???
ジェネラルB 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ スペードQ +19+指揮(1)=32
攻撃判定→ ダイヤ10+4(怪力) +30+指揮(1)=45
回避判定→ スペード8 +8+指揮(1)=17
守備判定→ ハート7+4(鉄壁) +19+指揮(1)=31

ミネルバ 30/30 オートクレール(攻速…11 係数…ダイヤ ハートK〜10)
命中判定→ スペードQ +21+指揮(6)+支援(5)=44
追撃判定→ ハート2+5(紅撃) +21+指揮(6)+支援(5)=39
攻撃判定→ ダイヤ5+5(紅撃) +33+指揮(6)+支援(5)=54
回避判定→ クラブ6 +18+指揮(6)+支援(5)=35
守備判定→ クラブ7 +19+指揮(6)+支援(5)=37

ジェネラルBの攻撃!ミネルバは素早く身をかわした!
ミネルバの反撃!ジェネラルBに23のダメージを与えた!
ミネルバの追撃!ジェネラルBに23のダメージを与えた!
ジェネラルBは倒れた
============
ジェネラルの攻撃は先程の司祭と比べれば鋭く速いものだった。
しかしそれでも地上から飛竜を駆るミネルバに攻撃を当てるのは難しい。
無暗に近づいてしまったのが仇になり、反撃の機会をみすみす与えてしまうのだった。

ミネルバ「はっ!!」

バゴバゴンッ!!

ミネルバ「よし、残すは司祭のみ……パオラ!」

既に戦闘での経験を限界まで積んでいる自分やバーツではなく、
まだまだ成長の余地が残っているであろうパオラに素早く掃討の指示を出すミネルバ。

51 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 00:59:45 ID:???
バーツ「いけェ!決めちまえパオラ〜!!」

パオラ「これで…終わりです!」

愛しのパートナーの声援が、集中力をいつも以上に研ぎ澄まさせる。
パオラは恐怖で動けないのか、それとも覚悟を決めたのか棒立ち状態の司祭に剣を向けた。


先着『2名』様で

パオラ 45/45 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜6)
命中判定→! card+26+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→! card+26+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→! card+40+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→! card+14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→! card+3+指揮(6)+支援(5)=

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→! card+21=
攻撃判定→! card+18=
回避判定→! card+12=
守備判定→! card+9=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
パオラの攻撃判定がダイヤで『貫通』で相手の守備を0に
パオラは全判定がダイヤ・ハートで『安定』で最低値が5に
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

52 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 01:01:45 ID:???
パオラ 45/45 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜6)
命中判定→ ダイヤJ +26+指揮(6)+支援(5)=
追撃判定→ クラブ3 +26+指揮(6)+支援(5)=
攻撃判定→ ダイヤJ +40+指揮(6)+支援(5)=
回避判定→ クラブ9 +14+指揮(6)+支援(5)=
守備判定→ クラブJ +3+指揮(6)+支援(5)=


53 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 01:06:39 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ ダイヤ5 +21=
攻撃判定→ スペード9 +18=
回避判定→ ダイヤQ +12=
守備判定→ ダイヤ7 +9=

54 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 01:06:46 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ ダイヤA +21=
攻撃判定→ スペード6 +18=
回避判定→ スペード2 +12=
守備判定→ ハート9 +9=

55 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 01:09:28 ID:???
パオラ 45/45 メリクルソード(攻速…16 係数…ダイヤ ハートK〜6)
命中判定→ ダイヤJ +26+指揮(6)+支援(5)=48(必殺)
追撃判定→ クラブ3 +26+指揮(6)+支援(5)=40
攻撃判定→ ダイヤJ +40+指揮(6)+支援(5)=62(貫通)
回避判定→ クラブ9 +14+指揮(6)+支援(5)=34
守備判定→ クラブJ +3+指揮(6)+支援(5)=25

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ ダイヤ5+2(瞑想) +21=28
攻撃判定→ スペード9 +18=27
回避判定→ ダイヤQ+2(瞑想) +12=26
守備判定→ ダイヤ7+2(瞑想) +9→0(貫通)=9

パオラの攻撃!必殺の一撃!司祭に159のダメージを与えた!
司祭は倒れた。パオラは80の経験値を得た
パオラのレベルが14に上がった!
============
先着『1名』様で

パオラ
成長判定H→! card
成長判定運→! card
成長判定武→! card
成長判定魔→! card

!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

56 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 01:10:13 ID:???
パオラ
成長判定H→ クラブ2
成長判定運→ スペード6
成長判定武→ クラブ3
成長判定魔→ ダイヤ3


57 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 01:14:23 ID:???
ときには無音で妹の顔を立てる
優しいお姉さまふつくしい

58 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:06:17 ID:???
>>57
青「もう伸びるところが無いだけじゃない…」
桃「出撃さえしてない私の身にもなってよ!」
============
パオラ
成長判定H→ クラブ2
成長判定運→ スペード6
成長判定武→ クラブ3
成長判定魔→ ダイヤ3

パオラ   ドラゴンナイト レベル14 EXP10 24戦17勝0敗
        成長率
HP45/45     ◎
力 20      ○
技 20      ◎
速 20       △
運  9       △
武 15      △
守 20      △
魔  3       ×

以上のようになりました

59 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:07:24 ID:???
ザンッ!!

パオラの剣が当たり前のように司祭を切り裂く。
分断作戦に失敗し、四人揃ったミネルバ隊の前では
所詮増援部隊に過ぎない彼らでは太刀打ち出来ないのが当然なのだろう。

ミネルバ「敵の気配は…とりあえずは止んだらしい。よし、他の者達もおそらく
     玉座へと向かっているはずだ。我々も急ぐぞ」

パオラ「はっ!」

マリア「あと少し…あと少しで戦いが終わるのね。……頑張らなくちゃ」

バーツ「(ところでララベルさんの占いって今回のことじゃあ無かったようだな。
    う〜ん、それじゃあいったい何なんだろうか?俺とパオラに訪れる二人っきりの試練って…
    ち、ちくしょう。こんなに気にしちまうのなら恋占いなんて性に合わないことしなけりゃよかったぜ…)」

バーツは期待感と胸騒ぎを半分ずつ抱えながら、ミネルバ達に続いて冷たい廊下を駆けていく。



〜ミディア隊〜

ドルーア城北門。ミディア、オグマ、ジュリアン、レナの四人は
幾重にも連なる部屋の中を長時間歩かされていた。

ジュリアン「…よっと。しっかしこれで何個目の部屋だ?
      まあ鍵は俺の腕にかかればちゃちゃっと開けられるから問題ないんだけどよ」

オグマ「おそらくメディウスの狙いは戦力の分断だ。つまり…」

60 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:08:48 ID:???
ミディア「時間稼ぎ。マルス王子たちへの援軍を少しでも減らすための作戦ということかしら」

