キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:39:37 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1303823589/l50
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
博麗霊夢・霧雨魔理沙・東風谷早苗・十六夜咲夜・魂魄妖夢という主力選手たちが離脱し戦力に不安の残っていた幻想郷Jrユース。
初戦の相手は驚異的な身体能力を持つ鬼――勇儀と萃香に、幻想郷俊足ウイング射命丸文。
そして、ブラックファルコン(暗黒爆笑)ことラモン=ビクトリーノ。
パチュリーの不振や主力欠如の理由からいまひとつ波に乗れない幻想郷ではあったものの。
リグルの大活躍にチルノのファインセーブ、反町の一発により辛うじて勝利!まずは1勝をもぎ取る事に成功するのだった!
反町「よろしくな、ブラックファルコン!」
ビクトリーノ「どういう事なの……」
パチュリー「満を持して前半から出場したらノーゴールノーアシストの上イエローカード貰った」
輝夜「どういう事なの……」
リグル「ハッハァー! 私はエースだから自分でボールを奪ってゴールを決めるぞー!!」
幻想郷メンバー「「「「どういう事なの……」」」」
妖精1「マンマーカーなのに鬼にいいようにやられちゃった件について」
チルノ「あたいってばブロック2回で両方Kでさいきょーよね!」
レティ「レティですが試合での活躍が殆ど土台でした」
ビクトリーノ「お前らちょっとは真面目にサッカーやれよ!!」
文「でもそういうあなたが名有りで一番活躍してませんよね?」
初戦からガメオベラにならなくて本当に良かったが次の対戦相手はロリっこパラダイスことイタリアだ!
割とロリっこが多い幻想郷Jrユースは、果たしてナンデスの魔の手……もとい、黄金の右手から逃げられるのか!?
そんな幻想のポイズン52スレ目、これからもよろしくお願いします。
2 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:40:07 ID:???
【反町一樹の能力】
☆最大ガッツ 880/880
ドリブル:55
パス:53
シュート:59
タックル:54
パスカット:52
ブロック:52
せりあい:52
高い浮き球補正:+3
低い浮き球補正:+3
☆必殺技☆
やや華麗なドリブル(1/4でドリブル力+2)
メイア・ルア(1/4でドリブル力+4)
トリカブトパス(パス力+3)消費ガッツ80
トクシックチャドクガ(パス力+3で高速ワンツー)消費ガッツ80×2 要リグル
猛烈なシュート・ヘディング(シュート・高シュート時1/2で+3)
ポイゾナスドライブ(シュート力+7、吹っ飛び係数5)消費ガッツ200
オータムドライブ(シュート力+9、吹っ飛び係数5)消費ガッツ250
コブラバイト(近シュート力+4)消費ガッツ120
ポイゾナスオーバー(低シュート力+5)消費ガッツ250
スベスベマンジュウガニカット(1/4でパスカット力+2)
ポイゾナスタックル(1/2でタックル力+2)
ネオポイゾナスタックル(1/4でタックル力+3)
スキル・ポイゾナスセンス(自身のシュートがキーパーに届いた場合。
1/2の確率で以降のキーパーと自分の判定時、キーパーのセービング力に−2の補正)
スキル・パス+2
必殺フラグ(ドリブル)(パス)(せりあい)
3 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:41:18 ID:???
【サッカーのルールについて】
【ガッツペナと回復】
・ガッツが減少すると、その減少数によってペナルティがかかります。具体的には……。
300以下(-1ペナ)、200以下(-2ペナ)、100以下(-3ペナ)、0以下で(-5ペナ)となります。
0以下になってもその選手が気絶をする事はなくなりましたが、大きなペナルティはかかります。
・ハーフタイムでのガッツ回復量は100で固定となります(特別なスキルを持つ選手は例外)。
・試合中、1分ごとにガッツが5回復をします。
【チーム内支持率と派閥】
霊夢支持率:29
反町支持率:52
早苗支持率:34
魔理沙支持率:15
・支持率が低いとあまり選手が指示を聞いてくれなくなったり。
他のキャプテン候補との差が縮まり過ぎている中で失態をするとキャプテンの進退を問われるようになります。
キャプテンらしい振る舞いや行動を心がけましょう。
【カードの強弱と判定について】
・サッカーでの勝負に関しては、今まで通りcardでいきます。二面ダイスは使用しません。
・カードの強弱は基本的にダイヤ>ハート>スペード>クラブです。
・JOKERはダイヤの15扱いです。例外がある時はそのように明記します。
・敵の思考などでも、ダイヤで敵にとって有利。クラブで敵にとって不利となるよう書きます。
【フリーキック補正】
・フリーの状態の時はパスとシュートに+2のフリー補正がつきます。
【マーク】
・マンマークによる敵に対するマイナスペナは廃止します。
4 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:42:42 ID:???
【人数補正】
・以前までのような人数が多いだけ、補正の数も上昇する制度を廃止します(6人ブロックで+5の人数補正など)。
・本編同様、2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3とします。
【スルーについて】
・素のシュート力+3+浮き球補正で判定をします。
ただし、相手が体勢を崩すか、味方がフォローをしてくれるかはカード判定となります。
【ポストプレイについて】
・以前までのせりあい値+浮き球補正から、パス値+浮き球補正になります。
【ポスト判定について】
・シュートとキーパーの和が14の時にポスト、マークも一致で枠外になります。
・ツインシュートはシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
キーパーとの和が14になってもシューター同士のマークが違えばポストに当たりません。
・ゴールが空っぽの時にもポスト専用の判定があります。
【ブロック時のシュート減衰・キーパーについて】
・シュート力−ブロック力〜2〜4の場合、シュート力が−1されます。この効果は重複されます。
・ただし、ブロック時にはこの減衰は適用されません。
例:60のシュートが放たれてDFが57・57・58のブロックを出しても、シュートの威力が57になるだけで。
58を出したDFがシュートを弾く事はありません。
・キーパーがセービングに完全に成功をしていても、DFが零れ球にした時点でプレイは止まります。
例:60のシュートが放たれてDFが59のブロック、キーパーが62のキャッチを出しても。
DFがボールを弾き、ねじ込まれる可能性があります。
・ポスト判定が出た時でも、キーパーが完全勝利をしていればその判定を優先します。
5 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:44:46 ID:???
【覚醒について】
・攻撃側は完全勝利、守備側は零れ球以上で覚醒が有効になります。
・Kではフラグ習得のみ。Kを二回出せば、全能力が+1されます。
JOKERを出した場合、技かスキルを一発習得し、全能力が+1されます。
なお、Kを1回した後にJOKERを出しても、覚醒フラグは消失しません。ただし、技フラグは消失します。
例:リグルがパスでK勝利(この段階では技フラグ習得+覚醒フラグ)
その後、リグルがパスでJOKER勝利(この場合は技フラグを使ってパス技orスキル習得+全能力+1で尚も覚醒フラグあり)
更にリグルがシュートでK勝利(この場合はシュート技フラグ習得+全能力+1)
・覚醒で全能力が+1する限界が各選手に設けてあります。
基本的に初期から強いキャラは限界が低く、弱いキャラは限界が高いです。
・敵選手も覚醒が適用されます。
・覚醒をしても、もう伸びしろが無い場合は技やスキルを覚えない場合もあります。
・主人公である反町は覚醒を廃止しました。全能力UP、技覚醒も無しです。
【反則について】
・クラブ同士の接触プレイの時は必ず発生をします。その際、カードの数字の低い方の反則となります。
・競り合い勝負の場合先に選手が勝利をしている場合でも、後の選手が反則をした場合はその反則が有効になります。
例:攻撃側が50でクラブ。守備側のA選手が54でダイヤ、B選手が48でクラブの場合。
A選手がクリアーに成功をしても、B選手と攻撃側選手の反則になります。
6 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:46:04 ID:???
【怪我の発生率について】
ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無 無 中 小 小 中
なおりかけ 無 小 中 小 中 大
軽傷治療済 小 中 中 小 中 大
軽傷未治療 中 中 大 中 大 危
重症治療済 中 大 大 大 危 必
重症未治療 大 危 必 必 必 必
プレイ不能 必 必 必 必 必 必
無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13 中=クラブの偶数
大=クラブ 危=クラブかスペード 必=必ずケガをする
※怪我をするのは、反則をした側も怪我をする事にするとちょっとおかしい事になるので。
今スレから反則を受けた側だけに統一します。
7 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:47:34 ID:???
●人物相関図
反町→(友達いない?)→秋姉妹
反町→(強い信頼)←穣子
反町→(相棒)←リグル
反町→(師弟?)←ヒューイ
反町→(実力者?)→ルーミア
反町→(………)→大妖精
反町→(巨大な壁)→チルノ
反町→(気になる)←メディスン
反町→(ライバル!)←パルスィ
反町→(口が悪い)→魔理沙
反町→(相思相愛)←早苗
反町→(妙な親近感)→咲夜
反町→(ポストの方がマシ)→若林
秋姉妹→(次こそ決着を!)←プリズムリバー三姉妹
秋姉妹→(完全勝利!)→古明地姉妹
静葉→(苦手意識)→チルノ・レティ
静葉→(個人的には好意)→幽香
穣子→(感謝・信頼)→反町
穣子→(色々複雑)→ヒューイ
穣子→(負けたくない)→神奈子・諏訪子
穣子→(食の友)←レティ
穣子→(変態!)→咲夜
橙→(尊敬)→穣子
橙→(汚い!)→こいし
にとり→(名ブロッカー)→チルノ
にとり→(師弟・堅い信頼)←妖精1
にとり→(分解したい!)→Pちゃん・改
8 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:48:35 ID:???
リグル→(到底適わない…)→チルノ
リグル→(多分いい奴)→うどんげ
リグル→(気持ち悪い)→パチュリー
リグル→(幻想郷一にする)→オータムスカイズ
チルノ→(大嫌い!)→にとり
チルノ→(馬鹿)→早苗
チルノ→(ライバル!)←お空
チルノ→(いいやつ)→さとり
チルノ→(嫌な奴)←石崎
橙→(警戒)→幽香
橙→(友情?)←立花兄弟
妖精1→(距離をおきたい)→サンタナ・ヒューイ
妖精1・ヒューイ→(似た者同士)→サンタナ・チルノ
サンタナ→(好意・信頼)→反町
サンタナ→(負けてたまるか)←チルノ
メディスン→(やらかし癖がある?)→リグル
メディスン→(アホ)→ラディッツ
妹紅→(不安)→反町
妹紅→(友人)←静葉
妹紅→(要注意)→にとり
妹紅→(教えてあげたい)→妖精1
妹紅→(好敵手と書いて"とも"と読む)←輝夜
妹紅→(同士)←松岡
幽香→(親友)←リグル
幽香→(擬似姉妹)←メディスン
幽香→(糞ガキ)→こいし
幽香→(雑魚)→妖夢
幽香→(楽しみ)→日向
9 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:49:38 ID:???
ルナサ→(好青年)→反町
メルラン→(同類!)→反町
レミリア→(馬鹿)→リグル
レミリア→(欲しい)→チルノ
レミリア→(粉砕してやる!)→早苗
小悪魔→(美しい!)→ザーボン
パチュリー→(紙一重)→リグル
パチュリー→(心配)→レミリア
パチュリー→(非合理的)→妹紅
パチュリー→(強い信頼)←三杉
三杉→(陵辱生産機)→反町
シェスター→(帰る場所)→ネオ妬ましパルパルズ
カルツ→(恩義)→守矢フルーツズ
咲夜→(大物or馬鹿)→反町
咲夜→(大嫌い)→早苗
咲夜→(次は負けない)→永琳
咲夜→(次は狩る)→うどんげ
咲夜→(興味)→ヒューイ
霊夢→(いまいち)→反町
霊夢→(亀裂)←魔理沙
霊夢→(才能はあるけど……)→妖夢
魔理沙→(食わせ物)→反町
レミリア→(侮り)→リグル
魔理沙・レミリア→(油断するな)→さとり
さとり→(トラウマ)→反町
さとり→(ペットにしたい)→チルノ
さとり→(かわいい弟)→若林
こいし→(壁)→秋姉妹
こいし→(動けるデブ)→若林
お燐→(洒落にならない堅さ)→にとり
10 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:50:41 ID:???
萃香・勇儀→(気概"は"大したもの)→ビクトリーノ
勇儀→(喰えない奴)→反町
勇儀→(失望)→さとり
勇儀→(面白い)→幽香
妖夢→(次は必ず完全勝利)→秋姉妹
妖夢→(なんぞこれ)→大妖精
妖夢→(軟弱者)→うどんげ
幽々子→(………)→妖夢
天子→(ぎったんぎったん)→チルノ
藍→(侮り難し)→秋姉妹
紫→(そこそこ面白い)→反町
紫→(節穴)→レミリア、魔理沙
早苗→(ハレンチ!)→幽香
早苗→(NO THANK YOU)→咲夜
神奈子・諏訪子→(恩人)→反町
神奈子・諏訪子→(自己中脳筋)→萃香
諏訪子・パチュリー→(ダイヤの原石)→リグル
一輪→(同胞!)→反町
しっとマスク→(しっと)→反町
悟空→(ワクワク)→秋姉妹
ラディッツ→(いい馬鹿)→反町
ラディッツ→(怖い)→メディスン
永琳→(油断大敵)→反町
永琳→(実力さえ備われば…)→リグル
11 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:51:46 ID:???
佐野→(劣等感)→反町
佐野→(師匠…でいいのかな?)→魅魔
佐野→(可愛げが無い)→ぬえ
佐野→(女好き)→ヤムチャ
ナズーリン→(軽いトラウマ)→早苗
椛→(大きな劣等感)→にとり
ぬえ→(邪魔してやる!)→佐野
魅魔→(文字通り馬鹿弟子)→佐野
日向→(強い対抗心)→反町・リグル・幽香
来生→(このパクり野郎!)→リグル
早田→(困惑)→反町
次籐→(大きな敗北感)→リグル
若林→(トラウマ)→反町
若林→(小憎たらしい妹)→さとり
ビクトリーノ→(奇人)→反町
ディアス→(コメディアン)→リグル
オータムスカイズ→(てだれ)→若島津
地霊アンダーグラウンド→(嫌な奴!)→幽香
地霊アンダーグラウンド→(的を射てるけど…)→勇儀
全日本→(………)→石崎
極々一部の観客→(エースストライカー!)→リグル
12 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:53:35 ID:???
★幻想郷Jrユースキャプテン候補評価値一覧
名前 || 反町 || 霊夢 || 魔理沙|| 早苗
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
美鈴 || + 1 || + 3 || − 1 || + 1
妖夢 || + 2 || + 1 || + 1 || + 1
リグル || + 4 || − 1 || − 3 || − 1
うどんげ || − 1 || + 2 || − 2 || + 1
お空 || − 4 || ± 0 || + 1 || + 3
パチュリー || + 2 || + 1 || + 4 || ± 0
てゐ || − 1 || + 3 || − 1 || − 2
メディスン || + 1 || − 1 || − 1 || ± 0
静葉 || + 5 || + 3 || − 2 || + 5
パルスィ || − 1 || − 2 || − 1 || − 1
チルノ || − 2 || ± 0 || − 3 || ± 0
咲夜 || + 2 || + 2 || + 2 || − 4
レティ || + 1 || + 3 || ± 0 || ± 0
妹紅 || + 5 || + 2 || + 2 || + 2
穣子 || + 5 || − 3 || + 2 || + 3
にとり || + 3 || ± 0 || + 5 || + 1
ヒューイ || + 5 || − 1 || ± 0 || ± 0
妖精1 || + 1 || ± 0 || + 1 || ± 0
キスメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || + 3
大妖精 || + 3 || + 1 || − 2 || + 3
ヤマメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
総合 || 3 3 || 1 3 || 2 || 1 5
13 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:55:20 ID:???
【全幻想郷Jrユースに関係のある方々】
反町 一樹
所属:東邦学園中等部→全日本Jrユース→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:FW、現在MFにも挑戦中
特徴:鍛え抜かれた抜群のシュートコントロール、堅実なボールコントロール、発露したストライカーとしての資質
性格:参加者の選択次第。基本的に温厚で柔和、ともすればヘタレ。
概要:日向小次郎の圧政の下でコンビを組まされ続けたFW。八雲紫の願いで幻想郷に来訪。
弱小チームのオータムスカイズを秋姉妹らと共に作り上げ、躍進を続けるトップストライカー。
既にシュート力だけならば幻想郷にいる誰よりも強く、とうとうストライカーとしての資質が開花した。
秋 静葉
所属:オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:MF
特徴:落ち着いたドリブルと広い視野を生かしたパス・パスカット技術、勝利に徹するゲームメイク、穣子とのコンビプレイ
性格:温厚で柔和だが、時には激昂する事も。神としてのプライドが高く、やや頑固な一面もある
概要:穣子の姉で紅葉の神。かつてはオータムスカイズの10番を任されたゲームメイカーだったが。
風見幽香の加入によりその立場を押しやられ、控え要員になってしまった。
トップ下を目指し、必殺シュートを手に入れたが威力はやや不十分か?
秋 穣子
所属:オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DF、DMF
特徴:根性任せのパスカットとタックル、体力が無くなる程強くなる不屈の精神力、静葉とのコンビプレイ
性格:豪気で勝気、走り出したら止まらない。ただし常識は持ち合わせている。ネーミングセンスが独特
概要:静葉の妹で豊穣の神。当初はFW志望だったものの、反町の勧めでDFへコンバート。
タックル・パスカット能力をめきめきと伸ばし、ボランチとしての存在感を出すが……如何せん中堅レベル。
実力以上の結果を出せるという事で、ディフェンスの女神と彼女を呼ぶ観客も多い。
14 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:56:53 ID:???
大妖精
所属:Hチーム→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:GK、MFもいける
特徴:幻想郷でもトップクラスのセービング技術、虚弱な体と少なすぎるスタミナ
性格:気弱で自分に自信が無い。いつでも元気なチルノに依存している
概要:反町達が勧誘した事で加入をした、霧の湖出身の妖精。大妖精でちゃんとした名前(多分)。
乱暴や吹き飛ばされることを何よりも恐れており、反町の敵には絶対にならないようにと考えている。
河城 にとり
所属:オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DF、控えGK
特徴:お値段以上のブロックとクリアー、消耗の割りに少ないスタミナ
性格:人見知りしがちだが一度心を許した相手には腹を割って話すタイプ。メカマニア。
概要:秋姉妹のツテでオータムスカイズに加入をしたお値段以上の河童。
空気清浄機や水道の開発、試合でも作戦の立案など何かと反町にとってお役立ちなお方。
妖怪の山では下っ端に近い為、偉い神様や天狗の前では非常に腰が低い。
リグル=ナイトバグ
所属:蟲姫様→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:FW
特徴:状況を選ばない強力で豊富なシュート、時たま見せるポストプレイ、全体的に優れたオフェンス力、エースの自覚
性格:良く言えば素直、悪く言えば単純。思い込みが激しく他者の影響を受けやすい子供
概要:初期から反町と組み続ける、自称オータムスカイズのエース。
しかし、徐々に実力を備えだしており中々侮れない万能型のFWになりつつある。
自称が他称になる日も近づいてきた。また、再び悪い癖のすぐ図に乗る性格が顔を出してきている。
15 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 01:59:01 ID:???
チルノ
所属:Hチーム→宵闇ダークフライト→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DF
特徴:顔面をボールに差し出すがむしゃらなブロック、最強の自負
性格:根っからの負けず嫌い。メンタル面が非常に強く落ち込まないが、オツムが弱い
概要:大妖精の勧めでオータムスカイズに加入をした、最強に近い実力を持つ妖精。
自身の強大さを信じて疑わず、常に我が道を往く自称天才だが。
事実、彼女のブロック能力は(レティの力を借りてではあるが)幻想郷トップクラス。
チームに自身の名を宿した訳ではないのに偉そうなにとりに対して、かなりご立腹の様子。
メディスン=メランコリー
所属:ローリングポイズンズ→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:MF
特徴:どこでもこなせる万能性、敵の体力を削る技、エース殺しの極意
性格:極度の人間嫌い。背伸びをしがちだが、まだ子供。よく毒を吐く。
概要:竹林カップまでは可も無く不可も無くなベンチウォーマーだったものの……。
不夜城カップからはその万能性を生かして、スタメン格へと成長。
人間に捨てられた人形である為、人間を毛嫌いしているのだが。
反町に対してはそれとは違うシンパシーのようなものを感じ取っている。
レティ=ホワイトロック
所属:Hチーム→春夏冬同盟→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DFだがGKも出来る
特徴:基本に忠実なディフェンス技術、スピードの欠如
性格:チルノなどの子供の世話が好きで優しいが、幽香にはときに厳しい事も。氷のように冷静な一面もある
概要:幽香と共にくっついてオータムスカイズに加入をした、冬の妖怪。
地味ではあるが、堅実な守備で何度もオータムスカイズの勝利に貢献をしてきた。
その守備力を買われ、全幻想郷Jrユースにも見事に選出された。
16 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:00:15 ID:???
藤原妹紅
所属:歴史と半獣人里の会→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:どこでもこなせるが、DFが多い
特徴:敵のドリブルを無効化するタックル、空中戦での競り合い強さ、どこでもこなせるオールラウンダー
性格:ある事情から人と関わろうとしていなかった寂しがりや。ただし現在は感情を隠さない熱血漢。
概要:元々は人の存在しない竹林に住んでいた、世捨て人。
しかし、反町と静葉の言葉に感化されて人との交わりに目覚め。
更にはJOKER効果で宿敵であった輝夜とも突然の仲直りをしてしまったとんでもない人。
スポーツを通して人々と交流したいと思っているが、かなりのKY。
鈴仙=優曇華院=イナバ
所属:永遠亭ルナティックス→博麗連合→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:FWだがMFも出来る
特徴:敵の狂気を操るドリブル、何でもこなせるが故の器用貧乏さ、(人生の)ライン際での強さ
性格:気弱だが、誰にでも下手に出る訳でもない。何かとビビリであり、プレッシャーに弱い。
概要:実力はそこそこあるが、いつもコンビを組む対象である永琳には大きく劣る右ウイング。
今まで温かさに触れた事が無かった為か、オータムスカイズの面々の施しに一々感激をしていたりする。
因幡てゐ
所属:永遠亭ルナティックス→博麗連合→オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:MF
特徴:相手の意表を突くパスとパスカット、心憎いロビングシュート
性格:詐欺を働く幸せ兎。自己と味方の保身を第一に考える、頭の良い弱者。
概要:誰の下につけば一番利益になるかを第一に考え、それを実行出来る巧者。
サッカーにおいても、あくまで他人を動かして自身が活躍したように見せかける術を持つ。
ただし、結構迂闊。
17 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:01:21 ID:???
妖精1
所属:オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DF
特徴:才能溢れる対人ディフェンス能力、素早い反射神経を生かした二段ディフェンス
性格:妖精達の中では一番クール。悩みなどを一人で抱え続ける事も多い。良くも悪くも真面目。ただし悪戯はする。
概要:妖精トリオの中では一番伸び悩んでいた唯一の名無しの妖精。
一時期はその事でやさぐれてしまっていたが、にとりと妹紅のお陰で見事に才能を開花させた。
基礎的な能力はやはり低いものの、驚異的な粘りの守備と一対一のディフェンスには定評がある。
ヒューイ
所属:オータムスカイズ→全幻想郷Jrユース
配置:DMF
特徴:切れ味鋭いタックル、よく曲がるカーブのかかったパスとシュート、ブロックや競り合いは苦手でDFには向かない
性格:妖精達の中では一番おっとり。しかし、その笑顔の裏で何を考えているかわからない食わせ物。
概要:基本的には温厚で能天気だが、時折グサリと突き刺さる言葉を吐く妖精。
オータムスカイズ不動のボランチとして大活躍をしてきたが、まだまだ自分の実力には納得していない様子。
反町と師弟の契りを結んだものの、その師弟関係についてかなり疑問を抱いている。
反町との特訓で、前寄りのポジションもこなせるようになった。
水橋パルスィ
所属:妬ましパルパルズ→ネオ妬ましパルパルズ→全幻想郷Jrユース
配置:MF
特徴:超一流と言えるドリブル技術、嫉妬を力に変換する能力
性格:劣等感や嫉妬をバネに力に出来る負けず嫌い。事あるごとに他者を妬む
概要:自称・オータムスカイズの最大のライバル。
シュートを極限まで高めた反町と対を成すかのように、ドリブルにおいて頂点を極めた。
しかし、試合中の怪我によりサッカーの技術が若干鈍ってしまった様子……だったが覚醒連発でそのブランクも埋まった。
ドリブル勘も取り戻し、完全に全盛期の頃の実力を取り戻した。
18 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:02:28 ID:???
黒谷ヤマメ
所属:妬ましパルパルズ→ネオ妬ましパルパルズ→全幻想郷Jrユース
配置:GKだがDFも出来る
特徴:一対一の時の度胸と飛び出しのセンス
性格:割と呆気らかんとしている地底の人気者で明るい性格。
概要:なんだかんだ言いながら、パルスィに付き合ってあげるお人よし。
一対一には絶対の自信を持っており、セービングもそつなくこなすが如何せん二流止まり。
このままでは第三キーパーに甘んじるだけだと悩んでいる。早苗がいなくなった今、正GKとなる事が出来るか?
キスメ
所属:妬ましパルパルズ→ネオ妬ましパルパルズ→全幻想郷Jrユース
配置:DF
特徴:桶の強度を生かしたパスカットとブロック、足元の技術は三流以下
性格:無口で恥ずかしがりや。誰かと会話が必要な場合はヤマメを介する必要あり
概要:距離があるとはいえ、反町のシュートを止めてみせたネオ妬ましパルパルズのセンターバック。
そのブロックは威力、燃費共に優れた代物だが、それ以外の能力は三流。
基本的に日常生活ではいつもヤマメにくっついている。
霊烏路空
所属:地霊アンダーグラウンド→全幻想郷Jrユース
配置:FW
特徴:爆発的なキック力とフィジカルの強さ、DFとしてもやれるタックル、核融合の力を活用した無尽蔵のスタミナ
性格:能天気で子供っぽく、甘えたがり。裏表が無い。少しオツムが弱い。
概要:地霊アンダーグラウンドが誇るエースストライカー。
鳥類である為に高い浮き球の処理能力。格融合の力を活用した爆発的なキック力の強さが持ち味。
さとりに強烈なショックを与えた反町に対しては敵意を剥き出しにしている。
19 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:03:42 ID:???
パチュリー=ノーレッジ
所属:紅魔ルナダイヤルズ→紅魔スカーレットムーンズ→全幻想郷Jrユース
配置:MFだがFWも出来る
特徴:知識に裏打ちされたオフェンス技術、喘息によるプレイ時間の制限、虚弱なフィジカル
性格:本の虫。口数は少ない。読書の邪魔をされる事を何より嫌う。感情より能率を重視するタイプだが、意外と熱い。
概要:紅魔スカーレットムーンズの誇るスーパーサブ。
身体能力もさる事ながら、知識に裏打ちされた技術と魔法の力であらゆる局面でも活躍できる選手。
秘めたる才能を持つ三杉に対しては大きな信頼と期待を寄せており、戦う日を待ち望んでいる。
忠告を聞き入れず、慢心をするリグルを完全に見限った。
蓬莱山輝夜
所属:永遠亭ルナティックス→全幻想郷Jrユース
配置:GKだがMFもできる、このたび監督になりました
特徴:二流のセービング能力、DFたちを統率するカリスマ性
性格:自堕落で傲慢なお姫様。ただし、いざという時は一勢力のトップとしてやる……覚悟だけはある。
概要:永琳に比べると、一段劣る程度の能力しか持たないGK。
長く妹紅とは犬猿の仲であったが、何故か竹林カップ決勝で仲直りをしてしまった。
更には何故か全幻想郷Jrユースの監督に就任! どうしてこうなった?
松岡さん
所属:???→ネオ妬ましパルパルズ→全幻想郷Jrユース
配置:???→コーチ
特徴:熱血なコーチング
性格:血液がマグマで出来ている程度の熱血漢。常にポジティブで、弱気な発言は許さない。
概要:かつては幻想郷で大活躍をしていた名プレイヤーだが、現在は引退してコーチ業を生業にしているらしい。
どことなくパルスィと息が合うらしく、いつの間にかネオ妬ましパルパルズの監督になってた。
そして、今回何故か全幻想郷Jrユースのコーチになってた。
ただ、住友コーチポジションなので多分そんなに出番ないです。
20 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:05:07 ID:???
【その他の人々】
サンタナ
所属:オータムスカイズ
配置:MFだがFWも出来る
特徴:豪快すぎるローリングヘッド、勝気な性格を生かした強引なプレイ
性格:妖精達の中では一番気性が激しい。無謀な事を言う事もしばしば。チルノだけを目標に戦い続けた妖精。
概要:妖精トリオの中では唯一といっていいほどかつては得点力を持っていた選手。
しかし、妖精1の成長とヒューイのボランチとしての地位の確立。
オータムスカイズオフェンス陣の充実により出番が減少してしまった。
チルノに対しては未だに敵意を持っているものの、それ以外の新たな目標も見出している様子。
現在、外伝にて新シナリオの主人公として動き回っている。
フランドール=スカーレット
所属:紅魔スカーレットムーンズ→イタリアJrユース
配置:FW
特徴:圧倒的な破壊力を持ったシュート力、強引過ぎるラフプレイ
性格:邪気は無いが、狂気を含んだ少女。レミリアは好きだが、少しうっとうしく感じる時も
概要:純粋な力だけならばレミリアにも勝る、紅魔スカーレットムーンズの最終兵器。
相手を破壊してしまう接触プレイやシュートで大会中ゴールを量産してきたが、決勝では完全に沈黙してしまった。
洩矢諏訪子
所属:守矢フルーツズ→イタリアJrユース
配置:FWだがMFもできる
特徴:小回りの効いたドリブル、高い打点から打たれるヘディング、前線での守備力、神奈子とのコンビプレイ
性格:割と朗らかで、一見すれば幼い子供にしか見えない性格。ただし、意外に恨み深い
概要:早苗が祀るべき神様の一人。
不夜城カップでは攻撃面でも守備面でも大きく優勝に貢献をした。
反町に対しては、早苗の常識を取り戻してくれた人物という事で大きな信頼を寄せている。
21 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:06:36 ID:???
四季映姫=ヤマザナドゥ
所属:???→イタリアJrユース
配置:DFだがMFもできる
特徴:現段階ではすべてが謎に包まれている
性格:生真面目で融通が利かず、堅い。説教をするのが趣味であり、何事においても白黒ハッキリつける事を好しとする
概要:幻想郷を統括する閻魔様で、"あの"八雲紫が苦手とする相手。
幻想郷では大会にはほとんど出場をした経験がないが、その実力の程は確かであり。
八雲紫や八意永琳、レミリア=スカーレットと共に幻想郷トップ選手の1人として数えられる。
ジノ=ヘルナンデス
所属:イタリアJrユース
配置:GK
特徴:高いレベルで纏まった一流の技術、あらゆるボールを掴む黄金の右腕、パーフェクトキーパーと呼ばれる程の実力
性格:基本的には紳士的でスポーツマンシップに厚い選手。ただし、幼い外見の少女の前に出ると違う意味で紳士になる
概要:チームメイト同士の乱闘騒ぎにより、主力選手の多くが欠場してしまったイタリアのキャプテン。
本来はそこまでひどくない性格の筈なのだが、
見事にロリっ子ばかりが派遣選手としてやってきたので紳士的な面が全面に出てきてしまっている。
大会No.1キーパーを自負しているが、それを証明するのは険しく難しい道のり。
Qさん四兄弟
反町の頼れる相棒。
敵に出たり味方に回ったりがウルグアイ戦では多かった気がします。
イタリア戦ではぜひとも、味方でばかり出てほしいです。
22 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:07:59 ID:???
【敵として出会う人々】
三杉淳
パチュリーにより幻想郷に呼び出され、幻想郷で心臓病の治療とリハビリ、そして特訓を行った貴公子。
紫の全幻想郷として戦ってくれという頼みを断り、全日本に戻る事を決意した。
オータムスカイズとの練習試合では反町をドリブルで抜き去る活躍をするも、シュートには為す術も無く吹き飛ばされる。
反町、そしてパチュリーと戦う日が来る事を楽しみにしている。
フランツ=シェスター
アリスにより幻想郷に呼び出され、ネオ妬ましパルパルズのメンバーとして戦ってきた西ドイツのサッカー選手。
日本文化をこよなく愛しており、特に同チームの妖夢が大層お気に入りであった。
ネオ妬ましパルパルズに居心地の良さを感じており、国際Jrユース大会が終われば帰ってくる意思を強めている。
ヘルマン=カルツ
早苗により幻想郷に呼び出され、守矢フルーツズのメンバーとして戦ってきた西ドイツのサッカー選手。
以前までは西尾浩司?と名乗っていたが、それが実は偽名であると西ドイツに帰る寸前に告白。
これには静岡県人会もうろたえるも、後に彼を名誉市民にする事で合意した。
また、ハンブルグ市に姉妹都市提携を持ちかける予定である事も発表している。
「わが栄光の静岡県は……永久に不滅じゃ!!」
佐野満
通称・佐さんとかさん。反町に対してライバル心を持ち、魔界Jrユースとして戦う決意を固めたが……。
あまりの表への出てこなさすぎにより、反町にはすっかり存在を忘れられてしまっている。
このたびMFにコンバートし、地味に新技を習得した。
幻想郷Jrユースとの試合で大敗を喫したが、それでも心は折れず、反町とは対極の味方を生かせる選手になる事を誓う。
果たして彼が反町を見返せる日は来るのか。
23 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:08:59 ID:???
日向小次郎
全日本が誇るエースストライカー。
全幻想郷の話、そして反町がそちらで大会に出場する話を聞き現在自分を裏切った反町をどう料理してやろうか考えていた……。
が、タイガーショットは穣子に止められドリブルは反町に止められ、逆に料理されてしまった。
現在反町やリグル、幽香に対抗する為に特訓中らしい。頑張れ、もうこたん!
早田誠
全日本時代、反町と同室になっていた全日本の名ストッパー。
反町がいなくなる前夜、反町の悩みを解決出来なかった事に対する負い目を感じていた。
反町の変貌ぶりに、理解が追いついていなかったが、三杉の助言で少しは吹っ切れた。
次籐洋
佐野の先輩で、全日本が誇る名スイーパー。
突然いなくなった佐野に対して、情けなさを感じている様子。
小柄ながらパワーショットを撃てるリグルに大きな敗北感を感じている。
因みに、中の人は九州弁に詳しくないので変な言葉遣いになっても生暖かい目でスルーしてください。
若林源三
オータムスカイズを甘く見て練習試合のスタメンキーパーに立候補した天才GK。
しかし、見事に反町たちを空いてに6失点を許してしまい、更には負傷をした事で精神を壊された。
呆然自失となっている時、自身と同じ境遇におかれた地獄キーパー、さとりに出会い。さとりのようにはなりたくないと考えて奮起した。
その後、より強くなる為にさとりと手を組む事となる。
さとりとの特訓により、一対一時における絶対的な強さを手に入れた。
フラグをへし折ったいろんな意味で惜しい人。
森崎有三
本家主人公。
中里の巻物によって反町達の成長をオータムスカイズとの練習試合前に知り、スタメン出場を回避した。
そして、その巻物効果を持ってベンチの中で支持率の上昇に励んでいる。なんともしたたかな全日本キャプテン。
練習試合後、反町に鍛えてもらった事でとてつもないパワーアップを果たしてしまった。
24 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:10:22 ID:???
以上、ここまでテンプレです。
このスレでもよろしくお願いします。
25 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 02:39:37 ID:???
新スレ乙です〜。
まさかこのスレタイが採用されるとは自分でも思っていませんでしたw
ありがとうございます…が、本当にいいんでしょうか?w
26 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 02:51:36 ID:???
>>25
乙ありがとうございます。
そして、スレタイ考案ありがとうございます。大丈夫だ、問題ない。
次の対戦相手はスレタイ通りロリっこぱらだいすなんですから!
それでは、遅くなってしまったので本日はここまでです。
前スレの方に埋めネタとしてウルグアイのデータを公開してきました。
残ったスレは、埋めていただけると助かります。
それではお疲れ様でした〜。
27 :
キャプテン岩見
:2011/05/25(水) 12:39:25 ID:???
新スレ乙です。
ブラックファルコンには笑わせていただきました。
そして次の相手はロリっ子ばかりと聞いて今から楽しみにしています。
チャットの方は、少しながら拝見させていただきました。(話してはいませんけど)
ポイズンさんが虎党と聞いて、歓喜状態です(私も虎党です)
これからも反町の活躍、期待しております。
p.sちょくちょく当スレでポイズンさんのとこのネタ使わせてもらいました。
何卒ご容赦くださいませ
28 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 21:12:34 ID:???
>>27
岩見さん、どうも乙ありがとうございます。
ブラックファルコンは恐らくずっとこのまま反町にはブラックファルコンと呼ばれ続ける事でしょう。
次のイタリアは派遣選手が全員(外見は)ロリというナンデス歓喜なチームですね。
虎では赤星が一番好きだったのですが、引退してしまったのが今でもショックですね。
その分テレビとかで露出が増えているので、彼が出る番組は欠かさず見るようにしていますがw
ネタはどんどこ使ってください。私も他スレ様のネタをよく使っていますのでw
29 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 21:13:35 ID:???
ジョン「試合終了ゥゥゥゥウウウ〜ッ!!
90分! 両チームよく戦いましたが、軍配は幻想郷Jrユースに上がったァァッ!!
主力選手の多くが原因不明の欠場をし、戦力的に不安の残っていた幻想郷Jrユースッ!
幻想郷屈指の実力者と呼ばれる鬼――星熊勇儀選手と伊吹萃香選手、更に幻想郷最速ウイング、射命丸文選手!
そして、南米の黒豹! スピードスター、ラモン=ビクトリーノ選手を相手に! 2−1で見事に勝利しましたァッ!
主力選手が欠けようとも、その戦力不足がまるで感じられない強さ! やはり強い、幻想郷Jrユースッ!!
これは明日の試合にも期待が出来ますッ!!
また、敗れたとはいえ、ウルグアイもよく健闘をしましたッ!
今回は惜しくも敗れ去りましたが、やはり南米の強豪と呼ばれる実力はあります!
この敗退に落ち込まず、これからのリーグ戦で挽回を図っていってもらいたいところです!」
ざわ…… ざわ……
観客「ギリギリだけど、ウルグアイに勝っちまったぜ、幻想郷ってトコ」「ああ……しかもこれで主力がいないんだろ?」
「なんという戦力過多。お前らちょっとは他のチームに戦力分けてやれよ。具体的にはイヌカマッセとか」
「イヌカマッセは犠牲になったのだ……」
幻想郷メンバー「やったー! 勝った! 第二部完ッ!!」「まだ初戦に勝っただけでしょ」
「でも勝ててよかった……初めに負けちゃ、どうしても勢いに乗れないからね」
審判の笛が鳴り響き、観客たちの歓声が上がり……90分間の死闘が幕を閉じた事を悟ると。
幻想郷メンバーはようやくホッと安堵をした表情になり、歓喜に湧き上がり始める。
たかが1勝とはいえ、これから数多の強敵たちと戦わなければならない死のグループに配置された以上。
その1勝の重みは尋常ではないという事を彼女たちはわかっていたのだ。
また、霊夢や魔理沙といった主柱がおらずとも強豪チームに勝てたという事実も、自信をつける事に繋がっていたと言えるだろう。
30 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 21:14:35 ID:???
反町「はぁっ……はぁっ……よかった……何とか勝てたか……」
そして、この勝利を喜んでいたのは、キャプテンの反町もまた同様である。
後半戦だけで3発もオータムドライブを叩き込み、更には何度かほかのプレイをこなしていた彼の体力はすでに限界近く。
肩で息をしながら……しかし、それでも反町は笑みを浮かべてスコアボードを見て笑みを浮かべた。
最後の最後まで、文字通り気の抜けない展開ではあったが……それでも、勝利は勝利である。
反町「(これで勝ち点3だ……。まだ初戦だからほかのチームの動向なんかはまるでわからないけれど……。
ここで勝てたのは、間違いなく大きい。 次のイタリア戦も勝てれば、一層決勝に上がりやすくなるな)」
疲れながらも、瞬時にそう計算をしながら反町は今後の事へと思いをはせる。
しかし、一方で――ウルグアイはといえば、悲痛な表情でスコアボードを見つめていた。
主力がいなくなっていた幻想郷Jrユースは、このグループでは一番戦力の低下が激しいチームと言えた。
つまり、勝ち点を稼ぐにはうってつけのチームなのである。
だが、そのチームを相手して負けた――。
この事実は、決勝トーナメントへと上がるに当たり、ウルグアイにとって大きく不利となる事実であった。
ビクトリーノ「……ちっ。 結局、俺のシュート程度じゃ幻想郷とやらには通用をしないって事か」
反町「………………」
自虐をしつつ、ガシガシと長い髪をかきむしりながらそう呟くのは――ウルグアイキャプテン、ビクトリーノ。
彼もまた、この事実を受けて悲観をしていたのだが……。
いつまでもそうしている暇すらないという事もまた理解しており、表面上はさほどショックを受けていない様子であった。
恐らくは試合終盤に勇儀や萃香に自身の言葉を受け入れられた事で、
今後の試合では今日の試合のようにまとまりのないプレイは起こらないという安堵感もあったのかもしれない。
31 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 21:16:36 ID:???
ビクトリーノ「……お前らの次の対戦相手はイタリアだったか?」
反町「え? あ、ああ……うん、明日、イタリアと戦う予定だ。 ウルグアイは、アルゼンチンだっけ?」
ビクトリーノ「ああ、ブラジル同様、南米では俺たちがサッカーの本場でございって顔をした国さ。
ウルグアイはいつまでも中堅扱いされてる原因の国でもあるな」
反町「(確かに……ブラジルやアルゼンチンに比べれば、ウルグアイの評価は低いからなぁ……)」
不意に話しかけてきたビクトリーノに驚きながらも、反町は息を整えながら無難に返答をしてゆく。
どうやらビクトリーノは明日のアルゼンチン戦に並々ならぬ闘志を燃やしているらしく。
これもまた、ビクトリーノが然程落ち込んでいないようにも見える一つの原因かもしれない。
ビクトリーノ「……正直言って、勝てると踏んでたんだがなぁ。 主力が大量離脱してるチームに負けるなんざ、恥もいいトコだぜ」
反町「その分、控えのモチベーションも高かったんだよ。 それに、控えにもいい質の選手が山ほどいる」
ビクトリーノ「だな……そのせいで俺たちは負けたんだし。 はぁ……ま、言っても仕方ない事だ。
明日からまた気持ちを切り替えて、リーグ突破に望みを賭けねェとな」
反町「………………」
A.「次は決勝で会おうぜ、ブラックファルコン」 次は決勝で会おうと約束する
B.「アルゼンチンの天才、ファン・ディアスって知ってるか? ブラックファルコン」 アルゼンチンの事情について質問する
C.「リーグ突破はお前にゃ無理だ、ブラックファルコン」 お前にゃ無理だと言ってみる
D.「ま、精々頑張るこったな。ブラックファルコン」 完全に見下しながら応援してみる
E.「お前の速さについてこれる相棒がいれば違ったんだろうけどな、ブラックファルコン」 チームメイトの恵まれなさについて言ってみる
F.「今日はいい試合をありがとう、ブラックファルコン」 無難に挨拶して離れる
G.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
32 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:20:01 ID:7SF7pz8E
B
33 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:23:51 ID:S0q1IrSs
E
34 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:27:05 ID:tGY7Zhvc
E
35 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:32:24 ID:yRvvz+WI
E
36 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:32:54 ID:B7wE+yGg
F
37 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:33:27 ID:???
全部の選択肢にブラックファルコンがあるwww
38 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:52:08 ID:???
>>前スレ1000
静葉さんは中の人がタイプだったのかー
39 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:53:30 ID:???
雲山もなのかー
40 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 21:55:51 ID:???
クラブだったらブラックファルコンだったのかー
41 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 22:23:20 ID:???
新スレ乙ですー
中の人はブラックファルコンがお気に入りの様子!
ひっそりmorosakiデビューしてたりしないかなー
42 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2011/05/25(水) 22:37:56 ID:???
新スレ乙です〜
ビクトリーノ、哀れな奴。派遣された面子も特に癖が強い面々でしたし。ダイヤで鬼さん達が謝ってくれただけマシだとは思いますが
リアル○ルグアイファイブさえいれば……
そしてイタリア戦ですが最初に言っておく、ナンデス爆発しろ
ケロ様とフランちゃんウフフが攻撃してくるという事でまたキーパーの選択に悩む事になりそうな感じですね
ここまで伏せられてきたエイキッキの実力、ナンデスにリグルのシュートが効くかどうか(ロリ?のシュート的な意味で)
等々色々と不安要素のあるイタリア戦も中々緊張感のあるものになりそうですのう
なにはともあれこのスレも応援しています〜
43 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:16:05 ID:???
>>37
もはや反町にとってビクトリーノはビクトリーノという名前ではなくブラックファルコンなのです。
>>38-40
もうちょっとで一輪さんだったかと思うと、非常に残念に思わざるを得ない。
>>41
どうも乙感謝です。
中の人がブラックファルコンがお気に入りというより、反町がお気に入りな様子です。
反町「我ながらいいネーミングセンスだ」
>>42
どうも滝さん、乙ありがとうございます。
ビクトリーノはてんで活躍できませんでしたが、まぁ、キャプテンとしてのメンツは保ったという感じですかね。
ナンデスさんは本当に爆発していいと思います。両手に花ってレベルじゃありません。
キーパーの選択に映姫への対処、そしてナンデスさんのロリパワーに対抗するのはなかなか難しいでしょうが。
ウルグアイに勝った勢いでなんとか打倒したいところですね。
44 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:17:07 ID:???
>E.「お前の速さについてこれる相棒がいれば違ったんだろうけどな、ブラックファルコン」
>チームメイトの恵まれなさについて言ってみる
=======================================================================================
ビクトリーノ「うぐっ……!」
反町「どうした、ブラックファルコン?」
ビクトリーノ「いや……何でもねぇよ(……表面だけ見りゃ一番の常識人っぽいのに、なんだってこんな奇癖があるんだコイツ?)」
相も変わらず自身の事をブラックファルコンという奇妙な渾名で呼んでくる反町に対し。
ビクトリーノは一瞬怯むが……こいつはこういうやつなのだなと結論付け、ため息を吐いてから返答をする。
ビクトリーノ「まあ……お前の言いたい事はわかる。 確かに、もう1人か2人……頼れる選手がいれば結果は違ったんだろうな」
ビクトリーノの何よりもの持ち味は、その俊足と瞬発力である。
しかし、ツートップのコンビを組む勇儀は決して鈍足という訳ではないが、さりとて俊足と言える程脚は速くなく。
また、幻想郷最速ウイングである文はスピードは申し分ないが誰かに合わせるコンビプレイというものはとことん苦手としている。
ビクトリーノの持ち味を最大限まで生かせる相棒が1人でもいれば、おそらくは今日の試合の結果はまるで違うものとなっていただろう。
45 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:18:13 ID:???
ビクトリーノ「だがまあ……それも言っても仕方ない事さ。
もちろん、このままじゃ駄目だって事もわかってるけどな……」
反町「ああ……派遣選手がいるのは、あくまでもこの大会までだからな……」
まだ先の話になるが、この先の世代――即ち、ユース代表などを考えれば……。
ビクトリーノ頼りというウルグアイの体質は、やはり大きな問題と言える。
その点を考えても、ビクトリーノの相棒探しというのはウルグアイの将来を思えば急務とも言える課題であったのだ。
ビクトリーノ「……ま、3年あれば誰かしら才能ある奴が頭角を現してくると願うしかねぇな。 じゃあな」
反町「ああ……それじゃあ」
反町とビクトリーノはガッチリ握手を交わし、それからそれぞれの陣営に戻り片方はチームメイトと勝利の美酒に酔いしれ。
もう片方は嘆くチームメイトを慰めながら、明日からの試合に勝って決勝に上がろうと鼓舞をする。
彼らはまだ知らない――3年後のウルグアイユースには、星熊勇儀に匹敵するかもしれない実力を持つストライカーが加入をする事を。
そして、ビクトリーノが強大な決定力を有するようになるコンビプレイに合わせてくれる、酷く情熱的なMFも加入する事を。
46 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:19:56 ID:???
輝夜「お疲れ様、みんな! まずは初戦を勝利で飾れたのは何よりもの僥倖よ」
リグル「ふふふ、このエース様の力を持ってすれば試合に勝つなど造作もない事だよ」
チルノ「あたいてっぺき!」
整列を終えた一同が控室へと引き上げると同時、監督である輝夜から下る褒め言葉。
これを受けてリグルやチルノといった者たちは鼻高々といった様子で調子付き……。
それを横目で見て苦笑しながら、しかし、一同もまた安堵をした様子を見せる。
だが、輝夜はにこりと笑っていた表情を一変させ、険しい表情を作ると……すぐに手をパンパンと叩き、口を開く。
輝夜「とはいえ、勝てたと言ってもかなりギリギリの勝利だったのは間違いないわ。
確かにウルグアイは強い……でも、だからといってこのようなギリギリの勝利を喜んではいけないわ。
何せ私たちがいるリーグは強豪ばかりが出てくる激戦区。
何より、優勝を目指すならいつもこのようなギリギリの勝利じゃいけないわ」
パチュリー「(……私がしっかりしていれば、もっと余裕を持って勝てていたでしょうに……自分が不甲斐ないとはこのことね)」
褒めるべきところはきっちり褒め、しかし、〆るところはきっちり〆る。
アメと鞭を使い分けながら輝夜は一同を見回した後、壁にかかった時計をちらりと確認し……。
輝夜「よし、それじゃあ早く着替えを済ませてしまいましょう。 昼食をとったら、第二試合を観戦するわよ」
ヒューイ「わーい、おひるごはーん!」
妖精1「……第二試合は、フランスとイタリアの試合だったっけ?」
にとり「うん、そうだね。 イタリアは私たちが明日当たる相手でもある。 観戦をして、情報を集めておかないと」
輝夜「そういう事よ。 さ、そういう訳だからちゃっちゃと着替える! あ、反町君はトイレで着替えてきてね」
反町「はい……(せめて別室用意とかしてくれないかなぁ……)」
第二試合の開始時間に間に合わせるよう、急いで全員に着替えるよう指示を出したのだった。
尚、反町はいつものようにトイレでの着替えとなった。
たかだか男1人の為に別室を用意する程、輝夜は優しくはなかった。
47 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:21:03 ID:???
一方、観客席では偵察にやってきた各国チームの選手たちが先の試合について感想を述べ……。
そして、第二試合――フランスvsイタリアについて思いを馳せたり、或いは準備をしていた。
ディアス「結局は幻想郷の勝ちか〜。 ま、やっぱウルグアイじゃ駄目だよなー」
永琳「中盤に優秀な選手がもう1人でもいれば……結果は違ったでしょうけれどね……。
たらればの仮定に意味はないけれど」
パスカル「……次の試合は、イタリアとフランスだっけ?」
ガルバン「ああ……どちらも俺たちが当たるのは3日目以降だが……見ていくべきだな」
永琳「次の試合の見所は……フランスかしらね」
ディアス「その心は?」
永琳「ディアス君がフランスのキーパーを相手に点を取れるか否か……それがフランス戦の鍵となるからよ」
映姫「……さて、それではそろそろ私たちも控室へ参りましょう」
フラン「んー。 2−1とかつまんないなぁ。 サッカーはもっともっと点を取り合わなきゃね!」
ヘルナンデス「フランちゃん、点を取るのは結構だけど取り合うっていうのはちょっと聞き捨てならないなぁ。
僕が守る以上、次の試合は間違いなく無失点だよ!」
諏訪子「……派遣された古明地姉妹にゃ悪いけど、あの2人は得点力皆無だしねぇ。
ヘルナンデス君や閻魔様が抜かれる可能性があるとすれば……噂のピエール君がどれほどの実力者かによる、かな?」
フラン「えへへ、あのザルキーパー相手ならたくさんドッカーンできるなぁ〜♪」
ピエール「……よし、そろそろ控室に向かおう。 みんなも待っている筈だ」
こいし「はーい。 頑張ろうね、お姉ちゃん!」
さとり「……ええ。 こいしも……ピエール君もナポレオン君も、よろしく頼みます……」
ナポレオン「ケッ、頼むぜ。 あの糞キーパーを押しのけて正キーパーになったところで、大量失点をしてちゃ意味がないんだからな」
さとり「わかっています。 私がいる限り……ゴールは絶対に許しません」
48 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:22:35 ID:???
こうしてフランスJrユース、イタリアJrユースのメンバーが控室へと向かい、各々作戦を立て始めていた頃。
幻想郷Jrユースの者たちは昼食を済ませ、観客席へとやってきていた。
幸いな事にメンバー全員が座れる程の空席が残っており、一同はそこに適当に座りつつ。
試合開始時間を今か今かと待ち続ける。
輝夜「んー……試合開始前……20分、か。 微妙に時間空いちゃったわね。
まぁ、遅れたりするよりは全然いいんだけど」
ヒューイ「じゃあ売店行ってきていい!? おなかすいた!」
メディスン「……あれだけ昼食食べてまだ食べるの?」
ヒューイ「食べるの!」
輝夜「あー……行きたいなら行ってきてもいいわよ。 ただし、5分前にはちゃんと戻ってくるように。
……レティ、面倒見てやってくれる?」
レティ「ええ、わかったわ(来た! 売店来た! これで食える!)」
しかし、そこは落ち着きがない選手が多い事に定評のある幻想郷Jrユースである。
席につくなりヒューイは売店に行きたいと申し出、輝夜はこれに許可を出しつつ。
他にもどこかうろつきたい者がいるならば、5分前にちゃんと戻ってくるようにと条件をつけつつ自由行動をして構わないと言う。
これを聞いて、少ないながらも何人かの者たちは散らばり、観客席を歩き回り始めるのだが……。
反町「(さてと、俺はどうしようかな? 観客席を歩き回ればだれかと会うかもしれないけど……。
うーん……)」
A.じっとしているのは性に合わん! 観客席を回ってみるか
B.じっとしているのは得意だぜ! ここで待機して試合開始を待とう
C.その他 自由投票枠
先に3票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
49 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:23:17 ID:tGY7Zhvc
A
50 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:26:22 ID:5IhYrE2+
A
ポイズンさんは一輪さんがお好みですか
51 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/25(水) 23:35:05 ID:???
>>50
そうですね。人気投票で票を入れる程度にはお好みです。尼さんっていいよね、という話。
52 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:38:39 ID:???
〜別会場〜
翼「そろそろリグルが一試合10ゴール10アシストを達成したころかな?」
三杉「君は何を言ってるんだ」
53 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:42:32 ID:???
今年の人気投票命蓮寺組イマイチだったんだよな〜
一応星くんとぬえぇん、一さんは上昇したけど
上がるとされていたナズとひじりんは下がったしムラサに至ってはキャラも音楽もめっちゃ下がったし
4面道中のあのオドロオドロしい感じが好きなんだけどな・・・
54 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:45:33 ID:???
雑談が始まったから一応書くけどまだ未決定ね
55 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:46:30 ID:9zjspdzk
A
3票だったか、すまん
56 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:46:37 ID:7SF7pz8E
A
57 :
森崎名無しさん
:2011/05/25(水) 23:54:57 ID:???
>>52
実際ガッツや試合時間を考えると一試合何ゴール何アシスト位できるんだろ?
58 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:06:38 ID:???
リグルのスタミナじゃ余程の雑魚でも6か7ゴールに絡むのが精一杯じゃないかな?多分
59 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:10:05 ID:???
>>52
翼が話すたび 支持率が下がるね♪
>>53
人気投票では古株の方が強いイメージありますねぇ。
その割に幽香さんの急上昇とかよくわからない順位アップとかありましたがw
>>54-55
どうもすみませんです。
基本的に3票なのですが、これからは2票にした方がいいですかね。
>>57-58
本当にザルキーパーで、ふつうのシュートでゴールが狙えるとしても……。
時間の制約などで10ゴール10アシストはまず無理ですねw
60 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:11:13 ID:???
>A.じっとしているのは性に合わん! 観客席を回ってみるか
============================================================
反町「監督、俺もちょっと行ってきます」
輝夜「はいはい、行ってらっしゃい。
(反町君なら時間にはキッチリしてそうだからちゃんと時間通り戻ってきてくれるわよね……)」
このままじっとしているのも退屈だと考え、反町は輝夜に断りを入れてから席を立ち観客席を回ってみる。
考えてみれば、外の世界で観客席を安全に回れたというのは久しぶりのような感覚である。
反町「(日向のせいで大会の最後の方は観客たちの怒号が凄かったからなぁ……。
それまではふつうに観客席を回ったりできてたのに……)」
その期間は僅かなものだったが、それでも受けたショックが大きかったのか反町の記憶には小さなトラウマとしてこびり付いている。
こうして反町は安全に観客席を回れる事に、小さな幸せを感じながら散歩をするのだが……。
61 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:12:20 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★誰かに会うかな?→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→しっとマスク「ここでしっとマスク!」 ゲェー、久しぶりのしっとマスク!?
K→早田「……反町」 まこっちゃんやで!
Q→ディアス「おっ?」 アルゼンチンの至宝!
J→シェスター「あ、ソリマチ!」 カルツ「久しぶりじゃのう!」 西ドイツの幻想郷コンビだ!
10→魅魔「あたしゃここにいるよ〜」 ゲェー、悪霊!?
9→永琳「姫様の調子はどうかしら?」 アルゼンチンの派遣選手だ!
8→藍「やぁ、久しぶりだね」 橙「にゃ!」 全日本の式神コンビだ!
7→三杉「おや……?」 佐さんとかさんより強いぞ!三杉さんだ!
6→レミリア「貴様は……」 シュナイダー「……ソリマチ、か」 西ドイツのストライカーコンビだ!
5→椛「ス……!」 元チームメイトのもみもみさんだ!
4→佐野「………………」 幻想の軽業なんとかさんだ!
3→新田「あ、反町さん……」 折角幻想郷に来たのに返された人だ!
2→日向「…………!」 あ、猛虎たんインしたお!
A→翼「リグルはどこだああああああああああああ!?」 別会場の試合を終えた翼に出会ってしまった
クラブA→幽香「……あら?」 元チームメイトの幽香さんだ!
62 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:12:34 ID:???
★誰かに会うかな?→
ダイヤ6
★
63 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:28:56 ID:???
翼…あなた憑かれてるのよ…
64 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:43:09 ID:???
>★誰かに会うかな?→ ダイヤ6 =レミリア「貴様は……」 シュナイダー「……ソリマチ、か」 西ドイツのストライカーコンビだ!★
===============================================================================================================
反町「!?」
観客席を回っている最中、ふと近くから感じる強者が纏うオーラ。
ぞくりと背筋を悪寒が走り、あわててそちらへと振り向けば……そこにいるのは明らかに小さな体躯をした少女。
そして、その少女の横に立ちながらこちらへと視線を向ける金髪の少年。
その少年には反町は見覚えがなかったが……しかし、その横に佇む少女には、反町にも見覚えがある。
反町「レミリア……さん?」
レミリア「ふん……」
レミリア=スカーレット――反町とは、あまり縁が無かった幻想郷サッカー界トップクラスの実力を持つFWである。
彼女と対戦をしたのはただの一度きり……お祭り騒ぎとばかりに行われたオールスター戦で、敵チームを率いていたのが彼女。
あの時は早苗の渾身のセービングを、何度か防がれはしていたが見事に破り。
その力を観客たちに思う存分見せつけていた、永遠に紅き幼いストライカーである。
どうしてここにいるのか?と思わず反町は問いかけるのだが……。
レミリア「別会場の試合を見ても意味がないからな」
反町「意味がない?」
レミリア「我ら西ドイツと、あの不良天人らがいる全日本以外は有象無象しかいない予選リーグだ。
全日本以外の試合など、見る価値は微塵もない。 だからここにやってきたまでだ」
反町「なるほど……(っていうか意外とレミリアさんも偵察とかはちゃんとするんだな)」
レミリアの目的は、決勝トーナメントで当たる可能性があるチームの偵察。
これは目を瞑ってでも蹴散らせる全日本以外の敵を見る価値は無いと判断しての、西ドイツの方針でもあった。
ともすれば慢心とも取れる考えではあるが、しかし、事実全日本以外に驚異と呼べるチームが彼女たちのリーグにはいないのだから仕方ない。
反町「あ……じゃあ、隣にいるのはもしかして西ドイツの……?」
レミリア「そうだ。 こいつは……」
シュナイダー「カール=ハインツ=シュナイダーだ」
反町「!」
65 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:44:25 ID:???
レミリアの話を聞いた反町は、ならばレミリアの隣にいる少年もまた西ドイツのメンバーなのかと考え。
これにはレミリアも同意し……そして、2人の間を割って入るようにして、その少年は口を開く。
声は低くもないが、しかし、かといって高くもない。
相手を威圧している気はないのだろうが……それでもどこか威厳と、絶対の自信の伴った瞳。
何よりも気高い誇りのようなものを感じる、どこか気品の香りがするようなオーラを纏う少年。
その少年の纏うオーラと、カール=ハインツ=シュナイダーという名を聞いて……。
反町は以前、西尾?……ではなく、カルツに言われた言葉を思い出す。
反町「シュナイダー……もしかして……西……じゃなくて、カルツが言っていた!?」
シュナイダー「カルツが教えていたか……幻想郷ではあいつやシェスターが世話になったな」
反町「い、いや……俺は何もしてないし……」
カール=ハインツ=シュナイダー……西尾?曰く、西ドイツ――。
否、ヨーロッパ中を探しても、間違いなく彼以上の者はいないだろうとされる程の天才的なストライカー。
剛と柔を組み合わせた数多の技と抜群の決定力を持つ、西ドイツの皇帝。
先ほどから感じていた圧倒的な威圧感の正体は、その皇帝によるものなのかと反町が合点がいき……。
言葉を震わせながらも、まじまじとシュナイダーを見返す。
反町「(……シュナイダー、か。 ……なんだかとんでもないところで会っちまったけど……。
見た目や噂以上に、実力の方も凄いんだろうな……少なくとも、レミリアさんと同じくらいには。
そ、それにしてもどうしよう? 何か話した方がいいよな? うーん……)」
66 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 00:45:34 ID:???
A.「そういえば、全日本の試合はどうだった?」 全日本の試合の結果を聞いてみる
B.「お前も俺を知ってくれてるみたいだが?」 シュナイダーに反町の事を聞いてみる
C.「ふっ、今大会でNo.1ストライカーの看板を下ろしてもらうぜお二人さん」 挑発をしてみる
D.「カルツやシェスターは元気なのか?」 西尾?とシェスターの近況を聞いてみる
E.「レミリアさん、咲夜さんが早苗さんと仲悪いみたいなんですけど……」 ある意味諸悪の根源に相談だ!
F.「表に出ろ! ヨーロッパNo.1ストライカーの実力を見せてもらうぜ!」 勝負だ!
G.「試合で当たった時はお手柔らかにお願いします、本当に」 ぺこぺこ頭を下げてみる
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
67 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:47:06 ID:ZA7SqTCw
B
68 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:49:20 ID:+D3U/Mm6
C
69 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 00:49:40 ID:/jgED9Jw
C
70 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 01:17:42 ID:???
!?
71 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 01:41:21 ID:???
>C.「ふっ、今大会でNo.1ストライカーの看板を下ろしてもらうぜお二人さん」 挑発をしてみる
=============================================================================================
シュナイダー「ほう……!」
レミリア「な、なんですってェ!?」
ここで反町一樹は、皇帝――カール=ハインツ=シュナイダーシュナイダー。
そして、紅魔館の主――レミリア=スカーレット両者に対して、明らかな挑発行為を行った。
本来ならば温厚で何事も穏便に済ませようとする、平和主義者である反町からは考えられない行為。
しかし、これはそんな反町にも一端のストライカーとしての自覚が目覚めてきた証とも言える。
頂点を目指すというのならば、当然ながらその栄冠に辿り着けるのはたった1人しかいない。
今までの反町ならば、その栄冠に辿り着こうとすら考えなかったのかもしれないが……。
幻想郷で数多のゴールを築き上げ、自信を持ち、そして、今日の試合であの萃香から1ゴールを奪い取り。
勇儀の三歩必殺ともほぼ遜色の無いシュートを撃てた事で、
反町は自身がNo.1ストライカーになれるだけの実力を備えていると認識をしていたのである。
この挑発行為は、それを改めて確認し――大会No.1ストライカーになってみせるという宣言。
そして、シュナイダーやレミリアには負けないという宣戦布告でもあった。
反町「ドリブルやパス、それに競り合い強さではお前たちにかなわないかもしれないが……。
シュートに関しては、間違いなく俺が上だ。 悪いが今大会No.1ストライカーの座は貰ったぜ」
シュナイダー「…………確かに、お前の言うように現時点ではお前の方がストライカーとしての質としては上だろうな」
レミリア「シュナイダーッ!」
更に続ける反町の言葉を、意外にもシュナイダーは肯定し、レミリアは狼狽をする。
レミリアとしては、当然ながら矮小だと思っている反町に見下される事は面白くない。
顔を真っ赤にしながら、反町を射殺さん勢いで睨み付けるのだが……。
一方でシュナイダーは極自然に笑みを浮かべながら、返答をする。
72 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 01:42:56 ID:???
