キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/26(木) 00:32:08 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

世界一のGKになるというマルスとの誓いを果たすため、森崎はワールドユース大会に臨む。
強敵ひしめく予選リーグを突破し、イングランド、アルゼンチン、ドイツとの連戦も乗り越え、
ついに大会開催国であり優勝筆頭候補のブラジルとの決勝戦を迎えた。
ブラジルは正GKのゲルティス欠場という大きなハンデを抱えるものの、
後半から出場してきた謎の男コインブラの持つ超人的な力で一挙に反撃に躍り出る。
だが、幾多の戦いの中でこれまでバラバラだった全日本ユースがついに一つのチームへと昇華した。
それぞれの役目を果たす堅実ながらも強固な守りでブラジルの追撃を振り切り、ついに優勝の栄冠を掴みとる。
試合が終わった瞬間、突如力尽きたかのようにフィールドに倒れる中山を介抱する森崎。
しかしそこで森崎を待っていたのはガトーの協力のもと自らの身体から追い出した『超モリサキ』ことラムカーネ。
そしてリンダのスターライトで倒したはずの暗黒司祭ガーネフによる襲撃だった。
二人は才能を失い苦悩に陥った中山をそそのかし、闇の力に飲み込ませ森崎を襲わせる。
だが、森崎は中山の内に秘めた厚き友情の心を感じ取り、過去の罪の精算を甘んじて受け入れた。
そのまま全てを失い暗き闇に堕ちていくはずの森崎の精神だったが、一筋の暖かな光が新たな道を作り出した。


何度でもやり直せる。立ち上がれる。森崎は強き決意のもと、星の光に導かれながら新たなる未来へと歩き出そうとしていた。


☆前スレ
【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1303911310/l50

461 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 21:58:51 ID:???
>シーダ「なるべく手加減はするけれど…怪我しないように気をつけてね、ライアン。
>    (私たちペガサスナイトは弓の攻撃に弱いから、反撃を貰う前に倒しきらないと…)」

手加減……?

462 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 21:58:57 ID:???
まさに秒殺‥。

463 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:00:10 ID:???
姫様。白い悪魔とかゴリラ姫と言われないようにするのは永遠に無理だと思います。

464 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:01:44 ID:???
倒しても再移動がないから次のターンまでまだ制圧はされない…………だったらいいのになぁ

465 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:05:52 ID:???
姫様は壊れた槍を装備すべき

466 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:07:58 ID:???
ですよねー、と言わざるをえない

467 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:24:52 ID:???
マルス様からお叱りの言葉を!

468 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:28:31 ID:???
叱られるべきはもちろん、手加減を知らない嫁ですよねわかります

469 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:38:48 ID:???
なんつーか、カードに愛されてるキャラと愛されないキャラの格差が酷過ぎる……

470 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:40:06 ID:???
まあ、負けたは負けたけど「試合に負けて勝負に勝った」状態だし、
マルス王子ならその辺も汲んでくれるだろう、うんw

471 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:40:47 ID:???
嫁は手加減しているよ。攻撃スキルを発動していないから

472 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 22:52:13 ID:???
>>458-462
HP以外の能力-2にも関わらずしっかり必殺を出してしまうのが彼女らしいですね…
>>463-466
またひとつシーダが恐れられる原因が作られてしまいましたねw
>>467-469
チュートリアルでの戦いなのでそこまで大きな影響がないのが救いですね。
>>470-471
森崎とシーダは容赦のないコンビとして意外と気が合うかもしれませんねw
============
シーダ 21/21 鉄の槍(攻速…7 係数…ダイヤK〜10)
命中判定→ ダイヤ10 +13=23【必殺】
追撃判定→ ハート9 +13=22
攻撃判定→ ハートK +13=26

ライアン 18/18 鉄の弓特効(攻速…0 係数…)
回避判定→ クラブJ +3+砦(4)=18
守備判定→ スペード8 +6+砦(2)=16

シーダの攻撃!必殺の一撃!ライアンに30のダメージを与えた!
ライアンは倒れた。シーダは40の経験値を得た。
============
シーダ「(そーっと、そーっと、ソフトタッチに、ゆっくりゆっくり…)」

心の中で呪文のように呟きながらシーダは頭上で槍を回転させ、
一度天馬を下がらせ高度を上げると、勢いをつけてライアンの方へ向かってゆく。

フォフォン…ズギュルブッシャアアッ!!

ライアン「うわああ〜〜〜っ!!」

シーダ「あ」

473 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 22:53:25 ID:???
やってしまったという声がシーダの口から漏れる。
弓兵に対する恐怖心という天馬騎士が故の本能が出てしまったのか、
それともタリス部族の血に闘争心という火が灯ってしまったのかは定かではないが、
シーダの振り回した槍はライアンの脳天へとさくれつした。

ライアン「むぎゅう!」

ガクッ、ドサッ…

シーダ「あ、あは、あはははは……い、色々とその……ごめんね!」

目を回して気絶するライアンを横目に、シーダは砦の頂点に括りつけられている第七小隊の旗を取り外す。

ジェイガン「そこまで!この勝負、砦の制圧を先に終えた第九小隊の勝利!」

森崎「な…なにィ!?」

ロディ「馬鹿な!?」

ルーク「嘘だろォ!?」

カタリナ「そ……そんなァ」

クリス「(私の判断が甘かったのかな……ライアン、みんな、ごめん……)」

ジェイガンの模擬戦の決着を示す号令が訓練場に響き渡る。
この瞬間、砦を制圧されてしまったクリス率いる第七小隊は
まさかまさかの大逆転負けを喫することになってしまったのである。

474 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 22:54:52 ID:???
カイン「おお、セシル。どうやらお前の立案した作戦が功を奏したみたいだぞ」

マルス「シーダが一足先に相手の砦の制圧に成功したみたいだね。
    君は先の展開を読む優れた戦術眼を持っているようだ。すごいよ!」

セシル「あ、ありがとうございます……。
    (私たちは確かに試合では勝った。でも勝負では……人数差があったとは言え押されていた……)」

セシルは悔しそうに項垂れるクリスに向かってまだ少し傷が痛むのかゆっくりと歩み寄っていく。

クリス「セシル……あなたの戦術にまんまとやられたわ。私たちの……負けよ」

セシルに気づいたクリスは力なく顔を上げるが、素直に自分たちの負けを認めセシルの勝利を祝福する。

セシル「積極的なあなたのことだから、砦の守りは薄くしてくると思っていたけれど、
    こうもうまく事が運ぶなんて私も正直あまり思っていなかったわ」

クリス「シーダ様の対策としてライアンを守備に残していたんだけどね……
    あーーーだめだな私。もっと生き残ること、守り切ることを考えないといけないわね」

セシル「それでも、私との直接対決ではあなたの攻撃に私は押されていたわ。
    やっぱりあなたは私の最高のライバルよ。これからもお互い良き騎士として精進しましょう」

クリス「…ええ。次は、次こそは私たちが勝ってみせるわ」

セシル「今度は個人の勝負でも私が勝つわ。覚悟なさい」

ガシッ!

