キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 21:50:44 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。



〜これまでのお話〜
アリティアの王女エリスの持つ『オームの杖』の力により、オグマとレナ、そしてウェンデルが蘇った!
勢いに乗るアカネイア同盟軍はそのままドルーア城の門を制圧。いよいよ最終決戦の準備は整った。
万全を期して森崎をはじめとする選ばれし精鋭15人がこぞって城の中へと突入するも、
なんとメディウスの用意した罠により、戦力を4分割されてしまった!
数々の精神攻撃や卑劣な攻撃を切り抜け、それぞれの部隊は中央の玉座へと向かう。
長きに渡るマルスたちの戦いが、暗黒戦争に終止符を打つときがついに訪れようとしているのだった…!

そして、森崎の長い戦いも――。



☆前スレ
【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1295795820/l50

601 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:04:28 ID:6dHcIyWw
中里正人、中山政男、山森正吾

若林イベント的に
あとFE勢とキャプ翼勢のクロスオーバー見たさに

602 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 21:04:54 ID:???
あ、すみません。『最大4名』だと5人制になってしまいますね。
『最大3名』までで投票をお願いいたします。

>>599
女子キャラが育つのはFEの宿命ですからねぇ…
>>600
少なくとも一人は全日本勢と同じ部屋となりますからね。
一度だけ練習判定があるだけなのでそこまで深く考えなくてもいいです。
単純にお気に入りのキャラを3名選んでくれればいいと思います。

603 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:05:03 ID:QN+R1FUg
中里正人、中山政男、山森正吾

この3人は決定でいいよね後は悩むな

604 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:06:17 ID:QN+R1FUg
あ、三人までか

特別に五人部屋・・・すみませんこのままで

605 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:08:55 ID:???
女子と相部屋になる方法を必死で考えてたら
決まってたが、異議なしw

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 21:32:47 ID:???
>>604
一人あぶれる計算なので、その時にまた改めて判定をしますね〜
>>605
夜などに潜入することも可能ですが、前科がありますからねぇ…
============
>中里正人、中山政男、山森正吾


森崎「よし、久々にあいつらと寝床を共にするとするか!」

森崎が向かったのは今は懐かしき南葛中で親しくなった中里と山森。
そして南葛SC時代から頼れる親友である中山の下であった。

山森「森崎先輩!お久しぶりです!」

中里「なにやら戦う男の目となったな。今までとは比べものにならないほどの力を感じるでござるよ」

森崎「へへっ、今ならお前の家でトレーニングに勤しむのもいいかもしれないな」

久しぶりの再会に和気藹々と会話を弾ませる森崎達の輪に、中山が入り込んでくる。

中山「森崎、元気そうだな」

森崎「お前もな。……その、体の調子とかは大丈夫なのか?」

中山「? なんのことだ?」

森崎「だからその……去年の春先の若林との練習の後から調子が悪いって陽子さんから聞いてたから…」

中山「ああ……確かに一度はスランプに見舞われたけど、少しずつだが力を取り戻しつつあるよ。
   さすがに海外遠征組に比べるとまだまだ力不足は否めないがな」

607 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 21:34:04 ID:???
少し照れくさそうに、けれど確固たる自信を見失わない意思のある声。
あの頃と何ら変りない好漢が、森崎の目の前にいてくれた。

森崎「そ、そうか。お前が無事だったんならそれでいいんだ。
   (なんだ。てっきりもう選手としては役に立たないほど能力を下げられているのかと思っていたよ)」

中山「高校選手権も三連覇できたし、心配要らないさ。この3日間でアピールして
   俺は絶対に代表入りして見せるぞ。お前の助けになりたいんだよ」

森崎「ああ!期待しているぜ!」

がっしりと腕を組み、改めて真の友情を感じあう森崎と中山だったが
彼らを取り巻く中里と山森の視線が妙に泳いでいることに森崎は気がつく。

森崎「なんだお前たち。もしかして俺と同じ部屋でなにか問題があるって言うのかよ」

中里「ぬぅ、そのようなことはござらんよ…ただ……」

山森「…………」

中山「…………」

森崎「(ん?この二人……まさか……)」

人の心情に過敏な反応を示す森崎は、一瞬でこの二人の間に悪意が渦巻いているのを感じ取る。
片や熱血で誠実な優等生的キャプテン。片や素直で真面目な後輩の鏡の山森。
この二人がここまで険悪なムードを作り出す理由が、森崎には到底考えつくことが出来なかった。

608 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 21:35:50 ID:???
☆どうしますか?

A「何があったか知らないがその年になってケンカかよ。二人とも子供だなぁ」大人の余裕を見せつける
B「じゃあはやく荷物を部屋に置きにいくぞ」気づかないフリをしてやり過ごす
C「中山、山森と何かあったのか?」中山に事情を尋ねる
D「山森、中山と何かあったのか?」山森に事情を尋ねる
E「中里、二人の間に何があったんだ?」中里に事情を尋ねる
F「こんな険悪ムード耐えられない!やっぱり別の人と組む!」わがままを言ってみる
Gその他(好きな台詞、行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

609 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:39:32 ID:FbzCLj8s
G
アカネイア女性陣のおっぱい談義で場を和ませる

610 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:40:02 ID:YMhW3cdM
E

611 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 21:48:32 ID:zRqbyg3Q
E

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 22:06:15 ID:???
>E「中里、二人の間に何があったんだ?」中里に事情を尋ねる


森崎「(喧騒とは無縁に思えるあの二人に一体何が?)」

森崎はこっそりと中里に二人の間に何があったのか尋ねた。

中里「…理由は単純でござるよ。練習中に中山殿が山森殿に心無い一言を言っただけでござる。
   あの時期は大会前だったし、中山殿もキャプテンとして気が立っていたではござろうが……」

森崎「そ、それだけ?本当にそれだけなのか?」

中里「人間の信頼関係というものは得てしてもろく崩れやすいもの。
   それに比べれば、森崎殿は周囲にも分かりやすく翼殿に悪意を撒いていたから
   今回のあの二人の気持ちを分からなくともしょうがないでござる」

森崎「……どういうことだよ、おい」

中里「初めから悪い印象しか抱いていなかった森崎殿と違い、あの二人には強い信頼関係があった。
   積み上げられた山が大きければ大きいほど、それを元通りに戻すには労力を擁するものなり……」

森崎「そんなことねぇよ。俺だって……」

中里「笑止。森崎殿に翼殿や若林殿に好感を抱いていた時期があったとでも?」

森崎「そ、それは……」

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/22(火) 22:07:46 ID:???
森崎は過去を振り返る。怪我をした若林に変わり島田小戦に出場した頃を。
若林には恐怖と反抗心を。翼には憤りと嫉妬を。中里の言うとおり好感など微塵もなかったはずだ。
でも、それよりもっと過去は?修哲小で若林の小学生とは思えないセービングを初めて目の当たりにしたときは?
南葛SCの選抜試合で人間離れしたドリブルとシュートを次々披露する翼の姿を見て度肝を抜かされたときは?

森崎「……」


☆どうしますか?