レナ「人は弱い生き物です。誰かの助けなくてはどれだけ優れた者といえども生きて行くことは出来ません。
   メディウスは…それを分かっているのでしょう…」

そう話し込んでいるうちに、ジュリアンはまた新たな扉の鍵をカチャカチャと弄りだす。

ジュリアン「くそっ…森崎たちは大丈夫なのか?また無茶なことをしてなきゃいいけどよ…」

オグマ「なんだ?お前が森崎のことを心配するとは…俺がいない間に心境の変化でもあったのか?」

オグマの記憶の中ではジュリアンと森崎はあまり会話もせず、どちらかといえば仲が悪い印象があった。
森崎がジュリアンをサッカーの練習を誘ったものの、うまく教えることが出来ず怒らせてしまったはずである。

ジュリアン「べ、別に心配なんかしてないさ。あいつならどんな悪環境下でもしぶとく生き残るだろうよ。
      ……まぁ、あいつもまた死なれちゃ嫌な奴の一人ってだけだ」

マフラーを気恥ずかしそうに口元に寄せて顔を背けるジュリアンを見て、オグマは軽く笑みをこぼす。

オグマ「……俺が死ぬ前…まあ今はこうして生き返ったからちょっと変な話なんだがな。
    あいつはどこか孤独だった。本当に信頼をおいている仲間なんて誰もいないと俺は感じた。
    そりゃあそうだよな。まったく訳の解らん世界にいきなり一人で放り出されちまったんだ。
    森崎がこの軍に世話になるように仕向けたのはあいつの『上』の指示だったらしいが……」

ジュリアン「ああ。日本サッカー協会ってところが送り込んできたらしいな。
      アリティアカップであいつの世界からの刺客と何度か戦ったが…どうにも分からないことがあるんだ」

オグマ「ん?なにか気になることでもあるのか?」

61 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:10:08 ID:???
ジュリアン「森崎の世界の住人は今の俺達のような世界とは真逆。戦いとは無縁の世界の平和そうなところらしい。
      どうしてそんな世界からあいつが送られてきたのか。そしてそんな平和な世界に居ながら
      どうして何の訓練もなく俺達と同じように戦っていけるのか……色々納得行かないところがあるんだよ」

オグマ「確かに疑問だな。まあ…あいつでなければならない理由がきっとどこかにあるんだろう。
    結果、森崎の働きのお陰で俺達は間違いなく勝利に大きく近づきつつあるんだからな。
    とにかくだ。こうして蘇ってきたからには……俺はもう死ぬわけにはいかんな。
    あいつにわざわざ闘技場通いさせてまで買ってもらったこの剣に賭けても…」

ジュリアン「だな。俺達はアイツにこれまで何度も助けてもらってきたんだ。
      もしもアイツが困難に陥ったとき…それを今度は俺達が助けてやらなくちゃいけないんだ」


ミディア「…ねぇ、シスターレナ。あの二人、いったいどんな話をしているのでしょうね」

レナ「わかりません…けれども、二人ともとてもいい笑顔をしています。きっと…良いお話をしているのでしょう」

オグマとジュリアンのあとに続くミディアとレナも、前の様子を伺いながら顔を見合わせていた。

ミディア「シスター。あなたはこの大陸の貧しい方々を救うため、マケドニアの貴族ながら地位を捨てて旅に出たと聞いております」

レナ「はい。…ミディアさん。旅をしている中で私は知ったのです。この大陸では
   私たちが思っている以上に……貧しい人々たちは虐げられているのです。
   生まれが違うから。たったそれだけの差でどうしてここまで苦しみの差が違うのでしょうか」

ミディア「……アカネイアの多くの貴族にあなたの言葉を聞かせてあげたい気分です。
     ニーナ様も心を痛めているのです。今回の暗黒戦争でも
     庶民たちから蓄えをいかに多く徴収するということしか考えていない領主たちは
     あっさりと祖国を裏切りドルーア軍の多くを素通しさせた……
     あの者たちに、半分でも貴女のような心があれば…」

62 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:11:37 ID:???
パレスを奪われることなど無かったかもしれない。アストリアも自分の隣にいてくれたかもしれない。
ミディアは悔しさで拳を震わせていた。自分も同じくアカネイアの貴族という立場であるからこそである。

レナ「本当の戦いは、メディウスを倒したあとのことなのかもしれませんね。
   荒廃した国を立て直し、戦乱の傷を癒していく……本当の戦いが」

ミディア「シスターレナ…」

ミディアは目の前の聖女の言葉に強く胸を打たれていた。この女性は既に先の、平和になったあとのことを考えているのだ。
そしてその本当の戦いを乗り切るためには自分の力が絶対に必要になる。
だから、自分はこんなところで命を落とすわけにはいかないのだ。
一度命を落とし、オームの杖で蘇った彼女から感じられる生への強い執着心に、ミディアは思わず身震いした。

ジュリアン「お?なんだかこの部屋は他の部屋と違って大きいぞ」

オグマ「兵士が待ち伏せするには丁度いいくらいの広さってわけだ」

ジュリアン「…い、嫌なこといわないでくれよオグマ…」

ミディア「このまま時間稼ぎをさせられるのは得策ではないわね。
     相手はなんといってもあのメディウス…ドルーアの王なのだから。
     少しでも多くの戦力を集結させて、戦いを挑まなければ勝ち目はないわ」

ジュリアン「…そうだな。それにもしかしたらお宝があるかもしれないし」

ジュリアンもこの戦いを経て一端の兵士など比べることも烏滸がましいほどの剣術使いとなっていた。
ドルーアの兵士がいくら強敵とはいっても、少なくとも一方的にやられてしまうことなどないはずである。

63 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:13:08 ID:???
ジュリアン「じゃあ…開けるぞ!」

いつ敵の奇襲が来てもいいように、それぞれ武器を準備するのを確認したジュリアンはゆっくりと扉の鍵を開けていく。


扉ひらいて、お宝欲しくて→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→宝箱が3つもあるぞ〜!!!
Q→宝箱が2つもあった!!
J→宝箱1つ発見!
10〜A→まあ普通にエンカウントですね
JOKER→あれ?どうしてこんなところにアンナさんが?