こうして互いの健闘をたたえあい、第七小隊と第九小隊のエースは固い握手をかわすのだった。

475 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 22:56:09 ID:???
そして教官という立場で従騎士たちの訓練を支えてきた森崎たちは
今回の訓練の感想をそれぞれの観点から感想を語り合っていた。

森崎「くっそ〜!この俺がついていながらまさか負けちまうとは……」

マルス「個人の勝負では間違いなく森崎たちのほうが優勢だったね。
    今回はセシルの策がうまくはまってくれたからなんとかなったけれど」

カイン「しかし今年の従騎士たちはなかなか小粒ぞろいで期待が持てるな。
    今回の訓練でセシルには優れた戦略家としての才能も発見できたことだしな。
    第七小隊の面々も敗れたとはいえ単純な戦闘力では第九小隊を圧倒していたぞ」

シーダ「あのとき風向きが逆だったら私は砦にたどり着けることさえできなかったですからね。
    今回の勝負は本当に紙一重。まさに時の運と言うべきものかしら」

森崎「ちぇ。もうちょっと手加減ってものを考えてくれてもよかったんじゃないかシーダ姫よ〜」

カイン「ほう。セシルに必殺の一撃を浴びせたお前がそんな台詞を吐ける立場か〜?」

森崎「うぐぐ」

マルス「森崎も森崎だけどシーダもシーダだね。いくら訓練とは言っても戦っているのは同じ人間。
    二人とも、少しは可愛い後輩たちを労ったり勞ったりする心を持ったほうがいいかもね」

シーダ「う……あ、あとでライアンにお詫びになにかお菓子でも焼いてあげましょうか。オホホホ」

森崎「むーん。俺もあいつらが落ち込まないように何か声をかけてやるべきなのかな」

ジェイガン「森崎殿。彼ら若き従騎士たちがこれからのアリティアを支えていく立派な騎士として
      成長していけるかどうかは我々の行動にかかっています。
      彼らの自信を喪失させること無く、的確な指導で導いていくことをお忘れなきよう」

476 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 22:58:59 ID:???
森崎「(俺が初めからあれこれ指示を出していれば負けなかったかもしれない。
   だが、これもあいつらにとっていい経験になってくれるだろう。
   これまで負けを無かった事にして栄光を掴み続けてきた俺が言えた義理じゃないけどな…)」

※合同訓練に敗北しました。
 第七小隊メンバー(クリス、カタリナ、ルーク、ロディ、ライアン)に20の経験値が入ります。
 第九小隊メンバー(セシル)に80の経験値が入ります。


午後の訓練の時間まで、少しだけ間が開くことになった。
森崎はクリスを初めとする従騎士たちが利用している宿舎へと立ち寄る。

森崎「(ジェイガンさんの話だと、午後の訓練まであいつらはここで休憩してるって話だな)」

先程の敗北のショックをうまく和らいであげるのも教官としての役目。
森崎は管理人から宿舎の部屋の番号票を受け取ると柱にかけられた大きな時計に目を向ける。

森崎「回れるとしたら2人くらいか。さて、どうしたものかな」

☆どうしますか?(あと2回)

A クリスの部屋へ向かう
B カタリナの部屋へ向かう
C ルークの部屋へ向かう
D ロディの部屋へ向かう
E ライアンの部屋へ向かう
F 第九小隊のセシルの部屋へ向かう
G 第九小隊の傭兵Aの部屋へ向かう
H 第九小隊の傭兵Bの部屋へ向かう
I 先程の訓練で自分も疲れている。王宮に戻って休む

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

477 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 22:59:26 ID:9IwVjwSM
A

478 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:00:27 ID:wyYhys82


479 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:00:42 ID:J2vlu9Qk
A

480 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:01:35 ID:0cwoA4wY

カイン何にもしてないな

481 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 23:13:07 ID:???
>>480
森崎に【小盾】で攻撃を受け止められただけでしたね。
============
A クリスの部屋へ向かう


森崎「俺が指揮官に任命したことで、必要以上の緊張と責任を負わせちまったのかもなァ」

自分のせいで大事な後輩に潰れてもらってはいたたまれない。
森崎はクリスの部屋へ向かうと、数回ノックをして対応を待つ。

森崎「クリス、いるか?俺だ、森崎だ」


いるかな?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→クリス「はい、なんでしょうか?」セシル「あ、森崎殿!」第九小隊のセシルと一緒に出てきたぞ
ハート→クリス「はい、なんでしょうか?」カタリナ「こ、こんにちは…」カタリナと一緒に出てきたぞ
スペード→「はい…」元気のない顔で出てくる。やはり負けたことがショックなようだ
クラブ→返事がない。どうやらどこかへ出ているようだ。
JOKER→クリス「ちょ、ちょっと待ってください!」なんだか部屋の中からバタバタと音が聞こえる…

482 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:14:50 ID:???
いるかな?→ スペード7

483 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:15:08 ID:???
いるかな?→ クラブ4

484 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 23:34:01 ID:???
いるかな?→ スペード7
>スペード→「はい…」元気のない顔で出てくる。やはり負けたことがショックなようだ


クリス「はい…なんでしょうか…」

どよ〜んといった擬音をバックに移しながら、暗い表情で出てくるクリス。

森崎「(うっ、こいつは結構重症そうだな…)」

見るからに落ち込んでいたクリスだったが、意外にもあっさりと森崎を部屋に招き入れる。
女性としてはいささか無防備のようにも感じるが、上官という立場の森崎相手に失礼な真似はできないのだろう。

クリス「先程は…すみませんでした。森崎さんの顔に泥を塗ってしまうような真似をしてしまって」

簡素なクッションに座って正面を向き合う二人。すぐさまペコリと平謝りをしてくるクリス。

クリス「全部私が悪いんです!もっと砦の守りに人数を割いていたら…
    もっと早く相手の部隊の戦力を減らすことが出来ていたら…こんなことにはならなかったはずなんです…」

森崎「ああ、そのことなんだが…」

485 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/16(木) 23:36:03 ID:???
☆どうしますか?

A「気にするな。勝負は時の運だ。さっきは運がなかったから負けたんだ」運がなかっただけだと慰める
B「お前には期待していたんだが、正直がっかりだな」あえて突き放す態度を取る
C「今回は負けてしまったが、実力ではこちらが上だったぞ」個人の勝負では勝てていたと伝える
D「敗因はこの俺。お前たちは最高の戦いをした」責任は自分にあると言う
E「この悔しさをバネにしろ。お前たちはまだまだ伸びる」敗北を糧にするよう語る
F「今回負けた原因は本当にそれだけだと思うか?」さらなる反省を促す
G「口を動かすより体を動かせ!午後の訓練前にその根性たたき直してくれる!」個人訓練できますが他の部屋に回れなくなります
H その他(好きな行動、台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
============
今夜の更新はここまで。参加していただきありがとうございました〜。
次回のチュートリアルはより本格的な戦場での行動訓練です。
出撃前の部隊編成や、拠点パートでの行動などを紹介できると思います。
それでは次の更新でお会いいたしましょう。

486 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:38:07 ID:J2vlu9Qk
H カタリナは軍師志望とはいえなぜ攻撃参加させなかったのかを問い詰める
  たとえ軍師であっても戦場では平等に狙われるのだから覚悟を決めるべきだと訴えていく

487 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:39:56 ID:qm40np/I

「いい勉強になったろ? 世の中には、きちんとはまった作戦をぶち壊す、とんでもない強者がいるんだ。
 ああいうのに当たったときはしょうがない。大事なのは、作戦を壊されたら次の対応をすることだ。
 今のお前みたいに一度の失敗でくじけてたたら、そんな対応はできやしない……あとはわかるな?」

建前:失敗はしょうがない、その後臨機応変に立ち回れるようになれ、凹んでてもしょうがない、と諭す
本音:超島国王女だからしょうがない

488 :森崎名無しさん:2011/06/16(木) 23:41:35 ID:9IwVjwSM
H>>487

489 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/17(金) 20:40:38 ID:???

