キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒竜と】ファイアーモリブレム27【光の剣】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/08(火) 21:50:44 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作とは少し違うところがございます。
設定なども若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意を。



〜これまでのお話〜
アリティアの王女エリスの持つ『オームの杖』の力により、オグマとレナ、そしてウェンデルが蘇った!
勢いに乗るアカネイア同盟軍はそのままドルーア城の門を制圧。いよいよ最終決戦の準備は整った。
万全を期して森崎をはじめとする選ばれし精鋭15人がこぞって城の中へと突入するも、
なんとメディウスの用意した罠により、戦力を4分割されてしまった!
数々の精神攻撃や卑劣な攻撃を切り抜け、それぞれの部隊は中央の玉座へと向かう。
長きに渡るマルスたちの戦いが、暗黒戦争に終止符を打つときがついに訪れようとしているのだった…!

そして、森崎の長い戦いも――。



☆前スレ
【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1295795820/l50

993 :忍法名無しの術さん:2011/04/01(金) 11:53:08 ID:???
【腹黒竜と】ファイアーエンラクム【光の頭】
【落語が】ファイアーエンラクム【ブーム】

994 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 20:56:45 ID:???
これは暗黒戦争、英雄戦争、そしてその先にある勇者たちの最後の決戦が終結したその後のお話…
になるかもしれないし、ならないかもしれません。
ただの与太な妄想話かもしれませんし、幸せなエピローグの一端かもしれません。
それでも構わないよというお方は、ぜひともこの寄席へとお越しください。
マケドニアが誇る噺家たちが一夜限りの祭囃子を奏でたいと躍起になっておりますので……

〜マケドニア王宮・大広間〜

テンテテテテテテ テンテン♪ テンテテテテテテ テンテン♪

ちゃらららちゃらららちゃちゃちゃちゃちゃ〜♪

ちゃらららちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃらら〜♪

ぱっぱーぱパッパパパパパちゃちゃちゃちゃちゃっちゃっちゃ〜〜〜〜♪

テテテテレレレ テテテテレレレ テレレッテ〜〜〜〜テレレッ

            パ   フ   ♪

ノリの良い出囃子と同時に上座から下座へと七人の噺家たちが歩いて来る。
それぞれが自分の持ち場へと正座でしたところで、奥から司会を務めるミネルバ王女が現れる。
本日一番の拍手と歓声が沸き上がり、ミネルバは軽く観客席に手を振ってやる。

ペチンッ

ミネルバも司会席へと座り、軽快に小台にお手製の扇子を打ち付ける。
マケドニア王国週末の懇談会の始まりの合図である。

ミネルバ「うむ。待たせたな。本日も大喜利の時間がやってきた。
     なんでも巷では四月馬鹿、俗にいう『エイプリルフール』という行事が盛んなようだが…カチュア」

995 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 20:57:53 ID:???
司会席から一番下手寄りの位置に座るのは、水色の着物を身につけたカチュア。

カチュア「今日だけはどんな嘘をつぶやいても許される日だとか。
     というわけでマルス王子とシーダ姫の婚姻は破談ということで!カチュアで〜す」

次に紹介されるのは桃色の着物を身につけて元気よくお辞儀をするエスト。

エスト「嘘をつくと閻魔様に舌をひっこぬかれるらしいけど無駄だよね。だって嘘付く人は大抵『二枚舌』だもん!エストちゃんで〜す☆」

その隣にはウェーブがかった金髪のシスターが妙に似合う和服を着こみガチガチに固まっている。
彼女はグルニア女王ユミナ。二度の戦乱に巻き込まれた祖国を立て直すべく積極的に外交に励む勇敢な先導者である。

ユミナ「あー…えー…(ま、参ったわ、こういうときってどうやって場を笑わせれば……)
    いい、犬と猿、嘘がうまいのは猿だ!エイプだけに……な、なんちゃって〜〜」

ミネルバ「マリア、ユミナ殿の座布団はしばらく運んでこなくていいからな」

マリア「は〜い♪」

一番上座にてニコニコ笑いながら立つマリアに、ミネルバはきりりと言い放つ。

ユミナ「い、いいじゃないの!黄色はこういうポジションだって森崎が言ってたもの!!」

ミネルバ「…気をとりなおして次!パオラ」

パオラ「うふふ…タリスの方のお話は本当におもしろいですね。
    この間もバーツがこう言ってくださいました。君の瞳は星の瞬き、君の声は小鳥のさえずり…」

ミネルバ「惚気けなら他所でやれ他所で!次、まさかの登場のカタリナ軍師!」

996 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 20:59:00 ID:???
カタリナ「どうしても紫髪の方が必要と聞き急いできてみれば……
     ああクリス、私って腹黒キャラなんかじゃないのよ?お願い信じて〜〜!!」

ミネルバ「……色が足りないというならば私だって本来ならば『赤』だ。
     マルス王やシーダ女王に頼むことも出来たのだが、マケドニアの寄席の司会は
     やはり私以外に任せることなどできないだろう?」

カタリナ「は、はぁ……それでは僭越ながら嘘を言わせていただきます。
     実は第2部の主役は森崎様ではなくアリティアの新星ことクリスに交代することになっています!」