A「あったよ。だからあの二人だってすぐに仲直りできるさ!」
B「あったよ。だけどこれ以上はあの二人の問題だな」
C「……無いな。でも俺とあいつらは違う。きっと仲直りできるはず…」
D「……無いな。残念だがこれ以上は俺は介入できない…」
E「分からない……だが、俺はあの二人をこのまま放っておくことは出来ない」
F「分からない……けど、俺はあの二人を信じている…」

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 22:13:40 ID:FbzCLj8s
A

きれいなもろさき

615 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 22:17:46 ID:dJ9tjqAM
E

616 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 22:27:50 ID:OtxTC0mY
A
憧れという感情がな!

617 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 22:37:44 ID:???
翼「憧れられて噂とかされると恥ずかしいし」

618 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 22:44:32 ID:???
ロベルト「先に勝手にブラジル行ったの誰だったっけ?
     ふふふ、あ・た・し」

619 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:02:37 ID:???
>>618のネタを鮮明に覚えている俺って。。。

620 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:13:01 ID:???
>>616-619
ネタわからんのでくわしく

621 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:17:24 ID:???
617はときメモなw

622 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:23:25 ID:???
618も同じ人物のセリフですw

623 :森崎名無しさん:2011/03/22(火) 23:23:37 ID:???
618もそうだな

624 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 00:09:13 ID:???
>>617-623
ときメモでしたか!友達のプレイは見たことはあるのですが
私自身はどのシリーズもプレイ経験が無いので斬新ですね〜。
============
>A「あったよ。だからあの二人だってすぐに仲直りできるさ!」

森崎「ああ、あったさ」

中里「……なんと?」

森崎自身も自分のつぶやいた言葉に驚いていた。あの二人にこれほどまでに強い『憧れ』の感情を抱いていた自分がいたことに。
二人に抱く『悪意』の感情に上書きされていたその感情は、ふとしたキッカケでまた白銀のように輝き出す。
翼のことを昔ほど憎みきれなくなった理由。昔のような純真な目で周りを見渡せる余裕が生まれたなのかもしれない。
そう、もとに戻っただけなのだ。小学生時代、まだ森崎が自分に自信を持てずにいたあの頃に。

森崎「あったよ。だからあの二人だってすぐに仲直りできるさ!」

スタスタスタ。ガッ!ガッ!

森崎は山森と中山の間に強引に割り込んでいくと、二人の腕をつかむ。

中山「な、なにをするんだ森崎!」

山森「いたっ…や、やめてくださいよ!」

森崎「うるさいだまれ。いいか、頭がゴールポスト並に硬いお前らに特別に説いてやる。
   さっきの俺の姿を思い出せ。俺が翼に対して取った行動を、言葉を、心情を」

中山「なっ……?」

山森「(あれは何かを企んでいるわけじゃなかったのか?まさか……本気で!?)」

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 00:11:21 ID:???
森崎「見ててイライラするんだよ。翼のことをようやく色眼鏡なしに見られるようになったと思っていたら……
   今のお前らを見ているとな、あの頃の俺を思い出すようで気分が悪いんだよ!!」

中山「森崎……」

山森「キ……せ、先輩……」

森崎の叫びにも似た大声に数人が驚くように振り返ったが、気にせず森崎は続ける。

森崎「俺は6年もかかった。小学生が入学して卒業するまでの途方も無い長い時間だ。
   お前らにはそんな苦しい思いをさせたくねぇんだ。別に誰かを憎んだり嫌ったりするなと言ってるわけじゃねぇ。
   だけどな。そんなことに時間かけたり考え張り巡らせる前に、俺達にはやらなくちゃいけないことがあるのを思い出せよ」

山森「あ……」

中山「……変わったな、森崎。いや……むしろ変わったのは俺の方なのかもな」

森崎の熱弁に中山は目をつむり息を吐く。そして絶句する山森の方に近づくと……

中山「山森。すまなかったな。俺はキャプテンとして……大事なモノを見失っていたらしい。
   …………仲直りしよう。あの森崎が翼と仲直りできたんだ。俺達が出来ないわけ無いだろ?」

森崎にようやく解放された右腕を、山森の方に差し出した。山森もおずおずと伸ばされた手に自分の手を繋ぐ。

山森「キャプテン……はい!僕の方こそスランプに苦しんでるキャプテンに気づかず
   無神経なことを言ってしまい本当にすみませんでした!!」

中山「いや、いいんだよ。あの山森の言葉がなかったら……俺、きっとまだ迷っていたと思うからさ」

山森「え……?」

626 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 00:12:38 ID:???
中山「ははは、こっちの話さ。何にせよ、俺のスランプ脱出のキッカケとなったことを今思い出したのさ。礼を言わせてくれ、山森」

山森「そ、そんな……よしてくださいよ。俺、感謝されるようなことなんてなにも……」

丁寧に頭を下げてくる中山に対して、山森は困ったように手を振って森崎の方を向く。反応に困ってしまい助けを求めているのだろうか。

森崎「一つだけアドバイスをやろう。俺が2年の間向こう側で学んだことだ。
   他人の好意は素直に受け取っておけ。変に勘ぐると痛い目に合うぜ?」

山森「は、はぁ……(森崎さん、変わったというか丸くなったなぁ…以前とはまるで別人のようだ……)」

こうして森崎の思い切りの良い行動のお陰で、中山と山森の遺恨はすっかり取り除かれたのであった。

中里「(…森崎殿は驚くほどの好漢となって戻ってきた。だが、天下を取る男というものは常々悪知恵の働く者と相場が決まっている。
   アカネイア大陸で手に入れた優しさ、失った狡猾さ……このことが後々命取りにならなければよいが……ニンニン)」


陽子「そうだ森崎くん。ちょっといいかしら?」

森崎「はい、なんですか?…ま、まさか女子部屋であぶれたから俺と同室にして欲しいって……!」

陽子「だれがじゃ。…コホン。男子の部屋割りなんだけど、人数的に二部屋は5人部屋にすることになったの。
   若林くんと修哲の4人にも頼んでいるんだけど、あと一人加えても問題ないかしら?」


☆どうしますか?

Aはい、あと一人選びます
Bいいえ、この四人で決定します

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

627 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:15:41 ID:AsTVnE+2
A

628 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:17:19 ID:/sN3xIdE
A
誰にしよう

629 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:17:31 ID:9u+F7WhM
A

630 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 00:24:01 ID:???
>Aはい、あと一人選びます

森崎「別に問題はないと思いますよ」

陽子「ありがとうね。…それにしても、アカネイアは女子のほうが圧倒的にサッカーが上手いって話は
   どうやら本当のようね。なんたって16人中10人も女の子なんですもの」

森崎「(何もサッカーに限った話じゃないんですけどね……)」

主に戦闘でも大活躍だった飛行系の方々を思い浮かべ、森崎は苦い笑いを浮かべた。

陽子「それじゃあ誰を同室に加えるのかしら?さっきも言ったと思うけど、この後の合同練習で
   同室の人と一緒に練習することになっているから、そこの所を念頭に置いて選んでね」

森崎「うい。そんじゃまぁ……」


・マルス・アベル・マリク・カシム・ジュリアン・リフ
・大空翼・若林源三・日向小次郎・若島津健・岬太郎・三杉淳
・松山光・早田誠・次藤洋・立花政夫・立花和夫・石崎了
・新田瞬・井沢守・来生哲平・滝一・高杉真悟
・反町一樹・沢田タケシ・佐野満

上記の中から『1名』選択して相部屋メンバーを投票してください
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