「いい勉強になったろ? 世の中には、きちんとはまった作戦をぶち壊す、とんでもない強者がいるんだ。
 ああいうのに当たったときはしょうがない。大事なのは、作戦を壊されたら次の対応をすることだ。
 今のお前みたいに一度の失敗でくじけてたたら、そんな対応はできやしない……あとはわかるな?」

建前:失敗はしょうがない、その後臨機応変に立ち回れるようになれ、凹んでてもしょうがない、と諭す
本音:超島国王女だからしょうがない
============
森崎「いい勉強になったろ? 世の中には、きちんとはまった作戦をぶち壊す、とんでもない強者がいるんだ。
   ああいうのに当たったときはしょうがない。大事なのは、作戦を壊されたら次の対応をすることだ。
   今のお前みたいに一度の失敗でくじけてたたら、そんな対応はできやしない……あとはわかるな?」

森崎はクリスに失敗することは仕方がない。たった一度のミスでいちいち凹んだりせずに
その後どれだけ臨機応変に立ち回れることが大事なことだということを諭すように言い聞かせた。

クリス「……でも、せっかく森崎さんに指揮官に任命されたのにもかかわらず
    私はセシルの戦術に取り込まれ、負けてしまったんです。
    負けることで、失敗することで学べることがたくさんあるというのはわかります。
    だけどそれ以上に、森崎さんや第七小隊の仲間たちの期待を裏切ってしまったことが悔しいんです」

森崎「そうか。クリスは俺に指揮官に任命されたから緊張して失敗した。
   自分なんかが指揮官になれるような器なんかじゃない。どうして自分を指揮官に任命したんだ。そう言いたいんだな?」

クリス「! ち、違います!そんなつもりは……」

森崎「なぁ。どうして俺がお前に指揮官を命じたと思う?武力ならルークやロディもお前には負けていないし、
   それこそ部隊をまとめる指揮能力なら軍師志望のカタリナの方が安心して任せられた。
   それにもかかわらず、どうして俺はお前に指揮官を命じたと思う?」

クリス「それは……」

森崎「お前なら、たとえ失敗してもそこから這い上がれる強さがあると思ったからだ」

490 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/17(金) 20:42:06 ID:???
クリス「這い上がれる……強さ……?」

森崎「マルス王子からの手紙では、お前たち第七小隊のことを未来の期待の若手騎士と書かれていてな。
   訓練する前はそれはそれは楽しみにしていたものさ。だが実際にあってみれば
   遅刻はするわ戦闘には集中できてないわ、ジェイガンさんに負けてしまうわで期待はずれもいいところだったぜ」

クリス「う……すみません……」

森崎「だがな。俺も昔はそうだったんだよ。失敗して、馬鹿にされて、悔しい思いをたくさん重ねてな。
   なにくそ、絶対もっとうまくなって周りの連中を見返してやる、そして俺を馬鹿にしたことを後悔させてやる!ってな。
   クリス。期待なんて裏切ってなんぼさ。人ってものは意外と何度でもやり直せる強さを持っているものなんだぜ」

もっとも森崎の『リセット』の力は文字通りに都合の悪い物事を無かった事にしてやりなおすという反則級の技なのだが。
それでも『やり直し』という精神を森崎はクリスに分かって欲しかった。失敗や後悔を後ろ向きに捉えないで欲しい。
経験を積み上げ、過去のミスを振り返り、全てを自分のプラスに変える。
そうすることでほんの僅かずつかも知れないが、確実に前へと進んでいける不屈の心を森崎はクリスに語った。

森崎「ま、今回はシーダ姫が相手というのも運が悪かった要因の一つだな。
   あの人が前にでてきてしまったらしょうがない。悪いことは早めに忘れて前向きになることも大事だぞ。
   今回の勝負はあくまでも訓練だったんだから。どうしても悔しい気持ちが抜けないのなら
   次の訓練で見返してやれ。仲間の信頼を取り戻すってんならそれしかないんだからな。
   おっと、それとこのことはシーダ姫には秘密だぞ。今度は俺の脳天が凹むことになっちまうからな」

クリス「…………はい!」

自分の心の中で森崎の言葉を噛み砕き、考えを整理していたのかしばらく間を開けてから
クリスはしっかりとした意志のもと、森崎に元気に返事を返してきた。

森崎「よし、以上で俺様のありがたい講義は終了だ」

クリス「ありがとうございました!午後の訓練では、きっと名誉挽回してみます!」

491 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/17(金) 20:43:44 ID:???
森崎「おう、その意気その意気。じゃあな」

軽く手を振って、森崎はクリスの部屋を後にした。
そしてクリスは自分の胸に手を当てると、もう一度森崎の言葉を心の中で繰り返す。

クリス「(這い上がれる強さ、か。そうだよね。くよくよするなんて私らしくもなかったな)」

※クリスの評価が上がりました



森崎「さて、あの様子だと午後の訓練に支障が出ることもないだろう。まだ少し時間があるが、どうするかな?」

☆どうしますか?(あと1回)

A クリスの部屋へ向かう
B カタリナの部屋へ向かう
C ルークの部屋へ向かう
D ロディの部屋へ向かう
E ライアンの部屋へ向かう
F 第九小隊のセシルの部屋へ向かう
G 第九小隊の傭兵Aの部屋へ向かう
H 第九小隊の傭兵Bの部屋へ向かう
I 先程の訓練で自分も疲れている。王宮に戻って休む

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

492 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 20:44:04 ID:cnnPocn2
E

493 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 20:44:40 ID:Ha2pPfb+
B

494 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 20:45:02 ID:SaRRCzSM


495 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/17(金) 20:55:10 ID:???
>E ライアンの部屋へ向かう


昨日の訓練の際、ライアンは今は亡き兄である
ゴードンの話を聞かせて欲しいと頼んできたことを森崎は思い出す。

森崎「ゴードンの弟のライアンか。ゴードンと最期に同じ部隊だった俺には、
   ライアンを兄に負けない一流の弓兵に育て上げる責任があるのかもしれないな」

そう呟きながら、森崎はさきほどクリスの部屋を訪れたときのように扉をノックして応対を待つ。

森崎「ライアン、いるか?俺だ、森崎だ」



いるかな?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ライアン「はい、どうしました?」ジョルジュ「久しぶりだな森崎」アカネイアのスナイパージョルジュと一緒に出てきたぞ
ハート→ライアン「はい、どうしました?」ノルン「こんにちは森崎くん」アリティアの先輩弓兵のノルンと一緒に出てきたぞ
スペード→ライアン「はい、どうしました?」トーマス「よぉー森崎、元気だったか?」アカネイアの弓兵トーマスと一緒に出てきたぞ
クラブ→ライアン「はい、どうしました?」おずおずとライアンが出てきた
JOKER→????「やぁ森崎、久しぶり!」で、でたー!おばけ〜〜〜!?

496 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 20:57:03 ID:???
いるかな?→ スペード5



497 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 21:01:22 ID:???
トーマスとは支援が発生していたくらい友好的だからいい雰囲気になれそうかな?

