キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト7

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/23(月) 04:07:11 ID:9DIHP7QY
ry

484 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:10:51 ID:lsc52O0o
 電話を切って。今度は携帯でガルマを呼び出す。
ガルマ「よう、なんだい? 赤い彗星」
シャア「その呼び名は返上しなくちゃならんようだよ、ガルマ・ザビ大佐」
ガルマ「はははは、珍しく弱気じゃないか」
シャア「敵のV作戦って聞いたことがあるか? その正体を突きとめたんだがね」
ガルマ「なんだと?」
シャア「そのおかげで、私は…色々マズいことになってしまった。関わらなきゃ良かったと思ってるほど」
ガルマ「ひどいものだな、そんなにすごいのか?」
シャア「そちらにおびきこみはした。君の手柄にするんだな。今、そっちへ行く」
ガルマ「よーし、そのご好意は頂こう」

 コムサイ。…これはほぼ、大気圏突入用のカプセル程度の代物だ。戦闘力はほとんどない。
 なんとしても早めに地上の戦力と合流する必要があったのだ。
 ただシャアinコムサイ VS アムロinコアファイターという、夢の対決を行ったこともあるので、
 結構なんとかなるかもしれない。

485 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:12:54 ID:lsc52O0o
 今、そのコムサイ内にいるシャア小隊は、酷い有様だった。
 アンディは入院中。リカルドは相当な疲労がある。ドレンさんとて治療中だ。
 シャア本人ですら、疲労の蓄積で試合ではまともに動けないだろう。MS(ヅダ)も失った…
シャア「ガルマと合流して、補給を受けて再編成…。それで建て直せるだろうか、シャア小隊…」
ルナマリア「…(チラッ)」

シャア「……。妹のロリのほうなら良かったのに…」
ルナマリア「少佐。今、何か言いました!?」
シャア「いや、別に…。でも『エマさん的なポジション』って地味だなーって…」
ルナマリア「(怒っちゃダメだ。我慢だ。今、ジオンはGK不足! 私にもきっと出番が…!)

 #エマさん的なポジション→主人公のおさがりのガンダムに乗って雑魚を倒す役割。
 ・雑魚には強いが、名前のあるパイロットには大抵勝てない。

ルナマリア「(大気圏の時はイレギュラーだったけど。私の専用機が届けば、きっと…!)」


 ガウの編隊を捕捉し、コムサイは誘導されて、そのうちの一機に収容された。旗艦のようだ。
 ガウ攻撃空母。大型で、MSや戦闘機を搭載できる巨大飛行機である。
 空母と名乗っているくせに、自ら爆撃もやる頑張りやさんだ。

486 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:15:36 ID:lsc52O0o
 ガウのブリッジへ行くと、付き合いの長い友人の姿が合った。
 ガルマ・ザビ大佐。ザビ家の末っ子にあたる

ガルマ「やあキャスバル兄さん。…いや、赤い彗星のシャア少佐、とお呼びすべきかな?」
シャア「士官学校時代と同じで、キャスバル兄さんでいい」
ガルマ「いや…すまんがキーボード入力が面倒だから。しかし赤い彗星と言われるほどの君が仕留められなかった船とはね」
シャア「わざわざ君が出てくることもなかったと言いたいのか?」

ガルマ「いや、友人として君を迎えに来ただけでもいい、シャア」
シャア「大気圏を突破してきた船であるということをお忘れなく」
ガルマ「ああ。その点から推測できる戦闘力を計算させている。君は前の作戦から引き続きだったんだろ?
 休みたまえ。補給もできる限り回す」
シャア「お言葉に甘えよう。しかし、ジオン十字勲章ものであることは保証するよ」
ガルマ「ありがとう、これで私を一人前にさせてくれて。姉に対しても私の男を上げさせようという心遣いだろ?」

シャア「(いや…別に)」
ガルマ「笑えよ」

ルナマリア「(この人たちって、普通の友人同士よねぇ…?)」

ガルマ「ああ、そうだ。ルナマリアさん? 君の専用機が、宅配便で届けられていたぞ」
ルナマリア「本当ですか? 良かった、間に合った…」
ガルマ「バッテリー駆動のくせに、なかなか高性能だ。シャアも見ておくといい。ハンガーにある」

487 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:17:03 ID:lsc52O0o
<ガウ:ハンガー内>
 WBやムサイよりも、さらに狭いハンガースペースに。ルナの専用機は置いてあった。

 赤く塗られた、ザクウォーリア。ガナー装備独特の長射程ビーム砲が目に付く。
ルナマリア「(よし。これがあればジオンのゴールは私が守り切れる…!)」
 愛着のある専用機を前に。ルナマリア・ホークは愛機を見上げて、拳を握った。
 だが。

シャア「え? 何? 赤いザクあるじゃん。ひゃっほーい!!」
ルナマリア「え」
シャア「じゃ、今日からこのザクは俺のね! あー、ツノつけといてよ、ツノ」
ルナマリア「ちょ」
シャア「おー、凄ぇ。MSなのにビームついてるよ、ビーム。なのはちゃんの狙撃みたいなこともできそう!!」

 …ガナーザクウォーリアー:ルナマリア専用機。『赤い』という理由だけで、シャアにパクられました。

 ちなみにガンダムがいないので。このスレではこのザクが史上初のビーム兵器搭載MSになります。

488 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/24(金) 01:18:59 ID:lsc52O0o
シャア「MSはこれで良いとして、後はどうするべきか。休養も必要だが…」

【選択肢】→シャア小隊のゆくえ
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アンディやドレンさんのお見舞いに
B:ガルマにMSと人材を回してもらう
C:早めにアッガイの準備をしておく

A案は、怪我人の回復をうながします。
B案は、使えるかどうかはともかく、数を揃えます。
C案は、シャアのジャブロー攻めのMSです(冒険王版)。

…いえ、あの、その。今シャアって、試合の回復後だけどガッツ:180/900なんて状態なんで…。

ちなみにWB側は、原素子たちがメカ沢装備を調べて報告が上がります。
書き込んだIDの(数字を抜かした)最初のアルファベットに対応する「モード」の概要が、少しだけわかります。
他の人と被ったり、判明している「Z」だった場合は、その次の文字…となります。
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今日はここまでー。

489 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 01:27:40 ID:CJtfdMQQ
B
ヒルドルブとソンネン少佐を登場させてほしいです

490 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 03:44:47 ID:sHGfKES6
B
ヅダが星になった今、IGLOO勢は原作通りの運命を辿りそうで怖いけどw
てかルナマリア、哀れ…きっとそのうちインパルスが…(望み薄

491 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 18:28:09 ID:oliPNeRE
ageればそのぶん教えてくれますか?
まさかこのスレ初のガンダムはインパルス?

492 :森崎名無しさん:2011/06/24(金) 21:45:02 ID:???
>>490
原作通りってことはなのはやアリーナ達がシャアがパクったザクをさらにパクるんですね、わかりますw

493 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:04:00 ID:???
>>489 その発想は全くなかった…。とりあえずソンネン少佐はOKの方針で(シャアと同格だけど…)
 てかヒルドルブといい、「2」の伏せて走るガンタンクといい、ヤツら物凄く強いんですがw
>>490 ルナマリアもちょい役だったんですが。ドレンさんが刺されたので…。今後、キャラが立つかに期待。
>>491 アバウトなんで、OKですよ。インパルスいいですね。でもアレ戦艦内でドッキングしときゃいいと思うなぁ。
 ストライクGも、ですが。遠距離砲撃と接近戦のモードは使われず。結局みんな高機動型だけを選んでるし。
>>492 ガンダムにパクりはつきものですし。キー差しとけって感じでw

489-491は、IDの先頭がそれぞれC、s、o。この3つのモードの概要を、原さんが教えてくれます。
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NDS-LLを買いました。…マジ面白い! アレですよ。画面が小さいのが苦手だったんですな(今までは中古の初代)。
3DS-LLが出たら買う候補に入れる予定。でも据え置きゲーム機、頑張って欲しいんだけどな…

494 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:06:04 ID:5h7bxQPg
B:ガルマにMSと人材を回してもらう
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シャア「すまんがガルマ。補給の件だが…ついでにMSとパイロットも都合がつかないだろうか」
ガルマ「本来、そういうことは上司のドズル兄さんに言って欲しいが…まあ融通しよう。
 北米は比較的、戦力が安定しているからな」

シャア「できれば有能なGKが欲しいのだが…」
ルナマリア「(私の専用機パクッといて、それなの!?)」

ガルマ「いや、ジオンも結構カツカツでな。そうそう人材はいないんだ。
 まて…特務部隊用として新型のグフが届いていたな。パイロットの着任が間に合えば、君に回せるかもしれん」

 新型MS、グフ。
 MSは(ほぼ)ジム一本に絞った連邦に対し、ジオンは多用なMSを作った。
 最も驚くべきはこの「グフ」の開発であろう。
 連邦にMSがない時点で、「連邦のMSに対する白兵戦」に特化されて開発された機体なのだ。
 ジオン開発陣の、先見性が伺える。

 …もっとも。時代を先取りしすぎた「グフ」は、自分の力だけで空を飛ぼうとして悲惨な結末を向かえるが。
 「汎用量産MSによる単独飛行」は、実にVガンダムの時代でようやく実現する(バイアランとかは特化されてるし)。
 むしろ高性能の航空機作ったほうが安く上がりそうな感じ。コアブースターみたいなのでいいじゃん。
 それにしてもグフ。時代を先取りしすぎである。ドダイがあるんだから大人しく乗ってればいいのに。

 #追記。何気に、50t以上もあるMSを載せて飛べるというのはドダイも物凄い性能だ。

495 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:07:54 ID:5h7bxQPg
ルナマリア「手に武器が持てる、という利点を捨ててまで、何故フィンガーバルカンにこだわったのかも不思議だけど」
シャア「その点。グフカスタム(ノリス大佐の)は美しかったな」

ガルマ「そうだ。もうグフも郵便で届いてるんだが…見るかい?」
ルナマリア「…そのMS、赤く塗れません?」
ガルマ「それはパイロットに言ってくれ。さあ、向こう側がグフだ。なんでも、自力で空も飛べるらしい!」

シャア「明らかに死亡フラグが…」
ルナマリア「絶対に乗りたくないですね…」

ガルマ「お? ちょうどパイロットが着任したようだな。おい、君。こちらへ。紹介しよう」

496 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:09:02 ID:5h7bxQPg
 軽く手を上げて、ゆっくりと歩いてくる男。それはルナから見れば先輩にあたるエースパイロット。