64 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 02:13:59 ID:???
扉ひらいて、お宝欲しくて→ ハート7


65 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:18:08 ID:???
扉ひらいて、お宝欲しくて→ ハート7
>10〜A→まあ普通にエンカウントですね


ガチャ…

ジュリアン「ですよねー」

ジュリアンたちの目の前に現れたのは当然のごとくドルーアの兵士たちだった。
部屋の奥からは耳を震わす火竜の唸り声も聞こえてくる。どうやら『あたり』を引いたらしい。

ミディア「陣形展開!敵の戦力を確認するから各自いつでも仕掛けられるように構えを!」

ミディアの指示が激しく飛ぶ。白馬を素早く駆けさせ、ミディアは瞬時に敵の兵力を分析する。


VSドルーア兵→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→火竜1体+司祭1人
ハート→火竜1体+司祭1人+ジェネラル1人
スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人
クラブ→火竜2体+司祭2人+ジェネラル2人
JOKER→なんといきなり城の天井が崩れて、ドルーア兵たちは石垣の下敷きに!
※数字が6以上でミディア隊の先攻です

66 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 02:20:28 ID:???
VSドルーア兵→ ハートA

67 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 02:22:41 ID:???
レナさんボルガノン装備だと追撃がこわいんだぜ

68 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:29:47 ID:???
>>67
サンダーも所持してはいますが、現在装備しているのはボルガノンですね。
司祭の攻撃が来たら…ちょっと怖いかもしれません。
============
VSドルーア兵→ ハートA
>ハート→火竜1体+司祭1人+ジェネラル1人
※ドルーア兵たちの先攻です
============
ミディア「(敵の戦力は…部屋の奥の火竜1匹とジェネラル、そして司祭が1人ずつ…)」

幸いそこまで敵の戦力は多くはなかった。しかし問題はここからである。
半ば待ち伏せ状態でジュリアンたちを受け入れたドルーア兵たちは
いつでも攻撃を仕掛けられるように十分に準備をしていたのである。
ミディアの指示を受け攻撃の陣形を完成させる前に、先手を奪われてしまったのだった。

ミディア「くっ…一旦後退!部屋の外におびき出しつつ反撃の構えを取るわ。
     オグマ殿とジュリアンはシスターレナの警固を。私が前に出ます!」

オグマ「了解。(アカネイアの騎士ねぇ。見かけだけの連中ばかりだと思っていたが…この女はひと味違うか?)」

ジュリアン「レナさん、俺の傍を離れないで!もう…絶対に傷つけさせないからな!」

レナ「大丈夫よジュリアン。私も…自分の身を守る力を手に入れたもの。(そして…あなたを守る力も!)」

ギシャアアアアッ!!

火竜が口を開き、司祭が呪文を詠唱し、ジェネラルが槍を掲げて突撃してくる。
ミディアたちは防御の体制に入り、ドルーア兵たちの攻撃に備える。

69 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/10(木) 02:31:18 ID:???
先着『1名』様で一気に判定をお願いします 

火竜の狙い→! card
司祭の狙い→! card
ジェネラルの狙い→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜8→ミディア
7〜5→オグマ
4〜2→ジュリアン
A→レナ
JOKER→気合は十分だ!全員に攻撃するぞ!

70 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 02:35:30 ID:???
火竜の狙い→ ハートA
司祭の狙い→ ダイヤQ
ジェネラルの狙い→ ダイヤK

71 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 03:10:08 ID:???
レナさんと火竜の命中は19vs25か…?
有利な勝負とは言え、食らったら一発なだけに怖いぜ

72 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 03:17:31 ID:???
祈りもあるし、そうそう一発死はないとは思うんだが……

73 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 04:33:56 ID:???
レナさんといえば前スレの天国編でバカ兄貴が忘れ去られている件

74 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 07:12:09 ID:???
イラナイツだからしょうがないよな

75 :森崎名無しさん:2011/03/10(木) 07:24:32 ID:???
素17+支援3+指揮5+オーブ1で回避26だから7差
祈りも含めれば致死率は6〜7%くらいか

76 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/11(金) 21:18:06 ID:???
生存報告です。
こちらはそれほど被害がありませんでしたが、余震も続いており油断できない状況です。
森崎板の皆様が皆無事であることを祈らせてください。


77 :森崎名無しさん:2011/03/12(土) 01:52:23 ID:???
無事でよかった…

78 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 17:56:57 ID:???
>>77
あたたかい言葉に感謝です。私の方はガスが止まったくらいでしたが…
被災地では未だに辛い環境のもとで苦しんでいる人が多いでしょう。
少しでも早く復興が取り進むよう、皆様の無事を心から願います。
>>71-72
レナさんのHPは18しか無いので、直撃はロストの危険性が大きいですね。
>>73-74
うああああああ全国1500万人のマチスファンの皆様申し訳ありません!
第2部でラムカーネたちと一緒に登場予定ですので、ご心配なく〜
>>75
二回ロスト判定があったレナさんですからね…油断できません。

79 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 17:59:15 ID:???
火竜の狙い→ ハートA→レナ
司祭の狙い→ ダイヤQ→ミディア
ジェネラルの狙い→ ダイヤK→ミディア


司祭とジェネラルが壁役のミディアに真っ直ぐ向かってくる。
当初の作戦通りに事が進み、全ては順調であると思われたその時。

ゴッ!!

レナ「なっ…」

態勢を低くした火竜が、首を精一杯に伸ばしてレナの方にギラリと視線を向ける。
そして素早く息を吸い込んだかと思うと、巨大な火球を吐き出してきたのだ。

ミディア「まさか…!」

オグマ「ギリギリ射程範囲に近づいてきやがっただとォ!?」

ジュリアン「レ…レナさん!逃げろーーーーっ!!」

仲間たちの悲鳴が木霊する中、レナは冷静にボルガノンの書を取り出し反撃に備えていた。

レナ「(オームの御力で蘇った私に出来ること…誰かに守られ、杖で傷を癒すことだけではないはずなのです…!)」

サムフース山で一度、そしてテーベの塔で二度目の死を体験しているレナにとって、
これ以上戦闘で仲間たちに迷惑を掛けることなど考えたくもないことであった。
しかし今の自分には攻撃魔法を使う力がある。誰かを守る力を手に入れたのだ。

レナ「神よ……禍々しき魂に救いの道を示す力を私に!」

80 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 18:01:16 ID:???
先着『2名』様で

火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+18+指揮(1)=
攻撃判定→! card+27+指揮(1)=
回避判定→! card+7+指揮(1)=
守備判定→! card+5+指揮(1)=

レナ 18/18 ボルガノン(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜8)
命中判定→! card+21+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→! card+27+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→! card+17+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→! card+0+指揮(6)+支援(3)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
火竜の攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
火竜の守備判定がダイヤで『鉄壁』で+4
レナの全判定がダイヤで『瞑想』で+2
レナの回避判定がダイヤ・ハートで『祈り』でトドメの攻撃を回避
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

81 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:03:25 ID:???
火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート3 +18+指揮(1)=
攻撃判定→ クラブ7 +27+指揮(1)=
回避判定→ スペード2 +7+指揮(1)=
守備判定→ ハートJ +5+指揮(1)=


82 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:07:15 ID:xwZxVklY
レナ 18/18 ボルガノン(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜8)
命中判定→ ハート10 +21+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→ スペード6 +27+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→ クラブ3 +17+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→ ハート5 +0+指揮(6)+支援(3)=



83 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:27:14 ID:???
セーフ!

