キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】

1 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/04(月) 23:56:37 ID:9xLSgZKk
このスレはキャプテン森崎スレのスピンアウト作品です。
試合の基本的なルール及び進行はキャプ森本スレと同じですが、多少特殊なシステムを導入している
部分もあります。

501 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 00:05:07 ID:???
確実に根に持ってますねwwwwwwwwwwww

502 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 00:06:33 ID:???
ご褒美だろ、これ?

503 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 00:07:04 ID:???
われわれの業界では。

504 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 00:09:36 ID:???
僕が変態紳士ならヒカルさんは変態淑女だー!(涙

505 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:21:43 ID:???
直前の選択では復讐回避最良のルートだったんですが、運命には逆らえませんねぇw
ヒカルさんはよっぽど根に持ってるんでしょう。
まあ、確かに有る意味ご褒美なのかも知れませんが……。

506 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:22:59 ID:???
> ★ヒカルにお願い  クラブ2 ★→おや、こんな所に溲瓶が……。

ヒカル「なるほど……でもその手じゃあれだ、しにくいだろう?」

凡太「えっ……い、いや、そりゃそうですけど……と、とにかく早くナースコールを」

ヒカル「なに……ナースコールはしなくても平気さ」

     にやり

そう言うとヒカルは良いことを、凡太にとっては悪いこと、を思いついた様な笑みを浮かべる。

凡太「な、何ですかヒカルさんその笑い……嫌な予感しかしないんですけど……」

ヒカル「凡太ぁ……お前こういう者知ってるかぁ?」

そう言うとヒカルはベッドの下をごそごそとまさぐり……。

凡太「な、なに……って言うかもう限界が……」

ヒカル「これだっ!」

     シビーン!

凡太「そ、それは!?」

ヒカル「知ってるだろ凡太?これはな、ベッドから起きられない人が用を足す為の秘密兵器だよ……」

507 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:25:44 ID:???
凡太「い、いや……そんなお手数をかけなくとも、ナースコールをしてくれれば……」

ヒカル「遠慮するな遠慮するな……怪我が悪化したら悪いからなぁ……」

そう言うと、ヒカルは凡太が逃げないようにその肩を押さえる。

凡太「あ、明らかにそんな目じゃない……昼間のことは謝ったじゃないですか!」

ヒカル「あっ?忘れるって言ったのに何で憶えてるんだァ?」

凡太「そんな……ひどい!」

ヒカル「観念しろ凡太!お前も恥ずかしい目に遭え!」

     ガシッ!

言うが早いか、ヒカルは凡太のズボンに手をかける。

凡太「ああっ……やめてっ!あっ……アッー!」

508 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:27:01 ID:???
───────────────────────────

            _
        ノ |_   ll__l---||_       Nice boat.
      rj「l__`ー'  ヽlーj  L---┐
      |―┴┴―`ーrュ-‐< ̄.ィj .__jl
      |[][][][][][] i """ _..,,rr=''´ l
      l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´     /
   f  jL-、 _-‐'      -‐´~~
   ヽ |  ̄  _j_ -‐'~´~~
     `ー〜´~~~~

───────────────────────────

509 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:37:45 ID:???
凡太「ううっ……もうお嫁に行けない」

全てが終わり、ベッドの上でさめざめと泣く。

ヒカル「大げさだね……ま、これでおあいこかな?」

凡太「ぼ、僕は決してわざとやったわけではないのに……ひどい!」

ヒカル「ふふっ、これで私のことも言いふらせないだろう?
 言いふらしたら……わかってるだろう?」

凡太「ううっ……分かってますよ」

ヒカル「うんうん。ま、秘密の保有量では私の方が多いかもだけど……例えば……」

凡太「わわわわわわわ!!な、何言い出すんですか!?絶対言いふらしたりしないで下さいよ!?」

ヒカル「分かってるよ……でも意外だよねぇ……まさかあんな」

凡太「ほんと……勘弁して下さい」

そのままベッドにがっくりと崩れ落ちる凡太。

ヒカル「ははっ、じゃ、お休み。いい夢みなさいよ?」

凡太「悪夢一択ですよ……」

510 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:39:45 ID:???
ヒカルちゃんとはよくよく臭い仲のようです……というような所で、今日はこの辺で。
お疲れ様でした。

511 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 03:49:56 ID:???
感動した

512 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 07:10:33 ID:???
若林が知らない間に二人は深い仲に…

513 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:17:02 ID:???
     ……そんなこんなの夜が明けて。

凡太が目を覚ましてしばらく、昨夜付き添いで泊まった面子が病室に集まる。

星矢「どうだ、凡太、調子は?」

凡太「体中痛いけど、まあなんとか」

瞬「骨が何カ所も折れてるんだから、無理しないで寝ていてくれよ」

凡太「うん……まあしばらくは大人しくしてるよ」

沙織「本当に良かった……一時は本当に死んでしまったのかと思ったもの」

凡太「沙織さん……済みません、みっともない所を」

沙織「みっともないなんて、そんなことあるはずないじゃない!
 貴方は聖闘士でもないのに私の事を命がけで守ってくれたのに……」

凡太「あ、いや……でも途中でリタイヤしちゃいましたし」

シャイナ「いや立派だよ。お前が居なきゃお嬢さんは死んでたかもしれないもからね」

ヒカル「そうだな、まあ謙遜するな……立派だぞ凡太……プッ…くくっ……」

凡太「ヒ、ヒカルさん、何ですかその笑いは?」

ヒカル「くくっ……い、言ってもいいのか?」

凡太「……いえ、止めて下さい」

514 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:18:04 ID:???
紫龍「……ところで凡太、ちょっといいか?」