シュナイダー「だが……俺もこのまま手を拱いているつもりはない。 大会中にお前に追いつき……追い越す。
それを試合で証明してやる」
反町「大会中に急成長なんで無理だぜ?」
シュナイダー「無理かどうかは俺が決める事だ」
相変わらず、いつになく強気な反町に対して、真っ向から勝負を挑むシュナイダー。
彼らがもしもあたるとすれば……決勝トーナメント。
それまでの日数は決して多いとは言えず……シュナイダーの言葉も無謀のように思える。
しかし、その無茶で無謀な言葉も、シュナイダーが呟けば本当にそうなるかもしれない……という気に反町はなった。
少なくとも、カール=ハインツ=シュナイダーという男は、反町に負ける気などは微塵にも無い様子である。
シュナイダー「モリサキら、全日本を倒し……決勝トーナメントではお前たちを倒す。
そして、優勝という栄冠を手に入れるのは俺たち西ドイツだ」
反町「いや、幻想郷が勝たせてもらう」
視線を交じらせれば、火花が散る反町とシュナイダー。
シュートコントロールという1点だけを集中的に鍛え上げて出来た、幻想郷屈指のストライカー。
ヨーロッパでNo.1と謳われ、間違いなく世代最強クラスの実力を持つ西ドイツの皇帝。
初対面である筈の2人は強く睨み合い……やがて、互いに無言で背を向けて歩き出した。
時計を見れば、既に試合開始10分前……そろそろ自分たちのチームに戻らなければならない時間だったのである。
73 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 01:44:29 ID:???
反町「………………(言ってやった……! あれだけ凄そうな奴に言ってやったぞ! これで後には引けない……!
いや……引くつもりもない!)」
そして、皇帝の視線から逃れた反町は思わず安堵のため息を吐く。
緊張の糸がぷつりと切れたように脱力しながら手を見れば……手のひらはじっとりと湿っており。
それだけシュナイダーの醸し出すプレッシャーが異常なものなのだという事を改めて認識していた。
反町「(カール=ハインツ=シュナイダーか……日向や三杉とは違った意味で……強敵になりそうだ……)」
新たな強敵の登場に、胸の動悸が早まるのを感じる反町。
怖くないと言えば嘘になるが……それでも、反町は彼と対戦をするのが少しだけ愉しみな気がした。
因みに、かなり残念な事に、この時彼が強敵として名を上げた中には、魔界の軽業師の名前は無かった。
74 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 01:45:53 ID:???
レミリア「何を勝手に2人の世界に入ってくれてるの。 あなたのライバルはモリサキとかいう奴なんでしょ?」
シュナイダー「勿論だ、目下の俺の愉しみは……モリサキとの再戦だ」
一方、反町と別れたシュナイダーとレミリアの2人はチームメイトが待つ席へと戻りつつ話をしていた。
話と言っても、レミリアがシュナイダーに一方的に文句を言うものだったが……。
どうやらレミリアとしては反町の不躾な態度が気に入らないらしく、心底お怒り状態であるらしい。
レミリア「まったく、咲夜や美鈴はあいつを常識人と言っていたが無礼極まりない!
会っていきなり挑発とはどんな親が教育したんだ! 顔が見たいわ!」
シュナイダー「確かに常識的な奴とは言い難いな、少なくともカルツから聞いていた情報とは違う。
だが……あいつがどんな人間だろうが構わんさ」
言いながら、シュナイダーはふ、と笑みつつ自身の手を見つめる。
手のひらを開ければ……そこはじっとりと汗で湿っており、シュナイダーはそれをズボンでふき取りつつ。
目を細めて、反町が去って行った方角へと顔を向ける。
シュナイダー「人間性も人種も性格も体格も、すべてはフィールドに立てば関係がない。
要はあいつが俺たちを倒すだけの実力と気概がある、というだけの話だ。
……それでいい、それでこそ戦う意味がある」
レミリア「ふん……私はやはりあいつは気に食わん。 ……まあいいさ、試合で完膚なきまで叩きのめせばいいまでだ。
そして、どちらが上なのか思い知らせてやる」
シュナイダー「今から楽しみになってきたな……」
反町一樹とカール=ハインツ=シュナイダー……世代を代表する、トップクラスストライカー。
彼らの初めての出会いは、概ねこのようにして行われ……そして、終わった。
いつになく強気な態度で反町が出たのは、シュナイダーのプレッシャーに負けたが為の威嚇行為だったのか。
果たしてシュナイダーの余裕は、試合を行っても崩される事は無いのか。
そのすべては、決勝トーナメントで当たる時までわからないのだった。
75 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 01:48:24 ID:???
皇帝を恰好よく書こうとすればするほど、筆がすすまぬぇ。
という所で反町とシュナイダー、初接触という所で本日はここまでです。
次回はイタリアvsフランスになりますが、この試合は判定無しのNPC戦にします。
理由としては、リーグ戦なのでカード判定にしてしまうと万が一にも今後の予定に影響が出ちゃう事。
また、覚醒しちゃうとゲームバランスがとんでもねぇことになってしまう事などです。
なにとぞご理解下さい。
それでは、お疲れ様でしたー。
76 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 01:50:35 ID:???
魔王VS皇帝乙でしたー
77 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 01:53:49 ID:???
頑張れ古明地姉妹乙でした〜
78 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 16:35:33 ID:???
何故かこいしの気配を完全察知するナンデスの前にフランスの守備完全崩壊
何故かオーバーラップしてきたナンデスの思考を読みさとりが新たなトラウマ+失点を喫する
まで予測した
79 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 16:38:46 ID:???
黄金の右腕ェ…
80 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 17:05:04 ID:???
そしてナンデスのアプローチが非紳士的行為と判断されて一発退場ですねわかります。
審判「我々審判はいつでも(略)」
81 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:24:19 ID:???
>>76-77
どうも乙ありがとうございますー。
>>78-79
イエスロリコン! ノータッチ!
>>80
ヘルナンデス「変態じゃないよ! 仮に変態だとしても、変態という名の紳士だよ! だから非紳士的じゃないよ!」
82 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:25:25 ID:???
西ドイツの皇帝、カール=ハインツ=シュナイダーと別れた反町は、輝夜の取り決め通り。
何とか試合開始5分前に座席へと戻る事が出来た。
反町が戻った時には、既に売店に行っていた筈のヒューイとレティ。
他にも観客席を見て回っていた者たちが全員帰ってきており、輝夜は点呼をした後。
時計を確認してから、一同に私語はやめてフィールドを見るようにと言う。
輝夜「そろそろ試合開始時間だわ……。
みんな、明日戦うイタリアはもとより、フランスの事も十分注意して見てなさい」
お空「うにゅ! 私、さとり様たち応援する!」
美鈴「じゃ、じゃあ私はフランドール様がいるイタリアを……」
反町「(……いずれ戦う相手だっていう事、わかってるのかなあ?)」
一部、どうにもこの観戦の趣旨を理解していないような言動をする選手がいる事はさておき。
輝夜の言うように試合開始時間となったのか、フィールドにはこれから対戦をする両チームの選手たちが入場。
それと同時に観客席は先ほどの試合以上に沸き立ち……。
反町を含める、幻想郷Jrユースの選手たちは目を白黒させてこの歓声に驚く。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
キスメ「…………!」←><という顔をしながら耳を塞いでる
ヤマメ「なっ、なんだいこの観客たちの盛り上がり!? さっきの試合よりも凄いよ!?」
パチュリー「……この大会の主催国であるフランスの試合だからね。
私たちのチームを知る者はそもそも観客たちの中には少ない筈だし、ウルグアイにしても遠く離れた南米。
観客たちの盛り上がりが違うというのも、当然の話でしょう」
お空「さとり様ーっ! こいし様ーっ! 頑張ってー!!」
美鈴「フランドール様ーっ! ファイトですよー!」
83 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:26:29 ID:???
一方、フィールドに出ていた当のチーム――イタリアJrユースとフランスJrユースの面々はといえば。
前者はこのアウェー気味な空気に充てられたのか、少しばかり萎縮をしながら……。
それでもキャプテンであるヘルナンデスは威風堂々とした態度で先頭に立ちながら、入場。
フランスJrユースもキャプテンであるピエールは期待のこもった声援を受けて真剣な面持ちをしながら整列をするのだが……。
しかし、こちらもこちらで一部の選手たちはこの声援に逆にプレッシャーを受けたかのように緊張した面持ちでいるのだった。
ボッシ「あわわわ……な、なんて数のサポーターたちだ……」
ブラボー「ブラボー……おお、ブラボー……」
ピエール「(戦う前からこれか……試合が始まり、集中すれば落ち着いてくれると思いたいが……)」
映姫「(自身に自信を持てないのも罪ならば、自信を与えてやれないというのもまた罪。
彼らは果たしてこの試合で贖罪する事が出来るのでしょうかね……)」
あからさまに硬くなるチームメイトを見て、その表情に不安をあらわにするピエール。
それを見ながら、イタリアJrユースDF――四季映姫は目を細めつつも彼らの今後を考え……。
しかし、すぐに首を振ってアレは敵チームなのだと自身に言い含める。
こいし「久しぶり〜、フラン。 そういえばサッカーで試合をするのは初めてだっけ?」
フラン「そうだねー。 うふふ……こいしやこいしのお姉さまが相手でも手加減はできないから、覚悟してね?」
こいし「……うん(それはこっちのセリフだけどね)」
地底に住まう古明地こいしと、紅魔館に住まうフランドール=スカーレット。
一見すればまるで接点がないように思える彼女らは、しかし、博麗神社の宴会の席で偶然出会い。
今は命蓮寺にいるぬえと共に、意気投合をしていた間柄であった。
だが親友と戦う事に気負いを感じているかと言えば、両者にそういった様子は微塵もなく。
フランドールはこいしやさとりを相手に得点を量産する気に満ち満ちていたし、
こいしもまたフランドールにはそう簡単にやらせるつもりはないとばかりに闘志を燃やしていた。
84 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:27:46 ID:???
ナポレオン「本当にこんなガキどもがサッカーなんてできるのかよ……?」
諏訪子「あーうー……これでも経産婦なんだけどねぇ……」
ナポレオン「……鬼畜過ぎるだろ、常識的に考えて」
フランスの問題児、ルイ=ナポレオンはことここに至っても、尚も女子供がサッカーをする事に疑問視をしていた。
しかし、諏訪子の爆弾発言で、やはり幻想郷という場所は常識では考えられないような場所なのだという事を理解した。
さとり「…………よろしくお願いします、ジノ=ヘルナンデス君」
ヘルナンデス「やあ! 君がコメイジサトリだね? 噂は聞いてるよ、よろしく!」
さとり「………………」
そして、イタリアのキャプテン――ジノ=ヘルナンデスは何をしていたかというと……。
フランスの正ゴールキーパー、古明地さとりと和やかなムードの中握手をしていた。
ただ、その和やかなムードというのもあくまで表面上はというだけであり……。
ヘルナンデスの内心とそれを読んださとりの内心は、決して穏やかなものとは言えないものだった。
ヘルナンデス「(あぁ、噂には聞いていたけど本当に慎ましくそして可愛らしい!
こんな華奢じゃキーパーなんてとても無理に決まってるのに……あぁ、それにしても可愛い! 可愛い!!)」
さとり「(……やはり彼も私を下に見ていますね。 まあ、それも当然ですか……)」
85 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:28:56 ID:???
立ち振る舞いは紳士的であり、柔和であるヘルナンデス。
しかし、彼の唯一と言える難点は――見た目幼い感じの少女を見た場合、別の意味で紳士的になってしまう事である。
実年齢はさておき、身長は低く華奢な体格をしており、更にはお世辞にもスタイルがいいとは言えないさとりを前にして。
ヘルナンデスが上記のような感想を抱かないという方がまず不可能であり……。
一方でさとりはといえば、ヘルナンデスに強敵として見られていない事実を知り、自嘲するような笑みを隠しながら微笑を浮かべる。
さとり「……それでは。 今日は、いい試合にしましょう」
ヘルナンデス「うん!」
さとり「(フランドール=スカーレットを食い止められれば、反町君や星熊勇儀を止める目も出てくる……。
今日の試合……目指すは零封です……!)」
ヘルナンデス「(ピエールさえ止めればフランスに攻撃力は無い。 この試合……あっても引き分けだ。 負けは無い!)」
審判「よし……それじゃあ両チームキャプテン、センターサークルへ」
ピエール「はい」
ヘルナンデス「はい」
こうして数々の思惑が交錯する中、ピエールとヘルナンデスはセンターサークルへ。
コイントスの結果、ボールはイタリアが貰う事となり、フランスは陣地を取る。
果たして90分の試合を終えた後、笑うのはどちらになり……そして、泣く事になるのはどちらとなるのだろうか?
86 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/26(木) 23:30:33 ID:???
ひとまずここまで。しばらくNPCシーンが続きます。
87 :
森崎名無しさん
:2011/05/26(木) 23:42:59 ID:???
乙でした!
シュナイダーとぶつかるまで絶対負けられん
88 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:51:53 ID:???
ジョン「さァ〜! 第一試合の幻想郷対ウルグアイの試合が終わり、本日第二試合!
フランスJrユース対イタリアJrユースの試合が、まもなく始まろうとしています!
フランスJrユース、まずは陣地を取り選手たちがポジションへと散っていく!
フォーメーションは4−4−2の中盤はワンボランチを置いた布陣!
DFが全員中央に固まり、CBの位置についているのが特徴と言えば特徴でしょうか!?
果たしてワンボランチというポジションについた古明地こいし選手、そして正キーパーの座に座った古明地さとり選手!
派遣選手である彼女たちがどのような活躍をするのか!? そして、フランスの若き司令塔!
フィールドのアーティスト、エル=シド=ピエール選手。
ゴールを挙げた数は数知れず、それと同時に乱闘沙汰になった数もまた数多というルイ=ナポレオン選手にも注目をしたところです。
一方でイタリアJrユースもまた、フォーメーションは4−4−2!
ですがこちらは中盤をフラット型に保ち、非常にコンパクトな形となっています。
注目をすべきは、やはり派遣選手である3人と、キャプテンのヘルナンデス選手!
幻想郷きってのストライカーと呼ばれるフランドール=スカーレット選手に、
高い打点からのヘディングとドリブルが持ち味の洩矢諏訪子選手!
更には幻想郷最強のDFとの呼び声が名高い四季映姫=ヤマザナドゥ選手は、
いずれもフィールダーの選手層が薄いイタリアの生命線!
そして、映姫選手と共にゴールを守るヘルナンデス君は、ヨーロッパNo.1キーパーとの呼び声も高い選手であります!
映姫選手とヘルナンデス選手が守るゴールは、まさに難攻不落のカティナチオ!
果たして軍配はどちらに上がるのか!?」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「フランスに決まってんだろダラズ!」「フランスが勝つところを見にやってきました!」「フランス! フランス! フランス!!」
「でもフランちゃんの勝つところならちょっと見てみたいかも……」
「あ、こんな所にいやがったのか! さぁ、早くフランスを応援する仕事に戻るんだ!」
89 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:53:11 ID:???
コイントスが終わり、両チームキャプテンが挨拶をし……。
実況席から声が上がると、再び観客たちは大きな歓声を出し始める。
反町「うーん……やっぱり地元チームはそれだけ期待も大きいみたいだな……」
穣子「つってもこれはやり過ぎでしょ? 幻想郷でもそれぞれの勢力主催の大会とかあったけど……。
ここまでの応援なんてそうそう無いわよ?」
静葉「それだけ外の世界……この地域では、サッカーが盛んだという事なのかしらね」
パルスィ「妬ましい……! これだけの声援を受けるフランスが妬ましい!」
輝夜「はいはい、妬むのは結構だけど試合に集中してね。 ほら、フォーメーションとかも確認するする」
イタリアJrユース 4−4−2
−J−−− J諏訪子
−−−H− Hフラン
−−−−−
FG−IE Fディモス Gマルコ Iコンティ Eフレッド
−−−−−
−−C−− C映姫
A−B−D Aトリノ Bゴルバテ Dバサレロ
−−@−− @ヘルナンデス
フランスJrユース 4−4−2
−−−−−
−J−H− Jボッシ Hナポレオン
−−−−−
G−I−F Gジョルジュ Iピエール Fフェレーリ
−−E−− Eこいし
−−C−− Cドゴール
−ABD− Aベルジェル Bルスト Dブラボー
−−@−− @さとり
90 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:54:29 ID:???
リグル「……えっと、両方4−4−2なんだね。 でも、細かいフォーメーションがいろいろ違うなぁ」
反町「イタリアはボランチがいないフラット型だな。 まあ、お家芸のカウンターを使うなら……。
ラインを統率しやすいこのフォーメーションってところなのかな。
ただ、ボランチがいない分スペースが空きがちになりそうだけど……」
パチュリー「そこをうまく調整するのが、リベロの四季映姫の役目ね……」
メディスン「逆にフランスはFWも少し低めの位置にいて、全体的に中央が堅そうな感じ……」
輝夜「イタリアにサイドアタックは無いから、それを考えてのフォーメーションなのか。
それともほかに何か理由でもあるのか……ま、そこらへんは試合を見ればわかる事ね」
ピピィーッ!!
こうして幻想郷Jrユースの面々が、両チームのスタメンとフォーメーションについて分析する中。
審判の笛が鳴ると同時に、試合開始。
諏訪子「あーうー……どれ、まずは私が仕掛けてみようか!」
ナポレオン「うおっ!? (こんにゃろう……! 小さい癖しやがってうまいぞ!?)」
ボッシ「あわわわわ……!」
イタリアボールで開始されたボールは、まずはFWの諏訪子が持ち前の身軽さを生かして運ぶ。
これにはフランスのFW陣があっさりと翻弄され、すいすいとそのままシュートまで早くも持っていくかと思われたが……。
ズザァァァァァアアッ!! バシィッ!!
ピエール「ハァッ!」
諏訪子「ゲロォッ!?」
91 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:55:55 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「ヒャア! さすがはピエールだ!」「ピエール! ピエール! ピエール!!」
穣子「んがーっ!! う、うるっさい!!」
うどんげ「(たった一回プレイが成功しただけでこれだけ歓声上がるんだぁ……いいなぁ……)」
しかし、この諏訪子の突破はフランスキャプテン、ピエールの手によって阻まれた。
MFでありながらDFとしても通用する高い守備力を持つ彼がいる中盤を突破する事は。
如何な諏訪子と言えども、そう容易くはできないようである。
ピエール「みんな、まずは落ち着いて回していくぞ!」
フェレーリ「オ、オーライ!」
そして、ボールを持ったピエールは焦らずじっくりとボールを回して遅攻で行く構えを見せた。
これには緊張するチームメイトたちの緊張をボールに触れる事である程度解す事が。
これから先の長い戦いの中でも、重要な事になる筈だと考えての事である。
こうしてフランスはボールを持ってからしばらく、簡単なボール回しで時間をつぶしていたのだが……。
コンティ「貰ったァ!」
フェレーリ「ああっ!? し、しまったァ!?」
ナポレオン「馬鹿野郎が! へたくそなパス出してんじゃねぇよ!!」
しかし、この簡単なボール回しは、ものの数分でイタリアJrユースに止められてしまう。
右サイドハーフのフェレーリが出したパスは、イタリアMFのコンティにカットされ。
コンティはそのボールを素早く前に出そうと、ゴール前に走る諏訪子へ向けて長いパス。
高い位置からのショートカウンターで、まずは1点をもぎ取ろうとするのだが……。
92 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:57:01 ID:???
こいし「そんな単純なパスじゃ通らないよ〜♪」
コンティ「なにィ!?」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「ヒャア! 派遣選手も大活躍だァ!」「コイシ! コイシ! コイシ!!」「あいつ名誉フランス市民にしようぜ」
パルスィ「だからワンプレイの成功に騒ぎ過ぎ……! 妬ましい……! ああ、妬ましい……!!」
ヤマメ「これから90分ずっとこうなのかねぇ?」
諏訪子へと向けた長いパスは、ボランチである古明地こいしが悠々とパスカット。
にこにこと笑みを浮かべながら、歓声を上げる観客たちに手を振ってこたえつつ。
こいしは再びボールを大きく蹴り出し、こうしてイタリアのショートカウンターは失敗に終わる。
だが、かといってここからフランスがうまく反撃に出られたかというと、答えは否であった。
それというのも、やはりこの観客たちの歓声がプレッシャーとなってしまっているのか。
ピエールやナポレオン、そしてこいしという主要メンバー以外の者たちの動きが堅かった為である。
ナポレオン「ええい、くそがっ! こっちにボールを寄越しやがれ!!」
ピエール「……よし、いけ、ナポレオン!」
ナポレオン「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
マルコ「中央突破!? ピエールならいざ知らず……!」
コンティ「お前なんかにそう簡単にやらせてたまるかよッ!!」
ナポレオン「ぐおおっ!?」
バチィッ!!
93 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 00:58:31 ID:???
ならばその主要メンバーを使って、単独突破をさせてみるのはどうかと言えば……。
それもまた、かなりの無理難題と言えた。
何せほかのメンバーが殆ど動きを固くしている以上、ピエールはほかのDFたちの代わりに守備に走らなければならない。
ボランチであるこいしもまた、安易なパスを通さないよう下がり目の位置をキープせざるを得ない。
となれば、頼りとなるのは唯一FWであるナポレオン。
しかし、彼の突破力はピエールに比較をすれば一段も二段も落ち……イタリアの自慢である守備陣を突破する事は、やはり難しい。
ジョン「前半13分を過ぎ、ボールは再びイタリアJrユース!
まだどちらもシュートまで持って行けてませんが、そろそろチャンスを作りたいところです!」
反町「うーん……やっぱり……前評判通り、フランスは主要選手以外が殆ど働けてないな……」
輝夜「殆どが置物である以上、ピエール君は守備に走らなければならない。
そうなれば攻撃の手はナポレオン君一手になり、読まれ……。
ボールを奪われやすくなり、一層攻撃をされ、守勢に回らざるを得なくなる。 悪循環もいいところね……」
妹紅「でも、イタリアって本当に守備うまいね。 ボランチやDFじゃなくても!」
レティ「カティナチオは伊達ではないという事かしら……。
(フランスの彼を止めたMFのタックル……明らかに私やにとりよりも上だし……)」
94 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/27(金) 01:00:00 ID:???
フェレーリ「あわわわわ……」
ジョルジュ「この大陸一の私の守備がまるで通用しないとは……」
こいし「ああもう! 試合序盤から忙しすぎーッ!!」
ピエール「くっ……!(攻勢に出ようにもこのままでは……!)」
サイドハーフが抜かれた穴をピエールが食い止め、中央を突破してきた選手をこいしが防ぎ。
実質、ただの2人だけで守備を担当するピエールとこいし。
いつしかフランスを応援する者たちの声が小さなものとなり、不安の視線がフィールドに注がれたは……致し方ない事と言えただろう。
映姫「……いささか単調なゲーム展開になってしまっていますね」
ヘルナンデス「なんだかイライラしてるね、エイキ」
映姫「当然です! このような白黒ハッキリしない展開は、まるでよろしくありませんから!」
前半20分……前半もそろそろ半ばを過ぎようかという時間帯になっても、未だに両チームにチャンスらしき場面は巡ってこない。
しかし、どちらが押しているのか……どちらが劣勢なのか。それは誰の目に見ても明らかだった。
==============================================================================================
なんか地味な展開ですが本日はひとまずここまで。
NPCシーンはもうちょっとさらりと流せるといいのですが、どうしても長くなってしまいますね。
それでは、お疲れ様でしたー。
95 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 00:15:36 ID:???
乙ですじっくり読ませてもらえるので気にせずにー
96 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:11:15 ID:???
>>95
どうも乙感謝です。
本日も書いてたらなんかこんなに遅い時間になってしまいました。すみません。
相変わらず投票などは無いのですが、投下させていただきます。
97 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:12:19 ID:???
両者ともにチャンスを作れていないという状況ながら、両陣営の選手たちの心境は対照的なものである。
ピエールとこいしくらいしか注意すべき選手がいないと判断をしたイタリアは、
要はその2人だけに気を付ければいいのだと早々に見切りをつけて再三攻撃に当たり。
一方でフランスはといえば、実際イタリアのメンバーが思っているようにピエールとこいしのたった2人だけで防ぎに当たっており。
いつ抜かれるか、ピンチに陥ってしまうのかという緊張感からは一向に抜け出せない。
そして、前半24分――。
マルコ「よし……ここだァッ!!」
ピエール「なにィ!?」
こいし「あちゃ……しまった!」
バシュウッ!!
如何に優秀な選手といえど、いつまでも守り切れる道理というものは無い。
特に2人だけで中盤の守備を担っているような状況では互いにフォローをしあっても限界というものもあり。
イタリアJrユースはピエールたちの隙を見つけ、前線へ向けて大きくパスを出す。
ジョン「ああああああああああああっとォ!? これはイタリア、前線へ向けてのパスになった!!
この試合、ここにきて初めてシュートチャンスらしいシュートチャンスが巡ってきたぞ!
果たしてここを決める事が出来るか、イタリアJrユース!!」
妹紅「今のパスもうまかったね〜」
反町「(見ている限り、イタリアのMFはドリブルは下手だけど……パスは上手そうだな。
パスワークで攻められたらヒューイじゃちょっと厳しいかもしれない……)」
静葉「パスにあわせるのは……諏訪子様ね」
ダダダダダダダッ! びょーんっ!!
諏訪子「あーうーっ! 貰ったよ!!」
ドゴール「あわわわわ……た、高いッ!?」
98 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:13:37 ID:???
イタリアJrユースMF――マルコが送った高いボールに向けて、大きく跳躍をする諏訪子。
その跳躍力はフランスのDF達では到底歯が立たない程高く……。
諏訪子は誰にも邪魔をされる事の無いまま、空高く跳ね上がりそのままヘディングに向かう。
諏訪子「先取点だァッ!!」
バシュウウッ!!
異常なまでに高い打点から放たれる諏訪子の必殺ヘディング――空中神戦。
その高度は、流石に秋姉妹のオータムスカイハリケーン程のものは出ていないものの……。
しかし、純粋なシュート力では諏訪子の方に軍配が上がり、高い浮き球のシュートとしては十分な威力を備えている。
DF陣はこのシュートに対して何も出来ず、ボールはゴールへと襲い掛かるのだが……。
さとり「PA内からのシュートは……決めさせませんッ!!」
キュンッ! ババッ!! バチィィィイイッ!!
だが、高い浮き球のシュートを放つという事は――即ちPA内でシュートを撃つという事と同義であった。
であれば、フランスの守護神と化した古明地さとりからゴールを奪える道理はなく。
諏訪子の心を読み、素早くシュートコースに入り込んださとりの手の中にボールは呆気なく収まってしまうのだった。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あああああああああああああああっとォ!? しかし、このシュートは通用しないィッ!!
フランスJrユースキーパー、さとり選手がガッチリとキャッチしたァ!!
PA内からのシュートは通用しないと言われるさとり選手を相手にヘディングシュートは、やはり少々無謀過ぎたかァ!?
フランス、まずはピンチを脱しましたァ!」
99 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:14:38 ID:???
観客「さとりん最高や! アモロなんか最初からいらんかったんや!!」「さとり! さとり! さとり! さとり!!」
お空「やったぁ! さっすがさとり様だぁ!!」
リグル「(ふんっ、あんなへなちょこキーパー! また私のリグルキックで吹っ飛ばせばいいだけだもんね!)」
輝夜「(あの妖怪の山の神のヘディングも、今日戦った勇儀のヘディング並の威力だったのに……。
やっぱ腐っても幻想郷三大キーパーね。 PA内からのシュートじゃ反町君のシュートやパワーシュートじゃないと抜けないか)」
さとり「ふぅ……(まず彼女のヘディングは問題ない……やはり問題があるとすれば、フランドール=スカーレット……。
そして……四季映姫だけね)」
ブラボー「ブラボー! 実にブラボー!!」
ルスト「ナ、ナイスセーブ! サトリさん!」
さとり「どうも……。 皆さんも、どうか落ち着いてプレイを……こいし、頼むわよ!」
こいし「はいはーい!」
さとりの完璧なセービングを見て熱狂をする観客たちに、冷静にさとりと諏訪子の実力を分析する偵察陣。
一方で当のさとりはといえば、相も変わらず何を考えているのかわからないような無表情のまま諏訪子をねめつけ……。
DF達を鼓舞したのち、まずはこいしへとスローイングし試合展開を見守り始める。
こうしてさとりの堅守によってピンチを脱したフランス。
このままの流れで一挙反撃に出たいところでもあったのだが……。
フレッド「(本当にピエールとあのコイシって子以外は大した事無いな……)おらよっ!」
ボッシ「うわわわっ!?」
ポロッ バシィッ!
ナポレオン「ちっ! 簡単に奪われてんじゃねぇよ!!」
マルコ「こいつは結構やるぞ! 数をかけて奪うんだ!」
ディモス「おう!」
バチィッ!!
ナポレオン「糞がァッ!!」
100 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:15:39 ID:???
しかし、やはりそう簡単にはいかず……。
攻撃における頼みの綱であるナポレオンもどこか動きに精彩を欠き、再びボールはイタリアへ。
ボール支配率を考える事すら嫌になる程にまで、フランスはイタリアに翻弄され続ける。
ジョン「さぁ〜、前半も残すところ10分! ですがフランス、ここまでまるでいいところがありません!
一方でイタリアは些か攻めが単調ではありますが、しかし、確実に押しています!
イタリア! ここで再び前線へとパスを出す! これはフランドール選手へのロングボールだ!!」
ワアアアアアッ!!
観客「ああっ! またシュートに持ってかれるぞ!?」「まずいまずい、防げ!」「フランス DFは ようすを みている!」
フラン「やった〜! やっとボールが……」
こいし「そのパスだけは通す訳にはいかないのよ〜、っと!」
フラン「うわぁっ!?」
バチィッ!!
そして後半35分――とうとうイタリアの主砲、フランドールにボールが渡ろうとする。
これには観客席も悲痛な声を出し、一方でフランはといえば待望のシュートチャンスに目をキラキラさせながら待ち構えるのだが……。
フランドールにだけは渡すまいとばかりにこのパスをこいしがカット。
すんでの所でシュートチャンスを邪魔されたフランはこいしを恨めし気な表情で見……。
こいしは少しだけ申し訳なさそうな顔をしながらも、そのままボールを持って上がり始める。
こいし「(味方ならアシストでも何でもしたけれど……敵である以上はフランに撃たせる訳にはいかないんだよね〜。
さて、それはともかく25cmもぼーちゃんもちょっと駄目っぽいし、攻め方かえよっかな)
ピーちゃん、後ろお願い! 私が上がるわ!」
ピエール「(ピーちゃん……)わかった! 行け、こいし!!」
ダダダダダダダダダーッ!!
101 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:16:51 ID:???
ジョン「おっとォ!? これはフランス、ここまで守備に走っていたボランチのこいし選手が攻撃参加!
いつまでも攻めきれないオフェンス陣に業を煮やしたといったところでしょうか!?
イタリア、予期せぬ事態に……いや、ちゃんと対応してます! イタリア、2人がかりで止めに行くーっ!!」
マルコ「ここで奪えば一気にチャンスだ! 相手にロクなDFがピエールしかいねぇ!!」
コンティ「もらったーッ!!」
こいし「(ふふん、そう簡単に奪われないから出てきたんだよッ!!)」
ブブブン…… シュッ……!
マルコ「!? な、なにィ!?」
コンティ「消えた!?」
2人がかりで止めにやってきたイタリアMF陣は――ここまでの守備成功に気を良くし過ぎていたという面も多分にあった。
しかし、例えその過信が無くても……こいしのドリブルを止められたかどうかは定かではない。
パスとパスカットを得意とする古明地こいしは、その「無意識を操る能力」をオフェンスに使う事で。
自らの気配を殺し、相手に認識できないようにさせる必殺のドリブル――別名「消えるフェイント」の使い手でもあるのだ。
その消えるドリブルを認識し、止められる者は一流レベルの選手のみ。
如何に守備を自慢とするイタリアの選手でも、止める事は難しく、こいしはそのまま突き進もうとするのだが……。
映姫「消えると言えど、そこにボールはあるのです。 ならば止める事は決して不可能ではない! ハァッ!!」
こいし「ふぎゃっ!?」
バシィッ!!
マルコとコンティを抜き去り、その時点で気が緩んでしまっていたのか。
こいしは接近してくる映姫に気付く事なく散漫なドリブルをしてしまい……。
これを見た映姫はチャンスと見るや一気に距離を詰めてボールを奪い取ってしまう。
映姫「そう、あなたは少し集中力がなさすぎる! 悔い改め、自省しなければ同じ過ちを繰り返すだけですよ!」
こいし「ぐぅぅ……!」
102 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:18:34 ID:???
ジョン「あぁぁぁ〜っとぉ! しかし、これも駄目です! フランス、ようやく敵陣深くまで入り込めたかと思ったその矢先!
リベロの映姫選手が果敢に飛び出し、ピンチを未然に防いだァ!!
流石は幻想郷トップと呼ばれる守備の名手! その判断力もまた素晴らしいものです!!」
穣子「うわっ……やっぱすごいわね閻魔様。 あのこいしの突破を止めるなんて」
反町「(こいしのドリブルは静葉さんよりも上手かった……それをああも軽々止めるのか……。
パルスィなら抜けるんだろうけど……パルスィばかりを使っていちゃ、パターンを読まれる。
中盤を突破し、シュートチャンスに持っていくのは今日の試合以上に骨が折れそうだな……)」
ヘルナンデス「エイキ!」
映姫「(残り時間は……まだありますね。 ならば、これでいきましょう!)」
こうして見事にボールを奪取した映姫は、ヘルナンデスの声を聴いて小さく頷きつつ時計を確認。
残り時間は5分少々……もう一度攻める事が出来る時間はまだあるが。
しかし、かといってピエールを中盤メンバーが抜けるかと聞かれれば少し不安になるのが現在のイタリアである。
ならば多少強引に行くしかないと……映姫はその小さく細い右足を振りかぶった。
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
リグル「あぁっ!! あれは!!」
妹紅「反町の技だ!!」
反町「い、いやいや! ロングシュートは俺以外に咲夜さんとか使い手いっぱいいるじゃないですか!!」
チルノ「あたいとかね!」
レティ「(そういえばチルノも持ってたわねぇ……まるで使いどころがなかったけど……って、今の問題はそれじゃなくて……)」
輝夜「出るわよ、四季映姫のDFにあるまじき決定力を持つシュートが!」
ジョン「あっ……あああああああああああああああああああああああああああっ!?
こ、これは映姫選手、自陣から一気にシュートに行く構えだァッ!!
これはやや無謀とも思えるが……しかし、映姫選手はロングシュートを得意とする選手でもあります!!
必ずしも無謀とは言えませんッ!!」
103 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:19:45 ID:???
常識的に考えれば自陣深めの位置からのシュートが、そう簡単に決まる筈はない。
しかし、それはあくまで常識的に考えればの話であり――。
幻想郷にはどれだけ遠くから撃っても威力が変わらないシュートというものも存在する。
十六夜咲夜の霧の湖シュート……チルノのパーフェクトフリーズ同様。
映姫のこのシュートもまた、どこから撃とうと威力の変わらぬ超ロングシュートであった。
ピエール「ばっ、馬鹿な……! あんな位置から……!!」
こいし「ピーちゃん! こいつ結構半端無いよッ!! ブロック!!」
ピエール「わ、わかっている!」
映姫「遅いです! ハァァァァァァァッ……たァァァァァアアアアアアアアッ!!」
バゴッ……ゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアォォォンッ!!
バギャンッ!!
ピエール「なっ……ぐああああっ!?」
ドゴール「ピ、ピエールッ!? そ、そんな……うわあああっ!?」
ベルジェル「ひいいいいいいっ!?」
更に追記をするならば、映姫のこのロングシュートは、先に上げたロングシュートよりも一層高威力であった。
その威力は咲夜の「マジカル☆咲夜ちゃん☆スター」をも凌駕しかねない程であり。
半信半疑のままブロックにとんだピエール、そしてフランスのDF陣は為すすべなく吹き飛ばされる。
映姫「(いい加減白黒ハッキリつけなければ! 決まれッ!!)」
同点などという有耶無耶な状態に苛立つ映姫はそう願いながら、ボールの行方を追う。
もはや防ぎとめられるDFはフィールドに立っておらず、そのままボールはゴールに吸い込まれそうになるのだが……。
104 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:21:59 ID:???
さとり「ッ! ゴールは割らせませんッ!!」
バッ! バチィィィッ!!
映姫「!?」
しかし、このボールは再びフランスの正ゴールキーパー――古明地さとりが拳を固めて正面で待ち構え。
両腕を前に差し出す事でボールの威力を殺す事に成功し、見事に防ぐ。
破壊的な威力を持つが、ドライブシュートのような変化もかかっていなければ霧の湖シュートのような低い弾道な訳でもない。
それならば止める事は決して不可能ではないというかのように、さとりは跳ね上がったボールを無表情で見やりつつ……。
誰にも見えないように、小さく安堵の息を吐くのだった。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「ふっ……防いだァァアッ!! さとり選手、またもゴールを守りましたァァアッ!!
映姫選手のシュートを前に、一歩も怯まずその両腕で弾き返しました!
そして、転がったボールはフランスDF、ルスト選手がフォローし……素早くクリアーです!
フランス、またもやピンチを脱したァ!!」
観客「神様仏様さとり様や!」「さとりんがシュートを止めたから……今日はさとり記念日」「さとりん! さとりん! さとりん!!」
ピエール「(……アモロなら既に2失点だな)ナイスセーブだ、サトリ!」
こいし「さっすがお姉ちゃん! (ちょっと危なかったかなと思ったけど……うん、大丈夫だね!)」
さとり「(……PA外のシュートにも、ある程度は反応できるようになりました。 ですが……まだまだですね)」
105 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:23:12 ID:???
お空「やったー! さとり様ー!! さとり様ぁぁぁぁぁ〜っ!!!」
穣子「ああもう、観客だけでもうっさいってのにあんたまで騒いでどうすんのよ!」
にとり「まあ、それはもう仕方ないこったから放っておこう。
それよりも問題は、やっぱ閻魔様のロングシュートだねぇ……ありゃ大した威力だよ」
リグル「なんでさ!? 私のライトニングリグルキックの方が凄いよ!?」
にとり「そりゃそうだけど……問題はDFである閻魔様が使ってくるって事さ。
つまり、守る時はFWの悪魔の妹と諏訪子様だけを警戒してればいいって話じゃない」
美鈴「映姫さんをフリーにしてあれを撃たれたらたまったもんじゃないですもんね……(私じゃ絶対止められないや)」
にとり「だけど、閻魔様はDFだからマークをつけるなんて事は出来ない。
結局の所は、ある程度そちらに注意を向けるって事くらいしかできないだろうね……」
反町「(それにリグルの言うようにリグルの方がシュート力では上かもしれないけれど……。
あのシュートは大妖精やヤマメじゃ完全に止められるとは言い切れないシュートだ……。
乱発はしないだろうけど、試合が停滞した時とかのいざという時は怖いぞ……)」
垣間見えた四季映姫の実力に、反町はゴクリと唾を飲み込んでフィールドの映姫の姿を凝視する。
先ほどのこいしを止めたタックルに、さとりに阻まれこそしたもののフィールドを震撼させた驚異のロングシュート。
確かに幻想郷No.1DFと呼ばれても不思議ではない実力である。
だが、反町はまだ知らない。 これはまだ、映姫の実力の片鱗であるという事を。
ジョルジュ「よし、よくやってくれたサトリ。 後はこの俺が大陸一の実力で……」
フレッド「もーらった」
ジョルジュ「なにィ!?」
そして、フィールドではフランスが最後の攻撃を仕掛けようとしていた所を、軽々と阻まれ。
その後、イタリアも攻め込む事は出来ず前半は終了となるのだった。
ピッピッピィィィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
106 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:24:31 ID:???
ピエール「(このままではいけないな……何とか打開策を考えなければジリ貧だ……)」
ヘルナンデス「(押しているのはいいけど、出番がないのはつまらないな……。
もっとも、フランスも流石にこれで終わる訳はないだろうけど……)」
両チームのキャプテンは考える。如何にすれば堅固な守備を抜き、得点する事が出来るのか。
そして、それに対応し逆に反撃をし返しリードを奪う事が出来るのか。
さとり「(後半もこのまま……このまま私が無失点でいれば負けはしません……)
こいし……後半も頼みましたよ」
こいし「うん、まっかせて!」
古明地姉妹は前半の互いの健闘を称えあいながら、後半戦に望みを繋ぐ。
守備を担当するこの姉妹が抜かれない限り、少なくとも敗北は無い。
自分たちの働き如何で試合結果が変わるこの状況は、逆に彼女たちの闘志を燃え上がらせていた。
フラン「うー……全然ボールが来ない!!」
諏訪子「そりゃ相手もお前さんにボール渡さないようにするよ、お前さん規格外だもん。
……まあ、それに関してのちょっと打開案も考えたけどね」
フラン「ホント!?」
諏訪子「ゲロゲロゲロ。 神様、嘘、つかない」
イタリアのツートップコンビは後半戦に向けて一つの策を練る。
果たしてそれが突破口となり、得点に繋がるのか――その答えは後半戦に出るだろう。
そして、そんな中――イタリアJrユースのDF……四季映姫だけは、このフィールドで……。
否――このスタジアムの中で唯一、ありえない事が起こったという事に気づいていた。
映姫「(地底の覚妖怪が私のシュートを……止めた……?)」
世界でも間違いなく通用をする四季映姫のシュートを、古明地さとりが止めた。
その事実は、まだ誰も気づいていない事であるが――幻想郷時代のさとりを考えれば、到底ありえない事。
この異常事態に映姫は動揺をしつつ……両チームの選手たちは、ハーフタイムの休憩へと向かうのだった。
107 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 02:26:13 ID:???
ようやく前半を終えれた所で本日はここまでです。
明日にはなんとか試合終了までいけたらなぁと思います。
それでは、お疲れ様でしたー。
108 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 02:28:34 ID:???
乙
こりゃ引き分けか
109 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 02:31:58 ID:???
大陸一の乙!
110 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 02:32:11 ID:???
しかしホームタウンデシジョンでないな。
機会がないのか、それとも【幻想郷にしか使わない】系のオチか
111 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 04:01:36 ID:???
しかし原作だと優勝候補(笑)だっけフランス
112 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 05:35:17 ID:???
まあ実際のところピエナポ+地底姉妹にさえ気をつければどうにかなるわいな
113 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 23:27:25 ID:???
>>108-109
どうも乙感謝ー。引き分けかどうかは試合結果を見てご確認を。
>>110
さてさてどうでしょう。
>>111-112
まあ予想はされているでしょうが、フランスはやっぱりかなり弱いです。
総合的に見れば周囲の国とは圧倒的差ですね。
114 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 23:28:28 ID:???
こうしてハーフタイムに入り、両チームの選手たちが控室へと引き上げていた頃。
観客席でこの試合を観戦していた幻想郷Jrユースの面々は、
前半戦の両チームの動きや実力について話し合いをしていた。
静葉「スコアの上では0−0だけれど……間違いなく圧倒をしているのはイタリアだったわね」
ヤマメ「っていうかイタリアってトコはカウンターを主体としたチームじゃなかったのかい?
前半を見る限りじゃ、押せ押せなチームっぽいんだけどねぇ」
パチュリー「それは単純にフランスの守備が脆弱過ぎるのが原因と言えるわね……。
カウンターを仕掛けるまでもなく攻撃が成功するのなら、それに越した事はないわ……」
ヤマメ「フランスは古明地のと10番(ピエール)しかまともに働いてなかったもんねえ……」
どちらが優勢かと聞かれれば、一同は当然のようにイタリアが圧倒的優位だと考えていた。
事実、前半戦でフランスはシュートを撃つどころかまともに攻め込めた時間すら少なく。
逆にイタリアは僅か2本しかシュートを撃ててないとはいえ、終始試合を支配し続けていたのだ。
如何にピエールとこいし、そしてさとりが優秀な選手といえども、そう何度も攻撃をされては防ぎ続けるのは難しく。
フランスが後半に向けて何らかの打開案を考えていなければ――。
或いは何かのイレギュラーでもなければ、イタリアが勝利をする可能性が高いと言えるだろう。
穣子「フランスのFWの実力は知らないけど、紅魔館の妹の決定力なら撃てば決まるでしょうしね……。
反町はどう思う?」
反町「え? そ、そうだな……」
A.「確かにイタリアが有利かな。 これだけ攻めていれば、幾らさとりさんでも防ぎきれないよ」 イタリア勝利を読む
B.「いや、フランスも侮れない……。 イタリアお得意のカウンターを逆に決めるかもな」 フランス勝利を読む
C.「このまま時間が過ぎて同点のまま試合終了もあるんじゃないか?」 引き分けを読む
D.「この試合はできそこないだ。 とても見れたものじゃないよ……」 両チームを非難する
E.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
115 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:33:06 ID:okegiGOs
B
116 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:35:27 ID:wko5Sbk2
E「審判がまともならイタリアが勝つか悪くても引き分けるだろうけどね」っと思わせぶりに言う。
117 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:36:42 ID:fZLyFWOQ
E
>>116
118 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:37:56 ID:0QSdDiVc
A
119 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:38:28 ID:tE7cXveM
A
120 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:39:20 ID:???
選択肢に山岡さんがw
121 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:40:23 ID:???
ディシジョンについての言及はぶっちゃけ無理だと思う
本編でも試合前に言われて気づいたのが森崎除いて岬、三杉、日向だけだったから
たぶんバヤシと翼もわかるだろうとは思うが
122 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:40:29 ID:???
あ、二票か
このスレ自由選択肢ってあんまり上手く行かないイメージがあるしちょい不安だ
123 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 23:41:03 ID:???
うーん……神視点ですとホームタウンディシジョンや何かが起こるかも?みたいなのはわかるでしょうが。
反町当人の場合、そもそもがホームタウンディシジョンが無い日本で育った事などから。
ちょっと今回は
>>116
さんの言葉を言えるかどうかの判定をしたいと思います。
本編でもフランス対戦時、殆どの選手がホームタウンディシジョンの事を知らなかったですからね。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町のサッカー知識→! dice+! dice+(秀才+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
10以上→ホームタウンディシジョンを知ってた。そのまま進む。
9以下→再投票
124 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:41:33 ID:???
★反町のサッカー知識→
3
+
5
+(秀才+2)=★
125 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/28(土) 23:42:13 ID:???
おお、秀才秀才。それではそのまま進みます。
126 :
森崎名無しさん
:2011/05/28(土) 23:43:22 ID:???
最近奇行も若干増えてきたから忘れてたけど(多分染まったんだろうw)、そういえば秀才だったw
127 :
117
:2011/05/28(土) 23:56:54 ID:???
秀才でサッカー好きなら、知っていてもおかしくないかと思いまして。
知識・勉強面では三杉にも劣らないのでは?
128 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 00:15:14 ID:???
この時代、海外情報を知ってるかどうかは多分に環境と運が関わるんじゃない?
その意味で、ダイス二個で八以上というのは妥当な裁定だった気がする
129 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 00:17:54 ID:???
昔は海外サッカーの情報は入手しにくかったでしょうしね
さすが秀才と褒めてやりたいところだ!(byブローリン)
130 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:28:52 ID:???
>E.「審判がまともならイタリアが勝つか悪くても引き分けるだろうけどね」っと思わせぶりに言う。
===============================================================================================
穣子「ん? 審判が……って、どういう事?」
パチュリー「……ホームタウンディシジョンね」
確かに単純に見れば、イタリアが圧倒的有利であり勝利をつかみ取るようにも見える。
しかし、それはあくまでも単純に見ればであり――。
この試合の背景などを考えれば、そう簡単にイタリアが勝つとは思えないと反町は考えていた。
反町「言ってみれば、特定のチームを審判が贔屓して有利な判定を多くするって事だな。
フランスは開催国――無様に負けるなんて恥辱は、運営側からしても避けたいだろう」
静葉「なるほどね……つまり、どれだけフランスが押されても審判の判定一つで、
イタリアのゴールをノーゴールにされたりする可能性があるという事ね」
妹紅「なんだよそれ! サッカーは皆で仲良く正々堂々やるものなのに! 勝ち負けは二の次で正々堂々やらなきゃ意味ないじゃないか!」
パチュリー「(勝ち負けは二の次という発言は見過ごせないけれど……まあ、突っ込むのはやめておきましょうか。 面倒になりそうだし)」
この反町の考えはある者には外のサッカーにはそういった面もあるのかと知識として理解し。
またある者はそのような不正を認める訳にはいかないと激昂をする。
ただ、どのメンバーも通じて理解していた事は、この試合がまだまだわからないものなのだという事であった。
輝夜「まあ幻想郷にも似たようなものはあるけれどね。 各勢力が主催する大会でごにょごにょっと……」
妹紅「輝夜、まさか……!」
輝夜「い、いやいや、私はしてないわよ。 ……してたら竹林カップであんなボロ負けしてないわよ」
ヒューイ「ところで人間はなんでそんな事知ってたの?」
反町「……外の世界で、似たような事を思いつく奴がいたからな」
因みに反町がホームタウンディシジョンについて知っていたのは、かつて彼が所属をしていた東邦学園時代。
まだかの猛虎がぶくぶく肥った豚の時に、
金の力にものを言わせて審判などを買収したりする場面が何度かあり。
そういった事も海外でなら日常茶飯事に起こってもおかしくないのではと考えていたからであった。
131 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:30:22 ID:???
こうして反町たちが談話をしている間に、短いハーフタイムは終了し、両チームは再びフィールドに姿を現す。
果たしてこのままイタリアが試合を支配し続け、勝ち越し弾を叩き込み勝利をするのか。
それとも反町が懸念をするように審判の贔屓がそれを阻むのか。
はたまたフランスが実力でイタリアを突き放し、初戦を勝利で飾る事が出来るのか。
様々な思いが交錯をする中、後半戦開始を告げる審判の笛がフィールドに鳴り響く。
ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ピエール「よし……(ナポレオン、作戦通りに頼むぞ!)」
ナポレオン「ちっ……わぁったよ! おら、いけ!!」
ジョルジュ「ふふふ、大陸一の俺が後半こそはしっかりアシストをしてみせるぞ!」
試合開始直後、フランスボールで開始しキックオフのボールを持ったのは左サイドハーフのジョルジュ。
前半戦再三攻撃に走っていたナポレオンの突撃を読んでいたイタリアはこの意外な攻め方に一瞬狼狽するも……。
フレッド「お前のような大陸一がいるか!!」
ジョルジュ「ぬわーっ!?」
しかし、当然のようにこのジョルジュの攻撃はイタリアのMFの手によって防がれてしまう。
前半同様後半もまた、フランスの選手たちの動きはあまりにも稚拙であった。
そして、ボールを奪ったイタリアは再び攻勢に出、早々に先取点を取ろうとする。
これに対してフランスMF陣は何も出来ず、早速シュートチャンスへと持って行かれそうになるのだが……。
フレッド「(俺のドリブルでも通用しちゃうんだもんなぁ……さて、それじゃあそろそろセンタリングを……)」
ピエール「貰った!」
フレッド「げぇっ、し、しまった!?」
バチィッ!!
この攻撃は、またもや守備に回っていたピエールが防ぎ……。
ここでいつもならば前線にパスを出すピエールは、しかし、即座に近くにいたナポレオンに短いパスを出し。
そのまま一気に前に向けて走り出し始める。
132 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:31:25 ID:???
ダダダダダダダダダダダダダダッ!! パンッ! パパンッ! ダダッ!!
ピエール「いくぞ! フランス、パリ! エッフェル攻撃だ!!」
ナポレオン「おう!」
マルコ「うっ……!」
コンティ「し、しまった!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「おっとぉ!? これはフランス、キャプテンのピエール選手とストライカーナポレオン選手が、
見事なワンツーリターンで一気にイタリアへ攻め込んでいく!
この素早いパスワークにイタリアはまるで対応が出来ない! これは後半開始早々、フランスチャンスか!?」
観客「ヒャッホー! 流石はピエールやで!」「いけー、そのままゴールだ!!」
レミリア「エ、エッフェル攻撃ですって……!? くっ、なんて素晴らしい名前なの……!!」
カルツ「今日もお嬢は通常営業じゃ……」
優秀なゲームメイカーとしてパス精度にも自信のあるピエールに、そのピエールと同等のパス力を持つナポレオン。
彼らの息を合わせたワンツーリターンは、イタリアの誇る守備陣をあっさりと抜き去る事に成功する。
後半開始前にピエールが出した一つの策――それこそが、あえてナポレオンを低い位置へと下げ。
ボールを敵から奪った後にこの2人のワンツーで一気に攻め上がる、イタリアのお家芸を奪うカウンターアタックだったのである。
一部の観客がピエールのネーミングセンスに脱帽をしているのはさておき。
そのままピエールたちはイタリア中盤を突破し、今度こそシュートまで持ち込もうとするのだが……。
映姫「シュートには持っていかせません! たァッ!!」
バチィッ!
ナポレオン「ちっ! (これでも突破できねぇってのか!?)」
しかし、これはリベロの映姫により遮断されてしまい、またもフランスの攻撃は失敗……したかのように見えたが。
133 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:32:33 ID:???
コロッ……バシッ!
ボッシ「わわっ、ボ、ボールが……!」
映姫「!? しまった……!」
このこぼれ球を、幸運にもフランスのFW――ボッシがフォロー。
まだフランスの攻撃は止まっておらず……しかし、ボッシが持ち続ければいつ奪われるかわかったものではない。
ピエールは急いでゴール前に走りながら手を上げ、自身にボールをくれにと指示を飛ばす。
ピエール「よし、ボッシ! 俺に渡せ!!」
ボッシ「わ、わかった! それっ!!」
映姫「くっ……!!」
バシュッ! バッ!!
ジョン「ああぁぁぁっとぉ!? これはフランス、シュートチャンスだァ!!
映姫選手、見事にワンツーをカットしたかに見えましたが……フランスJrユース、ボッシ選手がフォロー!
そしてこのボールを、ゴール前に駆けるピエール選手へと送ったァ!!
リベロの映姫選手、ブロックに戻れない! ピエール選手、これをトラップしシュートに行くゥゥゥゥッ!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「いけ! いけ! フランス!!」 「それでもピエールなら……ピエールなら何とかしてくれる……!!」
ピエール「いくぞヘルナンデス! これが俺の……スライダーシュートだァッ!!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!
134 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:33:34 ID:???
フランスにようやく巡ってきたシュートチャンスとあって、観客たちのボルテージは一斉に高まり。
そんな観客たちの歓声を一身に受けながら、ピエールはボールを強く右足で撃ちつける。
ゴルバテ「く、くそっ!」
トリノ「しまったァ!?」
このピエールのシュートを前に、イタリアの守備陣はブロックに失敗。
掠る事も出来ないままボールはゴールへと向かい、フランスの先取点になるかと観客たちは固唾を飲んで見守っていたのだが……。
ヘルナンデス「(軽くドライブ回転をかけてたな……なら……)ここだッ!!」
ギュンッ! ガシィィィィイッ!!
ピエール「なっ……なにィ!?」
しかし、このピエールのシュートはイタリアGK――ジノ=ヘルナンデスの右手により阻まれた。
僅かなドライブ回転をかける事により、GKがキャッチする寸前に落ちるシュート――スライダーシュート。
その変化さえ読めていれば決して止める事は難しくなく。
一流キーパーであるヘルナンデスが難なくワンハンドキャッチをしたのは、別段不思議な事ではないと言えるだろう。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ……ああああああああああああああああ〜っ!? だ、駄目ですッ!!
ピエール選手のシュートは、しかし、イタリアの守護神にガッチリと掴まれてしまったァ〜!!
そうです、フランスにさとり選手がいるならば、イタリアにもヘルナンデス選手がいます!!
ヨーロッパNo.1キーパーとの称号に恥じない、素晴らしい実力ッ!
流石は黄金の右腕、ジノ=ヘルナンデス選手! ピエール選手のシュートをワンハンドキャッチだァ!!」
大妖精「わわわ……す、すごいですね……。 あんなシュートを止めちゃうなんて……」
輝夜「(大妖精でも完全に止めれるとは言い切れなかったもんねぇ……ま、ヨーロッパNo.1は伊達じゃないって事かしら)」
リグル「フランスのキャプテンも大した事ないね。 私のライトニングリグルキックの方がやっぱり強い!」
反町「(確かに……悪いシュートとは言えないけれど……ちょっとパンチ不足感は否めないな……)」
135 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:34:48 ID:???
ピエール「くっ……(俺のスライダーシュートがこんなに簡単に止められるとは……)」
ヘルナンデス「(ふぅ……まぁ、この程度なら怖くはない。 シュナイダーのファイヤーショットに比べれば楽な相手だ。
さて、それはさておき……)さぁ、いくぞ! カウンターだ!!」
ボッシ「わ、わわわっ!?」
ナポレオン「しまったァ!?」
パコォンッ! バシッ! ダダダダダダッ!!
ジョン「あっとぉ!? これはイタリア、お得意のカウンターアタックだァ!!
フランスJrユース、ピエール選手が上がっている分守備は手薄だぞ!? これは一転してピンチになったァ!!」
シュート失敗に歯噛みをして悔しがるピエールに、余裕の笑みを見せながらピエールを見返すヘルナンデス。
両チームキャプテン同士の対決は、ヘルナンデスに軍配が上がった形と言えるだろう。
そして、ボールを持ったヘルナンデスはこれを素早くフィードし選手たちをカウンターに走らせる。
ピエールが上がった分、守備が薄くなったフランスはこのイタリアのカウンターアタックを止められず……。
ジョルジュ「くっ、この俺の大陸一の守備がまるで通用しないとは!」
フェレーリ「あわわわっ!? と、止まってくれ〜!?」
こいし「(や、やばっ! 私1人だけじゃサイドに振られるだけで抜かれちゃうよ!?)」
さとり「……みんな、下がってください! 無闇にプレスをかけても意味がありません!」
フランスの守備陣は完全にイタリアに手玉に取られ、面白いように攻め込まれてしまう。
これを見てさとりはとにかく人数差をつけて勝負をするようにと一同にゴール前に集まるよう指示。
ただし、そんな中でもこいしだけはフランをノーマークにしないよう注意をしながら下がる。
ジョン「おっとぉ!? フランス、ここは無理をしません! 慌てずゴール前を固めています!」
諏訪子「(ゲロゲロ……よし、ここが使いどころだね!)こっちにハイボールを頂戴!」
コンティ「スワコさんか……よし、わかった! それっ!!」
バシュッ!!
136 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:36:05 ID:???
そして、ゴール前に上がっていたツートップの内、諏訪子が敵の陣形を見てボールを要求。
ボールを持っていたコンティは前半最初のシュートがまるで通用しなかった事を思い出し、一瞬迷うのだが……。
諏訪子の表情を見て、何か考えがある事を察知しセンタリングを上げ。
諏訪子はこれに当然のように合わせて飛び上がり、フランスDF陣もまた慌ててクリアーに向かう。
その中にはフランのマークについていたこいしの姿もあったのだが……。
びょいーんっ! バッ! ババッ!!
ブラボー「ブラボークリアーッ!!」
ドゴール「く、くそっ! まるで届かない!?」
こいし「(シュートコースを狭めるくらいは出来る! そう簡単に撃たせるもんか!)」
諏訪子「(よし、釣られた!)そら撃て! お前さんのボールだよッ!!」
こいし「なっ……ええっ!?」
誰もがヘディングに行くと思っていた場面で、しかし、諏訪子はボールを横へと弾いた。
こいしが目を丸くする一方で、諏訪子は計画通りだと言わんばかりに笑み、ボールの行方を見守る。
そう、誰よりも高く飛べる諏訪子がハーフタイムに入る直前に考えた、フランへとボールを渡らせる策。
それは諏訪子自身が自ら楔となり、高い位置からパスをしてフランに渡すポストプレイを行うというものであった。
バッ!!
フラン「うふふ……ここまでずっと我慢したんだもん! 思い切りやっちゃって……イ イ ヨ ネ?」
さとり「!!」
諏訪子の出したパスには空中でフランドールが合わせるように飛び上がり、ヘディングの構えを見せる。
前半一向にシュートチャンスが巡ってこなかった事へのイラつき。
そして、内から噴き出してくる狂気と目の前のものをただぶち壊したいという純粋な破壊衝動。
それらを一点に込めた、今大会間違いなくトップレベルのシュートが繰り出される。
137 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:37:32 ID:???
フラン「ぐちゃぐちゃの挽き肉みたいにしてあげる! ええええええええいっ!!」
ドゴッ……ブワッゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
フランドールの放った殺意の籠った凶悪なシュート。
ヘディングとは思えない程の爆発音と威力を備えたシュート――495年目の波紋。
圧倒的な破壊力を伴ったそのシュートは、さとりの守るゴールを襲い……。
しかし、さとりは一歩も引かず、両手を広げ、恐怖心を押し殺してその腕をボールに向けて伸ばす。
さとり「(防ぐ……防いでみせる! 私と源三君の特訓が無駄ではなかった事を示す為にも!!)
と め ま す ! ! ! 」
ブワギャアアアアアアアアアアアッ!! バチィィィイイイイイイイイイインッ!!
さとり「きゃあああああっ!?」
フラン「えっ……ええええええええっ!?」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ、ああああああ〜っとぉ!? こ、これはすごいっ!! さとり選手、ふっ……防いだァ!?
今大会トップクラスのストライカーであるフランドール選手の渾身のシュートを……。
しかし、辛うじて防いでみせたぁぁぁっ!!」
さとり「ぐはっ……はぁ……(完全には止められなかった……! やはりまだ足りない……! 力が……!)」
フラン「(な、なに? なんで止めてるの? 私のヘディングだよ!?)」
防ぎこそしたものの、その威力に負けて吹き飛ばされたさとりはまだまだ力不足だと感じ。
一方でフランはといえば、なぜさとりが自身のシュートを防いだのかと純粋に不思議がる。
しかし、確かにさとりはフランのシュートを防いだが……そのボールは、こぼれ球となっていた。
さとりの失敗は、そのこぼれ球の行方を見る事なく、安堵をしてしまっていた事だろう。
138 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:39:06 ID:???
ダダダダッ! バンッ!! グォオオオッ!!
映姫「…………」
さとり「っ!? なっ……!?」
映姫「そう、あなたは少し注意が散漫すぎる! まだボールは生きていますよ!!」
そして、そのこぼれ球にはなんとDFである筈の映姫が詰めていた。
低い弾道のこぼれ球に走りこみながら飛び上がり、その小さな足を振りかぶってダイビングボレーの構えを見せ。
一方でさとりは思いもよらぬ伏兵の出現に慌てつつ、立ち上がり再びセービングに行こうとするのだが……。
映姫「その油断がなければ止めれたかもしれません! ですが……その姿勢では、無理です!!
これは貴方の油断が招いた失敗、罪! 罪には罰を与えましょう……失点という罰を!!」
さとり「あっ……あああああああああっ!?」
バシュウウッ!! パサァッ!!
ピィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
さとりの両腕は、映姫の放ったシュートに掠りもせず、ボールはゴールネットへと突き刺さる。
映姫の言うように、最後まで油断をしなければ……最悪でも弾けていたかもしれない。
だが、現実にさとりはフランを止めた時点で完全に安心しきってしまっていた。
諏訪子がポストプレイの為に遠い位置におり、フランもシュートを撃った直後である為にねじ込まれる事は無いと考えてしまっていたのだ。
得点力のある映姫がねじ込みに来る可能性を考慮しなかった以上、さとりの落ち度である事は間違いないだろう。
肩をがっくり落とすさとりに、悲痛な表情を浮かべるフランスメンバー。
対してイタリアメンバーは待望の先取点に盛り上がり……しかし、映姫とヘルナンデス……。
そして、フランドールだけは仏頂面をするのだった。
フランドールは、自身が決められなかったという事に対する、嫉妬とも言える感情故に。
そして、映姫とヘルナンデスは……審判の笛が、ゴールを告げる音とは違うものであると気づいていたが為に。
映姫とヘルナンデスはその表情のまま審判に視線を向け……審判は無情にも手を上げながら、言い放つ。
139 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:40:26 ID:???
審判「 ノ ー ゴ − ル ! !」
140 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/29(日) 02:41:29 ID:???
審判「今のシュートハメでしょ?ウチの島じゃノーカンだから」
という所で本日はここまでです。試合終われなかった……すみません。
それでは、お疲れ様でした。
141 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 02:42:13 ID:???
いつでも公平乙でした
142 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 04:00:41 ID:???
逃げて!審判逃げて! えーきっきもここはどうか穏便に! 乙でした〜
143 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 06:10:31 ID:???