「ZGMF-X2000、グフ・イグナイテッド。ビームソード、ウィップ、内蔵型ビームガン、そしてシールドを装備。
 しかも背中のフライトユニットで大気圏内の単独飛行すら行える新鋭機。そしてパーソナルカラーはオレンジ!!」

 …ザフトの特務部隊所属、ハイネ・ヴェステンフルスだった。

シャア「…あのー、ガルマさん? 補充要員ってこの人?」
ガルマ「ああ、そうだ。ちなみに派遣社員だが、彼は他の派遣会社にも籍を置いているので、そっちへ行くこともある」
シャア「むしろこの人、入れると邪魔なんだけど…」

ハイネ「任せろ大将。こっちの契約時間内なら、全  力  で 手伝おうじゃないか!」
シャア「それじゃあ何か、WB隊の弱点とか知らない? 主に桜子とかアリーナとかなのはとかの」
ハイネ「…守秘義務に違反するので話せませんっ!」

ルナマリア「(意外だわ…。ここらへんは、普通にキッチリしてた…)」
 #オレンジ症候群は、普段は何でもないのが特徴。ジェリド症候群は…わかんないけど。

497 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:10:42 ID:5h7bxQPg
シャア「且ナ村人材派遣、だっけ。そっちの契約時間っていつ?
 俺としては、お前がいない間に試合が始まって、MSのグフだけ置いてってくれると嬉しいんだけど」
ルナマリア「(露骨に『お前いらない』って言ってるーッ!)」

ハイネ「それも服務規程により話せませんっ!」
ルナマリア「(今なら…なんとなくわかる。直接会ったことないけど、きっとハマーってこんな感じだ)」

 シャア小隊は生粋の1年戦争組…だったはずなのに。今ではガンダムSEED2に侵食されてしまっていた。
 #SEED2→『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のこと。略称は「種死」が多く使われる。
 兵器の名前とかが全般的に長くてゴージャス。まあ悪くない作品…かと。内容憶えてないし、もう見ないと思うけど。
 但しこのSEED2のおかげで、次の「00」(ダブルオー)は意外と高く評価された。SEED2よりマシだよね、って意味で。

 っつーか頭のV字アンテナぐらいしか関連性ないんだから、無理にガンダムってつけなくていいのに。
 …そんなに1から作るのが怖いのかと。まあ…それもわかるけど。
 適当に美少女と美少年を出しとけば、ほぼ全ての層をカバーできるし(女子中高生すら!)。

 でも…オッサンが量産機で小競り合いするロボットモノもいいと思うんだ。…需要なさそうだけど。

498 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:12:08 ID:5h7bxQPg
シャア「ハイネはともかく、この時期にグフの存在はありがたいな。では各員、出撃準備の後に待機のこと。
 私はこのザクの慣熟訓練をしよう」

 #シャア小隊+ハイネのガッツが+30、回復しました。
 ・まだアンディは重傷、ドレンさんも試合出場できないレベルの怪我ですが。

 地上でのガルマ隊と連携する予定です。

499 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:14:10 ID:5h7bxQPg
<WB内:ハンガー>

 場面は戻って、WB隊。原さんがプリントアウトした書類の中から、3枚だけ引き抜いてくる。
原 素子「これが現在までにわかった、ある程度の情報。メカ沢装備のCモード、Sモード、Oモードね」

ブライト「ふむ」

モードC:カウンター(Counter)。守備力が上がり、速攻のカウンター攻撃を重視する。
モードS:ソード。接近戦…接触プレイがやたら強化される。反面、守備などは落ちる。
モードO:オレンジ。オレンジ。全 力 で ! 反面、素の値は多少上がる。

ブライト「あのさぁ。これって中に、誰がどう考えてもおかしいモノが混じってるよね」
原 素子「まあそうだけど。コレ試作機だし。あと素の値が上がるらしいから、最前線で攻撃だけを重視したい時とか」

ブライト「…なのは。このオレンジってモードに、ファジー機能はつけられないのか?」
なのは「残念ですが。現代の科学力では、とても…」

500 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:15:43 ID:5h7bxQPg
原 素子「じゃあそろそろメカ沢くんを起こしましょうか。…ああッ!」
アムロ「どうしました?」
原 素子「分解して、組み直したら、ネジが一本余ってしまって…」
アムロ「あー、僕らもやりましたけど。大丈夫じゃないんですか?」
なのは「むしろ軽量化と受け止めましょう」

アムロ「…ぽち」

メカ沢「(ウィーン…!)」
なのは「わくわく」

メカ沢(C.V.かないみか)「はい、わたしリカちゃん」

なのは「ズコーッ」

アムロ「な、なのはちゃんがツッコミ役に!」
原 素子「深刻なトラブルかもしれないわね…」
ブライト「スイッチ長く押したり、叩けば直るでしょ」

501 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:17:08 ID:5h7bxQPg
 ぽち。ひゅぅうぅん↓

 ぽち。うぃいいいん↑

メカ沢(C.V.灯里)「…お客様のおかけになった電話番号は、現在、使われておりません」

原 素子「さらに重症に!?」
ブライト「…ていっ!」
 メカ沢の頭を、斜め45度で叩くと。

メカ沢(C.V.若本規夫)「ん…。ぅおう、ブライトさん。それにみんな、どうした?
 俺はちょっと、寝ぼけてたような気がしなくもない、という感じなんだが」

ブライト「…直った」

 ここらへん、やたら行動力があるのはどうしてだろう…と。アムロ、原素子、なのはは思ったという。

502 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/25(土) 01:19:04 ID:5h7bxQPg
「NPCフェイズ:メカ沢」、370P

メカ沢「サッカー研究も(タカトシの一言で)終わったことだし。道場に行くかな。
 …でもレギュラーメンバー、寝込んでるヤツも多かったし。どうするかな…」

【選択肢】→メカ沢の自由時間
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:買い物に行こう →自分で欲しいものを見つければ扱えるかも…。
B:サッカー練習に →手持ちの必殺シュートは(難易度が低いので)すぐ習得。プラスアルファ。
C:道場に →人は少ないだろうけど、謙信ちゃんと芝村舞の対決が見れるかも。
D:強化パーツやファンネル等の武装のチェックに →更に踏み込んで、詳しく調べます。
E:WB半壊状態で危機感を覚えたヤツらを集める →灯里、糸色、リュウ、アムロ、桜子です。

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今日はここまでー。

503 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 01:47:33 ID:5rsfdmhU
E
乙でしたー

504 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 02:12:54 ID:ukK6qtV+
E
メカに弱いけど直せるのか…
そしてオレンジのグフは空中で爆発したりしないのか…(まあ吹っ飛んでもハイネは死なないだろうけど

505 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 09:55:54 ID:???
白兵戦に特化したMSといえば、イフリートはいつ位に作られた設定だったっけ?

506 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 10:21:38 ID:???
>ルナマリア「手に武器が持てる、という利点を捨ててまで、何故フィンガーバルカンにこだわったのかも不思議だけど」
ヨーロッパ戦線には装甲を強化して、更に近接武器を無くしてまで両腕にフィンガーバルカンを取り付けたグフ重装型ってのがいたはず

507 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 10:58:56 ID:???
>>505
リアルの話だと、95年のSFCが初出だったはず。
ただ、やっぱ知名度を獲得したのはサターン「ガンダム外伝」のイフリート改だとは思うけど。

作中の話だともともとのコンセプトが「グフとドムの中間」だから、そのころに作られたんじゃね?

508 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 11:38:36 ID:???
イフリートとして完成されたのはドムより遅いんじゃなかったっけ
原型試作のMS-08はグフと並行だったけど

509 :森崎名無しさん:2011/06/25(土) 21:44:37 ID:???
ブライトさん…種死腐から刺されますよ?w

>適当に美少女と美少年を出しとけば、ほぼ全ての層をカバーできるし(女子中高生すら!)。

それなんてコードg(ry

510 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:38:09 ID:???
>>503 どもです。
>>504 あっちのグフは結構頑丈なので。…バッテリー式のくせに。
>>505 そんなMS、すっかり忘れてました。
>>506 グフ重装型→グフの長所を完全に殺してるし、既にグフじゃなくてもいいし。
 …と思ったところで、ある仮説が頭に浮かびました。既出かな?
>>507 自分はPSのGジェネで知りましたな。ブルーディスティニーのことも。ゲームで直接やってないですが。
>>508 皆凄いなぁ。形式とか時系列とかぽんぽん出てくる。中の人は確認作業で時間食います。
>>509 既に、なのはファンを敵に回す身…。今更怖いものなど! …いや色々と好きですよ、SEEDも2も。

511 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:40:00 ID:???
<既出かどうか知りませんが。グフ仮説>
グフは連邦で言うところのガンダムタイプだったのでは?