凡太「はい?えっと……」

紫龍から声をかけられ、凡太は少し言葉に詰まる。
何せ昨日会ったばかりな上に、試合の後もいろいろあったので咄嗟に名前が出てこなかったのだ。

瞬「そっか、凡太君は昨日会ったばかりだもんね。改めて紹介するよ、彼は龍座の紫龍。
 僕たちと同じ青銅聖闘士で……まあ、幼なじみだね」

最後の所、瞬はちょっと言いよどむ。同じ城戸光政に集められた孤児であり、光政の非嫡子で有るということは、
沙織の手前流石に言いかねた。

紫龍「紫龍だ。よろしくな」

凡太「あっ、どうも……平山凡太です」

凡太はそう言って、差し出された紫龍の手を握る。

紫龍「ふむ……あの男が言っていた通り、いい目をしている」

凡太「はぁ……それはどうも?」

凡太はその言葉に、不思議そうな顔で紫龍で見つめる。

515 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:20:06 ID:???
星矢「紫龍、凡太のこと知ってたのか?」

その疑問は、凡太の代わりに星矢が紫龍に問うた。

紫龍「ふっ……このまま突っ込まれなかったらどうしようかと思ったぞ」

シャイナ「聞いて欲しいなら、初めから言えよ」

紫龍「少しは、雰囲気というものを考えても良いだろう……まあいい」

氷河「で、紫龍。凡太のことは誰に聞いたんだ?あの男とか、思わせぶりな事言ってたが」

紫龍「うむ……お前達と別れてから、俺は中国に帰って農作業にいそしんでいたのだが……」

星矢「ああ、そう言ってたな」

紫龍「それはそれは充実した日々だった、食事は美味いし、五老峰は東京と違って空気も美味い。
 おまけに春麗は甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる……老師からはちょくちょく聖闘士に戻れと言われたが、
 俺はあそこで農業をして一生を終える気だった……」

星矢「結構な生活だな……で、何でまたその生活を捨てて日本へ?」

紫龍「うむ……農作業にも慣れ、俺がそろそろ春麗と一緒に暮らそうかなぁ?なんて甘い将来設計を立て
 ていた頃だ……あいつが現れたのは」

瞬「誰だい?」

紫龍「SGGK若林源三……奴はそう名乗った」

516 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:21:09 ID:???
凡太「若林君!?」

ヒカル「げ、源三が五老峰に!?」

若林の名を聞き、それまで黙って話を聞いていた凡太は勢い込んで身を起こす。

凡太「ぐはっ……い、痛い!」

途端、全身に痛みが走った。

沙織「ぼ、凡太さん、落ち着いて下さい!」

凡太「だ、大丈夫です、沙織さん……それより紫龍さん、若林君が貴方の所へ来たというのは……」

痛みの走る胸を押さえ、凡太は紫龍に続きを促す。

紫龍「……うむ、奴が俺の所に来たのは……」

517 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:25:08 ID:???
     回想:中国・五老峰

春麗「紫龍ー!」

五老峰の麓、戦いを止め、鍬で畑を耕す紫龍の元へ、修業時代に知り合った少女春麗が駆け寄る。

紫龍「やあ、春麗どうした?」

春麗「老師がお呼びですよ、紫龍」

ここまで走ってきた春麗は、荒い息を整えながら紫龍にそう告げる。

紫龍「老師が……ふっ、またお説教かな」

紫龍は鍬を置き、畑の外に出る。

春麗「紫龍、もう聖闘士に戻る気はないのでしょう?」

畑の外に出た紫龍に寄り添う春麗。

紫龍「ああ、俺はもうどこにも行かないよ」

老師の元へ向かう為歩きながら、紫龍は春麗の肩を抱いた。

春麗「よかった……」

春麗もはそのまま身体を紫龍に寄りかからせ、その胸に顔を埋める。

518 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:26:10 ID:???
紫龍「はははっ、歩きにくいよ春麗」

春麗「だって……」

白昼堂々いちゃつく二人。が、その二人の前に……。

???「そこの二人、ちょっとまってくれ……」

     ザッ……

紫龍「んっ……?」

一人の男が立ち塞がった。

???「そこの娘さん、あんた今、聖闘士といわなかったか?」

春麗「きゃっ!?な、何ですか?」

紫龍「……君は?」

若林「俺か……俺はSGGK若林源三」

紫龍「SGGK……若林源三?」

若林「……」

519 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:27:38 ID:c6pFN/GM
★五老峰に現れた若林、その目的は……。
A:いや、最早俺はSGGKなどではない……。
B:廬山にいるという聖闘士に会いに来た。
C:俺は愛に迷ってここまで流れてきた……お前らいちゃつきやがって!