631 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:26:15 ID:9u+F7WhM
マルス

632 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:33:28 ID:AsTVnE+2
松山

633 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:34:11 ID:/sN3xIdE
松山

634 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:37:35 ID:???
迷う決められんと思ってたら松山か
のろけくるかショックに備えろ

635 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:39:55 ID:???
このスレだと強キャラなんだよね松山
というか本スレのが微妙すぎるだけかw

636 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:42:26 ID:???
そろそろ厄がきてもいいと思うんだ

637 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:44:22 ID:???
>>645
外伝の松山は大概強キャラだと思う

638 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:44:42 ID:???
このスレの松山はスランプもダイヤ引いて速攻で直したからなぁw

639 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 00:54:12 ID:???
スランプといえば
アベルのシュート苦手なおってないんだよね

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 01:02:23 ID:???
>>634
男女の友情が成立すると思っている私としては、
森崎はかなり女性陣から好かれている方だと思うんですけどね〜
>>635
素の能力値ではさすがに翼や日向に遅れを取りますが、
数度の覚醒で手に入れた『シュート+3』や強力な技の数々が彼を強キャラに推し進めてますねw
本スレの彼は……やはり藤沢の不在が彼の落ち目だったんでしょうねぇ(涙)
>>636
松山「やめろォ」
>>637
阿鼻叫喚やネオ北国とか強キャラってレベルじゃねーぞ!?
>>638
ほんとシューマッハ先生様様です。ちなみにこの後にも…?
>>639
あれ以来シュート練習も特にしていませんでしたからね…
試合中に点を決めれば判定で消去することも可能なので、試してみてくださいね!

641 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/25(金) 01:04:43 ID:???
>松山

森崎「おーい松山〜余ってるんだったら俺のとこの部屋に来ないか?」

アカネイアカップ、そしてアリティアカップでも対戦をし、
おそらく全日本メンバーの中では森崎の変わりゆく様を
一番目の当たりにしてきたであろう松山を森崎は最後の同室メンバーに選んだ。

松山「ああ、助かったよ。岬はさっさとアカネイアの人たちと同室になっちまったしさ。
   ほんと羨ましいよ。俺にもアイツのようにすぐに誰とでも打ち解ける器用さがあったらな……」

今は殆ど交流のない元ふらの中の仲間たちのことに想い馳せ、松山は神妙な顔つきになる。

森崎「アカネイアのメンバー?いったい誰と?」

松山「ええと確か……」


交流王岬→! dice

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

1.2→マルス&マリクと互いに自己紹介をしているぞ
3.4→アベル&ジュリアンと早速サッカー談義に花を咲かせているぞ
5.6→カシム&リフと親しげに話をしているぞ

642 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 01:05:18 ID:???
交流王岬→ 5

643 :森崎名無しさん:2011/03/25(金) 01:06:34 ID:???
何故その二人を選んだw

644 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/03/26(土) 00:08:17 ID:???
各作品の震災以降の更新分を一気読みしてますが…
森崎の好漢さに胸が熱くなりますな。
ホロリとしてまうわー。

645 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 10:59:40 ID:???
>>643
これはカシムにとってはかなりプラスなイベントに繋がるかもしれませんよw
>>644
アナカンさんにそう言ってもらえるだけで、ここ最近の辛い気持ちが少しだけ和らいでいきます。
既に本スレの森崎とは別人となっている森崎ですが、これからも応援してもらえれば嬉しいです。
三杉達フィオレンティーナのことも応援していますからね〜!
===========
交流王岬→ 5
>5.6→カシム&リフと親しげに話をしているぞ

松山「確か、カシムとリフって人たちと一緒に話をしていたな」

森崎「カシムとリフだって?またえらいコアな人選だなぁ」

そんな森崎の言葉など露知らず、岬は人当たりの良い朗らかな笑顔でカシム達に話しかけている。

岬「今回は僕達のためにわざわざ来てくれて感謝しています。
  選抜試合ではどんなチームになれるか分からないけれど、
  もし同じチームを組めたらいいプレイが期待できそうですね」

リフ「ほほほ、今時珍しいほどの誠実な若者じゃのう。
   タリスの荒くれ共たちにも少しは見習わせたいほどじゃわい」

素朴ながらも相手を安心させるようなごく自然な笑顔に、リフは思わず顔をほころばせる。
そしてカシムはというと…?

646 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 11:02:35 ID:???
同族の匂い?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「(この顔は……嘘をついている顔だな……)」なんと鋭い洞察力で岬の本心を読み取った!
ハート→「何だか君とは仲良くなれそうだよ」何処か同じ匂いのする岬に好感を持っていた。
スペード→「僕の力でよければ、お役に立てれば幸いだよ」特に何かに気づくことはなく挨拶を返す
クラブ→「(なんだろう…何だか気にくわないなぁ)」岬の不自然さに同族が故の嫌悪感を抱いていた。
JOKER→「(…か、可愛い……)」なんということだ!カシムが禁断の愛に目覚めてしまった!

647 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/03/26(土) 11:07:05 ID:???
同族の匂い?→! card

648 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 11:09:24 ID:???
同族の匂い?→ ハートJ


649 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 11:10:32 ID:???
僕はきれいなカシムは連載終了してしまったか

これはこれでよし

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 16:53:54 ID:???
>>649
実はお金に執着するという点意外にもこの二人には共通点があったりするのです。
============
同族の匂い?→ ハートJ
>ハート→「何だか君とは仲良くなれそうだよ」何処か同じ匂いのする岬に好感を持っていた。

カシム「(感じのいい人だなぁ。きっとこういう人のことを人気者とかって言うんだろうなぁ)」

初対面にも関わらず、以前より友人として付き合ってきたかのような
気楽さを感じたカシムは岬に対して好意的に接していた。

カシム「岬くんは本当に誠実って言葉を形にしたような感じだよね。きっと女の子にもモテモテでしょう?」

岬「そんな……この全日本の中じゃ僕なんて地味な存在だよ。個性的な仲間たちに囲まれるのは悪い気分じゃないけどね」

軽く手を振って謙遜する岬。不思議と嫌味に聞こえないのも、彼の持つ優しい雰囲気の賜物だろう。

リフ「そうじゃ、誠実といえばこのカシムも中々のものでな。
   病気の母親と幼い妹たちのために、今回の以来を我先にと引き受けたのじゃよ」

カシム「ちょ、ちょっとリフさん、そんなことを別に彼に言わなくても……
    (これじゃあ僕が守銭奴だって言いふらしているようなものじゃないか!)」

数々の戦いの中で、カシムは銭に対する浅ましい執着心を恥じるようになっていた。
特に、今の自分はアカネイアの選ばれたメンバーという誇りある存在なのだ。
わざわざ自分の汚名を晒すような真似はなるべくならしてほしくはなかった。
それに対し一瞬岬は困ったような顔をするが、すぐに笑顔に戻るとカシムに違う話題をふる。

岬「へぇ……君、妹さんがいるんだ。奇遇だね、実は僕にも一人の妹がいるんだ」

カシム「え?あ、ああ、うん。リーンっていうんだけどね。君にも妹が?」

651 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 16:55:11 ID:???
岬「うん。(僕のことを実の兄だというのにそれ以上の狂信的な感情を抱いている困った子だけどね)
  親にちょっと事情があってね。今は別々に暮らしているんだけれど。美子っていうんだ」

