キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】

1 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/04(月) 23:56:37 ID:9xLSgZKk
このスレはキャプテン森崎スレのスピンアウト作品です。
試合の基本的なルール及び進行はキャプ森本スレと同じですが、多少特殊なシステムを導入している
部分もあります。

710 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:10:16 ID:eKg99rZw

フラグが立つのが早かった分崩れるのも早いのぅw

711 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:10:38 ID:uns31uCg


712 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/28(木) 00:11:14 ID:???
えー、と言う所で今日はこの辺で……。
ジョーカー^2で生まれたキュアバヤシはとても強いですが、その半面ビジュアルも別の意味で強いです。
試合で使うには度胸の居る変身と言えるかもしれません……。

713 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:13:59 ID:???
いろんな意味で帰って来い若林乙w

714 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 00:16:44 ID:???
セーラースターファイターみたいなのを想像すればなんとか・・・
おつでした

715 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 16:57:16 ID:???
もう月光刑事のようなのとしか……

716 :森崎名無しさん:2011/04/28(木) 18:50:42 ID:???
若林が輝き過ぎて凡太の平凡さとウイングマンの影の薄さが際立つな

717 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/29(金) 21:45:46 ID:???
> C:ほら、女装男子とか流行ってますし……。

凡太「ほら、女装男子とか流行ってますし……」

凡太はそう言ってヒカルを慰め(?)てみた。

星矢「ばっ……お前それフォローのつもりか!?」

だが星矢からは余りよいフォローとは思われなかったらしく、凡太は小声でつっこみを受けた。

凡太「えっ……い、いけなかったかな?」

ヒカル「……何が流行ってるって?」

低い声で凡太に聞き返すヒカル。

凡太「えっと、女装してる男の子……とか、流行ってますよね!?ねっ!?」

慌てて周囲に同意を求める凡太。

美穂「しりませんーん」

瞬「……僕は女装じゃないよ」

シャイナ「女装男子か……悪くないな」

紫龍「……あのおぞましい格好を見てもそんなことが言えるかな?」

だがやはり一般人には尖りすぎた嗜好だったのか、大体の同意を得ることは出来なかった。

ヒカル「凡太……」

718 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/29(金) 21:46:48 ID:w1FdiYaw
先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★女装男子についてヒカルは ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ジョーカー→実は私も……。
ダイヤ→いいよな、男の娘!
ハート→男の娘はいいが源三では駄目だ!
スペード→だったらお前も女装しろ!
クラブ→黙れお○らしフェチ!

719 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 21:47:52 ID:???
★女装男子についてヒカルは  JOKER

720 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 21:47:55 ID:???
★女装男子についてヒカルは  ハート7

721 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 21:49:08 ID:???
あはは、やっちゃったぜw
ある意味元に戻ったというのかもしれないがw

722 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/29(金) 21:49:49 ID:???
まったく若林が主役のような今日この頃。
どっちかと言えば月光刑事ですね……でもまだ中学生なのでギリギリいけ……ないかな、やっぱり。

そしてちょっと体調が悪いので余り進められませんが、少しだけでも。

723 :森崎名無しさん:2011/04/29(金) 21:50:54 ID:???
ひどいことに……w

724 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/29(金) 21:51:03 ID:???
おおっと!?
予想外の展開が続きますねw

725 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/29(金) 22:26:03 ID:???
うーむ、若林の人生は波瀾万丈すぎる……。

726 :森崎名無しさん:2011/04/30(土) 05:19:51 ID:???
始まったと思ったらスタート地点にすら立ってなかった
つまりこれからが本当の始まりなのか

727 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 20:52:55 ID:???
偏頭痛もようやく治まってきたので再開をば。

728 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 20:53:59 ID:bIZsZTcA
> ★女装男子についてヒカルは  JOKER →実は私も……。

ヒカル「じ、実は私も……」

みんなの反応を余所に、ヒカルはおずおずと主張する。

シャイナ「ヒカルも女装少年すきなのか? だったらあたしの薄い本を……」

ヒカルの言葉を、自分と同趣味と解釈したシャイナが嬉しそうにそう言う。

ヒカル「い、いや、そういうことではなくてな……」

星矢「なんだヒカルさん、急に口ごもって?」

ヒカル「そ、それは……」

先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★今後の展開に悩んだ末…… ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ジョーカー→新世界の神になる俺はなる!
ダイヤ→私も男だったような気がするんだ……。
ハートorスペード→私は謎の小動物と契約して女の子になったんだ。
クラブ→私も男の娘なんだ!