84 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:33:47 ID:???
反撃で仕留めてるのはさすがだが
やっぱり攻速0はこわすぎるよ・・・

85 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:39:20 ID:???
回避が高いし祈りもあるからそうそうやられないんだが、まあボルガノンはやめてほしいな……

86 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 18:54:33 ID:???
>>83-85
レナさんは相手からの反撃と追撃の可能性がある場合はサンダーを、
そうでない場合はボルガノンを選択する設定になっていますね。
どうしてもボルガノンを使わせたくないのなら森崎が直々にアイテム交換するしかありません。
============
火竜 40/40 火のブレス(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート3 +18+指揮(1)=22
攻撃判定→ クラブ7 +27+指揮(1)=35
回避判定→ スペード2 +7+指揮(1)=10
守備判定→ ハートJ +5+指揮(1)=17

レナ 18/18 ボルガノン(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜8)
命中判定→ ハート10 +21+指揮(6)+支援(3)=40(必殺)
攻撃判定→ スペード6 +27+指揮(6)+支援(3)=42
回避判定→ クラブ3 +17+指揮(6)+支援(3)=29
守備判定→ ハート5 +0+指揮(6)+支援(3)=14

火竜の攻撃!レナは素早く身をかわした!
レナの反撃!必殺の一撃!火竜に75のダメージを与えた!
火竜は倒れた。レナは40の経験値を得た。
============
レナ「……不浄なる炎よ、消えよ!」

ズアッ!!

レナはボルガノンの書を目の前で盾のように掲げて広げる。
そして火竜の吐き出した火球を見据えると、正面から受け止める。
紙媒体でしかない魔導書ではとても防ぎ用がない攻撃を受けたはずのレナだったが…

ジュリアン「レ…レナさん…?」

87 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 18:55:56 ID:???
レナ「大丈夫よジュリアン。私は……もう負けない」

レナの周囲に熱気が沸き立つ。火竜の火球の数倍の大きさの『火塊』を指先で持ち上げるように掲げる。

レナ「灼熱の炎よ…ボルガノン!」

バッシュウウウウウゥゥッ!!ズドオオォォォォオン!!

火竜の火球すら飲み込むほどの巨大な炎を、レナは火竜へと力強く放ったのだ。
さすがの火竜も自身の体長ほどの火球を受けては無事ではいられなかったらしい。
がくりと上半身を揺らすと、ゆっくりと俯せになって倒れていった。

ミディア「シスターレナ…いえ、あなたは既に……」

オグマ「マケドニアのレナ大司祭と言ったところか…やるねぇ」

ジュリアン「(すげぇ…レナさんすげぇや…!)」

今まで回復の杖でしか見ることの出来なかったレナの膨大な魔力を間近で見たジュリアンたちは
火竜をも一撃で倒してしまうレナの実力に心酔に近い感想を抱くのだった。

レナ「ミディアさん、まだ敵の攻撃は続いています。気をつけて!」

ミディア「そ、そうね。私も負けてはいられないわ」

ぺしっと呆けた頬を軽く叩き、ミディアは銀の剣を構えて残りのドルーア兵の攻撃に備える。

88 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 18:57:09 ID:???
先着『2名』様で

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→! card+21+指揮(1)=
攻撃判定→! card+18+指揮(1)=

ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
回避判定→! card+14+指揮(6)=
守備判定→! card+8+指揮(6)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
ミディアの全判定がダイヤで『栄光』で+5
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

89 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:58:36 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ クラブ5 +21+指揮(1)=
攻撃判定→ ハート8 +18+指揮(1)=


90 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:58:42 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ダイヤQ +21+指揮(1)=
攻撃判定→ スペード7 +18+指揮(1)=


91 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 18:59:13 ID:???
ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
回避判定→ ハート9 +14+指揮(6)=
守備判定→ ハートA +8+指揮(6)=

92 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:00:44 ID:???
ギリギリ避けたか。

93 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:01:50 ID:???
かわしたか
ミディアさん以外と回避が弱いな

94 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:02:51 ID:???
仮に>>90なら必殺で丁度死んでた?

95 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:12:15 ID:???
素の回避はパオラと同値だが、支援なしが痛い
同様の理由で敵の必殺が残るのも怖い

誰か仲の良い人と支援結びたかったな、今更だけど

96 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 19:40:17 ID:???
>>92-93
幸運が11しか無いのがネックとなっていますね…
>>94
ぴったり33でやられていましたね。危ない危ない…
>>95
基本的には同郷の人たちと支援が結びやすくなっています。
ミディアの場合、リンダやジョルジュ、トムスやミシェラン、
トーマスやボアなどアカネイア組と相性がいいですね。
============
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ クラブ5 +21+指揮(1)=27
攻撃判定→ ハート8 +18+指揮(1)=27

ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
回避判定→ ハート9 +14+指揮(6)=29
守備判定→ ハートA +8+指揮(6)=15

司祭の攻撃!ミディアは素早く身をかわした!

97 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 19:42:38 ID:???
先着『2名』様で

ジェネラル 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+19+指揮(1)=
攻撃判定→! card+30+指揮(1)=
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+19+指揮(1)=

ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→! card+25+指揮(6)=
攻撃判定→! card+27+指揮(6)=
回避判定→! card+14+指揮(6)=
守備判定→! card+19+指揮(6)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ジェネラルの攻撃判定がダイヤで『怪力』で+4
ジェネラルの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
ジェネラルの守備判定がハートで『鉄壁』で+4
ミディアの全判定がダイヤで『栄光』で+5
ミディアの攻撃判定がダイヤで『太陽』で与えたダメージ分HP回復
ミディアの攻撃判定がハートで『連続』で2連続攻撃
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

98 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:44:05 ID:???
ジェネラル 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート2 +19+指揮(1)=
攻撃判定→ ハートK +30+指揮(1)=
回避判定→ ダイヤQ +8+指揮(1)=
守備判定→ ハート6 +19+指揮(1)=

99 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 19:49:37 ID:???
ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ ハート4 +25+指揮(6)=
攻撃判定→ ダイヤA +27+指揮(6)=
回避判定→ ハート2 +14+指揮(6)=
守備判定→ ダイヤ7 +19+指揮(6)=

100 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 20:01:49 ID:???
すみません、ミディアの以下の項目を入れ忘れておりました。
お手数ですが判定をお願いいたします。



追撃判定→! card+25+指揮(6)=

101 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 20:03:16 ID:???
追撃判定→ クラブJ +25+指揮(6)=

102 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:15:54 ID:???
すみません、ミディアの『栄光』は+6の間違いでした。修正しておきます。
============
ジェネラル 37/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ ハート2 +19+指揮(1)=22
攻撃判定→ ハートK +30+指揮(1)=44
回避判定→ ダイヤQ +8+指揮(1)=21
守備判定→ ハート6+4(鉄壁) +19+指揮(1)=30

ミディア 33/33 銀の剣(攻速…15+3(疾走) 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ ハート4 +25+指揮(6)=35
追撃判定→ クラブJ +25+指揮(6)=42
攻撃判定→ ダイヤA+6(栄光) +27+指揮(6)=40(太陽)
回避判定→ ハート2 +14+指揮(6)=22
守備判定→ ダイヤ7+6(栄光) +19+指揮(6)=38

ジェネラルの攻撃!ミディアに6のダメージを与えた!
ミディアの太陽!ジェネラルに10のダメージを与え10HP回復!
ミディアの追撃!ジェネラルに10のダメージを与えた!
ミディアは10の経験値を得た
============
ミディア「当たるわけにはいかないわ!」

バシュウッ!