498 :森崎名無しさん:2011/06/17(金) 21:12:27 ID:???
21スレでミスターKとツバダンさんが数値一致させたんだったな

499 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 00:38:40 ID:???
>>497-498
トーマスと仲直り出来たのは本当に奇跡的な確率でしたからねw
話の内容によってはいい雰囲気だったり悪い雰囲気になったりするかも知れません。
============
いるかな?→ スペード5
スペード→ライアン「はい、どうしました?」トーマス「よぉー森崎、元気だったか?」アカネイアの弓兵トーマスと一緒に出てきたぞ

ライアン「はい、どうしました?」

トーマス「よぉー森崎、元気だったか?」

森崎「あ…お、お前はトーマス!」

扉を開けたライアンの後ろから、聞き覚えのあるやかましい声が聞こえてくる。
一度は殴り合いの喧嘩をするほどの仲違いをしながらも、
互いの実力を認め合うことでマブなダチとなったアカネイアの弓兵トーマスが来ていたのだ。
森崎はとりあえずライアンの部屋に入れてもらうと、久しぶりの友人との再開に花を咲かす。

森崎「へぇ。するとお前はこのアリティアに特別講師の一人として招待されたってことか」

トーマス「ああ。ジョルジュさんと一緒にな。早速今日の午後の訓練から参加させてもらう予定さ。
     他にもあちこちの国に要請がかかっているらしいぜ。ジェイガンさんもなかなかやり手だよな〜」

アカネイア騎士団の弓兵であるトーマスは、大陸一の弓使いと称される上官のジョルジュと一緒にこのアリティアへとやってきた。
そして森崎同様、従騎士たちの訓練のために特別講師として協力してくれるらしいのだ。

トーマス「そんで、このライアンって坊やに訓練前にこっそり弓の扱いをご教授してやってたってわけさ」

森崎「そうか。お前もライアンと同じ『アーチャー』だからな。コーチとしては適任か。それでジョルジュさんは何処に?」

トーマス「王宮の方に行ってるよ。他の講師の人と午後の訓練の準備中さ」

500 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 00:40:12 ID:???
森崎「それじゃあ午後の訓練は結構大人数になりそうだな。いったいどんな形式になることやら…」

ライアン「あの…それで森崎さんはどうして僕の部屋に?なにか用事があったんでしょうか?」

森崎「ああ、そうだったな。実は…」

ついトーマスと話し込んでしまい、ライアンへの用事を思い出した森崎は…


☆どうしますか?

A「約束通りお前の兄貴のゴードンの話をしてやろうと思ってな…」ゴードンの話をする
B「さっきの模擬戦でシーダ姫にやられた怪我はもう大丈夫か?」ケガの心配をする
C「せっかくトーマスが来てるんだし弓の練習でもするか?」弓の練習をする
D「ゴードンが死んだのは俺の所為なんだ。許してくれ!」ひたすら謝る
E その他(好きな行動、台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

501 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 00:47:53 ID:NGmkq2Oc
A

502 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 00:49:34 ID:z5AI0p+E
A

503 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 00:49:35 ID:vOsMoC+I
A

504 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:03:11 ID:???
>A「約束通りお前の兄貴のゴードンの話をしてやろうと思ってな…」ゴードンの話をする


森崎「約束通りお前の兄貴のゴードンの話をしてやろうと思ってな…」

ライアン「あ……はい。ぜひ聞かせてください。兄さんの話を、どうか…」

トーマス「ん?お前、兄ちゃんなんていたのか?」

ライアン「はい。僕とは6つ歳が離れた、先の大戦でマルス様と共にアリティア騎士団の一員として戦っていたんです」

トーマス「ふーんそうか。あれ?でも俺の記憶ではそんな奴は軍にはいなかったような……」

ライアン「…………」

顔を俯かせ押し黙るライアンに気を使うように、森崎はトーマスの耳元に向かって小声で言う。

森崎「…こいつの兄貴、ゴードンはアカネイアの都市ノルダの街で傭兵に襲われて戦死したんだよ」

トーマス「そ、そうか。俺はその後で救出されて仲間に加わったから知らないのも仕方が無いぜ」

知らなかったとはいえ、失言をしてしまったことを悔いて頭をかくトーマス。
しかしライアンはそんな様子を気にしてないと言わんばかりに気丈に答える。

ライアン「大丈夫です。それより聞かせてくれませんか?ゴードン兄さんと森崎さんの旅のお話を…」

森崎「あ、ああ…(俺の話で少しでもこいつの気が晴れてくれるなら…)」

505 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:04:42 ID:???
☆どうしますか?

A オレルアン騎士団と仲が良く、よく一緒に行動していたことを話す
B 顔に似合わず女好きで、仲間と合コンを開いていたと話す
C サッカーで色々と(主にシーダから)ひどい目にあっていたことを話す
D 同じ弓兵でタリスの猟師カシムと仲が良かったことを話す
E 人質に取られた仲間を助けるために勇敢に飛び出したことを話す
F 自分が仲間を失い落ち込んだ時、励ましてくれたことを話す
G その他(好きな話題をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

506 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:05:21 ID:G/TSaLFw


507 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:09:04 ID:bG5P9nDc
E

508 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:11:17 ID:OZdz96N+
E

509 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:33:54 ID:???
>E 人質に取られた仲間を助けるために勇敢に飛び出したことを話す


森崎「あれは…そうだな。確かディール要塞での戦いでの話だ。
   ミネルバ王女の妹であるマリア王女を救出するため、
   アカネイアへの進軍ルートを急遽変更して俺達はジューコフ将軍が守る砦へと攻め込んだ」

ライアン「その戦いでは、兄さんは森崎さんと同じ部隊にいたんですよね?」

森崎「ああ。あの時はゴードンにカシムって弓兵に、傭兵オグマに僧侶リフ。
   俺達5人は北の山間ルートから回りこむようにして敵の本拠地を目指して進軍していた。
   俺はオグマを先行させて攻撃を仕掛けさせたんだが、そのジューコフ将軍って奴がかなりの強敵でな。
   オグマはそいつに敗れ、そして山の中で俺達の部隊は進むことも戻ることも出来ずに孤立してしまったんだ」

トーマス「ゲゲッ、随分な修羅場をくぐってきたんだなお前…」

ライアン「そ、それからどうなったんですか?」

唾を飲み込み、緊張した面持ちでライアンは森崎の話に夢中になっている。

森崎「オグマを倒したジューコフは俺達の部隊を潰すべく進軍してきやがった。
   俺は仲間たちに隠れるように指示を出したが、リフってじーさんが捕まっちまったんだ。
   ……俺はそのとき非情にもそのじーさんを見捨てる選択をとった。
   オグマを失い、これ以上被害を増やさないためにはそれが最適な行動だと思ったんだ」

トーマス「うわぁ、お前って結構残酷だな!老人をもっと勞ってやれよ!」

森崎「いちいち話の腰を折るなよお前は!……そのときリフを助けようと飛び出そうとしたのがお前の兄貴、ゴードンさ。
   俺はあいつの勇気に感化され、自分の選択が間違っていたことに気付かされたのさ。
   仲間を見捨てて生き残っても意味が無い。救える命を救って勝ってこその優れた指揮官なんだって俺はあいつに教わったのさ」

ライアン「…そうだったんですか。今の森崎さんを作っているのは兄さんの勇気も含まれていたんですね…嬉しいです」

510 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:35:49 ID:???
森崎「俺はあいつに大事なことを教わった。だが、その礼をする前にあいつは俺の前から姿を消した。
   ……すまなかったなライアン。お前にとっては血を分けた大事な兄貴だったんだろ……?それを俺は……」

ライアン「……いいえ、こうして森崎さんが兄さんのことを大事に思っていることを知れただけで、僕は満足です……
     森崎さん。これからは僕が兄さんの意志をついで、兄さん以上の勇気を持てるように頑張ります。
     そしていつか、兄さんの代わりに森崎さんからお礼をいただく。それが今の僕の目標です」

森崎「ライアン……」

トーマス「ぶえ〜〜〜ん、エエ話や〜〜〜!涙がチョチョ切れるで〜〜〜!」

森崎「(やっぱりこいつはもう一回くらい徹底的に殴っておいたほうがいいか…?)」

しんみりとした空気を一蹴するトーマスの涙に森崎がうんざりしつつあったそのときである。


感動トーマス→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→トーマス「よし、今日から俺が君の兄さんの代わりだ!」なんとライアンの兄貴を宣言!?
ハート→トーマス「よし、今日は君に俺の技術を徹底的に伝授しよう!」トーマスが師匠を宣言!?
スペード→トーマス「これからは森崎が君の兄さんの代わりだな!」何故か森崎とライアンの仲を取り持つ!
クラブ→トーマス「で、その作り話のオチはなんなんだ?」トーマスがとことん話の腰を折る!
JOKER→なんとトーマスが突然顔の皮を剥いでいき――!?