少し憂いを帯びた口調で語る岬に対し、カシムは思わず同情心を感じてしまう。
たとえ貧しい生活を余儀なくされようとも、家族揃って暮らせる環境があるだけ
自分のほうが恵まれているのではと思ってしまったのだった。

カシム「ご、ごめん。きっと言いづらいことなんでしょう?」

岬「別にそんなことはないよ。こっちこそ君に気を使わせちゃったみたいで……ごめんね、カシムくん」

そう言うと、岬は再び天使が舞い降りたような爽やかな笑顔をカシムに向けた。
隠しきれない辛さをなんとか隠しているようないじらしさをほんの少しだけ垣間見せながら。

カシム「岬くん……
    (どんな事情があるにしろ、きっとこの人も色々と辛い目に会ってきたに違いない。
    できれば彼とは同じチームを組んでみたいな……)」

岬「(ふぅ……どうやら一度フランスに渡ったのはやはり正解だったね。
  あづみちゃんが日本に来る予定だったのをなんとか事情を説明して食い止めることができたんだから。
  お陰で『山岡美子』という存在は数ある僕の美談の中でも特に綺羅びやかな存在となったよ。
  もしもあづみちゃんと美子がどこかで鉢合わせなんかになっていたとしたら……
  はは、想像するだけでも身震いするよ。僕の『薄幸な誠実青年』という肩書きが崩れるところだったからね)」

岬は片桐の指示でフランスに渡ったあと、まずは資金集めの同士である早川あづみのもとへ向かった。
自分には生き別れの妹がいて、さらに自分に対して異様な好感を抱いていると。
jrユース時代、あづみとの間柄を仲間たちに色々と勘ぐられたこともあったため、
彼らの中では岬とあづみはそういう仲であると認識されている。

652 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 16:56:48 ID:???
岬「(そんな状況で君と美子が会ってしまったら、僕だけじゃなくあづみちゃんの身にまで危害が及ぶ可能性がある。
  それほど美子には危機感を感じるんだ……だから、彼女の幼い精神が成長し
  僕に対しての好意があくまでも『憧れ』であったと認識出来るようになるまでは――)」

岬本人も、3年ほど仕事のパートナーとして付き合ってきてくれたあづみの事を嫌ってはいない。
むしろどちらかと言えば好きと言ってしまっても問題はないだろう。
だが、今はそんな甘いロマンスにうつつを抜かしている状況ではないのだ。
既に世界トップレベルにまで成長したこの世代の日本サッカーを裏から牛耳るためには
ワールドユース大会で自分の存在をアピールしなければならないからだ。
それもただ目立つだけではなく、あくまで縁の下の力持ち、誰からも信用される裏方という地味なポジションを確立させて。

岬「(しっかりとした資金先と支配体制を敷いてからでも、恋愛するのは遅くないからね。
  森崎や小次郎とは違い、僕の野望は表沙汰には公表できない苦しいハンデがあるけれど……
  だけど、ボクは必ずやり遂げてみせるよ。だって、ボクは岬太郎だもん!)」

そのためには、発展著しいこのアカネイアの選手たちにもしっかりと目をかけてやらねばなるまい。
特にこのカシムという青年はおそらく自分と同じお金に対して執念を発揮できる貴重な人材だ。
ある程度の実力を確認出来れば、自分の片腕として使ってやるのも悪くはない。
岬は右手をカシムに差し出すと、友情の証としての握手を迫った。

岬「よろしく、カシムくん。お互いに有意義な時間を過ごせるといいね!」

カシム「こちらこそ!何だか君とは仲良くなれそうだよ」


※岬とカシムに(友情:支援2相当)の感情が生まれました。

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 16:58:13 ID:???
森崎「カシムもちょっとがめついところがあるだけで基本的にはイイヤツだからな。岬ともウマが合うんだろう。
   で、陽子さん。これで部屋割りは全部終わったんですか?」

陽子「ええ。おかげで男子部屋は以下のとおりになったわよ」


・201号室
森崎・松山・中山・中里・山森

・202号室
若林・井沢・来生・滝・高杉

・203号室
日向・若島津・反町・沢田

・204号室
次藤・政夫・和夫・佐野

・205号室
カシム・リフ・新田・岬

・206号室
アベル・ジュリアン・三杉・早田

・207号室
マルス・マリク・翼・石崎

・208号室
見上・片桐

654 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 16:59:41 ID:???
陽子「ちなみに女子部屋は以下のとおりよ。
   森崎君たちは2階、私たちは3階だから、部屋を間違えないようにしなさいね」

森崎「はーい(とは言うものの、出来心というものがあるかもしれないですしねぇ)」


・301号室
シーダ・リンダ・チキ・陽子

・302号室
ミネルバ・マリア・パオラ・カチュア

・303号室
ミディア・レナ・ニーナ・アンナ



部屋割りを決めた森崎たちは、すぐに着替えを済ますと外のグラウンドへと集められる。
まずは部屋割りごとに分かれて全体練習を行うらしい。お互いの力量のお披露目も兼ねたものでもある。

見上「よし、各班自由に練習を始めろ。あくまでこれは2日後の選抜試合前のオリエンテーリングだ。
   くれぐれも無理をして怪我などをしないようにな。……まぁ、そんな下手を打つ者など
   この代表候補の中にはいるはずはないと私は思っているがね」

見上の釘をさすような言葉を受け、森崎たちはそれぞれの班ごとに分かれて練習を始める。

森崎「(陽子さんの話では、2日後の試合で自分と同じチームを組みたい人と同じ部屋にしろって話だったけど……
   果たしてこのメンバーが若林相手にどれだけ通用するかは実際にプレイを見てみないと分からないな)」

それに、まだ確実に自分のチームに組み込むとは森崎自身も決めてはいない。
彼ら4人の力量を見極めることに徹するか、あくまで自分の練習に励むか……

655 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 17:02:04 ID:???
☆どうしますか?

A通常練習(ドリブルやタックルなど個別に練習を指示できます)
B能力判別(森崎の練習はキャンセルされますが、同じ部屋のメンバーの能力値を調べられます)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

656 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 17:04:13 ID:P6553eJ2
B

Aのほうが無難なんだろうが、やっぱり気になる

657 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 17:04:43 ID:6q6ecU26
B

658 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 17:15:24 ID:???
ニーナ様にはすごくお帰り頂きたい気がしなくもない・・・

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:19:37 ID:???
能力表示の前に皆様に一つお知らせがあります。
このスレでは実に8ヶ月ぶりのサッカーパートとなるわけなのですが、
現在第2部開始に併せて、消費ガッツや必殺技の補正を見なおしています。
これまでの基本的に消費ガッツ/20=威力と大味となっているものを
バランスを考え、消費ガッツや補正を変更したものを用意しました。

☆サッカーパートのガッツ消費表

ドリブル、パス、タックル、パスカット、ブロック、競り合い、クリアー…20
ワンツー…40
シュート…40

キャッチング…20
パンチング、飛び出し、○○に備える…40

魔法ブースト…威力の×20(例…ブリザー+3の場合60消費)
ブーストしている間は常に魔法ブースト分のガッツを追加で消費します

必殺ドリブル、パス、タックル、パスカット、ブロック、競り合い、クリアー…60
必殺ワンツー…80

各行動の補正に関しては後述します。
久しぶりの試合を前に、私もうまくバランスをとれるか不安なところがあるので
何かおかしいところがあれば遠慮無くおっしゃってくださいね。