あーなるほど、こうなるのか。
となれば映姫の抗議→退場の可能性が高いな。
でも、フランの鬼気でそれどころじゃなくなりそうな……。
144 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 08:48:57 ID:???
大陸一が出るたびに吹くw
成長率低いんだろうな
145 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 12:29:19 ID:???
エニキ、怒りの抗議
フラニキ、怒りのキックオフシュート
ヘルニキ、怒りの黄金の右腕
の三本でお送りします。
146 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 12:42:56 ID:???
>>143
退場したら次の試合(幻想郷戦)に出られなくなっちゃうからそれはないと思うよ
147 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 13:21:58 ID:???
えーき激怒→審判ぶっ飛ばす→無効試合→「ここからは弾幕戦だ!」
反町&キャプ翼勢「なにィ!?」
翼「リグル最高や!」
148 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 16:05:10 ID:???
弾幕勝負になればうどんさんの出番もあるなw
149 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 16:35:44 ID:???
もしリグルのシュートがノーゴールにされたら翼はどう発狂するのかなwww
150 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 16:45:08 ID:???
翼「ちょっと審判にサイクロン叩き込んでくる」
151 :
森崎名無しさん
:2011/05/29(日) 16:45:33 ID:???
妹様に特攻の拓のマー坊の魂が乗り移ったようだな!
152 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 00:43:49 ID:???
とりあえずディアスがいたら大陸一に一目置いてしまうんだろうな
来生的な意味で
153 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:15:01 ID:???
>>141-142
どうも乙感謝です。審判「我々審判はいつでも公平だ」
>>143
>>145
>>146
映姫様はとても賢く堅いお方なのです。そして何よりお役所的な所があります。
>>144
>>152
最初はジョルジュのキャラを下の方にしようかどうか迷ったけど最終的にこっちにしました。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
>>147-148
パチュリー「4ボスの私の出番!」
うどんげ「5ボスの私の出番!」
お空「6ボスの私の出番!」
妹紅「EXボスの私の出番!」
>>149-150
翼「あの華麗なシュートを無効にする審判の神経を疑うよ……」
三杉「突っ込むべきはそこじゃない」
>>151
ハードラックとダンスっちまったんだよ……!
本日も遅くなりましたが更新しますー。
154 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:16:55 ID:???
フラン「は……はぁ!?」
諏訪子「……ノーゴール……だって?」
映姫「………………」
後半20分、ようやく待望の先取点を上げられたと喜んでいたイタリアJrユースをどん底に突き落とすかのような審判の裁定。
これには諏訪子をはじめ、イタリアのメンバーの多くが愕然とし……。
フランもまた、自身が得点出来なかった事を悔しがってはいたものの、
それでも自分のチームが折角取った得点を無効にされる事もまた嫌なのか、一瞬にして表情に怒気を含ませ……。
しかし、それを即座に察知した映姫がフランドールを抑え、口に手を当てて喋れないようにする。
フラン「むぐぐっ!? も、もがもがが!?」
映姫「落ち着きなさい、フランドール=スカーレット。 審判への暴行、暴言は有罪です。
……退場したいのですか?」
フラン「もがががが!! むがーっ!!!」
映姫「……審判の判定は絶対ですよ。 それに文句を言うなど、あまりにも烏滸がましい事です。
よいですか、フランドール=スカーレット。 このサッカーという競技において、フィールドに立つ以上。
法の管理者は審判であり、我らはそれに服従をするしかないのです。 それが法なのです」
諏訪子「あーうー……しかし納得行かんのは確かだよ、閻魔。 まあ、私はそこのと違って暴れるつもりはないけどさ」
フラン「むがー!! もがもがむぐぅ!」
映姫「……審判が白と言えば白。 黒と言えば、黒なのです。 納得出来る、出来ないではいけません。
しなければならないのです! それが法なのです!」
諏訪子「(あーうー……本当、杓子定規みたいに堅いやつだねぇ……)」
映姫「……まぁ、彼はいずれ地獄に落ちる運命にあるでしょうけれどね。 因果応報、罪は必ず罰となって帰ってきますから」
諏訪子「(……って、やっぱり恨んでるじゃん!?)」
幻想郷を担当する地獄の閻魔様である四季映姫=ヤマザナドゥ。
幻想郷きっての堅物であり常識人であり正義の番人である彼女は――しかし、この審判の裁定に不服申し立てなどは一切しなかった。
何故ならば今この場にいる彼女は閻魔である四季映姫ではなく、サッカー選手四季映姫。
一介の選手に過ぎない自身が法の番人である審判に背く事は、すなわち彼女の道徳に反している事なのであった。
155 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:17:58 ID:???
ジョン「あっ……とぉ!? これはイタリア、あまりにも惜しい!!
映姫選手のダイビングボレーで得点かと思われましたが、このプレイはゴール前での危険行為として反則を取られました!
イタリアの先取点かと思われましたが、未だ同点! フランスのフリーキックで試合再開となります!」
穣子「な……なんでアレが危険行為なのよ? アレで反則なら幻想郷のサッカーは大半反則だわ!!」
反町「(うん……まあ、幻想郷のサッカーが外では反則扱いってのは間違ってないとして……)
これがさっき言った、審判がマトモなら……って事だな」
妹紅「き、汚いよ! なんでこんな事するのさ!?」
輝夜「フランスは開催国だから……理由はそれだけね。 あの審判だって運営から金でも積まれてるんでしょ」
美鈴「何より恐ろしいのは、観客たちはこの判定を当然とみている所ですね……」
観客「おいおい、なんでカード出さないんだよ!?」「めちゃめちゃ危険だったじゃねーか! 謝罪と賠償を要求する!!」
イタリアの面々がどうにか気を取り直し、守備に戻り始めていた頃。
一方で観客席では、あからさまに意見が二分していた。
反町たち幻想郷Jrユースの者たちからしてみれば、この審判の笛は明らかに異常なものであり……。
しかし、観客たちはこの反則を当然のように受け止め、むしろ何故もっと厳しい罰則を与えないのかと怒号すら聞こえてくる。
輝夜「これでわかったわね? フランスと戦う時は、とにかく冷静になる事。
反則にされるのはある程度仕方ないとしても……抗議をしようものなら、いつでもカードが出ると思いなさい。
いくらリーグの最終戦で本戦に入れば累積が消えると言っても、カードが出た時点でその試合では動きにくくなるからね」
静葉「(こういうサッカーもあるのね……)」
てゐ「(んー……………………。 ……フランスとの試合まで5日か。 こんだけありゃ間に合うかな?)」
156 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:19:09 ID:???
さとり「(審判の笛に助けられたけど、事実上は失点……幻想郷と当たるまで……。
いえ、この大会、無失点で切り抜けるのを目標としていたのに……)」
こいし「お、お姉ちゃん……」
さとり「………………」
ピエール「……コイシ、フリーキックはお前が蹴ってくれ」
こいし「う……わ、わかったわピーちゃん」
ピィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
バシッ!!
幸運に助けられた形で失点を免れたさとりは、瞳から光を無くしそこに立ちつくし。
こいしはそれを見て思わず声をかけようとするのだが……ピエールに促され、キッカーの位置につく。
そして、審判の笛を合図に試合再開。
こいしの蹴ったボールはピエールへと渡り、ピエールは今度は自らがボールをキープしつつ時間を稼ぎ始める。
ピエール「(サトリには落ち着く時間が必要だ……まずはそれを稼ぐ……!!)」
諏訪子「あーうー、ボール持ちすぎだよ! そーれっ!!」
フラン「イライラする……! ドッカーンってなっちゃえええええええええっ!!!」
ピエール「(来たな……!) ハァッ!!」
バッ! ダダダダダッ! シャシャシャッ!!
フラン「うー……!!」
これを見てイタリアも前線メンバーが揃ってピエールからボールを奪いに行くものの……。
ピエールは素早く、華麗で優美なフェイントを駆使し諏訪子とフランをいなし。
きりきり舞いにしながらキープを続行し、時間を稼ぎ続ける。
ジョン「おっと! これはピエール選手、実に上手いドリブルでボールをキープする!
守備に定評のあるイタリアもこれを中々奪えないぞ!」
157 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:20:10 ID:???
ピエール「(サトリは……)」
さとり「……………………」
ピエール「(まだ駄目か……だが、サトリには立ち直ってもらわねばならん。
アモロではどう考えてもこのリーグを突破する事は無理だからな……しかし、このままでは……)」
こいし「ピーちゃん! 貸して!!」
ピエール「(コイシ……! そうだな……コイシが活躍をしてくれれば……サトリも再起が図れるかもしれない!)
頼むぞ、コイシ!」
バシュッ! パンッ!!
ジョン「おっとぉ! ここでフランス、勝負に出たか!? ボランチのこいし選手が上がりピエール選手からボールを受けた!
イタリア、ピエール選手を警戒しすぎてこいし選手へのマークがおろそかです!
こいし選手、上がる上がる! これはフランス、再びチャンスが巡ってくるか!?」
後半30分を過ぎた頃、ピエールの個人技にイタリアの選手陣が集中をした所をうまく突き。
こいしがボールを受けて中盤を突破する。
これにはイタリアが上手く対応できず、こいしはすいすいと中盤を突破してしまうのだが……。
バッ!
映姫「今度も止めますよ……!」
こいし「(来たわね……! でも、やらせないよ! ここで点を取るんだ! お姉ちゃんを励ますんだ!! その為にも……)」
当然のようにこいしには映姫がつき、そう容易く突破はさせないとばかりに行く手を阻む。
だが、こいしもまたここで止められる訳にはいかないと……その右足を振りかぶり、笑みを浮かべた。
映姫「っ!?」
こいし「私はドリブルよりもパスの方が得意なの! 知ってるでしょ? さー、これが取れるかなー?」
映姫「しまった……!!」
バシュッ……ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!
158 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:21:22 ID:???
こいしはここで自身が目立つ事よりも何よりも、とにかく映姫を抜くという事に神経を集中させた。
その結果、ドリブルで映姫を突破するよりもパスで前を走るナポレオンに渡すのが良策だと判断したのである。
映姫は先ほどピエールとナポレオンのエッフェル攻撃を食い止めた事からわかるように、パスカットも得意とする選手。
だが、こいしのパスの精度は――その2人のパス精度とほぼ同等かそれ以上。
加えて、映姫が不意を突かれてしまった事を考えれば、このパスを食い止められる筈もなく……。
バシッ! ダンッ!!
ナポレオン「おっしゃあ! 待たせやがって、ヘボMFどもが!!」
こいし「うっさい、突破に失敗しまくったヘボFW!! いいから点取りなさいッ!!」
ナポレオン「言われなくてもわかってんだよォ!! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ヘルナンデス「(……これは油断できないな。 だが、必ず止める……!!)」
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
こいしのパスは、フラン以上にボールを渇望していたと言っていいナポレオンに綺麗に渡る。
そして、ナポレオンはこのボールを受けて即座にシュート体勢に入り。
ヘルナンデスもまた、両腕を広げてセービングの構えを見せる。
ナポレオン「食らいやがれェェェッ!! メガキャノンシュートォォォオオオオオオオオオオオオッ!!」
バゴッ……グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオバギャアンッ!!
この大会に向け、自身の持つ必殺シュート、キャノンシュートを改良し、
更に威力を増したナポレオンの必殺シュート――メガキャノンシュート。
爆発的な音と共にナポレオンの脚から放たれた必殺の一撃は、高速で迫りイタリアゴールを脅かすのだが……。
159 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:22:23 ID:???
ヘルナンデス「(メガ? メガって事はそれ以前のただのキャノンシュートもあったのか? だが、そんな事は今はどうでもいい!)
どんなシュートだろうと……必ず止めるゥゥゥウウウウウッ!!」
バッ!! バチィィイイイイイイイインッ!!
ナポレオン「なっ……なにィ!?」
ヘルナンデス「くっ……だ、誰かフォローを!!」
しかし、このナポレオンのメガキャノンシュートもまた、ヘルナンデスの黄金の右腕に阻まれる。
これを見てナポレオンは目を見開き、何故自身のシュートが通用しないのかと茫然し。
一方でヘルナンデスも完全につかむ事は出来ずボールをはじいてしまい、零れたボールのフォローをDF達に急がせるのだが……。
ボロッ……パシッ!
ボッシ「あ……」
ヘルナンデス「くっ!?」
ナポレオン「……寄越せ! もう一度打ち込んでやる!!」
ボッシ「オ、オッケー! 頼むよ、ナポレオン!!」
ヘルナンデスにとっては運悪く……そして、ナポレオンにとっては運よく、零れ球はフランスのセカンドストライカー、ボッシがフォロー。
これを見てヘルナンデスは倒れこんだ姿勢から急いで体勢を整えようとし……。
一方でナポレオンは一度で駄目なら二度打ち込んでやるとばかりにボッシにボールを要求。
ヘルナンデスの体勢が整わない内に、今度こそ決めてやると右足を振りかぶるのだが……。
しかし、ボッシがフォローをしてからナポレオンに再びボールを渡すという事は、それ相応に時間がかかるという事であり。
ビュンッ!! バッ!!
ナポレオン「!?」
映姫「………………!」
160 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:23:30 ID:???
ジョン「あ、ああああああああああああああああああっ!? ナ、ナポレオン選手のシュートもヘルナンデス選手には通用せず!
しかし、ヘルナンデス選手も完全には止められずボールを零れ球にしてしまったー!?
で、ですが、ですがボールは再びフランスボールに! ボッシ選手、拾ったボールを再びナポレオン選手に渡し……。
ナポレオン選手、今一度シュートにいくゥゥウッ!! だが、映姫選手もブロックに辛うじて間に合ったぞ!?」
反町「駄目だ……ヘルナンデスのあの体勢じゃもうセーブは出来ない!
それに、映姫さんだって……あんな無茶な姿勢じゃブロックなんて到底無理だ!」
パチュリー「……反町、よく見ておきなさい」
反町「え?」
パチュリー「四季映姫は卓越した選手……そのボールカット能力はもとより、
いざとなれば上がって攻撃にも参加できるだけの能力も持っているわ。
けれどね、そのような能力も……彼女にとってはあくまでおまけ程度のもの。
彼女が真価を発揮するのは……シュートブロックの時よ」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ナポレオン「どけ! 糞ガキ!! 吹っ飛んで泣いてもしらねぇぞ!!」
映姫「……どきませんよ、ブロックします」
再び右足を振りかぶりながら映姫に向けて怒鳴り散らすナポレオンに、それを冷静に受け止めながらシュートコースを塞ぐ映姫。
傍から見ていれば、どう考えてもナポレオンがシュートを決めるしか想像できない場面である。
誰だって、映姫のような小柄な少女が、ナポレオンの強烈なパワーシュートを防ぐとは思わない。
それは当のナポレオン本人からしてそうだったし、フランスのメンバーもまたそう信じていた。
そして、観客席の者たち……幻想郷Jrユースの反町も、フランスの得点を信じて疑わなかったのだ。
ナポレオン「なら……吹き飛びやがれェェェェェエエエエエエエエエエエエエエッ!!」
バゴッ……グギャギャギャギャガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
映姫「……貴方は少々、血の気が多すぎる! その罪には罰を持って答えましょう!!」
だから誰もが、次に見た光景を信じる事が出来なかった。
161 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:24:31 ID:???
まず、映姫はそのシュートに対して全身ではなく右足だけを持ってしてブロックに向かった。
しかも、自身が得意とするようなボレーシュートのような形で。
それは何故か――映姫がただ、シュートを防ぐという事だけを目指してブロックに飛んでいた訳ではなかったからである。
バッ! ドゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
映姫の右足は、ナポレオンの放ったメガキャノンシュートを完全に捉える。
これを見てナポレオンは目を丸くして驚きつつ、しかし、自身のシュートは必ずや彼女を吹き飛ばすだろうと考え……。
映姫「…………ダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
バギュッ……ガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!
ナポレオン「ぎゃあああああああああああああああっ!?」
次の瞬間、吹き飛ばされた。四季映姫の跳ね返した、"自らのシュート"によって。
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
ピエール「な……」
こいし「や、やだ……やだ……! やめ……!!」
フィールドを高速で横切る、球状の物体。
その速度を前にして、フランスフィールダー達は誰も何もできない。
いや、それはフランスのフィールダーだけではない……イタリアのフィールダーも、その物体を目で追う事が出来ない。
さとり「……! と、止め……! あぐああああああああああああああああああっ!?」
バグギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ドォンッ!! パァァァンッ!!
そして、最後にはキーパーのさとりを吹き飛ばし、ようやくボールは止まる。
ネットを突き抜け、壁にぶち当たり、パンクをするという結末によって。
162 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:25:32 ID:???
ジョン「……………………」
観客「………………」「……………………」「……………………」
しばし、このスタジアムにいる者すべてが……誰も何も言えぬまま、唖然としていた。
この大会の為に牙を研ぎ続けたフランスの主砲――ルイ=ナポレオンのシュートを跳ね返し。
情緒不安定となっていたが故に稚拙ではあるがそれでも相応に鋭いさとりのセービングを掻い潜り。
四季映姫の放った"カウンターシュート"が、ゴールに突き刺さったという事実を、誰もが認識できずにいた。
映姫「……因果応報、罪は全て巡り巡って帰ってくるもの。
この得点はフランスの皆さんの罪が故であり、それが罰となりフランスへと帰ってきただけの事です。
……ゴール前の危険行為、などではありませんね?」
審判「……………………」
ただ一人、冷静に敵ゴールを見ながら、ぽつりとそう呟く映姫。
それを聞いたからかどうかはわからないものの……審判は笛を口に咥えると吹きすさぶ。
今度こそ、正真正銘のゴールの判定をする為に。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
イタリアJrユース 1−0 フランスJrユース
163 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/30(月) 02:27:03 ID:???
さとりんは本当豆腐メンタル。という所で本日はひとますここまでです。
明日こそは試合終了まで書けるかな……?
それでは、お疲れ様でしたー。
164 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 02:48:25 ID:???
カウンターシュート持ちかー! こりゃ中途半端なミドルは撃てないのう…
乙でした〜
165 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 03:44:37 ID:???
点を取るのも難しそうだが、守るのも厳しそうだな本当
穣子レティのオータムカットで高いセンタリング封じてケロちゃんフランちゃん無効化くらいしか対策思い付かない
166 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 03:49:30 ID:???
イタリアの穴は…タレントのいない中盤かなあ。
中盤を制圧してボールポゼッションで勝つのが上策か?
167 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 03:59:25 ID:???
それは考えたけど、相手にすればケロちゃんのポストプレイがあるから
最悪ゴール前に放り込むだけで中盤省略する可能性があるんだよね
168 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 04:15:45 ID:???
日本は4点消されたしてっきり無得点になるのかと思ったw
169 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 05:05:27 ID:???
審判「ノーゴール! 今のは足をぶつけようとした危険なプレイだ! イエローカード!」
映姫「なにィ!?」
170 :
森崎名無しさん
:2011/05/30(月) 10:16:43 ID:???
いや、ナポレオンを狙ったことにすれば間違いなく退場だ
171 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/05/31(火) 02:45:44 ID:???
>>164-167
ウルグアイ同様、イタリアもまた違った意味で強敵です。
頑張って勝ちましょう!
>>168-170
流石に今回のは反則に取れなかった状況だったんです。多分。
今日は更新お休みです。書いたはいいけどキリのいいとこまでいけなかった……。
それでは〜。
172 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:05:59 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!
ジョン「あ……あっ……ああああああああああああああああああああああああっとぉ!?
こ、これは……これは、これは凄いッ!! これは凄ォォォォいィィイッ!!
し、四季映姫選手、ナポレオン選手のパワーシュートを、なんと跳ね返してしまったァァァアアッ!?
さっ、流石は幻想郷きっての名DFと称される四季映姫選手!
ただシュートを防ぐだけでなく、それを自らのチームの得点へと昇華させてしまったァ!!
1−0! イタリアJrユース、ここにきて……ここにきてようやく先取点をもぎ取ったァァアアッ!!!」
観客「な、なんだよアレ……シュートを跳ね返すなんてアリかよ!?」「ボールが全然見えなかったぞ……」
「さとりんは犠牲になったのだ……」「もう駄目だぁ……逃げるんだぁ……相手はスーパー閻魔様なんだぞ……」
映姫のカウンターシュートを見て、しばし呆然としていた一同も……。
しかし、審判の笛を合図にしたかのように一斉にどよめきはじめ、実況は興奮したように先ほどの情景を説明。
観客たちは四季映姫の見せたあまりにも常識外れなブロックに混乱した様子でざわめき。
幻想郷Jrユースの面々は、このカウンターシュートの威力を見て思わずゴクリと唾をのみこむ。
173 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:07:04 ID:???
反町「カ……カウンター……シュート……!?」
パチュリー「【浄玻璃審判】――当人曰く、相手が重ねてきた罪に見合うだけの罰を跳ね返す、四季映姫の一番得意とする技。
まあ罪だとか罰だとかはさておき……時折失敗する事はあれど……概ね1/2であらゆるシュートは跳ね返されるわ。
アレがある以上、簡単にシュートを狙うのは上策とは言えなくなるわね」
輝夜「反町君のオータムドライブが跳ね返されたら……とんでもない事になっちゃうもんねぇ……」
大妖精「ひぃっ…………」 ブルブルブル
ヤマメ「(……情けない話だけど、止められる気がまるでしないよね)」
輝夜の呟きを受け、大妖精は青くなりながらガクガクと震え、ヤマメも嫌な汗を流しながら頬をかく。
この大会でも屈指の威力を誇る反町のオータムドライブ――そのオータムドライブが跳ね返されてしまえば……。
セービングに自信の無いヤマメは当然のように防げないだろうし……大妖精でも、到底無理であろう。
本来はこの幻想郷Jrユースの正ゴールキーパーである東風谷早苗ですら、弾く事が出来れば上出来なくらいなのだろうから。
反町「(ジノ=ヘルナンデスに四季映姫さん……あの2人を相手にして、点を取らなきゃならないのか……)」
174 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:08:27 ID:???
ヘルナンデス「ナイスブロック&シュート、エイキ。 助かったよ」
映姫「いえ、私もいい加減白黒ハッキリつかない同点状態はやめにしたいと思っていましたから。
1−0……いいですね、やはり勝敗ハッキリわかれている方がいい」
諏訪子「あーうー……本当、相変わらずとんでもない威力だね……」
フラン「練習じゃ私のドッカーンも逆にバッカーンしちゃうんだもんなー」
映姫「それだけ貴方の罪もまた重いという事です。 ですが罪は償う事が出来ます。
善行に励めば、いずれ私を抜く事もまたできますよ」
そして、フィールドでは見事にピンチを切り抜け。
逆に待望の先取点を挙げた映姫の周囲にチームメイトたちが集まり祝福をしていた。
審判もノーゴール判定を出来ない、完璧な状況でのシュートブロックとゴール。
後半も既に残り時間はあまりなく、何よりフランスの意気は完全に消沈気味である。
ほぼ完全に勝利を手中に収めた段階では喜ぶなという方が無理であり。
ピンチを助けられた形になったヘルナンデスはもとより、自分たちのプレイを無効にされた諏訪子やフランも笑みを浮かべていた。
さとり「けほっ……げほっ……はぁっ……はぁっ……」
こいし「お、お姉ちゃん……(こんなのってないよ……こんなのって……!)」
ピエール「今のはサトリの責任じゃない……あんなシュート……どんなキーパーだろうと防ぎようがない!」
ナポレオン「(俺のメガキャノンシュートが……あんなに……あっさり跳ね返されるだと……!?)」
そんなイタリアに対して、一方のフランスはといえば、当然のようにお通夜ムードに突入をしていた。
エースストライカーの渾身のシュートは跳ね返され、絶対的な守護神は事実上2失点。
しかも、残り時間は10分にも満たない状況である。この状況で闘志を保てというのは、土台無理な話であった。
こいし「……ピーちゃん」
ピエール「……みんな、立て! まだ試合時間は残っているんだ!
ここから何としても同点に追いつき、逆転をするんだ!!」
それでもキャプテンとして、諦める訳にはいかないと、ピエールは必死に一同を鼓舞する。
しかし、そのピエールの言葉も……フランスの落ち込んでしまった選手たちを立ち直らせるには至らないのだった。
175 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:10:04 ID:???
その後、試合は再びフランスのキックオフで開始され……。
結果から言えば、フランスは同点に追いつく事も出来なかった。
既にストライカーであるナポレオンは2度のシュートで体力が危険域へと入りかけており使えず。
また、ピエールが上がろうとも、そう何度も突破を許す程イタリアの守備陣は甘くない。
そのまま時間は流れ、10分程が過ぎた所で……。
ピッピッピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「試合終了ゥゥゥゥウ〜ッ!! 5分という長いロスタイムが今、終わり!
90分の試合に、ピリオドが打たれましたァッ!!
開催国のフランスJrユース、まさか、まさかの初戦負け!!
最後までキャプテンのピエール選手が個人技で戦い抜きましたが、しかし、一歩及ばずッ!!
イタリアJrユースの堅牢な守備をこじ開ける事は不可能だったァァァア〜ッ!!
Dグループ第二試合は、イタリアJrユースの勝利となったァァアッ!!」
観客「そんな……フランスが負けるなんて……」「どうしてこうなった……? どうしてこうなった!?」
176 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:11:10 ID:???
反町「……スコア上は1−0だけど」
穣子「実際の所は2−0ね。 それに、その2点を決めたのはDFの映姫……。
(得点力のあるDFか……いいわねぇ……私も最初はFW志望だったのに)」
美鈴「今日はノーゴールでしたけど、フランドール様だってボールが渡ればレミリアお嬢様以上のシュートを撃ってきますし……」
静葉「諏訪子様の高い打点からのヘディングは、やはり怖い……。
それに、またポストプレイでフランドールに渡されでもしたら……」
パルスィ「妬ましい……相手が誰だろうが妬み殺せばいいまでの話よ……! まったく、妬ましいったらありゃしない……!」
輝夜「みんな、今日見たものを糧に、明日の対策を自分なりに考えておいてね。
DFは如何にしてツートップを防ぐべきなのか……MFは如何に堅牢な守備を掻い潜るべきか……FWは、如何にゴールを奪うか。
それをする為の観戦だったんだからね」
試合終了の笛が鳴ると同時、観客席から漏れるは悲壮感漂ううめき声。
それをBGMにしながら幻想郷勢は一度ノーゴールの判定を受けておきながらきっちり勝利をしたイタリアの強さに物怖じし……。
しかし、輝夜の言葉を聞いて、それぞれが自分なりに対抗策を考え始めるのだった。
お空「(さとり様……こいし様……)」
ただ、そんな中で―― 一部には、イタリアJrユースの事よりも。
敗北をしたフランスJrユースの事を案じる選手もまたいた事を追記しておこう。
177 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:12:49 ID:???
さとり「(……初戦から、敗北。
しかも、2点も奪われて……なんて……なんてザマですか……道化にも程がある……)」
そして、フィールド上では……整列を終えた両チームの選手たちが、それぞれ控室へと戻り始めていた。
そんな中でこの試合に挑むにあたり、当初は無失点で切り抜ける事を目標としていた古明地さとりはといえば……。
あまりにも無様な今日の試合の出来を考えて、思わず涙ぐみながら通路を歩く。
足取りは重く、表情は冴えず、今にも消え去ってしまいそうな程までに、その背中は小さく見えた。
ピエール「(俺の責任だ……俺が……ヘルナンデスを相手にスライダーシュートを決めていれば……!)」
ナポレオン「(くそっ! 俺のメガキャノンシュートでも駄目なのかよ!? どうすりゃ……どうすりゃいいんだ!!)」
否――落ち込んでいたのは、何もさとりだけではない。
フランスの主柱であるピエールとナポレオンの両者は、自分たちの実力がまるで通用をしない事に焦りを感じていた。
今日の試合、守備ではそれなりに活躍をしていたものの攻撃となるとまるで駄目だったピエール。
自慢の新技を駆使しても、二度もそのシュートを阻まれたナポレオン。
彼らに自責の念を感じるなと言う方が、無理であろう。
ピエール、ナポレオン、さとり――フランスJrユースの主柱である三人が目に見えて落ち込んでいては、
当然ながらそのムードは周囲に伝播し。
その他のメンバーたちも、揃って視線を落として終始無言のまま控室へと戻っていくのだが……。
こいし「おかしいよ……なんでよ……!」
さとり「こいし……」
そんな空気の中、不意に通路に響くのは一人の少女の涙交じりの声。
その声を聴いて一同が一斉にそちらに振り返れば……こいしは両手で自身の顔を覆いながら、さめざめと泣いていた。
誰もが足を止めてこいしを凝視しようにも、こいしは一向に泣き止まない。
彼女は何故泣いているのか……姉であるさとりが、あまりにも惨めにゴールを奪われたせいか。
確かに、それもまた彼女が泣いている一つの要因ではあった。
だが、こいしが泣き腫らす根本的な原因はさとりには無く――フランスJrユースの、主柱"以外"のメンバーにあった。
178 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:13:59 ID:???
こいし「どうしてみんな……練習通りにやってくれないの!?」
ボッシ「コ、コイシ…………」
こいしの絶叫が通路にこだまし、それを聞いて一同は体をびくりと震わせた。
練習通りに何故しないのか――どうして、練習のように動いてくれないのか。
こいしが悲しみ、悔しがっていたのは、ボッシ達のようなフランスの主柱と呼ばれる選手以外の選手が、
今日の試合でまるで練習の成果を見せる事が出来なかった事に対してだったのである。
こいし「イッチーはドリブルばっかりするし!」
ジョルジュ「………………」
自らを大陸一と自称するジョルジュ――こいしにイッチーというニックネームをつけられた彼は、
今日の試合ではボールキープを主に担当していた。
しかし、そんな彼のキープはイタリア守備陣にあっさりと阻まれていた。
こいし「キャプテンはブロックにもいかないッ!!」
ブラボー「………………」
DFであるブラボーは、何故かキャプテンという渾名をつけられていた。
そして、そんな彼は今日の試合、殆ど案山子のようにしてゴール前で突っ立っているだけだった。
練習の成果を見せるどころか、まともなプレイすらしていなかったのである。
こいし「他のみんなだってそうだよ! フェっくんは守備に走って攻めないし、DFの皆はバラバラに動くばっかりだよ!!
どうして練習通りにしてくれないの!? どうしてよ!?」
ボッシ「……………………」
大粒の涙を流しながら、こいしはフランスメンバーを糾弾する。
フランスのメンバーたちは、自分たちがどこのチームよりも練習量では上回っていると信じていた。
そして、それは実際にその通りだろうと、監督ですらも肯定をしている。
派遣選手であるさとりやこいしのコーチングと、強くありたいと願ったフランスメンバーの懸命の努力により。
フランスメンバーは、かつてからは考えられない程にまで成長を遂げていた……はずなのだ。
179 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:15:26 ID:???
しかし、今日の試合ではどうだったか……全員が全員、まるで活躍が出来ていなかった。
というよりも、活躍をしてやるという闘志そのものが欠けていたと言っていいだろう。
その何よりも顕著な例が、後半最後のシュートチャンス――ヘルナンデスが零した球をフォローした後のボッシの対応である。
もしもあの時ボッシがナポレオンに渡さず強引にねじ込みに行っていれば、映姫は間に合わなかったに違いない。
そうすれば、少なくとも、失点をする事は無かっただろう。
そして……こいしは、逆に得点をする事が出来ていた筈だと、信じていた。
こいし「ボーちゃんは25cmに負けないくらい、強いストライカーになりたいんでしょ!?
だったら……だったら、自分で撃ってよ! どうして渡したの!?」
ボッシ「そ、それは……」
ナポレオン「……タコが。 そんな奴が撃った所で、キーパーへのパスにしかならねぇよ……。
ヘルナンデスはそんなに甘い相手じゃねぇんだ。
ザコに過度な期待をするんじゃねぇ。 蟻に象を倒せって言っても無理なもんは無理なんだよ!」
こいし「そんな事無いよ! みんな、あんなに必死に練習したんだから……みんなが頑張れば、勝てるんだもん!」
冷静に突っ込みを入れるナポレオンに、こいしはかぶりを振って否定をする。
今日の試合、全てを出し切って……それで負けていたのならば、こいしとしても、悔しくはあったろうが納得はできていたかもしれない。
さとりが失点をしてしまったのは悔しいし悲しいが……それでも、フランドールのシュートをはじく事が出来ていた。
それは確かに強くなった証なのだから誇ってもいいと思えていたが……それでも、負けてしまった事が何より許せなかった。
全力を出さず、ピエールやナポレオンやさとりやこいしに頼り切りになっていたほかのメンバーの事が、許せなかった。
180 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:16:42 ID:???
ボッシ「……ごめんよ、コイシ」
ベルジェル「(……ピエールもナポレオンも、誰も俺たちを責めなかったのに……コイシ……)」
ボッシ達への叱責は、つまる所は彼らへの期待の裏返しである。
凶暴ですぐ頭に血が上る事に定評のあるナポレオンが、彼らに叱責をしない事のは、即ち彼らにそこまで過大な期待はしていないから。
だが、こいしだけは違った――こいしだけは、彼らを信頼し、期待していた。
その事実は……今日の試合で勇気を持てず、プレイが出来なかった彼らには余りにも重いプレッシャーで……。
しかし、それと同時に、生まれて初めて感じる、誰かに頼られる事の嬉しさもまた彼らは感じていた。
さとり「………………」
そして、古明地さとりはといえば……いい加減、腹に溜まっていたものを吐き出し少しは楽になったのか。
涙をぬぐいながら、一同を見回すこいしを驚きのまなざしで見つめていた。
第三の瞳を閉じ、他者と関わる事を極度に嫌って生きてきていたこいし。
そのこいしが、誰かの為に――姉である自分ではない、ましてやペット達でもない、完全なる第三者の為に涙を流している。
それはこいしがかつてとは違うこいしである事を意味しており、つまりは成長をしているという事を現していた。
さとり「(こいしは……強い。 本当に、強い……。 私よりも、ずっとずっと……)」
181 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:18:03 ID:???
そして、さとりはそんなこいしを見て、自らの振る舞いなどを恥じ入る。
確かに自分はこの試合、無失点を目指し――しかし、事実上の2失点をしてしまった。
その事実を恨み、落ち込み、やはり自分では駄目なのかと自らのか細い肉体を呪いもした。
だが……こいしの姿を見て、さとりはそのような事ではやはり駄目なのだと、頭を振る。
失点をしないキーパーはいない――そう、どれだけ優れたキーパーでも、いつかは失点をする日が来るのだから。
だから、たかが1点や2点を取られただけで、落ち込んでしまってはいけない。
さとりはこの時、初めて肉体的な強さではなく、精神的な強さもまた自分には足りないのだと気づかされた。
さとり「(落ち込んでる暇なんて……私には、無い……! そう……私にはもう、失うものは何もないんですから……!)」
ピエール「……みんな、この敗戦は確かに痛い! だが、リーグはまだ始まったばかりだ!
残り3戦――死にもの狂いで戦って、必ず勝とう! そして、リーグを突破するんだ!!」
ナポレオン「言われなくてもそのつもりだってんだよ!」
ボッシ「お……おうっ!(……これ以上コイシの期待を裏切りたくない。 信じてくれるコイシの為にも……!)」
ブラボー「ブラボー!(確かに今日の私はブラボーにあるまじき姿だった。 次の試合では、こんな事の無きようにせねば!)」
さとり「……はい!(勝つ……このメンバーで、必ず勝ち残る! 絶対に……!)」
場の空気を見計らい、ピエールがそう叫ぶと……試合中とは打って変わり、今度は全員が強く拳を振り上げて同意を示す。
この敗戦は、確かにフランスJrユースにとっては大きな1敗であったのは違いない。
だが、その代償と言う訳ではないが……。
主柱以外の選手たちがそれぞれ今度の試合では必ず活躍をしてやると息を巻く事が出来たのは大きいだろう。
果たして、"昨日の練習の疲労が残っていない状態"で戦う次の試合で、
フランスJrユースは今日の敗戦を払拭出来るような試合が出来るのか。
それは3日後のアルゼンチン戦で明らかとなる。
182 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:19:13 ID:???
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
こうして今日の試合は全て終了し、反町たちは自らのチームにあてがわれた宿舎へと戻り。
夕食を取り終えた後、軽いミーティングを行ってから自室へと戻ってきていた。
反町「ふー……何とかようやく落ち着いた感じだな」
穣子「なんか今日試合やったって感じしないわねー……イタリアとフランスの試合がやたら長かった気がするわ」
妹紅「まとめる能力がないから仕方ないよ」
反町「(妹紅さんと穣子は何を言っているんだろう?)
さて、それはともかく……今日の試合でのゴールランキング、松岡さんに頼んでプリントで貰ったぞ」
リグル「そういえばあの熱いの、他のスタジアムに偵察に行ってたんだっけ?」
反町「らしいな……さて、それはともかく、これが初日のゴールランキングとアシストランキングだ」
得点ランキング
3ゴール 日向、幽香
2ゴール 翼、天子、魅魔
1ゴール 反町、リグル、映姫、勇儀、三杉、森崎、神綺、白蓮
アシストランキング
3アシスト 三杉
2アシスト 翼、靈夢、白蓮
1アシスト 静葉、文、森崎
反町「………………(全日本と魔界チームはっちゃけすぎだろ……)」
リグル「むむむ、幽香は流石に3ゴールも上げてるね」
穣子「こりゃあんたらが得点王狙うのは厳しそうね……うちのグループはどこと当たっても得点取るの難しそうだし」
妹紅「いや、フランスとかアルゼンチンはGKが弱いって前評判でしょ?」
反町「それはそうですけど……(体力が持たないだろうしなぁ)」
穣子「っていうかさ、何より突っ込むべきはこの森崎ってやつでしょ? こいつキーパーじゃないの!?」
反町「ああいや、森崎はオーバーラップとかするから」
リグル「どこの早苗だー!?」
183 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:20:27 ID:???
あからさまにザコと当たった為に得点やアシストを稼いでいる全日本や魔界Jrユース。
恐らくは西ドイツも似たような感じになるんだろうなと思いつつ……。
反町はランキングが載ったプリントをリグル達に渡すと、さてこれからどうしようかと考える。
反町「(明日はイタリア戦だ……輝夜さんとスタメンや作戦を決めに行くべきか……。
それとも、部屋でのんべんだらりとするか……。 練習してしまうのもありかも?
うーん、どうすべきだろう……?)」
A.同室のメンバーに話を振ってみる
B.部屋でじっとしている
C.施設の中を歩き回ってみる
D.他の部屋に遊びに行く
E.個人練習をする
F.輝夜の部屋に行く
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
184 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 03:22:01 ID:???
やっと試合終えれた……次からはもうちょっと簡略化できるよう努力します。
試合観戦するたびあまり長く時間をかけるとだれちゃいますし。
それでは、ようやっと夜フェイズがきたところで本日はここまでです。
お疲れ様でしたー。
185 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 05:59:38 ID:FbLgHHK+
F
こんだけ描写されるって事はフランスは相当強いのかな
186 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 06:06:35 ID:QEgi+ZAM
A
フランスも強化されてはいるだろうけど、
ドリブル大王withえーりんにビュンビュン抜かれて
フランスの守りと精神をズタズタにされる未来しか浮かばん……
1対1でハット決められれば、さとりが完全に再起不能もあり得る
187 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 06:26:20 ID:0tGcmA3Y
F
良くて点の取り合いだけど、アルゼンチンにはガルバンがいる
正直フランスの勝利のビジョンが浮かばない。あらゆる奇跡とノーゴールの嵐でやっと引き分けな予感!
188 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 06:27:48 ID:???
こいしの頑張りは異常・・・頑張れフランスっ!
天才に食らい付く凡人の姿が見れますね。
189 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 13:58:37 ID:???
〜西ドイツ戦当日の観客席〜
西ドイツのサポーターに混ざって謎の日本人集団が一緒に西ドイツを応援していたという……
静岡県人会「頑張れカルツ君!」
190 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 16:14:43 ID:???
ブラボーのあだ名がキャプテンってことは…
必殺ブロックの名前はシルバースキンなのかー?
191 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 20:51:33 ID:???
ケロちゃんの空中技は中国出すのも手かな?
192 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 22:48:34 ID:???
>>185-188
フランスが頑張れるかどうかはアルゼンチン戦で!
>>189
カルツ「ワシはゲルマン生まれの静岡人じゃ!!」
>>190
さてさてどうでしょうか……うふふ。
>>191
美鈴は一応FWですが、幻想郷時代も何度かDFとして出場していますからね。
>F.輝夜の部屋に行く
==============================================================================
反町「(そうだな……輝夜さんの部屋に行くか)」
反町が部屋を訪れると、輝夜はいつものように巻物と睨めっこをしながら云々唸っており。
一応、それなりには監督業らしい事をしていた。
その右手に筆を持ち、反町でも読めないような達筆で何かをさらさらと書くと筆を置き。
小さく息を吐いてから、部屋の中に入ってきていた反町にようやく目を向け。
対面の椅子に座るようにと促し、これを受けて反町もようやく着席をする。
輝夜「いらっしゃい。 今日は試合、本当にお疲れ様」
反町「いえ……」
輝夜「今日もかなりキツい試合だったけど、ぶっちゃけこのリーグは当然として、
決勝トーナメントもまた激戦が続くだろうから、お互いに頑張りましょうね。
さて、それはさておき……明日のスタメンについて何か提案があるのかしら?」
反町「えっと……」
193 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 22:49:34 ID:???
A.「はい、イタリア戦のスタメンについて話し合いたいです」
B.「いえ、監督にちょっと相談があって……」
C.「やっぱり戦力補充とか出来ません? このままじゃリーグ突破キツいですよ」
D.「いいえ、夜這いに来ました」
E.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
194 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 22:49:50 ID:nq4aLlWU
A
195 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 22:50:05 ID:N23E2lb6
A
196 :
森崎名無しさん
:2011/06/01(水) 22:56:26 ID:???
いっそのことパルスィをFWにするのもありかな?
197 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 23:57:38 ID:???
>A.「はい、イタリア戦のスタメンについて話し合いたいです」
=======================================================================
反町が輝夜の部屋を訪れた理由は、明日のイタリア戦について話し合う為。
その旨を伝えると、輝夜はうんうんと頷きながら机の脇にどけていた巻物を取り出し。
それを広げて、反町に見えるようにしながら口を開く。
輝夜「よろしい。 それじゃあ、今日の試合で見たけれどおさらいをしておくわよ。
まず、これがイタリアのフォーメーションね」
イタリアJrユース 4−4−2
−J−−− J諏訪子
−−−H− Hフラン
−−−−−
FG−IE Fディモス Gマルコ Iコンティ Eフレッド
−−−−−
−−C−− C映姫
A−B−D Aトリノ Bゴルバテ Dバサレロ
−−@−− @ヘルナンデス
反町「……ボランチがいない形ですけれど、今日の試合では映姫さんがその辺りをうまくカバーしてましたね」
輝夜「ええ。 さて、早速選手達の特徴を説明していくわよ」
巻物に書かれていたイタリアのフォーメーションを見ながら、反町が腕組みをして何やら考え事をする中。
輝夜は指先で選手達の名を指し示しながら、説明を開始する。
198 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 23:58:38 ID:???
輝夜「まずは【フランドール=スカーレット】と【洩矢諏訪子】のツートップ。
両方とも、ハイボールに極度に強いというのが特徴と言えば特徴かしらね。
フランドールは一応ミドルシュートも持っているけれど、そちらはヘディングに比較すればいくらか威力は落ちるわ。
……それでもだいぶ強いけど」
反町「今日の試合では諏訪子さんがポストプレイもしてたりしましたね」
輝夜「そうね……だから、守備する側としてはどちらを警戒すべきか本当に難しくなるわ。
諏訪子の方を警戒し過ぎて人数を割けば、フランに直接センタリングをされるでしょうし。
逆にフランを警戒し過ぎても、諏訪子のヘディングは十分強力だしポストプレイでパスを通される可能性がある」
反町「(こんな時、早苗さんがいてくれれば安心できるんだけどなぁ……)」
輝夜「ただ、MFにはミドルシューターがいないのが救いと言えば救いかしらね。
もちろん、四季映姫がオーバーラップをしてくる可能性もあるんだけれど……」
反町「守備だけのチームじゃなくて、攻撃力も高いんですよね……」
輝夜「それと、フランドールのシュートは……ううん、シュートじゃなくてあいつの接触プレイは……【あらゆる選手を壊す】事が出来るわ。
唯一難を逃れる事が出来るのは【蓬莱人】である私や妹紅くらいかしらね……」
反町「えぇぇ……それって……怪我する可能性が高くなるって事ですか!?」
輝夜「うん……」
反町「(キツいなぁ……序盤に怪我でもさせられたらたまったもんじゃないぞ)」
基礎的な能力自体は姉のレミリアに劣るものの……唯一、シュート力という一点ではレミリアを凌駕するフランドール。
更にその暴力的なプレイは、ありとあらゆる選手を吹き飛ばし、怪我人を出す事もままあるという。
フランス贔屓の審判がいる事を考えれば、今日の試合あまり彼女にボールが回らなかったのは――。
ある意味ではイタリアにとって幸いだったのかもしれない。
そして、そのフランドールとコンビを組む諏訪子――幻想郷時代から神奈子とのコンビプレイを得意とする彼女ではあったものの。
しかし、今日の試合では単体でも十二分に機能をする事を証明していた。
特にその高さを生かしたヘディングとポストプレイは、大会でもトップレベルのものだろう。
199 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/01(水) 23:59:39 ID:???
輝夜「次にMFだけど……ここには特に見るべき選手はいないわ。 ただ、どの選手も総じて守備力は高い。
それに、ドリブルやシュートは苦手だけれどパスは非常にうまいという特徴があるわ」
反町「今日の試合でも、パスワークを中心に攻めてましたもんね」
輝夜「だからこそ、フランドールや諏訪子にパスを通されやすくもある……侮っていると、痛い目を見るわね。
そして、守備陣……ここで最大の壁なのが、【四季映姫】と【ジノ=ヘルナンデス】君よ」
言いながら、輝夜は小さくため息を吐いて頬をかく。
フランドールと諏訪子のツートップだけでも十二分に強いイタリア。
だが、そのツートップに匹敵――否、或いはそれ以上の存在感を示す守備陣がいるのである。
憂鬱になるのも仕方ない事であり……輝夜はそれでもやがて落ち着いたのか、コホンと咳払いをしてから続きを話し始める。
輝夜「四季映姫は今日の試合で見たように、圧倒的な守備センスを備える幻想郷きってのDFよ。
ボールカット能力にシュートブロックは当然として、長距離のロングシュートも大の得意。
今日の試合ではあまり見せていなかったけれど、いざとなればボールを持ってオーバーラップし、
ゲームメイク出来る攻撃力もあるわ」
反町「話を聞いている限り……本当に、理想的なリベロって感じですね」
輝夜「ええ。 唯一の弱点は高い浮き球に弱いって事くらいかしら?」
反町「(……まあ、背が小さかったしな。っていうか、それくらいしか弱点が無いっていうのが凄い……)」
輝夜「次にヘルナンデス君……ヨーロッパNo.1キーパーと称される、パーフェクトキーパーね。
その黄金の右手はあらゆるシュートを掴む……とかなんとか言われてるわ」
反町「今日の試合を見ている限りでは……やっぱりかなりの実力者でしたね」
輝夜「そうね。 反町君ならともかく……リグルやお空じゃ、防がれる可能性があるわね。
そういう意味で、明日の試合は如何にしてシュートチャンスをモノにし……そして、上手く決めていけるかが重要になるわ。
下手な鉄砲……って訳にはいかないからね」
反町「映姫さんに跳ね返されたら洒落になりませんもんね……」
200 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 00:00:40 ID:???
話を聞いている限りは、今日戦ったウルグアイと同等――もしかしたら、それ以上の強敵に思えてくるイタリアJrユース。
強力なツートップに、鉄壁の守備陣。
更に中盤も地味ではあるが堅実な高い技術を持つ選手達が揃っており。
戦力が低下している現状で勝利を掴むのは難しいように思える。しかし、それでも――反町たちは勝たなければならない。
反町「(やる前から諦める訳にはいかないしな……!)」
輝夜「……さ、それじゃあ選手達の分析を終えた所で明日のスタメンとフォーメーションを決めましょうか。
まず、GKだけど……明日は大妖精で行くわ」
反町「え!? 大妖精ですか?」
輝夜「うん、大妖精」
現状では不動の正ゴールキーパーである早苗が不在の為、ヤマメと大妖精の完全なる二択となるキーパーの選択。
ここで輝夜は、反町の意見を聞かずに明日のゴールマウスを任せる選手は大妖精であると決定した。
輝夜「ヤマメじゃフランにも諏訪子にもやられちゃいそうだからね……。
まあ、大妖精でもあの2人に勝てるかと聞かれれば疑問だけど……」
反町「でも、諏訪子さんのドリブルゴールは警戒しないでいいんですか?」
輝夜「諏訪子は文やビクトリーノ君程、ドリブルはうまくないからね……。
いや、大妖精の場合はそれでもゴールを奪われるでしょうけど……。
そっちを警戒し過ぎてシュートへの備えがお粗末になっちゃ本末転倒だし。
ドリブルゴールはDF達が食い止める事を信じて、明日は大妖精を先発させるわ」
反町「………………」
A.「そうですね、それがいいと思います」
B.「いや、ヤマメを使いましょう。 ヤマメと大妖精のセーブ力も大差がある訳ではないですし」
C.「美鈴さんはどうです? 空中戦に定評のある美鈴さんを使いましょうよ!」
D.「こういう時こそ監督の出番でしょう! 見せてくださいよカリスマセーブ!」
E.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
201 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:02:08 ID:b85Y2tGo
A
202 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:02:09 ID:DggEp2Hg
A
203 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:07:40 ID:???
カリスマセーブ(笑)
204 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:08:56 ID:???
いや、とあるスレではカリスマセーブを見せてくれたし、
意外といけるかもしれんぞw
205 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:11:40 ID:???
見せてあげましょうカリスマセーブ
★輝夜→
ハート6
カリスマセーブ
55
+(カードの数値)=★
206 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:15:37 ID:???
>205
やけに現実的な数値だなw
207 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:17:16 ID:???
そんなに悪くないのが笑えるw
208 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 00:19:10 ID:???
>A.「そうですね、それがいいと思います」
==========================================================================
オータムスカイズ時代から、格上の選手のシュートを幾度となく止めてきた実績を持つ大妖精。
その勝負強さが発揮されれば、フランや諏訪子のシュートも止められる可能性が出てくる。
何より、純粋なセーブ力では大妖精の方がヤマメよりも上なのは事実なのである。
ここは輝夜の言うように大妖精に先発キーパーを任せるのが一番だろうと考え、反町は輝夜に同意。
これを受けて輝夜もまたにこりと笑みつつ、次に明日の試合のフォーメーションを考え始める。
輝夜「まず、明日の試合、スタメンはあなたにリグル、ヒューイ、パルスィは確定として……。
穣子を入れるわ」
反町「穣子ですか?」
輝夜「イタリアはMFにパス上手が多いしね。 ボランチにするかDFとして出すかはシステムを決めてから決めるわ。
さ、それを踏まえて……何かシステムに案はある?」
反町「そう……ですねぇ……」
A.「こちらも4−4−2のオーソドックスな形で行くべきかと」
B.「4−3−3でどうですか? 相手の中盤には見るべき選手はいませんし」
C.「3−4−3にしましょう。 ガンガンシュートを撃っていかないと点が取れる気がしません」
D.「4−5−1でいきましょう。 FWを増やすより中盤を支配すべきです」
E.「5−4−1です。 1点勝負になる可能性が高いなら、守りに重きを置くべきかと」
F.「5−3−2です。 守備に重きを置きつつ、前線の人数も確保しましょう」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
209 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 00:20:14 ID:???
>>203-207
まあ実際、輝夜もそこまで悪い選手ではないです。よくもありませんがw
210 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:20:57 ID:3siTzYTw
D
エースのワントップや…!
211 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:22:45 ID:DggEp2Hg
E
212 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:23:43 ID:Mbub26hw
A
213 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:24:29 ID:bBuo/OhI
A
214 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:32:22 ID:???
ま、ポストプレイが鍵になりそうだしねえ。
215 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 00:35:08 ID:???
>A.「こちらも4−4−2のオーソドックスな形で行くべきかと」
=================================================================
輝夜「ふむ……4−4−2ね……」
反町「敵の守備陣の堅さや厚さを考えると、ワントップは駄目でしょうし……。
かといって守備にも数を割きたいですから、このシステムが妥当と思います」
輝夜「その通りよ。 あなたもそう考えていたなら話は速いわ。 それじゃあ、4−4−2でいきましょう」
反町の提案した案は、輝夜の考えていたものとぴったり一致したらしく。
特に反対されぬまま、素直に受け入れられる。
輝夜「それじゃあ、まずはDFだけど……さっき言ったように、穣子をここで使うかボランチで使うかで話はいろいろ変わってくるわ」
反町「と言うと?」
輝夜「今日の試合で見せたように、穣子をDFとして使えばレティとの合体技でセンタリングを封じれるわ。
逆にボランチで使えば、相手のパスワークを断ち切れる人材として中盤の支配に貢献が期待できる」
反町「つまり、最終ラインでボールを止めさせるか。 中盤を支配してゲームを有利に進めるか。
どちらを主眼に置くかで、穣子を配置する場所も変わってくるって事ですね」
輝夜「そういう事よ。 それに、彼女をどこに置くかでMFやDFの人選も変わってくるわ。
オータムスカイズで常に一緒にいたあなたに聞くわ。 彼女はどこに配置すべきかしら?」
反町「そうですね……」
A.「最終ラインに置いてバンバン空を飛ばせましょう!」
B.「中盤に置いて、中盤の守備に当てましょう」
C.「ふふふ、知らないんですか輝夜さん? 穣子は必殺シュートを持っているんですよ?」
D.「いや、そもそも穣子を使う必要性は無いですよ」
E.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
216 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:36:31 ID:DggEp2Hg
A ドッキングだ!
217 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:38:47 ID:HXEvcqxk
A
クロス怖い…
218 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 00:43:39 ID:???
>A.「最終ラインに置いてバンバン空を飛ばせましょう!」
==================================================================
反町「消耗はでかいですけど、その分確実にピンチを未然に防げます!」
輝夜「なるほどね……それじゃあ、穣子はDFとして使うとして……。
飛ばす為にレティは必要ね。 それに、レティを使うならシュートを撃たれた時を考えてチルノも入れたい……」
反町の言葉を聞いた輝夜は、頷きながら筆を取ると白紙の巻物にさらさらとフォーメーションを書き込んでゆく。
左SBは穣子、右SBはチルノ、CBにレティを配置し……。
輝夜「最後は……」
反町「………………」
A.「万能性のある妹紅さんですね?」
B.「空中戦ならチーム1の美鈴さんですか?」
C.「マンマークディフェンスに定評のある妖精1ですね?」
D.「お値段以上のブロックが売りのにとりですね?」
E.「ブロック特化のキスメですか?」
F.「ふふふ、どうやら俺の出番のようですね」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
219 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:45:05 ID:DggEp2Hg
B
220 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:45:18 ID:PQcQQ11E
C
221 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:47:06 ID:b85Y2tGo
B
222 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:48:47 ID:???
本当にモンゴル選ばれた
223 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:54:12 ID:???
頑張れモンゴルウーマン
224 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:54:48 ID:???
HEY!ジャック頑張れよ!
225 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 00:57:37 ID:???
みすずさーん頑張れー
226 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:00:22 ID:???
誰一人本名で呼んでいない件について
227 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 01:00:53 ID:???
>B.「空中戦ならチーム1の美鈴さんですか?」
==========================================================================
輝夜「へ? め、美鈴?」
反町「竹林カップでも不夜城カップでもDFとしての出場経験はありますし。
何より、美鈴さんの空中戦の強さは妹紅さんや妖精1よりもずっと上です。
ハイボールに強いツートップが相手なら、美鈴さんを使った方がいいんじゃないですか?」
輝夜「………………」
反町の、至極もっともに思える意見を聞いて、輝夜はしばし放心するものの……。
しかし、やがて慌てたように頷きつつ、手元にあった巻物に美鈴の名を書き記す。
尚、反町の言葉を聞く直前にその巻物には既に妹紅の名が記されてあったのだが。
輝夜はその妹の部分を筆で塗りつぶし、紅の字の後に美鈴の名を書き加えたのだった。
輝夜「よ、よし……それじゃあ、美鈴もCBとして使うわ。 うん」
反町「(完全に忘れられてたな美鈴さん……まぁ、なんとなく目立たないもんなぁ)」
輝夜「さて、それじゃあ次にMFよ。 ここはボランチにヒューイ、サイドハーフにパルスィは決定済みね。
問題は、残るサイドハーフを誰にするか。 そして、オフェンシブミッドフィルダーを誰にするかよ。
まずは……オフェンシブミッドフィルダーから決めましょうか。 何か意見ある?」
反町「えっと……」
A.「いや、待ってください。 ボランチを2ボランチにして、トップ下は無い形にしましょうよ」
B.「いや、待ってください。 ボランチを2ボランチにして、ボックス型にしましょうよ」
C.「霊夢さんがいない以上、静葉さんくらいしかトップ下は出来ないんじゃないですか?」
D.「やっぱりパチュリーさん使いましょうよパチュリーさん。 今度こそやってくれる!」
E.「俺がやります。 サイドは不慣れでしたけど、中央なら……!」
F.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
228 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:02:58 ID:DggEp2Hg
C
229 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:07:16 ID:/5WKWVWg
C
230 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 01:15:25 ID:???
>C.「霊夢さんがいない以上、静葉さんくらいしかトップ下は出来ないんじゃないですか?」
========================================================================================
輝夜「……パルスィが聞いたら発狂しそうなセリフね」
反町「い……いやいや! 輝夜さんがパルスィはサイドハーフって言ったんじゃないですか!」
輝夜「冗談よ冗談。 ま、それじゃあ静葉をトップ下に据えて……と。
あいつの実力でイタリア守備陣を突破できるかは微妙なラインだけど……。
まあ、頭使ってなんとかしてくれるでしょ。
よし、それじゃあ次はサイドハーフね。 ここはどうする?」
反町「そうですね……」
A.「オールラウンダーの妹紅さんにやらせてみるのはどうです?」
B.「メディスンを使いましょう。 最近出番がないですから、思わぬ活躍をしてくれるかもしれません」
C.「ここはうどんげ一択でしょう。 あいつの人生のライン際の強さは確かなものです」
D.「てゐはどうです? 静葉さんと同様、頭を使って活躍してくれそうです」
E.「パチュリーさん使っちゃいましょうよパチュリーさん」
F.「前回の練習試合で経験しましたから、もう俺はサイドで出されても下手こかないですよ?」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
231 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:16:27 ID:HXEvcqxk
A
フランちゃんに壊されないしね…
232 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:16:32 ID:DggEp2Hg
B
233 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:17:36 ID:???
サイドMFはフランとぶつからんじゃにいか?
234 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:18:42 ID:74fzS/U6
C
235 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:19:10 ID:bBuo/OhI
C
236 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:20:21 ID:???
うどんってネームだけで不安になるけど、妥当な人選でしょうね
237 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:21:38 ID:???
うどん…か。バビ様とハートの加護がありますように
238 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:24:40 ID:???
45スレの206さん、出番です!
239 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:25:57 ID:???
とうとう妹紅もスタメン落ちか…
240 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 01:29:19 ID:???
>C.「ここはうどんげ一択でしょう。 あいつの人生のライン際の強さは確かなものです」
=======================================================================================
輝夜「……イナバを使うの?」
反町「練習試合ではサイドハーフの経験がありますし、あいつはもともとウイング。 サイド際の職人です。
守備力もそれなりにありますし、パスカットがFWにしては上手いという点から見てもうどんげを使うべきかと思いますけど。
(……なんだかいろいろと不安ではあるけど)」
基礎的な能力ならば、(主力が抜けた現状では)レギュラークラスのものを持つうどんげ。
ただし、その平均的な上手さが器用貧乏なイメージに拍車をかけており。
更にはどこか勝負弱い点が、周囲には印象付けられてしまっている。
それでも、実力通りに活躍をしてくれれば、これが適切な人選だろうと反町は提案するのだが……。
輝夜「ふーむ……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★うどんげ「活躍するもんげ!」→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→輝夜「ええい、うどんげが出るくらいなら私が出るわ!」 ご乱心じゃ! ご乱心じゃあ!!
ダイヤ・ハート→輝夜「そうね。 そろそろ活躍してくれるわよね……」 うどんげ大勝利!
スペード→輝夜「いや、パス上手は静葉1人で十分よ。メディスンを使うわ」 うどんげ大敗北!
クラブ→輝夜「いや、ミドルシューターの存在を仄めかしたいわ。反町君、サイドハーフで出て頂戴」 うどんげ大敗北!
241 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:29:46 ID:???
★うどんげ「活躍するもんげ!」→
ダイヤ6
★
242 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:30:53 ID:???
妥当だと思ったけど判定入るのかwww
ひょっとして失敗人選だったのかー?
243 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 01:31:05 ID:???
それでもうどんげなら……うどんげならなんとかしてくれる……!
という所で本日はここまでです。
FWはもう不動のツートップなので判定とかは無しよ。
それでは、遅くまでお付き合いありがとうございました。お疲れ様でしたー。
244 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:32:07 ID:???
スタメン決定乙でした
245 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:38:33 ID:???
乙でした
どれかにとんでもない数値出ないかなw
★輝夜→
クラブK
カリスマドリブル
8
3
+(カードの数値)=★
★輝夜→
スペードJ
カリスマパス
2
9
+(カードの数値)=★
★輝夜→ !cardカリスマシュート
0
7
+(カードの数値)=★
★輝夜→ !cardカリスマタックル
4
0
+(カードの数値)=★
★輝夜→ !cardカリスマパスカット
2
1
+(カードの数値)=★
★輝夜→ !cardカリスマブロック
1
1
+(カードの数値)=★
★輝夜→ !cardカリスマせりあい
1
2
+(カードの数値)=★
246 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:40:20 ID:???
本当にドリブルだけwww
247 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 01:40:34 ID:???
おっとミスった
★輝夜→ クラブK カリスマドリブル 8 3 +(カードの数値)=★
★輝夜→ スペードJ カリスマパス 2 9 +(カードの数値)=★
★輝夜→
ダイヤ10
カリスマシュート 0 7 +(カードの数値)=★
★輝夜→
スペードQ
カリスマタックル 4 0 +(カードの数値)=★
★輝夜→
スペード2
カリスマパスカット 2 1 +(カードの数値)=★
★輝夜→
ダイヤ5
カリスマブロック 1 1 +(カードの数値)=★
★輝夜→
クラブK
カリスマせりあい 1 2 +(カードの数値)=★
248 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 20:41:44 ID:???
フランスvsイタリアまとめ読むとすごい密度と内容だった
やっぱ中の人は凄い
249 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 22:16:10 ID:???
>>242
失敗人事ではないですね。
まあ中盤メンバーは本当にどんぐりの背比べ状態なので判定が入ったという事で。
>>244
どうも乙感謝ですー。
>>245-247
いるんだ、幻想郷には……完成されたスーパードリブラーが!!
>>248
ども、ありがとうございます。
ただ、時間もかかりましたし空気もだれてしまったので、次からは簡素に出来るよう努力します。
250 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 22:17:47 ID:???
>★うどんげ「活躍するもんげ!」→ ダイヤ6 =輝夜「そうね。 そろそろ活躍してくれるわよね……」 うどんげ大勝利!★
===================================================================================================================
反町の提案に、一瞬ではあるものの渋る様子を見せた輝夜。
これを見て反町は変な意見を言ってしまっただろうかと不安になるのだが……。
しかし、輝夜はやがてコクリと頷くと右サイドハーフにうどんげを起用する事に決めた。
輝夜「反町君をサイドハーフとして使って、シューターを増やすのも一つの手だとも思ったんだけどね……。
それに、イナバは人生のライン際に立たされていると自覚するのに時間がかかってしまうし……。
けれど、他に中盤で起用すべき人材がいないというのも事実だわ。 ここはイナバの力を信じましょう」
反町「(同勢力だからって特に贔屓をする訳ではないのかな……?
その割には練習試合とかでうどんげをよく起用してた印象があるけど)」
とにもかくにも、こうして中盤のメンバーも決めた所で、輝夜は最後にツートップのFWを選定。
だが、ここは既に不動とも言える2人の選手がいた為に、特に迷いもなくするすると決まるのだった。
輝夜「左がリグル、右が反町君。 ……よし、明日のスタメンはこれでいくわよ」
−J−H− Jリグル H反町
−−−−−
−−I−− I静葉
G−−−F Gパルスィ Fうどんげ
−−E−− Eヒューイ
−−D−− D美鈴
C−A−B C穣子 Aレティ Bチルノ
−−@−− @大妖精
輝夜「さっきも言ったけれど、明日の試合は如何にシュートチャンスを作れるか。
そして、そのチャンスをものに出来るかにかかっているわよ。中盤がもたつくなら、あなたも下がって争いに参加しなさい」
反町「はい」
輝夜「ヘルナンデス君は確かに強いけれど、エンジンのかかった伊吹萃香には流石に劣る筈だわ。
四季映姫のカウンターシュートに気を付けて、なんとか貴方とリグルで得点を決めて頂戴」
反町「(場合によってはパルスィでドリブルゴールを狙わせるのもありかもしれないな……)はい!」
251 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 22:18:58 ID:???