511 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:36:03 ID:???
感動トーマス→ ダイヤ10

512 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:42:36 ID:???
気分屋トーマスw

513 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:49:40 ID:???
馬鹿だけどいい奴ポジションを獲得出来そうで良かったな暴走機関車

514 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:51:32 ID:???
>>512-523
今回の彼のように運良く『早期参加』の資格を得られれば活躍頻度も上がりますからね!
============
感動トーマス→ ダイヤ10
>ダイヤ→トーマス「よし、今日から俺が君の兄さんの代わりだ!」なんとライアンの兄貴を宣言!?


トーマスは情に厚い男である。特にこういった家族間の絆を伝える感動話に弱い。
ちなみに森崎も同様にこの系統の話に弱い。トーマスとウマが合うのも納得のいくところだろう。

トーマス「君はえらい!兄さんの遺志を継ぎ、是非とも立派なアーチャー、
     いいや、将来的にはスナイパーになるべきだ!
     よし決めた!俺は今日から君の兄さんの代わりだ!
     ゴードンの代わりに君の成長を身近で見守らせてもらうことにするよ!」

ライアン「え…あ…あの、どういうことでしょうか?」

森崎「いきなり何を宣っているんだお前は!」

トーマス「実はジョルジュさんと一緒に講師として付いてきたのは真っ赤な嘘です。
     俺は今日この日、アリティア騎士団の研修生としてアカネイアから遠征してきたのですよ」

バッ!

トーマスが取り出した書類には確かにその旨を記したものが貼られていた。
ジョルジュの紹介文には、他の騎士団で経験を積ませたい。
是非とも高名なアリティア騎士団の弓兵として役立てて欲しいと書かれている。

森崎「つまり…どういうことだ?」

トーマス「今日から俺は君たちアリティア騎士団の同僚ということだ!
     安心してくれたまえ。ライアンは俺が責任をもって一流の弓兵に育て上げてみせるから!」

515 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:54:23 ID:???
ライアン「は、はぁ……」

森崎「う、うそだろ…?この段階でいきなりトーマスがアリティア騎士団に加入だって…?」

トーマス「そういうことだ。正騎士のカインやノルンちゃんと一緒にお前たちの力になるぜ!」

ビシィ!っと音がなるくらいサムズアップを決めて笑顔を輝かせるトーマス。
こうして青天の霹靂とも言わんばかりの突然の移籍話に森崎とライアンはぽかんと口を開けることしか出来ないのであった…

※ライアンの評価が上がりました
※トーマスがアリティア騎士団に加わりました。ゴードンの代理を務めます。



午後の訓練はより実践的な戦場での訓練が予定されている。
部隊を分けて別々の作戦を行いつつ、味方の勝利を目指す形式である。

ジェイガン「第七小隊集合!」

ザザザッ!!

ジェイガン「よし、みんなきけ。これから行われる訓練を説明する。
      今日の実技だが、珍しい方に教官を務めていただくこととなった。
      アカネイア王国から我が国に来訪されたジョルジュ将軍、
      そしてワーレン傭兵組合からアテナ殿を特別講師として招待した」

ジョルジュ「アカネイア弓騎士ジョルジュだ。よろしく頼むよ」

アテナ「アテナ、この国で世話になった。受けた恩は返す。これ、人として当たり前のこと。
    アテナ、教えるのは苦手。でも剣を使うことなら負けない」

516 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:55:44 ID:???
ジェイガン「これから東の砦にジョルジュ将軍、西の砦にアテナ殿を敵将として配置する。
      お前たちは2つの部隊を作り、これらの砦を全て制圧することで勝利することが出来る。
      なお、部隊の振り分けの指導は引き続き森崎殿にやってもらうことにした。よろしく頼んだぞ森崎殿」

森崎「はいよー。(ジョルジュさんに…お、あの女剣士はドルーア本土での決戦で同盟軍として協力してくれた娘だったな)」

カタリナ「ジョルジュ将軍は大陸一の弓使いと呼ばれる弓の達人ですね。
     アテナさんは異国の珍しい剣技を扱う方とか。皆さん、頑張りましょう!」

一旦自軍の砦へと入り、進撃準備をする第七小隊の面々。そんな中、ルークが切ないため息を吐き出し黄昏ていた。

ルーク「はー」

ライアン「どうしたんですか、ルークさん?」

ルーク「どっかに若くて綺麗で優しくて可愛いシスターいないかな?」

ライアン「ど、どうしたんですかルークさん…いきなりそんなことを言い出すなんて…」

ロディ「まだ日は高い。寝言を言うには少し時間がズレているようだが?」

ルーク「だまらっしゃい!騎士にはさァ、ロマンスってもんが必要だろ?
    戦いで傷ついた俺を優しく癒してくれるようなさァ。
    この小隊にはそういった『癒しキャラ』がいないと俺は気がついたんだよ!
    な、クリス!そんなシスターがいてくれれば戦いももっともっと盛り上がるとは思わないか!?」

血走った目でクリスに顔を近づけるルークを引き剥がしながら、クリスは冷静に答えを返す。

クリス「ロマンスは知らないけど…怪我を治してくれる癒し手が入ればありがたいわね。
    といっても、私たちの中には僧侶やシスターといった癒し手はいないわ。誰かに助力を頼めればいいんだけど」

517 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:57:16 ID:???
カタリナ「あ、それでしたら先ほどジェイガンさんからの言伝なんですけれど、
     この小隊に助力してくれる癒し手の方が確かシーダ様のペガサスに乗ってまもなくやってくるそうですよ?」

ロディ「そうなのか?確かに今回の訓練は2つの部隊を作る上で少しでも多くの戦力がほしいところだが…」

ライアン「森崎さんはそういった話を予め聞いていたりしていましたか?」

森崎「いや…特には聞いていない。そもそもジョルジュさんたちの講師の件だって俺は初耳だったからな」

ルーク「なんだっていいさ!マイシスター!早く!早く会わせてくれ〜〜っ!!」

バッサバッサバッサ…

天に向かって叫び倒すルークの声に応えるように、ペガサスにまたがったシーダが現れる。

シーダ「お勤めご苦労さま、森崎くん」

森崎「ああ、早速来てくれたか。あれ?そういえば今回はマルス王子はいないのか?」

シーダ「ええ。公務でどうしても抜けられないらしくって…
    その代わりといってはなんだけど、この御方を遣わしてくださったわ」

ルーク「来た!メインシスター来た!これで勝つる!」

ペガサスからふわりと華麗に舞い降りるその癒し手の姿は、森崎がよく知る人物だった。

518 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:58:37 ID:???
シスタープリースト→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤQ→キレイなお姉さんは好きですか?マルスの姉ことエリス王女だ!
ダイヤA→カダイン留学の成果をここに!マケドニアの妹姫ことマリア王女だ!
ハートQ→マケドニアの可憐な聖女様!レナ司祭が来てくれた〜!
ハートA→グルニアからの刺客!レナの一番弟子ことマリーシアが先行登場だ〜!
それ以外→私は僧侶リフ。戦いはできませんが治療の杖が使えます。
JOKER→なにィ!アカネイアプリンセスことニーナ王女が直々にご来訪だ〜!?