729 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 20:54:52 ID:???
★今後の展開に悩んだ末……  ダイヤ3

730 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:39:30 ID:???
> ★今後の展開に悩んだ末……  ダイヤ3 ★

星矢に促されヒカルは意を決して思っていたことをぶちまける。

ヒカル「わ、私も男だった様な気がするんだ!」

     ざわ…ざわ…

凡太「ヒカルさんが……男?」

星矢「な、何いってんだヒカルさん!?」

シャイナ「えっ……ど、どういうこと?」

氷河「男っぽい女だとは思っていたが……」

美穂「……性転換?」

星矢「そんな馬鹿な!?俺は6年間ヒカルさんと一緒に暮らしたんだぞ!
 その時ヒカルさんは11歳!性転換手術とか受けてるはずがない!
 なのに胸も大きかったし、シャワー覗いた時も股間には何も付いてなかったぜ!」

ヒカル「お前何を……い、いや、そうじゃないんだ!」

自分の発言から誤解を受けそうになり、ヒカルは慌てて説明を続ける。

731 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:40:30 ID:???
ヒカル「私は聖域に来る前の記憶がないんだ……いや、そもそもいつから聖域にいたのか、それさえも定かではない」

凡太「えーっと……?」

沙織「よく分からないことを言うわねぇ……」

ヒカル「自分でも何を言ってるかよく分からないが、私は自分でも気付かない内に聖域にいたんだ。
 ある日、突然、しかし、それまでもそうであったように、何の違和感もなく、聖域で暮らしていたかのように、
 突然現れた」

紫龍「……ますます分からない」

シャイナ「おい……大丈夫かヒカル?」

説明するといいながら、訳の分からない言動を続けるヒカルに、星矢達は困惑を隠せない。

ヒカル「わからないだろう……私にもよく分からない。
 だが、私は、私が本当はこの世界の人間でなく、別の世界の人間のような気がしてならないんだ」

凡太(この世界でない……別の世界?)

凡太はヒカルが語る内容に奇妙な感覚を覚える。

凡太(世界とは……もしや?)

そんな凡太の思いを余所に、ヒカルは話を続ける。

ヒカル「そして、その世界での私は男で……そして……そして……くっ!」

星矢「ヒカルさん!?」

瞬「ど、どうしたんですか?」

732 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:41:30 ID:???
不意にヒカルが頭を押さえ床にうずくまる。
星矢と瞬が慌てて駆け寄りその身体を支えるが、幸いにも大したことはなさそうだった。

沙織「どうしたんですか……一体?」

ヒカル「駄目だ……これ以上は思い出せない……」

美穂「お嬢様、これはアレですよ、主に中学生が掛かるという……」

ヒカル「違う!」

氷河「掛かった奴はみんなそう言うんだ」

紫龍「氷河よ……お前が言うな」

ヒカル「違うったら違う!ホントにそう言うんじゃないって!」

シャイナ「うーん、若林の件で落ち込んでると思ったが、そう言う冗談が言えるなら大丈夫そうだな」

沙織「冗談……なのかしら?」

美穂「俺設定という奴ですよ……ボクっ娘やオレッ娘など、男っぽい言動を好む女子に有りがちな症状です」

シャイナ「あー……わかった、ヒカルお前、自分が男になった想像して801妄想してんだろ?」

ヒカル「や、801?何のことだそれは?」

シャイナ「いいって、いいって……実を言うとあたしもたまにやるんだよね、寝る前とか」

733 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:43:11 ID:???
美穂「もう、これだから腐女子は……星矢ちゃん、私は腐ってませんからねぇ〜?」

星矢「さっきから何の話だ? まったくわからんぞ」

きょとんとした表情で女子の会話を聞く無邪気な星矢。

ヒカル「ホントに何の話だよ!?お前ら、あたしの話ちゃんと聞いてたか!?」

シャイナ「聞いてたって、ま、今度私の本も貸してやるからさ……
 ショタ鬼畜攻めだから趣味に合うかどうかわかんないけど」

ヒカル「シャイナ、私はお前の言ってることの方が意味分からないよ!?」

こうしてヒカルの告白はうやむやの内に流されてしまった。
だが、ひとり凡太だけはヒカルの話に引っかかるものを感じていた。

凡太(世界……ヒカルさんの言ってた世界って、僕らがめぐった世界と何か……)

734 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:44:14 ID:???
沙織「ともあれ、若林さんとヒカルさんのことはひとまず置いておきましょう」

ヒカル「置いておかないで欲しいんだが……」

混乱した話をさっぱりと切り替え、沙織は場をもう一度し切り直した。

沙織「まずは……凡太さん、ありがとうございました。
 貴方が居なければ、私は死んでいたかも知れない……」

沙織はそう言うと、凡太に向かって深々と頭を下げた。

星矢「おおっ……お嬢さんが頭を下げるなんて?」

シャイナ「傲慢なお嬢さんが、珍しいこともあるもんだ」

氷河「どうしたんです沙織お嬢さん、狂ったんですか?」

紫龍「崖から落ちて頭を打ったかな?」

美穂「槍でも振るんじゃないですか?」

瞬「……君たち」

いつになく殊勝な沙織の振る舞いに、言いたい放題の星矢達と、それをやんわりとたしなめる瞬。

凡太「沙織さん……」

735 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:45:55 ID:bIZsZTcA
★頭を下げてきた沙織お嬢様に。
A:感謝するなら金をくれ。
B:それより、鋼鉄聖衣壊れちゃったんで代わり下さい。
C:ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ。
D:お嬢さんの為なら僕の命なんて安いもんです。
E:べ、別にお嬢様を助けようとしたんじゃないんだからね!勘違いしないでよね!
F:好きな人を守るのは当然です!