ミディアは司祭の執拗に攻め来るトロンを身を屈めて避ける。
連続で襲い来るジェネラルの槍には、銀の剣をしっかりと当ててやり過ごす。
返す剣で素早く連続攻撃を繰りだすと、ジェネラルの動きは明らかに鈍り出していた。

レナ「今のは…確かに攻撃を受けたように見えたのですけど」

103 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:16:56 ID:???
ジェネラルの槍を受けたかに見えた無傷のミディアを見て、レナは首を傾げる。

ミディア「ええ。今の剣技は『太陽』と言ってね。攻撃と回復を両立する
     アカネイア騎士団に伝わる伝統的な攻撃法なのよ」

ジュリアン「へえ、そいつは便利な技だなぁ」

オグマ「そうか?こっちがダメージを受けなくちゃ恩恵を感じられない技なんだろ?
    だったら俺のように常に相手の守備を無効化する『月光』の方が役に立ちそうじゃないか?」

ミディア「いざという時には『太陽』の方が便利よ。
     特に生傷の絶えない大軍と戦うような厳しい戦場の中ではね」

互いの剣技の良い所を主張しあうオグマとミディア。
しかし、それと同時に相手の技の長所も分かっているのがこの二人所以である。

オグマ「(あの時もしも回復手段だあれば…あの程度の奴に不覚を取るとは俺も剣が鈍ったのだろうか)」

ミディア「(やはり私の力ではジェネラルを一撃で倒すのは難しい…オグマ殿のような
     相手の防御を無視するような強力な技を身につけなければ…)」

ジュリアン「それで、次の攻撃の手段はどうするんだ?」

ミディア「ええ。基本は反撃を受けないようにジェネラルにはレナに攻撃をしてもらうわ。
     私たちは追撃の準備よ。この機会で一気に敵部隊を蹴散らしましょう」

ミディアの指示を受け、まずはレナがジェネラルの前に立ち呪文の詠唱を始める。
先程の炎の魔導書ではなく、雷の魔導書を細い指で紐解いてゆく。

レナ「荒ぶる雷の神々よ…かの者に裁きを与え給え!」

104 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:19:38 ID:???
先着『2名』様で

レナ 18/18 サンダー(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→! card+23+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→! card+23+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→! card+18+指揮(6)+支援(3)=

ジェネラル 17/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+3+指揮(1)=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
レナの全判定がダイヤで『瞑想』で+2
ジェネラルの守備判定がダイヤで『大盾』で相手の攻撃を無効化
ジェネラルの守備判定がハートで『鉄壁』で+4
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

105 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:20:47 ID:???
レナ 18/18 サンダー(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→ クラブ6 +23+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→ スペード3 +23+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→ ハート5 +18+指揮(6)+支援(3)=

106 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:21:11 ID:???
ジェネラル 17/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
回避判定→! card+8+指揮(1)=
守備判定→! card+3+指揮(1)=

107 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:22:04 ID:???
ジェネラル 17/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
回避判定→ スペード9 +8+指揮(1)=
守備判定→ ハート6 +3+指揮(1)=
大盾来るなよー

108 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:27:30 ID:???
サッカー技に応用できればかなり有用な気がする>太陽

109 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:29:51 ID:???
ミディアさん指揮4持ちだしね。
二部でどうなるかは分かんない……というかめっちゃくちゃ登場遅いけどw

110 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:33:54 ID:???
>>108
試合中の覚醒での技開発に期待ですね!
>>109
高レベルの指揮持ちはガッツが切れても立ってるだけで全員の強化に繋がりますからね。
第2部での彼女は……JOKERなどが出ない限りは原作通りの登場となる予定ですね。
============
レナ 18/18 サンダー(攻速…0 係数…ダイヤ ハートK〜9)
命中判定→ クラブ6 +23+指揮(6)+支援(3)=38
追撃判定→ スペード3 +23+指揮(6)+支援(3)=35
攻撃判定→ ハート5 +18+指揮(6)+支援(3)=32

ジェネラル 17/37 銀の槍(攻速…0 係数…)
回避判定→ スペード9 +8+指揮(1)=18
守備判定→ ハート6+4(鉄壁) +3+指揮(1)=14

レナの攻撃!ジェネラルに18のダメージを与えた!
ジェネラルは倒れた。レナは40の経験値を得たレナのレベルが2に上がった!
============
先着『1名』様で

レナ
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定技→! card
成長判定速→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

111 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:35:31 ID:???
レナ
成長判定H→ スペードJ
成長判定力→ ハート9
成長判定技→ ダイヤK
成長判定速→ ハートA
成長判定武→ ハートJ
成長判定守→ ハートJ
成長判定魔→ スペード7

112 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:44:19 ID:???
レナ
成長判定H→ スペードJ
成長判定力→ ハート9
成長判定技→ ダイヤK→1上がった
成長判定速→ ハートA
成長判定武→ ハートJ→1上がった
成長判定守→ ハートJ
成長判定魔→ スペード7

レナ   司祭 レベル2 EXP30  5戦2勝2敗
        成長率
HP18/18     ×
力 11      △
技 19      ○
速 15       △
運 20      ◎
武 13      ○
守  6       ×
魔 10      ×

以上のようになりました

バシャーン!!