660 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:21:00 ID:???
例えば松山のイーグルショットを例に出すと

【変更前】
イーグルショット 消費240 +10 距離減衰無し 吹っ飛び5
【変更後】
イーグルショット 消費250 +7 距離減衰無し 吹っ飛び5

と、全体的に威力の補正がやや抑えめとなる傾向になる予定です。
詳しい計算式としては下記の通りとなっております。

ノーマルシュートは消費40
ヘディング・ボレーは消費60で+1
ダイビングヘッドは消費80で+2
オーバーヘッドキックは消費100で+3

必殺シュートの消費ガッツ計算
消費ガッツ=(40+威力×20+補正α)
吹っ飛び係数5で+10 4で+20 3で+30 2で+40 1で+50 0で+60
バランス崩し1/2で+40 3/4で+80 距離減衰無視で+60 距離補正強化で+100
ブロック減衰無効で+60
強制浮き球シュートで+80
ポスト無視で+60
ツイン系は消費-40 

(例)ドライブシュート 200=基本ガッツ(40)+威力7(140)+吹っ飛び4(20)

661 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:23:06 ID:???
任意発動の必殺ブロック・クリアーに関しては

消費ガッツ=(40+威力×20+補正α)
吹っ飛び係数5で+10 4で+20 3で+30 2で+40 1で+50 0で+60
減衰補正拡大(-4〜-2の範囲を広げる)-1で+40 +2で+60 +3で+80 +4で+100
減衰補正強化(減衰した場合に威力を下げる)+1で+40 +2で+60 +3d+80 +4で+100

セービングに関しては

ノーマルキャッチは消費20で補正無し
ノーマルパンチは消費40で補正+2
ノーマル飛び出しは消費40で補正+2+浮き球

・キャッチ系(こぼれ球にしてしまった場合バランスを崩す)
消費ガッツ=(20+威力×20+補正α)

・パンチ系(こぼれ球にしてしまった場合転倒するが常に補正+2)
消費ガッツ=(40+威力×20+補正α)

・飛び出し系(こぼれ球にしてしまった場合ゴールが空っぽになるが常に補正+2+浮き球)
消費ガッツ=(40+威力×20+補正α)

・一対一に備える(こぼれ球にしてしまった場合ゴールが空っぽになるが常に補正+2)
消費ガッツは一律40。判断が正解で+3、不正解で-3の補正

662 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:24:44 ID:???
以上を踏まえ、森崎の必殺技の補正は以下のとおりに変更されます。

スキル慎重 判断ミスによるマイナス補正を打ち消す
がんばりダイビング(パンチ系) 消費150 +7(味方がフォローしやすいで消費+10)
がんばりセービング・改(キャッチ系) 消費200 +9
???????? (キャッチ系)消費300 +14
カウンターパンチ(パンチ・飛び出し系)消費220 +10(勝利時吹っ飛ばしで+20)
するどいパンチング・LV2 ノーマルパンチング時1/4で+3
キープドリブル 1/4 +2 こぼれ球時勝利
やや華麗なドリブル 1/4 +2
ヒールリフト 1/4 +4
マーベラスコンビ 要マルス ワンツー +5
マーベラスツイン 要マルス シュート 消費270 威力12 吹っ飛び3
とびだし+2
一対一+2
『幼き頃のトラウマ』※全判定でクラブのとき補正に-3

試合直前での補正や消費ガッツのデータ変更となってしまいましたが、
カードの数字が意味をなさなくなる大味な試合展開になってしまうのを避けるため
どうかご容赦頂きたく思います。他にもなにか質問があれば随時受け付けております。

663 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 19:27:16 ID:???
パンチ系の+2ってのは必殺技にもかかるってことでいいのかな?

664 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 19:29:45 ID:???
いやちがうな、既に+2された値が表示されてるのか
がんばりダイビングは技補正5にパンチ+2で計+7か

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:45:39 ID:???
>>663-664
はい、パンチ系の技には素のパンチの+2が加わっております。
基本的にパンチ系はこの補正+2のおかげでガッツ効率が良い技となっています。
その分こぼれ球にしてしまった場合は大きなピンチを招く可能性は高くなります。
============
>B能力判別(森崎の練習はキャンセルされますが、同じ部屋のメンバーの能力値を調べられます)

森崎「(陽子さんの話だと、2日後の試合の結果で俺たち全日本ユースの正GKを決めてしまうらしい。
   その試合に負けているようじゃ、キャプテンになるだなんて夢のまた夢だ。
   俺の力量はアカネイアで十分培われたはず。ならば、後はどれだけ周りの人間の能力を把握できるかどうかだ)」

森崎は戦時中、モロドフと共に何度も部隊表とにらめっこをしてきた日々を思い出す。
この戦場では体力のあるものを、この戦場では機動性に優れたものを。
指揮官として、仲間の命を預かる身として、それらの判断ミスはまさに命取りとなりかねなかった。

森崎「(松山とは実際に試合もしたし、ある程度の能力は掴んでいるが問題は南葛の3人組だ。
   特に中山……陽子さんの報告だと相当スランプに苦しんでいるって話だったけど……
   あの様子じゃそこまで落ち込んではいない。むしろあれは自分の力に自信を持っているのを
   必死にひけらかさないように押さえ込んでいるといった感じだった。……よし!)」

森崎は自身の練習は控えめに、同室のメンバーの動きをじっくりと観察し始めた。

松山「森崎。俺の練習に付き合ってくれるのか?」

森崎「ああ、任せておけ。(まずは松山だ。今までの判断だとおそらく……これくらいだろうか?)」

666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:46:52 ID:???
松山

HP39
力18
技19
速さ18
幸運16
武器12
守備19
魔防5
指揮3

最大ガッツ   780/780
ドリブル    27
パス      28
シュート    27
タックル    28
ブロック    28
パスカット   28
競り合い    27
スルー     30
浮き球レベル   3

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:55:15 ID:???
【支援】
森崎(2)※森崎の支援はすでに最大値のため、片道支援となります
岬(2)
三杉(2)
早田(2)
翼(1)
日向(1)
藤沢(5)※JOKERなどで出現する可能性はありますw

【必殺技】
ヒールリフト 1/4 +4
粘りのキープ 1/2 +2 こぼれ球時勝利
イーグルパス +3 吹っ飛び5
オーバーヘッドキック 消費100 +3
イーグルショット 消費250 +7 距離衰退なし 吹っ飛び5
ネオイーグルショット 消費350 +12 距離減衰なし 吹っ飛び5
イーグルタイガー 消費340 +12 要日向 減衰補減衰なし 吹っ飛び2
イーグルタックル 1/2 +3 吹っ飛び4
ニールキッククリア 1/2 +3 吹っ飛び3
【スキル】
雪崩攻撃 GK以外消費100、ドリブル&パス+2、こぼれ球をフォロー。奪われてもすぐにチェック
『シュート+3』
『ドリブル+2』

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:56:56 ID:???
松山「それっ!!」

ズザザーッ!!バシィッ!!

