キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト7

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/23(月) 04:07:11 ID:9DIHP7QY
ry

401 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 01:00:40 ID:6LswtNCI
<WB:ブリッジ。多くの選手たちが戻って>

 桜子が、あおいの横で浮こうとして…後ろに転びそうになっている。
 どうやら無重力状態のクセができていたらしい。
桜子「でもさぁ。私、軍隊に馴染めないなぁ。今回だって偶然、懲罰房のカギが壊れてたから良かったけど」
瀬戸口「え? 違う違う! 俺は誤作動の『可能性がある』って言っただけ。多分ロックは壊れてないよ」
桜子「えー!?」
瀬戸口「本音と建前。それを察知して、適当に理由つければいいわけ。平時はともかく、戦時なら意外と何でも通る」
桜子「…うん。頑張る」

芝村 舞「ところで。謙信ちゃんからカシナートと脇差を預かったのだが」
キバヤシ「サムライの大小を預かるっていうのは、かなりの大事件じゃないのか?」
芝村 舞「うむ。これを渡された時、ちょっとトキメキを感じたぞ」
ブライト「…何故、艦長の俺に預けなかったんだという疑問は残るがな」

 犬の本能と同じで、誰がTOPかを嗅ぎわけたのかもしれない。

402 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 01:04:38 ID:6LswtNCI
芝村 舞「メカ沢と奈々には、それぞれ褒美をやった。だが謙信ちゃんは…」
桜子「え? メカ沢たちに何かプレゼントあげたの?」
芝村 舞「ああ。『物』ではないがな。この艦を救ってくれた彼らに、勲章だけというのも味気なかろう。
 と言っても、私は取り次いだだけだがな。…まあ、日本へ着いたらわかるだろう。
 あの二人はいいのだ。だが謙信ちゃんへの褒美が、何も思いつかない。彼女が欲してるものとは、何だろう」

あおい「うーん…。強さを取り戻したい、ってのはわかるけど、それはどうにもならないし。
 装備は聖なる鎧あるし。謙信ちゃんは楯を使わないし。カシナート以上の得物って、なかなか見つからないしねぇ」

ブライト「……」

【選択肢】→謙信へのご褒美
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:「カシナートを改造したら?」>謙信の承諾を得てから、なのはや原さんが改造します。
B:「脇差には、良いヤツないの?」>通販とか、なんか、そういうので。
C:「なのはの魔法とか、別系統の魔法を教えたら?」>なのは魔法、DQやFF魔法を目指します。
D:「GPM組で、訓練してやったら?」>芝村舞、原素子、瀬戸口。実戦経験ならWB隊より多いはず。

-----
今日はここまでー。

403 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 01:07:28 ID:ENEDivAU
D
お疲れ様でした

404 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 02:57:28 ID:i8uJ6gEo
C
どこまで極められるのか…!

405 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 06:27:39 ID:uC1T7kSE


406 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/17(金) 01:18:28 ID:JnWd8T4g
>>403 どもです。
>>404 見てみたい気もしますw


D:「GPM組で、訓練してやったら?」>芝村舞、原素子、瀬戸口。実戦経験ならWB隊より多いはず。
-----
芝村 舞「それは私も考えたのだが…原の専門は『暗殺』だからな。後は人体の急所だとか。
 あまり謙信ちゃんに必要だとも思えないし、彼女も人体については既にある程度知っているはずだ」

桜子「剣術、舞ちゃんが鍛えてあげたら?」

芝村 舞「私は各種の能力だけは高いが、剣術は得意ではないのだ。天才技能での代用にも限界がある。
 無印のアバンストラッシュ程度ならラクに真似できるが、天翔龍閃レベルは簡単には真似できん」
ブライト「え? 剣術、苦手だったの?」

芝村 舞「情報系を抜かせば、私は射撃タイプだぞ。『狙いをつける』コマンドからのミサイルが基本、という設定だ。
 だからまあ…『普通に強い人』との訓練、程度になるかもしれん」

桜子「そっか。でも前、謙信ちゃん、誰か強い対戦相手を探してたみたい。アリーナが言ってたよ。
 その時は、叶親と戦ってたみたいだけど。叶親は『試合には負けたけど、男として勝った』って言ってた」
ブライト「あー、俺は直接見てなかったけど。この前、また脱いで捕まった時のことだろう」

407 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/17(金) 01:20:35 ID:JnWd8T4g
瀬戸口「叶親でダメなら、素手のヤムチャが相手してもダメだろうし。あと男ではメカ沢ぐらい?」
あおい「アムロが相手になれば、何かやらかすかも」

桜子「謙信ちゃんから直接聞いたわけじゃないけどさ。どうも、素手の人とやってもあまり意味がないみたい」
キバヤシ「剣道3倍段、なんて言うくらいだしな」
桜子「武器持ってる人…この前、絶望先生にカトラス持たせたよね?」
瀬戸口「無理すぎる。リュウも小太刀を持ったが、まあ素人だ。あと謙信ちゃんの相手ができるのは…なのはかな」
ブライト「魔法、か…(勝負を、ちょっと見たい気もする)」

芝村 舞「後は飛び道具を持ってる者か。ただ…私の見立てでは、謙信ちゃんも弾丸をかわす『技術』は持っている。
 アリーナが銃口とタイミングを見て避けるのと同じようにな。謙信ちゃんは身体が追いついていかないだけで」

瀬戸口「で、謙信ちゃんへのご褒美はどうすんの?」
芝村 舞「しかたない。効率がいいかどうかはともかく、私が稽古をつけよう。…そうだな。瀬戸口、お前も付き合え」
瀬戸口「俺も!? ただのオペレータに、何を求めてるわけ?」
芝村 舞「ただのオペレータであれば頼まんよ。まあ謙信ちゃんの謹慎明けまで時間がある。何か考えておこう。
 今は彼女の回復が優先だな…。なまじ頭が良いばかりに、彼女は動きすぎる。今のままでは保たないぞ」
瀬戸口「だよなぁ…。毎試合全力で疲れきってる。アリーナ、なのは、の二人もだけど」

408 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/17(金) 01:22:03 ID:JnWd8T4g
ブライト「なんだかんだで、便利な奴らで、ついつい頼っちゃうんだよね」
灯里「ブライトさーん。今のままでいいんですかー?」
ブライト「ん?」
灯里「ルナツーとか、今回の大気圏みたいに、こっちでメンバー選べない時もあります。
 んと。なので、特定の人がヘバっちゃっていいのかなって」

ブライト「んー…」


【選択肢】→派手な人たちへの方針
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:「今のままでいいんじゃね?」
B:「誰か、なんとかさせてよ」
C:「早めに交代させるか」

A案は、様子見です。
B案は、他力本願です。
C案は、自力を見せ(ようとし)ます。
-----
今日はここまでー。

409 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 01:24:02 ID:upDsDtGs
C
乙でしたー

410 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 01:59:59 ID:z+SUX85k
C
艦長らしいとこ見てみたい…という幻想

411 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 19:41:11 ID:???
ペース配分考えろって言っても聞かない気もするし

412 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/18(土) 02:20:56 ID:XQQnMYU6
>>409 どもです。
>>410 実際、どうなんでしょうね…。今は無能前提で書いちゃってますが、的確な命令→なのはとかが常に拡大解釈、
 というパターンでも面白いでしょうし。アムロも「覚醒」したことだし、ブライトさんにも何か…。
>>411 巧く言いくるめられるか、でしょうなw

C:「早めに交代させるか」
-----
キバヤシ「確かに勝ちゲームでアリーナやなのは、謙信ちゃんを出し続けるのは、勿体無いな。
 選手交代は(状況が許せば)何人でも自由にできるのだから、適当に交代させたほうがいいのかもしれん」
あおい「でも『先発完投』したほうが、ベストナインとか勲章とかに有利じゃない?」
桜子「そりゃ、10-0で勝ってる時、先発投手を9回のマウンドに上げないのは可哀想だけど…」

芝村 舞「そのあたりも含めて判断すればいい。勲章や表彰選手のことを考えなければ、例えば謙信ちゃん。
 効率だけ考えれば、先発させてハーフタイムが終わったら交代…それが一番だ。
 ハマーもか。先発させていれば『ウザい』は発動しないし。後半はいらなくなるし。
 …それにしても邪魔だな、ハマーって」
瀬戸口「邪魔だねぇ」

 天井裏から、シュタッとなのはが降りてきた。
なのは「…消しますか?」

 この年齢(確か9歳)で、消す・消さないで二分するのはやめてほしいところだ。

413 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/18(土) 02:22:35 ID:XQQnMYU6
瀬戸口「ってか、天井裏の警護こそ、忍者:ハマーの仕事じゃないの?」
なのは「忍者さんは、男を警護する気がないので…」
瀬戸口「まあ気持ちはわかるが…。で、なんでなのはちゃんが天井裏にいたの?」
なのは「基本かな、と。でも私、夜の9時を過ぎると寝ますんで。真夜中の警備はアテにしないでください」

 幼女に守られているという事実が、情けなくもあり、逆に恐ろしくもあった。

灯里「でも交代を早めれば、目立ててない人たちもスポットを当てられるかもしれませんね」

なのは「私も 全 力 で 後先考えず砲撃できますし」←既に趣旨が…

ブライト「ところで実際問題。ベストナインとか表彰選手、勲章って、どれだけ意味があるんだ?」
キバヤシ「基本はただの記録だが…そりゃ、発言力が違う。周囲に一目置かれる、ということだ」

瀬戸口「本来、ブライトさんと芝村は同格で…いや、同じ階級の場合、自衛軍は連邦の下に入るのが通例だ。
 なのに艦長、かつ前任のブライトさんよりも、芝村が色々とやれるのは、発言力に莫大な差があるからだね」