先に2票入った選択肢に決定します。

736 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:47:17 ID:2YWupm5o

Bは自然とついてくると予想

737 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:48:24 ID:lrf7UPkc


738 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:49:31 ID:GHUJlO1E
C

739 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:15:42 ID:???
書き忘れ:過去の記憶に触れたことでヒカルの全能力値が+1されました。

> C:ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ。

凡太「いやぁ、ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ」

凡太は多少照れながら、努めて軽くそう言った。

氷河「なんだお前、善人か」

その様子を見て氷河はあきれたように言う。

紫龍「善人だといけないのか?」

氷河「いけなくはないが……」

ヒカル「氷河はクール気取りだからな」

沙織「ちょっと黙っててあなた達……貴方にとってはそうでも、それでは私の気が済みません。
 何かお礼をしなくては……私に出来ることなら何でもしますから、何でも言って下さい」

凡太「そう言われても……あっ、ココの治療費」

沙織「もちろんそれはこちらが出すべきものですから、それ以外で」

凡太「そ、そう……じゃあ、もう別に良いよ」

沙織「それではこちらの気が済みません!何か他に!」

     グッ

沙織は凡太の顔に自分の顔を近づけ返答を迫る。

740 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:16:44 ID:bIZsZTcA
凡太「そ、そう言われてもなぁ……あっ、そうだ」

沙織に迫られどぎまぎしながら、凡太は沙織の提案にピッタリの案を思いつく。

凡太「鋼鉄聖衣を……」

下さい、と、言おうとした所で、沙織は皆まで言わせず凡太の言葉を継ぐ。

沙織「ええ、それはもちろん差し上げます。ランドクロスは全損してしまいましたが、マリンクロスとスカイクロスは無事。
 両方とも凡太さんに差し上げるつもりでした」

凡太「そ、そうなの?ありがとうございます」

沙織「そんなの当然です。ですから、他に何かありませんか?」

     ぐぐっ

そう言うと沙織はいっそう顔を近づけ、まるで脅迫するように凡太に迫る。

凡太「ちかいちかいちかい……」

★どうしてもお礼がしたいんです!
A:やっぱり……マニー。金。
B:お嬢さんが欲しい。
C:星矢が欲しい。
D:世界の半分が欲しい。
E:もう溲瓶は嫌だ……入院中のお世話。
F:それ以外(沙織にして欲しいこと、貰いたい物などをお書き下さい)

先に2票入った選択肢に決定します。

741 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:17:56 ID:Lfxl2w7g


742 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:23:36 ID:21kdYZ4+
D

743 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:30:16 ID:lrf7UPkc


744 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:47:27 ID:???
凡太「あっ、そうだ!」

沙織に迫られる中、凡太はあることを思いついた。

沙織「何かありましたか!?」

凡太「はい……えーっとですね、入院中……
 何かと……不便なので、付き添いなど付けていただければと……」

脳裏に深夜の屈辱を蘇らせつつ、凡太は努めて冷静にそうきり出してみる。

ヒカル「あー……そんなに嫌だったのか」

凡太の提案にピンと来たヒカルが呟く。

凡太「ヒカルさん、声大きい……」

慌ててそれを制止する凡太。
一方、沙織は凡太のお願いに不満顔な顔を見せる。

沙織「しかし、それは入院の一部のようなものですし……」

凡太「でも、実際いま一番不便なのはそこですし……というか、他にはもう何も思い浮かびませんよ」

沙織「そうですか……」

凡太「納得してくれました?」

沙織「はい。では……」

745 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:48:33 ID:bIZsZTcA
先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★沙織の選んだ付き添いは? ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ジョーカー→ちょっとまった!俺が付き添う!謎の男が病室に!
ダイヤorハート→私が付き添います!沙織お嬢さん本人&可愛い専属看護士さん。
スペード→可愛い専属看護士さん。
クラブ→むさい青銅二軍。

746 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:53:59 ID:???
★沙織の選んだ付き添いは?  クラブ4

747 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:55:36 ID:???
状 況 悪 化

748 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:56:54 ID:???
凡太はどうにも主人公に運を吸われてるなあ(え)

749 :森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:58:20 ID:???
せ、せめていい奴そうな那智とか蛮辺りで堪忍

750 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/02(月) 00:11:02 ID:???
あー……凡太はホントついてないですねぇ。
仕方がないので青銅二軍の献身的な介護を受けて貰うという所で……短いですが今日はこの辺で。

751 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:02:17 ID:???
乙でしたー

752 :森崎名無しさん:2011/05/02(月) 23:46:44 ID:???
可愛い看護士・・・看護士!?男w

753 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 21:31:34 ID:???
看護師でした。今日も余り進められないのですが、少しでも。