先に2票入った選択肢に決定します。

(以降、しばらく若林を操作することになります)

520 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:28:00 ID:2T533Yos


521 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:28:15 ID:A5zVs1eo


522 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:36:27 ID:c6pFN/GM
> C:俺は愛に迷ってここまで流れてきた……お前らいちゃつきやがって!

若林「俺は愛に迷ってここまで流れてきた……なのにお前ら、いちゃつきやがって!」

公衆の面前で堂々といちゃつく二人に、若林の怒りが爆発した!

春麗「きゃっ!この人恐い……」

紫龍「なんだいきなり……僻みか?」

★あきれた顔の紫龍に、若林は。
A:い、いや、スマン……ついカッとなって。
B:ちょっと顔が良いからって……そんなイケメン修正してやる!殴りかかる!
C:その女を俺に寄こせ!襲いかかる!

先に2票入った選択肢に決定します。

523 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:36:34 ID:???
お、おまえらー
ここの若林さんは稀少種のかっこいい若林さんなんだぞー

524 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:37:03 ID:2T533Yos


525 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:38:22 ID:pfCdvoIA


526 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:38:38 ID:A5zVs1eo


527 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:44:30 ID:c6pFN/GM
> A:い、いや、スマン……ついカッとなって。

若林「い、いや、スマン……ついカッとなって」

紫龍の言葉に、若林ははっとして非礼を詫びる。

紫龍「危ない奴だな……」

若林「無駄にもててる奴を見ると、俺は冷静でいられないのだ……」

春麗「無駄じゃありませんよ〜だ。私と紫龍ちゃんは心が通じ合ってるんだものね〜?」

紫龍「ははは、よせやい、こいつぅ!」

     いちゃいちゃいちゃ……

若林「……」

★あきれた顔の紫龍。
A:ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……。
B:やっぱりムカツク!殴りかかる!
C:畑でミミズを探す。

先に2票入った選択肢に決定します。

528 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:45:22 ID:pfCdvoIA


529 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:45:36 ID:A5zVs1eo


530 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:46:25 ID:???
変えてませんでしorz
×★あきれた顔の紫龍。
○★いちゃつく紫龍達に……。
投票はそのまま有効です。

531 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:47:03 ID:oGl3RjL+
A

532 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:48:25 ID:2T533Yos


533 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:55:15 ID:c6pFN/GM
> A:ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……。

若林「ま、まあいい。ところでさっき、その子が聖闘士といっていたが……」

紫龍「……」

     ぴたっ

聖闘士という言葉に、いちゃついていた紫龍の動きが止まる。

春麗「えっ、は……」

     すっ

そして、若林の問いに答えようとした春麗の口元をおさえ、それを制止した。

春麗「紫龍……?」

紫龍「……聖闘士に、何か用があるのか?」

先程までとうってかわった鋭い口調で、紫龍は若林に問う。

若林「俺は……」

★紫龍の問いに。
A:この地にいる聖闘士から聖衣を貰う為に来た。
B:この地にいる聖闘士から聖衣を奪う為に来た。
C:この地に居るという老師に相談があって来た。

先に2票入った選択肢に決定します。

534 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:55:46 ID:AUjiZn7M


535 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:56:23 ID:mJgdWZVo


536 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:56:30 ID:UI3jcd8+


537 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:56:42 ID:9l2b1bhE


538 :森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:56:53 ID:???
ふぅー、一安心か?
ウイングマンのビームをとめたあんたの勇姿、誰が忘れても俺は忘れないぜ

539 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 00:04:17 ID:8OzEt8JY
> C:この地に居るという老師に相談があって来た。

若林「この地に居るという老師に相談があって来た」

紫龍「老師に?」

その答えに、紫龍は少し緊張を解く。

若林「ああ……」

紫龍「老師に何の用だ?見たところ聖闘士でもないようだが……」

一般人にしか見えない若林の姿に、紫龍は訝しげに聞く。

若林「それは……」

★老師に何の用?
A:聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって。
B:愛に迷う俺の性根を、もう一度叩き直して貰おうと思ってな。

先に2票入った選択肢に決定します。

540 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 00:41:40 ID:FZYwBAbQ


541 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 00:43:35 ID:HhaEl8N2
A

542 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:34:55 ID:???
> A:聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって。

若林「聖域でアイオリアに聞いたんだ。五老峰の老師に会えば、聖衣を貰えるかも知れないって」

紫龍「聖衣を?」

怪訝な顔をする紫龍。

紫龍「アイオリアとは確か、星矢が聖域で世話になった獅子座の黄金聖闘士だったな……」

若林「ああ、アイオリアに聖衣の話を聞いた俺は、初め日本のグラード財団に行ったんだが……」

紫龍「グラード財団だと?すると、お前は星矢達にあったのか?」

若林「星矢?あ、ああ……そう言えばいたな、そんな名前の奴が」

紫龍「ふむ……元気だったか、星矢達は?」

若林「えっ、元気なんじゃないの?見た感じ……って言うか、俺の話を聞いてくれ」

紫龍「おお、スマンスマン……で?」

若林「それで……グラード財団に行ったら、鋼鉄聖衣とか言うのが有るって言われてさ、くれって言ったんだが……」

紫龍「むっ、鋼鉄聖衣とは聞かぬ聖衣だが……まあいい、続けてくれ」

若林「ま、結果から言うと、俺がどじって聖衣を手に入れられなかったんだ。
 それで、アイオリアから聞いたもう一つのあての方……ここに来たんだ」

543 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:35:58 ID:???
紫龍「しかし、お前は聖闘士というわけではないようだが……何故聖衣を求めるのだ?」