ミネルバ「なにィ!」

森崎「(観客席から)なにィ!」

カタリナ「クリスは森崎様の指導を受けてメキメキと頭角を表し、ついには中盤で主役交代という偉業を成し遂げます!」

森崎「(観客席から)ふざけんな!ただでさえ現状マルスのチートカード運っぷりに
  『キャプテンマルス』とか『主役はマルスでいいんじゃね?』とか言われてるんだからよぉ!!」

ミネルバ「安心しろ。これはあくまで森崎の物語を記していくスレだ。
     どうしても目立ちたいというならば、そこの橙色のポジションをやってみないか?
     大陸中に掛けあってみたが橙色の者を見つけることが出来なかったからな」

森崎「うっし任せろ!やぁ森崎板のみんな!外伝の中では一番綺麗な森崎とも呼ばれているモリブレムの森崎だ!
   ……と言うのは嘘だ。結局は皆の選択肢次第でいくらでも俺の生き様は変わっていく。
   これからも長い付き合いになってくと思うが、なんとかクリアまで導いていってくれよな!」

ミネルバ「そうだな。どうやら今のところ女性陣では私の評価が一番高いらしいが…
     果たしてこのスレのヒロインレースを勝ち取るのは一体誰になるだろうな?
     ユミナ殿やカタリナ軍師のような第2部からのニューカマーもいることだしな」

997 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 21:00:02 ID:???
マリア「森崎さんに憧れてるのなら私だって負けてないもんね!
    ……ただ、やっぱり第2部の登場順のことを考えればかなーり不利かも……」

カチュア「あら、それを言うんだったら私だってマスタープルフを授かったことがあるのよ。
     そうとう森崎くんに気に入られているって何よりの証拠だわ!」

パオラ「あらあらカチュア。あなたはマルス様一筋ではなかったのかしら?
    いくら今日が無礼講の場だと言っても折角の清純薄幸キャラが台無しよ?」

カチュア「うっさい!原作じゃあ妹の彼氏に横恋慕して姉妹仲ぐちゃぐちゃに引き回しちゃうくせに〜〜!!」

パオラ「なっ…!い、言ってはならないことを!訂正しなさい!」

エスト「あーあーやだねーこれだから歳は取りたくないものよ。余裕ってものが失われちゃんだからさー」

パオラ&カチュア「なにか言ったか出がらし桃茶!」

エスト「で、でがらしですって〜〜〜!?」

ぎゃぎゃーーぎゃぎゃーーーやいのやいの!!

ミネルバ「おい、お前たちいいかげんにしろ!ええい、この場を収束させるには森崎!
     お前の力が必要だ、なにかいい案はないか?」

森崎「そこで俺に振りますか!?むちゃくちゃにもほどがある!」

エスト「そ、そうだ!ここは森崎くんに決めてもらいましょ!
    これまで出てきた女性キャラの中で誰が一番魅力的なのかを!」

カチュア「じょーとー!力の無さをネタにされ愛されカワもてガールになった私に決まってるじゃない!」

998 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 21:01:05 ID:???
パオラ「メリクルソードで終盤の敵軍を殲滅、軍に貢献してきた私にかなうものなどいません。ねぇそうでしょう森崎殿…?」

森崎「(え?え?な、なんか気がついたらヤバい状況になってきたぞ……?)」

森崎がペガサス三姉妹に詰め寄られ冷や汗を流したその時。突然王宮のガラスが割れる音が響く。

バリィーーーーンッ!!

リンダ「ちょっと待ったぁ!!このスーパーリンダ様を忘れてもらっちゃ困るってもんよ!
    いまはちょっと運から見放されて後退してるけど、すぐに正ヒロインの座に帰りついてみせるわよ!」

森崎「げーっ!ポニテをトサカみたいに逆立ててめっちゃ怒ってるー!?」

ミネルバ「ふふっ、覚悟を決めるのだな森崎殿。女の嫉妬というものは時に三種の神器以上の破壊力を生み出すものだ。
     指揮官として全員を満足させるよう、これからの賢い立ち回りを期待しているぞ」

バッ!

森崎「あ!逃げた!?」

リンダ「さぁ森崎くん!」

カチュア「いったい誰が」

エスト「一番!」

パオラ「好感を持っているのかしら?」

マリア「はっきりしないと杖でボコボコにしちゃうよ!」

森崎「(な、なんでこうなるんだ……俺はただ大喜利を見に来ただけだってのに……)」

999 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 21:02:28 ID:???
ドゴォッ!!

チキ「シャゲエエエエエエェェェッ!!!(おにいちゃんはわたさない!チキのものだもーーーーーん!!)」

森崎「さ、最後になんかでっかい白い竜がきたーーーっ!?」

寄せ中に散布される白く輝く霧のブレス。森崎は視界を白く染めながら意識を失っていった。




カタリナ「……と、こんなことにならないように第2部は節操なしな行動は控えるようにしてくださいね!」

ユミナ「私たちみんなが誇れる指揮官になりなさい!しっかりしてくれないと、本当に主役交代かんがえちゃうかもよ?
    だいじょうぶ、アンタならちゃんとやりきってくれるって……信じてるからね」

カタリナ「それでは残り少ない第1部となりましたが…」

ユミナ「どうか最後までお付き合い下さいね!そして早く私たちを仲間に加えなさいよ!」

カタリナ&ユミナ「それではまたいつかお会いしましょう!それでは〜〜」

1000 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/01(金) 21:07:31 ID:???
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↓この二人の決戦の舞台となる次スレはこちら↓
【SGGK対】ファイアーモリブレム28【SGGK】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1301578252/l50

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