> ★沙織の選んだ付き添いは?  クラブ4 クラブ→むさい青銅二軍。

沙織「辰巳、邪武達を呼んできなさい」

凡太の願いを聞き、沙織は背後に控えていた辰巳にそう命じた。

辰巳「かしこまりました」

辰巳はすぐに病室を出ると、表に立っている部下に邪武達を連れてくるよう命じる。

凡太「えっ……もしかして、あの人達を付き添いに?」

凡太はその様子を見て、意外そうな声を上げる。

沙織「ええ、邪武達なら万が一刺客が襲ってきても一応の対応は出来ますし」

凡太「それは……そうかもしれませんが……」

いささか不安げな気持ちの凡太を余所に、しばらくすると病室に青銅二軍の5人が現れた。

754 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 21:33:14 ID:???
邪武「お嬢様!何の御用でしょうか!」

蛮「出番を貰えるなら何でもやるぜ!」

檄「俺も最近いい所無しじゃからのぉ」

那智「出番があっただけお前はましだよ」

市「顔で(ry」

久々のお声掛かりに、邪武達はやる気満々である。

沙織「凡太さんが怪我をしたのは知っているわね?」

邪武「はっ、沙織お嬢様を庇って名誉の負傷をなされたとか……勲章を送りましょう!」

沙織「勲章とかないから……まあいいわ。とにかく、見ての通り凡太さんは入院の必要があるの。
 そこであなた達にお願いがあるんだけれど……」

邪武「何なりとおっしゃって下さいお嬢様!」

沙織「話が早くて助かるわね。じゃあ、凡太さんが退院するまで付き添いをしてください」

邪武「えっ……この男の付き添いですか?」

沙織の言葉に邪武は表情を曇らせる。

755 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 21:35:32 ID:???
沙織「ええ、凡太さんは今動けないから、敵に襲われたら困るでしょう?
 あなた達なら……まあ敵を追い払うのは無理でも、凡太さんを逃がすぐらいは期待しても良いでしょうし」

邪武「お褒めにあずかり光栄ですが……」

邪武は少し戸惑ったような表情で凡太の方へ視線を移す。

凡太「あっ、どうも……」

凡太も同じように、戸惑った表情で邪武に挨拶する。
だが、邪武は凡太の挨拶は無視し、沙織と話を続ける。

邪武「しかし、我等はお嬢様の親衛隊。お嬢様の側を離れる等……」

沙織「親衛隊なんて組織を作った憶えはないけど?
 で、やってくれるのかしら?くれないのかしら?」

邪武「ううむ……ご命令と有れば否やはありませぬ」

邪武はそう言って不承不承凡太の付き添いを引き受けた。

756 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 21:37:35 ID:C76do/pA
那智「まあ仕方ない。お嬢様を守ってくれた男だ」

檄「うむ、よろしくやろうじゃないか」

凡太「あっ、はい。よろしくお願いします」

市「頭の先からケツの穴まで世話してやるザンス!」

蛮「まあ、俺達特にやることもないしな……」

凡太「一抹の不安は隠せませんが……よろしくお願いします」

こうして、凡太は怪我が治るまでの数週間を青銅二軍と過ごすことになった……。

先着5名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★邪武とのフラグ ! card ★
★那智とのフラグ ! card ★
★市とのフラグ ! card ★
★檄とのフラグ ! card ★
★蛮とのフラグ ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

5以上で聞きたい情報を聞けます。7以上でカードを入手出来ます(蛮以外)。

757 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:40:45 ID:???
★邪武とのフラグ  スペード2

758 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:42:51 ID:???
★那智とのフラグ  ハート4


759 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:43:10 ID:???
★市とのフラグ  ハートA

760 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:44:33 ID:???
★檄とのフラグ  クラブJ

761 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:48:26 ID:???
★蛮とのフラグ  スペード3


762 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 21:51:14 ID:???
ひでぇw

763 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 21:59:04 ID:???
ううむ、ただでさえ外れルートを引いた後にこの引きとは……。
まあいい目だったとしても大したカードは手に入らないのですが……。
あっ、ちなみに美穂ちゃんや沙織さんにもカードはあります。
効果は秘密ですが青銅二軍カードよりは使えるかと。

764 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 22:08:11 ID:???
アテナはともかく一般の少女以下なのか二軍w

765 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 22:19:44 ID:???
★邪武とのフラグ  スペード2 →無し
★那智とのフラグ  ハート4 →無し
★市とのフラグ  ハートA →無し
★檄とのフラグ  クラブJ →檄のカード入手!
★蛮とのフラグ  スペード3 →無し