若林「それはだな……」

若林は紫龍に、聖域での出来事から、これまでにあった事を全て話した。

若林「と、言うわけで、俺達も聖域に狙われてるから、身を守る為の聖衣が欲しいのさ」

紫龍「……俄には信じがたい話だが」

話を聞き終えた紫龍は腕を組み考え込む。

若林「嘘はいわねぇよ」

紫龍「しかし、聖闘士でもない人間が聖闘士と互角にやり合うなどという話はな……」

若林「だが事実だ。なあ、あんた老師のこと知ってるんだろう?
 俺はともかく、せめて凡太の野郎に聖衣をもってってやらなきゃ俺の男が廃る」

若林は紫龍にそう言って頼み込む。

紫龍「ふむ……そうだな、お前の話が真実かどうかも含め、老師に判断して貰おう」

若林「おっ、連れてってくれるのか!?」

紫龍「うむ……万が一お前が狼藉者でも、老師なら心配はないしな……付いて来い」

     ザッ

そう言うと、紫龍は若林を促し歩き出す。

若林「ああ、助かるぜ」

544 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:37:04 ID:???
     〜廬山大瀑布〜

紫龍「遅くなりました、老師……」

廬山大瀑布に着き、紫龍は老師の前で膝を突く。

老師「ふぉっふぉっ……まあよい、紫龍」

紫龍「はっ……」

老師の言葉に紫龍は軽く頭を下げる。

若林「なあ、あの爺さんが老師か?」

そのかしこまった紫龍の態度とは反対に、若林は立ったままぞんざいに紫龍にそう聞く。

紫龍「馬鹿っ……お前も膝を付け!」

     ぐいっ!

若林「おっ、な、なんだよ?」

紫龍に服を引かれ、若林も無理矢理膝を付かされる。

老師「今日は、珍しく客が居るようだな……」

紫龍「はっ、この者の件は又後で……して老師、今日はまた……」

老師「うむ……日本から戻って来て早数週……土いじりは楽しいか?」

545 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:38:12 ID:???
紫龍「はい老師、私は今初めて生きる喜びを味わっています。朝日と共に起き、日没と共に休む。
 そしてこの中国の悠久の大地を耕す喜び。紫龍はこの五老峰の土となるつもりです。
 最早二度とドラゴンの聖衣を纏うことはないでしょう」

若林「おっ、聖衣いらないの?じゃあそれくれよ」

紫龍の言葉を聞き、隣の若林が口を挟む。

紫龍「ちょっと黙ってろ……」

が、紫龍は若林の言葉をうるさそうに一蹴した。

老師「おろかな。聖闘士はアテナを守り正義の為に戦うと教えたはず」

若林の言葉は聞こえなかったのか、聞き流したのか、老師も無視して話を続ける。

老師「その正義の為の力をあえてさび付かせるとは……」

紫龍「お言葉ですが老師……聖闘士が守るべき女神……アテナが城戸の沙織お嬢さんでは……」

老師「ふぉっふぉっふぉ、あの沙織お嬢さんの日ごとに成長していく小宇宙に気付かんとは、子供よの紫龍」

紫龍「はっ?」

老師「もうよい、お前の気持ちがそこまで固いなら仕方有るまい!廬山の土となるのも又よきかな……」

紫龍「はっ……申し訳ありません老師」

紫龍はもう一度、頭を深く下げる。

546 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:39:14 ID:8OzEt8JY
老師「ところで……」

紫龍「はい」

老師「お前の横にいるその男は……?」

若林「やっと俺の番か……」

紫龍(若林!失礼の無いようにしろよ!)

老師「お前は……?」

若林「俺は……」

★老師と対面。
A:SGGK若林源三だ!
B:なあ、この干物本当に頼りになるのか?
C:愛に迷った孤高の戦士、若林源三だ。
D:熱風に揺れる一輪の花!キュアSGGK!

先に2票入った選択肢に決定します。

547 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:40:09 ID:FZYwBAbQ


548 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:40:23 ID:1q/oI5JI


549 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 01:40:42 ID:???
という所で、今日はこの辺で……
若林がかっこよくなれるかは、皆様次第でございます。

550 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:41:07 ID:u3PYuLyg


551 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 01:52:21 ID:???
乙でした〜
青銅連中が意外と当てにならんし、若林さんの覚醒は急務

552 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 16:02:47 ID:???
失礼のないようにしろと言われても
選択肢全部タメ口だぜ

553 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 20:59:51 ID:???
>>551
若林が強くなれるかはこれからの展開次第ですねぇ。
青銅は……引きが悪すぎたというか、多分この先はスペック通りに活躍してくれるかと。

>>552
この若林は多分敬語とか知らないのでw
読み切り版の若林って原作よりガラ悪いんですよね。もみあげも長くてゴリラみたいだし……。

554 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/23(土) 21:02:21 ID:8OzEt8JY
> A:SGGK若林源三だ!