レナのサンダーがジェネラルの鎧を一瞬で黒焦げへと変えてしまう。
これで残すは司祭一人。ミディアはまだ出番のないジュリアンに攻撃の指示を出した。

レナ「レナさんがあれだけ頑張ってるんだ。俺もいっちょかっこいい所を見せてやるぜ!」

もはやただの盗賊では考えられないほどに鍛え上げた剣術を今こそ発揮せんと、ジュリアンは躍起になって飛び出した。

113 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:45:33 ID:???
先着『2名』様で

ジュリアン 33/33 ガラハード(攻速…16 係数…【瞬殺ダイヤK〜5】ダイヤ4〜A・ハートK〜8)
命中判定→! card+19+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→! card+19+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→! card+24+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→! card+20+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→! card+0+指揮(6)+支援(3)=

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→! card+21=
攻撃判定→! card+18=
回避判定→! card+12=
守備判定→! card+9=

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ジュリアンの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+2
司祭の全判定がダイヤで『瞑想』で+2
その他の補足は>>15の【戦闘の計算式】を参照してください

114 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:46:20 ID:???
ジュリアン 33/33 ガラハード(攻速…16 係数…【瞬殺ダイヤK〜5】ダイヤ4〜A・ハートK〜8)
命中判定→ クラブ9 +19+指揮(6)+支援(3)=
追撃判定→ クラブ8 +19+指揮(6)+支援(3)=
攻撃判定→ クラブ3 +24+指揮(6)+支援(3)=
回避判定→ ダイヤ9 +20+指揮(6)+支援(3)=
守備判定→ ダイヤ2 +0+指揮(6)+支援(3)=

115 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:47:05 ID:???
命中判定→ クラブK +21=
攻撃判定→ スペード4 +18=
回避判定→ ダイヤ8 +12=
守備判定→ スペード10 +9=

116 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:47:46 ID:???
司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ スペード5 +21=
攻撃判定→ クラブK +18=
回避判定→ クラブ8 +12=
守備判定→ クラブQ +9=

117 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/13(日) 23:54:34 ID:???
ジュリアン 33/33 ガラハード(攻速…16 係数…【瞬殺ダイヤK〜5】ダイヤ4〜A・ハートK〜8)
命中判定→ クラブ9 +19+指揮(6)+支援(3)=37
追撃判定→ クラブ8 +19+指揮(6)+支援(3)=36
攻撃判定→ クラブ3 +24+指揮(6)+支援(3)=36
回避判定→ ダイヤ9+2(俊敏) +20+指揮(6)+支援(3)=40
守備判定→ ダイヤ2 +0+指揮(6)+支援(3)=11

司祭 28/28 トロン(攻速…11 係数…)
命中判定→ スペード5 +21=26
攻撃判定→ クラブK +18=31
回避判定→ クラブ8 +12=20
守備判定→ クラブQ +9=21

ジュリアンの攻撃!司祭に15のダメージを与えた!
司祭の反撃!ジュリアンは素早く身をかわした!
ジュリアンの追撃!司祭に15のダメージを与えた!
司祭は倒れた。ジュリアンは40の経験値を得た
ジュリアンのレベルが20に上がった
============
先着『1名』様で

ジュリアン
成長判定H→! card
成長判定力→! card
成長判定武→! card
成長判定守→! card
成長判定魔→! card

!と cardの間のスペースを埋めて『名前もまとめて』書き込んで下さい。

118 :森崎名無しさん:2011/03/13(日) 23:57:12 ID:???
ジュリアン
成長判定H→ スペード3
成長判定力→ ダイヤJ
成長判定武→ ハート7
成長判定守→ スペード8
成長判定魔→ クラブ2

119 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 07:34:27 ID:???
ジュリアン
成長判定H→ スペード3→1上がった
成長判定力→ ダイヤJ→1上がった
成長判定武→ ハート7→1上がった
成長判定守→ スペード8
成長判定魔→ クラブ2

ジュリアン   盗賊 レベル20 EXP0 22戦12勝0敗
        成長率
HP34/34     ◎
力 19      ◎
技 20      ○
速 20       ○
運 20      ◎
武  9       ○
守 12      △
魔  0       ×

以上のようになりました。

120 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 07:35:46 ID:???
ジュリアン「(レナさんは俺が思っていた以上に気丈な人だ。
      誰かに守ってもらうだけじゃなく、自分で道を切り開く強さも持っている…)」

オームの杖の効力なのか、復活後のレナはジュリアンの中で以前より神々しく、愛しい存在へとなっていた。
汚れきった自分の手では触れることすらかなわない。気高く美しい、魔道の道を究めん女神と言ってもよいだろう。

ジュリアン「(俺なんかじゃ不釣合なんだってことは俺自身一番分かっているさ。
      だけど……だけども、俺はレナさんを支えてやりてぇんだ!)」

ジュリアンがここまで戦ってこれたのは、義賊である責任感やプライドなどもあっただろうが
やはり大きく関わっているのはこのレナという少女の存在しかありえないだろう。
テーベの塔で彼女を失ったとき、ジュリアンはあわやこの世の全てを呪うほどの絶望を抱え込んだ。
だが、闇に飲まれそうだった彼を救ったのはやはりレナの存在だった。
彼女がオームの杖で復活したことで、ジュリアンもまた気高き強さを身につけたのである。

ジュリアン「はああぁぁっ!!」

バシュッ!ズシャアッ!!

ジュリアンの乱れ斬りに倒れる司祭。ミディア隊はドルーア軍の待ち伏せ部隊を見事撃退したのである。

ミディア「…ところで。敵を撃破したものの、北の通路へ向かうにはどこから出ればいいのかしら」

ミディアたちの前には入り組んだ袋小路が続く迷路のような通路。
幾重もの扉が連なり、行く手を阻んでいる。突破するにはかなり時間がかかりそうだ。

オグマ「明らかに時間稼ぎを考えた部屋の構造だな。こりゃあ本隊に合流するのはかなり難しいぞ」

しかしこのまま立ち止まっているわけにもいかない。ジュリアンの盗賊のカンを頼りに、
ミディア隊はこの迷路をなるべく早く突破するよう試みるのだった。

121 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 07:38:28 ID:???
風雲ドルーア城!→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→少し疲れが見えるレナをジュリアンが気遣う
スペード→オグマとミディアが剣技の談義の続きをする
クラブ→迷っているうちにまたまた敵襲だ!
JOKER→この迷路の構造は見切った!

122 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 07:49:53 ID:???
風雲ドルーア城!→ スペード7

123 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 10:49:43 ID:???
風雲ドルーア城!→ スペード7
>スペード→オグマとミディアが剣技の談義の続きをする

オグマ「(…いかんな。やはり実戦から長く離れていたからか剣が手に馴染まん)」

先程の戦いでも、オグマは結局敵と剣を交えることがなかった。
既に成長の限界を迎えているという理由もあるのだが、オグマの心情は複雑であった。

オグマ「(どうやら俺が考えていた以上に、俺のいない間に周りの連中は成長をしていたらしいな)」

レナの強力な攻撃魔法。ジュリアンの俊敏な剣捌き。
そしてミディアの的確すぎる指揮と、華麗な馬術と剣術。
どれもが今の自分に匹敵、もしくは凌駕するほどの実力を兼ね備えていた。

オグマ「(いかんなこれは……)」

傭兵が生き残れるのは戦場だけ。戦いを任せられない傭兵は死んだも同然なのである。
このままでは何のために蘇ったのか分からない。
そんなオグマの憂鬱な顔を見て何か感じたのか、ミディアがオグマに話しかける。