数週間青銅二軍と過ごすこととなった凡太。しかし、青銅二軍の看護はお世辞にも丁寧とは言えなかった。

邪武「おい凡太、出来るだけ自分のことは自分でやれよ」

凡太「はぁ、それはもちろん……」

那智「俺達も修行値で地獄を見たんだ、それ位なんて事無いぜ」

凡太「そうは言いますが……」

蛮「ぽっと出のくせに良い待遇だしな、お前」

凡太「それを僕に言われても……」

市「や、約束通りケツの穴の面倒を見てやるザンス!ザンス!」

凡太「ちょ……!?止めて下さい!止めて下さい!」

青銅二軍達は余り凡太に良い感情を持っていないらしく、付き添いなのか嫌がらせなのか分からないような状態だった。
そんな青銅二軍の中でも、檄は比較的凡太に優しく接してくれた。

766 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/03(火) 22:20:56 ID:???
檄「やめんか市!病人にくだらんマネは!」

凡太「げ、檄さん」

市「看護ザンス!」

檄「たわけ、ケツの穴に何の用があるんじゃい」

市「肛門にメロウポズンを喰らわせるザンス!」

檄「……下品すぎる。ハンギングベアー!」

     バキバキバキ!

市「ぎゃー!」

凡太「げ、檄さん!助かりました……」

檄「すまんのう、わしらいつも不遇じゃから、こんなバカも出てしまう」

撃破そう言ってすまなそうに頭を掻く。

凡太「檄さんが居てくれて助かりました……」

こうして、凡太は檄のおかげで何とか最低限の平和を確保出来た……。

凡太「あれ、これは……?」

*入院中いつのまにやら檄のカードを入手していました。

●檄のカード(経験値0) (パンチング42、キャッチ40(固定値)) 習得:ハンギングベアー(キャッチ+2、飛び出し+2)120消費

767 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 22:47:47 ID:???
檄が普通にいい人だ。癒し系ベアー

768 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:14:29 ID:???
そんなこんなの数週間が過ぎ、凡太の怪我もほぼ完治した頃……。

星矢「どうだ凡太、怪我の具合は?」

凡太「あっ、星矢君……」

凡太の病室に星矢以下青銅一軍、美穂、沙織、シャイナの、いつもの面子が現れた。

凡太「あれ、今日は随分大勢ですね?」

妙に大人数な一行。
病室はそれ程広くないこともあって、いつも見舞いに来る時は多くても2、3人程度の人数だったのだが。

瞬「あー……ちょっとね」

妙に言いよどむ瞬。

凡太「?」

紫龍「ところで凡太、そろそろ退院出来そうなんだろ」

凡太がその不審を口に出そうと思った所で、紫龍は先を制して凡太にそう聞いた。

凡太「え、ええ、もう骨はくっつきましたし、筋力もまあまあ回復しましたから」

シャイナ「そうか……」

凡太「な、なんですか……その雰囲気、嫌な予感がするんですけど……」

妙に重い皆の空気に、凡太は嫌な予感を感じ身構える。

769 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:15:29 ID:???
美穂「なかなか勘が良いですね」

凡太「そりゃあ……というか、最近は嫌な予感しかいませんけどね……」

氷河「良い人生とはそう言うものだ、退屈しない」

凡太「僕は平穏無事の方が良いです……あれ?」

と、凡太は何かに気付き、一同を改めて見渡した。

凡太「そう言えば、ヒカルさんはどうしたんですか……居ませんけど」

沙織「ああ、気付きましたか……まあ、いつまでも隠し通せる物ではありませんからね……」

凡太「……まさか、ヒカルさんに何か!?」

凡太は思わずベッドから身を乗り出し、勢い込んで沙織に問いただす。

沙織「落ち着いて下さい、凡太さん」

凡太「まさか敵に襲われたとか……」

ここのところ余り良いことのない凡太は、勝手に最悪の予想を立て顔色を失う。

沙織「いいえ、ここのところ敵襲もなく、それについては穏やかな日々でしたよ」

凡太「じゃあ……」

凡太のその問いに、沙織では無く星矢が答える。

770 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:17:22 ID:???
星矢「失踪した」

凡太「えっ?」

星矢「一週間ぐらい前な、まあお前の容態も大分目処が立ってきた頃突然な……」

凡太「そ、そんなに前に? 何故今まで……」

瞬「怪我に触るといけないと思って……それに、ヒカルさんがどこに行ったのかは分からないんだ、
 置き手紙とかもなかったし」

凡太「そ……でも……」

瞬の言葉に、凡太はすぐには言葉を見つけられない、が、すぐにあることに思い当たる。

凡太「若林君の所じゃないですか!? ヒカルさんが行く所と言えば、話の流れ的にも若林君の所しかないでしょう!」

若干のメタ発言を交えそう主張する凡太。しかし、当然そのことは沙織達も想定している。

紫龍「確かに……流れ的にもそれが自然だ」

凡太「じゃあ……」

氷河「しかしな、俺達はアテナの聖闘士なんだ。一応アテナを守るという使命がある以上、
 沙織お嬢さんを放って五老峰まで行くわけにはいかない」

凡太「そんな、氷河さんとか、やる気低だったじゃないですか」

氷河「……まあな、だがマーマの舟沈めた奴は見つけなきゃならん。若林とかいう奴やヒカルを追いかけてる暇はない」

771 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:19:18 ID:QVSOAs66
凡太「じゃ、じゃあ、紫龍さんは?」