こうして反町は輝夜と意見を交わし合い、スタメンを決定させると即座に退室。
明日に備えて早めに寝ようと、自室へと戻ろうとするのだが……。
反町「……ん?」
てゐ「………………」
廊下を歩いている折、不意に対面で壁に隠れながら何やら手招きをしている白兎を発見する。
その表情は、見る者を癒すような強烈な笑みに染まっており。
こっちおいでおいでと、その白兎は反町にジェスチャーを繰り返すのだが……。
反町「………………」
A.何か用があるんだろうか。とりあえずてゐの元に行こう
B.いやいや、ここは無視に限る。早く自室へ帰ろう
C.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
252 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 22:21:10 ID:56REGojM
A
253 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 22:23:24 ID:DggEp2Hg
A
254 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 22:24:48 ID:vejg3ZXM
A
255 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 22:58:15 ID:???
>A.何か用があるんだろうか。とりあえずてゐの元に行こう
=====================================================================
反町「(なんとなく怪しいけど……無視はできないよな……常識的に考えて……)」
その笑顔が、逆に胡散臭いと反町はてゐを訝しがるのだが……。
かといって放置する事も出来ず、頬をかきながら壁に隠れていたてゐの元へと向かう。
反町が近づいてくると、てゐはウッサァ!と小さく呟いてからガッツポーズ。
そして、反町がてゐの前に立つと、ちょこちょこと歩いて先導しながら何やら使われてないらしい一室へと反町を案内する。
反町「お、おい……勝手に使っていいのか? こんな部屋」
てゐ「バレなきゃいいんよ、バレなきゃ。 ちょっと他の奴に聞かれたら厄介な話だしウサ〜」
反町「(なんだか本当にキナ臭くなってきたな……でも今更逃げられないし……)」
部屋の明かりを点けつつ、適当な場所にかけるように反町を促すてゐ。
反町はなるべく入口に近い場所に座り込み……てゐもまた、その近くに着席。
そうして、早速てゐは反町を呼び出した理由について話し始める。
てゐ「まあ、キャプテンさんも明日に備えて早めに寝たいだろうし単刀直入に言うウサ。
キャプテンさん、今日の試合――イタリアとフランスの試合で見た審判の誤審、どう思うウサ?」
反町「どう……って……。 そりゃ当然、許せない事だよ」
てゐ「んー……いや、そういう事じゃなくて……。 もしもフランスと戦う時、あーいう事あったらさ。
困らない? 困るよね? 困るウサ?」
反町「そりゃ……まあ、困るよ。 ゴールをノーゴールにされちゃたまったもんじゃないし……。
それに、多分カードだって出やすくなっちゃうんだろうしさ」
てゐがまず反町に問いかけたのは、今日の試合で見せていた審判の明らかなフランスびいきな判定。
いちサッカー選手としては当然この行いは反町にとって許せず……。
また、もしもフランスと対戦をする時にもこのような裁定がされてしまえば、苦戦は免れないだろうと考える。
これを受けててゐは満足そうに笑みを浮かべ……そして、ここからが本題だとばかりに前のめりになりながら話し始める。
256 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 22:59:21 ID:???
てゐ「ウサウサ。 そこで、このてゐちゃんはその贔屓判定を無くしちゃうようにちょっと動こうと思うんウサ」
反町「贔屓判定を無くすようにって……そんな事、出来るのか!?」
てゐ「モチのロン。 私は実力は無いけれど頭の良さと小細工と裏工作の上手さだけは誰にも負けん自信あるウサ!!」
反町「(威張るような事じゃないぞ……!)」
まるでない胸を精一杯張って、フランスのホームタウンディシジョンを無くすよう動こうと思っていると宣言するてゐ。
これを受けて反町は呆れに近い感情を抱き、てゐを見やるのだが……。
てゐはそれに気づきながらも、しかし、特に負い目や悪い事をしているという感情はあまりないのか。
尚も笑みを浮かべつつ、さて……それじゃあここからが本題だ、とばかりに反町に言う。
てゐ「という訳でやね。 私も危ない橋を渡るわけやから、ちょっとキャプテンさんにもお手伝いをしてほしいわけよ」
反町「へ!? い、いや……俺はそんな小細工とかは苦手だし……」
てゐ「誰もそんなんに期待してねーウサ。 キャプテンにはね、この見返りとして鈴仙ちゃんを鍛えて欲しいわけ」
反町「鈴仙……う、うどんげを?」
てゐ「うん」
反町「なっ……なんで!?」
てゐ「今更私はレギュラー取れんし、それなら鈴仙ちゃんの方がまだ可能性あるしねー。
まあ何よ、これもまた、ギブアンドテイクってやつウサ。
私はこのチームの為にキャプテンの代わりに正義の鉄槌を悪の審判に下してやるウサ。
だから、キャプテンはその見返りに鈴仙ちゃんを鍛えてあげてって事。 オーケー? 理解できた?」
反町「(な、なんてむちゃくちゃな……)」
てゐの目的とは、即ち鈴仙の成長とそれに伴うレギュラーとして出場し活躍させる事。
幻想郷における大勢力である永遠亭の選手が、揃いも揃ってベンチウォーマーである現状はてゐにとっても不満であるらしく。
なんとかして鈴仙をレギュラーにねじ込もうという考えがあるらしい。
そして、その見返りとして、フランスのホームタウンディシジョンを無効化してみせると言うのだが……。
257 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 23:00:41 ID:???
てゐ「どや? 悪い話じゃない筈でしょ? もちょっと詳しい話もしたいんやけど……。
まずは、これに乗ってくれるか降りるかだけでも決めてくれないかなー? うん? どやどや?」
反町「そんな……! 受けるか断るか決めるには情報量が少ないぞ! どれだけ鍛えればいいのかとかも聞いてないし……」
てゐ「受けてくれりゃ答えたるウサ。 ん? どう?」
反町「(く、くそっ……思いっきり足元見られてる気分だ……! ど、どうする……!?)」
A.「わかった、受けるよ! だから詳しい話をしてくれ!」 てゐの話に乗る
B.「そんな条件飲めるか! 例え贔屓されようとも勝てる筈だし、裏工作なんて必要ない!」 てゐの話に乗らない
C.「これだけ聞かせてくれ。 その裏工作は失敗する可能性はあるのか?」 確実なのかだけ確認しておく
D.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
258 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:01:04 ID:DggEp2Hg
B
259 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:01:21 ID:WSUjWkHw
A
260 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 23:02:05 ID:???
あ、すみません、この投票は。
先に「3」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
にします。
261 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:02:15 ID:b85Y2tGo
B
262 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:05:17 ID:Ga+L8L3Y
A
263 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:07:16 ID:bBuo/OhI
A
264 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:16:57 ID:56REGojM
A
265 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:33:59 ID:???
うどんちゃんここのところ大勝利続きじゃないかw
266 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:34:29 ID:???
肝心の活躍しないと勝利とはいえんがなw
267 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:36:40 ID:???
裏工作…?まさかの下剤だったりしてw
268 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:49:12 ID:???
反町、詐欺師にあっさり騙されるの巻
269 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 23:58:04 ID:???
>>265-266
うどんげ「きっと活躍できる筈だもんげ!」
>>267
三杉「やめろぉ!」
>>268
てゐ「後悔させないよ(キリッ」
270 :
森崎名無しさん
:2011/06/02(木) 23:58:34 ID:???
ぜってーこうかいしそーw
271 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/02(木) 23:59:18 ID:???
>A.「わかった、受けるよ! だから詳しい話をしてくれ!」 てゐの話に乗る
==========================================================================
はっきり言って、反町としてはてゐの態度などは気に入らない。
そして、うどんげを育てる事に対するメリットも見当たらないと思うのだが……。
しかし、フランス戦でホームタウンディシジョンが発動してしまっては困るというのも確か。
万全の状態でフランス戦に挑むにはてゐの要求を呑むしかなく……反町が了承したのを確認して、てゐはにやりと笑いつつ。
それじゃあ商談成立……とつぶやきつつ、詳しく説明をしていく。
てゐ「まず、私がどうやってフランスのホームタウンディシジョンをぶっ壊しちまうか説明するわね」
反町「ああ……で、どうするんだ?」
てゐ「やり方は2種類あるんだけど、実は内容はそれほど変わらないウサ。
要は、フランス贔屓の審判を……こう……コキャッとね」
反町「コ、コキャッ……?」
てゐ「もしくは……ぐしゃっとね」
何とも嫌らしい笑みを浮かべながら、手で何かを壊すかのようなジェスチャーをするてゐ。
これを見て反町は冷や汗をかくのだが……あまり突っ込まない方がよさそうなので、そのまま放置する事にした。
てゐ「で、問題はどのタイミングでやるかって事ウサ」
反町「明日じゃないのか?」
てゐ「明日やっちまっても運営側がまた新しいの用意したら意味ないじゃん。
だから、当日やらにゃ意味ないウサ。 で、その当日のどのタイミングでやるかもまた重要ウサ」
反町「な、なるほど……」
てゐ「案の1つは、試合開始前。 控室でタバコでもふかしてる所を、後ろから……メキャッと」
反町「………………」
てゐ「も1つの案は、ハーフタイム。 控室で『いやー、今日もいい仕事してるなー』とか思ってる所を、後ろから……ゴリッと」
反町「……試合開始前一択じゃないのか? ハーフタイムまで待つ意味がない」
てゐ「試合開始前はタイミング計らいづらいんよ。 試合開始前なら、他の贔屓審判用意されっかもしれんしね。
それに、どいつが主審かも調べにゃならんし。
だからハーフタイムでヤっちまうのが、一番安全だし確実ウサ」
反町「……いろいろ考えてるのな」
272 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:00:20 ID:???
反町には考えもつかない、てゐの裏の裏のそのまた裏くらいまで読んだ悪知恵。
敵にいなくてよかったなどと反町は思いつつ……てゐは更に続ける。
てゐ「やけどまあ、試合開始前にやるのも手間取りこそすれやれるとは思うよ。
ただ、こっちは難しいから……その分、キャプテンさんにも鈴仙ちゃんごっつ鍛えてもらうウサ」
反町「(……なるほどなぁ。 試合開始前に審判がいなくなればその分有利だ。
だけど、そのメリットを取るなら……俺にもそれだけの対価を払えって事か)」
てゐ「つまるところ、まあ、鈴仙ちゃんをどんだけ鍛えてくれますか? って話やね。
あ、ちなみにね、鍛えるのは夜の時間でいいよ。 明後日、明々後日のチーム練習時間は別にいいウサ。
まあ、鍛えてもらえればうれしいけどね」
反町「……で、どれだけ鍛えればどのタイミングで仕事してくれるんだ?」
てゐ「今日これからと、明日の2回でハーフタイム。 今日、明日、明後日の3回で試合開始前」
反町「……おい、3回も見たら、アルゼンチン戦前に輝夜さんとスタメン決めが出来なくなるぞ。
っていうか最低でも2回って……!」
てゐ「姫様も監督業慣れてきたから、変な起用とかしないと思うよー、ウサ。
それにまあ、ほら、しゃぶれる相手はトコトンしゃぶりつくさんと。
で、どうする? ハーフタイムにやっちまう? 試合開始前にやっちまう?
まさかここまで来て、やめるとか言わんよねぇ?」
反町「………………」
A.「ハーフタイムの方で頼む」 3日目の夜行動不可
B.「試合開始前の方で頼む」 3日目・4日目の夜行動不可
C.「そんな話に乗せられてたまるか! 俺は部屋に戻るぞ!」
D.「練習日にうどんげを見るから、その分夜の練習は無くして試合開始前にしてくれ」
E.その他 自由投票枠
先に「3」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
273 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:02:00 ID:RvxjlC4+
A
274 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:02:12 ID:???
あ、ちょっと待って下さい。タイムスケジュールが変な感じになってました。
訂正しますので投票は少々お待ちを。
275 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:02:33 ID:iQnDBGPI
A そういえばどこ鍛えれるかは指定できるんですか?
276 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:05:28 ID:???
>>272
を以下に訂正します。
########################################################################################
反町には考えもつかない、てゐの裏の裏のそのまた裏くらいまで読んだ悪知恵。
敵にいなくてよかったなどと反町は思いつつ……てゐは更に続ける。
てゐ「やけどまあ、試合開始前にやるのも手間取りこそすれやれるとは思うよ。
ただ、こっちは難しいから……その分、キャプテンさんにも鈴仙ちゃんごっつ鍛えてもらうウサ」
反町「(……なるほどなぁ。 試合開始前に審判がいなくなればその分有利だ。
だけど、そのメリットを取るなら……俺にもそれだけの対価を払えって事か)」
てゐ「つまるところ、まあ、鈴仙ちゃんをどんだけ鍛えてくれますか? って話やね。
あ、ちなみにね、鍛えるのは夜の時間でいいよ。 明後日、明々後日のチーム練習時間は別にいいウサ。
まあ、鍛えてもらえればうれしいけどね」
反町「……で、どれだけ鍛えればどのタイミングで仕事してくれるんだ?」
てゐ「今日これからと、明日の2回でハーフタイム。 今日、明日、明後日の3回で試合開始前」
反町「……おい、3回も見るのか?
一応今日と明日、明後日なら……4日目の夜にアルゼンチン戦の対策についてギリギリ話せる時間が持てるけど。
っていうか最低でも2回って……!」
てゐ「姫様も監督業慣れてきたから、変な起用とかしないと思うよー、ウサ。
それにまあ、ほら、しゃぶれる相手はトコトンしゃぶりつくさんと。
で、どうする? ハーフタイムにやっちまう? 試合開始前にやっちまう?
まさかここまで来て、やめるとか言わんよねぇ?」
反町「………………」
277 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:08:08 ID:???
A.「ハーフタイムの方で頼む」 2日目の夜行動不可
B.「試合開始前の方で頼む」 2日目・3日目の夜行動不可
C.「そんな話に乗せられてたまるか! 俺は部屋に戻るぞ!」
D.「練習日にうどんげを見るから、その分夜の練習は無くして試合開始前にしてくれ」
E.その他 自由投票枠
先に「3」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
ごめんなさい、この日を2日目と勘違いして変な感じになってしまっていました。
正しくはこの日は1日目で、Bを選んでも一応アルゼンチン戦のスタメン決めの時間は取れます。
申し訳ありませんが、もう一度再投票をお願いします。お手数おかけして申し訳ありません。
>>275
特訓形式は、ふつうの練習フェイズのアレではなく。
合宿中によくあった、2つのカードを使っての判定になります。
なので、どこ鍛えるかは指定できません。
また、特訓回数が増えるのでその分上昇率は悪くなってます。
278 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:08:59 ID:s8SaDueM
A
279 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:09:39 ID:iQnDBGPI
A 質問に答えてくれてありがとーございまーす
280 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:10:44 ID:RvxjlC4+
A
281 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:10:45 ID:8ncUO9yA
A
282 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:10:46 ID:cIF+YtRQ
A
283 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:17:01 ID:???
うどんげ「今から私を鍛える?後悔させないよ(キリッ」
反町&てゐ「(やっぱり不安だ……)」
一度位は練習大成功するといいなぁ……
284 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:34:57 ID:???
>A.「ハーフタイムの方で頼む」 2日目の夜行動不可
===================================================================
出来るならば、試合開始前に贔屓審判を排除した方が試合は圧倒的有利に進む。
だが、そちらを取れば貴重な夜の時間を消費してしまい……。
それならば、まだ1日分が空くハーフタイムに排除する方がいいだろうと判断した反町。
ハーフタイムに排除する方向で頼むと告げると、てゐは一瞬渋い顔を浮かべるが、すぐににこりと笑みを浮かべ……。
てゐ「後悔させないウサよ♪ 私は幸福を運ぶ幸せ兎〜、信頼してくれりゃそんだけの幸せを与えるウサ〜。
ま、ちょっと今回ばっかしはキャプテンが払う対価はシケてるけどね……」
反町「……これでもかなり譲歩した方だぞ」
てゐ「わかっとるウサよ。 ま、もろうた恩や義理には答えましょウサ。 じゃ、早速だけど鈴仙ちゃん呼んでくるわね〜」
反町「監督に練習の許可は貰ってるのか?」
てゐ「貰ってるよー。 大丈夫だ、問題ない」
反町が試合開始前の案を取らなかった事に若干の不満を抱きつつも、契約は成立とつぶやき。
必ずや贔屓審判をヤっちまって見せると約束をする。
そして、反町はそのままの流れでてゐに連れられてフィールドへと出……。
てゐは自室へと戻ってから、鈴仙を連れてフィールドへと推参する。
鈴仙「ほ、本当に特訓してくれるの!?」
反町「あ、ああ……」
てゐ「(鈴仙ちゃんには契約の事は話してないから、
キャプテンさんが私の頼みを聞いて純粋に練習に付き合ってくれると思ってるだけだかんね。
間違っても契約の事言わんように。 落ち込むから)」
反町「(わ、わかった……)」
鈴仙「うぅぅ、てゐもありがとう……私、頑張るよ……」
反町「……えっと、それじゃあ、早速練習しようか?」
鈴仙「う、うん! 頑張るもんげ!!」
285 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 00:35:58 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町「不安しかありません」→! card★
★うどんげ「私もリグルくらい強くなれる筈!」→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。
JOKERの場合は、自動的に相手のマークと一致になります。
二つのカードの合計値が、
35→うどんげ「私は神だ……」。スキル・パス+2、スキル・ドリブル+1、必殺ドリブル・パス・シュート取得!
31〜33→パーフェクトうどんげ誕生。スキル・パス+2、スキル・ドリブル+1、必殺ドリブル・パス取得!
26〜30→ダイナミックうどんげ誕生。スキル・パス+1、スキル・ドリブル+1、必殺ドリブル・パス取得!
22〜25→スペシャルうどんげ誕生。スキル・パス+1、スキル・ドリブル+1、必殺パス取得!
18〜21→ハイパーうどんげ誕生。スキル・パス+1、必殺パス取得!
11〜17→スーパーうどんげ誕生。スキル・パス+1取得!
2〜10→まるで効果無し。 うどんげェ……
※てゐの反町に対する評価が+1されました。
286 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:36:19 ID:???
★反町「不安しかありません」→
JOKER
★
287 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:36:42 ID:???
★うどんげ「私もリグルくらい強くなれる筈!」→
スペード7
★
288 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:36:43 ID:???
★うどんげ「私もリグルくらい強くなれる筈!」→
スペード5
★
よし!
289 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:37:10 ID:???
なんという神コーチ
290 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:37:48 ID:???
えっ
291 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:38:24 ID:???
これで後は試合で活躍できれば勝利か!
292 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:42:20 ID:???
昔の反町も今のうどんと同じで器用貧乏なFWだったから相性よかったのかー?
293 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:43:14 ID:???
反町が後悔させないよって言う方だなw
294 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 00:47:48 ID:???
反町「後悔させないよ(キリッ」つJOKER
うどんげ「紅白よりやっぱり毒男だよね!」
てゐ「乗り換える早すぎウサ…」
295 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 01:12:37 ID:???
>★反町「不安しかありません」→ JOKER ★
>★うどんげ「私もリグルくらい強くなれる筈!」→ スペード7 ★
>ダイナミックうどんげ誕生。スキル・パス+1、スキル・ドリブル+1、必殺ドリブル・パス取得!
==========================================================================================
うどんげの異常な腰の低さに、当初はうろたえていた反町であったが……。
しかし、練習が始まると打って変わって、うどんげに対して適切なコーチングをしていく。
現在は完全にシュートに特化をしたストライカータイプである反町も、
かつてはうどんげと同じように帯に短し襷に長しの器用貧乏FWと呼ばれていたのである。
だからという訳ではないが、うどんげをどうにかしてあげたいという気持ちも練習をする内に膨れてきたし。
それと同時に、何かうどんげに自慢の武器を与えられてあげればという思いにもなった。
反町「(しかし、ウイングの割には本当にドリブルが微妙だなぁ……パスは上手いけど……。
とりあえず、今日一日でシュート力まで強化は出来ないし、この2つを重点的に鍛えようか)
うどんげ、まずは俺のドリブルを見てくれ。 うどんげなら、簡単に真似が出来る筈だ」
うどんげ「えぇっ!? で、出来るかな……」
反町「俺だって足元の技術は大した事ないけど出来るんだ、永琳さんに仕込まれたうどんげなら簡単に出来るよ」
まず反町がうどんげに伝授をしたのは、自らの必殺ドリブル――「やや華麗なドリブル」である。
ドリブル技としてはあまり派手ではないこの技も、しかし、ドリブル技が少ないうどんげには貴重なもの。
反町が何度かやって見せ、うどんげにも同じ動きをするようにと促すと……。
元々、永琳に鍛えられていた為にポテンシャルは高かったのか、うどんげは即座に自分のものにする事に成功する。
そして、次にうどんげが自主的に覚えたい技があると言った為に反町が付き合ったのは――。
バシュッ!
反町「ハッ!!」
うどんげ「まっ、負けない! 浮き球は私だって強いんだから!! えいっ!!」
グルンッ バシィッ!!
反町「うおっ!?」
296 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 01:13:39 ID:???
てゐのセンタリングに合わせて、うどんげがボールを周囲に落とす――ポストプレイの練習である。
浮き球シュートが無い為にあまり認知はされていないが、浮き球には強い部類と言えるうどんげ。
元々パス精度がいい事も相成り、反町がクリアーに来るのを横目で見ながらたかだかと飛び上がると。
そのままオーバーヘッドの姿勢を取り、架空FWがいる場所へとボールを落とす事に成功をする。
うどんげ「や、やった! 出来た! 出来たよォ!!」
反町「オーバーヘッドでのポストプレイか……。 ……え? うどんげって、オーバーヘッド出来たんだっけ?」
うどんげ「シュートでは出来ないけど……パスなら使えると思って、前から練習してたの」
てゐ「……まあ、鈴仙ちゃんのキック力じゃオーバーヘッドは使えんし」
反町「(静葉さんよりもシュート力無いもんなぁ……ただ、このポストプレイはかなり大きいかもしれない。
……それでもまだリグルの方がちょっと強いけど)」
とにもかくにも、この日の特訓は大成功に終わったと言っていいだろう。
元々基礎的な能力はそれなりにあるが、技が少ない為に泣いてきたのがこのうどんげ。
ドリブル技と貴重なポストプレイ技を覚えた事により、明日のイタリア戦でもきっと活躍が期待できる……。
かどうかは、やはりやってみなければわからないのだった。
反町「(……強くなったと言っても、前に比較すればだしなぁ)」
うどんげ「今日はありがとう! みんな……仲間だもんげ!!」
てゐ「(うどんちゃんもまた別の意味で幸せ兎やなぁウサ……)」
不安を抱く反町とてゐに、心底嬉しそうに笑みを浮かべるうどんげ。
明日の試合に備えて練習を切り上げると、彼らはそそくさと自室へ帰っていくのだった。
※うどんげが「やや華麗なドリブル」「ロケットインミスト」を習得しました。
※うどんげの反町に対する評価が+2されました。
297 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 01:15:01 ID:???
昔は駄目コーチだったのに……反町がコーチングでJOKERを出すなんて……。
といった所で本日はここまでです。
それでは、お疲れ様でしたー。
298 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 01:16:04 ID:???
さよなら駄目コーチ乙
299 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 01:22:43 ID:???
乙でしたー
意外に使えなくもないくらいになったな
300 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 23:26:07 ID:???
〜 幻想郷 永遠亭 〜
鈴仙=優曇華院=イナバが反町とてゐの手助けにより、大きく力をつけていた頃。
幻想郷の一角――迷いの竹林に居を構える永遠亭の一室では――。
魔理沙「……ん」
咲夜「……あら、気づいたみたいね」
大会開始直前、川で溺れかけていた所を現地人によって救助され。
博麗霊夢らに付き添われて幻想郷に帰還を果たしていた霧雨魔理沙がようやく意識を取り戻していた。
まだ状況が呑み込めていないのか、混乱した様子で周囲を見回せば……。
自身が床につかされ、その横では相変わらず瀟洒にメイド服を着こなす十六夜咲夜が付き添っているのが確認できる。
しばらく魔理沙はぼうっとしたまま、こちらを見ている咲夜を見返していたのだが……。
魔理沙「……あぁ、なんだ? ここはどこだ……?」
咲夜「永遠亭よ……大丈夫? どこか痛い所とかは無いかしら?」
魔理沙「無ぇよ……で、永遠亭? なんでそんな所にお前がいるんだ」
咲夜「戻ってきたからよ。 私と霊夢と妖夢と……あと、早苗とでね」
魔理沙「………………」
咲夜「ま、霊夢たちは今、席を外しているけれど……」
気絶をする寸前に自分がした事、そして自分が置かれていた状況の事を思い出し。
何故咲夜がここ――幻想郷に、自分と一緒にいるのかと問いかけ……。
これに対して咲夜は素っ気ない風を装いながら、簡潔に割と大人数で魔理沙と共に戻ってきたと返答をする。
咲夜「永遠亭の兎たち曰く、本当に怪我も何も残ってはいないらしいわ。
とはいえ、本人がどこか痛いとか言うかもと不安ではあったのだけれど……。
何ともないというのなら、本当に無事なようね。 まったく、悪運だけは強いんだから……」
魔理沙「………………」
咲夜「どうしたの? 私の顔に何かついてる?」
魔理沙「いや……今日はよくしゃべるな、咲夜」
咲夜「そう? 私はいつも通りよ」
301 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 23:27:07 ID:???
本人は否定をするが、割と長い付き合いである魔理沙にはわかる。
今日の咲夜は、いつになく饒舌で……どこか無理やり、明るくふるまっているような雰囲気がある。
魔理沙はこれを、自分を元気づける為にやってくれているのだろうな……と、解釈をした。
どこか時々KYで天然ではあるものの、十六夜咲夜は決して馬鹿ではない。
ならば今の自分が目に見えて落ち込んでいる事にも当然ながら気づくだろうし……。
それを見れば、このように妙に明るく振る舞うというのもまたうなずける事である。
魔理沙「…………すまんな」
咲夜「………………別に、謝られるような事はしてないわよ。 それより、寝てなさい。
まだ意識が戻ったばかりなんだから、しばらくは安静にしておいた方がいいわ」
これには流石に魔理沙も体を起こし、頭を下げて謝罪をするのだが……。
一方で咲夜は眉を顰めながらも冷静に返答し、魔理沙に横になるよう促す。
咲夜「(……これは本当に重症ね)」
咲夜の手によって再び横になった魔理沙の横顔を見ながら、咲夜は考える。
普段は横暴が服を着て歩いているような性格をし、良くも悪くも正直者であるのが霧雨魔理沙である。
だが、そんな正直者であるとされる魔理沙も、こと人に対して自身の弱った姿などは滅多に見せたがらない性格をしている。
どんな時でも不敵に笑い、弱音も吐かず、何でもかんでも笑い飛ばしてしまう。
それが十六夜咲夜の知る霧雨魔理沙であったし……幻想郷にいる殆どの者が知る魔理沙像というのも、つまりはそういうものであった。
しかし、ここにいる魔理沙は――自身の弱った姿を、まるで隠そうとはしていない。
いつもなら強がって笑みを浮かべ、どこかへ飛んで行ってしまうのが常だというのに。
魔理沙は咲夜の勧めに従い、そのまま横たわるだけである。
魔理沙「………………」
咲夜「………………」
それから、しばらくその場を沈黙が覆う。
ただ、それは別に居心地の悪いような嫌な沈黙という訳ではなかった。
魔理沙はただ横になったまま天井を見上げ、咲夜はその隣で目を閉じて考え事をする。
そうしてそのまま時間は流れ……やがて、また魔理沙が口を開いた。
302 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 23:28:20 ID:???
魔理沙「……なぁ咲夜。 よかったのか? 大会の方は。 ……レミリア怒るだろ」
咲夜「お嬢様ならわかって下さるわよ……。 何も心配はいらないわ」
魔理沙「……お前がいないと、守備も大変だろうが」
咲夜「あの妖精がいるから問題ないでしょ」
十六夜咲夜が幻想郷Jrユースに参加をする一番の理由は、主であるレミリアを満足させるが為である。
かつてのオールスター戦のように、また全力で戦い、レミリアを満足させる。
咲夜がサッカーをする理由は、ただそれだけの為と言っても過言では無い。
だが、咲夜はそれを捨ててまで、魔理沙と共に幻想郷へと帰ってきた。
しかも、一度として迷う事はなく、即断で帰還する事を決めたのだ。
これに対して、魔理沙も思う所が無い訳ではなく、むしろ感謝の念を強めるのだが……。
しかし、次に魔理沙の口から出ていた言葉はまるで違うものだった。
魔理沙「……お前は、悔しくないのか?」
咲夜「……何が?」
魔理沙「妖精にポジションを取られて……DFにコンバートさせられる事がだよ」
咲夜「………………」
ヒューイ――オータムスカイズ出身のDMFであり……鋭い切れ味のタックルと、よく曲がるカーブのかかったパスが何より得意な選手。
合宿開始当初は、それでもまだ咲夜の方が総合的に見ても……また、ボランチに必要とされる能力だけを見ても。
圧倒的に優勢であり、咲夜はほぼボランチのレギュラーを手中に収めていた。
しかし、合宿をする内にヒューイは驚異的なスピードで成長をしてゆき、今では咲夜以上のボールカット能力を備えている。
それに伴い、咲夜がDFのポジションへとコンバートされる機会も、練習試合などでは非常に多くなっていた。
これに対し、魔理沙は妖精にポジションを奪われた事に対して悔しさは無いのかと問いかけるのだが……。
咲夜「……悔しくないと言えば嘘にはなるわね。 でも……そこまで気にしてはいないわ。
元々、私はポジションが流動的だったし。 ボランチもDFも、守備的なポジションに変わりはないしね」
303 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 23:29:39 ID:???
紅魔ルナダイヤルズでは、チームを纏めるトップ下につき。
紅魔スカーレットムーンズでは、一転してボランチのポジションにつくのが咲夜である。
元々DFとして出場した経験もあり、得意なポジションはボランチとはいえ――そこまで固執はしていなかった。
無論、妖精にポジションを奪われるというのは屈辱的であるのは確かなのだが……。
それでも深いショックは受けていなかったのである。
魔理沙「…………そうか」
咲夜「魔理沙……今は休みなさい。 何も考えずに、休みなさい……」
魔理沙「………………」
魔理沙がどのような意図でこのような質問をしたのか、ある程度悟った咲夜は魔理沙の頭を撫でつつ寝るように促す。
そして、魔理沙もまた……やはり意識が回復したばかりで体力もそこまで戻ってはいないのか。
瞼が重いのを感じると、小さく頷いてからその瞳を閉じた。
咲夜「………………」
やがて魔理沙が小さな寝息を立て始めると、咲夜はほうっ……とため息を吐き、虚空を眺める。
魔理沙が何の為に苦しみ、何の為に落ち込んでいるのか……概ね把握は出来た。
だが、それでも――咲夜はどこか納得出来ない、といった表情を浮かべる。
咲夜「(いつもの魔理沙なら……それでも、意地になって這い上がろうとする。
でも、今は……まるでもう、何もかも諦めてるみたい……)」
魔理沙をそれなりに古くから知る咲夜は、そのギャップに理解が及ばない。
いつもならば意地でも居場所を死守しようとする魔理沙が……どうしてこんなに弱弱しくなってしまっているのか。
まさか自身が魔理沙と出会う以前に、魔理沙が師事を受けていた者から直接伸び白が無いと言われたとは思いもつかず。
咲夜はしばらくそうやって、魔理沙の今後を憂いていたのだった。
304 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/03(金) 23:30:43 ID:???
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
一方その頃、霊夢たちはといえば――咲夜の言ったように、席を外し、永遠亭とは違う場所へと向かっていた。
では、どこへと向かっていたのか――端的に言えば、異変が発生した為にそれを解決しに向かおうとしていたのである。
早苗「妖怪退治は腕が鳴りますね! 早く退治して魔理沙さんの所に帰りましょう!
咲夜さんと2人きりにしては危険ですし!」
霊夢「……テンション高いわね。 っていうか咲夜と2人きりにするのが危ないって何よ?」
早苗「いろいろと危ないんです! 魔理沙さん弱ってますし、何されるかわかったもんじゃありません!」
異変解決のプロ――博麗の巫女である博麗霊夢。
前回の異変から妖怪退治の楽しさに目覚めてしまった奇跡の風祝――東風谷早苗。
彼女たちは並んで飛びながら、冥界へと向かっていた。
何故冥界へ向かっているのか――それは今回の異変が、"神霊"が大量発生した事に起因していた。
霊と言えば、冥界。冥界に行けば、まあ、なんとかなるだろう。
何とも簡潔ではあるが、他に手がかりがない以上はこれが彼女たちに取れる最善の策ではあったのである。
そして、冥界といえば――幻想郷に帰った人物の中にも、その冥界に近しい……。
というより、冥界に住まう住人そのものな人物がいた。
その人物とは――。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★自機復活だよ!やったね妖夢ちゃん!→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→妖夢「男を知った妖夢!」 霊夢・早苗「「なにィ!?」」
クラブA→妖夢「妖々夢妖夢!!」 退化してるー!?
それ以外→妖夢「神霊廟妖夢!」 あ! なんか前髪切ってイメチェンしてるぞ!?
305 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 23:31:12 ID:???
★自機復活だよ!やったね妖夢ちゃん!→
スペードA
★
306 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 23:32:41 ID:???
惜しい!
いや違う?
307 :
森崎名無しさん
:2011/06/03(金) 23:36:37 ID:???
危なかった…
あとちょっとでエンダァァァァァァになるところだった
308 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 00:05:57 ID:???
男を知った妖夢?まさかシェスター!?
309 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 00:11:16 ID:???
香霖堂のだろうかと思ってたがシェスターもありかw
310 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 00:16:58 ID:???
監督、キャプテンの相方、西洋忍者…
今思うとチーム内の男率比較的高い方だったんだな
311 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 00:30:07 ID:???
一番男率高いのはべジータ達だね
312 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:33:41 ID:???
>>306-307
スペードA→妖夢「萃夢想妖夢!」 辻斬りだー! とかにしなくてよかったです。
>>308-311
シェスターはサムラーイにご執心ですからね……もしかするともしかするかも……?
>★自機復活だよ!やったね妖夢ちゃん!→ スペードA =妖夢「神霊廟妖夢!」 あ! なんか前髪切ってイメチェンしてるぞ!?★
================================================================================================================
妖夢「2人とも待ってくださいよ〜」
霊夢「あんたが遅いのよ……そんなポコポコ神霊出して……」
妖夢「これは私のせいじゃないってば!」
霊夢と早苗に追いつこうと、背後から追いかけてきたのは……彼女たちと共に幻想郷に帰還していた、魂魄妖夢。
何故かいつもは切りそろえられているその前髪が、今は微妙に分けられているのだが……。
これはこちらに帰ってきた時に、早苗の手によって手がけられたものだったりする。
因みにどうしてこのような髪形にされたかといえば、早苗曰く。
「妖夢さんは元はいいんですからもっと髪の毛とかもいじるべきそうすべき」との理論らしい。
当の妖夢も、なんとなく髪の毛が変わって気分も変わったのか、この変化に悪い気はしていなかった。
なお、そんな妖夢の隣にある半霊からは逐一ぽこぽこと神霊とおぼしきものが発生しては消えていた。
早苗「やっぱり似合ってますね〜、その髪型。 流石は私のセンスです!」
妖夢「はあ……まあ、それはいいです。 それよりも早く異変解決しちゃいましょう」
早苗「ええ、ええ! もちろんです!! ああ、今から愉しみです妖怪退治!!」
妖夢「(テンション高いなぁ……)しかし、幻想郷に帰ってくる時に大妖精から[B]を貰っておけばよかったですね……」
霊夢「まあボムは道中で拾えばいいわ。 それに3人がかりだし、ちゃちゃっといけるでしょ」
こうして3人は一路冥界をめざし、空を飛ぶ。
それではここからはサッカーがあまり関係ないので早送りでご覧頂こう。
313 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:35:17 ID:???
〜 1面 〜
妖夢「ゲェッ!? 何故幽々子様がここに!?」
幽々子「なんだか紫に連れ戻されてねぇ……さて、それはともかく……。
▼ ここに くろまくは おらんぞい くろまくは おそらく おてらのほうに おるはずじゃ」
早苗「……何の真似ですかね?」
霊夢「どうやら今回の幽々子はラスボスじゃなくて村人A的役回りのようね。
ここはありがたく助言を聞いて命蓮寺の方に向かいましょう」
妖夢「……でも命蓮寺の方々って、大会に出てる筈なんじゃないんですか?」
早苗「こまけぇこたぁいいです! 気にしちゃ負けなんですよ!」
幽々子「さて、これで役目は終わりね。 それじゃあ帰りましょう、っと」
〜 2面 〜
箒を持った少女「ぎゃーてーぎゃーてー」
早苗「むっ!? あれは妖怪ですか? 僧ですか?」
霊夢「妖怪ね。 私の勘は当たるわ」
早苗「ならば問答無用! 先手必勝! とえぇぇぇーいっ!!」
箒を持った少女「ぎゃああああああああああああああああ!!」
早苗「よし、悪は去りました! 次行きましょう、次!!」
妖夢「(本当に生き生きしてるなー……)」
〜 3面 〜
傘を持った少女「やった! 52スレ目にしてようやくわちきの出番来た! ……って」
早苗「…………」
傘を持った少女「うぎゃー!? 緑の化け物ー!?」スタコラスタコラ
妖夢「あ……逃げましたね中ボス」
霊夢「まあ時間もないし、中ボスがショートカット出来るのはありがたいわ。 次行くわよ次」
両腕前に突き出した少女「おなかすいたー!」
霊夢「……夢想封印」
両腕前に突き出した少女「やーらーれーたー!!」
こうして3人の少女たちは次々と面を突破していくのだった! 頑張れ、幻想郷の平和を守れるのは君たちだけだ!!
314 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:36:42 ID:???
大会2日目 〜パルク・デ・フランス 幻想郷Jrユース控室〜
幻想郷で激闘が繰り広げられている頃、外界でもまたサッカーにおいて激戦が繰り広げられようとしていた。
場所はフランス、パルク・デ・フランススタジアム。
今日の午前に行われる第一試合、幻想郷JrユースvsイタリアJrユースに備え。
幻想郷Jrユースの面々は、控室でミーティングを行っていたのである。
一同が揃ってパイプ椅子に腰をかける中、輝夜はホワイトボードに今日のスターティングメンバーを書き込み口を開く。
−J−H− Jリグル H反町
−−−−−
−−I−− I静葉
G−−−F Gパルスィ Fうどんげ
−−E−− Eヒューイ
−−D−− D美鈴
C−A−B C穣子 Aレティ Bチルノ
−−@−− @大妖精
輝夜「今日のスタメンはこれでいくわ」
静葉「(よし……! 博麗の巫女がいないからだけど……トップ下に返り咲けた!)」
メディスン「(わ、私じゃなくてうどんげを使うの……?)」
うどんげ「(や、やった! よし、昨日も練習したんだしきっと活躍できる!)」
美鈴「(わ、私がスタメン!? ふぉ、FWじゃないけど……やった! これでお嬢様にも面目が立ちます!!)」
ヤマメ「(うー……やっぱり出してくれないかー。 そりゃそうだよねぇ……)」
妹紅「(あれ? 今日は私はお休みかー。 まあ、他の皆だって頑張ってるんだもんね! よし、今日は応援頑張るぞ!!)」
このスタメンを見て、ある者は歓喜に沸き立ち、またあるものは落ち込み、またある者は特に何も思わず……。
それらを確認しながら、輝夜は今日の作戦について話し始める。
315 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:37:48 ID:???
輝夜「今日の試合、イタリアで警戒すべきはツートップのフランドールと諏訪子。
そして、鉄壁の守備を見せる四季映姫とジノ=ヘルナンデス君よ。
まず、守備陣! 穣子はレティと連携をして、センタリングを未然に防ぐのが仕事よ。
イタリアにサイドアタックは無いから、SBに配置はしているけれど中央寄りになってくれて構わないわ」
穣子「オッケー! 任せなさい!! 下手なパスはバンバンカットしてやるわ!」
輝夜「美鈴は空中戦での迎撃要員。 諏訪子、フランドール、どちらに上げられたものにも臨機応変に対応して迎撃に向かって。
とにかく空中戦に期待をしているから、下手なオーバーラップなんかはしないでいいからね」
美鈴「は……はい!」
輝夜「チルノはシュートブロックを担当して頂戴。 レティとの合体技でね。
レティも穣子とチルノ、どちらを飛ばすべきか状況をよく読んで頂戴」
チルノ「へへん、あたいがいればむしってんよ!」
レティ「ええ(土台としてしか価値がないと思われてるのかしら……まあ、いいけれどね……)」
輝夜「大妖精はとにかく自信を持ってセービングにいきなさい! フランドールと諏訪子は強敵だけど、あなたなら止められるわ!」
大妖精「は、はい……(チ、チルノちゃんがいるからボール飛んでこないよね……? あわわ、悪魔の妹さんとか怖いよ……)」
輝夜「中盤。 ヒューイは……敵の攻め手がパスが多くなると予想される以上、早めにプレスをかける事を意識して。
それと、もしも中盤でもたつくならいざとなればオーバーラップしなさい。
あなたのパスで攪乱して、相手の守備の隙を突くのよ」
ヒューイ「はーい」
輝夜「パルスィはいつも通り突破に命を賭けなさい。 あなたのドリブルならイタリアにも十二分に通用するわ」
パルスィ「パル! (当然じゃない……! 妬ましい……!!)」
輝夜「うどんげはサイド際の豊富な経験を生かして、守備に攻撃に走りなさい。
パスとドリブル、織り交ぜて攻撃するように」
うどんげ「は、はいっ!!」
輝夜「静葉は中盤を指揮し、ゲームをコントロールする事。 今日の試合、あなたの指揮力が左右をするわよ」
静葉「……はい」
316 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:39:01 ID:???
輝夜「ツートップ。 反町君とリグルは、とにかく点を取りなさい。
ただし、どうすれば点を取れるのか……搦め手なども混ぜながら、よく考えて動く事。
下手なシュートを撃てば体力を無駄に消耗するし、何より跳ね返される危険性もある。
いいわね? よく考えるのよ?」
リグル「ハッハァー! 大丈夫、このエース様がいれば間違いなく勝てるさ!!」
反町「はい!(スルーなんかも織り交ぜていけって事かな……確かに、リグルはダイレクトシュート強いし……試す価値はあるか)」
輝夜「ベンチの皆も、いつ出番が来るかわからない以上アップは怠らないで!
特にフランドールが相手な以上は、怪我人が出る可能性もあるからね……。
さ、それじゃあ行くわよ! 第2戦目も勝利で飾って、さっさと勝ち点トータル6点にしちゃいましょう!」
反町「よし、行こう! 行こうぜ、みんな!」
幻想郷Jrユース「「「「「おう!!」」」」」
317 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:40:07 ID:???
ゆかりん「は〜い、みんな元気してるぅ?
ウルグアイJrユース戦は一発勝利おめでとう! だけど、リーグはまだ始まったばかり……。
これから戦うチームはずっと強敵揃いよ! 今日戦うイタリアも、当然ながら侮れない敵だわ!
凶悪な決定力のフランに、得点力とポストプレイを併せ持つ諏訪子。
それに、ジノ=ヘルナンデス君と四季映姫の鉄壁コンビは、チートそのものと言って過言ではないわ。
それでも、穴はある筈だし反町君が実力を発揮すれば勝てない相手でもないわよ。 頑張ってね!
それじゃあ、試合開始前に恒例の敵・味方のフォーメーションチェックと評価値チェックよ!」
−−@−− @ヘルナンデス
D−B−A Dバサレロ Bゴルバテ Aトリノ
−−C−− C映姫
−−−−−
EI−GF Eフレッド Iコンティ Gマルコ Fディモス
−−−−−
−H−−− Hフラン
−−−J− J諏訪子
イタリアJrユース 4−4−2
幻想郷Jrユース 4−4−2
−J−H− Jリグル H反町
−−−−−
−−I−− I静葉
G−−−F Gパルスィ Fうどんげ
−−E−− Eヒューイ
−−D−− D美鈴
C−A−B C穣子 Aレティ Bチルノ
−−@−− @大妖精
318 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:41:34 ID:???
名前 || 反町 || 霊夢 || 魔理沙|| 早苗
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
美鈴 || + 1 || + 3 || − 1 || + 1
妖夢 || + 2 || + 1 || + 1 || + 1
リグル || + 4 || − 1 || − 3 || − 1
うどんげ || + 1 || + 2 || − 2 || + 1
お空 || − 4 || ± 0 || + 1 || + 3
パチュリー || + 2 || + 1 || + 4 || ± 0
てゐ || ± 0 || + 3 || − 1 || − 2
メディスン || + 1 || − 1 || − 1 || ± 0
静葉 || + 5 || + 3 || − 2 || + 5
パルスィ || − 1 || − 2 || − 1 || − 1
チルノ || − 2 || ± 0 || − 3 || ± 0
咲夜 || + 2 || + 2 || + 2 || − 4
レティ || + 1 || + 3 || ± 0 || ± 0
妹紅 || + 5 || + 2 || + 2 || + 2
穣子 || + 5 || − 3 || + 2 || + 3
にとり || + 3 || ± 0 || + 5 || + 1
ヒューイ || + 5 || − 1 || ± 0 || ± 0
妖精1 || + 1 || ± 0 || + 1 || ± 0
キスメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || + 3
大妖精 || + 3 || + 1 || − 2 || + 3
ヤマメ || + 1 || ± 0 || ± 0 || ± 0
−−−−− ++ − − ++ − − ++ − − ++ − −
総合 || 3 6 || 1 3 || 2 || 1 5
319 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:42:39 ID:???
ワァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァ〜ッ!! ワァァアアアアアアァァァ〜ッ!!!
ジョン「さぁ〜!! 国際フランスJrユース大会も、本日が2日目ッ!!
本日はここ、パルク・デ・フランススタジアムより、実況は私、ジョン=カタビラ。
解説はみなさんご存じ、南沢豪さんで、幻想郷vsイタリアの試合をお届けしようと思います!
今日はよろしくお願いします、南沢さん」
南沢「よろしくお願いします」
ジョン「さぁ、試合開始時間が近づき、両チームの選手達が入場をしてまいりましたッ!!
イタリアJrユースは前日の試合とスタメン、フォーメーション共に変わりありませんが……。
幻想郷はかなり大幅に変えてきていますね!」
南沢「幻想郷は選手層が厚いですからね〜。 今大会、何故か出場をしていない霊夢選手達がいなくても。
それを補えるだけの人材が多いです。
今まで日の目を見なかった選手達がどれだけ活躍してくれるか……それもまた、楽しみですね」
観客「うおおおおおおお! 幻想郷、イタリアぶっ殺せー!!」「フランス負けたんはイタリアのせいなんや!!」
「でもフランちゃんがゴールする所ならちょっと見たいかも」「映姫様にあの棒でしばかれたい」
こいし「うわーお……当人の私たちが言う事じゃないけれど、凄い反応だね……」
さとり「外の世界では、これが当然の光景なのでしょうか?」
ピエール「……いい意味でも悪い意味でも、熱狂的過ぎるファンというものはいるものさ。
どう考えても、イタリアを責めるのはお門違いなのだがな……」
ディアス「さてと、今日の試合はどうなっかなー。 ヘルナンデスだけならどう考えても幻想郷有利だったんだが……」
パスカル「昨日の試合を見る限り……イタリアの攻撃力は侮れなかったからな……」
永琳「今日の試合のキーマンは、幻想郷のツートップとイタリアの守備陣ね……。
イタリアの攻撃力の前には……幻想郷も、苦戦は免れない。 まず失点は必至。
ならば、ツートップがどれだけイタリアから点を取れるかが勝敗の分かれ目よ……」
320 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:43:46 ID:???
ビクトリーノ「シュートを撃ち返すなんて反則級だろ……」
萃香「なぁに、確かに跳ね返されりゃ大問題だが……逆にその上からゴールすりゃ圧倒的有利に立てる。
なんせシュートを跳ね返すのにゃ、体力がべらぼうにいるからね」
勇儀「要はこの試合、あの坊主や嬢ちゃんと閻魔様の力のぶつかり合いが肝って事さ! いいねぇ、やっぱ勝負事はこうでなくっちゃ!」
ビクトリーノ「……イタリアと戦う時は、わざわざあのDFにつっかかる事しないでくれよユウギ?」
勇儀「ん……あー、いや……了解了解。 チームの為に動くと約束したからね……うん、鬼は嘘つかん」
両チームの選手達が入場をしてくると同時、観客席から聞こえる大きな歓声とブーイング。
どうやらフランスサポーターの多くは、初戦でフランスを敗北に追いやったイタリアを恨んでいるらしく。
イタリアに敵意を向ける声が、少なくない。
だが、まともなサポーターもいるようで……イタリアで活躍をする派遣選手らに送る声もちらほら聞こえた。
これを聞いて、イタリアのメンバーたちもそこまでブーイングがひどくない事に安堵をしつつ。
幻想郷勢と握手を交わし、試合前にあいさつをしあっている。
フラン「あれ? 美鈴も出るの?」
美鈴「えへへ、は、はい。 まあ、FWじゃなくてDFなんですけどね」
フラン「ふーん。 じゃあ、美鈴も練習の時みたいにドッカーンってしちゃえるね!」
美鈴「ハッ!(し、しまった! DFとして出るって事はフランドール様に吹き飛ばされるって事じゃないですかー! やだー!!)」
穣子「ご機嫌麗しゅう、諏訪子様……今日はよろしくお願いします」
静葉「胸を借りるおつもりで、全力で戦わせていただきます」
諏訪子「うむ……うむ! よいよい……」
映姫「……そう、あなたは少し調子の乗りすぎる。 初心忘れるべからず。
よいですか、あなたがここまで強くなれたのも……」
リグル「(なんだかうるさいなぁ……チルノの言ってたみたいに、本当にめんどくさいなぁ閻魔って)」
紅魔館に籍を置く者たちは置く者たちで。
妖怪の山に住まう神様たちは、神様同士で。
そして、唯一、地獄を統括する閻魔様は――何やらリグルに小言を投げかけるのだが。
リグルはといえばただそれを右から左に受け流すだけである。
馬の耳に念仏とはこのことであろう。
321 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:44:54 ID:???
反町「(うぅん……なんというか、やっぱり外の世界に来た感じがしない。 派遣選手の方々のせいで)」
そして、そんな様子を反町は眺めていたのだが……。
ヘルナンデス「やぁ、ソリマチ君」
反町「ん? あ……ジノ=ヘルナンデス……」
そんな反町に声をかけてきたのは、イタリアのキャプテン――ジノ=ヘルナンデス。
すらっと高い長身に、奇妙になびく前髪。
ただ、どこか友好的な雰囲気を醸し出しており……昨日のビクトリーノよりは、幾段か温厚そうに見える。
無論、そんな友好的な態度の中にも、必ず勝ってやるという闘志のようなものは見え隠れしていたのだが……。
ヘルナンデス「イタリアに派遣された3人もいいけど、幻想郷Jrユースにはまだまだ隠れた逸材がいるみたいだね」
反町「(? 本当に友好的だな……奇妙なくらいに……)ああ……まあ、選手層の厚さが自慢だからな!」
ヘルナンデス「(本当に小さい子が多いや……一部でかいのもいるけど)」
ヘルナンデスの友好的な態度の裏には、幻想郷の見た目幼い少女たちを見て気分が高揚しているのが原因という事実があったのだ……。
当然ながらヘルナンデスの性癖など知らない反町はヘルナンデスをスポーツマンシップに厚い選手なのだと感じ。
そのまま握手を交わすのだが……。
反町「(さて、何か言っておこうかな?)」
A.「今日はいい試合にしような」 優等生的に話しておく
B.「ふふふ、その黄金の右腕、今日は俺が粉砕してやるぜ」 挑発である
C.「ところでイタリア生え抜きにはお前以外に目立った選手いないみたいだな」 従来のタレント不足を指摘する
D.「今日はよろしくな、ロリナンデス」 変な渾名をつける
E.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
322 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:45:31 ID:OfhwOf3U
D
323 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:46:50 ID:Z3VjhQm2
A
324 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:47:13 ID:r2DSLAt+
A
325 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:47:19 ID:c60iDbsQ
A
326 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:48:03 ID:???
反町のネーミングセンスはやはり穣子の影響なのかー?
327 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:53:55 ID:???
>A.「今日はいい試合にしような」 優等生的に話しておく
=========================================================================
ヘルナンデス「ああ、お互いベストを尽くそう(そしてバストは小さい方がいい)」
反町「……(なんでニヤニヤしてるんだろうこいつ?)」
模範的な挨拶をする反町に対して、ヘルナンデスもこれまた良識的に返答。
ある意味、ブラックファルコン涙目な展開となりつつ……。
こうして穏便に両チームの挨拶は為され、反町とヘルナンデスは審判の立会の元、コイントスを行う事となる。
ヘルナンデス「そちらが先に決めていいよ」
反町「そうか? じゃあ、表で」
ヘルナンデス「こちらは裏で頼みます」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★コイントス→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→スペード・クラブ+
金髪の少年「何とか協会から許しを得て合流を許された! 俺も入れてくれ」 イタリアの火力おかしいでしょう?
ダイヤ・ハート→幻想郷ボール
スペード・クラブ→イタリアボール
328 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:54:20 ID:???
★コイントス→
ハートQ
★
329 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:54:31 ID:???
★コイントス→
クラブ8
★
330 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 01:57:14 ID:???
幻想郷ボールで試合開始!という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。
331 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 01:57:34 ID:???
乙でしたー
332 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 02:46:59 ID:???
反町も貧乳好きのはずだし、ナンデスとわかりあえるのではないだろうか
333 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 03:23:14 ID:???
反町は早苗さんのむにゅーな浮き球に心を持っていかれたからw
334 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 14:20:38 ID:???
あれ、でもゆうかりんに抱かれて寝てなかったっけ、フィールドで。
335 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 16:09:35 ID:???
反町爆発しろ
336 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 17:15:46 ID:???
>ゆうかりんに抱かれて寝てなかったっけ
正確には寝たところを抱っこしてもらった
反町は貧乳への差別は許さないが
貧乳に比べて巨乳を差別することもないナイスガイだよ
ただすべてのおっぱいを平等に愛しているにすぎない
ロリ以外を見下してる感があるナンデスとは相容れないと思う
337 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 21:02:32 ID:???
ところで早苗さんまた常識なくなってね?
338 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 21:03:26 ID:???
毎度のことですw
339 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 21:12:27 ID:???
咲夜さんも異変解決に行くと思ったんだが、まさかの不参加かw
340 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 23:34:06 ID:???
>>331
どうも乙ありがとうございますー。
>>332-336
ヘルナンデス「大きいのも小さいのも好きとか……君には拘りはないのかい? そういうのを節操なしと言うんだ」
因みに幽香と添い寝をした事で、早苗さんは幽香をハレンチ妖怪と思っていますね。
>>337-338
常識はあります。ただ、妖怪退治が楽しみ過ぎてテンション上がってるだけですね。
>>339
早苗「咲夜は置いてきた、この戦いにはついてこれない」
霊夢「ああ、その方がいい」
341 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 23:35:09 ID:???
>★コイントス→ ハートQ =幻想郷ボール★
================================================================================
コイントスの結果、出た目は表。
反町は迷わずボールを貰い、ヘルナンデスは適当に陣地を得。
2人は再び握手を交わした後、それぞれの陣地へと戻り配置につきはじめるのだが……。
映姫「……ヘルナンデス君」
ヘルナンデス「ん? なんだい、エイキ?」
ギュッ、ギュッ、と両手を強く合わせて伸ばし、気合を込めるヘルナンデスに声をかける映姫。
陽気にヘルナンデスが何か用かと問いかければ……。
映姫は視線を観客席へと向けながら、小さく呟く。
映姫「……私たちがこのイタリアに来た理由、わかりますか?」
ヘルナンデス「? 幻想郷のレベルとやらに、大会参加チームを合わせる為だろう?」
映姫「それもあります……ですが、それだけではありません」
ヘルナンデスが回答をしたように、映姫を初め――各国に送り込まれた派遣選手の役目とは。
そのチームのサッカーのレベルを上げ、幻想郷と戦うにふさわしいものに昇華させるもの。
しかし、イタリアに派遣された3人の選手には……否――四季映姫には、それ以外の役目を負わされていた。
映姫「すぐにわかれとはいいません……ですが、この大会中に、悟ってください。
何故私たちが送られてきたのか――その真の意味を。
そして、自分が何をすべきか考えるのです。 それがあなたに出来る、善行ですよ」
ヘルナンデス「………………」
遠い目をして、観客席を見つめる四季映姫。
そこにこの試合を憤りと悲しみを持ちながら見守る若きサッカー戦士がいる事に……彼女は恐らく、気づいていたのだろう。
342 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/04(土) 23:36:17 ID:???
ピピィーッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
リグル「はい、反町!」
反町「よし……」
それぞれが配置についた後、審判の笛を合図に試合が始まる。
観客たちの大歓声を受けながらリグルが出したボールを受け、反町は周囲を確認し……。
まずはこの立ち上がりをどう攻めるべきだろうかと考える。
反町「(相手はイタリア……カウンターを得意とする守備的なチームだ。
下手な手を打てば手痛い反撃に合うんだが……ここはどうする?)」
A.まずは俺の突破力が通用するか試してやる! このまま中央突破だ!
B.いや、まずはエースにやらせるべきだ! リグルに突っ込ませるぞ!
C.パルスィの突破力に頼るしかないな! パルスィにやらせよう!
D.静葉さんにゲームメイクは任せるんだ! 静葉さんにパスだ!
E.昨日の練習で自信をつけたうどんげにやらせてみるか! うどんげにパスだ!
F.後ろからゲームを組み立てさせよう! ヒューイに戻すぞ!
G.先手必勝、速攻だ! 俺とリグルのトクシックチャドクガでいくぞ!
H.キックオフといえばシュートだろ!(更に選択)
I.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
343 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 23:36:51 ID:OfhwOf3U
D まずはタックルの強いFWをパスでいなすべ
344 :
森崎名無しさん
:2011/06/04(土) 23:38:42 ID:VQjuqC/+
D
345 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 00:18:38 ID:???
>D.静葉さんにゲームメイクは任せるんだ! 静葉さんにパスだ!
===================================================================
反町「(……まずは静葉さんに任せよう。 俺は前に出てチャンスを待つんだ!)」
静葉「(信頼には応えるわよ、一樹君)」
自らが打って出るでもなく、チームNo.1の突破力を持つパルスィでもなく。
反町がここで選んだ選択肢は、今日の試合トップ下として出ている静葉にゲームメイクを任せるというものだった。
小さく後ろに蹴り出し、ゴール前へと急ぐ反町とリグルを見ながらボールを受け取った静葉は。
その背中を見返しつつ、敵の陣形を改めて把握しようと見やる。
静葉「(……中盤は4人がフラットに並んでいる分、サイドアタックも有用とは言えないわね。
とはいえ、中央突破も人数をかけられてつぶされる可能性も高い……と。
何よりもFWが前に来てしまうから……私じゃキープできるかどうか……。
やはり、実力的にここを崩させるのはパルスィに任せるしかないわね……!)」
グォッ!
フラン「あーっ! もうっ、ドッカーンってしようとしたのにィ!!」
静葉「(……今日の試合、接触プレイは怖いわね)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardフォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
★フラン→ ! cardパスカット 50 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉のパスが左サイドを走るパルスィに渡る! パルスィ、そのまま左サイドアタック!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(諏訪子がフォロー)(フレッドとパルスィで競り合い)(リグルがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
346 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:20:03 ID:???
★静葉→
ハート8
フォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
347 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:21:07 ID:???
★フラン→
クラブQ
パスカット 50 +(カードの数値)=★
348 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 00:40:55 ID:???
>★静葉→ ハート8 フォーリンパス 58 +(カードの数値)=66★
>★フラン→ クラブQ パスカット 50 +(カードの数値)=62★
>≧2→静葉のパスが左サイドを走るパルスィに渡る! パルスィ、そのまま左サイドアタック!
===========================================================================================
ビュンッ! シュパッ!!
フラン「あー、もうっ! とれない〜っ!!」
静葉「(飛ぶ方向はてんで闇雲だけど……方向さえ合っていればあっさり奪われそうね)」
吸血鬼特有の驚異的な身体能力は特筆すべきものがあるフランドール。
しかし、彼女が優れているのはその身体能力と暴力的なプレイ1点のみであり。
ことパスやパスカットという繊細なプレイは苦手としていたのだった。
そんなフランドールが、静葉の精密パスを奪える筈もなく……ボールはそのまま左サイドを走るパルスィが悠々とトラップする。
フレッド「こっちに来たか……止めてやる!」
コンティ「おう!」
パルスィ「パルパルパル……! かかってきなさい……!
守備力自慢だか何だか知らないけれど、私の突破を止めれる者などオータムスカイズくらいしかいない!!
ああもう、妬ましい……!」
349 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 00:41:57 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パルスィ→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)=★
★コンティ→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★フレッド→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィが一気に左サイドを駆け上がった! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがフォロー)(幻想郷スローイン)(イタリアスローイン)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
パルスィ:ダイヤで「グリーンアイドモンスター(+4)」、ハートで「グリーンアイドモンスター-easy-(+2)」
350 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:43:50 ID:???
★パルスィ→
ハート2
ドリブル 58 +(カードの数値)=★
351 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:44:43 ID:???
★コンティ→
スペード3
タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
352 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:46:23 ID:???
★フレッド→
ハート9
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
353 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 00:48:07 ID:???
フラグたてるからこうなる
354 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 01:20:49 ID:???
>★パルスィ→ ハート2 ドリブル 58 +(カードの数値)+(グリーンアイドモンスター-easy-+2)=62★
>★コンティ→ スペード3 タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=57★
>★フレッド→ ハート9 タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=64★
>≦−2→イタリアボールに。
=====================================================================================
ギュインッ!
コンティ「うっ……!(こ、これが噂の金縛りみたいにする能力か……!)」
相手を睨み付けるだけで、敵の動きを鈍くするパルスィの必殺技――グリーンアイドモンスター。
従来のものよりもやや弱めの出力で繰り出されたこの技は……しかし、それでもコンティには十分に効き。
パルスィはその横を軽やかな足取りで通り抜けようとするのだが……。
ズザァッ! バチィッ!!
フレッド「オータムだかなんだか知らないが、今お前が戦ってるのはそんなチームじゃないぞ!」
パルスィ「パ、パルゥッ!?」
反町「なっ……パ、パルスィ!?」
しかし、パルスィは少々イタリアの守備陣を甘く見過ぎていた。
技をかけるだけかければ、自分の技術なら問題なく抜けると踏んでいたが為か……。
コンティの背後からボールを奪いに来ていたフレッドに対し特にフェイントなども入れず。
これを見て、フレッドが見事にスライディングタックルで隙を見計らいボールを奪い取ったのである。
ジョン「あっ……ああぁっとぉ!? 駄目です、パルスィ選手! まさかの突破失敗!!
幻想郷No.1ドリブラーも、流石にイタリアの厚い守備を突き崩すのは難しいか!?
フレッド選手、ボールを奪いましたァッ!」
反町「(……今のはパルスィの油断があったとはいえ……それでも並大抵の選手じゃ取れるようなもんじゃなかった。
やっぱり守備は堅いぞイタリア……!)」
フレッド「よし……頼む、マルコ!」
マルコ「おうっ!」
355 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 01:21:49 ID:???
幻想郷トップドリブラーのパルスィが、名も無い選手に止められるという珍しい事態に一同は困惑しつつ……。
一方でイタリアはボールを回しつつ、中央を上がり始めていたマルコへ向けてパス。
まずはある程度キープをしてから前線の諏訪子に届けようとするのだが……。
静葉「(キープ力はそれほどではない筈……私でも奪える範囲よ!)」
マルコ「(ここを何とか耐えて……スワコさんにパスだ!)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★マルコ→ ! cardドリブル 51 +(カードの数値)=★
★静葉→ ! cardタックル 49 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マルコがキープに成功し、諏訪子にパス! しかしトラップした所をヒューイが襲う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ディモスがフォロー)(ディモスとうどんげで競り合い)(うどんげがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
356 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:22:20 ID:???
★マルコ→
クラブA
ドリブル 51 +(カードの数値)=★
357 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:22:23 ID:???
★静葉→
ハート6
タックル 49 +(カードの数値)=★
くらえ!
358 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 01:54:06 ID:???