若林「SGGK若林源三だ!」

若林は老師を前に堂々と名乗りを上げた。

老師「SGGK?」

聞き慣れぬ単語に、老師は訝しげな顔をする。

若林「スーパーグレートゴールキーパーと読む!」

紫龍「スーパーグレート……恥ずかしくないのか?」

若林「なんでだ、俺のステータスだぞ?」

老師「ふむ、GKか……。して、このワシに何か用かの?」

★老師と対面。
A:老師に会えば聖衣貰えるかも知れないって、聖域のアイオリアから聞いたんだけど。
B:聖衣を寄越せよ干物。
C:老師!俺の性根を叩き直してくれ!
D:この紫龍って人聖闘士止めたんでしょ?余った聖衣くれ。

先に2票入った選択肢に決定します。

555 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:05:40 ID:VeEkUML+
C

556 :森崎名無しさん:2011/04/23(土) 21:06:21 ID:fUyHeVr6


557 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/24(日) 00:05:03 ID:5b2OyMgw
> C:老師!俺の性根を叩き直してくれ!

若林「老師!俺の性根を叩き直してくれ!」

そう言うと若林はいきなり老師の前で土下座した!

紫龍「な、なんだお前?さっきと言ってることが違うじゃないか!?」

若林の突然の行動に混乱する紫龍。

老師「性根を……とな?」

が、今初めて若林に話を聞いた老師は特に驚かない。

若林「ああ……今の俺は海月のように骨のない男だ。
 老師、あんたに俺の性根を叩き直して貰いたい!」

老師「ふむ、そう言われてもな……聖闘士でもないお前を叩き直すなど……」

若林「……駄目か?」

老師「そうじゃな、何か事情が有りそうじゃし話ぐらいは聞いても良いが……」

若林「事情か……事情は……」

★どんな事情があるのだ?
A:愛に迷っているからだ。ヒカルさんとアキちゃんの事を話す。
B:これからの戦いを生き抜く為だ。凡太と今までの戦いのことを話す。
C:聖闘士になりたいんだ!

先に2票入った選択肢に決定します。

558 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 00:06:51 ID:RpxjoWlM
B

559 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 00:07:13 ID:YhhBmht+


560 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 00:14:42 ID:r6vSE8G2
A
若林の失踪の理由だし

561 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/24(日) 00:49:33 ID:???
> A:愛に迷っているからだ。ヒカルさんとアキちゃんの事を話す。

若林「俺は愛に迷っている……」

若林は老師に今までのこと、アキとヒカルのことを話した。

老師「ふむ……」

紫龍「……なるほど、二人の女性から好意を寄せられ、心に迷いが出来たと言うことか」

若林「ああ、そうだ、俺はそんな惰弱な男だったのかと……自分を殴りつけたい気持ちでいっぱいだ」

紫龍「顔に似合わず女難に苦しんでいたのか……しかしだな、そんなこと相談されても老師も困るだろう?
 老師は恋愛相談所じゃないぞ」

若林「いや、恋愛相談をしようと言うのではない。俺は、どんなことがあっても己を貫ける男になりたいんだ。
 老師、心から迷いを消す為、俺の精神も肉体も叩き直してくれ。女のことで心を迷わすような惰弱な男ではなく、
 何があって折れない鋼のような男に!」

老師「ふむ……鋼のような男に、のう」

全てを聞き終えた老師は、思案顔で若林を見つめる。

562 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/24(日) 00:50:58 ID:5b2OyMgw
若林「ああ、聖闘士達から老師と呼ばれるあんたなら……」

老師「若林よ……だが、鋼になってどうするつもりじゃ?」

若林「えっ?」

老師「強くなって何とする?何者にも心を惑わされず、何者にも屈せぬ男になり、お前はどうしようというのだ?
 決して折れず、決して曲がらずと言えば聞こえは良いが、それはいかなる者をも寄せ付けぬ強さじゃ。
 水は氷となり雲となり、風は花を運び、土は草木を育て、火は灰の中に新たな命を宿す。
 万物と同じように鉄も溶け、鍬となり、鋤となり、時に鋼となり剣となって人を殺す。
 決して曲がらぬ剣は斬る者を選ばぬ凶器でしかない。若林よ、お前は何の為、誰の為に強くなるのだ?」

若林「お、俺は……」

★何の為に強くなる?
A:ヒカルさんの為に……?
B:アキちゃんの為に……?
C:凡太の為に……?
D:自分自身が傷つかない為に……?
E:それ以外(自由に理由をお書き下さい)

先に2票入った選択肢に決定します。

563 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 00:54:12 ID:3Xu9C61g
D

564 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 00:56:03 ID:Z46r+f/c
D

565 :森崎名無しさん:2011/04/24(日) 07:34:36 ID:???
何さくっとアキちゃんからもモテてたことにしてんだよw

566 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 19:49:53 ID:???
> D:自分自身が傷つかない為に……?