芝村 舞「後は能力と、信頼とコネと。WB隊の場合、基本的に問題ない者が多いが。例えばハマーは皆に助けてもらえん。
 まあ…盗撮とかブロマイドとか買ってる男もいるから、彼らからは優遇されるだろうが。なあ少尉?」
ブライト「(うぅ…)」

414 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/18(土) 02:24:58 ID:XQQnMYU6
芝村 舞「陳腐だが『皆仲良く』しておけ。別に親友にならずともいいが、わけもなく敵対するな。
 『情けは人のためならず。巡り巡りて我が身のために』というやつだ」

なのは「……。舞おねーさま、素敵…。うまい棒、食べます?」

桜子「(芝村舞に、うまい棒で取り入ろうとしている…!!)」
瀬戸口「(まあ実際、紅茶と金の延べ棒交換してくれたりもするからねぇ…)」


 #派手な人たちへの対応は。基本は早めに交代、にしました。#

415 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/18(土) 02:30:04 ID:XQQnMYU6
「NPCフェイズ」桜子。

 日課の、左ジャブ→右ストレートのコンビネーションを終えて。桜子は暇を弄んでいた。
 (柔道の打ち込みやれよって気もするが、既に終わったあとかもしれないし…)

 地球に降りたはいいが、ジオンの勢力圏内。あおいちゃんは索敵で忙しいし。奈々ちゃんは謹慎中だ。

桜子「なんか、したいよねー」

 だいたい『派手な人たち』が、派手にせざるを得ないのは、他に攻撃方法が少ないからだ。
 まあ砲撃できればとか、雷獣で吹っ飛ばせれば結果はどうでも…という考えもあるだろうが。
 ただ今後はDF陣が攻撃参加ということで、バリエーションは増やせるとのことだった。

416 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/18(土) 02:31:23 ID:XQQnMYU6
 問題は、どうやって攻撃参加するか。
 ドリブルは、少し自信ができた。後は苦手なパスか、特に意識していなかったけどシュートか。

【選択肢】桜子の方針→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:パスの精度向上
B:ダイレクトシュートの練習
C:必殺ミドルシュートの開発
D:周囲やチームとの連携
E:マネージャー魂を見せるぜよ

A案は、得意でもないパスに取り組みます。
B案は、奈々から教わったダイビングボレー等を完成させます。
C案は、ミドル・ロングシュートを試みます。
D案は、コンビプレイ等を試みます。
E案は、アリーナたちのために回復スキル等を探します。
-----
今日はここまでー。

417 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 02:57:31 ID:hMnOWfbk
B
な、何かまともに進行してる!

418 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 09:16:33 ID:sThhxQ5g
c
ミドルがあれば、そんなにあがらなくても、、、

419 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 10:11:48 ID:v8+tes++
B

420 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 10:42:33 ID:n96JsJA+
E
マネジメントしようぜ。ブライトさんの解釈で

421 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:25:49 ID:PsjNlYEQ
>>417 話が進まないですしw
>>418 叶親、伊藤誠、灯里(素は弱い)、がドライブ使いですな。…なんか弱そうだ。
>>420 桜子って意外とアレなんで、どうなったことやら…


B:ダイレクトシュートの練習
-----
 何度かシャドーボクシングを繰り返したのち、ふつふつと闘争心が湧きあがるのを感じる。
 脳内BGM、スタートである。

 『燃えよドラゴン』

 桜子はサッカーボールを手に、奇妙なステップを踏みながらサッカーグラウンドへと行った。
桜子「…誰もいないし」

 そう言えば、ここで練習したことないし。
 そもそも自分だって、ここに来るのは初めてだと思う。
 隣の野球グラウンドへは、時々行くのだが…そっちも、今日は誰も来ていないようだ。

422 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:27:09 ID:PsjNlYEQ
 謙信ちゃんやメカ沢はいなくとも、道場には誰かしらいるだろう…と考えて道場へ行くと。
 意外と大勢が集まっていた。

 叶親とヤムチャはわかるが。リュウと絶望先生、伊藤誠までいる。
 女では、アリーナと灯里だ。

桜子「なんだか、結構集まってるね」
アリーナ「リュウと絶望先生って、小太刀とカトラスもらったから。訓練みたい」

 リュウと絶望先生は、それぞれ竹刀で打ち合っている。
 叶親と伊藤誠は、互いにスタンドを出しての練習だ。
 …ワールドは普通に包丁で攻撃しているが、まあ練習だ…と思う。

アリーナ「桜子はどうする? 打撃? 組み技?」
桜子「んー。今日はちょっと、サッカーの練習をしようかな、と…」

リュウ「さ、サッカー!?」
糸色望「…すっかり忘れてましたね」
アリーナ「今さら感があるけど、そう言えば私たち、サッカーの練習したことないねー」

423 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:28:29 ID:PsjNlYEQ
灯里「で、桜子さんは何の練習をしたいんです?」
桜子「ダイレクトシュートを。ほらほら、セットプレーの時にも使えるし、後ろから上がって行って合わせてもいいし」
灯里「何か馴染みそうな技とか、あるんですかー?」
桜子「奈々ちゃんから、前に教わったんだ。オーバーヘッドと、ダイビングボレー」
灯里「…オーバーヘッド?」

叶親「桜子さん、オーバーヘッドならこの私めがお教えしましょう!!」
ヤムチャ「…お、俺も教えられますよ!」
アリーナ「私が教えてあげるのに…桜子なら、すぐじゃない?」

灯里「何か他の技と組み合わせるんですか?」
桜子「いや、単品で」
灯里「…桜子さんって、高い浮き球は、もう技があったと思いますけど。…そっちのほうが強いんじゃ?」
桜子「え?」
灯里「ほら。尚敬高校の練習試合で、ゴールした時の…」
桜子「…なんだっけ?」

424 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:29:57 ID:PsjNlYEQ
アリーナ「あ、『ジャンピングかかと落とし』ね!」
桜子「あー、そう言えば」
アリーナ「…あれって私が教えたはずなのに、私のデータに入ってないんだけど」
桜子「それは知らないわよ」

灯里「他に派生もしないっぽいし。『ムーンサルト』のほうが燃費がいいから、省略されたみたいです」
アリーナ「…内部事情、詳しいわね」

灯里「この前、進行さんと仲良くなりましたからねー。ともあれ今のままでも、桜子さんは強いです。
 ヤムチャさんと同じくらいの威力は出ます」
桜子「褒められてるのか、貶されてるのか、一瞬迷う言い方だよね…」

灯里「『素』の能力値だと、シュートは桜子さん、WB隊で3位ですよ?」
桜子「え? そんなに高かったの? あまりやったことないんだけど」
灯里「防御が主体でしたからねー」

 背負い投げやバックドロップを封印すると、いつもガッツは余り気味になる。
 それなら、もう少し前線にいったほうが貢献できるはずだ。もしくは…

桜子「ねえ灯里ちゃん。審判から見えないようにバックドロップって、できないかな」
灯里「ボールがないところで、こっそりとなら…」
 もはや通り魔に近いと言えよう。

425 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:31:12 ID:PsjNlYEQ
 自分が、既に強い技を持っていたことを思い出し。モチベーションが下がった桜子ではあったが。
 とりあえずオーバーヘッドは練習してみることにした。しかし…
伊藤 誠「気をつけるのは、角度とタイミングです。そして精密なコントロール」
アリーナ「テキトーにさ、相手のGK目がけて蹴るの。そうすれば上下左右、どっちかにブレるから」
叶親「気合いですよ、気合い」
ヤムチャ「低い浮き球じゃないって時点で、もう8割がた勝ったも同然です!」
 教えが皆、バラバラだった…。

 理論はともかく、実際に「形」だけ意識してやってみる。
 何度か反復する間に、わりと簡単にマスターできた。
 …桜子は体育の授業でバックドロップをマスターしたほど順応性が高い。これぐらい、できて当然であろう。

 #桜子がオーバーヘッドキック&クリアを習得#

426 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:32:58 ID:PsjNlYEQ
桜子「ふぅっ。こんなもんかねぇ。ちょっとは強くなれたかな」
灯里「桜子さん、本命は次です。オーバーヘッドは、むしろオマケ」
桜子「そうなの?」
灯里「どうやらドライブシュート・パス、オーバーヘッド、ヒールリフト、等が『ロベルト式』でできるらしく。
 そこらへんは使い手が結構います。高い浮き球なら、皆、まあまあなんです。ただウチの弱点は…」

桜子「…足元かッ!?」

灯里「はい。低い浮き球の処理が困る状態で。えぇと…桜子さんの『ダイビングボレー』って、いつの技ですか?」
桜子「奈々ちゃんの『ジャンピングボレー』の劣化版、みたい。『(奈々より)』って書いてあったし」
灯里「どういう技なんです?」

桜子「…そのままじゃね?」

 3分後。血のにじむような特訓の末、桜子はジャンピングボレーを習得した。

 #桜子がジャンピングボレーを習得。低い浮き球への技です#

427 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:35:20 ID:PsjNlYEQ
 (訂正。習得したのは「ダイビングボレー」でした…。そんなに変わらないけど)


灯里「凄い凄い! 桜子さん、完全にマスターですねー!」
桜子「まー、補正+2とか+3なんで…」
灯里「桜子さんは、素の浮き球補正が強いですから、加算されて強くなりますって。
 そうだ、GKやるんで、私と勝負してください。私も考えてることがあります」