紫龍「うむ、俺も星矢達の身が心配だからな……それに、老師が言っていたことも気になる。
 しばらくは沙織お嬢さんの近くで戦おうと思ってるんだ……すまんな」

瞬「僕も沙織お嬢さんを放っては……」

星矢「俺もな……ま、ヒカルさんは強いから心配ないと思うぜ」

凡太「それは……そうかも知れませんが……」

沙織「……ごめんなさい凡太さん、私のせいでみんなが動けなくて……
 でも、私自身も今ここを離れるわけにはいかないの。
 今、あらゆる手段を使って聖域の動向を探らせている所だから」

凡太「沙織さん……いえ、貴方のせいでは」

沙織「一応、五老峰にも部下を回しているけど、まだ報告はないわ」

星矢「まあ、余り気にすることはないと思うぜ、狙うなら沙織さんの居るこっちだろうし」

凡太「そう……かなぁ?」

★ヒカル失踪。その時凡太は。
A:それでもやっぱり気になる、五老峰へ行こう。
B:焦って動くのは良くない。ここに残る。

先に2票入った選択肢に決定します。

772 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:20:04 ID:QV3U1URA


773 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:21:43 ID:3pHWlG+2


774 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:39:32 ID:QVSOAs66
> A:それでもやっぱり気になる、五老峰へ行こう。

凡太「でも……僕ヒカルさんのことが気になります」

沙織「凡太さん……」

凡太「幸い怪我も治りましたし……僕、五老峰へ行きます!」

その凡太の言葉を聞き、沙織は大きく息を吐く。

沙織「もしかすると、そう言うのではないかと思っていました……」

凡太「沙織さん、お世話になっておきながら申し訳ないのですが……」

すまなそうな表情で沙織のそう言う凡太。

沙織「凡太さん……私……」

先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。
★五老峰へ行きたいという凡太に沙織は…… ! card ★

!後のスペースを消して書き込んで下さい。

ジョーカー→行かないで下さい!いきなり押し倒された!
ダイヤorハート→貴方にはずっとここにいて欲しいのです……。手を握られて懇願された。
スペード→貴方にはずっとここにいて欲しかった……。
クラブ→貴方には恩があります……。

775 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:40:36 ID:???
★五老峰へ行きたいという凡太に沙織は……  スペードJ

776 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:40:41 ID:???
★五老峰へ行きたいという凡太に沙織は……  スペード7

777 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:47:37 ID:???
『ここ』が、私の側か病院かによって変わるな

778 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:48:21 ID:QVSOAs66
> スペード→貴方にはずっとここにいて欲しかった……。

沙織「貴方にはずっとここにいて欲しかった……」

凡太「沙織さん……ごめんなさい」

しゅんとする沙織に、凡太はもう一度頭を下げる。

沙織「……そんなに、ヒカルのことが気になりますか?」

凡太「はい?」

沙織「凡太さんは、ヒカルの事が気になるから五老峰まで追いかけるのでしょう?」

沙織はにっこり笑って凡太にそう聞いた。

凡太「えっと……」

★ヒカル失踪。その時凡太は。
A:ヒカルさんは僕の大事な人ですから!
B:いや、若林君のこともありますし。
C:キュアバヤシを一目みたいでので。

先に2票入った選択肢に決定します。

779 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 00:59:08 ID:???
★ヒカルのことが気になるの(にっこり)?
A:ヒカルさんは僕の大事な人ですから!
B:いや、若林君のこともありますし。
C:キュアバヤシを一目みたいので。

先に2票入った選択肢に決定します。

少し修正。

780 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:00:04 ID:FlZQOGF2


781 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:06:49 ID:VVHATMbA
建前→B 本音→C でもって



782 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:30:34 ID:bdFi4ClU


783 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 01:30:38 ID:???
> C:キュアバヤシを一目みたいので。

凡太「それもありますが、若林君が変身するというキュアバヤシを一目見ておきたいので」

沙織「えっ?」

その答えはとって意外だったようで、沙織は小さな驚きの声を上げる。

沙織「凡太さん……あなた」

若干引き気味に凡太を見つめる沙織。

凡太「いやだって、あの若林君が……ですからね。恐い物見たさというか」

沙織「私には貴方を引き留める権利など有りませんから、何が理由でもいいのですが……」

あきれ気味に言う沙織。

沙織「凡太さんには恩もございまから、五老峰まではグラード財団がお送りいたします」

凡太「済みません沙織さん、何から何まで」

*沙織の凡太に対する感情が「命の恩人だけど……ひょっとして変態?」になりました。

784 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/04(水) 01:32:39 ID:QVSOAs66
……そして、しばらくの後、五老峰の地には日本を旅立った凡太の姿があった。
すっかり体も良くなったのか、鋼鉄聖衣の入った重そうな箱を引き車に乗せて運んでいる。