519 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 02:59:56 ID:???
シスタープリースト→ ダイヤK

520 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 03:01:14 ID:???
色々そこじゃねえ感が漂うカードを引いちまった!w

521 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 03:01:29 ID:???
惜しいwww

522 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 12:15:35 ID:???
Kのリフならリライブを持ってるかもしれん

523 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 12:20:37 ID:???
トーマス加入にリフ登場……ああ、俺たちはアカネイア大陸に帰ってきたんだw

524 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 21:13:35 ID:???
>>429
と言っても破滅のツボとトラウマの二大爆弾抱えてるからなあ

525 :森崎名無しさん:2011/06/18(土) 21:24:50 ID:???
前者はともかく、後者はサッカーに関係ないから、
【だからこそ】というのもあるんじゃぜ?w

526 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 00:16:21 ID:???
>>520-522
実は当たり判定をダイヤKからAへと変えていたんですよね。実に惜しかったですw
>>523
長らくサッカーパートの方にシフトしていましたからね。
>>524-525
破滅のツボの所為で今の森崎は全力を出せない体質になってしまっていますからね。
============
シスタープリースト→ ダイヤK
>それ以外→私は僧侶リフ。戦いはできませんが治療の杖が使えます。


ルーク「(うへへ……仲間になってくれるシスターっていったいどんな娘だろうな。
    やはり俺としては艶やかな黒髪を持つ容姿端麗な美少女とか直球ど真ん中ストライクすぎるんですけど!
    怪我を治してくれながら『ルークさん、無茶ばかりしてはいけませんわ。あまり私を心配させないで』
    とか言われたら俺はもう辛抱タマランですタイ!)」

その時妄想に浸るルークの目に眩い光が広がっていく。
これが高貴な僧侶に相応しきオーラが放つものなのかとルークは期待と鼻の穴をふくらませる。

ルーク「う…うおぉ……おおおおおぉぉぉ!!」

アリティアの春の暖かな日差しに照らされて、その癒し手は光を放っていた。
真珠のようにすべすべでつるつるに磨かれた頭皮の輝きは
新品の鏡が日光を反射するかのように、ルークの眼にじらじらと影を落としていく。
彼の名はリフ。暗黒戦争にて森崎たちに協力してくれた高齢の僧侶である。
先日の日本への遠征にも招集されるなど、噂では森崎の密かなお気に入りとして知られている…らしい。

リフ「私は僧侶リフ。戦いはできませんが治療の杖が使えます。
   ジェイガン殿からお話は伺いました。よろしければ癒し手として力をお貸ししましょう」

ルーク「あれ…?おかしいな、あまりの眩しさに急に目の前が暗くなっちまった…へへ……まいるぜまったく……」

527 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 00:18:35 ID:???
ロディ「現実から目をそらすなルーク。実に経験豊富で頼りになりそうな理想の癒し手ではないか」

ライアン「そうですよルークさん。あの方は首都タリスの郊外に孤児院を建てられているリフさんですよ」

ルーク「おおーうおおーう……お、俺のダイヤの女神様がァ…理想のシスターがァ…」

血の涙を流しながら、ルークは手で顔を覆って慟哭する。

リフ「…おや、どうしました?そちらの方はどうやら顔色が良くないようですが…」

クリス「あー、いえ……」

カタリナ「ルークのことなら大丈夫です。これからよろしくお願いします、リフさん」

にこりと笑いかけ、リフの助力を歓迎するカタリナたちの様子を遠目に見ながら森崎は苦笑する。

森崎「おいおい、よりにもよってあの人かよ。他になんとかならなかったのか?」

シーダ「あら。私はてっきり喜んでくれるかと思ったのに。
    森崎くんは日本への遠征まで同行を依頼するほど、リフさんのことを信用していたんじゃなかったの?」

森崎「(うー…なんだかんだで色々と俺にとって縁があるんだよなあの人は…正直きっぱりと否定はできん)」

シーダの言葉に顔を渋くしながらも、森崎は貴重な癒しの杖の使い手リフとの再会を喜ぶ?のだった。
その後、リフに加えて午前に引き続きシーダが、そして先ほどアリティア騎士団の正騎士に加入したトーマスが協力してくれることになる。

シーダ「今度はあなた達の力になれるように槍を振るわせてもらうわね」

トーマス「ジョルジュさん仕込みのアカネイア弓術でお前たちを助けてやるぜ」

リフ「第七小隊の方々のお役に立てるようがんばりましょうか」

528 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 00:20:12 ID:???
クリス「シーダ様、トーマスさん、リフさん、どうぞ宜しくお願いしますね」


※シーダ、リフ、トーマスの3人が今回の第七小隊の訓練にかかさず参加します。


森崎「これで今回の訓練に参加する人間は以下のとおりになるな」

☆アリティア従騎士第七小隊

指揮レベル2
森崎 カタリナ

指揮レベル1
クリス

その他
ルーク ロディ ライアン シーダ リフ トーマス

529 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 00:21:39 ID:???
森崎「よし、それじゃあまずは出撃前の部隊編成についておさらいをするぞ。
   まずは部隊ごとの作戦が数種類用意される。今回の場合は
   ジョルジュさんが待つ東の砦とアテナが待つ西の砦の制圧だな」



@東の砦攻撃部隊(ジョルジュ率いる正騎士たちが訓練相手。拠点パートあり。敵に弓兵が多い)
A西の砦攻撃部隊(アテナ率いる傭兵たちが訓練相手。敵に剣士が多い)



ロディ「今回我々が攻略する任務は2つ。すなわち振り分ける部隊は2つとなるわけですね」

ライアン「弓兵中心の部隊と剣士中心の部隊ですか。手ごわそうですね…」

ルーク「しつもーん。@の作戦にある『拠点パート』ってのはなんなんすか?」

森崎「この拠点パートというのは進軍の合間に村や砦などの中継ポイントがある印だ。
   ここで一旦休息をとったり、有益な情報を得たりする。
   店などがある場合は武器を買ったり、訓練をして次の戦いに備えることも可能なんだ」

カタリナ「ということは、今回は東の砦の方が多くの敵兵がいると見たほうがいいかもしれませんね」

クリス「中継ポイントがある分、きつい戦いが待っているということかしら?」

森崎「全てがその通りってわけではないが、まぁ今回はそう予想しても間違いじゃないだろう。
   注意すべき点がある場合、大体のことは予め知ることが出来るようになっているからな。
   それじゃあ早速この9人で2つの部隊を作るわけなんだが…」

530 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 00:23:31 ID:???
☆どうしますか?