桜子「えー? 灯里ちゃんがGK? …あー、そう言えば一回やってたね」
灯里「『蒼き右腕』です。私、セーブの基礎値が高くないんで、キャッチ技は使いこなせなかったんですけど。
 でもこの前から、夜な夜な、アリア社長を殴り続け、今なら左ジャブで弾くことはできそうです。
 あとは右フックを目指してるのですが、ついに社長がマジ泣きしてしまい…」
桜子「(いや、社長を殴るなよ…)」

灯里「完成の暁には、誰かに教えることもできそうなのに…(ちらっ)」

リュウ「たーっ!」(試合中)
糸色望「とーっ!」(試合中)

桜子「(こんだけフッてくれてるのに、こいつら、なんでチャンスを活かせないかなぁ…)」

428 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:36:47 ID:PsjNlYEQ
アリーナ「桜子のシュートがどれくらいかも見てみたいし。やろっ」
桜子「まあ…いいけど」
灯里「わー☆」

 相手と正対せず、半身に構える灯里。…既にその構えは、GKのものではなくなっている気がするのだが。

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
桜子、試しに →ダイビングボレー20+! card=
アリーナ、普通に →ブロック13+! card=
灯里、気合いで →蒼き右フック18+! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ 桜子、シュート成功! 桜子にシュートの意識が芽生えます。
≦0、-1→ 防御成功! アリーナと灯里に、防御の意識が芽生えます。

↓【補足・補正など】↓は続きます。

429 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/19(日) 00:37:53 ID:PsjNlYEQ
【補足・補正、カードマークによる発動スキル】
(今回は練習なので、発動しないスキルもあります)

・桜子がスペードで「変な掛け声」が発動。補正+5
・桜子がハートで「強烈なシュート」が発動。補正+2
・桜子がダイヤで「やや鋭いシュート」が発動。補正+1

・アリーナのマークがクラブの場合「ヒラリと身をかわした」が発動。補正-3。回避属性。

・灯里のマークがスペードの場合「後ろ向き。裏拳」が発動。補正+4
・灯里のマークがハートの場合「オールを突き出す」が発動。補正+1
#灯里の「蒼き右フック」は「構想段階」です。ダイヤかクラブの場合、補正-8。
 ・灯里がセーブに成功すれば「完成」、それ以外は「未完成」へと昇格します。

シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。
-----
今日はここまでー。

430 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 01:03:18 ID:???
桜子、試しに →ダイビングボレー20+ ハート3 =


431 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 01:05:13 ID:???
アリーナ、普通に →ブロック13+ スペード2 =


432 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 01:06:41 ID:???
灯里、気合いで →蒼き右フック18+ クラブ10 =
乙でしたー

433 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 18:51:36 ID:???
灯里って強いんだか弱いんだか、、、

434 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 21:37:22 ID:???
地上に降りたなら、索敵用にディッシュを陳情しときたいな

435 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:28:24 ID:SPUgw19c
>>432 どもー。
>>433 コンセプトは「一見、不思議ちゃん」。でも(比較的)まとも。…どんだけ他がまともじゃないんだという。
>>434 ブライトさんたちに扱えるかなぁ…。そもそも索敵って概念があるかどうかも怪しいしw

桜子、試しに →ダイビングボレー20+(強烈な+2)+ ハート3 =25
アリーナ、普通に →ブロック13+ スペード2 =15
灯里、気合いで →蒼き右フック18+(未完成ペナ-8)+ クラブ10 =20
 ≧1→ 桜子、シュート成功! 桜子にシュートの意識が芽生えます。
 ・灯里の「蒼き右フック」が「未完成」に昇格しました。
-----
 ボールを軽く放り上げ、その地点に走り込む桜子。
 アリーナはあからさまにヤル気がなさそう…というかボールの威力を見たいらしく、
 むしろシュートの邪魔にならないようにどいてくれたほどだ。

 だがボレーに行く瞬間、桜子は吐き気のようなものを感じた。
 柔道の試合でも感じる予知能力のようなもの。「危険」を告げる警報。
 恐らく、訓練された者なら(程度の差はあれ)誰でも持っているだろう、危機察知能力。
 こういう時、大抵は「間に合わない」のだが…。

 しかし桜子のシュートは灯里の拳に当たらずに、彼女の背後の壁にぶつかっていた。
アリーナ「なーんーかー。ミスショットっぽいけど?」
桜子「うっ。でもアリーナだってルナツーの時、雷獣外してたじゃん」
灯里「はひっ。とめれませんでしたー」

436 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:30:27 ID:SPUgw19c
桜子「(でも今…灯里ちゃんにとめられると思った…。右フック自体に慣れてないんだ…)」
 自分で殴りかかりに行って、自分からバランスを崩していたようだった。
 そこで先程の灯里の言葉が蘇る。

  『私、セーブの基礎値が高くないんで』

桜子「(…それで、ここまで食らいつける? 何気に凄いな、この子も…)」
灯里「はひっ。疲れましたー」

 #桜子、アリーナ、灯里のガッツが30減りました。

アリーナ「結局、桜子のボレーってどれだけ有効なのかピンと来ないわ」
灯里「基礎20でしたねー。ルナツーでの、シャアやヤムチャさんのオーバーヘッドと同じみたい」
アリーナ「ヤムチャと同じって聞くとたいしたことないっぽいけど、シャアと同じって聞くと凄いわね…」

灯里「名無しのGKが、セーブ基礎11とか12で、パンチで弾けば+4補正。つまり合計16とか。結構有利ですよ?」
桜子「敵も『引き』が悪いこともあるし、もっと攻めたほうがいいみたいねぇ」
灯里「特に、ジオンで仕事してた女GK(ルナマリア)、彼女はPA外からのミドルだと補正つくタイプみたいですし。
 ポストプレイ:ダイレクトシュートは、もっと試していいと思います。PA内に切り込んでもいいかも」
桜子「(ウチって、状況が許せば、色々なことできそうよね…)」

 前線でのボールキープや、パスが巧い人を思い浮かべる…あぁ、メカ沢とか奈々だ。

437 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:32:06 ID:SPUgw19c
 彼らが「謹慎」処分になったことを思い出す。
桜子「あー、私は納得できないんだ、ああいうの」
アリーナ「な、何よ突然」
桜子「謙信ちゃんたちの『謹慎』。なんでこう、不良とか悪者みたいになっちゃうのかなって」
灯里「しょうがないですよー。それに芝村さんも、皆を休ませたいってこともあったんだと思います」
桜子「そう?」
灯里「一週間とか二週間の単位じゃなくて、最初から三日間でしたもん。もともと、そんな大きな罪じゃないですよ」
桜子「…履歴書の『賞罰』のトコに書かなくてもいいの?」
灯里「いいんじゃないですかー?」

アリーナ「…履歴書って、何?」

桜子「あー、アリーナには関係ないかもだけど。ほら、学校はどこを出たとか。アリーナもあるでしょ、そういうの」
アリーナ「さあ…私、家庭教師だったし。あ、自動車学校とかも書くの? バイクの免許なら取ったよ!」

桜子「色んな意味で意外だわ。年齢的に無理だと思ってたけど」
アリーナ「一瞬、法律を変えてもらったの。盗んだバイクで走り出してたら、『せめて合法的に!』って言われて」
桜子「…結局、盗んでるんじゃん」
アリーナ「いや絶対、誤解してるって。私らの地方だと、結構テキトーに人の家のタンスを物色していいんだってば!」
灯里「おおらかですねー」

438 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:34:00 ID:SPUgw19c
アリーナ「窃盗より、セクハラが酷いわよ? ↓こういう↓ことされるし」

<そうび>
  くさりかたびら
 Eエッチな下着
  なにももたない

アリーナ「さらには」

<そうび>
 Eエッチな下着
ニア なにももたない

アリーナ「なんて路上でやらされるのよ? 酷くない!?」
桜子「いや、私に言われても…」
アリーナ「ビアンカあたりなんか、溶岩で熱いってのに、毛皮のフードなんて着せられて、殺意を覚えたらしいわ!」

 DQの中の人も、色々大変らしい。

アリーナ「馬車の中では、馬車の帝王(トルネコ)とザキ好き野郎が麻雀してるしさぁ。お前らも歩けよ!
 とりあえず牢屋に入る役はトルネコだけど、コトが終わって『…アイツ必要?』『世間体あるし…』とかいう空気で。
 …そのくせ私らを差し置いて、アイツがメインのダンジョン系ゲームとか発売されてんのよ?」
桜子「落ち着けアリーナ! お前はまだ、冒険に出てない時代なんだ! トルネコなんて知らないはずだ!」

 シュタッと、天井裏からなのはが降りてきた(最近、気に入ってる登場の仕方らしい)。

なのは「…同人誌の数なら、アリーナさんの圧勝じゃないですか」


439 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:36:54 ID:SPUgw19c
糸色望「絶望したッ! 同人誌の数で、幼女(なのは)>>お姫様(アリーナ)、な現在の日本に絶望したぁッ!」
なのは「…大丈夫です」
糸色望「え?」
なのは「今後は、規制で ##省略しました## …しかし文章は例外とは言え。
 都知事もまさか、9歳幼女がどこぞの業者をドラッグ漬けにする話なんてのがあるとは思いますまい」
糸色望「こっちのほうが、そこらの同人誌よりもよっぽど有害で不健全だと思いますけどね。…主に、人道的に。
 だいたい誰がトクするんだって話ですし。…でも実は。都知事も昔は、けっこう過激だったんですよ!?」
なのは「自分が昔に書いた本を含めて有害だから規制、って言うなら、少しは納得もできるんですが…」
糸色望「…そんなに票や実績が欲しいんですかね」