凡太「はーるばる来たぜ、ごろうほー……はー、遠かったけど、一瞬だったな、五老峰」

のんきに歌など歌いながら、凡太は紫龍に渡された地図を頼りに老師の居る廬山の大瀑布に向かっていた。

凡太「地図の通り来たけど、ざっくりした地図だから最後の方分かり辛いな……」

と、丁度良いことに、凡太は河の側に佇む黒目がちの女の子を発見した。

凡太「あそこにいる娘さんに道を聞いてみるか……おーい、そこな娘さんや!」

凡太は大声を上げ娘さんに呼びかける。

春麗「はい、なにか?」

なにやら少ししょんぼりしていた娘さんは、凡太の言葉にはっとしたように面を上げた。

凡太(おや、可愛い子だな)

★娘さん発見。
A:廬山の大瀑布とやらにはどう行けばいいのでしょう?
B:やあぼく凡太!五老峰は狙われている!
C:可愛い子には色気を見せろ。口説く。
D:周りには誰もいない。襲う。

先に2票入った選択肢に決定します。

785 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:32:54 ID:???
そりゃあそうだ

786 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:37:20 ID:FlZQOGF2

V-MAX

787 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:37:42 ID:bdFi4ClU


788 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 04:49:09 ID:JSVtXT42


789 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:24:36 ID:???
乙でした

790 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 20:47:31 ID:???
大分間が空いてしまいました……10日まではまだペースが遅くなるかと。

791 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 20:48:33 ID:???
> A:廬山の大瀑布とやらにはどう行けばいいのでしょう?

凡太「廬山の大瀑布とやらにはどう行けばいいのでしょう?」

春麗「大瀑布ですか、それなら向こうですよ。少し行けば看板があるのですぐに分かると思います」

普通に尋ねた凡太に、春麗も普通に対応する。

凡太「そうですか、ありがとうございます」

春麗「観光ですか?」

凡太「えっ、ええ、観光というか、ちょっと人捜しに……」

春麗「人捜し……もしかして、探しているのは若林源三という人では?」

凡太「あっ、そうです!ご存じなんですか?」

春麗「ああ、やっぱり……ええ、若林という人は今老師の所にいます」

凡太「よかった、探す手間が省けた……」

春麗「見たところ日本からの人のようですが、もしや紫龍ちゃんのお知り合いでは……?」

凡太「あ、はい。と言っても、面識がある程度ですが……」

春麗「やっぱり……私は紫龍ちゃんの嫁、春麗です」

凡太「ああ、貴方が……ところで、あの?」

春麗「はい?」

792 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 20:49:35 ID:???
凡太「いきなりのお願いで恐縮なのですが……よろしければ、老師の所へ案内してはいただけないでしょうか?」

春麗「ええ、構いません。道中、紫龍ちゃんのお話を聞かせて下さいね?」

凡太「ありがとうございます。まあ僕が話せるぐらいのことなら」

凡太はこうして春麗と連れだって廬山大瀑布に向かった。


春麗「そうですか、日本ではそんなことが……」

凡太「ええ、でも紫龍くんは怪我もしていないし、元気ですよ」

道々日本での近況を春麗に話ながら、凡太は廬山の山道を歩く。
激しく落ちる水音が段々と近づき、行く手に巨大な滝があることがわかる。

春麗「これからも戦いは続くんでしょうね……」

凡太「……恐らくは」

凡太の答えに、春麗は少し沈んだ表情になる。

凡太「……大丈夫ですよ、紫龍君も、星矢君達も強いですから」

春麗「そうだというのですが……あ、見えてきましたよ凡太さん。あれが五老峰、廬山の大瀑布です」

春麗は話を中断し行く手を指さす。

凡太「おお、これが……」

森が切れ、眼前に広がった落差の大きい滝の姿に、凡太は感歎の声を上げた。

793 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 20:50:50 ID:???
凡太「廬山の瀑布は銀河の九天より落ちると紫龍君が言っていましたが、なるほど壮大なものですねぇ……」

春麗「道が険しいので観光の人も余りこの辺には来ません。ですが、老師はいつもあそこに座って居るのですが……」

春麗はそう言って滝の側の出っ張った岩を指し示す。が、そこに人影はない。

凡太「居ませんね」

春麗「もしかしたら小屋の方かもしれません。
 めったに小屋には入らないんですが、今は若林さんも居ますし……こちらです。」

そう言うと、春麗は凡太を促して瀑布の下方に位置する小さな小屋の方へむかった。


春麗「老師、いらっしゃいますか?」

春麗は小屋の前で声を上、中にで声をかける。が、反応はない。

凡太「……居ないんですかね?」

春麗「ここにいないとなると、もうあてはないのですが……」

少し困惑したように呟く春麗。が、その時小屋の中から人の声がきこえる。

凡太「なんだ、いるのか。何か議論しているようだけど……」

凡太は小屋の中の声に耳を澄ます。

794 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 20:51:52 ID:hTDWia9Q
若林「やはりなぎほののカリスマは郡を抜いている、別格と見るべきでは?」