若林「自分自身が傷つかない……為に」

若林がそう言うと、老師はスッと目を細める。

老師「……若林よ」

若林「な、なんだ?」

老師「お前が傷つくことを恐れるのなら、ワシはお前に教えることなど何もない」

若林「な、何故だ?俺は強くなりたいんだよ!」

老師「傷つくことを恐れる者に強さなど無用。
 一生どこぞの山奥にでも引きこもっていればよかろう」

若林「そ、そんな……」

老師「お前のような者が無用な強さを持てば、いたずらに他人を傷付けるだけだ。
 ワシは嘗てお前のような人間を見たことがある……その男は自らの強さに奢り、正義に溺れ、愛を見失った……。
 剣を持つ者は、剣の痛みをしらねばならん」

若林「だ、だが俺は……」

老師「若林よ、何故お前は迷い、傷つきここへ足を運んだ?
 水に入らねば魚を捕えるられぬよう、土を掘らねば金を得られぬよう、迷いの中でしか迷いの答えは得られぬ。
 苦しみの中におらねば苦しみから抜け出すことは出来ぬ。
 もしそうでなく苦しみが消えたのだとしたら、それは苦しみを克服したのではなく苦しみを捨てたに過ぎない。
 それは若林、お前の心を捨てるという事だ。心を捨てた者は最早傷つかぬ、強さなど無用じゃ」

567 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 19:51:10 ID:???
若林「違う!俺は両天秤かけて迷う様な自分が嫌で……」

老師「……考えたことはあるのか、お前の答えを待っている者のことを?」

若林「そ、そう言われてしまうと……」

老師「お前の求める強さとは、つまりはそういうものだ。自分を守る為に人を傷付ける……
 聖闘士は決して自らの為には戦わぬ。アテナの為、地上の正義の為……その為に小宇宙を燃やすのじゃ。
 このわしも聖闘士の端くれ。傷つく勇気を持たぬ者に伝えるような強さは知らぬ……去るがよい」

切り口上のようにそう言うと、老師は細い目を閉じる。

若林「老師……」

紫龍「……行こうか若林、お前の気持ちもわからんでないが、老師に頼む筋のことではなかったのだ」

紫龍は悄然とする若林の肩を叩き、共にその場から去るように促す。しかし……

     ピキーン!

紫龍「な、なんだこの強大な小宇宙は!?」

若林「どうしたんだ?」

紫龍「老師!」

突然感じた強大な小宇宙に、紫龍は老師の方を振り向く。
そこには、黄金に輝く聖衣を纏った一人の男と、その男の出現にも動ぜず座り続ける老師の姿があった!

568 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 19:53:05 ID:???
???「クッククク…老師、お久しぶりでございます」

老師「デスマスクか……フッ、このわしにまで刺客を差し向けるとは、教皇も余程焦ってきたと見える」

デスマスク「老師、貴方に対して拳を向けることは畏れ多いがこれも勅命……。
 お命ちょうだいする、この黄金聖闘士……蟹座のデスマスクが!!」

     ガカッ!

デスマスク「なにぃ!?」

老師に放たれたデスマスクの拳、だがその拳は老師に届くことなく、直前で割り込んだ紫龍によって阻まれる!

デスマスク「だれだ!?邪魔をする気か小僧!!」

紫龍「俺はドラゴン紫龍!老師に拳を向ける者は俺が相手だ!」

デスマスク「……フッ、退け小僧。どかぬとお前も死ぬことになるぞ」

紫龍はそのまま、老師を庇うようにデスマスクの前に立ちはだかった。

紫龍「言ったはずだデスマスクとやら、老師に拳を向けることは俺が許さん!」

デスマスク「笑わせるな、青銅聖闘士のお前如きが黄金聖闘士の俺の相手になるか!」

569 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 19:56:28 ID:f/pIzeTc

     グワッ……!

デスマスクの拳が紫龍に向け繰り出される!

     バァァァァァァァン!

しかし、紫龍はそれを跳躍してかわし……。

紫龍「喰らえ!ドラゴンの蹴りを!」

デスマスクの頭上から蹴りを放った!

先着2名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★紫龍 キック (! card) 45 +(! dice + ! dice)=
★デスマスク 防御 (! card) 50 +(! dice + ! dice)=

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

【攻撃側】-【防御側】×10生命力(ガッツと同等)にダメージを喰らいます。
生命力が0になったら死亡します。

紫龍「小宇宙・ダイスで6が出た時もう一方のサイコロの目×2」
デスマスク「セブンセンシズ・ダイスで6か1が出た時もう一方のサイコロの目×2」


570 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 19:57:40 ID:???
★紫龍 キック ( ハートQ ) 45 +( 1 + 3 )=


571 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 19:59:01 ID:???
★デスマスク 防御 ( クラブ2 ) 50 +( 5 + 2 )=

572 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 20:11:47 ID:???
>>565
凡太が居ないから何を言ってもばれないので、見栄を張ってみました。

573 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 20:12:49 ID:???
追い詰められなきゃ本気だせない青銅
って若林見栄かよw

574 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 20:13:30 ID:f/pIzeTc
> ★紫龍 キック ( ハートQ ) 45 +( 1 + 3 )= 49
> ★デスマスク 防御 ( クラブ2 ) 50 +( 5 + 2 )= 57

【攻撃側】-【防御側】=0以下→ノーダメージ。

     ガシィ!