中里「ぬふぅ、お見事!」

森崎「(アリティアカップでベストイレブンに入ったことで前よりある程度強化されているな。
   何処から撃っても威力が変わらないイーグルショットは敵に回すと恐ろしそうだ)」

森崎は松山から目を離すと、次は中山の方に目を向けた。

中山「はは、あまり期待しないでくれよ。……リハビリのブランクってものは
   俺が思っていた以上に厄介なものだったからさ」

森崎「やっぱりまだ完全に力を取り戻せたってわけじゃあ無いんだな?」

中山「大丈夫さ。それより俺の心配ばかりして、自分の足元を見失うなよな、森崎!」

森崎「あ、ああ……
   (中山本人が言うとおり、確かに松山と比べれば動きにそれほどキレはない。
   だが……なんなんだ、この胸騒ぎみたいな……舌がざらつくような不安は……)」

森崎は中山が時折見せる己の身を顧みないプレイに、不安を感じぜざるを得なかった。
その正体がなんなのかは分からないが、森崎の胸は何か強い力で握られているような不快感を覚える。

森崎「(若林の奴め……今に見ていろよ。中山の成長を無かった事にしたお前の罪は大きいぞ…!)」

669 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 19:59:13 ID:???
中山

HP35
力15
技15
速さ16
幸運0
武器8
守備16
魔防5
指揮2

最大ガッツ   700/700
ドリブル    23
パス      23
シュート    22
タックル    23
ブロック    23
パスカット   24
競り合い    24
スルー     13
浮き球レベル   2

670 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 20:58:20 ID:???
幸運ゼロ
おいィ

671 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:04:06 ID:???
このスレは雑魚敵にも幸運設定されているのに・・・

672 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 21:31:31 ID:???
闇の中山さんェ……
しかし予想以上に強いな松山w

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:23:39 ID:???
>>670-671
サッカーだとスルーにしか影響しないから心配要らないよ!
あと、キャプ翼キャラの特徴としては全体的に武器レベルが低めだったりします。
16を越えている(浮き球レベル4)キャラはごく僅かです。
>>672
そもそも松山の出番が確定したのはmorosakiでカルツが出てくれたおかげなんですよねw
もしもあそこで他のキャラが出ていたら、今とはかなり違っていたかもしれません。
============
【必殺技】
シャドーフェイント 1/2 +4
シャドータックル 1/2 +4 吹っ飛び4
シャドーパスカット1/2 +4
シャドーブロック 1/2 +4
デスペレイトブロック 1/4 消費200 +8(減衰させた場合さらに威力を-4)

【スキル】
????? 任意発動。全補正+5 5分経過ごとにガッツが50消費

森崎(3)
山森(2)
中里(2)
岬(2)
新田(1)
井沢(1)
滝(1)
来生(1)
高杉(1)

674 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:27:20 ID:???
森崎「(……アカネイアの連中に比べればやはり一枚も二枚も劣っている。
   俺の知っている中山はこんなもんじゃねぇ……こんなもんじゃねぇはずなんだ……)」

続けて森崎は山森の方を見る。彼は1年年下ということもあり、
中山と比べてもあまり期待できるような動きを見せてはくれなかった。

森崎「(……そういえば山森も『超森水』を飲んだんだよな。
   もしかしてあいつの成長が止まっている原因って……い、いや、そんなまさか……)」

山森の不調の原因はもしかすれば自分の行動にもあったのではと一瞬考えたが
森崎はすぐにその思考を霧散させると若林への憎しみをより大きなものへと変えていく。

森崎「(そして中里……忍者という正体を隠している以上、本気も隠していると考えるのが普通なんだが……
   そうだとしても、やはり松山と比べるとあまりにも不安だ。唯一ドリブルならば使えそうだが…)」

得意の分身ドリブルのキレは相変わらずだったが、やはりサイドバックとしてはあまりにも守備がお粗末である。
それでもウイングとして起用するならば、なんとか活躍させてやることが出来るというレベルであるが。

森崎「(陽子さんの話では、互いに16人ずつになるまでメンバーを取り合って2チームを作ってから勝負をするらしい。
   場合によってはこいつらを仲間に加える可能性もあると思うが……)」

675 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:29:04 ID:???
山森

HP33
力14
技15
速さ16
幸運16
武器12
守備13
魔防5

最大ガッツ   660/660
ドリブル    23
パス      23
シュート    21
タックル    21
ブロック    20
パスカット   22
競り合い    20
スルー     28
浮き球レベル   3

676 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:30:18 ID:???
ピンポイントパス +3
オーバーヘッドキック 消費100 +3
ローリングオーバー 消費140 +5
アサルトファルコン 消費240 +10 要新田
素早いフェイント 1/4 +2
フェイントタックル 1/4 +3

森崎(2)
翼(2)
中山(2)
岬(2)
新田(2)
井沢(1)
滝(1)
来生(1)
高杉(1)
中里(1)

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:31:42 ID:???
中里

HP34
力14
技16
速さ18
幸運12
武器12
守備14
魔防8

最大ガッツ   680/680
ドリブル    26
パス      25
シュート    22
タックル    22
ブロック    21
パスカット   24
競り合い    21
スルー     28
浮き球レベル   3

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:33:26 ID:???
【必殺技】
分身ドリブル 1/2 +4
疾風迅雷脚 1/2 +2
縮地法 1/2 +2
韋駄天の術 1/4 +3
変わり身の術 1/2 +2
忍法二弾飛び 1/2 +4

森崎(2)
翼(1)
中山(2)
山森(2)
井沢(1)
来生(1)
滝(1)
高杉(1)

679 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:36:36 ID:???
ううむ、敵にまわすと多少手ごわそうだが
アカネイア勢手放してまで欲しい性能ではないな・・・

680 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:37:56 ID:???
森崎「(中山もそうだが、山森や中里を有効的に使うには、やはり南葛のメンバーを中心に
   チームを組ませるしか無いのだろうか。だが……そうするとこの試合に勝てる確率は……
   ん……?試合……?待てよ……もしかしてこれって…………!!)」

ここで森崎は気付かされる。なぜ片桐たちがアカネイアのメンバーをわざわざこの選抜試合に用意したのかを。
この試合は陰謀だ。陽子を介し、若林の暴挙を伝えることで、自分が怒りを抱えるように仕向けられた罠だったのだ。

森崎「(俺を……試しているとでも言うのかよ。くそったれ……!)」

もともとサッカー協会は今回の若林の『リセット』行為に対して罰を与えるどころか黙認している。
むしろ森崎をわざわざリセットの力が及ばないアカネイアに派遣させるなどで対策を打つなど
これまでの彼らの経緯を考えれば見上や片桐が後ろから指示を回し、このような事態を引き起こしたことも考えられる。
中山や山森を代表の中核から除外することで、本来彼らが受けるべきだった能力の成長を、
その分だけ元から才能のある選手……翼や日向、そして若林に注げることが出来るのだから。
首脳陣としてはその判断は間違ってはいないだろう。将来性のある、優れた成長が見込める者だけを
集中して育て上げれば、自ずとチーム力は向上され、無敵の全日本が完成されるのだから。

森崎「(……サッカー協会からしてみれば、中山たちは邪魔な……『いらない』存在なのかもしれない。
   だが、元を正せば俺だってそうだったんだ。自分に自信を持てず、シュートを怖がるような気弱だった俺も……
   この『リセット』の力をガトー司祭たちに託されなかったら、俺だって中山たちのように……)」