グフ自体がいいデキ(になりそう)だったんで、色々とヴァリエーションを考えて。
白兵戦用とか重装甲砲撃型とか飛行型とか、当初からなんとなく作ってみた感じ。
その中で一番良さげだったのが、普通のグフ。別にピンポイントで白兵戦に特化させて当たったわけじゃなかった、と。
実は、結構な数を撃ってて。その中で上出来だったのが白兵戦用グフ。
(そして、白兵戦用グフの開発者はインタビューで言ったのだ。『グフは最初から白兵戦を想定して造ってました』)

だって連邦のガンダムだって、ガンタンクなんて妙なモノ作ってるわけだし。
何が有効かとか、必要とされてるかなんて手探りの開発だったろうし。
…でもガンタンクは操縦系を上じゃなく、射撃系を下にすべき。なんか恨みでもあったのだろうか。

---

「グフにバルカン、どっかに仕込みたいよね。…腕でいっか。武器はもう片方の腕で持てばいいし」
「俺のプランは、両手に仕込むものにした。そして装甲を厚くする。…これからは弾幕の時代!」
「俺の考えたのなんか、空飛んじゃうもんね!」
みたいな勢いでやっちゃったんじゃないかと。

「ガンタンクどうする? 一人乗りにするんだって」
「あれって長距離支援だから、別に防御はいらなくね?」
「コアブロックが妙なデータを学習しちゃうのもイヤだよな。アレで俺たちの作業量増えるし」
「じゃあパイロットは上でいいか」
ぐらいな。どう考えても本末転倒だけど、設計者的には問題ないという感じで。

512 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:42:46 ID:Icpwt3vQ
E:WB半壊状態で危機感を覚えたヤツらを集める →灯里、糸色、リュウ、アムロ、桜子です。
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 サッカー練習場に。おそらくWB隊初であろう練習が行われようとしていた。
 ちなみに今回集めたのは、今後の練習を、練習する意味合いで…要するにまだ先は長いのだが。

 メカ沢、桜子、アムロ、リュウ、灯里、糸色望。

メカ沢「…ん? 奈々がいないな」
桜子「あの子はとっくに危機感覚えてたし。呼べば来るでしょうけど」

メカ沢「そうか。今回、自主的に集まってもらったのは…今後のWBのことだ」
灯里「想像以上に打撃を受けましたからね」
糸色望「しかも私たちは連邦軍に組み込まれ。民間人の立場じゃなくなってしまいました…」
アムロ「(書類上『備品』の人? もいるけれど)」

桜子「でもさ。なんだかんだで楽しいトコよ、WBって。私は、もし自分だけ助かるとしても、沈まれたらイヤだ」
メカ沢「桜子…! お前も真の漢だぁッ!」
桜子「褒められた気分がしないけど。ともかく私は、今ちょっと本気だからね。気合い入ってるよ!」
メカ沢「そう…気合い。俺たちには『気合い』が足りなかったんじゃないか、と」

灯里「ほへー?」(ぽわーんと)
アムロ「(…『白』! ああ、美しい…)」
糸色望「私はもともと、気合い入れてないんで…」
リュウ「出番が欲しいあまり、気合いは足りなかったのかも…」

513 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:44:23 ID:Icpwt3vQ
メカ沢「そこで、だ。今回集まってもらったお前らに必殺技を用意した」
桜子「おお!?」
メカ沢「桜子が使っていた『強引なシュート』だ!」
桜子「よりによって、それか…」

 #『強引なシュート』消費120と低燃費だが、補正+2するだけである(吹っ飛び係数4)。

アムロ「なんだか微妙な技ですよね」
桜子「気合いがあっても、コレじゃあねぇ…」

メカ沢「…お前ら、よく考えてみろ。叶親と伊藤誠、どっちも気合い(ロベルト式)だけで、
 ドライブシュート撃ってるんだぞ? ここにいる俺たちが、ヤツらに気合いで負けてるということだぞ!?」

糸色望「実際、気合いでボールが曲がるんだから凄いですよ」

514 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:46:47 ID:Icpwt3vQ
灯里「……。気合い」
桜子「ん?」
灯里「……。曲がる」
桜子「どしたの?」
灯里「……。気合いでドライブシュートが撃てる…」
桜子「灯里ちゃん?」

 そして灯里から。普段ののんびりした口調で、一つの疑問が提起された。
灯里「私はボールに回転をかけて曲げてますけど。気合いで曲げるのと、どっちがいいんでしょうか?」
メカ沢「…それは知らないが」
灯里「もう一歩進めて。気合いを入れて、かつ回転もかければ、物凄く曲がるような気がします」

桜子「一理あるわね。…よし、やってみて!」

515 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:48:54 ID:Icpwt3vQ
灯里「では僭越ながら。まずこれが、回転をかけて曲げるヤツです」

 のんびり、おっとり、という感じの口調なのだが。実際は物凄いことになっている。
 回転をかけたボールを前に蹴りだすと、落下地点から彼女の足元に戻ってくるのだが…そこの地面が、えぐれていた。

糸色望「ボールからヒュンヒュンって音がするんですが…」
アムロ「良かった、音が聞こえるの僕だけじゃなかったんだ」

灯里「まずこれは純粋な回転だけで曲げて、戻してます。私、気合いは入れてません」
桜子「それは逆に、むしろ凄いことなのでは…」

灯里「じゃあ今度は気合いだけで行きますね。んー。むー。うー」
糸色望「(そうは見えないですけど。気合い、入れてるんですよね…)」

 皆の心配は、杞憂だった。灯里が軽く蹴ったボールが、気合いだけで戻ってきたのだ。

灯里「できたッ。でーきまーしたー☆」
アムロ「いや、露骨すぎでしょ…」
メカ沢「もはや、気合いってレベルじゃないぜ」

 しかしそれでも、なんとなく、場の雰囲気は明るいままだった。
 ちょっとイタズラして怒られちゃった、ぐらいの感覚だったのだ。…灯里の次の言葉までは。
灯里「じゃ、次、混ぜ合わせてみまーす」

516 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:52:01 ID:Icpwt3vQ
桜子「…単品でコレってことは。混ぜたら危険なんじゃない?」
メカ沢「ああ…普通に考えれば、そうだ。だけどどうなるかを見てみたい気もする」
糸色望「混ぜると。冒険王版とパンツ鑑定士でSEEDなNTくらい、ヤバくなりそうですけど…」

桜子「で、灯里ちゃんは。ボールはどうなる予定なの? いや、ヘンな感じに聞こえると思うけど」
アムロ「爆発したりワープしそうな勢いですからね…」
灯里「んーと。モーションが大きいけどパスか…シュートになるみたいです」

メカ沢「シュートか。正GKがいないのも、ウチの弱点だし。リュウ、ちょっと相手をしてやってくれ」
リュウ「……。(怖いんだけど)…ま、まかせろ。」

 適当な距離を取って。足元にボールを置く灯里と、守備位置につくリュウ。
灯里「じゃ、行きますよー」
リュウ「おう!」

517 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:53:59 ID:Icpwt3vQ
 そこから一連の流れは、特に説明しなくても伝わるはずだ。

 灯里は自分の正面の上空に、回転をかけたドライブパスを放った。
灯里「んー。えーいっ」
 そして、強烈なスピンが掛かっているそのボールを…気合を入れてシュートに行く。

 サイクロン、と呼んでいいのかどうかだけが問題だ。
 アレは両方とも回転をかけたタイプである。回転+気合、という場合は、どう呼べばいいのだろうか。


 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
灯里の気合 →ダブルドライブ・灯里22+! card=
リュウの意地 →パンチング14+(距離+2)+! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ 灯里がゴール。『ダブルドライブ・灯里』が『完成』状態になります。
≦0→ ゴールならず。『ダブルドライブ・灯里』が『未完成』状態まで昇格します。

↓【補足・補正など】↓は続きます。

518 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/26(日) 01:55:00 ID:Icpwt3vQ
【補足・補正、カードマークによる発動スキル】

#『ダブルドライブ・灯里』は『構想段階』です。ダイヤかクラブの場合、無条件失敗します。
・灯里がスペードで「後ろ回し蹴り」が発動。補正+5

シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。
GKが数字の7を引いて負けた場合。奈々が反射で突っ込んできてクリアしちゃいます(ななカウンター+1)。
-----
今日はここまでー(メカ沢フェイズ終わらせる予定だったのに…)。
リュウにスキルが何もなかったよ…頑張れ。

519 :森崎名無しさん:2011/06/26(日) 01:57:29 ID:???
灯里の気合 →ダブルドライブ・灯里22+ クラブ2 =

520 :森崎名無しさん:2011/06/26(日) 03:25:33 ID:???
リュウの意地 →パンチング14+(距離+2)+ クラブ3 =
これならっ!(無条件勝利です)
遙かなる蒼までの道のりは遠く険しいのだ……

521 :森崎名無しさん:2011/06/26(日) 10:42:51 ID:???
双方、拙い動きだったのでペナルティとして二人でアリア社長に 心配 してあげなさい

522 :森崎名無しさん:2011/06/26(日) 12:35:34 ID:???
肉体的にも精神的にも追い詰められてるだろうからな…w

523 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:13:16 ID:dImNQQXs
>>520 何かとても低レベルな争いを見た気がしますw
>>521 あぁ、なんと優しい結果にw
>>522 何故、アリア社長が灯里に懐いてるかは謎です。今後、衝撃の事実が明らかに!(ならないと思う)
---
灯里の気合 →ダブルドライブ・灯里22+ クラブ2 =無条件失敗
リュウの意地 →パンチング14+(距離+2)+ クラブ3 =19
≦0→ ゴールならず。『ダブルドライブ・灯里』が『未完成』状態まで昇格します。
-----
 その軌道は、『変化』なんてものではなかった。
 らせん状に、かつ不規則な回転をしながら、しかしあまり速くない速度でゴールへと向かう。
リュウ「(アレ触るの、怖すぎる…!)」
 ほとんど動けないリュウだったが、幸いボールのほうが逸れてくれた。

 ボールはゴールの手前で垂直に落ちると、回転と気合いエネルギーは凝縮されて一気に開放される。
 そのバウンドは…皆の予想以上に速い速度と、方向だった。

 …天空へ。

 力強い音を発しながら。

 そして、二度と落ちてこなかった。

灯里「ボールは成層圏へと到達…突破! やりました、宇宙にまで打ち上がりましたー☆」

アムロ「宇宙(そら)へ…」

524 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:16:13 ID:dImNQQXs
桜子「……。んーと。なんか満足気のところ悪いんだけど、ゴールに入れるのが目的なんで…」
灯里「うーん。正直、どう変化するか私でもわからないんです。あと…手順を省略したのもマズかった気もします」
桜子「省略?」
灯里「気合いのロベルト式ドライブは、撃つ前に『まず服を脱ぎます』というところから開始なので…」

桜子「そんなに大事なの、それ?」
灯里「真の姿に昇華させるためには、恐らく必須ですよー」
メカ沢「まあ確かに。その動作がいらないとなれば、ロベルトノートの意味がほとんどなくなるしな」

糸色望「まあ技は失敗にせよ、いい経験でしょう。でも威力が基礎22を出してましたが…」
桜子「ちょっと前に、私やヤムチャやシャアのオーバーヘッドが20くらい、って話題が出てたけど…越えてるじゃん!」
アムロ「…数年前、いや数日前かな。サイド7での初試合。灯里さんがゴールした時は24を出してました」
 #灯里はスカイラブツインだと言い張っている技。

灯里「アレは社長 だ け が物凄くガッツ使いますし、私一人じゃできませんけどねー」

アムロ「…過去ログ解析。恐ろしいのは。叶親とモミアゲのディベートで。当時灯里さんの素のシュート値は『5』」
メカ沢「んー。素の値は弱すぎだよな。どんだけ補正強いシュートなんだか…」