>★マルコ→ クラブA ドリブル 51 +(カードの数値)=52★
>★静葉→ ハート6 タックル 49 +(カードの数値)=55★
>≦−2→幻想郷ボールに。
==============================================================================
もた…… もた……
静葉「(……攻撃は下手という噂だったけれど、それでも穣子くらいには上手いのね。
でも、これくらいなら私でも……!)」
マルコ「う、うわっ!?」
イタリアの中盤の攻撃力が低いと言うべきか、それとも静葉が思った以上に頑張ったと言うべきか。
マルコはボールをキープしきれず、静葉があっさりとボールを奪取。
そして、そのままある程度上がりミドルサードへ差し掛かった所で前を走る反町に向けて一気にパスを送ろうとするが……。
映姫「(……彼女のパスは私でも確実に止められるとは言い難いですね。
となると、私は通った時に備えるべきですが……)」
ヘルナンデス「トリノ、前に出てコースを塞ぐんだ!」
トリノ「オッケー!」
ジョン「おっとォ!? これは幻想郷、前半開始早々にシュートチャンスが巡ってくるかァ!?
静葉選手、前線の反町選手に向けてラストパスを送ろうとするが……しかし、イタリアもこれを阻みに来ている!
果たしてイタリア、再びピンチを未然に防げるか!?」
反町「(……映姫さんは動かない。 シュートに備えるつもりか……!)」
静葉「(四季映姫が相手でも……一樹君なら……!)」
トリノ「(止めてやる!)」
359 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 01:55:29 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardフォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
★トリノ→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉のパスが反町に通った! ウルグアイと違って早々にシュートチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(うどんげがフォロー)(うどんげとディモスで競り合い)(ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
360 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:55:57 ID:???
★静葉→
ハートQ
フォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
361 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:56:05 ID:???
★トリノ→
スペードQ
パスカット 54 +(カードの数値)=★
362 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:56:24 ID:???
Qさん大判振る舞いw
363 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 01:59:17 ID:???
今回は早めに反町にシュートチャンスが来てよかったね!
という所で本日はここまでです。
それでは、お疲れ様でしたー。
364 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 01:59:58 ID:???
魔王VS閻魔乙でしたー
365 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 23:13:32 ID:???
>★静葉→ ハートQ フォーリンパス 58 +(カードの数値)=70★
>★トリノ→ スペードQ パスカット 54 +(カードの数値)=66★
>≧2→静葉のパスが反町に通った! ウルグアイと違って早々にシュートチャンスだ!
=================================================================================
バシュウッ!
トリノ「!? と、取れないっ……!」
静葉「(……よし、私のパスなら十分通用をする!)」
大会No.1の守備力と称されるイタリアだが、それでも流石に静葉の精密パスを簡単には取れず。
ゴール前に走りこむ自身に向けて出されたボールを反町は振り返りながらワントラップ。
そのまま地面にボールを落としてから反転し、ゴールを向くのだが……。
映姫「………………」
反町「(やっぱりゴール前で待ち構えている……か!)」
ジョン「あぁぁぁぁあああああああああああああ〜っとぉ!? 幻想郷、これはいきなりの得点チャンス!!
幻想郷キャプテンの反町選手へとボールが渡り、シュートチャンスとなったァ!!
しかし、イタリアのゴール前には鉄壁の守備力を誇る四季映姫選手とヘルナンデス選手がいますッ!!
果たしてこの2人の守るゴールをこじ開ける事が出来るか、反町選手!?」
観客「あのエイキっていうの、昨日の試合でナポレオンのシュートを跳ね返した奴だよな……」「ま、また跳ね返したりするのかな……」
当然のようにイタリアゴール前には幻想郷No.1DFと謳われる四季映姫が佇み。
その背後ではヨーロッパNo.1キーパーの呼び声高いヘルナンデスが、いつでもセービングに行けるよう構えを取る。
リグル「ハッハァー! 反町、ここはエースに任せろ!!」
反町「(前半まだ10分と経ってない……いつもならこれ以上ない得点チャンスだけど……。
下手なシュートは跳ね返されてしまう可能性もある。 そうすればチャンスどころか一気にピンチだ。
どうする……? ここは……)」
366 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 23:14:59 ID:???
A.まずは様子見! 普通のシュートだ!(シュート値:59(1/2で+3) 消費ガッツ:80)
B.これならどうだ! ポイゾナスドライブだ!(シュート値:66 消費ガッツ:200)
C.全力全壊! オータムドライブだ!!(シュート値:68 消費ガッツ:250)
D.シュートが跳ね返されるならドリブルで突っ込む! 一対一を狙うぞ!!
E.いや、いったん横のリグルにやらせてみる! リグルにハイボールだ!
F.いや、ここはいったん横のうどんげに振る! うどんげにパスだ!
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
*反町のガッツは 880/880 です。
>>364
どうも乙感謝ですー。
367 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:17:17 ID:U7ydIhcA
C
368 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:18:21 ID:TkIFqS0E
C
369 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:18:34 ID:xHR0P8p+
E
370 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:25:59 ID:???
さて、仮に得点できずとも映姫を吹っ飛ばせればこの後は楽になるが…どうなるかな
371 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:27:30 ID:???
翼「それよりリグルの出番まだー?」
372 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 23:31:27 ID:???
>C.全力全壊! オータムドライブだ!!(シュート値:68 消費ガッツ:250)
==================================================================================
反町「(いや……ここは勝負だ! 跳ね返される事を怯えてチャンスを無駄にするのが一番いけない!)」
臆するよりも勝負を仕掛ける方がいいと判断した反町は、迷う事なく素早く右足を振りかぶる。
幻想郷全土を揺るがす程にまで研ぎ澄まされた、反町一樹の完成されたシュート――オータムドライブ。
しかし、彼が今まで戦ってきたのは――幻想郷でNo.1と称されるDFやGKではなかった。
果たして彼のシュートが、幻想郷No.1DFと称される四季映姫に通用をするのか否か……。
全ての答えはこの試合で出される事となり……そして、これはその1回目の勝負となる。
グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
ジョン「おぁああっとぉ!? これは反町選手、勝負を仕掛けるッ!!
右足を大きく振りかぶり、得意のドライブシュートの構えだァァアアッ!!
しかし、イタリアもこれを防ぐ為にシュートコースを塞ぎセービングに行くゥッ!!
果たしてこれは決まるかァッ!?」
南沢「最悪でもこぼれ球にしなければなりませんね。 四季映姫選手に跳ね返されては危険です!」
反町「いくぞっ! オータムドライブだァァアッ!!」
ヘルナンデス「(ドライブシュートならば落ちる所を止める! 止めてみせる……!!)」
映姫「…………!」
373 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/05(日) 23:32:28 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→ ! cardオータムドライブ 68 +(カードの数値)=★
★映姫→ ! cardブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(BorW+1)=★
★ゴルバテ→ ! cardブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→ ! card黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、うどんげがフォロー、バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(リグルがねじ込み、右コーナーキック、バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
反町:「オータムドライブ」には吹っ飛び係数5がついています。
スキル「ポイゾナスセンス」により、ダイヤ・ハートを出した場合次からキーパーに−2の補正。
映姫:ダイヤかハートで「浄玻璃審判(+10、成功時敵シュート力+10で撃ち返す&300消費)」、
スペードで「失敗浄玻璃審判(ブロック力+8、成功してもこぼれ玉&250消費」
374 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:32:42 ID:???
★反町→
ダイヤQ
オータムドライブ 68 +(カードの数値)=★
375 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:32:48 ID:???
★映姫→
クラブ2
ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(BorW+1)=★
376 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:32:50 ID:???
★映姫→
クラブ8
ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(BorW+1)=★
377 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:33:39 ID:???
★ゴルバテ→
ハート3
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
378 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:33:48 ID:???
★ゴルバテ→
クラブ7
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
379 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:34:25 ID:???
★ヘルナンデス→
ダイヤ4
黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=★
380 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:34:26 ID:???
★ヘルナンデス→
スペード3
黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=★
381 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:34:28 ID:???
★ヘルナンデス→
スペード7
黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=★
382 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:34:28 ID:???
やった!Qさんありがとー!
383 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:34:40 ID:???
★ヘルナンデス→
ダイヤK
黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=★
384 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:37:18 ID:???
決まったからよかったが、えーきっき鬼強いな
カウンター発動で反町と同値とか…
385 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:37:42 ID:???
欲を言えば映姫様にガッツを無駄に消費させたかったけど、
ポイゾナスセンスも発動した上で先制点、とほぼ最高の結果だな。
386 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:42:20 ID:???
これは…リグルにはハイボール勝負に専念させた方がいいねえ
ロリナンデスも相当のものだけど、えーき様の発動率ハンパない
387 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:43:28 ID:???
リグルに打たすんなら反町でスルーかけましょ
リグルのシュート跳ね返されても余裕で失点しそうですし
388 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:45:09 ID:???
地上の彗星62じゃかなりの不利になる上に反射されたら大妖精に止めようがないw
389 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:46:24 ID:???
スルーかけてやってライトニングならいけるいける
390 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:48:45 ID:???
出だしとしてはこれ以上ないが、問題はここからだよなぁ。
相手の攻撃を防げるかどうかがかなり怖い。
391 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:53:11 ID:???
今更なんだけど、ライトニングってスウェーデン戦でJOKER覚醒して64じゃない?
どっかで計算間違ってたらごめん
392 :
森崎名無しさん
:2011/06/05(日) 23:53:52 ID:???
いや65だったはず
393 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:13:49 ID:???
BorWは白黒はっきりしていない、つまり同点状態で発動するスキルと根拠もなく予想
394 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:21:23 ID:???
>★反町→ ダイヤQ オータムドライブ 68 +(カードの数値)=80★ *ポイゾナスセンス発動!*
>★映姫→ クラブ2 ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(BorW+1)=60★
>★ゴルバテ→ ハート3 ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=57★
>★ヘルナンデス→ ダイヤ4 黄金の右腕 65 +(カードの数値)+(パーフェクトキーパー+1)=70★
>≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
===================================================================================
ドゴッ!
反町「(最高のインパクトだ……! よし……)いっ……けェェェェェエエエエエエエエエエッ!!!」
バシュッ! ドギュルルルルルルルルルブバァァァアアアアアアアッ!!
映姫「!? (これは……跳ね返せないっ!)」
ゴルバテ「う、うおおおおおおおおおおおおおっ!?」
バギャアアアアッ!!
前半開始まだ10分にも満たないこの時間帯で、反町一樹は己に出せる最高威力に近いシュートを射出した。
元々幻想郷トップのシュート力を持つ反町の100%に近いシュートは、それだけで殺人級である。
これを前にして、幻想郷No.1DFである映姫は――即座に跳ね返せるものではないと確信する。
反町に対抗するようにしてあげていた左足は空を切り、圧倒的な威力を伴ったボールは映姫の華奢な体をしゃくり上げ。
後ろに控えていたゴルバテもまた、紙屑のようにして吹き飛ばされる。
そして、空高く飛翔した秋の弾丸は急降下をしてゴールを狙い突き進むのだが……。
395 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:22:26 ID:???
ヘルナンデス「(エイキがこうも簡単に吹き飛ばされるとは……だが……ッ!!)必ず……止めるッ!!」
バシィィィィィイッ!! ……ググググッ!!
イタリア最後の壁――ジノ=ヘルナンデスが高く飛び上がりながらその右腕を翳しボールに真っ向勝負を挑む。
しかし、彼は一つの過ちを犯してしまっていた。
それは、右腕一本で反町のオータムドライブに対抗しようとしてしまった事である。
既にこの世代としては、どのストライカーよりも一歩先に行ってしまっている反町のシュートは。
如何にこの世代でもトップクラスのキーパーであるヘルナンデスといえど右手一本では止められず……。
ヘルナンデス「ぐっ……ぐああああああああああああっ!?」
バコォンッ!! バシュウウウウウウウッ!!
グローブが千切れとばんばかりに弾き飛ばされ、それでもボールは威力を殺される事なくゴールネットへ吸い込まれる。
ピピィーッ!!
こうして前半開始から僅か7分。
鉄壁と謳われたイタリアの守備陣は――黄金の右腕を持つ少年の守るゴールは。
秋の空の大砲によって、粉砕されてしまったのだった。
幻想郷Jrユース 1−0 イタリアJrユース
396 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:23:27 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「ゴッ、ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッ!!
ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッ!!
こ・れ・は・凄まじいィィイイッ!! 凄い、凄いシュートが出てしまったァァア〜ッ!!
反町選手、イタリアの誇る鉄壁の守備陣をその右足の一振りで粉砕したァアッ!!
四季映姫選手、ヘルナンデス選手は揃って吹き飛ばされてしまっています!!
これが幻想郷最強のストライカーの実力なのかァッ!?」
南沢「今のは完全にボールを捉えていましたよねぇ」
観客「こ、こんなに早く先取点取っちゃうって……」「昨日のウルグアイ戦はなんだったのか」
「今はパチュリーの話していないだろ! いい加減にしろ!!」
あまりにも早い幻想郷の得点……そして、イタリアの失点。
これには観客席もどよめきながら、しかし、反町のシュートに対して大きな賛辞と歓声を贈る。
先日のウルグアイ戦ではどこか失敗ばかりが目立っていた為に反町のシュートに対して高い評価はされなかったのだが。
この先取点によって、観客たちもいよいよ反町のシュートが規格外であるという事実に気づき始めていたのである。
反町「よし……! (まずは先取点だ……! だけど、残り試合時間を考えたら全然安心できないな……)」
一方、このゴールを決めた反町はといえば、先取点の事実に喜び。
また、幻想郷No.1DFと呼ばれる四季映姫。ヨーロッパNo.1キーパーと呼ばれるジノ=ヘルナンデス。
2人を相手にして完璧にゴールを奪ったという事実に、ストライカーとしての充足感を感じてはいたが……。
しかし、それと同時にまだこの1点だけでは全然安心が出来ないと感じていた。
言っては悪いが、咲夜も早苗もいない守備陣ではイタリアのツートップを相手にするのは不安要素が多すぎるのである。
397 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:24:48 ID:???
静葉「やったわね、一樹君……」
リグル「流石は私の相棒だね。 よし、次は私がライトニングリグルキックで決めるよ!」
パルスィ「妬ましい……! やはりオータムスカイズは妬ましい……!」
うどんげ「や、やったね!(うぅ、やっぱり凄いシュート……人間なのになんでこんなの打てるんだろ……)」
そして、このゴールを見て前線メンバーも反町の元に集まり。
それぞれかける言葉に差異はあるものの、概ね反町のゴールを祝福し。
幸先のいいスタートを切れた事に満足をしている様子であった。
反町「(よし、みんなの意気もいいようだな。 さて、ここはなんといっておくべきか……)」
A.「いや、これは幾らか幸運もあった。 次も確実に決められるとは限らないさ」 謙虚に謙遜しておく
B.「大会No.1ストライカーの座は俺のものだからな。 こんな所で足踏みしていられないさ」 強気に返答しておく
C.「これからも俺にどんどん回せ! 俺に回してくれれば決めてやる!」 キャプテンの頼もしさをアピールする
D.「みんな、気を引き締めろ! この1点を返す為に、イタリアは猛攻を仕掛けてくる筈だ!」 守備に意識を集中させる
E.「閻魔だか鉄くずの右腕だかは知らんが、この大会の敵は誰だろうと俺が凌辱しつくしてやるぜ!」 凌辱宣言
F.何も言わない。 反町一樹はクールに去るぜ!
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
398 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:25:48 ID:qsqG3LTo
A
399 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:26:09 ID:j2BzbrBk
D
400 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:26:14 ID:lFXoYOb6
B
401 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:26:30 ID:2RQxdm+Y
B
402 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:27:32 ID:???
鉄くずの右腕w
403 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:28:07 ID:HYgbxsoQ
A
404 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:30:02 ID:???
リグルが怒らない事を祈っておこう
405 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:32:15 ID:???
ヘルナンデス66もあるのか…
こりゃ超森崎とかどんなことになるんだ…
406 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:34:08 ID:???
リグルはエースだから
407 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:36:49 ID:???
超森崎の頑張りで68くらいと予想してたんだが、もうちょいあるかもしれない。
さすがに70はないと思いたかったが、萃香で69出してるしなぁ。
408 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:38:26 ID:???
しかし超モリサキはスタミナが低すぎるから仮に70だとしても攻略はできるはず
409 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:47:44 ID:???
>B.「大会No.1ストライカーの座は俺のものだからな。 こんな所で足踏みしていられないさ」 強気に返答しておく
===========================================================================================================
静葉「あら……まあ……」
パルスィ「パル……!」
うどんげ「ひ、ひえっ……」
昨日、観客席で出会った西ドイツの皇帝――カール=ハインツ=シュナイダー。
彼に対して大会No.1ストライカーの座は自分がもらうと宣言をした時から、反町の中で何かが変わったのか。
いつになく強気な宣言を周囲に向けてした事により、うどんげやパルスィ、静葉といった者たちは目を丸くして驚く。
しかし、もともとは反町の弱気な態度に苛立ちを感じていたパルスィに。
敵に対して闘志を燃やし、加えて言えば自分のポジションと被らない場所で活躍するのなら別段構わないというスタンスの静葉とうどんげは。
反町の意見を肯定的に受け止めるのだが……。
リグル「………………」
しかし、ここに1人の自称エースがいる。
彼女の目指すエースとは、即ち、何でも出来るスーパープレイヤー。
ドリブルもパスもタックルもパスカットもブロックもポストプレイもトラップもクリアーも。
何もかもで一番になる事を目指すという何とも途方もないものだった。
その中には当然ながらシュートの項目も含まれており、リグルは反町の宣言を聞いてしばし呆然としていたのだが……。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★図と調子に乗りまくりんぐ→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER・クラブA→翼「反町、お前は何を言っているんだ」 ゲェー!? 別会場で試合中の翼さんが来ちゃいましたー!?
ダイヤ・ハート→リグル「(まあ反町はシュートしか取り柄ないもんね……仕方ないか)」 納得納得。
スペード→リグル「(まあ目指すだけならタダだしね……うん、目標は高くすべきだよ)」 納得。
クラブ→リグル「何言ってるんだよ、反町! 大会一番は私に決まってるでしょ!!」 リグル怒った。
410 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:48:34 ID:???
★図と調子に乗りまくりんぐ→
ダイヤ8
★
411 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/06(月) 00:49:13 ID:???
JOKER出なくてよかったねという所で本日はひとまずここまでです。
それでは、お疲れ様でしたー。
412 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:49:36 ID:???
JOKERとクラブAwwwwww
手羽先乙でしたー
413 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 00:50:30 ID:???
乙です
JOKERかクラブA出て欲しかったw
414 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 01:09:35 ID:???
乙でした
しかし判定の一文、反町調子に乗りすぎだって警告なんだろうか?
415 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 01:11:48 ID:???
いやリグルの事だと思うよ
416 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 23:23:16 ID:???
普通に反町のことじゃない?
調子にのるの悪いことじゃないしな
417 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 23:26:41 ID:???
反町は調子には乗ってないでしょう
本気で世界一のストライカー目指し始めた影響から出た発言じゃない?
418 :
森崎名無しさん
:2011/06/06(月) 23:35:50 ID:???
それより、ここで翼出てきたらどうなってたのかが気になるw
419 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 00:33:40 ID:???
>>412-413
>>418
出てたら大変な事になってましたね、たぶん。
久しぶりのバッドエンドだったんじゃないでしょうか?
>>414-417
判定の一文はリグルの事です。
反町が図や調子に乗ってるかどうかってのは、まあ、皆さんの考え次第でしょうが……。
少なくとも反町が世界一のストライカーになる!と言って、無謀だなぁ……と考える人は一部除いてあまりいませんね。
本日は更新ちょっとお休みです。ごめんなさい。
それでは。
420 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 23:31:00 ID:???
>★図と調子に乗りまくりんぐ→ ダイヤ8 =リグル「(まあ反町はシュートしか取り柄ないもんね……仕方ないか)」 納得納得。★
=========================================================================================================================
この反町の発言に対して、リグルは特に反発はしなかった。
ただ、これはあくまでも反町に対して好意を抱き、反町の事を相棒と認めているからこそであり。
もしもほかの者が同じような事を言っていれば、真っ先に反発するか或いは腹を抱えて笑っていたであろう。
リグル「(反町もシュートは凄いもんね。 うん、それじゃあ私も反町と一緒に大会No.1ストライカーを目指すぞ!
……あれ? No.1って1人だけだっけ? ん???)」
静葉「(……また何かおかしな事を考えてそうな顔してるわね)」
とにもかくにも、こうしてさりげなく反町は今大会の目標を公然と発表し。
周囲に受け入れられながら、自陣へと引き上げてゆく。
DF陣達にもこの宣言をした所、やはりとも言うべきか反町を恐らくこのチームで一番買い、全幅の信頼を寄せ。
更には勝気な態度を好む穣子は満面の笑みで反町を祝福したのだが……。
一方で大妖精はといえば、顔面を蒼白させてぷるぷる恐怖に震えるのだった。
穣子「あの四季映姫をぶち破れるんだもん。 あんたならやれるわよ! この調子で2点目も頼むわよ!!」
反町「ああ!」
大妖精「(あわわわ……や、やっぱり反町さんはヤる気満々なんだ……! やっぱり逆らっちゃ危険だよぅ……!)」
※穣子と大妖精の評価値が+1されました(穣子は既に+5なので支持率が+1されます)。
先取点を挙げたので反町の支持率が+1されます(先のものとあわせ、合計+2です) 反町支持率:52→54
こうして幻想郷Jrユースがいいムードのまま試合再開に臨もうとしていた頃。
一方でイタリアJrユースの面々は、悔しそうな面持ちをしながらもそれぞれ配置につき始めていた。
自慢の守備陣が試合開始僅か7分で崩壊し、先取点を上げられたというのは確かに痛い。
だが、逆を言えば試合時間は残されている状況――ならば、当然ながらまだまだ勝機はあるのである。
まだまるで焦るような時間ではないのだ。
421 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 23:32:13 ID:???
ヘルナンデス「……しかし、完全にやられてしまったね。 なんなんだあの化け物は……」
映姫「あれでも噂によれば全盛期に比べて幾らか周囲のレベルに合わせ落ちたようですよ」
ヘルナンデス「……幻想郷で戦ったGKやDF達に同情するよ。
ところでエイキ、跳ね返せそうかい?」
映姫「……無論です。 私の【浄玻璃審判】は相手の罪をそのまま罰として返す事。
彼もまた、罪を犯した咎人に過ぎません。
ならば私の【浄玻璃審判】で跳ね返せぬ道理はない。 次こそは跳ね返して見せますよ」
ヘルナンデス「いざとなれば撃たれる前に止めてくれよ」
映姫「それもまたわかっています(……ふぅ、しかし、まさかいきなり失点してしまうとは。
ここから勝利を目指すには再び同点という有耶無耶な状態にしなくてはなりませんが……。
……四の五の言っても始まりませんね。 早く同点にし、白黒はっきりつけられた状態にしなければ)」
フラン「うー……いいなぁ、相手の人間はー。 私もドッカーンしたいのに!」
諏訪子「ま、次はこっちのキックオフだし、時間はまだまだある。 いくらでも機会は巡ってくるさ」
ピィーッ!!
早い段階で失った点を、こちらも早い段階で返さなければとイタリアの面々が思う中、再び吹かれる審判の笛。
試合再開がなされると同時、イタリアツートップが持ったボールは素早く中盤まで下げられ。
ツートップがかけあがる時間を稼いだ後、前に向けて蹴りだされる。
コンティ「(俺たちの突破力じゃ中盤を抜き去るのは無理だからなぁ……パスで逃げ切るしかないか!)それ、いくぞフレッド!」
フレッド「おうっ!」
リグル「(よーし、ここでボールを奪って今度は私が点を取るぞー。 だって私はエースだし!)」
パルスィ「妬ましい……! 活躍するのが概ねオータムスカイズの連中ばかりで妬ましい……!」
422 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 23:33:14 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★コンティ→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★リグル→ ! cardパスカット 51 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)+(人数差補正+1)=★
★パルスィ→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→コンティのパスが右サイドを走るフレッドに渡る! フレッド、そのままサイドチェンジ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(フランがフォロー)(フレッドとヒューイで競り合い)(ヒューイがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
423 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:34:07 ID:???
★コンティ→
スペード4
パス 54 +(カードの数値)=★
424 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:34:10 ID:???
★リグル→
クラブ5
パスカット 51 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)+(人数差補正+1)=★
ハッハァー!
425 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:36:35 ID:???
★パルスィ→
クラブ2
パスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)+(人数差補正+1)=★
426 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:37:50 ID:???
なるほどーエースの自覚とはそういうスキルだったのね
427 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:41:28 ID:???
発動条件がよくわからないんだがわかったの?
428 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:43:45 ID:???
チームメイトが自分より先に点取ると発動?
だとしたらエースの自覚というよりは橋姫系な気がするが…
429 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:44:23 ID:???
あくまでも推測だけど、エース=一番得点しているべき
いま反町が得点したから自分も得点したい
→そうするためにエースの自覚が自分の潜在能力を引き出す、つまりパワーアップかな?
430 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:48:21 ID:???
点を取りたいと思わせる環境に置くと全能力+1とか?
431 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 23:53:09 ID:???
>>426-430
スキルの効果などについてはJrユース編が終了してからのお楽しみです。
それまでは手探りで条件などを探してくださいw
>★コンティ→ スペード4 パス 54 +(カードの数値)=58★
>★リグル→ クラブ5 パスカット 51 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)+(人数差補正+1)=58★
>★パルスィ→ クラブ2 パスカット 52 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)+(人数差補正+1)=56★
>=0→ボールはこぼれ球に。フレッドとヒューイで競り合い
================================================================================================
バッ!
リグル「リグルカットだ!!」
コンティ「なにィ!?」
反町「(リグル……お前はパスカット技覚えてないだろう……フラグはあるけど……)」
技の有無はともかく、エースとしての誇りや自覚を胸にパスに食らいつこうと飛びつくリグル。
パスを出す事自体は得意なものの、読む事は苦手とする彼女は基本的にパスカットが苦手だったのだが……。
それでも辛うじて頭で弾き、ボールは山なりになりながら中央へと寄ってゆく。
これを見て慌ててパスを受ける筈だったフレッドがフォローに向かうのだが……。
しかし、これにはボランチであるヒューイもまた飛び上がりながら競り合いに行く。
ダダダダダッ!!
ヒューイ「(パスで逃げられるからここでボール貰わないと〜……でも、競り合い苦手なんだよね……)」
フレッド「(ここでボールを奪って……一気にスワコさんへ!)」
432 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/07(火) 23:54:09 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フレッド→ ! card高いトラップ 53 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardふわふわジャンプ 51 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フレッドがトラップ! そして、ボールはそのままゴール前の諏訪子へ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(フランがフォロー)(うどんげがフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→ヒューイがクリアー! ボールは反町のもとへ!
433 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:54:23 ID:???
★フレッド→
クラブ9
高いトラップ 53 +(カードの数値)=★
434 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:54:35 ID:???
★ヒューイ→
クラブ8
ふわふわジャンプ 51 +(カードの数値)=★
435 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:55:05 ID:???
★ヒューイ→
ダイヤ6
ふわふわジャンプ 51 +(カードの数値)=★
436 :
森崎名無しさん
:2011/06/07(火) 23:56:13 ID:???
流されるかな?
437 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:07:45 ID:???
>★フレッド→ クラブ9 高いトラップ 53 +(カードの数値)=62★
>★ヒューイ→ クラブ8 ふわふわジャンプ 51 +(カードの数値)=59★
>≧2→フレッドがトラップ! そして、ボールはそのままゴール前の諏訪子へ……の筈がヒューイの反則?
==================================================================================================
ふわふわと柔らかなジャンプでボールを弾き返そうとするヒューイ。
その意気込みは見事なものであったが、しかし、彼女は自身で自覚をしていたように競り合いという行為そのものが苦手だった。
故に、相手との距離感やぶつかり方などをうまく調整できず……。
ガガッ!!
フレッド「うおっ!?」
ヒューイ「(あ、し、しまった!)」
自身より高く飛び上がったフレッドに強く接触をしてしまう。
フレッドにとっては幸いと言うべきか、ヒューイに接触をされてもボールを零さず確保は出来。
怪我らしい怪我もしなかったのだが……。
審判「………………」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★審判の判断→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→審判「あんな小さな子に接触されるとはうらやm……けしからん! フレッドの反則!!」 審判もロリ・コンナンデス
ダイヤ→審判「(怪我も特にないし流しておくか……)」 笛を吹かず! プレイ続行!
ハート・スペード→審判「(流すけど幻想郷の7番(ヒューイ)には罰則を!)」 プレイ続行だがヒューイには後で注意するぞ!
クラブ→審判「(笛を吹くだろ。常識的に考えて……)」 ピピィーッ!!
438 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:08:15 ID:???
★審判の判断→
ダイヤ7
★
439 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:23:51 ID:???
>★審判の判断→ ダイヤ7 =審判「(怪我も特にないし流しておくか……)」 笛を吹かず! プレイ続行!★
======================================================================================================
ヒューイのプレイを悪質なものではないと判断したのか、流す事にした審判。
これを見てヒューイはホッと安堵をするのだが……一方でフレッドはといえば。
ゴール前に駆けこむ諏訪子の姿を見ながら、急いでボールを大きく叩こうとする。
ジョン「あっ……とぉ!? これはヒューイ選手、反則を犯したようにも見えましたが……。
プレイは続行! 続行です! そして、ボールを持ったフレッド選手は一気にパスの構え!
これは前線、ゴール前の諏訪子選手へのパスだァ!」
フレッド「頼む……スワコさんっ!!」
諏訪子「ゲロゲロ……任せておきなよ〜」
バシュウッ!!
その小さな体躯からは考えられない、驚異のジャンプ力を持つ諏訪子。
彼女にボールを渡しさえすれば、何とかなる筈だと希望的観測を抱きながらボールを出すフレッドだが……。
しかし、その高く山なりのパス――本来ならばパスカットに入る事が出来ないそのパスにも。
飛びつける事が出来る技を持つ選手が、今日の試合――幻想郷では左SBとして先発をしている。
穣子「おっしゃあ、早速私の出番ね! 飛ぶわよ、レティ!」
レティ「(……頼むわよ、穣子。 あなたを飛ばす以上、チルノをすぐに飛ばす事は出来ない。
シュートを撃たれたら危険なのよ……!)」
美鈴「(なんだか期待されてない気がする……そういえば私、テンプレに載ってないし存在感無いのかな……)」
440 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:24:51 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フレッド→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★穣子→ ! cardオータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フレッドのパスが諏訪子に! 諏訪子、そのままヘディングの構えだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(フランがフォロー)(チルノがフォロー)(美鈴がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
441 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:25:18 ID:???
★フレッド→
ハート9
パス 54 +(カードの数値)=★
442 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:27:31 ID:???
★穣子→
ダイヤ3
オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★
443 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:27:43 ID:???
なんで!?
444 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:31:05 ID:???
素直に通してたほうがましだったかもなw
445 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:31:07 ID:???
パス通るよりヤバくないこれ
446 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:31:45 ID:???
嘘だといってよバーニィ!
447 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:34:37 ID:???
それでも門番なら……門番なら何とかしてくれる
448 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:48:21 ID:???
>★フレッド→ ハート9 パス 54 +(カードの数値)=63★
>★穣子→ ダイヤ3 オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=62★
>=1→ボールはこぼれ球に。フランがフォロー
=============================================================================================
ガキィィィッ! バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
穣子「呼ばれて飛び出てうおおおおおおおりゃああああああ……って、しまったァ!?」
バチッ! コロン……
反町「みっ……穣子おおおおおおおっ!?」
静葉「(ちょっと待ちなさい! その方向には……)」
フラン「やった〜♪ ただでボールがきた〜♪」
大妖精「ひっ……ひゃああああああああああああああっ!?」
どれだけ優秀な選手でも、失敗をする事もある。
弘法も筆の誤り。河童の川流れ。河童のコーチ失敗。河童の愛弟子を放っておいたらやさぐれてしまったでござるの巻。
などなどの数々の格言からもわかるように、いつでもプレイを成功させる選手というものはいないのだ。
だからこそ、穣子がこのパスを完全に奪えず、弾くだけにとどまってしまうのも致し方ない事ではあるのだが……。
今回はその失敗した状況が、あまりにも悪すぎた。
ジョン「あっ……ああああああああああああああああああっ!? これは穣子選手、辛うじてボールをはじき……。
しかしっ! このボールはゴール前に駆けてきていたFWのフラン選手がフォローしてしまったァ!!
爆発的なキック力は姉であるレミリア選手をも上回るというフランドール選手ッ!!
ここは嬉々としてシュートに向かうッ!! こ、これは危険です幻想郷ゥゥッ!!」
449 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:49:48 ID:???
フラン「えへへ〜♪」
レティ「め、美鈴! 時間を稼いで!! 最悪突破されても構わないから……チルノ! 早くこっちへ!」
チルノ「おーっ!」
美鈴「じ、時間稼ぎの肉壁ですかァ……!?」
レティ「あなたならやれるわ……! そう、体力が結構多いあなたなら!!」
美鈴「吹き飛ばされるの前提じゃないですかー! やだー!!」
フラン「めーりん、遊んでくれるの?」
美鈴「ううう……(シュートで吹き飛ばされるのとドリブルで吹き飛ばされるの、どっちがマシなんでしょう?)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フラン→ ! cardドリブル 53 +(カードの数値)=★
★美鈴→ ! cardタックル 50 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フラン、美鈴を吹き飛ばして突破。そのままシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(諏訪子がフォロー)(チルノがフォロー)(レティがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
フラン:ダイヤで「フォーオブアカインド(+4&吹っ飛び係数1)」、ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数1)」
スキル「悪魔の妹」により全接触行動・シュートに吹っ飛び係数1、相手の怪我判定が1段階UP。
ただし自分のカードがクラブで必ず反則(相手もクラブの場合は通常反則判定)
450 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:50:13 ID:???
★フラン→
スペードA
ドリブル 53 +(カードの数値)=★
451 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:50:16 ID:???
★美鈴→
クラブ5
タックル 50 +(カードの数値)=★
452 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 00:51:01 ID:???
出来れば後1欲しかったが、やるじゃないか美鈴。
453 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 00:53:44 ID:???
辛うじてフランちゃんのシュートを阻止した所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。
454 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 03:35:59 ID:???
乙でした!
455 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 18:48:55 ID:???
そのままレティが大きくクリア→判定でJOKER→そのままゴールイン!
になったらいいなぁ…乙
456 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 23:33:25 ID:???
>★フラン→ スペードA ドリブル 53 +(カードの数値)=54★
>★美鈴→ クラブ5 タックル 50 +(カードの数値)=55★
>=−1→ボールはこぼれ球に。レティがフォロー
====================================================================
幻想郷サッカー界において、風見幽香と並び立ち破壊の象徴とされるフランドール=スカーレット。
そんな彼女に相対するのは、同じチームに所属をする木端妖怪――紅魔館の門番、紅美鈴である。
元はGKでありながら、しかし、あまりにもセービングの才が無い為にフィールダーにコンバートした彼女は。
その分野においてはGKの時以上の存在感を出す事に成功をしていたのだが……。
しかし、それでも空中戦くらいしか取り柄と呼べるものは無かった。
いくらフランドールの突破力が一流選手と比較をすればいくらか落ちるものとはいえ、美鈴に止められる道理はなかったのだが……。
美鈴「(力に力で抗おうとしては吹き飛ばされるのは自明の理です! 私とフランドール様の力差的に考えて。
激流を制するは静水……! 力ではなく、技で……!)ハァーンッ!!」
ギュッ! バチッ!!
フラン「うわぁっ!?」
美鈴「(よかった……命を投げ捨てずに済んだ……)」
フランドールに真正面から勝負を仕掛けるのは下策だと判断した美鈴は、フランドールのパワーを殺しつつ。
かつ、ボールを零せるような絶妙なタイミングでスライディングタックルを敢行。
拳法家的に考えて恐らくは相手の呼吸を読むのが上手いのだろうそのタックルを前にしてフランドールはキープが出来ず。
零れたボールは土台になろうとしていたレティが慌ててフォローをするのだが……。
ジョン「おっとぉ!? これはフランドール選手、突破に失敗したァ!!
零れたボールはCBのレティ選手が急いでフォロー! ここは素早くクリアーがしたい、幻想郷ッ!」
レティ「(あら、美鈴が止めた……結果オーライね。 とはいえ、まだ油断は出来ない。 早くこのボールをクリアーしないと!)」
457 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 23:34:40 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★レティのクリアー→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→クリアーしたボールはそのまま敵ゴールまで伸びてゆき……。 レティ「あの技を使う時が来たようね……」 チルノ「おー!」
ダイヤ→レティがクリアー成功! ボールは左サイドのパルスィがフォロー!
ハート→レティがクリアー成功! ボールは右サイドのうどんげがフォロー!
スペード→レティがクリアー成功! しかし、ボールはマルコがフォロー!
クラブ→諏訪子「クリアーさせると思うてか!」 ゲェー、諏訪子様がカットにきた!
>>454-455
どうも乙感謝ですー。
458 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:34:52 ID:???
★レティのクリアー→
スペードK
★
459 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:52:10 ID:???
まるちゃんがフォローか
460 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 23:52:12 ID:???
>★レティのクリアー→ スペードK =レティがクリアー成功! しかし、ボールはマルコがフォロー!★
==================================================================================================
レティ「(くっ……狙いをつけてる暇はないわね! とにかく、ゴール前から離す!)」
ドゴォッ!!
諏訪子がゴール前にいる以上、キープ力の無い自分がボールをいつまでも持っている訳にはいかないと大きくクリアーをするレティ。
そのクリアーには諏訪子も飛びつけず、ぐんぐんとボールは伸びてゆくのだが……。
やはり狙いをつけられなかった為か、ボールはセンターサークル手前で陣取っていたイタリアMF――マルコがフォロー。
当座をしのげこそしたものの、まだイタリアがボールを有するという状況となってしまう。
ジョン「あっとぉ!? レティ選手のクリアーは……しかし、イタリアがフォローした!
まだイタリアの攻撃は終わっていません!」
ヘルナンデス「マルコ、もう一度前に送れ! 今度こそスワコちゃんに渡すぞ!」
マルコ「オ、オッケー! よし……!!」
反町「(とことんFWの2人で空中戦を仕掛けるつもりか……! くそっ、美鈴さんもまだ体勢を整えられてないし……。
穣子を飛ばそうにも、レティさんもすぐに土台にいけないか……! ここで止めるしかない!)いくぞ、うどんげ、ヒューイ!」
うどんげ「わ、わかった!」
ヒューイ「うー……(パスカット苦手なのにな〜……)」
461 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/08(水) 23:53:16 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★マルコ→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★反町→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★うどんげ→ ! cardパスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ヒューイ→ ! cardパスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マルコのパスが諏訪子に届く! 今度こそヘディングにいくぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(コンティがフォロー)(リグルがフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
反町:ダイヤで「スベスベマンジュウガニカット(+2)」
ヒューイ:ダイヤで「体のどこかにパスカット(+3&Aでハンドの反則)」
462 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:54:04 ID:???
★マルコ→
ダイヤ7
パス 54 +(カードの数値)=★
463 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:54:08 ID:???
★反町→
ハートK
パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
スベスベ!
464 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:54:19 ID:???
★うどんげ→
スペードJ
パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
465 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:54:42 ID:???
★ヒューイ→
ダイヤ7
パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
466 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:55:07 ID:???
反町ナイス過ぎる
467 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:55:12 ID:???
前回がイマイチだった分、今日は反町の調子がいいようです
468 :
森崎名無しさん
:2011/06/08(水) 23:58:26 ID:???
反町のK引きがうれしい反面
うどんちゃんの活躍が見られなくて
ちょっと残念な自分がいる
469 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:00:51 ID:???
スロースターターのうどんちゃんはもっと時間経ってから使ったほうがいいんじゃにいか?
今は我慢よ
470 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 00:08:46 ID:???
>>459
カルツ「静岡県民と聞いて飛んできたわい」
>>466-467
反町は好不調の波が激しいですね
>>468
申し訳ありませんが以前言ったように反町の覚醒は無しとなってます。ご了承ください。
>★マルコ→ ダイヤ7 パス 54 +(カードの数値)=61★
>★反町→ ハートK パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=66★
>★うどんげ→ スペードJ パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★
>★ヒューイ→ ダイヤ7 パスカット 51 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(体のどこかにパスカット+3)=62★
>≦−2→幻想郷ボールに。
===============================================================================================
タタタッ バシィッ!!
反町「貰った!」
マルコ「とほほ……あたしゃ所詮モブキャラだよ……」
反町「(……なんか急にキャラ変わったぞこいつ)」
うどんげ「(わ、私よりもパスカット上手いよ〜……結構自信あったのになぁ……)」
パスを出したマルコの急激なキャラ変化に戸惑いつつも、反町は無事にパスカットに成功。
FWでありながら世界を相手にも十分通用するその技術を見て、周囲のものは目を丸くするのだが……。
一方でボールを持った反町はといえば、さてどうしたものかと眉間に皺を寄せつつ思案する。
反町「(今は前半15分って所か……うぅん……さて、どうしたもんだろう?
ここまで静葉さんを多用してきたから、逆にうどんげを使うか……それともパルスィにまたやらせてみるか……。
リグルもボールをくれって顔で思いっきりこっちを見てるんだよな……ここは……)」
471 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 00:09:54 ID:???
A.このまま俺が持って上がるぞ! 俺様の(やや)華麗な美技に酔いな!!
B.それでもエースなら……エースならなんとかしてくれる……リグルに任せよう!
C.信頼と実績の静葉さんにお任せしよう!
D.とにかくパルスィにガンガン突っ込ませるんだ! パルスィにやらせるぞ!
E.ここだ、ここでうどんげアタックだ! うどんげに任せるぞ!
F.ヒューイに預けて攻撃参加させてみよう! ヒューイにやらせるぞ!
G.俺とリグルの高速ワンツーで一気に抜き去ってやるぜ!
H.ボールを持ったらすぐシュートに行くんだよ!(更に分岐します)
I.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
*反町のガッツ 625/880
472 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:10:10 ID:obbBQQMY
B
473 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:10:42 ID:nMG5V2QY
C
474 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:10:51 ID:kz/I9V8I
B
475 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:11:24 ID:lAdxMVEI
E
476 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:12:49 ID:???
ちびまるこwww
477 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:20:24 ID:???
ポイズンさんの十八番、名前でキャラ付けが決まった〜!
478 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:22:43 ID:???
次のターゲットはアルゼンチンのパルスあたりかなw
479 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 00:32:13 ID:???
>>476-478
今回は
>>459
さんのまるちゃん呼びが無ければ思いつきませんでした。私もまだまだですね。
>B.それでもエースなら……エースならなんとかしてくれる……リグルに任せよう!
=============================================================================
反町「(……なんだかやる気にあふれてるみたいだし、やらせてみるか!)いけ、リグル!」
リグル「ハッハァー! 真打登場だー!」
ここはいつも以上にやる気に満ち満ちているように見えるリグルにやらせるのがいいだろうと反町は判断。
即座にリグルへとボールを渡し……これを持ったリグルは、迷う事なく中央突破を仕掛ける。
守備を得意とするイタリアを相手に、単騎での突撃はあまりにも無謀に見えるが……。
しかし、当のリグルはそんな事などまるで気にしてなどいない。
エースである自分が止められる事などあり得る筈が無いと考えながら、自信満々に直進をする。
ジョン「あっとぉ!? これは幻想郷、反町選手がボールを奪い……これをツートップの片割れ、リグル選手が持ち一気に中央を突破する!
今大会、初戦では貴重な先取点を挙げ、活躍が期待されているリグル選手!
果たして今度も初戦のように活躍が出来るでしょうか!?」
リグル「するに決まってるさ〜! だって私はエースだ!!」
コンティ「(ここで止めないと……!)いくぞ、フレッド!」
フレッド「おう!」
480 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 00:33:19 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグル→ ! cardドリブル 54 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
★コンティ→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★フレッド→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リグル、イタリアの中盤を突破! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(静葉がフォロー)(幻想郷スローイン)(映姫がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
リグル:ダイヤかハートで「リグルーレット(+3)」
481 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:33:36 ID:???
★リグル→
ハート9
ドリブル 54 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
482 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:33:45 ID:???
★リグル→
ハート7
ドリブル 54 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
483 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:34:08 ID:???
★コンティ→
スペード3
タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
484 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:35:55 ID:???
★フレッド→
スペード8
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
485 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:37:17 ID:???
静葉さん…と思いきやルーレット発動で抜いたか
486 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:37:52 ID:???
ある意味やばいかも。地上シュート撃っちゃったら最悪一気に同点だ。
487 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 00:38:28 ID:???
くるくる回って突破したところで本日はここまでです。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした〜。
488 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:38:49 ID:???
ああ、性格的にエイキ相手でもシュートで真っ向勝負しそうだよなw
489 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:41:06 ID:???
魔法陣リグルグル乙でしたー
490 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:41:32 ID:???
弾き返されるとか、本気で欠片も考えないだろうからなw
それがいいところでもあるんだけど
491 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 00:42:52 ID:???
調子に乗ってるときだけ、まんま女の子版来生の思考回路になっちゃいますからねw
492 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 16:35:28 ID:???
後はスキル・何があっても落ち込まないさえあれば完璧だな
493 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 19:12:25 ID:???
そのスキルはプラスよりマイナスばかりが目立つわw
494 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 23:40:37 ID:???
>>485
ルーレットのお陰で割と突破力も高いリグルですね。
>>486
>>488
さてさて判定はどうなるでしょうか……。
>>489
リグル「ただしシュートは尻から出る」 どうも乙感謝です。
>>490-493
調子に乗る時はとことん乗り、落ち込む時はとことん落ち込むのがリグルですからね……。
>★リグル→ ハート9 ドリブル 54 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)+(リグルーレット+3)=67★
>★コンティ→ スペード3 タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=57★
>★フレッド→ スペード8 タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★
>≧2→リグル、イタリアの中盤を突破! そして……?
========================================================================================
ぐるぐるぐるっ!
コンティ「うおっ!?」
フレッド「く、くそっ……!」
リグル「わはははは! 私のリグルーレットが止められるもんかーっ!!」
コンティ「(ただのルーレットの癖に……!)」
一体どこで誰に習ったのかは知らないが、幻想郷時代に開発をしていたリグルのドリブル技――リグルーレット。
それはリグルと名はついているものの、要はただのルーレットであり。
欧州で戦ってきたイタリアJrユースのメンバーにとっては見慣れたものだったのだが……。
高速で繰り出すルーレットを前にコンティ達は翻弄され、リグルはそのまま一気に突破してしまう。
ジョン「あっとぉ! これはリグル選手、華麗なルーレットで見事に敵守備陣を翻弄!
そのままぐんぐんと進み、バイタルエリアへと侵入してしまったぞォ!?
これはシュートチャンスだァッ!!」
ピエール「確かに上手いルーレットではあるが……何故リグルーレットなどという名前がついているんだ?」
さとり「……彼女の心は、よく読めません。 というか、意味がわかりません……」
リグル「(さてと、そろそろシュートレンジか〜。 うーん、ここは……)」
映姫「………………」
495 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 23:41:37 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグルの判断→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→チルノ「あたいだ! あたいにもってこい!」 リグル「よし、撃てチルノ!」 反町「何やってんのー!?」
ダイヤ・ハート→リグル「橋姫、アシストつけさせてあげるよ! ハイボール上げて!」 ライトニングでいくぞ!
スペード→リグル「ハッハァー! ウルグアイでも決めたし、今度も地上の彗星だァ!」 地上の彗星でいくぞ!
クラブ→リグル「このままキーパーも抜き去ってやる〜!」 突っ込んだ〜!!
496 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:42:32 ID:???
★リグルの判断→
スペードQ
★
497 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:43:35 ID:???
ぎゃあああ! あとは神頼み…!
助けて閻魔さま…あれ?
498 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:45:43 ID:???
すまん、Qさんに裏切られた…orz
499 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 23:54:39 ID:???
>★リグルの判断→スペードQ =リグル「ハッハァー! ウルグアイでも決めたし、今度も地上の彗星だァ!」 地上の彗星でいくぞ!★
====================================================================================================================
リグル「(ライトニングリグルキックもいいけど……なんだかあのGKには近づきたくないし……。
それに、ライトニングリグルキックよりも地上の彗星の方が疲れないもんね)
よ〜し、いっくぞォォオオオオオオオオオオオオッ!!」
グワァァアッ!!
リグルの最大威力を出せるシュートは、得意なダイレクトシュートのライトニングリグルキックである。
しかし、リグルはここであえてミドルシュートの地上の彗星を放つ事を選択した。
理由としてはウルグアイ戦でも見事に決まった事――そして、体力の消耗が少ない事が挙げられ……。
リグルはそのまま一気に右足を振り上げ、シュート体勢に入るのだが……。
反町「(確かにウルグアイでは決まったけど……ヘルナンデスも映姫さんもウルグアイの守備以上の堅さだぞ!?
ち、地上の彗星で決まるのか……? 最悪、跳ね返されるんじゃ……)」
レティ「……大ちゃん、セーブの準備を一応しておいて。 チルノ、こっちへ!」
大妖精「(うううううう、リ、リグルちゃんのシュート……。
ライトニングリグルキックじゃないから吹き飛ばされないかもしれないけれど……)」
チルノ「んー? なんで? リグルは決めるよ、レティ?」
ジョン「あっとぉ〜! これはリグル選手、得意の浮き球で勝負しないッ!!
ミドルシュートを撃ちに行くゥゥゥッ!! しかし、イタリアもこれを防ごうとしっかり壁を作っているぞ!?」
映姫「(あのライトニングリグルキックとかいうので来てくれれば、跳ね返した時にかなりの威力となっていた筈ですが……。
……まあ、跳ね返せるか否かは運が絡みますからね。 ここは止めやすそうな分、良かったと考えておきましょう)」
ヘルナンデス「(こんな早い段階で……2失点なんてしてたまるか!)必ず止める……!」
リグル「食らえ〜! これで2点目だ〜!!」
500 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/09(木) 23:55:46 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグル→ ! card地上の彗星 62 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
★映姫→ ! cardブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★バサレロ→ ! cardブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ゴルバテ→ ! cardブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★ヘルナンデス→ ! card黄金の右腕 65 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がねじ込み、反町とディモスで競り合い、ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がねじ込み、左コーナーキック、トリノがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
映姫:ダイヤかハートで「浄玻璃審判(+10、成功時敵シュート力+10で撃ち返す&300消費)」、
スペードで「失敗浄玻璃審判(ブロック力+8、成功してもこぼれ玉&250消費」
501 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:55:58 ID:???
★リグル→
ダイヤ3
地上の彗星 62 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
502 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:56:06 ID:???
ヘ タ れ る !
★映姫→
ダイヤ4
ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
503 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:56:19 ID:???
★映姫→
ハート5
ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
504 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:57:51 ID:???
★バサレロ→
JOKER
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
505 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:58:05 ID:???
★バサレロ→
スペード4
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
506 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:58:16 ID:???
★ゴルバテ→
ハートA
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
507 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:58:25 ID:???
リグル、アウトー。
まあ、これはしょうがないわな…
508 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:58:33 ID:???
★ヘルナンデス→
スペード9
黄金の右腕 65 +(カードの数値)=★
509 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:59:05 ID:???
さ、気を取り直して勝ち越し点狙おうか。
510 :
森崎名無しさん
:2011/06/09(木) 23:59:21 ID:???
バサレロにすら止められている件について
511 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:00:47 ID:???
逆に考えよう、ライトニングなら絶望的だけど地上の彗星ならまだなんとかなる範囲だと
512 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:02:16 ID:???
大ちゃんの奇跡を信じるか…
513 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:02:50 ID:???
信じるものは救われるのデース
514 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:03:50 ID:???
威力は76か 大ちゃんいくつだっけ?
515 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:09:50 ID:???
エースの自覚はリグル固有のスキルだから72+カードでカウンター
大ちゃんは距離補正+8付加、実質威力64のシュートのはず
516 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 00:16:36 ID:???
>★リグル→ ダイヤ3 地上の彗星 62 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=66★
>★映姫→ ダイヤ4 ブロック 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(浄玻璃審判+10)=71★
>★バサレロ→ JOKER ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=69★
>★ゴルバテ→ ハートA ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=55★
>★ヘルナンデス→ スペード9 黄金の右腕 65 +(カードの数値)=74★
>≦−2→イタリアボールに……というかシュートに!
====================================================================================
シュパァァァァンッ!
リグルの放った地上の彗星は、地を這うようにしてゴール目掛け飛び向かう。
低い弾道ならば映姫とて跳ね返す事は出来ない……とリグルが考えたかどうかは知らないが。
少なくとも、反町はこの低弾道ならばシュートとして打ち返す事は不可能だろうと傍目で見て考えていた。
しかし、その考えは即座に覆される事となる。
バッ! グォォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
反町「!?」
リグル「えっ……!?」
映姫「己の力量を計る事も出来ず、無謀な突撃を仕掛けるのは勇気でも蛮勇でもない!
それはただの向こう見ず! つまるところ、ただの馬鹿です!
貴方がすべきは自らの足りぬを知り、足るを知る! その手に余る栄光を求めぬ事! それがあなたに出来る善行です!!
そして――これが……貴方の罰ッ!!! タアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
ギュバッ……! バッグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
レティ「! チルノ、いくわよっ!!」
チルノ「へぁっ!?」
517 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 00:17:37 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★映姫→ ! card地上の彗星浄玻璃審判 73 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離ペナ+3)=★
★美鈴→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離ペナ+4)=★
★穣子→ ! cardブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離ペナ+5)=★
★レティ→ ! card顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離ペナ+5)=★
★大妖精→ ! cardローリングパンチング 63 +(カードの数値)+(距離ペナ+8)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(諏訪子がフォロー、フランがフォロー、うどんげがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→映姫のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(諏訪子がフォロー、右コーナーキック、うどんげがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
穣子:ダイヤで「麦のカーテン(+4&100消費)」
チルノ:スキル「最強」によりカードが9かQの場合15になる。
518 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:17:56 ID:???
★映姫→
スペード10
地上の彗星浄玻璃審判 73 +(カードの数値)=★
519 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 00:18:37 ID:???
すみません、ヒューイ〜チルノの判定は正しくは以下でした。間に合えばこちらでお願いします。
★ヒューイ→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+3)=★
★美鈴→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+4)=★
★穣子→ ! cardブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=★
★チルノ→ ! card顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=★
520 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:18:55 ID:???
★ヒューイ→
スペード5
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+3)=★
521 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:19:04 ID:???
★ヒューイ→
クラブ8
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(距離ペナ+3)=★
522 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:19:29 ID:???
★美鈴→
クラブK
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+4)=★
523 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:19:47 ID:???
★穣子→
ダイヤ2
ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=★
524 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:20:31 ID:???
★チルノ→
ハート6
顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=★
525 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:20:35 ID:???
★大妖精→
クラブJ
ローリングパンチング 63 +(カードの数値)+(距離ペナ+8)=★
526 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:20:36 ID:???
★チルノ→
クラブ2
顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=★
527 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:21:43 ID:???
…弾いた?
528 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:21:47 ID:???
大△
529 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:22:16 ID:???
エースの自覚も映姫様に適用されるんだなー。マジ恐ろしい性能だ。
530 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:22:36 ID:???
GK大妖精にしてよかったー、まだ大ピンチだけど
531 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:23:04 ID:???
エースの自覚もシュート値扱いなのか
大ちゃんすごす
532 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:24:20 ID:???
これもしかしてフリーでケロちゃんシュート?
533 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:25:31 ID:???
フォローだから体制崩れた状態で一対一かな
534 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:27:16 ID:???
カウンターシュートでのこぼれ球だから拾うのには時間かかるはず
ある程度は戻った味方と勝負して1対1かな?
535 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 00:27:47 ID:???
>>527-529
ギリギリ弾いてますね。大ちゃんマジ大ちゃん。
>>531
本編でもvsサンパウロ戦で翼がトニーニョのシュートを跳ね返した際。
フリー補正やミラクルドライブの補正がかかっていましたので、このスレでも補正はつくとしてます。
536 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 00:39:50 ID:???
浄玻璃審判は何回使えるんだろ
今ので300消費したから多くてもハーフ挟んで3回くらいだろうか
537 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:05:04 ID:???
>★映姫→ スペード10 地上の彗星浄玻璃審判 73 +(カードの数値)=83★
>★ヒューイ→ スペード5 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+3)=57★
>★美鈴→ クラブK ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+4)=71★
>★穣子→ ダイヤ2 ブロック 47 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)+(麦のカーテン+4)=60★
>★チルノ→ ハート6 顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(距離ペナ+5)=77★
>★大妖精→ クラブJ ローリングパンチング 63 +(カードの数値)+(距離ペナ+8)=82★
>=−1→ボールはこぼれ球に。諏訪子がフォロー
=============================================================================================================
ギュワァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!
ヒューイ「な……何……これ……」
美鈴「ぜ、全力で飛んでも追いつけないィッ!?」
穣子「(反町のオータムドライブ……以上!? うそォッ!?)」
スライディングシュートの要領で、地面に滑り込むようにしながらシュートを跳ね返す映姫。
常人ならばブロックをする事すら難しいリグルの地上の彗星を、しかし、映姫は完璧に捉え。
滑り込みながら前に突き出した右足に当たり、ボールはリグルが放った時のそれの速度を超えて一気に幻想郷ゴールへ向かう。
イタリア陣地深くからのシュート――ならば誰でも簡単に防げるのではないか……。
カウンターシュートの原理を知らぬ者ならば誰でもそう思うかもしれないが……しかし、話はそう単純ではない。
確かに距離が離れている分、DF達には守備に向かうだけの時間があるが……。
跳ね返された事でシュートの威力は倍以上に膨れ上がっており、ブロックをする事は至難の業。
ボランチのヒューイやブロックを不得手にしている穣子、そして元GKの経験を生かしたブロック技術を見せる美鈴ではまるで歯が立たず。
事実上、このシュートを止められるのはチルノと大妖精の2者だけに限定されてしまうのだが……。
チルノ「リ、リグルのシュートがなんで跳ね返されてんのぉ!?」
レティ「(くっ……チルノが動揺している……!?)」
538 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:06:04 ID:???
チルノはこのカウンターシュートを見て、らしくもない動揺をしてしまう。
それは自身が認める親友――リグルのシュートが跳ね返されてしまった事が原因だったのだが……。
とにもかくにも、結果から言えば、動揺しプレイが散漫になってしまったチルノにこのシュートは止められなかった。
だが、チルノがいなくても後ろにはそのチルノと共に苦楽を共にしてきた秋空の守護神がいる。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる……
大妖精「ま、回って……何でも止めますよ〜っ!!」
チルノがいる以上……彼女を悲しませてはならない。
チルノがいる以上は、チルノがいる間だけは、無失点で切り抜けなければならない。
チルノに依存をし、チルノの為にプレイをする肝が小さくも器が大きい妖精は握りこぶしを作りながら回転をつけ……。
グバチィィィイイイイイイイイイイイイイイインッ!!
辛うじて低弾道で跳ね返ってきたボールを叩き、ゴールに入るのを阻止する事に成功するのだった。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ……ああああああああああああああああああああああああああああああああっ!?
え、映姫選手ッ! お得意のカウンターシュート、浄玻璃審判を放ちましたが……!!
き、決まらないィィイッ!!
これを幻想郷のこの試合スタメンキーパー、大妖精選手が辛うじて弾いたァッ!!
ボールはこぼれ球になったぞォ!!」
さとり「……流石にお空のシュートを何度も止めたキーパーですね」
ナポレオン「あの跳ね返されたシュートを……防ぐのかよ……!」
ピエール「(カウンターシュートにゴールを奪われたさとりに、その失点のきっかけを作ったナポレオン……。
……少なからず思う所があっても不思議ではないか)」
さとり「……聞こえてますよ、ピエール君」
539 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:07:13 ID:???
リグル「は……はぁ……(あ、あれ? なんで私のシュートが跳ね返されてるの? ??????)」
反町「(あ、危なかった……輝夜さんの言うように大妖精をスタメンにして正解だったな!
……って、ちょ、ちょっと待て!? DFは全員ブロックに飛んでるから……)」
映姫「(むぅ……決まりませんか。 罪を罪と意識させる為にも、決めたかった所ですが……)」
この大妖精のファインセーブに実況席も観客席も沸き……幻想郷勢はほっと安堵するのだが……。
しかし、まだプレイは終わっておらず、続行中である。
大妖精が防いだのも、あくまでも辛うじてボールに触れた事によってゴールを割らせないというギリギリの防ぎ方。
つまるところ、パンチングで味方がフォローしやすい方向へと弾く事は出来なかったのである。
そして、幻想郷陣の守備陣は全員がブロックに飛んでおり……こぼれ球をフォロー出来る人材は殆どいない。
結果、零れたボールを拾ったのは――イタリアの選手であった。
ポテンッ……バシィッ!
諏訪子「あーうー! まだだ! まだボールは生きているッ!!」
フラン「ボールは無機物だよ? だから壊しても面白くないんだよね〜」
諏訪子「万物には神様が宿ってるんだよ? だから生き死にもあるのさ! とまあ、それはともかく……ゴールは貰った!」
零れたボールを拾ったのは、映姫がカウンターシュートを発動させた瞬間にゴール前に駆けあがり始めていた諏訪子である。
いざとなればねじ込もうとかけていたのだが、やはりゴール前に詰めるのは間に合わず……。
しかし、それでもそれなりにゴールに近い位置で拾えた為、そのままドリブルゴールを目指そうとボールを持って突破を開始。
いくら倒れている大妖精が相手でも、ただのシュートを撃つのは悪手だと判断したからこその行動は。
壊滅してしまった守備陣しかいない幻想郷にとって恐怖以外の何物でもなかったのだが……。
これに辛うじて追いつけた選手が、一人だけいた。
一対一に苦手な大妖精が、体勢を崩している今。幻想郷勢はその人物がボールを奪ってくれる事を祈るしかないのだが……。
ダダダダダダッ!!
うどんげ「す、進ませないよーっ!!」
反町「(よりによってうどんげーーーーーーーーーーーーーーーっ!?)」
540 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:08:14 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★諏訪子→ ! cardドリブル 56 +(カードの数値)=★
★うどんげ→ ! cardタックル 50 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→諏訪子、うどんげをかわして大妖精と一対一に! 大妖精はバランスを崩している!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(フランがフォロー)(マルコがフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
諏訪子:ダイヤで「手長足長様(+4)」、ハートで「二拝二拍一拝(+3)」
541 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:08:29 ID:???
★諏訪子→
スペード6
ドリブル 56 +(カードの数値)=★
542 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:08:34 ID:???
★諏訪子→
ハート4
ドリブル 56 +(カードの数値)=★
543 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:08:35 ID:???
★うどんげ→
クラブ9
タックル 50 +(カードの数値)=★
根性見せろや!(無茶振りw)
544 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:09:59 ID:???
ですよねー
545 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:11:34 ID:???
やっぱりエースキラー使えばよかったかな?
546 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:17:20 ID:???
>★諏訪子→ スペード6 ドリブル 56 +(カードの数値)=62★
>★うどんげ→ クラブ9 タックル 50 +(カードの数値)=59★
>≧2→諏訪子、うどんげをかわして大妖精と一対一に! 大妖精はバランスを崩している!
=======================================================================================
うどんげ「(リグルの失態は私がカバーするんだ! だって私たち……仲間だもんげ!!)」
ひょいっ
諏訪子「あーうー……軽い守備だねぇ」
うどんげ「……はれ?」
気負ううどんげは、あまりにもあっさりと諏訪子に抜き去られてしまった。
直前の攻防の後だから余計にそう思えてしまう程、あっさりとである。
そして、そのまま一気にPA内へと侵入してしまった諏訪子は、まだ体勢を整えきれていない大妖精を相手に一対一を仕掛けに向かう。
諏訪子「よーし、これで同点だよ〜!」
大妖精「た、た、た……助けてチルノちゃ〜ん!!」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★諏訪子の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート ★
★大妖精の選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える ★
★諏訪子→! card ドリブル/シュート 56/53+(カードの数値) = ★
★大妖精→! card そなえる 49+(カードの数値)+(バランス崩し-3)= ★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→諏訪子がゴールを決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがねじ込み、フランと美鈴で競り合い、穣子がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
諏訪子:ダイヤで「手長足長様(+4)」、ハートで「二拝二拍一拝(+3)」
547 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:18:13 ID:???
★諏訪子の選択→
ハート10
ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート ★
548 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:18:39 ID:???
★大妖精の選択→
ハート10
ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える ★
549 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:19:27 ID:???
★諏訪子→
クラブ7
ドリブル/シュート 56/53+(カードの数値) = ★
550 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:19:33 ID:???
★大妖精→
スペード2
そなえる 49+(カードの数値)+(バランス崩し-3)= ★
頑張れ頑張れできるできる絶対できる頑張れもっとやれるって. やれる気持ちの問題だ
551 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/10(金) 01:22:07 ID:???
カルツ「スワコさんならわしの意思を受け継いで枠外してくれると思ったんじゃが……」
という所で本日はひとまずここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、お疲れ様でした。
552 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:22:33 ID:???