桜子「あー、そこの二人。進行さんと音声さんを困らすな」

なのは「春絵…。実は北朝鮮にすらあったみたいで」
糸色望「そうなんですか?」
なのは「どこぞの秘法館で見たので、多分間違いないと」
桜子「いや、行くなよ秘法館…」
なのは「結構、人類共通なんだなって感じです。ミュージシャンはよく『音は国境を越える』なんて言いますが。
 …恐らく、エロはもっと越えちゃってる気がします! しからばこれにてっ。にんにん…」

 なのはは、天井裏へ戻って行った。最近のお気に入りらしいが…やはりイヤな幼女である。

440 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/20(月) 00:39:03 ID:SPUgw19c
灯里「ふふっ。いっつも賑やかで、楽しいですねー」
桜子「あたしは時々、胃が痛くなってくるよ」
灯里「それで桜子さん、どうします? シーン進めます?」
桜子「そういうのこそ、台本と進行さんがやるべきだと思うんだが…まあいいか。
 折角のオフ(?)に道場まで来たんだ。ついでに何か、しておこう。
 私はオーバーヘッドとか覚えたから…何かチームのためになることをしたいな。あ、ここじゃ私が一番偉いんだっけ…」

【選択肢】桜子の提案→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:「ペース配分を最適に!」
B:「長所を伸ばせ!」
C:「短所を克服しろ!」
D:「フィールドを広く見ろ!」

A案は、アリーナ:なのはには控えめに。絶望先生あたりには動けという指示です。
B案は、自分の得意分野を磨いておくよう指示します。
C案は、不慣れなポジションをやる場合にも備え、欠点を補強するよう指示します。
D案は、連携を含めて、視野を広く見ろという指示です。

 #どれもこれも、効果には個人差があります。
-----
今日はここまでー。

441 :森崎名無しさん:2011/06/20(月) 00:41:36 ID:0jRowhzE


>イヤな幼女
イヤよイヤよも好きのうち?乙でしたー

442 :森崎名無しさん:2011/06/20(月) 00:43:04 ID:d4CKGbjo
B
一芸ぞろいは強いよねの法則

443 :森崎名無しさん:2011/06/20(月) 00:48:46 ID:???
お疲れ様でした

444 :森崎名無しさん:2011/06/20(月) 18:56:36 ID:???
アリーナの同人誌やCG、今でもあるからな
考えると凄い

445 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:44:26 ID:???
>>441 んー。「消しますか?」とか普通に聞いてくるからなぁ…。銃器にファジー機能とかつけるし。
 でも精神年齢&知性は相当高いという設定です。レギュラーの中で一番かも。
>>442 土下座を強化させる場合もありますが(酷)。でも「短所の克服」は、現時点ではハズレ選択肢でした。
>>443 どもです。本当にこういうのが「自分はスクリプトと戦っているのではないか」という疑念から解放されます。
 …待て。まさかそう書き込むスクリプトなのでは…!(時折、病的になります。でも数時間で戻ります)
>>444 なのは、どれくらい勢いが持ちますかね。…桜子のって聞いたことないですけど、同人受けしなかったのかな。
 ブライト&アムロのBLは、意外と存在したらしいですが…

446 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:45:39 ID:A/3mdQkY
B:「長所を伸ばせ!」
-----
桜子「一芸入試、滑り止めなしの一発勝負、の勢いよ!」

 それはかなり(人生において)挑戦的なスタイルである。
 鼓舞する桜子。だがしかし。道場内の皆は考える人も多かった。
 長所! 自分の最も、優れているところ…

アリーナ「(雷獣、だろうか…)」
なのは(天井裏)「(砲撃OKってことなの!)」
灯里「(うーん。優しさ? でも半分は、バファリンのために残しておかないと…)」←優しい

ヤムチャ「(足元以外であれば、俺は…!)」
リュウ「(長所…平凡なこと…)」
伊藤 誠「(スタンドのワールドかな。でもアイツ、すぐ振り込め詐欺するしなぁ)」
糸色 望「(自殺未遂、でしょうか…。でも自殺未遂に失敗すると自殺になってしまいますし)」

447 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:48:15 ID:A/3mdQkY
 そんな中。一人の男が毅然とした態度で振り向いた。叶親浩司である。

叶親「剣士としては、謙信ちゃんのほうが強くとも。そんな俺が…誇れるもの。
 …それは連邦だけでなく、ジオンでも有名になっているもの。それこそ俺の『長所』!」

桜子「おい叶親。お前、何か勘違いしてないか?」

叶親「それを『伸ばせ』と言われたら、もう喜んでご披露しましょう!!」

桜子「…け、警察ッ! 警察呼んで! 『見込み』でいいから早く! あと衛生兵も!」

叶親「『全裸に靴下だけの桜子さん…』!」
桜子「早くっ! 警察っ! ぅわあぁあ!」

叶親「さあ! たっぷりとご覧下さい!! これが今まさに、フルに『伸ばした』状態です!!」


448 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:49:33 ID:A/3mdQkY
-----
救急隊員A「担架を!!」
救急隊員B「こちらもだ!」
救急隊員C「こっちは意識があるぞ」

 軍人や警官、救急隊員が集まる中。桜子や灯里、アリーナが優先的に担架で救急車に運ばれて行く。
 叶親は手錠をはめられ、警官数人に周囲を固められながらパトカーに乗せられていた。

ブライト「…ここって、道場だよなぁ。なんかいつも警察沙汰になってる気がするんだが…」
 ボトッと天井裏から、なのはが落ちてきた。ふよふよと、ぐったりと浮かんで飛んでくる。

ブライト「どうした、なのは。大丈夫か?」
なのは「はい。私は天井裏にいて、直視しなかったんで…」
ブライト「一体、何があったんだ!? …いや、まあ、わかるけど。念のため」

なのは「ジオンの攻撃です」
ブライト「え」
なのは「強い電波とか、マイナスイオンとか、ニュートリノとか、そういうのを浴びたせいでみんな倒れました。
 別に叶親は脱いでません。完全に無関係。…というのが、建前上です」

ブライト「凄ぇ! なのはナイス! 叶親が何かすると、俺が怒られるんだよ」
なのは「いや私じゃなく。ツンデレポニテさんが、そう捻じこんでました」

 #むしろジオン側が可哀想に思う。

449 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:51:04 ID:A/3mdQkY
ブライト「……」
なのは「……」

ブライト「…帰ろっか」
なのは「(こくこく)」


 途中までの、帰り道。
 運悪くミライさんと出会った。

ミライ「通報もなく。WB内部で凄いことも起きていないわ。そうよね、ブライト?」

ブライト「はい。まったく知りません」
なのは「(こくこく)」
RAISING HEART「Yes, ma'am.」

450 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:56:02 ID:A/3mdQkY
-----
「日常フェイズ」

 翌日。ブライトさんがブリッジに上がると。
 ブリッジ内に簡素なベッドが用意されており、その上では灯里が眠っていた。
 点滴を打たれているし、酷くうなされている。
 傍らにアリア社長がいるが、ブリッジクルーは誰も何も言わない。

ブライト「おはよう…。ねえ、灯里は大丈夫なのか?」
アリア社長「ぷいにゅー…」

 オペレータ席には、瀬戸口が座っている。
瀬戸口「ん…。激務で疲れただけじゃないかな…。居眠りしてるよね…」
ブライト「いや、居眠りってレベルじゃないだろ!? 灯里は昨日、叶親の…!」

キバヤシ「…ブライト艦長。昨日は特に何もなかったはずでは?」
あおい「そうだよね。だから灯里ちゃんが入院してるはずがないんだよね…」
芝村 舞「昨日は何もなかったわけだからな」
ミライ「灯里ちゃんはいつも通りブリッジに来て。ちょっと居眠りしてるだけだと思うわ…」

451 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:57:49 ID:A/3mdQkY
ブライト「あ、ああ…。そういうことになったわけ? 昨日の叶親の事件って…」

 そこで舞が、軽く手で押し止めるような仕草をして、言った。


芝村 舞「ブライト艦長。地球連邦軍には発足以来、叶親という名の兵士なんて存在しないと思うんだが」


 後にブライトは語った。『あの時、寒気がするほどの恐怖だった。マジで体が震えた』

452 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 00:59:10 ID:A/3mdQkY
芝村 舞「…叶親は『戦略兵器』だ。人ではない。故に自ら事件など起こさない。そうだな、少尉?」
ブライト「仰るとおりで」
芝村 舞「何か『事故』が起きると、少尉の管理責任も問われるが…」
ブライト「いえいえ。事件も事故も起きてませんよ、多分」

芝村 舞「うむ」
ブライト「あのー。それでその、戦略兵器は、『処分』されたのでしょうか…?」
芝村 舞「いや、とりあえず伊藤誠の部屋に保管している」

 どうやら叶親は消されなかったらしい。

キバヤシ「伊藤誠の部屋だが。まだファーザーが警察に捕まったままだし、ハイネとタカトシは派遣会社の時間外だし、
 オンナスキーは叶親の部屋にいる伊藤誠の看病に行ってるから…要するに今、叶親はオプーナと二人きりだ」

ブライト「それはそれで、ある意味キツいな…」

キバヤシ「宇宙人と二人きりだぞ!? 結構羨ましいと思わないか!?」

あおい「(ブリッジ勤務はラクだと思ったんだけど…そうでもないね)」
瀬戸口「(言っとく。精神的にキツい)」)

453 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/21(火) 01:00:40 ID:A/3mdQkY
灯里(うなされながら)「業務連絡…コピペのミスで『#長所を活かす方針になりました#』が抜けました…うーん」
あおい「プロ意識ありすぎ!」


【選択肢】→野郎共の日常
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アムロ。進路で悩んでます。
B:ハマー。盗撮目的で潜んでます。
C:アリア社長。灯里を看病(?)しています。
D:伊藤誠。オンナスキーに看病されてます(絵的にイヤではある)。