525 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:17:54 ID:dImNQQXs
アムロ「アリーナの『おてんば雷獣オーバーヘッド』が基礎30、なのはのスターライトブレイカーが25程度。
 だから威力は物凄いんですが…検索してる時に、また恐ろしいものを見つけてしまいました」
メカ沢「何だ?」
アムロ「灯里さんは、アリア社長を蹴る時限定で雷獣シュートも使えるそうです…」

灯里「(にこにこ)」
糸色望「うぅ。随分豪勢に極めてきましたね…。(社長を)スカイラブツイン、サイクロン、(社長を)雷獣ですか…」
灯里「はひっ。でも私、スタミナはないので、大技には向いてないかもしれません」
糸色望「でも完成すれば、ですけど。フリーキック要員にもなれますよ。言わば代打の神様」

桜子「しかしアリア社長も大変だよねぇ。妙なナポレオンのシュート防いだのも、社長を生贄にする技だし」
リュウ「ちょっと 心 配 してあげるか…」
灯里「じゃあ私はちょっと手加減してあげますー」
糸色望「そもそも蹴らないであげれば…」

灯里「でもでも。少しくらい蹴っても、(帯を)ギュっとして。そして撫でて上げれば、すぐ仲良しさんに戻れますよ?」

526 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:19:44 ID:dImNQQXs
アムロ「んー。アリア社長は、なんで灯里さんに懐いてるんですかね。
 社長って、芝村さん、奈々さん、伊藤誠さんに慕われてるし。他の人のところに行っても良さそうなのに」

 すると灯里が真顔で、3オクターブくらい低い声で、ボソッと呟いた。
灯里「……。男なんて、少し甘い顔するだけで簡単に釣れるのよ…」

桜子「キャラブレイク! キャラブレイク!!」
灯里「はひっ! 違います、ヘンな電波を拾っちゃっただけです!」

桜子「拾わないでよ、ヘンな電波を!」
アムロ「…まあ確かに思春期の僕としては。女性に挨拶されただけでも勘違いしてしまいますが」
糸色望「いや、それがいいんですよ。私なんか。男とか女という前に、相手も人間だってことに気付いてからは…
 ああっ、絶望したッ! 男の夢を打ち砕く女どもに絶望したあッ!」

灯里「はっ! また電波を拾いました。タカトシさんからです」
桜子「……」
灯里「メカ沢さん、ちょっと借りますね」
メカ沢「うん?」

灯里「えー、てすてす」
メカ沢(C.V.灯里)「ピー。『タカトシさんからの電報です。はやく先へ進めて、です』」
灯里「ふぅっ」

 やたら達成感のある笑顔だった。この笑顔の前で、誰が「メカ沢を通さず、直接言えばいいじゃん」などと言えようか。

527 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:25:05 ID:dImNQQXs
メカ沢「まー、気合いがある程度の効果があると証明されたわけだが。…リュウ」
リュウ「はい?」
メカ沢「…もうちょっと頑張れないのか?」

 #スキルがないぶん、ジオンの名無しGK以下である。
 ・しかしGK適正が極めて低い人がWB隊にはチラホラいるので、リュウは無能ではない。…有能でない、というだけで。

桜子「↑こんだけ言われてるんだから。それこそ気合いで何とかならないの?
 …あ、そうだ! 灯里ちゃんの必殺セーブ技を教えてあげればいいんじゃない!?」
灯里「はひっ。それは構いませんけど。…ただリュウさんって、キャラ立ってないし」
リュウ「キャラ立ってないとダメなのか!?」
灯里「『蒼き右腕』ですが…リュウさんにパーソナルカラーもないし。ネーミングは『普通の右腕』?」
糸色望「普通すぎる…」
灯里「糸色さんも(最後まで残るから)GK候補になりますよね。じゃあ…『絶望の右腕』を」
桜子「ぅお、技名だけ聞くと怖すぎる…」

 #リュウが『普通の右腕』を、絶望先生が『絶望の右腕』を、それぞれ『未完成』の状態で習得しました。
 ・キャッチ技ですが、せりあいにも使えます。ただ、ぶっちゃけ強くないかも…

灯里「あとはPA外からのシュートに補正が付く『WAGON伝説』、あらかじめワゴンを並べて壁にする『WAGON障壁』、
 という技もあるのですが…。これはオプーナさんの頭のボンボンを触らないと、使えないみたいなんですよ…」

桜子「リュウ! 速攻でオプーナの頭のボンボンを触って来るんだッ!」
アムロ「アレは権利書とか必要なんじゃないですか?」
桜子「別に買うわけじゃないし、いらないでしょ。減るもんじゃないし」

528 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:26:27 ID:dImNQQXs
 いつも通りでゴタゴタやっていたわけだが、一応、それなりに練習することにした。
 …別にサッカーの練習じゃなく、『気合』の練習であったが。

 桜子とメカ沢が持っていた『強引なシュート』を、各自で練習する。

 ただ桜子だけは、既に完成された状態で持っている。ちょっとヒマだった。
桜子「アムロ、アムロ。ダイビングボレーなら私が教えてあげられるぞ?」
アムロ「いえ…『夫人パンチ』の派生系で『夫人蹴り』にします」

 #まず蹴りを出す。当たらなければその足は着地させ、次に逆の足で蹴りを出す…とやって、
 最終的にどんな遠くの場所にいてもボールをキックできるという技らしい。

529 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:27:50 ID:dImNQQXs
 一通り終わって。
糸色望「でも私や灯里さんってDF出場が多いし、ミドルシュートはあまり撃つ機会がないと思いますが…」
メカ沢「そうだよなぁ…。DF陣が気合い入れるトコって、どういうとこなんだ?」
糸色望「そりゃ、防御の瞬間とか…」
アムロ「アレはどうです? ロングフィード。この前ヤムチャさんが、それをダイレクトでオーバーヘッドしたやつ」

桜子「あー、話では聞いてたけど。そういうのがあると便利だねぇ。でも私、パスは苦手なんだよね」
灯里「桜子さんは『もずおとし』なんてどうです?」
桜子「くにおくんのドッジボールの?」
灯里「いえ、プロサルファーゴルのです」
桜子「なんか間違ってる気がするけど、どういうやつなの?」

灯里「じゃあ…あそこに空き缶が落ちてますよね。あれを狙います」
 灯里は、遠く離れた所に落ちている空き缶を狙って、サッカーボールを遥か上空へと蹴った。
 その軌道は…先程、宇宙へ打ち上げた時と似ているが…
 少し経つと、ほぼ垂直にボールは落下してきて空き缶に命中する。

アムロ「…吹っ飛び係数つけて、『SOL』って名称にしたほうがよくありません?」
 多分、誰もボールを取りに行かないと思うが。クリア技としてなら優秀かもしれない。

530 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:29:20 ID:dImNQQXs
桜子「凄い命中精度ね。…いやいや、だから、私にはそんな真似できないって」
灯里「アバウトでいいんですよー。どっかテキトーに落とす感じで。んーと、システム的にパスカットは発生しません」

 言いながら、灯里はボールと空き缶に向かって手をかざした。

灯里「でもこれ。着弾地点で、敵味方が高いボールで競り合うことになると思いますけど」

 目を閉じて、なんだか唸っている。
 すると。

 ボールと空き缶が、灯里に向かって飛んできた。彼女の手のひらに吸い付くようにして、止まる。

灯里「上空へ上げると、時間が経って、敵味方が動いちゃいますからねー」
 空き缶を地面に置いて、遥か上空へと蹴りだす灯里。

灯里「センタリングとかクロス、ロングフィードじゃなく、クリアって感じでしょうね」
 放たれた空き缶は垂直に落ちてきて…遠くのゴミ箱に落下して入った。

531 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:30:24 ID:dImNQQXs
メカ沢「ま、待て待て待て!」
桜子「何気なくやってたけど、今、なんか凄いことが起きてたわよね!?」
灯里「え? 私は、空き缶を地面に捨てちゃダメだと思って」

アムロ「その前ですよ! 手をかざしたら、ボールと空き缶がこっちへ飛んで来ましたよ!?」
灯里「ほへ? ああ、アレですか? 今日覚えた『気合』ですけど」
糸色望「気合ってレベルじゃ…」
灯里「気合で曲がったりするんですから、その逆だって。気合があれば引き寄せることだってできますよ?」

 そういうモノ…らしい。
 #効果には個人差があります。

532 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:32:07 ID:dImNQQXs
灯里「そうだ! リュウさん、GKなら気合を使えばいいんですよ!」
リュウ「え?」
灯里「相手のシュートを、気合で曲げたり、弱めたり、引き寄せちゃえばいいんです」
リュウ「(俺には無理っぽいけど)ど、努力する」


<メカ沢フェイズ:まとめ>
メカ沢。「強引なシュート」完成。「タイマン勝負○」習得、一対一で強くなります。
桜子。「もずおとし?」未完成。「突進」習得、前へのダッシュが少し速くなります(アリーナ等が所有)。
アムロ。「強引なシュート」未完成。「夫人蹴り」構想段階。「鋭敏感覚」「意識拡大」構想段階。ともに防御技です。
リュウ。「強引なシュート」未完成。「普通の右腕」未完成。「気合セーブ」構想段階。
糸色望。「強引なシュート」未完成。「絶望の右腕」未完成。
  「ロングフィード○」習得、遠距離パスのペナ軽減です。
灯里。「強引なシュート」完成直前。「もずおとし」解禁。「気合セーブ」完成。
  「ダブルドライブ・灯里」未完成。「ダブルドライブ・改」構想段階(服を脱ぐ動作を入れるバージョン)。

 列記すると物凄いですけど。「補正+1とか+2」の技も多いんで、見た目より凄くはないでしょう(一部を除く)

533 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:36:18 ID:dImNQQXs
「日常フェイズ」
<WB:ブリッジ>

 ブライトがブリッジに上がると、灯里の元気な姿があった。
ブライト「おお、灯里。元気になったか」
灯里「はひっ。もう大丈夫です。…それに、ボクサーは気合で血すら止めますから」

 シュタッと、またもや天井からなのはが降りて来た。
なのは「まさか…私に ア レ が 来 な い のは、気合いで止めているせい!?」
 ミライさんが飛び蹴りをかまして、黙らせてくれました。