紫龍「な……なにぃ!?」

しかし、落下しながら放った紫龍の蹴りは、なんとデスマスクの指一本に止められてしまう。

紫龍「ば、馬鹿な、たった指一本で俺の蹴りを止めるとは……」

デスマスク「フッ、井の中の蛙とはお前のこと……死の間際になって初めて知れ!黄金聖闘士の恐ろしさを!!」

紫龍「!!」

先着2名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★デスマスク 一本指拳 (! card) 47 +(! dice + ! dice)= ★
★紫龍 防御 (! card) 47 +(! dice + ! dice)= ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

【攻撃側】-【防御側】×10生命力(ガッツと同等)にダメージを喰らいます。
生命力が0になったら死亡します。

デスマスク「セブンセンシズ・ダイスで6か1が出た時もう一方のサイコロの目×2」
紫龍「小宇宙・ダイスで6が出た時もう一方のサイコロの目×2」

575 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 20:15:15 ID:???
★デスマスク 一本指拳 ( クラブ4 ) 47 +( 5 + 6 )= ★

576 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 20:19:28 ID:???
★紫龍 防御 ( ダイヤ5 ) 47 +( 6 + 4 )= ★
これが黄金の力…!?


577 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:08:49 ID:???
> ★デスマスク 一本指拳 ( クラブ4 ) 47 +( 5(セブンセンシズ×2) + 6 )= 63
> ★紫龍 防御 ( ダイヤ5 ) 47 +( 6 + 4 (小宇宙×2))= 61

【攻撃側】-【防御側】=2×10=20
紫龍生命力:700-20=680

     ガカッ!

春麗「紫龍ーッ!!」

若林「おいおい!どうなってるんだ!?」

デスマスクの指から放たれる衝撃波を喰らい、紫龍は廬山大瀑布の滝壺に吹き飛ばされる!

デスマスク「フッ、キジも鳴かずば撃たれまい。しゃしゃり出てきたのがお前の不運……」

紫龍の落ちた滝壺に向かいそう言うと、デスマスクは再び老師の方へ向き直る。

デスマスク「さて、本来私が討たなければならない相手は貴方だ!
 老師……いや…黄金聖闘士12人の一人……天秤座の聖闘士!」

その呼び名に、老師の目がうっすらと開く!

     ……その頃、滝壺の中では。

デスマスクの攻撃を喰らい、滝壺のそこへ沈んでゆく紫龍。
廬山大瀑布、その滝壺の一番深い底には、嘗て紫龍が纏っていた龍座の聖衣がパンドラボックスに収められ静か
に眠っている……。

578 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:09:55 ID:???
紫龍「うう……ド、ドラゴン……」

     カッ!

滝壺へ沈んでゆく紫龍の洩らしたその呟きに、パンドラボックスが自然に開き、龍座の聖衣が姿を現した!

     カシャーン!

そして聖衣が弾けるように分解し、ひとりでに紫龍の身体へと装着された!

     ……再び滝の上。

デスマスク「老師、これも勅命。聖域に十三年間反逆の意を示した貴方を討つ。お覚悟はよろしいか?」

老師「フッ、何が勅命じゃ、その命令を発した教皇こそ、アテナを葬り、聖域を簒奪した反逆の徒……」

勅命を言い立てるデスマスクに、老師はその勅命を発した教皇自身の罪をとなえる。

デスマスク「それがどうかしましたか……? クッククク……」

しかし、デスマスクは老師の言葉に動じることもなく、小さな笑い声さえ上げた。

老師「ホッ……」

そのデスマスクの態度に、老師の目は鋭く光る。

579 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:11:17 ID:f/pIzeTc
老師「なるほど、聖闘士の全てが教皇の悪事を知らずに忠誠を誓っているとおもっとたが、お前のように教皇が
 悪と知りながらあえて仕えている者もいるのじゃな」

デスマスク「正義と悪の定義など時の流れによってまるで変わってしまうものなのだ!
 それは過去の幾多の歴史が証明している。ナチスの正義しかり、日本軍の正義しかり……
 分かりますか、老師。教皇の行いも今は悪と見えても未来においては正義とされる」

老師「バカ者め、真の正義はどんなに時が流れようとも不変のものじゃ!」

デスマスク「これ以上の問答は無用!覚悟ー!!」

デスマスクは拳を振り上げ、今正に老師をうたんとする!

若林「い、いけねぇ!紫龍もやられちまったし、あの爺さんこのままだと死ぬ……!」

★老師に攻撃しようとするデスマスク。その時若林は?
A:おいデスマスク!その爺殺す前に俺と戦え!挑発してみる。
B:とっさにデスマスクへ石を投げつける。
C:何も出来ない。
D:このままだと自分もヤバイ、逃げよう。
E:このままだとヤバイ。春麗を連れて逃げよう。

先に2票入った選択肢に決定します。

580 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:13:44 ID:Ikn2s87c


581 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:14:06 ID:ZXjpV76g


582 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:21:36 ID:qE6HdHTg
B

583 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:38:56 ID:f/pIzeTc
> B:とっさにデスマスクへ石を投げつける。

若林「くそっ、あそこまでは行くには間にあわねぇ……そうだ!」

若林は咄嗟に足下の石を掴む。

若林「これでも喰らえ!」

     ぶんっ!