-----
今日はここまでー。

454 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 01:04:31 ID:???
D
乙ー

455 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 01:07:43 ID:Y0JyNq6E
sageてました。改めてDでお願いします

456 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 02:17:10 ID:/E5VRKfU
A
そういえばアリア社長も野郎どもかw

457 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 08:49:01 ID:UA1tkpdg
C
ぬこ イズ ジャスティス

458 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 09:48:34 ID:HA/Yeedo


459 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:49:21 ID:qaGJeGzA
>>454-455 申告がなきゃD決定という、このスレはかなり曖昧なルールです。
>>456 男たちが(叶親によって)ほぼ全滅したので、急遽駆り出されましたw
>>457 ぬこモフモフ、ぬこ。出番ないけど。舞には贔屓されてるので、なんとか…

A:アムロ。進路で悩んでます。
-----
 アムロの朝は早い。
 起きると軽くストレッチ。腕立て、腹筋、背筋を20回ずつの5セット。そしてジョギング30分。
 簡単なウォーミングアップだ。
 TVでニュースを見ながら朝食を取る。それはカロリー計算され、太らず、痩せずのメニュー。

 食事が終わると軍隊の日課に入るが…そもそも誰もサッカー練習などしていないので、実質自由時間となる。
 PCで、自分のホームページのチェック。女性の使用済み下着を欲しがる人に、適正価格で売ってあげるのだ。
 たいして広告もしていないのに、それなりに人気があるページだ。
 だが何故かこのキャスバル兄さんのように、こんな怪しいページにクレジットカードの情報を入れる客が多い。
 危機管理、大丈夫なのだろうか。
 面倒だから暗号化その他など何もしていないし、当初は代引きだけの受け付けだったのだが。
アムロ「まあ僕の人生じゃないし。さて。今日も頑張るか」

 今日はマスター鑑定士:半通大介さん(69歳)からの依頼だ。
 市場に出回るブルセラの鑑定。ISO規格などをクリアするための作業だが、それの下請けである。
 パッと見て「怪しい」下着だけが回されてくる。これらを一枚一枚、ちゃんと判定するために。
 アムロは全て着用する。そして書類に「所見」として意見を書き込んでいく。
 流石はマスター鑑定士だけのことがあり、パッと見て「怪しい」だけのはずなのに、結果はほぼその通りだ。
 未使用だったり、男性の使用済みだったり、42歳子持ちの使用済み下着だったり。
 それらが「女子校生の使用済み」として市場に流通するのを水際で防いでいる、大切な役目だ。
 だが時折「本物の女子校生の使用済み下着を着用したい」「むしろ被りたい」と切なくなる。

460 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:51:42 ID:qaGJeGzA
ブライト「おーい磯野、野球しようぜー。うおっ!?」

 意外と仲良しなブライトさんが部屋に入ってきた。

アムロ「ちょっとすいません。あと20枚、着用してから」

ブライト「…あのさぁ、アムロ。お前、進路で悩んでるんじゃ…」
アムロ「そうですよ。下着業界やブルセラ業界の汚さを直視して、それでもなお鑑定士を目指すか…」
ブライト「パンツ鑑定士を目指すってことは、もう決定なんだ?」
アムロ「え?」
ブライト「いや、ほら。NTだの冒険王版だの受験だの、あったじゃん」

アムロ「 忘  れ  て  た  」

ブライト「まあ…いいんじゃない? 女性の上下の下着を装備してる冒険王版なんて、考えたくないし」
アムロ「いえ、これはカテジナさんよりおかしいですよ。落ち着きましょう。ブライトさんも装備します?」
ブライト「いや、俺は遠慮しとく」
アムロ「遠慮しなくていいですよ。これ、アナハイムエレクトロニクスの若き課長(男)がはいていたものですが」
ブライト「…え? アムロはパンツ見ただけでそこまでわかるの?」
アムロ「着用すると確実ですね。これはJKのだって詐称してますから商品価値ないです」

ブライト「あぁ、そう…」
アムロ「そうだ。進路が決定してるあおいちゃん(プロ入り)に、相談してみますか」
ブライト「え? お前、その格好(女性の上下装備中)で、ブリッジに行くつもり?」
アムロ「いやだなぁ。ちゃんと服を着ますって。…この上に」
ブライト「うわぁ…」

461 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:53:21 ID:qaGJeGzA
<WB:ブリッジ>
 芝村舞はいない。今いるのは瀬戸口、キバヤシ、あおい、ミライ。灯里&アリア社長だ。
 相変わらず灯里はベッドでうなされている。だが幾分、顔色が良くなっているようだ。

アムロ「あれ? 灯里さん、どうしたんですか?」
ブライト「あ。ちょっと居眠り…ということになっている」
アムロ「点滴打ってるし、居眠りってレベルじゃ…」
ブライト「いいんだ。居眠りなだけだ。そして俺は居眠りに気付いてないから、叱らない。ただそれだけだ…」
アムロ「はぁ。んー。でも灯里さんはセンスありますね。芝村さんに怒られる心配はありますけど…色的に」
ブライト「え? 何の話?」
アムロ「いえ…」

ブライト「えっと、それより。今ここに来た目的ってなんだっけ?」
アムロ「そうだ。あおいさんに聞くんだった」
あおい「ボクに?」
アムロ「あおいさんは野球でプロ入りのようですが…もしプロになれなかったら、進路はどうしてましたか?」

あおい「え? うーん。野球に関係ある何かに、関わろうとしたと思うなー。
 好きな何かに関係した仕事のほうが、いいと思うし」

462 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:55:18 ID:qaGJeGzA
アムロ「盗聴してたらMMRになるようなモノですかね!」
ブライト「いや、キバヤシはMMRだけじゃなく。今は『エリアの騎士』の原作とかしてるし…。つーかそっちがメイン」
アムロ「奈々さんの!?」
ブライト「うん。キバヤシは無駄に名前がいっぱいなんだ」

キバヤシ「隠密行動を取っているだけだ。私はいつでも、MMR再結成の準備がある!」
アムロ「(このスレでは)MMRが最優先、のようですよ?」
ブライト「いや、俺もそう願ってるんだが。アンケートハガキとかメールとかで『読者の声』を送ればいいんだろうか…」
アムロ「カッとなって、田代砲、撃ちますか?」

瀬戸口「話、ズレてるよー」

463 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:57:01 ID:qaGJeGzA
アムロ「あぁ、そうでした。えーと将来の進路…。あおいさん。とりあえず進学か就職ですが」
あおい「うん」
アムロ「進学しようにも…パンツ鑑定学科そのものが、存在しないんですよ。どうすればいいでしょう?」
あおい「うーん。そんなニッチな学科は…(アムロってこんなんだったっけ?)」
 #あおいちゃんがいなかった、ルナツーの左舷側で、文字通りアムロは『目覚め』たのである。急速に。

ブライト「…ないなら、作ればいいんじゃない?」(←部活とかと勘違いしてる)

アムロ「そうか! すると進学ってテもありですね。悩むところだ」
ミライ「NTには、ならないの?」
アムロ「いえ。NTって履歴書に書けないんですよ」

あおい「(パンツ鑑定士は履歴書に書けるの!?)」
瀬戸口「(そうらしい)」

アムロ「NTとか冒険王版とか思春期とか。あそこらへん…『進路』じゃないんですよね。
 実質。パンツ鑑定士、受験、自宅警備員の三択ですから。…これ酷すぎじゃないですか?」
ブライト「うん…。まさかこんな使われ方をするとは、当時思ってなかったしね」

464 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 01:58:39 ID:qaGJeGzA
ミライ「でも実際のところ、最近アムロってサッカーでも強くなってるみたいよね」
アムロ「ボールはともかく、人間とかの位置関係が瞬時に把握できますからね。NT能力とパンツ鑑定士能力で」
ブライト「冒険王版だと、接触プレイに強かったりするしな」

ミライ「進学はともかく。アムロはこの先、どういう方向でサッカーをするのか考えたらどうかしら」
瀬戸口&あおい「「(おお、無難にまとめたっ!)」」

アムロ「…サッカーって、どうでもいいですし」
ブライト「まあそうだよな」

キバヤシ「…せっかくの前フリが台無しだよ!!」

ブライト「っつーか、『アムロの日常』って時点で今日はもうダメだと思った」
アムロ「ちょっと心外ですが、まあ理屈はわかります」
ブライト「折角だし。サッカー関連の何かで悩みってないの?」

アムロ「うーん。実は僕って、正式な必殺技がないんですよね。唯一の『必殺』が、ハイネとの連携という」
ブライト「イヤすぎるな」

465 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/22(水) 02:00:29 ID:qaGJeGzA
アムロ「スキルが強力ではあるんですが、逆に言えば安定感がなくて」
ブライト「NT同士、奈々と仲良かったじゃん。何か簡単なもの教えてもらったら?」
アムロ「今、奈々さんって謹慎中ですよ」
ブライト「もうすぐ解けるだろ」
アムロ「そっか。それなら…」

【選択肢】→アムロの必殺技
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:オーバーヘッドやダイビングボレー
B:送りバントや『ストレート』(地上シュート)
C:奈々式ファイナルヘブン

A案は、ダイレクトシュートの初歩です。
B案は、野球技です。
C案は、謎です。
-----
今日はここまでー。

466 :森崎名無しさん:2011/06/22(水) 02:01:09 ID:tTKBdnSQ
C
乙でした

467 :森崎名無しさん:2011/06/22(水) 03:00:58 ID:18Y2skvY
C
せっかくだから俺はこのカオスを選ぶぜ! 乙でした〜

468 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:01:38 ID:Saxp3w8w
>>466 どもでーす。
>>467 未だに謎な「奈々式ファイナルヘブン」。応用:派生系はかなりバカバカしかったりします。