ブライト「よくわかんないけど、平和な一日になるといいねぇ」
キバヤシ「極秘情報だ。ガルマ率いるジオン地上・空中部隊と出会わないのは、中の人が色々と遅れてるせいだ」
あおい「地上に降りたら、結構すぐ…な気がしてたのに、それが原因なんだ…」

534 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/27(月) 01:37:43 ID:dImNQQXs
ブライト「んー。仕事はイヤだけど。遊んでるだけってのも世間体があるんで。
 ねえ何か仕事してるっぽいことってない? どうでもいいヤツで」
ミライ「ブライト。黙っててくれません? こっちは高度を下げて飛ぶので、神経使ってるの」
ブライト「…すんません」


【選択肢】→ドキッ! 可憐な女性たちの日常
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:あおい
B:なのは
C:アリーナ
D:奈々
E:謙信
F:蘭

-----
今日はここまでー。

535 :森崎名無しさん:2011/06/27(月) 01:44:24 ID:219hjfJA
B
なのはさんはリリカルサッカーへの出演に向けて、そろそろ原作のキャラ設定を思い出すべき

536 :森崎名無しさん:2011/06/27(月) 01:52:19 ID:???
乙でしたー
ところでフライマンタかデプロッグでもザク相手なら有効だと思うんだけど陳情できないかな

537 :森崎名無しさん:2011/06/27(月) 02:41:37 ID:XI/k3LMM
B
物資補給にはまず敵勢力圏内から出なきゃ駄目じゃない?
まあザクとか宅配便で送れてるみたいだけどw

538 :森崎名無しさん:2011/06/27(月) 19:03:01 ID:???
灯里最強伝説
いつも何かが違うけど

539 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 00:52:33 ID:???
>>535 いや。あっちって、なのは19歳時点(つまり10年後)での話みたいなんで…。
 こっちの9歳時点では「子供ならではの、無邪気な残酷性」を重視しています(するなよ)。
 向こうに出たら…敵味方全員をバインドで拘束し砲撃。恍惚感に包まれ、ピッチを去る…ような(ただの通り魔)。

>>536 陳情は可能だし、ザクにも有効ですが…、なにぶん使える人が。あ、リュウがいるじゃん!

 …むしろ戦闘ヘリがMSに有効な気が。相手の迎撃は当たらないだろうし。ザクの足じゃ追いつけないし。
 遠くから有線か熱誘導ミサイル。…ザクが勝てる要素がない気がします。制空権を握られてるとドップが脅威ですが。
 戦闘機:戦闘ヘリ:戦車があれば、普通にMSと戦えそうな。…戦車の武装はガンダムのバズーカに換装して。

>>537 特にコード「センターフィールド」は、既に配達要員になってるけれど、時空を越えて配達もしてくれますw
>>538 一応、まともな人のはずなのですが。何かがズレてしまっているという…

ふと。ガンダムSEED。もう10年も前なんですな。丁度、インターネットが世間に広まったあたり。
MADとか、あの頃にあった「マニアの熱狂的なバカバカしさ」が大好きでした。森崎板も通ずるところがありますな。

わりとSEEDも嫌いじゃないんですが。いっつも「アスランの背中のフライトユニット。自分で乗る意味ないじゃん」と。
王道的には二人で強襲をかけて。キラさんが「複数ロックオンする。でもこっちはその間、無防備になる!」
「よし、コレに乗れ。遠隔でこっちが操作する。お前はロックオン&砲撃優先で!」って展開が燃えるんですが。

ラクスは1でアレだけ掻き回してたくせにその後は政治しないし。無責任すぎるだろ、と…。いや、色々と好きですよ?
-----
#訂正。アムロの「鋭敏感覚」「意識拡大」は、防御だけでなく(一部は)攻守兼用です。
やはりメモ帳だけじゃ限界か…エクセルでまとめればラクなんだけど。…まとまった時間が必要だしなぁ。

540 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 00:55:14 ID:7oiySQyU
B:なのは
-----
<なのはの部屋>

 全体的にピンク色でぬいぐるみとか置いてあって…という部屋ではない。
 怪しげな呪文や魔法陣がビッシリと書き込まれていて、全体的に黒い。そして暗い。
 この部屋を一層不気味にしているのは、その「統一感のなさ」である。

 五芒星とアルファベットの呪文のすぐ隣に、般若心経が(誰かの)血文字で書き連なっており。
 アラビア語っぽいもの、象形文字、かと思いきや落書き。楽譜のようなもの。メモ。
 それらが混在して、床と壁と天井にビッシリ書きこまれていた。

 机と床の上には、クスリのシートが散乱し。『白い粉』も大雑把に大量に積まれて。
 バスルームだけ照明がやけに明るいが、それは大麻の栽培(趣味)のためである。

 そんなイヤすぎる部屋の中で…ハムスターのような姿のユーノ君は原因不明の病気にみまわれていた。
 酷い吐き気と頭痛。悪寒。食欲もなく、全身を襲う倦怠感。

 …いや。本当は、原因は想像がついている。『この部屋』だ。こんな部屋にいるから、調子が悪いのだ。

541 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 00:57:04 ID:7oiySQyU
 それなら出て行けばいい…と思うだろうが、ユーノ君は見てしまったのだ。
 早朝の公園で。ひたすらローキックを繰り返している女性の姿を。
 白っぽいローブ…ちょうど、なのはに似ている服装と、長い髪の毛。年齢は15か16あたりだろう。
 …彼女が蹴っていたのは、猫だった。白くて、ややデカい猫を容赦なく蹴り続けていたのだ。

 猫ですら蹴られるのだ。ハムスター(フェレット?)サイズの自分では、踏まれる。踏み潰される。圧死。

 ところでこのユーノ君って誰だ、と思われる方も多いだろう。1スレの最後か2スレあたりで出て以来である。
 彼は、なのはの持つ魔法の杖「レイジングハート」の、先代の所有者だった魔道士だ。
 こう書くと凄い人っぽく思えるが、レイジングハート本人(?)から拒否られ、「杖」として使えたことはない。
 「なんか持ってた」ぐらいの感覚である。

 本来は人型なのだが、今のフェレット姿は省エネモードである。
 税金とかそういう都合でだ。また、この姿なら女湯に一緒に連れて行ってもらうこともできる。

542 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 00:58:21 ID:7oiySQyU
 ふと。コンコン、とドアがノックされた。…ノックするということは、なのはじゃない。
 なのはなら普通に入ってくるか、天井裏から降りてくるはずだ。
 どうしようかと迷っていると、キーが外され、ドアが開いた。
 この部屋の合鍵を持っていて、かつノックしてくる人は…一人しかいないだろう。
 なのはの親友。フェイト・T・ハラオウンである。

フェイト「ユーノ君、私よ」
 彼女はあまり感情を表面に出さないが、それでも優しそうな表情は、ユーノは大好きだった。
 表面上は愛くるしいくせに眼が笑ってない、どこぞの魔法使いに比べたら、という意味ではあるが。

ユーノ「…警察は?」
フェイト「なのは様がそんなミスするはずないでしょう? それより、なのは様は?」
ユーノ「いや、今出かけてるよ」
フェイト「そう…」

543 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 00:59:30 ID:7oiySQyU
ユーノ「……。ねえフェイトさん。今までずっと不思議に思ってたんだけど?」
フェイト「?」
ユーノ「なのはとフェイトさんって親友だよね?」
フェイト「ええ」
ユーノ「…なんで『様』付けしてるの?」

 すると彼女は陶酔しているように、呟いた。
フェイト「…大切な、人だから」
ユーノ「……」
フェイト「また今夜来ます。なのは様には、コレを渡しておいて」

 フェイトは黒いカセットケースのようなものを取り出した。
ユーノ「何これ? ビデオテープ?」
フェイト「ええ。…しかもベータ」

544 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/28(火) 01:01:03 ID:7oiySQyU
 微妙な規格のモノを残して、フェイトは部屋を出て行った。カギもロックしてくれる。

ユーノ「どうやって見るんだ…。まあいいか、なのはに渡せば」

 ふと、テープに貼られていたラベルを見ると。そこに書いてあったのは…

【選択肢】→ビデオテープのラベルの文字
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:「奈々さんの大気圏突入」
B:「TV版Zガンダム最終話と、0083最終話」
C:「痴漢冤罪の実例」
D:「てのひらを太陽に」

 #なのはが、関連する何かを何かするかもしれなくもない、と言わざるを得ない。

-----
今日はここまでー(なのは出てこないし…ごめんなさい)。

545 :森崎名無しさん:2011/06/28(火) 01:02:30 ID:HDY+plWg


546 :森崎名無しさん:2011/06/28(火) 01:12:11 ID:q3VXtLSg
B
お疲れ様でした

547 :森崎名無しさん:2011/06/28(火) 02:09:13 ID:???
偽ラベルの向こうでは一体どんな痴態が……!(違う

548 :森崎名無しさん:2011/06/28(火) 20:45:18 ID:???
ユーノが見た猫を蹴ってる女って、、、

549 :森崎名無しさん:2011/06/28(火) 20:48:20 ID:???
0083は総集編しか見てないので、チャック・キースと整備士のモーラが恋人同士になった経緯がよくわからないだよね

550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:10:54 ID:xwdinFhE
>>547 当初。それらしきラベルもあったんですが。なんか 誰 も が 選ぶような気がして…w
>>548 間違いなくあの人ですw いや、ちゃんと訓練してるんですよ(ローキックの)
>>549 OVA版でも、特に描写はないですな。月から出発の直前あたりで唐突に。
 コウも「え? 二人って、そういう?」、キース「戦局は常に変化しているのだよ」ぐらいな感じで。
---

B:「TV版Zガンダム最終話と、0083最終話」
-----
なのは「うぃー。酔った酔った。喉乾いたー。ユーノくん水ちょうだい」
 なのはが帰ってきたのは、夜の10時頃だった。どっかで(大人に変身して)飲んできたらしい。
 普段は夜の9時を過ぎたあたりで眠くなるので、今日はちょっと夜更かしの日だ。

ユーノ「まったく。そうそう今日、フェイトさん来たけど帰っちゃったよ?」
なのは「うん。電話があった。今日は野暮用で夜に会えないからって言っておいたし。
 秋葉原で『灯里:はわわわ はわわーっ』を買ってくるよう言っておいたんで羞恥プレイ的にも問題ないよ」
ユーノ「なんなの? それ?」
なのは「オモチャ的なもの。それより、何かビデオ預かったんだって? 裏モノ? それとも何かの証拠?」