枠内乙
553 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:24:49 ID:???
大ちゃんそなえる49て……苦手ってレベルじゃねーぞ!
554 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:31:01 ID:???
残当
555 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 01:34:54 ID:???
これを自分のせいだと認識できず仲間を責めたら
味方から総スカン食らいそうだなリグル
556 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 04:34:10 ID:???
さてどうやって勝ち越すかね
跳ね返されるのやっぱり怖いし、パルスィに突っ込ませてみる?
557 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 17:49:23 ID:???
うどんげが頑張ってサイドアタックして
反町スルーで閻魔をかわすという方法もある
558 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 18:41:16 ID:???
それは考えたけどイタリアの守備考えるとうどんげには難しそうなのがきついわ
ていうか、うどんというネームだけで不安ですたいw
559 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 20:07:01 ID:???
映姫の必殺タックルって何か特性あったような……何だったっけ?
560 :
森崎名無しさん
:2011/06/10(金) 22:16:28 ID:???
元々のカウンターシュートの技が東方サッカーにおけるえーきっきの必殺技
効果は確か相手のタックル能力値+10とかそんなだったはず(+がなかったか数値が違うかも)
んで東方サッカーにおけるえーきっき本来のカット技『ギルティーオア・ノットギルティー』は、
未だにどういう効果かはっきりしない技
561 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 01:15:43 ID:???
>★諏訪子の選択→ ハート10 ダイヤかハートならドリブル★
>★大妖精の選択→ ハート10 ダイヤかハートならドリブルに備える★
>★諏訪子→ クラブ7 ドリブル 56+(カードの数値) =63 ★
>★大妖精→ スペード2 そなえる 49+(カードの数値)+(バランス崩し-3)+(読み一致+2)=50 ★
>≧2→諏訪子がゴールを決める!
==========================================================================================
大妖精「(き、きっとドリブルで来る……! この神様はドリブルが得意だから……ドリブルで来ます!)」
諏訪子「(あーうー、このまま一気に突っ切っちゃお〜っと)」
バランスを崩しながらも、大妖精は懸命に諏訪子に立ち向かおうとした。
ドリブルで来るという読みは当たり、諏訪子はシュートを撃たず直進。
これを大妖精は止めようと、思い切って全身を使いボールを奪いに両手を伸ばすのだが……。
諏訪子「ひょいっとね」
大妖精「ああああ……」
生来の気弱な性格が、この極限のプレッシャー状態になると前面に出てしまうのだろうか。
大妖精は、悲しい事に一対一がべらぼうに弱かった。
そんな大妖精では、ドリブルに定評のある諏訪子を止める事など出来る筈もなく。
諏訪子は軽く大妖精の突撃をいなしてから、無人のゴールにボールを蹴りこむ。
パシュッ ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
そして、ボールはゴールにきっちりと収まった。
諏訪子の所属した守矢フルーツズの助っ人外来人のように枠外にはならずに。
幻想郷Jrユース 1−1 イタリアJrユース
562 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 01:17:24 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あああああああああっとぉ! これは大妖精選手、まるでお話にならないィィイイイイッ!!
バランスを崩していたせいもあるでしょうが、諏訪子選手のドリブルを止められませんでしたァッ!!
そして、諏訪子選手は大妖精選手を軽々と抜き去り造作もなくゴールを決めましたァッ!!
これで同点ッ!! イタリアJrユース、やはり強いッ!!
リグル選手のシュートを跳ね返した鉄壁の守備陣に、破壊力抜群のツートップはやはり強いィッ!
幻想郷Jrユース、ここで手痛い同点弾を許してしまいましたァ〜ッ!!」
観客「な、なんだあのキーパー……あの跳ね返りシュートを止めたのは凄かったけど……」
「一対一の備え方がド下手ってレベルじゃねーぞ!?」「まだフランスのアモロの方がマシだよな……」
ディアス「……なんだよあのキーパーは。 一対一の時はカカシみたいなもんだな」
パスカル「怖いのはポストくらいなもんだな」
永琳「昨日のウルグアイ戦に出ていた方のキーパーは、逆に一対一には強いのだけれどね……」
ディアス「どっちにしろ、俺の敵じゃなさそうだな……」
リグル「な、なんで失点してんの……?(私のせいじゃないよね……? だって私エースだし……)」
反町「(……試合で見ると改めてわかる。 大妖精の一対一の圧倒的な弱さが……。
あれじゃあ諏訪子さんみたいなドリブラーじゃなくても点を決められかねないぞ……)」
563 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 01:18:31 ID:???
諏訪子「ゲロゲロゲロゲロ! よしよし、これで同点だね!!」
フラン「ちぇーっ……私もいい加減ドッカーンしたいなぁ……」
映姫「同点……ですか(……やはり駄目ですね。 こうも白黒はっきりしない状態は落ち着きません!!
早くもう1点追加して白黒はっきりつけませんと!!)」
ヘルナンデス「(同点にさえしてしまえばこっちのものだ……! もうこれ以上点はやらない……!)」
この同点ゴールを見て観客席は再び沸き立ち、両チームの者たちは対極の表情を浮かべながらゴールに突き刺さったボールを見つめる。
幻想郷Jrユースは、鉄壁と謳われるイタリアJrユースから奪った早い段階での先取点を帳消しにされた事に落胆し。
逆にイタリアJrユースは早めに追いつけた事で士気を盛り立てる。
ゴールを決めた諏訪子は高らかにゲロゲロと鳴きながらぴょんぴょん跳ねて喜びを表現し……。
これを見てイタリアJrユースメンバーも破顔しながら、
しかし、唯一四季映姫は落ち着かない様子で電光掲示板に出る1−1の表示を見つめるのだった。
うどんげ「うぅっ……て、手も足も出なかったぁ……」
静葉「気にしないで……諏訪子様のドリブルは大会でもトップクラスの筈だもの。
誰もあなたが止められると期待していないわ」
反町「(さりげなく酷いな静葉さん……っていうか、守備苦手な静葉さんがそれを言うのもいろいろと……)」
大妖精「あわわわ……ご、ごめんなさい反町さん! ごめんなさい!!」
反町「(大妖精は大妖精で凄く怯えた感じで俺に謝ってくるし……なんで?)」
美鈴「大ちゃんは悪くないですよ……っていうか、よくやった方ですよ……。 私なら2失点してる自信あります!」
穣子「……あのカウンターシュート凄かったもんね。 ありゃ反則だわ、マジで」
リグル「(……私はエースだから悪くない! エースだから私のせいじゃない!!)」
とにもかくにも、まずはチームを落ちつけようと前線メンバーを引き連れてゴール前へと戻る反町たち。
うどんげは諏訪子を止められなかった事に分不相応にも責任を感じているらしく……。
また、大妖精は大妖精で失点した事を反町に責められるとでも思っているのか今にも土下座をせん勢いで謝り始める。
これを見て、反町は頬をかきながらさてどうしたものかと思案をするのだが……。
564 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 01:19:32 ID:???
A.「この失点は事故みたいなもんだ。 気にするな」 周囲を気楽にさせるよう発言してみる
B.「リグル……さっきのシュートはなんだ! 手を抜かず全力で行け!!」 手を抜いたリグルを叱責する
C.「まだ慌てるような時間じゃない。 みんな、まずは落ち着こう」 ひとまず一同を落ち着かせる
D.「同点にされただけだろ。 すぐに点を返せば済む話だ!」 攻撃的にイケイケな言葉で鼓舞する
E.「駄目だ、大妖精だけは許さん。絶対に許さんからな……!」 大妖精を許さない
F.「この失点は……誰のせいかなぁ? うーん?」 思い切りリグルを見ながら言ってみる
G.「助けてーっ! ぱーちゅりーーーーっ!!」 腕を振りながらベンチに向かって叫ぶ
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
565 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:20:04 ID:0Ux3hsbY
B
566 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:20:37 ID:rYxcB9JE
C
567 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:20:53 ID:MNCZQcuk
C
568 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:20:59 ID:RcJXIxp6
B
569 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:21:00 ID:QFF6l8IE
C
Bや止めた方が良い
570 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:21:00 ID:jvB4fbBY
H「リグル、エースってのは完全無欠の神様じゃないぞ?
大事なのは、同じミスを二度やらないことだ。次は謙虚に、全力のシュートでいこうぜ」
571 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:22:30 ID:???
いや調子乗りまくってるリグルにBは駄目だけど
今のタイミングなら駄目ではないんじゃにいのか?
572 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:23:05 ID:???
あぶねぇ
誰か一人に責任を押し付けるタイミングじゃないよなw
573 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 01:24:16 ID:???
ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', / 時 .あ ま ヽ
ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ | 間 .わ だ |
ヽ::r----―‐;:::::| | じ て |
ィ:f_、 、_,..,ヽrリ .| ゃ る |
L|` "' ' " ´bノ | な よ |
', 、,.. ,イ ヽ い う /
_ト, ‐;:- / トr-、_ \ な /
, __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃 `i,r-- 、_  ̄ ̄
〃/ '" !:! |:| :、 . .: 〃 i // ` ヽヾ
/ / |:| ヾ,、` ´// ヽ !:! '、`
! |:| // ヾ==' ' i i' |:| ',
| ...:// l / __ , |:|::.. |
とニとヾ_-‐' ∨ i l ' l |< 天 ヾ,-、_: : : .ヽ
と二ヽ` ヽ、_::{:! l l ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ
に決まったところで、短いですが今日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。
574 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:25:05 ID:???
いや、反町調子にムラがある事になってるみたいだし「お前がいうな」な可能性がありそうだったんで
それにここは誰かを責めるよりチームを落ち着かせた方が良いと思ったからC選んだ。もう決まってたけど
575 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:25:33 ID:???
すごく強引だけど、これで面白くなったとプラス思考でいこうじゃないか
乙でしたー
576 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:32:04 ID:???
第二部に入って楽勝試合が続いてたがウルグアイ戦からまた幻想編みたいな難易度になってるな
やっぱりこのスレはこうでなくちゃww
577 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:38:21 ID:???
面白いけど、もう油断だけはやめた方がいいぜー痛い目にあうぜー
578 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:56:26 ID:???
乙でした
仙道www
リグルは試合後に"屋上"でいいんじゃないのか
579 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 01:57:52 ID:???
まあリグルは本当は自分が悪いと絶対きづいてるはずだし、夜にしっかり話し合おうか
580 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 02:06:00 ID:???
駄目な子ほど可愛いというけど………本当の本当にだめだめだなぁw
581 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 04:19:29 ID:???
しかし注意をしてまた落ち込まれてもかなわんからなぁ
ちょうどいい具合にならんもんだろうか…
582 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 06:44:28 ID:???
賽の目とリグルの心だけはどうにもならんのう
583 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 10:00:44 ID:???
私は悪くぬぇーといいながら
またシュートを打たないか不安だな
584 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 10:15:01 ID:???
子供を叱れない保護者w
585 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 21:59:46 ID:???
思いのままにならぬもの
リグル心に秋の空
586 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 23:16:01 ID:???
>C.「まだ慌てるような時間じゃない。 みんな、まずは落ち着こう」 ひとまず一同を落ち着かせる
===============================================================================================
混乱をする一同を一旦落ち着かせるのが先決と判断したか。
反町はまずまだ慌てるような時間ではないと時計を指しながら一同に言い聞かせる事にした。
映姫のカウンターシュートを目の当たりにして、チャンスがピンチに文字通り一転して変わる状況に動揺していた者たちも……。
まだ同点にされただけであり、時間はまだまだあるのだから問題ないという反町の言葉を聞いて落ち着きを取り戻し。
ひとまずメンバーが混乱をしたまま試合再開してしまうという事態には陥らず済みそうではある。
レティ「確かに……まだ全然絶望をするような状況ではないわね……」
穣子「前半もあと半分くらい残ってるしね」
美鈴「あの……でも、これからどうします? また無策のまま突っ込んで、跳ね返されたらたまりませんよ……?」
うどんげ「1回跳ね返して結構体力使ったみたいだけど……まだ結構残ってそうだもんね。
前半だけなら、あと1回……最悪2回は跳ね返してきそうだよ。 2回跳ね返したら後半はあまり動けないだろうけど」
静葉「……とにかく1点ね。 1点を入れてリードのまま後半に移れればぐっと有利になるわ。
その為にも……どうする、一樹君?」
リグル「エースに任せろー! バリバリバリ!!」
うどんげ「やめて!!!」
反町「うーん……どうやって攻めるか、か……ここは……」
A.俺とリグルを囮にして美鈴をオーバーラップさせて決めさせよう。ノーマークの状態からシュートを撃てれば最良だ。
B.ゴール前でとにかく攪乱作戦だ。リグルとうどんげのポストプレイで混乱させよう。
C.こういう時こそスルーだな。右サイドのうどんげのセンタリングを俺がスルーしよう
D.こういう時こそスルーだな。左サイドのパルスィのセンタリングをリグルがスルーするんだ
E.パルスィの一対一だ。あれなら跳ね返される心配は無いしリスクは低い!
F.おめぇの出番だ、リグル!
G.ゴール前で俺にボールを預けろ。それが作戦だ!
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
587 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:17:35 ID:oMCderGo
C
588 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:17:57 ID:L1K52rPs
C
589 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:19:40 ID:???
Fだけはねえw
590 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:21:15 ID:MNCZQcuk
C
591 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:21:22 ID:???
リグルを前半でガス欠にしてパチュリーかなぁ
592 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:22:22 ID:???
パチュリーはMFでだすんじゃにいのか?
593 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:28:17 ID:???
>>591
挑発のつもりでなければ、そういうのはやめときなさいって…
594 :
森崎名無しさん
:2011/06/11(土) 23:41:38 ID:???
翼「リグルはなにも悪くない!」
三杉「君は何を言ってるんだ」
595 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 23:58:39 ID:???
>C.こういう時こそスルーだな。右サイドのうどんげのセンタリングを俺がスルーしよう
=====================================================================================
美鈴「スルー……ですか?」
反町「はい。 とにかく、搦め手を使ってでも何してでも点を取らなければならない以上。
ここは俺を囮にしてリグルに決めさせるのが最良だと思います」
静葉「……なるほど。 確かに、一樹君にパスが渡れば相手はそれを警戒しなければならない……。
だから相手を釣ってスルーをするというのも一見して理には適っているけれど……」
反町「何か問題が?」
静葉「一樹君のダイレクトシュート……高い浮き球のシュートを、相手は警戒するかしら?」
反町の提案した自身を囮にしてリグルに撃たせやすくするという作戦は、一見してみれば良策にも思える。
事実、殆どの者たちはそれならば相手も騙されてくれるだろうと思ったのだが……。
唯一、静葉だけはその作戦の問題点をいち早く見つけ、指摘をした。
反町を囮にするという事それ自体は決して間違いではないが……反町のダイレクトシュート技は低い浮き球のそれのみ。
もしも反町に高いセンタリングを上げれば、イタリア守備陣が訝しがっても不思議ではない。
596 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/11(土) 23:59:40 ID:???
穣子「でも姉さん、反町の猛烈なヘディングは下手な必殺技より強力よ? いくらなんでも引っかかるでしょ」
静葉「考えてもみなさい、穣子。 この状況で……四季映姫のカウンターシュートが怖いというこの状況で。
ポイゾナスオーバーならともかく、ヘディングで勝負に行くのを不思議がらないと思う?
下手な必殺技より強力という事は、跳ね返されればまた失点の危機という事よ?
相手の守備陣だって馬鹿ではないわ。 罠と見透かされる可能性は高い……」
うどんげ「! それなら、ポイゾナスオーバーを撃つぞ〜って思われるように低いパスを送ればいいのよね?
大丈夫、やってみせるわ!」
静葉「確かにそれはそうなのだけれど……」
ヒューイ「(あの閻魔様がいるのに通るかなぁ……? 低いパス……)」
高いパスで読まれる可能性があるのなら、低いパスを出せばいいじゃない。
うどんげの意見は正しいものだったが……しかし、果たしてうどんげに反町に対するパスを通せるのか。
一同は不安になりつつも、スルーを成功させるにはそれしか方法は無いのだと自分に言い聞かせつつ、配置に戻り始めるのだった。
ジョン「さぁ〜、前半24分! 諏訪子選手のドリブルゴールによって、同点に追いつかれた幻想郷Jrユース!
前半でもう一度突き放す事が出来るのか! はたまた、イタリアがこの勢いのまま逆転をしてしまうのか!?
この試合、まだまだ目が離せません!!」
観客「ケロちゃーん、俺だー! 入信させてくれー!!」「馬鹿が! 飼いならされやがって……!」
「でもケロちゃんに信仰を捧げるのもちょっといいかも……」
「それよりここまでフランちゃんがほぼ空気な件。そろそろ活躍見たい」「チルノの顔面が心配です……」
597 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:00:43 ID:???
ビクトリーノ「冗談じゃねぇぜまったく……シュートを跳ね返されるなんて真似されちゃ、お手上げじゃねぇか……」
勇儀「おいおい、気弱な事言ってんじゃないよ大将。 その跳ね返す閻魔の上からシュートを決めちまうのが面白いんじゃないか」
萃香「つってもさぁ、守る側からしてみりゃあれほど厄介な選手もないよ。
いつボールが飛んでくるかわかったもんじゃないもんね。 ま、それが面白いんだが」
文「(本当、この強いやつと戦えるだけで満足って感覚だけは未だにわかりませんね……。
鬼って要するにマゾなだけなんじゃないでしょうか?)」
ビクトリーノ「……なんにせよ、イタリアと戦う時は無茶なシュートだきゃ禁物だな。
スイカならともかく、カノーバじゃカウンターシュートは止められん」
両陣営の選手達が配置に戻り、観客たちがざわめきながら試合開始を待つ。
ウルグアイのメンバーが、改めて四季映姫のとんでもなさを感じている中……。
ピピィーッ!!
リグル「それっ!」
反町「よし……」
審判の笛が鳴り、再び幻想郷Jrユースのキックオフで試合再開。
リグルの出したボールを受け取った反町は、ひとまずボールをキープしつつ。
まずはここはどうしたものだろうか、と逡巡をする。
反町「(作戦だとうどんげにセンタリングを上げさせて俺がスルーをする手筈だが……ここはどうしたもんかな?)」
598 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:01:43 ID:???
A.まずは俺自身が切り込んでもよかろう。突撃だ!
B.よし、ここはエースに少し運ばせてみよう!リグルに突っ込ませる!
C.うどんげにセンタリングを上げさせるならうどんげにボールを預けるしかないだろ。常識的に考えて。
D.いやいや、まずは静葉さんに預けるのが良策だな
E.どう考えてもパルスィにやらせるべきだな。パルスィにパスだ!
F.まあ待て落ち着け、ここはヒューイまで戻して溜めを作るのもよかろうなのだ。
G.ヒャア作戦なんて関係ねぇ! キックオフシュートだ!!(更に分岐します)
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
599 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:02:00 ID:lzCCBp3E
D
600 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:02:54 ID:9flGCzhU
D
601 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:03:09 ID:dZZvx63+
D
602 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:30:51 ID:???
>D.いやいや、まずは静葉さんに預けるのが良策だな
=================================================================================
反町「(すぐにうどんげに預けるのは不安だからな……静葉さんに一旦渡そう)」
静葉「(良かった……うどんげに即パスしてたらどうしようかと思ったわ……)」
うどんげも悪い選手ではなく、昨日の特訓で幾らか突破力をマシなものにしていたのだが……。
それでも、やはりイタリアの守備陣を相手どるには些か不安のある選手には違いなかった。
故に、ここで反町は静葉に一旦ボールを預ける事を選択。
静葉はこの反町の選択に安堵をしながらうどんげがサイドを駆け上がるのを見やりつつキープ。
そして、ある程度上がった所で一気にうどんげに向けてパスを出そうとするのだが……。
当然のようにこの静葉のパスを防ごうと、イタリアの選手達もパスコースを遮断に向かう。
諏訪子「あーうー! そう簡単に遠させやしないよ紅葉の!!」
静葉「(諏訪子様を相手にするにはドリブルよりパス……! よし、通すわよ!!)」
マルコ「とほほ……あたしゃすっかり蚊帳の外だよ……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardフォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
★諏訪子→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★マルコ→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉のパスがうどんげに通った! うどんげ、サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がフォロー)(うどんげとディモスで競り合い)(ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
603 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:31:45 ID:???
★静葉→
クラブ10
フォーリンパス 58 +(カードの数値)=★
604 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:32:05 ID:???
★諏訪子→
クラブ4
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
605 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:32:20 ID:???
★諏訪子→
ハート9
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
606 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:33:22 ID:???
★マルコ→
クラブJ
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
これは通ったな
607 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:34:23 ID:???
あぶねぇ。ギリか
608 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:34:52 ID:???
お爺ちゃん「まるこがんばれ〜!」
609 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:35:54 ID:???
全員クラブとか 接触プレイじゃなくてよかったなw
610 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:47:10 ID:???
>★静葉→ クラブ10 フォーリンパス 58 +(カードの数値)=68★
>★諏訪子→ クラブ4 パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=59★
>★マルコ→ クラブJ パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=66★
>≧2→静葉のパスがうどんげに通った! うどんげ、サイドを駆け上がる!
============================================================================
静葉「(私のパスは――諏訪子様にも取れはしないッ!!)」
シュパァッ!!
諏訪子「あーうーっ!?」
マルコ「とほほ……Qさんが出てくれりゃ弾いてたのにねぇ……憎いったらありゃしないよ」
マルコよ、Qが出ていれば魔王がフォローである。
それはさておき、静葉が自身の最大の武器と自負をしているパスは此度も見事な精度で右サイドを走るうどんげへと向け発射され。
FWながらも守備力には定評のある諏訪子はボールに触れる事すら出来ず。
マルコもまた、ギリギリの所で触れそうではあったのだが……後一歩の所で届かず。
ボールは綺麗にうどんげへと渡り、そのままうどんげは右サイドを上がり始める。
ジョン「あっとぉ!? これは静葉選手、またも綺麗にパスを通したァッ!!
流石はかつてはオータムスカイズの司令塔として活躍をしていた秋静葉選手!
巧みなパス技術でイタリア守備陣をきりきり舞いにしていますっ!!」
南沢「まあ風見幽香選手が加入してからはただのサイドハーフ要員だったんですけれどね。 後期は干されてましたし」
静葉「………………」
反町「(し、静葉さん顔怖ッ!! 顔、怖ッ!?)」
実況席の心無い発言に静葉が鬼面のような表情を浮かべている頃。
一方でサイドを駆け上がるうどんげの元へはイタリアサイドハーフのディモスがプレスをかけに向かっていた。
ディモス「そう簡単に抜けると思うなよ!」
うどんげ「(ここを抜いてキャプテンにパス! ここを抜いてキャプテンにパス!!)」
611 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:48:18 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★うどんげ→ ! cardドリブル 52 +(カードの数値)=★
★ディモス→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→うどんげが右サイドを突破した! そのまま中央の反町に低いセンタリングだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(幻想郷スローイン)(イタリアスローイン)(トリノがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
612 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:48:33 ID:???
★うどんげ→
クラブQ
ドリブル 52 +(カードの数値)=★
613 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:49:18 ID:???
追記です。
【補正・備考】
うどんげ:ダイヤで「マインドシェイカー(+4)」、ハートで「やや華麗なドリブル(+2)」
614 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:49:28 ID:???
★ディモス→
JOKER
タックル 54 +(カードの数値)=★
615 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:49:42 ID:???
★ディモス→
ハート6
タックル 54 +(カードの数値)=★
616 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:49:49 ID:???
なにィ!?
617 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:49:50 ID:???
なにィ!?うどんげwww
618 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:50:13 ID:???
うどんげ…(ほろり)
619 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:50:51 ID:???
ディモスの強化により右サイドアタックは不可能になったようですw
620 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:51:11 ID:???
全能力+1か。うどんげのサイド突破がさらに困難なものになったなw
621 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/12(日) 00:51:29 ID:???
いくらQさんでも……JOKER様には敵わないのです……。
という所で本日はひとまずここまでです。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。
622 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:52:16 ID:???
作戦修正する時間が欲しいけど、まずは敵のカウンターを凌ぐべ
乙でしたー
623 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:56:30 ID:???
神様に勝てなかった
Qさん(が味方)でも勝てなかった
(人生の)ライン際の強さ次こそ
見せつけてやるから
次はなんとか見せつけてください乙でした
624 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 00:59:41 ID:???
うどんげ活躍させたいなら、どこかでポストプレイの作戦に切り替えたらどうだい?
閻魔様はハイボール弱いし、多分これが正解なはずだよ
625 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 01:39:10 ID:???
>>マルコよ、Qが出ていれば魔王がフォローである。
ひょっとして、この台詞ってちびまる子ちゃんに出ているナレーションの人かな?
語尾に「〜である。」と付けて登場人物によくツッコんでいる
626 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 01:40:22 ID:???
閻魔様は競り合いが弱いんだったよな
627 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 01:41:09 ID:???
そうそう、ハイボールに弱い
リグルとうどんげのポストプレイならきっとイチコロだよ
628 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 01:49:55 ID:???
誰がクロス上げて誰が誰にポストするのよ、それ
629 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 01:56:48 ID:???
クロスか縦ポンでも誰があげるかは別に拘らなくてもいいんじゃないの?
落とす相手は普通に反町、もしくは裏をかいてパルスィがいいところでしょ
630 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:04:10 ID:???
それだと別にうどんげ絡まなくね?
631 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:05:57 ID:???
いやいや、リグルとうどんげにハイボール上げるんだから当然絡むでしょ
まあ正直リグル一人でも余裕で勝てる気はするけどw
632 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:12:21 ID:???
え、うどんげに上げる…ってポジもCFに修正するってこと?
それはちょっと賛同しかねるなあ…
633 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:13:46 ID:???
別にサイドMFが普通にちょっと前の方に出てくるだけでしょ
誰がうどんげをFWにするかよ
634 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:16:35 ID:???
SMFをポストプレイに絡めるほど前に出したらフォメ狂いまくると思うんだw
右サイドがらっがらよ
635 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:21:25 ID:???
そんな心配戦でも普通は誰かが上がれば誰かがカバーする
まあ別にリグル一人でポストさせても十分勝てるから、うどん抜きでもいいけどね
636 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 02:26:39 ID:???
事前に打ち合わせて練習してるならともかく、試合中にいきなり言われてもチーム全体のフォメがgdりますがなw
まあ最大の問題はリグルが素直に落としてくれるかどうかなんだけどね!
637 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 13:04:42 ID:???
リグルキックをオータムドライブでブーストするってのは一度試したことはあったような……?
638 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 14:55:39 ID:???
オータムドライブでそんなこと一度もしたことないはずだけど?
639 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 15:03:30 ID:???
それただのドライブスコーピオンじゃないの?
640 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 15:17:23 ID:???
>>638
ポイゾナスと勘違いしてたかもしれない
確か、パルパル戦試合終了間際にバクチで撃とうとして失敗したと思う
>>639
リグルキック→ドライブだからスコーピオンとは違う
641 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 16:20:06 ID:???
パルパル戦じゃなくて天子ちゃんチームとの試合だったはず
なんにせよ、今やるのは無理なんじゃね?
ネイトニだってブースターシュート開発するのに時間かけてたのに
642 :
森崎名無しさん
:2011/06/12(日) 23:23:12 ID:???
ダメだ、マルコにいちいち吹くw
643 :
森崎名無しさん
:2011/06/13(月) 00:23:35 ID:???
このスレのネタは当たりばかりでおもしれえw
644 :
森崎名無しさん
:2011/06/13(月) 07:26:56 ID:???
今の反町ならキックフェイントするだけでかなりの効果有りそうだ
645 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/14(火) 00:48:41 ID:???
>★うどんげ→ クラブQ ドリブル 52 +(カードの数値)=64★
>★ディモス→ JOKER タックル 54 +(カードの数値)=69★
>≦−2→イタリアボールに。
>※ディモスがJOKERを出して勝利したので覚醒し全能力+1、更に必殺タックル取得!
=========================================================================
うどんげ「(よーし、サイド際は私の庭よ! 一気に抜いちゃうんだから!!)」
本職はウイングであるものの、そのサイド際の経験を生かしてサイドハーフとして起用をされたうどんげ。
昨夜の特訓の甲斐もあってか、そのドリブルスピードはそれなりに速く。
幻想郷No.1と言われるドリブラーのパルスィに遠く及ばないのは言うまでもないものの。
それでも十二分に突破が出来るレベルのドリブルで邁進をしていた。
これを見て幻想郷一同は早くもチャンスが来るかと期待をするのだが……。
悲しい事に、うどんげは実力は伴っていてもすこぶる運の悪い選手であった。
ディモス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
うどんげ「へっ!? え、ええええええええっ!?」
シュンッ! ズザァァァアッ!!
反町「ちょっ……!?」
パルスィ「……やはりあいつは妬ましくないわ」
サイドを走るうどんげに対応したイタリアサイドハーフ――ディモス。
彼はほかのMFと同様、決して何かの能力が特に秀でた選手という訳ではなかった。
だが、この日の彼はいつも以上に絶好調であった。
結果、いつも以上の実力を出した彼はスピードに乗った鋭いスライディングタックルをうどんげに浴びせ。
あまりにもあっさりとうどんげからボールを奪ってしまうのだった。
※ディモスがスピードタックルを習得しました。
646 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/14(火) 00:50:05 ID:???
ジョン「あ、ああああああああああああああ〜っとぉ! 駄目です!!
うどんげ選手、素早いドリブルでサイドを走っていましたが、ディモス選手の更に早いタックルの前に撃沈ッ!!
ボールはイタリアへと移ります! イタリアの反撃です!!」
永琳「………………(育て方を間違えてしまったかしら)」
ディアス「あれがエイリンさんが面倒見てたっていうウイングかよ……」
パスカル「確かに悪くないドリブルだったけど……」
ディアス「……よくもなかったな」
輝夜「敵を強化してどうすんのよー!?」
パチュリー「……監督、私は前半からでもいけるわよ」
輝夜「う……。 わ、わかってるわ。 一応軽くアップだけはしておいて。
そういう事態にはならないと思うけどね……」
パチュリー「………………」
ディモス「(よし、奪ったはいいが……俺がキープしてもすぐ奪われるな。 ここは……)フラン!」
フラン「ボール頂戴頂戴〜!」
うどんげの失態に一同が頭を抱える中、試合は進む。
ボールを奪ったディモスはどこにパスを出したものかと逡巡をしたのち……。
まだ体勢の整わない諏訪子に渡す事は出来ないと踏んだか、フランドールへとパス。
これを受け取ったフランは、再びドリブルで突破をしようと前進し始めるのだが……。
これにはボランチのヒューイが急いで対応する。
ヒューイ「止めちゃうぞ〜!」
フラン「妖精は壊れてもすぐ生まれるから何度壊してもいいんだよね」
647 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/14(火) 00:51:36 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フラン→ ! cardドリブル 53 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フラン、ヒューイを吹き飛ばして中央突破! しかし、そんなフランの元に空飛ぶ神様が!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(諏訪子がフォロー)(マルコがフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
フラン:ダイヤで「フォーオブアカインド(+4&吹っ飛び係数1)」、ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数1)」
スキル「悪魔の妹」により全接触行動・シュートに吹っ飛び係数1、相手の怪我判定が1段階UP。
ただし自分のカードがクラブで必ず反則(相手もクラブの場合は通常反則判定)
ヒューイ:ダイヤかハートで「ぎゅぎゅーんタックル(+3)」、スペードで「ぎゅいーんタックル(+2)」
648 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 00:51:49 ID:???
★フラン→
クラブ3
ドリブル 53 +(カードの数値)=★
649 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 00:51:55 ID:???
★フラン→
スペード10
ドリブル 53 +(カードの数値)=★
650 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 00:52:11 ID:???
★ヒューイ→
ダイヤ6
タックル 55 +(カードの数値)=★
651 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 00:55:06 ID:???
またも神様飛べずw
652 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/14(火) 01:07:56 ID:???
>★フラン→ クラブ3 ドリブル 53 +(カードの数値)=56★
>★ヒューイ→ ダイヤ6 タックル 55 +(カードの数値)+(ぎゅぎゅーんタックル+3)=64★
>≦−2→幻想郷ボールに。
=====================================================================================
ギュギュギューンッ!!
ヒューイ「(んー、へたっぴだなぁ。 それでもあの兎よりは上手いけど。 とにかくもーらった!)」
フラン「むぅっ……! 邪魔!!」
ガツゥゥッ!!
ヒューイ「うわっ!?」
力任せの突破しか出来ないフランドールに幻想郷でも随一のボールカット能力を持つヒューイの相手は荷が重かったか。
ヒューイは持ち前の鋭いタックルでフランからボールを奪い取ろうとするのだが……。
その瞬間、フランは苛立たしげな声を発しながら強引にボールをキープしようと体当たり。
幼く見えても吸血鬼であるフランドールと、サッカーは強いが実戦や弾幕勝負となるとただの妖精でしかないヒューイとでは力の差は歴然。
ヒューイは思わずその場に尻もちをついてしまいそうになるのだが……辛うじてふり払われる程度で済む。
尚、この際、ヒューイが抜け目なくボールを奪い取っていたのは流石と言うほかないだろう。
ジョン「あっ……とぉ!? これは危険なプレイです! フランドール選手、強引にヒューイ選手を引きはがそうとしました!
しかし、それでもヒューイ選手はボールを見事にカットし、手放さない!!
流石はオータムスカイズの名ボランチです!」
諏訪子「あーうー……(まーたやっちゃってるよこの子は。 サッカーを何か別のスポーツと勘違いしてるんじゃないだろうね?)」
フラン「……次はドカンてしちゃうんだからね!」
ヒューイ「(うー、危ない危ない。 やっぱりやだなぁこいつの相手は……)」
反町「(審判の笛は……ならない、か。 ヒューイがボールを奪ってるし怪我もないし、流すつもりかな。
さて、それはそれとしてボールを持ったヒューイにはなんて指示を出すべきか……)」
653 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/14(火) 01:08:56 ID:???
A.「そのまま前に思い切りけりだせ! 俺とリグルで競り合ってやる!!」
B.「左のパルスィを使え! パルスィに突破させろ!」
C.「一旦静葉さんに渡すんだ! 静葉さんにやらせろ!」
D.「お前が持って上がれ! お前の突破力を見せてやるんだ!」
E.「それよりも審判! 今のフランドールの行為は反則じゃないんですか!?」
F.「(いや、指示はいいな……ヒューイに任せてみよう)」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
>>651
まあ飛べない方がいいといえばいいですからねw ピンチを未然に防いでいます
短いですが今日はここまでです。
最近ペースが遅くてすみません。
それでは、お疲れ様でしたー。
654 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 01:10:07 ID:pzLKT/7I
C
655 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 01:10:10 ID:kfMBJdV6
B
656 :
森崎名無しさん
:2011/06/14(火) 01:10:20 ID:1F3abIoA
C
657 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/17(金) 23:28:05 ID:???
どうも更新に間開いてすみません。再開させてもらいます。
>C.「一旦静葉さんに渡すんだ! 静葉さんにやらせろ!」
=======================================================================
ヒューイ「は〜い」
審判の笛が鳴らない事を確認した後、反町はヒューイに静葉に手早く渡すよう指示を飛ばした。
これにはヒューイも即座に頷き、静葉へとパス。
この試合ここまでしっかりと自らの役割をこなしてきている静葉に対する信頼から来た反町のこの指示だったのだが……。
バスッ!
コンティ「そう何度も突破させてたまるか!」
静葉「!!」
マルコ「(しめしめ……あたしもJOKER覚醒で存在感を出させてもらうよ!)」
しかし、この静葉を多用した攻め方はイタリアに既に読まれていた。
結果、静葉がボールを持った瞬間に瞬時にイタリア守備陣がプレスをかけるという事態に陥ってしまう。
静葉「(……奪われる訳にはいかない。 いくわよ……!)」
658 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/17(金) 23:29:06 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★静葉→ ! cardドリブル 53 +(カードの数値)=★
★コンティ→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★マルコ→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→静葉、ボールキープに成功! そして左サイドを走るパルスィにパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(うどんげがフォロー)(リグルがフォロー)(フレッドがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
静葉:ダイヤで「落葉ジャンプ(+5)」、ハートで「落葉ターン(+3)」
659 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:30:08 ID:???
★静葉→
ハート10
ドリブル 53 +(カードの数値)=★
飛び越えろ!
660 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:30:10 ID:???
★静葉→
クラブ7
ドリブル 53 +(カードの数値)=★
661 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:30:48 ID:???
★コンティ→
スペードK
タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
662 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:30:53 ID:???
★マルコ→
ダイヤ9
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
663 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:31:37 ID:???
やはり静葉に渡すのは普通にバレバレでしたね…
664 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/17(金) 23:50:32 ID:???
>★静葉→ ハート10 ドリブル 53 +(カードの数値)+(落葉ターン+3)=66★
>★コンティ→ スペードK タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=67★
>★マルコ→ ダイヤ9 タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=64★
>=−1→ボールはこぼれ球に。フレッドがフォロー
>※コンティがKを出して勝利したので覚醒フラグ取得。更にタックルフラグ取得。
==============================================================================
静葉「(落葉ターンで……!)」
コンティ「そんな小細工が通用するかよ!」
静葉「くっ……!?」
バチィッ! コロンッ……テンテンテン……
幻想郷でも有数のドリブラーである静葉も、しかし、世界レベルで見れば決して高い実力者という訳ではない。
ならば守備の堅さが何よりの自慢であるイタリアメンバーが取れない道理はなく……。
しかも予め静葉に渡るのが読まれていたのならば、如何に静葉でも突破は容易くない。
それでも完全に奪われなかったのは流石と言うべきか、ボールはこぼれ球となりイタリア右サイドハーフのフレッドがフォロー。
しかし、これにはすぐさま同じサイド際にいたパルスィがプレスをかけ早めにボールを奪おうと試みる。
フレッド「ナイス、コンティ! 後は俺が……」
パルスィ「私を抜けると思っている貴方が妬ましい……! いい加減ボールに触れさせなさい……!」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フレッド→ ! cardドリブル 51 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! cardタックル 51 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フレッド、キープに成功し右サイドを進む! そして前線の諏訪子にパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(イタリアスローイン)(幻想郷スローイン)(ヒューイがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
665 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:53:45 ID:???
★フレッド→
クラブ7
ドリブル 51 +(カードの数値)=★
666 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:55:29 ID:???
★パルスィ→
ハートA
タックル 51 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
667 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:55:37 ID:???
★パルスィ→
ハート2
タックル 51 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
668 :
森崎名無しさん
:2011/06/17(金) 23:56:00 ID:???
ひどい手抜き
669 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/17(金) 23:57:23 ID:???
パルスィ……君にはファンタジスタは無いんよ?
という所で本日も短いですがここまでです。
それでは、お疲れ様でした。
670 :
森崎名無しさん
:2011/06/18(土) 00:00:56 ID:???
ハートのA…エー?嫉妬パワーはこの程度なのー?
乙でしたー
671 :
森崎名無しさん
:2011/06/18(土) 00:14:37 ID:???
パルスィ「私に質問をするな!」
672 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/22(水) 23:39:33 ID:???
>★フレッド→ クラブ7 ドリブル 51 +(カードの数値)=58★
>★パルスィ→ ハートA タックル 51 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=53★
>≧2→フレッド、キープに成功し右サイドを進む! そして前線の諏訪子にパス!
==============================================================================
フレッド「(……こいつは守備が出来ないMFか)それっ!」
パルスィ「妬ましい……!」
パルスィの渾身のタックルは、しかし、オフェンスが苦手とされるイタリアMF陣にもまるで通用をしなかった。
ドリブル一芸にのみ秀でたパルスィでは、彼らの攻撃を止める事もままならないのである。
こうしてパルスィを楽々突破したフレッドは、ヒューイが詰め寄る前にボールを手放そうと急いで前線の諏訪子へとロングパス。
このパスにヒューイは飛びつこうにも飛びつけず、指を咥えながら眺めるしかなかったのだが……。
しかし、このロングパスに対処する為にとこの試合に投入された秋の神は、
地面に横たわり土台のポーズを取る雪女の足目掛けて飛び込みながら叫ぶ。
穣子「レティ、発射台!」
レティ「……今度こそ頼むわよ、穣子! 零れ球になったら大事なんだから!」
穣子「わかってるわよ!」
フレッド「(頼む……とおってくれ!!)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★フレッド→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★穣子→ ! cardオータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールはPA内にいる諏訪子の元へ! 諏訪子、そのままヘディングの体勢!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(チルノがフォロー)(諏訪子と美鈴で競り合い)(フランがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
673 :
森崎名無しさん
:2011/06/22(水) 23:40:14 ID:???
★フレッド→
ダイヤ8
パス 54 +(カードの数値)=★
674 :
森崎名無しさん
:2011/06/22(水) 23:40:38 ID:???
★穣子→
クラブK
オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★
675 :
森崎名無しさん
:2011/06/22(水) 23:40:40 ID:???
★穣子→
スペード7
オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=★
676 :
森崎名無しさん
:2011/06/22(水) 23:45:02 ID:???
更新きたああああ!芋さんのKもきたあああ!!
677 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/23(木) 00:20:34 ID:???
>★フレッド→ ダイヤ8 パス 54 +(カードの数値)=62★
>★穣子→ クラブK オータムスカイパスカット 59 +(カードの数値)=72★
>≦−2→幻想郷ボールに。
>※穣子がKを出して勝利したので覚醒フラグを回収し全能力+1、更にパスカットフラグを回収しスキル・パスカット+1取得!
=====================================================================================================================
ガシィィッ! ドゴォオオオオオオォオオオオッ!!
まるで女性の足がたてるものとは思えないような爆音を掻き立てつつ、レティの力を借りて空を舞う穣子。
先のパスカットの際はまさかのカット失敗という失態を見せてしまったものの……。
しかし、彼女は決してその事で落ち込まず、ただ前を見てこの勝負に挑んだ。
穣子「(パスカットで負けてたまるか!)」
根本的な実力だけで言えば、妖精であるヒューイにすら劣る始末である穣子。
そんな彼女の取り柄は、もはやパスカットの一点しかなかった。
そのパスカットも、実際の所はパチュリーや霊夢といった一流MFには及ばないものだったのだが……。
穣子「ふんぬりゃあっ!!」
バチィッ!!
フレッド「なっ……なにィ!?」
持ち前の負けん気を発揮した穣子は、いつも以上に鋭くコースを読み足を伸ばし、華麗とは言い難いものの豪快にカットに成功。
フレッドのパスも悪くは無かっただけに、イタリアJrユースメンバーからは一斉に落胆と驚きの交じったため息が漏れ……。
これを穣子は聞きながらにまりと笑みつつ、そのまま空中でボレーシュートの形からパスを出そうとする。
穣子「(姉さん……は読まれてる。 パルスィは動けない……。 なら……ちょっと不安だけどうどんげしかないか!)
うどんげ! 任せたわよっ!!」
うどんげ「(す、凄いパスカット……私のパスじゃ通る気しないよ……って、こ、こっちきた!?)オ、オッケー! 任せて!!」
678 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/23(木) 00:21:34 ID:???
ジョン「あっとぉ!? これは穣子選手、すさまじい勢いで飛び出しパスをカットしたァ!!
先ほどは失敗をしましたが、今度こそはピンチを未然に防ぎますッ!!
そして、ボールは再び右サイドのうどんげ選手へ! 前半残り時間も10分あるかないかといった所!
幻想郷、ここはなんとかシュートまで持っていきたい!!」
うどんげ「(うー……でも同じように右サイドを行っても……突破できる気があまりしないんだよなぁ……。
でも、作戦だと右サイド突破だし……)」
反町「(よし……なんだかんだでやっぱり穣子は頼りになるな!
さて、それはそれとして……ここはどうする? うどんげに何か指示を出しておこうか?)」
A.「そのまま突っ切れ! 今度こそ右サイドを突破するんだ!」
B.「俺に持って来い! 俺にボールをくれ!」
C.「リグルだ! リグルにボールを渡すんだ!」
D.「焦らず中央の静葉さんに戻せ! 静葉さんを軸に攻めていくんだ!」
E.「一旦後ろのヒューイに渡しておけ! ヒューイのパスを使うんだ!」
F.「(いや、ここはうどんげの判断に任せておこう!)」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
>>676
ども、長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
そして、短いですが本日はここまでです……試合が遅々として進まずすみません。
それでは、お疲れ様でした。
679 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 00:26:19 ID:/bnfeCPQ
A
680 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 00:26:20 ID:qODLMCJ2
B 乙でしたー
681 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 00:26:47 ID:MEeku5ck
A
682 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 00:27:03 ID:6iKg1L1s
C
683 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 00:27:23 ID:???
そんな無茶なw
684 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 02:13:24 ID:???
ヒューイ「カウンターに備える仕事がはじまるお…」
685 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 08:04:22 ID:???
うどんげはパサーなんだから一番得意なパス回しで運んだほうがよかったんじゃにいのか?
686 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 08:16:32 ID:???
うどんの可能性を信じたかったんだろうさ
687 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 18:24:28 ID:???
リグルと静葉のワンツーが安定してるとか思っちゃだめなんだろうな
ワンツー→シュート・空ポストプレイ・トラップの3択……
取れる手段はあるのに限られてるとか何と言う縛りプレイ。
うどんさんガンバ
688 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 19:05:49 ID:???
うどんの可能性を信じるなら一番強いパスで相手を振り回すのがいいと思ったんだけどね…
689 :
森崎名無しさん
:2011/06/23(木) 19:07:39 ID:???
それより、あんまりカウンターくらいすぎると秋冬コンビのスタミナが絶対もたなそうなのが心配だわ
690 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/24(金) 23:18:00 ID:???
>A.「そのまま突っ切れ! 今度こそ右サイドを突破するんだ!」
=================================================================
うどんげ「え!?」
反町「いけるいける、気持ちの問題だ!!」
思い悩むうどんげを後押しするように、右サイドを走れと指示を出す反町。
実力は決して低くなく、むしろ現状の幻想郷Jrユースでは高レベルの能力を持つうどんげ。
そんな彼女の数ある弱点の一つ、生来の気弱さを克服してもらおうと考えての指示だったのだが……。
しかし、当のうどんげは本当に右サイドをこのまま走っていいのかと目で反町に訴えかける。
彼女は活躍の場を渇望してはいたものの、かといって彼我の実力差を考えられない程馬鹿ではなかったのである。
うどんげ「(どど、どうしよう……このまま突っ切っても突破出来る可能性は低いし……)」
静葉「(ヒューイちゃんは後ろにいる……よし!)うどんげ!」
うどんげ「!! よ、よーし!」
そして、この躊躇するうどんげを見て素早くフォローに走ったのは静葉だった。
ドリブルならばうどんげが右サイドを突破出来る可能性は低い。
だが、パスを得意とする自分とのワンツーならば十分突破出来る可能性はあると判断しての事である。
ジョン「おっと!? これは幻想郷、今度は右サイドのうどんげ選手と静葉選手のワンツーアタック!!
このまま一気に右サイドを突破するつもりでしょうか!?
しかし、イタリアもこのワンツーを止めようとカットに向かう!!」
ディモス「今度も止めるぞ!」
マルコ「今度こそJOKERだよ!」
691 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/24(金) 23:19:30 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★うどんげ→ ! cardワンツー 54 +(カードの数値)=★
★静葉→ ! cardワンツー 55 +(カードの数値)=★
★ディモス→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★マルコ→ ! cardパスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→うどんげ今度こそ右サイド突破! 作戦通りに反町に低いパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(幻想郷スローイン)(イタリアスローイン)(トリノがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
692 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:20:41 ID:???
★静葉→
JOKER
ワンツー 55 +(カードの数値)=★
693 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:21:37 ID:???
★うどんげ→ ! cardワンツー 54 +(カードの数値)=★
694 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:21:45 ID:???
★うどんげ→
ダイヤ6
ワンツー 54 +(カードの数値)=★
695 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:22:35 ID:???
★ディモス→
スペード9
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
696 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:23:05 ID:???
★マルコ→
ハート2
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
697 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:23:41 ID:???
静葉ぬけてるよ
698 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:25:48 ID:???
★静葉→
ハート4
ワンツー 55 +(カードの数値)=★
もったいねえ・・
699 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/24(金) 23:26:07 ID:???
折角のJOKERですが順番通りでないので無効です……。
もう一度静葉からマルコまで引き直してください。
700 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:28:02 ID:???
ドリブルだとたぶんミスなくうどんげそのままJOKERだったと思うともったいない
701 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:31:35 ID:???
★ディモス→
ダイヤ8
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
引きなおし?
702 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:34:28 ID:???
★マルコ→
ダイヤJ
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
703 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:34:47 ID:???
★マルコ→
クラブ4
パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
704 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/24(金) 23:51:32 ID:???
>★うどんげ→ ダイヤ6 ワンツー 54 +(カードの数値)=60★
>★静葉→ ハート4 ワンツー 55 +(カードの数値)=59★
>★ディモス→ ダイヤ8 パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=63★
>★マルコ→ ダイヤJ パスカット 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=66★
>≦−2→イタリアボールに。
==============================================================================
何よりもパスを得意とする静葉とうどんげ。
他者を支援し、フォローに回る事を信条とする彼女らのワンツーは確かに見事ではあったのだが……。
それでもイタリアの守備陣を突破するには、まだまだ練度が足りないものだった。
マルコ「とほほ……あたしゃ地味な役回りだよ……」
静葉「(!? コースを防がれた……!? なら、こっちは……!)」
ディモス「おっと、甘いぜ!!」
うどんげ「なにィ!?」
バシィッ!!
ジョン「あっ、あああああっとぉ!? 駄目です、やはり突破出来ない!!
静葉選手とうどんげ選手のワンツーは、イタリア守備陣に阻まれてしまったァ!!
やはり鉄壁! 鉄壁です、イタリアJrユースッ!!」
映姫「皆さん、早く得点を! 同点のままハーフタイムを迎えてはいけません!!
一旦の区切りがつくまでに、なんとしても白か黒かハッキリさせなければなりませんよ!!」
ヘルナンデス「(本当に同点の状況が嫌いなんだな……うん、怒鳴るエイキも可愛い!)」
ディアス「アレで鉄壁ねぇ……」
永琳「(確かに、中盤の守備力はこのアルゼンチン……いえ、今大会のすべてのチームを含めてもトップクラス。
だけれど……あの程度なら、まずディアス君の敵ではないわね)」
705 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/24(金) 23:52:55 ID:???
マルコにコースを防がれ、甘いパスを出した静葉のボールを簡単に掠め取るディモス。
このイタリア中盤メンバーの卓抜した守備力を見て実況が興奮をする中……。
しかし、アルゼンチンの天才は退屈そうな表情を浮かべながらフィールドを見つめる。
フィールドではボールを奪ったディモスが、再びロングボールを入れようと大きく右足を振りかぶっていたのだが……。
ヒューイ「させないよーっ!!」
ディモス「くそっ……! (プレスが速いな……取られるのを見越していたのか?)」
そう何度も好き勝手やらせはしないと、ボランチのヒューイが素早くプレスをかけ。
ディモスはキープせざるを得ない状況にさせられてしまう。
ヒューイ「(カットは駄目だけどタックルなら取れる!!)」
ディモス「(ここを抜いて……一気にロングパスだ!)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ディモス→ ! cardドリブル 52 +(カードの数値)=★
★ヒューイ→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ディモス、根性のキープ! ヒューイをかわして一気に諏訪子にロングパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(マルコがフォロー)(イタリアスローイン)(チルノがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
ヒューイ:ダイヤかハートで「ぎゅぎゅーんタックル(+3)」、スペードで「ぎゅいーんタックル(+2)」
706 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:59:05 ID:???
★ディモス→
ハート7
ドリブル 52 +(カードの数値)=★
707 :
森崎名無しさん
:2011/06/24(金) 23:59:11 ID:???
★ヒューイ→
クラブ3
タックル 55 +(カードの数値)=★
とる!
708 :
森崎名無しさん
:2011/06/25(土) 00:01:12 ID:???
す、すまねえ…かんぜんにしくじった…orz
709 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/25(土) 00:14:51 ID:???
>★ディモス→ ハート7 ドリブル 52 +(カードの数値)=59★
>★ヒューイ→ クラブ3 タックル 55 +(カードの数値)=58★
>=1→ボールはこぼれ球に。マルコがフォロー
================================================================
ヒューイは確かに優れたボランチである。
そのタックルの威力は幻想郷最高峰ボランチである十六夜咲夜にも勝るものであり。
決してキープ力が高いとは言えないイタリアJrユースメンバーからボールを奪い取るのは、至極簡単なもののように思えた。
しかし、だからこそヒューイの中には油断が生まれる。
対して、キープをしようとするディモスはまさに必死――全力を出し切る側の攻撃側と、そうでない守備側。
実力差はあるものの、それが絶望的と言う程でもない以上……結果はこうなる。
ヒューイ「あ、あれ?(なんで奪えないの!?)」
ディモス「(くそっ、しつこい……! だが……)マルコッ、頼む!」
マルコ「しめしめ、あたしにも運が回ってきたってもんだね!」
ヒューイ「あ、ああっ!?」
ヒューイがまごつく間にフォローに走っていたマルコが来るのを察知したディモスは、手早くボールを零し。
ヒューイが近づけないよう体を入れながらマルコがボールを披露のを見届ける。
ディモス自身は決して勝ってはいない……が、結果から見ればイタリアに軍配が上がったと言えるだろう。
彼らの目的はただ一つ――要はヒューイが来る前に、ロングパスを出せればそれでよかったのだから。
ジョン「あ、ああああああ〜っ!? これは幻想郷、またもピンチ!!
ボランチのヒューイ選手、イタリアのコンビプレイを前に止める事が出来ませんッ!
ボールを持ったマルコ選手はこれを素早く蹴る! これはゴール前にいる諏訪子選手へのロングパスだァッ!!」
穣子「くそっ、なんでこんなに飛んでくるのよ!!」
レティ「……どうするの、穣子? もう体力が……」
穣子「やるしかないでしょ! ここで通す方がやばいわよ!! レティ、発射台頼むわ!!」
レティ「……ええ!」
710 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/25(土) 00:15:55 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★マルコ→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★穣子→ ! cardオータムスカイパスカット 61 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールは今度こそPA内にいる諏訪子の元へ! 諏訪子、そのままヘディングの体勢!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(チルノがフォロー)(諏訪子と美鈴で競り合い)(フランがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
711 :
森崎名無しさん
:2011/06/25(土) 00:18:26 ID:???
★マルコ→
クラブ2
パス 54 +(カードの数値)=★
712 :
森崎名無しさん
:2011/06/25(土) 00:19:01 ID:???
★穣子→
スペードA
オータムスカイパスカット 61 +(カードの数値)=★
713 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/25(土) 00:21:28 ID:???
穣子さんがAでパスカット成功した所で短いですが本日はひとまずここまでです。
明日にはなんとか前半終了にいきたいところ……。
それでは、お疲れ様でした。
714 :
森崎名無しさん
:2011/06/25(土) 00:23:32 ID:???
中盤で失敗しすぎたせいで穣子とレティが2階級特進寸前w
乙でしたー
715 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:00:18 ID:???
どうも。最近思うように更新できず申し訳ないです。なんとか間を開けないよう頑張ります。
>★マルコ→ クラブ2 パス 54 +(カードの数値)=56★
>★穣子→ スペードA オータムスカイパスカット 61 +(カードの数値)=62★
>≦−2→幻想郷ボールに。
==============================================================================
ビキィィィィンッ!!
穣子「うがっ……!?」
レティ「穣子!」
静葉「(前半だけでもう3回も飛んでいるのだもの……体格のいいレティならともかく、穣子の足にかかる負担は既に限界だわ!)」
レティに射出された瞬間、脚に走る激痛に思わず顔を歪ませる穣子。
何度もオータムスカイパスカットを使い、酷使され続けた彼女の足は既に悲鳴を上げており。
穣子は脂汗を滲ませながらも……持ち前の根性で歯を食い縛って耐え、ボールカットに成功。
しかし、そのフォームはパスカットに長けた穣子の絶好調時からは考えられない程歪で……。
これを見た周囲の者たちは、もう穣子はオータムスカイパスカットを使えないのだと瞬時に理解をする。
諏訪子「(あーうー……何度も何度もパスをカットされたのは悔しいけど……でも、これで豊穣のはろくすっぽ動けなくなった筈!
前半もう一度チャンスが戻ってくれば確実にボールが回ってきそうだね!)」
フラン「(全然シュート打てないんだもんな〜。 うー、早くドッカーンってしたいのに)」
穣子「はーっ……はーっ……。 橋姫……頼むわよ……!」
パルスィ「妬ましい……! なんだかんだで活躍をするオータムスカイズが妬ましい!!」
イタリアメンバーはこれで気軽にハイボールを出せるようになったと安堵をし。
一方で幻想郷メンバーは、この攻撃で何とか再び突き放さなければと躍起になりながら攻撃を再開。
そして、ボールカットに成功をした穣子は……即座にパルスィへとボールを渡した後。
自身に宛がわれた本来の位置に比べやや前の位置に陣取り呼吸を整えながら立ち尽くす。
レティ「!? 穣子、その位置は……」
穣子「はぁっ……はぁっ……。 どーせ飛べないんなら後ろに下がってても同じよ。
……ハーフタイムまで、前で早めのボールカットを狙うわ」
716 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:01:32 ID:???
ジョン「あぁぁ〜っとぉ! しかし、このパスもやはり通りませんでしたァッ!!
穣子選手、レティ選手との合体技で再びボールカットォ!! やはり秋の空舞うディフェンスの女神は鉄壁ッ!!
イタリア、ロングパス攻勢はいまいち成果を結びませんッ!!」
ピエール「とはいえ、先ほどの非常識な合体技は見たところ足に多大な負担を強いるらしい。
……現に飛んでいた方の選手は肩で息をし始めているし、しきりに足を気にしている。
前半はもとより……ハーフタイムで短い休憩をはさんだ所で、もう前半のように気軽に合体技を使う事は出来ないだろうな」
こいし「あいつもそこまで体力多いって訳じゃなさそうだしねー」
さとり「(後半からは彼女の代わりに誰を入れてくるのか……壁を多くする為に河童かキスメか……。
はたまた3バックにしてMFを誰か入れるか……? 読めませんね……)」
反町「(穣子も限界か……! くそっ、残り時間は……ロスタイムを入れて10分あるかないかって所か。
微妙だな……これだけあればカウンターを食らうかもしれない。
なんとかしてこの攻撃を成功させないと、穣子が飛べない今、ロングボールを入れられるだけでピンチだぞ。
どうする? このままパルスィに突っ走らせるか?)」
A.ボールを運ぶのならパルスィ以外に適役はいない。このままパルスィに突っ走ってもらおう!
B.いや、あわてるな! こういう時こそ静葉さんに任せるんだ!
C.3度目の正直という言葉もある。 うどんげにやらせるんだ!
D.こういう時になんとかしてくれるのがエースだ! リグルにやらせよう!
E.ここで俺だ! 体力も結構余ってるし俺にボールを預けてもらおう!
F.まずはいったんボールを外に出させよう! 体力のなくなった穣子を出し続ける訳にはいかない!
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
717 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:02:34 ID:Yp95kXIw
A
718 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:02:51 ID:w20UsoiQ
A
719 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:03:25 ID:ObuUveso
E
720 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:05:24 ID:GVt4EhMU
A
721 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:09:59 ID:???
無理しないでね
722 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:11:00 ID:???
無理せず自分のペースでオータム更新してくださいね
723 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:13:02 ID:???
>A.ボールを運ぶのならパルスィ以外に適役はいない。このままパルスィに突っ走ってもらおう!
============================================================================================
反町「パルスィ、そのまま突っ走れ! 今度こそ突破するんだ!!」
パルスィ「一々指図されなくてもするわよ……! 妬ましい……一々指示を出すオータムスカイズが妬ましい……!!」
反町「(……そりゃキャプテンなんだから指示は出すよ)」
相も変わらず反町を――というか、この世の生物すべてを目の敵にしたかのようなパルスィの物言いに反町はたじろきつつ。
しかし、逆に素直なパルスィもそれはそれで嫌だなと考えつつゴール前へ急ぎ。
一方でボール運びを任されたパルスィは、怒涛の勢いで左サイドを駆け上がり始め……。
だが、当然ながらイタリアJrユースも早めにボールを奪取し今度こそロングパスを入れてみせると息巻きながらパルスィにプレスをかける。
コンティ「ここでボールを奪って一気にロングパスだ!」
フレッド「前半で突き放してやる!」
パルスィ「妬ましい……! あんたらほかに攻撃パターンは無いの……? ああ、ロクに攻撃出来ないMFどもが妬ましい……!!」
反町「(ドリブル一芸のパルスィがパターン云々言うのはどうかと……)」
静葉「(……一樹君がなんだか過去の自分にブーメランになりそうな事を考えてそうだわ)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パルスィ→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=★
★コンティ→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★フレッド→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィ、貫録のドリブル技術で左サイドを突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(静葉がフォロー)(リグルがフォロー)(バサレロがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
パルスィ:ダイヤで「グリーンアイドモンスター(+4)」、ハートで「グリーンアイドモンスター-easy-(+2)」
724 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:14:55 ID:???
>>721-722
どうもありがとうございます。いえいえ、中の人的にも早めに更新がしたいのでw 無理はしてませんですよ。
そしてミスですごめんなさい。間に合えばコンティは以下でお願いします。
★コンティ→ ! cardタックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
725 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:16:53 ID:???
★パルスィ→
ダイヤ8
ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)=★
726 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:17:45 ID:???
★コンティ→
スペードQ
タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
727 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:18:21 ID:???
★フレッド→
ダイヤ7
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
728 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:35:18 ID:???
>★パルスィ→ ダイヤ8 ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv2+2)+(グリーンアイドモンスター+4)=72★
>★コンティ→ スペードQ タックル 53 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=66★
>★フレッド→ ダイヤ7 タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=62★
>≧2→パルスィ、貫録のドリブル技術で左サイドを突破!
========================================================================================
ズダダダダダッ! ギンッ!!
コンティ「うっ……!」
フレッド「く、くそっ、体が……」
パルスィ「そう何度も私のドリブルが止まるものですか……! 妬ましい……!」
試合開始序盤に自慢のドリブルを止められた事で、彼女のボルテージは異常な程にまで上がっており。
何もそこまでしなくてもいいんじゃないかと思わず声をかけたくなるほどの勢いで緑の眼を守備陣に向ける。
途端、コンティのフレッドの両者は思うように体が動かせなくなり……。
パルスィはその2人の間を抜くようにして、瞬時に突破してしまう。
ジョン「あっとぉ!? これはパルスィ選手、今度こそ突破に成功!!
やはり幻想郷No.1ドリブラーは伊達ではないッ!! そのまま左サイドを駆け上がっていくぞ!!」
リグル「ハッハァー!! 今度はライトニングリグルで決めてやる! こっちにパスだー!!」
静葉「(……ライトニングリグルキックが跳ね返されれば、先ほどの比ではないシュートが飛んでくる筈……大丈夫かしら?
かといって、パルスィのパスでは一樹君に低いパスを通そうにも……)」
映姫「………………」
反町「(映姫さんがカットに来ると……通らない確率の方が高そうだな……。 くそっ、どうする?)」
729 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:36:18 ID:???
A.「そのまま突っ込め! ドリブルゴールを狙うんだ!!」
B.「リグルに上げろ! リグルにやらせるんだ!」
C.「俺にハイボールをくれ!」
D.「俺に低いボールをくれ! 頑張って通すんだ!!」
E.「一旦静葉さんに預けろ! 静葉さんに渡すんだ!!」
F.「サイドチェンジだ! うどんげに回せ!!」
G.「いっそお前が撃て! ミドルシュートを持ってるんだろ!」
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
730 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:36:36 ID:ObuUveso
A パル
731 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:38:59 ID:Kpej3HdE
A
732 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:39:10 ID:Yp95kXIw
A
733 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:39:29 ID:t9XGUyns
B
734 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:49:55 ID:???
>A.「そのまま突っ込め! ドリブルゴールを狙うんだ!!」
=======================================================================
反町がここで下した決断は、パルスィにそのままドリブルゴールを狙わせる事だった。
これならば最悪でもボールを奪われるだけに留まり、シュートを跳ね返される危険は無い。
それに、もしも抜ければパルスィのドリブルならば一気にゴールを奪える可能性も決して低くは無いのだ。
一瞬でそこまで判断をした反町は、パルスィにそのまま突っ込むように指示。
これを聞いてリグルは不満そうにするも、対照的にパルスィは笑みを浮かべ……。
パルパルパルパルと呪詛を呟きながら、一気にPA内へと侵入をしてゆく。
ズダダダダダダダダダーッ!!
ジョン「おおおおおっとぉ!? これはパルスィ選手、一気にゴールまで突っ込んだぁ!!
そうです、彼女は幻想郷でも一対一でゴールを奪う事を得意としていた選手!!
そのドリブル技術は、かのオータムスカイズから得点を奪った実績もある程のものです!!