C:奈々式ファイナルヘブン
-----
アムロ「…僕、思ったんですけど」
ブライト「ん?」
アムロ「奈々式ファイナルヘブンってどんなのか知りませんが。もとのFF8の『俺式ファイナルヘブン』を、
 僕のSEEDカウンターが上がったからって、奈々さんに教えたような」
ブライト「よくわからんが。選択肢の結果だ。なんとかなるだろう」

 メカ沢ら3人が「謹慎」処分になってから36時間後、ピッタリで。奈々がブリッジに駆け込んできた。

奈々「美島 奈々、謹慎終了です。通常業務に復帰します!」
ブライト「おう。ところで奈々、ちょっと話が…」
奈々「すいません。一度出直して来ますんで。…36時間どこにも行けなかったから、どこにも帰れなかったんですよ」
ブライト「あぁ、そう…」
奈々「しかたなく、何度か自殺して、死んでから戻ってきたりを繰り返してましたけど。んじゃっ!」

 例の如く、奈々は音速を越えて帰って行った。
 入れ替わりで、芝村舞がブリッジにやってくる。

芝村 舞「奈々はどうしたんだ? 普段以上に慌ただしく戻って行ったが」
ブライト「謹慎で部屋から出れなかったんで、すぐ部屋に戻りたいらしい」
芝村 舞「難儀だな」

469 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:03:15 ID:Saxp3w8w
 しかし、しばらく待っても奈々は戻ってこない。
アムロ「遅くありません?」
ブライト「ああ…あいつ、戻るのは早いけど、出発は早くない…どころか、むしろ遅いんだ」

 奈々ではなく、メカ沢と謙信ちゃんがブリッジに上がってくる。
芝村 舞「ん? どうしたメカ沢。先程説明があったと思うが、貴官らの謹慎は解けた」
メカ沢「ああ。それでちょっと辺りに出てみたんだが…レギュラーメンバーがどうも、皆グッタリしてて。
 ん? 灯里も調子が悪いのか?」
芝村 舞「『何にもなかった』ことになっているが、まあ色々あってな。だが心配ない」

 おずおずと、謙信ちゃんさん様が前へ進み出た。
謙信「…芝村殿」
芝村 舞「うむ」
 カシナートの剣と脇差を、謙信ちゃんへと返す舞。彼女は手渡してから、呟くように、言った。

芝村 舞「そなたは…もう少し、自分をいたわったほうがよい」
謙信「…それは命令ですか?」
芝村 舞「いや、ただのお願いだ」
謙信「……。わかった。気をつける」

 謙信ちゃんとメカ沢は戻っていって。それからさらに待つと、ようやく奈々がブリッジに来た。

奈々「お持たせしましたー」
ブライト「遅いって。将来、本格的に化粧とかするようになると、もっと遅くなるぞ」
奈々「少し困りものですけど…帰宅するために外に出る時は、基本、化粧とかしないんで」

470 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:04:44 ID:Saxp3w8w
ブライト「それよりほら、アレだ、アムロ」
アムロ「はい。奈々さん!」

あおい「(ぅわ。アムロが、やたら男前に!)」

奈々「なんです?」
アムロ「貴方は、もっと女子校生の下着というものを大事にしてください!」
奈々「あっと、大気圏でのことよね。あの時は、しょうがなくて」
アムロ「例えば、脱いだあと頭に被っておくという方法もあった。…貴方の行動で、貴重な下着がまた一つ…」

灯里(うなされてる)「ぎょ、業務連絡。タカトシさんからの電報。『はなし ズレてます』とのこと。うーん…」
あおい「(やっぱりプロ魂が凄い…!)」

アムロ「そうでした…。下着のことは、また今度。奈々さん。奈々式ファイナルヘブンって、僕に使えます?」
奈々「無理」

 即答でした。

471 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:06:22 ID:Saxp3w8w
奈々「私もまだ『構想段階』なわけだけど、アレは今のWB隊の中じゃ、私にしかできないわ。
 ただ…元となった『俺式ファイナルヘブン』。アレを見た時、似たような技があったのを思いだした。
 それは、私はビジュアル的に無理だけど。アムロくんなら使いこなせるかもしれない…!」

ブライト「お、なんか凄そうだぞ」
アムロ「どんな技なんです?」

奈々「えっと。まず格闘において。パンチが当たらない間合いの時にパンチを当てるということは、とても難しいの」
アムロ「ローキックや魔法の間合いになりますからね」

奈々「肘関節を外して、痛みを波紋で和らげて、パンチを届かせる…そういう方法もあるけれど。
 その他にも色々と方法があって。これはその中でも画期的な技よ。
 初めて『俺式ファイナルヘブン』を見た時、私はこの技が頭をよぎった…その名も『夫人パンチ』!」

芝村 舞「何っ!? その技は!」
ブライト「知っているのか、舞ちゃん!?」

奈々「やり方は、アバウトかつテキトー。まずパンチを出して。それから相手をロックオン。
 後は相手にパンチが当たるまで、走り続ける。
 100歩離れた相手に、パンチを出したまま100歩分走って、相手にとどかせてしまう。
 かの有名な『カマキリ夫人』が編み出したという説が、なくもない」

ブライト「…それってパンチなの?」
奈々「パンチって言い張ってるんだから、そうなんでしょう」

472 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:08:40 ID:Saxp3w8w
芝村 舞「磯野カツ夫人の技だな。そこから夫人刈り(バリカンで相手の毛を刈る)というコンボは、なかなかだ」

 イヤな技である。うすた京介:男一匹セニョリータを参照のこと。

アムロ「まさか、>>460 で磯野だとか、帰宅部でセニョリータうんぬん言ってたのは、伏線ですか!?」
ブライト「すまん。完全に偶然」

奈々「夫人パンチから相手にタックルに行ってもいいですし。ゴール前で頭で合わせてもいいですね」
アムロ「汎用性が高そうだけど…何故奈々さんは使わないのです?」
奈々「…キャライメージの問題で」

アムロ「貴方はもう『愛らしい』とかいうキャラじゃなく『変人』になってるんで、別に大丈夫っぽいけど」
奈々「ちょっと侮辱された気もしますが、まあ試してみてください。
 この技の性質からして、勢いのある冒険王版とは相性が良さそうですよ」

#アムロが『夫人パンチ』『夫人ヘッド』を『構想段階』で習得しました。簡易なタックル技:シュート技です。
#奈々は『奈々式ファイナルヘブン』と『夫人パンチ』を『構想段階』で習得しましたが。
 キャライメージの問題で夫人パンチはあまり使いたくないようです。

473 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:10:41 ID:Saxp3w8w
-----
「ブライト:プライベートフェイズ」

キバヤシ「話は聞かせてもらっていたのだが…結局アムロは、女性の下着を装備したままなのか…」
ブライト「そう言えば…そうだな」
あおい「変態だーッ!」

芝村 舞「メンタル先生によると。『生命でない対象物』に欲情するのは『フェティシズム』という病気だそうだ。
 アムロの場合…欲情はしてないからセーフなのだろうか」
ブライト「仕事でやってるって言ってたし」
瀬戸口「…『二次元』は『フェチ』に入るのかねぇ。あれも生命じゃないだろ」

あおい「いやいやいや。医学的な観点じゃなく、人としてダメだと思う」

474 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/23(木) 01:12:32 ID:Saxp3w8w
灯里「うーん…。オクレ兄さん…刻が見える…」

あおい「(回復してる…はずだよねぇ?)ともかくブライトさんのフェイズみたいだよ」
キバヤシ「原作的には、もう少しでガルマ率いるジオンの地上部隊との交戦が予想されるんで注意してくれ」
ブライト「んー…」


【選択肢】ブライトさんの行動→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アリーナ、なのはのお見舞いに→主力組で、ガッツが落ちてる選手です。
B:メカ沢装備の説明を受けに→まだ試行錯誤なので、最適なところを探しに。
C:ハマーに会って、何か買う→主に盗撮関係です。
D:売店や町に買い出しに→交戦が近いって言うし。何か探しに。
E:あおいや奈々を誘って野球練習→サッカー練習しろよ、と。ともあれ能力UPを。
F:うすた京介の短編集を注文→タックル技「夫人パンチ」等が自分も扱えるようになります。

-----
今日はここまでー。

475 :森崎名無しさん:2011/06/23(木) 01:15:31 ID:aJ3JUdsE
D
乙でしたー

476 :森崎名無しさん:2011/06/23(木) 03:42:51 ID:akOC3VCI
B
こないだ散財してからあんまりお金入ってない感じがw

477 :森崎名無しさん:2011/06/23(木) 06:34:15 ID:pdVrd3hI


478 :森崎名無しさん:2011/06/23(木) 11:59:27 ID:/bnfeCPQ


479 :森崎名無しさん:2011/06/23(木) 18:41:49 ID:???
夫人パンチてw

480 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:03:02 ID:lsc52O0o
>>476 ブライトさんは結構ありますね(艦長特権)。485Pありました。…なのはが1070P。使わないしなぁ、この人。
>>479 当初の予定では、アムロが直接、俺式ファイナルヘブン→夫人パンチを思いつくはずでしたw