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:13:47 ID:xwdinFhE
ユーノ「知らないよ。ベータのデッキが無いもん」
なのは「こういう互換性は、チャイニーズテクノロジーが全て解決!
 無許可で…失礼、独自に色々開発してるので、ある程度面白いものがあります。じゃじゃんっ」

 なのはは、安っぽい箱のようなものを取り出した。
なのは「なんとこれ。SFCに繋げることによって、FCソフトが使えるアダプター。今ではそこらに互換機が売ってるけど、
 当時はあまり大々的にできなかった逸品です」
ユーノ「へー。意外と便利そうじゃない?」
なのは「まあアダプターと言うより、この箱が全部FCで、映像出力だけをSFCから借りてるだけなんですけどね」
ユーノ「なんか騙された感じ。…それでベータは?」

なのは「ベータはこっち。この箱でテープを再生して、出力だけをDVDデッキの入力側に任せるものです」
ユーノ「…それ、直接TVに繋いでいいような気がするんだけど」
なのは「まあ、そこはそれ。じゃあスイッチオン!」

552 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:16:08 ID:xwdinFhE
-----
フェイト「お願いします、なのは様。もう、ぶたないでください!」
なのは「それならどうして、フェイトちゃんのココはこんなになってるのかな?」
フェイト「違うんです、わた」


蒼く眠る 水の星に そっと
口づけして 生命の火を 灯す 人よ
時間という 金色の さざ波は


ユーノ「なんか冒頭に、教育上好ましくない映像が…」
なのは「このビデオ、重ね撮りしてるみたい。……。ん?
 フェイトちゃんが私との『灯里:はわわわ』を消したってことは、それくらい重要なメッセージなのかも」
ユーノ「DVDレコに移行したんじゃない? それか、ただベータからVHSにしたとか」

なのは「あ、違う。あの日は急にサッカーに駆り出されたから、フェイトちゃんは『灯里:はひっ』したまま、
 放置プレイになってしまって。画像向きじゃないから消しておいてって言ったやつだった」

ユーノ「…売るの? そういうの」
なのは「売るわけないよ! フェイトちゃんは私だけのモノ。本来、ユーノ君にも会わせたくない程なのに!」

553 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:18:16 ID:xwdinFhE
ユーノ「はぁ…。それよりほら、Zの最終回、始まるよ」

 戦闘シーンで、ぴょんぴょん飛び跳ねて、はしゃぐ幼女。かと思えば。
『新しい時代を創るのは老人ではない!』
なのは「…そうよね。だから、邪魔な老人は早く引退しろって思うの」
 ボソッと呟いたりもしている。 

 きゃいきゃい言いながら、見ていたと思えば。
『これで終わりにするか、続けるか? シャア!』
『貴様にそんな決定権があるのか!?』
なのは「…だからシャアが決定しろって言ってるじゃん。いや…ハマーンも三択とかにすれば良かったのかも」
 妙なツッコミを入れている。

『わぁ…大きな星が、ついたり消えたりしている。大きい…! 彗星かな?
 違うな、彗星はもっと、パァーッって動くもんなー』

 Z最終話、END。

554 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:19:34 ID:xwdinFhE
なのは「ふぅ…」
ユーノ「なんだか軽い感じで見てたけど。Zと言えばバイブル的存在、って人もいるくらいなんだよ?
 桜子さんが言うところの『燃えよドラゴン』的な。重要性、わかってる?」

なのは「……。…この一話前にカミーユが宇宙空間でバイザーを開け、慌ててエマさんが閉めるというシーンがあるけど。
 その時点で彼は自分の『命』に執着してません。そして戦いがない世界を願う彼ですが、
 憎しみの連鎖は強く、戦争は泥沼化します。カミーユはよく、最終話で『精神攻撃を受けて自我崩壊』と言われてますが、
 私から言えばあれは人間の領域を越えた『神』の領域にまで踏み込んでます。仏教における『解脱』。
 人として生まれ、人であって、しかし今は人ではないもの。『神』。キリスト教的なそれとは違いますが。
 劇場版では。ファと抱き合って嬉しがってるので『自分』を捨てきれていません。
 だからバイザーも脱がなかったのでしょう。ダカールはカットされるし、どっちが公式なんだよ畜生」

ユーノ「ごめん、ごめん! 続き、続き見よう!? えーと、次は0083だって。OVA版13話」

555 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:20:50 ID:xwdinFhE

蒼ざめた瞳 見つめる炎
今 全てを 捨てる時が来た
想い出す事も 悲しむ事も
許されずに 闘い続ける

なのは「デラーズ閣下ぁ!」
 冒頭から叫ぶ、なのは。なんか思い入れがあるらしい。

 落下するコロニー内部で、銃を向けるニナに対しては。
なのは「撃て、コウ! あとはガトーと素手で殴りあって決着をつけるのがアメリカンスタイル!!」
 やたら興奮している。

 そして。
 ニナがニコッと笑って、終わるENDを向かえた。

なのは「ふぅ…」
ユーノ「今度はやけに気合い入れて見てたけど…」

556 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:22:41 ID:xwdinFhE
なのは「……。…今の日本人、いえ経済大国全てが『命は大事』とか言う。反吐が出るくらい。歌詞でも聞く。
 生きてりゃいいのか、って話なの。無駄死にのテロリストであろうと…いえ、だからこそ、
 彼らは『信念』を持って戦い、死んでいった。…リアル日本で『我らは民主主義のために戦う』と叫んでも、
 イマイチ現実感がないというか、既にイデオロギーが失われているので失笑物というか。
 だから『ジーク・ジオン!』で散って行った漢たちに共感し、羨ましくも思うの。
 …惜しむらくは、それが当初の理念のジオニズムでなく、ただのギレン派の残党だったことかな」

ユーノ「ごめん! わかった、もうOK!」
なのは「お酒とつまみがあれば、3時間は喋れるよ?」
ユーノ「ってゆーか、お酒飲んじゃダメでしょ! …それより。ビデオ見て何かあった?」

なのは「0083って、今作ったら艦長やバニング隊の3人が『女』になってそう。1990製作…20年も前だからできたことで」
ユーノ「いや、そうじゃなく」

557 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:24:46 ID:xwdinFhE
なのは「んー。どっちも見たことあったけど…。『特攻』かな」
ユーノ「はい?」
なのは「Zの特攻、ノイエ・ジールの特攻。そしてGP03がシーマ様を殺った特攻→零距離射撃コンボ」
ユーノ「はぁ…」

なのは「Zでも、マウアーが死んだあたり? だかで。名無しのネモが、ムウ・ラ・フラガばりの防御特攻してたけど。
 軍事史を紐解けば。旧日本軍の『特攻』は、確実に実績として残っている。
 迎撃で多数が落ちているわけだけど…その迎撃が『もう限界だ』と報告されているの。対応しきれなくなった。
 …それからなの。軍艦に、CICが常設されるようになったのは!」

ユーノ「…えっと、それで、どうなったんでしょう」←敬語になってる

なのは「私も特攻する」

558 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:26:13 ID:xwdinFhE
ユーノ「ええっ!? …って驚きたいんだけど、今までだって散々自爆したりで特攻してるじゃん…」

なのは「違うの。コウ・ウラキがやってたアレをする。突っ込んで、GKに対しての零距離砲撃」

 ・2期の最後のほうにやってたヤツである。
 ・というか、なのはとGP03(デンドロビウム)は、似てる。運動性よりも、高火力・重装甲というスタンスが。

 #なのはが「エクセリオンバスターA.C.S」を解禁しました。自分から突っ込んで捨て身の砲撃をします。
 なのはWIKIによると(Accelerate Charge System)だそうです。

ユーノ「(燃費が悪いって言われ続けてるのに、コレ以上の大技を身に付ける必要があるのだろうか…)」

 #ちなみに零距離砲撃とは、確か大砲とかの「仰角が」ゼロ(水平)だったと思うが、
  まあ生きていく上で別にどうでもいいので、このスレではコレで通します。…なんて言うんだろ。接敵射撃?

 何にせよ。『遠くから攻撃できる』という銃器の最大のメリットを消しているところはナンセンスだが。
 そこはちゃんと気合い補正が入って強くなるので問題ない。

ユーノ「(でもフェイトさんも。わざわざビデオ見せずに口で言えばいいのに)」

 ユーノ君がそう思うのも無理はないが。
 フェイトは、なのはに対し、意見や拒否を許されていないという事情があった。
 だからしょうがないのだ。

559 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/29(水) 01:31:21 ID:xwdinFhE
「ブライト:プライベートフェイズ」

ブライト「地球に降りても、結構、敵と出会わないもんだなぁ。そんなに何かが遅れてるのか…」


【選択肢】本日のブライトさんの行動→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:艦船の運用の勉強をしてみる
B:野球の一塁コーチが、どう見てもアウトなのにヤル気なく「セーフ」判定するのは何故か調べる。
C:ブリッジメンバーに何か差し入れ
D:誰かと飲みに行く
E:誰かと寝る

A案は、適度に休憩とか、そういうことができるかも。
B案は、長年の謎を調べます。
C案は、ブリッジクルーたちとの結束を深めます。
D案は、仲間とコミュニケーションを深めます。
E案は、相手がいるかどうかが最大の問題です。
-----
今日はここまでー(一向に進んでないけど…)。

560 :森崎名無しさん:2011/06/29(水) 01:56:50 ID:9Z0JJ0gQ
D
「接射」ですねえ。
暴発とか誘爆とか跳弾とか怖いしそもそも仰る通り遠距離メリットないんで基本的にはファンタジーですけど、
ヤの人とかが拳銃でごりっとやるアレで残る火傷は「接射創」なんて医学用語があったりとか。

561 :森崎名無しさん:2011/06/29(水) 01:59:41 ID:K6BcAhBU

接射といえば小説版サモンジ隊長だよね、
などというネタを投げてわかってくれる人はどれだけいるのやら。

562 :森崎名無しさん:2011/06/29(水) 02:11:22 ID:???
バトルテック懐かしいねw

563 :森崎名無しさん:2011/06/29(水) 08:08:58 ID:???
>フェイトは、なのはに対し、意見や拒否を許されていない
それは親友なのだろうか…