しかし、対するイタリアも鉄壁の守りを自負する守備陣が待ち構えています! 果たしてここを突破出来るかァ!?」
バサレロ「正気かよ!? こんだけ人数がいるのに……!」
ゴルバテ「ここで止めてカウンターだ!」
トリノ「いくぞっ!!」
映姫「………………!」
パルスィ「妬ましい……! 人数をかければ奪えると思っている貴方達が妬ましい!!」
735 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:50:55 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パルスィ→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
★映姫→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★バサレロ→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★ゴルバテ→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★トリノ→ ! cardタックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィ、イタリアのカティナチオをドリブルですり抜ける! ヘルナンデスと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがねじ込み)(左コーナーキック)(ヘルナンデスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
パルスィ:ダイヤで「グリーンアイドモンスター(+4)」、ハートで「グリーンアイドモンスター-easy-(+2)」
映姫:ダイヤかハートで「レペンタンスタックル(+3)」
736 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:52:06 ID:???
★パルスィ→
ダイヤ7
ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
737 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:52:35 ID:???
★映姫→
ハート7
タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
738 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:53:09 ID:???
★バサレロ→
スペードA
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
739 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:53:36 ID:???
★ゴルバテ→
クラブA
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
740 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:53:49 ID:???
★トリノ→
ハートK
タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
741 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:54:50 ID:???
なにィ!?
742 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 00:56:13 ID:???
これがイタリアの恐ろしい所なんですよ……。
という所で本日はひとまずここまでです。
明日はリグルのねじ込みが決まるかどうか!?って所から再開ですね。
これで決まったらリグルにはスキル・おいしいところをもっていくが必要かもしれません。
それでは、お疲れ様でしたー。
743 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 00:57:05 ID:???
DFゼロでライトニングなら逆においしいかもw
乙でぃしたー
744 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 14:14:38 ID:???
閻魔様のタックルもそこまで強くはないな
これならパルパルにドリブルゴール狙わせ続けた方がローリスクハイリターンじゃね?
745 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 18:40:15 ID:???
以前の大会に比べると敵GKの一対一はかなり強くなってるしローリスクだけどハイリターンではないね
かなりの確立で読み当たりされるのも辛いよ
746 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 23:29:20 ID:???
>★パルスィ→ ダイヤ7 ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)+(グリーンアイドモンスター+4)=70★
>★映姫→ ハート7 タックル 55 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(レペンタンスタックル+3)=67★
>★バサレロ→ スペードA タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=57★
>★ゴルバテ→ クラブA タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=57★
>★トリノ→ ハートK タックル 54 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=69★
>=1→ボールはこぼれ球に。リグルがねじ込み
>※トリノがKを出してこぼれ球にした為、覚醒フラグ取得! 更にタックルフラグ取得!
=========================================================================================
映姫「あなたは少々独善的過ぎる……! 過去の実力を考えれば、過度な力を得た事を誇示したくなる思いもわかりますが……。
しかし、貴方の行いは黒そのものですッ!! こうして無謀な突撃をするのも……」
パルスィ「妬ましい……! 独善的って言ったらオータムスカイズのも大概じゃないの……! 妬ましい……ハァッ!!」
映姫「むっ……し、しまった!?」
ヘルナンデス「ちょっ……しっかりしてくれよエイキ!?」
四季映姫は説教が趣味である。趣味というより、それはもはやライフワークと言っても差し支えないレベルのものであった。
試合中であるにも関わらず、いろいろと突っ込みどころが多すぎる幻想郷メンバーを前にしては説教をしたいという欲求を抑える事は出来ず。
結果、パルスィを説教するのに夢中になってしまい肝心のプレイが疎かになってしまう。
そんな状況では当然ながらドリブルに長けたパルスィを止められる筈が無く、パルスィはそのまま一気にゴール目指して邁進するのだが……。
ズザァァアッ!! バチィッ!!
パルスィ「パ、パル!?」
トリノ「そう簡単に抜かれてたまるかよーっ!!」
しかし、このパルスィのドリブルは意外な伏兵――左サイドバックのトリノのタックルによって阻まれた。
一番の危険人物である映姫を抜いた事で、僅かながらに油断をしていたのかもしれない。
とにもかくにも、こうしてパルスィの元から離れたボールは高く跳ね上がってこぼれ球となるのだが……。
747 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 23:30:32 ID:???
トリノ「あっ……ま、まずいっ!?」
ヘルナンデス「くっ……!?」
リグル「わははははは! 後はエースに任せろ〜っ!!」
ジョン「あっ……ああああああああああああああああああああああっ!?
こっ、これはパルスィ選手、惜しくも突破失敗……ですが! まだ、まだ幻想郷Jrユースの攻撃は終わっていないィィッ!?
零れたボールには、フォワードのリグル選手が飛び上がり、ねじ込みに行く構えを見せているゥッ!!
映姫選手はまだ立ち上がれていないッ!? これはイタリア、ピンチだぁっ!!」
ディアス「ぶふっ……き、昨日みたいに空振りとかしねぇかな……?」
永琳「流石にそれは無いでしょう……多分……恐らく……きっと……」
パスカル「(永琳さんも自信は無いんだな……)」
さとり「ウルグアイで見せたのも、この試合最初に撃ったのもミドルシュートでしたが……今度はダイレクトシュートですね」
ピエール「確か彼女はダイレクトシュートの方が得意なんだったな……。
ミドルシュートだけでも十分ストライカーを名乗れるレベルだったのだが……」
こいし「命蓮寺ってトコと戦った時は大暴れだったもんねぇ、あいつ。 ……でも、お姉ちゃんには敵わないよ。 絶対!」
ダダダダダッ! バッ!! グワァォオッ!!
マルコ「と、とほほ……あたしゃフリー補正打消し要因だよ!」
ヘルナンデス「(もう残り時間も少ない……こんな時間帯に決められてたまるか! 必ず……止める!!)」
リグル「これで勝ち越しだ! いくぞおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
748 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 23:31:50 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグル→ ! cardライトニングリグルキック 65 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
★マルコ→ ! card高いクリアー 53 +(カードの数値)=★
★ヘルナンデス→ ! card黄金の右腕 65 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がねじ込み、静葉がフォロー、左コーナーキック)
≦−2→イタリアボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→リグルのシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がねじ込み、うどんげがねじ込み、ディモスがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
749 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:32:45 ID:???
★リグル→
クラブ7
ライトニングリグルキック 65 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=★
750 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:33:25 ID:???
★マルコ→
ハートA
高いクリアー 53 +(カードの数値)=★
751 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:33:28 ID:???
★ヘルナンデス→
スペードQ
黄金の右腕 65 +(カードの数値)=★
だいすー
752 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:33:38 ID:???
★マルコ→
ハート4
高いクリアー 53 +(カードの数値)=★
753 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:33:50 ID:???
★マルコ→
スペードJ
高いクリアー 53 +(カードの数値)=★
754 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:34:53 ID:???
Qさんがまた裏切ったーwウゾダドンドコドーン!
755 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/27(月) 23:35:25 ID:???
今更ですが
>>746
の映姫にはBorWの効果で+1の補正がついていました。
ギリギリ結果に影響はありませんので、このまま進ませてもらいます。
また、リグルのライトニングリグルキックには吹っ飛び係数3がついていました。
ミスが多くて申し訳ありません。
756 :
森崎名無しさん
:2011/06/27(月) 23:37:17 ID:???
やはりロリ娘のシュートはヘルナンデス的にご褒美だったということか
757 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:08:18 ID:???
>★リグル→ クラブ7 ライトニングリグルキック 65 +(カードの数値)+(エースの自覚+1)=73★
>★マルコ→ ハートA 高いクリアー 53 +(カードの数値)=54★
>★ヘルナンデス→ スペードQ 黄金の右腕 65 +(カードの数値)=77★
>≦−2→イタリアボールに。
==========================================================================================
リグル「ライトニングリグルキックだあぁああああああああああああああああああッッ!!!」
ブゴッ……バッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!
マルコ「おじいちゃーんっ!」
高い位置で前転を決め、そのままの勢いで両足をボールに叩きつける事で従来のリグルキック以上の威力を出すライトニングリグルキック。
その破壊力を前にして、マルコは当然のように吹き飛ばされてしまう。
そして、いったん地上でバウンドをしたリグルのシュートは、
強烈な縦回転の影響を受けて稲妻が如き軌道を描いてゴールへと突き進むのだが……。
ヘルナンデス「(確かに強烈なスピンの影響で傍目から見れば取りにくいようにしか見えない……!
が、いったん地上でバウンドをしている以上、速度は落ちている! そして、このボールを取るには……!!)」
グワァァァァッ!! ギュンッ!
ヘルナンデス「上昇をするよりも早くに抑えるんだ! 届けェェェエエエエエエエエッ!!」
一度上昇をし、ゴールの上方を狙われては――ボールの下部を触るだけでは止める事は至難の業である。
だからこそ、ヘルナンデスは思い切って前へと飛び出し、上昇しきるよりも早くボールを抑え込む事を狙った。
そして……。
バシィィイイイイイイイイイイイイイイイイイインッ!!
ヘルナンデス「……ふぅ。 可愛い顔をしてとんでもない威力だ……」
リグル「なっ……なにィ!?」
758 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:09:31 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ……ああああああああっ!? こ、これは……ヘルナンデス選手! リグル選手の超威力シュート!!
ライトニングリグルキックを……なんと……なんと、ワンハンドキャッチィ!?
やはり! やはり堅いッ、イタリアJrユースッ!! そうです、映姫選手がいなくともヘルナンデス選手がいる!
ヨーロッパNo.1キーパーである彼という堅固な錠前を解かなければ、ゴールは奪えませんッ!!」
観客「おいおいおい……ミドルシュートを撃てばDFに跳ね返されて、それをかわしても強力なキーパーがいるってどういう事なの……」
「これがイタリアのチートの所以なんですよ」「信じられるか……? リーグ2戦目なんだぜ……これ……」
誰が見ても、間違いなく今大会トップクラスの威力を持つリグルのライトニングリグルキックが……。
しかし、ヘルナンデスの黄金の右腕により阻まれたとあり、一気に湧き上がる観客席。
その歓声を聞いて、ヘルナンデスは少しだけ笑みを浮かべ……ようやく起き上がった映姫へと視線を向ける。
映姫「……ナイスセーブです、ヘルナンデス君!」
ヘルナンデス「エイキ一人に頼りっきりな印象を周囲に与えたくないからね(惚れ直してくれたかな、エイキ?)」
素直にヘルナンデスのファインセーブを称賛する映姫に、何かいろいろと勘違いをしながら微笑みを浮かべるヘルナンデス。
一方で幻想郷Jrユースはといえば、早々に先取点を奪ったのはいいものの、
その後まるで得点が取れる気配すら浮かばない事に焦りを抱き始める。
反町「(……流石にヨーロッパNo.1キーパーの異名は伊達じゃないな。 なんて堅さだ……)」
うどんげ「(私のシュートじゃただのパスになるなぁ……これ……)」
静葉「(……折角覚えたミドルシュートも、この試合じゃ使う機会がなさそうね)」
そして、この試合、相棒である反町に得点で先を越され。
二度放ったシュートは映姫に跳ね返されるか、キーパーに完全にキャッチされてしまうという屈辱に見舞われたリグルはといえば……。
759 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:10:34 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リグルにとっては想定外→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→リグル「ハッハァー! 今ので見切ったッ!! 次は確実に決まるぞ!!」 スキル・何があっても落ち込まないを取得していた。
ダイヤ・ハート9以下→リグル「ちぇっ……まあいいや、後半に決めればチャラさ!」 前向きリグル。
ハート10以上→リグル「えへへ、可愛い顔だって!」 ヘルナンデスの発言に照れてた。仕方ないね。
スペード・クラブ→リグル「おかしいよ! なんでだよ! エースのシュートだぞ!?」 怒った。
760 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:10:46 ID:???
★リグルにとっては想定外→
クラブ8
★
761 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:10:53 ID:???
★リグルにとっては想定外→
ダイヤA
★
762 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:42:07 ID:???
>★リグルにとっては想定外→ クラブ8 =リグル「おかしいよ! なんでだよ! エースのシュートだぞ!?」 怒った。★
==================================================================================================================
ヘルナンデス「ん?」
映姫「む……」
反町「リ、リグル……?」
リグルは激怒した。必ず、かの邪知暴虐のロリコンを取り除かなければならぬと決意した。
リグルは自身をエースだと確信しているし、そのことを寸分も疑っていない。
それだけの実力はあると周囲からも認知されはじめ……そして、ウルグアイでも確かな結果を残したのだ。
だからこそ、リグルにとってはエースの自分がゴールを決めるのは当然であり。
逆に、何度も何度もゴールを阻まれるという事象自体が、まるで理解が出来ない。
エースである自分のシュートを阻まれる筈が無いと、本気でそう信じていたのだ。
故に、リグルは考えた。イタリアは何かしらのインチキをしている筈なのだと。
リグル「反町、アレだよ! 昨日のフランスみたいにズルしてるんだよこいつら!!」
反町「ちょっ……!?」
先日のイタリアvsフランス戦を見た時に、外の世界のサッカーにはズルやインチキがあると知ったリグル。
そんな彼女が、この結論に至ったのも無理はない。
彼女の中ではまず「自分のシュートが何度も止められる筈が無い」という結果だけがあり。
ならばどうして止まったのかと言われれば、それはもう、何かしら正攻法でない方法を相手が使っているとしか思えなかったからである。
その表情に猛烈な嫌悪と恨みがましいものを浮かべながら、映姫とヘルナンデスを睨み付けるリグルだが……。
反町は慌ててこれをなだめつつ、早く自陣に戻ろうとリグルを促す。
反町「不用意に変な事を言うなリグル! 審判にカードを貰っても仕方ないぞ!?」
リグル「だってズルしたんだもん! くそっ……! いくら私がエースだからってインチキまでするなんて信じられないよ!!」
反町「だから言うなって……!」
幸いにも審判の目はほかに逸れているようであり、リグルを注意するそぶりは見られないが……。
それでもはらはらしながら、反町は自陣へと戻り始める。
763 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:43:31 ID:???
一方でイタリア守備陣はといえば、不当に自分たちが不正を働いていると言われて当然ながら怒りを感じていた。
正々堂々と決められたルールの中で戦い、その中での活躍を不正によるものだと言われれば、誰でも怒るだろう。
それは本来は温厚であるヘルナンデスとて例外ではないらしく、彼はその表情を険しいものにしていた。
ヘルナンデス「……(流石の僕も少しイラッときちゃったな。
しかし、インチキって……今のセーブのどこにそんな要素があったのか……)」
映姫「(矮小な筈の妖怪が身に余る力を手にするからこうなる……橋姫と同様、やはり彼女も黒ですね……)
それよりヘルナンデス君、反撃を!」
ヘルナンデス「おっとと、時間は……攻めきるには少し足りないか。 なら……」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ヘルナンデスの判断→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ヘルナンデス「当然オーバーラップだ!」 GKはオーバーラップをするもの
ダイヤ・ハート→ヘルナンデス「フラン! 遠目でもいいから打つんだ!!」 フランに撃たせようと、まずは中盤にボールを預ける!
スペード・クラブ→ヘルナンデス「エーキ、頼むよ!」 距離減衰無しシュートとか反則でしょう?
764 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:45:24 ID:???
★ヘルナンデスの判断→
スペードQ
★
765 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/28(火) 00:47:43 ID:???
東方サッカーのとんでもサッカーの中でも一際とんでもなシュートが飛んでくるぞー!!
といった所で本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。
766 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:49:06 ID:???
うーん、まあ逆に言えばこれは好機だわな。
大ちゃんはシュートには強いし、これでエーキのガッツが削れれば楽になる
767 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:49:50 ID:???
でもこれで一発ゴールされたら正に地獄だけどね……勘弁してクレー
768 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:49:51 ID:???
乙
リグルは頭おかしいなw
769 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 00:55:25 ID:???
翼「くそっ……! いくら相手がリグルだからってインチキまでするなんて!」もっとおかしい人がいますw
770 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 01:53:29 ID:???
翼「こうまで妬まれ、マークされているなんて…! やはり世界はリグルを注視している!」
771 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 03:30:50 ID:???
すぐハーフタイムいってガッツ回復だからなー
ここでえーき様がガッツ減らしても後半まだカウンターシュートされそう
あとリグルは反省しろww
772 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 09:42:10 ID:???
エースなることは難しく、エースであり続けることはさらに難しいのだよリグル
773 :
森崎名無しさん
:2011/06/28(火) 23:40:09 ID:???
>>769-770
三杉「君は何を言っているんだ」
774 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/29(水) 00:02:06 ID:???
>★ヘルナンデスの判断→ スペードQ =ヘルナンデス「エーキ、頼むよ!」 距離減衰無しシュートとか反則でしょう?★
================================================================================================================
ヘルナンデス「(一番最良なのは、フランちゃんに遠目でも撃ってもらう事だ。
フランちゃんのミドルシュートも、決して低い威力じゃない。 距離が遠くても決まる可能性がある。
何より、フランちゃんのスタミナを余らせたまま後半に持ち越すのは勿体ない! が……)」
フランに通すには、やや上がり目の位置につけているパスカットに長けた穣子。
そして、ボランチの位置につくタックルの名手ヒューイをどうにかしていなさなければならない。
せめてヒューイだけならば、まだパスで繋いで渡すという事も出来たかもしれないのだが……。
穣子がいる以上、確実につなげるとは言い難い。
それならば、確実にシュートを撃てる選手に撃ってもらう――ヘルナンデスはそう決断をし――。
ペナルティエリアのやや外という位置につけていた映姫へと、ボールを転がした。
ヘルナンデス「よし……エーキ、頼むよ!」
映姫「……いいでしょう。 私もこの同点という有耶無耶であやふやな状態のまま後半にいきたくはありません!」
反町「!? し、しまった……!?」
このヘルナンデスの行動を見て、反町は慌てて戻りかけていた体を反転させて映姫へと駆け寄る。
あまりの守備の卓抜ぶりを見て、反町は忘れてしまっていたのだ。
四季映姫の真価は、カウンターシュートと優れたボールカット能力だけではない。
MFとしても十二分に出来るオフェンス能力と、下手なFW顔負けの決定力も持ち合わせているのだという事を。
ジョン「あっ……あっとぉ!? これはヘルナンデス選手、ボールを大きく出しません!
まずは一旦映姫選手へと預け……あ、ち、違うッ!? こ、これは……!?」
グワァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
775 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/29(水) 00:03:07 ID:???
ボールを持つと同時、その小さな体を一杯に伸ばしながら、右足を振り上げてシュートの構えを取る映姫。
自陣ゴール前からという、あまりにも距離のありすぎる位置からの、無謀にも思えるシュート。
しかし、そのシュートが無謀なものではないという事は、このフィールドに立つ全員が知っていた。
彼女のシュートは、十六夜咲夜の霧の湖シュートや八坂神奈子のエクスパンデット・オンバシラ同様。
距離の影響をまるで受けない、無敵のロングシュートなのだから。
反町「み、みんな! 中央に寄れ! シュートブロックだ!!」
うどんげ「ひゃ、ひゃああああ〜っ!? (た、助けて師匠〜っ!!)」
静葉「(……これが決まってしまうと、拙い! せめて人数の足しになれば……!)」
美鈴「だ、大丈夫ですか穣子さん? そんな体じゃ吹き飛ばされたら……!」
穣子「はぁ……はぁ……だ、大丈夫よ。 (どうせ後半になれば交代されるんだもの……ここで全部出し切ってやる……!)」
レティ「ヒューイ、あなたはフォローに備えて!! チルノ、飛ぶわよ!!」
ヒューイ「はーい」
チルノ「おーっ!」
大妖精「あわわわわわ……まままま、まわまわ、回って……!!」
映姫「無罪か有罪か、白黒今こそつけてみせましょう! ハァァァァァァアアアアアアアアアアアッ……!!」
776 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/29(水) 00:04:34 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★映姫→ ! cardラストジャッジメント 62 +(カードの数値)+(BorW+1)=★
★反町→ ! cardブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★静葉→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★うどんげ→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(不屈の女神Lv2+2)=★
★穣子→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★美鈴→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★チルノ→ ! card顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★大妖精→ ! cardローリングパンチング 63 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがフォロー、諏訪子がフォロー、ヒューイがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→映姫のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(フランがフォロー、右コーナーキック、ヒューイがフォロー)
≦−2→幻想郷ボールに。
【補正・備考】
映姫:ラストジャッジメントには吹っ飛び係数5がついています。
穣子:ダイヤで「麦のカーテン(+4&100消費)」
チルノ:スキル「最強」によりカードが9かQの場合15になる。
777 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:04:49 ID:???
★映姫→
JOKER
ラストジャッジメント 62 +(カードの数値)+(BorW+1)=★
778 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:05:26 ID:???
★反町→
ハート5
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
もうだめだ…おしまいだぁ…!
779 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:05:39 ID:???
★反町→
スペード8
ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
780 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/29(水) 00:05:48 ID:???
申し訳ないです、うどんげと穣子は間に合えばこちらで引いてください。
★うどんげ→ ! cardブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
★穣子→ ! cardブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(不屈の女神Lv2+2)=★
781 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:06:05 ID:???
★静葉→
ハート3
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
782 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:07:24 ID:???
★うどんげ→
ダイヤA
ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
783 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:08:35 ID:???
★穣子→
ダイヤ5
ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(不屈の女神Lv2+2)=★
784 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:09:00 ID:???
★美鈴→
クラブ8
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
785 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:09:03 ID:???
★チルノ→
ハート3
顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
786 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:09:06 ID:???
★美鈴→
クラブ2
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
787 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:09:38 ID:???
★大妖精→
スペードK
ローリングパンチング 63 +(カードの数値)=★
奇跡は起こらないか!
788 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:11:21 ID:???
リードされたことより守備陣壊滅したのが頭痛い……普通にやったらもう2点はくらうで…
789 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:12:24 ID:???
チルノが1だけでも減衰させられてれば……
790 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/29(水) 00:20:42 ID:???
':, ', i , '"´:::::::::::| l / ヽ〉〉`'' 、. / /
\ ':, ,.-‐ー-‐ 、 |\ヘ:::::::::::::::::::| l> rァ//::::::::::::::::>ァ /
\ i´、/ ./ /i `r、,.へr‐'、__,.へ_r‐、r'"`7ー-ァ--ァ'、_:::::_,.-''" /-‐ァ _
、 _,,.. -| 〈 ハ ! !_ノ |__く_`7-'"´`"'ー'⌒/i´⌒ヽ_/-、__7⌒ヽ. / /-ァ - ''"´
「 ', ハ.ノ i | |.>/i::::::::::i:::::::/、::/ i:::;ハ:::::i::::::::::::::`ヽ.,__7ー-'、/
. | `/ `´ .お |く.__|::;'::::;ハ:::/_」_ヽ.|/ !::/i::::::/,!ィ'|:::::::Y::::`ヽ/ ─- ---
! __,,../--─. ま ト.、 ノへ:/:::!7´ ,.、ヽ! レ' l>'‐-'、ハ:::::i::::::::;ヘ
|. /_,,..-┐ え | ヽ.り::ハi'! !,.リ i"`i Yi::::!:::::// ',ヽ、.,_
.! /i__,,..-‐| ら ! Y::::::! ` `´ . !_,リ ノレi:::〈〈___」 `ヽ.!
.| |__,,..-‐| み | ! ̄`"''.、 ,. -,─- 、 ⊂⊃ハi::::::i::::|ヽ. //
!. ! ヽ! ん. ! |ヽ、 ヽ|/´ ', ,.イ::;':::::;i::::!ヽ、!//
| r‐r ''"「`i な ! |i ト、_ ,! ,.ィ'::::!::/:::::;'|::::! /`´
.!. └'"i"´i二 | .リ i`7ァ-=ニi´:::::ハ:/)'ヽ;:::| レ' /l /i
! 二| |二 | / /-'ヽ、:;_l」_>、!、.,_ )' ( レ' ./'/i i
| -‐ノ | !_,.'" /::::::::::::::::::Y::::::::ヽヲ!`ヽ. /ヽ. // i7 /
| __」─-‐、''"::::::::::::::::::::::::::O:::::::::::Y Y-‐く // 大/
という事で本日は短いですがここまで。
この後は時間もないので、ハーフタイムに突入。名将ぐーや様の作戦会議からとなります。
それでは、お疲れ様でした。
791 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:23:36 ID:???
知らないのか?ケツからひっくり返すのが最高にかっこいい勝ち方なんだぜ乙でしたー
792 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:26:52 ID:???
乙でしたー
793 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 00:31:42 ID:???
結果だけ見れば今のところ確かに名将乙でした〜
794 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:24:15 ID:???
リグルの言っていたズルとはこれのことだったのかー?
こんなの反則だぜw
795 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:31:23 ID:???
しかしどうしようかね本当
反町のシュートが跳ね返されないまでもこぼれだまくらいにはされそうだし
向こうは芋様いなくなったからぽんぽんハイボールだしてくるだろうし
攻めかたも守りかたも思い付かない
796 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:33:21 ID:???
俺はまあ、リセット前の奇跡期待タイムのつもりでいるよ。
某霧雨スレの気分で。
797 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:33:36 ID:???
詰みって事だよ
いわはず
しっかしどうするかね
早苗さんだけでもいて欲しかった
798 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:35:16 ID:???
とりあえず味方の状態チェックしてからじゃないと作戦立てづらいね
799 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 01:48:14 ID:???
静葉さんをDFにして飛ばすのはどうかな?
800 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 07:51:16 ID:???
静葉はレティとじゃ飛べない…発想は悪くないんだけどね…
801 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 07:58:54 ID:???
ここで芋さんのスタミナが0になってなかったら続投でいいんじゃないですか?
不屈の女神ならガッツ低いとパワーアップしますから問題なし
パチュリーと組んで中盤でパス止めさせまくればOK
802 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 21:13:11 ID:???
勝てぬなら勝たせて見せようホトトギス
803 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 21:56:49 ID:???
勝てぬなら勝つまでやろうホトトギス
804 :
森崎名無しさん
:2011/06/29(水) 22:28:02 ID:???
勝てぬなら買ってしまえホトトギス(審判買収w)
805 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:06:39 ID:???
>★映姫→ JOKER ラストジャッジメント 62 +(カードの数値)+(BorW+1)=78★
>★反町→ ハート5 ブロック 53 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=60★
>★静葉→ ハート3 ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=54★
>★うどんげ→ ダイヤA ブロック 49 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=52★
>★穣子→ ダイヤ5 ブロック 48 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(不屈の女神Lv2+2)=57★
>★美鈴→ クラブ8 ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=62★
>★チルノ→ ハート3 顔面ダイビングアイシクル-Lunatic- 64 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=69★
>★大妖精→ スペードK ローリングパンチング 63 +(カードの数値)=76★
>≧2→映姫のシュートがゴールに突き刺さる!
>※映姫がJOKERを出して勝利したので全能力+1、映姫のシュートはこれ以上上がりません。
>※穣子のガッツが0になりました!
=================================================================================================
そのシュートが放たれた瞬間、誰もがその眼を疑った。
頭では映姫のシュートが、本職ストライカー顔負けのシュートだという事を理解していたのだが……。
しかし、映姫のシュートはブロッカーたちがそう認識をしていても、尚、驚異を覚えるだけの威力を持っていたのである。
映姫「独善!」
反町「うわぁっ!?」
映姫「偏見!」
静葉「きゃあっ……!?」
映姫「保身!」
うどんげ「うぎゃーっ!?」
映姫「憤怒!!」
穣子「ぐぁっ……!?」
806 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:07:39 ID:???
映姫「怠惰!!」
美鈴「ぬわーっ!?」
映姫「無知!!」
チルノ「あ、あたいがとめっ……ぷぎゃらああっ!?」
映姫「……盲信!!」
大妖精「ま、回ってなんでも……あ、ああっ……」
フィールダー達が吹き飛ばされるたびに、一つ一つ罪を数え叫ぶ映姫。
その間にもボールはぐんぐんと、反町の放つオータムドライブをも超える速度で突き進み。
ブロックは不得手な反町や静葉といった者たちはおろか、ウルグアイ戦で活躍をしたチルノ。
世界でも有数のセービング技術を持つといえる大妖精の差し出した右腕をも素通りし……。
パシュッ……ピピィーッ!!
ゴールネットへと収まってから数秒……唖然としていた審判の笛が、フィールドに鳴り響く。
自陣ゴール前、ありえない程の遠距離からの、超ロングシュート。
四季映姫の放ったラスト・ジャッジメントは、文字通りこの試合をひっくり返し……。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
それからしばらくして、観客席は熱狂したかのように一斉に湧き上がる。
そして、イタリアフィールダー陣もこの逆転に大きく跳ねて喜びながら……。
しかし、四季映姫だけは堅い表情のまま、その手に持つ悔悟の棒を前へ差出し、呟いた。
映姫「貴方がたが七つの罪、確かにお伝えしました。
その痛みと屈辱を胸に、自責し反省し改める……それが貴方達に出来る善行よ」
幻想郷Jrユース 1−2 イタリアJrユース
807 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:08:48 ID:???
ジョン「なっ……なんっ……という事でしょうかァァァアアアアアアアアアッ!?
し、四季映姫選手ッ! 自陣ゴール前からの超ロングシュートが、決まってしまったァァアアアアアアアアア〜ッ!?
凄いッ! 凄まじすぎる、四季映姫選手ッ!! 流石は幻想郷最強と謳われるDFッ!!
彼女に死角はないのかっ!? この試合、守備に攻撃に獅子奮迅の活躍ですッ!!
これで2−1ッ!! イタリア、幻想郷を突き放してしまったァァァアア〜ッ!?」
反町「い、いたた……く、くそっ……! (決められたか……! これで1点ビハインド……こんな時間帯で……!!)」
静葉「(お地蔵様にやられるなんて……皮肉なものね……)」
この土壇場でゴールが決まったとあり、実況席も興奮した様子でこの惨状を伝え……。
一方で当事者である反町らといえば、ブロックで吹き飛ばされ痛む体を起こしながら、苦々しい顔でスコアボードを見る。
2−1……最悪でも同点で終われる筈だった所を、たった1本のロングシュートで劣勢に追い込まれてしまった。
その事実は点差以上に反町たちにとって重いものとなり……。
そして、この映姫のシュートはただの得点以上に幻想郷にとって重要なものを喪失させた。
うどんげ「む、むちゃくちゃだよぉ……って……あ、み、穣子ッ!!」
反町「!? ま、まさか……!?」
その事に一番最初に気付いたのは、腐っても医者の卵であるうどんげであった。
痛みに耐えながら立ち上がった彼女が見たものは……物言わぬまま倒れ伏す、DF――秋穣子の姿。
これを見て瞬時にうどんげは声を上げながら駆け寄り、状態を見始め……。
幻想郷メンバー、それにイタリアメンバーも事態に気付いたのかざわめきながら駆け寄ったり、遠巻きに見たりし始める。
808 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:09:55 ID:???
美鈴「や、やっぱり無茶だったんですよ! あんな体でブロックに入るなんて……!」
静葉「今更言っても仕方ない事よ……それで……穣子は無事なの、うどんげ?」
うどんげ「詳しく見ないと断言できないけど……多分、疲労の蓄積で気絶をしてるだけ……だと思う。
"だけ"とはいっても、かなり危険な状態ではあるんだけど……しっかり休ませれば、大丈夫だわ」
ヒューイ「それじゃあ、後半は……?」
うどんげ「そ、そんなの無理に決まってるでしょ! しっかり休ませるっていうのは、今日一日安静って事よ!
後半なんか出れる筈無いじゃない!」
輝夜「……にとり、穣子の代わりに入って。 残り時間は、無難にパスを回させるようにね。 無駄に体力を使わせないで……頼んだわよ!」
にとり「わ、わかったよ!」
ジョン「あぁぁ〜っとぉ……これは……幻想郷!
この試合、何度も空を飛んでいたパスカットの名手――秋穣子選手が……どうやらプレイ続行不能のようです!
今、チームメイトに支えられてベンチへと戻っていきます! これは……気絶しているのでしょうか!?
そして、穣子選手に代わり幻想郷はここで河城にとり選手を投入します!」
ピエール「あれだけ動き回っていた上に、吹き飛ばされたのだからな……無理もない」
さとり「なんにせよ、これで幻想郷はパスカットに長けた彼女を続投させる事は出来なくなった……。
それに……あの氷精も、既に歩くのが覚束ない程に疲弊をしてしまっている」
こいし「イタリアのFWは体力満タンなのに、幻想郷は殆ど壊滅状態なんだね……」
ピエール「その上に1点ビハインドだ。 ここから試合をひっくり返すのは……相当難しいぞ」
809 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:11:12 ID:???
にとり「……お姫様曰く、残り時間は時間を稼いで終わらせろって。 まあ、残り時間も5分も無さそうだし。
無駄に攻めて体力を使うのも馬鹿らしいから……妥当な案だろうね」
反町「……そうだな(リグルの体力も気がかりだし……ハーフタイムをはさまないと攻めきれそうにないか)」
大妖精「チ、チルノちゃん……大丈夫?」
チルノ「へーっ、へーっ……だ、だいじょーぶよ大ちゃん! あたいってば……さいきょーだからね!!」
レティ「(まさか……チルノが二度も続けて抜かれるなんてね……)」
険しい顔つきをしながら、穣子の代わりに入ったにとりは輝夜の伝言を一同に伝え……。
未だ熱狂冷めやらぬ観客たちの声を聴きながら、早々に試合を再開。
その後は、無闇に攻め込まず輝夜の指示通りにパスを回して時間を稼ぎ。
一方でイタリアもこの1点差のままで前半を終えたいのか深追いはせず、双方の思惑通りに時間はただ過ぎてゆき……。
ピッピッピィーッ!!
前半戦は2−1――イタリアJrユースが1点のリードを守ったまま終わり。
双方の選手達は、控室へと引き上げ始めるのだった。
−J−H− Jリグル 300/750 H反町 690/880
−−−−−
−−I−− I静葉 425/660
G−−−F Gパルスィ 645/700 Fうどんげ 665/750
−−E−− Eヒューイ 735/760
−−D−− D美鈴 725/800
C−A−B Cにとり 660/660 Aレティ 530/760 Bチルノ 125/840
−−@−− @大妖精 465/620
※ハーフタイム突入前の出場メンバーのガッツです。ここからハーフタイムを経て200回復します。
810 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:13:14 ID:???
【幻想郷Jrユース 控室】
ガチャッ!
静葉「! 穣子の様子はどうなの……!?」
うどんげ「う、うん……とりあえずは大丈夫。 さっき言ったように、やっぱり疲労が溜まってるだけみたいで、外傷は殆ど無いから。
ただ……やっぱり、この試合は……」
反町「無理か……」
輝夜「まあ……既に交代はしてるんだから、どちらにしろこの試合は仕方ないわ……後半は穣子の代わりに……にとり、頼んだわよ」
にとり「(とはいっても、私に求められてるのはブロックだよね、やっぱ……)あいよ!」
輝夜「よし、それじゃあ注目! 後半に向けての戦い方について話していくわよ!」
ハーフタイムに入ってから数分後。
意識を失った穣子の様子を見ていたうどんげが戻ってくるまで、輝夜は一同に体を休める事に集中しろと指示を出し……。
うどんげが帰ってくると同時、注意を集めて後半からの試合の持っていき方について説明を始めようとした。
これを見て、まだロクに休ませてもらっていないうどんげは大きくため息を吐くのだが……。
当然ながらそんな些細な事には誰も気づいてくれない。
せめてもの救いは、てゐが気を利かせてドリンクをうどんげに手渡してくれた事であろう。
輝夜「前半戦戦った通り、やはりイタリアは強いわ。 昨日戦ったウルグアイも強かったけれど、あれはあれで穴があった。
決定的なストライカーにマンマークをつけて封じ込めれば失点も抑えられたし、守備も伊吹萃香に気を付ければいいだけだったからね。
でも、今日の試合は違う。 両FWはハイボールに強い為にロングボールを入れられればそれだけでピンチに切り替わるし。
守備の面では四季映姫とヘルナンデス君が立ちふさがる。 その脅威は、前半戦だけでみんなわかったと思うわ」
この輝夜の言葉に一同は頷く。
昨日のイタリアとフランスの試合を見て、十分イタリアの強さはわかっていた筈なのだが……。
しかし、その見たもの以上に、イタリアは強かった――強すぎたのだ。
霊夢や魔理沙、早苗や咲夜、妖夢(?)がいたとしても勝てたかどうかわからない程に。
811 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:14:18 ID:???
輝夜「でも、私たちは勝たなきゃいけないわ。 その為の闘志をどうか捨てないように、後半に臨んで頂戴。
……それじゃあまず、チルノ。 交代するわよ」
チルノ「うー……あたいはまだやれる……!」
レティ「無茶言っちゃいけないわよチルノ……後は私たちに任せて、しっかり休みなさい」
一同を鼓舞しつつ、まずは体力が枯渇寸前のチルノの交代を宣言する輝夜。
これを受けて、当然ながら根っからの負けず嫌いであるチルノは反発をするのだが……。
その口調もどこか力がなく、レティの説得もあってか渋々折れる。
ただ、やはりチルノは自分が出れなくてにとりが出れるという事に怒りを覚えるのかにとりを睨み付け……。
一方でにとりは苦笑いを浮かべながら、どうして嫌われてるんだろうかと頬をかいて考えるのだった。
お空「うにゅ。 それで、チルノの代わりには誰を入れるの?」
輝夜「パチュリーよ。 パチュリーを入れなければ……この点差は跳ね返せないわ」
リグル「昨日カード貰ったのに大丈夫なの? また失敗するんじゃない?」
パチュリー「……そうはならないよう、努めてプレイに集中するわよ」
そして、チルノの代わりに投入をするのは――霊夢らがいなくなった今、間違いなくこのチーム1の実力者であるパチュリー=ノーレッジ。
ウルグアイ戦での不調やカードの累積がやや気がかりではあるものの……。
しかし、今はそのパチュリーに頼らなければならないのが幻想郷Jrユースの台所事情である。
反町「(パチュリーさんが本領を発揮してくれれば、一気に形勢がこっちに傾く筈だからな……。
……あれ? ところで輝夜さんはパチュリーさんをどこで出すつもりなんだろう? えっと……)」
812 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:15:29 ID:???
A.「パチュリーさんはFWですか? 得点を取り返すのが何より先決ですし……」
B.「パチュリーさんはオフェンシブハーフですか? 攻撃の駒を増やさないとイタリアの守備を突き崩せそうにないですし……」
C.「パチュリーさんはディフェンシブハーフですか? ヒューイのパスカットをカバーする形で……」
D.「パチュリーさんはDFですか? これ以上点を入れられるのはまずいですし……」
E.「(いや、間違った答えを言ったら赤っ恥をかきそうだ。 黙っておこう)」
F.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
813 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 01:15:54 ID:743xdoVU
C
814 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 01:16:12 ID:???
C
815 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 01:17:00 ID:ltQzFtyo
C
816 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 01:17:17 ID:e8tpM/6U
C
817 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/06/30(木) 01:18:26 ID:???
パチェさん今度こそオナシャス!という所で本日はひとまずここまでです。
長文を書いてたら長くなってしまいました。申し訳ないです。
それでは、お疲れ様でしたー。
818 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 01:19:17 ID:???
穣子…無茶しやがって…乙でしたー
819 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 05:25:02 ID:???
相手がロングパスしてくるならオフサイドトラップが出来るのか
820 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 08:08:25 ID:???
引き以上に戦術面で遅れをとった印象がある前半だったかな
守備にしろ攻撃にしろ
821 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 18:21:06 ID:???
穣子と美鈴が役割的に被っていた、実質美鈴である必要なし
1DMF、SBなし穣子の負担が大きくなって当然だった
閻魔が鬼だった、それでもブロッカー仕事してくれ
パルスィの指示がドリブル突破のみ、パスを出さない出せない出させない状態
センタリングさせるなら静葉が適当だったような
パルスィはもう開き直ってトップ下配置中央突破のみが楽なんでは
MF反町ならパルスィはサイドの意味がある
前半感じたことをぼやいてみる
822 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 18:28:46 ID:???
OF戦術的にはリグルを孤立させすぎパル一点突破すぎうどんげ置物すぎ、かな
もっと反町が前で積極的にボール受けないと全然機能しないね
823 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 18:31:14 ID:???
うーん、現状だと実はパルスィFWのほうがいい気さえしてきた。
反町がトップ下に座って試合をコントロールするべきなんじゃないか?
824 :
森崎名無しさん
:2011/06/30(木) 18:38:24 ID:???
えーき以外のDFはパスカット54だから、反町ならそれなりに分のいい勝負なんだけど…
リグルに直接低い球を出せないのが痛いね。
せめてもう一枚駒がいればポストに使えるのになあ…。
825 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:27:21 ID:???
>C.「パチュリーさんはディフェンシブハーフですか? ヒューイのパスカットをカバーする形で……」
=============================================================================================
輝夜「ええ、そうよ。 パチュリーはディフェンシブハーフに……ヒューイと一緒にダブルボランチとして出す」
うどんげ「OMFじゃないんですか? 1点負けてるんですよ?」
輝夜「確かに1点を取り返す事も重要だけど……これ以上点を失う方が、ダメージがでかい。
パチュリーをOMFやFWにして攻めの手数を増やすというのも悪くは無いけれど、とりあえずはボランチで出すわ」
反町の読み通り、輝夜はパチュリーをディフェンシブハーフとして出すと宣言。
穣子がいない現状、ヒューイ1人ではイタリアのパスをカットするのは難しく。
その為にも、ここは本来は攻撃的な選手であるパチュリーをボランチとして起用せざるを得ない。
1点差を跳ね返すのを目指すのならば攻撃的なポジションとして出したい所であるが。
それ以上に、イタリアのツートップへの不用意なパスを遮断しなければ到底勝ち目はないのだ。
輝夜「それに伴って、DFは全員CBとしての3バックにするわ。 イタリアにはサイドアタックは無い。
中央だけを固めてさえいれば問題は無い」
にとり「(確かに……今出てるDFは全員が全員CBタイプだもんね……そうせざるを得ないか)」
輝夜「そして……イナバとパルスィをポジションチェンジするわ」
うどんげ「へっ!? わ、私が左サイドになるんですか?」
パルスィ「……あの前半でそこの妬ましくないウイングのドリブルを止めてたサイドハーフ対策かしら?」
DFのフォーメーションチェンジは、その妥当性から全員に受け止められたものの……。
しかし、パルスィとうどんげのポジションチェンジについては、一部の者から不満の声が漏れる。
確かに前半、いい動きを見せていたイタリアのサイドハーフ――ディモスを抜くのは、うどんげでは難しい。
だが、それでもパルスィを左に配置したままならばそのサイドから突破出来る可能性は高かったのだ。
ポジションチェンジをし、ディモスにパルスィをあてるというのは、勝てる勝負を放棄しているにも近いと言えるのだが……。
輝夜はあくまでもポジションチェンジはすると言い、譲らない。
826 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:28:43 ID:???
輝夜「みんなの言いたい事もわかるけれど、片方だけのサイドしか突破出来ないとなればどうしてもその攻撃パターンを読まれてしまうわ。
それはあまりにも拙い。 だから、両サイドから攻撃出来るという可能性を相手に示しておきたいのよ。
その為にも、イナバとパルスィはポジションを変える。 いいわね、2人とも」
うどんげ「は、はいっ!」
パルスィ「どいつが相手だろうと突破してやるわよ……妬ましい……!」
輝夜「守備ではパチュリーとヒューイが連携をして、とにかくボールカットに集中する事。
仮にボールを通された時は……美鈴、あなたの動きが重要になってくるわよ。
集中して、ボールを跳ね返しまくりなさい」
パチュリー「(攻撃参加は……あまり積極的には出来ないわね。 今いる攻撃陣に期待をするしかないか……)」
ヒューイ「はーい」
美鈴「は、はいっ!」
輝夜「にとりとレティは当然、シュートブロックを常に意識しておいて。 四季映姫のロングシュートも、まだ撃ってくる可能性もある。
いざとなれば、フランドールが遠目からミドルを撃ってくる可能性だってある。
後半戦、1点もやれないんだから……45分、隙を見せないように気を付けて!」
にとり「あいさ(まあ私のブロックが悪魔の妹君や諏訪子様に通用するかって話だけどね……ま、やってみますか)」
レティ「ええ(……フランドールのヘディングは、減衰すらまともに出来そうにないのよね……)」
827 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:29:43 ID:???
輝夜「攻撃は……前半、まるで駄目だったわ」
リグル「なにィ!?」
反町「……………………」
輝夜「真正面から撃ちに行くなんて馬鹿のすることよ。 頭でしっかり考えて、どうするのが最善かその時その時判断をする事」
リグル「エラそうに何様のつもりだー!」
輝夜「お姫様よ。 ……反町君、あなたがスルーを狙ったのはわかったけれど……その考え方で間違っていない筈よ。
後半も相手のゴール前でかき回していって、なんとか隙を見つけて頂戴」
反町「はい!」
輝夜「イナバ、あなたも機を見てゴール前に行きなさい」
うどんげ「へっ!? わ、私がですか!?」
静葉「……うどんげのシュート力ではとてもじゃないけれどあのキーパーは抜けないと思うけれど」
輝夜「それは百も承知よ。 うどんげをゴール前に出すのはシュートを撃たせる為じゃない。 ポストプレイの為よ。
相手もイナバにシュート力が無いのは知っている筈だけれど……ゴール前で人数が増えれば、その分注意を割かざるを得ないわ。
とにかく、ゴール前で相手をかく乱し、揺さぶり、四季映姫をかわす。 こうでもしないと、勝てるものも勝てないわ。
リグル、反町君。 貴方達もよくチームメイトと連携をして、どうにか四季映姫をかわす手段を考えなさい」
リグル「(ちぇっ……私のライトニングリグルキックなら今度こそゴール奪えるのにな。
まあいいや。 相手はインチキしてるんだし……それに、いろんな事やるのがエースだもんね)」
反町「はい!(やっぱりポストプレイやスルーを活用していった方がよさそうだな……。
最悪こぼれ球になったとしても、映姫さんをかわせるだけで意味がある)」
輝夜「残りの交代枠は1つだけ。 みんな、よく体力配分にも注意して後半に臨みなさい! それじゃ、いってらっしゃい!!」
反町「よし……いこう! いこうぜ、みんな!!」
828 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:31:13 ID:???
こうして幻想郷Jrユースが作戦会議を終え、後半こそは逆転をしてやると息巻いていた頃。
イタリアJrユースの者たちもまた、後半に向けての戦い方について話し合っていた。
1点リードをしているとはいえ、それでもまだ試合時間は45分残っている。
この状況で楽観をする程、イタリアの選手達は馬鹿ではなかった。
ヘルナンデス「それにしてもエーキ、最後のロングシュートは見事だったね。 でも、やらせておいてなんだけど体力は大丈夫かい?」
映姫「あのシュートは私の力によるものではありません。
すべてはブロックに来た、セーブに来た者たちが犯していた罪が彼ら彼女らに返ったのみです。
私を褒めるというのはお門違いですよ、ヘルナンデス君」
諏訪子「あーうー……(相変わらずむちゃくちゃな理論だよこの閻魔……)」
映姫「それで体力についてですが……そうですね……まだ十分、後半を戦うだけの余力はありますよ。
あと2回……程度は浄玻璃の鏡も用いる事が出来るでしょうね」
自らの功績を誇る事無く、全ては彼らの罪が故であると言う映姫。
その態度に周囲の者たちは呆れの表情を浮かべつつ……しかし、映姫はそれには気づいていないのか。
淡々と、現在の自身の体力を一同に説明し始める。
829 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:32:26 ID:???
諏訪子「カウンターシュートは2回分か……そんだけありゃ、十分にも思えるね」
ヘルナンデス「だけど映姫には出来る限りフィールドには立っておいて欲しいからね。
その2回を後半早々に使われる事態になっちゃ困るよ」
映姫「……では、後半は私も積極的にボールカットに回るとします。 これならばカウンターシュート程に体力は浪費しません」
ヘルナンデス「(失敗したらあのソリマチっていう奴の問答無用シュートを食らいそうだけど……今日のエーキは絶好調らしい。
そうそうボールカットにも失敗しない……か)よし、それじゃあ攻撃だけど……」
映姫「恐らく相手はパチュリー=ノーレッジを中盤に入れてくるでしょう。 ですから、パス攻勢は逆に不利となる可能性が高い。
洩矢諏訪子、貴方が下がってドリブルで突破する……それが今、貴方に出来る善行ですよ」
諏訪子「ゲロ……神様相手に説法垂れるかね普通。 まあいいよ、どうせ前半動けなかったから体力は有り余ってるんだ。
後半はもうちょっと中盤の争いに参加するさ」
ヘルナンデス「(言いたい事が全部言われちゃったな……)
ああ、それとフランちゃん。 フランちゃんはあまり中盤で争わなくていいからね」
フラン「うー……前半全然ボール飛んでこなかったから後半は暴れようと思ってたのにー……」
ヘルナンデス「(フランちゃんの守備力も大したもんなんだけど、反則だけが怖いんだよねー……本当)
まあまあ、フランちゃんにはシュートに専念してほしいんだよ。 頼んだよ」
フラン「……わかったよー。 でも、あんまりボール飛んでこないとドッカーンしちゃうんだからね!」
体力の減少した四季映姫、前半まるでボールに触らせてもらえなかったツートップの運用法などを検討し。
イタリアJrユースたちもまた、後半に臨む為に控え室を後にする。
残り時間は45分――最後に笑っているのは、果たしてどちらなのか。
830 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:33:30 ID:???
−J−H− Jリグル 500/750 H反町 880/880
−−−−−
−−I−− I静葉 625/660
G−−−F Gうどんげ 750/750 Fパルスィ 700/700
−E−D− Eヒューイ 760/760 Dパチュリー 700/700
−−−−−
−CAB− Cにとり 660/660 Aレティ 730/760 B美鈴 800/800
−−@−− @大妖精 620/620
※ハーフタイムを経た事で全員のガッツが200回復しました。また、ポジションチェンジ・フォーメーションチェンジを行いました。
831 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:35:49 ID:???
ジョン「さぁぁぁ〜っ、ハーフタイムも終了し、両チームの選手達が入場してきましたァッ!!
幻想郷Jrユースはここで、体力が限界に達していたと思われるチルノ選手に代え!
もやしのエース、パチュリー選手を投入!
これは幻想郷Jrユース、勝負をかけてきましたッ!
果たしてこの起用が吉と出るか凶と出るか!? 幻想郷、1点差を跳ね返し見事に勝利をもぎ取れるか!?
泣いても笑っても残り時間は45分! 後半もまた、楽しみな試合ですッ!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
観客「それでもパチュリーなら……パチュリーならなんとかしてくれる……!」「フランちゃんかわいいようふふ」
「1点差は厳しいぜ……引き分けならできなくもないかもしれないけれど、勝つのは無理だろJK」
「諦めんなよ! 諦めんなよそこで!!」「駄目駄目駄目諦めたら! 積極的にポジティブに頑張れッ!!」
ディアス「? ……あのパチュリーっての、今度はボランチか?」
永琳「本来は攻撃的な選手だけれど……彼女はパスカットが得意だからね。 イタリアのパスワークを止める為の起用でしょう。
(姫様も采配だけは本当にまともなのよね……采配だけは……)」
パスカル「でも、あの攻撃力を素直に攻撃に使えないってのは痛いな……1点ビハインドなだけに」
ディアス「下手に上がったら隙を突かれてパスを通されそうだからな。 残ったオフェンスだけでイタリアの守備を突き崩すのは骨だぜ」
永琳「それでもパチュリーをボランチに置かなければ、失点の危険が高くなりすぎるわ。 故に彼女はボランチとして出すしかない。
後は……残ったオフェンス陣を信じるしかないという所ね……」
試合再開を控え、それぞれのポジションにつき始める選手達。
それらを見ながら観客たちは思い思いに後半の展望について話し始めるのだが……。
やはりともいうべきか、観客たちの意見の大半はイタリアが優勢というものであった。
守備を何よりも得意とし、カウンター戦術を得意とするイタリアが1点リードをしているという事実。
これは観客たちの目から見ても、大きなアドバンテージであった。
832 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:37:09 ID:???
反町「(でも、この劣勢を跳ね返さなければ勝利は無いんだ……なんとかして……まずは1点返して、同点に追いつかないと!!)」
映姫「……ヘルナンデス君、試合前に言った私の言葉、覚えてますか?」
ヘルナンデス「エーキ達が来た本当の理由……だっけ?」
映姫「ええ、そうです。 ……どうです? わかりましたか?」
ヘルナンデス「……エーキ達が来た事の大まかな理由、というのはなんとなくわかったよ。
ただ、漠然としすぎている。 ……具体的にどうしてきたのか、というのはわからないな」
映姫「そうですか。 ……では、もっとよく考えてください。 そして、己が何をすべきか理解をする。
それが今の貴方に出来る善行ですよ、ヘルナンデス君」
ヘルナンデス「………………」
追う者と追われる者、諭す者と諭される者。
この試合にかける思いはそれぞれ違えど、目指すものは同じ。
幻想郷Jrユースがこの劣勢をはねのけるのか、それともイタリアがこの点差を守り――或いは突き離し勝利を収めるのか。
誰もが視線をフィールドに向ける中……後半開始を示す、審判の笛が鳴り響いた。
ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
833 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/01(金) 23:38:10 ID:???
諏訪子「よっし……それじゃ、頼むよマルコ君!」
マルコ「あいよォッ!」
審判の笛が鳴ると同時、一旦ボールを後ろへと下げて前へと急ぐイタリアツートップ。
一方でボールを持ったマルコはといえば、中盤である程度回しながら溜めを作る。
マルコ「(相手のFWは両方タックルが上手い筈だからねぇ……スワコさんでも流石に突破は出来ないと踏んだかね。
とはいえ、パスでかわすにも相手のボランチがパスカットが得意ならロングパスも出来ない。
短くもう一度スワコさんに通すしかないねぇ……よし!)それっ、いくよッ!!」
バッ!!
反町「(俺のパスカットなら止められる筈だ……!)届けッ!!」
パルスィ「妬ましい……! パスでなら簡単に抜けると思っている貴方が妬ましい! あとキャラ付が妬ましい!!
名前でキャラ付したはいいけれど、ぶっちゃけどうしゃべらせていいのか迷いがありありな感じが妬ましい!!」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★マルコ→ ! cardパス 54 +(カードの数値)=★
★反町→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★パルスィ→ ! cardパスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(橋姫Lv1+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールは綺麗に諏訪子へと通った! 諏訪子、そのまま中央突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(フランがフォロー)(フランと静葉で競り合い)(静葉がフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
反町:ダイヤで「スベスベマンジュウガニカット(+2)」
834 :
森崎名無しさん
:2011/07/01(金) 23:40:06 ID:???
★マルコ→
クラブ4
パス 54 +(カードの数値)=★
835 :
森崎名無しさん
:2011/07/01(金) 23:41:45 ID:???
★反町→
クラブJ
パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
836 :
森崎名無しさん
:2011/07/01(金) 23:42:04 ID:???
★反町→
スペードA
パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
837 :
森崎名無しさん
:2011/07/01(金) 23:45:04 ID:???
★パルスィ→
クラブ2
パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(橋姫Lv1+1)=★
838 :
森崎名無しさん
:2011/07/01(金) 23:46:30 ID:???
地上戦なら大惨事だったな…
839 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:07:27 ID:???
ちびマルコー
840 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:08:46 ID:???
>★マルコ→ クラブ4 パス 54 +(カードの数値)=58★
>★反町→ クラブJ パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=64★
>★パルスィ→ クラブ2 パスカット 52 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(橋姫Lv1+1)=56★
>≦−2→幻想郷ボールに。
===========================================================================================
反町「(このくらいのパスなら……取れるッ!)たァッ!!」
バシィッ!!
マルコ「とほほ……あたしゃいつもこんな役回りだよ……」
マルコのパス技術は確かに優れたものであったが、どこに出すかある程度読めている以上カットをするのはそう難しくは無い。
FWとしては十分と言えるパスカット技術を持つ反町がカットできたのも当然と言え……。
頬から大きな汗を垂らして落ち込むマルコを横目で見つつ、反町は早々に奪ったボールを持ちつつ。
さて、どうしたものかと思案をする。
反町「(何とか早い時間で同点に追いついておきたいな……その為にもここは……)」
A.体力はあるんだし俺がこのまま中央突破だ!
B.こういう時こそエースに任せるべきだ! リグルにやらせよう!
C.リグルとのトクシックチャドクガで一気に速攻だ!
D.後半になってうどんげも人生のライン際に立たされている筈だ! うどんげにやらせよう!
E.突破なら当然パルスィに任せるべきだな! パルスィにパスだ!
F.いやいや、一旦静葉さんに預けるのが得策だ! 静葉さんにバックパスだ!
G.ボールを持ったらシュートにいく。これが俺流だ! (更に選択)
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
841 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:09:24 ID:NlPK2vRc
C
842 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:09:46 ID:uL7lVM0s
E
843 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:09:48 ID:ugfDmXT6
E
844 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:18:04 ID:???
>E.突破なら当然パルスィに任せるべきだな! パルスィにパスだ!
==================================================================================
反町「(マルコが動けない今、右サイドは手薄だ!)パルスィ、頼む!」
パルスィ「妬ましい……! 何人がかりだろうが私の突破を阻める訳がないでしょう……! 妬ましい……!」
反町「(……なんで人の思考を読んでるんだ)」
相も変わらず反町を目の敵にするパルスィに、反町は頬をかいて狼狽しつつ……まあいつもの事だしと自分に言い聞かせ。
一方でボールを持ったパルスィは、マルコの横を通り過ぎるとそのまま右サイド際を走り始める。
ジョン「さぁ〜、試合再開直後、早々にボールを奪った幻想郷!
早く同点にしたい所ですが……ここで反町選手、パルスィ選手に渡す!
これはパルスィ選手の突破力を使おうという魂胆でしょうが……。
しかし、イタリア右サイドには前半いい動きを見せたディモス選手がいます!
果たしてここを突破出来るか、パルスィ選手!?」
ディモス「(ポジションチェンジしたのは……こいつなら俺を抜けると思ったからか?)」
パルスィ「妬ましい……! ここを一気に突破して、同点よ……!!」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★パルスィ→ ! cardドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
★ディモス→ ! cardタックル 55 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィのドリブルは世界一ィ!! そのまま右サイドを突破し……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がフォロー)(幻想郷スローイン)(トリノがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補正・備考】
パルスィ:ダイヤで「グリーンアイドモンスター(+4)」、ハートで「グリーンアイドモンスター-easy-(+2)」
ディモス:ダイヤで「スピードタックル(+2)」
845 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:18:32 ID:???
★パルスィ→
ダイヤ8
ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)=★
846 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:19:00 ID:???
★ディモス→
クラブA
タックル 55 +(カードの数値)=★
847 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:34:17 ID:???
>★パルスィ→ ダイヤ8 ドリブル 58 +(カードの数値)+(橋姫Lv1+1)+(グリーンアイドモンスター+4)=71★
>★ディモス→ クラブA タックル 55 +(カードの数値)=56★
>≧2→パルスィのドリブルは世界一ィ!! そのまま右サイドを突破し……?
============================================================================================
パルスィ「妬ましいわァッ……!!」
ディモス「うおあああっ!?」
ズダダダダダッ! ビューンッ!!
今日の試合、殆どいい所が無いパルスィはその嫉妬の力を体内に漲らせていた。
嫉妬、妬み、嫉み、僻み、ありとあらゆる全ての負の感情はパルスィの糧となりプレイを一段上のものへと昇華させる。
緑の瞳を鈍く輝かせ、ディモスの動きを鈍くしてから一気に駆け抜ける。
どれだけ試合中に覚醒をしようが、自分の前ではそれすらも無意味であると言ってるようなプレイであった。
ジョン「あぁぁぁぁ〜っとぉ!? こ、これは……パルスィ選手、一瞬でディモス選手を抜いてしまったァ〜ッ!?
これは凄いッ! 幻想郷、早くも得点チャンスだァ!! しかしっ! イタリアも守備を整えていますッ!!
これを突き破るのはやはり難しいぞ、幻想郷Jrユースッ!!」
映姫「トリノ君、ゴール前を固めて! 橋姫を相手にドリブルを止めに行くのは難しいです!
反町君へのパスの警戒を!」
トリノ「おうっ!!」
反町「(くっ……やっぱり俺へのパスを警戒か……当然だな。 パルスィはパスがそこまでうまくない……撃たせる前に取る算段か……!)」
うどんげ「(わわわ、展開早いよ〜。 っと、とと、とにかく前に出て……)」
リグル「ハッハァー!! 私に上げろ、橋姫〜ッ!!」
反町「(……どうする? なんとかこのチャンスをものにしたい所だけど……ここは……)」
848 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:35:17 ID:???
A.「俺だ、俺にハイボールで持って来い!」
B.「それでもお前なら通せる! 低いボールで俺に来い、パルスィ!」
C.「リグルだ、リグルを使うんだ! リグルに上げろ!!」
D.「うどんげだ、うどんげにボールを上げるんだ!!」
E.「一旦後ろの静葉さんに戻せ! まだ慌てるような時間じゃない!」
F.「もう一度突っ込め、パルスィ! 今度こそ突破するんだ!!」
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
849 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:35:41 ID:UGf+TISU
E
850 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:36:09 ID:ugfDmXT6
D.「
851 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:36:26 ID:KeOcuWtE
D
852 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:50:26 ID:???
>D.「うどんげだ、うどんげにボールを上げるんだ!!」
====================================================================================
映姫「!? (あの月の兎に……? いったい何を考えているのか……)」
パルスィ「(あいつは妬ましくない……よし!)決めてしまいなさい!」
バシュウウッ!!
反町の指示を受け、疑問を持つ映姫に……素直に指示を受け入れてうどんげにセンタリングを上げるパルスィ。
しかし、映姫は迷っている暇はないと即座にうどんげとの距離を詰め……その他のDF達も、あわててうどんげをマークする。
ジョン「おっとぉ!? これはパルスィ選手……ミスキック……あ、いえ、違う! 違います!!
これは左サイドハーフのうどんげ選手へのセンタリングッ!! うどんげ選手、ここまで上がっていました!!
今日の試合、サイドハーフとして出場をするうどんげ選手! しかし、本職はウイングです!
ここはうどんげ選手のシュートを使っていこうという事でしょうか!?」
ディアス「エーリンさんの話じゃ、得点力は皆無だったんじゃないのか? あのウサミミ」
永琳「そうね。 もしも合宿で得点力を鍛えていたとしても……とてもじゃないけれど、あのヘルナンデス君には通用しない程度だった筈よ。
いったい何が狙いなのか……」
パスカル「これは……」
ディアス「? パスカル、何かわかったのか?」
パスカル「ああ、間違いない。 あの動きだしに、視線の動かし方――あいつが狙ってるのはポストプレイだ!」
ダダダッ! バッ!! グルッ!!
バサレロ「ただのオーバーヘッドでヘルナンデスを抜けるかよ! 俺が撃ち落としてやる!!」
映姫「(……いったい何を考えているのかわからない。 ですが……とにかく、止めて……!!)」
うどんげ「(よし、釣られたッ!! ここでアシストするんだ!! 人生ライン際から解放される為にも!!)」
853 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:51:26 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★うどんげ→ ! cardロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=★
★バサレロ→ ! card高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★映姫→ ! card十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→うどんげのオーバーヘッドポストが綺麗に決まった! ボールは反町の足元に落とされる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がフォロー)(リグルがフォロー)(コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
854 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:53:50 ID:???
★うどんげ→
クラブ3
ロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=★
855 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:54:32 ID:???
★バサレロ→
クラブ2
高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
856 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:54:51 ID:???
★バサレロ→
クラブK
高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
助けてマモノ!
857 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:55:14 ID:???
反則だー
★映姫→
クラブ3
十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
858 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:55:33 ID:???
なにィ!?
859 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:55:59 ID:???
クラブ4連w
860 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:56:15 ID:???
よし、良い仕事したなw
861 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 00:56:47 ID:???
19秒差で天国と地獄でしたね。っていうかクラブ大杉ですwww
うどんげのポストプレイは決まったは決まったけど反則だからPKだよ!
やったねうどんげ、アシストつかないよ!という所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。それでは、遅くまでお付き合いありがとうございました。
お疲れ様でしたー。
862 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 00:57:30 ID:???
PK乙!まあアシストはつかなくても大活躍だねw
863 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 01:00:36 ID:???
オータムのガッツ節約できたしなw
しかしえーき様本当に高い浮き球弱点だな
864 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 02:45:23 ID:???
パルパルがいちいち「あいつは妬ましくない」というのに吹く乙でしたw
865 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 02:49:58 ID:???
バサレロがクラブKだったらうどんげとえーき様が2人ともクラブ3だから
判定でどっちかの反則になってた?
866 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 02:51:23 ID:???
うどんげ値千金の活躍乙でしたー
867 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 03:29:30 ID:???
これでポストプレイは読まれるだろうしうどんは使えないかな
868 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 12:11:38 ID:???
反町やリグルにクロス出すときにDFが一枚減るだけでもありがたいさ
869 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 12:13:07 ID:???