B:メカ沢装備の説明を受けに→まだ試行錯誤なので、最適なところを探しに。
-----
<WB:ハンガー内>

 ブライトさんがハンガーに行くと。
 原素子、アムロ、なのはが。メカ沢を色々といじっていた。メカ沢は電源が落ちているらしい。
原 素子「あらブライト艦長。何か用かしら?」
ブライト「いや、メカ沢関連の装備ってどうなってるのかなーって」
原 素子「そうねぇ。前の戦いじゃ、これらの装備はたいして目立たなかったし」
アムロ「ファンネルが発動してないんで、そっちのデータも取れませんでしたね」
原 素子「『射出機』は、チャフやフレア以外にも、上院議員くらいなら射出できるみたいなのに」

なのは「専用サブマシンガンの魔弾丸チャージ機能は、ちゃんと動いてるみたい。ちょっと安心なの。
 今度はまずビームサーベルとビームライフルから、マイナスイオン発生機能をつけなくては…」

原 素子「『Z』モードは、『可変必殺技の補正+2、消費が20抑えられる。機動性UP2。運動性DOWN2』
 がデータ上のスペックみたいね。でもまあ問題があって…実は 補 正 忘 れ て た みたいで…」
アムロ「接戦ならともかく、ある程度カードで大差がついてると油断しちゃうらしく…」
原 素子「とりあえずガッツは訂正っと。…メカ沢は標準でも変形できるんで、オーバーラップしたい時は役立つはずよ。
 ただWR形態は急停止とか、小回りは利かなくなるんでそこらへんは注意ね」

481 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:05:03 ID:lsc52O0o
ブライト「メカ沢の短所を補う装備ってのはあるかな?」
アムロ「メカ沢は(普段は)足の遅さ、高い浮き球が苦手、地上でのシュート…あたりが弱いみたいだけど」
原 素子「バッチリ、って書いてある。うまく切り替えれば補強どころか、一線級になるって」
ブライト「本当かなぁ。じゃあ逆に、長所を活かす装備ってある?」
原 素子「そこらへんもバッチリ、だそうよ」

ブライト「数字で出てこないと、なんだかピンと来なくてなー」
原 素子「…逆に。誰が得するんだ、っていうモードもあるみたいだけど」
ブライト「…そういうのって、設計段階で気付かないものなのか?」
原 素子「色々試したがってるだけだと思うわ」

なのは「おお。これは…受け身も巧くなるモードっぽいですね」
ブライト「地味だな」
なのは「しかもメカ沢は体が固く、もとから吹っ飛びダメージを受けないので意味がないという」

482 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:06:32 ID:lsc52O0o
ブライト「なんかこう、色々ゴテゴテと全部装備つけられないの?」
アムロ「今でも充分ゴテゴテしてますけどね。…あまり着けすぎると、速度が遅くなっちゃうんで」
ブライト「ブースターみたいなので補強できない?」
アムロ「結局、質量は増えちゃいますからね。速度は保てても加速性能が落ちる…今度は運動性が落ちるんですよ。
 装備をつけないか、できるだけ軽量化するか。どっちかですね」

ブライト「ふーん。で結局、その他のモードはどうなったの?」
原 素子「今、調査中よ。ハーフタイムとかで、モード切替や着脱できるんで、違った運用もできるかもしれない。
 ドリブルやシュートに特化させたり、DF関連に特化させたり」

 #原素子がメンテナンスをしたおかげで、メカ沢ガッツが+50回復しました。
 #アムロの進路「整備士」が1上がりました。この能力が高いと整備や改造が上手にできます。
 #なのはによって、メカ沢のビームサーベルにマイナスイオン発生装置が組み込まれました。
 →各種「モード」は調査中です。概要だけ、少しわかるようになります。

483 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:08:07 ID:lsc52O0o
<一方その頃>
 地球に降下したコムサイは、地球方面軍司令官ガルマ・ザビ率いるガウ攻撃空母の部隊と合流しようとしていた。
 シャアはもともと宇宙方面ドズル・ザビの配下である。
 ゲリラの鎮圧の帰り道、WBの存在を知り。そこから追い掛け回していただけだ。

シャア(携帯電話)「…それでクラウン。サッカー筋を痛めたそうだが。今後サッカーはできるか?」

クラウン(病院から公衆電話)「原則、できません。シャア少佐…」

シャア(携帯電話)「そうか…。しかしクラウン、無駄ではないぞ。お前が連邦軍を引き付けてくれたおかげで、
 木馬をこちらの勢力圏内に孤立させることができた!」

484 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:10:51 ID:lsc52O0o
 電話を切って。今度は携帯でガルマを呼び出す。
ガルマ「よう、なんだい? 赤い彗星」
シャア「その呼び名は返上しなくちゃならんようだよ、ガルマ・ザビ大佐」
ガルマ「はははは、珍しく弱気じゃないか」
シャア「敵のV作戦って聞いたことがあるか? その正体を突きとめたんだがね」
ガルマ「なんだと?」
シャア「そのおかげで、私は…色々マズいことになってしまった。関わらなきゃ良かったと思ってるほど」
ガルマ「ひどいものだな、そんなにすごいのか?」
シャア「そちらにおびきこみはした。君の手柄にするんだな。今、そっちへ行く」
ガルマ「よーし、そのご好意は頂こう」

 コムサイ。…これはほぼ、大気圏突入用のカプセル程度の代物だ。戦闘力はほとんどない。
 なんとしても早めに地上の戦力と合流する必要があったのだ。
 ただシャアinコムサイ VS アムロinコアファイターという、夢の対決を行ったこともあるので、
 結構なんとかなるかもしれない。

485 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:12:54 ID:lsc52O0o
 今、そのコムサイ内にいるシャア小隊は、酷い有様だった。
 アンディは入院中。リカルドは相当な疲労がある。ドレンさんとて治療中だ。
 シャア本人ですら、疲労の蓄積で試合ではまともに動けないだろう。MS(ヅダ)も失った…
シャア「ガルマと合流して、補給を受けて再編成…。それで建て直せるだろうか、シャア小隊…」
ルナマリア「…(チラッ)」

シャア「……。妹のロリのほうなら良かったのに…」
ルナマリア「少佐。今、何か言いました!?」
シャア「いや、別に…。でも『エマさん的なポジション』って地味だなーって…」
ルナマリア「(怒っちゃダメだ。我慢だ。今、ジオンはGK不足! 私にもきっと出番が…!)

 #エマさん的なポジション→主人公のおさがりのガンダムに乗って雑魚を倒す役割。
 ・雑魚には強いが、名前のあるパイロットには大抵勝てない。

ルナマリア「(大気圏の時はイレギュラーだったけど。私の専用機が届けば、きっと…!)」


 ガウの編隊を捕捉し、コムサイは誘導されて、そのうちの一機に収容された。旗艦のようだ。
 ガウ攻撃空母。大型で、MSや戦闘機を搭載できる巨大飛行機である。
 空母と名乗っているくせに、自ら爆撃もやる頑張りやさんだ。

486 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:15:36 ID:lsc52O0o
 ガウのブリッジへ行くと、付き合いの長い友人の姿が合った。
 ガルマ・ザビ大佐。ザビ家の末っ子にあたる

ガルマ「やあキャスバル兄さん。…いや、赤い彗星のシャア少佐、とお呼びすべきかな?」
シャア「士官学校時代と同じで、キャスバル兄さんでいい」
ガルマ「いや…すまんがキーボード入力が面倒だから。しかし赤い彗星と言われるほどの君が仕留められなかった船とはね」
シャア「わざわざ君が出てくることもなかったと言いたいのか?」

ガルマ「いや、友人として君を迎えに来ただけでもいい、シャア」
シャア「大気圏を突破してきた船であるということをお忘れなく」
ガルマ「ああ。その点から推測できる戦闘力を計算させている。君は前の作戦から引き続きだったんだろ?
 休みたまえ。補給もできる限り回す」
シャア「お言葉に甘えよう。しかし、ジオン十字勲章ものであることは保証するよ」
ガルマ「ありがとう、これで私を一人前にさせてくれて。姉に対しても私の男を上げさせようという心遣いだろ?」

シャア「(いや…別に)」
ガルマ「笑えよ」

ルナマリア「(この人たちって、普通の友人同士よねぇ…?)」

ガルマ「ああ、そうだ。ルナマリアさん? 君の専用機が、宅配便で届けられていたぞ」
ルナマリア「本当ですか? 良かった、間に合った…」
ガルマ「バッテリー駆動のくせに、なかなか高性能だ。シャアも見ておくといい。ハンガーにある」

487 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:17:03 ID:lsc52O0o
<ガウ:ハンガー内>
 WBやムサイよりも、さらに狭いハンガースペースに。ルナの専用機は置いてあった。

 赤く塗られた、ザクウォーリア。ガナー装備独特の長射程ビーム砲が目に付く。
ルナマリア「(よし。これがあればジオンのゴールは私が守り切れる…!)」
 愛着のある専用機を前に。ルナマリア・ホークは愛機を見上げて、拳を握った。
 だが。

シャア「え? 何? 赤いザクあるじゃん。ひゃっほーい!!」
ルナマリア「え」
シャア「じゃ、今日からこのザクは俺のね! あー、ツノつけといてよ、ツノ」
ルナマリア「ちょ」
シャア「おー、凄ぇ。MSなのにビームついてるよ、ビーム。なのはちゃんの狙撃みたいなこともできそう!!」

 …ガナーザクウォーリアー:ルナマリア専用機。『赤い』という理由だけで、シャアにパクられました。

 ちなみにガンダムがいないので。このスレではこのザクが史上初のビーム兵器搭載MSになります。

488 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:18:59 ID:lsc52O0o
シャア「MSはこれで良いとして、後はどうするべきか。休養も必要だが…」

【選択肢】→シャア小隊のゆくえ
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アンディやドレンさんのお見舞いに
B:ガルマにMSと人材を回してもらう
C:早めにアッガイの準備をしておく

A案は、怪我人の回復をうながします。
B案は、使えるかどうかはともかく、数を揃えます。
C案は、シャアのジャブロー攻めのMSです(冒険王版)。

…いえ、あの、その。今シャアって、試合の回復後だけどガッツ:180/900なんて状態なんで…。

ちなみにWB側は、原素子たちがメカ沢装備を調べて報告が上がります。
書き込んだIDの(数字を抜かした)最初のアルファベットに対応する「モード」の概要が、少しだけわかります。
他の人と被ったり、判明している「Z」だった場合は、その次の文字…となります。
-----
今日はここまでー。

489 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 01:27:40 ID:CJtfdMQQ
B
ヒルドルブとソンネン少佐を登場させてほしいです

490 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 03:44:47 ID:sHGfKES6
B
ヅダが星になった今、IGLOO勢は原作通りの運命を辿りそうで怖いけどw
てかルナマリア、哀れ…きっとそのうちインパルスが…(望み薄

491 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 18:28:09 ID:oliPNeRE
ageればそのぶん教えてくれますか?
まさかこのスレ初のガンダムはインパルス?