だが森崎は選ばなければならなかった。正GKを決めるためのこの3年間の総決算を勝利で終えるためにも。
勝利を優先し、能力を理解し合っているアカネイアのメンバーで固めて有利に試合を運ぶのか。
温情を優先し、中山や山森、中里を活躍させて若林に己のとった行動を大きく後悔させてやるのか。
森崎が選べる道は二つに一つ。『リセット』の力はサッカー協会から与えられている以上、
彼らの意思に逆らうわけにはいかない。自分は全日本ユースを奮起させるための体の良い着火剤にでもされたのだ。

681 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:41:44 ID:???
森崎「(はっ……なんだよ、結局俺は自分の立場のために仲間を『駒』でしか見られない勝手な指揮官だったのか……?
   いや……思えば俺自身が見上監督や片桐さん達の『駒』だったのかもしれないな……ちくしょう……)」

非情に徹し、弱き者を切り捨てる覚悟を手に入れて、ようやく自分はキャプテン争いの舞台に立つことを許される存在なのだ。
そうでなければわざわざ自分のような成長率が劣っている存在をチームの中心に据える必要など無いという
残酷な現実を付つきつけられたような気がして、悔しくて仕方がなかった。
森崎は見上を、片桐を、そして若林を見渡して拳を握りしめる。

森崎「(……アンタらの思い描いている絵空事じゃ、才能のある若林が勝つことを見込んでいるんだろうな。
   俺がアカネイアで槍や斧を振り回している間にも、若林はブンデスリーガで着々と腕を磨いてきたはず……
   だけど……だけどな。そう簡単に何でも思い通りになると思っていたら大間違いだぜ!)」

自分の体験が何よりも物語っている。数々の番狂わせを引き起こしたが故の、日本の優勝、引いては大会MVPであったではないか。
本来ならば決して表舞台に立つことなど出来ない自分がここまで大きな存在になれたのは
決して『リセット』の力に頼ってきただけではないはずだ。もっとなにか多くの……
沢山の力に支えられながら、努力と重ねてきた結果の実力で掴みとった物でもあるはずなのだ。

森崎「(俺は……若林に勝つ。ただ勝つだけじゃない。
   これまで俺が培ってきた全ての成功を証明するために勝つしか無いんだ!)」

人知れず決意を固める森崎を、松山たちが呼びつける。
どうやら気がつけば全体練習の時間も終わりに近づきつつあったからだ。

682 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/26(土) 22:43:51 ID:???
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

松山のタックル練習→! card
中山のブロック練習→! card
中里のドリブル練習→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→該当数値+2 スキル習得
Q〜J→該当数値+1 スキル習得
10〜8→スキル習得
7〜5→該当数値+1
4〜2→効果なし
A→該当数値-1
クラブA→該当数値-2 さらに怪我をしてしまい…?
JOKER→キャラによってイベント発生!

683 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:44:23 ID:???
松山のタックル練習→ クラブA

684 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:44:50 ID:???
松山のタックル練習→ ハート9
中山のブロック練習→ スペード9
中里のドリブル練習→ クラブ2

685 :森崎名無しさん:2011/03/26(土) 22:48:51 ID:???
厄回避さすがです

森崎はアカネイア勢からしか支援うけられないんだよね?
さすがに南葛で固めるのはつらそうだ

686 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 00:45:42 ID:???
質問

若林が全日本やアカネイアの選手を指名するときの
人選はある程度ランダム?
それとも本スレの紅白戦みたいなガチ人選でしょうか?

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 15:10:33 ID:???
>>685
判定によっては出場不能→代表落ちにまで発展していたので危なかったですねw
森崎の支援はアカネイア勢からの(15)が限界です。支援による補正はベンチからでも有効なので
メンバー選択の際にはうまい具合に組み合わせてみてくださいね〜
>>686
ガチです。翼や日向、アベルやパオラなどの強い選手を優先的に選択していきます。
ただ、こちらがアカネイア勢を選ぶと全日本勢からしか取らないので
基本的には試合でスタメンで使う選手から選ぶのがいいでしょう。
============
松山のタックル練習→ ハート9→スキル習得
中山のブロック練習→ スペード9→スキル習得
中里のドリブル練習→ クラブ2→効果なし


先着『1名』様で一気に判定をお願いします。

松山のタックルスキル→! card
中山のブロックスキル→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→『タックル+2』/『ブロック+2』
ハート→『タックル+1』/『ブロック+1』
スペード→『イーグルタックル』が1/2→3/4に『減衰範囲-1』(ブロック・クリアー時の減衰範囲-1)
クラブ→『イーグルタックル』が+3→+4に/『減衰効果+1』(ブロック・クリアー時の減衰値+1)
JOKER→全部!

688 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 15:12:13 ID:???
松山のタックルスキル→ クラブJ
中山のブロックスキル→ クラブ10

689 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 15:25:02 ID:???
回答ありがとうです

ガチだとすると中山中里山森は選んでこない可能性が高いか?
それなら、アカネイア主力選択したあとで中山中里山森を加える手もありそう

690 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 15:37:55 ID:???
まあ、それが個人的な好みを越えて必要かという判断もあるからね。
俺は正直、入れるとしても最後の1,2人に残ってればと思ってるし。

691 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 15:45:49 ID:???
そうなんだよねえ
自分も南葛勢よりアカネイア組のほうがはるかに思い入れが強い

森崎にとってはどちらも大切な仲間なんだろうが
一読者的には、報告・回想でしか出てこないキャラと
27スレ連れ添った仲間には大きな差を感じてしまう

692 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 15:53:08 ID:???
翼>松山>日向>岬=三杉=早田>次藤=高杉(若林支援用)
ガチだとこんな手順かな

693 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:10:24 ID:???
↑に石崎・新田・立花兄弟・修哲トリオでちょうど定員か
中山たちはあぶれると考えてよさそうな気がする

若林が選ぶとすると若島津・沢田・反町もあぶれるかな?
日向が支援不足になりそう、仲良いの三杉くらいだし

694 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:31:22 ID:???
松山のタックルスキル→ クラブJ→『イーグルタックル』が+3→+4に
中山のブロックスキル→ クラブ10→『減衰効果+1』(ブロック・クリアー時の減衰値+1)
============
森崎が自分の練習を控えめにし、特訓のフォローに回ったからなのか
松山と中山はこの短時間でもかなり有意義な効果を得られたらしい。

中山「おかげで実のある練習ができたよ。ありがとうな森崎」

中里「うむ。このまま海外組だけに良い思いはさせないでござるよ」

松山「これは気が抜けないな。森崎もうかうかしてると思わぬところで足元を救われるかもしれないぞ?」

森崎「心配いらねぇよ。俺は勝つさ。どんな奴らが相手だろうとな!」

こうして森崎班の練習は、森崎が終始他の者の練習を補佐するという形で終わったのだった。
一方その頃他の班では、全日本勢の能力の高さとアカネイア勢の適応力の高さに互いに驚きを見せていた。

ズザッ!ババッ!!

カシム「(これが本場のサッカーなのか。一瞬でも気を抜くとボールを奪われかねない…!)」

岬「(基本的な技術に関してはさすがに僕達の方に一日の長がある。
  だけど彼らは驚くべき成長スピードを誇っている。これは……興味深いね)」

ズシャシャーッ!ガガッ!!