そして、掴んだ石をデスマスク目掛けて思い切り投げつけた!

デスマスク「むっ、なんだ?」

     ひょい

が、デスマスクは首を少しかしげただけでそれを回避した。

若林「は、外れたか……」

デスマスク「……なんだ貴様は?」

デスマスクは自分に石を投げつけてきた若林を冷たく見下ろし、そう聞いてきた。

若林「俺は……」

★デスマスクに何と答える?
A:俺はSGGK若林源三!
B:いえ……ただの通りすがりです。
C:人に名前を尋ねる時は、自分から名乗るのが礼儀ってもんじゃないですかねぇ?
D:のりぴーファンクラブの会長だ!

584 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:46:30 ID:qE6HdHTg
A

585 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:47:43 ID:Ikn2s87c


586 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:47:52 ID:QSsDlPIs


587 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:54:54 ID:???
2票で決定です。書き忘れてしまった……。

588 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 21:56:23 ID:f/pIzeTc
> A:俺はSGGK若林源三!

若林「俺はSGGK若林源三!」

デスマスク「……SGGK?なんだそりゃ」

若林「スーパーグレートゴールキーパーと読む!」

デスマスク「はぁ……?」

勢いよく名乗った若林だったが、デスマスクにはきょとんとした顔をされた!

デスマスク「……で、そのSGGKさんが俺様に何の用だ?」

若林「えーっと、それはだな……」

★蟹さんに何の用?
A:爺さんを殺すなんてよくないぞ、やめろよ。
B:えー、今日の所はSGGKたる俺の顔を立てて引き下がってくれないか?
C:来いよデスマスク!聖衣なんか捨てて掛かってこい!
D:いえ、なんでも……。

先に2票入った選択肢に決定します。

589 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:58:40 ID:Ikn2s87c


590 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 21:59:22 ID:jq3YXAns


591 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 22:07:49 ID:f/pIzeTc
> C:来いよデスマスク!聖衣なんか捨てて掛かってこい!

若林はデスマスクを挑発した!

若林「来いよデスマスク!聖衣なんか捨てて掛かってこい!」

デスマスク「……はぁ?」

その挑発に再びきょとんとした顔をするデスマスク。

デスマスク「なんで聖衣を脱がなきゃいけないんだよ?」

若林「仮にも誇り有る黄金聖闘士が一般人相手に聖衣フル装備なんてカッコワルイと思わないのか!?」

デスマスク「はぁ……?」

先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★よく分からない挑発にデスマスクは…… ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ダイヤ→それもそうだな……。聖衣を外した!
スペードorハート→意味がわからん、死ね。通常攻撃。
クラブ→俺は勝てば良かろうなんだよ……死ね、積尸気冥界波!

592 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:08:14 ID:???
★よく分からない挑発にデスマスクは……  スペード8

593 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 22:21:37 ID:f/pIzeTc
> ★よく分からない挑発にデスマスクは……  スペード8 →意味がわからん、死ね。通常攻撃。

デスマスク「意味がわからん、死ね」

デスマスクはその言葉を無視して若林を攻撃した!

     ピシィ!

若林「ちょ……おまっ!」

★デスマスクの光速拳に対し……。
A:死ぬ気でかわす!(ドリブル値《44》でかわします。ダメージは数値差×20です。
B:はじき返す!(パンチング値《52》ではじき返そうと試みます。
 判定に2差以上で勝てばデスマスクに数値差×10でダメージを与えますが、
 判定に1差以上で負けた場合受けるダメージは数値差×30です。

先に2票入った選択肢に決定します。

594 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:21:53 ID:Ikn2s87c


595 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:24:11 ID:uVPM9Ito
B

596 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/25(月) 22:37:38 ID:f/pIzeTc
> B:はじき返す!

若林「くそっ……男は度胸!なんでもはじき返してみるのもさ!」

先着2名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★デスマスク 光速拳 (! card) 47 +(! dice + ! dice)= ★
★若林 パンチング (! card) 52 +(! dice + ! dice)= ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

【攻撃側】-【防御側】
≧1→【攻撃側】-【防御側】×30だけ若林が生命力(ガッツと同等)にダメージを喰らいます。
=0、−1→デスマスクにはじき返すことは出来なかったが攻撃ははじき返した。
≦−2→デスマスクに数値差×10でダメージを与えます。

*生命力が0になったら死亡します。

若林生命力:700/700

デスマスク:「セブンセンシズ・ダイスで6か1が出た時もう一方のサイコロの目×2」

597 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:38:04 ID:???
★デスマスク 光速拳 ( ハートJ ) 47 +( 4 + 6 )= ★

598 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:38:10 ID:???
源さん………今こそ男を見せる時!

599 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:40:27 ID:???
★若林 パンチング ( ハート2 ) 52 +( 3 + 6 )= ★
死んだか……?

600 :森崎名無しさん:2011/04/25(月) 22:40:39 ID:???
★若林 パンチング ( クラブ4 ) 52 +( 3 + 5 )= ★

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