ミディア「オグマ殿。これは父から聞いていたのですが、
     あなたは以前ノルダの闘技場で剣闘士をしていたらしいですね」

オグマ「ん……まぁな」

自分がタリスの傭兵として雇わられる前の話。
ノルダの闘技場にて常勝無敗の大陸一の剣闘士の名を欲しいままにしていたあの頃。
アカネイアの貴族たちに囲まれ、賭け事の対象として剣を振るっていた、あまり思い出したくない過去である。

124 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 10:51:48 ID:???
ミディア「父はオグマ殿の剣を見て大層惚れ込んでいたらしいです。
     どんな鉄壁の守備すらも貫く月光のような冴えの剣。
     私も一介の騎士として、貴方のような剣技を身につけたいと思っています。
     もしよろしければ、なにか奥義のコツを教えてはいただけませんか?」

どうやらミディアは自分に剣術の教えを請うているらしい。しかしオグマはすぐに首を横に振る。

オグマ「その心意気は評価するが…騎士と傭兵の戦い方ってのは
    サッカーで言えばストライカーとキーパーぐらい扱い方が別物だぜ?」

ミディア「それは……」

オグマ「(まぁ…この女騎士の場合馬上に居ながらどこか傭兵のような荒々しい剣が垣間見える)」

おそらく彼女の剣術は傭兵、それも勇者と呼ばれてもおかしくない実力の持ち主の教えによるものだ。
馬上でも下馬しても問題なく震える彼女の器用な剣筋がその証だ。


どこか気になる剣筋→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→分かった。だが代わりにお前さんの剣も少し見させてくれないか?
ハート→分かった。少し手ほどきしてやる。
スペード・クラブ→いや、今は迷路を脱出するのが先だ。話を打ち切ろう。
JOKER→その時謎の影がいきなりオグマたちの間に現れた!

125 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 10:52:55 ID:???
どこか気になる剣筋→ ダイヤJ

126 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 10:58:28 ID:???
支援までいくか、それとも天空フラグか
どちらにせよありがたいが

127 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 11:20:32 ID:???
>>126
この後の引きによっては色々とフラグが立つかもしれません。
============
どこか気になる剣筋→ ダイヤJ
>ダイヤ→分かった。だが代わりにお前さんの剣も少し見させてくれないか?

ミディアに剣の基本を教えたのはおそらく父親だろう。だが、さらに発展した技を教えたのはおそらく自分と同じ傭兵。
その正体が少し気になったオグマは、ミディアに少しだけ剣の手ほどきをすることにした。

オグマ「だが、交換条件として少し教えてほしいことがある」

ミディア「はい。なんでしょうか?」

オグマ「お前さんからは2種類の剣が感じ取れる。1つは騎士としての剣。もう一つは俺と同じ傭兵としての剣。
    相手から生命力を奪うだけでなく、それを己の力に還元する…
    一筋縄では習得できないその剣技。いったい誰から教わったものだ?」

ミディア「……私の同僚の剣士です。アカネイア傭兵部隊長を務めていた者でした」

オグマ「『でした』って…まさか…」

ミディア「彼は……アストリアはドルーア帝国に捕まり、捕虜にされたという情報を最後に……」

オグマはそれ以上彼のことは聞かないことにした。口ぶりから、きっと彼女にとって大事な存在だったのだろう。
戦で命を落とすことなど至極当然のこと。現に自分も一度命を落としている。
しかし、そのオリジナルの太陽の使い手が既にいないと知り、オグマは少し残念がる。

オグマ「…それじゃあ少し剣を構えて見せてくれ。なにかアドバイスできそうなことがあれば随時口を出していく」

ミディア「あ…は、はい!」

128 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 11:21:43 ID:???
太陽とオグマムーン→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→特訓成功。ミディアの力が+1 オグマのHPが+1さらにK〜Jで…?
ハート→稽古に励むことでオグマとミディアに支援1が発生!さらにJ〜Kで…?
スペード→K〜8 ミディアの力+1 7〜A オグマのHP+1
クラブ→あまりはかどらなかった。効果なし
JOKER→ミディアの『太陽』を見て、そのときオグマの頭に電球が灯った!

129 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 11:22:08 ID:???
太陽とオグマムーン→ クラブJ

130 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 11:22:32 ID:???
こ れ は ひ ど い

131 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 11:59:27 ID:???
ゴルゴムのしわざか

132 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 19:48:20 ID:???
>>130-131
オグマが関わると引きが悪くなるジンクスが生まれそうです…
============
太陽とオグマムーン→ クラブJ
>クラブ→あまりはかどらなかった。効果なし

いざミディアの剣筋を見定めるオグマだったが、
やはり普段は馬上で剣を振るうミディアの剣の癖を掴むのは難しく、
なにより先程から気を張り詰めて出口を捜し回るジュリアンが二人を怒鳴りつけたのだ。

ジュリアン「俺が必死こいて探索しているというのにアンタらは〜〜〜!!」

レナ「ジ、ジュリアン、落ち着いて…」

オグマ「わ、わりいわりい。俺達もちゃんと出口を探すからよ」

ミディア「ごめんねジュリアン。サボっているつもりは無かったんだけれど…」

こうしてミディア隊はマルス達と合流するために、再び迷宮へと足を向けるのだった。


〜アベル隊〜

ドルーア城東門。メディウスの幻覚によってこの場所におびき出されたアベルたちは
他の部隊同様ドルーア軍との戦闘をなるべく避けながら、本隊との合流を図っていた。

アベル「部隊確認。みんな、しっかり付いてきているか?」

カシム「う、うん!大丈夫だよ」

133 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 19:50:45 ID:???
カチュア「こちらカチュア。問題ありません」

マリク「追っ手はいないみたいだね。でもあいつら神出鬼没で現れるからなぁ」

先ほどの部屋で、扉が閉まると同時にいきなり湧いてでた増援部隊たちに肝を冷やしたマリクは胸をなで下ろす。

アベル「おそらくメディウスは俺達の戦力を分断させて各個撃破するつもりなんだろう。
    一旦体制を立て直そう。各自武装の確認をしておいてくれ」

アベルの指示通り、カシムは弓の弦の張りを確かめ、カチュアとマリクもそれぞれ装備を整える。
すると、二人同時にあるアイテムを道具袋から取り出した。

カチュア「あら、マリク君。それはひょっとして…」

マリク「はい。司祭の指輪と言ってクラスチェンジすることができる貴重なアイテムです。
    カチュアさんの持っているその勲章は確か…」

カチュア「ええ。マスタープルフと言って、これもクラスチェンジを促す強化アイテムよ。
     ……森崎くんから託された貴重なものよ」

マリク「へぇ…森崎からねぇ…」

なにか邪智するようにカチュアの持つ緑色の勲章を眺めて、マリクはつぶやいた。

カチュア「ドルーア帝国との最終決戦。少しでも戦力を高めるためにも、やっぱりいまここで使うべきかしら」

マリク「え?クラスチェンジアイテムなら使ったほうがいいんじゃないんですか?」

134 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 19:52:04 ID:???
カチュア「普通ならそうね。けれど、私たちペガサスナイトの場合だと少し状況が違ってくるのよ。
     ドラゴンナイトに昇格することで、確かに戦闘力は大幅にパワーアップするのだけれど
     その代わりに魔法への抵抗力が著しく下がってしまうのよ」