ジュリアン「おらおらぁ!俺からボールを奪ってみやがれってんだ!
      (こいつは前の大会でレナさんに突っ込んできたから気に食わねぇ)」

早田「ちっ…!ちょこまかとうっとおしい奴め!だが俺のマークはそう簡単に振り切れねぇぜ!」

695 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:32:39 ID:???
バシュウッ!バシィッ!!

アベル「くっ……また止められたか…!(やっぱり俺ってサッカーに向いてないのかなぁ…)」

三杉「(相変わらずシュートの苦手さは克服出来ていないんだね。
   だが、それ以外の技術ではやはり水を開けられている気がしてならない。
   腹立たしい……これだけ優れた才能を腐らせていることに苛立ちを隠せない!)」

バゴォッ!!

石崎「ぶっへぇ!!」

マリク「なにィ!マルス様のシュートが止められただとぉ!?」

マルス「(またブロックされた…!アリティアカップでも最後の森崎とのシュートを止められたし、
    僕は彼に苦手意識でも持っているとでも言うのか…?)」

翼「ナイスガッツだ石崎くん!それにしても……君たちの使う『ブースト』って戦術はすごいね」
  風や氷の力でボールの回転を操作して何倍も強いシュートに出来るんだから」

マリク「その分体力の消耗激しくなるけどね。ここぞというときには役に立つ力だよ。
    もちろん習得するにはそれなりの年月と本人の才能と努力の積み重ねが必要だけどね」

翼「うーん。さすがに俺も魔法はすぐに真似することは出来ないかなぁ…」

石崎「あてて……ははっ、他の人の技は全部自分のものにしなくちゃ気が済まない翼らしいぜ」

そして、そんな彼らの様子を見上と片桐、そしてモロドフはノートにメモをとりながら厳しくチェックをしていた。

696 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:34:36 ID:???
片桐「いやぁ、素晴らしいですよモロドフさん。2日後の試合が今から楽しみでありません」

モロドフ「そうですか。よい練習相手になっていただけるようでなによりですよ」

片桐「ただ……やはり気がかりなのはチーム分けについてですね。
   やはりこちらで戦力が平等になるようにある程度分けておくべきだったのではないでしょうか?
   森崎や若林の選択によっては、一方的なゲームになる可能性も考えられます」

見上「片桐くん。森崎をアカネイアに送りだした理由を思い出したまえ。
   何も源三の『リセット』の能力から守るためだけに送ったわけではない」

片桐「……そうでしたね。我々は彼に『優秀な者』だけを選定できる力を身につけさせたかった。
   未開の地で、まったく面識のない仲間の中から本当に使える者だけを選び育て上げる力を。
   聞けば、森崎が関わってきた選手の多くは新たな才能に目覚め成長を繰り返してきました。
   ほぼ無名の存在であった中里や山森、そして中山の躍進には森崎の影響がありましたからね」

見上「そうだ。我々は森崎に宛てがわれた『星』の力による『進化』の力をもっと有効に使いたいのだよ。
   そのためにも、森崎には己の感情を捨て去って優れたメンバーを選んでもらわなければ困るのだ。
   才能のない者の成長率を高めるよりも、才能のある者の成長率を高めたほうが圧倒的に強く育つものだからな。
   そして、今回彼がアカネイアから連れてきたメンバーはそれを象徴するに実にふさわしい。
   あとは森崎が自分の感情抜きに優れたメンバーだけを選びチームを結成することを祈るだけだ」

片桐「それは心配要らないでしょう。彼は異様なほどにキャプテンという地位に執着しています。
   この試合に勝たなければキャプテン、ましてや正GKになれないと聞けば、意地でも勝利を優先してくるでしょう」

見上「ああ。源三が勝てばそれでよし。もとより将来性に置いては源三のほうが優れているからな。
   もし森崎が勝ったとしても優秀な者だけを選べるようになったのならば
   安心してチームを指揮させることが出来る。より強い全日本を作ってくれることだろう」

697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:36:24 ID:???
片桐「はい。後は……森崎以外の3人の『リセット』の能力についてですね。
   森崎が関わった者たちを『進化』させる能力があるのならば、
   他の者達にもそれに並ぶ能力が与えられているはずです」

見上「それを知るためにもロベルト氏と吉良氏に何度も連絡をとっているのだが……
   やはりそう簡単に己の教え子の秘めたる力はひけらかしてはくれないらしい。
   源三の持つ真の能力はここ数日でようやく理解することが出来たのだがね」

片桐「え!?それは本当ですか?」

見上「既にあいつには次の行動を指示している。ふふ……まぁ見ていたまえ片桐くん。
   私はこの3日間で全日本を変えるよ。世界一優秀なチームへとね」

自分たちが果たすことの出来なかった夢を彼らに叶えてもらうために。
見上と片桐は暗躍する。より理想する全日本を結成するために。
そしてその二人の様子をモロドフは冷めた目で眺めていた。

モロドフ「(どんな選手も弾き手に恵まれなければその才能を開花させることなど無い。
     例え『星』の力により成長率を高めることが出来たとしても――
     実際に戦場に立たせ、指揮を任される人物が無能であればその能力も無駄になるのだ。
     どうやら彼らはそれを理解していないようだ……嘆かわしいことだ)」

そして小さくため息を吐き、再びノートへとメモを走らせる。

698 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:38:58 ID:???
森崎「さーて、合同練習も終わったことだし夕食の時間まで部屋の中でくつろぐかなぁ」

練習後、それぞれの部屋に戻ろうとしている最中に、突然森崎に話しかけてくる人物があった。
森崎とは小学生の頃からの付き合いであり、今ではキャプテン、そして正GKを争うライバルである若林である。

若林「森崎、ちょっと時間あるか」

その一言に、森崎は自分の耳を疑うかのような微妙な顔をする。
あの傲慢さが滲み出ていた若林からは考えられない、頼み込んでくるような物言いだったからだ。

若林「安心しろ。『あの時』のように井沢達を使ってお前を締め上げようってわけじゃねぇからさ」

軽く笑い、二人が完全に敵対関係に陥った原因でもある昔の出来事を語る若林は話を続ける。

若林「お前がどれだけ腕を上げたか……そして俺がどれだけ腕を上げたのかを認識させておきたくてな。
   お互いに2日後の試合の際のチーム選びの参考にもなるとおもうんだ。
   日向と翼にも声をかけてある。まぁ言うなればキャプテン候補たちだけの前哨戦ってやつだ。
   ……もちろん付き合ってくれるよな?」

親指を立てて、自分の後ろのほうを指し示す。そこにあるのはもちろんサッカーのゴールである。

森崎「(…いったいどういうつもりだ?単に俺の力を確認したいだけってわけじゃ無さそうだな……
   あいつは中山たちの成長を『リセット』しやがった最悪な男だ。なにか罠を仕掛けてくるはず。
   だが……ここで断って逃げたと思われるのも何だかしゃくにさわるしなぁ……)」

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/27(日) 16:40:35 ID:???
☆どうしますか?

A一人で若林についていく
B念の為に誰かを連れて若林についていく
C若林についていかない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

700 :森崎名無しさん:2011/03/27(日) 16:43:57 ID:VCl9mgUo
B
変に巻き込みたくはないけど、ここは信頼できる人間を共に連れて行きたいね…

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