A 全部自分で決める(2つの部隊を自分で振り分けることができます)
B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます)

※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。
【クリス・カタリナ・ルーク・ロディ・ライアン・シーダ・リフ・トーマス】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

531 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 00:24:35 ID:leozz07o
Bクリス

532 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 00:24:56 ID:IxTKvP0U


533 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 00:25:40 ID:???
B ロディ

534 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 00:25:49 ID:UQOxeIR2
B ロディ

535 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 00:26:42 ID:ey1F5oX6
age忘れ
B ロディ

536 :ツδつδ環ブツδ個δ& ◆/ULmbmmOkY :2011/06/19(日) 21:35:35 ID:???
>B ロディ

森崎「ロディ。お前、部隊編成をやってみないか?」

ロディ「私が…ですか?」

ロディは突然の指名に驚きつつも、すぐに普段の冷静な表情に戻る。

森崎「ここで俺が編成してもいいんだが、それではお前たちのためにならん。
   どんな兵種の組み合わせが進軍に適しているのか、任務に適しているのか。
   どのメンバーを中継ポイントで強化していくのかを実際にやってみて学んで欲しい」

ロディ「(なるほど。森崎殿は我々の判断力を試しているというわけか)
    わかりました。それでは今回は私なりに部隊を振り分けてみます」

森崎「おう。期待しているぞ。
   (ジェイガンさんから言われたとおり、今日の訓練の後で俺が第七小隊の部隊長を任命しなくてはいけない。
   クリスもそうだが、このロディもなかなか指揮官に向いている面構えだと思うが…さて、どうなるものかな)」

カタリナ「慎重なロディのことですからきっと安全な部隊を作ってくれることでしょう」

クリス「ルークと違ってね」

ルーク「そうそう、俺と違ってロディなら…っておい!」

未だ傷心の癒えぬルークが吠える中、ロディは部隊表をしばらく眺める。

ロディ「(東の砦は弓兵中心の部隊と聞く。シーダ様のようなペガサスナイトは弓に弱いから危険だな。
    西の砦は剣使いが中心…ならば、槍を扱うクリスや私たちソシアルナイトが適任かもしれない)」

兵種の弱点や武器の相性などを考慮しつつ、ロディはまずは人数の割合を考える。

537 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 21:37:07 ID:???
↑の表記がおかしくなっていますが私です。いったいどうしてこんなことに…?
============
ロディの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→5:4
スペード・クラブ→6:3
JOKER→ちょっと待った!なんと新たな助っ人が!?

538 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 21:39:27 ID:???
ロディの判断→ ハート4


539 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 21:39:28 ID:???
ロディの判断→ クラブ10

540 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 21:57:09 ID:???
ロディの判断→ ハート4
>ダイヤ・ハート→5:4

ロディ「(まずは東の砦部隊を5人。西の砦部隊を4人にして…」

正騎士たちが訓練相手である東の砦の攻略をやや重視しつつも、
西の砦の戦力をそこまで減らさないように分配するロディ。

森崎「(無難に安全策を取ったか。拠点パートでの強化を狙うのなら
   そこに思い切って人数をつぎ込むってのも一つの戦術なんだがな)」

村や施設のある拠点パートは主戦場とは別になっていることが多い。
主力を固めて万全の体制を取るか、主戦力を削って強化を狙うか、それは指揮官の好みによるものだ。
そしてロディは部隊全体のバランスと安全性を重視し、今回の割合を選んだ。

ロディ「次に東の砦部隊の編成だ。ここは……」

541 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:00:01 ID:???
ロディの判断→! dice

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

奇数→
☆ロディ
・ルーク
・ライアン
・トーマス
・森崎
偶数→
☆クリス
・カタリナ
・森崎
・リフ
・ライアン

542 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:00:37 ID:???
ロディの判断→ 3

543 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:22:17 ID:???
ロディの判断→ 3
☆ロディ
・ルーク
・ライアン
・トーマス
・森崎
============
ロディ「東の部隊の指揮は私が取る。
    ルーク、ライアン、トーマス殿。そして森崎殿は私の部隊に入ってください」

ルーク「正騎士たちの方が手応えがありそうだからこっちのほうが面白そうだぜ」

トーマス「ジョルジュさんのことだから何か仕掛けてきそうだな。気を付けろよライアン」

ライアン「は、はい…(なんだか分からないけど気に入られちゃったの…かな?)」

森崎「(ふむ。戦力的にも支援的にもなかなかのバランスだな。
   ……問題があるとするならば女っ気がまったくないということだけか)」

ロディ「では、西の部隊はクリスが指揮を取ってくれ」

クリス「分かったわ。カタリナ、シーダ様、リフさん、宜しくお願いしますね」

カタリナ「剣使いは総じて速さや技が高いんですよね。連続攻撃に気をつけてくださいねクリス」

出撃準備が整い、いざ出陣といったところでジェイガンが森崎の前に現れる。

ジェイガン「森崎殿、今回の訓練からお主の経験値を仲間にも分け与える『学習』という項目を伝えるのを忘れておった。
      成長著しい彼ら従騎士に森崎殿の稼いだ経験値の『半分』もしくは『全部』を
      指定した仲間の一人に分け与えることができるのだ」

544 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:24:40 ID:???
森崎「早いとこ一端の戦力にするために、俺の好みの仲間に経験値を分けることが出来るんだな。
   確か以前に成長が限界を迎えてしまったときにもそんなことがあったな」

ジェイガン「経験値を与えられる対象は以前のとおり同じ部隊の仲間のみ。
      しかし今回からは特にレベルや職業の制限はない。
      これまで多くの仲間の成長を引き出してきたお主の特権だ。有効的に使うように」

森崎「ああ、分かったよ。それじゃあ今回の出撃ではどうするかな?」



☆『学習』を行いますか?

Aロディ
Bルーク
Cライアン
Dトーマス
E今回は見送る

1『経験値半分』
2『経験値全部』

※アルファベットと数字を組み合わせて森崎の行動を選択してください。
(例)A1…今回の戦いではロディに全ての経験値を半分与える

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545 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:25:39 ID:leozz07o
A1

546 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:25:46 ID:???
C1

547 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:26:48 ID:PrRuzvqc
C1

age忘れた

548 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:27:15 ID:+tBMROwQ
C2

549 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:36:53 ID:CkDYhb46
C1

550 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:37:36 ID:32SJOTzg
C1

551 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:49:31 ID:???
Cライアン
1『経験値半分』
============
森崎は弓の現の張り具合を入念にチェックしているライアンに話しかけに行く。

森崎「ライアン、今回の戦いで俺の戦い方をよく見ておくことだ」

ライアン「はい。森崎さんの戦い方を参考にさせてくださいね」

先程のゴードンの話をしてからか、森崎に対する僅かな刺々しさは無くなり、
信用の眼差しを向けながらライアンは微笑んでくる。

トーマス「おいおい、参考にするのなら同じ弓使いの俺だろ、俺!」

森崎「武器の扱いだけじゃないさ。どう動けば相手との有利な間合いが取れるか、
   戦いに関しての様々な心がけってのを叩き込んでやるぜ」

※今回の戦いで森崎はライアンに経験値を『半分』渡します。

552 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:51:06 ID:???
〜ロディ隊〜

ロディ「東砦攻略部隊、ロディ隊出撃するぞ」

ルーク「おっしゃあ!派手に行くぜ!」

ライアン「午前の訓練のように失敗しないようにしないと…頑張ります!」

トーマス「森崎と同じ部隊で戦うのはラーマン神殿の探索以来か。懐かしいぜ」

森崎「そうだなぁ。(バヌトゥさんやチキちゃんは今頃どうしてるんだろうか)」

旧友との共闘で昔を懐かしみながら、森崎はロディ隊の最後尾を走っていく。
しばらく進軍を続けるロディたちだったが、一向に敵部隊の影が見えてこない。

ロディ「おかしいな。予定ではそろそろ敵部隊との交戦に入る頃だが…」

ルーク「どこかにこっそりと潜んでいたりするのかね?それとも単純に向こうの進軍が遅れてるだけか?」

ライアン「でも、この機会に予め戦闘の対策が取れそうですよ」

トーマス「偵察をしたり、有利な地形を探したりだな」

森崎「ロディ、この部隊の指揮官はお前だ。どの指示が最適なのか考えて出すんだ」

ロディは少し迷っていた。弓兵中心の部隊という情報は受けているが
その弓兵以外の敵部隊の戦力が予想できない。
アリティアの正騎士たちが訓練相手として戦ってくれている以上、
ソシアルナイトなどの機動力に優れる兵たちも紛れている可能性が高いのだ。