マリク「そうなんですか。ドルーア兵の中にはマムクートだけじゃなく高度な魔法を使う司祭もいますしね…」

カダインで魔道を学んできたマリクは、ガーネフの野望に魅せられ多くの司祭たちが
ドルーアの軍門に下ってしまったことを知っている。そして彼らの魔法の危険性も。

カチュア「(はやくマルス様……本隊へと合流しなくてはいけないわ。
     けれど、今の私の力では明らかに力不足は否めない…)」

おそらくドルーア兵はアカネイア同盟軍たちを合流させまいとあちこちに妨害を撒いていることだろう。
その障害をいち早く取り除くためにも、ドラゴンナイトに昇格したほうが有利。
しかし、魔法攻撃に弱くなってしまうという痛い点もある。その弱点を突かれて
自分が足手まといになってしまうことをカチュアは恐れているのだろう。
生真面目で責任感のある彼女らしい悩みではある。

カチュア「(どうしようかしら……)」

森崎から期待の意を込められて贈られた昇格の勲章マスタープルフ。
彼の気持ちを無碍にしないためにも、やはりここは使用するべきだろうか。
あえてこれまであまり戦果を上げられていなかった自分に、
それもこれまで生理的に無理だと冷たく当たってきたはずのあの少年から受け取った勲章を握り締め、カチュアは…

135 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 19:54:23 ID:???
DorP→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→やはりドラゴンナイトのパワーは魅力だ。クラスチェンジを決意!
クラブ→司祭の多いこの城ではドラゴンナイトは危険。このままでいい。
JOKER→なんとカチュアのペガサスがマスタープルフを食べてしまう。そして…?

136 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 19:54:45 ID:???
DorP→ ダイヤ2

137 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 19:57:52 ID:???
JOKERはファルコンだったのかな

138 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 20:32:57 ID:???
>>137
はい、その予定でしたね。
============
DorP→ ダイヤ2
>ダイヤ・ハート・スペード→やはりドラゴンナイトのパワーは魅力だ。クラスチェンジを決意!

カチュアの決断は思ったより早かった。それでも彼女の姉や妹に比べればかなり時間がかかったほうだが。

カチュア「…決めたわ。私はドラゴンナイトにクラスチェンジするわ」

マリク「わかりました。司祭たちが攻めて来たら僕に任せてくださいよ」

そう言うとマリクは司祭の指輪を指にはめた。
司祭へと昇格することで、魔力だけでなく魔法への抵抗力も上がるからである。
そしてカチュアも勲章を強く握り締め、昇格を祝福する黄金の光へと包まれていった。

マリク「(マルス様を助け、エリス様を守れる力……ついに手に入れたんだ、僕は…!)」

カチュア「(これで私もミネルバ様や姉さんのように……)」

二人の戦士は光りに包まれながら、新たな力を手に、思いを胸にして、昇格への期待の意志を形へと変えていく。

139 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 20:34:06 ID:???
※マリクが魔道士から司祭へとクラスチェンジしました!
※マリクの力が5→8 技が8→11 速さが14→16 守備が11→12 魔防が6→10に上がった!
※マリクが『瞑想』(全判定が1/4で+2)を習得しました。
※マリクが『旋風』(1/2で命中判定の数値分のダメージを相手に与える)を習得しました。
※マリクが『疾風』(1/4で攻撃判定の数値が2倍)を習得しました
※カチュアがペガサスナイトからドラゴンナイトへとクラスチェンジしました!
※カチュアの力が6→9 守備が14→18 魔防が6→0に上がりました。
※カチュアの指揮レベルが0→1に上がりました。
※カチュアが『貫通』(1/4で相手の守備を0にする)を習得しました


クラスチェンジを終えた二人は、すぐに部隊長のアベルのもとへと急ぐ。
偵察に出ていたカシムが、慌てた表情で戻ってきたというのだ。

カシム「たた、大変だよ!北の通路に続く道にドド、ドルーア兵が!」

アベル「やはりな。俺たちをこの地帯に足止めさせる算段ということか」

カチュア「カシムくん。それで敵の戦力はどのくらいいたのかしら?」

カシム「は、はい。それが……」

140 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 20:35:50 ID:???
VSドルーア兵→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→火竜1体+司祭1人
ハート→火竜1体+司祭1人+ジェネラル1人
スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人
クラブ→火竜2体+司祭2人+ジェネラル2人
JOKER→実はさっき僕一人で全部片付けてきちゃいました ナ、ナンダッテー
※数字が4以上でアベル隊の先攻です

141 :森崎名無しさん:2011/03/14(月) 20:36:01 ID:???
VSドルーア兵→ スペードK

142 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/14(月) 21:52:54 ID:???
VSドルーア兵→ スペードK
>スペード→火竜1体+司祭1人+ジェネラル2人

涙目になりかけのカシムを見て、いったいどれほどの大軍がいたのかとつばを飲み込むアベルたちだったが、
次のカシムの報告を聞き、揃って安堵の溜息を付いた。

アベル「おいおい、あまり驚かさせるなよなカシム。こっちと同じ数程度なら恐るるに足らんさ」

マリク「なんてったって、この部隊は全員が上級職というスペシャル仕様なんですから!」

カチュア「けれども油断は禁物よ。確実に先手を取れるようにうまく相手との間合いを図らないとね」

カシム「(あ、あれ?怖がっていたのは僕だけかぁ……なんだか拍子抜けだなぁ)」

確かに考えて見れば人数では互角。この戦力でもおそらくこちらの方が数枚上手だろう。
カシムは気を強く持ち直すと、鋼の弓を構えて先に敵軍へと向かうアベルたちの後を追う。


アベル「よし、みんなきけ。どうやら無事に俺達が先手を取れそうだ。
    敵部隊の中で気をつけなければならないのはやはり火竜だろう。
    一応カチュアがドラゴンキラーを持ってはいるが……」

カチュア「(やはり実績がないから信用が薄いのかしら……
     でも、ここで使ってもらえないと私はもう……!)」

アベルならば、おそらく火竜が相手でも確実に勝つことができるだろう。
だがせっかくドラゴンナイトへと昇格したのだ。森崎の判断とはいえ
これまで目立った戦果のない自分も、この同盟軍の精鋭15人のメンバーの誇りがあるのだ。
活躍したい。力を試したい。そんな淡い期待の目で、カチュアはアベルの方を見つめた。

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