しかしうどんげのクラブ3見たときは、もうだめだー!おしまいだぁー!と思ったんだけど
なんという悪運www
870 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 23:16:20 ID:???
ちょっと今回のように競り合いでクラブが多重発生したケースについて当スレでの処遇について話しておきます。
まず、今回のように、攻撃側と守備側一番手の選手で守備側の選手が低い数値を引いた場合は守備側の反則とします。
逆に攻撃側と守備側一番手の選手で守備側の選手が高い数値を引いた場合は攻撃側の反則となります。
同数の場合は……守備側の反則、という形にしようと思います。
この同数判定は、地上戦……つまりタックルでも同じように扱わせてもらおうと思います。
例として挙げるとこんな感じです
★うどんげ→ クラブ3 ロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=★
★バサレロ→ クラブ2 高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★映姫→ クラブ3 十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
*バサレロがうどんげより低いのでバサレロの反則。
★うどんげ→ クラブ3 ロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=★
★バサレロ→ クラブK 高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★映姫→ クラブ3 十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
*バサレロがうどんげより高いのでうどんげの反則。
★うどんげ→ クラブ3 ロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=★
★バサレロ→ ダイヤK 高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
★映姫→ クラブ3 十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
*バサレロはクリアーに成功しているが、後ろの映姫がクラブの同値を出したので映姫の反則。
こんな感じにしていこうと思います。
今までにこれと違う裁定をした場合もあるかもしれませんが、以後はこの形で統一していこうと思いますのでご了承ください。
871 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 23:33:21 ID:???
>★うどんげ→ クラブ3 ロケットインミスト 59 +(カードの数値)+(人生ライン際+1)=63★
>★バサレロ→ クラブ2 高いクリアー 54 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=57★
>★映姫→ クラブ3 十王裁判 56 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=60★
>≧2→うどんげのオーバーヘッドポストが綺麗に決まった! ボールは反町の足元に落とされる……はずがバサレロの反則!?
======================================================================================================================
うどんげ「(高く! 高く! もっと高く!! 空を飛ぶんだ! 月にタッチするなんてわけないよ!!)」
月から逃げ出した軍人の癖にそんな事を思いつつ、うどんげは高く飛翔しオーバーヘッドの体勢を取る。
浮き球シュートを持たないが為に目立たないが、それなりに強い浮き球の処理能力。
そして、人生ライン際だというプレッシャーと高いパス精度を合わせたうどんげ特製のオーバーヘッドポストは。
これをシュートと読んでいたバサレロ、そして映姫の裏を見事にかく事に成功をするのだが……。
うどんげ「それっ、あとはお願い!!」
反町「よ、よし……って……!?」
うどんげ「えっ!?」
バサレロ「ポ、ポストプレイッ!? あ、し、しまった!?」
映姫「わっ……!?」
ガギャアアアアアッ!!
うどんげ「うぎぇぇぇぇぇええええええええええええ〜っ!?」
しかし、このポストプレイを見て動揺をし、あわててパスカットに向かおうとしたバサレロ、映姫の両者は。
落下し始めていたうどんげと空中で激しく激突をしてしまう。
思わずうどんげは悲鳴を上げて地面に倒れこみ、バサレロと映姫もまた重力に導かれるまま地面に衝突し……。
ピピィーッ!!
反町「まさか……」
ヘルナンデス「…………勘弁してくれよ」
反則を告げる審判の笛が、無情にもフィールドに鳴り響くのだった。
872 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 23:34:21 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ……あああああああああああああああああああああああああああっ!?
こっ、これは……これはッ!? イタリア、痛恨の反則ゥゥゥゥウウウウッ!?
オーバーヘッドキックからのポストプレイという卓抜した技術を見せたうどんげ選手に、バサレロ選手! 突っ込んでしまったァ!!
これは……これはPA内での反則ッ! PK! PKですッ!!」
観客「なっ、なんだそりゃああああっ!?」「うどんげはいい仕事をしたと褒めてやりたいところだ!」
「でもPKだとアシストつきませんよね?」「もはやそういう星の下に生まれたとしか思えないレベル」
誰もがこの一連の動きに思わず言葉を失っていたのだが……。
しかし、沈黙もものの数秒で終わり、それが過ぎ去れば観客たちのボルテージは最高潮にまで上がってしまう。
1点ビハインドのチームが、後半開始僅か10分にも満たない時間帯でPKを得てしまったのだ。
勿論まだ決まった訳ではないが、PKの成功率を考えればほぼ同点に追いついたと言ってもいい状態。
この事実を受けて、幻想郷Jrユースの者たちはふつふつと喜びをあらわにし……。
一方でイタリアJrユースの面々はといえば、表情を暗くしながらその場で項垂れ始める。
特に反則を犯してしまったバサレロは、顔面蒼白といった面持ちで責任を感じ、立ち尽くしていたのだが……。
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★バサレロの反則→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→審判「いや、これ幻想郷の反則だから。うどんげの反則だから。イタリアボールで試合再開ね」 うどんげェ……
11〜K→軽い注意! 熱くなるのはいいがほどほどに!
6〜10→厳重注意! 次はカードが出るぞ!!
2〜5→イエローカード! 警告だ!
A→レッドカード! 一発退場だ!!
873 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:34:53 ID:???
★バサレロの反則→
スペード9
★
874 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:42:22 ID:???
観客にブロリーいるwww
875 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:48:24 ID:???
さて誰に蹴らせるか
876 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:51:23 ID:???
やっぱりポイゾナスセンスが発動してる反町?
877 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:54:21 ID:???
反町しかないね
878 :
森崎名無しさん
:2011/07/02(土) 23:54:57 ID:???
このスレのPKルールってどんなのだったっけ?
879 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/02(土) 23:58:05 ID:???
>>876-877
ポイゾナスセンスはPKでも適用される強スキルですからね。
>>878
グーチョキパーで方向を決めて、あいこになればキーパーにセービングチャンスが回ってくる方式です。
880 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/03(日) 00:02:00 ID:???
>★バサレロの反則→ スペード9 =厳重注意! 次はカードが出るぞ!!★
=============================================================================
審判「ゴール前密集地での危険なプレイだ。 幸い怪我人は出ていないものの、もう少し注意をしてプレイをするように!」
バサレロ「す……すみません」
不幸中の幸いとでも言うべきか、バサレロにカードは出なかった。
しかし、だからといってPKが取り消しになる訳でもなく、イタリアが依然ピンチである事に変わりない。
審判に解放されたバサレロがヘルナンデスに頭を下げて謝る中、一方で幻想郷はこの降ってわいたチャンスに喜びつつ。
キッカーは誰にすべきかと話し合っていた。
うどんげ「いたたた……うぅ……折角綺麗に決まったのになぁ……」
静葉「結果オーライよ。 むしろポストプレイを決める以上に素晴らしい、最高の仕事だわ」
パチュリー「……落とした場所である反町の体力を無駄に消耗出来ず得点出来る可能性を出せたのは有意義ね。
さて……それで、問題は誰が蹴るかだけれど……」
リグル「ふふふ……どうやら私の出番のようだね。 このエースのリグル=ナイトバグの!!」
ヒューイ「えー、それなら私が蹴りたいよ〜。 私も得点決めたいもん」
うどんげ「あのー……PKを貰ったの私なんだから私が蹴るのが道理なんじゃないかな〜って思ったりも……」
パルスィ「妬ましい……! 妖夢の事を思うとPKとかで軽々しく喜ぶ連中が妬ましい……!!」
反町「(……さてどうしよう。 結構立候補者が多いけど……多分、相手の苦手コースが読めてる俺が蹴るのが一番確実な気がする。
でも、ぶっちゃけPKなんだから誰に蹴らせてもいいような……? どうしようかな……?)」
881 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/03(日) 00:03:31 ID:???
A.まあここは俺に任せておけ。同点に追いついてきてやるさ!
B.ここはエースのリグル一択だな。
C.PKを貰ったうどんげに蹴らせるのが道理だろう。
D.妖夢の無念をパルスィに果たさせてあげようかな。
E.静葉さんにやらせてみるのも一興かな。
F.パチュリーさんなら落ち着いて決めてくれる筈……!
G.ここは愛弟子のヒューイに花を持たせてやろう。
H.ジャンケンで決めようぜジャンケン!!
I.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
882 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:04:12 ID:b9XPSjug
A 誰でもいいような気がしますけど
883 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:04:46 ID:bCerbPKg
A
884 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:06:18 ID:???
ジャンケンwギニュー特選隊がなついですw
885 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:16:28 ID:???
このスレだと特売隊だったな
886 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:23:37 ID:???
Zの特戦隊の登場シーン見た後に改の特戦隊の登場シーン見ると…
887 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:25:26 ID:???
比較動画は笑えたw
888 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/03(日) 00:25:41 ID:???
>A.まあここは俺に任せておけ。同点に追いついてきてやるさ!
==============================================================================
反町「(俺の次にキック力が高いリグルとパチュリーさんは……前者は体力を余り使いたくないし。
後者はもしものカウンターの時の為に後ろに残しておきたい。 やっぱり俺が蹴るのがベストかな……)」
喧々囂々と誰が蹴るかで揉める一同を前にして、反町は自分がPKを蹴ると宣言。
これを聞いてリグルは若干の不満を持ったようだが、まあここは相棒に花を持たせてやるのもいいだろうと考えたのか勝手に納得。
他の者たちもなんだかんだで反町のシュート力を信頼しているのか、これは妥当な判断だろうと考え。
もしもの時に備えて、即座にこぼれ球が拾えるよう……すぐに守備に戻れるよう配置につき始める。
バサレロ「ヘルナンデス……すまん……」
映姫「バサレロ君のせいではありませんよ。 もしも仮にバサレロ君が反則を犯していなくても……。
私が犯してしまっていました。 本来ならば私も罰を受けて然るべき立場です」
ヘルナンデス「気にするな、バサレロ。 エーキも。 ……まだ点を取られた訳じゃないんだ。 大丈夫、何とかやってみる」
幻想郷がキッカーを決めていた頃、イタリアゴール前では反則を犯したバサレロ――。
そして、犯しそうになっていた映姫がヘルナンデスに謝罪。
その悲痛な表情を横目で見つつ……ヘルナンデスはギュッと両腕を握り気持ちを引き締めてから気にするなと返答をする。
ある特定の容姿をした女性を前にした時は性格がぶっ飛ぶ彼だが、しかし、サッカーにはとても真摯で紳士的な青年なのである。
伊達にキャプテンを任されている訳でもなく……自然に笑みながら2人をこぼれ球のフォローの為にPA外へ出し……。
PA内に反町が入ってきたのを見て眉を顰めながら、軽く深呼吸をして精神を集中させる。
889 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/03(日) 00:26:42 ID:???
ジョン「さぁ〜、イタリア、これは大ピンチッ! 後半8分、ここで手痛い反則を犯し、PKを与えてしまいましたッ!!
幻想郷、このPKを蹴るのは当然ながらキャプテンの反町選手!!
その圧倒的なキック力とシュートコントロールは、PKを蹴るには最適任者と言えるでしょう!
ですが、イタリアもここを何とか防いで反撃に転じたい! さぁ、果たしてこのPKは決まるかどうかッ!?」
ピィィィーッ! ザッ……!!
反町「…………(前半のシュートであいつの苦手なコースは検討がついた……! 決めるぞ……!!)」
ヘルナンデス「…………(相手も同じ人間なんだ……止められない筈が無い!!)」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★反町→! jan ! cardシュート 59 +(カードの数値)=★
★ヘルナンデス→! jan ! cardセービング 60 +(カードの数値)+(苦手コース-2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町、難なくゴールを決める! これで同点だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがねじ込み)(うどんげとバサレロで競り合い)(マルコがフォロー)
≦−2→ヘルナンデスがセービングに成功! イタリアボールに!
※シューターとキーパーのグー・チョキ・パーが一致した場合のみセーブチャンスが生まれます。
890 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:27:27 ID:???
★反町→
パー
ダイヤJ
シュート 59 +(カードの数値)=★
891 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:27:31 ID:???
★ヘルナンデス→
パー
クラブ10
セービング 60 +(カードの数値)+(苦手コース-2)=★
892 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:27:37 ID:???
★反町→
チョキ
ダイヤ6
シュート 59 +(カードの数値)=★
893 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:28:18 ID:???
あっぶねえw
894 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/03(日) 00:28:59 ID:???
ポイゾナスセンスが発動していなければヘルナンデスが決めてましたね。
反町、ひやひやさせやがって……!
という所でギリギリ決めた所で本日はここまでです。
ヘルナンデスはよく頑張った!それでは〜。
895 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:29:01 ID:???
反町にしてよかったー!
896 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:29:02 ID:???
この試合の反町は頼りになる
897 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:29:28 ID:???
キッカーが反町でよかったぜ
898 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:29:37 ID:???
また劇的な試合展開になってきたなあw
乙でした〜
899 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:30:47 ID:???
PK乙でしたー!
900 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:35:26 ID:???
これは読まれたとしても苦手なコースをついたって感じか?
901 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:37:25 ID:???
結局ナンデスくんの苦手コースって何処だったんでしょうね?
902 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:39:11 ID:???
それは勿論、年上ではなかろうか
903 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:41:15 ID:???
誰がうまい事を(ry
904 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:42:51 ID:???
反町以外だったら止められてたか
905 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:47:42 ID:???
【閻魔の頭が】幻想のポイズン53【カティナチオ】
【くじ運】幻想のポイズン53【勘弁して下さい】
【エースの心と】幻想のポイズン53【秋の空】
【反町一樹】幻想のポイズン53【罪状:独善】
906 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:51:34 ID:???
【逆襲の】幻想のポイズン53【うどんげ】
多分無理だろうな…w
907 :
森崎名無しさん
:2011/07/03(日) 00:57:36 ID:???
【白か】幻想のポイズン53【黒か】
【反撃の】幻想のポイズン53【狼煙】
【閂を】幻想のポイズン53【こじ開けろ!】
908 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 00:14:15 ID:???
>★反町→ パー ダイヤJ シュート 59 +(カードの数値)=70★
>★ヘルナンデス→ パー クラブ10 セービング 60 +(カードの数値)+(苦手コース-2)=68★
>≧2→反町、難なくゴールを決める! これで同点だ!
======================================================================================
キュッ……!
ヘルナンデス「…………!」
反町「(一旦左へ蹴ると見せかけて……!)」
ザッ!
反町「(……アウトサイドキックで右にッ!!)」
パチュリー「(上手い……! けど、その程度のフェイントなら世界レベルのキーパーなら……!)」
ヘルナンデス「(見えているぞ!! こっちだッ!!)」
バッ!!
一対一の絶対的な状況であろうと、世界レベルのキーパーであるヘルナンデスを抜くのは難しいだろうと判断した反町は。
一旦左へ蹴ると見せかけ、その実逆の方へと蹴るというフェイントを仕掛けた。
弱いキーパーならばあっさりと騙されて逆を突かれ、並のキーパーならば反応が遅れて一歩も動けないこの場面。
世界トップクラスであるヘルナンデスは――しかし、しっかりと反応をし、ボールへと飛びついていた。
ヘルナンデス「(ボールの速度も然程ではない! 届く! これなら届っ……)」
ギュワッ……!
ヘルナンデス「なっ!? く、くうっ……!?」
909 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 00:15:20 ID:???
その反応速度、そのジャンプ力は確かに反町のシュートを取るには十二分のものであった。
事実、ヘルナンデスの手はボールにあと数ミリと言える場所まで届きかけていたのだ。
だが、その手がボールに触れる寸前――ヘルナンデスは失速し、ボールを掴むには至らず。
反町の放ったペナルティキックは、華麗にゴールネットへと突き刺さる。
反町「(……黄金の右腕か。 確かに、その右腕は凄い……流石にリグルのライトニングリグルキックを奪っただけはある。
けど……その右腕が届かないゴール左側……そこが穴だ!)」
ヘルナンデス「(馬鹿な……! どうしてこのコースに……!? まさか……狙ってやったというのか!?)」
もしも反町が右に蹴ると見せかけて左へと蹴っていたならば……そのボールは掴まれていただろう。
しかし、反町はあえて狙って右へと蹴った――ヘルナンデスの黄金の右腕が届かない位置。
ちょうど今、へたり込むヘルナンデスの腋に位置する場所を狙って。
ピィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
そして、得点を告げる笛が鳴り響く。
両チームのキャプテン――ヨーロッパNo.1キーパーと幻想郷きってのストライカーの真剣勝負は。
後者に軍配が上がるのだった。
幻想郷Jrユース 2−2 イタリアJrユース
910 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 00:16:21 ID:???
ジョン「ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッ!!
反町選手、見事にペナルティキックを決めたァァッ!!
危うくヘルナンデス選手にセーブされる所でしたが、辛うじてボールをゴールに押し込んだァッ!!
これで同点ッ!! まだまだ試合はわからなくなってきましたァアア〜ッ!!」
観客「ふう、ひやひやさせやがって……」「Qさんの代わりにJさんが助けてくれた! Jさん今日もありがとう!!」
「これで止められてたら戦犯扱いだったな」「だからウルグアイ戦のパチュリーは関係ないだろ! いい加減にしろ!!」
このゴールを見て、観客席も実況席も大いに盛り上がり声援を送り……。
それを受ける反町は、内心ホッとしながら苦笑いを浮かべる。
何せ裏をかいたつもりがそれを読まれてしまっており、危うくセーブをされてしまう所だったのだ。
入ったからよかったものの、ヘルナンデスが反応をした時は一瞬やってしまったかと血の気が引き……。
今でも心臓の鼓動はバクバクとうるさく鳴っている。
反町「(あ、危なかった……ヘルナンデスの苦手コースを見極められていなければ弾かれてたぞ……。
っていうか苦手なのにあそこまで反応するなんて……やっぱりヨーロッパNo.1キーパーなだけあるな……)」
呼吸を整えてから、ようやく落ち着きを取り戻した反町は、そのままゴールを喜ぶ自陣メンバーの下へと戻ろうとするのだが……。
ヘルナンデス「今のは……」
反町「え……?」
ヘルナンデス「今のは……狙ってやったのか……?」
そんな反町の背中にかけられたのは――ゴールを決められた当の本人、ジノ=ヘルナンデスの声。
反町が慌てて振り返れば、そこには試合前に挨拶を交わした時のような温厚そうな表情からは一転し。
闘志を燃やし挑発的な視線を反町に向ける彼の姿がある。
その姿を見て、反町は思わず威圧されそうになるが……辛うじて踏みとどまり、さてどう答えたものだろうと懸命に思案をする。
反町「(今の……苦手なコースをついた事を、狙ってやったかって事か……。 ここは……)」
911 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 00:18:13 ID:???
A.「ああ、そうだ。 お前の弱点は見切ったぜ、ジノ=ヘルナンデス!」 指を指して盛大に言ってみる
B.「ん? 何のことだ?」 思いっきりとぼけてみる
C.「ヨーロッパNo.1と言いながらあっさり2失点するお前の姿はお笑いだったぜ」 笑ってあげる
D.「ああ狙った。 でもまあここまでうまくいくとは思わなかったけどな」 ある程度謙遜しておく
E.「ああ狙った。 でもお前もよく反応したな。 惜しい惜しい(笑)」 慰めてあげる
F.「みんなー! これで同点だぞー!!」 無視だ無視。 それよりみんなと同点を喜ぼう。
G.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
短いですが本日はこれだけです。すみません。
>>905-907
さん、スレタイ案感謝です!
もしほかにこんなのもあるぜよというのがあれば、スレタイ案お気軽に何個でも提案お願いします。
【】幻想のポイズン53【】
それでは、お疲れ様でした。
追記:
>>910
の一文を訂正。
>闘志を燃やし挑発的な視線を反町に向ける彼の姿がある。
は正しくは
>闘志を燃やし挑戦的な視線を反町に向ける彼の姿がある。
の間違いでした。お詫びして訂正します。
912 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:18:44 ID:2rfidi+c
A
913 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:18:47 ID:oPrZfKec
A
914 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:20:15 ID:JL0JhfCc
B
わざわざ手の内を晒す必要はないな
915 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:21:27 ID:???
これでセンスの効果半減とかにならないといいが…乙
916 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:23:09 ID:???
弱点なんて簡単には消えるわけないし大丈夫でしょ
簡単に克服できるなら弱点とはいわにい
917 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:24:36 ID:???
苦手コースに必ず来ると分かってれば対応してくるんじゃないか?
自分の苦手コースは自分自身が良く知ってそうだし
918 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:31:35 ID:???
言わんでも普通にばれてますし今更隠してもねえ
しかもヤマなんかを張った場合は外れたらもっと酷いことになる罠
【対決】幻想のポイズン53【毒VS黄金】
【今のは】幻想のポイズン53【穣子の分だ】
【恐怖の】幻想のポイズン53【ポイゾナスセンス】
【魔王の】幻想のポイズン53【サタンセンス】
919 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:31:58 ID:???
【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
【最終審判】幻想のポイズン53【閻魔】
920 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:33:33 ID:???
ばれてないんじゃね。半信半疑だからこそ聞いてきたんだろうし
まぁ明日更新があるのならば分かることか
921 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 00:36:05 ID:???
【伝説の】幻想のポイズン53【超ストライカー】
Cはパラガスでぃすかーwww
922 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 01:11:56 ID:???
しかしこの反町、ノリノリである
なんかシュナ様との会話といい、最近強気だな反町w
923 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 01:15:25 ID:???
苦手なコース意識させて全然違うところ狙うってこともできるし
924 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 01:22:34 ID:???
これでますます反町に警戒が集まってシュートはしにくくなるけど逆にスルーが更に効くようになるはず
うまく作戦組めばもっと有利になるでー
【ノートラップランニングボレー】幻想のポイズン53【ポイゾナスルー】
925 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 09:01:08 ID:???
【森崎成分】幻想のポイズン53【注入中】
926 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 20:27:57 ID:???
苦手コース突かれるならブロッカーがコース塞げばいいんでない
スルー戦術するも両サイドの不安要素が抜けきれないし
927 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 20:54:21 ID:???
それを口実に映姫様を左脇に抱えるつもりだな……!
928 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 21:01:32 ID:???
【独善ニシテ】幻想のポイズン53【己ヲ自負ス】
929 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 21:45:49 ID:???
【反町一樹】幻想のポイズン53【モテ期到来!】
ライバル候補限定ですけどw
そういえば姫様が監督になってなかったら普通にザルのガルトーニの代わりにアルゼンチンのGKになってたんですか?
それとも裏をかいてサンタナ外伝でサンタナチームの監督兼GKでもやってたんですか?
930 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:32:26 ID:???
今更ですけどPKの時は、スキルの猛烈なシュートは発動しないのでしょうか?
ポイゾナスセンスは発動してたので、疑問に思いまして
まあ、決まったのでよかったですけど
931 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:34:47 ID:???
>>苦手コース云々について
まあそこらへんはスキルなんで言ってもペナがなくなるとかの影響は無しです。
ゲーム的に考えて。
>>929
姫様はもし監督になってなければアルゼンチンに行ってたと思います。
まあ行っても行ってなくても殆ど影響ない選手ではありましたがw
932 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:35:53 ID:???
>A.「ああ、そうだ。 お前の弱点は見切ったぜ、ジノ=ヘルナンデス!」 指を指して盛大に言ってみる
================================================================================================
ざわ……!
トリノ「な、なにィ!?」
ゴルバテ「くそっ、PKを決めたくらいでエラそうに……!」
うどんげ「あわわわわ……も、もしかして酸素欠乏症になったんじゃないのキャプテン……」
静葉「(同世代の子が相手だから遠慮がなくなったのか……それとも自信がついてきたのか……よくわからないわね……)」
ヘルナンデスの問いかけに対し、反町が肯定をしながら指をズビシ!と指しつつヘルナンデスを挑発するかのような物言いをすると……。
イタリア、幻想郷、両陣営からはざわざわとざわめきが広がり始めた。
イタリアからは、たかがPKを決められたくらいで弱点を見切られてたまるかといったような怒りの声。
幻想郷からは、いつになく強気な反町の発言に対する困惑の声が上がる。
特に、前半戦でゴールを決めた時も大会No.1ストライカーを狙っているという発言があった事から見て。
普段の反町を知る者たちは、何か病気にかかってしまったんじゃないかと勘繰るのだが……。
無論、反町は至って正常であり素面である。
ヘルナンデス「みんな、落ち着け。 彼の言っている事は恐らく本当だよ」
ディモス「ヘ、ヘルナンデス……」
そして、この小さな混乱を収めたのは……問いかけた当の本人である、ジノ=ヘルナンデスであった。
反町の挑発的な言葉に対してもまるで物怖じせず、立ち上がると腕組みをしたまま反町を睨み付け……。
933 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:38:18 ID:???
ヘルナンデス「偶然でああもピンポイントに僕の苦手なコースに撃ってくるとは思えない。
恐らくは、最初のシュートの時点で僕の苦手なコースを割り出していたんだろう」
反町「!(……わかっていたのか。 まあ……あんな問いかけをしてきたんだし、それも当然……か?)」
ヘルナンデス「だが……要は彼にさえ気を付ければ済む話だ。 彼に撃たせなければ何の問題もない」
言いながら、にやりと笑いゴールネットに突き刺さったボールを拾うと、ヘルナンデスは近くにいたメンバーにそれを投げ。
早く試合を再開するようにと暗にせかす。
これを受けてイタリアメンバーは配置に戻り始め、反町を始めとする幻想郷メンバーも試合再開の為にと戻り始める。
ゴルバテ「お、おいヘルナンデス……本当にあいつ、お前の弱点を見切ってるのかよ……?」
ヘルナンデス「だろうね。 アレはハッタリじゃないよ、確実に彼は僕の苦手コースを読み切っている。
そして、それ以上に恐ろしいのは――そこに正確に蹴りぬける彼のシュートコントロールだ。
はっきり言うと……彼に撃たれては、僕では弾ければ上出来といった所だろう」
バサレロ「そんな……どこに飛んでくるかわかっているのなら、止められるんじゃ……!」
ヘルナンデス「裏をかかれる危険もあるからヤマを張るのは無理だ。
それに、仮にわかっていたとしても止められる自信は無い。 注意するだけで弱点を克服出来るなら苦労しないさ。
だから、とにかく彼には今まで以上に注意をしてくれ……ボールを渡さないよう、撃たせないよう早めにプレスをかけるんだ」
そして、イタリアゴール前では――残っていたDF陣がヘルナンデスの身を案じていた。
ヨーロッパーNo.1キーパー――この世代最高クラスのGKである、ジノ=ヘルナンデス。
彼に、シュートを止められる自信が無いと言われてしまっては、思わず彼らとしても狼狽してしまう。
だが、ヘルナンデスはあくまで冷静に対処をするようにと告げ……。
それから、ふと視線を外して……更に続ける。
934 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:39:59 ID:???
ヘルナンデス「それと、相手の19番(リグル)にパスやポストプレイは無いから警戒をしなくていい」
バサレロ「!? ど、どうしてわかるんだ……?」
ヘルナンデス「何、簡単な事さ。 彼女はどうやら自尊心が異常に高いようだからね。
ソリマチに撃たせなければ問題ないと言っておけば……さぞや今頃、頭がカッカしているだろうさ。
もう自分がゴールを決める事しか頭にないよ」
映姫「なるほど……そういう意図でのあの発言でしたか」
相手選手の前で、事実上の敗北宣言をするというのは、自チームの士気を下げ、相手チームの士気を上げる……。
メリットは無くデメリットだけがある、最悪の行動である。
しかし、視点を変え、状況が変わればその行動にもまた意味が出てくる。
ヘルナンデスはそのことに気づき、咄嗟にそれを行動に移した。
これでゴール前での不安要素が、1つだけではあるが、消えたと言ってもいいだろう。
ヘルナンデス「あと、あのサイドハーフにはシュートが無い筈だ。 次に来た時はクリアーでなくコースを塞ぐ事に専念しよう」
バサレロ「わかった!」
映姫「(嘘も方便……ふむ、白です。 そしてまた、反町一樹君も白。 そう、力を持つ者は振る舞い方も気を付けなければならない。
今までの彼はどうにも力と精神が不釣り合いでしたが……今ならば十分白と言えますね)」
リグル「(くそっ! くそっ!! インチキしてる癖に私を無視してッ!!
絶対に私が決めてほえ面かかせてやるんだ! 反町も2点取って満足しただろうし、エースが無得点のまま終われないよ!!)」
そして、幻想郷陣営では――ヘルナンデスの目論見通りの事態となっていた。
ヘルナンデスに暗に自分は怖くないと言われた事もあってか、リグルの怒りは有頂天に達しており。
ぷんすかと怒りながら、試合開始の笛を心待ちにしている。
その心中にはただゴールを決めてエースとしての意地と誇りを見せてやろうという信念と、無視された怒りがあるのみであったのだが……。
935 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/04(月) 23:41:00 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★秋の頭脳派静葉さん→! card★
★動かない大図書館パチェさん→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【静葉の反応】
JOKER→静葉「ポストプレイがリグルちゃんやうどんげにしか出来ないと誰が言ったのかしらね?」 第三のポストプレイヤー誕生だと……?
ダイヤ・ハート→静葉「一樹君、ちょっと……」 リグルの様子に気づいた静葉が反町に助言!
スペード・クラブ→静葉「(さて、この攻撃を何とか堰き止めて……逆転ね)」 試合に集中してそれどころじゃねぇ!
【パチュリーの反応】
JOKER→パチュリー「そうよリグル! あなたは反町をも超える存在なのよ!! ディ・モールト! よいぞォォォオッ!!」 あ、戻った
ダイヤ・ハート・スペード→パチュリー「反町、ちょっと……」 リグルの様子に気づいたパチュリーが反町に助言!
クラブ→パチュリー「コホッ、コホッ……むきゅ……」 喘息でそれどころじゃねぇ!
>>930
発動しません。必殺シュートを使えないのと同じようなもんだと思ってください。
936 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:41:31 ID:???
★秋の頭脳派静葉さん→
ハートQ
★
937 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:41:33 ID:???
★動かない大図書館パチェさん→
ダイヤ6
★
938 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:41:38 ID:???
★秋の頭脳派静葉さん→
ダイヤQ
★
939 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:42:10 ID:???
お、まだ救いはあるか?
940 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:42:34 ID:???
パチュリーさんのJOKERwww戻るなwww
941 :
森崎名無しさん
:2011/07/04(月) 23:43:33 ID:???
センスが無効化の心配はないようだが
変わりに反町への警戒が高まると同時に
リグル揺さぶりのデメリットがあったということだろうか
942 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 00:08:22 ID:???
>★秋の頭脳派静葉さん→ ハートQ =
>静葉「一樹君、ちょっと……」 リグルの様子に気づいた静葉が反町に助言!★
>★動かない大図書館パチェさん→ ダイヤ6 =
>パチュリー「反町、ちょっと……」 リグルの様子に気づいたパチュリーが反町に助言!★
=======================================================================================================
反町「え……? な、なんですか……?」
このリグルの様子には、当然のように静葉とパチュリーが気づいた。
かたやオータムスカイズで初期から同じ屋根の下で暮らし、然程仲良くはなかったが人柄を知っていた秋の姉。
かたや今ではすっかり見切りをつけたものの一度は彼女に期待を寄せていた知識人。
このままでは拙いと判断をした2人は同時に反町を呼び出し、試合再開前の短い時間で手短に用件を話し出す。
静葉「かくかくしかじか、まるまるうまうま……という訳で、リグルちゃんがかなり熱くなってるわ」
反町「まさか……! ヘルナンデス……そこまで読んであんな事言ってたのか……!?」
パチュリー「まあ、そんな意図でもなければあそこまで潔く敗北発言をする筈が無いわ。
そして、彼の思惑通りリグルはもうゴールしか眼中に無い……。
この試合……少なくともゴールを決めるまでは、アシストは期待できないと考えていいでしょう」
静葉「中々のやり手ね、あのキーパー……。 ……いい策だわ。 見習いたいくらいよ」
ヘルナンデスの取った計略は、技術よりも頭を使った戦い方を得意とする静葉の好みに合ったものらしく、静葉は暢気にそう言い……。
しかし、当然ながらこのままではいけないと即座に反町に今後の戦法について話し始める。
943 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 00:09:34 ID:???
静葉「まずリグルちゃんのポストプレイなどはもう使えないのはほぼ確定よ。 一樹君が何を言っても……」
パチュリー「聞くような性格じゃないでしょ、彼女。 状況が状況だもの」
反町「(すぐカッとなるからなぁ、リグル……)それじゃあ……どうすれば?」
パチュリー「リグルを使う時は撃たせる時だけにしなさい。 要するに……今のリグルはライトニングリグルキックを打つ為だけの存在」
反町「つまり……攻める時は……」
静葉「ボール運びには使えないし、零れ球を拾えば自分で突っ込む可能性極大という事ね……」
反町「……なんてこったい」
うどんげのポストプレイは恐らく既に読まれており、パルスィのパスでは反町にパスを通すのは難しく。
パチュリーは後ろで守備に専念をさせたい状況では……リグルの高いパス精度は貴重な攻撃手段。
それを封じられたとあっては反町も顔を暗くしてしまうのだが……。
かといってリグルに注意をしたところで、反発をされるのは目に見えている。
ここは素直にヘルナンデスの策を褒めるしかない。
パチュリー「余りに攻めあぐねるようならば私も上がる……けれど……あまり期待はしないでちょうだい。
守りも疎かに出来ない状況だから」
反町「(使うなら、人生が未だにライン際のうどんげか、
中央の静葉さんか……2択……やっぱり攻め手が足りない……)」
ヘルナンデスの取った行動により、使える手段を減らされた幻想郷Jrユース。
同点に追いついたものの、果たしてここから逆転する事が出来るのか……。
マルコ「次スレへ続く」
TO BE CONTINUED
944 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 00:10:54 ID:???
という事で本日はここまでです。
明日は次スレを立ててから、外伝をやらせてもらおうかなと思います。
それでは、お疲れ様でしたー。
945 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 00:15:53 ID:???
マルコの台詞に一々笑ってしまうw乙でしたー
946 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 00:19:56 ID:???
〜挑発の結果〜
翼「おいリグルを無視とはどういうことだ表でろロリコンナンデスくぁwせdrftgyふじこlp」おおっと翼くんが乱入だ!
947 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 00:32:44 ID:???
三杉「(駄目だこいつ……早く何とかしないと……)」
948 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 00:36:12 ID:???
マルコがおいしいところもっていきおった乙でしたw
949 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 23:01:14 ID:???
次スレを立ててまいりましたー。以後、本編はあちらで書かせてもらいます。
スレタイは
>>919
さんのものを使わせていただきました。他にもたくさん考えてくださった皆さんありがとうございました。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1309872386/l50
それでは熱風外伝していきます。
950 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 23:36:27 ID:???
【こっちも残るは後半のみ! サクサク行こうぜ! 幻想の熱風外伝!】
反町らが外の世界でサッカーをしていた頃、幻想郷に残っていたサンタナ・リリーW・リリーBの新生妖精トリオは新たなチームを結成。
人間とはプレイが出来ない鍵山雛を仲間に加え、八雲紫の紹介により試合を組む事に成功。
一戦目の相手は幻想郷Jrユースの選考に漏れた、騒霊楽団の面々。
リリーBのボレーシュートで先取点を得たサンタナたちであったが、その後即座に騒霊楽団お得意の空中サッカーで同点にされてしまう。
こうして前半は終了し、残すは後半30分! 果たしてサンタナたちは元祖・(幻想郷での)空中サッカーの申し子たちに勝てるのか!?
サンタナ「という事で前半は終わって、後半のキックオフから開始よ!」
リリーW「えぇ〜っ!? 作戦会議とかは無いんですか〜?」
サンタナ「作戦も何も、今更変える事なんてないじゃない。 メンバー全然いないんだし」
リリーW「(それでいいんですか〜?)」
ピピィーッ!!
なんとも適当なサンタナの物言いにリリーWは疑問を持つものの……。
しかし、実際問題、交代要員も何もない現状では作戦など立てられるはずもなく。
こうして後半開始の笛が鳴り響き、サンタナチームのキックオフで試合が再開される。
リリーB「……戻すわよ、サンタナ」
サンタナ「おっしゃ、ナイスパス! (よーし、同点だけど……あの3姉妹はあの空中サッカーをやってもう体力的にヘロヘロね!
さてと、それじゃこれからどうしようかな〜?)」
A.私が中央突破に決まってるでしょう! 強引に突っ込むわよ!!
B.リリーBに突っ込ませるわよ! あいつも結構ドリブル上手かった筈!
C.リリーWに一旦ボールを預けるわよ! ドリブルもパスもそこそこ出来た筈!
D.いや、ここは後ろのえんがちょ神様にボールを預けるわよ! あいつのパスでゲームを組み立てとかなんとか
E.人間みたいにこっからシュートだヒャッホー!!
F.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
951 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 23:38:10 ID:mObr+8yE
A
952 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 23:38:40 ID:fsJyrXpA
D
953 :
森崎名無しさん
:2011/07/05(火) 23:47:34 ID:8qGsjEC+
D
954 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 00:14:43 ID:???
>D.いや、ここは後ろのえんがちょ神様にボールを預けるわよ! あいつのパスでゲームを組み立てとかなんとか
========================================================================================================
サンタナ「神様! あんたのパスで攻めるわよ!!」
雛「はい、わかりました」
ここでサンタナは、このチーム内で一番の実力者である雛を使う事にした。
彼女のパスを使えば、敵の妖精たちもパスカットをする事は難しく。
騒霊3姉妹も、ことパスカットに関しては苦手。空中サッカーでカットに来る可能性も無いでもなかったが……。
それをしてくれれば、体力が枯渇寸前な以上、もうけものと言えた。
雛「(与えられた役割は果たしませんとね……さて……通すなら……ブラックさんかしら?)」
メルラン「あははははははは〜っ!! ボール頂戴〜っ!!」
ルナサ「(彼女のパスの実力は私以上だ。 止められる自信は無いが……やる前から諦める訳にもいかない!)」
ミスティア「せめてドリブルできて〜っ!?」
雛「……ここですッ!!」
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★雛→ ! card厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)=★
★メルラン→ ! cardパスカット 45 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ミスティア→ ! cardパスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ルナサ→ ! cardパスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→雛のパスがリリーBに通った! ブラック、そのまま前進!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(サンタナがフォロー)(リリーWと妖精Fで競り合い)(妖精Fがフォロー)
≦−2→騒霊楽団ボールに。
【補正・備考】
雛:スキル・厄神(判定に出たクラブの数だけ+1の補正を受ける)
955 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 00:15:44 ID:???
申し訳ないです、メルラン〜ルナサの数値は正しくは以下でした。
間に合えばこちらでお願いします。
★メルラン→ ! cardパスカット 45 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ミスティア→ ! cardパスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ルナサ→ ! cardパスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
956 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 00:16:28 ID:???
★雛→
ダイヤ7
厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)=★
957 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 00:19:24 ID:???
★メルラン→
スペード2
パスカット 45 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ミスティア→
ダイヤ9
パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
ルナサ→
クラブJ
パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
958 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 00:24:04 ID:???
ルナサ姉さんがギリギリ弾いたと思われましたが、厄神発動でギリ通りました所で本日はここまでです。
明日にはなんとかかんとかさくさくと外伝を終わらせて本編を進めたいですね。
それでは、お疲れ様でしたー。
959 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 23:35:34 ID:???
>★雛→ ダイヤ7 厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)+(厄神+1)=60★
>★メルラン→ スペード2 パスカット 45 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=48
> ミスティア→ ダイヤ9 パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=53
> ルナサ→ クラブJ パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=58★
>≧2→雛のパスがリリーBに通った! ブラック、そのまま前進!
==================================================================================
ブブブブブブォオオオオオッ!
メルラン「あらららら〜っ!?」
ミスティア「はらほろひれはれ〜っ!?」
その卓抜したパスセンスだけは、幻想郷代表に選出される価値が十分にある鍵山雛。
そんな彼女のパスは、守備を苦手とするメルランやミスティアでは当然のようにカットが出来ないのだが……。
ルナサ「(しかし、この程度ならば……弾ける! ここだ……!)」
バッ! ……グォオオオオオンッ!!
ルナサ「な、なにィ……!?」
雛「(……なんとか通ってくれましたか)」
同じくパスに特化したルナサがカットに向かうも……ルナサが触れようとした寸前、ボールは急速にルナサから離れ。
大きく弧を描きながらリリーBへと渡ってしまう。
本来ならばルナサが辛うじて弾いていただろうボールが、
何が原因かはわからないがルナサにとっては不幸な事にイレギュラーな軌道を描いたのである。
厄を集めるえんがちょな神様の本領発揮といった所だろう。
リリーB「よし……ナイスパス……! 後は……」
リリカ「ああもう、姉さんたちパス通しすぎ〜っ! ……って、ありゃ取れなくても仕方ないか〜」
リリーB「(ここを抜いて、勝ち越し点を決める……!)」
960 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 23:36:34 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リリーB→ ! cardドリブル 48 +(カードの数値)=★
★妖精E→ ! cardタックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
リリカ→ ! cardタックル 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リリーB、リリカを突破! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(サンタナがフォロー)(リリーWと妖精Fで競り合い)(妖精Fがフォロー)
≦−2→騒霊楽団ボールに。
【補正・備考】
リリカ:ダイヤかハートで「ファツィオーリ冥奏(+2)」
スキル・「狡猾な三女」により、敵とマークが一致して敵の数字が高い場合、カードの数字を交換。
961 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 23:37:40 ID:???
★リリーB→
スペード8
ドリブル 48 +(カードの数値)=★
962 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 23:39:17 ID:???
★妖精E→
ハート9
タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
リリカ→
ダイヤK
タックル 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
963 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 23:53:50 ID:???
>★リリーB→ スペード8 ドリブル 48 +(カードの数値)=56★
>★妖精E→ ハート9 タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=52
> リリカ→ ダイヤK タックル 47 +(カードの数値)+(人数差補正+1)+(ファツィオーリ冥奏+2)=63★
>≦−2→騒霊楽団ボールに。
>※リリカがKを出して勝利したので覚醒フラグを回収し全能力+1、更にタックルフラグを習得!
==============================================================================================
リリーB「ヒューイよりはよっぽどぬるいタックルよ……!」
妖精E「あんな化け物と比べるなーっ!!」
リリーB「こっちも……」
リリカ「そういう口利くとボール失っちゃうよ〜? ほーらよ、っと」
リリーB「なにィ!?」
リリーBの言う通り、妖精Eやリリカのタックルは
オータムスカイズ随一のボールカット力を持つヒューイに比べれば余りにもレベルが低すぎた。
だが、だからといってリリーBが確実に抜ける相手であるとは限らない。
騒霊楽団の守備を一手に担うリリカの自慢とするタックルは、リリーBのキープしていたボールをあっさりと掠め取り。
リリカはそのままの勢いで、一気に前線へとパスを通そうとする。
リリカ「んー、なんか今日は調子いいわね〜。 っと、それじゃミスティア、いくよ〜っ!」
ミスティア「オ、オッケー! 今度こそリグルやチルノやルーミアに負けないくらいの存在感を出して見せる! やったるで!!」
サンタナ「させるかちくしょーっ!」
リリーW「ボールは通さないですよ〜っ!!」
964 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/06(水) 23:54:50 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リリカ→ ! cardパス 47 +(カードの数値)=★
★サンタナ→ ! cardパスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
リリーW→ ! cardパスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ボールはミスティアに渡った! ミスティア、そのまま中央突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(妖精Fがフォロー)(メルランがフォロー)(雛がフォロー)
≦−2→サンタナチームボールに。
【補正・備考】
リリカ:スキル・「狡猾な三女」により、敵とマークが一致して敵の数字が高い場合、カードの数字を交換。
965 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 23:56:47 ID:???
★リリカ→
ダイヤ7
パス 47 +(カードの数値)=★
966 :
森崎名無しさん
:2011/07/06(水) 23:58:21 ID:???
★サンタナ→
クラブ8
パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=
リリーW→
ハートA
パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=★
967 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:15:20 ID:???
>★リリカ→ ダイヤ7 パス 47 +(カードの数値)=54★
>★サンタナ→ クラブ8 パスカット 43 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=52
> リリーW→ ハートA パスカット 46 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=48★
>≧2→ボールはミスティアに渡った! ミスティア、そのまま中央突破!
===========================================================================
サンタナ「んが〜っ、とどか〜んっ!?」
リリーW「だ、だめだめですよ〜……」
リリカの出したパスに懸命に食らいつくサンタナとリリーWであったが。
惜しくもボールに触れる事はならず、ボールは綺麗にミスティアへと渡る。
騒霊3姉妹の体力が不安視される中、唯一の決め手となれるのは、最早ミスティアしかいない。
騒霊楽団メンバーの期待を一身に背負ったミスティアは、果敢にもそのまま中央突破を仕掛けるのだが……。
雛「通しませんよ……!」
妖精E「数合わせ一号!」
妖精F「二号!」
妖精A「Vスリャアアアアッ!!」
妖精E・F・A「「「みんな合わせて、新生妖精トリオ!! 人数補正2のタックルをくらえーっ!!」」」
ミスティア「何人がかりだろうが関係ないわ! 見なさい! かつての練習試合でやたらと覚醒した私のドリブルを!!」
968 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:16:24 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ミスティア→ ! cardドリブル 47 +(カードの数値)=★
★雛→ ! cardタックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精E→ ! cardタックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精F→ ! cardタックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精A→ ! cardタックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ミスティア、中央突破に成功! メルランとワンツーリターンしPA内で高いボールを貰う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(メルランがフォロー)(ルナサがフォロー)(妖精Bがフォロー)
≦−2→サンタナチームボールに。
【補正・備考】
ミスティア:ダイヤで「梟の夜鳴声(+4)」、ハートで「鳥目ドリブル(+2)」
雛:スキル・厄神(判定に出たクラブの数だけ+1の補正を受ける)
969 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:17:21 ID:???
★ミスティア→
ダイヤ5
ドリブル 47 +(カードの数値)=★
970 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:18:20 ID:???
★雛→
ハート10
タックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精E→
スペードQ
タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精F→
ハート10
タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精A→
クラブ3
タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=★
971 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:28:36 ID:???
>★ミスティア→ ダイヤ5 ドリブル 47 +(カードの数値)+(梟の夜鳴声+4)=56★
>★雛→ ハート10 タックル 46 +(カードの数値)+(人数差補正+2)+(厄神+1)=59
> 妖精E→ スペードQ タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=56
> 妖精F→ ハート10 タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=54
> 妖精A→ クラブ3 タックル 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=47★
>≦−2→サンタナチームボールに。
==================================================================================
ミスティア「鳥目になっちゃえーっ!!」
雛「っ!?」
人の目を一時的に見えなくする特殊能力を用いつつ、突破を図るミスティア。
かつてオータムスカイズとの練習試合で会得をしたそのドリブルは、弱小レベルで見ればまずまずと言えるものであった。
しかし、悲しいかな……このミスティア、壊滅的に基礎が出来ていなかった。
ミスティア「わはははは! 今、私はあのリグルを超えたッッ!! って、あ、ああああ〜っ!?」
コテンッ……
雛「……何とも厄いですね。 ともかく、ボールは貰いましたよ」
ミスティア「げげっ、しまった!?」
ルナサ「……何をしているんだ、何を」
リグルやチルノの友人らしく、少しの成功で完全に図に乗ったミスティア。
彼女は高笑いをしながらドリブルをする事で見事に集中力を切らしてしまい……結果、何もない所で転んでしまう。
その上、転んだ拍子に鳥目にする能力を解除してしまい、手放したボールは雛が軽々と拾ってしまった。
何とも間抜けであるが、鳥頭なら仕方ない。
雛「(さて、それでは再び攻勢に出たい所……今度は短く繋いでいきましょう。 ホワイトさんへ……!)」
ルナサ「そうはさせないぞ、厄神!」
972 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:30:19 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★雛→ ! card厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)=
ルナサ→ ! cardパスカット 43 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→雛のパスがリリーWに通った! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(サンタナがフォロー)(リリーWと妖精Fで競り合い)(妖精Fがフォロー)
≦−2→騒霊楽団ボールに。
【補正・備考】
雛:スキル・厄神(判定に出たクラブの数だけ+1の補正を受ける)
973 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:31:07 ID:???
★雛→
クラブ8
厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)=
ルナサ→
ハート7
パスカット 43 +(カードの数値)=★
974 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:31:12 ID:???
★雛→
ダイヤ8
厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)=
ルナサ→
クラブ10
パスカット 43 +(カードの数値)=★
975 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:42:24 ID:???
ごめんなさい、またもルナサの数値が間違っていました。結果には影響ありませんが、修正しておきます。
>★雛→ クラブ8 厄神様のバイオリズム 52 +(カードの数値)+(厄神+1)=61
> ルナサ→ ハート7 パスカット 46 +(カードの数値)=53★
>≧2→雛のパスがリリーWに通った! そして……?
==========================================================================
ルナサ「くっ……(やはり私の守備力では届きもしないか……!)」
再び雛のパスを相対したルナサであったが、今度もやはり雛のパスには触れる事は出来ない。
騒霊楽団の前線メンバーの弱点は、総じて守備力がほぼ皆無という事であった。
リリーW「ボールが回ってきたですよ〜!」
そして、誰にも邪魔される事なく出されたボールは今度はリリーWが受け取る。
リリカ「ああもう、なんでこうも攻撃され通しかな〜っ!」
サンタナ「(おっし、ここで点を決めれば残り時間的にも残りレス数的にも試合に勝てそうだわ!
さて、その為にはここはどうしようかしら? うーん……)」
A.「そのまま突っ込め、ホワイト! あんたなら出来る!」 ホワイトを突っ込ませる
B.「もっぺんブラックにボレーを撃たせるのよ!」 ブラックにパスを出させる
C.「ブラックとのツインシュートで決めちゃいなさい!」 ブラックとのツインシュートを狙わせる
D.「このまま空気で終わる訳にはいかない! 私に高いボールを頂戴!」 ハイボールを要求する
E.「(指示とかいらないわね! ここは無言で見守るわよ!)」 指示は出さない!
F.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
976 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:42:46 ID:+r1eRLV2
D くらえー
977 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:44:26 ID:+tSHnzoQ
C
978 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:45:16 ID:+r1eRLV2
Cに変更お願いします
979 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:53:46 ID:???
>C.「ブラックとのツインシュートで決めちゃいなさい!」 ブラックとのツインシュートを狙わせる
================================================================================================
リリーW「わかったですよ〜! いくですよー、ブラック〜!」
リリーB「……任せて」
一瞬自分が撃つ事も考えたサンタナであったが、しかし、ここはブラックとホワイトのツインシュートを使う事にした。
彼女たちのツインシュートは、当然ながら反町やリグルなどのシュートには遠く及ばないものの。
それでもこのレベルにおいては、驚異的な威力を持つシュートなのである。
サンタナの指示を受けると同時、ホワイトとブラックはそのままワンツーをしてPA内に急ぎ、
そのまま高いボールに合わせて同時に飛び上がるのだが……。
リリカ「あああああああ、もうっ!! シュートは苦手なのにィィィイイッ!! ポストに当たってくれーっ!!」
妖精D・C・B「「「同じく!」」」
妖精@「と め る(ポストが)!!」
リリーW「いくですよ〜っ!」
リリーB「これが私たちの……全力全壊ッッ!!」
グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
リリーW「リーサル……」 リリーB「ツインッ……!!」
980 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 00:55:05 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★リリーW→ ! cardリーサルツイン 59 +(カードの数値)=
リリーB→ ! cardリーサルツイン 59 +(カードの数値)=★
★リリカ→ ! card高いクリアー 49 +(カードの数値)(人数差補正+2)=
妖精C→ ! cardブロック 42 +(カードの数値)(人数差補正+2)=
妖精B→ ! cardブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精A→ ! cardブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精@→ ! cardパンチング 48 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(サンタナがねじ込み、左コーナーキック、右コーナーキック)
≦−2→騒霊楽団ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→リリー姉妹のシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(サンタナがねじ込み、左コーナーキック、右コーナーキック)
≦−2→騒霊楽団ボールに。
【補正・備考】
リリーW・リリーB:2人のマークが一致した場合のみ、ポストとなり。
更に2人の数値の和が14の場合のみ、枠外になります。
リリカ:スキル・「狡猾な三女」により、敵とマークが一致して敵の数字が高い場合、カードの数字を交換。
>>978
変更了解です。
981 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 00:56:07 ID:???
★リリーW→
ハート7
リーサルツイン 59 +(カードの数値)=
リリーB→
ダイヤA
リーサルツイン 59 +(カードの数値)=★
982 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:01:02 ID:???
★リリカ→
クラブ8
高いクリアー 49 +(カードの数値)(人数差補正+2)=
妖精C→
クラブ4
ブロック 42 +(カードの数値)(人数差補正+2)=
妖精B→
スペードJ
ブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精A→
ダイヤ6
ブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=
妖精@→
スペード10
パンチング 48 +(カードの数値)=★
983 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:25:08 ID:???
>★リリーW→ ハート7 リーサルツイン 59 +(カードの数値)=66
> リリーB→ ダイヤA リーサルツイン 59 +(カードの数値)=60★
>★リリカ→ クラブ8 高いクリアー 49 +(カードの数値)(人数差補正+2)= 59
> 妖精C→ クラブ4 ブロック 42 +(カードの数値)(人数差補正+2)=48
> 妖精B→ スペードJ ブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=55
> 妖精A→ ダイヤ6 ブロック 42 +(カードの数値)+(人数差補正+2)=50
> 妖精@→ スペード10 パンチング 48 +(カードの数値)=58★
>≧2→リリー姉妹のシュートがゴールに突き刺さる!
===========================================================================
ブギャッ! ブギュルルルルルルルルルルウウウウウウウウウウウウウウンッ!!
リリカ「こんなもん止めれるかボケーッ!!」
妖精C・B・A・@「「「「以下同文ーッ!!」」」」
ツインシュートであるが故に、ポストに当たる可能性が非常に高いリリーWとリリーBの合体技――リーサルツイン。
しかし、その1点にだけ目を瞑れば……幻想郷代表として選出された一部のFWたちにも負けない威力を秘めている。
そのようなシュートを、シュートに対する守備が苦手なリリカや矮小な妖精たちが止められる筈もなく。
ボールは大きくうねりながら、ゴールネットへと突き刺さったのだった。
バシュウッ!! ピピィーッ!!
サンタナチーム 2−1 騒霊楽団
リリーW「やったですよ〜! これで勝ち越しですよ〜!」
リリーB「相手チームはもう体力が無い……この試合、貰ったも同然ね……」
サンタナ「(……勝てるのはいいけど、本当に空気だったなーこの試合。 どげんかせんといかん!)」
雛「(なんとか勝てましたか……初試合で負けたら、やっぱり私のせいと言われたでしょうしこれで一安心ですね)」
ルナサ「……なんというむちゃくちゃなシュートだ」
メルラン「あははははははは〜っ! すっごいすっごい! やっぱりサッカーはシュートを撃ってナンボだよね!!」
リリカ「もうやだオータムスカイズこわい。妖精もこわい」
ミスティア「なんでリグルやチルノやルーミアは凄いのに私だけこんな地味でかませ犬にすらなってない立場なのよーっ!?」
984 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:26:24 ID:???
とにもかくにも、このリリーたちの得点で試合の大勢は決したと言って過言ではない。
既に騒霊楽団の主柱であるプリズムリバー三姉妹の体力は限界に近く、3人がかりでのワンツーからの突破も不可能。
合体シュートも撃てず……ミスティアもまた、これから守備に本腰を入れてくるサンタナチームの守りを突き崩せる力は持っていない。
結果、その後も試合は2−1のまま動かず、こうしてサンタナチームは初戦を勝利で飾る事に成功をしたのだった。
やったねサンタナちゃん! まずは一勝だよ!!
サンタナ「おっしゃあ! とにもかくにも一勝よ!! どんなもんじゃい!!」
にゅにゅにゅっ!
紫「はーい、お疲れ様ー。 勝利おめでとう〜」
サンタナ「げぇっ、スキマ!?」
そしてその試合後、勝利に喜ぶサンタナの前に現れたのはこの試合をセッティングした八雲紫。
相も変わらず神出鬼没な登場方法にサンタナは驚きつつ、しかし、紫はさして気にしたそぶりは見せず。
手に持った扇子で口元を隠しながら、なんとも胡散臭げに話し始める。
紫「それじゃ、まずは勝利のご褒美として……次戦からいっしょに戦ってくれる騒霊楽団の選手をあなたのチームに加入させるわ」
サンタナ「なにィ!? いいの?」
紫「あちらさんとも話はついているからね。 この外伝は覚醒チャンスなんだから、向こうも結構乗り気よ?
ただ、まあシステムとかなんかそういう関係で全員は呼び出せないから……参入する選手は1人のみ。
それで、肝心のその選手なんだけど……」
985 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:27:27 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★勝利ボーナス・選手加入→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【静葉の反応】
JOKER→野生の
シェスター
だ! 「よろしくな!」
ダイヤ→リリカ「めんどーだけど、ま、私も目立ちたいしよろしくねー」 貴重なDFだ!
ハート→ルナサ「……よろしく頼むよ」 雛とちょっと役割被るけど優秀なパサーだ!
スペード→メルラン「あははははははは〜!」 反町とちょっとキャラ被るけどFWだ!
クラブ→ミスティア「覚醒チャンスだで!」 どういうキャラでいくのかまだ方向性がつかめないミスティアだ!
986 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:27:45 ID:???
★勝利ボーナス・選手加入→
ハート8
★
ドイツ捨てるなw
987 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:27:51 ID:???
★勝利ボーナス・選手加入→
スペード8
★
988 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:39:33 ID:???
>★勝利ボーナス・選手加入→ ハート8 =ルナサ「……よろしく頼むよ」 雛とちょっと役割被るけど優秀なパサーだ!★
===============================================================================================================
サンタナ「おっ、長女」
ルナサ「つくづく……オータムスカイズとは……縁がある……よろしく頼む」
雛「こちらこそ、よろしくお願いします、ルナサさん」
リリーW「(……なんだか私と雛さんとルナサさんとで、パサーがダブりすぎ感がありますよー)」
騒霊楽団からの出向となったのは、プリズムリバー3姉妹長女のルナサであった。
パスを得意とする彼女のプレイスタイルは若干雛と被り気味であったが……。
それでも名有り選手が少ない現状、貴重な戦力である。
紫「さて、それじゃあ続いての勝利ボーナスはズバリ、あなたの成長よ。
これは選択式になっていて、対戦チームがどこかによってどんな成長が出来るかが変わってくるわ。
以下の選択肢の中から、【2つだけ】どんな成長をしたいか選んで頂戴」
サンタナ「ふむふむ、カードじゃないんだ」
紫「ある程度好きなように伸ばしてもらおうというこちらの親切な配慮よ。 決してJOKERが出てバランス崩壊が怖いわけじゃないわ」
サンタナ「ぬかしおる。 っさーてと、それはひとまず置いといてどーしよっかなー」
A.「高い浮き球補正を2にする」
B.「低い浮き球補正を2にする」
C.「スキル・パス+1を獲得する」
D.「スキル・シュート+1を獲得する」
E.「必殺地上シュートを獲得する」
F.「スキル・タックル+1を獲得する」
【2つ同時に投票をしてください】
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
989 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:40:18 ID:+r1eRLV2
AE
990 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:43:50 ID:1Gh62xOA
AE
991 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:44:22 ID:+tSHnzoQ
DE
992 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:53:35 ID:???
>A.「高い浮き球補正を2にする」
>E.「必殺地上シュートを獲得する」
============================================================================
紫「……あなた、オフェンシブミッドフィルダーを目指すんじゃないの?」
サンタナ「だから浮き球にも強くなるしシュートも撃てるようになるのよ。 悪い?」
紫「いや、その上げ方はどう考えてもFW……いえ、なんでもないわ」
サンタナ「そもそもさー、ちょっとケチなのよ。 なんでスキルが+1系だけなの? 必殺パスとかタックルはないの?
それがあったらそっち選んだかもなのにー」
紫「そもそもあなたの能力が低すぎるから、パスもタックルも覚えても使い時が無いでしょ。
スキルで能力が上がってから、ようやっと技を覚えられるようにするつもりなのよ。
で、浮き球補正と地上シュートね。 はい、リリカル☆マジカル☆ゆかりんり〜ん」
ぽわぽわぽわ
サンタナの たかい うきだまほせい が 2 になった!
サンタナが ひっさつ シュート 「ねっぷうシュート」 を おぼえた! ほせい+3 で しょうひガッツ は 120 だ!
サンタナ「……ねぇ、なにこの微妙な性能のシュート。 詐欺? 詐欺なの? 詐欺だよね!?」
紫「もっと強くなれば相応のシュートを覚えられるようになるわよ。 ファイトッ!」
サンタナ「ちくせう……くやしいのう。 くやしいのう……」
こうしてサンタナがなんとなくやりきれない思いを抱く中。
紫はあくまでも笑顔を絶やさず、スキマからボードを取り出す。
紫「さ、それじゃ次の対戦相手にいってみましょー。 勝てたらまたボーナスがあるわよ」
サンタナ「あいあい、そんじゃ、次は……」
993 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:54:36 ID:???
1.*撃破*騒霊楽団…ご存知トリオプレイと空中サッカーが得意なプリズムリバー三姉妹を中心にしたチーム。
ミスティアも加入しており、攻撃力は中々。代表選考に落ちたといっても侮れない。
合体技で多大にガッツを消費するのが弱点。
難易度:やや弱め。 主力選手:ルナサ・メルラン・リリカ・ミスティア
2.ヴワルキャッツ・予備軍…紅魔勢の中で唯一選考に落ちた小悪魔が主力のチーム。
しかし、最近野良妖怪を仕込んで攻撃力だけならそこそこあるチームになった。
難易度:弱め。 主力選手:小悪魔・???
3.地霊殿アニマルソルジャーズ…代表選考に落ちたお燐が地霊殿の仲間達を集めて作ったチーム。
アニマルソルジャーズとあるが、アーマータイガーもいる。
攻守バランスのよいチーム。
難易度:強め。 主力選手:お燐・アニマルソルジャー・アーマータイガー・火燐
4.人里Z戦士ズ…人里の守護者、慧音と人里に住まう人間達で作られたチーム。
攻守バランスがよく、特に守備は慧音がいるために非常に堅牢。
難易度:強め。 主力選手:慧音・クリリン・天津飯・ヤムチャ・餃子
5.酒商店ベジータ…ツンデレでお馴染みの店長がいるチーム。
戦闘力は随一だが、守備はハゲ頭頼みなのでやや不安。
難易度:強め。 主力選手:ベジータ・カカロット・ラディッツ・ナッパ
994 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 01:55:47 ID:???
6.パワフル高校…外の世界の高校サッカー部。攻撃力は凄まじく、俊足ウイングの突破力。
エースストライカーのパワフルな得点力は筆舌に尽くし難いものがある。だが、キャプテンは地味。
難易度:とても強い。 主力選手:???
7.聖タチバナ学園…外の世界の高校サッカー部。幻想郷と同じく女性選手がいるのが特徴。
全てのポジションに主力級選手がいて厄介。
難易度:とても強い。 主力選手:???
8.帝王実業高校…外の世界の高校サッカー部。ズバ抜けた能力を持つ絶対的エースを軸としたチーム。
攻撃力は高いが、守備は若干弱め。それでも弱点という程ではないが……。
難易度:やたらと強い。 主力選手:???
9.徐州高校…外の世界の高校(?)。バカだけどとても強いエースを軸としたチーム。
しかし、やっぱり守備が弱点。ボランチを抜ければ後はどうとでもなるが、そのボランチも強い。
難易度:やたらと強い。 主力選手:???
A.騒霊楽団*撃破済みなので選べません*
B.ヴワルキャッツ・予備軍
C.地霊殿アニマルソルジャーズ
D.人里Z戦士ズ
E.酒商店ベジータ
F.パワフル高校
G.聖タチバナ学園
H.帝王実業高校
I.徐州高校
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
995 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:56:08 ID:+r1eRLV2
B
996 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:56:59 ID:Zv33aFT+
C
997 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 01:57:42 ID:/xi4pDe2
C
998 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/07(木) 02:01:23 ID:???
小悪魔「出番が全然来ないんですが、これは最後まで選ばれないフラグでしょうか?」
???「わ、わちきのサッカーの出番が……!」
という事でアニソルさんたちが再び日の目を見る時が来た所で本日はここまで。
続きは次スレの埋めネタで、となります。
それでは、本日も遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。
明日からは新スレで本編を進めさせていただきます。それでは〜。
999 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 02:10:19 ID:???
次は第二回滝スレ人気投票第三位の登場だね乙でした!
守備系必殺技が全くなくイベントで次々と必殺シュートを覚えるOMFだっているんだ
きっとサンタナはその真似をしてシュートを鍛えただけなんだよ
1000 :
森崎名無しさん
:2011/07/07(木) 19:07:15 ID:???
妖精E「乙一号!」
妖精F「乙二号!」
妖精A「乙Vスリャアアアアッ!!」
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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