492 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 21:45:02 ID:???
>>490
原作通りってことはなのはやアリーナ達がシャアがパクったザクをさらにパクるんですね、わかりますw

493 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:04:00 ID:???
>>489 その発想は全くなかった…。とりあえずソンネン少佐はOKの方針で(シャアと同格だけど…)
 てかヒルドルブといい、「2」の伏せて走るガンタンクといい、ヤツら物凄く強いんですがw
>>490 ルナマリアもちょい役だったんですが。ドレンさんが刺されたので…。今後、キャラが立つかに期待。
>>491 アバウトなんで、OKですよ。インパルスいいですね。でもアレ戦艦内でドッキングしときゃいいと思うなぁ。
 ストライクGも、ですが。遠距離砲撃と接近戦のモードは使われず。結局みんな高機動型だけを選んでるし。
>>492 ガンダムにパクりはつきものですし。キー差しとけって感じでw

489-491は、IDの先頭がそれぞれC、s、o。この3つのモードの概要を、原さんが教えてくれます。
---

NDS-LLを買いました。…マジ面白い! アレですよ。画面が小さいのが苦手だったんですな(今までは中古の初代)。
3DS-LLが出たら買う候補に入れる予定。でも据え置きゲーム機、頑張って欲しいんだけどな…

494 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:06:04 ID:5h7bxQPg
B:ガルマにMSと人材を回してもらう
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シャア「すまんがガルマ。補給の件だが…ついでにMSとパイロットも都合がつかないだろうか」
ガルマ「本来、そういうことは上司のドズル兄さんに言って欲しいが…まあ融通しよう。
 北米は比較的、戦力が安定しているからな」

シャア「できれば有能なGKが欲しいのだが…」
ルナマリア「(私の専用機パクッといて、それなの!?)」

ガルマ「いや、ジオンも結構カツカツでな。そうそう人材はいないんだ。
 まて…特務部隊用として新型のグフが届いていたな。パイロットの着任が間に合えば、君に回せるかもしれん」

 新型MS、グフ。
 MSは(ほぼ)ジム一本に絞った連邦に対し、ジオンは多用なMSを作った。
 最も驚くべきはこの「グフ」の開発であろう。
 連邦にMSがない時点で、「連邦のMSに対する白兵戦」に特化されて開発された機体なのだ。
 ジオン開発陣の、先見性が伺える。

 …もっとも。時代を先取りしすぎた「グフ」は、自分の力だけで空を飛ぼうとして悲惨な結末を向かえるが。
 「汎用量産MSによる単独飛行」は、実にVガンダムの時代でようやく実現する(バイアランとかは特化されてるし)。
 むしろ高性能の航空機作ったほうが安く上がりそうな感じ。コアブースターみたいなのでいいじゃん。
 それにしてもグフ。時代を先取りしすぎである。ドダイがあるんだから大人しく乗ってればいいのに。

 #追記。何気に、50t以上もあるMSを載せて飛べるというのはドダイも物凄い性能だ。

495 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:07:54 ID:5h7bxQPg
ルナマリア「手に武器が持てる、という利点を捨ててまで、何故フィンガーバルカンにこだわったのかも不思議だけど」
シャア「その点。グフカスタム(ノリス大佐の)は美しかったな」

ガルマ「そうだ。もうグフも郵便で届いてるんだが…見るかい?」
ルナマリア「…そのMS、赤く塗れません?」
ガルマ「それはパイロットに言ってくれ。さあ、向こう側がグフだ。なんでも、自力で空も飛べるらしい!」

シャア「明らかに死亡フラグが…」
ルナマリア「絶対に乗りたくないですね…」

ガルマ「お? ちょうどパイロットが着任したようだな。おい、君。こちらへ。紹介しよう」

496 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:09:02 ID:5h7bxQPg
 軽く手を上げて、ゆっくりと歩いてくる男。それはルナから見れば先輩にあたるエースパイロット。

「ZGMF-X2000、グフ・イグナイテッド。ビームソード、ウィップ、内蔵型ビームガン、そしてシールドを装備。
 しかも背中のフライトユニットで大気圏内の単独飛行すら行える新鋭機。そしてパーソナルカラーはオレンジ!!」

 …ザフトの特務部隊所属、ハイネ・ヴェステンフルスだった。

シャア「…あのー、ガルマさん? 補充要員ってこの人?」
ガルマ「ああ、そうだ。ちなみに派遣社員だが、彼は他の派遣会社にも籍を置いているので、そっちへ行くこともある」
シャア「むしろこの人、入れると邪魔なんだけど…」

ハイネ「任せろ大将。こっちの契約時間内なら、全  力  で 手伝おうじゃないか!」
シャア「それじゃあ何か、WB隊の弱点とか知らない? 主に桜子とかアリーナとかなのはとかの」
ハイネ「…守秘義務に違反するので話せませんっ!」

ルナマリア「(意外だわ…。ここらへんは、普通にキッチリしてた…)」
 #オレンジ症候群は、普段は何でもないのが特徴。ジェリド症候群は…わかんないけど。

497 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:10:42 ID:5h7bxQPg
シャア「且ナ村人材派遣、だっけ。そっちの契約時間っていつ?
 俺としては、お前がいない間に試合が始まって、MSのグフだけ置いてってくれると嬉しいんだけど」
ルナマリア「(露骨に『お前いらない』って言ってるーッ!)」

ハイネ「それも服務規程により話せませんっ!」
ルナマリア「(今なら…なんとなくわかる。直接会ったことないけど、きっとハマーってこんな感じだ)」

 シャア小隊は生粋の1年戦争組…だったはずなのに。今ではガンダムSEED2に侵食されてしまっていた。
 #SEED2→『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のこと。略称は「種死」が多く使われる。
 兵器の名前とかが全般的に長くてゴージャス。まあ悪くない作品…かと。内容憶えてないし、もう見ないと思うけど。
 但しこのSEED2のおかげで、次の「00」(ダブルオー)は意外と高く評価された。SEED2よりマシだよね、って意味で。

 っつーか頭のV字アンテナぐらいしか関連性ないんだから、無理にガンダムってつけなくていいのに。
 …そんなに1から作るのが怖いのかと。まあ…それもわかるけど。
 適当に美少女と美少年を出しとけば、ほぼ全ての層をカバーできるし(女子中高生すら!)。

 でも…オッサンが量産機で小競り合いするロボットモノもいいと思うんだ。…需要なさそうだけど。

498 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:12:08 ID:5h7bxQPg
シャア「ハイネはともかく、この時期にグフの存在はありがたいな。では各員、出撃準備の後に待機のこと。
 私はこのザクの慣熟訓練をしよう」

 #シャア小隊+ハイネのガッツが+30、回復しました。
 ・まだアンディは重傷、ドレンさんも試合出場できないレベルの怪我ですが。

 地上でのガルマ隊と連携する予定です。

499 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:14:10 ID:5h7bxQPg
<WB内:ハンガー>

 場面は戻って、WB隊。原さんがプリントアウトした書類の中から、3枚だけ引き抜いてくる。
原 素子「これが現在までにわかった、ある程度の情報。メカ沢装備のCモード、Sモード、Oモードね」

ブライト「ふむ」

モードC:カウンター(Counter)。守備力が上がり、速攻のカウンター攻撃を重視する。
モードS:ソード。接近戦…接触プレイがやたら強化される。反面、守備などは落ちる。
モードO:オレンジ。オレンジ。全 力 で ! 反面、素の値は多少上がる。

ブライト「あのさぁ。これって中に、誰がどう考えてもおかしいモノが混じってるよね」
原 素子「まあそうだけど。コレ試作機だし。あと素の値が上がるらしいから、最前線で攻撃だけを重視したい時とか」

ブライト「…なのは。このオレンジってモードに、ファジー機能はつけられないのか?」
なのは「残念ですが。現代の科学力では、とても…」

500 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:15:43 ID:5h7bxQPg
原 素子「じゃあそろそろメカ沢くんを起こしましょうか。…ああッ!」
アムロ「どうしました?」
原 素子「分解して、組み直したら、ネジが一本余ってしまって…」
アムロ「あー、僕らもやりましたけど。大丈夫じゃないんですか?」
なのは「むしろ軽量化と受け止めましょう」

アムロ「…ぽち」

メカ沢「(ウィーン…!)」
なのは「わくわく」

メカ沢(C.V.かないみか)「はい、わたしリカちゃん」

なのは「ズコーッ」

アムロ「な、なのはちゃんがツッコミ役に!」
原 素子「深刻なトラブルかもしれないわね…」
ブライト「スイッチ長く押したり、叩けば直るでしょ」

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