老師「そうじゃのぉ……だがガチ度では咲舞も捨てがたい」

若林「それならラブせつも負けてはいないでしょう?」

老師「確かにな……鳩プリはどうじゃ?」

若林「同じ太陽の戦士としてはえりいつを押したい所ですが……」

老師「むぅ……そうするとつぼえりが成立しなくなってしまうが……」

若林「つぼみはゆりさんでいいでしょう、ラストはほぼつぼゆりでしたし」

老師「なるほど、しかし……」

凡太「これは……」

★小屋の中から聞こえる若林の声……。
A:何の話をして居るんだ、若林君は?
B:5舐めてんのか!扉を蹴破る!
C:つぼえりは正義!扉を蹴破る!
D:ほかのカップリングを推奨しながら(カップリングをお書き下さい1カップルで1票とします)!扉を蹴破る!

先に3票(Dのみ2票)入った選択肢に決定します。

795 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 21:20:14 ID:C1pKBjTw
お、俺に……どうしろというのだ………

D ムーンライト総攻め

796 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 21:38:25 ID:hXcQ7Cv2
A

797 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 21:41:36 ID:uAivyQEw
A

798 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 21:49:24 ID:YM6ANpHE
D うさぎ・星野

799 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 22:43:45 ID:???
5は犠牲になった
皆しってるね

800 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 22:59:31 ID:6VOGyrsM
D 日曜日の朝アニメは見たことがないですorz


801 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 23:01:21 ID:CvB3ClJk


802 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 23:07:53 ID:Xm8eVkzM
D
SSなら満薫でしょJK

803 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 23:38:09 ID:???
一応知らない人の為に……
ttp://www.toei-anim.co.jp/tv/hc_precure/chara/ch14.html
変身すると若林はこういう格好になります。

804 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 23:39:12 ID:???
> A:何の話をして居るんだ、若林君は?

凡太「何の話をしているんだ、若林君は?」

中から漏れ聞こえてくる会話の意味がさっぱり分からず、凡太は困惑する。

春麗「よかった、中に居るみたいですね。入りましょう」

凡太「う、うん……」

若干嫌な予感を覚えながらも、凡太は小屋の扉を開けた。

凡太「お邪魔しマース……」

     ギッ……

老師「おや、この小屋に客とは珍しい……」

若林「ん、この声は……」

小屋の戸が開いた音に、小屋の中にいた二人が反応する。

凡太「若林君!」

そして凡太の目に入ったのは、懐かしの若林。

若林「ぼ、凡太!?何故ここに!?」

いきなり現れた凡太の姿に、老師とカップリング談義をしていた若林が驚きの声を上げて立ち上がる。

凡太「何故ここに!じゃないよ!」

805 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 23:40:18 ID:hTDWia9Q
★何やってんのSGGK!
A:何でいきなり居なくなっちゃうんだよ!
B:ヒカルさんが居なくなっちゃったんだよ!
C:僕もプリキュアになりたいよ!
D:ていうか何やってたんだよ!

先に2票入った選択肢に決定します。

806 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 23:44:53 ID:OinhCK4U
D

807 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 23:45:28 ID:0nLOdIjE


むしろこちらを紹介するべきなのは確定的に明らか
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1231131547

808 :森崎名無しさん:2011/05/07(土) 23:45:59 ID:6EwY+ORI


809 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 23:58:49 ID:???
> B:ヒカルさんが居なくなっちゃったんだよ!

凡太「ヒカルさんが居なくなっちゃったんだよ!」

訳の分からないことをしている若林に、凡太はヒカル失踪の怒りをぶつける。

若林「むっ、ヒカルさんか……」

が、若林は凡太の言葉に小さく呻いただけだった。

凡太「その反応……さてはもうヒカルさんの失踪を知っている?」

若林「察しが早いな……その通りだ。実は先日、ヒカルさんがここに来た」

凡太「やっぱり……」

それは有る程度予想していたので凡太も驚かない。だが……。

凡太「ヒカルさんは今どこに?姿が見えないようだけど……」

狭い小屋の中には、探すまでもなくヒカルの姿はない。
うずたかく積まれた謎のDVDボックスがあるだけだった。

810 :キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/07(土) 23:59:58 ID:hTDWia9Q
若林「うむ、それにはまずこれを見てくれ……」

そう言うと若林はDVDの山の中から一枚のDVDを取り出し凡太に渡す。

凡太「これは……?」

訝しげに重いながらも、凡太はそのDVDを受け取る。

若林「うむ……無印一巻だな。話はまず、無印一話から鳩ぷり最終話まで見てからにしよう」

そう言うと若林は背後の山からごっそりとDVDを取り出し凡太の前に置いた!

     ドサッ!

凡太「な……!」

★DVD見ようぜ!
A:こんなに見てられるか!切れる。
B:仕方ない……全部見よう。
C:ザケンナー!DVDを破壊!

先に2票入った選択肢に決定します。

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0ch BBS 2007-01-24