564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:32:40 ID:???
>>560 おお! また一つ賢くなりました。…でも誤用の「零距離射撃」って言葉のほうが響きが格好いいですな。
>>561-562 すんません、守備範囲外です…
>>563 ある意味、互いに好き同士なので、まあ。…ちなみになのはは、奈々のことも『親友』と言ってますな。
 (遥か昔の修造さんの特訓の時に、互いに名前を呼び合ったのが縁で。完全に勢いだけど)
---
#なのはの「A.C.S」→IフィールドとかATフィールドみたいなものです。他の時でも使えそうな気もしますが。

なのはを知らない人へ。彼女は中距離:遠距離が得意な砲撃型で、接近戦は(他のエースと比べて)苦手です。
…これガンタンクじゃね!? フェイトがガンダムで(白兵戦での運動性能が抜群)。

正直。ガンタンクって逆に宇宙で使ってこそ、最強な気がするんですよね。地上でジャンプできる推力あるし。
重いから加速は遅いし、足を止めたらやられるけど。一度速度を出しちゃえば(空気抵抗ないから)どんどん速くなる。
まず敵本隊に砲撃。近くの敵には腕のミサイル。相手からの攻撃は、高速移動してるから当たらないし、装甲も厚い。

…つまりガンタンクは、連邦軍のMAの先駆け的な存在だったんだよ! な、なんだってー!
---
そして連邦軍は、ガンタンクの反省点を洗い出し後継機を開発する。
#咄嗟の時のために、白兵戦用のビームサーベルを装備。
#ビーム兵器で捕捉されてもいいように、Iフィールドを搭載。

大きな質量と、低運動性は承知の上だ。その上で、高火力・高機動・重装甲・大推力を実現させるMA。
…そのコンセプトの基で開発されたのが、後にGP03-デンドロビウムと呼ばれる機体であった。

嘘。

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:35:09 ID:y98HUqp6
D:誰かと飲みに行く
---
 時間はかなり遡る。
 ブライトはブリッジに上がって、いつものように暇を持て余していた。
 周囲は索敵だの補給の位置だの操船に忙しいが、艦長は「まあお願い」ぐらいと言うことくらいしかやることがない。
 (本来の艦長業務は、他の人がやってます)
 色々やっているうちに、今日のシフト終了時間が近づいてきた。

ブライト「ま、今日はこれで終わりかな。そうだなー、誰か飲みにでも行かない?」
ミライ「お酒は二十歳になってから…な気もしたけど。私も結構行ってるので、宇宙世紀じゃ法律が違うんでしょう」
ブライト「ヨーロッパだのロシアじゃ、結構子供も飲んでるみたいだし。まあそこらへんは柔軟に」

 近くで浮いていたなのはが、手を上げた。
なのは「はいはーい。私行きまーす」

 #なのははブライトたちと飲んで、帰ってきてからフェイトからのビデオを見たわけだ。

ブライト「ミライはどうする?」
ミライ「私は操舵手でいっぱいいっぱい。今回は遠慮するわ。サブの操舵手も欲しいところなんだけど…」
ブライト「操舵、というか操船なら灯里だけどな。オールの手漕ぎとは全く違うか。まあ考えとく」
ミライ「操舵手だけ、サブ要員がいなかったものね」

 今は芝村舞の命令で、WBは一日8時間勤務の3交代制である。

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:36:30 ID:y98HUqp6
ブライト「えーと。メカ沢、桜子、アムロ、灯里、リュウ、絶望先生はなんだか訓練してるしなぁ。他に誰か…。
 あ、なのはもだけど。謙信ちゃんとアリーナが結構疲れてるよなぁ。気分転換になるかもしれないし誘ってみよう。
 奈々はすぐ帰宅するし…女はそれでいいとして。後はバランス的に男だな」

 誠は、女嫌いだ。誘っても来ないだろう。
 ハマーは空気を悪くするからいらない。ヤツは盗撮だけしてればいいのだ。写真は後で譲ってもらう。
 あとは…仲の良いヤムチャと、左舷弾幕的に贔屓している叶親を誘うか。


 結局、居酒屋に集まったのは。
 ブライト、ヤムチャ、叶親。なのは、奈々、アリーナ、謙信。そして彼女が連れてきた蘭。合計8人である。
 なのはは魔法で19歳モードに変身している。普段の学校の制服ではなく、どこぞの軍隊っぽい制服だ。
 普段持っている杖は、うるさいので小さくペンダント状態(待機モード)にして、代わりにカトラスを持っていた。

店員「いらっしゃいませー。えぇと何名様でしょう」
ブライト「8人。空いてる?」
店員「あ、申し訳ありません。6人席だけしか空いていないので、少々お待ちいただく形に…」
ブライト「あ、そこでいいや。どうせ1人はすぐ帰ると思うし、1人は浮いてられるし」
店員「はぁ」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:37:49 ID:y98HUqp6
 なのははビールが苦くて飲めない。注文はサワーだし。アリーナはワイン、謙信と蘭は日本酒である。
 その他はビールを頼んで。注文が届くと、皆で乾杯した。
ブライト「地球到着を祝って。かんぱーい!」
アリーナ「いーやっほう!」
なのは「かんぱーい!」
奈々「こういうの、楽しいですよねー」
叶親「奈々さん、それに謙信ちゃんは大気圏突入の英雄じゃないですか」
蘭「謹慎も解けましたし」
奈々「えへへ…」

 奈々はビールを一気飲みすると、立ち上がった。
奈々「じゃ、私は帰りますんで。お疲れ様でーす」

ヤムチャ「え」
叶親「う」
アリーナ「はやっ!」

なのは「ばいばーい。またねー」
奈々「また明日ー」

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:38:53 ID:y98HUqp6
ブライト「…予想はしてたけど。帰るの早いよな」
なのは「でも奈々おねーちゃん、アレで今日は遅いほうですよ」
アリーナ「普段はどんななのよ…」
なのは「注文だけして帰る感じ」

 単なる嫌がらせである。

 今回は、別に目的があって集まったわけじゃなかった。ただの息抜き。
 会話もサッカーや軍隊の話題はほとんど出ない(注:普段もそうである)。
ブライト「…ん?」
 ふとヤムチャを見ると、端っこで落ち着きをなくしていた。
ブライト「どうしたヤムチャ」
ヤムチャ「いえ…。その…」

 ヤムチャは女性の前ではアガッてしまうが。そんなのは周知の事実だった。
 だから隣には、普段は比較的に会話をしている、なのはがいるのだが…
ブライト「…あぁ! なのはって今、19歳モードじゃん!」
なのは「そっか。でも9歳だと流石に目立つし…29歳か39歳になってきましょうか?」
ブライト「29歳じゃ、まだヤムチャがアガるだろうし。39歳は、絵的になー」

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:40:38 ID:y98HUqp6
叶親「いつも思うんですけど。謙信ちゃんさんってよく食べますね」
謙信「(こくこく)」
 テーブルにあった食料は、どんどん追加注文しても、すぐになくなっていく。
ブライト「アレだけ動いてるんだから、そりゃ食べるんだろうとは思ったけど。予想以上だな。
 …おい、なのは。なんか頭の上で飛んでるぞ?」

 正座して浮かんでいるなのはの頭の上を、くるくると小さなものが2つ、旋回していた。
なのは「あー、出て来ちゃったんだ。少し厳しく躾けたほうがいいかなぁ?」
蘭「何ですか、それ?」
なのは「ファンネル。どうもこの子たちに懐かれちゃって…」
叶親「ファンネルって今、どうなってるんでしたっけ」
なのは「私とメカ沢で2基ずつ。奈々おねーちゃんとアムロで1基ずつ持ってますね」
ブライト「役立つのかねー」

なのは「どうでしょう。ファンネル全盛期はZZからCCAあたりだと思うけど、それ以降は廃れちゃったし」
ブライト「扱いにくいんだろうな、きっと。量産には向いてないのかも」
なのは「…ブライトさん。この子たち、お酒飲みたがってますよ? いいですか?」
ブライト「さあ…。いいんじゃない?」

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:43:21 ID:y98HUqp6
 黙々と食べ続ける謙信とは正反対に、アリーナがお淑やかに振舞っていた。
 テーブルマナー的には完璧であろう。

ブライト「なんか凄く意外…」
アリーナ「え、私? いやほら、パーティって言うから。それなりの心構えで」
ブライト「パーティ…まあ確かにそうだけど」

叶親「アリーナも謙信ちゃんさんも、お姫様だよな。よく考えるとウチらって凄い集団なんじゃ…」
謙信「(もぐもぐ)……。…私は姫ではなく、女王に当たる地位だが」
叶親「それ、更に上ですよ。蘭さんも、それなりの地位でしょう?」
蘭「はい。領主と婚約しています」
叶親「俺は一般人だし。ヤムチャは砂漠の盗賊だし。ブライトさんも普通の人みたいだし…男は弱いな」

なのは「ウチの家族は、結構凄いみたい。私は子供だからよくわかんないけど」

ブライト「あとミライさんの家柄も凄いらしい。そうは見えないけど」
叶親「芝村の一族もいるし。豪勢ですな!」

 #この場にいる人間同士が、少し仲良くなりました。

571 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:44:24 ID:y98HUqp6
 わいわい。がやがや。もぐもぐ。場が、いい具合にほろ酔い気分になってきて。
 ヤムチャもようやく、気が大きくなってきて。

ヤムチャ「聞いてくださいよ、俺この前、少し足元が大丈夫になってきたんですよ。
 もう色々な人から足元足元言われてたけど。…こんなに嬉しいことはない!」
叶親「それまで-7補正が、-6補正になっただけだろ?」
ブライト「しかもスレ当初は-5補正だったという」
ヤムチャ「修造さんの時だ。逆にアリーナが、いい『引き』をするんですよ! あぁ、羨ましい」

謙信「(もぐもぐ)」

572 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:46:42 ID:y98HUqp6
蘭「欠点でも、キャラ立ってるからいいじゃないですか。…私とリュウさん。特にリュウさんの凡人っぷりと言ったら…」
ブライト「GKの時、スキルがなかったもんな。ラクというか、あっちが本来の姿なのかもしれないけど」

なのは「『引き』と言えば、私とか、アムロとあおいちゃんさん、『才能開花』してないんですよ?
 奈々おねーちゃんと謙信ちゃんさんも。逆に、浜渡浩満(ハマー)はやたら運がいい」
アリーナ「噛み合わないわねぇ」