553 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/19(日) 22:53:26 ID:???
ロディ「(なるべくならば先手を取っておきたい。だが、安全に行くにはやはり地形を見つけるのが先か…?)」

森崎「(慎重になるのは大事だが、判断を遅くする考えは休んでいるのと一緒だぞロディ…)」

なかなか指示を出さないロディに少しイライラを募らせつつも、森崎は部隊長の指示を待つ。


ロディの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「偵察をして先制攻撃の確率を上げるか
ハート→「有利な地形を探して守りを固めよう
スペード→「そういえば森崎殿。以前に貸した『鉄の剣』のことなのですが…
クラブ→「そういえば森崎殿。以前に貸した『鉄の剣』をそろそろ返していただけませんか?
JOKER→「森崎殿、少し話をしていただけませんか?大事な話です…

554 :森崎名無しさん:2011/06/19(日) 22:57:23 ID:???
ロディの判断→ スペード10

555 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/21(火) 22:10:36 ID:???
ロディの判断→ スペード10
>スペード→「そういえば森崎殿。以前に貸した『鉄の剣』のことなのですが…

ロディはふと何かを思い出したような顔をすると、少し控えめな態度で訪ねてくる。

ロディ「森崎殿。先日の訓練でお貸しした『鉄の剣』のことなのですが…」

森崎「ん?ああ、この剣のことか」

森崎にとっても武器を使った戦闘は久しぶりのことだったので、
斧以外の武器にも早いうちに慣れるためにとロディから借りていた剣を取り出す。



鉄の剣がどうした?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「先ほど新しい剣が支給されたので、その剣は差し上げます」
スペード・クラブ→「軽い武器がないと不便なんです。そろそろ返していただけませんか?」
JOKER→「その鉄の剣は鉄は鉄でも『風魔鉄』と呼ばれる珍しいシロモノらしくて…

556 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 22:10:52 ID:???
鉄の剣がどうした?→ ハートA

557 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/21(火) 22:32:12 ID:???
鉄の剣がどうした?→ ハートA
>ダイヤ・ハート→「先ほど新しい剣が支給されたので、その剣は差し上げます」

ロディは森崎の持つ鉄の剣とまったく同じものを取り出しなたが言葉を続ける。

ロディ「先ほどジェイガン様から同じ鉄の剣を支給されたので、その剣は森崎殿に差し上げます」

森崎「ああ、そうなのか。なんだか少し申し訳ないな」

ロディ「いえ、訓練の効率化を考えれば森崎殿の武器は多い方が便利なのでしょう?
    ただ、前大戦で壊れた施設の復旧のために、頑丈な鋼や銀製の武器の殆どは
    建物などの材料へと変えられていたりと、我々従騎士たちの武器までなかなか手が回らないらしいのです」

森崎「財政難ってやつか。マルスもいろんなところで苦労してるみたいだな…」

ロディ「質の悪い武器でも持ち主の力量次第では活躍できるはずだと私は考えています。
    はやく立派な正騎士となり、アリティアを守れる盾となれるよう訓練に励む所存です」

森崎「(だからといっていつまでも鉄製の武器だと後々苦労しそうだけどな。
   拠点で武器を買ったり、いざとなれば敵兵からぶんどってでも
   優秀な武器を得る方法をなんとか探しておかなくちゃいけないかもな)」

暗黒戦争ではキルソードやドラゴンキラーなど優れた武器を扱っていた森崎は
鋼の武器すら満足に持てないロディたちの現状を気にしつつ、進軍を続けるのだった。

558 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/21(火) 22:34:30 ID:???
ライアン「トーマスさん!前の方から何か土煙みたいなものが見えませんか?」

トーマス「気がついたかライアン。どうやら敵の部隊と接触したようだぜ」

視力に長ける弓兵の二人が、徐々に接近してくる訓練相手のアリティア騎士団の姿を発見する。

ルーク「たしか前情報では弓兵が多い構成になっているんだよな?」

ロディ「ああ。そこにソシアルナイトやアーマーナイトなどの騎士たちが混合している可能性が高いと見ている」

森崎「相手の部隊に騎兵が多いと先制を取られる可能性があるな。
   ロディ、ルーク、お前たちの動きにかかっているぞ。午前の訓練みたいに
   みすみす相手に先手を譲るようなヘマはするんじゃないぞ」

ルーク「わ、わかってらぁ!やってやるぜ!」

ロディ「…善処します。ロディ隊、敵部隊との間合いを測りつつラインを張るぞ!」

ロディの号令のもと、先手を取るためにロディ隊の面々は動き出す。


VSジョルジュ軍@→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アーチャー2人(K〜5でロディ隊の先攻)
ハート→アーチャー2人、アーマーナイト1人、ソシアルナイト1人(K〜6でロディ隊の先攻)
スペード→アーチャー3人、アーマーナイト2人、ソシアルナイト1人(K〜6でロディ隊の先攻)
クラブ→アーチャー3人、アーマーナイト2人、ソシアルナイト2人(K〜7でロディ隊の先攻)
JOKER→アーチャー1人…?でもどこかで見覚えのある顔だぞ…?

559 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 22:34:51 ID:???
VSジョルジュ軍@→ クラブ4

560 :森崎名無しさん:2011/06/21(火) 22:37:05 ID:???
敵の数を決めるカード引きの悪さは相変わらずかw

561 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/21(火) 22:50:34 ID:???
>>560
相変わらず派手なのぼりを掲げていたりするのでしょうかw
============
VSジョルジュ軍@→ クラブ4
>クラブ→アーチャー3人、アーマーナイト2人、ソシアルナイト2人(K〜7でロディ隊の先攻)
※ジョルジュ軍の先攻です。

ロディの指示は的確だった。敵軍の進撃を食い止めるために森崎、ルーク、ロディの3人を前線に起き
弓兵であるトーマスとライアンで攻めこんでくる敵兵を順次に狙い撃ちしていく。
だが、肝心の指示が全員に行き渡る頃には既に敵部隊は目の前まで迫ってきてしまっていたのだ。

ロディ「し、しまった…慎重になりすぎたのがいけなかったのか…」

ライアン「うわああ!?しかも相手は7人ですよ!?明らかにこっちが不利です〜!」

ルーク「だぁ〜!バカロディ!そんなんじゃ指揮官失格だぜコンチキショー!」

トーマス「文句をいうのは後だ後!まずは相手の攻撃を耐えるために防御の準備だ!」

森崎「その通りだ!相手に先手を譲るのはまだいい。受けの戦法ってのもあるくらいだからな。
   だが主導権を…戦いの流れって奴までは渡すなよ!」

ロディ「わ、わかりました…(くっ…そうそう上手くはいかないか。やはり理論を実践に起こすのは難しい…)」

内心では失敗とピンチによる恐怖で震え上がっているロディなのだが、
過去の弱気な自分を変えようと、冷静に振舞うことで心を落ち着かせようと試みる。

ロディ「(アリティア騎士たるもの…決して弱い心を持ってはいけないんだ…!)」

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