蘭「ウザい、ってだけでキャラ立ってるんだからいいですよ。新田って人、私は知らないけど、キャラ立ってるし」
叶親「ツッコミ役が不在なことが多いんで、そっちに回ったらどうです?」
蘭「既にタカトシさんの協力は得ているんですが…最近、彼は電報だけで済ませることが多くて…」

ブライト「何か目立つ属性つけたら? …ツンデレとか、男嫌いとか、ドジッ娘とか」
蘭「私、本来はツンデレ属性なんですけどね。でもデレる人がいないし」
ブライト「…読者にデレたら?」
蘭「中の人が極端に嫌ってますけど」
ブライト「いや、だからツン状態も極端にするの。要求水準を高くして。試合に5-0で勝つのよ、的な」
蘭「うーん…」

573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/30(木) 00:48:21 ID:y98HUqp6
叶親「軍師とか、策士的なポジションもいいのでは? WB隊にはそのポジションがいないし」
ブライト「そうだよな」←本来はこの人の役割である

なのは「一旦控えに回って、復活を待つという手も。キバヤシの如く」
アリーナ「本家WB隊だっけ、アレに誰か加えるとか」
ヤムチャ「いっそ新キャラを追加して競争力を高めるとか」←四天王が5人いるパターン。


【選択肢】蘭(&リュウ。本家WB隊)のキャラ→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ツッコミ系に→ちょうど、男側と女側がいるので。
B:ツンデレ系に→普段はツンツンしてみます。デレのタイミングがポイントです。
C:軍師系に→策略は、芝村舞あたりが修正してくれることを願って。
D:一旦潜伏→裏工作や便利屋、ブリッジ要員などを頑張ります。
E:誰かを勧誘→目立ててない人を取り込みます。
F:新キャラ追加→その人らに出番を食われる可能性もあります。

-----
今日はここまでー。

574 :森崎名無しさん:2011/06/30(木) 00:55:11 ID:???
おつかれさまー

575 :森崎名無しさん:2011/06/30(木) 01:01:56 ID:knd8WEdc
A
去年出た某ガンダムゲーではビグロが超強かったのです
MA怖いMA怖い…

576 :森崎名無しさん:2011/06/30(木) 06:36:41 ID:e9TatsOI


577 :森崎名無しさん:2011/06/30(木) 10:38:25 ID:???
リュウとかキャラ立つのだろうか

578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:27:26 ID:P6WSidm6
>>574 どもです。
>>575 MAは過小評価されすぎです。というか、MAをMSと同じ運用をさせてるケースが多すぎ。
>>577 アムロばりに覚醒するかもしれません…いや、どうかなぁ。
---

A:ツッコミ系に→ちょうど、男側と女側がいるので。
-----
蘭「つ、ツッコミ系…。タカトシさんを招集しただけでは、力が及ばなかったというの…!?」
ブライト「まあそうだな。ウチらって比率としてボケの人が多いし」
蘭「…本来がツンデレの私。デレる人がいなくてツンツン状態。それでツッコミをしますよ?」
ブライト「いーんじゃない?」
蘭「……」
 蘭は日本酒を一気に飲み干すと、立ち上がって、叫んだ。

蘭「ガルマ出てくるの遅すぎでしょーっ!!」

ブライト「そ、そっちに突っ込まれるとは思わなかった…」
蘭「台本は役に立たないし進行さんもしっかりしないし、艦長はコレだし、…敵もこうなの!?」

579 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:31:12 ID:P6WSidm6
ブライト「……。実はな。MSとかの機械が弱すぎるって書いて、大幅に見直すって書いて」
アリーナ「うん」
ブライト「幾つかプランは考えたんだけど、複雑になるというか。理論上はしっかりしたものだったんだけど、
 おそらく中の人がミスるだろうと思って…。編集してるのはメモ帳だし」
謙信「(もぐもぐ)」

ブライト「結局、機械の性能を一律で更に+1するだけにした」
叶親「全然、大幅じゃないじゃないすか」
ブライト「当初は、通常行動でガッツ減らないとか疲労ペナとか、あのへんをやりくりしようと思ってたんだけど。
 キャスバル兄さんみたいに、試合の途中でMS乗り降り(脱出)があると、ややこしくなるし…。
 それと、もう一個。機械が扱う武器(スキルや必殺技)は、無条件でさらに+1にした。
 歩兵の小銃とザクマシンガンが同じ補正(+2)だったからな。
 これはWB側には、リュウのコアファイターとメカ沢ウェポン程度しかメリットがない。実質難易度UPではあるな」

蘭「そこらへんのバランスのこと、考えてなかったんです!?」
ブライト「最初は考えてたんだけど…。ドレンさんが刺されたあたりから、ちょっとヤバいなーって…」
ヤムチャ「あぁ…」

 原素子の一撃は、各方面に多大な影響を及ぼしていたのだ。

ブライト「とりあえず蘭。ツッコミは明日から、ということで。今日はまあ飲もうじゃないか!」
蘭「わかりましたけど…。ツンデレの私のツッコミは激しいですからね! ミライさんの飛び蹴り並み」
ブライト「うっす…」

 #本家WB隊の人たち(リュウと蘭)が突っ込み側に回って生き残りを賭けました。
 #この場の全員が気分転換をして、ガッツが+20回復しました。

580 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:32:47 ID:P6WSidm6
-----
<WB:ブリッジ>

 翌日。ブリッジは緊張感に包まれていた。芝村舞がいないためか、皆が慌ただしい。
「電卓ないよ、どこいったの!?」「書類の数字、整合性が取れません!」「データのバックアップ完了です!」

ブライト「なんだかいつもと雰囲気違うね」
ミライ「蘭さんが、まずは形からって。緊迫感を出そうって」
リュウ「……」

ブライト「…リュウ! そこは『戦時中のブリッジでも、通常航行ではこんな雰囲気じゃないだろ』と突っ込むべき!」
リュウ「す、すまん。どうも慣れていなくて…」
ブライト「しかし、蘭もなぁ。…ツンデレのツッコミって容赦ないからな」

瀬戸口「いつかデレてくれることに期待だな」

 必死で緊迫感を出そうとしていると。ハチマキこと、星野八郎太が入ってきた。
 彼は事情を知らないので、当然の如く緊迫感はない。

ハチ「お疲れーっす」

ブライト「ん? 珍しいな」
ハチ「俺、宇宙での船外活動要員だからさ、地球に降りるとやることなくて。
 必要な時に声かけてくれれば、ブリッジの索敵班の手伝いやるよ」
ブライト「そんな理由で?」

581 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:35:36 ID:P6WSidm6
ハチ「いや、実はさ。ちょっと1stガンダムがうろ覚えで。とりあえず劇場版のDVDの一巻を見たんだけど」

ブライト「ああ…。このスレって未だに、TV番か劇場版か冒険王版か、よくわかんないんだよな。
 TV版だと思うんだが、シャアはサイド7爆破して冒険王版だし。オリジンから名前借りたりしてるし」

ハチ「まあそのDVDだけど。手元にすぐ出せたのが『劇場版:特別版』という国内で最初に出たヤツで。
 コレってアフレコとか音が<新アフレコ>しか入ってなくてさ。レンタルビデオのとかと違うんだよ。
 北米正規版も買ったけど。しばらくして「メモリアルBOX」という当時の音声が入ったのがようやく発売されて」

ブライト「えー? 当時のオリジナル音声って、そんなに重要か?」
ハチ「…ジャブローで『哀・戦士』が流れないんだぞ!?」

ブライト「あ、それは重要だな…」
 #哀・戦士は、WBが宇宙へ上がるEDで使われている。

ハチ「ともあれ新アフレコの『特別版』を数年ぶりで見たら。意外。聞き憶えのある声が!」
ブライト「ん?」

ハチ「索敵班のオスカーの声が、『田中一成』だったんだ…」
 #『田中一成』。プラネテスのハチマキの声の人である。ちょい役で、結構ガンダムシリーズに出てる。
 ・ターンAとか種死とか、劇場版ZとかIGLOOとか、ついでにギアスとか。エロゲとか。

ブライト「じゃあ非常勤でよろしく」

ハチ「よーし、任せるっしょ。バッチグーっしょ!!」
ブライト「…?」

582 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:37:49 ID:P6WSidm6
 いつものようにごちゃごちゃやっていると、キバヤシが切迫した声で叫んだ。
キバヤシ「…!? 艦長、敵だ!」
ブライト「シャアか!?」
キバヤシ「わからんが…音声さんは違う人だな。『水の星へ愛をこめて』の米倉千尋Ver.を流している!」

ブライト「(チラッ)」
あおい「…なんでボクのほうを見るの?」
ブライト「プロファイリングなら草薙葵だと思ってたのに…」
キバヤシ「ガッカリだ!」

瀬戸口「…今度の相手の音声さんが、単に米倉千尋ファンだというだけだと思うが」

あおい「ともかく、敵です。ガウと、ドップの小隊が二つ。地上部隊の攻撃も考えられるよ」
ブライト「ジオンの地球部隊が、裸エプロンでお出迎えということか」
灯里「よく意味がわかりませんけど、どうしますー?」
アリア社長「ぷーいにゅー?」

ブライト「DVD見て、思わず笑っちゃったんだが。俺って『軍隊に入って6ヶ月』だったんだよね…」
あおい「…それは軍人としてカウントしていいの?」
ブライト「正直に言う。わかんない。だからどう対応するかと言われても困る!」

瀬戸口「こんだけ堂々と言われると、むしろ清々しいな」

583 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/01(金) 01:39:54 ID:P6WSidm6
ブライト「しかし。餌(アリア社長)がいるのに、芝村舞がいないとは…」
瀬戸口「熊本城関係で忙しいんだよ。ま、じきに来るでしょ」
ブライト「ふむ…」

【選択肢】→敵の航空部隊と接触
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:「高度を上げろ!」→地上からの攻撃を警戒します。
B:「高度を下げろ!」→航空部隊からの攻撃を最小限に抑えます。
C:「真ん中取って、このまま!」→まあ、なんとかなるんじゃ的な。
D:「試合が始まる前がチャンスだ。なのは、砲撃用意!」→先手を取って一気に殲滅させます

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今日はここまでー。

584 :森崎名無しさん:2011/07/01(金) 02:36:22 ID:mUp/WoKs
B
森口派(某トルーパー信者なだけともいう)の私の目の黒い内は!
しかしグリグリとか不意打ちすぎるw

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0ch BBS 2007-01-24